泉信也

いずみしんや



当選回数回

泉信也の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月18日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○泉信也君 今までのやり取りを聞かせていただいて、横田さん、有本さんの御両親は、来てよかったな、少し様子が変わるかな、そういうふうには恐らくお考えになれないだろうと私は思います。大変残念で申し訳ないと思います。それは、皆さん方がお答えになっておられますけれども、大声を出すこともな...全文を見る
○泉信也君 一つだけ。  外務省ね、法律に基づいてとおっしゃるけれども、米を何度も出す、あるいは金正男を護衛付きで帰す、あんなもの何で法律に基づいているんですか。そういうことに国民が怒っているんですよ。以上だけ申し上げます。
07月11日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第25号
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○泉信也君 台風一過の今朝の青空のように外務省の暗雲が一日も早く晴れますように祈りまして、質問をさせていただきます。  瀋陽の総領事館の問題につきましては、事件発生後、十日の日に外務大臣が中国の大使を呼ばれまして、五名の引渡しと中国の陳謝、そして再発防止の強い申入れをされました...全文を見る
○泉信也君 陳謝についてはなおこれからの交渉事だというふうにおっしゃいますけれども、新聞紙上等では、既に外務省はあきらめたのではないか、事実上対応していないのではないか、こういうことが言われております。事務次官をトップとするこの対策本部の開催状況を見ましても、そうした差し迫った課...全文を見る
○泉信也君 この問題は深くは追いませんけれども、この表現はあくまで国内向けの表現であって、外交政策上は何の意味もないと私は思っております。  そこで、次に、中国の謝罪の件について、こういうことが話題になっているかどうかだけ教えていただきたいんですが、ウィーン条約の三十一条では、...全文を見る
○泉信也君 立場でなかった者が交渉をした、あるいは中国側が了解を取ったというのは誠に空論になると思うんですね。ですから、そういうことをきちっと中国側に言って、了解を取ったことにはならないではないかというような理詰めの議論も是非していただきたい。  これは、実際どうなされておられ...全文を見る
○泉信也君 明快な質問通告をしていなかったということで、これ以上は申し上げませんが、しかし、口頭であれ何であれ、遺憾の意を表明したというこの事実を日本政府は、日本の外務省がどう分析するか、これからの交渉事にどう生かしていくかということは、当然私は考えていただかなきゃならない、また...全文を見る
○泉信也君 済みません、細かいことは結構でございますので……
○泉信也君 恐縮ですが、何の部分について処分をしたのか。先ほど来お尋ねしましたその謝罪等についてはまだ問題が残ったままだと思いますので、どういう事柄に対して今回の人事の処分をなされたのか。
○泉信也君 細かいことは結構でございます。
○泉信也君 もう少し私の方から細かくお尋ねいたしますが、瀋陽総領事館の(1)の危機意識のところに「対応策を講じておくことが望ましかった。」という表現がございます。それから、危機管理体制の黒丸の二のところにも、「迅速に帰任することが望ましかった。」、こういう表現がありますが、大臣の...全文を見る
○泉信也君 今のお答えをお聞きして大変安心いたしました。  それで、在中国大使館について、指揮命令系統は本省との間にしかないんだ、総領事館とのことは、そういうふうに従来からも聞かせていただいておりましたけれども、昨日の衆議院の委員会で、内部告発の文書に基づいてでございますのでど...全文を見る
○泉信也君 そうしますと、この表現上のことにこだわるわけではありませんけれども、「指揮命令関係は本省と総領事館との間にあるものの、」という表現は、正確に言えば正しいんですけれども、この問題の処理の過程においては、事実、大使が指令を出しておられるという意味では、この文言は実は誤解を...全文を見る
○泉信也君 そういう外務本省の責任の問われ方は、一般論としては私はあると思います。しかし、事態が、こういう事態が発生して、本省からの指示が不徹底であったとか時間的にも大変遅れたというような事柄から考えますと、こういう一般論で外務本省の責任をあいまいにするということは私は許されない...全文を見る
○泉信也君 その判断が私はやはりおかしいというふうに思うんですね。というのは、現場に適切な指示をしなかったというのは、当然、本省は適切な、適時適切な指示をするという職務を持っておると思うんですね。それを一時間もほっておくというようなことが本当に怠ったことにならないのか。あるいは、...全文を見る
○泉信也君 指示をしたけれども電話が通じなかったというようなことは、これは緊急時にそんなこと言っておれますか。何とかして意思を伝えるというのが私は責務だと思うんですね。これは終わったことですから、よろしいと思います。  ここで、私としては、防衛庁の処分が行われた。これは自衛隊法...全文を見る
○泉信也君 大臣のお答えは大方予想されたとおりのお答えでございました。しかし、これで瀋陽総領事館の問題が終わったということに私はならない、強く申し上げておきたいわけです。  そこで大臣にお聞きしたいのは、大臣がいろんなことを考える、なさる中で、総理へ辞表を出そうと、そういう選択...全文を見る
○泉信也君 常に、後始末をする、再発防止に努めるというのは、それぞれの組織の長がやるべきことであり、口にすることであると私は思っております。  しかし、これほどまで国民が嫌な思いをした事件というのはそうたくさんはなかったと思うんですね。そのことを政府としてどう国民に納得していた...全文を見る
○泉信也君 外務大臣にお尋ねいたしますが、この件について、先日、この場で大臣は個人の意見としてお答えをなさいました。外務大臣としてどういうお考えか、お聞かせをいただきたいと思います。
○泉信也君 もう時間がありませんが、外務大臣として外交政策をつかさどる上から、防衛庁がそのままでいいのかどうか、そうした見識を持って閣議等で御発言をいただきたい、私はそのようにお願いして質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。
07月18日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第27号
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○泉信也君 巷間言われております経済協力局長に経産省からの人材を充てられるということは、私は問題があるというふうに思っておるんです。それは外務官僚の皆さんの思いと少し違うところがあるやに仄聞をいたしております。そのことが外務省のパワーを、あるいは一時的かもしれませんが、そぐような...全文を見る
○泉信也君 歴代の外務大臣の姿勢が今日の外務省を招いておるんではないか。したがって、外務大臣とはいかにあるべきか、外務大臣としての在り方論についての大臣のお考えを聞かせていただきたいと思います。
09月12日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○泉信也君 保守党の泉信也でございます。  外務副大臣には御出席いただきまして、ありがとうございます。  まず、中国における遺棄化学兵器の廃棄の問題についてお尋ねをさせていただきます。  化学兵器禁止条約に言うところの遺棄化学兵器の定義について簡単におっしゃっていただけます...全文を見る
○泉信也君 今お答えいただきました当該国の同意を得ることなくということが非常に大きなポイントだと思うんですね。  それで、今私が問題にしようと思っておりますハルバ嶺辺りのあの部分は、ポツダム宣言を受け完全武装解除をされました。当時はソ連軍の司令官に日本軍は武装解除を受けたわけで...全文を見る
○泉信也君 私は、あの武装解除を受けたときに、化学砲弾だけは日本軍が持って処理をするというようなそういう余裕があったとは実は思っておりませんで、したがって、この条約に基づく遺棄化学兵器には当たらないということを主張してまいりました。しかし、それは既に条約を批准し、発効され、中国と...全文を見る
○泉信也君 この件は、国際条約に基づいて処理をするというのが基本的な立場でありまして、この共同声明とか友好条約なんかを書き込むということが既におかしいわけで、この共同声明も友好条約も何らこの案件処理には必要ない、それがこういうところに入っておるというところに従来からの外務省の姿勢...全文を見る
○泉信也君 条約に基づく覚書ですから、当然こういうお互いの国の立場を私は明記すべきだと、領域締約国の立場を超えての協力というふうにおっしゃって、今、副大臣は言われました。もしそうであったといたしましても、条約の定義をきちんとそこに位置付けておく。今、副大臣のお答えになりましたよう...全文を見る
○泉信也君 副大臣には御在任中の話ではないだけに大変申し訳ないお尋ねをしておるわけでございますけれども、最初に申し上げました共同声明、友好条約、こういう事柄も私は過去の質疑の中で条約に基づいてやる、今回の化学兵器禁止条約に基づいてやるんですねということを念を押しておるんですね。し...全文を見る
○泉信也君 十三年度あるいは十四年度の予算では具体的な施設の整備が一部なされておるように新聞報道で承知をいたしておるわけですが、作業用道路約八キロ余りのものができると、こういうふうに承知しておりますが、この費用は幾らなのか。そして、また新聞ですが、畑の休耕補償などのために五億五千...全文を見る
○泉信也君 今、道路の費用についてお話がございましたが、およそ一メーター十万円ぐらいの費用になるかと思うんですね。そうしますと、日本の道路の価格、コストからしますと、必ずしも安くはないなというふうに私は思います。  そこで、その道路は十年間使用する道路と、化学兵器処理をする、例...全文を見る
○泉信也君 今の御答弁で理解をいたしましたけれども、後々、中国側にも使っていただく道路というようなことになれば、当然費用の案分をして、そして、せっかく造る道路が本当に有効的に使っていただけるように考えていただきたいと思います。  そこで、会計検査院にお尋ねをいたしますが、こうい...全文を見る
○泉信也君 先日の決算委員会で、ODA等に関しても相手国の主権にかかわる問題があって踏み込めない部分があるというようなお話もございましたけれども、本件は正に日本の責務の中で処理をすることでございますので、是非検査院には、過剰な投資になっていないか、あるいは不適正な支出がないか、そ...全文を見る
○泉信也君 先ほど申し上げましたように、一兆円にも達するかもしれないこの処理でございますので、室長、お答えいただきましたように、透明性の確保、そして最小のコストで処理できますよう一層その努力をしていただきたいと思います。  外務副大臣には通告をいたしておりませんでしたけれども、...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  正に共同声明の中にそのことが盛り込まれておりますので、今後その問題が日本政府を悩ますことがないように外務省の姿勢をお聞きしたかったわけでございます。  次に、北朝鮮問題について少しお尋ねをいたします。  十七日に総理が北朝鮮にお出掛け...全文を見る
○泉信也君 正に片仮名法律だったと思いますけれども、そういう法律にのっとって処理をしたということを承知いたしております。  しかし、事北朝鮮の問題、平成十年ですから拉致問題も発生しておる、米も何度も送っておる、そういう相手国の兵士の六遺体をそういう今申し上げた片仮名法律で処理を...全文を見る
○泉信也君 確かに入管の問題であることはおっしゃるとおりでございます。しかし、この偽造旅券入国をした、そういう案件は幾つもある、それはすぐに追い返すんだというふうにお答えをいただいたこともございますけれども、なぜ飛行機のタラップの下まで送り届けて、外務省職員が飛行機に乗って北京ま...全文を見る
○泉信也君 二年だけ金利分を支払っていただいた、その後は納入がない、督促をしておると。  これは、国民のお金をそんなのんきなことでよろしいんでしょうかね。相手がお金を払ってくれなければ仕方がないという言い方かもしれませんけれども、それならば、食糧庁はこれから先あるいはその後の米...全文を見る
○泉信也君 それぞれのお立場があって、手の届かないところもあるかと思いますけれども、本当にでたらめなんですよね。  今申し上げました米は平成七年の延べ払い、その後平成十年、十二年、十三年には五十万トンというような大きなお米もまた援助をしている。かつて外務大臣が大見えを切ったこと...全文を見る
○泉信也君 過去に大変長く在港した船がありまして、何ゆえに在港しておるのか大変不審に思ったケースもございました。二週間程度であれば大体荷役の日数かなというふうに思います。  私のところに熊本の井上俊輔さんという方からお手紙をいただきまして、日本会議熊本の大橋副理事長という方が、...全文を見る
○泉信也君 もう一つお尋ねいたしますが、米袋にハングル文字が記されておったと。日本から出ていく米なのに、なぜハングル文字があったのか。ハングル文字が何が書いてあったか分かりませんけれども、どうしてそういうことがなされておるのか。日の丸を付けて送り届ける、それが国民の願いだと私は思...全文を見る
○泉信也君 ありがとうございました。  先ほど来繰り返しておりますように、国民が非常に不安というか不信感を持って北朝鮮との関係を見ておるわけでございます。仕向け港は北朝鮮の港の事情で、出港前というか、比較的その近くでないと分からないということも私は理解できないわけではありません...全文を見る
○泉信也君 手短にお答えをいただきたいと思いますが、昭和六十年の八月のいわゆる靖国懇と今回は何が変わったから設けられた新しい懇談会なんでしょうか。
○泉信也君 六十年の分は靖国参拝が憲法に違反しないというような結論を出していただいたと理解しております。  今お答えがございましたように、総理は、内外の人々がわだかまりなく追悼の誠をささげるにはどうすればよいかというのが談話だと思うんですね。しかし、官房長官の招集されました趣旨...全文を見る
○泉信也君 私は、字面だけを読めば趣旨は同じだとは思えないんですが、それは御回答のとおりでよしとしましょう。  わだかまりというのは何ですか。日本国民にわだかまりがあるというお思いもございましょう。しかし、一番高いときには、率的に見ますと八割の方々が総理が靖国にお参りになること...全文を見る
○泉信也君 何人もわだかまりもなくと、そんなことありますか。そんなことあり得るはずないでしょうが。  そこで、全国戦没者追悼式が八月十五日に武道館で行われておりますが、この追悼の対象者はどういう方々でしょうか。率直にお尋ねしますと、いわゆるA級戦犯の方々も対象になっておるんでし...全文を見る
○泉信也君 もう一度お尋ねします。  いわゆるA級戦犯の方は対象になっておりますか。
○泉信也君 もう一度お尋ねしますが、いわゆるA級戦犯は対象になっておりますか。
○泉信也君 答えてくださいね。私は、お尋ねしていることにきちんとお答えをいただきたい。包括的なことを私はお尋ねしておるんではありません。いわゆるA級戦犯が対象になっておるかどうかということをお尋ねしているんです。  もう一つお尋ねしますと、A級戦犯の御遺族の方々に、当時の厚生省...全文を見る
○泉信也君 先ほどの官房長官の下の懇談会でも、招待状を出していたと、こういうふうにお答えになっておりますよね。今のお答えはちょっとニュアンスが違うと思いますが。  それでは、いわゆる外国人も対象になっておりますか。日本と戦って亡くなられた外国人も対象になっていますか。
○泉信也君 今は、旧日本軍の外国の方は含まれておるというふうに明快におっしゃったんですが。  もう一度お尋ねします。いわゆるA級戦犯は含まれていますか、含まれていませんか、お答えください、具体的に。
○泉信也君 私は包括的なことは聞いていないと申し上げているじゃないですか。  それでは、厚生労働省は包括的にという答弁をされた。私は、それを受けて、A級戦犯が含まれておるということを、外国を含めて、対外的に話をしてよろしいですか。
○泉信也君 委員長に申し上げますけれども、きちんと真正面から答えてほしいんですよ。一部分の外国人は含まれておりますということを答えておきながら、包括的に答えるというのは矛盾しておると私は思うんです。質問ができません。
○泉信也君 私は、それでは全国戦没者追悼式にはA級戦犯が含まれておると、今日の質疑を通してそう理解をいたしますし、それを否定しなかったことも事実でありますので、これから対外的にもそのように申し述べてまいりたいと思います。  そこで、時間があとわずかになりました。多くの国民が靖国...全文を見る
○泉信也君 総理が今年の四月に靖国神社にお参りになりましたときに靖国は戦没者追悼の中心的施設であるということを述べておられますし、また、官房長官の下の懇談会にあっても、総理の靖国参拝とは別物だというような意見の交換もあったようでございます。  それで、私は、もうこの懇談会は閉じ...全文を見る