石原慎太郎

いしはらしんたろう



当選回数回

石原慎太郎の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第112回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 御指摘の問題は、まさに運輸省の行政の最近の新しい眼目でございまして、御趣旨には全く同感でございます。  最近、急速に普及している海洋性レクリエーションを一層盛んにすることは、国民生活の質の成熟向上を図り、同時に造船業の振興を含めた内需拡大にも寄与する...全文を見る
02月01日第112回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○石原国務大臣 航空料金の形成というのは非常に難しい方程式になっておりますから、ここでつまびらかにいたしませんが、いずれにしろ、差益をとにかく還元するように指導しておりまして、現在のところ、相手側の料金も上げさせまして大体百六十円建てにはなっておりますけれども、なおやはりこれは現...全文を見る
○石原国務大臣 失礼いたしました。  百六十円建てになっておりますので、為替の現況に近い形で値下げをするように指導するつもりでございます。
02月03日第112回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○石原国務大臣 おかげをもちまして、国鉄改革の後のJR、順調に進んでおりますが、一方、今御指摘の清算事業団が抱えている問題があるわけでございます。  国鉄等の職員の再就職対策につきましては、再就職先未定の職員が六十三年一月一日現在で五千二百九十人となるなど一応順調に推移はしてお...全文を見る
○石原国務大臣 せんだって西ドイツのエムスランドというところに参りまして、向こうの技術をつぶさに見て参りました。翌日、ちょっと時差ぼけが残っておるときに記者会見いたしまして、言葉が不十分で大変誤解を招きまして、また一部の方々に御迷惑をおかけしたこと、申しわけないと思っております。...全文を見る
○石原国務大臣 詳しくは政府委員から御答弁いたしますが、これは元運輸大臣であります山下委員に釈迦に説法かもしれませんけれども、昭和四十八年の変動相場制移行に従いまして、発地国の航空企業の費用をベースにし、発地国の通貨建てで運賃が設定されることに国際的に決まったわけでございます。こ...全文を見る
02月06日第112回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○石原国務大臣 選挙公報でございますから字数も限られておりまして、表現不足のところもあると思いますが、当時大型間接税という名前ばかりが先行いたしまして、実態をつかみ切れぬままに選挙になりました。大平内閣のときに消費税を引っ込めて、そのかわりにとにかく行革を徹底するという指針が打ち...全文を見る
02月17日第112回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○石原国務大臣 私たちは、いかなる人種差別にも原則的に反対をいたしております。これは閣僚としても、それ以前に政治家としてもその姿勢は変わりませんが、ただいろいろな関係で非常に重要な国でございますし、特に西側の中の非常に貴重な資源の供給国でもありまして、この国が政治的に安定しないと...全文を見る
○石原国務大臣 繰り返して申しますが、私たちが南アに望んでいる政情の安定というのは、決して現政権が白人優勢のもとに安定するということではございません。あくまでも人類にとっての懸案であります人種差別というものが撤回されて、そして黒人の生活が向上し、白人と肩を並べた生活が保障される中...全文を見る
○石原国務大臣 それはまた一つの方法であると思いますけれども、同時にやはり、制裁ということも並行しながら私たちは説得すべきものは説得し、彼らがその説得に応じて教育等の普遍で黒人の生活を向上する努力をやはり誘発していきたいと思っております。
02月18日第112回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○石原国務大臣 おっしゃるように、このAT車というのは一千万台を超しまして大変な数になりました。ただ、先ほど局長がお答えしましたように、過半の事故の原因がどうも操作ミスによるものであるということでありますけれども、同時にまた構造上の問題も明らかにありまして、それは研究し、原因を突...全文を見る
○石原国務大臣 おっしゃるとおり、人間の生命にかかわることでございますから、速やかに原因を究明し、それを取り除かなくてはいけないと思いますが、また、ディーラーとか生産者が体面もあって隠すようなことが実際にあるのかないのかつまびらかにいたしませんけれども、そういう傾向がないでもない...全文を見る
02月20日第112回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 旧国鉄用地につきましては、清算事業団の資産処分審議会で地価を顕在化させない何か有効な方法はないかと今審議中でございますが、近々答えが得られると思いますけれども。ただ、信託はちょっと問題もございまして、いわゆる逆ざやの現象が起こりかねない、それから長期債...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) その問題でございますけれども、駅舎についてはかなり高度化した利用を現在行っておると思いますが、問題は、いわゆる線路の上の空間ですけれども、これは確かにアイデアとしては結構なんですが、周囲の事情、道路の事情などとの兼ね合いで工事はかなり難しいような気がい...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) この問題につきましては、以前質問書をいただきまして閣議決定を経た回答をいたしております。すなわち、現在のところ那覇空港の共用をやめる考えはございませんが、一般論としては自衛隊の使用する飛行場と民間の使用する飛行場は分離されていることが望ましいと考えてお...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) それはもう当然苦情が来ると思いますが、しかし首都高速の場合には、先ほど言いましたネットワークということもありまして均一料金制をとっております。それを、委員がおっしゃるみたいに距離別にしたらどうかという案もないではございませんが、ただ、そうしますとまた新...全文を見る
02月23日第112回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○石原国務大臣 日本の近海にもシーレーンの一部はあるわけでございますけれども、少なくとも保安庁が抱えております業務は、沿岸の警備あるいは海難の救助といった限られた問題でありまして、防衛庁の機能とこれがどうかかわってくるかということについて過去に協議をしたことはございません。  ...全文を見る
02月26日第112回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○石原国務大臣 先般ある集まりで、日本の代表的な船会社の社長さんと、また石油会社の社長さんから、日本の船員たちが本当に矢弾の下を命がけで運航して日本に油を供給している、自分たちとしては危険手当は出しているけれども、それプラスアルファ、何か国でこの人たちの努力に報いるべく報償して願...全文を見る
○石原国務大臣 大変ありがたい御提言でございまして、実は既に海員組合から提案がありまして、年金を使いました年金客船の構想があって、これは既に調査費をつけまして、一応調査が終わりまして、その答申といいましょうか、結果を今待っております。  それから、これはまた違う方から提案があり...全文を見る
○石原国務大臣 大変結構なアイデアだと思います。  それから、先ほど申しました年金客船あるいは修学旅行の客船などが実現しましたら、そうべらぼうに遠くへは行けませんから、やはり日本を中心にした、例えば台湾あるいは中国の上海あるいは韓国のいずれかの港、それからまたソビエトのウラジオ...全文を見る
○石原国務大臣 最初は二千五百メートルの滑走路の予定だったのですけれども、こういう事情もございまして二千メートルに短縮して、その計画変更にのっとってのアセスメントを今お願いしているわけでありますが、運輸省としてはその結果を待つということですけれども、ここまでは役所が示唆してくれた...全文を見る
02月29日第112回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○石原国務大臣 まず、原則的なことを申しますが、空港のターミナルビルというのは、これはやはり純然たる民間会社か、あるいは地方公共団体の加わった第三セクターで事業が行われているわけでございまして、本質的に公共事業とは言いがたい、ですから、今回の協議の対象にはなり得ないと私たち考えて...全文を見る
○石原国務大臣 新しい時代の日本人の新しいライフスタイルの中で、海を今までにない形で活用していこうということで運輸省も検討しておりますが、例えば海員組合などから提案を受けております年金客船、あるいは修学旅行に新しい客船をつくって使うとか、あるいはそれをそのまま洋上学校にするとか、...全文を見る
○石原国務大臣 従来も造船、船舶の海運会社の提供については運輸省も積極的に援助をしてまいりました。またこのたび関係法を変えまして、係留したまま使うような船舶の建造についても積極的に考えようとしておりますが、委員御指摘のように、新しい用途に使う船舶についても当然こういった援助が試み...全文を見る
○石原国務大臣 この問題はあくまでも刑事事件として扱っておりますので、そのため十分な情況証拠の収集あるいはその鑑定、それから証言の収集を行っております。現在、鋭意刑事事件として調査を進めておるところでございます。
○石原国務大臣 責任持って解明の努力をいたします。
○石原国務大臣 運輸省としましては、基本的にはこの空港に対する姿勢はいささかも変わっておりません。  それをさらに具体的に申し上げますと、私たちは石垣島に長い滑走距離を持った本式のジェット空港が必要だと思います。これは島の観光を含めた発展、活性化のために必要だと思います。そして...全文を見る
○石原国務大臣 環境庁は国家の権威において、その専門的な技術を駆使して、これから環境のアセスメントを行うはずでございます。その回答を私たちは待っているわけでありますが、また、なお加えますと、私は今までの経過からいっても、開発というものが生態系は影響を与えなかったことはないと思いま...全文を見る
03月01日第112回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○石原国務大臣 第百十二回国会に臨み、当面の運輸行政の諸問題に関し、所信を述べ、各位の御理解を賜りたいと思います。  今日、我が国の社会・経済は、国際化や技術革新、情報化の進展等さまざまな面で変革が進みつつあります。こうした状況の中で我が国は、世界との調和ある発展やその経済力に...全文を見る
○石原国務大臣 行革の大眼目の一つでありました国鉄の民営化というのは、総体的に今の時点では評価されてしかるべき成果を上げていると思われます。ダイヤの充実だけではなくて、施設の改善もいたしましたし、なかなかいろいろアイデアを出しまして、乗客にも便利な商品を販売するようみんなも努力し...全文を見る
○石原国務大臣 何分発足して間もないことでございますから、これから結果を見守らなくてはならないと思いますが、いずれにしろ完全に民営化したわけでありまして、他の航空会社と同じような立場に立って、公平で均等な競争というものを続けながら経営の安定、発展を図っていってもらいたいと思ってお...全文を見る
○石原国務大臣 日本人がなし遂げました比類のない高速度の近代化に日本の鉄道あるいは海運、港湾というものが寄与するところはまことに大だったと思います。そういう意味で、世界の多くの発展途上国がこれから先進国に追いついていきそれ以上の発展をするためにも、鉄道とか海運あるいは港湾、空港と...全文を見る
○石原国務大臣 具体的にはまた政府委員からお答えさせていただきますが、いずれにしろ多極分散型の国土をつくる、国家をつくるという四全総に沿って新しい時代のための新しい交通体系というのをつくらなければならないと思っておりますが、たびたび指摘を受けておることでありますけれども、今は今な...全文を見る
○石原国務大臣 一方では四全総にのっとって整備新幹線を早く敷けという声があるわけでありますけれども、そういう地方の方々のいらいらは本当によくわかりますが、同時に、東京なら東京の近郊から非常に過密な交通手段を利用して通勤していらっしゃる方々の状況も非常に非人間的なものでありまして、...全文を見る
○石原国務大臣 これは私も個人的にも非常に関心がありましたので、日本ともう一つ並んで世界でこれを開発しているドイツにも行って眺め、日本の技術も比べてまいりました。  あの宮崎県の御協力で、非常に制約のある施設ではありますけれども、こちらは七キロ、向こうは三十一キロという中でむし...全文を見る
○石原国務大臣 お聞き及びだと思いますけれども、テンミリオン計画というのを運輸省は唱道しておりまして、現在の海外旅行者を近い将来一千万人に持っていこうということで、関係行政機関などの協力を得て、航空輸送力の整備や海外修学旅行の推進、あるいは海外観光開発の協力等のいろいろ施策を推進...全文を見る
03月01日第112回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 第百十二回国会に臨み、当面の運輸行政の諸問題に関し所信を述べ、各位の御理解を賜りたいと思います。  今日、我が国の社会・経済は、国際化や技術革新、情報化の進展等さまざまな面で変革が進みつつあります。こうした状況の中で我が国は、世界との調和ある発展やそ...全文を見る
03月02日第112回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○石原国務大臣 機会を与えていただきまして、ありがとうございました。申し上げたいことがたくさんございます。  私は、常に自分の哲学にのっとって物を言っておるつもりでございますが、ただ、委員が御質問の中に引かれた文句というものは、どうも余り世間が評価していない週刊誌のたぐいであり...全文を見る
○石原国務大臣 運輸省のスタンスとしては、要するに、とにかく要請がありましたので、周囲の状況を見て、二千五百メートルあそこへつくるという形でクリアランスその他を確認して、設置の許可をいたしました。ただ、こういう大事なプロジェクトが、設置の許可がおりてからアセスメントにかかるという...全文を見る
○石原国務大臣 みずから省みて反省をせざるを得ないところは私は反省いたします。しかし、例えば暴言云々の問題も、それならば委員どこでその問題をとらえられたのですか。週刊誌に書いてあるんでしょう。(新盛委員「週刊誌は別だよ」と呼ぶ)いやいや、週刊誌なら週刊誌に、私は、正確に自分が発言...全文を見る
○石原国務大臣 これは技術の発展段階に沿って考えるべきことだと思います。そういう意味では、現在のリニアは、先ほど申し上げましたように、平地の直線のところでは要するにすぐに実用に供することができますが、しかし、長距離のトンネルがある、かなり急な勾配があるというところでは、これからさ...全文を見る
○石原国務大臣 まず前段階として、ことしの八月までに検討委員会で着工の順位をとにかくつけるという努力を最大限にしてまいります。その時点でいずれかの線に第一次着工という結論が出ましたならば、現在のリニアの技術の発展段階からすれば、当然そこで施工されます新幹線は従来の車輪のついた新幹...全文を見る
○石原国務大臣 あちこちいろいろ案もおありのようですけれども、いずれにしろ受給者にこれから先不安を与えないことが大切であると思っております。そういう認識のもとに、六十年十一月の政府統一見解の趣旨を踏まえて、日本鉄道共済年金問題に関する閣僚懇談会において鋭意検討を行っておるところで...全文を見る
○石原国務大臣 いろいろな事情、特に円高の問題が決定的に響きまして、日本の海運がまさにピンチにあることは、もう明らかでございますが、しかし、海運というものは日本に限らず、海にかかわりある国家にとってそれはもう基幹的な産業でありまして、地球の過半が海で覆われている限り海運がなくなる...全文を見る
○石原国務大臣 既に私が就任いたしましてからも一回関係閣僚懇談会を持ちましたが、いずれにしろこれは関係省庁と協議しながら、マルチな形で、ともかく受給者に御迷惑をかけないだけではなくて不安を持たせないという最善の努力をしていくつもりでございます。
○石原国務大臣 先ほどちょっと申しましたけれども、やはり人命にかかわることでございますから、行政の中でも最優先されなければいけないことだと思いますけれども、委員が御指摘のように、どうもちょっと行政がばらばらなところがあります。  古い話になりますが、私、十年ほど前政審にいました...全文を見る
○石原国務大臣 大変大事な御提言でございますが、一応運輸省が管轄しております交通網に関しましては運輸政策審議会の答申が少し前でございますけれども出ておりまして、これはまた非常に今日的な意味を持っていて、私は大変貴重な答申だと思います。それから、新幹線に関しては整備法もございまして...全文を見る
03月08日第112回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○石原国務大臣 ただいま議題となりました港湾法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  港湾は、物流活動、産業活動及び国民生活の基盤となる重要な社会資本であり、その整備の促進を図ることば、我が国経済社会の健全な発展にとって必要不可欠であります。  一...全文を見る
03月09日第112回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第2号
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○石原国務大臣 第百十二回国会に臨みまして、運輸省の交通安全対策に関する所信を申し述べます。  今日、交通運輸を取り巻く環境は、技術革新、高度情報化、国際化等さまざまな面で変革が進みつつあり、これに伴い、国民の交通運輸活動に対する要請も高度化、多様化しております。  私は、こ...全文を見る
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○石原国務大臣 昭和六十三年度運輸省予算の説明をいたします。  昭和六十三年度の運輸省関係の予算につきまして、概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計につきまして申し上げますと、歳入予算総額は二十四億六千二百万円、歳出予算総額は、他省所管計上分一千百四十七億一千六百万円を...全文を見る
○石原国務大臣 おっしゃることの御心情は非常によくわかりますが、しからば今まで国鉄以外の私鉄の場合にどうだったかというと、それなりに保険もかけたりして結局そういう災害の復旧というのは私鉄の負担でやっていたわけでございますので、第三セクターとはいえそれなりの性格を持った、独立した主...全文を見る
○石原国務大臣 詳細には今局長からお答えいたしたと思いますが、四全総でも多極分散型の国土形成というものを主眼にしておりますし、そういう中で北九州というのは、九州、中国地域の一つのメガロポリスだと思います。そこに有効な飛行場を設置するということは、単に北九州のためではなくて国家全体...全文を見る
○石原国務大臣 私も局長と同じ考え方でございます。時々伺うことがございますけれども、非常に温暖で風光明媚なところでして、有力たる一つの候補地であると私も考えております。
○石原国務大臣 実は流れましたけれども、一般の質問で委員と同じ民社党の河村委員から、政府は日本プロパーの商船隊の、ミニマムをどの限界に考えるかという非常に難しい御質問をいただいておりまして、これは答弁も非常に難しいので、検討するということの域を出ませんでした。  今おっしゃいま...全文を見る
○石原国務大臣 全く同感でございまして、この問題はもっと多角的に積極的に考えられるべき問題だと思います。
○石原国務大臣 二本立ての運賃が同じ方式で算定しますと高くたらざるを得ない原理は御理解いただいていると思いますけれども、今お言葉にありましたが、必ずしも日本航空の採算ベースで運賃を決めているわけではございませんで、同じロサンゼルスならロザンゼルスへ飛んでいく全日空も同じ料金になっ...全文を見る
○石原国務大臣 東京は確かに過剰な中央集権をしてしまって、東京の都民、周辺の住民にとっても非常に住みにくい地域になったと思います。これを四全総で多極分散化するということは大変結構だと思います。遷都論も出ておりますけれども、しかし、二律背反したことになるかもしれませんが、当面、つま...全文を見る
○石原国務大臣 東京近郊の交通網、図柄的に眺めますと、いかにもおっしゃるとおりの濃淡がくっきりと出ていると思います。ですから、常磐新線の問題も積極的に検討はされているわけでございますが、特に竹下内閣になりまして地価の問題が大眼目になりまして、奥野国土庁長官も、こういうものの解決の...全文を見る
○石原国務大臣 全く同感でございます。私も東京に住み、東京で仕事をしている政治家として、そういう必要を痛感しております。  先ほど特別立法のお話が出ましたが、私も省の中でちょっとそういう話を持ち出したこともございます。一つの例になるかもしれません、ならないかもしれませんが、例え...全文を見る
○石原国務大臣 そのいきさつについてはつまびらかにいたしませんが、清算事業団が抱えておる土地の処理は、言ってみればそれをできるだけ高く売ることで国民の負担を軽減しようという目途があるわけです。また一方、土地の高騰によってそれを抑制せざるを得ないという非常に二律背反した条件を背負っ...全文を見る
○石原国務大臣 いや、そのための一つの規準……
○石原国務大臣 私、おととしの暮れ、通勤客が着膨れするころ、実は東京の都市再開発のプランをつくろうと思って、常磐線でしたけれども専門家の数人と体験乗車をしたことがございます。それで北千住の駅にもおりまして私自身あの状況を見て知っておりますし、北千住も東京近郊の通勤線の過密の一つの...全文を見る
○石原国務大臣 新規に構えました調査費の用途については、今局長がお話ししたとおりでございますけれども、委員御指摘のように、これだけのプロジェクトですからいろいろなニーズがこれからも出てくると思いますけれども、私たちは決してそれに耳を傾けないわけではございません。地域の方々の御意見...全文を見る
○石原国務大臣 そうであります。  ただ、既にその事案について専門家筋が検討をしているのかどうか、私はそれをつまびらかにいたしませんけれども、もしそれが今この時点で新しく出てきた問題なら、私たち耳を傾けるにやぶさかでございません。ただ、既にそれが検討されているのかどうか、ちょっ...全文を見る
○石原国務大臣 お言葉をおかりしますと、運輸省にとりましては子を連れて泣く泣く別れた妻は一人だけでございませんで、たくさんいるわけでありまして、これを一つだけ特例というわけにもなかなかいきません。そういう意味では、局長が今御答弁したわけでございますけれども、ともかく第三セクターと...全文を見る
○石原国務大臣 いや、おっしゃることはよくわかりますが、しょせん先立つものが問題でありまして、そういう理由から国鉄も民営化、分割したわけでありますし、また赤字路線の撤廃という形にも進んだわけでありまして、今の財政事情で決められた枠を超えての寸志というのはなかなか難しいと思いますが...全文を見る
○石原国務大臣 先般、運輸委員会では所信表明なるものをいたしましたですが、ここでそれを繰り返す時間もございませんけれども、新しい時代に入りつつあり、新しい成熟した社会がつくられようとしておるわけで、それを保障する、それに見合った交通体系というものをつくっていかなければならないと思...全文を見る
○石原国務大臣 これは大変大きなプロジェクトでございます。今政府としては正式に、採択はしておりませんけれども、この実現のために地方公共団体関係者がいろいろ御調査をいただいているわけでございますが、打ち割った話、今回の公共事業参入の日米会談なんかでも、向こう側の方が先にこれを参入の...全文を見る
○石原国務大臣 全く同感でございます。
○石原国務大臣 これはあくまでも仮定の問題でありますけれども、今おっしゃった三条件というのは空港実現のために不可欠の条件だと思いますし、それが満たされれば次の五カ年計画に組み入れられて妥当だと私は思います。
○石原国務大臣 ちょっと私の申し上げたことに概念的な混乱がございまして、それを説明しながら申させていただきます。  日本のリニアの技術はまさしく世界一であるという確信を持っております。それから、直線の比較的平板な立地条件の中では、来年の実験を終わりますと再来年からもうすぐに実用...全文を見る
○石原国務大臣 そういうものも調査すべくこの二年間で、一億八千万の調査費をつけて、次の積極的な立地というものを考えていこうということでございます。これは暗示になるか啓示になるかわかりませんけれども、先ほど御発言のありました中部国際空港も、もしリニアが東京―大阪間が中部を経て五百キ...全文を見る
○石原国務大臣 私は日本のリニアをマグレブの技術の、主権がどこにあるのか、今鉄道総合技術研究所ですか、持っておるわけでありますけれども、実質に開発しましたのは国鉄でありますから、各JRがこれに対して潜在的な権利を持っていると思いますし、そういう兼ね合いから建設主体がどこにあるべき...全文を見る
○石原国務大臣 結論から申しますと、それは地方の空港が国際化されることは利用者の便利、地域の振興、文化文明の交流あるいは臨空産業の展開等で望ましいことでございますけれども、本来、国際路線の開設は、まずそれを担当する航空会社の企業の採算をベースにして行わなければならないと思いますし...全文を見る
○石原国務大臣 足りないところは政府委員から答弁いたしますが、私が視察しましたり、またドイツの技術に比べまして認識しましたことは、立地の条件にもよりますけれども、ドイツも同じレベルまでやや来ておりますが、少なくとも平地で直線に近い、それも四、五十キロの距離ならば、来年宮崎の実験線...全文を見る
○石原国務大臣 これは直線で平たんにこしたことはございませんけれども、多少のカーブがありましても多少の起伏がありましても、リニアは非常に推進力がございますし、そういう意味では、トンネルさえなければ、その条件がかなう限り再来年からでも、技術者が言っておりますので、実用に供し得るのじ...全文を見る
○石原国務大臣 それは責任を持って、そういうことはさせません。  私も下田よく知っておりまして、最初は本当に閑散とした温泉町でしたけれども、あの造船所が発展するにつれて町も大きくなりましたし、また衰退すれば、町そのものは観光地として少しは栄えるでしょうけれども、活気は非常に失わ...全文を見る
○石原国務大臣 まさしくございます。この間、湘南の同窓生がちょっと有志集まりましたときに、たまたま私、運輸大臣に就任しまして、それもあってかあの地方にそういう要求があるということをお聞きいたしました。これはどこが決めることなんでしょうか、やっぱり地元の要請があって、それがユーザー...全文を見る
○石原国務大臣 いささか恣意的な答弁になるかもしれませんけれども湘南ナンバー、まことに賛成でございます。実現すると、恐らく日本で最もソフィスティケーテッドなナンバーだと若者たちは呼ぶと思いますし、現に、相模の事務所へ通って丸一日かかってしまった、途中非常に渋滞するものですから非常...全文を見る
○石原国務大臣 私、地図がないので福島の全体の地図の構造というのをつまびらかにいたしませんが、今長官が申しましたように、北部、中部、南部と分けてその中部としての予報が郡山のそのものの予報とずれているなら問題があると思いますけれども、例えば中部を中部郡山地方と呼んで済むことならそれ...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど松田常務も申されましたが、先般の世論調査を見ましても、国民の過半は新生民営のJRを非常に評価しておることはもう間違いございません。今日のJRに対して、いろいろ政治的な立場から視点も違うこともありましょうけれどもしかし、国民はこれを公平に判断し、評価しておると...全文を見る
○石原国務大臣 JRに限らず、民鉄に限らず、空も海もそうでありますけれども、運輸業務というのはあくまでも安全性を絶対に目的として、そしてまたJRの場合には前と違いまして分割したことでもございますので、地域性に密着したサービスをこれからも開拓して、ひとつ国民の評価を得ていただきたい...全文を見る
○石原国務大臣 運政審でそういう決定をした後に国鉄の大改革があったわけでありまして、今、局長が申しましたように、以前は非常にやみくもに新線をつくって、またそれで赤字を生んでという形がありましたものですから、JRとしても殊に慎重にならざるを得なかったと思います。言うにやすく行うに非...全文を見る
○石原国務大臣 民営化いたしました好機でございますからあくまでもお客様の立場に立って、また分割したことでございますので、それぞれの地域に密着して、そして何といっても安全第一に、単に乗客だけではなしに公害の防止も含めてみんなに評価される経営をしていってもらいたいと思っておりますし、...全文を見る
○石原国務大臣 新しい文明の、新しい成熟した社会が来ようとしているわけでございまして、それに見合った高速鉄道網という構想はあるわけで、整備新幹線だけではなくて、またその次の段階の新幹線に関する構想も構想としてはあるわけでありますが、しょせんやはり先立つものの問題でありまして、これ...全文を見る
○石原国務大臣 その前に、昨年運賃改定いたしました京成を除く大手民鉄六社から、確かにことし一月二十三日、大体平均一一・六%の運賃改定、つまり値上げの申請がなされまして、今運輸審議会に諮問し、これから厳正、適切に審議をいただき、またそれを踏まえて厳正、適切に処置していくつもりでござ...全文を見る
○石原国務大臣 新しい設備に対する投資のそれを加算して運賃を上げるというのは、なかなか利用者の方々に御理解していただきにくい問題だと思います。いずれにしろそれも大きな要因でありますけれども、おかげさまで物が上がらないで安定している時代に、かなり広範囲の方々に負担を増していただくこ...全文を見る
○石原国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。この間も身障者の代表のある議員から、モノレールで乗る方の浜松町はエレベーターがついているのに、おりる方の羽田にはついていないというような指摘がありましたけれども、まことにお恥ずかしい話でございまして、既成の駅はなかなか改良が難しい点も...全文を見る
03月10日第112回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○石原国務大臣 実は昨日午後遅く、ホルムズ海峡近いペルシャ湾で韓国籍のタンカーが被弾しまして乗員の日本人の船員が亡くなったという知らせが入って、一部新聞、テレビにですか報道されました。愕然といたしましたが、確かめましたら幸い誤報でございました。  いずれにしろ、年間一万六千人に...全文を見る
03月11日第112回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 運輸省の立場から少し補足をさせていただきます。  順位を決めます際の基準は幾つかございまして、やはり建設費、需要の予測、それから収支並びは実現したときの採算性の見通し、他の交通施設の状況、JR各社の経営の見通し、それからまた整備新幹線にほぼ並行してあ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 御案内のとおり、東京駅は建物は大変古うございますけれども、あくまでも現役の駅でございまして、新幹線もやがて上野から東京にもつながりますし、駅としての機能はこれからますます増すわけでございます。そういう点から立ちますと、パリのオルセのようにそっくりそのま...全文を見る
03月14日第112回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 高齢化社会でございますし、また身障者の方々も昔と比べて社会的に活躍をされておりますし、でき得ればすべての駅にエスカレーターが設置されることが望ましいとは思いますが、既存の駅などは構造上不可能なこともございまして苦慮いたしておりますけれども、いずれにしろ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 原則的には仕事に貴賤はあるわけではございませんで、また、新生JRもいろいろ新しい発想、多様な発想で新しい商品の提供をして実績を上げているわけでございますから、個々の方々には過去の職掌に比べて御不満があるかと思いますけれども、しかしやはり、JRの新しい進...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 清算事業団職員の再就職対策につきましては、未定の職員が六十三年三月一日現在で五千八十人にまで減ってまいりました。まあ順調に推移していると思われます。ただ、残った方々につきましては、今後も引き続き各方面の御協力をいただきながら、全国的な観点から再就職対策...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 中央新幹線に関しましては運輸省としては長期の課題と心得ておりますが、既にございます東京—大阪間の新幹線にかわるより高速な高速鉄道ということで、リニア化も十分考慮の対象になり得ると思っております。ただ、距離が長距離にわたりますとトンネル等の条件がございま...全文を見る
03月15日第112回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 現況を御報告いたします。  運輸政策審議会の七号答申では約五百三十キロに及ぶ新線建設や複々線化が計画されておりましたが、現時点で約五十六キロが開業し、百七十五キロが工事中でございます。余り順調に進んでいるとは申せないと思います。  東京圏の鉄道網の...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) その点、法制的にいろいろ問題があるかもしれませんが、いずれにしましても、それほどの深度の地下を利用する可能性というのはまずないと思われますので、事業者がそういう深度の地下を通勤線のための直通の線路を工事するというようなときには、経済的な負担を負わずにそ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) つい最近でございますけれども、法務省の見解も受けまして、運輸省が新しい法律について検討を開始したところでございます。できるだけ早期に何らかの成案を得て、それにのっとってこういう種類の工事が円滑に進むことが望ましいと思っております。
03月16日第112回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 航空輸送に関する技術がどこまで開発されているかつまびらかにいたしませんが、万が一航空機事故が起こったときは大変なことになりかねません。ですから、そういう、海に落ちるにしろ陸に落ちるにしろ、墜落自故が起こったときに、それでもなお使用されたプルトニウムが露...全文を見る
03月17日第112回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 整備新幹線に関しましては、北海道線を含みまして今自民党と政府との間に二つの検討委員会をつくりまして、そこで財源の問題とそれから種々収支の見込み、その他地方の負担分とか、いろいろ条件を加味して順位の検討をしているわけでございます。八月までに結論を得るべく...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 実は私も就任前、委員と同じ疑問を持っておりまして、その質問を就任早々いたしました。そこで判明しましたことは、巷間よく、円が高くなったのに日本建ての、日本から出ていく便の運賃は一ドル二百九十数円建てになっているんじゃないかという誤解がございますけれども、...全文を見る
03月18日第112回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(石原慎太郎君) これから新設されます駅には、既にガイドラインを設けておりますのでそういう設備を附帯するように指導しておりますが、できてしまった駅は、もうこれ非常に構造も古くてなかなかエスカレーターをつくるとかエレベーターをつくるというのは難しい場合が多うございまして非...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 決してボールを厚生省にパスするつもりはないんですけれども、エレベーターをつくるとか、それから例えば過疎バスみたいに、御老人と子供とあと身障者の方が主に使われて、普通の人は自分で運転して行っちゃうというような、バスを残すなんということは運輸省の本質的な仕...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) いや、積極的に検討をいたしますが、基本的には企業あるいはお客さんが負担するということですからね、範疇としてやっぱりちょっと違うということだけはひとつ御了承いただきたい。  しかし一方、それじゃ国会議員のパスなんということになると、非常に私は矛盾といい...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 先ほど私が国会議員のJRパスの導入の経緯について言及した部分は、事実と相違しておりますので、取り消します。
○国務大臣(石原慎太郎君) 先ほど私が国会議員のJRパスの導入の経緯について言及したことは、事実と相違しておりますので、おわびし取り消します。     ─────────────
03月22日第112回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○石原国務大臣 まさに御指摘のように、タクシー、ハイヤーに非常に大事な問題がございますことは十分認識しておりますが、今、局長が申し上げました事情でできるだけ短くしようということで、結果として欠落いたしまして大変申しわけございません。ただ、私自身もタクシー、ハイヤーが現在の国民生活...全文を見る
○石原国務大臣 予算委員会等でたびたびこの問題について御指摘を受けておりますが、運輸省としては、為替の変動で必然的に生じます方向別格差を埋めるために努力をしてまいりました。いろいろ誤解されている点もございますが、現実にはかなり為替のレートに近いところで運賃を建てるように指導もして...全文を見る
○石原国務大臣 それは今、林局長が御答弁しましたように、通常の運賃ということでいったら日本は決して高くないわけですね。ただ、向こうはいわゆるデレギをやりまして自由化したために非常に格安の商品がつくられ得る。そのかわり商品によっては、約束した日以外にはキャンセルして乗りかえることが...全文を見る
○石原国務大臣 御指摘のとおり、例えば通行税のごときものはやはり一考の余地があると思います。大体このジェット時代に、飛行機で旅行することは一つのぜいたくだという発想は時代に合っていませんし、船の特等船客で行くのは別のことでございますけれども、まして黒字を減らすために外国に行って大...全文を見る
○石原国務大臣 これは省内でも議論し尽くされておりませんし、非常に激しい議論がこれかも省の内外でも予想されると私は思います。  それから、総体的には自由化というものがトレンドになっていると思いますし、現にアメリカの状況を見ますと、むしろ逆に事故は減っております。ただ、同時に日本...全文を見る
○石原国務大臣 詳しくは局長からお答えしますが、要するに航空行政に関してナショナルインタレストをどこに置くか。つまりこれを利用する国民の皆さんにナショナルインタレストを重く置くか、それとも飛行機を飛ばしている会社、その会社の利益というものを国益とみなすかという非常に難しい新しい選...全文を見る
○石原国務大臣 局長が申しましたけれども、アメリカ型の完全な自由化というのはやはりいろいろな問題が出てきて、むしろお客さんの反発を食う面も出てくるかもしれません。ただおっしゃるとおり、現時点以上に運賃を含めたサービスというのはもっともっと多様化されるべきだと私は思いますし、それが...全文を見る
○石原国務大臣 私も同じ疑義を持ちましたが、よく勉強しますとなかなか複雑なメカニズムがございまして、円高になりまして燃料費が減っても決して企業の収益率というのは上がってないのが現況でございまして、詳しい説明は局長の方からいたします。
○石原国務大臣 おっしゃるとおり、今まで受益者負担ということで特別会計を設けてやってきたわけでございますけれども、これからそれぞれの地域の経済にもたらす波及効果、空港のもたらす意味みたいなものを考えますと、おっしゃることまことに妥当だと思いますが、財政の現下の厳しい状況からします...全文を見る
○石原国務大臣 詳しくは局長がお答えいたしますが、私も成田を利用いたしますたびに思いますし、また外国の友人の鋭い指摘も受けるわけですけれども、世界で最も劣悪な空港といいましょうか、乗客が多いだけにまことに皆さんに御迷惑をかけているということは否めません。二期工事がちょっと問題があ...全文を見る
○石原国務大臣 その資料、データ、初めてお聞きしましたが、おっしゃるとおりこれは十分改良すべく努力しなくてはならないと思います。
○石原国務大臣 今、局長が御答弁しましたように、技術的な問題がございますとこれはやはり最後は安危にかかわる問題になってまいりますから、そういうハンディキャップを中小企業が負わざるを得ないということも理解できますが、結果としてJV方式であろうと、それを含めまして運輸省が管轄する公共...全文を見る
○石原国務大臣 JR、国鉄が主導したいわゆる超電導高速のマグレブ方式と、もう一つ、日本航空がやっておりましたHSSTという二つの種類がございまして、これは常電導で中速というのでしょうか、こちらの方はもうあらかたその限りでの開発研究を終えまして、速度が二百数十キロでしょうか、そこま...全文を見る
○石原国務大臣 いささか言葉が足りません。特に宮崎県には御迷惑をかけました。それから範疇の混乱がございまして、私が千歳—札幌を例に挙げましたのは、実験路線というよりも、ここまで開発された日本の技術を国際商品化するための一種のショールームとして別途の意味で申し上げました。ですから、...全文を見る
○石原国務大臣 所信表明はできるだけ簡潔を図りましたので言い足りない部分もあったと思いますけれども、実は私の父親も汽船屋でございまして、それからまた、私の大学の同窓生でも中堅幹部以上になっている仲間もたくさんおりまして、そういう父のかつての知識、あるいはかつての同級生、同窓生なん...全文を見る
○石原国務大臣 よく存じております。
○石原国務大臣 前段のアメリカの補助金というのは、アメリカの世界全体に対する戦略的な姿勢というものもありまして、一たん緩急のときに補助金を出している商船隊なるものをアメリカの戦略の遂行に組み込んでいこう、そういう構想もあってのことと承知しておりますし、また、オフショアレジストリー...全文を見る
○石原国務大臣 現況の事の推移を眺めますと、私は、いかにも委員が御指摘のように、ナショナルミニマムを一応我々がめどをつけて事に取り組む必要があるような気がいたします。ただ、これは運輸省の行政の枠を超えました一種の国家の大計でありますから、各省間またいでということで政府そのものがこ...全文を見る
○石原国務大臣 しかと承っておきます。
○石原国務大臣 今、林局長がお答えした実情でございまして……。  ちなみに六十一年度の経常利益は、申し上げたように二百億そこそこでありましたが、利益率も一・四%と決して高い状態ではないのでして、そういうものをしんしゃくして現況の運賃が続いているわけでございますが、方向別格差など...全文を見る
○石原国務大臣 この特定の事案に関しましては、今総括審議官がお答えしましたようにいわば控訴中でありますので、これについての発言は差し控えたいと思いますが、かつての国鉄は、国民から眺めればやや狂態に近い状況でございました。それが民営という形に踏み切りまして国民の高い評価を受けつつあ...全文を見る
○石原国務大臣 おっしゃるとおり、会社における労使間の問題は、あくまで労使間の意思疎通を図って決めていくべきだと私たち心得ております。
○石原国務大臣 いずれにしましても、分割されたとはいえJRというのはその地域で仕事をするとなるとやはり一種の大きな象でありますから、これがうかつに身動きすることでアリを踏み殺してはならないと思うのであります。仄聞しますと、NTTが発足したときもあの種の業界でそういうことがあったと...全文を見る
○石原国務大臣 安全性の確保は航空行政の何といっても絶対、そしてまた基本的な課題でございまして、今後とも、各会社にこれについて最大限の努力を傾注するように指導していくつもりでございます。  ただ、今、局長からも御説明いたしましたが、人間の技術というのはどんどん進んでいくものでし...全文を見る
03月23日第112回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 三月十三日の開通式に私も一番列車に乗りまして、しかも運転席に便乗させていただきましてトンネルをくぐって青森から函館まで参りました。トンネルに入ります前も、既に新幹線の用地があちこちに確保されておりまして、在来線に交わるところなどの何か準備の工事も一部あ...全文を見る
03月25日第112回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○石原国務大臣 現在掌握している限りの事実関係について御報告申し上げます。  日本交通公社の情報によりますと、三月二十四日十四時三十分ごろ、日本時間で十五時三十分ごろ、高知学芸高校の修学旅行の生徒が乗った列車が上海付近において他の列車と衝突をいたしました。事故の概要は、総数百九...全文を見る
○石原国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。港湾の民活プロジェクトに関しましては、従来国、港湾管理者、民間の諸団体が共同して調査を実施し、プロジェクトに地域の創意工夫というものを最大限に生かせるようにも努めてまいりましたし、今後とも、民活プロジェクトが円滑に推進できるように、各...全文を見る
○石原国務大臣 決して厳しくないことはないと思います。
○石原国務大臣 港湾は、これから従来の機能だけではなくて、もっと多岐にわたる多目的な利便を市民に供する場所として再開発されていかなくてはならないと思いますし、またそのための専門家といいましょうか、衆知を集め、人材も育てて、今までなかった新しいモデルビルディングを地域性も生かして行...全文を見る
○石原国務大臣 けさの多極分散型国土開発計画に関する閣僚会議で初めて私目にした言葉ですけれども、業務核都市ですか、業務に関する核都市という構想が出てまいりまして、これは当面は東京のメガロポリスで、大宮とか八王子という町が候補に上っておりましたけれども、いわば海上における業務核都市...全文を見る
○石原国務大臣 もともと、これは相手側の要請に応じてこれを用立てて使うという基本の原理になっておりますから、それに売却益ももともと膨大なものだとはいえ限度があるものでございまして、二十一世紀へ向けての港湾の整備、新しい港湾空間の整備ということの一つの援軍という形で私たちはとらえて...全文を見る
○石原国務大臣 税制改革の中にも物品税の廃止もうたわれておりまして、特に小型船舶、プレジャーボートに関しては日本はもう世界に例のない高い物品税をユーザーが払っているわけでございますが、こういうものが解消されますとますますニーズが出てくると思います。  それにこたえるマリーナです...全文を見る
○石原国務大臣 関西新国際空港には旅客アクセス施設やジェット燃料の受け入れ施設等相当規模の港湾の施設を整備することになっております。したがって、空港島周辺については、水域占用の許可等関連水域についての適切な管理運営を行うことができるようにするために港湾法の適用港湾とし、港湾区域を...全文を見る
○石原国務大臣 いわゆる年金客船とか、また修学旅行のための客船という構想もほかにございまして、豪華客船だけではなくて、もう少し副次的な目的も加えた客船の構想があるやに聞いておりますけれども、これにNTTの株の売却益を活用する、その対象になるかどうかということは制度の解釈、運用の問...全文を見る
○石原国務大臣 きょうの閣議の後も関係大臣が総理大臣とちょっと協議しまして、政府としても事後処理のために最善の策を尽くすつもりでございます。また海外旅行の安全を期するために、関係の業者にも従来以上の十分な配慮をするように督励するつもりでございます。
○石原国務大臣 これは本来ならば大蔵大臣が答弁されるべき問題ではないかと思いますが、御質問いただきましたので運輸省の見解を申しますけれども、確かにNTTの売却益は国民の共有の大変大事な財産、資産でございまして、国民共有の負債である国債の償還に充てることと制度的には確立されておるこ...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま議題となりました船員の雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  船員の雇用の促進に関する特別措置法は、海上企業をめぐる経済事情及び国際環境の変化等により離職を余儀なくされる船員の数が増大していること等...全文を見る
○石原国務大臣 我が国の外航海運は、国の経済と国民生活にとってのまさに生命線ともいうべき役割を果たしてまいりましたし、またこれからも、これを決して、いかなる事情にあっても失うことはできないと思っております。我が国の外航海運は円高の影響等によって今日非常に深刻な状態にございます。ま...全文を見る
○石原国務大臣 詳しくは担当の局長からお話しいたしますが、委員が今御指摘のアメリカの助成などは、これまた日本と大分事情が違いまして、アメリカの世界戦略といいましょうか、そういうものが背景にあって、万が一のときのための必要要員の確保といいましょうか、そういうものが背景にあるわけでご...全文を見る
○石原国務大臣 いずれの世界においてもやはり新しい要員というものが十分に補充し確保されなければその世界が衰退するわけでありまして、まして海運という、時代が多少どういうふうに変わろうとも国家社会にとって本当にバイタルなものを担当する職員が老化していくということは大変不安でございます...全文を見る
○石原国務大臣 食糧に関しまして食糧安保論というのがございます。つまり外国から自由化して輸入するのも結構だけれども自給率等をどこまで確保しなければ国家の安危にかかわるかという議論がよくありますが、私は、船員の確保の問題もそれに通じるものがあると思っております。そういう意味で、私た...全文を見る
03月25日第112回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(石原慎太郎君) ついておりません。現空港の改良、更新のための予算はございますけれども、委員が指摘されたような予算はついておらないはずでございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) 何の関係ですか。
○国務大臣(石原慎太郎君) ちょっと聞き取れなかったので。
○国務大臣(石原慎太郎君) 要するに空港予算ですか。
○国務大臣(石原慎太郎君) 何が関係ないんでしょうか。いや、NLPはわかりますけれども、その前の。
○国務大臣(石原慎太郎君) わかりました。関係ございません。
03月26日第112回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 東京都は、地下鉄十二号線の環状部につきましては、建設費が非常に巨額であるために多様な民間資金を導入するとともに、関連開発事業の施行によりまして建設費負担の削減をする必要があること、また全線同時開業のために一時的に多数の建設要員を確保しなければならないこ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) もうおっしゃるとおり、安全の確保というものは運輸の事業の最優先事項、大前提でございますので、それをなお徹底するようにこれからも指導していくつもりです。
○国務大臣(石原慎太郎君) まず一般論から申しますと、日本は非常に国土が狭小なものですから、既存の飛行場を延ばすということは非常に時間もお金もかかります。今、地方で活躍しているYS11、これは立派な飛行機ですけれども、そろそろ耐用年数の限界に来まして、これにかわるもう少しキャパシ...全文を見る
03月28日第112回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 所信表明はできるだけ簡潔にと思いましたので、テーマテーマに濃淡ができたのかもしれませんが、今委員が御指摘のように、日本の物流というものの本当に大部分を分担している貨物輸送については、私は日本にとって致命的な意味合いを持つ大事な大事な機関だと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 物流の基幹的な役割を担っておりますトラック運送の違反状況は、今局長が御説明申し上げたとおりでございますけれども、やっぱり過載、それから長時間労働というものは、下手をしますと運転している方あるいは周りの市民の方の生命の安危にもかかわる問題でありまして、非...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) トラック運送は日本の社会にとりましてはまさに基幹事業でございまして、こういう時代のニーズに対応して業者の 方々が努力していただいているわけでございますけれども、まだいろいろ未整備な点もございまして、それを一刻も早く整備することできちっとした秩序の確立...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 何と何の違いですか。
○国務大臣(石原慎太郎君) 大変難しい質問でございますけれども、一種の文明論になるのかと思いますが、生産産業というのは物をつくり出していくその過程でストックをすることができますけれども、運輸事業というものはそういうことができませんで、つまりその時間性というのでしょうか、その場その...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 一致いたします。
○国務大臣(石原慎太郎君) 時代が大きく変わろうとしているときでありまして、新しい社会の現象に行政がいろんな点で対応し切れない面があるとも思います。また、自由化、規制緩和の問題も、国それぞれの特徴がありますが、今運輸行政もそうだと思いますけれども、規制緩和の問題に関して問われてい...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 人間もともとサービス本能というものを持っているわけで、民営化に踏み切りまして、過去の国鉄の同じ職員の万々のそういう本能が非常に発揮されまして、みんなが一体となって新しい商品を開拓された。ダイヤの設定も含めて新しい商品、新しい企画を提供された。それから車...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) JRが追加募集をする意向があるようでございまして、その際、本人の意向を確かめつつ検討していきたいと思っております。
○国務大臣(石原慎太郎君) きざなことを言うわけじゃありませんけれども、ゲーテの言葉に、人間はすべてのことに耐えられるけれども、唯一耐えられないものは安逸無為の日々を送ることだとありますけれども、まさにそのとおりだと思います。JRへの再就職も含めまして、いずれにしろ有効求人倍率は...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) これはもう野沢委員御指摘のように、大変成績も伸びまして、JRに踏み切りましてからの確固とした実績を上げつつあると我々も非常に高く評価しております。これからも綿密なダイヤ、あるいは駅、車両等の改善、サービスの改善、それから何といっても地域に密着した乗客優...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 先日も、前東大の教授で今武蔵学園学園長をしていらっしゃるんでしょうか、建築史の太田博太郎先生においでいただきまして、建築歴史学の観点から見ても、非常に建築美学として高い評価のできる建物なので、ぜひ残してほしいという御依頼がございました。私も子供のころか...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃいますとおり、テン・ミリオン計画遂行中でございまして、その大きな柱に海外の修学旅行もうたっておりますが、今回のあの事故は、この計画にとっても本当に遺憾なことでございます。  中国に限らずそれぞれの国の交通機関には欠点なり欠陥なりウィークポイン...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) この場合には明らかに中国側に責任があるということはもう明瞭でございまして、その限りで、政府として責任を持って中国側が完全にその補償を通じて責任を履行することを要請するつもりでございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) 本州といえども世界地図の中では大きな島でありまして、その周りに北海道、四国、九州とそれぞれ島があったわけでありますが、この国土がトンネルと橋で一体になったということは、それぞれの島に住んでいらした方の隔絶感が払拭されまして、同時に、経済的にも交流が激し...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃいましたように、十全の努力をいたしまして、どんな事故であろうとこれからそういうものが起こらないように、精いっぱい努力するつもりでございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) いや、そういうことを言ったつもりではございません。ただ、青函トンネルの方が時間も非常にかかりましたし、たくさんの犠牲者を出しました。技術がまだ発展途上であったせいかもしれませんけれども。そういうものと比較して、本四架橋の方は比較的容易にでき上がったとい...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) せっかくの橋ができたわけでございますから、青函トンネルも同じことでございますけれども、それが十全に活用されるような努力をこれからしていくつもりでございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) これは、五倍になったら大変だと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) 実際、バスに転換して通学の費用がこれだけかかれば、これはもう大変だと思います。子供を抱えている親は本当に、地方によって収入の水準も違うでしょうけれども、決してそう高い地方じゃないと思いますし、これは本当に子供の教育にも差し支えるような深刻な問題だと思い...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 国鉄の合理化というのは、最終的に国民の皆さんにかかってくる非常に膨大な負担を軽減するために行われた処置ではございます。これはこれで国民の利益というものを考えてやった必然的な処置だったと思いますけれども、その結果、また、限られた地方の方々にしろ、そういう...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 政府・与党間で、順次着工するという合意をしたわけでありますけれども、どうもやっぱり政策の方が先走りして、それを何か担保するというような形で、こういう形で予算がついたということは、私は決して自然ではないと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) 整備新幹線建設促進検討委員会というものを設けまして、その下に二つの小委員会を構えました。一つは順位を検討する着工順位専門検討委員会、もう一つは財源の問題に関する財源問題等専門検討委員会を設けまして、既に何度か会合を持ちました。あしたも実は二度目の順位決...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) JRは、こちらの問いに応じてJRなりの条件というものを回答してきたわけですから、私たちもそれを踏まえて、これから先も財源の問題を検討し、そのめどがついて、順位も決めて、いずれかの時点で着工という運びにならざるを得ない。JRがつけてきた条件なるものは、経...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) それはおっしゃるとおりだと思います。しかし、先ほど総括審議官も申し上げましたように、東海道新幹線の成功も踏まえまして日本全体の高速鉄道網という構想ができ上がり、新幹線整備法というものができまして、またその途中で国鉄の問題があり、また経済動向などもありま...全文を見る
03月31日第112回国会 参議院 運輸委員会 第4号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 先般この問題について安恒委員から御指摘を受けたことを局長から報告を受けました。私業務の詳しい内容についてつまびらかにいたしませんけれども、違反についてチェックをする方と増車の申請を受理する窓口とそれぞれ違うのではないかと思いますが、いずれにしろ、それは...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 多極分散型の国家をつくるというのは内閣の大眼目でございますし、そのためには地方の活性化というのは欠かすことはできませんし、また、そのためにバス路線の確保というのは大事な要件だと思います。  委員が御指摘のような努力を、今後も続けていくつもりでございま...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 講釈するわけでございませんけれども、人間の意識というのは、新しい技術にともするとおくれがちでございまして、実は気づいてみましたら日本のマグレブ、低温超電導技術はかなりのところまできております。これは立地の条件によってはもうすぐ実用の可能性がございまして...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 新幹線に使用し得る、つまりトンネルの中のすれ違いというものの技術を克服した形でのリニアの技術は、私は、正確なことは申せませんけれども十年以内には完成されると思います。また、それを急がなくてはならぬと思います。  しからば、その整備新幹線がどういう順序...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃるように、行政が社会の進捗状況にそぐわないのでは困りますし、いろいろな可能性、交通手段に関してもいろんな開発がやはり出てまいりました。そういうものを考え合わせて、できるだけロスの少ない、そういう行政の進め方をしていきたいと思っております。
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃるように、行政の基本方針がもし時代の進み方にそごを来しているならば、それを思い切って変えるのも私は政治家の責任だと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) 私自身も通勤に首都高速道路を使っておりますけれども、本当に時間帯によっては当てになりませんで難渋しております。環境庁におりましたときに、関西の四十三号線の問題のときに、現場で関係者を集めまして、あの場合にはそういうことが初めてであったので、瞬間的に事が...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 私も外国のそういう施策、幾つか存じておるものもありますけれども、その中で、日本に適用できるもの、東京に適用できるもの、できないものあると思いますが、いずれにしろ本当に極限状況に近くなってまいりましたので、各省庁またいでこういうものを積極的に協議する、そ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 承知いたしました。
○国務大臣(石原慎太郎君) 事業団に関して申しますと、前内閣のときに起きました土地の高騰という不測の事態が絡みまして売るに売れないという二律背反の中で苦吟しているわけでございますけれども、御指摘のように、これがさらに国民に対して大きな負担にならないような、そういう新たな財源の措置...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 言いわけを繰り返すわけではございませんけれども、できるだけ簡潔にしようと思いまして、決してそのような言葉がむだと思って切ったわけではございませんけれども、いささか表現の及ばなかった点も多々ございます。またこれから先の御質問を受けながら、足りない部分を、...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 日本人が開拓しました高度の技術の所産として世界最長の海底トンネルがつながり、また、最長のつり橋が四国と本州を結んだわけでございまして、これによって、北海道にしろ四国にしろ、島としての隔絶感が一掃されたわけで、私もトンネルを抜ける一番列車に乗りましたが、...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 日本のこういう土木に関する技術というのは、恐らく世界で最も進んでいると思われますし、その技術を利用することで国土の新しい利用の可能性というのは開発されると思います。  そういう意味で、日本は非常に狭小な国土で、また海岸に山が迫っていて、非常に利用面積...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) これは焦眉の問題でございまして、鉄道を使っての成田までの輸送、幾つかの案が考えられますけれども、いずれにしろ、どれをとるか、ともかく早急にこれが実現するように検討をしたいと思っております。
○国務大臣(石原慎太郎君) 東京は飽和で極限状況になっておると思いますけれども、それを緩和するために新しい副都心を想定して開発しているわけでございますが、これが完成しますと、あっという間にそこで生活を含めて業務が展開しまして、どうも他の例を見ましてもアクセスがおくれがちでございま...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 実は私、つい先日所用がありまして松戸へ行きまして、常磐新線の通過予定地というんでしょうか、を通りましたが、中くらいの団地が非常に乱立しておりまして、それがアクセスなしに、まさに陸の孤島でございます。あそこら辺の不便、本当に思うに余るものがあります。また...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 海外旅行をテン・ミリオン計画ということで運輸省としても督励しているわけでございますし、またこの時代に、飛行機で旅行するということが一種のぜいたくと考えられるという、その価値観でしょうか、それもいささか時代に合っていないというような気がいたします。そうい...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 国内でございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) 御案内のように、今回のストは、新しい機種の乗員配置の問題が理由のようでございますけれども、過去に例のない理由のようですが、いずれにしろ、多数の国民の皆さんに御迷惑をかけることになるわけで、大変残念であると思っております。  ただ、これはあくまでも民営...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 海外だけではなくて、国内もそうでございますけれども、これから観光旅行というのは日本人の新しいライフスタイルの中で非常に大事な意味を持ってくると思いますが、ハードの面でもソフトの面でもなかなかおくれている部分が多いようで、これを回復するために運輸省として...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 小笠原委員御指摘の点につきましては、JRの誕生成立の推移からしまして、私の前々任者であります三塚大臣の所見のとおりだと思います。  それから附帯事業に関しましては、あくまでも地域の方々と話し合いの上で行わるべきだと思います。現に私の地元であります大井...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) かつての国鉄、いろいろな問題がございまして、それが結果として国民に非常に過大な負担をかけたわけでございますから、それを解消し軽減するために民営化によって合理的な経営を行おうということで着手されたわけでありまして、それが現在、一年たちましたけれども、収入...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 国鉄が民営化されたのはごく最近のことでございますし、整備新幹線を含めた高速鉄道網という構想はその以前からも運輸省にはありましたし、また、自民党もこれを支持してきたものでございまして、ちょっとそこら辺で時間的な食い違いみたいなものがございまして、公共事業...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 安倍幹事長と住田社長のやりとりの詳細は、私存じておりません。ですから、これについて具体的に言及することはできませんが、ただ、一般論として申し上げれば、いかなる政治家、政治が、JR各社の個別の経営事項に介入するということは、好ましくないと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) 御指摘の点、とても大事な問題を含んでいると思います。ですから、そういうことも含めて、財源問題等それから優先順位、この中には収支見込みその他JR、地方公共団体の意見もしんしゃくしての討議が行われるわけでございまして、そういう問題についても十分検討の末に事...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 日本の私企業の経営合理感覚というのは非常に鋭くて、私は、評価さるべきものがあると思います。ですから、国鉄も各JRに民営化されたわけでありますし、そういう手法を駆使して経営に努力されると思いますけれども、先ほど委員もおっしゃいましたように、私は、自由競争...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 今度の検討委員会も、あくまでもJRの意向というものをそんたくするということをたてまえにしておりますから、これを無視して事を進めるわけにはとてもまいりません。それは財源問題に関しましても各JRがそれぞれの条件を申し出ておりますが、それがさらに財源の検討委...全文を見る
04月01日第112回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○石原国務大臣 労働時間の短縮は、近年、労働者の福祉や長期的に見た雇用機会の確保という観点だけではなくて、国際経済情勢を背景としての内需拡大、御指摘のように経済構造調整の観点からも、国家的な政策課題となっております。いわゆる前川レポートを受けまして、去る百九回の国会では労働基準法...全文を見る
○石原国務大臣 御指摘の点、確かに私たち本当に深く憂慮しております。海運は非常に今苦しい状況にございますけれども、何といっても海運というのは日本のような国家にとっては欠かすことのできない手段でございまして、それを支える同胞の専門家が減少していくということは、国家にとっても非常に大...全文を見る
○石原国務大臣 御指摘の点は確かに有効な手段であるとは思いますが、何といっても便宜置籍船は外国の法人の所有船舶でございまして、雇用関係について日本の行政府が直接行政指導するということは事実上難しいと思います。そのために、外国船に乗船するのに必要な訓練の実施あるいは助成金の支給等で...全文を見る
○石原国務大臣 労働基準法は一九九三年までに四十八時間を四十時間に短縮するということをうたっておりますけれども、船員法の場合には、先ほど部長も申し上げましたが、その倍の、つまり十六時間を短縮するという非常に難工事でもございます。  同時に、航海の実態が陸上の業務とかなり違ってお...全文を見る
○石原国務大臣 今申し上げました海運という業務の特殊性にもかんがみまして、また経済審議会の建議を念頭に置きまして、西暦二〇〇〇年に向けてできるだけ早く実現をするつもりで努力いたします。
○石原国務大臣 二〇〇〇年までだめだということでなくて、それをタイムリミットと心得て、その事前にできるだけ早期に目的を達成するように努力をするつもりでございます。
○石原国務大臣 労基法の改正案のときに労働時間短縮スケジュールが、つまり一九九三年という目的の時間設定について、それが審議の焦点になったと聞いておりますけれども、ただ、繰り返して申しますが、船員の業務という特殊性からしましてもちょっと確定的な目標年度を今から約束することは大変難し...全文を見る
○石原国務大臣 それはでき得れば一九九三年にあわせて事が実現するのが日本の労働界全体にとって非常に好ましいと思います。ですけれども、それがまず非常に技術的にも困難だということでございますから、とりあえず二〇〇〇年という目標を設定いたしましたけれども、一年でも二年でも三年でも早く事...全文を見る
○石原国務大臣 日本のような島国にとりまして海運というのはまさに不可欠の業務でございまして、それをだれが担当してもいいじゃないかという人もいるかもしれませんけれども、私は決してそうは思いません。やはり、こういう国家社会にとって致命的な仕事を同胞が担当してくれることで私たちも安心も...全文を見る
○石原国務大臣 過去のいきさつを私必ずしもつまびらかにいたしませんが、例えば補償休日の制度なども別に画期的などと私必ずしも思いません。海運という業務の特殊性を考えればこういう思いつきというのはもっと早く出てきてしかるべきだったのではないかという気もしないでもございませんが、いずれ...全文を見る
○石原国務大臣 議論を拝聴していて、それぞれ言われることに互いに理があるような気がしました。大変難しい問題だと思います。しかし、業界の発展安定のためにもこれから鋭意検討していきたいと思います。
○石原国務大臣 御趣旨を体しまして、日本の海運の大事な部分を占めております内航の問題に関しましても、その近代化に精いっぱい努力をしたいと思います。
○石原国務大臣 ただいまは、船員の雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案及び船員法の一部を改正する法律案につきまして、慎重審議の結果御可決いただき、まことにありがとうございました。  また、それぞれの附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重し、政府として十分の努力...全文を見る
04月06日第112回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 航空運賃に関しましてはたびたび御質問いただいておりますけれども、外国航路の運賃の格差というものは、メカニズムを説明すると長くなりますけれども、業務上どうしても生じざるを得ない。それでもなおそれを克服するために今までできる限りの値下げをさせてまいりました...全文を見る
04月12日第112回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 運輸省への御質問は三つあったと心得ております。  まず、九州と四国とを結ぶ鉄道の実現の問題でございます。  九州と四国を結ぶ豊予海峡の鉄道トンネルにつきましては、日本鉄道建設公団が四十九年度より、地形、地質などから見た海底鉄道トンネルの技術的可能性...全文を見る
04月13日第112回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○石原国務大臣 新しい交通システムの導入に当たり、既存の交通機関との調整を図っていくべきであるとする運輸省の従来の方針は、全く変わっておりません。今回の広島における新交通システムの導入に際しましても、そのように取り進めさせております。
○石原国務大臣 ひところ、東京に「やさしく走ろう東京」という標語がありました。やさしいというのは、いろんなとらえ方があると思いますけれども、とてもやさしくは走れない、まことに困難な状況にあると思います。予想以上にモータリゼーションが盛んになりまして、そのおかげで至るところに渋滞が...全文を見る
○石原国務大臣 先般も予算委員会で、衆議院でしたか参議院でしたかちょっと失念いたしましたが、高速道路に関してもそういう御注文がありました。高速道路に限りませんが、この渋滞を少しでも緩和させるために、関係した省庁をまたいでの対策が必要じゃないかと思いまして、鋭意そういう会合をこれか...全文を見る
○石原国務大臣 公共の交通機関あるいは営業車というものを一般の自家用車よりも優先させるという論もございますけれども、これはいろいろ法律的な問題あるいは一種の哲学的な問題にも関係してくることでもありましょうし、また思い切った一方通行の励行、こういったものも運輸省だけではできることで...全文を見る
○石原国務大臣 行革の時代なんで、関係閣僚会議はなるたけ減らせと言われておりますけれども、しかし、御指摘のように大都市の渋滞、混雑というものはまさに殺人的でありまして、整備新幹線に関しても関係閣僚会議、懇談会を持たれておりますが、私はやはり交通問題からいうと、これもまた大変な優先...全文を見る
○石原国務大臣 おっしゃるように、モータリゼーションの非常な進展がつくり出した非常に困難な構造の中で、公営交通に従事される職員の方々が大変犠牲を払い、御努力なさっていることは私十分承知しておりますし、運輸省としても非常に評価をしております。評価するだけではなしに、ですから、その御...全文を見る
○石原国務大臣 私、十年前に環境庁におりましたときに、日本の自動車の技術が非常に進展しまして、マスキー法を日本だけがマスターしまして、マスキーさんが日本にやってきて、マスキー法というものをこなした自動車に乗って非常に感動して帰りました。日本のそれに関する技術は、アメリカやヨーロッ...全文を見る
○石原国務大臣 問題の解決のために、今運政局長からるるお話をいたしました。これはすべて必要な手だてだとは思いますが、地下鉄の整備とか東京都もしきりに考えておりますけれども、これは百年河清を待つとまでいきませんけれども、かなり時間も金もかかることでございまして、それを待ち得る現況に...全文を見る
○石原国務大臣 私も、地下鉄は便利なのでよく使うのですよ。ただ、夏はやはり敬遠いたします。その理由は今委員が御指摘になったことでございますけれども、私は専門家でございませんから技術的なことはつまびらかにいたしませんが、こういう時代ですから地下鉄だけ冷房なしというのはちょっと考えら...全文を見る
○石原国務大臣 運輸行政にはいろいろ大事な案件がございますし、整備新幹線なども大きな問題の一つとして、結局、最後は財源の問題ですから、このための検討委員会も設けてやっておるわけですが、同時に、大都市の地下鉄は、ある意味ではこれにまさるとも劣らない大事な行政上の案件でございまして、...全文を見る
○石原国務大臣 ほかの地域をないがしろにするわけではございませんけれども、東海道線を走る車の量、それが運ぶ貨物というのは日本の物流のほとんどを占めるぐらい重要な路線でありまして、それが冬季とはいえ、あそこでボトルネックになって交通が遮断される、それが場合によっては物価にも響くとい...全文を見る
○石原国務大臣 前川リポートなどでも日本人はこれからライフスタイルを変えていこうということがうたわれていますけれども、その一つの大きな眼目がレジャー、旅行ということでございまして、陸でも海でも、そういうレジャーの兼ね合いで気象予報は非常に大事な意味を持ってくるわけでございます。私...全文を見る
○石原国務大臣 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、中部運輸局愛知陸運支局の自動車検査登録事務所の設置に関し承認を求めるの件の提案理由につきまして御説明申し上げます。  この案件は、運輸省の地方支分部局として、中部運輸局愛知陸運支局の自動車検査登...全文を見る
04月14日第112回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃいましたように、私、自分自身大変幸運だと思います。まさに世紀の事業の創業に二度も立ち会わせていただきまして、大変感動いたしました。それにしても、日本人という民族は何と勤勉でかつ優秀なのかという感じが改めていたしました。  そして、本四架橋もた...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 実は昨日、衆議院の運輸委員会でも違った観点から社会党の左近委員がこの問題を取り上げられまして、モータリゼーションがこういうふうに非常に一気かせいに進んだものですから、それが機軸になって大都市の渋滞というのはもうあちこちで起きているわけでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 承知いたしました。
○国務大臣(石原慎太郎君) これはとても大事な問題でございまして、基本的には、運輸省の姿勢云々という以上に国家といいましょうか、日本の政府対韓国の政府間の問題だと思います。  いずれにしろ実態は、先ほど委員は小屋と言われましたけれども、私も写真で見ますと、小屋というよりかもう歴...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 確かに日本と韓国の間には、過去に好ましからざるとというか、忌まわしい関係がございました。それに対する日本の責任もあるとは思いますが、しかしそれが、歴然たる領土の放棄という形で示さるべきでは絶対ないと私は思います。現に、竹島を起点にした領海の主張というも...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 申しわけありませんけれども、余り見たことはございません。
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃるとおりだと思います。御期待にかなうように一生懸命努力するつもりでございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) 四五、四七体制を廃止して規制を緩和はしたわけでありますけれども、アメリカのような完全なディレギュレーションとまた違いまして、今局長申しましたけれども、飛行場のキャパシティーの問題なんかあります。そこをやはり行政が調整せざるを得ないということでありますけ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 前川リポートなどでも、これから日本人のライフスタイルを変えていこうという提唱がされておりますし、また、そのための一つの大きな眼目がレジャーと。まあレジャーはいろいろございますけれども、その中で、海のレジャーということは非常に大きな比重を持つわけでありま...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 今回の措置は、相手国との関連を考慮した上で当面とり得る措置をやったものでございますけれども、ですから路線によっては、改善の措置が必ずしも十分とは言えないと思います。  ただ、香港の場合、私も非常に疑念を感じまして、詳しくその説明を聞きましたんですけれ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 実際に承った数字を比べますと、まことにそういう感じがいたします。一部には、配当するならその分運賃を下げろという声もあること、確かに承知しておりますし、また、会社によって事情が違うと思います。特に、TDAのような会社は、別に特別肩を持つつもりはございませ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 原油価格がこれから上がるのか下がるのか、それから円高はなおこれから進むのかというような、運輸省の管轄をはみ出した非常に大きな問題でありまして、そういう情報もできるだけ正確にとらなくちゃいけないと思います。また、競争が激しくなるから、そのための設備費にお...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 苦労して両者が長いこと話し合った結果、一応合意をして妥結といいましょうか、この形を見たわけですから、これから先、これが正確に履行される限りにおいてアメリカが、先般のニューヨークの地下鉄でございましたか、ああいう形で日本側を締め出すということはあってはな...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 本当にじかに人命にかかわることでございますから、できるだけ徹底した点検を行うように指導していきたいと思っております。
○国務大臣(石原慎太郎君) この農道空港ですか、これに関しては運輸省と農水省との間にいろいろ申し合わせがあるようでございますけれども、私は、要するに飛んだ方が非常に便利だと思うんですよ、もちろん安全は確保しなくちゃいけませんけれども。  実は、私は沖縄の慶良間に友人と二人でコミ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) ちょっと私、考えをまとめてまいりませんでしたけれども、私も昔免許を取ったときはいわゆるクラッチつきの車でありましたが、今はほとんどAT車になっているわけでありまして、一部の専門家といいましょうか、営業に従事している運転手しか普通のクラッチのついた自動車...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) いろいろ私の知らない事実をお話しいただいて、大変印象深く聞いておりますけれども、とにかく自立した民間企業でありますから、その経営方針で事をやっていらっしゃるんだと思いますけれども、もともと最初にうたわれておりますように、周囲の地域との協調というものは、...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 各JRは、鉄道事業だけではなくて、附帯していろんな事業をこれからもされるわけでありますけれども、逆に、鉄道事業が黒字を出して、ほかの事業が収支が思わしくなくなった場合ということも想定されるわけでありまして、小笠原委員が今言っていらっしゃるケースだけでは...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 三塚運輸大臣が答弁されました趣旨は、鉄道……
○国務大臣(石原慎太郎君) ですから、要するにいろんな事業起こしたことで会社全体がよくなれば、それは当然鉄道部門にも必ずいい影響を与えるであろうということを含めて三塚大臣は言われたわけであります。
○国務大臣(石原慎太郎君) 現況を調査させます。
○国務大臣(石原慎太郎君) 解体作業の現状を把握しながら、現場の労働者と打ち合わせて、適切な作業が行われるように指導いたします。
○国務大臣(石原慎太郎君) 総体的にJRは非常によくやっていると思います。六十二年度の経営状況につきましては、現在、各社で決算のための作業を進めている段階でありまして、現時点でその現況について決算べースの確定的な数字をお示しする段階までに至っていませんが、一応二月末までの取扱収入...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 日本は今、関東メガロポリスと関西メガロポリスの二眼レフ的な構造になっておりまして、過度な集中が行われているわけですけれども、これを分散することも急務でありますが、同時に、大都市における快適な生活、あるいは都市の機能というものを円滑に図らなくてはならない...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) ただいま議題となりました船舶整備公団法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年、海運業界におきましては、引き続く船腹の過剰及び老朽船舶の増加が問題となっており、このための対策の一つとしてこれらの余剰船舶等の有効活用を促...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) ただいま議題となりました港湾法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  港湾は、物流活動、産業活動及び国民生活の基盤となる重要な社会資本であり、その整備の促進 を図ることは、我が国経済社会の健全な発展にとって必要不可欠であ...全文を見る
04月19日第112回国会 参議院 運輸委員会 第6号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 船舶整備公団は、昭和三十四年に、老朽化した船舶が非常に多くなりました、その安全性の確保に問題がございました国内旅客船の代替建造を図るために設立されまして、以後、老朽化した国内旅客船や内航貨物船などの代替船舶として六十二年度までの間に実に二千四百隻を超え...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 承知いたしました。人をふやさないだけではなしに、場合によっては減らさなくちゃならない場合もあると思います。  ただ、私この公団の業務についてつまびらかにしておりませんので、詳細に検討いたしまして考慮いたします。
○国務大臣(石原慎太郎君) 今回、七億から一挙に十九億までふやしたわけでございますが、これを踏まえて、公団のこれからの業務、成り行きを眺めながら検討したいと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃるとおりだと思います。  それが活用できるなら、まあこの公団のためにというか、ほかの運輸省の抱えている案件とどういう優先順位をつけるかは別にしまして、運輸省の行政のために活用したいと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) たしか羽田に関して、鈴木都知事が外国まで出かけていって外債の発行に努力をされました。私それは非常に思い切ったことをやられたなと思っておりましたが、今になってみると、うまいことやったなという感じがいたします。  おっしゃるとおり、公団のこれからの将来と...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 前川レポートなどを読みますと、これ何も神様の御託宣じゃありませんけれども、しかし全体の傾向としては、重厚長大から知識集約型の産業に変わろうとしているわけでありまして、今一時的に内需が刺激されて、内航船の主な荷物であります石油とかセメントとか鉄材が非常に...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) それはおっしゃるとおり非常に難しいと思います。そこだけすぽっと抜けて、荷主の裁量で値切られたりするわけでありますから、せっかくの一貫した輸送体系というものがそこで支障を来すことは、私は間違いないと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) 今内航が運んでおります荷物の大きな部分を占める鉄とか石炭とかセメントというのは、主に一貫輸送の対象にならずに、運びきりという性格を持っているようでありますが、しかし、これからまた、例えばこの間も大分に行きましたら、アジアポートなどという構想がありまして...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) まさにおっしゃるとおりだと思います。まして、陸上で高速鉄道網構想というのがありまして、在来線がこれに沿って淘汰されていきますと、従来鉄道が運んでいた貨物の運搬というのは海上になる、あるいはトラックになる、特に海上輸送の比重というのはまた逆にふえてくるん...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) さきの日本丸につきましては、例の「練習船日本丸の保存及び有効利用に関する懇談会」に御審議願ったわけですけれども、あくまでもその御論議を遵守して考えていこうと思いますが、今のところそれ以上のことは申せませんし、また、両自治体の申し出の内容を聞きまして、で...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 運輸省といたしましては、総務庁の勧告に基づきまして、ことしの一月に公団に対して所要の改善措置を講ずるよう指示をしておりまして、今後とも公団に対して適切な指導を行いまして速やかに中期計画を策定させていきたいと思っております。  また、最近の公団の収支状...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 先ほども申し上げましたけれども、内航海運の将来は決して甘い見通しではないと思います。今一時的な好況期にはございますけれども、大半の荷物であります鉄鋼、セメント、石油などはもう長期的には横ばいから減少の傾向にございますので、やはりこれを見越していろいろ対...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) この公団は、三十四年に創立されてから六十二年度までに、既に二千四百隻という近代化船を提供してきたわけでございまして、そういう意味では立派な実績を示しておると思います。こういう新しい変革期に、おっしゃるとおり一方では行革の問題もございますが、決してむだな...全文を見る
04月20日第112回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号
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○石原国務大臣 おっしゃいますとおり道路と鉄道だけでは、このままでいきますと関西空港が完成いたしましても、成田ほどではないにしろかなり不便な飛行場になるのではないかという懸念がございます。ですから、海上のアクセスを整備することも整備大綱の中でもうたっておりますし、またヘリコプター...全文を見る
○石原国務大臣 実は先日の閣議で、大都会の渋滞が本当に末期症状で何とかしなければいけないが、事務方では省庁またいで合議しているようだけれども、これはとんでもない方法でも講じないと、ラジカルな方法を講じないと物は解決しまい、やはり閣僚レベルでひとつ思い切った案を出そうじゃないかとい...全文を見る
○石原国務大臣 要するに、これを踏まえて自動車工業会に対して、具体的な検討を急いで行ってほしいということを指示しました。その結果を期して待ちたいと思っております。
○石原国務大臣 中間報告の中にも述べていると思いますけれども、電子回路などについて通常では起こり得ない方法で、つまり、実際に手を使ってショートさせたりしまして人為的に故障させた場合に、エンジンの回転数が異常に上がったりする事実がございました。これは誤操作にかかわりないメカニックな...全文を見る
○石原国務大臣 技術的なことは政府委員が答弁いたしますけれども、基本的にそういう企業の姿勢というのは絶対に許されるべきでない。これは事人間の生命の安危にかかわる問題でございまして、その技術に対するメーカー側の自負、自信もあるかもしれませんけれども、人間のやることですからやはり非は...全文を見る
○石原国務大臣 過去に大事故を起こしたわけでございまして、その原因が那辺にあるか究明し尽くされてない点もございますけれども、いずれにしろ、それを扱っている日航の整備にも万全を期すように、これからも強く指導するつもりでございます。
○石原国務大臣 人間というのは本質的に新しい技術に関して非常に保守的なものですから、そういう気持ちをお互いに持つということはむべなるかなと思いますが、しかし、管制業務は確かに乗客、飛行機の安危にかかわることでありますし、運輸省が直接担当している大事な仕事ですから、そういう危険を招...全文を見る
○石原国務大臣 もともと国鉄の土地というのは本質的には国民の財産でございまして、国鉄が民営化したということで土地の問題が出てくるわけですけれども、事業団が関与しておる土地に関しましても原則としては公開入札、しかし地方公共団体がきちっとしたプランを持っているならば時価でとにかく売り...全文を見る
○石原国務大臣 実は、委員が説明されました経過にやや似たケースがほかにもございまして、この間も私が間に入って、とにかく間を取り持ちました。そういうこともございますので、できるだけの努力をしたいと思いますが、一種の混乱といいましょうか、移行期の混乱があったことは否めません。そこで業...全文を見る
○石原国務大臣 所信表明でも申しましたけれども、やはり運輸行政の最大の眼目は交通の安全でございまして、それを成就するために小さな問題であろうときめ細かくそれを積み上げる。また同時に、先ほどもちょっと論議に上りましたが、ある場合にはドラスチックな方法も考えて、結果として九千人前後の...全文を見る
○石原国務大臣 確かに御指摘のように、民営化した後のJRの抱えている在来線の保全というのは、施設が古くなっているだけにいろいろ問題があると思います。しかし、私鉄になろうと国鉄の時代であろうと最大の眼目は安全の維持でございますから、経営の収支云々ということを前提にしてそこで手を抜く...全文を見る
○石原国務大臣 運輸省としましては、ボーイング社を監督しております米国の連邦航空局に我が国で発見されました製造のミスの事例を伝えて、とにかくこれを何とか改良するように申し込みましたし、また日本航空にも、航空機購入時の領収検査の内容も見直してこういうことのないように督励しているわけ...全文を見る
04月21日第112回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○国務大臣(石原慎太郎君) いや、とても私できませんので、必要なら局長の方にお願いいたします。
○国務大臣(石原慎太郎君) 詳しくはまた政府委員の方から御答弁いたしますけれども、私が考えますに、NTTの売却益を港湾の開発に使うという幹が座りまして、前回はB型という枝が出て、それに農林とか厚生とか運輸とかというさらに小さな枝葉があったものですから一括したと思うんですけれども、...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 幾つかあるわけです。——しかし今回は、つまりその大きな枝からさらに小さな枝も何本か出ておりますが、幹そのものは前回と変わらぬわけですから、一括審議でなしに個別の審議ということになったんだと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃることよくわかります。いずれにしろ、慎重な審議をすることが建前でございますから、結果としてそうなるように、やはりこれからも努めていきたいと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) これは、原由的には各地方地方の港湾に関しての再開発の提案を受けて、それに割り振りをするわけでありますから、造船不況、鉄鋼の不況を抱えている地域から妥当な提案があれば、当然それにこういった措置を講じていくことは自明でございますけれども、今その提案がどうい...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) いや、私は決してそうは思いませんで、地方の特性を生かして、そこで収益の上がる事業というのは十分あり得ると思いますし、それに備えて運輸省は資金の確保をしたわけでありますから、おっしゃることとは、私ちょっと理解を異にいたします。
○国務大臣(石原慎太郎君) この一方、収益の見込めない事業については、従来公共事業の重点配分を行うなど、各地域の特性に応じた種々の形態の事業が行われているわけでございまして、このNTTのA型に関しましても、地方の各方面の創意を誘発していただきまして、この事業の実施が地域の発展に有...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) そのように努力したいと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃいますとおり、港湾空間の概念も変わってきましたし、また利用の需要も変わってきているわけでございまして、法律を含めて現行の制度がそういった進歩をブレーキするようでは決してなりませんし、これは必要ならば、そういうものの根本的な見直しをして、健全な港...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 御懸念は非常に私にもよくわかるんですけれども、相生にしろ釜石にしろ、既に港の施設はあるわけでありまして、それにさらにB型で公共事業を起こして港を整備しても、やっている最中はにぎわうかもしれませんけれども、終わってしまったら、構造不況で町そのものが衰退し...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) ですから、申し出をしていらっしゃる方々は、やっぱりそれなりに自信を持って計画を練っていらっしゃるんだと思うんですね。ただ、今のままでB型の、要するに公共の施設だけをさらに加えてつくっても先行きはないわけでありますから、それに吸引力のあるA型の収益事業と...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 私はそうは思いませんで、企業は企業なりの勉強もしておりますし、ソフト、ノーハウを持っているので、それを地方自治体が活用してともに事業を起こそうというのが第三セクター方式でありまして、地方自治体の負担分をいろいろ御懸念のようですけれども、ならば逆に、国が...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) ただいま議題となりました船員の雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  船員の雇用の促進に関する特別措置法は、海上企業をめぐる経済事情及び国際環境の変化等により離職を余儀なくされる船員の数が増大し...全文を見る
04月25日第112回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 橋本前大臣から引き継ぎのときに、特段日航に関しての言及はございませんでした。ですが、私も一利用者としてかねがね関心を持っておりましたし、大臣に就任しましてさらにその立場から、民営化されたその後の日航の進み方についていろいろ関心を持っております。一種の過...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 局長も答弁いたしましたけれども、また委員御指摘のように、日本航空が民営化されましてこれから企業として安定飛行を続けるためにはかなりいろいろな点で腐心、努力をしなくちゃならないと私は思います。また、それをこれからも督励していきたいと思っております。
○国務大臣(石原慎太郎君) 基本的には、菅野委員が御指摘の安全報告制度の意義については私も十分認識しておりますし、また非常に強く共感をいたします。  聞くところ、欧米の先進国でも国によってはこれを採用している国、また何らかの事情で採用していない国もあるようでございますが、何とい...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃいますとおり、運輸省という名前が出ますと、それはやはり報告する方の意識として非常にちゅうちょされるのは当然だと思います。言ってみると、キリスト教の教会でよくやるざんげの聴聞みたいなものでありますから、そういう告白、ざんげの守秘義務というのはある...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 具体的には局長の方からお答えいたすと思いますけれども、一般論として私は多極分散型の国家をこれからつくっていこうという時代、地方の時代ということが言われて大変久しくなります。これからますます地方が、地方だけではなしに日本的な規模での意味合いというものを大...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 通行税に関しましては、六十三年度の税制改正要求として運輸省からその廃止を要求してまいりまして、まだ実現しておりませんが、これはテン・ミリオン計画も推進している傍らでこういう税金がまかり通るというのは非常に矛盾した話でありまして、これは何とか廃止に持って...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 西独に参りまして、向こうのリニアを視察して日本と見比べて帰りまして、その後の発言で自分の感想を述べまして、ちょっと言葉が足らずに誤解を招きましたが、あくまでも私が札幌—千歳間について言及しましたのは、実験線ということではなくて、優に国際的な商品価値を持...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 先ほど申し上げましたが、技術を開発している当事者から聞きますと、直線で平たんなそういう地域ならばもう再来年からでも来年度の実験を終えれば実用可能である。これはちょうど新幹線も今走らせながら改良しているように、そういう形で実用に供し得る。ただ、予算とか立...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 聞きますと向こうがかけたお金が大体一千億、日本が五百億プラス民間からの支出もあるようでございますが、実験のキャンパスの印象というのは非常に格差がありまして、向こうは三十数キロのループのある路線を敷き、日本はわずか七キロ。ただ、技術は日本の方がはるかに上...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 全くそのとおりで、大変ありがたい御意見をいただきまして、ありがとうございました。
○国務大臣(石原慎太郎君) リニアを走らせるにしましても、結局路線の立地に日本は日本的な非常に困難がございまして一概に申せませんが、これはほかの在来の新幹線でも同じことであります。いずれにしろ、多極分散型ということを今の政府は考えておるわけであります。分散するにしても、分散した都...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 全くおっしゃるとおりでありまして、我々もお互いに政治家でありながら、同時にまた空港の利用者であるわけですけれども、日本の場合は本当に不便な空港が多い。関西空港なども恐らく今のままでできますと大変な混雑が予想され、また不便が予想されるわけです。この間もほ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 成田新幹線の問題はもう本当に大プロジェクトにとってのいい薬でありまして、やはり二度とこういう轍を踏まないように我々も自戒して綿密な計画を立てて、空港なりその他のプロジェクトを実現していきたいと思っております。
○国務大臣(石原慎太郎君) 日本の社会も変わってまいりまして、日本人のライフサイクルもライフスタイルも変わってきつつあるわけでございます。何といっても高齢化社会になってまいりましたし、高齢者の方が従来のように家で隠遁しているというそういう社会でもなくなりました。身障者の方はもちろ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 局長から申しましたが、事実を調査いたしまして、いたずらな誤解を招かないようにこれから指導していくつもりでございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) いろいろ予算等の制限もございまして、日本人の生活様式も変わってきて、今長官がお答えしましたように、非常に天気予報に対するニーズが高まっておることは承知しておりますが、でき得ればメディアを含めまして技術的なものを合理化することでそれにこたえていきたいと思...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 私、環境庁におりましたときにこのプロジェクトが俎上に上りまして、私も幾つか疑義を呈したのを覚えておりますが、結果としてそれが住民の皆様に御迷惑をかけたという形になっているならば、せっかくのプロジェクトでございますから、やはりそういうものを抑制するように...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 塚本委員長からそういう申し出があったことも承知しておりますし、民社党からかねがね年金客船の構想も御提案になっているようでございます。それでたしか中曽根総理は承知されて、調査費をつけられて調査も一段落して、間もなく、本当に間もなく答申が出るようでございま...全文を見る
04月26日第112回国会 参議院 運輸委員会 第8号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 海運の問題というのは本当に八方ふさがりで、また、今参考人のお話を聞いておりましても、海員の代表の方とオーナーの代表の方と、食い違いもあるわけでして、政府としても本当に苦慮しているわけでございます。  しかし、便宜置籍船に日本のクルーを乗せるということ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 便宜置籍船に日本のクルーを乗せるという問題は、非常に技術的といいましょうか、建前からいって難しいと思います。それは政府委員から具体的に答弁いたしますが、私、決して感想を申しただけじゃないんです。  例えばアメリカのように、国家補助を船員に対してすると...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃるとおりだと思います。私たちも十全の努力をするつもりですし、また、委員の皆様にも、ひとつ十分なお知恵を拝借したいと思っております。
○国務大臣(石原慎太郎君) 周囲の条件はいろいろ違いましても、働く方々の基本的な立場というのは本質的に同じだと思います。ですから、基本理念にできる限り近づけるように最大限の努力をするつもりでございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) 週の平均労働時間につきましては、船員労働の特殊性や船員の福祉、 船員の労働時間の動向その他の事情を考慮して、段階的に短縮するように政令で定めることとしております。その制定または改正に当たっては、あらかじめ船員中央労働委員会の議を経ることにしております...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃるとおり、乗員の高齢化によります将来の若い乗員の不足が内航海運に非常に大きな妨げになるということを懸念しております。後継者をつくるためにも、できるだけ内航海運というものが魅力的な職場になるようにいろんな努力をしなくちゃいけないと思いますが、何と...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 基本方針と申しましても、つまり、ナショナルミニマムそのものが基本方針にならないと日本の海運特に外航は救われないと思うんです。この間も船主協会のある幹部の方とお話をしたんですが、船主協会なりに事を憂えてそういう試みをしたことがあるそうですが、そういう原案...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) これはやはり運輸だけではなしに、いろいろな行政の分野の動向をとらえて考えなくちゃいけないと思うんです。先ほどもちょっと考えてみたんですけれども、ざっと考えても、運輸省のほかに、経済企画庁とか通産省とか大蔵省とか、あるいは防衛庁とか労働省、あるいは場合に...全文を見る
04月27日第112回国会 衆議院 運輸委員会 第8号
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○石原国務大臣 ただいま議題となりました船舶整備公団法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  近年、海運業界におきましては、引き続く船腹の過剰及び老朽船舶の増加が問題となっており、このための対策の一つとしてこれらの余剰船舶等の有効活用を促進するととも...全文を見る
○石原国務大臣 御指摘のように、外航海運は円高等の状況の影響を受けまして、まさに袋小路に追い詰められた形で、非常に深刻な状態にございます。それを打開するために、今まで大幅な減量合理化の努力を行ってまいりました。また、これをこれからも続けなくてはならないと思っております。運輸省とし...全文を見る
○石原国務大臣 もとより旅客船、貨物船を中心にやっていくつもりでございますし、やってきたわけですけれども、時代の流れでいろいろ新しいニーズも出てきましたし、また造船界あるいは海運界そのものの活性化のためにも、ひとつ間口を広げたという形で御理解いただきたいと思います。
○石原国務大臣 今御指摘のいろいろの点、特に中期の業務の見積もりというのでしょうか、そういったものを含めまして多角的に渾身の努力をして、この危機を乗り越えるように努めたいと思います。
○石原国務大臣 一般的に御指摘の傾向があると思います。ですから、行政改革というのが強く叫ばれてきて、今のその努力をしつつあるわけでございますけれども、新規に公団の業務に付加されるものが、歴史的に淘汰されかかっている公団を無理に維持するものであっては絶対にならないと思います。しかし...全文を見る
○石原国務大臣 そう思っております。
○石原国務大臣 今栽培漁業が大はやりのようでありますけれども、それに資するところがあるならば大いに研究してみたいと思います。
04月27日第112回国会 参議院 本会議 第15号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 関西国際空港についてお尋ねがございました。  この空港は、我が国の国内及び国際空港の需要の著しい増大に適切に対処するために、我が国初の本格的二十四時間運用可能な空港として目下その早期の開港が望まれております。  関西国際空港株式会社は、昭和六十二年...全文を見る
04月28日第112回国会 参議院 運輸委員会 第9号
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○国務大臣(石原慎太郎君) これはたびたび予算委員会でも問題になりましたけれども、日本の労働問題全体の基本的な姿勢をこれから変えるのか、それともここしばらくというんでしょうか、ともかく原則として守っていくのかという大きな問題だと思います。  ただ、この委員会でもたびたび船主とそ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) これまたますます御要求が厳しくなってくるわけでありますけれども、一年おくれていることは御指摘のとおりでありますけれども、基準法の短縮八時間、船員法が十六時間で倍ということと、それからまた新しく補償休日制度というものを設けましたので、そういうものをひとつ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) なかなかそこではいと申せない事情がございまして、繰り返すことになりますけれども、労基法の方の成就と時間の誤差ができるだけ少ないように努力いたします。
○国務大臣(石原慎太郎君) 基本的には、これはその方向に努力すべきことだと思いますし、また努力をしたいと思います。  ただ、それぞれ範疇が違う海運の特殊事情もございますので、できるだけそういう事情の違いを越えて、結果としてはお申し出の目的が達成されるように努力をしたいと思います...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) これはおっしゃるまでもなく、本当に恥ずかしいことでありますし、非常に野蛮といいますか、非近代的な現象でありまして、こういうことが絶対にないように徹底して調査し、また指導するつもりでございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) いや、決してそうは思いません。一生懸命努力いたします。
○国務大臣(石原慎太郎君) 決して海運特殊性をいたずらに強調するつもりはございませんけれども、外国の実態などと比べてみましても、日本の場合には、違わないといいますか、スリークルーをフォークルーにするというわけにいきませんし、それなりに皆さん苦労していらっしゃると思うんですが、とも...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 一生懸命努力いたします。
○国務大臣(石原慎太郎君) 補償休日の労働というのはあくまでも特定の場合の例外的な措置であり決して、それを関係者に周知徹底いたしまして、この制度が決して形骸化しないように、ちゃんと確保されるように指導してまいるつもりでございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) 本質的には、内航小型船も、漁船も、それから外航船も、船で働く方方の立場は本質的に同じだと思います。また、陸で働く労働者も同じことだと思います。私の選挙区にはもう下請の零細企業はたくさんございまして、これがちょっと不況になってくるともう買いたたかれて、最...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 具体的な方策については部長の方からお答えいたしますけれども、先ほど申しましたように、陸、海、境なく、大企業とそれの下請である中小零細企業との非常に不合理なかかわりというのはここにもあると思います。やっぱりそれを合理化しませんと日本の経済の健全な発展もあ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) ただいまは、船員の雇用の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律案及び船員法の一部を改正する法律案につきまして慎重審議の結果、御可決いただき、まことにありがとうございました。  また、それぞれの附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重し、政府と...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、中部運輸局愛知陸運支局の自動車検査登録事務所の設置に関し承認を求めるの件の提案理由につきまして御説明申し上げます。  この案件は、運輸省の地方支分部局として、中部運輸局愛知陸運支局の...全文を見る
05月13日第112回国会 衆議院 決算委員会 第6号
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○石原国務大臣 今ここで正確には申し上げられませんけれども、御指摘のようにこれはつながるかつながらないかで非常に公共の利便に大きな影響があるわけでございますから、この用地の買収につきましては、難航すれば公共の利益というものを踏まえて収用というような形で事を進めなくてはならないのか...全文を見る
○石原国務大臣 これは一種の文明論の問題でありまして大変難しい問題だと思いますが、外国に対する対外援助を何からするかということの優先順位は向こうが一方的に決めるものでもないと思いますが、私たちが押しつけるわけにはいかないと思います。いずれにしろ、御指摘のように交通手段、交通機関と...全文を見る
○石原国務大臣 大変申しわけありませんが、お声がちょっと小さいのでよく聞き取れませんでした。済みません。
○石原国務大臣 国鉄時代にはいろいろな点で放漫、ずさんな事例がございまして、御指摘の点もまたその一つだと思いますし、せっかく民営化されまして再出発したJRでそういうことがあってはならないと思いますし、またないように指導していきたいと思います。
○石原国務大臣 おっしゃいますように東京近郊の通勤線の混雑というのは大変な問題でございまして、常磐新線の構想などもございますけれども、いささか百年河清を待つ感がなきにしもあらずですが、私たち世界に誇るべき技術を持っているわけでありまして、先生御指摘のようにこれを活用することで何と...全文を見る
○石原国務大臣 要は技術の問題でございますけれども、技術の開発がもし予算ということで停滞しているなら、これはもう断固として予算をつけてその技術の開発を促進しなくてはならないと思います。整備新幹線云々とありますけれども、都会の通勤線の混雑というのはまさに非人間的なものでありまして、...全文を見る
○石原国務大臣 今総括審議官も申しましたけれども、いささか技術に絡むこともあるようでございますから、これはそれを開発し切らなければならぬと思いますが、いずれにしろそれを含めて努力をすればできることがあれば努力をするのは当然でございますし、すべき工夫を挙げていたしまして十七本が二十...全文を見る
○石原国務大臣 各組織にかかわります各法律によってうたわれました権限を持っております。
○石原国務大臣 そのとおりです。
○石原国務大臣 成田につながる新幹線の挫折はいろいろ理由がございますけれども、現実にああいう形でとんざしておるわけでありまして、また非常に国費をむだに費やしたという形になっております。これに対しては運輸省も非常に大きな責任を感じておりますが、しかしともかく今ありますあの路盤を含め...全文を見る
○石原国務大臣 運輸大臣は歴代かわってまいりましたけれども、自民党政権は続いておるわけでございまして、私たち、永続している政権としての責任は、その時点時点で担当の大臣が管轄部門について果たさなければならないと思っております。私が現職としてしなくてはならないその責任の履行というのは...全文を見る
○石原国務大臣 実は私、先日ある空中写真を見ました。そしてまた改めて認識を新たにした点もございまして、今ここで具体的に申しませんけれども、私のある腹案を事務局に諮りまして、一部の抵抗といってはあれですが、異論もございますけれども、結局私はそれが一番いい方法じゃないかと思って話をし...全文を見る
○石原国務大臣 そういう種類の営業は、ごく限られた一部の会社に利益が偏るようなことがあってはならないと思っております。私の知己でありますある会社が羽田で実は最初に免税の業務を始めたそうですけれども、だんだんはじき出されてしまって今非常に不利な条件にあるというようなことを陳情してま...全文を見る
○石原国務大臣 追加の質問だったものですから私は詳しく調べてまいりませんでしたが、いずれにしろ、運輸省はテンミリオン計画ということで、言ってみれば成田の利用者を倍増しようという計画を持っているわけでございます、成田に限りませんけれども。そういう行政の眼目にのっとって、一部の限られ...全文を見る
○石原国務大臣 現在の高性能の戦闘機のパイロットというのは本当に高度の技術者だと思いますし、それを養成するために大変なお金を費やし時間も費やしておるわけでございますが、一方民間の航空会社のパイロットが非常に足りなくなって、引き抜かれるというのでしょうか、割愛するというのでしょうか...全文を見る
○石原国務大臣 航空機の需要というのはこれからますますふえていくわけでございまして、自衛隊も含めてパイロットの需要の数もふえるわけでございます。国防を含めまして、また運輸行政も含めまして国民の期待に沿えるような人員の配備を担保できるような努力をしていこうと思います。
○石原国務大臣 今総括審議官がお話ししましたように、関係者の間で話し合いが進んでいるわけでございます。これが大変おくれているのは残念でございますが、いずれにしろ運輸省としては、やはり投下資本が回収できるような価格で譲渡されるべきだと思っております。
○石原国務大臣 リニアにつきましては、距離と地形が非常に事を左右するわけでありまして、大宮―成田間、それはできれば結構でありますけれども、距離もちょっと今の技術では変電所を要するようなことでございまして、これは新規に実験をしませんと実現いたしません。そういう点で、よく苦心しており...全文を見る
○石原国務大臣 東京周辺の交通網、非常に不便を来して皆様に御迷惑をかけておりますけれども、新しい地下鉄を敷くとか常磐新線とか、百年河清を待つみたいな話でありまして、その場しのぎというわけではございませんけれども、川を利用するということ、もし有効にそれが推進されれば一つの活路だと思...全文を見る
○石原国務大臣 詳細をつまびらかにいたしませんけれども、これは明らかに異常だと思います。
○石原国務大臣 ちょっと今緊急の連絡がありまして、一時中座しまして、肝心のところを聞き漏らしたかもしれませんが、御指摘のとおり、確かに鋭い御指摘だと思いますけれども、不公平、不公正がないようにという建前ではありながら営業上の理由ということでは、まことに相矛盾した話でありまして、こ...全文を見る
○石原国務大臣 今局長が答弁いたしましたように審議会で御審議いただいておるわけでございますけれども、あくまでもその結論を踏まえてではございますが、おっしゃいますように四十年たちまして、その間の社会の変化、それに伴った運送というものの機能の変化、本質的な変化も多分にございます。そう...全文を見る
○石原国務大臣 今せっかく御審議中でございますので、私がここでみだりに発言しまして余計な予見を与えることは慎みたいと思いますが、いずれにしろ四十年たったわけでございますから、思い切った改正が必要ではないかと思っております。
○石原国務大臣 あくまでも運輸省の行政方針としましては、同一地域同一運賃というものを堅持していくつもりでございます。これはお客、利用者の利便、なかんずく、つまり安全ということを大眼目として踏まえてのことでございますが、今のエムケイタクシーの裁判がどういう帰着を見るかわかりませんけ...全文を見る
○石原国務大臣 おっしゃるとおり、最大限の努力をいたします。
○石原国務大臣 私も初めて詳細聞きましたけれども、これはやはりゆゆしき問題だと思います。私自身が乗客で乗っていたら大変不安ですし、まして二回もオーバーランし、一回は信号がないのに青でとまった、これはちょっと考えられないぐらい恐ろしい話だと思いますし、めったにある出来事ではございま...全文を見る
○石原国務大臣 私もJRになってから事故は相対的に減っていると聞かされておりましたのですけれども、それは別にしまして、先ほど御指摘の、大井町から結果として田町まで運転士が血を吐きながら走ったというような出来事は、それが引き金になって乗客全体に大変な迷惑をかける可能性がございますけ...全文を見る
○石原国務大臣 気象予報の精度というのは本当に時代の一つの新しいニーズでございまして、これにこたえるために予算の面でも努力いたしますので、また委員の方々もひとつ存分に応援願いたいと思います。
05月13日第112回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 運輸省に対する御質問は、要約しますと三点あると承知しております。  第一に、着陸空港の問題でございますが、プルトニウムの空輸に当たりましては、万が一の航空事故に遭遇した場合にも、その健全性が損なわれない容器が使用さるべきことが大前提でございます。さら...全文を見る
05月16日第112回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 私まだ茂木論文を拝見しておりませんけれども、お聞きしますと首都圏が先進国、地方が後進国という切り方は私は必ずしも賛同できないんです。  私、東京出身ですけれども、むしろ大都会、首都圏の生活の便利さというものは非常に圧迫されておりまして、交通手段一つ見...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 東京にかかわります交通問題で常磐新線というのは焦眉の問題でございますけれども、なかなかいろんな問題がございまして思うようにまいりません。具体的な御報告は政府委員からさせていただきますけれども、百年河清を待つようなことがあってはならないと思うのですが、い...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 多極分散型の国土形成をしますためには、やはり高速交通網というものがその骨格になるべきだと思います。  高速道路の方は建設省の所管でございますけれども、運輸省は高速鉄道網と空を分担しているわけでありますが、整備新幹線、それからもう一方では地方の空港のジ...全文を見る
05月17日第112回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 海上保安庁の留置施設に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  海上保安庁の留置施設は、海上保安官が逮捕する被疑者または現行犯人等を留置するため、全国の海上保安部署等百九カ所に設置されており、年間約四百人の者を収容しております。 ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 海上保安庁の留置施設は、施設の管理者及び被収容者の範囲等の点で都道府県警察の留置施設及び刑事施設とは異なるため、立法技術上の観点から、他の二法案とは別の法律として立案し、昨年の第百八国会に提出したものでございます。  なお、前回、他の二法案が提出され...全文を見る
05月18日第112回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 運輸省のかかわりは二十八条のいわゆる高速交通施設をいかに実現していくか、その財源絡みの問題でありましょうけれども、整備新幹線もつまりこの中に入るわけでありますから、今それなりにいろいろ財源を検討しているわけでございますが、ほかの高速交通手段に関しまして...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 既にこの問題の法制化につきまして、関係省庁と連絡をとりながら着手をしております。できるだけ早く法制化いたしまして、現実にそういう工事が行われて、特に大都市に住んでいらっしゃる方々のために交通の便宜を供したいと思っております。
○国務大臣(石原慎太郎君) 事務局の方で既に省庁をまたいだ検討を開始しております。ですから、できるだけ早く法務省、建設省とも相談しながら新しい法体系をつくりまして、そのもとで積極的なそういう便宜を提供していきたいと思っております。  先ほど安恒委員の御質問にもありましたけれども...全文を見る
05月18日第112回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 運輸省への御質問は二つございました。  第一に、日本航空の経営姿勢についてでございますが、日本航空が行いました先物為替予約につきましては、日本航空が企業として為替レートの変動に伴う危険を回避するために行ったものでありまして、結果としては思惑外れになり...全文を見る
05月19日第112回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第7号
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○石原国務大臣 いまだ詳細な報告を聞いておりませんが、概略は十一名の死亡者、負傷者二十八名、行方不明者三名を出しておるわけでございます。事故が起こりまして、保安庁としましては巡視船艇九隻を派遣しまして、特殊救難隊二隊六名も出動いたしまして対策いたしましたが、御指摘のように、言葉の...全文を見る
○石原国務大臣 先般、参議院の決算委員会でやはり社会党の委員の方から、こういう事故じゃございませんけれども、ニアミスに関しまして、アクシデントにならないインシデントについてのきちっとした報告をさせて、またそれを集積して解明してそういうことのないように努力をすべきだという御意見もご...全文を見る
○石原国務大臣 日本人のライフスタイルがこれから変わろうとしておりまして、その先駆けの一つとして、日本人の特に青少年の海外旅行を運輸省も行政の眼目の一つとして推進しているわけでありますけれども、たまたま上海でああいう事故が起こりまして、今回また日本の港で外国の船舶の中で事故が起こ...全文を見る
○石原国務大臣 技術的なことはつまびらかにいたしませんけれども、ソビエトとは必ずしも申しませんが、幾つかの国はかなりそういう点でずさんな点があると聞いております。また、現に日本のポートオーソリティーがそれをチェックしまして入港を拒否した例もあると聞いております。今回、実情をさらに...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど、私ちょっと勘違いいたしまして、ソビエト船で亡くなった若い方々を邦人と申しましたけれども、ソビエトの若い方々でございまして、訂正いたします。  同じことでございまして、やはりこういう事故が日本の中で起きないように、外国船といえども基準を満つように私たち要請...全文を見る
○石原国務大臣 総量規制だけではなくて、それを含めて少し野蛮なくらい思い切った案を出さないとどうにもならぬぞということを閣議でも申しました。交通対策本部というのは半ば眠ったような形になっていますけれども、これも動き出したようでございます。ただ、そこで事務方のお役人の発想だけでは済...全文を見る
○石原国務大臣 交通事故の死亡者の数を一万人から何とか減らそうということで九千人台にはなったのですけれども、高値安定ということでとても八千人台は望むべくもない。満州事変、シナ事変と、太平洋戦争は別にしまして随分犠牲者も出したわけですけれども、その戦争での死亡者もこんなに数多くなか...全文を見る
○石原国務大臣 ただいまの御決議につきましては、交通安全の確保が運輸行政の基本であることにかんがみ、その趣旨を十分に尊重し、誠意を持って実施に当たる所存でございます。
05月20日第112回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(石原慎太郎君) この法律の眼目を促進するために、都市間を結ぶ高速交通網あるいは大都市周辺にさらに新しい宅地を開拓していくための新しい通勤線、あるいは在来線の複々線化とか、あるいは新しい地下鉄の造成、そういったものが考えられると思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) 運輸行政の統一性、公益性ということからしますと国が許認可権を持つべきだと思いますが、しかし物によりましてはやはり地方の実情に照らして処理した方が好ましいものが幾つかございます。  こういうものは従来も地方の出先機関あるいは地方公共団体の長そのものに移...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 名古屋空港は今東南アジア方面を主に九路線週百十四便、これは日本でも成田、伊丹、福岡に次いで第四位の頻度でございます。国際空港としての機能を果たしているわけですが、御指摘のように大変ターミナルは御不自由なさっていると思いますけれども、これを拡充すれば当面...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 新規の名古屋国際空港ができるとなりますと、これは決して中部地域だけではなしに日本全体の有力な玄関口になるわけでございまして、そういう観点からも運輸省は国全体のことを考えながら、また地元の方々の御意向もしんしゃくして、中部地方だけじゃなしに日本全体がその...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 先般杉浦理事長ともお話しいたしまして、今のようにとにかく立ち往生しているだけでは能がないので、委員御指摘のように、ただ土地信託方式ではなくて上に物をつくってそれを何か処分していくことで借財をとにかく埋めていく、そういう積極的な方法をぜひとりたいとおっし...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 四全総の骨組みであります新しい時代の新しい高速交通網というのは、部分的には建設省の部門もございますし、また自治省などと相談しながら、どういう分担で行うか、いろいろな問題がございますが、これはやっぱり性格からいっても運輸省だけでできる問題ではございません...全文を見る
05月24日第112回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○石原国務大臣 ただいま議題となりました海上保安庁の留置施設に関する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げます。  海上保安庁の留置施設は、海上保安官が逮捕する被疑者または現行犯人等を留置するため、全国の海上保安部署等百九カ所に設置されており、年間約四百人の者を収容しており...全文を見る
05月24日第112回国会 参議院 運輸委員会 第10号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 希望調査の詳細については、まだ詳しく報告を受けておりませんけれども、いずれにしましても、今杉浦理事長申されましたように、それを踏まえてきめの細かい努力を運輸省としてもしていきたいと思います。JRのお考え方もあるでしょうし、また清算事業団との話し合いもあ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) JR各社長のそういう連絡会議があるということを私詳しく存じておりませんでしたけれども、まあそこに他の二組合から会見の申し込みがあって、それが持たれることで各JRにおける労使の関係が合理化されてスムーズになれば結構なことだと思いますし、まあできるだけ、そ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) それから、これは裁判といささか質が違うことかもしれませんけれども、まあ企業側は企業側として決められた手続というものを一応尽くすだけ尽くして、踏んでということだと思いますので、そういう意味では係争中ということですので、今直接運輸省が口を挟むのは時期が早い...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) それはもう当然でございまして、やはりいかなる労使の関係でも不当労働行為というのは好ましくない、あるべからざる問題だと思いますし、そういうことがないように労使ともに努力をしていただきたいと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) 公益法人と聞いております。
○国務大臣(石原慎太郎君) 私がこの問題に注意しましたのは、定款の変更の申し出がありまして、運輸省もそれを許可する立場にあるものですから調べさせたんですけれども、大体今委員が御指摘のような答えが事務方からも返ってきまして、これは非常に驚きまして、最近、税制改革あるいは行政改革の中...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 承知いたしました。  中曽根内閣時代に、やっぱり農協の全体が問題になりまして、中曽根総理としては、必要な部門だけ残してあとは取っ払ってしまえということで、玉置総務庁長官がかけ声をかけましたのですけれども、亡くなったので何かとんざいたした形になっており...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 御指摘のとおりでありまして、総理府の決めた基準、収益事業でありますこの旅行業務の比重が全体の五〇%が基準になっているのを九九%ということでありまして、その他、今御指摘の幾つかの基準からもすべて逸脱しているわけでありますから、この農協観光そのものが公的な...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃいますとおり、これはかなり多額の追徴金を払ったということで済むものでは決してないと思います。抜本的な改革を施さなければならないと思います。私聞きました報告でも、運輸省からそれを要求する幾つかの項目を向こうに提示したようでありますけれども、私は、...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) せっかく焦点が当たったわけでございますから、いかなる立場の方々にも納得していただけるような公正な姿に戻るといいましょうか、そういう形になりますように、多角的に、渾身の努力をするつもりでございます。必要によったらかなり思い切った措置もしなくてはならないと...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 技術的なことの詳細はつまびらかにいたしませんけれども、私も前に環境庁におりまして、水質の汚染について随分腐心もいたしましたが、今、代替の製品はないのかということを問い合わせましても、非常にそういうものは開発が難しいということのようでございます。船の航行...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 日本は日本なりにいろいろの点で先進国として頑張っておりますけれども、環境問題になりますとやはりどうも欧米の方が非常に敏感で、また対処も早いといいましょうか、例えばフロンガスなども、十年前アメリカが話題にしましたときに、私たちは、ほうそんなものがあるのか...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 新しい交通の利便が提供されるのは大変好ましいことだと思いますけれども、それが限られた地域の方々に騒音の上で御迷惑をかけることがあってはならないと思います。これはあくまでも環境の基準を満たすように、とにかくこれからも多角的に努力をするよう指導いたしますし...全文を見る
05月26日第112回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(石原慎太郎君) これは大変難しい問題だと思います、率直に申しまして。よしんば正確な決算が出まして、この六十二年度に幾ばくかの黒字が出ましても、一年二年の決算というものを基盤にそう大きな従来の方針の転換というのはかなり難しいと思います。  今総括審議官が申しましたよう...全文を見る
05月27日第112回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(石原慎太郎君) おっしゃるとおりでございまして、私もB案に関する従来の運輸省と千葉県の話し合いの経過をよく存じておりますし、それを決して頭から否定したつもりじゃございません。ただ、空港は六十五年度内に完成の予定でございますし、日本の世界的な地位が上がることで非常にお客...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 千葉県の各市町村の御意向はよく存じております。ただ、これを完成するために答申にもありますようにあと十数年かからざるを得ない。膨大なお金と時間がかかるわけでありまして、その間つまりこれだけを唯一の方法に構えて、多くの国民あるいは外国のお客様に今のままの不...全文を見る
07月28日第113回国会 衆議院 運輸委員会内閣委員会交通安全対策特別委員会安全保障特別委員会連合審査会 第1号
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○石原国務大臣 私は、海上交通の安全の確保が運輸行政の最も基本的な課題の一つであると確信して、従来から安全対策に最大限の努力を傾注するよう関係者を指導してまいりました。  しかるに、去る七月二十三日、海上自衛隊の潜水艦と遊漁船の衝突事故が発生し、多数の犠牲者が出ましたことは、ま...全文を見る
○石原国務大臣 保安庁は海の警察でございまして、警察が強さに弱く、弱きに強いのでは困ります。保安庁のこけんにかけましても、外務省を通じて、これから相手が米軍であろうと自衛隊であろうと、我々は完全に職務を果たしていくように努力をいたします。
○石原国務大臣 非常に過密な水路の近くに軍事基地があるという例は、日本に限らず外国にもあると思います。また、横須賀近辺の状況でありますけれども、各船が一〇〇%シーマンシップというものを発揮して、そして海上交通法、衝突予防法を守れば今回の事故もまた回避できたと思います。
○石原国務大臣 日本の経済社会というのは、東京と大阪を二眼レフにしたメガロポリスで成り立っているような感じがいたしますが、これから先関西の意味合いというのはもっと高まってくると思いますし、海上の交通ももっと煩雑になると思います。当然そういう措置を積極的に考えなくてはならないと思っ...全文を見る
○石原国務大臣 それは相手を視認しているのですから、それはあくまで船長あるいは操船しているスタッフのシーマンシップで衝突をかわすのが常道で、一々電話をかけて航路を譲り合うなんという話は私は余り聞いたことございません。
07月28日第113回国会 参議院 運輸委員会,内閣委員会連合審査会 第1号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 私は、海上交通の安全の確保が運輸行政の最も基本的な課題の一つであると確信して、従来から安全対策に最大限の努力を傾注するよう関係者を指揮してきたところでございます。しかるに、去る七月二十三日に海上自衛隊の潜水艦と遊漁船の衝突事故が発生し、多数の犠牲者が出...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 防衛庁には防衛庁の特殊な事情が確かにあると思います。しかし、あそこは天下の公道でございまして、やはり人命が何よりもとうとい、しかも今度このような惨事を起こしました。また、長官も答弁しましたように、潜水艦はレーダーに映りにくいし、また出ている部分が非常に...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 技術的なことは政府委員から答弁いたしますが、御指摘のように遊漁船が大変ふえてまいりまして、純粋の漁船の数が二、三千隻、比べて二十数万という遊漁船があるようでございます。年々歳々これがふえておりまして、どの水域に行っても釣りが大変盛んであります。今回の事...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 違います。
○国務大臣(石原慎太郎君) 先ほどの政府委員の答弁の中でちょっと落ちていましたので、補足を兼ねて申させていただきますが、私は外洋帆走協会の会長でもございましたので、ヨットの権利主張をするつもりはございませんけれども、あの浦賀の水道に関しましては実質的に保安庁が来まして、あそこで帆...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 先ほど対策本部長としての所信にも申し上げましたが、海上に限らず交通問題の最大の眼目は安全の確保だと承知しております。残念ながらこういう事件が起きましたが、まず、できるだけ早くその正確な原因の究明をいたしまして、それにのっとって事故の再発を防ぐ、そのため...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 対策本部としましては運輸省、防衛庁、さらに水産庁も加わりましたけれども、それにとどまらず、関係省庁がありますならば政府一体となって万全の対策を講じるつもりでございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) 総体的なことをお答えしまして、足りないところは政府委員からお答えいたしますが、湾岸横断道路ですか、そういったものの建設に関する日本的な事情に際しましてはやはりそれなりの処置を講じなくちゃいけないケースが出てくるかもしれません。それはそのときに考えなくち...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 今度の事故が起こりましたので、対策本部を設けて、先ほど申しましたように、政府一体となってこういう事故の起こらないような万全な措置をとろうということでありますが、これは一種の総論でありまして、それを是とするなら、かなりいろんなことをしないと万全の対策にな...全文を見る
08月03日第113回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 衝突事故の部分的状況に言及しての御質問でございましたが、今回の事故全般について、現在、海上保安庁が厳正かつ公平な捜査を実施しているところでございまして、現時点で関係者の過失の有無等について言及することは差し控えたいと思います。  また、政府としては本...全文を見る
08月04日第113回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○石原国務大臣 事業団は大変今苦境にございまして、持っている土地を売却しようと思っても、片っ方では地価の高騰で売るに売れない、中で非常にみんな苦労し合っているわけでございますが、一方、御指摘のように、JRになりまして、各JRが非常に優良な成績をおさめております。先の話になりますけ...全文を見る
○石原国務大臣 出します。出しますけれども、運輸省と大蔵省が完全に合意した案をつくれといったって、それは大蔵省は、渡辺さんも前に大臣をやられたとおりの役所ですから、なかなか財布もかたい、口もかたくて、つまり両省が合意した成案なんかそうなかなかできっこないので、今それで苦労していま...全文を見る
08月05日第113回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○石原国務大臣 その時点で私も出来事の詳細をよく存じないままにいきなり質問されまして、その印象を率直に述べただけでございます。
○石原国務大臣 松本委員も海軍におられたそうでございますけれども、海上では右側通航になっております。ですから、左手に基地があれば当然煩雑な航路といえども横切らなくてはなりません。しかし、混雑している道路でも、陸上では左側通行で右折をいたしまして信号に従いルールに従えば事故は起こっ...全文を見る
08月23日第113回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 先月の二十七日に申し合わせました当面の措置に加えまして、今月の一日に中長期的な再発防止対策を検討して精力的にこれを推進しようという申し合わせにのっとりまして、運輸省においても現在、東京湾などのふくそう水域における安全航行策の強化を初め所要の具体策を検討...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) ふくそうしている水域では、海上交通安全法と海上衝突予防法という二つの法を遵守すべきでありますが、いろんな方策もあるでしょうけれども、この二つの法律は万国共通でありまして非常に完備されている、また単純な非常に明快なルールでありまして、抜本的にはともかくこ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) そのとおりでございます。しかし、あそこを航行する船は、いわば皆プロがほとんどでありまして、その人たちがいかにも海になれているということで、航行のルールを守る点で非常にずさんな点も多々ございますし、またもう一つあえてつけ加えますならば、あそこに第一、第二...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 私は、必ずしもそうは思いませんし、繰り返しになりますけれども、いかなるふくそうしたハイウェーでもあるいは道路でも、自動車の場合には左側通行ですから右折をするわけでありますが、信号その他のルールを守れば、そこを横切る形で陸上でも右折する車が事故を起こすわ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 先般の第一富士丸の事故は、今、委員が御指摘の、あそこにあります第一、第二、第三の障害物であります海堡には直接関係はございませんけれども、それは非常に陰に陽にいろんな心理的な圧迫をあそこを通航する船の人たちに与えていると思います。私は、むしろこういうもの...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 過去にも海堡を取り除こうという動向があったようですけれども、例によって漁業権ということで非常にそれが妨げになって実現いたしませんでした。  今回、あそこの水道がいかに難所であるかということが痛ましい事故で立証されまして、そういったものを多角的に防ぐた...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 運輸省の姿勢は先ほど航空局長が申し上げたとおりでございますが、私、さきに衆議院の予算委員会でちょっとコメントいたしまして、いろいろ御批判も賜りましたが、幸いか不幸か、ともかくほとんど同じ工法で奄美に新しい空港ができました。あそこにもすばらしいサンゴ礁が...全文を見る
08月24日第113回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(石原慎太郎君) お説のとおりでございます。大都市、特に東京を中心にしましたメガロポリスの交通の、何といいましょうか、不便さ、非人間性というものを克服するには、運輸省だけではらちの明かない問題がたくさんございまして、政府全体が省庁をまたいで総合的な計画を持ってしなければ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 御承知のように、全国新幹線鉄道整備法の中に段階的に整備新幹線、そして計画新幹線という範疇があるわけでございますが、中央新幹線はそれから外れているわけでございます。しかし、この法律ができました時点に比べて、現今では東京の機麻痺するくらい集中が進んでおりま...全文を見る
08月31日第113回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 御承知のように、運輸省が新空港の建設に関する認可を云々するスタンスは主に管制上の問題、つまり新しい空港ができたときに航行が安全かどうかという視点のみでございまして、環境的にそれが是か非かということは環境庁あるいは第三種空港の場合には県のアセスメントによ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 下村委員から御提言がありまして、私も運輸省もいろいろ考えましたのですけれども、なかなかいい知恵も出ません。これは決して責任を転嫁するわけじゃありませんけれども、内閣全体で考えなくちゃならない問題だと思いますが、乗客がそれを何らかの形で負担するというなら...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 内部障害者が利用されるのは決してJRだけでもございませんが、JRを含めましてすべての鉄道会社を通じて何らかのキャンペーンを行いながら、わずかな部分、体の不自由な方々に対して幸い健康でおられる方々がその負担をするというふうな、何というんでしょうか、国民的...全文を見る
09月08日第113回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第3号
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○石原国務大臣 第一のプレジャーボートの問題でございますけれども、私も同感をいたします。夜間、特に遊漁船があの航路の中で非常にたくさん漁をしておりまして、いわゆる専業の漁業者と違ってレジャーで釣りをしておる船が非常に多いのですけれども、これは眺めてわかります、大変危険だと思います...全文を見る
○石原国務大臣 「なだしお」の衝突事件に関しまして海上自衛隊側に果たして軍事優先、安全軽視という姿勢があったかどうかということは、これは予断を許さないことでありまして、ただいま調査中であります。しかし、一般論から申しますと、有事の際は別にして、平時に海上自衛隊の艦船と民間の艦船が...全文を見る
○石原国務大臣 補償の際の当事者はあくまでも防衛庁でございますけれども、私は対策本部長をしておりますからその立場で申しますと、この事故の責任関係の比重はいまだに明らかにされておりませんが、防衛庁が責任の当事者であることは間違いないことでございまして、その見地からも、補償の際のしん...全文を見る
10月07日第113回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 気象庁におきましては、人工衛星など新しい観測技術によって得られる各種の広範囲なデータの活用並びにスーパーコンピューターの新規導入によりまして長期予報技術の高度化を図ることによって、いわゆるやませの発生の予測や、他の長期予報の精度の向上に努めているところ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 御指摘のように、地球的規模の異常気象の予知や原因の究明には国際協力が不可欠でございます。このために世界気象機関などが中心になって、世界気候研究計画を初め種々の国際的プロジェクトを推進しておりまして、我が国も従来これらに参加して重要な役割を果たしておりま...全文を見る
10月11日第113回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(石原慎太郎君) なお補足させていただきますが、板垣委員御指摘のように、確かに捜査の最中に保安庁筋ということでたびたび記事が出ました。私、長官を通じて現場にそういうことがないように強く要請いたしましたが、実態は今長官が説明申し上げたとおりでございます。  しかし、背後...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 今後こうした事故を再発させないための対策につきましては、現在関係各省庁において調整中でございまして、ごく最近のうちに対策本部として成案を得て発表をするつもりでございます。  概略について申し上げますと、何といいましてもこの二つの海上交通安全法と海上衝...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) いささかお言葉を返すようになるかもしれませんが、海というのは仕事の場でもあり、またレジャーの場でもございます。レジャーというのは、遊びかもしれませんけれども、働く人間にとっていろいろな意味で自分をリフレッシュする大事な方法でありまして、どちらがどちらに...全文を見る
10月12日第113回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号
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○石原国務大臣 対策本部といたしましては、先ほど運政局長が御説明しましたように幾つかの事案について安全対策を検討中でございますが、しかし、幾ら機械をふやしたり装置その他を開発しても、要は船を操る人間のまさにシーマンシップ、技術の問題でありまして、特に海上交通安全法あるいは衝突予防...全文を見る
○石原国務大臣 おっしゃいますように、陸上では爆発物もそれから劇薬毒物もみんな危険物になっておるわけでありますが、何というのでしょうか、社会のニーズが時代によって変わってきて、核などというものは後に出てきたものですから違うカテゴリーにされたのかもしれません。御存じだと思いますが、...全文を見る
○石原国務大臣 おっしゃるように、今度の事件は非常に異常な事件でもございますが、同時に、非常に示唆に富む問題がたくさん含まれております。今大変大きな質問なので完全に整理し切れませんが、例えばあの航路の中で遊漁船あるいは普通の漁船が大変操業しております。果たしてこういうものがレジャ...全文を見る
○石原国務大臣 日本だけではなしにアメリカもそうでありますけれど、デレギばやりでありまして、規制緩和は一つの時代の趨勢でもあり、同時に、下手をしますともろ刃の剣になって、好まじき変化だけではなしに好ましからざる変化も招きかねない要因を持っていると私は思います。ただ、運送事業という...全文を見る
○石原国務大臣 御要望でございますけれども、遺族補償の問題は、基本的には事故の両当事者において解決すべき問題であると思います。この点から申しますと、防衛庁では既に乗客の方々については優先して処理を進められておると聞いておりますけれども、富士丸の乗員の方々につきましては富士商事自身...全文を見る
10月17日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第9号
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○石原国務大臣 さきの八月三十一日に政府・与党が合意いたしまして、着工順位を決めて、高崎—軽井沢間をまず六十四年度中に着工しようと決定をしたわけでありますが、その議論のさなかにも、こういう公共事業を起こした場合の波及効果、開発利益を含めて議論が出ました。ただ、こういった開発利益と...全文を見る
10月25日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第14号
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○石原国務大臣 行革の大眼目でございました国鉄改革、新生JRが出発いたしまして、大変軌道に乗りまして売り上げが伸び、黒字も出ておるわけでございますけれども、その反面、そのおかげか、片っ方にございます御指摘の膨大な長期債務が忘れられがちでございまして、清算事業団の用地あるいはJR株...全文を見る
10月26日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第15号
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○石原国務大臣 昨年の暮れ御質問をいただきまして、あれから一年近く時間が経過いたしました。東京周辺の大都市の地価、鎮静したとはいえ高値安定でありまして、病人で言えば脳膜炎を起こす寸前で、熱が九度でとまって、決して目の離せる状態ではございません。売れ、売れという筋もございますけれど...全文を見る
11月02日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第17号
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○石原国務大臣 性格はたばこ会社と似ておりまして、何といいましてもJRの安定的な経営基盤を確立しまして、その上でできるだけ早期にかつ高く売りたいと思っておりますが、何分発足したばかりでございますし、同時に、売却するための上場の基準、条件というのは幾つかございます。それを満たすにも...全文を見る
11月04日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第18号
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○石原国務大臣 全部説明しますとかなり込み入った問題がございますが、要するに、原則としては消費税は最終的に消費者が負担すべき性格のものでありますから、バスとかタクシーの事業についても、消費税の導入に合わせて運賃改定を行うこと、これは仕方がないと思います。その転嫁が円滑かつ適正、つ...全文を見る
11月08日第113回国会 衆議院 決算委員会 第10号
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○石原国務大臣 御指摘のように、日本鉄道建設公団が九年かかって調査をいたしました。今聞きますと、報告書提出のための最終的な整理を行っているそうでございまして、本年じゅうにでも提出させますよう指導するつもりでございます。
○石原国務大臣 本年中と申しますと、十一月、十二月でございますけれども、ですから、本年中にでもとにかく提出させるように強く指導いたします。
○石原国務大臣 長年かかってやってきた調査でございますから膨大な資料もあると思いますけれども、いずれにしろ待っていらっしゃる方も大勢おられると思いますので、おっしゃるようなタイムスパンでこれが提出されるように強く指導いたします。
○石原国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、事業団が抱えている特に大都市のそういう貴重な開発時間をただ切り売りしたりすることではなくて、この間杉浦理事長ともお話しいたしましたけれども、事業団の方もただ籠城して待つということではなくて、自分たちなりのノーハウを開拓しながら、また...全文を見る
11月09日第113回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 昭和六十一年度日本国有鉄道の決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  昭和六十一年度における日本国有鉄道の運輸成績は、旅客輸送人キロはほぼ前年度並みとなりましたが、貨物輸送トンキロは前年度に比し約七%の減少となりました。  運輸収入におい...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 国鉄を民営化せざるを得なくなった大きな荒廃が国鉄時代にあったことは否めないと思います。そこで、いろいろな立場の方々が考え方の上から激しく対立されたことも事実でございます。しかし、一たん民営化という形で形を変えて再発足した各JRにあって、そういうわだかま...全文を見る
12月06日第113回国会 衆議院 決算委員会 第11号
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○石原国務大臣 大変残念な、遺憾な事故が起こりました。  昨日、午前九時三十八分ごろ、東日本旅客鉄道株式会社中央線東中野構内で、西船橋発中野行きの普通列車が客扱い中、後続の千葉発中野行きの普通旅客列車がこれに追突して、後続列車の一部が脱線し、現時点で死者二名、負傷者百七名、うち...全文を見る
○石原国務大臣 今回の事故で亡くなられた方あるいは負傷された方に対する補償は、あくまでも当事者と、また事故を起こしました当事者であります東日本JRが直接話をする問題でございますが、しかし、監督官庁としましては、精いっぱいの誠意を持ってこれに当たるよう強く指導してまいるつもりでござ...全文を見る
○石原国務大臣 私は両方必要だと思いますし、また両方可能にする案があると思います。
○石原国務大臣 環境問題に関しては環境庁、飛行場を設置するための航空管制に関しては運輸省でございます。
○石原国務大臣 西銘知事が運輸省に要請された事柄は、石垣島に二千五百メートル級の飛行場を設置したい、それに関して運輸省が所管の事項についての調査をしてほしいということで、これこれの条件の中では可能であるということで、あくまでもこれは航空管制に関してのゴーサインを運輸省が出しました...全文を見る
○石原国務大臣 時代も変わってまいりまして、日本人のライ7スタイルも変わってきていますし、価値観も変わってくるのは当然だと思います。  世界が、世界規模で汚染されて環境が破壊されている。沖縄の石垣もまたその一部でありまして、私は、いささか個人的なことを申しますと、十数年前から石...全文を見る
○石原国務大臣 御存じでしょうけれども、今沖縄県は沖縄県の主体性で環境アセスメントをやっておるわけですから、それがもしノーと出れば当然運輸省はそういう飛行場を認めませんし沖縄が沖縄の責任でアセスメントは十分だと言われるのだったら、運輸省はそれに逆らってまで飛行場を阻止するというこ...全文を見る
○石原国務大臣 浜田幸一衆議院議員と存じております。
○石原国務大臣 思ったことはございません。
○石原国務大臣 先般、アメリカの駆逐艦タワーズ号が事もあろうに日本の領海内で実弾の射撃練習をいたしました。しかも、これはまだ確認されておりませんけれども、そこにフライヤーを投下するほかの艦船は周囲におりませんでしたし、海の上でフライヤーが燃えておりまして、何事かと思い、そこに急行...全文を見る
○石原国務大臣 つまびらかにいたしません。
○石原国務大臣 アメリカはアメリカなりの国際戦略の構想の上に日本を必要としているがゆえに、もちろんそれは行為の一種だと思いますけれども、日本を守るということでここに基地を置き、日本もアメリカと協力して自分自身を守るということで日米安保があると思いますが、それはやはり相互信頼、相互...全文を見る
○石原国務大臣 私は、椎名外相の番犬様という言葉を踏まえて、それをウイッティーにとらえて、番犬様変じて狂犬という表現をしたわけでありまして、しかしその言葉の表現以上に私はアメリカが白昼堂々と日本の主権を侵害してやったあの行為は狂気のさたであると思いますし、狂犬という発言以上に不穏...全文を見る
○石原国務大臣 まさに番犬様変じて狂犬になったとしか言いようのない、狂気のさた、不穏当な行為だと思います。ゆえに、アメリカの当事者はそれを冷静に構えてあの艦長を首にしたのだと私は思います。私の表現がもしアメリカにとって非常に不愉快で、日本人があの主権侵害で味わった不愉快以上にアメ...全文を見る
○石原国務大臣 ちょっと言葉に誤解があるようでございます。私はアメリカ合衆国を狂犬と言ったことはございません。アメリカ合衆国の軍人で、日米安保にのっとって日本に駐在し、日本を守るためにやってきた第七艦隊の駆逐艦の指揮官が、 白昼堂々と主権侵害をあそこであえて行った。その行為が狂...全文を見る
○石原国務大臣 今大事な御指摘がございましたけれども、日米航空協定は本当にインバランスという以上にまさに不公平、不公正なものだと思います。これは私たちがたびたびそれを指摘し、それを改正するための会議を持とうとしても、アメリカは言を左右して持ちません。  先般、ベリティ商務長官が...全文を見る
○石原国務大臣 御承知だと思ったのですが、実はあれは運輸省関係の空港建設だけではなくて、建設省マターも、その他たくさんございまして、それをまとめた形で小沢副長官が内閣を代表して行って話をまとめたわけでございます。
○石原国務大臣 私はアメリカはアメリカ様々と思っておりません。ですが、たまたま椎名さんがそれを非常にウイッティーに番犬様と言われました。そのコンテクストのつながりで、私は、それ変じて狂犬になったと言ったわけでありますが、日本に安保のために駐在してくれているアメリカ軍をすべて狂犬と...全文を見る
○石原国務大臣 少し知っております。
○石原国務大臣 よく存じませんけれども、何か戦争のとき、潜水艦対策ですか、いずれにしろ防衛的な見地でつくられたと聞いております。
○石原国務大臣 雑踏の中でしたし、浜田委員が血相を変えて詰め寄られたので、私はこれは反対なのかなと思って言いましたが、もし基本的に賛成いただけるなら、こんなに心強いことはございません。
○石原国務大臣 この間、院内で話した時点では、委員会で質問が出まして、二度ほど、取り除くべきだ、「なだしお」の事件もありまして、これからどういう大きな事故が起こるかもしらぬし、その起因になるから、原因になりかわないから、取り除くべきだという答弁をしたばかりでありまして、運輸省の施...全文を見る
○石原国務大臣 それは当然、千葉県に限らず、第三海堡の、いろいろな利益を上げ得る立場におられる方々の属する地方公共団体と相談をさせていただきます。同時に、魚礁も非常に開発発展されてきまして、東大の何とかという教授が発表しておられますけれども、大きなタンカーを持ってきて沈めるのが非...全文を見る
○石原国務大臣 まだ構想の域も出ませんし、多分に私個人の意見も加わった形になると思いますが、いずれにしろ、現実にリニアは宮崎の実験線での実験を来年度いっぱい待たずに終えると思います。それで、あと残された実験は、急勾配あるいはトンネル、それから切りかえでありますけれども、これはそう...全文を見る
○石原国務大臣 それも地形によりけりでございまして、変電所が一つで済む距離、四、五十キロでありますならば、しかも平たんでトンネルの必要がないならば、いつも言っていることですけれども、例えば千歳—札幌間などはすぐにでも実用が可能でございます。しかし長距離になりますと、日本の地形です...全文を見る
○石原国務大臣 成田はもともと新幹線をつなげるつもりであそこに、地下に立派な駅もつくってしまったわけですが、やはり用地の調達の問題でとんざいたしました。リニアの場合も、鉄道ほどしかし、やはり同じことじゃないでしょうか。やはり成田—東京間と申しますと用地の問題で非常に困難があると思...全文を見る
○石原国務大臣 御指摘のとおりでございまして、同じ場所で過去に、五年前と八年前ですか、合計三回事故が、程度は違いますけれども起こっているということは注目すべきことだと思います。制御装置の新しい機材についての意図もあったようでございますけれども、いずれにしろ絶対に起こってはならない...全文を見る
○石原国務大臣 もとよりそのつもりでございますけれども、その前提として事故の原因の正確な究明が必要でございますから、その究明を待ちまして、それを踏まえて具体的な指示もしていかなくてはならないと思っております。
○石原国務大臣 検討委員会の検討状況については担当局長から詳しく御説明申し上げますが、決して省内不一致ということではございませんけれども、今も答弁にありました沿線の開発が不可欠ということであります。しかし、むしろこれは、東京のような周辺のメガロポリスでは人口の稠密というのは目に見...全文を見る
○石原国務大臣 実は私自身、あるリポートを自分でつくりますために、一昨年の十二月初旬に常磐線に乗りまして、その混雑ぶり、ラッシュアワーに乗りましてつぶさに体験をいたしました。私が乗っているときでもガラスが二枚ほど割れたりいたしまして、まさに終戦直後の混雑に等しいぐらい非常に非人間...全文を見る
○石原国務大臣 私も東京出身の政治家でございまして、東京で仕事をしていらっしやる方々の生活環境には、アクセスの問題を含めて非常に関心を持っております。ですから、ある報告を書くためにおととし試乗いたしましたが、本当にこれはひどいと思いました。それから、実際に用事があって向こうへ出か...全文を見る
○石原国務大臣 解釈による含蓄があるようでございますので、政府委員の方から答弁させます。
○石原国務大臣 一般論としましては、それは当然法律に重きを置いて事を考えるべきだと思います。
○石原国務大臣 政府にいろいろ審議会がございますけれども、審議会もまた、当然法律の枠の中で事を審議いただいていると思っております。
○石原国務大臣 これは主に建設省マターでございますから、法律の解釈自身については建設省の方が意見を披瀝していただきたいと思いますが、一般論として申しますと、それはやはり審議会の答申、いろいろ含みを持って、含蓄を持ってあるでしょうが、国会が成立せしめた法律の域を出るべきではないと思...全文を見る
○石原国務大臣 大事な問題でございますから、必要な資料はよほどの支障のない限りできるだけ提出いたしたいと思います。すべきだと思います。また、提出していると聞いておりますが……。
○石原国務大臣 まことに残念な、遺憾な事故が起こったわけでございます。運輸省としましては、今回の事故の重大性にかんがみまして、事故後直ちに関東運輸局の担当官四名を現地に派遣しまして、同日付で東日本旅客鉄道株式会社に対して、第一に被害者に対する誠意ある対応を積極的にせよ、第二は原因...全文を見る
○石原国務大臣 JR東日本ではATS—Pの導入を、総額大体六百三十億かかるようでございますけれども、東京の主要線区に六十六年度までに導入することとしておりましたが、これをさらに積極的に前倒しさせまして、特に東中野駅近辺はいろいろな意味で札つきの非常に事故の多い、過去にも二度同じ地...全文を見る
○石原国務大臣 本年度中と申しましたが、来年度中でございます。
○石原国務大臣 ボーイングについてお答えします前にJR東日本の示談書の問題ですが、私もそういうことがあったとすると非常に疑義を感じますので調べましたが、そういう事実はございません。一万円から十万円の見舞い金は、今までの慣例といいましょうか、常識的なことでさせていただいたわけでござ...全文を見る
○石原国務大臣 一般的には公開入札という線を踏まえているわけでございますが、東京並びにその周辺の非常に地価が高くなっているところでは、これ以上狂乱地価にしてはならないので、凍結にいたしました。しかし、高値安定というか、東京などの土地はあれ以上上がりませんでしたけれども下がらずにと...全文を見る
○石原国務大臣 大宮の操車場跡地は事業団の持っております最も大きな不動産の一つでございます。東京の方はまだ計画定かでございませんが、これは埼玉県が非常に立派な計画をおつくりになりまして、まさしく随意契約に該当すると思いますので、当然埼玉県と事業団との間に随意契約が成立すれば埼玉県...全文を見る
○石原国務大臣 いささか同感する節がございます。
○石原国務大臣 私の車は白色透明でございます。
○石原国務大臣 これはプライバシーの問題とオーナーの趣味の問題かもしれませんが、ああいう着色した窓をつけている車が交通安全法上問題があるならば、これはやはり規制しなくちゃいけないと思いますし、また、そういう実態を調査した上で何らかの処置を講じるべきではないかと思います。
○石原国務大臣 海にしましても陸にしましても空にしましても、運輸の大眼目というのはもう安全の確保でございまして、事故を起こしてからではどうしようもないわけでありますが、しかし起こった事故はやはり誠意を持って対処し、そして徹底して原因を究明してその再発を防止するということが基本的な...全文を見る
○石原国務大臣 ちょっと御質問の趣旨を取り損なったもので失礼いたしました。この間の日航の大惨事の遺族の方々と日本航空との間の賠償問題、これはあくまでも当事者間の問題でございますが、これができるだけ早く円満に解決されるように運輸省も指導してまいるつもりでございます。  また一方、...全文を見る
○石原国務大臣 それは全くそのとおりだと思います。私も身近にそういう零細な運輸業者の方がたくさんおられますけれども、結局荷主に買いたたかれて名目と実態が甚だ運賃の上で違うというのが現況でございまして、運輸省も新しい事態を迎えますが、おっしゃったような強い姿勢での指導をこれからも努...全文を見る
○石原国務大臣 せっかく行革の時代でございますから、新たにそういう法人をつくるならば、これは業界の状況の大きな変化にその法人が本当に対処できるような、そういう機能を発揮するように指導したいと思いますし、また、それでなければ世間からそしりを免れ得ないと思います。
○石原国務大臣 先ほど申し上げましたように、来年度じゅうにそれを完成するように強く指導するつもりでございます。
○石原国務大臣 非常に過密と思われるダイヤの編成、またより速くという、そういうニーズはお客様に対するサービスでもまたあると思います。ただ、サービスする方も、乗るお客さんの方も命あっての物種でありますし、そこら辺のトレードオフというのはなかなか難しい問題だと思いますが、また、その判...全文を見る
○石原国務大臣 私の選挙区でもございまして、知人もたくさんおります。都市の中にあった工場が、周りに迷惑をかけてはいかぬということであそこへ疎開をしましたら、今度はあの人たちが逆に騒音に悩まされる、まことにお気の毒で、皮肉な現象が起きているわけであります。  新A滑走路ができます...全文を見る
○石原国務大臣 地元だから言うわけではございませんけれども、本当にお気の毒だと思うのです。また、何か本当に思いがけない策がないか一生懸命検討してみます。東京都とも話し合ってみます。特にどういう措置が講じられているかわかりませんけれども、かなりの振動ですからお仕事にも差し支えがある...全文を見る
12月07日第113回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
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○石原国務大臣 御指摘のように、安全対策の設備投資は鉄道会社の他のいかなる設備にもまさる優先順位を持つべきものだと思います。そういう形で東日本にも働きかけまして、これを受けて東日本、JRの方でもATS—Pの前倒しの普及を決断したわけでございまして、今後こういう姿勢で東日本に限らず...全文を見る
○石原国務大臣 お客を乗せて走る鉄道その他の運輸事業と、トラックの場合載せるのは荷物でありますけれども、そこに運転者がいるわけでありまして、まず運転者の安全というものが注目されなければいけない。これは同じ人間でございますから当然のことでありまして、そういう点では、現況でも特に中小...全文を見る
○石原国務大臣 時代の変化とともにお客側のニーズも多様化しているわけですね。トラック業界としてもそれにこたえなければ社会的な方法の一つとしての責任も果たせないわけでございまして、そういう歴史的な状況の中でデレギをやるわけでございますけれども、御指摘の点はあると思いますが、しかし一...全文を見る
○石原国務大臣 賠償の問題は当事者同士の問題でございますけれども、やはりJRが本当に誠意を持ってこれに当たるように運輸省としても指導していくつもりでございます。  示談書の件は、聞いてちょっとびっくりしたのですが、最初の報告ではそういう事実はないということでしたけれども、一部の...全文を見る
○石原国務大臣 今報告しましたような手続はとっておりますが、運輸省としても、外務省を通じて速やかに米軍から回答をもらい、また、対応策の周知徹底を強く申し入れるつもりでございます。
12月08日第113回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 中央線東中野駅構内における列車衝突事故につきまして、御報告申し上げます。  去る十二月五日午前九時三十八分ごろ、東日本旅客鉄道株式会社中央線東中野駅構内におきまして、西船橋発中野行きの普通旅客列車が停車中、後続の千葉発中野行きの普通旅客列車が追突して...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 存じません。
○国務大臣(石原慎太郎君) 私はたまたま運輸大臣をしておりますけれども、運輸のそれほど際立った専門家でもございません。国鉄が民営化されまして一年余たちまして、かつての国鉄時代に比べれば国民から非常に高い評価を得ていることは明らかでございます。しかし、わずか一年でございますからいろ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 安全の問題は、決してJRだけではなくて、他のすべての鉄道事業にかかわる問題でございまして、かつての国鉄の混乱時代に、非常に皮肉なことですが、それまで進んでいた国鉄が安全の技術面でも民鉄に抜かれた形になりまして、それを今逆に追い越そうということでJR御努...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) かつて、国鉄はまさに名のとおり国鉄であったわけでありますが、民営化してJRになりました。それはそれで非常によき質的な転化だと私は思います。何といっても、私企業というものは物を合理化しなければ立っていけませんし、同時にやはり客商売でありますからサービスが...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 大変専門的なことですが、私今初めてそれをお聞きしまして御指摘はむべなるかなという気がいたします。何といったってエキスパートがおられるのですから、東日本がそれを受けとめて何かよりよき改良を施せば、それはまたほかのJRにも及んでいくと思います。
○国務大臣(石原慎太郎君) 第一には、正確な原因究明だと思います。一方では、都会のライフスタイルも変わってきまして、お客様のニーズもどんどん募り、過密なダイヤも一種の歴史的なというか必然的な要求で、JRとしてもこれにこたえざるを得ない。しかし、それが結果として、これは原因究明によ...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 今、田渕委員がおっしゃいましたということで、実は政府も多極分散型国土形成の促進法をつくったわけでございますが、法律だけできてきましたけれども、実は具体的な案が何もございません。これからのことでありますけれども、いずれにしろ、施設をさらに増すことで東京を...全文を見る
12月13日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第10号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 昨日ですか、郵政大臣が切手、はがきのことでお答えになりましたが、ああいうふうにはなかなか鉄道料金はいきませんで、端数をいただきますと自動販売機を大改造しなくちゃいけませんので、結局初乗りで、何というんでしょうか、端数の出る料金は抑えまして、企業全体にそ...全文を見る
12月16日第113回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○石原国務大臣 中央線東中野駅構内における列車衝突事故及び函館本線東山―姫川間における貨物列車脱線事故につきまして、御報告申し上げます。  去る十二月五日、東日本旅客鉄道株式会社中央線東中野駅構内において、停車中の普通旅客列車に後続の普通旅客列車が追突して後続列車の一部が脱線し...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど御報告の中でも申し上げましたが、何といっても安全の確保が鉄道事業にとっては最大のサービスでございまして、今回の事態も運輸省としても非常に深刻に受けとめておりまして、JR各社と保安連絡会議も新設いたしましたが、これをこれからも定期的に開催いたしまして、安全確保...全文を見る
○石原国務大臣 東京がどんどん膨張してまいりまして、行政の措置が通勤通学のアクセスに関してもおくれているという焦燥感は、私も高橋委員と同じように東京出身の政治家ですから痛感してまいりました。ただ、国鉄時代から京葉線、埼京線の新線創設や既存の貨物線を利用して通勤に充てるという計画が...全文を見る
○石原国務大臣 東京の分散ということが問題にされておりますけれども、何といっても日本の心臓であり世界の心臓になってまいりました、その地域における安全で快適な都市交通というのは、やはり東京に限らず日本全体、また世界の問題だと思います。  そういう認識の上で運輸省といたしましては、...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど申しましたが、鉄道事業の最大眼目はやはり安全の確保でございましてそれが一番のサービスだと思います。そういう点で、今承っておりますと、各JRそれぞれ苦心、腐心して、ハードの面、ソフトの面で御苦労いただいていると思いますが、最後に結局事故を起こすのは人間でござい...全文を見る
○石原国務大臣 御指摘のとおり、カレンダーを眺めますと早くも月の半ばを過ぎまして、そしてまた総理大臣が大蔵大臣を兼任するという今までと違った条件も出てまいりまして、そういった中で、これから何度会議を持って、要するに金の問題でありますから、その問題にどう決着をつけるか、私自身が今の...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど申しましたが、やはり鉄道事業の最大眼目は安全の確保でございまして、先ほど総括審議官も報告いたしましたが、JRになってから総体的に事故も減ってきておりましたやさきにこういった事故が連発をいたしまして、運輸省としても非常にこれは重大にとらえていろいろJRに督励し...全文を見る
○石原国務大臣 JRの人事面に関しまして、組合による差別というものはあってはならないと思いますし、また、ないと信じております。しかし以前、狂態に近い混乱が国鉄にありまして、国民全体の強い批判と指弾を浴びたわけでございまして、それが一概にだれにあるということはなかなか特定できないか...全文を見る
○石原国務大臣 先ほど総括審議官から御報告いたしましたが、JRになりまして総体的には事故は減ってきておりまして、大変喜ばしい傾向だと思っておりましたやさきに今回の続いた事故が起こりまして、運輸省としてもこれを非常に深刻、重大に受けとめまして、これも先ほど申し上げましたが、昨日七社...全文を見る
○石原国務大臣 冒頭にも申し上げましたが、しっかりやります。
○石原国務大臣 おっしゃるとおりだと思います。ただ、安全といいましてもいろいろな要因があると思いますが、特に上越線と北海道の貨物線の二つの事故は歴然としたたるみといいましょうか、それが原因でございまして、その責任ある職員はすなわち旧国鉄の職員であることは間違いない。これはやはり国...全文を見る
○石原国務大臣 やはり安全の確保を踏まえてのお客の信用あっての企業でございますから、東日本だけではなしに、西日本もやはり同じ安全装置ATS―Pの前倒しの実施を決心したようでございますし、多角的に、ともかく最大眼目でございます安全の確保を獲得するように、これからも強い姿勢で指導して...全文を見る
12月16日第113回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 今参考人のお話を伺いまして、改めて前代未聞な事故の発生を見たことは痛恨のきわみであったと認識いたしました。これを厳粛に受けとめて、改めて航空の安全を守るために重大な責任を果たしていきたいと思っております。また、原因究明に努力して、この種の事故の再発防止...全文を見る
12月21日第113回国会 参議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第16号
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○国務大臣(石原慎太郎君) 確かに、御指摘のように若干制度の精緻さを損なう要素はあるとは思いますが、それ以上に中小事業者の事務負担を極力配慮することが重要だという観点からこれが認められたと認識しております。
○国務大臣(石原慎太郎君) 確かに、御指摘の点はあると思いますけれども、また同一地域同一運賃という原則が崩れますと、これまたお客様にいろんな形で御迷惑をかけることになるということで、非常に難しい選択でございますけれども、先ほど申しましたような認識のもとにその決心はしたわけでござい...全文を見る
○国務大臣(石原慎太郎君) 新税制の結果、地方の交通に支障を来してはこれは大変なことになりますので、やはり補助金の上積みということを考えて今大蔵当局とも交渉中でございます。
○国務大臣(石原慎太郎君) 去る十六日に日本自動車工業会から軽自動車の規格拡大の要望がございました。  ちなみに、全長五センチから十センチの増加、幅が五センチの増加、排気量が百ccから百四十ccの増加の要望でございますが、いろいろな社会事情の変化もございますし、それを勘案しなが...全文を見る