石田勝之

いしだかつゆき



当選回数回

石田勝之の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第162回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○石田(勝)委員 民主党の石田勝之でございます。  小泉総理は、就任、この四月で間もなく四年をお迎えになるわけであります。就任以来ずっとこの委員会でも、また本会議でも指摘をされておりますが、改革改革と声高に改革を叫ぶだけで、道路公団とかあるいは年金とかあるいは財政構造改革とか、...全文を見る
○石田(勝)委員 代表取締役社長をやっていた人が、社長の数は減らしますということを扇さんも石原さんも答弁されたんですよ。そこで、代表取締役社長をやめて、同じ人が同じ会社の代表取締役副社長になるんですよ。そうすると代表取締役社長じゃなくなるわけでしょう。それが十七人なんでしょう。 ...全文を見る
○石田(勝)委員 副社長は何人ですか、代表権を持つ役員。
○石田(勝)委員 役員ですよ。公団から新たに来た役員は何人ですか。
○石田(勝)委員 代表取締役社長が代表取締役副社長になり、あるいは、中には代表取締役常務あるいは代表取締役相談役、そういうふうになっているわけでしょう。  新たに道路公団から十二人の代表取締役副社長が役員になったんじゃないですか。
○石田(勝)委員 では、この三十二人の内訳はどうなんですか、三十二名の。
○石田(勝)委員 横滑りは十七人。そうすると、公団からではなく、どこから来たんですか。
○石田(勝)委員 ファミリー企業、公団から天下りをなくせ、特に社長の天下りはゼロにしろと、歴代大臣がさんざん言っていたんですね。それで、あなたはせっせせっせと、代表取締役副社長とかそういう名目にして、十七人、社長から副社長にさせた。そして、あなたが総裁になって、石原大臣の答弁にも...全文を見る
○石田(勝)委員 いろいろ今総裁がぐだぐだ、工夫してもらいたいとか、株式会社の、任命するのはと言っておられましたが、公団に乗り込んでいっても、役人のいいように祭り上げられているだけなんですよ、あなたは。そんなことで改革ができるんですか。  ではそこで、ファミリー企業の剰余金はど...全文を見る
○石田(勝)委員 道路公団の本体は四十兆円の赤字を抱えているわけであります。そして、道路公団からの天下り役員、先ほどお話にありましたように、三百三十名の人件費などを払ってこれだけの剰余金が蓄えられた。いわば道路公団本体の赤字四十兆の上に積み上げられた数字だというふうに私は思います...全文を見る
○石田(勝)委員 次に、道路公団の職員住宅についてお尋ねをいたします。  現在の公団の職員数、これは八千五百名でありますが、これに対して職員住宅はどのぐらいありますか。
○石田(勝)委員 約八千三百名に対して職員住宅が七千九戸。これはいかにも多い数字だと私は思います。  では、使っていない住宅は今どのぐらいあるんですか。
○石田(勝)委員 九百二十戸も空き部屋なんですね。これは民間の企業では考えられないですよね。こんなにあいているんだったら借り上げする必要ないじゃないですか。
○石田(勝)委員 私の調査によりますと、都内の二十三区内の住宅だけでも、世田谷とか杉並とか、高級住宅地に本当に豪華な職員宿舎があるんですよ。五LDKとか二百平米を超える住宅とか、そういったものがあるんです。そういったところを、やはり民間会社だったらどんどん処分しているんですよ。赤...全文を見る
○石田(勝)委員 総理にお伺いしますが、今のやりとりをお聞きになって、総理は、道路公団の改革について、画期的な改革だということで自画自賛しておられたわけであります。  しかし、今、実態は惨たんたるものだというふうにおわかりになったと思うんです。高速道路はすべてつくることになって...全文を見る
○石田(勝)委員 今総理が、民営化、民間企業と比べていろいろお話しになりました。民営化というのは中身なんですよ、これ。民間企業は、血の出るような努力をして、リストラ等々で、業績を上げるために必死なんですよ。だから、この道路公団が民営化するに至るに当たって、その中身について私はただ...全文を見る
○石田(勝)委員 来年からなかったことになるんですか。文科大臣、いかがですか。
○石田(勝)委員 つまり、八千五百億円の削減が白紙に戻ることを期待されているんですね、文科大臣は。
○石田(勝)委員 文科大臣はそういうふうに答えられましたが、総務大臣はどう思いますか。
○石田(勝)委員 つまり、中教審で今協議をしている、これから始める、それの結論は尊重する、こういうことですね、総務大臣。
○石田(勝)委員 それでは、教育改革について、もう一点総理にお伺いをいたしますが、ゆとり教育が失敗して学力が低下した。OECDの学力到達度調査でもランクが下がってきている。少年の非行とかあるいは教育現場が荒れて、そして子供たちが勉強しなくなったというんですね。勉強する時間が極めて...全文を見る
○石田(勝)委員 初めて小泉総理が教育について語ったのを……(発言する者あり)いや、余り聞こえていないですね。  さて、今教育について議論をしました。そして、この教育に関連して、少子化の問題というのが極めて深刻であります。  二〇〇三年、合計特殊出生率は一・二九まで落ち込んで...全文を見る
○石田(勝)委員 今、厚労大臣から御答弁いただきましたが、その財源は、扶養控除とか配偶者控除、そのほかに行革によってその財源は捻出すべきだ。  そしてなおかつ、この出産費の二十万円の根拠というのは、きのうも予算委員会で議論されましたが、一回出産すると約四、五十万かかるんですね。...全文を見る
○石田(勝)委員 私は長年、去年の予算委員会でも質問いたしましたが、児童虐待問題、これに長くかかわってまいりました。この児童虐待というのは本当に非常に根深い問題でありまして、児童虐待が実際に児童相談所に通告されるのが約二万六千件なんですね。でも、実際は、それをはるかに超えて、十万...全文を見る
○石田(勝)委員 次に、カード犯罪の件に移らせていただきます。  銀行の約款では、偽造あるいは盗難キャッシュカードを使ってATMから現金を引き出しても、暗証番号が正しければ、銀行は、正しい相手にお金を渡したとみなされ、免責される。被害者である預金者には一銭のお金も戻ってこない。...全文を見る
○石田(勝)委員 今、法務大臣の答弁にもあったように、銀行は守られ過ぎていると私は思うんですよね。イギリスとかアメリカでは、百ドルあるいは百ポンドまで預金者の負担で、あとは銀行が損害を補償するようになっているんです。我が国の対応は余りにもおくれていると思いますが、最後に、金融庁、...全文を見る
○石田(勝)委員 このカード等々につきましては、私、時間が参りましたので、次の中塚委員にお願いいたしまして、私の質問を終わります。
02月15日第162回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○石田(勝)委員 民主党の石田勝之でございます。  私は、去る二月の三日、基本的質疑において質問の機会をいただきまして、その際、道路公団の民営化の進捗状況、また、ファミリー会社七十七社の天下りの状況、そして、これらについては道路公団との間で質問通告、例えばこのときは、法務省、あ...全文を見る
○石田(勝)委員 公団出身者が前提で私に答えたと今おっしゃったんですけれども、私には、御指摘の三十二名でございますが、このうち公団からの就職した人間はおりませんとはっきり答えているんですよ。出身者が前提で答えた話とは違うんじゃないですか。だから、虚偽答弁でしょうと言っているんだよ...全文を見る
○石田(勝)委員 私は、公団からの資料、この皆さん方の資料、お配りしてありますが、これは公団からいただいた資料なんですよ。ここに、平成十七年一月二十七日現在、平成十四年八月から、こう書いてあって、増減プラス三十二と書いてあるんですね。これを総裁に示して、これは道路公団から来た資料...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、これは私は、公団の答弁の中で前提だなんて話は一言も出てこないですよ。前提だなんて全然出てこないですよ。私は、図を示して、それで十四年八月から十七年の一月の二十七日までということではっきり言っているでしょう。それは誤解じゃないんですよ。だから、それは明らかに...全文を見る
○石田(勝)委員 おわびというのは、この前の私に対するおわびじゃなくて、この委員会でおわびをする。それも、甘利委員長の公正公平な委員長運営、時々違うときもあるようですが、委員長の公平公正な運営の中で、委員長から近藤総裁に、陳謝しなさいと言われたんですよ、あなた。(発言する者あり)...全文を見る
○石田(勝)委員 いやいや、国会の場で、あなたも参議院議員を二年お務めになって、委員長から陳謝をしろと言われて、そして渋々、いろいろ言いわけを交えながら陳謝をした、そういう大醜態を演じたということについて、どう総裁として責任を感じておられるかということを聞いているんです。
○石田(勝)委員 だから、委員長に注意を促されたということは、これは恥ずべきことなんですよ。これだけはきちっと指摘をしておきたいというふうに思います。  さて、こちらが誠実に質問通告をしていて、道路公団の作成された資料に基づいて質問しているのに、総裁は、十四年八月からという話を...全文を見る
○石田(勝)委員 役員以外で天下って、内部昇格と称して一年後にどんどん役員に昇格をする。役員はさらに代表取締役にする。以前に天下った人は、社長から代表取締役副社長になったり、また逆に、常務から代表取締役副社長になったり。これじゃ、まるで偽装天下りというふうに思うんです。たちが悪い...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、私が聞いているのは、百二十四人ということはお認めになったわけでありますが、それが役員以外で天下って、公団をやめた人が役員以外で内部昇格と称して、一年後とか半年後とかあるいは二年後とか、それが代表取締役になったり代表取締役副社長になったりする。最初は役員じゃ...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、角度を変えて、これもきのう質問通告しておきましたが、代表取締役副社長とか代表取締役常務とかの肩書を持つ公団OBのうち、五人についてはその上の代表取締役社長が空席のままの会社があります。これは事実上、この副社長とか常務とかが経営のトップだというふうに思い...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、代表取締役社長がいないんですよ、いない。これはおたくから来た資料で、例えば、南九州道路サービスとか、日本ハイウェイ・パトロールとか、株式会社エフディイーとか、株式会社東関東、それからケイケイエム株式会社、これは代表取締役社長がいないんです。
○石田(勝)委員 いや、私は、要するに、代表取締役が空席の、いわゆる社長のいない会社が五社ありますねということを申し上げたんで、それは五社ですとお答えいただければよかったわけです。それはないと言うから、私が具体的に今会社名を言って、申し上げたわけであります。  先日公団から提出...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、ファミリー企業に東日本道路サービスというのと、それから、後株か前株か知りませんが東友という会社があります。ここはどちらも代表取締役専務としてTさんという方が、これは北陸の方の副支社長をお務めになったわけでありますが、この方が、平成十六年六月現在で、連結...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、必要であれば調査じゃなくて、これは私、きのう調べてちゃんとおたくの方から回答をもらってあるんですよ、これは事実なんです。  それで、確かに近藤総裁おっしゃるように、民間会社ではそういうケースがある場合があるでしょう。しかし、改革すると言っているのに、ファ...全文を見る
○石田(勝)委員 それでは、ファミリー企業に道栄という企業があるんですね。これは、平成十六年三月の決算書類を見ると、道路公団との取引が全体の六〇%以上を占めております。当期の損益は五千九百億円の黒字、十億円以上の余剰金をため込んでいるわけであります。  この道栄の業務内容という...全文を見る
○石田(勝)委員 今、質疑を通じておわかりになったと思いますが、この道路公団の問題は、これはファミリー企業だけではない。全国の保養所が十七カ所、それから分室と称される施設が十五カ所。これは、道路公団総裁はすべて売却すると言っているけれども、使用料なんていうのは本当に考えられないよ...全文を見る
○石田(勝)委員 総裁、売却の見通しというのはどうなっているんですか。  この施設が、使用料が千二百円とか千九百円とか民間では全く考えられないようなあれで出しているようでありますが、それで、施設の人件費から税金、全部公団で持って、それで、厚生会というところが結局それらを運営して...全文を見る
○石田(勝)委員 いや、できるだけできるだけって、だから、ことしの秋までにそういうのはできるんですかと聞いているんですよ。
○石田(勝)委員 八方手を尽くして、何もたたき売りなんて言っていないので、これはもう全力を挙げて、こういったものを適正な価格で処分できるようにやはり全力を傾けるべきだというふうに思います。  もう時間が、ほかの大臣に質問しようかと思って、随分この道路公団で時間を食っちゃったので...全文を見る
○石田(勝)委員 委員長、約款の問題が出ましたけれども、ちょっと法務大臣とやっていると時間が食っちゃうので。  約款の話が出ましたけれども、約款だって、民法の考えを踏襲してそれはあるんですよ、銀行約款、いわゆる約款が。私が尋ねているのは、この民法四百七十八条という法律がいわゆる...全文を見る
○石田(勝)委員 では、法務大臣、もう一回言いますよ。盗難カードと偽造カードの違い、わかりますか。
○石田(勝)委員 私が聞いているのは、盗難カードと偽造カードの違いはどこなのかと聞いているわけですよ。
○石田(勝)委員 だから、いや、常識的に御存じだというのはどういうことですか。
○石田(勝)委員 要するに、盗難カードは、幾ら盗難されたカードとはいえ、真正のカードなんですよ。いわゆる本物なんですね。盗難されたカードというのは、幾ら盗まれたカードといっても、これは真正カードなんです。そこで、払い出した場合に銀行が保護されるというのは、理屈でわからないわけでも...全文を見る
○石田(勝)委員 法務大臣、今お答えになったのと同じなんですよ、いわゆる盗難カードと偽造カードは。  要するに偽造カードが、例えば、クレジットカードはICチップが埋め込まれているとか、最近、生体認証カードだとか、いろいろやってきていますよ。だけれども、この偽造カードというのは盗...全文を見る
○石田(勝)委員 偽造カードは、もう時間がありませんからあれですが、明らかにこれはやはり銀行側の責任なんですよ、先ほど法務大臣もお答えになったように。  だから、そういうシステムを、要するに、生体認証カードだとかICだとかいろいろ言っているが、これは結局、それをやれば、また新し...全文を見る
○石田(勝)委員 これはもう見直す必要があるんですよ、本当に。これはもう本当に早急に私はやるべきだというふうに思っております。  さて、国家公安委員長、いいですか、ちょっと飛ばしますが、大みそかの晩に世田谷で起きました一家四人殺人事件。東京屈指の住宅街で起きたこの凄惨な皆殺し事...全文を見る
○石田(勝)委員 私は、この問題については、韓国当局とも連携を本当に密にして、全力を挙げて取り組むべきだというふうに思っております。  時間になりましたので、質問を終わります。文部大臣、大変失礼しました。
03月02日第162回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○石田(勝)委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、政府提出の平成十七年度一般会計予算、平成十七年度特別会計予算、平成十七年度政府関係機関予算に一括して反対する立場で討論を行います。  最初に、今回の予算審議中に大きな問題となった証人喚問についてであります。  この国会の...全文を見る