礒崎陽輔

いそざきようすけ



当選回数回

礒崎陽輔の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第196回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
議事録を見る
○礒崎副大臣 委員御案内のとおり、まず食料自給率の方でございますが、これは食料の国内需要を国内生産でどの程度賄えるかを示す指標でございまして、具体的には、国内生産を分子といたしまして、国内生産に輸出入等を加減した国内消費仕向けを分母として計算して求めるものでございます。  一方...全文を見る
○礒崎副大臣 水産物中の放射性物質については、原子力災害対策本部が平成二十三年四月に策定した「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」に基づき、モニタリング調査を実施しております。  これまでに、モニタリングで合計約十二万検体、これは昨年の十二月時点でございますが...全文を見る
○礒崎副大臣 今御指摘いただきましたように、国民に安全な水産物を販売していることをしっかりとやはり知っていただく必要がありますから、今、単にホームページじゃなくて、あらゆる機会を捉えて、そういった安全なものを販売しているということを啓発に努めてまいりたいと思います。
○礒崎副大臣 農林省所管の国費の研究資金としては、今委員御指摘のあったナショナルプロジェクトのものと、それから国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構、いわゆる農研機構のものと二通りございまして、国が直接のものについては、基本的に、会計年度の原則で単年度執行というふうにして...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
議事録を見る
○礒崎副大臣 今の質問は、原子力の三十キロ圏内に備蓄倉庫があるかという御質問でしょうか。  現在、備蓄倉庫は全国で約四百カ所ありまして、三十キロ圏内に幾つかというのは正確に答えるだけの調査はしておりませんが、全国を見れば、アバウトな話でありますが、約十数カ所ぐらいはあるのではな...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  食料自給率は、委員御案内のとおり、分子も分母もこれは供給ベースで、生産量であるとか輸入量であるとか、供給ベースでできている式でございますので、具体的には、食品ロスについては含まれておって、それを控除するとかなんとかいうことはしていないところで...全文を見る
○礒崎副大臣 今委員から四月という御指摘がありましたけれども、三月から実はゆうパックの基本運賃の改定が予定されておりまして、平均一二%程度引き上げられることとなっておりまして、一般のゆうパックの重量の上限が三十キロから二十五キロに引き下げられるとともに、二十五キログラム超三十キロ...全文を見る
03月06日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
議事録を見る
○礒崎副大臣 平成三十年度農林水産予算の概要を御説明申し上げます。  平成三十年度農林水産予算の総額は、関係府省計上分を含めて、二兆三千二十一億円、その内訳は、公共事業費が六千八百六十億円、非公共事業費が一兆六千百六十一億円となっています。農林水産予算の編成に当たっては、農林水...全文を見る
03月15日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  御承知のとおり、日本国内は人口が減少しておるわけでございますが、世界の人口は増加している。また一方で、日本食に対する関心も非常に高くなっている。そうした中で、我々が農林水産物の輸出に努めていかなければならない。私は必須の事項だと考えておりま...全文を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  今御指摘のように、残念ながら、近年は三百人以上の方が農作業中に亡くなられておるわけで、その八割が高齢農業者ということでございます。これは極めて重要な課題でございまして、究極的には死亡事故ゼロということを目指して、我々も頑張っていかなければな...全文を見る
03月20日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  相続しても登記がなされていない等の理由により所有者が不明な農地については、貸付けをしようとしても同意をとることが困難でありまして、農業者が規模拡大しようとする場合に大きな障害となっているところでございます。  このような所有者不明農地は、...全文を見る
03月22日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
議事録を見る
○礒崎副大臣 委員御案内のように、農林水産物の輸出力強化戦略によりまして一兆円を目指しておるわけでございまして、そのうち三千五百億円が水産物になっているわけでございますが、北海道のホタテが爆弾低気圧によって大分被害を受けたこと等によりましてやや足踏みをしているのは事実でございます...全文を見る
03月28日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  森林環境税は、今後の森林の公的管理等をする森林整備等の財源として創設されるものでございます。  御指摘のように、森林整備を実施していくためには、その前提として、境界の確定というのは非常に重要でございます。これにつきましては、市町村等の要望...全文を見る
○礒崎副大臣 御指摘のとおり、統計等のデータに基づいて現状の分析、政策の立案、その他効果の検証を行うことは、国民に信頼された行政を展開していく上で極めて重要なことだと思います。  このため、農林水産省といたしましては、農林水産業の生産構造や生産コストを始め、政策の立案やその効果...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  三十一年の一月から収入保険制度を導入することになっておりまして、農林水産省でも、地域ブロックごと及び都道府県別の農業者等向けの説明会を開催いたしておるとともに、各地域におきましては、農業共済団体が、地方公共団体やJA等の農業団体と連携して、地...全文を見る
04月03日第196回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  先ほどからお話のある、まずはタイの話でありますけれども、タイは、二〇一五年、三年前には、日本産農林水産物の放射性輸出に係る輸入規制については一部の野生動物を除いてほぼ全て解除したということで、割と早い対応をしてくれた国であったわけであります...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  今、農業の成長産業化というお尋ねがございました。これは、意欲と能力ある農業者が低コスト化や高付加価値化などを進める、創意工夫により所得向上を実現することでございまして、農業が持続的に発展していくことだと考えております。  今回の法律案におき...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  現在の時代は、やはりインターネットを活用した情報提供が重要だと思っておりまして、共有者不明農地の農業委員会の公示につきましては、市町村に対して、ホームページで公表するなどの措置を講ずるよう求めていきたいと思っております。  また、農林水産省...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えをいたします。  現在はこういうことが法律上明確になっていないものですから、非常に手間がかかっておりまして、戸籍等の公簿での調査に加えて、地域住民に聞き取り調査を行う、あるいは、数代前の登記で相続人が膨大であることが想定されるケースでも、全ての相続人の住所地...全文を見る
04月05日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  四月二日に、中国は、米国の鉄鋼、アルミに関する輸入制限措置への対抗措置の一つとして、米国から中国に輸入される豚肉に二五%、果実等に一五%の追加関税を賦課する報復措置を実施したことは承知いたしております。  これにより、豚肉、果実等の関税率が...全文を見る
○礒崎副大臣 農林水産省におきましては、業務効率化の観点から電子決裁を推進しておりまして、平成二十八年度の電子決裁率は七四%でありましたが、直近では八八%、本省で九六%、地方支分部局で八六%となっております。  今の御質問で、電子決裁していないものということでございますが、政務...全文を見る
04月11日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答え申します。  報道された愛媛県の職員が作成した文書につきましては、官邸の方から、農林水産省に対してもその存否について調査するように指示が来ておりまして、我が省、農林水産省においても、今鋭意調査をしているところでございます。
○礒崎副大臣 お答えいたします。  国有林の造林、間伐の事業発注におきましては、価格と価格以外の技術力等を評価して落札者を決定する必要がある場合には総合評価落札方式を採用しておりまして、この中で、今法案に基づきまして経営管理実施権の設定を受けた林業経営者が配慮されるよう、一定の...全文を見る
○礒崎副大臣 現実に、国有林の事業発注における予定価格に対するいわゆる落札率は、平成二十八年度の全国平均で九一・五%でございます。今お話のありました五割ほどの落札もありますけれども、それは数%程度でございまして、それは御理解賜りたいと思います。  一般に、予定価格が一千万円以上...全文を見る
○礒崎副大臣 そういう経緯も含めて、今、その愛媛県文書については鋭意調査を行っているところでございますので、調査が終わった段階できちんと報告をさせていただきたいと思います。
○礒崎副大臣 先ほど大臣から、副大臣時代を通じて記憶がないという御答弁をさせていただきました。私も、もう副大臣を二年務めておりますけれども、その文書は見たことはありません。  そうした中で、どういうことがあったのかということは、今ちょっと鋭意調査をしておりますので、そんなに時間...全文を見る
04月13日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えをいたします。  愛媛県庁が作成し、農林水産省に配ったとされる文書について、事実関係の確認を行ったところ、過去に担当課の職員であった者が個人的に保存をしていたということが判明したわけであります。
04月13日第196回国会 衆議院 文部科学委員会 第7号
議事録を見る
○礒崎副大臣 先ほど、農林水産大臣の記者会見で、農林水産省において、愛媛県庁が作成して各省に配付したと言われている文書について、発見をした旨を報告させていただいたところでございます。  御質問については、それが従来報道されているものと同じかという御質問だと承りましたが、重大な違...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  先ほど御答弁申し上げたように、先ほど私が申し上げた点以外は報道されている文書と同じものではございますので、首相案件という記載はあります。
○礒崎副大臣 事実は、まず担当課長補佐がそういう文書があったことの記憶がないと言っておるわけでありまして、その担当補佐の後を継いだ担当補佐は引継ぎというか文書として引き継いだ記憶があると言っておるわけで、別に矛盾はないと思います。記憶があるかどうかの問題だけで、最初にこの文書が来...全文を見る
○礒崎副大臣 その点でありますれば、もちろん調査はいたしますけれども、さきおととしのことでございまして、そのときの、文書を受けたであろうと思われる担当課長補佐も、この文書に全く記憶がないと言っているわけでありまして、だから、誰が持ってきたのかよくわからない。  ただ、経緯とすれ...全文を見る
○礒崎副大臣 愛媛県の方には確認をしてみたいと思います。
04月17日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  ただいま、経営管理実施権の設定を受ける人の、意欲、能力のある林業経営者という御質問でありましたが、森林所有者及び林業従事者の所得向上につながる高い生産性や収益性を有するなど効率的かつ安定的な林業経営を行うことができる方、また、主伐後の再造林を...全文を見る
○礒崎副大臣 新たな森林管理システムのもとで森林の経営管理を意欲と能力ある林業経営者に集積、集約化し、林業の成長産業化を実現するためには、森林所有者や森林境界の明確化を進めることが重要であると考えております。  このため、農林水産省としては、森林所有者の所在確認や森林境界の確認...全文を見る
04月17日第196回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) お答え申し上げます。  今御質問にもありましたように、愛媛県が作成したと言われる文書が報道の方でありまして、その後、関係省庁にもあるのではないかという話になりまして、内閣官房の方から私どもの方にもその文書の存否について調査するように指示があったわけでござ...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) 先ほど言いましたように、本件文書を保有していた職員は、異動に際し前任者から文書を受け取ったとしていますが、当該前任者は文書を見た記憶はないとしており、どういう経緯で愛媛県の、今のところ愛媛県の文書とされている文書が農水省にあるかということは、調査の結果は判...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) 獣医師の需給についてのお尋ねがございました。  近年、家畜やペットである犬猫の飼養頭数はいずれも減少をいたしております一方、ペット一頭当たりの診療回数は増加しているというところにありますので、一概には言えませんが、獣医師の数自体が全体として不足している状...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) 農林水産省においても既に幾つかの施策は実施しておりまして、例えば、女性獣医師等を対象にして、職場復帰、再就職に当たって最新の知識習得や獣医療の技術の向上を図るための研修の実施、それから産業動物診療施設の雇用者を対象として、女性獣医師等の就業に対する理解醸成...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) 二十一年に調査をして、二十二年に計画を取りまとめました。十年の計画をしておりますので、近くまた見直すことにいたしております。
○副大臣(礒崎陽輔君) 先ほど大臣の答弁の中で、ペットも対象になると言いましたが、ペットの需要、需給は担当しておりませんで、産業動物診療と農林水産分野と小動物診療については農水省の方で見ておりますが、このニューライフサイエンスにつきましては、いつか櫻井委員から、内閣委員会で私も御...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) これも繰り返しの答弁になりますけれど、農水省にそういう文書が見付かったという以外の事実は分かっておらないわけで、どういう経緯でこの文書があるかということは分かっておりません。  その上でお答えすれば、獣医師の需給に関しては、全体として不足している状況には...全文を見る
04月18日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  委員も大変畜産にお詳しいようですから、私が答弁するのもはばかられるところでございますが、お答えを申し上げたいと思います。  まず、繁殖につきましては、御承知のとおり、多様な血統の組合せによって最良の遺伝的資質を持つ子牛を生み出す技術でござい...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  牛肉の輸出拡大に向けて、日本産和牛の品質面での魅力や特性を海外の消費者に知っていただくことは極めて重要なことであり、政府としても全力を挙げて今そういう取組をしているところでございます。  その中で、技能実習生が帰国してから、日本国内で味わっ...全文を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  F1というのは、和牛と乳用牛のかけ合わせのことでございますが、これについても、繁殖に関しては、効率的な増体やサシ、脂肪交雑が入るような子牛を生産する精液の選択に関する技術がございます。また、肥育に関しては、子牛の遺伝的資源を最大限に発揮し、...全文を見る
○礒崎副大臣 今大臣が言いましたように、既に、当時から現在まで、担当部局における局長級から担当レベルまで、全員について我々はヒアリングを行っておるわけでございます。  その中で、その文書について記憶があると言っているのは、今所持していた一人の職員のみであって、ほかの職員は、きち...全文を見る
○礒崎副大臣 省内につきましては、今言ったように、いいかげんな調査をしたわけではございません。一人一人呼び出して、場合によっては何度か同じような質問もいたして、本当に何も記憶はないのか、見たことは本当にないのかとかなり徹底的に聞いたわけでございまして、しかも、それはさきおととしの...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  林業の成長産業化を実現するためには、林業の現場の担い手を確保、育成していくことが最も重要な課題であると認識いたしております。  そのため、農林水産省では、林業に就業するための基礎知識等を林業大学校で学ぶための経費を就業準備給付金として支給す...全文を見る
○礒崎副大臣 ちょっと今手元にデータがございませんけれども、三年だけで十分かという御意見はよくわかりますので、今後フォローアップの点についてもよく検討してまいりたいと思います。
○礒崎副大臣 果樹を始めとする農産物の病害虫対策につきましては、基本は、生産者みずからが薬剤散布などによる防除の徹底を図ることが必要であると考えております。  この防除が的確に行われるようにするため、農林水産省では、発生予察事業を通じて、都道府県と協力して、今お話もありましたけ...全文を見る
05月09日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  農林漁業団体職員共済制度は、農協、漁協、森林組合等の役職員に対する公的年金制度であったわけでございますが、平成十四年に厚生年金と統合し、現在は、統合前の旧農林共済組合員期間を有する者に限り、その期間にかかわる職域年金部分、いわゆる三階部分と申...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  今回の法改正では、これまでの年金方式にかえて一時金方式による支給に切りかえることとしていますが、このように法律で定められた財産権の内容を事後の法律で変更することは、昭和五十三年の最高裁判例において、公共の福祉に適合するものである限りは合憲であ...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えをいたします。  今回の法改正では、これまでの年金方式にかえて一時金方式による支給に切りかえることとしているわけでありますが、このように、法律で定められた財産権の内容を事後の法律で変更することは、昭和五十三年の最高裁判例において、公共の福祉に適合するものであ...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  農林漁業団体職員共済制度は、農協、漁協、森林組合等の役職員に対する公的年金制度でありましたが、平成十四年に厚生年金と統合し、現在は、統合前の旧農林共済組合員期間を有する者に限り、その期間に係る職域年金部分、いわゆる三階建ての部分の特例年金とし...全文を見る
05月10日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  林野庁では、平成二十八年の北海道による台風十号による豪雨や、昨年の九州北部豪雨による流木災害等の発生を受けまして、全国の山地災害が発生するおそれのある森林を対象に緊急点検を実施し、その結果、緊急的、集中的に流木対策が必要な箇所として約千二百...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  昨年四月に東京二〇二〇組織委員会から示された持続可能性に配慮した調達コードでは、畜産物の提供事業者に対して、アニマルウエルフェアの考えに対応した飼養管理指針を満たすことが求められており、この要件を満たす方法としてGAP認証取得等の取組が明示さ...全文を見る
05月15日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  福島第一原子力発電所事故による諸外国・地域の放射性物質に関する輸入規制に対しては、これまで政府一丸となって撤廃、緩和に向けた取組を進めてきた結果、事故直後、輸入規制が講じられた五十四カ国・地域のうち、これまでに二十七カ国が規制を撤廃したところ...全文を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  我が国の農村地域は、土地改良区の地区数や組合員数の減少、土地持ち非農家の増加や担い手の農家が利用する土地割合の増加など、農業構造の変化が進んだのは今御指摘いただいたとおりでございます。  そうした中で、担い手へのさらなる農地集積、集約化や...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  土地改良区のあり方については、土地改良区関係者から、まず、組合員資格に関しましては、組合員数が減少する中で、土地改良区を適正に運営していくためには、組合員ではない所有者にも協力を求めることが不可欠である、大規模な担い手の増加が見込まれる中、そ...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 外務委員会 第11号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  昨年十二月に公表したTPP11の定量的な影響試算におきまして、国内農林水産物の生産額への影響とあわせて、食料自給率への影響についてもお示ししたところでございます。  その中で、具体的には、影響試算の結果、価格の低下による生産額の減少が生じる...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  現在、農業の成長産業化に向けて農政を展開しているところでございますが、その中で、将来に向けて農業で生計を立てていく意欲と能力のある農業者、すなわち、地域農業の担い手であれば、経営規模の大小、あるいは、法人、家族経営の別にかかわらず、幅広く支援...全文を見る
○礒崎副大臣 委員の皆さん御承知のとおり、既にTPP対策については、その体質強化策については既に前倒しで一部実施しておりまして、また、TPPが発効した段階でまた追加的な国内対策をやるもの、そういうものもありますので、先ほども言いましたように、そういうことを総合的に組み合わせること...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  養殖、沿岸漁業につきましては、昨年十二月に決定された農林水産業・地域の活力創造プランに盛り込んだ「水産政策の改革の方向性」におきまして、水域を適切かつ有効に活用している者が漁場利用を継続できることを基本とするとともに、近年、地域によっては、漁...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  昨年四月に閣議決定された水産基本計画では、養殖業を含む水産業の生産性の向上と所得の増大を基本的な方針としており、漁業、養殖業の国内生産量の約四分の一を占める養殖業の振興は、水産業の成長産業化に向け、重要と認識いたしております。  養殖業の生...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  まず、基本的な考え方でございますが、我が国は、鯨類についても他の水産資源と同様に、科学的根拠に基づき持続的に利用していくべきものと考えておるところでございます。また、鯨類の利用は、我が国の文化にも根差すものでありまして、文化の多様性の観点から...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  今お話にもありましたように、昨年六月に、多くの政党会派の皆さんの御理解をいただきまして、商業捕鯨の実施等のための鯨類科学調査の実施に関する法律を制定いただいたところでございまして、その中で政府が策定することとされている鯨類科学調査の実施に関す...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  本年九月のIWC総会は、四十七年ぶりに日本人議長のもとで開催される会合であります。  平成二十八年の前回総会で議論を開始したIWCの今後の道筋について結論を得て、資源管理機関としての機能を果たせていないIWCにその機能を回復させ、商業捕鯨の...全文を見る
05月18日第196回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  森田委員の方でも既に御案内のようなところでございますが、TPP11におきましては、まず米につきましては、国家貿易という制度、それから枠外税率といった現行制度は維持されたわけでございまして、ただ、豪州向けの国別枠が新たに設定されることになりま...全文を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  今委員御案内のように、米の主食用米につきましては、国内の需要が毎年八万トン、大体約一%強のものが減少しておる、そういう中にあるわけでございますが、こうした需給及び価格を安定させるために、一貫して、これまで行政による配分の手法を用いて生産調整...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えを申し上げます。  国民に対して食料を将来にわたって安定的に供給していくことは、国家の最も基本的な責務でございます。  その中で、良質なたんぱく質の供給源である牛乳・乳製品や食肉、鶏卵といった畜産物についても安定的に供給を行うことが重要でございまして、必要...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  委員御案内のように、ここ三年の補正予算で、毎年三千億円以上のTPP等の対策予算というのを組んでいるのは事実でございます。  その中に、今御指摘もありましたけれども、やはり一つは、全体的な関税を下げる中で、我が国の農業の体質改善、体質を強める...全文を見る
05月23日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  食品については、特に生鮮品や日配品を中心に、保存性が低く日もちがしないことから、取引の当事者間での取引上の地位に格差が生じやすく、小売業者の大規模化に伴い、買い手の取引上の地位が一層強まることを懸念する声をよく耳にするところでございます。 ...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  今、委員から御指摘がありましたように、卸売市場が果たしてきた集荷、分荷、それから価格形成、代金決済等の調整機能は極めて重要でございまして、今後も食品流通の核としてその機能は堅持されるべきであると考えております。  このため、今回の法改正では...全文を見る
05月24日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  地方に立地しています卸売市場は、生産者にとって身近な販路であるとともに、地域の小売店にとっても貴重な仕入れ先となっておりまして、流通の多様化が進む中でも、地域の生鮮食料品流通において重要な役割を果たしているものと考えております。  そのため...全文を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  大規模小売業者が卸売業者から大量に仕入れる結果、仲卸業者に回る荷が少なくなってしまうのではないかという御意見もあるのは聞いておりますが、本法案では、公正な取引の場として必要な要件として、開設者に対して、卸売業者、仲卸業者等に不当な差別的な取...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  日本料理店等の実需者の求める品質の食材を品質に見合った価格で仕入れて提供する仲卸業者の目ききについては、日本の多様な食文化を食材供給の面で支える重要な役割を果たしていると考えております。  本法案では、仲卸業者が産地から生鮮食料品等を直接仕...全文を見る
05月30日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  都市農業の振興につきましては、平成二十七年四月に議員立法で都市農業振興基本法が制定され、本年五月に、当該法律に基づきまして、都市農業振興基本計画が閣議決定されたところでございます。  本基本計画におきましては、従来宅地化すべきものとされてい...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  まさに御指摘のとおりだと思っておりますが、戦後造成された人工林が本格的な利用期を迎えております。そうした中で、林業の成長産業化に向けて、国産材の安定的な供給を図ることと木材需要の拡大が極めて重要な課題であると認識しております。  このため、...全文を見る
05月31日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  欧米や米国におけるジェネリック農薬の普及率は一五%から二〇%まで程度であるのに対しまして、日本では五%にとどまっております。  その理由は二つありまして、一つは、欧米では、先発農薬と同等なジェネリック農薬について、登録申請時の試験データを一...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  農薬については、効果があり、人の健康や環境に対して安全と認められたものだけを使用することが最重要であります。  再評価に当たりましては、農薬の安全を確保する上で不可欠なデータの提出は必要であるが、一方で、データ作成がメーカーにとって過度の負...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  農薬を登録する際には、人の健康や環境への影響等に関する審査を行い、安全と認められるものだけを製造、使用できることとしており、これは先発農薬に限られることではなく、ジェネリック農薬も全くそれは同様であるわけであります。  一方で、先発農薬と農...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  農薬は、長期間使用していますと雑草や害虫等の抵抗性が高まることから、安定的な農業生産を継続していくためには、新たな機能を持った、より効果があり安全な農薬の開発や導入が不可欠であると考えているところでございます。  今般の改正では、安全性の試...全文を見る
06月07日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  渥美地域と呼ばれる豊橋市と田原市の地域は、今お話あったように、豊川用水の恩恵がやはり本当に大きいんだなと思っております。園芸、畜産を始め多種多様な農業が営まれて、全国的にも、露地野菜やトマト、菊等の施設園芸では全国屈指の産地でございまして、特...全文を見る
○礒崎副大臣 お答えします。  全国的に人手不足があらゆる産業で今深刻になっておりまして、政府全体としても労働力の確保ということはやっていかなきゃならないと思いますが、今の御質問は農業を行う中での生産性の向上というお尋ねだと思いますが、まずは単収の向上、省力化等の労働生産性の向...全文を見る
06月14日第196回国会 参議院 内閣委員会 第19号
議事録を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) お答えいたします。  現行の国家貿易制度を維持するということが一番大きかったわけでございますが、そのほか、枠外税率三百四十一円を維持した上で、新たにオーストラリアにSBS方式の国別枠を設定されることになりましたが、先ほど言ったように、枠外税率は維持いたし...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) これは委員の方がよく御存じのとおりでございますけど、水田の安定のために大きな水田フル活用の予算もつくっておりますし、また既に収入保険というような制度もつくりましたし、いろいろの米の安定生産のための施策は種々講じているところでございます。
○副大臣(礒崎陽輔君) 減反というのを今年から廃止するわけでありますけど、今の全国的な状況を見れば、かなり全国的に協力をいただいておりまして、その中で、確かに直接支払がなくなったことも不安はいただいておりますけど、最近の傾向としては米価もきちんと上がっております。  そうした中...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) 附帯決議の前でありますけれども、前は内閣府が所管だったのでございますが、二十八年四月から農林水産省に食育の総合調整事務が移管されました。それから、それまでもそうでございます、それから特に農林水産省としても努力をいたしておりまして、健康的な食生活を支える、栄...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) TPP11における農林水産物の影響額につきましては、定性的な影響分析の結果を踏まえながら、個別品目ごとに、国産品及び輸入品の価格を出発点として、国産品と輸入品の競合関係を踏まえて価格の動きについて一定の仮定を置きながら、国内対策の効果を考慮しながら合意内容...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) 我々の計算は、現在の生産量は維持される、それは結局、食料ですから、需要があるわけですから、その中で、価格が下がってくる、価格が下がってくれば、単純にいけば国内の競争力は落ちるわけでありますけれど、そのために国内対策をしっかりやることによって現在の生産量を維...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) これも委員御承知と思いますけれども、農林水産省の予算が関税で賄われているわけではありませんので、関税が減るというのはそれは財務省当局はいろいろ頭の痛いところもあるかもしれませんが、我々は農家を守るための予算はしっかりと確保する、それは当然のことだと考えてい...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) ちょっと農水省の既存の予算と別枠という意味が私はっきり言ってよく分かりかねますけれど、これは、既にこの御提案している法律の中でもTPPあるいは日・EUの発効からきちんとやらせていただくわけでございますから、それに必要な予算はきちんと確保してやるのは当然のこ...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) 本会議の……
○副大臣(礒崎陽輔君) 失礼いたしました。
○副大臣(礒崎陽輔君) ありがとうございます。  本会議での大臣答弁についてということでございますが、ちょっと若干そこは繰り返しますけれど、農水省の試算は、TPP11合意内容を踏まえ、国境措置の変更により輸入品が国産品に置き換わるかどうかという観点で検討したものであり、また、農...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) そこは先ほど、最初に言ったとおりで、我々の試算というのは、国内生産量を下がらないようにするための国内対策をしっかり講ずるということをTPP等大綱で決めておるわけでありますから、国内生産量は変わらないんです。ただ、価格が下がったら、輸入が増えるんじゃなくて、...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) 先ほどから言いますように、価格が下がったときに輸入が絶対下がらないとは一言も私は申し上げておりません。  ただ、我々の試算は、国内生産量を下げないようにしっかりと国内対策を取るということはこれはTPP等の政府の大綱で決めておるわけでありますから、我々は、...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) 一三年の影響試算につきましては、全ての関税が即時撤廃され、追加的な国内対策が全く行われないという単純な試算の下で積算をしたものでございますので、約三兆円という大きな額を出ておるわけでございますが、その右の二つにつきましては、先ほど言いましたように、国内生産...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) 先ほど言いましたように、国内生産量を下げないための国内対策等を取るということは、これは政府の閣議決定したことでございますから、それは我々がきちんと責任を取らなければならないと思います。
○副大臣(礒崎陽輔君) その前に、ちょっと今、TPP大綱はTPP本部決定であります、閣議ではございません。それは訂正させていただきます。  それは、だから、いずれにしても政府全体で決めたことでありますから、それは責任を取らなきゃなりません。ただ、もちろん、まあ想定外は駄目だとお...全文を見る
○副大臣(礒崎陽輔君) 大変いい質問をいただいたと思います。  先ほど、国内対策一般のお話もありましたけど、こういう表にしますと、国内生産量がゼロ%減で、何か政府が都合のいい数字を作ったんじゃないかと思われますが、例えば、米はどうするんですかとか、牛肉はどうするんですか、豚肉は...全文を見る
06月19日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答えいたします。  これまで、都市農地の貸借につきましては、賃貸借契約が自動的に更新される、いわゆる法定更新制度が適用され、農地を一旦貸したら戻ってこないとの不安があること、相続税の納税猶予制度の適用を受けている農地については、農地を貸し付けた場合に納税猶予が打...全文を見る
07月19日第196回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
議事録を見る
○礒崎副大臣 お答え申し上げます。  既に十八日までに農林水産被害が六百五十億に近くなっておりまして、私としても極めて甚大な被害が出ておるという認識でございます。  その中で、どうやって復旧をやっていくかということでございますが、先生おっしゃるように、今まさに農業等をやってお...全文を見る
○礒崎副大臣 まことに今回の農林水産被害は甚大であります。特に農業被害につきましては、従来からも経営体育成支援事業を活用して災害対応をしてきたところでございますが、委員のおっしゃるのは被災者向けの経営体育成支援事業ということで、過去もこれも、その時々の状況に応じて、よく被災状況を...全文を見る