泉信也

いずみしんや



当選回数回

泉信也の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第132回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○泉信也君 地震発生以来、企業の行動はトップの即決即断であったのに対し、政府の行動は概して平時とほとんど変わらないのではないか、こうしたことが言われております。このことが国民の政治不信を一層助長することになってはいないかと危惧するものであります。  まず総理にお尋ねいたしますが...全文を見る
○泉信也君 まさに時間との競争であるわけであります。災害直後は救出や消火が最大の課題でありましたが、三週間を経過しました今日必要なものは、議論ではなくてスピーディーな意思決定と果敢な実行であると私は思っております。  今、政治に求められていますのは、復興への見通し、被災者の生活...全文を見る
○泉信也君 大変忙しい中で各関係者がこの要望書をつくっておられるわけでありますので、早く政府の意思を明示していただきたい、このように思います。  次に、大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、六年度の一次補正予算には震災復旧の予算は計上していない、震災関連は二次補正と言われております。...全文を見る
○泉信也君 いずれにいたしましても、財源の確保が大変大切な問題であります。  財政に関する大臣の演説の中でも、公債残高が累増しないような財政体質をつくり上げていくことが基本的な課題であると論じられておられますが、当面国債を発行するといたしましても、あるいは建設国債、赤字国債、復...全文を見る
○泉信也君 次に、運輸大臣にお尋ねをいたします。  神戸港の復旧についてはぜひ英知を結集して果敢な取り組みをしていただきたい、このように思っております。復旧に際しては、単に原形に復旧するだけではなくて、神戸港がアジアにおける基幹的機能を今後とも維持していきますためには、さらに大...全文を見る
○泉信也君 担当大臣にお尋ねいたします。  私はこれまで三度被災地を訪ねましたが、そのたびごとに、とにかく家に住みたいと、こういう御要望が大変強くなってまいっております。トータルの額では政府のお考えと要望が合うことは合ったといたしましても、地域別に見ますと需給に相当なギャップが...全文を見る
○泉信也君 モービルハウスにつきましてももう一度御検討をいただきたい。土地がないわけではない、私はそう思いますし、天幕にいたしましても一メーター九十という背丈があるわけでありますから、これももう一度御検討をいただきたいと思います。  次に、建設省河川局長にお尋ねいたしますが、か...全文を見る
○泉信也君 十三年当時に比べますと大変開発も進んでおりますので、ぜひ万全を期していただきたい、このように思います。  防衛庁長官にお尋ねいたします。  自衛隊の皆さんが地震発生以来大変苦労なさっておられることに対しまして感謝をし、敬意を表したいと思います。  今回の災害出動...全文を見る
○泉信也君 今後のことを考えますときに、新たな視点からの分析がぜひ必要だと思っております。  最後に、総理にお尋ねをいたします。  発生時の政府対応につきましては、二十日の衆議院本会議でお答えをなさっておられます。しかも、それは議事録、会議録を読む限りにおいては中央政府のこと...全文を見る
○泉信也君 本会議でなさった先生の質問の意向も、また答えられた総理の御発言も、今、総理がここでおっしゃったようなこととはとても受け取られない内容であります。しかし、時間が参りましたので、これで私の質問は終わらせていただきます。  ありがとうございました。(拍手)
02月21日第132回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○泉信也君 大臣はさきの所信表明で、日常生活や経済活動の基盤となる運輸の果たす役割がまことに大きいということを今回の地震によって改めて認識をした、こういう所信を明らかにされました。私も全く同感でございまして、今後全国的に技術的な分析の上に立った地震対策を早い機会に進めていかなけれ...全文を見る
○泉信也君 恐らく、各企業の自立性ということも当然お考えいただいたことだと思います。ただ、一つ心配になりますのは、今回の地震が将来の運賃料金の決定に際して影響を与えないか、あるいは企業の安定した経営という立場から見たときに、十分という言葉を使うのはどうかと思いますが、果たして支障...全文を見る
○泉信也君 鉄道は今大臣の二度にわたるお答えで承知をいたしました。  次に、港湾につきましてお尋ねを申し上げたいと思います。  港湾全体の被災額は一兆円を超えるというふうに承知をいたしておりますが、もし大ざっぱに公共事業あるいは起債事業、こうした事業に分けて被害額がわかります...全文を見る
○泉信也君 今お話ございました民間事業を除きますと約八千億という被害額になるわけですが、第二次補正予算の規模は千二百億円というふうに承知をいたしております。先ほど来御答弁もございました二年間の復旧ということを考えましたときに、この千二百億円というのは少し小さいのではないか。もっと...全文を見る
○泉信也君 大臣のせっかくのお答えでございますけれども、神戸港の復興が施行能力という点で抑えられるということについては、私としてはやや疑念があるわけであります。確かに、狭い場所で幾つもの工事をすることは難しいとは思いますが、しかし、千二百億という数値がそうした理由で妥当だとは私に...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  今回の復旧に当たりまして、公社埠頭の問題が再三取り上げられております。岸壁につきましては国費八割という、いわゆる高率補助で実施をしようというお考えを承知いたしておりますが、この公社施設全体の復旧費を考えますと、今回第二次補正で約百六十八億...全文を見る
○泉信也君 自治体の負担の件についてもお答えをいただきました。自治省にもきょうおいでいただいておると思いますので、また後で一言だけお尋ねをさせていただきます。  その前に、実は今回の埠頭公社の復旧に当たりましては特別法で処理をいただくということで進めていただいておるようでござい...全文を見る
○泉信也君 民間施設の問題にも言及いただきましてありがとうございました。御承知のように、兵庫県からも民間施設についての要望が出ておりますので、ぜひ新しい対応ができますように御尽力をいただきたいと思います。  自治省にお尋ねをいたしますが、今御議論をお聞きのように、鉄道の場合も四...全文を見る
○泉信也君 御承知のような地方自治体の被災の中でございますので、ぜひ手厚い保護をお願いいたしたいと思います。  次に、気象庁にお尋ねをさせていただきます。  予知の問題でありますが、地震予知推進本部の調べですと、七年度予算は百七億ぐらいの大きな予算が組まれておるようであります...全文を見る
○泉信也君 先ほど大臣がお答えになりましたわけでありますが、もう一度最後に大臣にお尋ねをさせていただきたいと思いますが、その前に一つだけ。  実は、震度という表現がまたいろいろと取りざたをされております。マグニチュードであらわすべきではないか、むしろマグニチュードと震源がわかれ...全文を見る
○泉信也君 最後に、大臣にお尋ねいたします。  先ほどのお話の中で新たな取り組みが始まるというふうに伺っております。私が調べてみますと、本当にこの地震の関係というのは責任の所在がわかりにくいわけでありまして、先ほど同僚議員からもございましたように各省にまたがっておる。そうした中...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。終わります。
○泉信也君 今回の法律改正は国際規則の改正に基づいてなされるわけでありますが、今回の改正に対応すると申しましょうか、灯火、形象物に起因する海難事故というのは大体どれくらいあるものでしょうか。
○泉信也君 仮に五、六件程度であるとしますと、この法律改正によって事故を減らすということは、一件でも減らすことに意味があると言えばそれまでですが、それほど期待できないというか余り大きなことではないなという感じもいたします。  しかし、一方でこの法律の改正に基づいて漁船側に負担が...全文を見る
○泉信也君 ところで、我が国の周辺で漁労されるのは韓国、中国あるいはロシアというような船籍の船が多いと思っておりますが、こういう国は既にこの条約に加盟をしておるのかどうか。そしてまた、加盟をしていない国は当然遵守義務がないのではないかと思いますが、そういう国の船はこの日本の近海で...全文を見る
○泉信也君 船腹量から見ますとわずか四%ぐらいの数字でもありますし、また非加盟国の漁船の我が国の周辺海域での漁労がないということであれば、まさに我が国の漁船にこの法律改正が非常に意味を持ってくるということになろうと思いますが、海上保安庁としてはこれをどういうふうに取り締まっていか...全文を見る
○泉信也君 ぜひ周知徹底をしていただきまして、トラブルがないようになお一層御尽力をいただきたいと思います。  少し観点を変えてお尋ねをいたしたいと思いますが、この海上衝突予防法と道路交通法というのは、海と陸の違いということで言ってしまえばそれまでですが、基本的にはどういうふうに...全文を見る
○泉信也君 最後にもう一問お尋ねをいたしますが、この法律は五十二年に全面改正がなされておるわけであります。今回の改正の内容を見ますと、果たして法律事項に当たるものなのか、むしろ政省令で規定をしてもいいような内容ではないかというふうに私は思います。経緯があってこういう今回の法律の改...全文を見る
○泉信也君 終わります。
03月10日第132回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○泉信也君 法律案の中身に入ります前に、船員を取り巻きます雇用の状況について少しお尋ねをいたしたいと思っております。  資料によりますと、七〇年代の海運業に従事された方は十三万人、九〇年代になりまして六万人余り、さらに現在、平成五年を見ますと六万三千強というように漸減をしておる...全文を見る
○泉信也君 今、求人倍率が〇・三以下というのは大変厳しい状況を反映しておると思いますが、一方で新卒に対しては要望が多いという御説明がございました。これは非常に理解がしにくいわけでありまして、こうした若い方々が本当に自分の一生をかける職場として選び得る環境にあるのかどうか、また、経...全文を見る
○泉信也君 若い方々が一生をかける職場として、また誇りを持ってやっていただけるような環境をぜひ今後とも続けていただきたい、このように要望をいたして、この法律の中身に入りたいと思います。  就職促進給付金支給の前提ともなるのではないかというふうに私は思っております離職船員手帳の発...全文を見る
○泉信也君 確かに数値を見ましても、この十年余りで近海だけを見ましても百人を超えるような状況もありますし、一般外航海運を見ますと一千人を超えるというような時期も、この手帳を求められた方がいらっしゃるというわけですから、また、いつこうした状況が発生するかということを考えますとそれな...全文を見る
○泉信也君 法技術的にそうした位置づけをした方がいいということであろうかとも思いますが、法成立以来何度か改定の機会があったにもかかわらず、今回これが持ち出されたという背景がもう一つ私には実はわかりにくい点があるわけであります。  しかし、それはそれといたしまして、今回の改定によ...全文を見る
○泉信也君 今回の法改正でもう一つ大きな目玉でありますのが有給休暇の問題であるわけでありますが、さきの船員法の改正で定められました週四十時間というこの労働時間に向けての進捗状況といいますか取り組み状況、このことについて御説明をお願いいたします。
○泉信也君 船員の労働環境は大変特殊な状況の場所が多いわけでございますので、ぜひこの週四十時間という労働時間が守れますようにもろもろの指導あるいは協力をとられますようにお願いをいたしたいと思います。  最後に、ややこの法律とは離れますが、この数日来の急激な円高、これはもう本当に...全文を見る
03月10日第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
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○泉信也君 長官の所信についてお伺いをいたします。  所信の第二で述べられました国民生活に密着した科学技術の推進という中で、「この分野で、まず取り上げなければならないのは防災科学技術です。」と、こう述べておられます。大きな震災の後でありますだけに大変評価できる内容だと思っておる...全文を見る
○泉信也君 余震観測のための観測機器を整備するということは承知をしております。  私がお尋ねしたのは、科学技術庁としては一億四千三百万ということで金額的によかったのか、あるいはまた、こういう余震のことをやることだけで当面の六年度補正はいいと、そういうふうに判断されたのかというこ...全文を見る
○泉信也君 そこでお尋ねしますが、七年度の本予算でどういうことをやられるのか。既に私どもは組み替えを要求いたしました経緯があるわけですが、組み替えはしないまま本予算が今参議院で議論をされております。  そうしますと、本予算の中でどういう対応を考えておられるのか、お話しください。
○泉信也君 役所の答弁としてはそういうことになるのかもしれません。しかし、今年度予算を一部カットすると申しますか、五%一律削減とかいろんなことを言われておりますので、当然既に科学技術庁としてはそうした本年度予算に対応する基本的な考え方をもっと整理しておくべきではないか、私はそんな...全文を見る
○泉信也君 今お話がありました振興調整費について、これは私のお願いであり、また考え方を聞かしていただきたいわけですが、今週の月曜日に、つくばにあります工業技術院の機械技術研究所でお話を伺ってまいりました。いわゆる地電流の研究に対してもっと取り組んではどうかという話を伺い、私もそう...全文を見る
○泉信也君 御相談いただいておることは大変結構ですが、この地電流の研究等は、御承知のように、地震予知では亜流だというふうな位置づけがなされておるんではないかというふうに思うわけです。ですから、その位置づけを突破していただけるように科学技術庁としては積極的に取り組んでいただきたい。...全文を見る
○泉信也君 今お聞きしますと、あるいは七年度予算の説明資料で見ますと、新しいエネルギーへの項目は二億七千百万と、大筋こういうことになろうと想像するわけでありますが、これがまた本当に所信表明でお述べをいただいたお言葉と合致するのかどうか、私は実は少し不満があるわけであります。  ...全文を見る
○泉信也君 局長、理解をしておられるという言葉を私はお尋ねしておるんじゃないんです。局長が理解しておられても国民はわからないわけでありまして、私がお尋ねしておるのは国民にわかるように説明をしていただきたいと。  私がお尋ねしたことについては直接お答えがございませんでしたが、十一...全文を見る
○泉信也君 これは所信に基づく、あるいは予算の構造をつくり上げる段階からどういう所信を長官がお持ちになっておるかと裏腹になっておると思うんです。ですから、科学技術振興調整費でこれから考えますとおっしゃると私は何ともお尋ねのしようがなくなるわけですけれども、どうも長官の御意向と予算...全文を見る
○泉信也君 確かに二十文字ほど基本認識の中に入っております。それは私も承知をいたしておりますが、前委員会で科学技術庁予算についてという御説明をいただきました中にはちゃんと項目が設けてあるわけですね。予算規模からいきますと、この六つの項目の中で第三番目の額を持っておるわけです。全体...全文を見る
○泉信也君 それはそうでしょう。恐らくおっしゃるとおりだと思います。しかし、日本が経済協力をする、あるいはPKOで世界に貢献をする、そうした幾つかの日本に課せられた使命があるわけです。私は、科学技術を通じて世界に貢献をするというのは大変重要な課題だ、こういう思いを持っておりまして...全文を見る
○泉信也君 実は長官は、十一月九日の所信でも、科学技術の成果は人類全体に対する偉大な贈り物であり、我が国が国際的に貢献していく場面は今後ますます拡大していく、こういうことをおっしゃっていただいているわけです。  ですから、繰り返しになりますが、私としては、長官の意向を事務方が正...全文を見る
○泉信也君 韓国型の導入について、御承知のようにガルーチ代表と北朝鮮の考え方は違うようで、この行き先が大変憂慮される事態がこれからも起きてこようと思いますが、設立されたKEDOの組織が動き出しましたというか動き出すわけでありますが、科学技術庁としては、平和利用と安全確保というこの...全文を見る
○泉信也君 所信にもお述べをいただいておりますように、この問題についてはぜひ科学技術庁としても全力を挙げて取り組んでいただきたい、このように思います。  そこで、このKEDOの協定で、多年度にわたる資金拠出ということが規定される可能性が非常にある。日本の分担、五十億ドルの中でど...全文を見る
○泉信也君 事務当局にお尋ねをしてもお答えにはならない。今のは私がお尋ねしたことには全く答えておられないわけでありまして、私は国務大臣田中長官にお尋ねをしたわけです。  科学技術庁の守備範囲を超えておるということは承知の上で実はお尋ねをしたわけでありますが、今の局長のお答えは私...全文を見る
○泉信也君 外務省は国会承認を必要とすると、こういう見解を述べておりますが、それは御承知ではありませんか。
○泉信也君 この議論をあなたとやるつもりはありません。ありませんが、念のために大平大臣のときに三つの要約をしておられる中の二番目に、いわゆる財政事情を含む国際約束も国会承認条約に該当いたしますと、こういうふうにお答えになっておるわけです。今の答えは違いますね。長官、どうでしょうか...全文を見る
○泉信也君 この問題はこれから議論をしていかなければならない大変大きな問題だと思います。少なくとも、国民の税金を国会に諮ることなく政府の一存でやっていいというものでもないと私は思いますし、また、こうした大きな問題は内閣がかわった途端にだめになるような仕組みでは国際社会に笑われるわ...全文を見る
○泉信也君 確かにいい成果が出ておると思います。  そこで、もう一つお尋ねしますのは、この情報センターが海外を含めてデータの収集をされるに当たって、こういう特殊法人でなければ手に入れがたい、例えば民間では相手国があるいは相手機関が情報を提供しないというような具体的なお話があった...全文を見る
○泉信也君 私はこのセンターの果たしておられる役割を評価するものです。しかし、今、局長おっしゃったように、これが本当に特殊法人という形態をとっていかなきゃ成り立たないのかどうか、自己改革をすることによって民間ベースでも成立するのではないか、こういう思いを持っておりますことだけ。
○泉信也君 もう一方の新技術事業団の内容は大変今の情報センターと違って、私としてはこれはもう要らないんではないか、こういう思いを実は持っております。内容をこのパンフレットで見せていただいた程度ですから、きょうここで立ち入ってのお尋ねをするつもりはございません。余りにもその知識があ...全文を見る
03月17日第132回国会 参議院 運輸委員会 第6号
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○泉信也君 平成七年度予算につきましては、陸海空、多岐にわたる中でお尋ねをしたいことがたくさんあるわけでございますが、きょうはバスの問題につきましてお尋ねをいたしたいと思います。  バスに関する予算は決して大きいものではありませんが、国民生活に密着しておるという意味では大変意味...全文を見る
○泉信也君 御説明のように、自治体の判断あるいは地元のニーズに合った供給ができるようにするということは大変地方の方々にとってはありがたいことだというふうに思うわけですが、今お話しのように一般財源化するということがこういう地方の過疎地域を走るバスに対する運輸省の行政が後退をする、こ...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  もう一言、代替バスのことについてお尋ねいたします。交付税等で自治体に助成をするということですが、もし自治体が代替バスの運行についてのまじめな取り組みをやらないというような事態が起きたときにどういうことになるのか、あるいは運輸省としてはそう...全文を見る
○泉信也君 バスの問題、もう一点。  バス活性化システム整備費補助金というものを考えていただいておるわけですが、いわゆる環境問題あるいは高齢者あるいは障害者等のための取り組みについて、今日までやってきていただいたそれぞれの施策をさらに進めていただきたい。アメニティ財団ですか、そ...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  次に、少し今度は海の方のことをお尋ねいたしたいと思いますが、今週の月曜日、神戸で関係者の方々からいろいろなお話を伺いました。この委員会でも、あるいは関係の委員会でも既に御議論をいただいております問題でありますが、港の被災によりましていわゆ...全文を見る
○泉信也君 大臣からもお答えいただきましたように大変努力をいただいておるわけでありますが、きょう社会保険庁お見えですか。  皆さんの努力でいわゆるみなし失業給付ということが船員に適用されることになったというのは大変ありがたいことだと思っておりますが、もしこのみなし失業給付金を受...全文を見る
○泉信也君 従来の法律の適用では、今御説明いただいたとおりになるということでございましょう。しかし、今回、特異な状況で給付を受けた場合にもう一回原点に戻ってゼロからスタートするということは、これまで営々と十年、十五年働いてこられた方々にとっては大変厳しい運用ではないかというふうに...全文を見る
○泉信也君 雇用保険法の方ではいわゆる雇用調整助成金の適用がなされるわけですけれども、船員保険法の場合にはこれが難しいという見解を今までお聞きをしております。これは、例えば船員保険法の一条の目的を変えればこの助成金が動かし得るというようなものなんでしょうか。それとももうとてもだめ...全文を見る
○泉信也君 確かに、不況に近いと申しましょうか、いわゆる船主あるいは漁船の方々だけでこのシステムを支えるということは大変難しいことだろうと思います。今後の課題であろうと思います。  最後に、運輸省として、こうした問題がこれから起きてはならないとは言いながら生じることも想定をして...全文を見る
○泉信也君 ぜひお願いをいたしたいと思います。  次に、港湾の問題でお尋ねをいたします。  この委員会でも何度も議論をしていただきましたし、また、けさは溝手委員からもお尋ねがございました。一日も早くその復旧をしていただきたい、こういうことでは同じでございます。  まず、六年...全文を見る
○泉信也君 当面の応急対策等をやっていただいておるということは承知をいたしておりますが、鉄道が復旧するとか、あるいは新幹線も進んでおると、道路も進んでおるという中で、なかなか港湾の姿がどういう段取りになってくるのかなというのがよくわからないという声を実は聞くわけであります。  ...全文を見る
○泉信也君 公社分の二次補正は百六十八億というふうに先日教えていただいたわけですが、事業費に直しますと二百億程度になろうかというふうに思います。そういたしますと、被災額が一千億と言われておりますので、これは被災額と復旧費がイコールとは思いませんがかなりの額を公社分だけでもつぎ込ま...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  そこで、施工側の能力の問題も大変実は気になるところでありますが、一方では発注側の能力が大丈夫か、こういう心配を実はいたしております。入札の方法でも、一般競争入札から指名競争入札というような問題もありますし、外国企業をどう取り扱うのか。ある...全文を見る
○泉信也君 ぜひ円満なというか円滑な発注そして仕事ができるようにさらに御工夫をいただきたいと思います。  実は、発注主体の問題も国、県、市、公社、民間と、所有別に分けますとそういうことになるわけですね。ここがばらばらに出していくということになると受ける方も大変ですし、現にコンク...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございます。  必ずしも私が確かめた限りでは数値とか制度は確かなものということではありませんが、例えば近隣諸国の釜山は従来十割の無利子融資でやっておったとか、あるいは高雄港は十割の国費補助だ、香港はターミナル事業者に対していわゆる用地は長期貸与をすると、こ...全文を見る
04月27日第132回国会 参議院 運輸委員会 第9号
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○泉信也君 今回の条約改正によりまして海洋の汚染あるいは海上災害の防止に関する規定が強化されるということを私は大変いいことだというふうに思っております。環境に対する汚染者負担の原則ということに照らして考えますときに、今回の法改正がそうした観点からどのように位置づけられるのか、この...全文を見る
○泉信也君 恐らく、今回の阪神・淡路の災害の前にいろいろなことをお尋ねすれば、万全の対策がとれておるというようなお答えが、鉄道でも道路でも港湾でもいろんな災害に対してはお答えがあったと思うんですね。しかし、現実はそうはいかなかったと。これはいろいろな原因があったとは思いますが、今...全文を見る
○泉信也君 特に、八号で海上災害の防止ということから国際協力がうたわれておるわけですが、これはセンターの方が海外に出ていくと、日本の海域外に出るというようなこともこの項目で読むということになるんでしょうか。
○泉信也君 こういう新たな業務が加わることによって、センターの組織とか陣容、ハードの施設も含めてですが強化するというようなことが起きてまいりますか。
○泉信也君 今のはセンターについてお尋ねしましたが、次に民間についてお尋ねいたします。  四十条の二で手引書を備え置くということが、従来の船舶所有者以外にも施設の所有者というか設置者、係留施設等にも義務づけられることになるわけですが、この手引書を備えつけることによってこうした方...全文を見る
○泉信也君 今のお話ですと、マニュアルを備えつける程度という、緊急時の対応策を明記したものをそれぞれの場所に備えておくということになる程度だというふうに私は理解をいたしました。  それで、条約改正から始まりますこの新たな対応ができるのかどうかというのは私もう一つよくわかりません...全文を見る
○泉信也君 海洋汚染にもう一つ大変重要な役割を果たしていただかなきゃならない海上保安庁の役割についてお尋ねをいたします。  四十三条の二で従来の三大湾、瀬戸内以外の海域にも排出油の防除計画をこれからつくるということになるわけですが、このことによって保安庁の体制をソフト、ハードを...全文を見る
○泉信也君 今、民間それからセンターそして海上保安庁という三者の役割をそれぞれお聞きいたしました。基本的にはセンターの業務が少しふえたかなということで、あとは従来の対応で条約改正に絡んだ今回の法改正もやれる、こういう判断をしておられるように私は思いました。それで、検討されていいと...全文を見る
10月18日第134回国会 参議院 本会議 第5号
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○泉信也君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました平成七年度補正予算三案について反対の討論を行うものであります。  我が国経済は、かつて経験したことのない構造的かつ長期の不況に見舞われています。我々は、景気の早期回復を図るため、再三にわたり経済構造の変革を促す大規模な...全文を見る
10月18日第134回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○泉信也君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました平成七年度補正予算三案について反対の討論を行うものであります。  我が国経済は、最近になって表面的には幾らか円安の方向の動きが見られるようになりましたものの、三月以降の急激な円高に見舞われ、景気は失速状態で後退局面に入...全文を見る
10月27日第134回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○泉信也君 いわゆる沖縄問題が日本の安全保障の問題あるいは日米関係に大変重要な影を落としつつあるのではないかと私は危惧をするものでございます。  先日、この委員会で同僚の田村委員から紹介がございました大田少将の、沖縄県民はかく戦えり、沖縄県民に特段の御高配あらんことをという最後...全文を見る
○泉信也君 そうしたお考えの中で、この沖縄問題をできるだけ早く、そして日本の安全保障に支障がない形で、しかも県民の皆様方に御納得いただけるように、大変難しい扱いでございますけれども、進めてほしいという要望をまずさせていただきたいと思います。  先日、地位協定のいわゆる十七条五項...全文を見る
○泉信也君 基地問題のことにつきましては、沖縄県側の二つ目の大きな要望であるわけであります。  先日来二十三プラス三事案というのがしばしば議論をされておりまして、先日の防衛庁長官のお答えの中に、この二十三プラス三事案の処理の後にインターオペラビリティーの分野への対応等も考えてい...全文を見る
○泉信也君 これも当委員会で議論ありましたP3Cの共同部な活用というような問題も、議論をしていけば基地の縮小整理ができるんではないかという私どもの同僚議員からの提案があるわけであります。本当に米軍と防衛庁と申しましょうか、担当部局がオペレーションも含めて責任を持った話し合いをしな...全文を見る
○泉信也君 厳しい状況にあるということは御答弁いただきましたのでわかりましたが、そこが明確になっていなければ政府の決断をどうするか、これが実は進められないんではないか。もう少し具体的に、最低ここからスタートさせてもらわなければ施設庁長官としては耐えられない、こうしたお考えはござい...全文を見る
○泉信也君 実は今、長官の御答弁にございました政治的な配慮が伴うことは私もよくわかります。それだけに、防衛庁長官は一日も早く沖縄に行ってお話をなさるということが私は必要ではないかと思っておるわけですが、長官お出かけにならないのは、沖縄側の都合でお出かけにならない、そのように受けと...全文を見る
○泉信也君 長官のお気持ちはわかりますが、国民はマスコミから伝えられる情報しかわかりませんので、与党内の足並みの乱れではないかという思いも持っておりますし、またこのことについてなぜ長官が、あるいは施設庁長官を再度派遣して、もっと積極的にやらなければアメリカとの関係もおかしくなるの...全文を見る
○泉信也君 総理にお願いをしておきながら恐縮でございます。  抽象的、観念的な議論は再三聞かせていただいております。この五条と六条の物の考え方が冷戦次と今日、近い将来において変わってきておるという認識をお持ちなのか、その点を具体的にお答えいただきます。
○泉信也君 五条、六条が、外務大臣もお答えいただきましたように、相互補完の関係にあって大変重要なものでありますだけに、ここをきっちりと我々としてはどう理解していくか。  沖縄に絡めて言いますと、むしろ冷戦後は六条のウエートが相対的に少し高まってくるんではないか、そういう思いを私...全文を見る
○泉信也君 総理のお考えはそのとおりだと思いますが、私がお尋ねしたことには直接にはお答えをいただけませんでした。  しかし、もう一つだけ、総理の今の御答弁で日米の安全保障というものの考え方もお聞かせいただきましたが、実は社会党の九五年宣言というものを読みますと、恐縮ですが、ちょ...全文を見る
○泉信也君 日米の識者、関係者が大変この日米関係を危惧しておる背景に、今、総理にお答えをいただきましたけれども、こうした社会党の九五年宣言みたいなものがあって、本当に時代を読みながらやらなきゃならないことはわかりますけれども、日本はどう考えておるのか、社会党から出た総理は本当に日...全文を見る
○泉信也君 政党助成法が新しくできましてまだそう時間がたっておりませんが、三分の二条項の削除の話でありますとか、あるいは公選法四十六条の記号式、自書式の話とかが今話題として出ておるところでございます。  その中で、実は十月二十二日の新聞に、自由連合というところの助成金の満額ねら...全文を見る
○泉信也君 形式審査権のみで法律に適合しておれば手続に沿って配分をするというお答えを担当もしておられるようでありますが、今の大臣のお答えもまさにこれと同じだと私は受けとめさせていただきました。  しかし、これだけの新聞報道があったわけでありますし、法律の中にも借入金は除外すると...全文を見る
○泉信也君 大変お役所的なお答えだと私は思います。  今公的助成についてはまさに国民も注視をしておる。一人二百五十円というようなお金が是か非かということが議論されてきた過去の経緯もありまして、そうした形式論だけで、形式が整っておれば、あるいは公表されるものであるからその政党の責...全文を見る
○泉信也君 この問題は総理に一言だけお尋ねをさせていただきたいと思いますが、これでは国民が税金で政党を助成してしっかり働いてほしいという気持ちに、このことがもし事実だとしますと大変大きな問題を提起することになるのではないか。ですから、権限的に自治大臣にこれがないということは確かに...全文を見る
○泉信也君 次に、労働大臣の経歴詐称の問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、文部大臣、この青木大臣の経歴書に書かれております東海科学専門学校というのは、私の調べですと旧専門学校令による専門学校であって、それは二十五年の四月に東海大学へ吸収されたというふうに...全文を見る
○泉信也君 青木大臣の経歴書でございますと東海大学中退というふうに書いてあるわけでございますが、この中退という表現は、あるいは中退というものの定義についてどのように考えたらよろしいんでしょうか。
○泉信也君 さきの新間議員のときの裁判の記録を読みますと、それなりの中退というものの定義がありまして、「在学契約の効力が発生しこ「一旦入学した者が、これを将来的に解除することを意味するものである。」と、こういう表現が実は判例の中に出ておるわけでございますが、青木大臣がお使いになり...全文を見る
○泉信也君 事情はよくわかりました。ただ、それで訂正をすれば済むという問題ではないだろうと私は思っております。  官房長官にお尋ねいたしますが、新聞報道によりますと、大臣のそうした御説明に対して、苦労して夜間部に通ったということだと問題視しない意向だ、こういうふうに伝えられてお...全文を見る
○泉信也君 学んだというその事実をどういうふうに我々が認識するかということにもあると思うんです。  例えば、いろんな大学で今公開講座が行われております。そこに受講したから、例えば東京大学の公開講座を受けたから東京大学中退だとか東京大学で学びましたと言えるかどうか。私は恐らく一般...全文を見る
○泉信也君 夜間部にお通いになったという事実があるということは、少なくとも具体的には学籍簿がないとか、実はそういう具体的に確認するすべがなくて傍証として言われておることは私は承知をいたしております。しかし、今、官房長官がおっしゃるように、そういう事実があるということは言い切れない...全文を見る
○泉信也君 この事実関係が今となっては大変把握しがたい。しかし、学籍簿がなかったということは事実であるわけでありまして、そういう意味では公選法の二百三十五条の一項に違反するのではないか、こういう思いを実は私は持っておるわけであります。  そこで、こうした問題が指摘されておる中で...全文を見る
○泉信也君 今、総理がお答えになった、学んだ事実があるということは青木大臣御本人のお話として私もそれは承知をいたしております。しかし確証は、確証と言うとちょっと言葉がひどいかもしれませんが、具体的な事実として確認するすべがないというのもこれまた事実なんです。  そこで、今の総理...全文を見る
○泉信也君 確かに、青木先生の当選以来の投票総数を見ますと次点者との間にかなりの差があることは私も承知をいたしております。しかし、だからといってこれが選挙公報になり、あるいは参議院要覧というある種の公的な文書の中にこうした表示で書かれることが選挙にプラスにならなかったとか、あるい...全文を見る
○泉信也君 今おっしゃっておられる中退者を差別するとかそういうことは私は毛頭思ってもおりませんし、そういうことを言ってはおりません。中退というものが事実かどうかということを確認させていただいておるわけであります。  そこで、もう一度総理にお尋ねをいたしますけれども、こうした事柄...全文を見る
○泉信也君 以上で終わります。
12月13日第134回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○泉信也君 自動車損害賠償保障法の問題につきましては、平成五年の秋、細川内閣時代以来私どもは取り組んでまいったわけであります。政党の政策の違いあるいは関係団体の思惑等もありまして、今日まで成案を見ることができなかったわけでありますが、委員長のお計らいによりまして、きょうこうして審...全文を見る
○泉信也君 全労済につきましては、随分前からこうした仕事に加わりたいという御希望があったことを承知しておるものでございますが、今回の全自共の自賠責参入の経緯については、不勉強でございますが私は余り承知をいたしていないわけでございます。御説明いただけますでしょうか。
○泉信也君 先ほど委員長の御説明の中にございました第八項目についてお尋ねを申し上げたいわけでありますが、農協共済につきましては、ノーロス・ノープロフィットの原則、あるいは剰余金の積み立て、処分、及び共同プールの規定、軽自動車に係る政府保険の規定などは十年間適用しないということにな...全文を見る
○泉信也君 この十年というのは、私考えますときに、果たして適切かどうかという思いは持っております。しかし、今御説明いただきましたようにこれまでの農協の体制を組みかえていただかなきゃならないということもございましょうから、この十年間をこのまま適切だと判断させていただきますといたしま...全文を見る
○泉信也君 次の問題に移らせていただきますが、改正後の自賠法第二十五条を見ますと、営利目的の介入を許さない旨の現行法の文言が抜けておるようでございますが、これは改正後の自賠法の保険料の算定に当たってこうした分入を認めるという趣旨なのでしょうか。恐らくそうではないとは思いますが、い...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  以下、関係省庁にお尋ねをさせていただきたいと思います。  まず、厚生省、通産省にお尋ねをいたしますが、今回新たに加わる予定になっております全労済及び全自共の組織体制、あるいはこれまでの任意の自動車共済の実績等についてお伺いをいたします。
○泉信也君 あわせてお尋ねいたしますが、今回の改正によりましていわゆる自賠責という公共的な強制保険を取り扱っていくことになるわけでありますから、その体制が損害調査体制でありますとかあるいは研修の体制でありますとか、あるいは事務処理の体制でありますとか、こうしたことがきちんとできる...全文を見る
○泉信也君 大変重要な仕事に参画をいただくわけでありますので、ぜひ遺漏のないようにやっていただきたいと思います。  次に、運輸省、厚生省にお尋ねをいたしますが、今回のこうした法律改正に絡みまして、関係者の間で自賠責共済だけの新規加入扱いは行わないというような約束がなされておると...全文を見る
○泉信也君 今回の法改正は、広く国民の利便性を高めるという趣旨が私は最大のねらいだと思っておりますので、今の両省の御答弁をお伺いいたしますと、私の危惧に終わればいい、こういう思いを持つ次第でございます。  もう一度お尋ねをいたしますが、仮にそういうことが行われるとすれば、両省厳...全文を見る
○泉信也君 大蔵省もお越しいただいておりますでしょうか。  大蔵省にお尋ねをいたしますが、今回の全労済、全自共の自賠責参入によって保険料はどういうふうに変化してくるのか、高くなるのか安くなるのか。このあたりが国民の大変な関心事だと思います。お答えをお願いいたします。
○泉信也君 今御説明いただきましたように、下がるか上がるか大変難しい判断があるとは思いますが、一般的に全労済あるいは農協の分野が扱っております部分は事故率が低いということもあるわけであります。また一方、現在の料率は赤字料率というようなこともあって、ここで正確なお答えはできないと思...全文を見る
○泉信也君 最後になりましたが、運輸大臣にお尋ねをさせていただきます。  今お聞きいただきましたように、大変今回の改正は私は意味があると思いますし、また意味あるものにしなければならないと思っております。今回の改正に伴いまして、運輸省はある意味では業務量がふえてくるというような点...全文を見る