礒崎陽輔

いそざきようすけ



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礒崎陽輔の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第177回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○礒崎陽輔君 おはようございます。自由民主党の礒崎陽輔でございます。  早速質問を始めたいと思います。  まず、国土交通大臣にお伺いいたしますけれども、中国船衝突事件は国民にとって極めて衝撃的なものでありましたが、いまだに衝突船のビデオが全部公開されてない、流出部分しかやって...全文を見る
○礒崎陽輔君 いやいや、ちょっと勘違いもあるところもあるんですけどね。  昨年の状況を見て、あのビデオが流出しました、ビデオはやっぱり公開して良かったと、国益にかなったというふうには大臣お考えになりませんか。
○礒崎陽輔君 大臣、どっちなのか分からない。役人の答弁を基にして大臣答えちゃ駄目ですよ。政治家としての大臣の答えが聞きたい。あの少なくとも流出部分だけは、何か困ったことありましたか、あれでやっぱり日本の国益は守られたと私は思うんですが。もう一度答弁してください。
○礒崎陽輔君 それであれば、本当に操作上問題になるような秘密がある部分はいいですけれども、我々は理解します、そこは、大臣がさっきからおっしゃっているから。じゃ、それ以外の部分は公開してもよろしいですね。
○礒崎陽輔君 あのね、はぐらかさないで答えてください。六時間全部でテープがあるんですよ。その中で支障がある部分があるのかどうか、これから理事で見させてもらいますけど、だから、支障がない部分は出してもいいんですかと私聞いておるのに、全部支障があるんですか。
○礒崎陽輔君 いやいや、答えてないですよ。だから、いや、支障があるかどうか分からないけど、それは理事会で見させてもらいましょうと。じゃ、支障があるところは本当に我々が思えばそれはいいでしょうと。支障がない部分は公開していいでしょうと言っているんだから、ちゃんと答えてください、そこ...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、質問に答えてませんよ。  支障がない部分は公開してもいいのかと言っているんだから、それ答えなさいよ、ちゃんと。
○礒崎陽輔君 ちゃんと答弁してね、大臣。六時間全部支障があるんですか、じゃ。
○礒崎陽輔君 そのときの政権って、今の政権替わるんですか、今から。もう辞めると言っておるんですか、今の政権。そのときの政権っていつの政権か。今聞いているんです、私は。そうでしょう。  だから、私の言っているのは、理事会は今から、支障があると政府が言っておるから本当に支障があるの...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、びっくりしましたね。日本国の大臣が、私が答弁できない、それであんた国土交通大臣務まりますか。何を言っているんだ、そんないいかげんな答弁を。だから、全部六時間支障があるかと聞いておるんですよ。役人に聞かないと答弁できぬと、そんなばかな大臣がありますか。もう一回答...全文を見る
○礒崎陽輔君 また民主党の人はなかなか立法権と行政権の関係が分かっていないんだけれど、基本的には国政調査権あるんですよ。国政調査権でどうしても国益にかなわぬときは政府が声明を出さなきゃこれ拒否できないって知っていますね、それは。そういう話をあなた今しているんですからね。  いや...全文を見る
○礒崎陽輔君 やっといい答弁いただきましたよ。そうですよ。もう一回言うけど、我々はもう全部出さなきゃけしからぬと言っておるわけじゃない、大臣。支障があるんだったら、それは理事会で全部見せていただこうと。そこで議論をして、まあまあこんなところは出してもいいんじゃないかというところは...全文を見る
○礒崎陽輔君 だんだんいい答弁をいただくようになりましたけれども。そうですよ、こっちも無理言っておるんじゃありませんからね、与野党ちゃんと議論しましょう。別に無理なこと言うつもりはありません。出すべきものは、出せるものは出してくださいと、そういうお願いをしておるんで。最後二回にわ...全文を見る
○礒崎陽輔君 今、だから廃止をすべきだというふうに言っていただいたのは、なぜ廃止すべきだと言ったのか。理由は総務省はどう言っていますか。
○礒崎陽輔君 新聞報道によりますと、総務省の年金業務監視委員会は国民年金法に違反する疑いがあるというのを一番先に挙げておると思うんですが、それは違いますか。
○礒崎陽輔君 法律の疑いがあるというのは意味よく分からぬですけど、今の指摘、大臣はどう思いますか。今の指摘について大臣はどう思いますか。
○礒崎陽輔君 いえいえ、そういうことを聞いておるんじゃなくて、違法の疑いと言われたんでしょう。違法だと大臣も思いますかと聞いているんですよ。
○礒崎陽輔君 違法ではないという認識ですか。  総務大臣、これでいいですか。
○礒崎陽輔君 総務大臣はほかのところで通告しておったんで余り責めませんけどね。何が違法で違法でないのかという問題でしょう。  これでお役人を処分しましたね。どんな処分しましたか。
○礒崎陽輔君 それはどういう理由で処分したんですか。
○礒崎陽輔君 いえ、何か分からないんだけど、じゃ決裁を大臣まで上げておけば問題がなかったということですか。
○礒崎陽輔君 いや、そんなことを聞いておるんじゃなくて、大臣に上げなかったことだけが問題じゃないんでしょう。今、総務省はちょっと訳の分からぬ答弁だったけれど、要は違法の疑いがあると言ってきたわけでしょう。大臣が決裁したら違法じゃなくなるの、そこを聞いているんですよ。
○礒崎陽輔君 じゃ、今後どうするんですか。この通達のままでいくんですか。
○礒崎陽輔君 いや、だから、総務省から違法の疑いがあるという連絡をもらったんでしょう。連絡をもらって、今まで通達でやっておったものを今度は法律改正でやるというんでしょう。  それは、課長通達は違法であるということを認めたんじゃないですか。何で、その主意書まで遡らなくていいですよ...全文を見る
○礒崎陽輔君 ここははっきりせにゃならぬ大事な問題なんですよね。  いや、課長通達でどうやってまけられるんですか。私は不思議でたまらないけれども、課長通達、違法でないと言うんだったら、法律上どういう、第何条第何項の規定に基づいてこの課長通達出せるのか、根拠を挙げてください。
○礒崎陽輔君 結局、根拠は挙げられないんです。法的根拠がないというのは違法ということです。  財務大臣、税金まけるときに、租税法の根拠なく勝手に大臣がまけられますか。
○礒崎陽輔君 もう余り大議論するつもりないけれども、租税法定主義というのは憲法に決まっておるんですよ。だから、賦課するのはもちろん憲法にある。だから、まけるのは、これは利益処分だというような意見もあるかもしれないけれども、今度は、そのときは法の下の平等に引っかかるんですよ。租税法...全文を見る
○礒崎陽輔君 いやいや、そういう牽強付会な答弁したらむちゃくちゃですよ、日本は法治国家でありますから。何か運用できるような根拠があればいいけれども、さっき言ったように、税はないとはっきり財務大臣言っておるじゃないですか。当たり前ですよ。地方税でも国税でもちゃんと減免できると、ここ...全文を見る
○礒崎陽輔君 日本国の大臣が法律を守らなくてもいいという答弁をしている、本当に情けない。民主党というのは憲法体制も無視するんですよ。これは憲法の問題ですよ、こんな問題は。  それは、あなただって法律家なら良心のある答えが欲しい。課長通達なんかでまけちゃいかぬから処分したんでしょ...全文を見る
○礒崎陽輔君 はっきり言いますけど、二月二十五日に自民党の厚生労働・総務部会がありました。私、総務部会の副部会長ですので副議長をやっていました。そこで事務方に、誰と相談してこんな通知を出したのかと聞きましたら、政務三役に相談したという答えがありました。それじゃ分からぬので、政務三...全文を見る
○礒崎陽輔君 政務官は知っていたというのはこれは新事実でありますけれども、まあしかし、大臣は知っていたと言っていましたよ。本当に知らないんですか。  まず、じゃ政務官はどういう処分をしたんですか。
○礒崎陽輔君 政務官と大臣の間、副大臣がおるんじゃないんですか。何で副大臣は処分されなかったんですか。
○礒崎陽輔君 じゃ大臣、今から仮に私たち自民党が、大臣がこの課長通達に、出す前に関与していたという証拠をきちんと挙げれば大臣辞めていただけますね。
○礒崎陽輔君 意味は分からないけど、この前の総括質疑でもあなたは知らないと言った。今日もはっきり知らないと言った。もし知っているという事実が出てきたら、これは極めて重大だと思いますよ。それはもう、この予算委員会でもし虚偽の答弁をしたらどうなるかということは分かっていると思います。...全文を見る
○礒崎陽輔君 何かもう最後は真面目な答弁もする気もない、そんな感じがいたしますが。  まあこれは明らかに法的根拠を挙げられないわけだから、運用でも、何か大臣のこんな運用権限があると、そんなものどこかで考えていなきゃおかしいわけで、明らかに違法なことをしていて、それを放置している...全文を見る
○礒崎陽輔君 午前中に引き続きまして、ちょっと厚労大臣、もう一つお伺いしたい。  午前中も伺いましたけれども、今までにも同じような事態があったという答弁を、昨日の官房長官、今日の厚生労働大臣しているのかどうか。今までも運用でこういう一号と三号が間違っているときには保険料を減免し...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、記録に基づいて裁定したのなら記録どおりだから。そうじゃなくて、記録を正しい方向に変えて裁定したということでしょう。違うの。
○礒崎陽輔君 だから、私の質問は、それをだから調査して国会に報告してくださいという質問なんですが。
○礒崎陽輔君 では、理事会においてただいまの調査報告を御検討いただきたいと思います。
○礒崎陽輔君 質問を変えますが、アメリカ国務省のケビン・メア日本部長の発言は極めてゆゆしき問題であると私は考えます。これに対して、今外務省はどのような対処をしておるのでしょうか。
○礒崎陽輔君 何もしていないんですか。私は何をしておるのかと聞いたんですよ。日本人は合意文化をゆすりの手段に使う、合意を求めるふりをしながらできるだけ多くの金を得ようとすると、日本政府は仲井眞沖縄県知事にお金が欲しいならサインしろと言うべきだと、こんなことを言ったと。本人はあの発...全文を見る
○礒崎陽輔君 こういうときに外務省しっかりしなきゃ駄目なんですよ。これは別に与党とか野党とかいうんじゃなくて、日本がばかにされているわけだからしっかりとやらなきゃ駄目なんであって、そんな、まあ一つそれをやったのはいいでしょう、大使に言ったのはいいけれど、米国本国も向こうの大使館か...全文を見る
○礒崎陽輔君 抗議をしたのか、あるいは今からするのか、する気がないのか、答えてください。
○礒崎陽輔君 外務大臣が不在といっても、これだけばかにされたことを言っておって、外務省の対応、私は甘いと思います。この前の捕鯨船の話もそうだし、今度もそうだし、こんなことばっかり続けているから日本はばかにされる。もっとちゃんとした態度取りなさい。もう一回。
○礒崎陽輔君 結局まだ何も決めていないということですよ。おかしいと思いますよ。こんなのは、幾ら外務大臣が首切られたからといって、やっぱり外務省、ちゃんと政務三役集まって、役人も集めて、きっちりとどうしてどうしてどうするというのが、少なくとも予算委員会開いているこの場で答弁できない...全文を見る
○礒崎陽輔君 防衛省の見解というのは何か教えてください。
○礒崎陽輔君 昨日も大臣は個別に聞いたらお答えすると言っていますけれども、これ情報機関で個別に聞いてお答えしていていいのかどうか分からないですけれども、じゃ、聞きます。  監視対象というのがあるんですね、監視対象ね。監視対象に我が自民党の佐藤正久議員が含まれておりますか。
○礒崎陽輔君 宇都隆史議員はいかがでしょうか。
○礒崎陽輔君 田母神俊雄さんはいかがでしょうか。
○礒崎陽輔君 何度も失礼ですね、次は二人まとめて聞きましょう。  中谷元衆議院議員と渡辺喜美衆議院議員はいかがでしょうか。
○礒崎陽輔君 そうすると、今分かっているのは、佐藤正久議員と宇都隆史議員は監視対象でないということでありますが、どうして佐藤さんと宇都さんは監視対象じゃないんですか。
○礒崎陽輔君 いや、そこは分かるんですよ。じゃ、そうしたら、何で佐藤さんと宇都さんだけ答えるんですか。おかしいじゃないですか。情報機関なんでしょう。情報機関が誰を監視対象にしている、しているもしていないも、そんなもの肯定も否定もしたらおかしいんじゃないですか。
○礒崎陽輔君 いや、大臣、少し勘違いなさっているんです。だから、別に、具体的な名を挙げたら、それを調査してくれるのはいい悪いと言っていないんですよ。監視対象かがイエスかノーかなんかいうのが大臣の口から出るのはおかしいんじゃないですかと言っているんですよ。
○礒崎陽輔君 それでは日本の情報機関としての性格はおかしいと思いますよ。大臣が、監視対象か監視対象でないか、そんなこと一々言ったらおかしいと思いますよ。公安調査庁だって同じでしょう。公安調査庁長官が、この人は監視しています、この人は監視していませんなんか言ったら、日本のそういう情...全文を見る
○礒崎陽輔君 私は理解はできません。やっぱり情報管理上、大臣が情報を漏らしたということは、私は重大な問題であるということを指摘しておきたいと思います。  もう一つ、松崎哲久議員の昨年の航空隊の納涼祭での報道について調査してほしいという要求をうちの丸川珠代議員からここで、予算委員...全文を見る
○礒崎陽輔君 これも中身の話まで余り、後で関連質問の方でやりますけれども、私は理事でありまして理事会のことを知っているんだけれども、別に与党の理事がこれに反対なんか言っていないんですよ。だから、これはもう予算委員会で調査してくださいなと丸川珠代議員からお願いして、あなたが調査しま...全文を見る
○礒崎陽輔君 大臣のそれは分かりましたけれども。  もう、こういうこと多いんですよ、役所側は出すと言っていますけど、じゃ理事で考えてください。理事が反対すれば私も分かりますよ、それは。理事間で全然別に反対も何もしておらぬ、役所も出せますと言う。こういう与党のやり方が私はおかしい...全文を見る
○礒崎陽輔君 やっぱり与党はちゃんとしてくださいよ。おかしいでしょうが。いや、何かが対立しておるんだったら私も分かるんだけど、予算委員会で委員が要求して、出すと約束して、調査も終わっている。与党理事から野党理事に別にそれは出すのは反対だという意見もない。こんなことが委員長、多過ぎ...全文を見る
○礒崎陽輔君 少し気に入りませんが、時間もありませんので、次に行きましょう。防衛事務次官通達です。  私は、自由民主党参議院政策審議会言論弾圧通達検討プロジェクトチーム座長という長い名前をいただいております。  先週、広田政務官を通じて防衛次官通達の即時撤回を申し入れましたが...全文を見る
○礒崎陽輔君 申入れ書は大臣にお読みいただけるように分かりやすく一生懸命書いたつもりでありますが、なぜいまだに通達が撤回されないのでしょうか。
○礒崎陽輔君 自衛官の政治的中立性を保たなきゃならぬ、これは今大臣も言ったように私も同意であります。そこは分かります。ただ、要は目的が正しければ手段は何でもいいというわけじゃないんですね。  そこはもう議論をするというか、私のペーパーの中にしっかりと書いておるわけでありますけど...全文を見る
○礒崎陽輔君 だから、その自衛官が要は、この通達の中にありますように、団体の行為により、政治的行為をしていると誤解を招くおそれがあるときは当該団体の参加を控えてもらうことと指示しておるんでしょう。で、控えてもらう相手方は一般国民でしょう。だから、自衛官だけの効力と違いますね。
○礒崎陽輔君 あのね、ここが一番大事なんですよ。自衛官に対する命令は分かっておるけど、その自衛官が、今言ったように当該団体の参加を控えてもらうと書いているんだから、これは一般国民に対しての効力を持つでしょう。なぜそれが、そこをちゃんと答えてください。
○礒崎陽輔君 それは駄目ですよ、それは。はなから言っていないけれど、要は自衛隊法の趣旨を周知するわけでしょう。通知、周知したけれど、いや、そんなものには従えないと言ったら、今何回も言うけど、当該団体の参加を控えてもらうと書いておるじゃないですか。だから、どうしてそれが国民に、一般...全文を見る
○礒崎陽輔君 大臣、法律論をしているんだから、ごまかしたって駄目ですっていうんです。要は、今言ったように、参加を控えてもらうと書いておるんだから一般国民に対する規制効果もあるでしょうと。認めてください。
○礒崎陽輔君 まあ、少し進みました。場合によっては国民を規制するんでしょう。だから、それは憲法違反だと言っておるわけですよ。  はっきり言って、憲法も全部駄目と言っておるんじゃないんですよ。明白かつ急迫な危険がある場合、そして他に取り得る手段がない、これはアメリカの憲法判例でそ...全文を見る
○礒崎陽輔君 まともに答えてくれなきゃ予算委員会何時間使ったって終わらないですよ。だから、自衛官に対する通達でしょう。それは分かっている、だから。分かっているけど、その自衛官が、参加を控えてもらうようにと書いておるわけだから、国民、一般の国民に対して効果を持つ命令になっておるでし...全文を見る
○礒崎陽輔君 難しくなったら役人が出てくる。駄目、大臣、そんなことじゃ。  だから、これも言っているんですよ。そういう答弁を前からしているけれども、プロジェクトチームで再三にわたって、通達の性格はそのとおりであるが、問題は、この通達に基づいて行う自衛隊員の行為が憲法違反に当たる...全文を見る
○礒崎陽輔君 全く何というかもう議論にならないわね、一生懸命こっちも真面目に議論しておるんだけど。考えたって、だって分かるでしょうが、これだけのものが。どうしてこれが民間に対する効力がないの。使ったらいかぬと言っているんだから。  私はそんな議論拡散していませんよ。一点だけ、そ...全文を見る
○礒崎陽輔君 我々は憲法問題を議論しておるんですよ。あなたの趣味みたいな話に付き合っておるんじゃないんだよ、これは。日本国憲法の言論の自由というのがこんなことで踏みにじられていいかどうかという議論をしておるんだ。それが根本の問題なので、通達だから民間は効力ない、民間効力がなかった...全文を見る
○礒崎陽輔君 大臣、気持ちの話を我々しておるんじゃないんで、法律論をしている。法制局長官、さっきのどうですか。当該団体の参加を控えてもらうというのが、何でこれが国民に対する規制にならないんですか。使わせぬということでしょう、要は。防衛省の周知に対してそれは聞けませんといったら使わ...全文を見る
○礒崎陽輔君 せっかく委員長の指揮で内閣法制局長官を当てていただいたのはお礼を言いますけれども、結局逃げているんですよね。答弁しない。だから、結局法制局はお墨付きにならぬということですよね。そういう答弁で今あった。だから大臣と議論しなきゃならぬのだけれども。  だって、入っちゃ...全文を見る
○礒崎陽輔君 いいとか悪いとかまだ言っていないんですよ、皆さん。この事実関係を確認して議論に資そうとする段階からもう、何かもう日本語の通じない議論で、大臣、立場は分かるけれども、もうちょっとどうかしてほしいですね。  例えば、昨日の小野さんの質問でもあったけれども、要は政治的中...全文を見る
○礒崎陽輔君 もう日本の国会の予算委員会で議論しておるのに、こんな日本語が通じぬと困るんですよ。  要は、主催者だけにしか、中でも外でも一緒ですよ、自衛隊の中立性の要請をしないわけだから、主催者はそれで仮にいいとしたって、ほかにいろんなお客さん来るでしょう。例えば、自民党の国会...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、そんな政治集会なんかいうのを自衛隊の中ではやらないでしょう、普通は。そういった何周年記念だとかはやるけど。  私のような自民党の国会議員が行くわけですよ。それで、いろんなことを言うのも問題なんでしょう。問題じゃないんですか。それは全くどうもせぬでいいんですか...全文を見る
○礒崎陽輔君 じゃ、政治家でない一般の来賓はどうですか。
○礒崎陽輔君 同じって意味が分かりません。ちゃんと答弁してください。
○礒崎陽輔君 同じじゃ意味が分かりませんから、きちんと答弁してください。
○礒崎陽輔君 何かだんだんしっぽが出てきておるような感じもしますけれどもね。結局、言論統制じゃないですか、それ、みんなが同じことを言うんだったらおかしいだとか。言っていることおかしいですよ。やっぱりもうちょっときちっと議論がかみ合うようにしてほしいですけれどもね。  それで、私...全文を見る
○礒崎陽輔君 いやいや、大臣に聞いているんだ。何でそんな、何をやっているんだ。駄目だ。(発言する者あり)官房長が言ったのをどう思うかと大臣に聞いているのに、何で……
○礒崎陽輔君 駄目、駄目、駄目。ちょっと、止めてください。止めてください。
○礒崎陽輔君 大臣も分かって言っているんだろうけれども、要らないんですよ。だから、政治的中立を守らにゃいかぬ、これは我が自民党も同意であります。だから、そのことを自衛官に通達する、それだけじゃ足らぬと思うんだったら関係団体にもそのことを御理解してもらうようしなさいと、そこまでだっ...全文を見る
○礒崎陽輔君 大臣から少しはほっとする御答弁をいただきました。まあ朝も協議しましたけど、なかなか与党、野党、話合いがないのが私悪いと思いますからね。やっぱり、もう一回言いますけれども、大臣のお気持ちが分からぬわけじゃありません。まあ確かに、非常に強めの過激な発言があったのも私も聞...全文を見る
○礒崎陽輔君 やっと大臣にすばらしい答弁をいただきました。まあその協議のやり方はいろいろ御相談しましょう。別に私は今、こうでなきゃいかぬ、自民党とだけやれとか、自民党の言うこと聞かなきゃ駄目だと言っておるわけじゃありませんから。困るのは現場の自衛官なんですよ。だから、早くこの問題...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあいろいろ御意見はありましょうが、あなたも大分突っ張っておるわけですからね。まあまあその中で、やっぱり円満な解決も大事、与野党が話し合うことは私は大事だろうと思っておりますので。  まあ今日は大臣は、いい答弁をもらったと私は思って、この質問は終わりたいと思います...全文を見る
03月29日第177回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○礒崎陽輔君 自由民主党の礒崎陽輔でございます。自民党を代表いたしまして締めくくり総括の質疑を行いたいと思います。  東日本巨大地震、津波により二万七千人を超える死者、行方不明が確認されており、二十万人を超える皆様が避難生活を続けている。なお、孤立して十分な支援を受け得ない人も...全文を見る
○礒崎陽輔君 今、復興の話もありました。もちろん復興のこともつかさつかさで検討しなきゃなりませんが、まだそこまで行く段階ではないと思います。地震、津波の被災者に対しても、まだ十分な救援物資が届いていない状況にあります。  原発事故は、まさに今まだ災害の最中であります。まずそのこ...全文を見る
○礒崎陽輔君 今そういう御答弁ですが、災害対策の最高責任者が官邸を簡単に離れるべきではないじゃないですか。それが最大の問題なんですよ。あなたは政治的パフォーマンスをしたかったんじゃないですか。
○礒崎陽輔君 昨日の班目原子力安全委員長の答弁によると、あなたはヘリコプターに乗る前に、ちょっと勉強したいんでと言ったという答弁がありました。そういうことをおっしゃいましたね。
○礒崎陽輔君 状況の把握は最高指揮官がするものじゃないんですよ。消防でも警察でも何でも一緒ですよ。だんだんその出動は上の方に上がっていくけれども、最高指揮官はやっぱり本部におって軍配を振るう、それがあなたの仕事じゃなかったんですか。それを放棄しちゃ駄目じゃないですか。
○礒崎陽輔君 あなたは日本国の内閣総理大臣なんです。陣頭指揮もそれはあるでしょうけれども、それは日本国の最高責任者が原発の現場に行くという話じゃないでしょう。もうちょっと、だったら大臣レベルあるいは副大臣レベル、そういう人たちが現地に行ってやるということはあるかもしれないけど、あ...全文を見る
○礒崎陽輔君 ちゃんと答えていないと思いますよ。  班目さんが言うのは、あなたがずっと言い続けていたという。我々の資料があるのは、東電がベントをしますと返事をしたのは、総理がヘリコプターで帰った、まあ下には降りなかったんでしょうけど、八時三十分だというの、朝の八時三十分。その間...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、だから、あなたが言ってないって言ってないんですよ。あなたが一生懸命言っていたのは私も聞いている。聞いているけど、東電が八時半まで聞かなかったんでしょう、これは。それはなぜかというんです。  あとの開くとか開かないとか、圧縮空気がなかった、それを調達するのに四...全文を見る
○礒崎陽輔君 そこも後で検証せにゃならぬ重大な問題でありますけれども。  とにかく、それぐらいの緊迫した、要はメルトダウンの可能性があるから早く状況を脱しなきゃならぬ、だけどなかなか東電からまともな返事が来ない、どうすればいいんだ、時間が間に合わぬ、弁は開かない、一つは電磁弁だ...全文を見る
○礒崎陽輔君 私はあなたに日本の危機を任せられない。本当に大変な日だったんですよ、十二日の午前中というのは。それを、陣頭指揮じゃないですよ。あなたが勉強するなんかいうことはどうでもいいことなんです。あなたの仕事は判断して指示することなんですよ。それが総理大臣の仕事なんですよ。情報...全文を見る
○礒崎陽輔君 もう質問していて日本語が通じないのでがっかりしますよ。あなたは三時間何やっていたのかと私は聞いておるわけですよ。  新聞報道によったら、東電の幹部にどなりつけておったというじゃないですか。何をそう総理がわざわざ民間会社まで行って民間企業の社長をどなりつけにゃいかぬ...全文を見る
○礒崎陽輔君 国民にとって幸か不幸か、これだけの大災害が起きたときの総理大臣は、菅さん、あなたなんです。いろいろ言っても応急復旧まではあなたに頑張ってもらわなきゃ困るんですよ。だから、パフォーマンスじゃないんです。あなたにもう日本の将来が今懸かっておるわけですから、どうかそういう...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、また話が戻るんだけれども、あなた、分かってないですよ、最高指揮官としての、最高責任者としての取るべき行動が。現地を見ることも大事だけど、それは、危機のその真っただ中で行くものじゃないでしょう。ちょっと落ち着いてから行けばいい、現地へ行くのは。いっぱい立派な大臣...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、やじに答えないでいいですよ。  その辺に、じゃ、話入っていきましょう。  タービン建屋の漏水から通常の十万倍の放射性物質が検出されたということですね。ということは、これは原子炉内の燃料棒が、溶融という言葉もあるでしょうし破損という言葉もあるのかもしれません...全文を見る
○礒崎陽輔君 使用済核燃料からはこれだけの高い濃度の沃素131は出ませんよね。だから、これはもうほとんどの人が、炉心の中の被覆されているはずの燃料棒が破損したんだということはもう基本的な認識になっている。否定し切れないという言葉を使ったけれども、上のプールじゃありませんよ、これは...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、日本語が難しいんだけど、また新たな支障が出てきたということは、悪化したということでしょう。いや、それは正直に国民に言うことが必要だと思うんです。それを私は議論したい。国民が一番知りたいのは真実なんですよ、なぜかということ。特に、避難なさっている方はもっとその気...全文を見る
○礒崎陽輔君 こういう大事な話がかみ合わぬというのは嫌なんですけれどもね。それはもちろん検討ですけれども、国民は今どうなるのかと心配で心配でたまらぬわけでしょう。二十キロ、三十キロと決めておるわけでしょう。何で二十キロでいいのか、何で三十キロでいいのか、そのことが国民に全然分から...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、私も別にこの質問であなたの首取ろうと思ってやっておるわけじゃないんです。国民みんなが疑問に思っていることを総理に答えてもらいたいと思って言ったけど、全然答えがない。  じゃ、海江田さんに聞きますよ。最悪の場合、どういうことが起こるという想定で二十キロなんです...全文を見る
○礒崎陽輔君 この内閣は国民に本当のことを言わない。国民が知りたいのは、この先どうなる可能性があるかということですよ。  どうなるかは確かに確たることは言えない。それは私も分かる。できるだけ悪くならぬようにするんだから。だけど、まかり間違ったらこんなことになるということを国民の...全文を見る
○礒崎陽輔君 意見は承るが言うことは聞かぬという答弁じゃないですか、それは。抑制がしているというんじゃなくて、さっきも言ったように、悪くなっているでしょうと言っているんです、状況は。何でそれで国民に、こういう状況にあるから協力をしてください、こういうことを政府は考えています、そう...全文を見る
○礒崎陽輔君 これがちゃんと答えられないんじゃ、本当に心配になる。  だから、水素爆発で最初飛んだのがあったんでしょう。あと、ベントもそうでしょう。こういうものから蒸気が出て上へ上がったのが飛んでいる。じゃ、それが収まればいいのか。でも、ずっとベントというのは今後も多分し続けな...全文を見る
○礒崎陽輔君 国民が、さっきから同じ話をしているんですけれども、不安なのは、最悪どうなるのかということをこの問題でも教えてもらえないからなんですよ。二十キロ、三十キロの避難の皆さんももちろんそうであります。あるいはその周辺にいてもそうでありますけど。あるいは、首都圏まで放射性物質...全文を見る
○礒崎陽輔君 一番訳が分からぬと言っているのは二十キロメートルから三十キロメートルの屋内退避を命令された人たちですよ。これが一番分からない。  屋内退避というのは、これは一時的な避難のことなんですよ。これ、原子力災害対策基本法のコメンタールには書いてないんですけど、国民保護法の...全文を見る
○礒崎陽輔君 この問題は昨日の予算委員会でも各党がやっぱり問題にしている。さっきも言ったように、退避というのは一時的なんですよ。だから、一時的な段階が終われば、これはパーマネントな措置をしなきゃならぬのですよ。それはさっきも言ったとおりだから。  総理、ここをちょっと、これぞ政...全文を見る
○礒崎陽輔君 こういうときに全然リーダーシップを取れないんじゃ困るんですよ。だから、最初の退避が悪かったと言っているんじゃないんですよ、屋内退避が。それはいいんですよ、ちゃんと原子力災害対策特別措置法にも書いてあるわけだから。だけど、それは一時的なんですよと言っているんですよ。一...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、余り答えになっていないと思いますけどね。  水を掛けるんですよ。水を掛けるといったら、専門家はやっぱり消防なんですよ。東京消防庁は、震災の翌日の十二日から、東京都の消防機関でありながら福島県の原発の対応をもう勉強を始めているんですよ。本当に有り難いことじゃな...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、おかしいんですよ。確かに十二日に一回行って、もう要らぬということで一回東京消防庁は帰っているんですよ。だけど、これはまだ原子炉のとか燃料プールの冷却という話ではなかったんですよ、この時点では。それはもうちょっと後で、今それはもう経産大臣が答弁したじゃないですか...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、また閣僚から、分かりません。何ですか、この内閣は。いや、分からないんですよ、蚊帳の外だったんですよ、総務大臣は。結局、誰がどう仕切ったのか知らないけど、まあ自衛隊行けと。そうですよね、防衛大臣。それから次は警察に話が行って、それから、やっぱり消防という話になっ...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ、何の答弁しておるか誰も分からぬと思いますけどね。  私も消防庁OBなんですよ。だから、消防庁は、いわゆる全国の消防はこんな危機のときに本当に協力しようと、東京消防庁だけじゃないんですよ。全国の消防機関が今一生懸命応援をしてくれておる。それだけの物すごい気概を...全文を見る
○礒崎陽輔君 私が菅総理に聞きたいのは、そんなぐじゃぐじゃぐじゃぐじゃした答弁じゃないんですよ。私は責任者として各閣僚に指示して、きちっと連携を取るようにきちんと指示しますと、そういう答弁できませんか、あなた。それでいいんですよ、総理は。ちゃんと総務大臣にも防衛大臣にも経産大臣に...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ当たり前の答弁ですけど、総理は当たり前の答弁でいいんですよ。そう言ってくれるのが国民が一番安心するんですよ。もう言い訳ばっかりしちゃ駄目ですよ。  ちょっと原災の話ばっかりになってほかの質問がなかなかできませんが、松本大臣、今被災地の状況、あるいは被災地の救援...全文を見る
○礒崎陽輔君 私は、もうちょっと、一週間たったから改善したかと思ったら、まだ全然、全然ということはないと思いますけれども、まだ満足できるレベルには達していないんですよ。  今少し言ったけれども、もう一回、ネックは何ですか。
○礒崎陽輔君 これからと言わぬで頑張ってほしいんですけれども、やはりはっきり言って市町村はいつも大変なんですよ。ただ、そういうときに普通は県がちゃんとやるんですけれども、県も今回大変なんですよ。県が悪いと言っているんじゃないですよ、大変な状況にある。だから、やっぱり県の体制をちゃ...全文を見る
○礒崎陽輔君 松本大臣、さっき課題を言っていただきましたけれども、あなたは政治的パフォーマンスをなさらないんで、それは敬意を表するけれども、逆に余りに目立たなさ過ぎる。防災大臣が俺が大丈夫だなと。自民党はいつも威張っているけれども、小里先生という人はあの阪神・淡路のときは本当に頑...全文を見る
○礒崎陽輔君 それは大事なことなんですよ。現地で副大臣がたわしのような顔になって頑張っていますけれども、それじゃ駄目なんですよ、やっぱり大臣が行かなきゃ。行かなくていい総理があっちこっち行って、行かなきゃならぬあなたが現地行かない。もう逆なんですよ、話が。  もう一回、今からで...全文を見る
○礒崎陽輔君 もう一つの今言ったガソリンの問題があるんですけれども、これ、経産大臣、どんな話ですか。
○礒崎陽輔君 これももうちょっと早くしてもらわなきゃいかぬ。やっぱり少し遅い。もう二週間たっているんだからね。やっぱり普通の生活が営めるように、今の救援物資とガソリン、よろしくお願いしたいと思います。  ちょっと与党的にはなるんですけれども、総理、もう本当に被災者の皆さんが総理...全文を見る
○礒崎陽輔君 簡単なのがいいのか悪いのか分かりませんけれども、もうさっきも言いましたように、もう今の災害復旧時までは日本国は菅さんの双肩に懸かっておるんでありますから、あなたがしっかりしてもらわないと日本の将来はないと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。  また...全文を見る
04月12日第177回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○礒崎陽輔君 自由民主党の礒崎陽輔でございます。  今日は総務委員会での質疑でございますので、和やかにいきたいと思いますので、どうぞ御協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。  まず、ちょっと総務の前にどうしてもお聞きしておきたいことがあるんでありますけれども、震災のあの...全文を見る
○礒崎陽輔君 慎重な物の言い回し、それでまあいいですけどね、これは別に関西だけじゃなくてほかの電力会社も同じようなパンフレット配っているんですよ。  パンフレット、リーフレットというか、見ますと、要はタービン動補助給水ポンプがあるから大丈夫だというふうにも読めるようなパンフレッ...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、はっきり答えなきゃ駄目なんで、要は永久機関というのはないわけだから、いずれ止まるんですよ、こんなものは。だから、そんなこと分かっているんで、一般論を言っておるんじゃなくて、この給水ポンプについてはもう少し正確な記述をしなさいと電力会社を指導しますねと聞いている...全文を見る
○礒崎陽輔君 冒頭に和やかにやりたいと言ったんですから、答弁はそのようにやっていただきたいと思います。  そうなんですよ。別に、あるんだから書いちゃいかぬとまでは私は言わないけれど、ほかの電力会社もあるんですよ、いかにもこれがあるからうちの原発は大丈夫だという宣伝している。よく...全文を見る
○礒崎陽輔君 原災法十五条には、避難の勧告、指示、屋内退避の勧告と指示、二種類四つの行政手法しかないんですけれども、これはどれに当たるんですか。
○礒崎陽輔君 ということは、だから避難の勧告でも指示でもないということですね。防護区域だから、だからどういうことなんですか。これは強制力があるんですか、それとも勝手に自主的に避難しなさいということなんですか、どっちなんですか。
○礒崎陽輔君 よく分からなかったんだけれども、今は防護区域だけれども、今後、具体的に地元自治体と話し合って今後段階的に指示を出す、そういう意味ですか。
○礒崎陽輔君 避難の指示ですか。
○礒崎陽輔君 きちっと答えなさい。  だから、今は避難の指示じゃないんだけれども、計画的だから、計画的に段階的に指示を出していくという意味ですかと聞いているんです。ちゃんと答えなさいよ。
○礒崎陽輔君 意味が分からない。  じゃ、最初から避難の指示を出せばいい。避難の指示なんですか、じゃ、これも。いや、おかしいと言っていないんだよ。避難の指示なの、計画的。計画的避難区域というのは避難の指示の区域ということでいいんですね。
○礒崎陽輔君 法律が想定していないような大災害が起きたから多少超法規的な措置をとるのもやむを得ない場合も私もあると思うけれども、何か分かりにくいんですよ、言っていることが。  それで、これはちゃんと国で、じゃ全部段取りをちゃんと指示ならば決めるわけですね。
○礒崎陽輔君 何かよく分からないんだけれども。  総務大臣にお聞きします。  地方がまた苦労するんですね、これ。この前は自主避難と言われて、避難させた方がいいのかせぬ方がいいのかよく分からないし、勝手に行けというのも困ると。今度は計画的だから段階的に一か月ぐらいで避難しなさい...全文を見る
○礒崎陽輔君 分かりにくいんですね、やっぱりね。だから、今聞いても何かよく分からないし、まあ私が分からないのはいいけれど、現場の知事さん、市町村長さん、住民にうまく説明できないですよね。  だから、非常事態でいろいろ混乱しておるのも分かるけど、その味方になるのはやっぱり総務省だ...全文を見る
○礒崎陽輔君 全部が殉職ではないんですよね。それは今の統計、どうなんですか。
○礒崎陽輔君 いわゆる一般の市民としてお亡くなりになった方、あるいは負傷なされた方もおられると思いますが、先ほどのように、大槌町のように、本当に最後の最後まで被災地というか現場に残って、津波の現場に残って住民の皆さんを誘導した、本当に心から敬意を表さなければならないと思っておるわ...全文を見る
○礒崎陽輔君 財政的なことをまだ言うのは早いのかもしれませんけれど、やっぱりこれも単純に、これは地方交付税で見て、その地方交付税で見たので各団体が基金への掛金を払うという仕組みになっておるわけでありますけれど、今回は単純な引上げをするというんじゃなくて、これはもうしっかりと基金の...全文を見る
○礒崎陽輔君 消防団というのは特別職の地方公務員でありますけれど、実質的にはボランティアのような形でやっております。そういった中で、やはり現地で活動をしたいとおっしゃっている消防団員もたくさんいらっしゃいます。もちろん、皆さん、御職業を持っているから簡単ではないというのは分かるん...全文を見る
○礒崎陽輔君 難しい点もあるのかもしれませんが、全国の消防団員も非常にこういったときにやっぱり現地に行って活動をしたいという気持ちを持っておりますので、その善意を生かせるというような方式も考えるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○礒崎陽輔君 もう一つお伺いしたいのは、三月十一日の大震災のときに避難の状況、要は津波が何回も来ましたけど、大津波は三十分ぐらいあったという、場所によって違うんでしょうけれども、場所によっては三十分ぐらいあったというところも聞いております。ただ、考えてみますと、三月九日にもこの東...全文を見る
○礒崎陽輔君 まだ災害が続いている最中でありますから検証は少し時間が掛かるのかもしれませんが、これはやっぱり大事だと思うんですね。テレビで見ていると確かに逃げた人もたくさんいらしていたみたいでありますが、こんな大津波だということが分からなかったのかもしれませんけれど、まだ海岸に近...全文を見る
○礒崎陽輔君 ひとつよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
04月28日第177回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○礒崎陽輔君 おはようございます。自由民主党の礒崎陽輔でございます。  今日は、いわゆる地域主権三法というか、旧地域主権三法についての修正についてちょっとお伺いしたいと思いますが、まず、修正案提出者の坂本先生にお伺いいたします。この前、趣旨説明はいただきましたけれど、今回の修正...全文を見る
○礒崎陽輔君 今、御説明をいただきました。実はこれ、参議院での審査は二回目なんでありますが、一年前のこの委員会、私は当時筆頭理事をやっておりましていろいろ調整をしたんでありますが、その当時から法案の内容は我が自民党も賛成をしておったわけであります。一つ、その地域主権という言葉だけ...全文を見る
○礒崎陽輔君 ちょっと聞きたいところと違ったんですけれど、今日は修正案もまとまっていることですから余り厳しいことは言いませんが、まあとにかく地域主権という言葉がなくなってしまったと、法案から。これについて、総務大臣、感想をお願いいたします。
○礒崎陽輔君 昨年の大臣が、こだわることはありませんと言われたら、一発で通っていたんですね。こだわったから、これ一年間も掛かったわけであります。  何が問題かということは、先ほど坂本先生の方からも御説明がありました。国民主権、国家主権との関係をしっかりと考えにゃいかぬというのも...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ梶田長官に面白い答弁を期待するのは無理でしょうから、それでまあいいとしますが、もう少し分かりやすい話をしたいんです。  引き続き長官にお伺いいたしますけれども、昔、田中角栄という総理大臣がおりました。これは若い先生方も田中角栄は知っているだろうと思いますけれど...全文を見る
○礒崎陽輔君 別に引っかけ質問じゃございませんので、そうですね、日本列島改造論だったんですね。  では、田中角栄さんが、日本列島改造という本が売れたのでそのまま法律の名前にしたいと言ったらどうなるかということを我々は言っておるわけですよ。日本列島改造法というのはそれはちょっと法...全文を見る
○礒崎陽輔君 もう今日は話が付いておるので、余りそこで怒ったりはしませんので、御安心してそれは言っていただいてもいいんですけどね。  私はそれはおかしいと思うんですよ。そのときにやっぱりどういう法律用語作ったかというと、全国総合開発という言葉を作ったんですね。日本列島改造法には...全文を見る
○礒崎陽輔君 努力していただきたいと言ったので、もうそれ以上追及はいたしませんけれども、最近やっぱり困るのは、日本語が通じない国会答弁、予算委員会の審議もやっていても、菅総理の言っていることは全然日本語が通じない。それじゃ困ると思うんですよね。立場は違う、政党が違うわけですから意...全文を見る
○礒崎陽輔君 もう大臣が正直に知らなかったと言っていただいたので、そこはもういろいろ言いませんけどね、これも。  ただ、やっぱり同じ役所で二つのシステムがあって、今大臣おっしゃった、そういう説明も多分あったんだろうと思いますけれども、別に法律にそうしろと書いているわけじゃないん...全文を見る
05月02日第177回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○礒崎陽輔君 自由民主党の礒崎陽輔です。  私は、自由民主党を代表して、補正予算案に賛成の立場から討論を行います。  東日本大震災発生後、自由民主党は、一日も早い復旧復興のため、全国で義援金を募り、自ら救援物資を収集して被災地へ運搬するとともに、政府に対して数多くの政策提言を...全文を見る
06月16日第177回国会 参議院 総務委員会 第18号
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○礒崎陽輔君 こんにちは。自由民主党の礒崎陽輔でございます。  まず、NHKの永井技師長に懸案の件をお伺いいたしますけれど、NHKの放送の中に緊急警報放送というのがございますが、これはどんな放送でしょうか。
○礒崎陽輔君 今御説明があったとおり、例えば大津波警報が出たときに、今回の大震災は昼間でありましたけれども、例えば夜であったらテレビが自動的についたりラジオが自動的についたりして警報音を鳴らすという仕組みなんですね。今回はテレビの場合は大分停電ですぐ見られなくなったんですけれども...全文を見る
○礒崎陽輔君 今御報告ありましたけれども、テレビで四百万台、ラジオで五十万台だから、結構これ数は出ているんですよね。数は出ているけど、これ、でも知らないで買っているというのはどういうことかというと、これはメーカーも特定のメーカーのもの、それで特定のメーカーでもいわゆる高級機種には...全文を見る
○礒崎陽輔君 今日はNHKの技術の最高の責任者に来てもらったのは、そういうことも含めて是非とも技術的な開発をしてもらいたいということであります。  大臣、今聞いたとおり、非常に私は有効だと思うんです。大したお金が掛かるものでもないんです。今携帯電話という話もありました。さっき、...全文を見る
○礒崎陽輔君 ありがとうございます。  是非ともこの普及について、今日は大臣、副大臣いらしておられますから、是非とも担当部局の方へ御指示を出していただきたいと思います。NHKも技術開発に引き続き御尽力を賜りたいと思います。  じゃ、少し財政論に入っていきたいと思います。  ...全文を見る
○礒崎陽輔君 今日も、これ環境省は呼んでいないんですけれども、瓦れきを従来のごみと見ているところにまず大きな間違いがあるんです。環境省という役所は、何回も言うんですけれども、要は一般廃棄物と産業廃棄物の二分主義から抜け出せないんですよ。私も、一昨年、海洋漂着物、ごみの処理に関する...全文を見る
○礒崎陽輔君 正直にお答えいただいたんで、それは評価したいと思いますけど、やっぱりマクロが最後大事だと思いますよ。さっき言った一般の国家財政も全部そうであります。復旧復興に係るのは全部別枠でやるというのが原則でなきゃおかしいんであります。だから、国の係る経費は全て復興債ということ...全文を見る
○礒崎陽輔君 菅総理は一・五次予算なんか言っております。うどん屋の注文じゃないわけですからね、二玉までは食えぬけど一・五玉ぐらいなら食えるというような発想じゃ駄目なんで、これはしっかりと二次予算を組んでいかなきゃならぬと私は思います。  自民党は既に、もう政府が遅いものですから...全文を見る
○礒崎陽輔君 政府・与党ですから、頑張ってくださいとしか言いようがありませんけど、もちろん、そうでないような案が出てきて国会の中で通るとはとても思えませんので、引き続き御尽力をいただきたいと思います。  あとの時間は少し公務員制度改革の話を聞きたいと思いますけど、何か公務員制度...全文を見る
○礒崎陽輔君 私は別に縄張意識で言っておるのではないのであります。やっぱり国の管理と地方の管理を一緒にやって総務省をつくったという行政改革の観点は忘れるべきではないと思いますし、それがばらばらになってしまう、せっかくつくった総務省という役所の意義がなくなるんではないかと、私はそう...全文を見る
○礒崎陽輔君 総裁も正直にお答えいただいたんだと思います。  ただ、確かに三年前なんですね。あのときも私いろいろ動いたんですけれども、谷総裁がなかなかいい判断を示してくれなかった。今の財政条項の問題が一つ、もう一つは、課長級の級別定数をどうするかという問題で妥協案ができなかった...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、昨年の閣議決定は私も知っていますけれども、だから、そのとき震災が起きていないわけで、入っていないのは当たり前なんですけれども、ちょっとやっぱりおかしいと思いますよ。  やっぱりここは、さっきの人事院総裁との議論もありましたけれども、人事院の機能の改正をやって...全文を見る
○礒崎陽輔君 だから、全く言っていることが私は、悪いけど、支離滅裂だと思いますよ。論理的じゃないと思います。やっぱりここは人事院勧告という制度をちゃんとやらないと、はっきり言って、今のこの国会の情勢では、給与カットだけ通ってあとのものは通らない、まあ通したくもないのもあるんですけ...全文を見る
07月07日第177回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○礒崎陽輔君 自由民主党の礒崎陽輔でございます。  まず、先ほどもありましたけど、ストレステストとは一体何なんでしょうか。私も、原子力発電所の再開には新しい基準があった方がいいとは思いました。海江田経産大臣が大丈夫だといって予言者のように言っても、なかなかそれだけでは信用できる...全文を見る
○礒崎陽輔君 今の海江田大臣のお顔、私はお気持ちはよく分かりました。野党からも、悪いのは海江田さんじゃない、総理だという意見がある。私もそう思います。この問題はしっかりと後で関連質問の中でやっていきたいと思いますが、本当にこんなことで日本国はもたないということだけはっきりもって言...全文を見る
○礒崎陽輔君 簡潔にとは言ったけれども、簡単過ぎましたね。まあいいです、後でもう一回聞きますけど、そんなもんじゃ収まらぬと思いますが、出始めですからいいでしょう。  さて、松本復興担当大臣の辞任により、政権はもう断末魔の様相になってまいりました。一体誰が菅総理を今支持しておるん...全文を見る
○礒崎陽輔君 憲法上の認められた権限というのは解散権も入っておるということでしょうね。まあ、それは確かに憲法上入っていますが、まだやる気ですか、そこまで。私は、それも否定できない、早く辞めてもらうしかないと思いますけれども。  退陣を表明した総理が内閣改造をした。その内閣改造の...全文を見る
○礒崎陽輔君 責任は感じるだけじゃなくて取ってほしいと思います。  民主党のある有力政治家と私、話をしました。そうしたら、松本大臣は、もう退陣を表明したあなたの下での今回の閣僚人事が嫌で嫌でたまらなかったと。それであなたに、じゃ、それなら松本流でやらせてもらえますかと言ったら、...全文を見る
○礒崎陽輔君 この人事については、民主党幹部である岡田幹事長や安住国対委員長が我が党に陳謝をしております。民主党の代表である総理も同じ考えだと思いますが、この場で我が党に陳謝してください。
○礒崎陽輔君 陳謝になっておるのかどうかさっぱり分かりませんがね。  亀井静香議員が中心になって、我が党の中にたくさん毛針を垂らしたんでしょう。そうしたら、一番世間知らずのどんくさい魚が一匹毛針に引っかかってしまったと。一匹だけ釣り上がったものだから、今更リリースするわけにもい...全文を見る
○礒崎陽輔君 もう総務大臣も知らないと、総務省の仕事させるわけじゃないとおっしゃっておるわけであります。(発言する者あり)
○礒崎陽輔君 全くもう党内も閣議も、何か訳分からぬような混沌状態になっておるような感じがいたします。  まあいろいろありますが、ちょっと宿題となっていることをお聞きします。  この三月に前原外務大臣が外国人からの政治献金を受けたことが発覚して引責辞任しました。そして、東日本大...全文を見る
○礒崎陽輔君 委員長、今の領収書の提出を求めます。
○礒崎陽輔君 今の領収書を提出してもらえますかというのの答弁を、ちょっと逆になりましたけど、総理、もう一回いただきたいと思います。どうですか。(発言する者あり)収支報告書。
○礒崎陽輔君 領収書を今は出さぬという意味ですか。まあこれは、じゃ理事会で引き続き協議をいたそうと思いますけど。  信頼できる筋からの情報があります。あなたの弁護士は確かに三月十四日にKさん側の人と会っておりますけど、現金を返したのはその日じゃないでしょう。我々の把握しておるん...全文を見る
○礒崎陽輔君 報告を受けておると言うんでしょうが、あなたは三月十一日の決算委員会で、今朝の新聞を見て初めて知ったと言ったわけでありますから、もし本当に三月、前日の十日に返しているんだったら、これは大ごとになるということだけは申しておこうと思います。  この件で菅総理は刑事告発を...全文を見る
○礒崎陽輔君 この件につきましては、もう総理が三月十四日に返したと明確に御答弁いただきました。いい答弁をいただきましたので、引き続きこの件については追及をさせていただきたいと思います。  もう一つ、今度は菅総理の献金の方でございます。  あなたの資金管理団体の草志会が、神奈川...全文を見る
○礒崎陽輔君 何も知らないのに六千二百五十万円も出している。前の鳩山さんのお母さんの金のような話にまたなってまいりましたけどね。  市民の会と市民の党には民主党関係者が多くの寄附をしておるんです。鳩山由紀夫議員も市民の会に一千万円の寄附をしております。かつて市民の会から献金を受...全文を見る
○礒崎陽輔君 連携支援って意味が分からぬのですけれど、何で、あなたの団体が六千二百五十万円あるし、多くの民主党の国会議員がこんなに多くの金をそこに出しているのか。だから、どういういいことがあるんですかと、どういう御利益があるか教えてください。
○礒崎陽輔君 いや、意味が分からない。もうちょっとちゃんと言ってください。
○礒崎陽輔君 連携支援じゃ分からぬじゃないですか。だから、どういう活動をその市民の会にあなたは期待をして、あるいは市民の党と一体と、市民の会に期待をして支援をしておるのかと聞いているんだから、どういう活動を期待してやっておるのか、それを言ってくださいよ。
○礒崎陽輔君 答弁には全くなっておらぬですよ。言われないような金なんでしょう、これ、多分。市議会議員が年間三百万も四百万円も寄附するのはあり得ない。何かこれはお金の仕組みが書き込まれているんだと私は思いますよ。正直言ってまだ分かっていないけれども、今一生懸命調べておりますから。あ...全文を見る
○礒崎陽輔君 返還するつもりはないと。何の金か聞いてもよく分からない、何をしている団体かよく分からない。ある年は人件費だけいきなり五千万とちょんと書いている。人件費なんて何も内訳ない。もうきちんとした活動はしていないですよ、この団体は。それに対して、何で前総理、総理を始め民主党の...全文を見る
○礒崎陽輔君 では、引き続いてやります。  午前中、総理にお伺いしました。野党も提案しておる法案、原子力災害賠償金政府仮払い法、それから政府も同じような法案を出しましたけれども、瓦れきの処理の推進法案、そして今後、災害臨時交付金という形で市町村に対する自由な財源を被災地の市町村...全文を見る
○礒崎陽輔君 三法案に対する総理の御意見がありました。まあ、総理が自分の予算、法律は三つとも全部通せと言っておるんだから、我々も別にこのとおり通せとは言いませんけれども、野党の法案にも少し目を向けて、昨日も津波法案の話もありましたから、これはしっかりと一緒になって災害復旧復興のた...全文を見る
○礒崎陽輔君 ということなんですよ。東電は、通告しておる、通告というか報告しておるというんですよね。私の答弁書は、何回聞いても、淡水注入の終了は東電から聞いていないというんです。  同じ、お手元に資料一があります。異常事態連絡様式、これは、内閣官房に現地の吉田所長の名前で経済産...全文を見る
○礒崎陽輔君 答弁になっていないんですよ。もう総理が、これもう時間があればいろいろ挙げてもいいんですけれども、これだけじゃない、役人にまでみんなうそをつかせる。経産大臣にさえ、うそと言ったら悪いかもしれませんが、言いたくないことを言わせる。そういうことをずっとやっているんです。こ...全文を見る
○礒崎陽輔君 下ろしてくださいよ。  ずっとそんなことをあなた方はやっているわけであります、全てのこと。  三月二十九日には、あなたのヘリコプターでの福島原発の視察のことを言いました。確かにあなたがそのときにベントを止めろとは言わなかったかもしれないけれども、ベントの指示が出...全文を見る
○礒崎陽輔君 結局、どう思うかという質問には全く答えてくれないわけであります。  その訳の分からぬ政党に何で総理が六千二百五十万円も寄附する。何に使われておるのかも分からない。何のためにやっているのかも分からない。これは今後大きな問題になると私は思うわけであります。  いろい...全文を見る
07月11日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○委員以外の議員(礒崎陽輔君) 吉田委員にお答えいたします。  私もこの前まで政権を担ってまいりました自民党政権の一員であった者といたしまして、本当にその原因あるいは責任の所在、もう少し議論をしなきゃなりませんが、いずれにしても極めて痛恨の極みでございます。このことをしっかりと...全文を見る
○委員以外の議員(礒崎陽輔君) 国会における検証の組織をつくるという法案につきましては、我が党の塩崎議員が中心となりまして、まず自民党案をまとめて、現在他党との協議をしているところでございます。  できますれば国会でしっかりとした議論をして、今先生がおっしゃったようなあらゆる原...全文を見る
○委員以外の議員(礒崎陽輔君) まず、東電の処理について、これもまだ自民党の中もいろいろな意見が御指摘のようにあります。確かに、今の経営者の皆さんにはしっかりとこれは責任を取ってもらわなければなりませんが、会社の整理を進めてしまうと会社というその抽象的なものの責任を取らせることは...全文を見る
○委員以外の議員(礒崎陽輔君) 仮払い法案の成立によって本払いが遅れる、あるいはその本払いが免除される、そんなことは絶対にあってはならないことでありまして、我々は全くそのようなことは考えておりません。  今回の仮払い法案は、一刻も早く被災者の皆さんのところに賠償金の一部が届くよ...全文を見る
○委員以外の議員(礒崎陽輔君) 基金についての御質問をいただきました。そこは非常に重要なところでございます。  最初に、吉田委員の方から、指針でないものにもどんどん補償するという御意見もございましたけれども、私は、地方公共団体が東京電力の肩代わりをしては絶対にいけないと、基本は...全文を見る
07月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○委員以外の議員(礒崎陽輔君) お答えをいたします。  まず、地方公共団体の被災被害についても、これも原賠法あるいは民法の不法行為に基づいてしっかりとこれは東京電力に賠償してもらわなきゃならぬのはまず大前提でございますが、本法が、じゃ地方公共団体の損害を前提としておるかといいま...全文を見る
○委員以外の議員(礒崎陽輔君) お答えをいたします。  今質問者がおっしゃられたように、絶対この基金で東電の肩代わりを地方公共団体がやるということはしてはならぬということであります。それが大前提でございますが、まだその対象外というのがよく分からないわけですから、そういうことを言...全文を見る
07月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第15号
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○礒崎参議院議員 お答えいたします。  いろいろな理由はとにかくあるとは思いますが、やはり東電がまだ非常に慎重な姿勢を崩していない。この災害に対してどのような考え方を持っておるのか、私はまだ非常に不十分なところがあると思います。そのために、将来のいろいろな経営のことも考えている...全文を見る
○礒崎参議院議員 お答えいたします。  国民政治協会に対する個人献金の七割を超えるものが電力会社だという点は御指摘のとおりでございまして、これについて、電力会社の側は、別に組織的な対応をしたわけではないとは言っておりますが、いろいろな評論の中で、ちょっと不自然な点もあるという御...全文を見る
○礒崎参議院議員 御指摘のように、指針に基づいて仮払いをするという方針が出ておりますから、今までの指針、あるいは追加されたもの、あるいは今後出るものも踏まえて、すべてこれは仮払いで対応できる方向で考えておるところでございます。
○礒崎参議院議員 お答えします。  それが我々もこの法案をつくるのに一番の悩みだったわけであります。基金というものを用意いたしましたけれども、基金は地方公共団体でありますから、地方公共団体が東電の賠償の肩がわりをするというふうなことにはさせたらいかぬというまず大前提があったわけ...全文を見る
○礒崎参議院議員 御指摘のことはよくわかります。  今言ったように、基金そのものは地方公共団体が設けるものでありますが、当然、それに対して国が十分の十、一〇〇%の補助をすることが前提になって考えておりますので、その補助をするに当たっては、国として必要な調整、あるいは、例えば複数...全文を見る
○礒崎参議院議員 お答えをいたします。  我々の考えているのは、二分の一ではなくて、もう少し今の東電のやり方よりも率を上げたいと。だから、我々は十分の六、七、八ぐらいだというふうな言い方はしておるわけでありますが、法案としてつくる場合は、やはり最低限のところは幾ら何でも半分でし...全文を見る
○礒崎参議院議員 当然そういうことになろうということを想定いたしております。
08月23日第177回国会 参議院 総務委員会 第22号
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○礒崎陽輔君 ただいま議題となりました東日本大震災に係る災害復旧及び災害からの復興のための臨時の交付金の交付に関する法律案につきまして、発議者を代表して、その提案の趣旨及び主な内容を御説明申し上げます。  東日本大震災の被害は甚大であり、かつ、その被害を受けた市町村には財政規模...全文を見る
08月25日第177回国会 参議院 総務委員会 第23号
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○礒崎陽輔君 お答え申し上げます。  今、武内委員から御指摘もありましたように、既に政府あるいは国会においてもいろいろな策を講じてきております。例えば、東日本大震災財政法によって補助の特例を上げるとか、あるいは公共土木の代行に関する法律で国による直轄代行の制度を設ける、あるいは...全文を見る
○礒崎陽輔君 お答え申し上げます。  武内委員御指摘のように、まず町づくり、いわゆる町の復興が第一義的であるという御指摘はまさにそのとおりであると思います。その中で計画を一本化という御指摘が今ございました。ただ、今回の法律は計画を作るんではありません。あくまで、市町村が行いたい...全文を見る
○礒崎陽輔君 お答えを申し上げます。  特定財源という意味がちょっとよく理解できませんが、基本的にはこの法律は交付金交付のための手続法でありまして、枠法でありますから、この法律を作ったから何かお金が出てくるという法律ではありません。  したがって、その部分は予算でやっていかな...全文を見る
○礒崎陽輔君 お答えいたします。  五千億というのには積算的な根拠があるわけではありませんが、大体今回の被災の状況、市町村の財政状況を見ますと、やはり数十億円程度の措置を平均的にはしなきゃならぬなと思っております。平均的に考えて我々は、大体二十億から二十五億円ぐらい、そのくらい...全文を見る
○礒崎陽輔君 お答え申し上げます。  どこに交付金を充てるかということでございます。これはまさに、先ほど言いましたように、使い勝手のいい自由な交付金ということで我々は考えておるわけでありますから、要は、復旧復興事業と言えないようなものを除きまして、これは基本的に何でもいいと我々...全文を見る
○礒崎陽輔君 まず、前段の話から申し上げますと、基金がいいんではないかという御主張のようでございます。それはもちろん御主張よく理解できますので、その辺は、もし御指導いただければ基金との連動についても我々は定めることができるんだと思いますので、是非与党の方でも今後の審議の中でまた御...全文を見る
09月28日第178回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○礒崎陽輔君 自由民主党の礒崎陽輔でございます。  最近、新潮社から「亡国の宰相」という、こういう本が出てまいりました。(資料提示)中身もすごいんでございますが、この黄色い帯にまとめてうまい具合に書いております。  戦後最大の危機に最悪の愚宰相を頂いた日本の悲劇。震災を人災に...全文を見る
○礒崎陽輔君 特に私は、今回の原子力災害は二度にわたる水素爆発が最大の原因であると思います。これはやはり政府の初動ミスが大きいと思います。枝野大臣にはせっかくまた大臣として御登板いただきましたので、この点については今後しっかりとまた別の席で御議論をさせていただきたい、追及をさせて...全文を見る
○礒崎陽輔君 また総理のリーダーシップのない御答弁をいただきました。  これも有名なように、最初、予算委員会なぜやらないのかと聞いたら、平野国対委員長は、不完全な内閣だからと言ったんですよね。輿石幹事長も、これは非公式の席ですから伝聞でありますけれども、いや、閣僚がねと言ったん...全文を見る
○礒崎陽輔君 今日の答弁を聞いていると、全然法律を理解していない、勘違いの域を超えたような答弁もたくさんありました。皆さんの双肩に日本が懸かっておるんですよ。もうちょっとしっかり、閣僚の皆さんは真摯に勉強してもらわなきゃ。それで、間違ったことを言ったときにはすぐ謝ってくださいよ。...全文を見る
○礒崎陽輔君 最初はそれぐらいにして、具体的な中身に入っていきたいと思いますけど。  昨日、民主党が増税の話を決めたようでございます。今一番の議論は、ここ一、二週間、復興増税という議論をしておりました。でもこれ、今朝の新聞見ますと、十一兆二千億円と言っておるのもあれば九兆二千億...全文を見る
○礒崎陽輔君 いいえ、全然答えてないじゃないですか。  行財政改革で何ぼ出して、増税で何ぼ出すのかと聞いておるんですよ。
○礒崎陽輔君 今、七兆と九兆二千億円で十六兆二千億円、二兆円、これで財源確保できる、それでいいですね。
○礒崎陽輔君 だから、みんなが分からないのは、さっきの、今まで借りた分があるからでしょう。その十三兆に幾ら足して十六兆二千億、何を足して十六兆二千億円になるんですか。
○礒崎陽輔君 それだけですか。
○礒崎陽輔君 ちゃんと全部言わないと何の話か分かりませんけどね。  それで、昨日、前原政調会長があと二兆円ぐらい積み増しをしたいと、税外収入ですね。この二兆円というのは何を考えているんですか。
○礒崎陽輔君 フレームは、じゃ大体分かってまいりましたけれども、民主党の言うフレームがですね。  総理にお伺いいたします。  今は非常な円高デフレの不景気と言われております。大企業も中小企業も大変経営に苦しんでおります。また、若者も中高年も極めて厳しい雇用情勢にあります。どう...全文を見る
○礒崎陽輔君 復興基本法八条には、復興に必要な資金を確保するため、復興債を発行するとあります。復興債を発行すれば財源手当てはできるわけでありますから、増税しなくていいんじゃないですか。
○礒崎陽輔君 そこに大分ごまかしがあるんで、税というか、私も自民党税制調査会の幹部をやっておるんであります、来年から増税をしようなんか言った覚えはこれは全くないわけで、それは自民党のせいにしなくても法律の中にその償還についてはちゃんと検討するということが入っておる、私もそれは知っ...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、最初から、じゃ、それは単年度で全部出るわけですか。今のあなたの言った十三兆と九・二兆の差は初年度で全部出るんですか、どうなるんですか、そこは。
○礒崎陽輔君 全部三党、三党で、自民党、公明党まで引き入れて勝手に責任を押し付けられたら困るんです。自民党、そんなことは賛成しておりません。  今、十年と言ったところがみそですよね。東日本大震災は、千年に一回の大災害と言われているんです。千年に一回の大災害ならば千年で見たってい...全文を見る
○礒崎陽輔君 総理にお伺いしますけど、何でそんな短期で返さなきゃいかぬのですか。確かに現役世代だけで負担するというのは格好いいですよ。民主党の言うことは大体最初は格好いいんですけど、だんだん後でしぼんでくるんです。この問題もそうでしょう。  今、これだけの大災害、未曽有の大災害...全文を見る
○礒崎陽輔君 いやいや、全然それは論理おかしいですよ。いやいや、だから別に交ぜてやれとは言っていないですし、私も景気が良くなってからきちんとこの増税を考えることまで反対しているわけじゃありません。だから、それはきちんとやればいいし、基本法に書いているのはその償還の筋道を付けようと...全文を見る
○礒崎陽輔君 今総理に聞いたんだよ。
○礒崎陽輔君 だから、それが何回も議論が循環するんだけれども、皆さんが十年で返すと言うから増税せないかぬのでしょう。六十年で返すと言えば増税する必要がない。これは、今日は国民の皆さんも私が言ったから大分分かってくれたと思いますよ。あなた方が十年で返すから慌てて増税をしなくてはなら...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、そうですよね。我々自民党はこんな額じゃないと思いますよ、我々は阪神・淡路大震災を踏まえて四十兆円ぐらいは必要だと思っています。皆さんのところは、今後ですからね、皆さんたった十三兆円でありますけれども、今言った意味ではまあ出てくるかもしれませんね。じゃ、出てきた...全文を見る
○礒崎陽輔君 いやいや、質問に答えていない。総理ね、だから、まだお金掛かるかもしらぬのでしょう。もうだから、今度も、まあ行財政改革の方は今日は議論しませんけれども、もう死ぬほどやるんでしょう。それで圧縮して、それでも足らぬから増税だと言っておるんだから、これ追加的なお金が出てきた...全文を見る
○礒崎陽輔君 だから、それは、あっちは、今度は増税やる、後は増税はしないかもしれない、そんないいかげんな話がありますか、総理。総理、今度はまた額が増えてきたら増税をするんでしょう、違いますか、総理。
○礒崎陽輔君 だからね、国民を欺いたらいかぬのですよ。だから、そういう、私らは四十兆円ぐらい掛かると思いますよ。だから、そのときに、今、今度は七兆円も出してあと二兆積むとか、できるかできぬようなことを言っているけれども、結局最後はお金足らなくなるでしょう、それは。足らなくなったら...全文を見る
○礒崎陽輔君 やじに答えないでいただいてくださいね。  だけど、いや、要は、それは、世の中の橋を造るときだって、橋造る間だけで償還するんですか、橋は二年か三年でできるけど。それじゃ、橋三年で造る建設期間で償還期間を決めるんですか。そんなことないでしょう。橋は使える期間、だから公...全文を見る
○礒崎陽輔君 全く何を言っておるか分からぬ。延ばせば済む話でしょうと、償還期間をね。これは本当に財務省が次の消費税増税の布石を打っているだけなんですよ、民主党の皆さん。これをちゃんと、(発言する者あり)三党合意で増税なんかしろなんて言っていないですよ。何度も言うけど、私だって税調...全文を見る
○礒崎陽輔君 日銀総裁のああいう答弁を聞くものだから、野田総理は財務大臣のときに日銀が国債買取りをやっているのを知らなかったらしいですね。知らないであなた、ああいう答弁をしておったんですか、ずっと。これは不思議だと思いますけれど。  野田総理もまだ復興債の日銀買取りというのは反...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ、ちょっと何を理解しているのか分からないけれど。  じゃ、日銀総裁、一般論として、この円高デフレの中、金融緩和はやらないんですか。
○礒崎陽輔君 いろいろやっておるようなことを言うけど、最初に言ったように、去年の秋に六兆円やってから大したことやってないんですよ。九人も政策委員がおって何やっておるかというと、ゼロ金利を続けますというのを時々アナウンスするだけなんですよ。  インフレばっかり怖がってデフレ対策を...全文を見る
○礒崎陽輔君 あのね、もう一括化するだけじゃ意味がないんです。もちろん補助率の引上げもしてもらわなきゃならぬけど、要は地方単独事業、地方が自分のところで考えてやるのに対してちゃんと措置ができる、それがポイントですから、そこを大臣、よく理解してください。  総理、参議院ではもう法...全文を見る
○礒崎陽輔君 まさにそういうところに手が届くようにやってください。市町村が一番大変なんであります。それは一括とか言うけれども、なかなか難しいところがあります。そこをしっかりと手当てをしてほしいと思います。  時間が来ました。先ほどの話は、とにかく償還期間さえ六十年にすれば来年か...全文を見る
10月27日第179回国会 参議院 総務委員会 第2号
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○礒崎陽輔君 こんにちは。自由民主党の礒崎陽輔でございます。  一昨年の総選挙で、民主党の副代表であった山岡賢次さんが選挙で、要は選挙運動員に三か月後に報酬を払ったという事件がありました。この報酬を払ったことについては、山岡さんの政治団体の収支報告書に出ておりますから、これは裏...全文を見る
○礒崎陽輔君 簡単な御答弁いただきましたけれども、捜査中といってもこれ本当に簡単ですよ。もう払ったのは間違いないんです、領収書があるんですからね、皆さん。それで、選挙運動員であったことも間違いない。本人らも、後でぐじゅぐじゅ言っているけれども、最初はほとんど電話掛けだったと言って...全文を見る
○礒崎陽輔君 するものと考えている。あなたも法務省の人ですからね、一緒になって頑張ってくださいよ。  ちょっと変なことを総務省が言っておるんですね。二月十日の読売新聞の中にこう言っている。総務省選挙課は、事務員が、というのは、その報酬は事務員だということで払っているようなんです...全文を見る
○礒崎陽輔君 ちょっと答弁不満ですけれども、まあ時間掛けてもしようがないから、じゃ質問を変えて聞きますけれども、だから、ここに今言った一般論で結構です。  事務員がずっと電話掛けをしていましたと、そういうときに報酬を払っても、これは公職選挙法に違反にならぬというんですか。だから...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、だから、これはちゃんと大事なところを答えてくださいよ。事務員だと言っていたらいいんですかと聞いているんです。そこだけちゃんと答えてくださいよ。
○礒崎陽輔君 まあそうでしょうね。  もしこれ事務員と言ったら買収しても罪にならぬといったらもう全国の政治家大喜びですけれども、そんなこと、そんな不当なことが許されるはずがないですね。今の法律では、選挙運動をした、選挙運動を実質的に担った人間が事務員であろうと事務員でないとかか...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、おかしいじゃないですか。検察庁は一々、じゃ所管省庁にこれ違法かどうか、刑事事件に立件するのに一々解釈聞いておるんですか。そんなばかな答弁ないでしょう。もう一回ちゃんとしなさい。
○礒崎陽輔君 あなた方政府なんだからね。総務省も内閣でしょう、解釈は一緒でしょう、違うんですかと聞いているんです。総務省のさっきの選挙部長の解釈と法務省の解釈は違うのかと聞いてるんですよ。ちゃんと答えなさい。
○礒崎陽輔君 はっきり答えぬと、時間の無駄なんですよ。  だから、それはまあ、じゃ一生懸命今言ったので、政府は、選挙本部は別に事務員であるからといって違法性が阻却されたわけではないという趣旨の答弁をしてくれればそれで結構です。だからまあ、捜査の個別のことは言われぬでしょうから、...全文を見る
○礒崎陽輔君 いやいや、後半、意味が分からない。こういう人が国家公安委員長をしていていいんですかというあなたの所見を聞いておるのに、答弁する立場にないなんて、委員会止めますよ、そんなこと言うんだったら。
○礒崎陽輔君 まあ許さないけれども、それぐらいならまあ分かるんですね。ノーコメントなんか駄目だよ、そんなのは。大臣としてしっかり、日本国の大臣なんだからきちんとして答えないと。  私はさっきも言ったけど、これはそれだけもう異常ですよ。これだけ構成要件がはっきりしたものを検察がな...全文を見る
○礒崎陽輔君 先ほど人勧の議論があったので、前半を金子委員にやっていただきましたので、後段をやりたいと思いますけれども、さっき大臣は内包という言葉を使いましたね、内に包むと。これはよく意味が分からぬですけれどもね、よく分からぬって、分からぬことはないですよ、たくさん切るんだから、...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、だから、内包は数字的に入っているというのは多少頭の悪い私でも分かるわけだけれども、結論として、じゃ大臣、今前半に言ったことが大事なんだけれども、人事院勧告を実施したことにはならないということでよろしいですね。ことにはならないということでね。
○礒崎陽輔君 人事院総裁、それに対してどう思いますか。
○礒崎陽輔君 いいよ、内包はいいんだよ。
○礒崎陽輔君 人事院勧告をやっていないと言っているんだ。やらないと言っているんだ。
○礒崎陽輔君 もうあと議論しなくてもいいんですけれども、総務大臣が人事院勧告をやることにはならないと言ったわけですから、これは憲法違反じゃないですか。そんなことが通るはずありませんよ。もうあなた今はっきりそう答えたわけだから、これはもう削除できませんよ。だから、人事院勧告やらない...全文を見る
○礒崎陽輔君 最後のところよく分からないけど。あなた実施していないと言っておるじゃないですか。いや、内包は私でも分かると言っておるんですよ。これだけカットをするところをこれだけカットするわけだから、中に入っておるんでしょう。それは誰でも分かる。それ分からぬ人ほとんどいませんよ。何...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ、止めてもいいんだけれども、大臣ね、ここで。もう、ちょっとおかしいよ、さっきからと答弁違うから。  じゃ、人事院総裁はどう思いますか。この今の内包論で人事院勧告実施したことになると思いますか、ならないと思いますか。
○礒崎陽輔君 いや、だから、もうぐちゃぐちゃした細かい話はいいから、とにかく人事院勧告を実施したことにそれではならないと人事院総裁が言っていますが、これは総務大臣、それでいいですね。
○礒崎陽輔君 二つしか答えはないんですよ。人事院勧告は実施するのか実施しないのかということを聞いておる。どっちですかと言ったら、総裁は明らかに人事院勧告をやったことにならないと言っているんです。それでいいですねと聞いている。もう一回聞きますよ。
○礒崎陽輔君 人事院という組織は、内閣の所轄にあると書いています、国家公務員法の。そうですね、総裁。だから、内閣の組織で言っておることが違うので、これ以上今日は質問はできません。政府の統一見解を出してください、政府の統一見解。駄目だよ、こんなの。時間を止めてください、委員長、時間...全文を見る
○礒崎陽輔君 だから、それをはっきりまず言えばいいんですよ、それをしないんだから。だから、私はそれをおかしいと言うんです。それは次の話ですよ、それはね。事実認識でそんなごまかそうなんかしても駄目なんですよ、これはやらないんだから、明らかに。内包なんかならないという人事院総裁の意見...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、ここは総務委員会だから、そういう感想を言い合う会じゃないんですよ。質疑をしているんだから、大臣、しっかり答えなきゃ。きちんとできるでしょうと言っているんですよ。  ダブルで掛かるのは、それは組合側がかわいそうだというのは私も分からぬことはないけれども、だから...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ答弁が変わらぬから、それは仕方ないといっちゃ仕方ないけれども、自民党はそれじゃ絶対応じませんよ。どうせどこかで出し直しなさいという話になりますよ、法案、法律を。絶対そうなりますからね。今手を抜くんじゃなくて、今はまだ国会に正式に出しておるわけじゃないから、きちん...全文を見る
○礒崎陽輔君 これは少し分かりやすい答弁もらった。  それ、実際考えたらおかしいんですよね。民主党のマニフェストの中に人件費の二割カット入っている。別に東日本大震災対策で二割カットじゃなかったですよね。これは民主党の総選挙のときの公約だったわけですから。それがいつの間にか地震の...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあちょっと後退したり前へ行ったり、ちょっとあなたも答弁がぶれるんだけれども、まあいいでしょう。だから、それはちょっと、とにかく直接絡める気はないという御趣旨の答弁だったということだと思います。  それは当然ですよ。今言ったように、元に戻す給与法のカットで労働協約...全文を見る
○礒崎陽輔君 地域主権改革は一丁目一番という割には余り進んでいないんですよね、今いろいろおっしゃったけれど。まあ、二年間ちょっとですから、期間が短かったということもあるのかもしれませんけど、それほど大きく地方分権が進んだという感じは私は受けておりません。地方分権はこの総務委員会、...全文を見る
○礒崎陽輔君 大体いい部分とちょっとおかしい部分がありますけど、別に歩み寄ったわけじゃないんです。全部削っていただいたんだから、全然我々一つも歩み寄っていないわけですけどね。  いろいろ国家主権との絡み、国民主権との関係、それももちろん、それは後で言いますけど、大事だけれども、...全文を見る
○礒崎陽輔君 ちょっと先に聞くのでまで言ってくれてありがとうございます。  それで大体いいんですけれども、学説的に見れば、やはり国権の分与である、国権分与説というのが、いろいろ意見ありますよ、学説ですから、学者の中にいろんな議論があるけれども、これがやはり公的な見解に近いと思い...全文を見る
○礒崎陽輔君 大臣がもうそういう答弁をしてくれた部分は非常に安心しますけれども、でも地域主権という言葉はそういうところから出てきたものであるということは、大臣ひとつ理解していただきたい。  民主党が民主党としてスローガンで使う分はそれは御自由でありますけれども、やはりそういう経...全文を見る
○礒崎陽輔君 それもまあ、私も前の片山大臣が答弁していたときに聞いていましたけど、要は、地方分権という範囲の中での補完性の原理というんだったら、従来から政府は住民に身近な事務はできるだけ住民に身近なところにやってもらう、それが地方分権だと我々も言ってきたわけでありますから、そんな...全文を見る
○礒崎陽輔君 もうちょっとやっぱりはっきり私はせにゃいかぬと思います。余り考え方を強制してもあれですけどね。だから、最高法規は論理としてはおかしいけど、理念的な規定としてはいいということですか、あっても。私はおかしいと思います。今、全部言いますから。それはちょっとおかしいと思いま...全文を見る
○礒崎陽輔君 それは大臣もちょっと私のところと完全に一致はしませんけど、余り考え方を強制してもいけませんからそれはそれで承っておきますけど、やっぱりおかしいものは私はおかしいんだと思う。特に住民投票は、確かにこれは、私はやはりきちんと法制度を整備して、余りこれを地方分権的にやらせ...全文を見る
○礒崎陽輔君 政府の答弁としてはそういうことでしょうが、大臣、知っておいてくださいね。この委員会で可決した法案でございます。委員長席からこっちからこっちは全部賛成している、ちょっと一人違う人おるかな、いわゆる野党全部が賛成して、民主党は賛成してくれませんでしたけれども、確かに今回...全文を見る
○礒崎陽輔君 検討は、じゃ、していただいておるということですけれども、これはよく聞いておいてくださいね。役人がどういう説明を大臣にしたのか知らないけれども、もう一回言いますけれども、これは与党も含めて全会派の附帯決議であって、それも、そこのところを十分練った上であの文言になったわ...全文を見る
○礒崎陽輔君 来年の通常国会に法案を出すという趣旨の御答弁だと受け止めたいと思います。  自見大臣、お待たせいたしました。ちょっと郵政改革について、これもそもそも論からやりますと、大臣が答弁し始めると時間が足りませんので、いきなり中枢の問題に入りたいと思いますけれども、政府・与...全文を見る
○礒崎陽輔君 三回分お答えいただきましたけどね。  私も、とにかく与党が株を売らなきゃならぬと言い始めてから、まあ前からもそんなに大きな幅じゃなかった、クレバスは深いかもしれないけど、まあ二、三メーターぐらいのクレバスだったけど、株を売らなきゃならぬと皆さんが言い出したんで恐ら...全文を見る
○礒崎陽輔君 その後半大事ですから、霞が関は平等にやらなければもちませんよ。特定の役所だけやっつけるみたいなことでは駄目ですから、そこは総務大臣がよく目を配っていただきたいと思います。  前半は総理がやれと言っているからできないとは言えないと思いますし、いろんな地方の知事も頑張...全文を見る
○礒崎陽輔君 いい話ですので、是非とも進めてほしいんです。大臣に聞きませんけど、泡消火薬剤というのがあるということをちょっと覚えておいて、消防庁を御督励いただくようお願いをいたしておきます。  今日は厳しい質問もしましたけれど、この総務委員会は、地方分権についてはもうみんなで一...全文を見る
11月21日第179回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○礒崎陽輔君 おはようございます。自由民主党の礒崎陽輔でございます。  先週、ブータン国王歓迎の宮中晩さん会が行われました。それに多くの閣僚が欠席したことは、先方にも、そして御招待された天皇陛下に対しても極めて不遜なことと考えますが、総理はどう考えますか。
○礒崎陽輔君 今総理から公務とありましたけれども、一川防衛大臣は民主党議員の政治資金パーティーに行ったんでしょう。これは公務ですか。
○礒崎陽輔君 その一川防衛大臣でございますけれども、今言ったように民主党の同僚議員の政治資金パーティーに駆け付け、ブータン国王が来て宮中で催物があるが私はこちらの方が大事だと挨拶したそうでございます。これは、ブータン国王にも天皇陛下にも極めて失礼な物言いだと考えますが、総理、どう...全文を見る
○礒崎陽輔君 この発言は少しもう許容限度を私は超えていると思います。本当にブータン国王陛下に対しても我が国の天皇陛下に対しても極めて失礼なことであると私は考えます。  一川防衛大臣はこれまでにも、防衛大臣の素人発言がありました、先般の沖縄での閣内不一致と取れるような発言もありま...全文を見る
○礒崎陽輔君 私は厳重注意で済む問題ではないと思いますが、まあ今後この問題も我が党として追及をしてまいりたいと思います。  消費税の問題についてお伺いをいたします。  総理は、消費税の引上げ、非常に熱心なようでございますけれども、この前こうおっしゃいましたね、引上げの法律が成...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、国民は意味分からぬと思いますよ。菅総理も言ってきたじゃないですか、消費税をやる前に衆議院を解散すると。今まで民主党の内閣、そう言ってきたじゃないですか。法案を出す前に解散すべきじゃないですか。どうしてそうしないんですか。
○礒崎陽輔君 そうしたら、仮に、じゃその法案が通った後に衆議院選挙で民主党が負ける、その件で民主党が負ける、そのときに野田さんが総理かどうかは知りませんけどね、仮に民主党政権だったら、法律はあるんだけど、その後また執行を止めるようなことを考えると、そういう御趣旨でしょうか。
○礒崎陽輔君 そこのところがいつも総理何を言っているのか分からぬのだけれども、まあそれ以上言えないんだからあれでしょうけれども。  じゃ、閣議決定をするまでに野党と協議をすると言っていますけれども、これはいつごろになる予定ですか。
○礒崎陽輔君 今、総理、よく二十一年度の附則百四条を引いてくれるんですが、これはこの前、川上理事も言ったように、自民党で作った法案ですね。そのとき民主党は反対した。そこにこう書いてあるんですよね。景気回復に向けた集中的な取組により経済状況を好転させることを前提として、平成二十三年...全文を見る
○礒崎陽輔君 何を言っておるのかさっぱり分からない。  要は、経済状況が好転したら法的措置をとると書いているんですけれども、経済状況がどこが好転しておるんですか。好転しなければ、別にこの二十三年度までに法制措置をとるという話にはこの附則百四条でもなっていないじゃないですかと言っ...全文を見る
○礒崎陽輔君 余りひどい答弁を続けぬでくださいね。  百四条に経済情勢の好転を前提として法的措置を講ずると書いておるんですから、前提条件が壊れたら法的措置をとる必要はないという意味でしょうが。総理、違いますか。
○礒崎陽輔君 おかしいんですよね、だから。(発言する者あり)
○礒崎陽輔君 附則百四条には経済情勢の好転を前提として二十三年度までに法的措置を講ずると、こうあるから、好転しなければ法的措置を講ずる必要はないんであります。そこ、総理の言うことがおかしいじゃないですかと言っているんです。
○礒崎陽輔君 この条文案書いたの私なんですよ、これ百四条一項書いたのは。書いた人間が違うと言っているんですよ、これは。書いた人間が経済情勢の好転がなければ国税の法案出さなくてもいいと、そういう意味だと言っているんですよ。  まあ、じゃ、質問変えましょう。じゃ、経済情勢の好転は今...全文を見る
○礒崎陽輔君 そうしたら、経済状況好転していないと認めたのでいいですよね。経済状況好転していなければ、これ、百四条は動かぬのですよ。おかしいんですよ、それは。  私もいつも言うけれども、自民党税調で役員もやっておるんですよ、だから、いずれ消費税はきちっと引き上げさせていただかな...全文を見る
○礒崎陽輔君 だから、財政規律は分かるけど、それならもっと景気対策とか金融対策とかやったらどうですか。皆さんは景気対策も金融対策もやらないで、復興増税だ、今度は消費税増税だ。国民がくたびれてしまいます、そんな話ばっかりやっていると。きちんと財政対策をやったらどうですか。どうですか...全文を見る
○礒崎陽輔君 この前も川上議員の質問の中にあったけど、デフレで好景気なんかってあり得ぬのですよ。まず、デフレ退治をしっかりとやらなあかぬ、私はそう思いますよ。  そこで、じゃ、地域経済のことを聞きます。  まず、東日本大震災の復旧復興はこれ一番であります。これはやっぱり一生懸...全文を見る
○礒崎陽輔君 基金は厚生労働省が多いんですが、厚生労働大臣、ちゃんとやっていますか。
○礒崎陽輔君 地域経済というのを本当に考えてほしいんですよね。この地域経済を考えるのは古川大臣でいいんですか。
○礒崎陽輔君 総理、この基金がなくなると本当に地方は全くそういう財源なくなるんですよ。これは少し総理も勉強していただくと分かると思うけど、これがなくなると本当に地域経済大変でありますよ。しっかりと来年度予算の中では地域経済対策を組むということを総理の口からお約束してください。
○礒崎陽輔君 先ほどの消費税の問題、もう一度言いますけど、あの文章は自民党で私たちが作ったんで、私もあそこの条文書くのはかなりかかわった。だから、法律になってしまえば違う解釈をまた財務省は勝手にやっておるのかもしらぬけど、景気回復なくして消費税上げるなんかいう意味の条文ではないと...全文を見る
○礒崎陽輔君 意味分からぬですね。私の聞きたいのは、だからその人事院勧告をしなくていい理由じゃないんです、しない理由は何でかと。できるでしょう。最初に人事院勧告をやって〇・二三下げて、それから更に深掘りやるということはできるでしょう。それをなぜやらないのかと聞いておるんですよ。
○礒崎陽輔君 総務大臣ね、そういうずさんな答弁しちゃ駄目なんですよ。  それは確かにいろいろあるでしょう、アンジュレーション出てくるでしょう。だけど、それは政府がやるんなら幾らでも調整できるでしょう。結論のところで皆さんの言う額の削減のような法案ができないですか、できるでしょう...全文を見る
○礒崎陽輔君 そんないいかげんな、技術的な問題で人事院勧告をやらぬのですか。話のレベルが違うでしょうよ、軽重が。日本の戦後ずっと人事院が国家公務員給料は決めてきた。それをやらないということと、今言った技術的な調整が難しい。話の軽重が同じですか。いいかげんな答弁するんじゃないですよ...全文を見る
○礒崎陽輔君 私は百二十億円と聞いているんですが、違いますか。
○礒崎陽輔君 分かると思うんですよ。人事院勧告をやらないから二十二年度で退職金とか払われる。合計、そういうのを全部合わせますと百二十億円の過払いになるんですよ。  蓮舫大臣、昨日、事業仕分一生懸命やっておられましたけれども、百二十億円、これ無駄遣いだと思いませんか。
○礒崎陽輔君 全然、まあ急に聞いたから分かっておらぬのもしようがないけど。  要は、二十二年の水準だから、人勧だけでもやれば、その分だけ退職金が下がるんですよ、退職金が。だから、今年の公務員は二十二年度の水準でやるから、退職金はもうかるわけじゃないですか。それはおかしいじゃない...全文を見る
○礒崎陽輔君 何を言っておるのか全く分からぬけれども。要は、今年退職する人に四、五万ぐらいお祝い金付けても構わぬということを言いたいわけですな。そんなずさんな話がないと思いますよ。とにかく百二十億円無駄になるんですよ、この人勧やらぬがために。  人事院総裁にお伺いします。この人...全文を見る
○礒崎陽輔君 いろいろ御説明いただきました、全部言いませんけれども。要は、だからできるということでしょう。人事院勧告をやって、それからさらに今回の財源対策のための深掘りをする、震災対策のための深掘りをするというのが人事院総裁の意見であります。  総理、何かおかしいですか、今人事...全文を見る
○礒崎陽輔君 総理は今までの議論を何も聞いていない。  委員長にお伺いします。  会計検査院と違って人事院というのは内閣の所轄の下に置かれておる機関であります。内閣の中の総理大臣、政府と、要は人事院が意見が違うというのは、これは閣内不一致だと思いますが、委員長、これはやっぱり...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ石井委員長がおっしゃるんですから議論を進めたいと思いますけれども。  いえ、総理、全然人の言うことを聞いていない。なぜやらないのかと聞いておるんですよ。だから、尊重だから尊重しなくてもいいなんか、そんなこと答弁してもしようがないでしょうが。二段階でやればできる...全文を見る
○礒崎陽輔君 おかしいですよ。  総務大臣、この前総務委員会で、人事院勧告を実施することにはならないと、さっきも言いましたよね。総理にもう一回教えてあげてください。
○礒崎陽輔君 私は説明を求めておるんです、総理。いや、だから、けしからぬというのではないですよ、今の段階で。  なぜ人事院勧告をやって二段階でやらないんですかという質問ですから、ちゃんと答えてください、総理。
○礒崎陽輔君 さっき、総理の答弁の最後、まさにこう言っているの。行わなくてもいいと言ったんですよ。てもいい理由は分かったと言っているんですよ。てもいいんじゃなくて、それは人勧を行わなくても内包しているというんでしょう。それはまあ分かりませんけど、そこは説明は分かった。そうじゃなく...全文を見る
○礒崎陽輔君 こんなひどい答弁で戦後歴史ある人事院勧告制度をむちゃくちゃにするのは全くひどい話だと思いますが。  じゃ、私から言いましょう。連合と約束があるからじゃないですか。連合と人勧をやらぬという約束したからやらぬのでしょう。違いますか、総理。
○礒崎陽輔君 そんなことは多分ないと思います。連合との間で人勧は実施しないと約束があるからあなた方はこだわっているんでしょう。  これはひどい話なんですよ。今、人事院勧告制度というのがあるんですよ、現行憲法制度の中で人事院勧告制度がある。昭和五十七年のときは、これ、四・五%の引...全文を見る
○礒崎陽輔君 問題になっていないじゃないんで、そんな質問もしていないんですよ。結局、連合との間でこれも密約があるんじゃないんですか。違いますか。  これは、だから結局、労働協約締結権の付与をにらんでやるということでしょう。これも公務員改革基本法の中に十二条というのがあって、労働...全文を見る
○礒崎陽輔君 今セットではないという答弁いただきました。じゃ、今度の深掘りと労働協約締結権はセットではないと、それは当然のことだと思いますけど、それは確認をいたしておきたいと思います。  そうなりますと、二年たつともう衆議院の任期終わるんですよね。じゃ、民主党のあの国家公務員人...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、今日、本当、テレビ中継がないのが残念でありますけど、こんなずさんな答弁ばかりやって。  そんな難しいこと聞いているわけじゃない。これ二年間の暫定措置で元に戻るんだから、もちろんほかもやるんでしょう。だから、二割全部給与でやると私言っておるわけじゃないけれども...全文を見る
○礒崎陽輔君 本当にやれるんであれば、その法律も出してから労働協約締結権も出せばいいでしょう。私はもちろん了解しませんけどね。  何か、何となくその二割人件費の削減と今度の大震災の復興財源の話がどこかでクロスしてしまって、訳が分からぬようにして結局うやむやにしようということで、...全文を見る
○礒崎陽輔君 最近また、向けてというのがはやっている。TPPと一緒ですが。いや、やれないでしょう、そんなことを言っておったら。本当にやれますか。もう一回。
○礒崎陽輔君 もうマニフェスト破綻しておるでしょう。もう子ども手当も高速道路も直したんだから、これも早く手を上げた方がいいと思いますよ。我々もある程度の人件費削減は一緒にやろうと思いますけど、不可能なことをいつまでも旗上げておってもしようがないと思いますよ。そういう、またマニフェ...全文を見る
○礒崎陽輔君 一生懸命棒読みされたんでしょうけど、この前、我が方の高階議員のときだけちょこっと総理は何か言ったんですよ。美人の国会議員にだけサービスするのかもしれませんけど。でも、ちょっと言ったら我が党の西田昌司君も大分おとなしくなったんです。やじが大分おとなしくなった。なぜだと...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ西田君に聞いてもいいんですけど、これは分からなきゃ困るんです、総理。やっぱり総理が自らの言葉で語るということは重いんですよ。西田君でさえ、総理がやっぱりきちっと自らの言葉で語れば一生懸命聞くんですよ。それがやっぱり総理、分かっていなきゃ駄目なんじゃないですか。 ...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、その結果、民主党の中でもああでもない、こうでもないとなっておるんでしょう。与党もまとめられないで外交交渉なんかできませんよ。多少怒られてもいいから、ちゃんとはっきりと自分の信念を通す考えはありませんか。
○礒崎陽輔君 いや、私はおかしいと思いますよ。  郵政民営化、これは賛成、反対、いろんな意見があるけど、小泉純一郎総理は、あれだけ自民党がみんな反対している中で、まず自分で語り、そして大きく議論をし、そして最後まで自分の信念を通した。日本の総理大臣はかくあるべきと思いませんか。
○礒崎陽輔君 それでは誰も総理のことを信用しないと思います。  じゃ、ちょっと質問変えますけど、今の参加に向けてということですが、参加の決断はいつするんですか。
○礒崎陽輔君 いや、プロセスはそうなんでしょうけど、だからそれはいつごろになるんですか。いつと言うわけにはいかぬなら、いつごろでもいいし、どんな状況になったらでもいいですけど、それを余りほかの人も質問をしていないんですね。いつになったら参加に向けてが参加に変わるんでしょうか。
○礒崎陽輔君 だから、言えばアバウトなんですね。だから、何を議論をする、何を総理の言うことを信用していいか国民は分かりませんよ。例えば、それに二、三か月掛けるとか、年度いっぱい掛けるとか、そんなことを言わないと国民は信用できませんよ。  実際、参加表明をしてから、アメリカ議会は...全文を見る
○礒崎陽輔君 結局、何にも分からないということがよく分かりました。  鹿野農水大臣、この前の予算委員会で、米を例外項目とすることは極めて難しいという答弁なさいましたよね。それ、間違いないですね。
○礒崎陽輔君 こういう答弁を平然としていただいてありがとうございました。そうですよ。例外項目なんかないんですよ。  総理は、いいですね、今の鹿野大臣の答弁で。
○礒崎陽輔君 いやいや、総理、総理。(発言する者あり)
○礒崎陽輔君 いやいや、農水大臣の答弁確認してくださいと言っているんです。(発言する者あり)
○礒崎陽輔君 全然話がおかしいんですが、とにかく農水大臣ははっきり米を例外項目にするのは極めて難しい、であろうでいいですよ、推測でいいですよ、という見通しを示したと。まあ総理は訳の分からぬことを言っているけれども、政府の答弁は鹿野さんの方が正しいんだと私は思います。きちっとやっぱ...全文を見る
○礒崎陽輔君 まさに、TPPというのは一つの選択肢であるということを国民にちゃんと言わぬといかぬと思うんですよ。今まさに総理が言ったように、いろいろなことを総理やっておるわけでしょう。なぜTPPかという問題ですよ。だから、開国か鎖国かの本当にばかな議論をしていてもしようがないのに...全文を見る
○礒崎陽輔君 だから、そうであれば、先ほど農水大臣の答弁にあったように、十年間で例外なく、まあ原則例外なくと言った方がいいのかな、原則例外なく関税を撤廃しようというTPPは余りにも日本にとってきついものであるということをやっぱり国民に言わなきゃならない。  まあ日韓中、中国、韓...全文を見る
○礒崎陽輔君 これで終わりますが、ちょっと非常に不明確な答弁がたくさんありましたので、理事会においてまた委員長、しっかりと議論をしたいと思います。  ありがとうございました。
11月29日第179回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○礒崎陽輔君 おはようございます。自由民主党の礒崎陽輔でございます。  先週の予算委員会で野田総理の方に人事院勧告の不実施問題を質問しましたときに、労働組合、特に連合と密約があるんじゃないかという話をしましたら、密約などというのはないとおっしゃいました。これは本当でしょうか、総...全文を見る
○礒崎陽輔君 十月十一日に官邸で連合の会長と総理が、また総務大臣も同席して懇談しましたですね。そのときは、どういう話が向こうからあって、政府側はどういうお答えをしたんでしょうか。
○礒崎陽輔君 いや、大事な話だから、紙を見なきゃ言えないようなことじゃ困るんだけれども。  さっき、その前の答弁で大臣が言った、人事院勧告をしないでくれと連合が言っているのはかねがね知っておるということだったけれども、どういう意味で言っておると、大臣、理解しておるんですか。
○礒崎陽輔君 いや、本当にそう思っているんですか。だから、それは、私もこの総務委員会で言ったように、七・八プラス〇・二三になるんであれば、それは幾らでも調整可能でしょうと。今回も、まだ法案出しておりませんけれども、自民党と公明党の間でこの給与問題の対案を出す準備を今進めております...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、そうだと思うんですよ。だから、それは具体的にどういう意味ですか。だから、七・八の給与引下げには応じるから人事院勧告は出してくれるな、さっき言ったその七・八プラス〇・二三が気に入らぬというんだったら、それは分かりやすい意味ですけれども、今大臣の言った意味で人事院...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、それでは意味が分からない。そこにあなた方のごまかしがあるんでしょう、この問題。七・八プラス〇・二三じゃ多過ぎると、多少ですけれどもね、まあそれはそうかもしれない。それは私は理解できるけれども、なぜ自律的労使関係と人事院勧告が関係あるのかと。  ちょっと、じゃ...全文を見る
○礒崎陽輔君 結果として考えが一致したんだと、そういう御説明であります。  その前に、今これ書いていることおかしいと思うんですよね。国会に法案を出した、これは談話ですけど、談話じゃないところの新聞記事の中に人事院勧告けしからぬと言っているのもあるんですよ。これは公式に出したのか...全文を見る
○礒崎陽輔君 さっき大臣は、何か法律を守らなきゃいかぬと言ったばっかりじゃないですか、大都市問題で。いや、おかしくない。現行法制上、正しいことを人事院が法制に基づいて人事院勧告をやる、それが何かおかしいことのように書いているこのコメントはおかしくないですか。
○礒崎陽輔君 いや、おかしくないことはないと思いますよ。もう民主党の性格は、今大臣が言ったように、憲法も守らない、法律も守らない、またこれもそうですか。もう単純なことでしょう。それは、いろいろ政府が新しい法案を出す、民主党が新しい法案を出す、それは権利でありますからやってくれれば...全文を見る
○礒崎陽輔君 いやいや、これは答弁拒否ですよ。私はどう考えるかと聞いている、おかしいかおかしくないかとこれは質問しておるわけですから。労働組合の言うことだからコメントできない、それじゃ、これ以上審議続けることはできません。
○礒崎陽輔君 よくない。連合の方を言ってください、連合の方。
○礒崎陽輔君 じゃ、もう少し質問限定しますよ。  この連合は、大臣の手元にもあるようですから、その中の特に、四法案が国会に付され、継続審議中であるにもかかわらず、その後ですよ、その趣旨を否定するかのような平成二十三年人事院勧告がなされたことに反対しというのがある。これ、反対する...全文を見る
○礒崎陽輔君 いやいや、そんなことを聞いているんじゃない。人事院勧告があったことに反対すると書いているんですよ。それは別に主義主張なら言っていいことですか。連合というのは立派な、あなた、日本の中でも団体でしょう。そんなところが日本国の法律で定めてあることをやることを反対というのは...全文を見る
○礒崎陽輔君 大臣がどう思うかと聞いているんだよ。
○礒崎陽輔君 いいか悪いかと聞いているんだよ。
○礒崎陽輔君 止めてください。止めてください。速記止めてください。速記止めてください、駄目ですよ、そんなの。
○礒崎陽輔君 なぜですか。答えられないじゃないですか。答弁拒否じゃないですか。  止めてください。止めてください。とにかく速記止めてください。(発言する者あり)
○礒崎陽輔君 言えないじゃない、答弁拒否をしているんです。(発言する者あり)いや、駄目、駄目、駄目。もう止めてください。速記止めてください。速記止めてください。(発言する者あり)さっきから分かりやすくしているのに。(発言する者あり)いや、駄目、駄目、駄目。にらめっこしていてもしよ...全文を見る
○礒崎陽輔君 いやいや、反対しているのはおかしいじゃないか、それについて大臣はどう思いますかと聞いているんじゃないですか。大臣の意見を聞いているんです。
○礒崎陽輔君 まあ、そんな難しいことを聞いているんじゃない。  だから、大臣は、連合はこういうことを言っているけれど、人事院勧告をするのは別におかしいことはないですね。人事院勧告を人事院がするのは全くおかしくないですね。そういう点を踏まえて、それじゃ答弁してください。
○礒崎陽輔君 そうであれば、連合は官邸まで入っていろいろ意見を言える団体、さっきも誰かが言ったけど、立派な団体なんですよ。単なる民間団体じゃなくて、オフィシャルな団体なんですよ、ある意味。そういうところがこういう変なことを言うというのは、大臣からもちょっとおかしいじゃないですかぐ...全文を見る
○礒崎陽輔君 分かりました。もうそれで収めましょう。  大臣は、大臣というか政府は内包論というのを取っているのね、内側に包むという。しかし、内包じゃないんですよ。結局、給与法がほっておかれる。今回は特例法ですよね。特例法のほかに一般職の給与に関する法律がある、そこは全くほってお...全文を見る
○礒崎陽輔君 まだそこも議論がかみ合わないんだけれども、いやいや、だからどうするかは別ですよ。どうするかは別だけれど、またその人勧を〇・二三マイナスやったのと七・八、どういう調整をするかというのも、これも一つのやり方ではなくて複数のやり方が私はあると思いますけれども、それを言うと...全文を見る
○礒崎陽輔君 答弁になっていないけどね。いや、うわさに聞けば、今年はやらぬけれども来年はやるかもしらぬなんかということを言っておるんですよ。来年、今の答弁で大臣やったら、ただじゃおかぬですよという言い方は悪いけど、本当、そんな話ですよ。それはおかしいと思いますよ。  それを行わ...全文を見る
○礒崎陽輔君 答弁になっていないと思いますよ。まあ今回はその法案をやっているんじゃないから、その点はそのくらいにしておきますけれども、全然それは大臣、答弁になっていないですよ。人勧はできるでしょうと言っているんですよ。  だから別に、何回も言いますけれども、例えばその引下げの額...全文を見る
○礒崎陽輔君 本当はこれも止めていいんだけれども、何回も止めるわけにはいきませんから止めませんけどね。  問題は、それは調整の話もあるけれども、この前もこれを予算委員会で言った、その調整をするかしないかという問題と人事院勧告を実施するかしないかの問題は、論理の大きさが違う、話の...全文を見る
○礒崎陽輔君 地方公務員の給与は自主的に決めるものだというところは私も全く同意なんでありますけれども、ただ、これだけのことをやるのであるから、地方の方にもこの措置に準じた協力をお願いする、協力ですよ、協力をお願いする、あるいは要請する、そういうことはいかがですか。
○礒崎陽輔君 ちょっと、今の通達を出したというのを聞いているんじゃなくて、要請するというのも悪いんですかという、大臣の御見識を聞いておるんだから、ちゃんと答えてくださいよ。
○礒崎陽輔君 大臣、駄目よ、総務委員会でそんなごまかしの答弁ばっかり通らないよ、本当もう一回止めますよ、そんな答弁するんなら。いや、別に何かけしからぬと言っておるんじゃなくて、地方公務員に国家公務員に準じて給与の引下げを行うということを協力をお願いするとか、要請するというようなこ...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ、いいけど、総務大臣ですからね、もうちょっと見識のある答弁してくださいよ。全然見識がない。あなたが日本の地方自治をどうリードしていくかということを我々聞くためにここで委員会をやっておるんですよ。そんな、こうやってこうやってだけ言うんだったら、委員会をやっても意味...全文を見る
○礒崎陽輔君 仮に今後も地財対策で財務省側が地方交付税のその分の七・八%削ることを求めてきたら、局長はどういうふうに反論しますか。
○礒崎陽輔君 一生懸命頑張っていただくという答弁だったと思うんですけどね。  ちょっと、じゃ、意地の悪い質問も一個しますけど、再来年度、これの、さっき言っていたように、大臣が事実だけ伝えたと言うから、七・八%、半分ぐらいの団体が七・八%削ったと、半分ぐらいの団体は人事委員会勧告...全文を見る
○礒崎陽輔君 財政局長のおっしゃったのは人事委員会、地方ですからね、人事委員会勧告の水準でもって地方交付税を措置すると。私はそれは御立派な御意見だと思いますが、いろんな圧力が掛かっておりますから、しっかり財政局長には頑張っていただきたいと思います。  ただ、自民党の立場だけ言え...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、局長、私そんなにいっぱい聞いていないのでね。  私の聞いておるのは、県の空洞化どう思いますかと、特に神奈川県の例をどう思いますかと聞いているんですよ。まあ市から見たら別にいい制度、これは御昇格なんです。私も、今話題の大阪府の堺市におって、堺市を政令指定都市に...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ役所の御答弁はそうだと思うんですけどね。ちょっと矛盾がやっぱり出てきたと思うんですよ、数が増えてね。ある程度の数で、ある程度の大きい団体だけのときはまだよかったんですけどね。それだけじゃないんです、本当は中核市、特例市もありますね。こういうものが、私はもう地方分...全文を見る
○礒崎陽輔君 余り聞いても出てこないようだからやめますけど、もうちょっとやっぱり考えてほしいです。何か考えますとかいうような答弁ばっかりですよ、今日聞いていても。  大臣、やっぱりしっかり、もうちょっとやっぱり、我々は大臣の見識を聞きにこの委員会をやっておるわけで、別に言い合っ...全文を見る
12月01日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○礒崎陽輔君 自由民主党の礒崎陽輔でございます。  復興特区法案の三党協議におきましては、この参議院で可決し、現在、衆議院の総務委員会で継続審査中の東日本大震災災害臨時交付金法案の趣旨をほとんど取り入れていただきました。これにつきましては、まず、平野大臣始め政府・与党の皆さんに...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ、そういうことだったと思うんですが、さっき言ったように、少し一体的事業から関連してまであるんですけれども、まあ地方単独事業っていろんな事業がありますね。いろんなことが被災市町村は考えると思うんです。いろんな、だから地方単独事業のボールを投げる。しかし、これは基幹...全文を見る
○礒崎陽輔君 私も市町村が要望したものは全部見なきゃいかぬと、そういうことは言うつもりはありません。やはりそれは、恐らく、今一生懸命積んでおるみたいです。私も被災地の市長さんと話聞きましたけれども、三五%積むようにもう国から指示が来ておると。一生懸命積んでいるけれども、なかなか三...全文を見る
○礒崎陽輔君 いい御答弁をいただきました。まあ距離が二百キロ、三百キロ、四百キロあっても関連性があればいいと。この関連性とは何か、余り詰めない方がいいですね、これは大臣。詰めない方がよくてちゃんとやっていただいた方がいいと思いますが、大臣、御所見を伺いたいと思います。
○礒崎陽輔君 大臣からも同じ御答弁をいただいたものだと思います。  まさに、なかなか、役所の理屈じゃ難しくなるから私もここでそこを詰めても仕方ないと思います。まさに、今回の東日本大震災というのはかつてない未曽有の大災害でありますから、行政の対応もそれなりの極めて大きい柔軟性を持...全文を見る
○礒崎陽輔君 ありがとうございました。  今、提出者の方から三点挙げて、被災市町村の創意工夫を生かし、自主性、主体性を尊重するんだと、そういう御発言あったわけでございますが、政府としてはどのようにお取り組みになるでしょうか。
○礒崎陽輔君 これもう、参議院の法案通したから私もう言いません。本当は、復興交付税、いい制度ではあるんですけれども、ただ、私は、現年に払う交付税ならば国が全部払えばいいと私は基本的には思っていますよ。何で国費と地方費に分けるんだろうと。だから、どうしてもそこで財政の論理が入るんで...全文を見る
○礒崎陽輔君 今まさにおっしゃっていただいた、すき間がないということが大事なんですね。縦割り官庁は縦割り官庁でしっかりやるんでしょうけれども、どうしても消極的縄張争いも時々出てくる。そうすると、どうしてもさっき言ったこぼれ球のようなものが出てくる。そういうことがないように、しっか...全文を見る
12月06日第179回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○礒崎陽輔君 自由民主党の礒崎陽輔でございます。  前回の総選挙で、民主党副代表であった山岡国務大臣の選挙陣営が、事務員と称している方二人に投票依頼の電話掛けなどの実質的な選挙運動を行わせ、県警の選挙違反取締り本部が閉鎖された後、三か月たって、各十二万円、計二十四万円の報酬を支...全文を見る
○礒崎陽輔君 このうち、二人に報酬を支払ったことについては、まあ新聞報道等もございますが、山岡陣営、山岡国務大臣の陣営の発表した選挙運動費用収支報告書に領収書の添付があります。山岡大臣、この支払ったことは間違いないですね。
○礒崎陽輔君 質問通告しているのに幾ら払ったか分からないなんか、そんないいかげんな答弁はせぬでください。  もう一方、じゃ、選挙運動をさせておったこともほぼ間違いございません。本人らが、一日二百件ぐらい電話掛けましたと、電話台数が大体二十台ありましたというような証言をされており...全文を見る
○礒崎陽輔君 報告を受けていないんじゃない。昨日、私、質問通告しておるんですよ。  これは新聞記事でありますけれども、一日二百件くらい掛けた、朝早くから午後八時まで、それは疲れたわと言っているんですね。Bさんも、十台ぐらい電話はあったというようなことを言って、山岡先生お願いしま...全文を見る
○礒崎陽輔君 ちょっと総理にお伺いいたしますけど、少なくとも、告発状が出て、今、宇都宮検察庁で山岡陣営の捜査をしておる、山岡さんの捜査をしておると言っても間違いもない。事情聴取も既に何件か行われ、任意の事情聴取は行われております。  幾ら何でも、山岡大臣は国家公安委員長でありま...全文を見る
○礒崎陽輔君 いや、説明の問題じゃないんですよ。法務省の刑事局長が山岡さんを捜査していると今言ったじゃないですか。  捜査対象になるような人を国家公安委員長にしておいていいんですか。もう一回答えてください。(発言する者あり)
○礒崎陽輔君 まあ何にも答弁になっていないと思いますよ。  いや、それはだから、白黒を私は言っとるんじゃない。少なくともこれだけの客観証拠がそろっている、報道でも本人らが選挙運動していたことを認めておる。選挙運動している人にお金払ったら公職選挙法違反なのは、もうここにおる人なら...全文を見る
○礒崎陽輔君 こんな訳の分からぬ経緯を聞いておるんじゃないんですよ。我々も過去の経緯を聞いて、今簡単に言ったんですよ、事実だけ。事実かどうかという話を聞いたのに、あなたは全然言わない。物証は挙がっておるじゃないですか。山田秘書の手書きの計算書もある。大臣の関連会社のニューワールド...全文を見る
○礒崎陽輔君 今のも何にも答えていないんですよ。山田秘書の計算書があるでしょうと、そしてまたニューワールドと病院の契約書があるでしょうと、コンサルタントの契約書があるでしょうと、あるいはニューワールドへの振り込み領収書があるでしょうと。物証があるのに否定されるんですかと言ったら、...全文を見る
○礒崎陽輔君 さっきの質問もそうなんですけれども、やっぱり事実に基づいて我々は議論をしなきゃいかぬ。全くその事実を摘示しても、こちらが事実を摘示してもそれに対して明確な答弁はしないで、長々長々と経緯を言って、いや、それは私は知らぬと。こういう、それじゃ予算質疑にはならないんだと、...全文を見る
○礒崎陽輔君 今の総理の答弁じゃ、この年四回、会費二万円の賢友会セミナーを大臣の判断でだったらやってもいいという、そういう御答弁というふうに受け止めてよろしいですか。
○礒崎陽輔君 総理は今、いいという意味だと私は思います。大臣規範というのはほとんどどうでもいいというのとほとんど等価の答弁がありました。今日は政治と金の問題の集中審議であります。その中で総理が、政治と金の問題、こんなに無頓着であるということは驚くばかりであるわけであります。  ...全文を見る
○礒崎陽輔君 答える気がない。いや、これも、もちろん今急に聞いたんじゃ分からぬから、昨日ちゃんと御通告申し上げているんです。  もう一回聞きますよ。今まで返した分は総額お幾らになりましたでしょうか。
○礒崎陽輔君 そんなの言えるんだったら最初から言えばいいんですよ。まあ一円まで言えとは言っておりませんけれどもね。  今朝の報道によると、平成二十年にマルチの健康食品会社から四十五万円もらっているけれども、これは寄附を受けたときも返金したときも収支報告書に記載していないそうです...全文を見る
○礒崎陽輔君 本人がお答えいただけないので、総務省の選挙部長、お伺いいたしますが、受け取った献金をもらうときも返すときも収支報告書に書いていなかったら政治資金規正法違反になりますよね。どうぞ。
○礒崎陽輔君 田口選挙部長、もう予算委員会ではミスター一般論として有名ですけれどもね、一般論は答えてもらわななりませんよ。個別のことは答えなくたって一般論は答えてもらわなきゃ、そこ座っておる意味はありませんからね。  大臣、違法だそうですよ、だから違法です、これは。政治資金規正...全文を見る
○礒崎陽輔君 二十年ごろ、平成二十年ごろ、そうですね。
○礒崎陽輔君 委員長、これも事前通告しておるんですよ、事前通告しておるのにああいう答弁しか、もう予算委員会をちょっと冒涜しておると思いますよ、私は。まあまあ怒っておっても仕方ないですけれどもね。  まあとにかく、マルチに相当縁があるということはもう有名であります。マルチ商法とい...全文を見る
○礒崎陽輔君 総理は何を聞いていたのかよく分からぬ。疑惑とか何とか、そこのレベルじゃないんですよ、もうマルチとたっぷりとつかっていた。  例えば、大臣、私も飲んでいるからと言ってマルチ企業の売っている高い薬を誰かに売り付けたことはないですか、痩せ薬。
○礒崎陽輔君 これはまあ話ですから私も強弁はしませんけれども、要は、山岡事務所の秘書が当時来て高い痩せ薬を売り付けられたと、後で山岡さんがいらして、私も飲んでいるけど、飲んでいるのに痩せていないのはあなたと娘さんだけだと言ったそうでありますね。秘書にはお金は自分で稼げと言って、事...全文を見る
○礒崎陽輔君 ここの点だけはちゃんと、少なくとも私の当選の年であったということは認めたになったわけであります。まあそんなことは、余り水掛け論やっても仕方ないと思います。  総理、このように山岡大臣は国家公安委員長としても消費者問題担当大臣としても拉致問題担当大臣としても全く不適...全文を見る
○礒崎陽輔君 まあ総理がこうですから閣僚はこうだという感じですね。もうこれだけ、テレビで見ておる人はあきれて物が言えぬ状況に今なっておると思いますよ。それでよくぞそんなこと言えると思います。  まあ一川大臣にもおいでですから聞いてみますけど、田中前沖縄防衛局長の発言、犯すとかや...全文を見る
○礒崎陽輔君 確認する方法はあるんですよね。その場に現地の防衛局の報道室長が同席していたはずですよ。報道室長、どう言っていますか、大臣。
○礒崎陽輔君 これは、複数の報道機関がほぼ同じような文言で出しているんですよ。そんなものがいいかげんであったとかいうことはないと思いますよ。それで、今聞いたら、本人も記憶が不確かだというし、報道室長もそばにいなかったと、そんないいかげんな調査しかあなたはまだこれだけ大事な問題でや...全文を見る
○礒崎陽輔君 今そういう報道がないというのはどういう、そういう事実がないと今おっしゃいましたね。どういう意味ですか。じゃ、この報道は、報道した会社はうそだということですね。
○礒崎陽輔君 そんないいかげんなことがどうして言えますか。発言の真偽が分からないのにそういうことがないって、何がないのか分からぬじゃないですか、そんなことは。そんなことが……(発言する者あり)今発言中ですよ。そんなばかなことがありますか。この発言は、前半の質問も重要ですけれども、...全文を見る
○礒崎陽輔君 はい、分かりました。  とにかく、事実も確かめないで事実がなかったなんかいうことは言えるはずがないんで、こんなずさんなのでは駄目ですよ。  もう一川大臣も山岡大臣も一緒にお辞めいただくことをお願い申し上げて、私の質問を終わります。
12月07日第179回国会 参議院 憲法審査会 第3号
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○礒崎陽輔君 ありがとうございます。自由民主党の礒崎陽輔でございます。  ここで憲法審査会が始まったわけでございます。私は憲法改正を考えるのがこの審査会の役割だと思いますが、まだ憲法改正そのものに反対という皆さんも少しいらっしゃるようでございますけれども。  今までのお話にも...全文を見る