泉信也

いずみしんや



当選回数回

泉信也の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○泉信也君 監察結果を当委員会に報告するような仕組みについてのお話がございましたが、その前に、この行政監察プログラムというものがつくられる過程で各省と協議をするのか、そして今後、この委員会ができたわけですが、このプログラム策定と我々の委員会が何らかのかかわり合いを持てる仕組みが考...全文を見る
○泉信也君 プログラムをつくる段階で各省協議がないとおっしゃいましたけれども、過去このプログラムを、これは初めてつくったわけですかね、お尋ねしたいのは、例えば事務次官会議とか閣議で、当局がつくられた案がうまくいかなかった例というのはございますか。
○泉信也君 はい。
02月20日第142回国会 参議院 本会議 第10号
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○泉信也君 私は、自由党を代表して、橋本総理の施政方針演説に対し、総理及び建設大臣にお尋ねいたします。  まず、橋本内閣の国民に対する姿勢を伺います。  沖縄海上ヘリポート基地問題の推移の中に、国民の多くは橋本内閣の本質を見せつけられた思いであります。知事の反対表明を受け、政...全文を見る
03月11日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。  きょうは、長官の所信を伺った機会に議論をするというよりも、お考えを承らせていただくということでここに立たせていただきました。  長官の所信の最後の部分を読みますと、昨年の長官の発言とは違った趣旨があるように私には思えるわけであります...全文を見る
○泉信也君 大変いいお話を伺ったわけでございますが、ぜひそうした姿勢で環境行政が続いていきますことを私は期待をするものでございます。    〔委員長退席、理事山崎正昭君着席〕  そこで、これは必ずしも長官にお尋ねするということではございませんが、昨年の所信表明では具体的に七つ...全文を見る
○泉信也君 わかりました。  そこで、この環境問題は大変難しい課題であることは承知をいたしておりますし、それなりの調査あるいは研究が必要であるとは思いますが、長官の所信の中の第二にございます「環境保全型社会」ということが、これは環境庁の一つの大きなテーマとして今日まで取り上げら...全文を見る
○泉信也君 大量消費あるいは大量廃棄というようなものをやめていく方向にするためには、国民的な運動というか思想の改善というふうなところまで踏み込まなきゃならぬ、そのことが環境教育というようなことで所信の中にも書いてあるのではないかと思うんです。  教科書問題等について、環境庁から...全文を見る
○泉信也君 大変積極的な取り組みをしていただいておると承りました。これは気の長い話ではありますけれども、子供のときからの考え方、我々はもったいないという言葉を使いながら育てられましたが、そういう感覚も実は大変重要なのではないかと思いますので、ぜひ文部省との御相談を続けていただきた...全文を見る
○泉信也君 今の御説明も大変ありがたく受けとめました。  自然公園三百四カ所とおっしゃいましたか、この管理はどういうやり方をしておられるのか、大変数が多いので環境庁だけでというのは難しいかなと思うわけですが。
○泉信也君 先ほど岩井議員からのお尋ねがございました新しい全国総合開発計画の中でも、自然環境の保全とかあるいは多自然居住地域とか何かそういう言葉も出ているようですが、当然全総計画をつくるとき各省協議がなされたと思いますけれども、環境庁と国土庁の間で議論をするときに、国土庁のこうい...全文を見る
○泉信也君 話を変えまして、次の第五の項目に挙げてございます「大気環境・水環境」のことについて少しお尋ねをしておきたいと思います。  この中で、いわゆる大気汚染の問題、ディーゼル車の排出ガスの規制の強化を検討しておるということが書いてございます。これは、CO2の排出量が運輸部門...全文を見る
○泉信也君 確かに、費用対効果の問題は重要で、どの断面で切るか、あるいは国民経済的に物を見るかによって変わってくるとは思いますが、環境をよくするためにこうした規制を強化する一方で、入れやすいような仕組みもあわせて考えていただくことが国民生活にとってもプラスになるのではないかという...全文を見る
○泉信也君 この首都圏サミットのお話は前から何かなかなか呼吸が合わないというようなこと、フェニックス計画をつくる際に呼吸が合わないというようなことを聞いておりますけれども、基本的こういう震災の場合の瓦れきの処分の責任者というか、片づけると言った方がいいのかもしれませんが、それはだ...全文を見る
○泉信也君 今、大阪湾のフェニックスの話でも二百八十万トンという全体の三割強を受け取ってくださったそういう施設があったからうまくいったということだと思うんですね。家庭ごみから計算すれば二十五年分といいますと、とても市町村の手には負えない。したがって、知事レベルの話ということに持ち...全文を見る
○泉信也君 今お答えいただきましたように、フェニックスはもちろん瓦れきを受け入れるための施設ではないわけでございますが、本当に震災が起きた場合にこの八千万トンと推計されるような廃棄物、瓦れきをどう処理するか、あるいは仮置きをするかというのは大変な問題だと思うんです。  そこで、...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  恐らくこれは事が起きた場合にすぐ困ることでありますし、一番最初に申し上げましたように対応策を練っていなければ復興がままならない、そうした状態が目に浮かぶわけであります。  この問題は環境庁だけの問題ではないことを承知いたしておりますが、...全文を見る
03月12日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。  きょうは三大臣の所信を中心にお尋ねをさせていただきますが、まず国土庁長官にお伺いをいたします。  けさほど来、大変真摯なお答えをちょうだいいたしております。敬意を表するものでございます。  所信の中でも述べられております閣議決定を...全文を見る
○泉信也君 そうした軸の考え方がその次に出てきますいろいろな施策の中でどういうふうにつながってくるかというのがよくわからない。気候だ、風土だ、歴史的経緯だとか文化だとかおっしゃいますけれども、じゃ日本海の国土軸というものがどうしてあのように連帯的につながっておるというふうに言い切...全文を見る
○泉信也君 きょうは議論をさせていただくような時間も余りございませんのでこれ以上中に入ることはできませんが、今おっしゃったその新しい国土計画をつくるに際しての一番根本になるこの軸という発想は、国土審議会の結論であるとはいえ、何か地域の連帯というようなときに、本当にそうかな、そうし...全文を見る
○泉信也君 この計画の根拠になる法律は、私が申し上げるまでもなくかなり古い法律だと承知をいたしております。この法律の目的に、第一条は、「北海道における資源の総合的な開発に関する基本的事項を規定することを目的とする。」、こういうふうに規定をされております。また、二条においても、「国...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  私は、先ほど申し上げましたように、新たな時代の立法措置が必要ではないかという思いを持っております。  国土庁長官にあえてお尋ねしますが、地域別整備の基本方向という全総計画に基づくブロック別の計画をお立てになる中では、私がちょうだいしてお...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  また国土庁長官にお尋ねをさせていただくということでございます。  今回の新しい全総計画が、今の段階では閣議決定の前だということでございますけれども、総理の施政方針演説の中にも位置づけをなされておるわけです。閣議決定前で総理の施政方針演説...全文を見る
○泉信也君 それでは、建設大臣にお伺いをいたします。  けさ、大臣から不祥事についての特別な御発言がございました。同僚議員の質問の中でも、これは構造的なものか属人的なものかというやりとりもございました。私は、恐らく構造的なものだろう、こんな思いでございます。ただ、多くの職員がそ...全文を見る
○泉信也君 今の御答弁を重く受けとめさせていただきます。しかし、政官業の癒着でありますとか利益誘導ということについては、特に御出席いただきました三大臣はそうした分野とのかかわり合いが深いわけでございますので、なお一層慎重な振る舞いをお願いいたしておきたい。きょうはこれ以上の議論は...全文を見る
○泉信也君 それはわかりました。  もう一つ、費用効果分析について今日まで幾つか事例があったようですが、かなり有意性のある結果が出ておるかどうかだけ、時間がございませんので一言だけお答えをいただきたいと思います。
○泉信也君 終わります。
03月18日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。きょうはありがとうございました。  公務員の今回のいろいろな出来事に対しまして、参考人の先生方からもお話ございましたように、個々の人間は大変まじめに一生懸命やっておられる、むしろ構造的な問題だというふうに私自身は思っておるわけであります。...全文を見る
○泉信也君 きょう御提言いただきました中に、発覚した場合の職務怠慢の責めを負う御提言をいただいておりまして、こういうことが実際国会の中で、あるいは今申し上げました、大臣がもうおやめになっておられるとか、あるいは次官、局長が既に退官をしておられるというようなところにまでさかのぼって...全文を見る
○泉信也君 山口先生にお尋ねいたしますが、三番目に御指摘になりました日本の行政、政治の文化を変える必要がある、特に事前抑止の発想から決別する必要があるという御指摘をいただきました。  確かにそうした方向に進むべきだと思いますけれども、役所側からいいますと、法律から最後は口頭によ...全文を見る
○泉信也君 それから、山口先生にもう一つ、裁量のコントロールというところで、国会のコントロール、通達などまで国会へ報告させたらどうかというお話がございました。  これは、今の我々の委員会の制度の中でこうした問題を受けてこれを評価するというのはなかなか難しいところがあると思うんで...全文を見る
○泉信也君 もう一点だけ、堺屋先生、今回のこういう監視制度あるいは監察制度を考える場合に、私どもは性善説に立ってやった方がいいのか性悪説に立ってやるべきなのか、もしお話をお伺いできればと思います。
○泉信也君 ありがとうございました。
03月31日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第6号
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○泉信也君 少しのどを痛めておりましてお聞きづらい点があるかと思いますが、お許しをください。  今回の法律改正は、過去にも何度がこうした改正がなされておりますが、今回の改正に当たって、特に費用負担の仕組みについてでございますけれども、審議会等で御意見をいただくというようなことは...全文を見る
○泉信也君 費用負担のあり方について、特に御意見はございませんでしたか。
○泉信也君 大変大きなお金でございますし、いい仕組みであったという思いを持っております。  しかし、固定発生源の負担のあり方と自動車にかかわる部分との負担のあり方が若干違うように思っておりますが、簡単にこの負担の仕組みについて御説明いただけますか。
○泉信也君 広く負担をしていただくという仕組みも私は意味があると思います。審議会の中でもそういう御議論をしていただいていることを承知いたしておりますが、過去に被害をもたらした車と新たに車を所有することになった方々にも同じような負担を課していくということについて、私にとってはちょっ...全文を見る
○泉信也君 指定された地域の患者さんにお支払いするお金を固定された九千事業所からの方々に負担をしていただく。一方では、既に指定地域の解除からもう十年近くたっておりますね。さらにこれから五年間延長しますと十五年たちます。恐らく十五年後ぐらいの自動車重量税を納める方々にとっては、指定...全文を見る
○泉信也君 大変技術的に難しい問題があることもお話を伺っておるわけでありますが、負担の因果関係が必ずしも明確ではないということについては、ぜひ今後また御検討をいただきたい。  むしろ、私は、自動車の排気ガスの問題というのは大変重要なことでございますので、この法律に基づく予防事業...全文を見る
○泉信也君 取りやすいところから取る、ちょっと言葉は悪うございますけれども、そういうことにならないようにまたお考えをいただきたいと思います。  それで、予防協会が行っておられますいろんな調査研究があるわけでありますが、同僚議員からの御質問もございましたが、本当に成果が上がってお...全文を見る
○泉信也君 研究の成果はどういうものが具体的に上がってきておるんでしょうか。
○泉信也君 大変結構なことだと思いますが、実際、協会でこの予防事業に携わっておられる方はこの基金事業部の方々ということになるんでしょうか。  もしそうだとすれば、十七名という方々でこれからの大気汚染を中心とする予防事業をやっていただくについてはもう少し強化をしていただいた方が本...全文を見る
○泉信也君 しっかりやっていただくようにお願いをいたしておきます。  それから、先ほども幾つか指摘がございましたディーゼル車の排ガスの問題でございますが、道路沿いに住まわれる方々の健康影響を考えたときには、NOxだけということではなくて、いわゆる排気微粒子の問題についても、もう...全文を見る
○泉信也君 終わります。
○泉信也君 道路の必要性につきましては、これまでの議論の中でもそれぞれお認めになっておる事柄でございます。  かつて、軽油引取税の暫定税率七円八十銭という問題がトラック業界にとって死活の問題であるということで、私自身も議論をさせていただいたことがございます。しかし、そのことが輸...全文を見る
○泉信也君 四全総と言われるものが多極分散型の国土構造構築ということが前提になっておったわけですが、今回は従来の一極一軸型から四つの軸、私はよくわかりませんけれども、こうした多軸型国土構造を目指すということになりますと、今局長がお答えになりましたような政策でこの目的がより実現され...全文を見る
○泉信也君 先ほども一部お尋ねがございましたけれども、財政構造改革法の考え方がこの五カ年計画にどのように反映をされておるかということでございます。他の五カ年計画が五カ年を七カ年に単純に延長するという方策をとったわけでありますが、私自身はむしろその時点で五カ年計画を打ち切って新たな...全文を見る
○泉信也君 過去の五カ年計画の達成率というか実績率を見ますとかなり高いわけですね。そういたしますと、むしろ道路の五カ年計画については、財政構造改革法という縛りの中であってももっと大型の五カ年計画を組むべきではなかったのか、こういう思いがするわけです。  当局とされては、本来であ...全文を見る
○泉信也君 大臣、今局長がお答えのようにいろんなことはあると思いますけれども、十次の五カ年計画の達成率は一〇三・九%なんです。十一次が九四・三%。こういうことでありますので、公共事業のあり方の見直し論は当然やらなきゃなりませんが、これだけ多くの国民からの要望がある五カ年計画につい...全文を見る
○泉信也君 規模のことばかり申し上げては誤解を招くかもしれません。そこで、内容についてでございますが、コストを下げるということはあるいは必要な場所から投資をしていく、経済分析等も先ほど来議論がなされておりますが、そうしたことは当局としてさらに進めていただかなければならないと思いま...全文を見る
○泉信也君 定義がないままにお尋ねしては恐縮でございますので、このことは結構でございます。  ただ、非常に大中小と申しましょうか、御多分に漏れずこの道路関係の業界が多い。そういう中でどうやってコストを縮減していくかということは、今日までも建設業一般についてもそうですが、大きな課...全文を見る
○泉信也君 遮音壁のことをお尋ねしましたのは、我々が道路を通っておりますとかなり多様な遮音壁を見かけるわけでありまして、これが機能的に吸音式と反射式という二つの機能だけで整理できるとは思いませんけれども、やや種類が多過ぎるんじゃないか。もっと単一型に整理をすればコストを下げること...全文を見る
○泉信也君 二百五十億円というのは我々から見ますとかなり大きな金額だと思うんです。このことにつきまして、本当に最低コストでこうした環境対策がなされておるのかどうかということもこれからまた議論をさせていただきたい、このように思います。最後になりますが、先ほど来の投資効果の分析であり...全文を見る
04月08日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第8号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。  気象庁長官には、御就任早々おいでいただきましてありがとうございます。  気象庁では、約六百十一億という予算の中で、国民の日常生活あるいはもっと広い範囲での気象関係情報提供をしていただく等大変な活躍をいただいておることに敬意を表します...全文を見る
○泉信也君 気象庁は各種の情報を得て加工し、また分析をして一般の方々に情報を提供しておられると思います。非常に粗っぽい質問ですけれども、得られた情報の何割ぐらいが一般の方々の生活に密着する情報という形で出ておると、これは根拠もなかなか難しいと思いますが、長官の感触としてはどの程度...全文を見る
○泉信也君 気象庁といいますと、一般的には天気予報の役所だというふうに国民は見ておるわけですが、気象庁にとっては気象情報という天気予報そのものはある観測記録のほんの一端、言いますならば通常の観測において気象に異常があるかないかを調査される、その余録と言っては変ですけれども、ほんの...全文を見る
○泉信也君 気象庁全体の予算の中でいわゆる観測経費あるいは分析経費等に占める割合がかなり低いのではないか、機器の老朽化あるいは高度化という意味ではやや問題があるのではないかというふうに思っております。  そこで、こういう情報の高度化あるいは分析を進める上で、今回の行政改革の中で...全文を見る
○泉信也君 はい。
○泉信也君 気象庁長官としてのお答えはごもっともでございますけれども、さらに基本法には「気象測器に対する検定等の機能は民間の主体性にゆだねる」、こういう文章がございます。  これもそういう分野がないとは私も思いませんけれども、気象庁の業務の行政改革についてこういうことを書かなけ...全文を見る
○泉信也君 気象庁の行政改革についてはこれからの議論でありますけれども、気象技術の予報技術あるいは観測技術の向上あるいは錬磨を図っていただくことが最も大切であります。ここに列記してありますような、あえて私が申し上げますならば、どうも素人が気象庁を見ておるのではないかそんな感じの基...全文を見る
○泉信也君 十五メーター岸壁に限って特にお尋ねをいたしますけれども、現在は神戸港に二つの岸壁があるというように承知をしておりますが、およそ二〇〇〇年ぐらいにはどんな整備状況になるんでしょうか。
○泉信也君 そこで、実は木本局長も対談の相手に選ばれた方でもありますし、その他いわゆる民間人の方から、あるいは新聞にも出ましたが、十五メーター岸壁は日本には要らないんではないか、こういう御発言がございます。これは要らないというのはだれにとって要らないのか、日本国にとって要らないの...全文を見る
○泉信也君 いわゆる日本の港で、地方の港あるいは離島の港というものの考え方の必要性の議論はまた別途やらなきゃならないと思いますけれども、大型の国際コンテナターミナルというものについては私は日本の国威を発揚すると言うと大げさですが、局長お答えのように主要航路の日本の港が一角を占める...全文を見る
○泉信也君 公共事業全般がそうですけれども、特に港の整備については批判があることは局長が一番御承知のことだと思います。  そのことに便乗してと言っては恐縮ですけれども、新聞でも港湾の大型岸壁の整備についての批判がありますが、私は先ほどから何度か申し上げておりますように、国の存立...全文を見る
○泉信也君 計画策定の段階でそういう意見調整がなされてはおる。しかし、世の中の変化が激しいために当初のもくろみと違う方策をうたわなきゃならない、あるいは使用者の意向が違ってくるというようなことはあろうかと思いますが、こういう大型のプロジェクトについてはそうたやすく方向転換ができる...全文を見る
○泉信也君 この地方のコンテナターミナル、ほかのことについてはまた日を改めて議論させていただきますが、ややもすれば社会資本全体についての御意見が大変多くなっております。建設大臣もお見えですが、これから社会資本についてはもう一度見直しをする、必要なものはやっていく、ただ単にそろばん...全文を見る
04月09日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第9号
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○泉信也君 今回の法律改正に当たりまして限度額が引き上げられるというようなことになるわけですが、この法律改正の過程で農水省及び運輸省との何か議論がなされたのか、特異な論点というようなものがございましたならばお話しいただきたいと思います。
○泉信也君 その検討会の議論の過程で、この限度額の引き上げについて問題があるとか、あるいはもっと上げでもいいとか、そんな議論がございましたか。
○泉信也君 局長のお答えは大変難しい選択であったかと思いますが、今度の公園に限ってお尋ねをいたしますと、この限度額の引き上げによって、同趣旨の質問があったかもしれませんが、逆に対象外になるという面積と申しますか、面積はわからないかもしれませんが、件数あるいは想定される金額というよ...全文を見る
○泉信也君 そこで、今回の改正によってある意味では対象となる件数は減るというような動きになるかと思いますけれども、災害査定が局長がお答えになりましたようにかなり時間がかかっておるという実態だと思います。一部では紙上審査ということもとられておるようですけれども、具体的にさらに効率的...全文を見る
○泉信也君 やや乱暴なお尋ねかもしれませんけれども、例えばある金額を切って、ある金額以下の災害については地方自治体にまず復旧を任せる、そして後でそれが適正であったかどうか査定するというようなやり方ができないか。  それは災害査定をされる立場から見ても、災害がかなりシーズン的とい...全文を見る
○泉信也君 おっしゃるとおりに応急復旧制度が既にとられておるわけですが、その制度をさらに発展させるという意味で、応急復旧をなされた現場と後で査定するときの比較検討というような事例がございますか。  例えば、応急復旧をやった断面がこれでよかったと後で認定できた、あるいはこれはやり...全文を見る
○泉信也君 実はこの法案の審査がきょう開かれましたのも、できるだけ早くこの改正法案が実態上生かされるべきだという委員会の意思でこういう会合をさせていただいたわけであります。  特に、施行日ができた日からということなものですから、おくれればその間に災害が忘れたころじゃなくて忘れな...全文を見る
04月23日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第11号
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○泉信也君 今回の法改正によりまして、占用の許可対象施設を追加して道路公団が投資できるようになるという、この点をまず第一に私はお尋ねしたいと思います。  今回の法改正によって公団が投資をできる範囲が広がるわけですけれども、なぜ道路公団がこういう施設に投資をしなければならないのか...全文を見る
○泉信也君 民間の事業者が複数という、なぜ複数がということも必ずしも明確にわかりませんけれども、民間事業者が自分たちで投資をして、それで経営が成り立つあるいは投資額を回収できるという前提で議論をすべきなのに、うまくいかないから場合によっては公団に投資をしてもらうということは、私は...全文を見る
○泉信也君 しかし、ターミナルをつくることによって輸送業界が一つの効率的な輸送を果たしていく、それは大変に意味があると私は思っております。しかし、道路公団という立場からしますと、発生交通量をそれによって減らすことがいいのか、問題はちょっと経営的な観点から分かれると思いますが、なぜ...全文を見る
○泉信也君 先ほど、どういう案件が想定されるか、また今どんな具体的なプロジェクトがあるかというお尋ねに、局長はたしか二十件ぐらい想定がされておるというようなことをおっしゃいました。この道路のインターチェンジの中のいわゆる公団が持っておる土地にこういう施設をつくるというような場合に...全文を見る
○泉信也君 少し質問が外れるかもしれませんが、公団法の十九条の一項と二項の業務の仕分けというのはどういう観点でこれは整理がされておるんでしょうか。  例えば、一項の五号はターミナル、貨物保管施設というものが掲げてありまして、二項の方では事務所、倉庫、店舗と、同じではありませんけ...全文を見る
○泉信也君 私自身の勉強不足もございまして、あるいは予告をしていなかったこともあって、今の局長の御答弁ですべて理解できたわけじゃございませんけれども、先ほどから申し上げておりますように、法律改正によって、投資をする以上は、道路公団のいわゆる道路投資が大変赤字になっておるわけですか...全文を見る
○泉信也君 建設省にも福祉輸送サービス協会からさらに福祉輸送に関する要望が出されておると思いますが、これに関します取り組み方についていかがでしょうか。
○泉信也君 今の御説明の中で必ずしも明確ではございませんけれども、いわゆるマイカーに障害者の方が乗る場合には高速道路料金を割引していただいておる。しかし、マイカーを持たないような人あるいは自分で運転をできないような人がいわゆる障害者を専門に運ぶという限定的な免許をいただいた福祉輸...全文を見る
○泉信也君 そういう実務的な、本人を確認するとかしないとかそんなことじゃなくて、本当に自分で運転できないとか、そういう方々が福祉サービスの車を利用する場合に割引が受けられないというのは公平性を欠いておるでしょうということを私は申し上げたいわけです。それが第一点。  それから先ほ...全文を見る
○泉信也君 もう時間がございませんので、大臣にお答えをいただきたいんです。  今の高速道路の身体障害者の方々に対します割引制度には論理的に矛盾があるんです。その事柄は今繰り返しませんけれども、道路審議会の答申もいただかなきゃならぬ、厚生省との御相談もしなきゃならぬ、福祉政策とし...全文を見る
○泉信也君 この問題は、私がこの委員会に所属をさせていただきます限り何度がお尋ねさせていただきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。終わります。
04月28日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第12号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。  日中漁業協定についてお尋ねしたいこともございますが、きょうは今お尋ねがございました日本軍が中国に残したと言われる化学兵器の処理の問題について、少し原点に戻らせていただいてお尋ねをいたしたいと思います。  幾つかの経緯があって、この化...全文を見る
○泉信也君 恐縮ですが、時間が余りありませんので簡潔に要点だけお願いをいたします。  誠実に行うということは、これは外交問題でありますだけに当然のことでありますが、最後におっしゃいましたように、今回の条約に基づいて処理をするという理解でよろしゅうございますね。
○泉信也君 そういたしますと、条約の二条の定義の中にある、今局長も答弁をされました遺棄されたものであるかどうかということが大変重要な問題になってくると私は思います。これまでの交渉の中で日本政府は中国に、遺棄されたかそれともそうでないかという議論についてはどういう主張をしてこられま...全文を見る
○泉信也君 ポツダム宣言の九条を持ち出すまでもなく、「日本国軍隊ハ完全ニ武装ヲ解除セラレタル後」云々という条項がございますね、これで遺棄したものでないということを私は思っておるんですが、今の局長の答弁は状況からして遺棄してきたと、どうしてそういう判断をなさるんでしょうか。
○泉信也君 所有権の移転も行われていない、あるいは処分権の移転はどうかというような議論についてはどうでしょうか。
○泉信也君 百万丁に及ぶ銃でありますとか、あるいは山砲一千円、その他駆逐艦とか海防艦三十四隻というようなものが引き渡されておりますが、こういう銃類と砲弾とは区別して考えるべき代物ですか。
○泉信也君 武器と化学兵器、いわゆる砲弾類が別だという論理は、戦後のあの武装解除を強いられたとき、無条件降伏したときにそういう理屈が成り立ちますか。当然一体的に相手国に差し出す、これが実態ではなかったんですか。
○泉信也君 それでは、機関銃とか銃砲等については引き渡したという書類でも残っておるんでしょうか。
○泉信也君 化学兵器について日本製であるということは、私もこれまでの調査の結果として確かにそうだろうと、部分的にはソ連製もあるというふうに承知をいたしておりますけれども。だからといってこれを日本軍が遺棄したというふうに、どうしてすぐそういうふうに結びつくんでしょうか。  これま...全文を見る
○泉信也君 私の読み間違いかもわかりませんが、この中に、「技術事務局は、必要な場合には、遺棄化学兵器の出所を検証し、並びに遺棄に関する証拠及び遺棄国を特定する証拠を示す。」と。これで本当に日本が遺棄したんだという証拠が示されれば条約に基づく整理を誠実に行うということも、これは当然...全文を見る
○泉信也君 局長、私はそんなことを聞いているんじゃありませんよ。日本の国益を背負って交渉していただいておるんでしょう。しかも、さっき立木議員がおっしゃいましたように、幾らかかるかわからないじゃないですか、一兆円を超えるかもしれない。それを、そんないいかげんなことで答えてもらっちゃ...全文を見る
○泉信也君 これは、今おっしゃいましたように、一九五一年から十五年間ぐらい二度にわたって埋められたというふうに聞いておりますけれども、五一年といいますとまだ腐食をするとか液体が漏れ出すというような状況では私はなかったと思うんですね。そこであえてそういうことをなさった。朝鮮動乱が始...全文を見る
○泉信也君 この当該地域が大変難しい戦場と申しますか場所であっただけに、いろんなことがあったと思うんですね。しかし、今お尋ねをしましたように、米国のものもソ連のものもある。それが全部日本の責任になるのかどうかわかりませんけれども、とにかく日本が遺棄したかどうかということが明確でな...全文を見る
○泉信也君 中国側が同意を与えてはいないということが一つの論拠になっておると思います。確かにそのとき同意を与えなかったかもしれませんが、先ほど申し上げましたように、小銃とか野砲とか、あるいは船舶類も押さえておきながら、弾は別だよ、そんな論理が通りますかね。  私は、この部分につ...全文を見る
05月07日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第12号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。  まず、今回の法改正に先立つ関係審議会への諮問、答申につきまして、厚生省からいただきました資料によりますと、諮問から答申までは大変時間が短い。その答申の内容も、先ほど来お尋ねがございましたように、かなりいろんな意見があったんだなというこ...全文を見る
○泉信也君 今の局長の御答弁でおよそ見当はつきましたけれども、なぜ大臣が正式に諮問をされる前にそうした実務的な議論を、審議会というんでしょうか、そういう場所でなさったのか、初めからなぜ大臣が諮問を審議会になさらなかったのか、それはどういうわけでしょうか。
○泉信也君 厚生省でなさるこういう審議会関係の諮問、答申についてはある一つの考え方があってなさっておると思いますけれども、同じメンバーの方に御相談をするのであれば、初めから諮問をしていただいて、大いに議論をしていただいて御答申をいただくということの方がある意味では審議会を重視する...全文を見る
○泉信也君 それでは、お尋ねする点を変えまして、今回の改正の一つの目玉になっております保険医療機関の病床の指定等に関する改正点について、私は競争原理と申しましょうか、需給調整という観点から少しお尋ねをさせていただきたいと思います。  今回の改正点で、入院医療の効率的な提供を図る...全文を見る
○泉信也君 数学的な相関係数が〇・九に近いというような説明もついておりますから、確かにそうかと思いますが、例えばこの図でそのほかのこと、相関があるというだけで、そのほかのことはどんなことを厚生省としては読み取っておられるんでしょうか。
○泉信也君 今の御説明は、けさほど来の質疑の中でもある程度私なりに理解をしたつもりですけれども、今回の法改正で、医療費のアップを抑えようとする際に、病床数との関係を意識して議論をされる、あるいは今回の法律改正の骨組みをつくられたという経緯はないんですか。
○泉信也君 それでは、ことし一月二十日の省内の部局長会議資料の中にあります必要病床数等に関する検討会というのが持たれておるということが言われておりますが、ここではどういう議論を今までなさっておられるんでしょうか。    〔理事尾辻秀久君退席、委員長着席〕
○泉信也君 そういたしますと、私がお尋ねしたかった必要病床数の算定方法、こういうことを議論しておられるわけではないということですね。
○泉信也君 そういたしますと、この算定式は変わることがあり得るということでしょうか。
○泉信也君 その中身を分けられるかどうかということは大変な問題だとは思いますけれども、私がしつこくお尋ねいたしておりますのは、先ほど来も議論がございましたが、この必要な病床数というものが基準になって過剰か過剰でないかの議論を展開しておられる、もちろん例外はあることは先ほどからお聞...全文を見る
○泉信也君 私は、衆議院の委員会で神戸大学の先生が述べられた、医療計画というのは、過疎地とそれから過剰地域にあっても新設を抑制するというような趣旨ではないのではないか、医療法の医療計画というのはそういうものではないんじゃないかという御発言があったようでございますが、今、局長から御...全文を見る
○泉信也君 医療が特殊な分野であることは私も理解をしないわけではありませんが、余りにも医療行政に対して保守的ではないか。本来、よりすぐれた医療サービスを受けられる、あるいは意欲的な医療機関がその地域に出たいというものを、もう一つ例外を言われましたけれども、病床数でもって規制をする...全文を見る
05月12日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第12号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。  きょうは、車の排気ガスと環境問題について、今後のこともございますので少し基本的なことをお尋ねしておきたいと思います。  五月二日の新聞で、環境庁が調査されました神奈川、愛知五百事業所の有害百三十四物質二万トンの排出ということが報じら...全文を見る
○泉信也君 大変意欲的な取り組みをなさろうとしておられることを評価したいと思います。  この新聞記事の中に、わずかな部分ですが、自動車と船からの排ガスを見ると、ベンゼン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、こういう発がん性物質が含まれておるということが報ぜられておりますが、この...全文を見る
○泉信也君 まだ調査そして分析も緒についたばかりのようでございますので、この件についてこれ以上お尋ねをすることは、また次回に譲りたいと思いますが、欧米でもこういう情報を公表する、また請求があればお答えをするという仕組みがとられておるようでございます。こういう物質がどういうふうに人...全文を見る
○泉信也君 いろいろやっていただいている割には環境基準の達成状況が余り改善されていないというふうにも伺っておるわけではございますが、これはそういう浮遊粒子状物質の生成機構みたいなものがまだわからない部分があるんでしょうか、もうそういう論理的な解明は終わった段階なんでしょうか。
○泉信也君 確かに交通量がふえておるというようなことも、あるいは渋滞がそういう余分な排気ガスを排出することになっておるというようなこともあろうかと思います。  そでで、排気ガスを減らすために、車体、自動車の構造そのものと申しましょうか、直噴式だとかなんとかいろんな技術が進歩して...全文を見る
○泉信也君 硫黄分を取り除くというのは大変効果的な、また必須の施策だというふうに思います。  そこで、海外はどういう状況の仕組みを考えておられるのか。どの程度の硫黄分の削減を目標にして取り組んでおられるかというようなことはわかりますでしょうか。
○泉信也君 恐らく燃料の改善、それから自動車の構造上の技術の進歩という中で、その時点時点でのベストミックスみたいなものがあるのだと思います。ですから、それぞれが努力をしていただかなきゃならぬと思いますが、なお税制上のインセンティブを与えるとか、先ほどおっしゃったような流通上の新し...全文を見る
05月20日第142回国会 参議院 経済・産業委員会、国土・環境委員会連合審査会 第1号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。  市街地の活性化を図るために幾つかの法律を組み合わせながら何とかにぎわいを取り戻そうという法案であろうと思っておりますが、私は都市計画法の改正に絡んでお尋ねをいたします。通産省の方には特別にお尋ねをすることはいたしませんので、もし補足を...全文を見る
○泉信也君 大店法の廃止までには二年間の余裕があるわけですが、今回の都市計画法を改めていくという、このことに時間的な余裕は十分でありますか。
○泉信也君 新しい大型店舗が郊外に出てくるというようなことも可能であるわけでありますが、可能になってくると言った方が正確かもしれません。先ほどの質問にございましたように、今回の立地法で注意を払うというのは、駐車場に絡んだ騒音でありますとかごみでありますとか、そういうことになるわけ...全文を見る
○泉信也君 もう一点だけ伺わせていただきます。  都市計画区域外の対応について先ほど同僚議員が質問をしておったかと思いますが、もう一度この大型店の出店との関係で御説明をいただけますか。
○泉信也君 終わります。
05月20日第142回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○泉信也君 行政監視の問題につきましては今日まで議論を積み重ねてきたわけでありますけれども、公務員の倫理、そうした事柄を議論する前に、私は、この委員会ということではありませんけれども、地方分権とかあるいは規制緩和という官僚の私的な見解が入らないような仕組みをつくり上げる努力を国会...全文を見る
○泉信也君 委員の先生方の御意見はほぼ出たように私も思います。  議論が公務員の倫理にかかわる問題と監査体制にかかわる問題と分かれておったように思うんです。倫理の問題は大変重要でありますが、行政のあり方、監査を十二分に行う体制ができれば倫理の問題も基本的には整理がされるのではな...全文を見る
05月21日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第14号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。本日はありがとうございました。明るい話、暗い話両方聞かせていただきまして、参考になりました。お聞きいたしておりまして、伊藤先生のイギリスの例もそうですが、国民性の違いみたいなものが何かあるのかなという思いをいたしました。  五十嵐先生にま...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  こういう商店街の活性化、町づくりそのもの、いずれをとりましても、日本の場合は経済の論理みたいなものがかなり優先をしておるというふうに思うわけです。  井上先生からお話がございました、大きな商店が栄える結果小さなものがつぶれる、これからは...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  今マイスターのお話も聞かせていただきましたが、日本人の生き方そのものが町づくりの中にまで入ってくるかなと、ちょっときょうのテーマとは違うかと思います。そんな思いを今のお話で、それから先ほどの伊藤先生のお話でも、自分の町に誇りを持つためには...全文を見る
○泉信也君 岩澤先生、大変短い時間になりましたけれども、一つだけ。  ノウハウを蓄積していくようなことを考えていかなきゃならないという御指摘がございました。成功した例を五十嵐先生から幾つか、成功したというか合うまくいっておる例も御紹介いただきましたけれども、そういう計画技術みた...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。
○泉信也君 きょうは、都市再開発法についてお尋ねをさせていただきます。  今回の三法案については、いろんな角度からの議論がなされてまいりました。日本の町がなかなか見ばえがよくならないと申しますか景観がよくない。それは、伝統とか歴史とかというものが生かされない町づくりが戦後五十年...全文を見る
○泉信也君 この制度は、今の御説明のように活用されたというか意味があったということで、このたび新しい制度を発足させようということですけれども、こういう景気が悪い時期、こんなことが長く続いては困るわけですが、そういう中で保留床取得予定者が参画をして、計画の時点から金銭的にも計画の内...全文を見る
○泉信也君 確かに局長のお答えのとおりだろうと思いますが、参加者をどういう基準で選ぶか、余りルーズにすれば問題が起きてくると思います。この基準みたいなものはどなたがつくられるのかというか、どういう考え方で一応の整理がなされるんでしょうか。  と申しますのは、今局長も御心配という...全文を見る
○泉信也君 計画目的に合致しておるか、また資金的に大丈夫か、当たり前といえば当たり前ですけれども、その部分だけで本当に多くの方々の参加をいただける、そしてまた間違いない再開発を進められるかどうか、ここはもう少し議論をさせていただかなきゃならぬ点かと思います。  それで、もう一つ...全文を見る
○泉信也君 従来の規制をされた行政の中から考えますと、今の局長の御答弁は大変先に走っているような思いもございます。都市開発、再開発等については、そうしたお考えが私は大変大切だと思います。  今回のお尋ねしました二つの新しい制度は、まさに民間の活力をできるだけ活用しよう。これまで...全文を見る
○泉信也君 終わります。
06月02日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第16号
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○泉信也君 参考人の先生方、本日はどうもお忙しいところをありがとうございました。  今お聞きをさせていただきますと、片方先生を除いてはおおむね法改正については賛成であるという御意見を述べていただいたと思います。ただ、情報開示が不正確である、あるいは今後の運用の仕方によっては問題...全文を見る
○泉信也君 坪内先生に同じような観点からお尋ねをしたいと思います。  鹿島建設で非常に大きな工事を進めていただいておるわけでございます。その中で、先ほどの御説明にもございましたようなISO9001という品質管理で十分な施工監理・監督を含めてやっていただいておるということでござい...全文を見る
○泉信也君 申しわけないお尋ねをいたしました。  ISO9001で品質管理をやっていただいておるような会社にあっては、今回の改正が逆に民間の自主努力を否定するというか信頼しない、いたずらに行政の作業を現場に持ち込むというようなことであって、合理化に反するのではないかという思いも...全文を見る
○泉信也君 片方参考人にお尋ねいたします。  先ほどのお話で、性能規定が結果的に地域の特性を反映させないことになるおそれがある、あるいは大量生産によってきめ細かな材料等の提供を結果的に阻害することにならないか、こういうことの御指摘があったと思います。  町づくりあるいは建築物...全文を見る
○泉信也君 松浦参考人にお尋ねさせていただきます。  行政の現場で大変御苦労いただいておる御説明を含めてお聞かせいただきました。一人当たり八百件というような検査をやっていらっしゃるという現場の声として、今回の建築確認検査の民間開放についてはむしろ積極的に賛成したいという御意向で...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。終わります。
06月04日第142回国会 参議院 外交・防衛委員会 第20号
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○泉信也君 今回のPKO法の一部改正案につきましては、遅過ぎたということと十分ではない、こういう思いを持つものであります。遅過ぎたということにつきましては、既に各委員から御発言があったやに伺っておりますが、十分でないという事柄についてお尋ねを申し上げます。  従来の個人の判断が...全文を見る
○泉信也君 海外でそういう日本の方が自衛隊の隊員の方々と一緒に活動する、同じ組織の中という意味ではありませんけれども、同じ目的で活動するということは起こり得るわけですね。その場合には、今おっしゃったようにまだ憲法問題との関係もあってできないというお答えですけれども、日本人の生命、...全文を見る
○泉信也君 憲法問題の議論をする前に、そういう事態が発生しないことを期待いたしまして、この件についてはできるだけ早くもう一歩突っ込んだ対応ができるようにしていただきたいというふうに思います。  もう一つ、PKO法の三条三号のいわゆるPKF本体業務の凍結解除の問題でございますが、...全文を見る
○泉信也君 これも先ほどの事態とやや似たところがありまして、日本のPKO活動をさらに充実する、世界に貢献するという意味においては、PKF本体部分の業務の凍結解除というのは私は急いで対応する時期に来ておると。既に見直しの時期をはるか前に過ぎておるわけでありますので、立法府ももちろん...全文を見る
○泉信也君 この法案に関しますお尋ねは以上で終わらせていただきます。  四月二十八日、当委員会で私は中国の遺棄化学兵器問題に対する質問をさせていただきました。その際、質疑の中で明らかになった部分もございますが、なお不明なところ、もう少し確かめさせていただきたい点がございますので...全文を見る
○泉信也君 よくわかりません。今の御答弁よくわかりませんが、武装解除時に同意していないということも局長の答弁の中にございました。同意をしていないというそのあかしが何かございますか。
○泉信也君 前回の御答弁の中で、「通常の武器等については武装解除のときの引き渡しの記録もある程度あるそうでございます」という御答弁をいただきましたが、このことと今の御答弁とはどういうふうになるんでしょうか。
○泉信也君 防衛庁、御出席でしょうか。  今の件について防衛庁側はどういう書類をお持ちで、特にほかの武器については引き渡しを受けたと言っておるのか、化学兵器については受けて。いないという証拠立てができるような資料が残っておるかどうか、お答えください。
○泉信也君 それでは、これはアジア局長、あるいは竹内局長にお尋ねした方がいいのかもしれませんが、前回の質疑の中で明示的な同意を与えていないというお話がございました。  これは、他の武器あるいは薬品あるいはその他衣服等、武装解除されたときの同意書があるという意味でしょうか。そして...全文を見る
○泉信也君 「中国側が明示的な同意を与えていたかどうかということを検証する必要があろうかと思います。」という御答弁がございまして、これは「化学兵器の遺棄につきまして」ということですが、中国側が何らかの書類を提示しておるわけですか、日本側に。  この答弁は、中国側が一般武器その他...全文を見る
○泉信也君 それに対して外務省はどう反論しておられますか。私は、ポツダム宣言の武装解除の話もしました。所有権、処分権の話もいたしました。中国側は、日本は遺棄したのではない、武装解除されて全く丸裸にされたんではないか、しかも大砲、野砲、そういうものと一体的に接収されたんではないか、...全文を見る
○泉信也君 そこが私は理解できないんです。  ほかの武器は全部とっているわけでしょう。化学砲弾だけは別だと、どうしてそんなことが外務省として納得できるんですか。そんなことはあり得ないでしょう。  もう一つ申し上げます。  先日来もお話を申し上げましたけれども、日中共同声明と...全文を見る
○泉信也君 化学兵器については、禁止されておったから引き渡さなかった。じゃ、どうしたというんですか、日本軍の兵隊は。おっしゃるようなそれだけ多量のものが仮にあったとすれば、それを遺棄して全部逃げたとおっしゃるんですか。日本軍は、こういう野砲何門あるいは食料品をどれだけ、そういうも...全文を見る
○泉信也君 局長と話しておるとどこの国の代表かと私は思いますね。そんなことはあり得ないでしょう。弾は別だ、日本軍が勝手に遺棄したんだ、そんなこと考えられますか。  しかも、この前の御答弁では、所有権あるいは処分権については、「渡ったというふうに考えるのはいささか無理がある」、こ...全文を見る
○泉信也君 中国側が合意したかしていないかというのは、ほかの兵器についてそれでは合意した書類がありますかと言っても出さないじゃないですか。ほかの兵器については確かに受け取りましたと中国側が言うならば、そしてその中に化学兵器がないならばさらに議論をする必要はあるけれども、中国側の明...全文を見る
○泉信也君 保有していた国、日本が保有していたということはこれは明確にわかるわけですね、出できたわけですから。しかし、それが、ポツダム宣言を受諾したところで所有権、処分権を含めてどうなったかということが化学兵器禁止条約の遺棄に当たるかどうかという議論を私はさせていただいておるわけ...全文を見る
○泉信也君 二度にわたってお尋ねをいたしましたけれども、遺棄されたものという事柄については全く明らかになりません。  私は、この問題は、前回も申し上げましたように、一兆円もかかるかもしれない、あるいは十年ではおさまらないかもしれない大きなプロジェクトであり、しかも中国大陸だけで...全文を見る
06月04日第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第17号
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○泉信也君 今回の基準法の改正については、従来に増していろんな形で民間の活力を使う、あるいはこれまでの問題点を整理していこうという意味では一つの進歩だというふうに思っております。  今までの御質問の中にももう既にかなりの御議論がございましたので、若干重複はあるかもしれませんが、...全文を見る
○泉信也君 そこでもう一つ、大きな建設会社ではいわゆるISO9001という品質管理システムを導入して自分たちでやっておる。したがって、こういうこの中間検査の導入というものが逆に民間の自主努力を阻害すると言うとちょっと言い過ぎですけれども、自主努力の信頼性に疑問を持った結果、いたず...全文を見る
○泉信也君 確かに、局長のお答えのとおりの面は私は否定するものじゃありませんけれども、そういう自主監理のシステムを構築していっておる企業、そういうものはそれなりの評価をして、できるだけ自主努力をさらに向上させるような対応を考えていただくことが必要なんではないかということだけとりあ...全文を見る
○泉信也君 それから、今回の検査機関が民間に開放される、このことについては先ほど来幾つか御質問がございましたけれども、特定行政庁に報告義務があるということが実質的な二重チェックにならないかという心配を私はするので、その点はいかがですか。
○泉信也君 この民間機関が過渡的な段階で、建設省出身者というか特定行政庁出身者を中心にして動き出すということは、これはやむを得ないと私は思っております。  そこで、時間とともに本当に民間の機関に対応していただくように育てていただかなきゃならない。その際に、先ほど局長が答弁もなさ...全文を見る
○泉信也君 できるだけ早く民間の方々が本当に力を発揮できるような、いいサービスができるような仕組みに持っていっていただきたいと思います。  最後に、違うことをお尋ねしますが、建築審議会ですか、これは年とか豚とかと言っては悪いんでしょうけれども、畜舎の関係に対する建築基準法の適用...全文を見る
○泉信也君 終わります。
06月05日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第12号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。  総務庁長官にお尋ねを申し上げます。  参議院の議論に先立ちます衆議院の議論とあわせまして、この基本法について修正をすべきではないか、そういうことをお考えになり、あるいは受けとめられるような点がございましたでしょうか。
○泉信也君 衆参合わせて既に百時間を超えるような時間を通しての今の長官のお言葉は大変重みのあることだと思っております。  そこで、もう一つお尋ねをいたしますが、二十一世紀の国づくりあるいは「この国のかたち」をつくるという議論がなされましたときに、現憲法の枠を超えた考え方、そうし...全文を見る
○泉信也君 この基本法にどう織り込むかは別といたしまして、新しい世紀の国の根幹をつくるときに現憲法の中にこだわっていては私は国づくりは十分ではないのではないか、このような思いを持っております。  三点目に、今回の行革議論につきまして、先ほども新聞の評価等の紹介がございました。国...全文を見る
○泉信也君 大変ありがとうございました。  ただ、先ほども議論がございましたように、わからないというのは、それでは税金がどれだけ安くなることになるのか、行政経費がどれくらい削減されることになるのか、せいぜい公務員が一〇%、これは純減なのか往復なのかいろいろ議論があるようでござい...全文を見る
○泉信也君 大変丁寧な御説明をいただきましたけれども、そういう趣旨で行革会議が報告をされたとは思えないわけです。やはり何らかの強化をすべきだという発想が行革会議にあったと思います。  もうあと一分しかありませんので、もう一つだけお尋ねをいたします。  十五条の別表第二というも...全文を見る
○泉信也君 終わります。  ありがとうございました。(拍手)
○泉信也君 午前に続きまして総務庁長官にお尋ねをいたします。  お尋ねする考え方というか私の思いは、この基本法が一つございまして、各省の設置法というものが次の段階に出てくると思います。その設置法とこの基本法がどのようにかかわり合いを持ってくるのか、その観点からお尋ねをいたしたい...全文を見る
○泉信也君 そういたしますと、別表第二というものが整理された形で私どもの前に提示をされておるわけですが、例えば総務省の「主要な任務」というところがあります。備考に、「総務省は、内閣及び内閣総理大臣を補佐し、」云々という表現がございます。この総務省は云々という備考に書かれた部分はな...全文を見る
○泉信也君 総務省の位置づけだけを別にしなきゃならないというのは私には理解できないんですが、時間が余りありませんので、次のお尋ねをいたします。  「主要な行政機能」という欄がございます。例えば国土交通省は建設、運輸、国土庁、そして北海道開発庁というものが一緒になったわけですが、...全文を見る
○泉信也君 先ほど政府委員がお答えになりましたように、四省庁が持っておる機能を書いたということになりますと、第四条の「国の行政が本来果たすべき機能」云々という第二号で、イ、ロ、さらにはハ、この考え方を入れれば、当然新しい省庁では減らすべきもの、あるいは追加すべき機能というのがあっ...全文を見る
○泉信也君 機能がある、こういう機能を持つべきだということは、国土交通省はこうして新しくつくり直すけれども、従来の四省庁が持っておった機能をそのまま引き継ぐということですね、今の御説明は。
○泉信也君 そういたしますと、その次のステップとして各省の編成方針というのが出てくるわけですけれども、この編成方針と別表第二に書かれた関係、そしてその次のステップで設置法にいくときにこの編成方針というのはどういう役割を果たすのか、御説明いただけますか。簡単にやってください。
○泉信也君 先ほど朝日委員からもお尋ねがありましたが、例えば十八条、法務省の三号、「検討の支援を行うこと。」ということがどういうふうに新しい法務省の組織をつくり上げるときに機能してくるのか作用してくるのかまことに理解しづらい表現が各所にあります。それから、各省にまたがるような、お...全文を見る
○泉信也君 時間が参りましたので終わらせていただきますが、例えば十九条の外務省のところに「教育科学技術省の主導性を確保すること。」というようなことが書いてあるんですね、外務省の中に。これはどういう意味だと。長官が今お答えになりましたように、私はこういう土台によって省庁の設置法がう...全文を見る
06月16日第142回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。  去る二月二十日の総理の施政方針演説に対する質疑の際に、私は補正予算の必要性をお尋ねいたしました。    〔委員長退席、理事岡部三郎君着席〕  そのとき総理は、本予算は最善のものであるとした上で、補正予算については財政法二十九条の趣...全文を見る
○泉信也君 本予算のときも一日も早くというお言葉がございました。  そこで、今回の補正予算の中には義務的経費は計上されていますか。
○泉信也君 そういたしますと、二十九条の一号で「予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となつた経費」、これが今回の補正予算そのものであるというふうに理解をしてよろしゅうございましょうか。
○泉信也君 緊要な事態の発生ということがこの補正予算の目玉だといたしますと、財政演説を大蔵大臣がなさいまして約一月間時間がたっておりますが、その一月間審議がおくれた理由はどういうことでございましょうか。
○泉信也君 想像されたお答えでございます。  しかし、総理というお立場は総裁というお立場でもあるわけでございまして、その間で総理と総裁というお立場でどのような自問自答があり、そして党のしかるべき方にどのような指示をなさったんでしょうか。
○泉信也君 そういうお答えをいただきますと、景気がいかに悪いか、そして中小企業の皆さん方がいかに苦しんでおられるかということを与党側は認識していなかった、一カ月おくれてもいい、そういう認識であったと理解せざるを得ないと私は思います。  そこで、一般会計における追加項目の中には、...全文を見る
○泉信也君 確かに二十一世紀における活力ある社会の実現のためにと、こういうふうに文言はございますけれども、本来これは十年度本予算に計上すべきものだったとしか思えない代物ばかりであります。  一般公共事業関係費の比率を見ますと、例えば中心市街地では一〇〇%公共事業だと言われており...全文を見る
○泉信也君 物流対策で道路をつくらなきゃならない、これはもっとつくる必要があると思います。しかし、それは本来の本予算でやるべきことであって、なぜ補正予算でやらなきゃならぬかという説明は恐らく大蔵大臣はおできにならないと思うんですね。  そこで、財革法がある限り、一部修正をされま...全文を見る
○泉信也君 望ましい姿ということはわかりますが、論理的には二四%以上やらなければ来年度の公共事業が内需拡大に寄与するということはできないわけでありますので、こういう膨らませたり縮めたりするというやり方は早くやめるように御努力をいただきたいと思います。  さて次に、将来日本政府に...全文を見る
○泉信也君 中国側の言い分はわかりましたが、日本側の具体的な主張を個々に教えてください。
○泉信也君 中国側というのは蒋介石側ですか、それとも今の中国側ですか。
○泉信也君 敗戦時の我々の相手は現在の中国ではなかったということでありますが、その経緯からして、かつての蒋介石政府との交渉事はどのようになっていますか。
○泉信也君 同意を与えたかどうかが最大の問題点であるわけですから。先ほどから局長の御答弁は、そのことについては直接言っていない。中国が同意を与えていないと言っているから同意がなかったんだと。これじゃ説明にならないじゃないですか。もっとちゃんと説明しなさい。
○泉信也君 第十一軍司令部の資料の中にこういう資料がありますけれども、外務省はこの資料があることを承知しておられますか。  十一軍司令部が報告をした「武装譲渡」という書類がありまして、その中の第六表というものがあります。御承知でしょうか。
○泉信也君 銃剣、軍刀から事細かにありまして、歩兵砲弾、野砲弾が何発あるということまで書いてある。通常、軍事の専門家によりますと、こういう歩兵砲弾の中には百発あるいは五百発に一発化学砲弾があるというふうに言われておりますが、そのことは承知しておられますか。
○泉信也君 そういうことも承知しないで、化学砲弾をこれは日本が渡したという証拠ですよ。受け取っていないとか受け取っているとか、理屈にならないでしょう、論理に。もう一回答弁してください。
○泉信也君 外務省にお尋ねしますけれども、野砲弾というのは七万数千発あるという記録があるわけですね。この中には、先ほど申し上げましたような百発に一発とか五百発に一発の化学砲弾があるということを軍事専門家は言っているわけです。これを渡したと言ったんだったら中国は受け取っているんです...全文を見る
○泉信也君 中国側に資料がなくても日本側にあるじゃないですか。あなた方は日本政府を代表して交渉しているんでしょう。  時間が参りました。  非常にあいまいな状態でこの話は進んでおりまして、国民に一兆円の負担をかけるかもしれないというような大きな問題であります。  私は、七月...全文を見る
○泉信也君 終わります。
09月17日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第3号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。  朝からの各委員の議論を聞いておりますと、この法案が、表現は悪いかもしれませんが生ぬるいというか手ぬるい、こういう観点からのお尋ねが多かったように思います。私もそう認めざるを得ない法案になっておるのではないか、こんな思いでございます。 ...全文を見る
○泉信也君 この追加された文言の中には枠組み条約の目的の一部が加えられておるわけですが、今局長が答弁されましたように具体的になったと受けとめておられるとすれば、これに続く条項をさらに手直しする必要があるとかあるいは追加をしなきゃならない、そういうことはなかったんでしょうか。
○泉信也君 今局長のお答えになりましたような考え方を仮に了解したといたしまして、そういうことでありましても、本来目的をいじればそれに続く条項が何らかの形で変わってくるのが一般的ではないかというふうに私は思っておりますので、後ほどお尋ねいたしますが、附則の問題のところでもう一度環境...全文を見る
○泉信也君 環境庁としては独自の判断ということをおっしゃって、それは結構なことでございますが、せっかく答申をいただきながら後退する法案をつくるというのは私はやっぱりとるべき態度ではなかったんじゃないか、つまみ食いをしておられるのかなと。  逆に言いますと、それでは答申よりもより...全文を見る
○泉信也君 恐らくこの審議会の答申というのは各分野の方々の英知を集めて出されたものです。それをすべて取り上げなければならないということではないと私も思います。しかし、後退してはならない大切な部分が後退しておるということについては大変残念なことだと言わざるを得ません。  そこで、...全文を見る
○泉信也君 環境庁としては現状を押さえてはおられないということでしょうか。今の局長のお答えはよく理解をいたしますけれども、現状はどうでしょうか。
○泉信也君 この十一条に書いてございます内容から見ますと、私は公益法人をつくってこういう業務をやっていただくという必要性はないんではないか、むしろ都道府県の本来業務として自治体自体がこうしたことに取り組むべき事柄ではないか。なぜこれを第三セクターと申しますか公益法人をつくってやら...全文を見る
○泉信也君 やや細かいことをお尋ねして恐縮ですけれども、これは財団法人ですか、社団法人ですか。そして、平均的な規模としてはどの程度のことをお考えになっておるんでしょうか。その法人が経営できるような収入源というのはどんなことを考えておられますか。
○泉信也君 その法人を運営していく上で公益活動と収益活動というふうに分けざるを得ないと思いますが、この公益法人が本当に自立していけるような、経営の面から見て大丈夫なんでしょうか。県が相当の調査費というか何かを出さなきゃならないとか、そういう事態に陥ってくるんではないかと私は心配す...全文を見る
○泉信也君 これ以上お尋ねしてもお互いの認識が若干違うところがあるようでございますので、できるだけシンプルな形で機能を発揮していただけるように各県の御指導をしていただきたい、このように思います。  それから、この法律に直接的に書き込まれておるわけではございませんけれども、排出さ...全文を見る
○泉信也君 国際的な関係を緊密にしていただくということは大変重要なことだと思いますが、国内の問題だけに限ってさらにお尋ねをいたしますと、この種の事柄につきましては気象庁が重要な役割を果たしていただかなきゃならない立場にあるんではないかというように私は思っております。  気象庁と...全文を見る
○泉信也君 環境庁にお尋ねいたしますけれども、環境庁でなさっておられる先ほどの定点観測あるいは航空機、船舶等からのデータ、今、気象庁長官がお答えいただきましたもろもろのデータは一元的に環境庁が管理をされるという仕組みになっておるんでしょうか。恐らく大学とかその他の機関でもこの種の...全文を見る
○泉信也君 なかなか各省それぞれのお立場があるから一元化は難しいところもあるかもしれませんが、来年度の気象庁の概算要求の中身を見せていただきますと、気候変動・地球環境対策の強化という項目の中で、温室効果ガス等観測体制の強化という項目と地球温暖化予測技術の高度化に関する研究という、...全文を見る
○泉信也君 長官、細かなことで恐縮ですけれども、いわゆる温暖化に関して気象庁として何か来年度へ向けて、私が今申し上げた二項目以外にお考えいただいておるようなことがあるんでしょうか。
○泉信也君 とにかく、気象庁の予算というのは、大臣も御承知のように非常に人件費が多いということで、機器の更新すら思うようにいかないような状態で、新たなこういう温暖化の問題に取り組んでいただくとすれば、ぜひ環境庁で国全体のこの問題に関するセンターとしての機能を果たしていただくような...全文を見る
○泉信也君 それでは、最初にちょっと申し上げました事柄についてお尋ねをさせていただきます。  附則の二条のことについて、先ほど局長は、法律の施行状況そのほか周辺環境、まさにその他のもろもろの状況を考えて必要な措置を講ずる、こういうふうにこの第二条は読むんだというふうにお答えにな...全文を見る
○泉信也君 私は法律の専門家じゃありませんのでよくわかりませんけれども、今局長は、幅広くその変化の状況を踏まえてということをお答えいただきましたけれども、そういう趣旨を明示するようにこれを変えさせていただく、あるいは先ほど来出ておりますような、事業者に対する関与の仕方が大変緩やか...全文を見る
○泉信也君 この地球環境問題に対するスタートの法律でございますので、我々としては十分議論をさせていただいて、参議院としての考え方もまた出させていただきたい、各議員の先生方と一緒に考えたいというふうに思っております。  時間が参りましたので、終わらせていただきます。
09月22日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第4号
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○泉信也君 自由党の泉信也でございます。  まず、佐和参考人にお尋ねをさせていただきます。  私どもは、環境問題に限らずと言った方が正確でありますけれども、どちらかといいますと規制でありますとか、そういう押し込む、禁止させるというような姿勢で臨もうとする嫌いがあると思っており...全文を見る
○泉信也君 ハイブリッドカー等に対する税制等は現在政府でも若干なされておるわけでありますが、なかなか有効打になっていないというのが私は現実ではないかというふうに思っております。  そこで、先生のペーパーの中にモーダルシフトを促すという御提言もいただいております。これも政府挙げて...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  次に、青山先生にお尋ねをさせていただきますが、先生のペーパーの中で、最後のところにございます「関連する組織づくりの課題」というところと、最後の「情報の公開、透明性」のところについて、あわせてお尋ねをさせていただきます。  私自身も、今回...全文を見る
○泉信也君 森嶌先生、この審議会のお立場で、今回の法案の中、必ずしも中間答申と一致したことばかりではございませんけれども、今、私が青山先生にお尋ねしました民間側の活用については、先生のお立場ではどんなお考えをお持ちでございましょうか。
○泉信也君 増田参考人にお尋ねをさせていただきますが、気象庁のOBというお立場でお尋ねをさせていただきます。  先日は気象庁長官においでをいただいて、気象庁がこの温暖化対策に取り組むためにいろんなことをやっていただかなきゃならないというふうなことでお尋ねをさせていただきました。...全文を見る
○泉信也君 どうもありがとうございました。  以上です。
09月24日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第5号
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○泉信也君 一昨日の委員会で、参考人の先生方から貴重な御意見をちょうだいいたしました。  その中で、幾つかの点につきまして、きょうは環境庁にお尋ねをいたしたいと思います。  まず、この法律の七条の二項の二号のところに「温室効果ガスの排出の抑制等のための措置に関する基本的事項」...全文を見る
○泉信也君 確かに、国、地方、事業者、それぞれ立場が違って、定めるべき基本的事項も変わってくるとは思います。  そこで、これは先回のこの委員会でも質問をさせていただきましたが、公益法人を設立しようということがこの法律に書かれてございます。このことにつきましては、青山参考人からも...全文を見る
○泉信也君 十一条の規定を読む限りは、今局長のお答えいただきましたような機能を持つことは余り実は期待できないように私は思うんです。ですから、私自身は本来こうした業務は環境行政の仕事としてやっていただくことが大切だというふうに思っておりまして、公益法人の設立については否定的な見解を...全文を見る
○泉信也君 もう一つは、参考人の御意見として京都大学の佐和先生からお話がございました。今も先生方の質問の中にも二、三出てまいりました。  佐和先生の御発言は、排ガスの抑制ということに関して経済的な措置で対処するというのが一番いいのではないか、このことを強く主張されたと私は思って...全文を見る
○泉信也君 先ほどお尋ねがございましたけれども、炭素税については各方面の意見を聞きながらというお話を局長は答弁されました。日本の経済全体あるいは輸出輸入の分野にまで大変影響することですので単純な結論は求められませんが、大体収れんする方向に行っておるんでしょうか、どちらに収れんする...全文を見る
○泉信也君 資料を見せていただいただけで詳しいことはわかりませんが、北欧を中心に炭素税に類するものが既に取り入れられておるというような資料がここにございます。外部不経済を内部化していくという考え方というのは私は環境問題にとっては特に大切じゃないかというふうに思っておりますので、ど...全文を見る
○泉信也君 この法案は、環境温暖化対策に対する礎石だという御説明をいただいております。まさにこれから本格的な取り組みをしなきゃならないことだと思います。他省庁との調整もございましょうけれども、ぜひ環境庁、積極的に進めていただきたい、このお願いを申し上げまして質疑を終わらせていただ...全文を見る
09月29日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第6号
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○泉信也君 私は、大臣の所信で述べられましたことで一、二点お尋ねをさせていただきます。  けさからダイオキシンの問題を多くの先生方から御質問いただき、また私自身も聞かせていただきましたが、この問題はまだまだ日暮れて道遠しというような感じがいたします。  実は、昨年の大木環境庁...全文を見る
○泉信也君 局長のお答えは大臣の所信に述べられておるとおりでございますので、積極的に取り組んでいただいておることはわかりますが、具体的には、先ほど来議論がありましたようにまだまだ調査そのものも随分おくれておるのではないかというような思いもいたしますが、どんなところを中心に今年度の...全文を見る
○泉信也君 先ほど緒方委員の質問にもアメリカとの観測の仕方が違うというお答えが環境庁の方からございましたけれども、細かな話ですけれども、大臣の所信の中で昨年とちょっと違っておるなと思いますのは、国際的なつながりというか、国際的取り組みという項目が実はことしの所信の中では落ちておる...全文を見る
○泉信也君 そういう研究交流がなされる中で、日本のこうした化学物質に対する調査技術なり分析技術、あるいは対策のレベルというものは、どういうふうに環境庁は比較をしてお考えになって  おられますか。
○泉信也君 もう一つ、今度はちょっと違った観点からお尋ねをさせていただきますが、大臣の所信の中には環境保全型社会という言葉が使われてございます。これは前長官の環境に対する基本姿勢と同じだというふうに私は受けとめさせていただいておりますけれども、環境白書の副題に循環型社会という言葉...全文を見る
○泉信也君 環境基本計画の中に使われておる言葉、今局長がお答えのように切り口を変えながらどうやって達成するかということで取り組んでいただいておるということはよくわかりました。  そこで、実はこの所信表明の中で、例えば前大臣のときですが、エコアジアとか地球環境戦略研究機関とか温暖...全文を見る
○泉信也君 私、前大臣、今の長官の所信を読ませていただきますと、字数で言いますと約半分ぐらいに実は減っておるわけでありまして、しかし中身は整理をしていただいて、温暖化、化学物質、そして自動車公害という例示を挙げて取り組まれようという姿勢を示していただいておると思います。  白書...全文を見る
○泉信也君 終わります。
10月01日第143回国会 参議院 国土・環境委員会 第7号
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○泉信也君 まず最初に、苫小牧東部地域開発問題についてお尋ねをさせていただきます。  この問題については、着工以来既に四分の一世紀を経過した大型プロジェクトでございますが、今千七百八十一億円の借入残高を持っておる、これからどうするか、これが大きな課題になっておるわけです。九六年...全文を見る
○泉信也君 こういう状態に対して、長官の方では所信表明の中でも、これまでの反省を踏まえて再出発したいという意向を述べておられまして、現在の株式会社を一応整理して新しい会社を起こそうという御計画を進めていただいておると承知しておりますが、このような事態になった反省を踏まえてという言...全文を見る
○泉信也君 長官の御決意を伺いました。長官のお言葉にありましたように、日本にとっては最大の、あるいは唯一の来世紀に残された有効な地域だというふうに私も思います。ですから、これまでの責任体制を問うことも私自身は大切だとは思いますけれども、むしろ新しい会社をつくってこのプロジェクトを...全文を見る
○泉信也君 北海満ちから今度高速道路の問題をお尋ねさせていただきます。  道路公団の総裁、御出席いただきましてありがとうございました。  私自身は、いろいろな道路建設に対する批判もございますけれども、縦貫横断、日本の国道を構成する道路をさらに整備しなければならないという観点に...全文を見る
○泉信也君 確かに建設大臣の御指示で公団も業務の改善に取り組んでおられることを承知いたしておりますが、今総裁がおっしゃいました、例えば料金収受業務に関しては具体的な公募型の指名競争入札制を導入するということで既に一部スタートしておられるんじゃないかと思いますが、具体的にどんな状況...全文を見る
○泉信也君 もう一つお尋ねをさせていただきますが、日本ハイカに絡むいわゆる商法違反、特別背任事件が発生をしておるわけですが、この事件に照らして、今までの方式を変えたやり方を公団の方では提示しておられます。  これで本当に再発防止が可能なのか。代理店方式というのは日本ハイカの機能...全文を見る
○泉信也君 これはまた推移を見なければならないと思います。本当にこういうやり方がおっしゃるように透明性があって効率的であるかどうかということは少し推移を見ながらまた議論させていただきたいと思います。  そこで、日本ハイカ事件では、再販売店の選定に際しまして、公団に政治家あるいは...全文を見る
○泉信也君 今総裁の御答弁の中に、さる役所からというお話がございました。何らかの圧力と言っては言い過ぎかもしれませんが、動きがあったということは明らかになったと思います。  さきに参議院の法務委員会で自由党の平野議員が本件に関しまして幾つかの質問をさせていただいておりますが、そ...全文を見る
○泉信也君 この事件では、建設省の資料でも、約二十七億円の使途先不明の金が生じておるというふうに言われておるわけであります。  もっと詳しくお尋ねをしたいわけですが、最後に建設大臣にお尋ねをいたします。  私が一番最初に申し上げましたように、道路事業をさらにしっかりやっていた...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。