泉信也

いずみしんや



当選回数回

泉信也の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第140回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○泉信也君 内航海運の問題は大変議論の積み重ねが今日までございまして、特に船腹調整の問題は各方面から多くの指摘がなされてきたわけであります。私の理解では、部分的には誤解に基づく話もあって、そのことによって進む方向が間違ってくることのないように、我々委員会の中でも十分議論をしなきゃ...全文を見る
○泉信也君 ローロー船等につきましては、先ほどの局長の御説明ですとコモンキャリアとしての役割を担っておるかと思いますが、十年度末までと申しますともう本当にわずかしかないわけです。この部分は、民間の話し合いの中で運輸省としてはそういう指導をしていくという理解でよろしゅうございましょ...全文を見る
○泉信也君 その他の船舶については、平成八年の十二月では前倒しという言葉で表現をされておるわけですが、三月の時点の、先ほどもお尋ねがございました達成状況を踏まえてというこの部分が実は落ちておるわけです。これは、三月の閣議決定の達成状況を踏まえてというのは生きておるのか三月の決定の...全文を見る
○泉信也君 私は閣議決定というものは大変重みのあるものだと思いますので、決めていただいたことは確実に実行する、そのことは大変重要だと実は思っております。閣議で決められますと、一般国民はもちろんのこと、事業者もそれに基づいた経営計画というものの議論をなさるんだろうと思うんですね。で...全文を見る
○泉信也君 この五つの要望の中で、中でと申しますとちょっと言い過ぎかもしれませんが、今回、具体的にこの債務保証基金をつくって支障のないようにというのが一つ取り上げられたというふうに私は理解ができるわけですが、そのほかの項目についてじゃどうするのか。  先ほどのお尋ねの中にも、御...全文を見る
○泉信也君 今お話ですと実態調査をしていただいておるということでございますので、その結果を待たなければ方向が出てこないことになるかと思いますが、ぜひ、先ほど来も出ましたように、一杯船主と言われる方々がどのような状況で通常の経営上のコストを割って運送に従事しておられるかというような...全文を見る
○泉信也君 そこで、この法律の改正の中でもう一つお尋ねをしておきたいことがございますが、内航海運組合法の八条の九の二に今回の改正の内容があるわけですが、「金融機関の委任を受けてするその債権の取立て」ということも記述がなされておるわけです。  中小企業等協同組合法の中にこうしたこ...全文を見る
○泉信也君 大臣に一つお伺いをさせていただきたいんですが、内航海運も今の船腹調整制度の廃止の方向に進んでおりますし、いわゆる需給調整の政策を転換されようとする中で、同じ国内の海運の中にございます旅客船についてもこうした施策が展開されていくだろうというふうに思うんです。  旅客船...全文を見る
○泉信也君 次に、これまでの内航と話を変えまして、外航の問題についてお尋ねをさせていただきたいと思います。  いわゆる日米の外航問題が大変重大な時期を迎えつつあるのではないかというふうに思うわけでございます。運輸大臣からもスレーター運輸長官に親書を出されて、この問題解決に御努力...全文を見る
○泉信也君 今回のFMC等のやり方というのは、私はけしからぬ、断固反対をしてほしいというふうに思っておるわけです。邦船三社に課徴金を課すなどというのはとんでもないことだ、こういう思いを持っています。  しかし、一方では今、局長御説明ありました事前の協議制度と言われるようなものが...全文を見る
○泉信也君 港運協会が中に入って調整をする、二・二協議というんですか何かそういうシステムが日本では行われておるということですが、労働組合のつくり方が諸外国と違うところもあって全く同じにはならないと思いますが、運輸省が今、三者協議ですか四者協議ですか、その協議の中に入っておられるよ...全文を見る
○泉信也君 確かに民間ベースの話ではあるかもしれませんが、これからの成り行きによっては国益にもかかわるような話でございますので、ぜひある意味では積極的に運輸省も出れるところは出ていただきたい、こんな思いを持っておるものです。  きのうも日曜荷役が八大港か何かでとまったようでござ...全文を見る
○泉信也君 なかなか局長のお立場ではお答えにくいことかと思いますので、最後に大臣にお尋ねをさせていただきます。  この港湾運送事業の問題は、あるいはもっと広く言えば日本の港湾の行く末にかかわる大変大きな課題だと思っておりまして、いずれこの需給調整の政策の変更の中でこの問題も扱わ...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。
04月09日第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第1号
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○泉信也君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
04月11日第140回国会 参議院 本会議 第18号
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○泉信也君 私は、平成会を代表して、ただいま議題となりましたいわゆる駐留軍用地特別措置法の一部改正案に対し、総理並びに防衛庁長官に質問いたします。  総理は、昨年四月十七日、クリントン大統領とともに日米安全保障共同宣言を発表されました。当日の参議院予算委員会において、総理は私の...全文を見る
04月14日第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第3号
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○泉信也君 平成会の泉信也でございます。  ただいま議題となりました駐留軍用地特別措置法の問題は、国益あるいは県益、個人の権利、公共の福祉、そうした葛藤の中での議論であろうと思います。改正に賛成する方もあるいは反対をされる方もそれぞれ心に痛みを感じてこの問題を論じておられること...全文を見る
○泉信也君 そこで、今回の特措法の議論の根本になります一つの考え方として、なぜ米軍が日本に駐留するのか、沖縄に駐留するのか、こうしたことが根っこにあると思うわけです。安保反対運動が華やかなりしころの世代の人間にとりましてはこのことはよくわかっておると思いますが、若い方々には、安保...全文を見る
○泉信也君 今お読みいただきましたように、五条の前半は、まさに日本国の施政下にある領域における安全確保のために危険に対処するよう行動する、こういうことが宣言されております。六条は、日本の安全と極東における国際平和のためにアメリカ合衆国が日本国において施設及び区域を使用することを許...全文を見る
○泉信也君 実効的支配がまさになされようとしておることについて、口頭なり文書なりで抗議をするだけで済む話でございましょうか。
○泉信也君 おっしゃいますように外交問題でございますので話し合いをしていくということは鉄則だろうと思います。しかし、まさに国家主権にかかわる問題であります。八十メートルの埠頭ができる。それを看過しておる日本の政治は、果たして沖縄県民が味わっておられる苦痛、重荷を思うときに許される...全文を見る
○泉信也君 大変難しい問題であることは承知をいたしておりますが、漁業問題等にも絡む我が国民にとっては見過ごすことのできない状況を迎えておることをお忘れいただきませんようにお願いをしたいと思います。  またもう一つは、尖閣列島の問題でございます。これは衆議院でも議論があったようで...全文を見る
○泉信也君 今の御返事をお聞きしまして幾らか安心をいたしました。しかし、駐日大使をした方がそれはどこの国に所属するかコメントしないというか、そういうお話がございましたね。そういうお話があったとしますならば、今後の推移を見ながら日本の立場をぜひさらに強く主張していただきたい。そうし...全文を見る
○泉信也君 四十七年の沖縄の返還当時から比べますと実態的にも駐留米軍が減っておる、沖縄についてもしかりであるということはよくわかりました。  しかし、それでも沖縄の位置、沖縄の基地機能というものは大変重要であるということを政府は力説されておられます。十一日の参議院本会議におきま...全文を見る
○泉信也君 よくわかりました。  昨年四月の共同宣言のその日、午後からの参議院の予算委員会でこの共同宣言問題について御質問させていただきましたときに、池田外務大臣ともこの十万人、四万七千人ということについて議論をさせていただきました。それだけに私は、わずか一年しかたっていない、...全文を見る
○泉信也君 五十七年にふえたというのは、新しい契約時期なんですね。それがまた、いただきました資料によりますと、五十七年当時で二千人余りでありましたのが今日では三千人弱ですか、数値が出てきておりますが、これはどういう格好で細胞分裂みたいにふえてきているんでしょうか。
○泉信也君 今のお話を聞きますと、数だけではなかなか議論しにくい点があるということになろうかと思うわけです。私は、こうした運動が沖縄だけではなくて国内ではどういう動きになっておるか、国内にもこうした一坪地主あるいは先ほど読まれましたように、(「愛知」と呼ぶ者あり)失礼いたしました...全文を見る
○泉信也君 今御説明ありました一坪反戦地主と言われる方々が全国各地に散在しておるということは承知をいたしておりますが、いわゆる自衛隊基地に絡んでこんな動きがございますでしょうか。
○泉信也君 ちょっと聞き漏らしましたが、今のは、そういう運動が起きてきた場合には返還をしておられるんですか。自衛隊として必要な空間として確保している部分を、そういう運動によって返還しておられるという御説明ですか。
○泉信也君 これは後でお尋ねをしたいという思いを持っておりました。国の安全にかかわるものは、米軍の駐留だけではなくて、自衛隊の場合においても国が直接責任を持って必要な空間を確保していくということが私は必要ではないかという思いがあったものですから前もってお尋ねをしたわけでございます...全文を見る
○泉信也君 今お話しのように、公開審理の三回目が二十七日に行われて四回目の日にちも決まらないと、こういうことでございますけれども、これまでの例からしますと若干内容は違うようですが、八回の場合もあったし九回の場合もあったというふうに伺っておりまして、この法改正への取り組み方が少しお...全文を見る
○泉信也君 この法律の中でたびたび議論がなされております一つは、収用委員会の裁決が半年とか一年とかというふうになった場合にはどうするのかという質問がございました。これに対して、これは衆議院の方の質問の中でございますが、極端な場合は再審理を申し出ると、極端に短い場合ということだと思...全文を見る
○泉信也君 今回の法改正の中で、例えば使用認定後裁決申請までの期間が、これは土地収用法の三十九条で一年以内ということになっておりますが、これが延びるというようなことは、この部分も改正をしておく必要があるというふうにはお考えになりませんでしたでしょうか。
○泉信也君 想定されたような事態が発生しないということを期待するわけですけれども、しかし今回の件も、七年の五月九日から八年の三月二十九日までほぼ一年に近い期間を要しておりまして、何か段取りが狂ったら認定が無効になるということも起こり得るケースがあるんではないかという思いを私は持っ...全文を見る
○泉信也君 政府側がお答えになります。その必要最小限という意味は私なりに理解をしておるつもりですけれども、何か今回の改正がかなり強引ではないか。収用委員会は触れないようにしておるから、権原には一切手を触れないようにしておるということは確かにそうかもしれませんけれども、裁決が出るま...全文を見る
○泉信也君 少し考え方が違うところもございますけれども、この問題は横に置いて、もう一言総理にお尋ねをいたします。  三つの項目がございますけれども、三項目め、国が最終的に責任を負う仕組みということについては総理はどういうことを具体的にはお考えでございましょうか。
○泉信也君 この特措法と直接かかわることではございませんが、内容的には大変我が国の安全に重要な関係がございます、いわゆるガイドラインの問題について若干お尋ねをさせていただきます。  参議院の本会議でも、今日までの検討状況、今後に残された課題についてお尋ねをいたしましたけれども、...全文を見る
○泉信也君 外務大臣に早回りしてお答えをいただきまして、国会承認を要するものではない、こういうお答えをいただきましたが、実はこれは当然両国を拘束する、これは当たり前のことでありまして、責任と義務が発生する代物だろうと私は思っております。  したがって、総理からは、さきの本会議で...全文を見る
○泉信也君 恐らくこのガイドラインは、日米両国間の権利と義務を規定したものだろうというふうに私は思うんです。これをやっていただきたいという米側の要望であり、日本がそれにこたえましようという約束事でありますので、私は条約に相当するものだというふうに考えますが、きょうは問題の指摘にと...全文を見る
○泉信也君 大変文句のつけようのない御答弁でございます。  そこで、文部大臣、サイパンにおいでになったことはございますでしょうか。私、サイパンに機会があって訪ねました。いわゆるバンザイ・クリフと言われるところもございますし、あるいはまたその少し背後に自殺岸壁と申しましょうか、ス...全文を見る
○泉信也君 強制連行の記述をしていないというふうにおっしゃいますけれども、背景を知らない子供たちがあの教科書を読んだときには、私は決してそういうふうには受け取らないと思います。  大臣、政府見解は訂正されていないと、こういうふうにおっしゃいましたですね。文部大臣として、閣議か何...全文を見る
○泉信也君 子供たちの教育の全体を預かっておられる文部大臣が、一方で、政府の中の一部局ではありますけれども、強制連行に関する資料はないというそうした事実を表明しておられる。私も資料を見せていただきました。参議院予算委員会の要求によってつくられた資料もつぶさに見せていただきました。...全文を見る
04月17日第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第6号
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○泉信也君 私は、ただいま可決されました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連...全文を見る
05月22日第140回国会 参議院 運輸委員会 第10号
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○泉信也君 平成会の泉でございます。  きょうは、大きく二つに分けてお尋ねをさせていただきます。最初は法律案そのものについて、そして後半はいわゆる政府・与党の合意の内容についてお尋ねをしたいと考えております。  本会議でも同僚議員が質問をいたしました第一条の目的について、地域...全文を見る
○泉信也君 新幹線が地域の浮揚に今日まで寄与してきたことを私は否定するものではありません。  二番目におっしゃった、自治体の負担を、今回一五%から三〇%という数値が出ておりますが、そういう負担を求めるために目的の変更をしたということが強いんでしょうか。
○泉信也君 総理の御答弁の中にも、新幹線は国土軸だということをお答えになっておられるわけですね。しかも、衆議院の運輸委員会で地方自治体の負担の軽減の方向を示唆しておられる御答弁もかつてありました。一五%がいいのか二〇%がいいのかはちょっと別にしまして、私自身は、新幹線というのはや...全文を見る
○泉信也君 これは憶測でございますけれども、運輸省と自治省の間の役所の、あるいは大蔵省も絡んでおるのかもしれませんが、そういう事務処理的発想の中で目的がいじられたのかなというようにも私邪推をするわけです。やはり新幹線は国土の非常に大切な骨組みをつくるという位置づけで押し通してほし...全文を見る
○泉信也君 この問題はこの程度にして次に移らせていただきますが、現行法でも十三条の二項にこうした地域の開発というか地域振興の観点からの規定があったわけですから、私はこれで十分ではなかったかということだけ申し上げまして、十三条に移らせていただきます。  先ほどもお尋ねがございまし...全文を見る
○泉信也君 政令の内容はまだ。
○泉信也君 法技術的なお話だというふうに今御答弁をいただきましたけれども、公共事業にかかわるものはほとんど法律の中で負担なり補助なりの規定がなされておって、若干過去の経緯がありますのでいきなり書くことの難しい点も理解できないわけではありませんが、やはり私はこの部分についてはいずれ...全文を見る
○泉信也君 確かにこの貸付料と言われるものの部分が動くというか、額が確定できないというような物理的な面もありますけれども、建設費用の負担、こういうふうな言葉では具体的には国と都道府県ということしか出てこないのに、実態上はもう一つ別の財布がある。この法的な位置づけというのはなされな...全文を見る
○泉信也君 そこで、十三条の現行法と改正法の中で負担をするという言葉とそれから助成をするという書き分けがしてあるわけですが、これはどういうふうに理解をしたらいいんでしょうか。十三条の前の括弧書きを見ますと「建設費用の負担等」、現行は「財政上の措置等」とこうなっておりまして、片方は...全文を見る
○泉信也君 では次に進ませていただきますが、十三条の二項の「利益を受けるもの」というのは具体的にはどういう事柄を指しておるんでしょうか。利益を受けるものに負担金の一部を負担させることができると県が判断をするときに、当該市町村が利益を受けるか受けないかというのはどうやって判断するこ...全文を見る
○泉信也君 これから御検討をいただくということでございますが、こういうところに恐らく目的をいじった影響が出てきておるんじゃないか。市町村にまで負担を場合によってはお願いをするということは、新幹線がローカル線みたいな位置づけになってきたのではないか、私はそのことが一番最初にお尋ねし...全文を見る
○泉信也君 これは交付税等の手当てを自治省としてはなさるということでございましょうけれども、この規定だけでは大変あいまいではないか。恐らく、政令ベースでどう書かれるのかわかりませんけれども、「支障を生ずることのないよう」という言葉は、地方自治体の財政事情が何の原因で支障を生じるこ...全文を見る
○泉信也君 次に、政府・与党の合意の点についてお尋ねをさせていただきます。  まず、既設新幹線譲渡収入の七百二十四億円というものの性格、これは従来の三線五区間のときも、一部分は国の負担になったりJRの負担になったり、この境界が右、左に動いてきたこともありますけれども、この金は本...全文を見る
○泉信也君 最後に局長お答えいただきましたところ、国の負担とみなす理由をあわせてお尋ねしょうと思ったんですが、今の御説明ですと、むしろ三線五区間のときに一部をJR負担と逆にみなしてきたというのは、今回の国の負担とみなすということとは矛盾は出てこないんでしょうか。
○泉信也君 新しい財源スキームのこの表は決して公式なものというか、法的なものでもないと理解をした上でお尋ねしますけれども、このJR三五%という考え方が、国民にとってはJRが常にまだ負担をしておるということを思わせることになっておると思うんですね。ですから第二の国鉄とかなんとかとい...全文を見る
○泉信也君 もう一つ、この譲渡収入についてお尋ねをいたしますと、これはそもそも三線五区間にだけ使うという話ではなかったかと私は理解をしておるんですが、新しい区間にもこれを使っていいということは何かどこかに断りをした上でそういうことになるんでしょうか。それとも本来これは従来の整備計...全文を見る
○泉信也君 もう一つちょっと理解できないところがありますが、お尋ねしたいことがたくさんありますので先に行きます。  今回、国と地方の割合を二対一というふうに決められましたけれども、これは何か考え方の根拠みたいなものが、理屈と申しましょうか、あるんでしょうか。
○泉信也君 これも目的のところにかかわる話でございますので、とりあえずは三分の二、三分の一ということで決められたということでございますので、一般的な公共事業でもこういう比率がないわけではございません。国の性格が強いものについてはもっと高率の国の負担というのが私はあってもしかるべき...全文を見る
○泉信也君 結果的には今、室長からお答えになったようなことかもしれませんけれども、議論の過程では固定資産税の話が絡んで出てきましたね。その中で最終的には、いやその分が六百億、八百億あるとか、いろんな話があった結果がたしか三百億ぐらいになったというふうに思っております。  今の室...全文を見る
○泉信也君 かつて自治省は地域の負担割合をふやす余地はないというようなべーパー、それからまた地方交付税による措置はできない、地方交付税の性格からしてそういうものはできないというふうにお答えになったことがありました。私はそれを今どうこう申し上げるつもりはありませんけれども、こうやっ...全文を見る
○泉信也君 そういたしますと、この「等」についてはちょっと別といたしまして、貸付料の算定方法というのはどういうことになりますか。これは事実かどうかわかりませんけれども、東洋経済のことしの二月号の中では、従来はJR東、西は建設費の二〇%、JR九州は五%というようなものが算定根拠にな...全文を見る
○泉信也君 受益の範囲ということは、受益がなければそうすると貸し付けでは出てこない、こういう理屈は成り立つわけでしょうか。  それで、もう一つお尋ねしますと、これはJR民営化十年の新聞情報ですと、開業による受益の範囲で負担すると決まっておるけれども、受益の概念が極めてあいまいで...全文を見る
○泉信也君 そういたしますと、受益が発生しなければ貸付料という料金の収入はなくなるわけですが、例えば高峰−長野間みたいに公団債なり財投資金でやった場合は、これはどういうことになるんでしょうか。借金でやるわけですから、どういう項目で公団はJRからお金をとられることになるんでしょうか...全文を見る
○泉信也君 今、お答えいただいたそのあたりも実はお尋ねしたい。  高崎−長野間だけで償還できない場合には三線五区間の全体に負担をしていただく、こういうことですね。今お答えになりました。そうしますと、恐らく利益が出ないというか受益の範囲と言われた限界をオーバーする線区が出てくるこ...全文を見る
○泉信也君 これは新規着工区間の話にも絡んでくるわけですけれども、JR東だけでこの部分を負担するということとは違うわけですね。後でお尋ねしますけれども、それぞれの路線の収支採算性の議論はそのJR会社の範囲の収入、支出で議論するというふうに私は聞かせていただいておりますが、この部分...全文を見る
○泉信也君 そういたしますと、当然借りた金ですから年次ごとに返していかなきやならないんですが、それに見合う金が十分に上がってくると。論理的にはそういう説明をさっきされましたけれども、上がってこなかった場合はどうするかと貧乏人がすぐ心配したくなるわけですが、上がってこなかった場合は...全文を見る
○泉信也君 国の負担のことについて少しお尋ねをいたしますが、国の負担が三五%、こういうことになっておりまして、私、最初はこの三五%という数値を見まして、国の負担の額が先に決まって、それを〇・三五で割ると全体の事業費が出てくるんだな、こういうふうに理解をしておりましたところ、そうで...全文を見る
○泉信也君 そこで、新規着工区間にどれくらい投資ができるかということをお尋ねしたいために今のような質問をさせていただきましたが、まず三線五区間の残事業はどれだけあるのでしょうか。
○泉信也君 そういたしますと、合意の内容で新規部分に約一・二兆円想定をしておられますので、全体として約二・四兆円程度の事業規模が平成三十年までの事業費として想定をされておるということかと思います。  そこで、この新規着工区間の一・二兆円の算出の考え方を説明していただけますか。
○泉信也君 確かに、ことしの予算千七百三十五億から貸付料を引いた額を二十二年間同じように投資をしていくとすれば、計算ですと約二兆五千億から二兆六千億ぐらいの数字が出てくると思います。  これは私の計算ですと、三百四十億を今固定して計算したわけですが、局長の御答弁ですとこれを発射...全文を見る
○泉信也君 確かに平成七年価格で計算をする必要があると思いますので、一・二兆円というのは私の計算ではもう少し余裕があるというふうに思いますが、とりあえず一・二兆円ということになりますと、このことと次にお尋ねしたい新規着工区間の事業費との関連性というのはどういうふうにとってあるんで...全文を見る
○泉信也君 そうしますと、政府・与党で議論されたと、その政府の一翼を担っていかれるわけですから、どの程度関与されたかわかりませんが、一・二兆と新規着工区間の関係は必ずしも今当局としては明快に説明ができる段階ではないと、こう理解すべきでしょうか。
○泉信也君 そこで、新規着工区間が三線区出てくるわけですが、これの考え方、できますならば各線区ごとに御説明いただけますでしょうか。
○泉信也君 政府・与党の合意ですから、御当局がどういう関与をされたのか私はわかりませんけれども、今の局長のお答えですと何となく第三者が決めたというような感じも私には受けとめられるわけです。そのことを今議論をしても仕方がありませんが、東北ルートにつきましては、東北新幹線については一...全文を見る
○泉信也君 工事の話は、きょうはお尋ねするつもりはございません。全体の枠の一・二兆円の話でさせていただいておりますので、個々のことはまたいつか議論ができるかと思いますが、これはやはりお金との相談事であることももちろんそうですけれども、交通論的には私は、やはり糸魚川まで絵をかいて、...全文を見る
○泉信也君 この部分は、今の原案も一つの考え方だと私も理解しないわけではありません。  ただ、今の鹿児島−八代間三時間三、四十分ぐらいが二時間十分になると、これは物すごく短縮効果が大きいと思うんですね。それで、八代から博多まで仮につなげた場合には恐らく二十分ぐらいの短縮になると...全文を見る
○泉信也君 こり需要予測モデルというのは、どうやって検証するかということになるとなかなか難しい点が技術的にもあると思っております。今、想定されておりますモデルの再現性みたいなもののチェックが何かなされたというか、分析の過程でございましたでしょうか。
○泉信也君 これはこういう場で議論することは必ずしもなじまないと思いますので、モデル式の議論をしたところで余り委員会の議論としては得策ではないと思いますから、このことについてはこれで質問を終わらせていただきますが、収支償うかどうかという議論はまさに需要予測が根幹にあるわけです。 ...全文を見る
○泉信也君 局長、もし今お持ち合わせでしたら、その三線五区間のときの内部収益率、どれぐらい出ておるかお答えいただけますか。
○泉信也君 今のような高い数値が出ておるということをもっと私は世の中に知らしめるべきだと思います。一二・〇というのはちょっと高いかなと思いますが、それにしましても七%を超える内部収益率が出ておるということは国民経済的にプラスだということを少なくとも計量的に表明をしておるわけですか...全文を見る
○泉信也君 次に、並行在来線の扱いについてお尋ねをさせていただきます。JRからの経営分離を考える際の運輸省の基本的な考え方、これは何か基準というかルールがあるのでございましょうか。
○泉信也君 非常に俗っぽい言い方をしますと、もうかるところはJRは自分でやる、もうからないところは切り離す、こういう言い方が非常にわかりやすいと私は思っております用地元の方々にとって新幹線は待ち望まれることではございますけれども、周辺での在来線鉄道の日々の役割というのはいささかも...全文を見る
○泉信也君 確かに、しなの鉄道については長野県を中心に自治体の方々が資本金を出していただいて経営をうまくやろうと御努力いただいておることは評価をいたしますけれども、いわゆる会社として地域の利便性にこたえていく過程でうまくいかなくなる可能性がやっぱりぬぐい切れないと私は思うんです。...全文を見る
○泉信也君 それは、政策的な考え方ももちろんあると思います。それから、全国で長い間、極端なことを言いますと三十年も四十年も、四十年はないかもしれませんが、お待ちになっておられる方々のお気持ちも政治的には配慮しなきやならぬ点もあると思います。  しかし、繰り返しになりますが、もし...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。終わります。
06月10日第140回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第6号
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○泉信也君 平成会の泉信也でございます。  本日は四人の先生方、ありがとうございます。  早速お尋ねをさせていただきます。  私どもは、今回の日銀法あるいは金融監督庁の法律につきましていろいろな議論をしてまいりました。その背景はもうここで私から申し上げるまでもございません。...全文を見る
○泉信也君 西崎参考人、そしてまた池尾参考人にお尋ねをいたします。  もう一つ、私どもは、いわゆる金融業を営みます民間事業者のみを今回は対象とした金融監督庁というものの議論がなされておりますが、むしろ公的金融機関につきましても一元的に検査監督をしていくという体制をとるべきではな...全文を見る
○泉信也君 賀来先生にお尋ねをいたします。  いわゆる先端商品あるいは取引というようなものが新たにふえてくる中で、これからの検査監督業務のあり方、中身が問題だということかと思いますが、そういうことが大変憂慮される実態があると私は思っております。  特に、これまでの議論で大蔵省...全文を見る
○泉信也君 民間との人事交流みたいなものも御示唆があったと思いますが、それは、金融監督庁という特殊ないわゆる秘密保持みたいなものとの関係をどういうふうに整理したらいいのか。いかがでしょうか。
○泉信也君 短い時間でございますが、小林先生、最後でございます。  企画立案と検査監督というものについては境界が不明確だ、明確にすべきだというような前提の中で、それでもなお地方の組織についても金融監督庁は独自のものを持つべきだ、全体で今五百人ぐらいという中で、もっともっと組織の...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。
10月16日第141回国会 参議院 運輸委員会 第1号
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○委員長(泉信也君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  去る六月十八日の本会議において運輸委員長に選任されました泉信也でございます。  本委員会の運営に当たりましては、委員各位の御協力のもとに、公正、円満に行ってまいる所存で...全文を見る
○委員長(泉信也君) まず、委員の異動について御報告いたします。  去る六月十八日、瀬谷英行君が委員を辞任され、その補欠として渕上貞雄君が選任されました。  また、去る七月四日、橋本聖子君が委員を辞任され、その補欠として馳浩君が選任されました。  また、去る九月二十六日、直...全文を見る
○委員長(泉信也君) 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。  戸田邦司君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(泉信也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  理事の辞任及び委員の異動に伴い現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。...全文を見る
○委員長(泉信也君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に馳浩君及び及川順郎君を指名いたします。     —————————————
○委員長(泉信也君) 次に、国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、運輸事情等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(泉信也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(泉信也君) 次に、運輸事情等に関する調査を議題といたします。  去る九月三日から五日までの三日間行いました大分県及び福岡県における空港、港湾及び鉄道の整備状況等運輸事情に関する実情調査のための委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。馳浩君。
○委員長(泉信也君) 以上で派遣委員の報告は終了いたしました。     —————————————
○委員長(泉信也君) この際、藤井運輸大臣及び江口運輸政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。藤井運輸大臣。
○委員長(泉信也君) 江口運輸政務次官。
○委員長(泉信也君) 本日はこれにて散会いたします。    午前十時十三分散会
11月18日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第9号
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○泉信也君 平成会の泉信也でございます。  参考人の先生方、ありがとうございました。  まず、私は新藤先生からお話を承らせていただきたいと思います。  先日、先生が御寄稿なさいました新聞の欄で、行政改革に絡んででございますけれども、理念あるいは論理の明瞭さ、緻密さということ...全文を見る
○泉信也君 この問題について、島田先生から先ほど法の形にすることが重要だという御発言がございましたけれども、先生の御意向をもうちょっと補足していただけますでしょうか。
○泉信也君 この法案の意義はそれなりに私も承知をしておるつもりでございますが、現在のこの不況のまさに大変な時期に本当にタイミングとしていいのか。いずれこうした大改革に取り組まなきゃならないことは十分承知をした上でお尋ねを申し上げるわけですが、新藤先生いかがでございましょうか。タイ...全文を見る
○泉信也君 上條先生にお尋ねをいたします。  先ほど、日本経済の再活性化のためには民間企業の役割が非常に大きいということからお話をお聞かせいただきましたけれども、少子化に触れるところまでいかなかったと先生お話しでしたが、少子化の問題も含めまして、財政改革法と言われるものと先生か...全文を見る
○泉信也君 新藤先生にまたお尋ねをさせていただきますが、先ほど来、諸先生のお話もそうですが、いわゆる構造改革法と言える代物かどうかとの御指摘が言葉をかえてあったかと思います。この法案をこのままやりましても債務残高の絶対額が累増していくということは避けられないと、私はこういう仕組み...全文を見る
○泉信也君 島田先生にお願いいたします。
○泉信也君 この法案と直接かかわり合いかないことにもなりかねませんが、残されました時間、新藤先生、今日の景気の局面を見ましたときに、私どもは内需の拡大が、公共事業ということではありませんが、個人消費をいわゆる九兆円も縮小させたということが今日の景気を後戻りさせつつある、足踏みと政...全文を見る
○泉信也君 もう時間が参りましたので、私のお尋ねをこれで終わらせていただきます。  先生方、ありがとうございました。(拍手)
12月04日第141回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○委員長(泉信也君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  運輸事情等に関する調査のため、本日、参考人として日本鉄道建設公団総裁塩田澄夫君及び日本国有鉄道清算事業団理事長西村康雄君の出席を求めたいと存じますが、御異...全文を見る
○委員長(泉信也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(泉信也君) 運輸事情等に関する調査を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(泉信也君) この際、委員の異動について御報告いたします。  ただいま寺崎昭久君が委員を辞任され、その補欠として益田洋介君が選任されました。     —————————————
○委員長(泉信也君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午後零時三分休憩      —————・—————    午後一時開会
○委員長(泉信也君) ただいまから運輸委員会を再開いたします。  この際、委員の異動について御報告いたします。  本日、渕上貞雄君が委員を辞任され、その補欠として梶原敬義君が選任されました。     —————————————
○委員長(泉信也君) 休憩前に引き続き、運輸事情等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(泉信也君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後三時散会      —————・—————
12月12日第141回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○委員長(泉信也君) ただいまから運輸委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る五日、梶原敬義君及び益田洋介君が委員を辞任され、その補欠として渕上貞雄君及び寺崎昭久君が選任されました。
○委員長(泉信也君) 次に、外国等による本邦外航船舶運航事業者に対する不利益な取扱いに対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、提出者衆議院運輸委員長大野功統君から趣旨説明を聴取いたします。大野功統君。
○委員長(泉信也君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。——別に御発言もないようですから、これより討論に入ります。——別に御意見もないようですから、これより直ちに採決に入ります。  外国等による本邦外航船舶運航事業者に対する不利益な取扱いに対する...全文を見る
○委員長(泉信也君) 全会一致と認めます。よって、本案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(泉信也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(泉信也君) 次に、請願の審査を行います。  第一九六号国民生活に不可欠な公共交通機関の確保に関する請願外十件を議題といたします。  本委員会に付託されております請願は、お手元に配付の付託請願一覧表のとおりでございます。  これらの請願につきましては、理事会において...全文を見る
○委員長(泉信也君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。     —————————————
○委員長(泉信也君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  運輸事情等に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(泉信也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(泉信也君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(泉信也君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(泉信也君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時七分散会      —————・—————
12月12日第141回国会 参議院 本会議 第11号
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○泉信也君 ただいま議題となりました法律案につきまして、運輸委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  本法律案は、外国等が本邦外航船舶運航事業者に対し、不当に差別的な負担金の納付を義務づけ、もしくは本邦外航船舶運航事業者の使用する船舶の当該外国の港への入出港を制...全文を見る