石橋大吉

いしばしだいきち



当選回数回

石橋大吉の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○石橋(大)委員 おはようございます。久しぶりのトップバッターでして少し上がっておりますが、きょうは大変好天でございまして、田名部農政の将来もかくあれば、こう思っておるところですが、ぜひひとつ、そういう新しい大きな希望の持てる新農政の展開に向けて、懇切丁寧なる御答弁をいただきたい...全文を見る
○石橋(大)委員 引き続いてガットの交渉に関連をして伺いますが、アメリカの大統領がかわりまして、これから後のアメリカの対外貿易政策の基調が変わるのか変わらぬのか、この辺の見通しについてちょっと伺いたいと思うのです。  御承知のように、一月の五、六両日、私たちも超党派でジュネーブ...全文を見る
○石橋(大)委員 三つ目のガットに関する質問ですが、今申し上げましたように、超党派の議員団でダンケル事務局長やアメリカのストーラー通商代表部公使、ECのベック公使などと会っていろいろとやりとりしてきましたが、米の輸入、米の関税化を例外扱いにしろ、こういう点については非常に厳しいわ...全文を見る
○石橋(大)委員 もう一つガットに関連して質問しますが、時間もありませんので簡単にします。  御承知の有名なレスター・ブラウンの研究所が出している「環境未来予測」、去年の六月に出ていますが、これなんかを見ますと、恐らく農水省も基本的にはそういう認識において一致しているのじゃない...全文を見る
○石橋(大)委員 ガットの関係につきましてはこれぐらいでおきまして、次に新農政を中心にして幾つか、これも非常に広範多岐にわたっておりますので全部の問題点に触れることはできませんが、幾つか質問をしたいと思います。  まず最初に、新農政と農業基本法の関係についてですが、農業基本法を...全文を見る
○石橋(大)委員 今大臣から、次に質問したいことに対する答えが半分ほどあったような気もしないことはないのですが、農業基本法を変える必要はないという考え方ですが、それならそれで、次に、一体、この三十年間の基本法農政をどういうふうに農林水産省としては評価をしているのか、総括をしている...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、新しい経営体に本当に大規模な農地の集積が可能なのかどうか、あるいはいかにしてそれを実現するのか、このことについて伺いたいと思います。  これは新政策の一番眼目中の眼目と言ってもよかろうと思いますが、新政策では十年程度後の効率的、安定的経営体像ということで...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、今言った農地の集積をどうするかという問題と並んで新農政のかぎを握る問題は、新しい経営体の担い手をどう確保するか、これがもう一つの大きなかぎだと私は思うのです。この点について伺いたいと思うのです。  新しい個別経営体や組織経営体の担い手について、新政策では...全文を見る
○石橋(大)委員 残り時間が少なくなりましたが、次に中山間地対策について、条件不利地域対策、EC型の対策、こういうものを参考にした政策を具体化をすべきではないかということについて伺っておきたいと思います。  「新政策そこが知りたい」という農水省の関係者も入ってつくった解説書によ...全文を見る
○石橋(大)委員 最近、中山間地は、特に環境の保全や国土の保全、景観の維持などという意味で国民的な財産として非常に評価をしなきゃいかぬ、こう言われているところですから、やはりそれも金をつけなければ、かすみを食って生きていくわけにいきませんので、少しやはりそういうのでちゃんとした検...全文を見る
○石橋(大)委員 時間が少しオーバーしましたから、これで終わりたいと思います。  ぜひひとつ、今指摘した問題点をちゃんと解決して、農業、農村の期待にこたえるように頑張っていただきますようお願いして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
02月23日第126回国会 衆議院 労働委員会 第3号
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○石橋(大)委員 きょうは、労働委員会に所属をして初めての質問でございまして、初当選をして初質問をするような気分でここに立っております。まだ労働省の局長さんも、この間水道の現場視察でお会いした石岡労働基準局長さんだけは顔を知っておりますけれども、あとの方は全部顔も名前もよく承知を...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、これからの雇用調整の中で企業内失業者が百万人くらいおる、こういう推計が従来出されているわけですが、これがどういうふうに展開していくか、こういうことに関連をしてお伺いをしたいと思います。  二月十六日に日本銀行の調査統計局が発表した「最近の雇用情勢と今後の...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、不況になるといつでも真っ先に雇用調整の対象にされるのは、女子労働者あるいは高齢労働者、外国人労働者で、こういうところにまず真っ先に雇用調整の手が加わる、こういうことになるわけですが、こういう意味で、不況下の女性雇用の問題についてこの機会にちょっと伺っておき...全文を見る
○石橋(大)委員 続いて、もう一つの高齢者の問題についてついでに伺っておきたいと思います。  景気後退に伴いまして、どうも女子労働者とともに高齢者が非労働力化をする、そしてそれが完全失業率の低下に結びついている、こういう関係があるようですが、高齢者に対する継続雇用の促進の問題は...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、時間短縮の問題に関連をして、去年、平成四年における労働時間短縮の状況及び不況に伴う時間外労働の減少を景気回復期においても持続させるような対策が必要ではないか、こういうことについてちょっと伺いたいと思うのです。  大臣の所信表明の第一は、生活大国の実現に向...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、労働大臣、ちょっと手持ちぶさたのようでございますが、改めて賃金引き上げについて大臣の見解を承っておきたいと思います。  昨年の下期から製造業においては前年比で実質賃金指数がマイナスに転じたことなど、実質賃金がほとんど増加しない、こういった実態になっており...全文を見る
○石橋(大)委員 口に出しては言えないということですが、ひとつ精神的にもちゃんと後押しをしてやっていただきますように、お願いをしておきたいと思います。  次に、余り時間がありませんが、外国人労働者をめぐる問題について二つ、三つお聞きをしたいと思います。  まず一つは、不況下に...全文を見る
○石橋(大)委員 外国人労働者に関する二つ目の問題として、いわゆる外国人技能実習制度の具体化の問題について、ちょっとこの機会に伺っておきたいと思います。  平成三年に研修の在留資格で我が国に入国した外国人の数は約四万三千人で、前年比約一六・二%の増、五年前からでは約三倍という激...全文を見る
○石橋(大)委員 余り時間がなくなりましたが、もう一つ、外国人雇用状況報告制度の創設について承っておきたいと思います。  外国人労働者雇用状況報告制度については、中央職業安定審議会外国人雇用対策部会において、その創設の必要性が指摘され、平成五年一月十四日に、中央職業安定審議会か...全文を見る
○石橋(大)委員 最後に、過労死問題についてもう一点お聞きをしたいと思っていましたが、予定をされた時間が来ましたので、次回に回しまして、きょうはこれで終わりたいと思います。どうぞひとつよろしくお願いをいたします。  ありがとうございました。
04月07日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○石橋(大)委員 私は、きょうは水産三法の審議をする大事な委員会ですが、その法案に関係をして準備をしておりましたけれども、御承知のとおり、四月二日の朝日新聞の一面トップで、旧ソ連の日本近海における放射性廃棄物の大量投棄について大きく取り上げられたわけであります。  そこで、私ど...全文を見る
○石橋(大)委員 あとの質問の都合もありますので、次に、一九七二年に採択をされ、七五年に発効した廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約、いわゆるロンドン条約が核廃棄物の海洋投棄を禁止している理由を、具体的、ごく簡単にお答えいただきたいと思います。
○石橋(大)委員 もう少し具体的に話をしていただくとありがたいのですが、余り具体的な答えもできないようですから、次に進みます。  三番目は、この放射性廃棄物の海洋投棄の方法あるいは安全確保の方法などについて伺いたいと思うのですが、今の四月二日の朝日の記事によると、こう書いてある...全文を見る
○石橋(大)委員 今の答えに関連してさらに伺いますが、ロンドン条約は、御承知のとおり廃棄物を三つに分類をしてそれぞれ次のように取り扱いを決めている。  「第一のカテゴリーのものは、有機ハロゲン化合物、水銀、カドミウム等危険性の高い物質等(条約上は、附属書1に掲げられている)であ...全文を見る
○石橋(大)委員 どっちにしても、この国際基準や国際的な取り組みに違反をした投棄をやっている、こういう事実はこのことからもはっきりしている、こういうふうに思います。  次に、原子力潜水艦の関係ですから、防衛庁来ていると思いますが、防衛庁にちょっと聞きたいと思うのです。  原子...全文を見る
○石橋(大)委員 原子力潜水艦に関しては、さっき言いましたように我が国は原子力潜水艦を持っていない、そういうこともあって答えられない。一般的な原子力発電所などに関係する廃棄物に関連をして、今防衛庁の見解がありました。  それで、さらにこの問題に関連してもう一つ伺っておきたいので...全文を見る
○石橋(大)委員 あえて念のために申し上げますが、ということは、原子力潜水艦の沈没にかかわる核の汚染、あるいは原子力潜水艦の廃艦に伴う核汚染物質の海洋投棄などに関しては、防衛庁は全く知識もなければ対処能力もなしと判断していいですか。
○石橋(大)委員 後で衝突事故の関係について幾つか事例を挙げながら聞きますが、とりあえず防衛庁さん、忙しいようですから、この辺で結構です。  科学技術庁の専門家は、この点についてはどういうふうにごらんになりますか。
○石橋(大)委員 今、定期的に海水その他のモニタリング調査をやっているということでしたが、事この問題に関しては定期的な海水の調査だけでは非常に不十分だと私は思うのですよ。ある意味では海水の中にかなりの放射能物質が、汚染されたものが見つかったときにはもう遅い、こういう関係にもなるわ...全文を見る
○石橋(大)委員 関係省庁で協議をして適切な対処をするということは当たり前のことですし、私の今の質問に対する答えにはなってないのですよ。海水中に放射能汚染されたものなどが出てくるようになってからでは遅いから、もう少し根本的な手段方法を講じるべきではないかということですから、それに...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、同じ新聞記事の中にこういうことが書いてあるわけですね。科学技術庁の見解として「国民生活に直接の影響はない」、あるいは原子力関係者の見解についても同じような見解だ。国民よ安心せよ、こういうことかもしれませんが、それは私のつけたりですが、そういうことが書いてあ...全文を見る
○石橋(大)委員 現時点では国民生活に重大な影響を与えるような状況は見られていない、しかし、今度の旧ソ連の核廃棄物投棄全体が全く国民生活に影響がないなどとは言っていない、こういうことですね。そういうことでいいですね。
○石橋(大)委員 将来、このことによって深刻な影響が出ないように、ひとつ万全の対策を講じていただきますようにお願いをしておきたいと思います。  次に、海流による放射能汚染の拡大について伺っておきたいと思います。  これも朝日の記事の中にあることですが、「原子炉の燃料は被覆され...全文を見る
○石橋(大)委員 これは固型物に被覆をされて、それで安心できるかどうかということについては後で申し上げますが、今の答弁は、そういう被覆保をされているから安全だ、こういう答弁ですね。  それはそれとして一応承っておきますが、もしその容器が壊れてプルトニウムだとかその他汚染物質や核...全文を見る
○石橋(大)委員 私は、投棄をした仕方についてはおたくの方の説明を一応是なら是としておいて、もし万一容器が壊れたときに、海流との関係はどうなるかということを聞いておるわけでしょう、その点についての答えになっていませんよ。  しかし、時間がありませんから、先に行きます。  次に...全文を見る
○石橋(大)委員 答弁になってないな。質問に対する答えに一つもなっていないと思うんですね。投下をした直後、破壊されないということを前提にして評価をしておる。僕が聞いておるのは、何年かして容器が破損をしたり、腐食をしたりして汚染物質が流れ出たときに深海底の海流との関係でどうなるのか...全文を見る
○石橋(大)委員 まあいいですわ。時間がありませんから次に行きます。  それで、こういう事実についてどう思うかということですよ。廃棄物をおさめるコンテナは金属製で十年、セメント製で三十年、こう言われておるわけですね。そのとおりだとすれば極めて危険性が高いと私は思うのですよ。 ...全文を見る
○石橋(大)委員 とにかくそれじゃ困るわけですよ。今の段階はそういうことで判断するとしても、そういうことでちゃんと未来ずっと安全だなんと思ってほっておかれたのではかなわぬですよ。日本海の漁場もだめになるし、沿岸住民の生活も場合によっては重大な危機に襲われるわけですから、やはりそう...全文を見る
○石橋(大)委員 そろそろ私の時間の終わりが近づきましたので、最後に農林水産大臣に、きょう出席の政府関係の中では一番偉い人ですので、権威ある、ちゃんとした見解を承りたい、こう思っております。  けさの毎日新聞によると、二日の日に今のソ連政府の報告書が明らかになって、日本だけじゃ...全文を見る
○石橋(大)委員 これで終わりますが、どっちにしても軍事機密で真実の報道がされない、冷戦体制が崩壊しましたから以前に比べればこういうことはかなり薄れておるかもしれませんが、しかし今日段階でいうと、余りにも大量に、しかも危険な汚染物質を投棄をしたがために、周辺諸国に非常に大きいショ...全文を見る
04月16日第126回国会 衆議院 労働委員会 第7号
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○石橋(大)委員 雇用失業情勢などについては先般の大臣の所信に対する質問である程度行いましたので、私は、ずばり労働基準法改正問題に入って質問をさせていただきたいと思います。  まず冒頭、大臣に、今後のこともありますのでしかと所見を承っておきたいと思っております。  御承知のと...全文を見る
○石橋(大)委員 ぜひひとつ、一たん労使で話し合って決めたことについては、今表明されましたように、最高責任者のところでしっかり守って、時間短縮に邁進していただきますようにお願いをしておきたいと思います。  次に、日経連の時間短縮に対する見解、態度について労働省がどういうふうに考...全文を見る
○石橋(大)委員 いずれにしましても、日経連の論理でいけば、いつまでたっても時間短縮はできない、こういうことになりかねないと思いますから、ぜひひとつそういうことがないように、時間短縮についての一層の取り組みを要望しておきたいと思います。  三番目に、時間短縮に関連して、中小零細...全文を見る
○石橋(大)委員 労働組合の側でも懸命な努力をしなければなりませんが、今お答えをいただきましたように、やはり中小零細のところは行政の側でも一定のバックアップをしてもらうことが不可欠だと思いますから、ぜひひとつよろしくお願いをしたいと思います。  次に、いよいよ時間短縮の話に移り...全文を見る
○石橋(大)委員 まさに前半は二宮金次郎大臣にふさわしいような答弁でしたが、そうはいっても、もう五年も十年も前から世界第二位の経済大国になっているわけでありますし、さっき申し上げましたように、それでもなおかつ日経連など経営者団体はまだまだあくせく、果実を分けるよりも先にもっと果実...全文を見る
○石橋(大)委員 できるだけ時短の効果が上がるように、対象は限定的にひとつやっていただきますようにお願いをしておきたいと思います。  次に、十人未満の商業・サービス業等に関する週四十八時間の特例措置の継続、これについても必要やむを得ない最小限のものにすべきではないか、こういうこ...全文を見る
○石橋(大)委員 よろしくお願いをしたいと思います。  次に、変形労働時間制の拡大について伺いたいのですが、結論を先に言うと、変形労働時間制を最長一年とすることは、一日八時間の労働時間の原則を骨抜きにして形骸化をしてしまうのじゃないか、こういうことであります。  昭和六十二年...全文を見る
○石橋(大)委員 さらに細部は別に後から時間をかけて詳しくやっていただくことにしまして、次に進みたいと思います。  次に、時間外と休日労働の削減についてちょっとお聞きしたいのですが、質問を二つ予定しておりますけれども、時間の関係がありますから一緒にお尋ねをします。  まず一つ...全文を見る
○石橋(大)委員 御承知のとおり、最近の労働時間短縮の状況を見ると、所定内労働時間の短縮はある程度進んでいる。しかし、どうも所定外労働時間の短縮が非常に遅々として進まない、こういうところに最大の問題があることは御承知のとおりですから、この辺に対する歯どめをかけるためにも上限設定の...全文を見る
○石橋(大)委員 いろいろ検討されたようですが、今申し上げましたように、長時間労働やサービス労働につながらないように、ひとつしっかりとした歯どめをかけていただきますようにお願いをしておきたいと思います。  次に、年次有給休暇の取得促進について伺いたいと思うのです。  これに関...全文を見る
○石橋(大)委員 今病気休暇制度をつくっているところも二四・九%あるが、それだからといって有給休暇の取得率が上昇したという形跡は見られない、こういう御答弁でしたが、何にしても、制度を変えたらすぐ一挙に一〇〇%実現をするということになかなかなりにくい面もあると思うので、時間をかけて...全文を見る
○石橋(大)委員 時間がないかと思ってかなりはしょりましたから、あと一、二分時間は残っておりますが、一応以上で私の質問を終わりたいと思います。ぜひひとつ時間短縮、週四十時間制の実現に向けて、大臣以下労働省の皆さんのさらなる御健闘を祈りまして、私の質問を終わります。  ありがとう...全文を見る
05月11日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○石橋(大)委員 参考人の皆さんには、きょうはまたお出かけをいただきまして大変ありがとうございました。いろいろたくさん質問をしたいことはありますが、時間が限られでおりますので、お一人の方からせいぜい四、五分ぐらいしかお話しいただけないということですから、質問の取捨選択にも非常に困...全文を見る
○石橋(大)委員 時間が参りました。ありがとうございました。
05月19日第126回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○石橋(大)委員 私が最後の質問になるわけですが、御承知のとおり、私たち日本の農業、特に基幹作物であり、二千年の伝統を持つ、そしてまた、この国の固有の文化をはぐくんでまいりました土地利用型農業、米づくりを中心にした農業は、非常に深刻な担い手問題や耕作放棄地の激増問題などに象徴され...全文を見る
○石橋(大)委員 果たしてそういうふうにうまくいくのかどうかということについては、後で具体的な問題を通じてさらにお尋ねをしたいと思いますから、一応これは今の段階はこれで置いておきます。  次に、この三十年間の価格政策のあり方、特に米価の関係のあり方というものが自立経営形成の一つ...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、基本法農政は御承知のとおり選択的拡大ということを大きな柱にして進められてきたわけであります。しかし、この選択的拡大というものも、さっきもちょっと言いましたが、農基法農政の健全な発展、そういうことを妨げるような結果になったのではないか、こういうことが指摘をさ...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、農地政策についてちょっとお伺いしたいと思います。  農基法では、構造政策の重要な柱となるべき農地政策について余り多くのことを言っていないわけであります。第二条で、第三号ですが、農業経営の規模の拡大、農地の集団化を図ることと、一般的な方向づけをしております...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、農産物の自由化、市場開放、これが農基法農政そのものを非常に無力化したといいますか、のではないか、この辺についてどう考えておられるかということをお尋ねをしておきたいと思うのです。  農基法の第十三条「国は、農産物(加工農産物を含む。以下同じ。)につき、輸入...全文を見る
○石橋(大)委員 今の官房長の答弁は答えになっていないと私は思いますよ。輸入農産物の影響で深刻な影響があったときに、関税率の調整や輸入の制限その他必要な施策を講ずるということについて、今までは非常に甘過ぎたのではないか、今後ちゃんとやるということになるのかどうか、この辺をどういう...全文を見る
○石橋(大)委員 ぜひそういう意味では厳格に対処をしていただきたいと思います。  次に、農業生産者の生産意欲を、私の言葉で言えば破壊して、農業に対する情熱を奪った、その大きな原因は、極めて効率主義的な、私の言葉で言えば効率至上主義的な政策運営にあったのではないかと思うわけであり...全文を見る
○石橋(大)委員 今のことについては、先般二月十八日の大臣所信に対する質疑の中でも言いましたが、新農政の中でも、例えば価格政策については、規模拡大をしてコストを下げる、そういう合理化努力に対してタイムラグがないように価格政策を運用する、こういうことがあるわけですね。幾ら頑張っても...全文を見る
○石橋(大)委員 大体以上で農基法農政三十年をめぐる問題点については終わりたいと思いますが、最後に大臣に、農業基本法を変える必要はない、こう言っているわけですが、今私が指摘したような問題についても、農政当局の立場では全面的に必ずしもお認めになっていない。しかし、農家、生産者レベル...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、新政策をめぐる幾つかの問題点について質問をしたいと思って、そういう順序で申し上げていますが、ちょっと順序を入れかえまして、三番目の中山間地対策をこの段階で申し上げておきたいと思います。最後のところにしておきますと、言いたいことが言えなくなる危険性があります...全文を見る
○石橋(大)委員 今構造改善局長から、私がこれから申し上げようとすることに対して少しばかり答えがあったような感じもしないこともないのですが、きょうは私は、後々の対策も含めて、ここで中山間地における農林業従事者の所得確保に関する法律(仮称)の立法構想について提起をしておきたいと思う...全文を見る
○石橋(大)委員 さっきもちょっと言いましたが、森林や山林の環境保全の面からの評価などいろいろ強調されるけれども、幾ら強調しても銭にならぬわけですから、かすみを食って生きるわけにいかぬ、やはり銭になることを考えなければいかぬ。  今大臣言われるように、私の島根県だって、例えば出...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、新経営体の前提条件の整備は実現できるかどうか、こういうことについて聞いておきたいと思うのです。  新しい経営体は、十ないし二十ヘクタールの個別経営体の形成は、現在の技術水準、中型機械化体系のもとで、集団化された圃場の利用を前提としているわけでありまして、...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、組織経営体は予定されているような集落農場制の担い手だり得るのかどうか、この問題についてお聞きをしておきたいと思うのです。  新しい政策においては一ないし数集落にわたっての組織経営体二万を目標にしているわけですが、そういう組織経営体は今後も安定的に発展し、...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、新しい経営体の形成と担い手の確保について伺いたいと思います。  今も申し上げましたように、新政策では、個別経営体のうち稲作生産で十ないし二十ヘクタールの単一経営五万、五ないし十ヘクタールの複合経営十万、これを目標にしているわけですね。合計十五万の経営体で...全文を見る
○石橋(大)委員 そろそろ時間が来ましたが、やはり担い手確保の問題に関連して、もう一つ重要なことをお話ししておきたい。  私は、他産業並みプラスアルファの労働時間短縮、所得(賃金)なしに新経営体の担い手も農業労働者の確保も不可能である、この面で画期的な対策が求められている、こう...全文を見る
○石橋(大)委員 これで終わりますが、私は、できれば大臣も各局長も十年くらいそのままとどまって、十年後どうなるか見たいものだと思ったりもしておりますが、どっちにしても非常に期待も大きいし、深刻な問題も抱えておりますから、ぜひ農政当局で遺憾なきを期してひとつ頑張っていただきたい。 ...全文を見る
○石橋(大)委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議及び民社党を代表して、農業経営基盤の強化のための関係法律の整備に関する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     農業経営基盤の強化のための関係法律...全文を見る
06月03日第126回国会 衆議院 労働委員会 第14号
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○石橋(大)委員 今や基幹労働力になりながら、賞金、労働条件、身分、いろいろな面で不利な待遇を受けているパート労働者の皆さんの処遇を改善するために、四党共同で法律案を提起をされました。大変な努力にまず最初に敬意を表しておきたいと思います。  限られた時間ですから、ずばり本題に入...全文を見る
○石橋(大)委員 今の御答弁にもありましたように、今まで行政の側もこういうパート労働の問題点を認識をされまして、パートタイム労働指針を定め、そしてまた行政指導でその是正を目指してきているわけです。それで十分じゃないか、こういうような意見もあるわけですが、そういう中であえて提案者が...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、パート労働者の定義についてちょっと伺いますが、法案では「一日、一週間又は一月の所定労働時間が、同一事業場における通常の労働者の所定労働時間より短い労働者」、こういうふうにされていますが、相当程度短い、例えば二割以上短いと限定して定義し、この範囲に入らない者...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、パートタイム労働者の雇用・労働条件の改善を考える場合に、差別的取り扱いの禁止、すなわち均等待遇の実現、これは基本的な思想または取り組み姿勢の問題としては恐らく大方の意見が一致をするところだろう、こういうふうに考えられるわけであります。  しかし、先ほども...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、法案では、是正命令または申請にかかわる決定に不服のある者は、短時間労働審査官に審査請求をして、その裁決に不服のある者は、短時間労働審査会に再審査請求をすることができる、こういう不服審査機関の制度を設けているわけでありますが、その理由について少し詳しくお話を...全文を見る
○石橋(大)委員 けさからの質問を聞いたりしておりますと、どうも今度のパートの労働法を制定するに当たっては、この法律に強制力を持たせるか持たせないか、そういうところに根本的な意見の対立というか考え方の違いといいますか、そう いうものがあるように見られるわけです。  先ほどから...全文を見る
○石橋(大)委員 少し時間が残っていますが、予定をした質問を以上で終わります。  どうもありがとうございました。
09月28日第128回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○石橋(大)委員 派遣委員を代表いたしまして、私から調査の概要を申し上げます。  去る九月二日及び三日の二日間、平成五年北海道南西沖地震による被害状況調査のため、北海道に派遣された委員は、池端清一委員長を団長として、新生党・改革連合の西川太一郎君、自由民主党・自由国民会議の七条...全文を見る
10月26日第128回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○石橋(大)委員 細川総理、大変御多忙な中、本委員会のたっての要望にこたえまして御出席を賜りましたことを、まず冒頭に厚くお礼を申します。  私は、連立与党各党を代表いたしまして、極めて限られた時間でありますが、米の関税化、輸入自由化に関連をいたしまして、以下若干の質問を申し上げ...全文を見る
○石橋(大)委員 質問時間がわずか十五分ですので、次に武村官房長官の談話に関連してちょっと聞こうと思いましたが、順序を入れかえまして、ガットのウルグアイ・ラウンドの中心的課題である自由貿易主義の原則と、食糧輸入大国としての我が国の立場に関連して総理の所見を伺っておきたいと思います...全文を見る
○石橋(大)委員 ぜひひとつそういう基本的な姿勢を堅持をして頑張っていただきたい、こう思います。  ごくわずかしか時間がありませんが、さっきちょっと順序を入れかえましたが、「コメ決断は近い」こういう武村官房長官発言について、総理の所見を承っておきたいと思います。  御承知のと...全文を見る
○石橋(大)委員 持ち時間がちょうど来ましたのでこれで終わりたいと思いますが、どうかひとつ、三度にわたる国会決議をしっかり踏まえて今後の交渉に対処をしていただきますようにお願いいたしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
10月29日第128回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○石橋(大)委員 全体の質問時間も三十分で、農林水産大臣に対する質問は二十一分ですから、非常に芸の細かい質問をしなければならぬわけですが、せっかくの機会ですから、ごく簡単に三つ、四つ質問をしたいと思います。  まず最初は、米の作況指数の発表の仕方あるいは扱い方の問題ですけれども...全文を見る
○石橋(大)委員 どっちにしましても、今申し上げましたように、毎日田んぼで米を見ている人たち、作況を見ている人たちとの間に大きな差が生ずるということは余り好ましいことではないと思いますので、優秀な農水省の技術者もたくさんおられることですから、ひとつ今後の問題としてさらに検討してお...全文を見る
○石橋(大)委員 大臣、用事があるようですから、どうぞ行ってください。  余り時間もありませんが、ちょっと事務当局にもう一つ。  初めに余り言ってなかったのですが、要するに大災害のために、作況指数の問題をちょっと言いましたが、そうはいっても査定に、損害評価に人手が非常に不足を...全文を見る
○石橋(大)委員 次に、新農政と農業共済というか災害対策の関係についてちょっと聞いておきたいと思うのですが、去年の六月十日に新しい、新農政の方針が出されまして、御承知のように、土地利用型農業、米を中心にした農業ですが、向こう十年ぐらいの間に十ないし二十ヘクタールの農家を五万戸、五...全文を見る
○石橋(大)委員 私も農林水産委員をやっておりますけれども、共済の審議に直接タッチをしていなかったものですから認識不足でしたが、ぜひひとつそういう手をちゃんとしていただきますようにお願いをしたいと思います。  それからもう一つ、規模の拡大との関係で、小作料というか借地料の関係に...全文を見る
○石橋(大)委員 時間が来ましたので、残念ですが、これで終わります。ありがとうございました。よろしくお願いします。
○石橋(大)委員 九分ですから、これまだかなり芸の細かい質問になるのですが、時間がありませんので、質問を一点に絞って、ちょっと建設省の考え方をこの機会に承っておきたいと思います。  今度冷害地の視察を組みまして、災害対策委員会で、鹿児島、北海道の奥尻、東北の冷害、大分の水害地と...全文を見る
○石橋(大)委員 一分か二分時間はありますが、恐らく皆さん共通の関心事項だと思いますし、この機会にこの問題についての、今大体答弁をいただきましたからこれ以上恐らく、余り具体的なことを言うとまたいろいろと差しさわりが出てくる話でもあろうか、こう思いますから、私はこの一点だけで終わり...全文を見る