泉信也

いずみしんや



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泉信也の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第136回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○泉信也君 二点お尋ねをいたします。  この参考資料の三ぺ-ジの一番下のところでございますが、力の空白という考え方、これは前の大綱にはなかった考え方かと思いますが、どういう状況認識でこうした言葉が入ってくるようになったのか。これが第一点です。それから六ページの(2)のイ、この文...全文を見る
02月15日第136回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○泉信也君 平成会の泉信也でございます。  まず、補正予算案につきまして三点お尋ねをいたします。  先ほどもお尋ねがございましたが、先日、景気回復宣言と銘打ちました月例経済報告が出されました。その中では、「緩やかながら再び回復の動きがみられ始めている。」という言葉がございまし...全文を見る
○泉信也君 予算に切れ目がないようにということにつきましては、私どもも大変重要なことだと思っておるところでございます。  次に、大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、税収見積もりにつきまして、先日発表されました租税及び印紙収入の状況を見せていただいた上でお尋ねをいたします。  十二...全文を見る
○泉信也君 ぜひそうあってほしいと私も思っておるわけでございます。  さて、今回の補正予算では、今御説明ありましたように税収については約三兆円近い減額修正を行っております。これは宮澤内閣以来の経済対策発動のタイミングがずれたのではないかとか、あるいは経済構造の変化に対応した施策...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  大変難しい問題でありますだけに、国会はもちろん、官民挙げてこの問題に取り組まなきゃならない。そのためには、予算制度と申しましょうか、単年度主義でありますとかシーリングの要求の方式とか、そういうところまで入り込んで議論をしていただきませんこ...全文を見る
○泉信也君 それぞれの立場で言うのは勝手だと。それはそうかもしれません。しかし、これは国民の税金を使うかどうか、そうした厳しい議論をしておるときに、関係者の考え方が十分整理をされないまま国会に出すということはまことに不謹慎じゃありませんか。  今、衆議院の参考人招致の中で、正確...全文を見る
○泉信也君 先ほど申し上げましたように、この国会の場で議論をするに当たって、まだ関係者の意向が十二分に調整されていないというその案がここに出てくることに大変私は問題がある、このように思っておるわけであります。  そこで、大蔵大臣、不良債権、先ほどここでも議論がありました、当局か...全文を見る
○泉信也君 今、公的資金を導入することはない、こういうふうにおっしゃったわけでありますが、システムの崩壊が心配だから使う、今回は公的資金を入れる、こういう論理構成になっていると私は思うんです。これが八十兆、百兆となって崩壊の危機に瀕したときでも、今、大臣がお答えいただきましたこと...全文を見る
○泉信也君 今の御答弁ですと、ノンバンクが破綻をしても金融システムの崩壊につながることはないということをおっしゃっているのと同義語ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○泉信也君 私には納得できる御答弁ではございませんが、今回の国民が納得しない、怒っておる三つの要因の中で、私は応益と応能という言葉で表現をさせていただきました。母体行、一般行あるいは系統、この三つを総体的に議論することも大変重要でありますが、絶対的にこの責任を全うすることになって...全文を見る
○泉信也君 今、局長がお述べいただいたことは既に衆議院の方でもたびたび議論がなされておりますが、スキームができる段階ではそういう数値がなかったこともこれはまた明確であります。まあ、つかみ金という言葉は決していい言葉ではありませんけれども、私にはそうしか思えないようなことで五千三百...全文を見る
○泉信也君 局長、そういうふうにお答えになるから国民がますます理解ができない、おかしいという一つの系統機関に対する評価が出てくるわけであります。  経営に関与していない、住専の仕組みに人を派遣していない、こういう事実は事実として私も承知をいたしておりますが、住専の経営というより...全文を見る
○泉信也君 農水大臣のお話で、全くわからなかった、信じていた、こういうお言葉がございました。言葉じりをとるわけではございませんけれども、その信じることが実は経営者としての資質を問われておる、こういうことじゃないでしょうか。  私は、金額の多寡を問わず系統系も債権の放棄をしてそれ...全文を見る
○泉信也君 基本的なお考えは、私は農水大臣と同じだと思っております。系統金融機関の足腰を次の世代に向けて強くしていかなければならない、あるいはリストラをやらなければならない、そういうことだと思っております。  しかし、今回のスキームは、住専処理機構への融資条件にしましても一般行...全文を見る
○泉信也君 個々の農協への貯金者等を保護していく、あるいは農村地域の秩序を維持していく、そういうことは当然大切なことでありますけれども、経営者としての責任を問うということは、私は全然別個の話だと思っておるんです。そこがこのスキームの中では大変あいまいな状態のままであります。私は、...全文を見る
○泉信也君 最後まで読まなかったわけではございません。私も最後に書いてあることは承知をいたしております。  今、大臣お答えになりましたのは、確かに当面どうするか、そのことに全力を挙げるということも当然のことでありますが、しかし過去にこれだけの行政をなさった方々に対して、国民に向...全文を見る
○泉信也君 大臣、今お聞きいただいたように、事務手続はきちんとしておると思いますと、こういうことでございますが、それだったらその稟議書のおもてをぜひここに出していただきたい。覚書の中身は既に一般に出ております。しかし、かがみはなぜ出せないのか、お答えいただきたい。
○泉信也君 あるものは出すと大臣はお答えになったのに、局長はどうされますか。出してください。
○泉信也君 農水大臣、いかがでございましょうか。
○泉信也君 確かに、おっしゃいますように林大蔵大臣であり、田名部農水大臣であります。  これは与党、野党の区別はありません。最終的に決裁をした人間がだれか。その責任を問わなければ国民は納得できないわけであります。ですから、農水省も恐らくきちんとした事務手続をするのであれば、これ...全文を見る
○泉信也君 農水省の方はいかがでございますか。
○泉信也君 両省ともそういう資料、物があるということはお認めになったと私は思います。ただ、一つだけ農水大臣、大臣の御意向を徴した上で局長は対応するというふうなお答えでございますので、大臣のお考えを聞かせてください。
○泉信也君 大変歯切れが悪いんですね。情報公開だ情報開示だ、これは重要だというふうに内閣の皆さん全部おっしゃっておられて、ここで出しますということをおっしゃらないというのはどういうことでございましょうか。あるということまでは言っていただける。しかし、出すか出さぬかはまだわからない...全文を見る
○泉信也君 大臣、恐れ入りますが、今のような答弁では全く納得できませんので、出していただけるのかどうか御返事をいただきたいと思います。
○泉信也君 私はこれで質問を終わらせていただきますが、国民の多くの方々が政府のスキームについては、一番最初に申し上げましたように、三つの視点から納得をしておられない。このことを申し上げまして、関連質問の時間に譲りたいと思います。  ありがとうございました。
02月28日第136回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○泉信也君 この調査会ではできるだけ共通の基盤をつくらなきゃならない、そういう議論をする場所だというふうに私は思って参画をさせていただいておりますが、なかなかこれは埋まらない溝があるなと改めて今認識をさせていただいております。  集団的自衛権の問題を議論していく上において、もう...全文を見る
03月22日第136回国会 参議院 運輸委員会 第4号
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○泉信也君 ただいま議題となりました法案の改正につきましては、私は大変必要なことだと思っておるものでございます。  法案の中身に入ります前に、若干竹島の問題についてお尋ねを申し上げます。  竹島付近の海上で過去に銃撃戦と申しますか、船舶が銃撃されたことがあったと記憶をいたして...全文を見る
○泉信也君 これについては応戦をするというか、保安庁側も何らかの対応をしたのかどうかお尋ねいたします。
○泉信也君 新聞等によりますと、竹島では韓国側が埠頭の建設を始めておるとか、あるいは中断しておるとかというようなことが伝えられておりますが、こうした不法行為に対しまして、海上保安庁は竹島付近では監視活動をやっておられるのかどうかお答えください。
○泉信也君 この埠頭建設の事実等は保安庁では確認をしておられるんでしょうか。
○泉信也君 大変外交上の難しい問題はあろうかと思いますが、次長お答えになりましたように、我が国領土でありながら実効支配を許しておるということは、私としては大変ゆゆしき問題だ、こういうふうに思っておるものであります。今後、円満に解決されたいという希望は持つのと同時に、やはり国家主権...全文を見る
○泉信也君 大臣のお答えをいただきましてある意味では大変心強く思うわけでありますが、守備範囲が広くなるわけでございますし、大臣のお言葉にございましたように麻薬あるいはけん銃の密輸、こうした事柄に的確に対応していただきますために、ぜひとも運輸省として海上保安庁として一層の御努力をい...全文を見る
○泉信也君 今のお答えですと、傷病給付の対象者あるいは障害給付の対象者が現在はゼロだということで、したがってこの介護給付の対象者がいないという意味ですか。
○泉信也君 そのことは大変喜ぶべきことかというふうにも思います。そうしたことが発生しないことが望ましいわけであります。  そこで、介護給付の実態が発生したときに給付されます。その金額の水準の考え方、これはいただきました資料ですと、常時介護の場合は基本が五万七千円余り、随時が二万...全文を見る
○泉信也君 この金額の多寡を論じるには相当内容を詰めなきゃならないと思います。今お答えいただきました、平均的なパートの金額でありますとかアルバイトの方のという例を挙げられました。ただ、民間の方々は、本来こうした状況に陥られるはずのない方々が正義心と申しますか、緊急の事態に身を挺し...全文を見る
○泉信也君 それは、警察官等の場合も同じような仕組みの中で認定がなされておると考えてよろしいでしょうか。
○泉信也君 最後にお尋ねをいたしますが、今のような認定の仕組みがいいのかどうか、最終的には海上保安本庁が一つの判断を示されるということでそごを来すことはないとは思いますが、この運用に当たりましては、先ほど来申し上げておりますように、積極的に正義のためにお力添えいただきました方々に...全文を見る
04月11日第136回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○泉信也君 平成会の泉でございます。  今回の法改正は、目的そのものをいじる、変更するという大変大がかりなものだというふうに受けとめております。したがって、これだけの大きな変更、一部改正をするその背景をまずお伺いいたします。
○泉信也君 経済社会の状態が変化をしてきたためにそうした目的の変更がなされたということは理解できますが、この「良好な港湾環境の形成を通じて」ということと「周辺の生活環境の保全に資し」というこの関係が従来の港湾の概念からしますともう一つわかりにくいわけですが、どういうふうに理解した...全文を見る
○泉信也君 といいますと、港湾の物理的な守備範囲というか、地域的な面的な広がりが大きくなるとか、あるいはもっと言いますならば臨港地区の範囲が広がるとか、そういうことを意図しておるということではないわけですか。
○泉信也君 そういたしますと、この港湾の中に住宅機能、住宅施設でありますとかあるいはレクリエーション施設とかいったそういうものは従来にも増して入ってくる可能性が大きい、こういうことになりましょうか。
○泉信也君 確かになじまない点もありますが、港湾と都市の形成が一体的につながっておるということもございまして、「周辺の生活環境の保全に資し」というところも大変重く見ていただきたい、こんな思いを持っております。  そこで、この法案の三条の三項、これが新しくつけ加えられておりまして...全文を見る
○泉信也君 そういたしますと、ここの「配置等」という「等」は、目的の第一条で言われました「港湾環境の形成」、そういうことがこの「等」の中に入っておると理解してよろしいでしょうか。
○泉信也君 次に、この「重点化を図る」というその重点か、いやそうではないという判断はだれがすることになるんでしょうか。
○泉信也君 この部分はまさに国が私は判断すべきだとは思いますが、その基準、クライテリアみたいなものがある程度想定されておるんでしょうか、それともヒアリングをしながらおのずと全国の港湾の重点的な港あるいは港の中の施設を絞っていく、こういう段取りになるんでしょうか。
○泉信也君 私は重点化にちょっとこだわり過ぎておるのかもしれませんが、国がある基準でどの港、今おっしゃった国際港湾においては三大湾と北部九州というふうにある種の絞りをかけていくというようなことが具体的に行われてまいりますと、いわゆる港湾の従来から言われてまいりました地方自治にゆだ...全文を見る
○泉信也君 今の局長のお答えで理解できたわけであります。  ただ、従来のといいますか現在のこの法律ですと、まさに港湾を経済基盤と位置づけて、その観点から国の利害に重大な関係を有する港湾を重要港湾というふうに港湾法で位置づけておるわけですから、例えば今回追加されました目的、港湾環...全文を見る
○泉信也君 残りは百余りになりますが、地元の方々が満足できる状態になっておるのかどうか、これが第一点でございます。それから第二点目は、今もなお旅客を運ぶ際に岸壁から直接昇降できない港、いわゆるはしけ取りをしておるような港があるのかどうか、教えてください。
○泉信也君 重点化の結果、離島の方々あるいは地方港湾も含めてでございますが、一般国民と同じレベルの交通サービスが受けられないという状況は何としてでも早く解消していただきたい。戦後五十年たって今なお直接船から岸壁に上がれないという状態がこの日本にあるとはなかなか多くの方は御納得いた...全文を見る
○泉信也君 国内についてはわかりました。一つの考え方が整理されておるというふうに受けとめさせていただきました。  そこで、国際コンテナ港湾、国際ハブ港湾とでも言った方がいいのかもしれませんが、先ほどの御説明のように、三大湾と北部九州というところを中心に進めていただくということで...全文を見る
○泉信也君 そうした大型のコンテナ岸壁が整備されるということで、東南アジア、北東アジアの中でも十分競争できる、他国と競争できる施設整備がなされるものと理解をさせていただきます。  しかし、そうしたいわゆるハードな施設をつくるだけで本当に国際競争に勝てるのかというのが大変気になる...全文を見る
○泉信也君 施設の利用料に限定して先に議論させていただきますと、これをもう少し下げるということは一番手っ取り早いのは国費をもっとふやす、こういうことになろうかと思うんです。そのほかに建設コストそのものを下げていくという方法ももちろんありましょうが、今の大型コンテナバースを整備する...全文を見る
○泉信也君 一つの岸壁当たりのコンテナの取扱量というものが諸外国に比べて日本の方が少ないというふうに私は理解をしている、間違ったら訂正をしていただきたいんですが。本来、専用貸しを受けている船会社、そういう方々は与えられた施設を最大限に使う、そして少しでもコストを下げるという方向に...全文を見る
○泉信也君 先ほど、七〇%が施設利用料あるいは人件費というふうに港湾局長から御答弁がございました。一般企業でありますと、海外展開というようなことで安い人件費を求めて動いていけるわけですが、港を海外に移すわけにはまいらないわけであります。したがって、御努力はいただいておるとは思いま...全文を見る
○泉信也君 九・九%とおっしゃったんですね。この数値はいかに高いかというのは運輸大臣、港湾局長が一番おわかりいただいておることだと思います。財政審の答申以来、皆さんの御努力で少しずつ伸び率が大きくなってきておりますが、ことしが二%という伸び率の中で決定がなされようとしておるわけで...全文を見る
○泉信也君 今回の法律改正については、私は意欲的な方向に向かった改正だと思っております。大臣今お聞きいただきましたように、この改正によって新しい港湾の仕組みと申しましょうか、整備の仕組みみたいなものが今までと変わってくる可能性が非常に大きい、あるいは国の関与の仕方が従来よりももっ...全文を見る
○泉信也君 今回新しい五カ年計画ができるわけでありますので、ぜひこの五カ年計画が内容的にも金額的にも一〇〇%生かされますようお願いをいたしまして、私の質問を終わります。
04月17日第136回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○泉信也君 厳しい外交日程の中ではございますが、きょう発表されました日米安全保障共同宣言を中心に御質問させていただきます。  きょうの共同宣言は、いわゆる冷戦後における日米同盟の将来にとって歴史的な意味合いを持つ極めて重要な宣言であると私は思います。また、こうした宣言ができまし...全文を見る
○泉信也君 確かに、政府の資料あるいはきょうのこの宣言の内容を見ましても、確認という言葉しか使われていないというふうに思いますが、後ほどお尋ねいたします日米防衛協力のための指針の見直しというところに踏み込んでまいりますと、これは実質的な安保改定にもつながりかねないような性格のもの...全文を見る
○泉信也君 ここに言及がなかったということは、実は今後の日米安保あるいは日本の安全にとって大きな課題が欠落しておるのではないか、あるいは意識的に外したのではないか、そんな思いを持っておるものであります。  そこで、北朝鮮の問題、「朝鮮半島における緊張は続いている。」という表現が...全文を見る
○泉信也君 今、外務大臣からお答えいただきました中に、韓国の大統領とクリントン大統領との間のいわゆる四カ国会談の提案に対してのお話がございました。  総理には大変恐縮でございますが、事前に通告を申し上げておりませんが、この日米共同宣言、日米の強いきずなをうたいとげるまさにその前...全文を見る
○泉信也君 総理のお考えはわかりましたが、クリントン大統領から何かこの点についての説明なりコメントはございませんでしたでしょうか。
○泉信也君 ありがとうございました。  先ほど、外務大臣の北朝鮮に対する分析評価というものを聞かせていただきました。私は、若干これは、甘いという言葉を使うと失礼でございますけれども、甘いのではないか、そんな認識でよいのかな、こういう思いを持っておりまして、具体的に北朝鮮が日本に...全文を見る
○泉信也君 まさにサリンを積み出したのではないかと言われる船も実はこの中には入っておるわけであります。  食糧庁、お見えでしょうか。なぜ韓国と同じように日本船を使うという方法をとられなかったのか、お伺いをします。
○泉信也君 船は一日停泊をいたしますと、一万トンとか一万五千トンの船ですと七十万から八十万、高いものは百万ぐらいの滞船料を取られるというような中で、このような長期間一つの港に滞在するというのは私は異常だと。  一説によりますと、これはソ連の崩壊で衛星から得ていた情報が得られなく...全文を見る
○泉信也君 これは今回の共同宣言の根っこになったとすら言われておりますナイ・レポートの中で、在日米軍は日本の防衛にとどまらず極東全域、いわゆるエンタイア・ファー・イースト・リージョンという言葉が使われておるわけであります。これがいわゆるアジア太平洋という言葉に変わったのかなと。 ...全文を見る
○泉信也君 実にこの定義がわからない。もしも極東という言葉を使って差し支えなかったんであれば、なぜ今回の宣言の中で極東という言葉を使わなかったのか、お願いいたします。
○泉信也君 これは後々大変問題になる地域限定だと。概念的には経済の範囲だとかアメリカのプレゼンスの影響するところだというふうにおっしゃいますけれども、具体的にこの共同宣言に盛られたことを実行していく上において、大臣が今おっしゃった六条の極東の範囲を超える部分が必ず出てくるだろうと...全文を見る
○泉信也君 現在、四万七千人という数字が在日米軍の数字としてあるわけですが、これが具体的にはコメントされていない。これは日本の防衛能力、質も量も含めてでありますが、そのことがアップされるというような期待がある、あるいはアメリカ国内の対日感情の推移を見なければ四万七千人の数字が維持...全文を見る
○泉信也君 十万人という数字が片方で出ておきながら、在日米軍は「ほぼ現在の水準を含め」という非常にあいまいな形で表現がされているところに、ちょっと私としては理解できないところがあります。  今回のこの共同宣言の中で日米防衛協力のための指針、いわゆるガイドラインの見直しということ...全文を見る
○泉信也君 大臣、それはおかしいんじゃないですか。新防衛大綱ができたから研究するということは、それは逆さまじゃありませんか。研究した結果を新防衛大綱に反映させるというのが本来の姿じゃございませんか。
○泉信也君 この宣言で研究にかかろうというわけでございますが、これはいつまでに、どういう体制で、どんな組織で結論を出すことになるんでしょうか。そしてまた、その過程にあって研究成果を国会へ報告するというようなことを考えていらっしゃるんでしょうか。
○泉信也君 国会への報告は。
○泉信也君 このガイドラインにうたわれております極東というのは、安保条約六条の極東と解してよろしいんでしょうか。それとも、その範囲が広がると解すべきでしょうか。
○泉信也君 そういたしますと、この共同宣言に盛られた、先ほど来外務大臣にもお尋ねをさせていただいておりますアジア太平洋地域、極東、この言葉がどうももう一つ私にはすっきりわからないわけです。しかし、これは先ほど一応打ち切っておりますので。  このガイドラインには米軍による自衛隊の...全文を見る
○泉信也君 このガイドラインの見直し、研究こそ実質的な安保改定とも称される、あるいはそれに値する、そういうものでありますだけに、今のような答弁では今回の共同宣言に基づくガイドラインの見直しということについては大変先行き不安であります。これはもっときちんとした答弁をいずれ求めさせて...全文を見る
○泉信也君 今回、共同訓練あるいはPKOなどのいわゆる平時に限った理由は何でしょうか。
○泉信也君 これは平時か有事かという概念の区分が大変わかりづらい。一条二項の対象となっている法律で区分するということかもしれませんが、例えば今凍結されておりますPKF活動が解除された場合、こういう場合には今回の協定は適用されることになるんでしょうか。
○泉信也君 これは、PKFの活動ができるようになれば、この協定によって日本の国外でも物品等の融通が可能になるというふうに今の御答弁で理解をさせていただきます。  そこで、平時といってもこれは大変難しいわけで、いつも議論になるわけでありますが、例えば日本が提供した油を積んで米軍が...全文を見る
○泉信也君 北朝鮮の問題が緊迫しましたときに、いわゆる米艦船の海上阻止行動というようなものが半島周辺で実施された場合に、後方支援の要請をどういうふうに日本としては受けとめていくのかということが一時議論されたことがありましたが、今回は今の御説明ですとそういうときには対象にならない、...全文を見る
○泉信也君 この件についてもう一つお尋ねいたしますが、アメリカからは有事のときの要請というのはこの議論をする過程ではなかったのでしょうか。
○泉信也君 極東の範囲につきましても、今のACSAの問題につきましても、非常にグレーゾーンがあってわかりづらいところが実はあるわけであります。これは、まさに今日まで問題になってまいりました集団的自衛権の解釈が憲法にとらわれ過ぎておるのか、あるいはそれが正しいのか議論が十分になされ...全文を見る
○泉信也君 今、長官の御説明の中で、集団的自衛権は国の本来固有の権利としてあるという一方で、憲法上行使してはならないということはこれは大変論理が矛盾をしておるんではないか。本来的に持っておるものが行使できないということについて論理的に理解ができないところがあるんですが、もう一度御...全文を見る
○泉信也君 権限の有無というのは、これは解釈の問題だというふうに私は思うんですね。ですから、行使するかどうか、それは実は政策の判断がそこに入ってきてしかるべきではないか。  これまでの有権解釈は、内閣法制局がずっとこれまで行使できないと解釈をしてこられたわけでありますが、政策判...全文を見る
○泉信也君 それは法制局としての、いわゆる私が言う憲法の解釈論に立ったものだというふうに私は思うわけですが、このことについて、この集団的自衛権を行使するか否かというのは、私の論理でいけばまさに総理大臣の政策判断ではないか、それでできるのではないか、こんな思いを持ちますが、総理いか...全文を見る
○泉信也君 この問題について、同僚の益田議員が関連質問をいたします。
○泉信也君 それでは質問を続けさせていただきますが、共同宣言と防衛計画の大綱の関係についてお尋ねをいたします。  現在の防衛計画の大綱は昨年の十一月に閣議決定をなされておりますが、本来は今回の共同宣言案ができてその後に新しい大綱をつくるべきではなかったかと思いますが、いかがでし...全文を見る
○泉信也君 長官のお話はある意味ではごもっともかもしれませんが、本来クリントン大統領の来日が、昨年でしたか、取りやめになっていなければそこでこの共同宣言が出たはずなんですね。それを受けて新しい防衛計画の大綱が決められたというのが私は道筋だったと思うんです。  今回の防衛計画の大...全文を見る
○泉信也君 おっしゃることはごもっともでございますが、例えばこの大綱に言われておる「我が国の安全保障と防衛力の役割」という中に「大規模災害等各種の事態への対応」という項目がございます。ここに実は我が国の平和と安全に重要な影響を与える事態への対応が述べてある。「大規模災害等各種の事...全文を見る
○泉信也君 実は防衛問題懇談会で言及されたACSAの話もこの新大綱には入っておりませんし、集団的自衛権の問題についても官房長官談話で処理するというような大変逃げた格好で大綱ができておることを申し上げて、次の問題に移らせていただきます。  基地問題については、総理の大変な御努力で...全文を見る
05月02日第136回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○泉信也君 平成会の泉信也でございます。  証人には、きょうは、農林中金の理事長というお立場もお持ちかと思いますが、系統の全体にわたりましてお答えをお願いいたしたい、このように思っております。  早速でございますが、仮に政府の処理スキームがこのまま成立をいたしました場合に、農...全文を見る
○泉信也君 仮に、この五千三百億が贈与でなくて債権放棄と、金額は必ずしもこの五千三百億を意味するわけではありませんが、債権放棄というスキームであった場合にはどういう責任が出てまいりますでしょうか。
○泉信也君 住専七社への金融機関別残高を見ますと、農林中央金庫が八千百二十五億と都市銀行を超えましてトップにランクをしておりますが、農中の理事長としてどのようにお考え、またこの残高が一番大きかったということをどういうふうにお考えでございましょうか。
○泉信也君 証人が理事長に御就任になりましたのは、先ほどの委員長への御答弁で一九九一年ということでございますが、ちょうどこの時期ですと、住専の第一次再建計画がつくられたころでございますが、森本前理事長からどのようなこの住専問題についての引き継ぎ事項がございましたでしょうか。
○泉信也君 これから、系統の住専への資金流入の枠組みの変わり方について若干お尋ねをさせていただきます。  七三年の十月、これは初めての住専ができました約二年後でございますが、いわゆる農中の住専貸し出しが認められるような、これは内部の通達だと承っておりますが、そういうものができて...全文を見る
○泉信也君 私どもが想像いたしますと、八〇年代に、言いますならば構造的な金余りというか、系統系の金余りの構造を打破する、あるいは運用先を求めていくというその過程でいろいろな仕組みができてきたのではないか。その中で、農中を中心とする系統の方々の何らかの働きがあったのではないか、こう...全文を見る
○泉信也君 この八〇年十月の信連向けの通達では、住宅に限ってと、限定してと、こういうふうなものでございましたから、信連の住専向けの貸し出しが個人住宅でずっといっておれば今回のような大きな問題にはならなかったんではないかという思いがあるわけでございますが、これからはみ出してしまった...全文を見る
○泉信也君 この通達が出まして、住専七社への信連の融資残高が急激にふえておるわけなんです。初年度、八〇年度末は七十億、八三年度が千五百億、九〇年度は二兆七千億弱と、こういうふうにこの通達がきっかけになってふえてきた。しかも、個人住宅ではなくていわゆる事業用融資が行われたのではない...全文を見る
○泉信也君 今、証人はそのようにお話しになりましたけれども、系統自身がこの住専環境を十分承知し得る状況にあったということは、後でまたお尋ねをさせていただきます。  こうしたふえていく資金に対しまして、先ほども若干議論がございましたのは、系統のリスクマネジメントみたいなものが十分...全文を見る
○泉信也君 審査が本当にきちんとなされておれば、少なくともこうした問題が起きなかったのではないかというふうに思われますが、先ほど来、あるいは参考人としてお越しをいただきました際に、いわゆる母体行を信用していたというようなことを再三おっしゃいました。しかし、母体行の保証という観点か...全文を見る
○泉信也君 これは、先ほども御説明ございました債権譲渡担保契約という、そういうものに切りかえていったということは私も承知をいたしておりますが、再三言われる、その母体行を信頼してという最初の出だしは、この保証が母体行からあったというところから私はスタートしたというのが素直な解釈だと...全文を見る
○泉信也君 京都大学の吉田教授が、リスクに対処できる能力も意思もない組織がなぜ資本主義の土俵に上がってしまったのか、農協はリスクを負担しなければならなくなるような事態を制度として想定していなかった。これは、農協法を読んでも確かにそうだと思うんですね。こういう御指摘があることについ...全文を見る
○泉信也君 私はむしろ吉田教授のこの御意見に賛成でございまして、農協はもともと組合の中の相互扶助という立場でスタートして、その体質が変わらないままいきなり大海に出たということによって問題が発生したのではないかというふうに思っております。  これは評論になりますので次に進ませてい...全文を見る
○泉信也君 この部分が大変、責任を考える際に私は一つのポイントだというふうに思ってお尋ねをしたわけですけれども、御承知ないということであれば先に進ませていただきます。  今も証人はおっしゃいましたが、個別の信連とか共済に融資のことは任せておる、運用については任せておる、それぞれ...全文を見る
○泉信也君 系統の中での資金の貸し借りと申しましょうか、余裕資金はどう処理するかという意味では、単協から信連、信連から農中というふうに、そういうルールができておるということを承知いたしておりますが、そういう中でお互いの状況を掌握し、そして農中という立場で指導をしていくというのが私...全文を見る
○泉信也君 土地をめぐります状況の変化というようなものについて、証人は当然いろんな情報を得ておられたというふうに思いますので、このことについてこれから少しお尋ねをさせていただきます。  九〇年の三月、いわゆる総量規制によりまして系統から住専への融資が著増しておるということはもう...全文を見る
○泉信也君 九〇年三月には総量規制を受けまして、農水省から住専向け融資について信連に注意喚起がなされておるということがわかっておりますが、こうした通達が出るあるいは土地投機に対する融資を抑えなきゃならないという中で、系統はどういう指導を、また御自身はどう部下を指導なさったんでしょ...全文を見る
○泉信也君 時間的には確かにそうかもしれません。しかし、御就任後、やはりこういう文書に基づく体制の組み直しとかあるいは指導の徹底ということをやっていただくのがお立場ではなかったか、こういうふうに私は思うわけです。  もう一つ、協同住宅ローンという、これは信連、農中が主体になって...全文を見る
○泉信也君 今そういうふうにおっしゃいますけれども、この一件当たりの金額で住専八社を比べてみますと、九一年三月の最高は一件当たり五千三百万、協住ローンにつきましては四千万。九三年の三月で最高は五千九百万で、協住は四千八百万。しかも、協住のこの一件当たりの融資額は必ずしも最低ではな...全文を見る
○泉信也君 こうした覚書ができておる最中といいますか、この両省からいただきました決裁文書を見ますと、決裁の途中で、二月十六日に大蔵、農水大臣あてに系統四社連名での要請書というものが出ておりますが、これはなぜこの時期に出されたんでしょうか。そして、御返事はあったんでしょうか。  ...全文を見る
○泉信也君 この資料が出された背景を証人は今御説明いただきましたけれども、私の思いでは、これは両省の覚書の内容を御承知になって、漏れ聞かれて、その中に元本保証というような文言がない、したがって改めてこういう要請書を出されたのではないか、しかもその結果二月二十六日の例の大騒動があっ...全文を見る
○泉信也君 その程度のことでは、金利の減免額の一部だという説明があったり、これは農中、証人がやられたわけでありませんけれども、最初あって、それでその次はぎりぎり論が出てまいりました。  しかし、今回の五千三百億の分担を議論されるときに、農中は二百億という金を信連等に肩がわりをす...全文を見る
○泉信也君 今のお話を聞きますと、もしも大臣から一兆二千億負担をしてくれ、こういうふうなお話があればそれを受けられたのではないか。あるいはまた、信連の中でいろんな経営のよし悪しがあることは承知をいたしておりますが、そういうものに対して農中が援助の手を差し伸べるということができるの...全文を見る
05月10日第136回国会 参議院 本会議 第16号
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○泉信也君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりました我が平成会提出に係る修正案に賛成、平成八年度予算三案及び日本共産党などの提出に係る修正案に反対する立場から討論を行うものであります。  本論に入ります前に、予算案採決の本会議場で、連立与党の公党としての不誠実さをみずか...全文を見る
05月15日第136回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○泉信也君 岡崎参考人に、さきの共同宣言について二点だけお尋ねをさせていただきます。  一点目は、今回の共同宣言の内容は、いわゆる実質的な安保改定につながる再定義という言葉を使う方と、そうではなくて再確認だというふうにおっしゃる方といらっしゃるわけですが、参考人はどういうふうに...全文を見る
○泉信也君 再定義、再確認ということについて。
○泉信也君 ありがとうございました。
05月21日第136回国会 参議院 運輸委員会 第12号
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○泉信也君 ターミナル法の議論に入ります前に、一、二関連したことをお尋ねいたしたいと思います。  昨年十二月に行政改革委員会が総理に提出したいわゆる規制緩和に関する意見がございます。また、ことしの三月二十九日に規制緩和推進計画の改定ということで、自動車関係は三十七項目あるという...全文を見る
○泉信也君 今、局長お答えいただきましたトラックの五台という数値が出ておるわけですけれども、この数値がなぜ五台かといったあたりが明確になっておりませんと、三台でもいいじゃないか一台でもいいじゃないか、こういう議論にも発展しかねないのではないかと思いますが、どういうお考えでしょうか...全文を見る
○泉信也君 今お話しのように、先発グループが新規参入を排除するためにとかそういう考え方ではなくて、安全管理という、今局長お答えの運行管理というような視点からきちんとした考え方を打ち出してほしい、私はこのようにお願いをしたいと思います。  そしてまた、もう一つトラックについてお尋...全文を見る
○泉信也君 規制緩和に絡んでもう一つ整備の話をお尋ねしたいと思います。  民間車検場の検査の際に、同一工場での点検整備という今制約がございますね。それを見直すようにという意見が出ておりますが、このことについてはどんな取り組み方をなさる予定でしょうか。
○泉信也君 民間活力と申しますか、そうした多面的な点検整備ができる仕組みというのはこれから大いに取り入れていくべきだと思っておりますが、指定整備工場が、他の工場で整備された車を持ち込まれたときに責任を持って引き続き仕事ができるかどうかという大変微妙な問題が現場では起きてくると思い...全文を見る
○泉信也君 この情報は、まさに車種名を出してオープンにされたということが私先ほど申し上げましたように評価をすべき点だと、こんな思いを持っておるわけですが、メーカー側からの反応はいかがでしたでしょうか。
○泉信也君 それは大変結構なことだと思います。  それで、こうした実験というかテストを繰り返していかれることになると思いますが、例えば側面衝突の問題とかあるいは最近ふえております輸入車についてもこうしたテストをやって情報を開示される御予定があるんでしょうか。
○泉信也君 これは運輸省にお聞きするのとはちょっと違うかもしれませんが、五月十七日の産経新聞にRV車のフロントグリルガードの危険性について新聞に出ておりました。本来、日本ではオフロードを想定したこういうものは余り必要ないんではないかというようなことが書かれておりましたけれども、こ...全文を見る
○泉信也君 それでは、法律の内容についてお尋ねをさせていただきます。  今回の法改正の中で、第一条を読みますと、まさに「整備」であった法律の目的が今回の改正によりますと「公衆の利便の増進」という、目的がもう全く変わっておると言っても過言ではないように私は思うわけですが、こうした...全文を見る
○泉信也君 整備に重点があったことから利用者サイドに重心が移ったのかなというふうに私は思うわけですが、それは時代の流れであり、ある意味では当然のこと、そして参入を容易にするという流れも私は時代に合ったことだと思います。  今回、その規制を見直すことによって一般自動車ターミナルの...全文を見る
○泉信也君 今お答えの中にもございましたが、少し細目に入らせていただきます。  今まで免許で処理してきたことを今回は許可で取り扱うということでございますが、新法の六条の三つの項目がございますね、それと旧法の五条の免許基準を見比べてみますと、確かに旧法の五条の一と二は今回こういう...全文を見る
○泉信也君 そうであってほしいと、事実フローチャートを見ましても、随分ステップが少なくなっておりますので実態上はそういうふうに進むだろうと思うんですが、使用料金のところを見ますと、新法の七条、旧法の十一条は、表現上、言葉がちょっと悪いんですが裏返しで書いてあるだけであって、恐らく...全文を見る
○泉信也君 今回の改正でもう二つだけお尋ねをさせていただきますが、専用のトラックターミナルに関しましては全く無規制と言ってもいいように緩和をされるわけですが、このことによって安全の確保でありますとか環境の保全といった観点からの問題が生じることはないのか。それからもう一点は、今回の...全文を見る
○泉信也君 この法律改正に直接は関係しない部分ではありますが、このターミナル自体は、環境問題でありますとか輸送効率を高めるとか安全性の確保、こうしたことからでき上がったものだというふうに理解をいたしますと、実は軽油の問題をこの際お尋ねをしておきたい、こんな思いでございます。  ...全文を見る
○泉信也君 今、局長お答えいただきましたように、一円上がると百五十七億円という大変な負担が輸送業界にかぶってくるわけですが、今ここで私が申し上げるまでもなく、軽油引取税の値上げあるいは高速料金の値上げ、大変この負担が輸送業界には強いられておるという中で、何か特石法廃止によって軽油...全文を見る
○泉信也君 抽象論でお答えいただくことももちろん大切だと思いますが、簡潔にこれからお尋ねすることにお答えをいただきたいと思います。  今、独歩高という御説明がございましたけれども、私持ち合わせております建設省の資料では、決してそういうことは言えないんじゃないでしょうか。日本の軽...全文を見る
○泉信也君 済みません。手短にお願いします。
○泉信也君 エネ庁の資料で、石油輸入製品の価格の推移という軽油のところを見ますと、平成五年からほとんど変わっていない、むしろ漸減傾向にあって、平成八年は若干上がっておりますけれども、こういう動きなんですね。輸入価格です、これは。どうして日本のその軽油が世界のマーケットに比べて高い...全文を見る
○泉信也君 原油の価格が動くとか為替レートが変動するなんて、これは当たり前の話で、そのことが今回の価格の変動に影響しておると私には思えないんです、このおたくの資料で見る限りはですね。ですから、私としては、そもそも特石法を廃止して世界のマーケットからより安い、品質もいいものを入れよ...全文を見る
○泉信也君 今のお答えを私は大変重視したいというふうに思うわけです。  そこで、エネ庁の方はとりあえずここで切らせていただきまして、公正取引委員会お見えでございますか。——今お聞きのように、軽油が上がってきておるということでございまして、私の手元にございます資料ですと、ほぼ全国...全文を見る
○泉信也君 ことしの二月十四日、それから三月十九日、全日本トラック協会から公正取引委員会に、そうした談合の疑惑がある、あるいは値上げの動きに対する調査依頼という文書が出されたと思いますが、このことは受けとめていただいておるのか、そしてその調査が進んでおるのかどうか、お答えをいただ...全文を見る
○泉信也君 それでは、ちょっと観点を変えまして、石油分野において今までやみカルテルとかいわゆる独禁法違反と言われたような事例があったのかどうか、常習犯なのかどうか、この分野は。お答えいただけますか。
○泉信也君 今、御答弁いただきました事例だけでこの業界の体質を論ずることは差し控えなければなりませんけれども、そういう可能性を持っておるというふうに思うわけですね。  そこで、こういう文書が出ておる、しかも同じような価格だ、内容もほぼ同じ、こんなことになりますと、こういうことだ...全文を見る
○泉信也君 関係業界から調査の依頼も出ておりますし、私も、こういう文書を見ますといわゆる談合、やみカルテルが結ばれておるんではないかということを危惧するわけであります。ぜひ厳正な調査をやっていただいて、そして、そういう具体的な事例が出てまいりました場合には厳しい措置をお願いをして...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。