石橋大吉

いしばしだいきち



当選回数回

石橋大吉の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○石橋委員 久しぶりに農林水産委員会の質問をさせていただきますが、特に、玉沢大臣は、私がこの場へ登場したときのたしか農林水産委員長だったと思っておりますが、そういう意味で個人的にもいささか思い出がある大臣でありますから、ひとつ頑張っていただきたい、こう思っています。  きょうは...全文を見る
○石橋委員 次に、全国新規就農ガイドセンター、全国農業会議所に設置をされていますが、これが、新規就農者の就農実態に関するアンケート調査というのを平成八年の十二月に実施をしております。  このアンケートの発送者、対象者は千八十一人、回答者は四百二十一人、約四割。集計可能なものが四...全文を見る
○石橋委員 二つ目は、地域的な偏りと同時に、新規就農者が選択をする作目がこれまた非常に一部の作目に集中しているんですよね。  新規就農者の希望する作目は、野菜、施設園芸が圧倒的ですね。これだと農地面積も比較的少なくて済みますし、都市近郊に入植することも可能だ、こういうことからこ...全文を見る
○石橋委員 次に、最近の新規就農者の動向を見ると、大都市からの希望者が非常に多いんですね。そういう傾向を踏まえたときに、もっと大都市からの青年就農者の確保に力を入れるべきじゃないか、こういうふうに考えられるわけです。  その前に新規就農者の就農理由を見ると、一番は「農業が好きだ...全文を見る
○石橋委員 ぜひひとつそういうことを具体化して頑張っていただきたい、こう思います。  次に、借入金、新規就農資金の問題に関連して幾つか伺いたいと思います。  新規の就農者が就農するに当たって何に一番苦労したか。その第一は、資金をどう確保するか、こういう問題であり、二つ目は、農...全文を見る
○石橋委員 次に、こういう措置を通じて新規就農者が増加すること、拡大することを期待しているわけですが、農林水産省としては、今後毎年何人ぐらいの新規就農者、特に青年就農者、中高年を含めてもいいのですが、必要であると考えておられるのか、見込みをちょっとお聞きしておきたいと思います。 ...全文を見る
○石橋委員 基本的な考え方は余り変わっていないようですが、次に、就農開始をして、次年度以降の運転資金の手当てをどういうふうに考えておられるのか。  今回の就農支援資金は、研修等就農の準備に必要な資金に加えまして、施設の設置、機械の購入等に必要な資金を貸し付けることができるように...全文を見る
○石橋委員 次に、今回の法改正によって拡充される就農支援資金を農業信用保証保険制度の対象とすることについて、ちょっと伺っておきたいと思いますが、一つは、債務保証の対象とする就農支援資金創設の背景について、ちょっと聞いておきたいと思うのです。  さっきもちょっと、新規就農者の実態...全文を見る
○石橋委員 もう一つ、この問題に関連をして、基金協会が保証引き受けを行う場合の条件について、各基金協会が決めることになっているようですが、今回農業信用保証保険制度の対象とされる就農資金の保証引き受けに当たって、保証料の水準、担保の徴求など保証引き受けの条件についてどういうふうに考...全文を見る
○石橋委員 わかりました。  資金問題の最後は、新規就農者の営農実態と借入金の返済の問題についてちょっと聞いておきたいと思うのです。  農業所得での生活可能性についての調査がありますが、それを見ますと、全体では、農業所得で生活できない、こう回答した人が五二・四%あるわけです。...全文を見る
○石橋委員 次に、農業に関する技術習得、研修問題についてちょっとお聞きしたいのですが、就農前の技術研修の有無について見ると、大体受けた者が百九十人、受けない者が百八十五人、ほぼ半々。そして、受けた者の研修先は、個人農家、法人経営を含みますが、こういうところが多いわけですね。  ...全文を見る
○石橋委員 次に、新規就農者のもう一つの大きな悩みは、やはり住宅を確保することですね。これはもうほとんど個人で探さなければいかぬ。なかなか情報も乏しい。過疎化の進んだ中山間地へ行けば空き家は結構あるけれども、いろいろな考え方があって、そう簡単には借りられない、こういう状況があるわ...全文を見る
○石橋委員 今話を聞いて、農林水産省も新規就農者の住宅について非常に関心を持っていることを改めて認識をしました。大変結構だ、こう思っていますから、頑張ってください。  次に、新規就農ガイド事業における新規就農者の相談件数あるいは相談者の数と実際に就農した者との間にかなり大きな開...全文を見る
○石橋委員 次に、ちょっとまた小さい問題ですが、関東の農政局管内での相談件数が非常に多いですね。これは、全国就農ガイドセンターが東京にある、こういうこともあってかどうか知りませんよ。同時に、新規就農者の要望も関東地域が多いわけですね。  この辺、大都市近郊ですから、かなり金もか...全文を見る
○石橋委員 次に、市町村の就農支援活動と、それに対する国の支援措置などについてちょっと伺いたいと思うのです。  全国及び都道府県新規就農ガイドセンターによる、全国の市町村段階における農業外からの新規就農者の受け入れ、支援体制の整備状況調査、平成九年の十一月、こういうのがあります...全文を見る
○石橋委員 今後もひとつ、特に金を出すことについては何分の配慮をお願いしておきたいと思います。  地味な質問の最後は、農地の確保のことについてちょっと聞いておきたいと思うんです。  御承知のとおり、中山間地を中心にして耕作放棄地も目立ってふえている。そういう意味では、農地は幾...全文を見る
○石橋委員 新規就農をめぐる、現段階で把握できる問題点についてはおおむね総ざらいをしたんじゃないか、こう思っておりますが、どっちにしても、そういう問題点を踏まえて、新規就農のさらなる発展のためにまずひとつ頑張っていただきたい、こういうことを地味な質問の最後に要望しておきます。 ...全文を見る
○石橋委員 新規就農者がいかに大事かということを、違った側面から、今大臣はちょっと集落のことを言われましたが、農村集落の現状から、もう一つ強調しておきたいと思うんです。  農林水産省からもらった農業集落数の推移を見ますと、昭和四十五年、一九七〇年の時点と平成二年、一九九〇年の時...全文を見る
○石橋委員 今、私の質問に対して、十二年度予算などではかなり積極的な対応をしている、こういう大臣の答弁がありましたが、それにしても、まだまだ絶対数五千三百人程度では少ないと思いますし、直接所得補償制度が導入されるとはいえかなり複雑な制度でして、全体の農地面積の五分の一が対象だ、こ...全文を見る
○石橋委員 いずれにしましても、日本の農業、農村は重大な岐路に立っていることは間違いありませんし、これまでの歴史からいって、農民も国民も、農業に対する関心という点からいえば、必ずしも十分な状況ではありませんから、特に新規の青年就農者対策はそういう意味では非常に重大な問題になってい...全文を見る
05月11日第147回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○石橋委員 きのうの質問の通告の段階では予定をしておりませんでしたが、今、岸本議員の発言もあるし、きのうの矢上雅義議員の発言も我が党にとっては見過ごすことのできない重要な内容を持っていますので、冒頭に緊急にこの話をちょっとさせていただきたいと思います。林野庁長官、来ていますね。 ...全文を見る
○石橋委員 今、どうも林野庁長官の答弁は非常に微妙な言い方というか、あいまいな答弁をしておるわけですね。こういうことは明確に答えられる話じゃないですか。羽田さんが、国会議員として玉川温泉の開発に絡んで不当な利益を得るような行為をしたかどうか、こんなことは簡単に、事実問題があるかど...全文を見る
○石橋委員 言及するような立場にないということは、どういうことですか。林野庁長官は責任持たないということですか。きのうの矢上議員の発言の中では、調査の結果はっきりしておる、こう言っているわけですよ。ですから、どこかにちゃんとした根拠があるはずでしょうが。林野庁長官がそういうことを...全文を見る
○石橋委員 承知をしていないということは、なかったということですか。それとも、言及するという立場にないということは、どういうことですか。林野庁長官としての責任は持たないということですか。  ちょっと、僕も余りこの問題、長くやりたくないのです。本題に入りたいのですが、もう一遍だけ...全文を見る
○石橋委員 林野庁長官は、これ以上踏み込むことは何としても避けよう、どうもこういう姿勢のようですから、これ以上は言いませんが、しかし、私どもの解釈としては、承知をしていないとか言及する立場にないということは、そういう事実はなかった、こういうふうに私は受けとめたい。  こういうこ...全文を見る
○石橋委員 そういうことであれば、漁港の整備あるいは維持管理などの具体的な業務についても、この際、権限と同時に、よく言われておりますように、金もセットにして地方に移譲すべきだ、こういうふうに思うのです。全部が全部国から地方自治体にというわけにはいかない面があることはあるかもしれま...全文を見る
○石橋委員 地方分権、地方に対する権限移譲に実体を持たせるためには、やはり銭金の裏打ちがなしには私は意味がないと思いますから、将来的にひとつそういうことを念頭に置いた対処をお願いしておきたい、こう思います。  次に、これもさっき岸本議員からも話がありましたが、漁港区域内における...全文を見る
○石橋委員 自動車もそうですが、港や海岸で船の残骸が朽ち果てるともなく放置をされているというのは非常に景観も損ねますし、漁村のためにもよくないと思いますから、ぜひひとつ、今運輸省が言われているような再利用の技術開発などを急いでいただきますように、お願いをしておきたいと思います。 ...全文を見る
○石橋委員 いろいろと公共事業をめぐっては議論のあるところでありますから、せっかく再評価制度を導入されるわけですから、ひとつ万全を期して国民の期待にこたえていただきたい、こういうことをお願いしておきたいと思います。  次に、余り時間がありませんが、せっかく水産関係の質問の機会を...全文を見る
○石橋委員 沿岸漁業者の死活にかかわるような問題でもありますので、日中交渉で適切なまとめをしていただきますように、関係漁民の皆さんにかわってぜひお願いをしておきたいと思います。  もう余り時間がないんですが、最後に、平成十一年度の漁業白書に関連をして、予定の質問は全部できないか...全文を見る
○石橋委員 確かに大臣が言われるとおり、資源が激減をしておりまして、遠洋漁業が厳しく規制されるようになった、公海の漁業も同じく規制されるようになった、そういうこともありましょうし、資源の減少、特にイワシなんかは物すごく激減をしているわけですから、そういう点はあると思います。同時に...全文を見る