石橋大吉

いしばしだいきち



当選回数回

石橋大吉の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○石橋(大)委員 私は、この法律の改正案に関連をして、幾つか総論的なことを伺いたいと思っております。  まず一つは、担い手の確保の問題についてであります。今回の法改正によりまして、農地等の所有権の取得または利用権の設定により土地利用型農業部門における規模拡大が期待をされているわ...全文を見る
○石橋(大)委員 今の問題に関連して二つ目にこの際伺っておきたいと思いますが、ことしの一月十九日の農政審の「農産物の需要と生産の長期見通し」によりますと、西暦二〇〇〇年の日本農業は、総農家数三百六十万、中核農家五十万、これが農地五百万ヘクタールから五百二十万ヘクタールを耕作する。...全文を見る
○石橋(大)委員 今大臣、官房長からそれぞれお答えがありましたが、私は、やはりこういう農業政策が成功するかどうかは、さっきから言っておりますように、本当に日本の農業を地域で担っていこうという担い手が出てくるかどうか、確保されるかどうか。そういう点でさっきちょっと研修制度の拡充だと...全文を見る
○石橋(大)委員 今申し上げましたように、現在の農業大学校や農林高校だけに期待をする、こういうことではだめではないか、こう思っておりますので、ぜひひとつ前向きの方向で具体的な方法について御検討いただきますようにこの際要望しておきたいと思います。要望しておきまして、次に移りたいと思...全文を見る
○石橋(大)委員 今の問題に関連してもう一つお伺いしたいのですが、聞くところでは、全国三千三百の町村のうち半分ぐらいはそういう地域に相当するんじゃないかというようなことですが、町村を単位にして考えたときにはそういうふうにお考えになっているかどうか、ちょっと念のために。
○石橋(大)委員 次に、この条件不利地帯における農業振興を考えるに当たりましても、さっきも言いました担い手の確保、そして特に山間部の場合には所得保障を考えなきゃならぬようなところに今来ておるのではないか、こういうふうに私は感じておるわけであります。すべてが金だ、こういうわけではな...全文を見る
○石橋(大)委員 余りいい答弁になってないような感じでちょっと話を聞いたのですが、もうちょっと具体的に聞かせてもらいたいですね。例えば青年就農者援助制度の関係についても、今言ったフランスの制度なんかに比べればまだまだわずかなものですが、今度島根県では若干新しい試みを来年度予算でや...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、今度の法律の改正によりまして貸付対象者の範囲が拡大をされるわけであります。このことに関連をして、念のために少しお伺いをしておきたいと思います。  農林漁業金融公庫が融資する中山間地活性化資金については、地場産品を生かした加工、流通施設の整備、農林水産資源...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、金利に関係をしてちょっとお伺いをしたいと思います。さっきも申し上げましたとおり、金利は三・五%が最下限、こういうふうになっておりますが、一方で農業改良資金の金利がすべて無利子になっていることなどとあわせ考えますと、三・五%以下にしてもいいんじゃないか、こう...全文を見る
○石橋(大)委員 無利子にできないのかどうかということについては明確なお答えがないですが、できるのかできないのか、ちょっとはっきり言ってください。  それから最後、もう一つだけですが、中山間地域向けの資金の金利負担の軽減を図ることを目的として今度新たに設置される農山漁村振興基金...全文を見る
○石橋(大)委員 あと二分ほどありますが、ここからやると長くなりますから、これだけで終わります。
○石橋(大)委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党を代表して、農林漁業金融公庫法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。  修正案の内容は、本法の施行期日を「公布の日」から「平成二年四月一日」に改め...全文を見る
04月17日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
議事録を見る
○石橋(大)委員 非常に限られた時間でございますので、できるだけ簡潔に参考人の皆さんにお尋ねをしたいと思いますが、まず一つは婦人の年金加入の問題についてであります。  今回の法改正の基礎になりました農業者年金研究会の中間報告でもかなり議論をされたことでありますし、先ほど来参考人...全文を見る
○石橋(大)委員 残された最大の焦点の一つだ、こういうことで少し時間をかけて聞きましたが、一応参考人の皆さんからそれぞれ意見を承りましてありがとうございました。  続いて、もう時間がありませんから、研究者である稲本先生に少し客観的に話を聞きたいのですが、御承知のように、この農業...全文を見る
○石橋(大)委員 時間が来ましたから、残余の質問は同僚議員に譲りまして終わります。ありがとうございました。
04月18日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
議事録を見る
○石橋(大)委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党及び進歩民主連合を代表して、農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     農業者年金基金法の一部を改正する法律案に...全文を見る
05月24日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○石橋(大)委員 私は、今からガットのウルグアイ・ラウンドの農業交渉の問題一点に絞りまして一時間ほど質問をしたいと思います。かなりたくさんありますので、できれば簡単明瞭にお答えをいただければ幸せだ、こう思っております。  まず最初に、交渉の現段階と今後に関連をして三点ほど質問し...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、農水省の方も答えてもらって結構ですが、主として外務省にお伺いします。東欧、ヨーロッパをめぐる新しい政治情勢、政治課題の登場とガットの農業交渉との関係について伺っておきたいと思います。  非公式の専門家の分析によりますと、昨年末の各国の包括的な提案以来、今...全文を見る
○石橋(大)委員 農水省、いいです、この問題については。  次の質問に移りますけれども、これはさっき柳沢さんの質問の中にちょっとありましたが、今の話とは逆に、アメリカとECが急接近をして関税化戦略をめぐって我が国は孤立化か、こういう日本農業新聞の五月四日、五日の記事があるわけで...全文を見る
○石橋(大)委員 交渉の現状をめぐる問題につきましてはそれぐらいにしまして、次に進みたいと思います。ガット農業交渉に対する政府、農水省の基本姿勢と今後の対応について、以下何点か伺いたいと思います。  まず最初に大臣に伺いたいと思いますが、二つ伺います。  一つは、五月二十二日...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、農水省と外務省、通産省等との関係について、念のために伺っておきたいと思います。  衆議院解散、総選挙を前にした本年一月十八日に、当時の松永通産相が記者会見で、米を一粒も入れないという論理は世界的に通らないと述べて大問題になったことは御承知のとおりです。当...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、同じような質問ですが、財界対策について伺っておきたいと思います。  御承知のように、財界の中にもいろいろなことを言う人がおりまして、一番くだらぬというか厳しいのは、もう日本には農業なんか要らぬのじゃないか、フィリピンだとかタイだとか東南アジアに全部任せた...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、今後の交渉を強化するために、交渉の仲間づくりといいますか、日本グループを強化する、こういうことが非常に大事だと私は思っておりまして、そのことについてちょっと伺いたいと思います。  御承知のとおり、ウルグアイ・ラウンドの農業交渉に当たっては、アメリカとケア...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、ガットの目的と農業交渉の関係について念のためにちょっと聞いておきたいと思います。  改めてガットの前文を見ますと、最初の国名は略しますが、各国の政府は「貿易及び経済の分野における締約国間の関係が、生活水準を高め、完全雇用並びに高度のかつ着実に増加する実質...全文を見る
○石橋(大)委員 ちょっと今の段階で、腹の中で思っておってもなかなか言いにくいことだと思いますが、あえて一つ聞きます。  アメリカの本当のねらいは何かということは、これは時間がありませんから、一つ飛ばします。その次の、ことしの十二月決着は至上命題かどうか、こういうことについて念...全文を見る
○石橋(大)委員 残り時間が非常に少なくなりましたが、十分間に残ったところを全部、簡単でもいいから答えていただきたいと思います。あとの問題は、ガット農業交渉に関する民間人会議の懸念について、問題点を中心に、農林水産大臣の考え方も含めて聞いておきたい、こう思います。  御承知のと...全文を見る
○石橋(大)委員 二つ目の問題、消費者問題についての指摘事項について伺っておきたいと思います。  この中で、消費者問題についてこう言っております。一つ、「食料が政治的な武器とならないよう効果的なルールを確立すべきである。」私はこれは非常に大事だと思いますね。御承知のとおり、一九...全文を見る
○石橋(大)委員 もう時間がありませんので、最後の途上国問題については省略しまして、環境問題についての指摘事項について伺っておきたいと思います。  この民間人会議では、環境問題についてこういう指摘をしております。一つは、「現在のガット農業交渉が環境問題を配慮していないことは極め...全文を見る
○石橋(大)委員 時間が来ましたので終わりますが、とにかくあと六カ月、農林水産大臣を中心にして一致結束をして、ひとつ我が国農業を守るために頑張っていただきますようにお願いをいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月31日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
議事録を見る
○石橋(大)委員 先般、五月二十四日の大臣質問ではウルグアイ・ラウンドなど非常にグローバルな話をさせていただきましたが、今度六月十三日には少し日本海規模の話をしようと思っていますけれども、きょうはそういう点からいうと非常に規模の細かい話をしなければなりませんで、率直に言って十坪単...全文を見る
○石橋(大)委員 たしか局長通達では、そういう春先の耕起などは所有者が行うことが前提だ、こういうふうに解釈されておったように私は思いますので、そういう意味でお尋ねをしておるわけですが、今必ずしもそうではない、こういうふうに言われますけれども、必ずしもそうではない、こういうことは全...全文を見る
○石橋(大)委員 今の問題はそれぐらいにしておきます。  次に、特定農地貸し付けの場合には自治体と農協が主体になる、それから、今度の法律によって特にレクリエーション的なものについては個人がやる、こういうことになるわけですが、御承知のように今の農政の基本方向は、特に土地利用型農業...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、この市民農園の利用料、入園料、適正な入園料をどういうふうにして設定するか、この辺についてお考えを聞いておきたいと思うのです。  市民農園の農地の提供者の立場からいえば、相当程度の収益が上がらなきゃ農地を市民農園に提供する意味はない、今度は利用者の方からい...全文を見る
○石橋(大)委員 もう少し客観点な何かの目安を出してこういう点が考えられるのではないか、こういう答えがもしあれば聞きたかったのですが、それも無理みたいですからこれ以上聞きません。  次に、市民農園の用地の確保の問題を中心にして幾つか質問したいと思います。これは建設省がいいかなと...全文を見る
○石橋(大)委員 地権者との話がつけばかなりの農園の確保ができるのではないかというお答えですが、これはだれでも答えられる答えでして、私は余り答えになっておるとは思いません。地権者をある意味では説き伏せてでもやるくらいの積極的な構えがないと、市街地にはなかなかできないと私は思うので...全文を見る
○石橋(大)委員 建設省、さっきの話で何か具体的に、さらに積極的に市街地で市民農園を拡大していくような手だてはありませんか。
○石橋(大)委員 次に、これは当たり前のことですが、用地確保のためにもあるいは市民農園の発展のためにもますますこれから重要になってくるのではないかと思いますが、市町村と農協が積極的に市民農園の設置、拡大、発展に協力してもらう、こういうことなしには私は拡大をしないのじゃないか、こう...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、農山村地帯の比較的大規模な市民農園を構想することについてどう考えておられるか、その辺ちょっとお聞きしたい。  さっきから言っておりますように、市街化区域内等では非常に用地の確保ができない、あってもかなりの制約がある、こういうことがありますから、私ども特に...全文を見る
○石橋(大)委員 今の質問とは全く逆の話になりますが、ある程度の規模でもって市民農園を開設する、その方が効率的ですから、できればそういうふうにしなければいかぬ。しかし、そうはいっても特に市街化区域ではなかなか農地の確保ができない。結局小規模のものを何カ所か分散させて分散型の市民農...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、限られた農地にできるだけたくさんの希望者の要求を入れて市民農園を利用させたい、そうすると用地全部を畑にしてしまうということになってくる。そういうのが今は多いと思うのですね。しかし最初言いましたように、家族そろって農作業をするというようなことを考えてきますと...全文を見る
○石橋(大)委員 午前中の質問でもありましたが、特に市街化地域などでは用地の確保も非常に困難、設備をすればするほどまたコストも高くなる。こういうことをいろいろ考えてくると、この市民農園を拡大し発展させていくためにはどうしても一定の誘導政策というか、税制面その他で誘導政策が不可欠で...全文を見る
○石橋(大)委員 ぜひひとつ今後においてそういう誘導政策について真剣に御検討いただきますようにお願いをしておきます。  次に、市民農園の管理運営の面について幾つか伺いたいと思います。  市街地に近いところなんかは特にそうだと思いますが、限られた農地面積と、非常にたくさんの利用...全文を見る
○石橋(大)委員 細かい質問ばかりで若干恐縮な気もしますが、最初に言ったような面もありますのであえてお尋ねします。今までの農園では余りそういう問題はないと思いますが、これからさらに農園がふえていく、規模の大きいものができてくる、こうなってくると、利用者間でいろいろトラブルが起こっ...全文を見る
○石橋(大)委員 施設の関係については「農地に附帯して設置される農機具収納施設、休憩施設その他の当該農地の保全又は利用上必要な施設」、こういうふうに一応考えられていますが、今ここに例示をされている以外にどういう施設を想定されているのかということと、それから建設省の関係で一つ伺いま...全文を見る
○石橋(大)委員 そろそろ時間が来まして終わりになりますが、入園契約の関係についてちょっと念のために伺っておきたいと思います。  いわゆる入園契約方式による場合の入園契約について、農地法上の権利取得ではないこと、転貸の禁止、契約期間の厳守など、トラブルが起こらないようにかなり明...全文を見る
○石橋(大)委員 最後に、細かい話になりますが、市民農園をこの整備促進法をつくることによって本格的に全国的に整備を促進していくということになりますと、当然、農地の提供者に対しましても、あるいは入園をして農地を利用しようとする人たちを掘り起こすというような、いろいろな意味でもある程...全文を見る
○石橋(大)委員 非常に細かい質問をいろいろ申し上げましたが、最後に追加で一つ。雑種地、山林、こういうところは市民農園の対象の土地になるのかならないのか、宿泊施設にはなるのかならないのか、これ一つだけ。
○石橋(大)委員 時間が来ましたからこれで終わります。せっかくの市民農園ですから農林水産省の適切な指導でもってますます隆盛発展しますように期待をいたしまして、終わります。ありがとうございました。
○石橋(大)委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党及び進歩民主連合を代表して、市民農園整備促進法案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     市民農園整備促進法案に対する附帯決議(案) ...全文を見る
06月13日第118回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
議事録を見る
○石橋(大)委員 おはようございます。連日御苦労さんです。  私は、水産二法に関しましては、漁協合併の重要性の問題、それから遊漁船業者等を准組合員とすることの是非、自主規制の実効性をどう確保するかという問題、あるいは海洋水産資源開発センターの事業内容の拡充とセンターの体制の問題...全文を見る
○石橋(大)委員 今の質問の中にありました底びきとトロールが自主規制の対象に入っているかいないか、入っていないとすれば入れてほしい、こういう点はどうかということを次の答弁のときにお答えをいただきたい、こういうことです。  引き続きまして次の質問に移りたいと思いますが、今の長官の...全文を見る
○石橋(大)委員 今の質問についての答えは。
○石橋(大)委員 今聞きますと、県の水産部で聞いた状況に比べればかなりの数の取り締まり船を配置して取り締まりをしていただいているようですが、この取り締まりの問題に関連をしてもう一つお伺いしたいと思います。  一つは、韓国の指導船が出動したときには非常に効果がある。直接拿捕する、...全文を見る
○石橋(大)委員 長官もあちこちで再三にわたってそういう陳情を受けておられますので、今後とも一層効果のある取り締まりをお願いをして、先に進みたいと思います。  次に、二百海里の設定の問題と韓国漁船等の入漁規制の問題について少し伺っておきたいと思います。  さっきもちょっと言い...全文を見る
○石橋(大)委員 今の問題に関連をして、予定をしております質問を二つ一遍に申し上げます。  今、二百海里を設定するに当たっては、我が方の側の漁船が韓国の海域といいますか、あるいは中国の海域、そういうところへ行って漁をしているということとの兼ね合いもあってなかなか難しいということ...全文を見る
○石橋(大)委員 外交問題の絡んだ微妙な話ですから、私が申し上げましたように沿岸漁民の皆さんの大変強い要望、切実な要求を踏まえてぜひひとつ善処をしていただきますようにお願いをして、次に進みます。  次は、竹島の返還問題について外務省に伺いたいと思います。  私は、昭和六十二年...全文を見る
○石橋(大)委員 引き続いて外務省に伺います。  現状は六十二年当時と余り変わってない、若干のアンテナ等の増設がある程度、こういう説明が今あったと思います。六十二年八月十九日の本委員会における私の質問に対しまして、当時の外務省の答弁として、昭和二十七年に韓国がいわゆる李承晩ライ...全文を見る
○石橋(大)委員 今、最近のやりとりについてちょっと話がありました。いずれこの問題だけで一時間か二時間ぐらいでもとって、予算委員会ででもやらなければならぬ質問だと私は思っていますけれども、きょうは時間がありませんので次に進みます。  さっきも言いましたように、昭和二十七年といえ...全文を見る
○石橋(大)委員 大臣も御承知だと思いますが、この竹島を中心に二百海里を設定すれば、日本列島の関西から西、下関ぐらいまでの範囲が我が国の漁場になる、これぐらいの広さを持っているだろうというふうに言われているわけですから、そういう意味で、漁業者にとっては非常に切実な要望であります。...全文を見る
○石橋(大)委員 あと余り時間がありませんので、次は、日本海における漁業資源の確保に関連をして、きのうも福井選出の辻議員からズワイガニやべニズワイガニ等のカニ資源の枯渇対策についてかなり詳細な質問がありましたから、私はこれは省略をしますが、栽培漁業の最近の成果といいますか、その辺...全文を見る
○石橋(大)委員 最後に、もう余り時間がありませんが、日本海の漁業振興構想について、全体的なグランドデザインをひとつかいてほしい、こういう要望をしようと思っておったのですが、時間がありませんので飛ばしまして、後継者問題に絞って最後に幾つかお伺いをしたいと思います。後継者、若手の労...全文を見る
○石橋(大)委員 時間が少しオーバーしましたので、これで終わりたいと思いますが、いずれにいたしましても非常に切実な問題でございますので、今後ともひとつ鋭意努力をしていただきますようお願いをして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○石橋(大)委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、民社党及び進歩民主連合を代表して、海洋水産資源開発促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     海洋水産資源開発促進法...全文を見る
11月06日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第9号
議事録を見る
○石橋(大)委員 私は、国会へ出まして四年と三カ月ぐらいになりますが、一貫してずっと農林水産委員会におりますので、こういう大場で外交、防衛問題などに関する質問をしたことは全くありません。総理が非常に急いでこういう難しい法案を出されるものですから、私も農林水産委員会から急遽臨時招集...全文を見る
○石橋(大)委員 それでは、自衛隊の派遣が国際法上軍隊と認められるということは、ひっくり返して言うと、国際法上、自衛隊の派遣は派兵と認められる、こういうふうに私は理解されると思いますが、どうですか。
○石橋(大)委員 私は、その説明は納得できません。今までも再々その説明が繰り返されておりますが、簡単に言って、国際法上、捕虜の取り扱い等について、軍隊として扱われた方が有利な扱いを受ける、こういうことですが、どっちにしても自衛隊が海外に出るということは、国際法上軍隊として扱われる...全文を見る
○石橋(大)委員 そんなのはわかっていますよ。問題は、国内向けには、武力を持っていくわけじゃないから派兵でなくて派遣だ、こう言い、国際的には、国際法上軍隊、こう認められると言うわけでしょう。国際的にはやはり派兵と認められるわけですよ。そういう内向けと外向けと、まあわかったようなわ...全文を見る
○石橋(大)委員 今言われるような説明かどうかは、後の質問の中でまた私は私なりに明らかにしたいと思いますから、時間が余りたってもいけませんので、先に進みます。  次にもう一つ、総理にできればお伺いしたいのですが、これは平和協力隊員で海外へ出て、もし事故で亡くなったり、戦禍に巻き...全文を見る
○石橋(大)委員 防衛庁長官、自衛隊で過去に亡くなった人は大体合祀されておるのじゃないかと私は思いますが、それはどうですか。自衛隊員で、過去、事故で亡くなったりした人は、全部靖国神社に合肥されているのじゃないですか。どうですか、実態を。
○石橋(大)委員 じゃ、後から調べて答弁してください。  恐らく今まで、例えば五〇年ですか五一年ですか、朝鮮海峡へ掃海艇で出た人なんかもちゃんと合祀をされていますから、恐らく自衛隊で出て、もし万一亡くなられたときにはそうなるんじゃないか、私はこう思っていますから、ぜひひとつ後で...全文を見る
○石橋(大)委員 今のお話をもう少し確認をしますが、要するに、仮にサウジアラビアへ上陸したとしても、ふだんは丸腰で行動しておるということですな。
○石橋(大)委員 今は幸いか不幸か、両軍、国境線を挟んで対峙したままですから、あるいはそれでいいかもしれませんが、もし作戦行動が起こったときどうなりますか。
○石橋(大)委員 ということは、今、戦争状態になっていないときはもちろん、もし不幸にして多国籍軍と例えばイラク軍が軍事衝突をして戦争をやった、そのときも、とにかくふだんは小銃、けん銃は携行しない、するときには本部長に計画変更を求めて、その上で携行させる、そういうことですか。
○石橋(大)委員 言われるように、武力行使をしないで済むところ、安全なところだけで行動できるかどうかは後でまたやりますが、もうちょっと確認したいのですが、サウジアラビアへ派遣された部隊が現地で行動するときには、小銃、けん銃を常時携行するかどうかは計画作成の段階で決めるということで...全文を見る
○石橋(大)委員 ちょっとよくわかりませんがね。あらかじめ計画の中に入れて、なおかつその上で、現地で行動しているときには、そこの部隊長か隊長か知りませんが、そういう指揮官の判断によって常時携行させることもある、こういうふうに理解していいですか。どうですか。
○石橋(大)委員 そうすると、やはり現地で行動隊の部隊長かなんかが判断をして、それから何日間かは、やはり現地の状況によっては常時携行することもあり得るわけですな。
○石橋(大)委員 ちょっと参考までに伺いますが、自衛隊の部隊が行動するときの単位ですね、例えば今一番最小の単位を分隊というのか班というのか知りませんが、班で何人、小隊で何人、中隊で何人、たしか大隊というのは自衛隊にないはずですから、連隊で何人と、部隊の規模について、普通科の部隊で...全文を見る
○石橋(大)委員 ちょっと参考までに中隊、小隊まで、普通科の場合、教えてください。わかるでしょう、ごく簡単な質問ですからね。中隊の規模、小隊の規模、これは普通科の場合でいいですからね。厳密なことはいいですよ。大体これぐらいだという話でいいですよ。
○石橋(大)委員 ちょっと、先へ進められぬから早く答えてください。委員長、暫時休憩させてください。質問時間は留保します。——そんな厳密なこと、私言っていないですよ。まあまあのところを聞いているんです。ちょっと、先へ進めないです。
○石橋(大)委員 これは非常に大事なんですよ。今の部隊の関係がわからぬと、ちょっと次の質問ができませんがね。  問題は、護身用と言われるけれども、私はけん銃は護身用だと常識的に見ていいと思うのですよ。しかし、小銃はちょっと護身用の域を脱している、私はこう思う。特に、何十人かの部...全文を見る
○石橋(大)委員 今明らかなように、小隊で三十人、中隊で二百人、連隊で千人でしょう。仮に、一番小さい小隊でもいいですよ、三十人の自衛隊員が自動小銃を持って歩くということになれば、これはもう完全に武装して歩くということですよ。大体第一線に出て普通科の、例えば歩兵という、自衛隊では歩...全文を見る
○石橋(大)委員 総理、あなたが言われることはわかりますよ。毎日その同じ言葉が繰り返されているのだからわかりますよ。それはわかっている。わかっているが、一般論として三十人、二百人の自衛隊員が自動小銃持って歩いたら、あなたどう思いますか。やはり護身用の武器提げて歩いているな、こう思...全文を見る
○石橋(大)委員 それじゃいいですよ。それはまあ後でね。総理が言われているような、そんなのんきな格好でサウジアラビアの後方支援ができるかどうか。私はできないと思っているから、後からこれはずっと言いますけれども、そういう意味でいろいろとお尋ねをしているわけで、あなたの答弁はよくわか...全文を見る
○石橋(大)委員 「国防用語辞典」によりますと、後方というのは   装備品等の補給・整備・回収・輸送等、人員の輸送、傷病者の収療・後送等、施設の取得・建設・維持・運営等および上記に関連する役務の取得・供給等をいい、この場合、後方補給という こういうふうに解説をされております。...全文を見る
○石橋(大)委員 自衛隊では後方という言葉を兵たんと、こういうふうにどうも日常使われておるようであります。そしてその兵たんとは何か、ちょっと兵たんについて聞きます。大臣、ちょっと答えてくださいよ。これは役人の答えじゃないですよ。
○石橋(大)委員 確かに、今言われますように、自衛隊では大体後方という言葉を兵たん、こういう言葉を使っておるようですが、最近は国際的には兵たんよりももっと非常に幅広い意味で後方、こういう言葉を使っている、これは今御答弁があったとおりです。  それで、兵たんということについても、...全文を見る
○石橋(大)委員 ですから、私は仕事の中身はもうさっき言ったわけですからわかっていますよ。軍の作戦計画の一端として後方支援というものは成立するものだ、そのことを聞いているわけです。その点どうですか。
○石橋(大)委員 私は国連軍の平和活動との関連で聞いているわけじゃないのですよ。あくまでも多国籍軍との後方支援に焦点を絞って聞いているわけですよ。そういう意味でいえば、後方支援というのは軍の作戦計画の一部でしょう。防衛庁長官、どうですか。
○石橋(大)委員 私はそういうことを聞いていない。イラクとかサウジアラビアとかいうことを聞いていない。要するに、後方というのは軍の作戦行動の中で成立をしている、こういうものだろうということを聞いたわけですよ。今イラクとかサウジアラビアとかそんなことは一応こっちにおいて、一般的な位...全文を見る
○石橋(大)委員 私は、今官房長ですか言われたとおりだと思うから、平和協力隊が出る場所はない、こう思っているわけですよ、本当は。後でそれは言いますが。  どっちにしても、私が再々ここで確認をしておるのは、後方支援というものはあくまでも軍の全体の作戦計画の中にきちっと位置づけられ...全文を見る
○石橋(大)委員 災害派遣だとか、そんないわゆるPKへの活動は私は聞いていないですよ、ここでは。聞いていないことまで答えなくていいですよ。  それで、これは自衛隊のテキストですよね、野外令合本というのをちょっとコピーして持ってきましたが、何と言われようと、兵たんというのは、後方...全文を見る
○石橋(大)委員 もうちょっと詳しくやりたいのですが、時間がありませんので先に進みますが、それでは、防衛庁長官も大体作戦行動と一体のものであるということは基本的には認められた。しかし、それ以外の仕事もある、こう言ってはおられますがね。  そこで、これは総理に本当は一番お伺いした...全文を見る
○石橋(大)委員 私の質問に対する答えには私はなっていないと思う。防衛庁長官御存じでしょう、第一線の部隊が展開している最前線から、さっき言った、兵たんの任務を担っている病院から補給部隊が位置しているところまで、まあ後方ですな、前線から後方までを縦深とこう言っていますね。軍事用語で...全文を見る
○石橋(大)委員 これは条約局長の所管じゃないですよ、防衛庁ですよ。第一線のいつ戦争を始めるかわからぬような、軍隊が展開しておるところですよ。縦深の中に入るのか入らぬのかというのは大問題ですよ。ちょっと専門的なこともあろうかと思うので、防衛庁どうですか、お考えをはっきりしてくださ...全文を見る
○石橋(大)委員 多国籍軍の後方支援も平和協力部隊の一つの大きな仕事だ、こう言っておるわけでしょう。それが、効果的な支援をするのに全く無関係に切断をされたままで有効な支援協力活動なんかできないですよ。どうしてやりますか。はっきりしてください。
○石橋(大)委員 私の質問に対する答えになっていないですよ。私は前線の話なんか聞いていない。後方のどの位置に入るのか。縦深陣地というのは前線から後方まで全部一切合財含めた用語でしょう。だからその前線でない後方のどの位置におって働くのか。武力行使をするとかなんとか私言っていないです...全文を見る
○石橋(大)委員 全然私の質問に対する答えになっていないですよ。  防衛庁長官、あなたは三軍の長ですが、現代戦で第一線から後方まで部隊が展開するとどれぐらい距離があると思っていますか。
○石橋(大)委員 まあ答えがないから私が言いますが、軍事専門家の言うところによると、サウジアラビアなんかに展開している多国籍軍、何十万の軍隊ですよ、大体縦深六百キロメートルというのですよ、主力部隊が展開するのは。海部総理が言っているような意味で安全なところというたら陸へ上がれない...全文を見る
○石橋(大)委員 部隊とかなんとかということは別にして、私が言っているのは第一線じゃないですよ、必ずしも。第一線から後方まで縦深陣地の中に入るか入らぬか、こう聞いているわけでしょう。第一線でドンパチやっているところばかりじゃないですよ。そういうことも含めて、もし縦深陣地の中へ入ら...全文を見る
○石橋(大)委員 それではちょっと聞きますが、防衛庁長官、今サウジアラビアへ展開しているアメリカ軍は幾らですか、兵数。
○石橋(大)委員 まあ新聞などによりますと二十一万、こういう数字もありますね。最近また十万人増派するかという話もありますね。もし二十万になったら、防衛庁長官、全自衛隊が配置をされるのと同じくらいな規模になりますね。だからもう数十キロなんて規模じゃないですよ、そんな大部隊が配置をさ...全文を見る
○石橋(大)委員 ちょっと伺いますが、確かに今は戦闘行動に入っていない、いわゆる抑止力として今は展開している。しかしそれはあくまでもそれが抑止力であるためには、場合によってはいつからでも戦端開くよ、こういう状況が前提にならなければ抑止力の意味ないでしょう。そうでしょう。どうですか...全文を見る
○石橋(大)委員 あなた方言われるように、そんなにきれいにいかないだろう、私はこう思っているから、繰り返しいろいろ聞いているわけですよ。  時間がありませんのでちょっと先へ進みますが、現代の戦争において後方を非常に重要な攻撃の目標にして戦争をする、これはもう第一線で正面作戦をや...全文を見る
○石橋(大)委員 大体十六、七世紀ぐらいまでの戦争は、ほとんど食糧は現地調達、武器はもう刀かやりかそんなものですから、余り消耗しない。余り補給は考えなくてもよかった。しかし、現代戦になればなるほど消耗が激しくなって、いわゆる消耗戦、総力戦、こういう戦争の形になりました。結果、後方...全文を見る
○石橋(大)委員 ちょっとこれは総理大臣に簡単な質問ですから聞きますが、あなたは、ベトナム戦でアメリカが敗北をした、アフガンからソ連軍が撤退をせざるを得なかった、この最大の敗因というか原因は何だとお考えですか。
○石橋(大)委員 御承知のとおり、ベトナムでゴ・ジン・ジェムの独裁政権に対する武装闘争、ゲリラが始まったのが一九五九年ですから、その一九五九年から六〇年にかけてですが、六〇年十二月二十日の南ベトナム解放民族戦線の結成に続いて、六一年二月十四日に解放民族戦線人民武装勢力が成立をする...全文を見る
○石橋(大)委員 最高の現代的な武装をしたアメリカ軍、ソ連軍とアフガンのゲリラ、ベトナムの人民解放軍、戦いの勝因は、やはり最後は正規軍の決戦だけれども、相当長期にわたっていますから、ゲリラ戦で近代装備のアメリカ軍やソ連軍を事実上敗北に追いやった、こういうふうに私は思いますが、皆さ...全文を見る
○石橋(大)委員 総理、ベトナムでは御承知のように、ゲリラが相当な正規軍を持つまでは、例えばジャングルの中に落とし穴を掘って、そこへいわばとがった木をちょっと並べたり、そしてアメリカ軍の何十人かを落とし込むようなそういう方法をとったり、それから、私は田舎の生まれですからよくわかり...全文を見る
○石橋(大)委員 ベトナムのジャングル、アフガニスタンの険峻な山岳地帯、それに比べればサウジアラビア、とにかくアラブ地帯は砂漠だ。そういう点では砂漠地帯はゲリラ戦には非常に不適じゃないか、こういう説もあります。しかし、私はそうは思わない。  御承知でしょうが、有名な「アラビアの...全文を見る
○石橋(大)委員 アメリカの国務省の調査によると、一九六八年当時、世界じゅうで百四十二件、死者二十人のテロがあった。一九八〇年には約五百件を超え、さらに一九八七年には八百三十二件、死亡者六百三十三人、負傷二千二百七十二人に達している。近年増加の一途をたどっている。こうした発生件数...全文を見る
○石橋(大)委員 いずれにしましても、さっきから言っていますように、現代戦の性格からいって後方といえども非常に危険だということ、ゲリラ戦、テロの拡大、そういうことからいって私は、総理が繰り返し言われているように、仮に安全地帯に行ったとしても安全とは言えないような状況がある、そうい...全文を見る
○石橋(大)委員 こういうことを言っているわけですよ。防衛庁長官に特に聞きたい、あなたの立場もあるでしょう。   政府が進めている国連平和協力隊(仮称)の創設構想でも、案の定、自衛隊をオモチャ扱いしようとしている。巷間論議の的となっている自衛官の”丸腰派遣”など、制服自衛官の立...全文を見る
○石橋(大)委員 今戦争に行くって言っているわけじゃないんですがな。ちゃんと平和協力隊として丸腰で行くって言っているわけですから、これは。  もう一つ、   自衛隊を本当に派遣するというのなら、小銃を携えるなど最小限の武装をさせ、制服姿で行かせる。何も戦車や大砲を持って行けと...全文を見る
○石橋(大)委員 自衛隊をやめた人の話だ、こういうことですが、これは自衛官を辞して七十日余り、毎日テレビを見ていて、こういう論文を書いておるわけですよ。お互い人間が、きのうまで制服を着ておったから、この間脱いだばかりだから、がらっと人間が変わるというものでもないでしょう。また、ず...全文を見る
○石橋(大)委員 最後に、一つだけ聞きたいのですが、総理はシビリアンコントロールについてはどういうふうにお考えですか。
○石橋(大)委員 私は、やはりシビリアンコントロールの焦点は政治家の責任、特に国家の長期にわたるいわば大戦略というか、そういうのを扱うのはやはり内閣総理大臣の最高の仕事だと思うのですね。そういう意味で、内閣総理大臣の姿勢がちゃんとしておって、しかも、ずっと長期にわたって国際情勢を...全文を見る