石田勝之

いしだかつゆき



当選回数回

石田勝之の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第159回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○石田(勝)委員 きのうの予算委員会で、日本は世界の中で一番安心で安全で住める国だった、しかしながら、その日本の神話が崩れてきた、細川委員の質問の中でも、総理とのやりとりの中でも、そういったことが議論されてきたわけであります。私は、その治安という点について、角度を変えてちょっと総...全文を見る
○石田(勝)委員 この児童虐待の問題、五年近く前に私が青少年の初代の委員長になった折から、これを超党派で立法化しようという動きが始まって、正直、当時、坂口厚生大臣、当時のいきさつはよく御存じだというふうに思いますが、なかなか世の中、虐待に対しての認知度、理解、また、この国会におい...全文を見る
○石田(勝)委員 総理、いかがでしょうか。例えば常設のプロジェクトの委員会をつくるとか、今、坂口大臣は賛成だとおっしゃっていましたけれども、虐待防止のための月間をつくるとか、そういったことについていかがでしょうか。
○石田(勝)委員 それでは次に、坂口厚労大臣にお伺いをいたします。  この児童虐待の問題については、私はやはり、予防、早期発見が何より必要だというふうに思っております。とにかく養育力のない家庭が多くなってきている、ここが一番の問題だろうというふうに私は思うんです。そして、子供を...全文を見る
○石田(勝)委員 確かに、あるところでは民生児童委員の人が頑張っているところもあるし、保健師の人がやっているところもあるし、坂口大臣が言うとおりだろうというふうに思いますが、ただ、今、保健師の話が出ましたが、母子保健法と地域保健法の中に、この虐待対応に当たることについての義務づけ...全文を見る
○石田(勝)委員 河村大臣、私もいろいろ小学校、中学校なんか、運動会だとか何かに呼ばれたりして行きますよね。そうすると、校長先生の隣に座って、学校によってはその校長が私の耳元で、あの子は虐待を受けているんですよとか、あの子はこうなんですよと言って、一生懸命そういったものについて注...全文を見る
○石田(勝)委員 次に、立入調査権のことについてお尋ねをいたします。  これは親と児童相談所との間でよくトラブる件でございまして、私どもの埼玉県では、四十八時間以内に対面確認をしろということを、時間的制限を義務化いたしました。これは全国で初めてのことであります。  岸和田事件...全文を見る
○石田(勝)委員 私は、警察官が立ち会ってきっちりとやるべきだ、それらの点については、これから改正時もありますから、盛り込むようにやりますが、やはりそこの意気込みをきちっと警察としても持つべきだというふうに思っております。  法務大臣、これは法務省は少しちゅうちょするというか消...全文を見る
○石田(勝)委員 この問題について、次の質問がありますから私は法務大臣と議論をすることは避けますが、運用で可能だといったって、結局、現場へ行けば、じゃ、そんなことどこの法律に書いてあるんだとか、もうそれはすごいわけですよ。これは運用で可能ですからとか、今の段階では八百三十四条の改...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、質問通告の二番、三番をちょっとかえさせていただいて、竹中大臣にお伺いをさせていただきたいというふうに思います。  小泉総理は、去年後半の株高を見て、改革の芽が出てきたと大変喜んでおられたわけでありますが、しかし、エコノミストの間では、景気の兆しが出て...全文を見る
○石田(勝)委員 今、この不良債権処理については順調に進捗している、こういう竹中大臣の答弁がありましたけれども、UFJの大口の取引先であるダイエー、ここなんか順調にいっているんですか。
○石田(勝)委員 個別の案件についてはお答えできないといっても、金融庁が二月にダイエーに再検査に入るんでしょう。問題がなければ、ダイエーの再検査に別に入る必要ないでしょう。問題があるから入るんじゃないんですか。違うんですか。再検査だもの。
○石田(勝)委員 だから、二月に再検査に入るんですか。
○石田(勝)委員 個別の案件、個別の案件ということをおっしゃっていますけれども、これは銀行には公的資金を注入したんですよね。それで、竹中さんは、つぶすものはつぶすんだと。本当につぶれたところもあったんですよ。しかし、例えばダイエーなんかは救済されたんですよね。だから私は聞いている...全文を見る
○石田(勝)委員 この問題、やっていても、また同じ答弁ばかりやって時間が食っちゃうのかなというふうに思いますが。  それでは、新生銀行がこの十九日に東京証券取引所に上場するわけであります。そして、新生銀行はリップルウッドグループが十三億五千八百万株を保有しているわけであって、こ...全文を見る
○石田(勝)委員 要するに、投入額が七兆八千、それから損失は五兆円前後ということだと私は思うんですが、違いますか。
○石田(勝)委員 このリップルウッドグループは、今回、保有株式の三分の一しか売り出せないんですね。それで、百八十日後に全部売却できる。そういうことになっているわけですが、この元手、わずかといえばわずかなんですが、千二百十億円の投資がわずか四年で七千二百億円に近い利益を生み出すんで...全文を見る
○石田(勝)委員 だから、要するに一円も課税できないということなんですよね。七千二百億円以上の利益をこのわずか四年間で生み出しておいて日本としては一円も課税できない、こういうことなんですよね。こんなばかばかしい話はないんですよね。  それで、新生銀行から八千五百三十億円の不良債...全文を見る
○石田(勝)委員 これは国民が聞いて本当に唖然とする数字だと思いますね。今、百万の手形が落ちないといって金策に走っている中小企業の経営者なんていっぱいいるんですよ。それがいとも簡単に、いや、八千五百三十億円のこれは損失ですとか、このやり方が、もう一遍聞きますけれども、まことに、こ...全文を見る
○石田(勝)委員 何らかのロスというのは何ですか、何らかのロスというのは。
○石田(勝)委員 竹中さん、私が聞いているのは、リップルウッド以外にもこの瑕疵担保条項を条件に出してきたところがほかの中になかったのかと聞いているんですよ。
○石田(勝)委員 違う、違う、違う。私が聞いているのは、一般論としてもとか、それは述べられないとかと言ったって、十数行のうちリップルウッドが、その瑕疵担保条項が提案書の中に入っていたんでしょう。ほかのところもあったんでしょう。それを聞いているんですよ。それを聞いているんだよ。
○石田(勝)委員 いや、何も難しいことを聞いているんじゃないんですよ。その二次ロスの中でいろいろなことが提案書の中で入ってきた、それで、瑕疵担保条項がほかの十数行の中にあったかどうなのか。あったかなかったかでいいんですよ。はっきり答えなきゃ質問できないだろう。
○石田(勝)委員 何もそこの名前を出せと言っているんじゃないんですよ。
○石田(勝)委員 確認というのはどういうことですか。わからないということですか。わからないということなんですか。委員長の先ほどの指示に従えないということなの、答弁は。
○石田(勝)委員 この瑕疵担保条項というのは、アメリカの取引にもあるわけですが、これは全体の五〇%が普通なんですよ。瑕疵担保条項が一〇〇%なんというのは、これはリップルウッド社に日本が、金融庁が完全にのまされたということなんだよ。いずれにしても、その調査結果をきちっと出してくださ...全文を見る
02月25日第159回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○石田(勝)委員 石田勝之でございます。  きょうの日経新聞に、囲みでありますけれども、「景気の潮目変わった 首相、余裕の分析」こういう記事が載っておりました。「小泉政権が支持を得ていると実感できるようになったのは、景気の好転が大きい」きのう経済評論家との会合の席でこう分析した...全文を見る
○石田(勝)委員 だから、つまり、総理は、二十兆かかるところを十兆五千億に半減する、こうおっしゃったわけですよ。それを聞いていた国民は、ああ、高速道路の建設費は半分になるんだな、こう思ったと思うんです。  今、石原大臣は国直轄の三兆円の話をしましたけれども、かかるコストは、だっ...全文を見る
○石田(勝)委員 有料にせよ無料にせよ、BバイCにせよ、要するに、かかるコスト、かかる建設コストは十三兆五千なんでしょう。それは間違いないんでしょう。それを言ってくださいよ。有料であろうが無料であろうが、かかるコストは十三兆五千なんでしょう。
○石田(勝)委員 私が言っているのは、有料であろうが無料であろうが、高速道路をつくる建設コストには変わらないんでしょうと言っているわけ。それは十三兆五千でしょうと言っているの。それがイエスかノーかなんですよ。  私は、有料であろうが無料であろうが、高速道路にかかる建設コストは十...全文を見る
○石田(勝)委員 総理の発言ですから、いかがですか、今の話を聞いて。
○石田(勝)委員 道路公団の建設にかかる費用が有料であろうが無料であろうが十三兆五千かかるということは、今、石原大臣は認めたんですよ。高速道路にかかる経費、これは十三・五兆でしょうと言っているわけですよ。だから半減じゃないでしょうと言っているわけです。
○石田(勝)委員 私も総理はそういうふうに答えると思った。  それで、総理は、今国会の所信表明演説で、「規格の見直しなどによる建設コストの徹底した縮減により、有料道路の事業費を当初の二十兆からほぼ半分に減らします。」こういうふうに言っているわけですね。「建設コストの徹底した縮減...全文を見る
○石田(勝)委員 私は、要るとか要らないとかと言っているんじゃないの。そうやって話をすりかえるんじゃないんだよ、石原さん。  「建設コストの徹底した縮減により」とはっきり言っているんだよ、これは本会議で。「有料道路の事業費を当初の二十兆からほぼ半分に減らします。」と本会議で言っ...全文を見る
○石田(勝)委員 だから、私は、要らないなんということは言っていないんだよ。「建設コストの徹底した縮減により」と。数字のうそをつくなと言っているんだよ。有料道路の事業費で惑わしているんですよ。そこをはっきりしなさいというんだ。(発言する者あり)理解の問題じゃないよ。あなた方が理解...全文を見る
○石田(勝)委員 時間がないから先に進みますが、この決着は上下分離方式で採用されたわけですよね。それで、今回の道路公団の民営化は、少なくとも四十五年間は道路の所有権は持たない、こうなっているわけですね。これ、族議員と国交省の意向で道路建設がどんどん進められるのは明らかだろうという...全文を見る
○石田(勝)委員 大臣、きのう、この四十五年の議論になったときに、法律に明記した、そういうふうにおっしゃっていましたね。それで、これ、四十五年経過した時点で、そのときは恐らく私も石原さんもいないと思いますが、債務が残っていたらどうするのかという問題になりますよ。  だから、私が...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、道路公団のファミリー企業についてお尋ねをいたします。  いわゆる道路公団のファミリー企業は今何社ありますか。
○石田(勝)委員 そのうち、公団出身の社長の数、それから公団出身の役員の数は何人ですか。
○石田(勝)委員 では、そのうち、株主になっている一般企業のうち国会議員の関連会社はどのぐらいありますか。
○石田(勝)委員 お調べすることができないって、私、きのう質問通告しておいたんですよ。
○石田(勝)委員 これは、毎日新聞の調査によれば、二十六社、三割近くあるんですよ。ファミリー企業の利益をあらわす剰余金は、二〇〇二年度、一千百六十八億円に上っている。こんなの、国交省で調べられないわけがないんだ。  道路公団ファミリー企業と政治家のかかわり、道路公団受注会社への...全文を見る
○石田(勝)委員 総理、国会議員が関係しているところが二十六社、三割近くある、ファミリー企業の利益であらわすと剰余金は二〇〇二年で千百六十八億円に上っている、これを聞いて、御感想、いかがですか。
○石田(勝)委員 民営化を論じる場合には、総理、こういう問題はやはりきちっと対応してやらないと、先ほどの議論じゃないですけれども、議論の前提としてやはりこれをきちっとやっていかなきゃいけないというふうに私は思います。(発言する者あり)  扇大臣は、直ちにやめさせろ、こういうふう...全文を見る
○石田(勝)委員 石原大臣、これは遅いですよね。大臣が前、行革の大臣をやっていたときに、いろいろこの道路公団の問題について非常に歯切れがよく、非常にこれはやってくれるんじゃないかと私も期待したんですよ。そうすると、国交大臣になっちゃったら、立場が変わっちゃったからかもしれないけれ...全文を見る
○石田(勝)委員 これは結局、国交省の仕事をふやしたということにならないんですか。
○石田(勝)委員 違うでしょう。これは、今はこの仕事を公団に依頼してやらせているんですよ。それで、平成十七年末に公団がなくなったら、これは国交省でやることになるんじゃないですか。今は公団でやっているんですよ、この仕事を。
○石田(勝)委員 それは十七年以降も、新直轄の、例えば高速国道課とか、そういったところでこれをやるんじゃないんですか、例えばですよ。
○石田(勝)委員 もう時間になりましたから。道路公団の民営化の問題について、これは大株主として、株主が五〇%以上になるとか三〇%だとか、いろいろきのうも議論されておりました。いずれにしても、国が大株主になることは間違いないというふうに思います。これは経営権を確保して、人事や事業を...全文を見る
02月27日第159回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○石田(勝)委員 民主党・無所属クラブの石田勝之でございます。  きょう、参考人の四人の先生方、貴重なお時間、御意見をいただきまして、まことにありがとうございます。何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。  実は、私、当委員会の最初の委員長を五年ほど前に務めさせていただき...全文を見る
○石田(勝)委員 先ほど、松原参考人から、何より早期発見、介入が大事だ、こういう御意見がありました。私は、あわせて予防も大事だというふうに思っているわけでありますが、とにかく、昨今、養育力のない親が非常に多くなってきている、これがやはり問題だろうと思うわけであります。子育ての能力...全文を見る
○石田(勝)委員 あわせて、西澤参考人にお伺いしますが、家族の再統合の話が先ほど来、各委員の先生から出ておりました。安易な判断で被虐待児が家族に返されて、その後死ぬケースが相当ある、先ほど先生の中にも御意見として出ておりましたが、私は、埼玉なんですが、埼玉では朝霞市というところで...全文を見る
○石田(勝)委員 次に、岩城参考人にお尋ねをしたいと思います。  発見するのも大事だけれども、虐待にかかわる支持者をふやすのが大事だという御指摘が、先ほど、先生からありました。  この虐待死のケースについての検証の義務づけということがお話の中であったわけでありますが、国が発表...全文を見る
○石田(勝)委員 先ほど、岩城先生の御発言を聞いていまして、学校の学区単位に児童虐待の専門員を配置する、地域に根差した専門員を配置していくんだと。私は、大変貴重な御意見だというふうに思うのです。そういうボトムアップと、やはり縦割り行政は廃止した中で、上から統合する、そういったもの...全文を見る
○石田(勝)委員 確かに、先生おっしゃるとおり、検証というのは非常に大事だというふうに私も思っております。  この四十八時間というのは、私の地元埼玉ではこの四十八時間以内にということを定めさせていただいたんですね。そういったことができる自治体、できない自治体というのは当然出てく...全文を見る
○石田(勝)委員 きょうは、四人の参考人の先生方、貴重な御意見を賜りまして、まことにありがとうございました。  時間が参りましたので、終わらせていただきます。
○石田(勝)委員長代理 次に、富田茂之君。