一井淳治
いちいじゅんじ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
03月22日 | 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○一井淳治君 まず、オレンジ、牛肉の交渉のことから質問をさせていただきたいと思います。 眞木経済局長さんには非常に大変な時期に渡米なさいまして、まことに御苦労さまであったというふうに存じます。アメリカでの日米の交渉の概要について、特に自由化時期の明示が必要だと、この時期いかん...全文を見る |
○一井淳治君 私、ちょっと聞き落としがあったかもしれませんが、代償措置というものが言われておるようですけれども、具体的にどういうことなんでございましょうか。 それから、自由化の時期についてロンガーどうのこうの言われましたけれども、時期についてアメリカ側はどういうことを考えてお...全文を見る | ||
○一井淳治君 余り聞いてほしくないという趣旨かもしれませんが、この代償措置の内容でございますけれども、何かお話が出ておるんでしょうか。それから自由化時期の明示ということで、短期間であればあるいはある程度の期間を先に明示すればいいという趣旨とは違うんでしょうか、私は新聞報道しか知ら...全文を見る | ||
○一井淳治君 私は、もう余り質問したくない気持ちもあるんですが、自由化時期の明示が交渉の前提ということをアメリカ側は言っておるようですけれども、これはもう四月一日からという意味なんですか、自由化時期の明示が交渉の前提というのは。 | ||
○一井淳治君 実は、アメリカが自由化時期についてどれくらいを考えているかということを、アメリカ側の考えですね、これを聞きたかったんですけれども、いろいろ交渉のぐあいもあるのかもしれませんので、これは聞かないことにいたします。 今後、どのようにこれに対処なさっていかれるのか、そ...全文を見る | ||
○一井淳治君 一つ私心配しておりますのは、新聞の報道でございますけれども、眞木経済局長さんが訪米されておられましても、どうも非常に厳しい状況だということばかりが報道されておりまして、しかもそういったことを経済局長さんが記者会見で発表なさるということも新聞記事に実は載っておるわけで...全文を見る | ||
○一井淳治君 この問題は、十二品目のことよりも非常に影響力が大きいわけでございますので、どうか外務省ではなくて農林省の方が中心になっていただきまして、ただいまお聞かせいただいていますように強力な交渉をなさっていただくように強く要望いたしたいというふうに思います。 それからもう...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、場外馬券売り場の新設の問題について質問をさしていただきたいと思います。 競馬会が場外馬券売り場を新設するには、農林水産大臣の承認を受けなければならない、こういう決まりになっておるわけでございますけれども、この承認の要件についてこれまでの取り扱いを見てまいり...全文を見る | ||
○一井淳治君 ただいまの御回答は、地元の同意が一つの要件であるということでございますね。 | ||
○一井淳治君 それからもう一つ、交通の関係での警察との協議が要件になっているということを聞いておるんですが、その内容や方式について御説明をいただきたいと思います。 | ||
○一井淳治君 二つの要件を今御説明いただいたわけでございますけれども、これの要件が満たされる時期についてお尋ねいたしたいわけでございます。 承認申請をする時点、社会常識があるとは思いますけれども、それに一定の幅を置いた接着した時点というふうにお聞きしていいでしょうか、どうでし...全文を見る | ||
○一井淳治君 これは社会常識の問題になってくると思いますけれども、常識的に申請時点にも要件が満たされているというふうに見られる時期に要件が満たされておることが必要だというふうに考えていいんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○一井淳治君 申請は日本中央競馬会の方から出されてくるわけでございますけれども、ただいま御説明のあった設置要件についてはそのような御指導をしてくださっておるわけでございましょうか。 | ||
○一井淳治君 具体的なケースでございますけれども、岡山市の新福という土地で現在日本中央競馬会の場外馬券売り場を設置しようとして、株式会社日隈という会社が準備を進めておるということは農水省におかれましても御承知のことと思いますが、これにつきましては地元で強い反対運動が起こっておる。...全文を見る | ||
○一井淳治君 同じ問題について、先日の衆議院の農林水産委員会でも別の議員から質問がありまして、局長さんがお答えになっておりますけれども、同じお立場とお聞きしていいでしょうか。 | ||
○一井淳治君 それから、日隈から出された建築確認申請に対して確認通知が交付されたという事実がある。これも御存じと思いますけれども、確認申請がおりても今のお立場はそれによって変化はないというふうに私思うわけでございますが、その点はいかがでございましょうか。 | ||
○一井淳治君 この場外馬券売り場の新設の承認申請の時期でございますけれども、建物の建築をしてから出さねばならないものではないというふうに思いますが、その点いかがでございましょうか。 | ||
○一井淳治君 次に、日本中央競馬会の方に御質問をいたしたいと思います。本日はおいでいただきましてありがとうございました。 まず、岡山市議会で六十二年七月二十一日に場外馬券売り場設置反対の決議がなされているわけでございますけれども、この決議を尊重されるのかどうか、まずその点から...全文を見る | ||
○一井淳治君 昨年の七月三十一日の山陽新聞の朝刊でございますが、施設をつくろうとしております日隈の小坂猪之助常務の談話が載っておるわけであります。それを見ますと、市議会での反対決議は承知しているけれども、日本中央競馬会との約束もあり、いつまでも待てない、建物を建築するのが当社の役...全文を見る | ||
○一井淳治君 建築確認申請をする場合には、工事の着工年月日、それから完工年月日を記載する欄があるわけでございますけれども、日隈が手続をした確認申請の場合の年月日はどのようになっておったんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 株式会社日隈が建築を強行して既成事実をつくってしまうようなことがあったら非常に残念だというふうに思いますが、そういったふうなことがないように御指導いただけるでしょうか。 | ||
○一井淳治君 先ほどのお答えの中に、地元の町内の同意があったという御説明がありました。これは町内会長さんの同意書のようなものがひょっとすると競馬会の方に出されておるのかもしれませんが、現在、町内会の組織をめぐって裁判ざたが起きているということも御存じだと思いますけれども、同意があ...全文を見る | ||
○一井淳治君 現在、この場外馬券売り場の新設に反対する趣旨の裁判が起こっている。裁判を起こしている人数を見れば地元のどれくらい多くの人たちが反対しておるかということもわかるんじゃないかというふうに思いますけれども、そういった点を十分考慮しながら慎重な対処をお願いしたいというふうに...全文を見る | ||
○一井淳治君 今後ともこの他用途利用米の日本酒原料用に回す量を一層ふやしていただきたい、このようにお願いしたいと思います。 それからもう一点、酒米に向けられる他用途利用米の搗精度でございますけれども、他用途利用米実施要綱に基づいて変形加工を行うということになっておるわけですが...全文を見る | ||
○一井淳治君 それから次は、木材の関係について質問さしていただきたいと思います。 去年の六月ごろから夏場にかけて住宅需要に刺激されまして木材価格が高騰したわけでございます。私は、そのことについて昨年七月三十日の建設委員会と十月十六日の決算委員会で同趣旨の質問をさせてもらってお...全文を見る | ||
03月24日 | 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○一井淳治君 まず、牛肉、オレンジの自由化をめぐる対米交渉に関連してお尋ねいたしたいと思います。 どの新聞を見ましても、今週が山場である、今週末かあるいは今月中には農水大臣も訪米なさって御努力なさるということが報じられておるわけでございますけれども、まず第一に、今後の牛肉、オ...全文を見る |
○一井淳治君 私は、この点について二十二日にこの委員会で質問させていただきまして、大臣の答弁もいただいておるわけでございますけれども、新聞を見ますと、例えばこれはインチキ新聞ではなくてれっきとした日本経済新聞でございますけれども、二十三日の新聞を見ると、「自由化は時間の問題」とい...全文を見る | ||
○一井淳治君 アメリカ政府とすれば、日本の新聞を見ておりましたら、農水省の考えを新聞からも読み取ってしまう、首相は農水大臣にとにかく任せておるというお立場のようでございますので、本当にそういうふうなお考えであれば例えば大臣がこの委員会でそういうことを表明するときには新聞記者を呼ん...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、農産物十二品目の中の乳製品の問題についてお尋ねいたしますけれども、乳製品の自由化は受け入れないという方針でございますが、十二品目の中には例えばミルク主成分の調製食料品とかあるいはブドウ糖等という項目がございますけれども、そういった項目を緩やかに解釈しておれば、...全文を見る | ||
○一井淳治君 今極めて困難ということをお聞きしたわけでございますけれども、私どもは乳製品の自由化はないというふうに聞いておったわけでございまして、乳製品についてもまた将来交渉をして限界が危うくなっていくということなんでしょうか。どうなんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 具体的に言いますと、アイスクリーム、ヨーグルト、製菓用原料というものもありますけれども、こういったものについてはどういうことなんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 それから、擬装乳製品の問題ですけれども、いろいろほかの商品名で実質的な乳製品が輸入されておるという現実があると思います。擬装乳製品に対する輸入抑制の指導は厳正にやってもらわなくちゃいけないと思いますけれども、その点はいかがでございましょうか。 | ||
○一井淳治君 これは形だけではなくて、実質的に守られていくように指導を厳重になさっていただくようにお願いしたいと思います。 それから、牛肉の関係でございますけれども、生の牛肉についてはこの三月末で協定切れになるというので交渉中でございますが、これについては自由化は拒むという御...全文を見る | ||
○一井淳治君 言葉の問題と、その言葉で表現された現実の商品という対応がまことに難しい問題になると思いますけれども、シーズンドビーフというものの中には牛肉にこしょうや塩で味をつけている味つけ肉というものも含まれておるように聞いております。あるいはローストビーフというのはローストのし...全文を見る | ||
○一井淳治君 自由化が行われて、現実に輸入がなされるような状態になってしまってから識別の規則をつくろうと思っても利害関係が絡まってできなくなると思いますので、その辺は早目に、実質的な生牛肉の自由化にならないようなものをできるだけ早目に厳重なものをおつくりいただきたいというふうに思...全文を見る | ||
○一井淳治君 そういうことは早い方がいいんでしょうが、しかし、自由化は余り早くやっていただかない方がいいように思うわけですけれども、具体的なスケジュールですね、それについてはある程度見きわめをつけつつあるんでしょうか、どうなんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 それから、輸入食品の安全性の問題でございますけれども、最近各方面から非常に指摘されておるところでございますが、新聞記事を見ましても、例えば昨年の五月以前にわかったことでございますけれども、オーストラリアから輸入した牛肉についてDDTが五二・九ppmと、直接与えたとし...全文を見る | ||
○一井淳治君 主要食糧の自給率の問題でございますけれども、現在の自給率について農水省とすればどういうお考えなのでしょうか、これは高めていかなきゃいかぬというお考えなのですか、どうなのでしょうか。 | ||
○一井淳治君 例えば牛肉の問題でございますけれども、私は現在の日本国民にとっては牛肉というものは非常に大事な、かなり基礎的な食糧であるというふうに思うわけでございます。ことしの二月に出ました答申によりますと、国内の牛肉の生産を積極的にふやしていくよりはかえって外国の輸入肉に頼って...全文を見る | ||
○一井淳治君 国内の農産物の需要の増大というものは、どの分野を見ましても非常に需要の伸びは期待できない。牛乳にしてもほとんど伸びは期待ができないような状況ですけれども、ただ牛肉だけはかなり将来とも伸びが期待されるわけでございまして、そういうものにつきましては外国産のもので賄うとい...全文を見る | ||
○一井淳治君 最近、ある酪農の組合の方から聞いたんですが、昨年一年間で五%ぐらいの方が廃業なさっておるということで驚いたわけでございます。それで、統計を調べてみますと、この十年間で酪農の農家数は大体半分ぐらいに減っているということで大変な状態にあるんだなということを新たに認識した...全文を見る | ||
○一井淳治君 統計数値から見れば確かに貯蓄あるいは財産がふえているということが出てくるわけでございますけれども、しかし個々の農家はもう一律ではなくていろんな農家があって、ある農家は確かにたくさんの財産を持っているけれどもほかの農家は必ずしもそうでないということで、それぞれバラエテ...全文を見る | ||
○一井淳治君 今、保証価格の算定要領を拝見しているわけでございますけれども、労働賃金の計算について北海道ではなくて全国的な勤労統計調査によっていただくという点は敬意を表するわけでございます。しかし、飼料作物家族労働費については依然として農村雇用労賃の水準によっているわけでございま...全文を見る | ||
○一井淳治君 それから食肉、牛肉の安定価格でございますけれども、最近は乳肉複合経営の育成ということが進んでおりますし、牛肉の肉の中の乳用の雄牛の飼育がふえているというふうな状況があること、それからまた、養鶏農家が最近非常に不況で、大型の倒産も出ているということで養鶏等のほかの業界...全文を見る | ||
○一井淳治君 酪農の方の生産コストの引き下げの関係でございますけれども、酪農の飼料の合理的な需給による飼料基盤の強化が必要という方向での努力が進められておりますけれども、水田を牧草地に転作するということも行われております。ただ圃場整備がなされておるわけですけれども、周りが水田であ...全文を見る | ||
○一井淳治君 質問を変えますけれども、酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律の十八条を見ますと、契約の文書化を義務づけておるわけでございます。これは現在では完全に実施されておるんですか、どうでしょうか。 | ||
○一井淳治君 ただいま十八条の一項で契約の文書化、第三項で届け出を受けた県知事が内容を見て、内容によっては改善を必要とするというふうになっておるわけでございますので、この契約の文書化というものはぜひとも強力に進めていただきまして、この程度は最低守っていただけるというふうにしていた...全文を見る | ||
03月28日 | 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○一井淳治君 これまでテーブルの設定自体が大変困難でございました対米牛肉、オレンジ交渉でございますけれども、大臣以下大変御努力いただきましてテーブルに着くことができまして、いよいよ御出発ということでございますけれども、この牛肉、オレンジの対米交渉に当たっての基本姿勢というものにつ...全文を見る |
○一井淳治君 この問題の重要性につきましては十分に御認識と思いますので、なお一層の御努力をいただきたいというふうに思います。 次に、牛肉の国内生産の問題に関してお尋ねするわけでございますけれども、農産物、水産物加工品なべて国内の消費が伸び悩みという状況がございます。そういう中...全文を見る | ||
○一井淳治君 農水省の農政に関するいろいろな方針というものは非常に影響力が大きいわけでございまして、農水省が一つの方向に動き出しますと農業全体がそちらの方に行く。ところが、うまくいかないとまた迷惑をこうむるのは農民というふうな一つの歴史的な事実があったというふうに思いますけれども...全文を見る | ||
○一井淳治君 「産地における大型の食肉施設の整備」ということが挙がっておるわけでございますけれども、これは具体的に言うと、例えば現在の食肉処理施設では十分に賄えないんで、例えば各県に何カ所かずつぐらい産地に施設を持っていくというふうな、そういうようなお考えなんですか。それとも具体...全文を見る | ||
○一井淳治君 もう一つ、さらにその点についてお尋ねしたいんですが、いわゆる大型の食肉施設を産地につくるということは流通の合理化のために非常にすぐれている、生きている牛を市街地まで持っていって市街地近くで屠殺するというのは時代おくれだというふうに思うんですけれども、現実には産地の方...全文を見る | ||
○一井淳治君 食肉の流通機構の合理化ということは、消費者にとりましては値段が安くなる、それからまた、消費者の需要に見合った商品が確保できるという意味で非常に大切であるというふうに思いますけれども、農水省の目が十分に流通機構の方に及んでいないんじゃないかというふうな心配もしておると...全文を見る | ||
○一井淳治君 生乳の問題につきましても、いわゆる契約の文書化というふうな問題がございまして、法律の規定では、生乳の継続的な取引については契約を文書化しなさいという法律の規定があるんですが、これすら実現できていない。やはり流通過程の基本部分については農水省の目が届くようにしていただ...全文を見る | ||
○一井淳治君 適正な価格がつくられておるかど うかは、やはり内部資料を見ないとわからないんじゃないか。先ほど入札を実施しておるというふうな御説明でしたけれども、これも契約を公正にするための入札であるというふうに思いますが、取引の実態を公表できないということは非常に残念ではないだ...全文を見る | ||
○一井淳治君 仰せのとおり、民間団体でございますから、農水省が余り強力な介入をする、強制的な介入をするということは確かに問題があるわけでございますけれども、果たしてこの肉の配分が全国的に妥当になされているかどうか、マージンが不当ではないかという点を調べるために全国団体に対して協力...全文を見る | ||
○一井淳治君 今後、この流通の合理化ということを大きく前進させていただきたいと思うわけでございますけれども、肉の配分などは秘密があるようなものではなくて、それくらいは消費者の要望があれば何のためらいもなく出せるというふうな方向に持っていっていただけるように要望して、次の質問に変わ...全文を見る | ||
○一井淳治君 ただいまの局長さんのお考えどおりに事が運ぶべきである、保証価格が下がっても飲用向け牛乳に対してそれをどうこうして下げるべきではないというふうに私も思うんですけれども、現実にはそれに連動して下がる可能性も非常に強いんじゃないか。そういうことがないことを私は強く期待して...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、飲用乳の消費の拡大について質問をさせていただきますが、六十二年度は飲用牛乳の消費の伸びが好調でございまして、これは関係者の消費拡大の努力が実を結んだものというふうに思いますけれども、これの原因についてどのようにお考えなのか。 それから、今後この酪農乳業の安...全文を見る | ||
○一井淳治君 最近、高齢者の方のいわゆる骨粗鬆症が問題視されてきており、この発症の原因の一つにカルシウム不足があるというふうに聞いております。この牛乳はカルシウムの補給食品として非常によい商品だというふうに思いますので、高齢者を対象とした消費拡大策をさらに進めていただきたいという...全文を見る | ||
○一井淳治君 もう時間がありませんのですが、この実施要綱を見ますと、「老人の健康の維持増進及び牛乳飲用の普及促進に資するため」と、二つの要件でこれを実施するというふうになっておるわけでございます。この二つの要件からすれば、老人福祉法に規定する老人ホームに何も限る理由はない。それに...全文を見る | ||
03月31日 | 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第6号 議事録を見る | ○一井淳治君 水産物と水産加工品の消費が伸び悩みの状況のようでございますけれども、この原因について御説明いただきたいのと、もう一つは、この消費拡大についてどのように取り組んでおられるのか、御説明をいただきたいと思います。 |
○一井淳治君 水産物の消費拡大をお図りになるという御説明ですけれども、このことは栄養上どうなんでしょうか。我が国の国民の健康を保持していくという観点から、水産物の消費拡大を図るということはどういう意義があるのか、御説明いただきたいと思います。 | ||
○一井淳治君 農林水産省は、国民の食糧の生産と確保を主管しておられるわけでございますけれども、今までの農政の状況を見ておりますと、農民とかあるいは漁民の生活を確保するという、あるいは農産物、水産物の消費を拡大していくという、この生産の側から主になされておったように思うんですけれど...全文を見る | ||
○一井淳治君 ただいま啓発活動を一つの例として御説明になったわけでございますけれども、最近食糧の輸入がふえておる、それからまた肉やチーズ等の消費がふえているというふうなことで、非常に国民の食生活の変化が見られるというふうに思います。米の消費需要が極端に落ちているということも一つの...全文を見る | ||
○一井淳治君 啓発活動だけではちょっと政策としては不十分ではないか。例えば、とり過ぎると必ずしもプラスばかりにならない食品については、これは私の思いつきの例ですけれども、そういった業界から多少は原資を出してもらってでも消費を伸ばしていかなくちゃならない商品についての補助をして、例...全文を見る | ||
○一井淳治君 国内の水産業あるいは水産加工のメーカーは零細な業者が多いというふうに思います。円高あるいは円高の影響に伴う輸入増の緩和のために何らかの措置を講ずる必要があると思うんですけれども、そのあたりのことはどのようになっておるんでございましょうか。 | ||
○一井淳治君 今回の法案に関連してお尋ねしたいと思いますが、機能施設の整備という問題でございます。廃船処理施設が新しく設けられるというふうになるわけですけれども、最近の漁船はプラスチック船が多く使われているという状況下では、結局、廃船ということになるとプラスチック船を廃棄するとい...全文を見る | ||
○一井淳治君 廃船の技術、廃船の方法は大いに研究してもらったらいいと思うんですけれども、廃船の結果出る廃棄物の処理、このことをあわせて考えていかなくちゃならないと思うんですが、そちらの方はどうなんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 魚礁にお使いになるというのは確かにすぐれた見解だと思いますけれども、一たんこれを海の底に入れますと取り戻しが困難なわけでございまして、海の底に入れたものが本当に将来とも悪影響を及ぼさないのかどうか、よく慎重に検討していただきまして、また、ほかの廃棄物の処理についても...全文を見る | ||
○一井淳治君 あと一つ、漁協の合併のことに関連してでございますけれども、この漁協の合併というのは、大きいばかりがよいとは言えないと思います。やはり合理的な規模に持っていくということが、漁民の方が納得いただいたならばその方がいい場合も少なからずあるというふうに思います。 一番肝...全文を見る | ||
04月21日 | 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第8号 議事録を見る | ○一井淳治君 まず、我が国の森林の果たす役割についてお尋ねいたしたいというふうに思います。 経済的な機能とか公益機能とかいろいろ言われておりますけれども、森林の果たす役割についてまず御説明をお願いしたいと思います。 |
○一井淳治君 この法律もそうでございますけれども、これから森林の開発が進んでいくというふうに思いますが、森林の公益的な役割というものを最後まで大切にしていただくという御方針を堅持していただきたいと思います。 それと同時に、ややもすると森林の重要性というものが忘れられつつあるん...全文を見る | ||
○一井淳治君 森林開発公団が行っておられる林道開設あるいは拡張の事業それから造林等の事業は、本来的には相当の期間を要する事業ではないかというふうに思います。 ところが、今回の法案はNTT株の売り払い収入を財源とするということで法律の一部改正が行われるわけでございますけれども、...全文を見る | ||
○一井淳治君 事業の継続のためには財源が継続されるということが非常に重要であるというふうに思います。財源の方はできるだけ、「当分の間」というのは長い期間もあれば短い期間もあるわけでございますから、できる限り当分の期間が長くなるように御努力いただいた方がよろしいんじゃないかと思いま...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、森林開発公団の職員の方でございますけれども、全国的に配置されてネットワークのような形が既に形成されておるわけでございます。また、これまで造林事業やあるいは林道の開設工事に携わられまして深い経験と技術を蓄えられておるわけでございまして、今後森林の育成とかあるいは...全文を見る | ||
○一井淳治君 最後に言われました水源林の造成事業でございますけれども、簡単に造成もできないわけでございますので、前々から早目に計画を立てられまして、ただ、現在の四十万八千ヘクタールでは足らないことが明らかではないかというふうに思いますので、拡張するようにいろいろと早目の御検討が必...全文を見る | ||
○一井淳治君 このたびの一部改正にかかわる法案を見ますと、リゾート開発に深く関連しているというふうに思いますので、リゾート開発の関係についてここで国土庁の方にお尋ねいたしたいというふうに思います。 総合保養地域整備法に基づくリゾート地域の整備がだんだん進行しているというふうに...全文を見る | ||
○一井淳治君 これは、一県一カ所でございますか。 | ||
○一井淳治君 今、県名を御説明なさいましたけれども、三重、宮崎、福島、この三県が先行しているということはかなり一般化されておるように思うわけですけれども、この三県について、もうそろそろ基本構想に対する主務大臣の承認がなされるんでしょうか。その時期などについてお尋ねしたいと思います...全文を見る | ||
○一井淳治君 最初は、去年の年末ごろには承認されるということがかなり、世間の常識といえば言い過ぎかもしれませんが、そういう話が通じておったわけでございますけれども、非常におくれておりまして、余りおくれると何となく雰囲気が下がってくるというふうに思いますので、日本は八月にバカンスを...全文を見る | ||
○一井淳治君 ただいま基礎調査のお話にもあったわけでございますけれども、今回のリゾート地域の指定というのは我が国にとっては初めての経験でございまして、これまでの観光地で一晩泊ま ってドンチャン騒ぎをするというふうな、いわゆる今までの観光のイメージとは違った新しいリゾート地域を形...全文を見る | ||
○一井淳治君 国民の側から希望が一番強いのは、安い料金にしてもらいたいという点であるというふうに思います。これからだんだんと休暇もとりやすくなっていくと思いますけれども、長期滞在しようと思いましても、家族連れで今の旅館、ホテルを利用すると、とても金額が高くてとても勤労者では手が届...全文を見る | ||
○一井淳治君 経済的観念というものはある程度幅があるというふうに思いますけれども、家族連れで休暇を楽しむというためには、高いと高いことのストレスが非常にたまってきますので、一家族で一万円以内で泊まれるぐらいの努力をしていただきたいというふうに思いますが、具体的にはどの程度の金額で...全文を見る | ||
○一井淳治君 食事つきの場合、何とか四千円を超えないぐらいに特にいろいろと御努力をお願いしたいというふうに思います。 それから、一番心配しているのは自然の破壊がなされはしないかという点でございますけれども、最近、航空写真などを見ますと、一部の地域ではほとんどもう山林が見えなく...全文を見る | ||
○一井淳治君 それから、リゾート開発というのはやはり民活を利用させていただくという形で進むわけでございますけれども、民活だけでは完全な整備ができないので、第三セクターとかあるいは県や市町村の施設も周りにできるというふうに思います。その場合に、民間の大資本だけが収益を多額に上げて公...全文を見る | ||
○一井淳治君 一部の大資本だけがもうけて、協力している公共団体が赤字というふうなことにならないように、事前の行政指導を十分にお願いしたいというふうに思います。 それから、現地での調達の問題ですけれども、せっかく地方に施設を新しくつくるわけでござい ますから、ぜひとも農産物、...全文を見る | ||
○一井淳治君 それから、地域での農民や漁民との交流という点につきましても十分進めていただくような方策をお願いしたいというふうに思います。 それから、心配しているのは地価対策でございますけれども、十分な対策はどうなんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 いろいろと御努力いただいていることはわかったわけでございますけれども、総合保養地域整備法は結局は民間活力を活用するということで進められているわけでございまして、本格的な、理想的なリゾートを形成していくためにはやはり民間任せだけでは十分ではないんじゃないかというふうに...全文を見る | ||
○一井淳治君 現在は新しい法律の実施で手いっぱいでございましょうし、それからまた将来どうこうするということを課長さんの立場で言うわけにはいかないというふうに思いますので、今私の方で申し上げました、国がもっと積極的にこれに乗り出してもらいたいということも検討課題ということでひとつお...全文を見る | ||
○一井淳治君 指導の方法として社会保険労務士の方を活用するというふうな手段を進められておることも聞いておるところでございますけれども、しかし、指導だけでは中小企業の時間短縮は進まないんじゃないか、やはり国の助成が必要ではないかというふうに思うわけでございます。労働時間短縮も、労働...全文を見る | ||
○一井淳治君 企業というものは利益に向かって動くわけでございまして、時間短縮が利益にならなければなかなか協力しないというふうに思うわけでございます。現に、中小企業の場合は今の御時世の中でも依然として労働時間が延びる方向にある。しかも、やみの残業は当たり前みたいになっているような状...全文を見る | ||
○一井淳治君 本日の森林開発公団法の提案理由説明の中にも、奥地山村地域の中の豊富な森林資源を活用するということがなされておるわけでございますけれども、だんだんと過疎化しており、しかも活力を失いつつあるような奥地に都会の人に入り込んでいただいて、そこで森林や農村部の活力を確保しよう...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、文部省の方にお尋ねしたいんですが、昨年十二月と思いますけれども、教育課程審議会におきまして学校五日制の方向が一応答申されたわけでございます。学校五日制についての答申を受けて後の、今後の進め方についてまずお聞きしたいと思います。 | ||
○一井淳治君 子供の五日制の問題につきましては、おっしゃいましたとおり本当に重要な問題でございまして、子供の受け入れ体制づくり、これを大変慎重にやっていかなくちゃならないということはよくわかるわけでございますけれども、そ の中では、例えば学校は一応休んでおるけれども、プールや図...全文を見る | ||
○一井淳治君 それから、もう一つの問題は、いわゆる四週五休制あるいは四週六休制が進行しておるわけでございますけれども、現実には教職員の方は夏休みにまとめ取りということで、十分な休暇が確保されていない状況があるわけでございますけれども、この現状に対してどういうふうに改善していかれる...全文を見る | ||
○一井淳治君 いわゆるまとめ取りになりますと、ほかの公務員の方に比較して非常に不公平が起こる、そして子供と一緒に他の勤労者の方と同じように休暇を楽しもうと思ってもできない。二日続きの休暇の意味がなくなってしまうわけでございますので、まとめ取りができておるからいいんだというふうに割...全文を見る | ||
○一井淳治君 六地区ということを聞いておるわけなんですけれども、具体的にはどういう立場の人がそういうふうな計画を立てておられるんですか。例えば地元の町がやろうとしているというのか、あるいは大企業が立地しようとしてやろうとしているのか。そういうふうな性格等でも結構ですから御説明をい...全文を見る | ||
○一井淳治君 具体的な計画ができますと、これを林野庁の方で審査をされて、その上で森林開発公団が事業をするとか、あるいは無利子融資の転貸をするというふうになっていくんでしょうか。一応事業内容について審査をされるわけなんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 事業を始められる前にどういう開発が行われるかということも当然見られるわけでしょうから、自然の乱開発にならないような対処をお願いしたいというふうに思います。 それから、地域振興に結びつくような、地元の林業や農業の振興に結びつくようなそういう方向での対処をお願いした...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、大規模林業圏開発事業でございますけれども、事業計画の一九%しか進捗していないというふうに聞いておりますが、地域におきましてもこれをもっと促進していただきたいという非常に強い要望があるわけでございますけれども、いかがでございましょうか。 | ||
○一井淳治君 先ほども要望したわけでございますけれども、NTT株の売却益の財源確保を特に要望したいというふうに思います。 それから、昨年十二月に策定されました全国森林計画では、林道の開発計画を実績の一四五%としているということでございますが、これをどのようにして将来確保してお...全文を見る | ||
○一井淳治君 何といいましても基本は財源確保でございますので、これほど難しいことはないということも言えるわけでございますけれども、NTT株の売却益をどうするかというときの論議の中にも、内需振興の中でも地域の振興ということに重点を置こうというふうな論議もあったわけでございまして、ど...全文を見る | ||
○一井淳治君 ぜひとも総合的な政策は進めていただきたいというふうに思いますけれども、現実に木が大きくなっていく。長期的に見ますと、今は外材に頼っておりますけれども、行く行くは我が国土でできた森林を製材して国内の材木として利用していくという方向に移行していくというふうに思いますけれ...全文を見る | ||
○一井淳治君 素材産業の方あるいは森林組合の方というふうなお話も出たわけでございますけれども、具体的にはそういった人たちの協力が得られるかどうか、現実にはわからない状態ではないかと思います。林野庁がスリムになって予算がかからなくなっていくという赤字の克服政策を進められておるわけで...全文を見る | ||
04月25日 | 第112回国会 参議院 決算委員会 第4号 議事録を見る | ○一井淳治君 民間の鉄道でございますけれども、特に地方の場合には赤字路線が少なからずあるというふうに思います。私はこの廃止に賛成論者ではないんですけれども、廃止する場合の手続なり要件なりについて、まず御説明をいただきたいと思います。 |
○一井淳治君 今抽象的な御説明をいただいたわけでございますので、もう少し個別の詳細な質問をさせていただきたいと思います。 代替の輸送機関の有無の問題でございますけれども、仮に廃止された場合に代替の輸送機関がありませんと、沿線の住民の生活に支障を生じますし、地元の産業にも大変な...全文を見る | ||
○一井淳治君 道路の問題とその道路の上をバスが走っているかどうかという問題があると思いますけれども、道路がだんだん完備されてきますと、ではその次に今度はバス路線をどうするかという歴史的な順序を追って物事が進んでいると思うんです。道路ができたけれども、全然バスも走っていないという地...全文を見る | ||
○一井淳治君 代替輸送機関が全く見通しもないような場合、突然廃止されますと住民も困りますし、それから地域にある産業も非常に悪い影響をこうむりますので、代替輸送機関の見通しもない、廃止されると住民がたちまち困ってしまうという場合には、今後とも廃止は認可しないというふうにお願いしたい...全文を見る | ||
○一井淳治君 もう一つ、過去の廃止申請の事例をお聞かせいただきますと、地元の関係者の同意を得ているということを聞いているわけでございますけれども、この点はもう少し詳しく御説明いただくとすればどういうことなんでございましょうか。 | ||
○一井淳治君 地元の協議が十分になされておる、そして沿線の市町村の長の方々も納得しているという状況ができ上がった上で廃止申請が出されるということになるわけなんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 今局長さんの方から御説明があったような状況ができ上がった上で廃止申請をするというのが過去の事例でございますか。 | ||
○一井淳治君 そういたしますと、仮に廃止をしようという民間鉄道の経営者がおられる場合には、地元の市町村長あるいは県知事さん等々とよく協議をして、今後の問題等について十分な対策を講ずるとか、そういう処置が必要ということでございましょうか。 | ||
○一井淳治君 私は岡山の出身でございまして、地元に片上鉄道という民間鉄道、これは同和鉱業という会社の一鉄道部門でございますけれども、この片上鉄道からは現時点で廃止申請が出ておるかどうか、その点いかがでございましょうか。 | ||
○一井淳治君 片上鉄道はよく御存じでいらっしゃるようでございますけれども、旅客部門とそれから貨物部門と両方ございます。貨物部門についてそのような廃止申請の手続が出ておるんじゃないでしょうか。 | ||
○一井淳治君 これは自社分だけでございましょうか、それとも一般の、同和鉱業の会社以外からの貨物の引き受けも廃止になったんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 それから、その片上鉄道につきましては、今御承知のとおり廃止をどうするかという問題が出ておりまして、私どもも住民の足を守るという立場からできる限り存続してほしいという要望を重ねておるわけでございますけれども、その前提として会社の内容を知りたい。片上鉄道は合理化を極力進...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、航空事故の救難統制本部の問題について質問をさせていただきたいと思います。 これは六十年の八月十二日に日本航空の事故が発生して以来、消防庁をRCCに加えるべきではないかという考え方がだんだん前進してきまして、そういうふうなお取り扱いが進んできまして、さらに四...全文を見る | ||
○一井淳治君 私は消防庁の系統の方々がRCCに加わるべきだということを決算委員会でも申し上げておりました責任上といいますか、があるから、この点ちょっと申し上げておかねばならないと思うわけでございます。 ほかの関係省庁の職員の方々はいずれも月給をもらって、救難活動に従事いたしまして...全文を見る | ||
○一井淳治君 通常の火災の場合を大体対象にしてお考えだと思うわけですけれども、半日ぐらい手伝いをすれば大体火消しの方は済むと思うわけです。しかし、航空事故の災害の救援ということになりますと、何日か休まなくてはいけないとかあるいは徹夜作業とか、非常に労務提供の内容が飛躍的に大きくな...全文を見る | ||
○一井淳治君 ちょっとお話が出ましたけれども、そうしますと、現実に地域で払われている金額はどれくらいになっているんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 私は六十年八月の事故の際のテレビを見ましたけれども、ああいう大変なお仕事を千七百円平均でお願いするというのは非常に残酷ではないかと思いますので、どうか先ほど言われましたように、できるだけ検討なり御指導を強めていただきたいということをお願いいたしまして、私の質問を終わ...全文を見る | ||
05月12日 | 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第12号 議事録を見る | ○一井淳治君 我が国におきます水産物の消費の伸びでございますけれども、最近どういう状況なのか。将来伸びることが確実に期待される状態があるのかどうか、その辺についてまず御説明願いたいと思います。 |
○一井淳治君 消費が思うままに伸びないという状況があるわけでございますけれども、その原因につきましては、例えば魚特有のにおいがするとか、消費者の好み、調理が面倒だというふうないろんな理由が言われておるわけでございます。先ほど長官からも酪農の場合と対比してちょっと御説明があったわけ...全文を見る | ||
○一井淳治君 長官も先ほど言われたわけなんですけれども、最近健康志向、グルメ志向というものが強まっていること、それから輸入食品が増加したり、あるいは外食産業が非常に勢力を伸ばしているというふうな状況の中で、食品一般の消費者の選択が非常に流動化しているといいますか、非常に流動性が大...全文を見る | ||
○一井淳治君 昭和五十一年に動物性たんぱく質の摂取量の中で、これまで水産物が占めていたものを畜産物の方に譲り渡して、もう現在では四〇%台に落ち込んでいるということですが、畜産物の方は外国の圧力もありますし、国内でもコスト切り下げという非常な努力が進んでおりまして、今後畜産物の消費...全文を見る | ||
○一井淳治君 学校給食の関係でございますけれども、これは消費を促進するというだけでなくて、国民の食生活、食習慣を子供のころから形成するという意味で大きな意味があると思いますけれども、学校給食に対して水産物を一層取り入れていくという関係での御努力を、これは主管の官庁が文部省でござい...全文を見る | ||
○一井淳治君 学校給食につきまして、文部省の方では六十一年三月の三日付で「学校給食の食事内容について」という通知を出しまして、その中で学校給食の標準食品構成表というものをパン給食と米飯給食ごとに定めているわけでございますけれども、それを見ますと、パン給食の場合は魚介類よりも獣鳥肉...全文を見る | ||
○一井淳治君 統計数字ではいろいろございますけれども、私が文部省の方から手に入れました「年度別食品分類別摂取量」という表がございまして、昭和六十年が一番新しいわけでございますけれども、中学校を見ますと、魚介類の水産物に該当するものが十四・九グラム、それから獣鳥肉類を見ますと、二十...全文を見る | ||
○一井淳治君 例を挙げて説明いたしますけれども、特定ノリ養殖業の場合でございますが、岡山、これはB地区でございますけれども、全事故比例てん補方式の場合を見ますと一四・九%というふうになっております。ところが、お隣の広島はA地区で六・一%ということで半分以下の料率になっておるわけで...全文を見る | ||
○一井淳治君 地域の実態というふうに言われたんですけれども、ノリ養殖の関係でいいますと、ただいまの特定ノリ養殖業の場合と、もう一つ通常の養殖共済の中でのノリ養殖業の場合とがございまして、今の特定ノリ養殖業については広島と岡山では岡山の料率が高いわけでございますけれども、通常の養殖...全文を見る | ||
○一井淳治君 それからもう一つ、掛金の関係で申し上げますと、漁種によって相当掛金率の違いがございます。漁種別にもう一度公平に掛金が決定されるような御検討が必要ではないかというふうに思うわけです。例えばハマチについて、漁民の間では、ハマチばかりが優遇されているというふうなうわさがあ...全文を見る | ||
○一井淳治君 それからもう一つ、加入が進まない事情でございますが、全員加入方式。これは養殖共済の場合でございますけれども、加入区ごとに全員加入方式がとられておるわけでございます、相当の人数が集まりますと何人かの反対が出るというのは、これは民主主義の世の中であるから当然だと思うので...全文を見る | ||
○一井淳治君 割合を弾力性を持たせるという改善が行われたことはよろしいと思うのでございますけれども、それにしても全員加入しなければいけないというのが残りますと、結局は加入の促進ができないということが起こりかねないと思うわけでございます。もうしばらく様子を見ていただきまして、やはり...全文を見る | ||
05月16日 | 第112回国会 参議院 決算委員会 第5号 議事録を見る | ○一井淳治君 財政法の二十四条によりますと、予備費として相当と認める金額を予算に計上できるという規定がございます。この相当と認める金額とはどういう額をいうのかということをお尋ねしたいわけでございますけれども、その前に、補正予算を組むことがもう現在では当然の慣例ということになってお...全文を見る |
○一井淳治君 抽象的な議論とすればただいまおっしゃったとおりかもしれませんけれども、しかしどちらにせよ、本予算成立後の事態に対応するという点では共通しておるわけでございますし、またこれまで過去の事例を見ましても、補正の段階で予備費を相当減額する。現実には、予備費は補正予算の財源に...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、いわゆる公共事業等予備費について質問をさせていただきたいと思いますけれども、過去の例を見ますと、五十一年、五十三年、五十四年と予備費を区分いたしまして、公共事業等という区分をした予備費が計上されたことがございます。これにつきましては、その時点では機動的に公共投...全文を見る | ||
○一井淳治君 性格論もございますけれども、もう一つは政治の現実という問題もあると思います。景気の拡大と内需振興という問題につきましては補正予算を組むということが現実に行われているわけでございますし、予備費をもって余り経済的な政策のために使うというのは妥当ではないんじゃないかという...全文を見る | ||
○一井淳治君 最初にお尋ねを始めたところでございますけれども、予備費としての相当な額についてどのように考えるべきか。これはやはり財政民主主義といいますか、財政当局のその場その場の御都合主義ではいけないという基本的な原則があると思います。それから、現在ではいわゆる概算要求基準を決め...全文を見る | ||
○一井淳治君 昭和五十五年から三千五百億円で固定しておるというわけでございますけれども、補正予算との関係等もありまして、実際に予備費として使われた額というのは相当当初の予算額よりは少ないという現実もありますし、また予備費がシーリングの外にあるということで、何かあったら予備費を使え...全文を見る | ||
○一井淳治君 予備費は事前の審査の対象外になりますので、極力額を狭めるように御努力をお願いしたいと思います。 次に、六十四年度の概算要求についてお尋ねしたいんですが、新聞等を見ますと、一カ月ぐらい六十四年度概算要求を早められるんじゃないかということが報じられております。その点...全文を見る | ||
○一井淳治君 長い間一律マイナスシーリングで予算が組まれてきたわけでございますけれども、その反面、どうしても必要とする予算もカットされるということでこれまで長い間来たわけでございます。 例えば、科学技術の開発等については、現在圧縮いたしますと、十年、二十年あるいは五十年先の日...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、予備費の使用された内容でございます。首相の外遊の諸費用でございますけれども、これが全部予備費から支出されるということになっております。私は、これはどこに行くかということはわからないにしても、大いに外遊をして日本の外交の実を上げてもらいたいというのは国民全体の期...全文を見る | ||
○一井淳治君 総理大臣の場合は予備費から出ておる。しかし、ほかの大臣、例えば外務大臣あるいは通産大臣は非常によく外国においでになっていろいろ御努力をいただいているようでございますけれども、ほかの大臣の場合は、これは予備費でなくて各省の費用になっている、予算の中でやっているというわ...全文を見る | ||
05月17日 | 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第13号 議事録を見る | ○一井淳治君 我が国の生産する農産物で消費が伸びている農産物とすればどんなものがあるのか、その点をお尋ねしたいと思います。 あわせて、米の消費の動向でございますけれども、最近の最も新しい状況によりますと、米の消費がどういうふうな状態になっているのか、お尋ねいたしたいと思います...全文を見る |
○一井淳治君 これは、言うまでもございませんけれども、我が国の農業はとにかく内外ともに非常に今厳しい状況にあると思いますけれども、そういう中におかれまして、大臣は先ほど来、大変対外的な側面で御努力いただいておるわけでございますけれども、この日本の農業の将来をどのように活路を開いて...全文を見る | ||
○一井淳治君 圃場整備でございますけれども、農産物のコスト切り下げのためには必ずこれは必要だということで一致しているようでございますけれども、圃場整備にもやりようによってはいろいろな結果が出てくるというふうに思います。現在の状態では、隣の田んぼに水が入りますとこちら側では畑がつく...全文を見る | ||
○一井淳治君 事は非常に簡単なことでございまして、できる限り大きくまとめるとか、あるいは隣の水がこちらの畑に入ってこないという、結果とすれば非常に簡単なことを実現するということでございますけれども、できるだけそういう方向で一層の努力をお願いしたいというふうに思います。 それか...全文を見る | ||
○一井淳治君 農工法が成立いたしましてから後、いろいろ利害関係のある、例えば工業の側を見ますと、安い労働力あるいは安い土地を求めて確かに工業の分散が進んでおるということははっきりと目に見えてわかっているわけでございます。また農民の所得形成とか就業場所の確保、こういう点におきまして...全文を見る | ||
○一井淳治君 結局、農工法というのは兼業農家の促進強化に、結果としてそうなっているんではないかというふうな感じもするわけでございますが、その原因としては、例えば勤務場所が近くなりますと、休みを利用して兼業が可能である。また、企業から給料が入りますから、機械化によって簡単に農業がで...全文を見る | ||
○一井淳治君 この法律の「目的」でも抽象的に書かれておりますけれども、「農業と工業との均衡ある発展」という言葉が使われておりまして、これが果たして何を意味するのかという大きな問題があるわけですけれども、兼業の促進か、あるいは大規模農業を育成していくのかというそこのところが非常に難...全文を見る | ||
○一井淳治君 昭和四十六年にこの法律が策定されまして、第一次の基本方針を見ますと昭和五十年度において雇用労働力百万人、工業出荷額九兆円という非常に高い目標を掲げておったわけでありますけれども、それに並行して相当多量の農工団地が造成されたんじゃないかというふうに思いますが、当初のこ...全文を見る | ||
○一井淳治君 遠隔の地といいますか、就業機会の不足している地域に企業を立地させようという基本方針が現にあるわけでございますけれども、現実には関東内陸部とか東海あるいは南東北の方に、東京あるいは太平洋ベルト地帯に既に集中しているのが現実ではないかというふうに思います。 そういっ...全文を見る | ||
○一井淳治君 企業は営利目的でございますから、損をしてまで絶対に地方分散には応じていかないというふうに思います。これまでいろいろと助成措置をお考えでございますけれども、大体農工法所定ぐらいの助成がほかの法律でも行われておるわけでございますから、今まで以上に企業の地方分散を可能にし...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、事務処理の手続の問題でございますけれども、例えば農工団地が一応設置されまして、その後この農工団地の範囲を拡張しようとする場合にも実施計画の変更手続を必要とするわけでございますけれども、ちょっとした変更にも非常に手続が煩雑ではないかというふうに思うわけです。例え...全文を見る | ||
○一井淳治君 企業が来ない団地もたくさんあるわけでございまして、企業が立地するということは非常にありがたい、本当によく来ていただいたという気持ちになって、今言ったように、条件の実施計画の変更という範囲のことはできるだけサービスをするということで、できるだけ簡略にしていただけるよう...全文を見る | ||
○一井淳治君 今申し上げましたように、いわゆるオーダーメード方式でいく場合には金利もかかりませんで、危険率も非常に低いわけですから、場合に適した指導をお願いしたいというふうに思います。 それから、ブドウの作付についてお尋ねしたいわけでございますけれども、現在ブドウは水田農業確...全文を見る | ||
○一井淳治君 転作の実績に加えていただくということはそれだけ多少はありがたいことかもしれませんけれども、現実に転作の対象物として地域では非常に悩んでいるわけでございます。 そして、きょうの参考人の中にも、農村部では転作の対象がなくて非常に活気を失っているというふうな御説明もあ...全文を見る | ||
○一井淳治君 岡山に現実に事例がありまして、農工団地にワイン工場が来まして、ワイン工場の方は非常に評判が高いわけでございますけれども、地元からは一切ブドウは買えないというふうな非常に寂しい状況がありまして、地元の方も口に指をくわえているというふうなこともありますので、そういう特殊...全文を見る | ||
○一井淳治君 啓発は大いに進めていただきたいと思いますけれども、改正をするかどうかということを内部的に論議なさったということもちょっと聞いているんですが、今後改正の際にその点もぜひとも取り上げていただきたいと思うんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。 | ||
○一井淳治君 それから、水のことでございますけれども、きょう午前中に佐藤参考人からも、工場立地については水資源が非常に重要なんだという御説明がございました。工場立地に当たって企業側が進出するかどうかということで、その決意をする理由として、多量の水あるいは良質の水というものがどの程...全文を見る | ||
○一井淳治君 建設省の方にお尋ねしたいんですが、私ども川を見ておりますと、いつも川には水が流れておりまして、相当多量の水が海へ捨てられているというふうな状況があるわけで、あの水を何とかうまく利用すればもっと地方に工場が立地するんだなというふうな非常に残念な気持ちでおるわけでござい...全文を見る | ||
○一井淳治君 時間が参りましたので、最後に簡単に要望だけさせていただいて、終わりたいと思います。 私、今度いろいろと勉強をさせていただいたのですが、やはり政策のトレースが十分できていないというのか、あるいは統計が確保されていないといいますのか、例えば農工法のいろいろな施策がな...全文を見る | ||
05月23日 | 第112回国会 参議院 決算委員会 第6号 議事録を見る | ○一井淳治君 特許庁では、ペーパーレス計画を現在お進めのようでございますけれども、それにつきましては弁理士の意見、特に地方の弁理士の意見を十分に聞いていただきたいと思うのでございますけれども、いかがでございましょうか。 |
○一井淳治君 ペーパーレスの状態によりますと、地方の弁理士あるいは地方の企業からの出願が非常に困難になって、中央集権化がますます進むということもあり得なくもありませんので、地方の活性化という観点からも十分な御検討をお願いしたいというふうに思います。それから次は、最近特許庁の方では...全文を見る | ||
○一井淳治君 健全な工業所有権制度が行われるためには、やはり弁理士制度が充実していなくちゃならないわけでございます。それからまた、非常に長期的な課題でもあるということでございますので、どうか弁理士会の意見を十分にお聞きいただきまして、役所側の発想だけで一方的に進められないように要...全文を見る | ||
○一井淳治君 その対策でございますけれども、やはり審査官の大幅増員ということが必要ではないか。この段階で本格的に取り組んでおかないと、交通渋滞でございませんけれども、渋滞が渋滞を呼ぶということで、取り返しがつかない状態になるんじゃないかということを非常に心配するわけでございます。...全文を見る | ||
○一井淳治君 マイナスシーリングが非常に長期間続いておりまして、その矛盾がだんだんと激しくなっているという状況があると思います。この審査官の問題もその一つだと思いますけれども、何とかことしあたりから概算要求基準も多少は例外を認めるという方向の御努力もお願いしながら、審査官の増員に...全文を見る | ||
○一井淳治君 それから、出願とか審査請求の手数料でございますけれども、今問題になりましたように、上位百社が出願の中で占める割合が非常に多いわけでございます。大企業と小規模企業、個人とで手数料に差を設けるということも次の手数料の改定時期からは検討していただいたらいいんじゃないかと思...全文を見る | ||
○一井淳治君 この手数料に差を設けるということで一番進んでおるのは、私は進んでおると思うんですけれども、アメリカでございます。半額ぐらいの差ができておるわけでございます。日本もアメリカも同じように個人を平等に尊重するという基本的な憲法のもとで法制度ができておるわけでございますけれ...全文を見る | ||
○一井淳治君 現在のサーチの制度は大変高度の専門知識を要しまして、例えば私は岡山の出身でございますけれども、岡山県下でこれを使いこなせる人は果たして五人いるだろうかというふうな心配もしておるわけでございます。今後は高等学校を卒業しておるぐらいの人であれば利用できるぐらいの方法を考...全文を見る | ||
05月24日 | 第112回国会 参議院 農林水産委員会 第15号 議事録を見る | ○一井淳治君 公的年金の一元化が呼ばれておるわけでございますけれども、これは今後どのように進んで、そうしてそういう中で本件の農林漁業団体職員共済組合法による年金がどういうふうになっているのか、まず御説明をお願いしたいというふうに思います。 |
○一井淳治君 年金額の改定につきましては、国 民の生活水準、賃金、物価その他社会経済的諸要素を総合的に判断して措置されるべきであるというふうに考えますが、その点は農水省の方でも同意見であろうというふうに思いますけれども、今回のように消費者物価の上昇率だけを基準とすれば年金生活者...全文を見る | ||
○一井淳治君 現在年金を受け取っている人たちは、自分が在職している時代には給料が上がるたびにそれに比例して保険料も払ってきたという経過があるわけでございます。今回の物価の関係でいけば〇・一%、賃金の方は一・四%ぐらい上昇しておるようでございますけれども、物価比例だけでは現実の問題...全文を見る | ||
○一井淳治君 いずれにせよ、物価スライドだけではだんだんと給与との間の差が出てきますので、早急にこれを埋める機会を持っていただきたいというふうに要望いたしたいと思います。 それから、この参議院の農水委員会の昭和六十年十二月十九日付の附帯決議がございます。その九項を見ますと、今...全文を見る | ||
○一井淳治君 ぜひともそういう方向で、早急に対処していただきたいと思います。 この農林年金がつくられた趣旨からいたしましても、ここで働く人たちの生活の安定ということは非常に重要なわけでございますし、また後にも質問いたしますけれども、この農林年金の基盤というものがそう安定してい...全文を見る | ||
○一井淳治君 今の説明によりますと、現在の金利水準からいけば相当高利の利回りになっておるというわけでございますけれども、将来、低金利時代がすぐに高金利に移行するというめども立ちませんし、そういたしますと二、三年先には現在の高利回りのものをはたいてしまう。もっと安い証券等に買いかえ...全文を見る | ||
○一井淳治君 七%というのは現実に夢のような話ではないかというように思います。国債自体だんだん、現在は六%台になっておりますし国債自体も品数が減っていくという状況ですので、今の七%の見通しでは非常にぐあいが悪いんじゃないか、やはりもっと厳しく見て財政基盤を強化する方策を今からお考...全文を見る | ||
○一井淳治君 ただいま有価証券に運用しておられる割合が非常に高いという御説明でございますけれども、これはどのような、特に利息はどの程度のものに運用しておるのか。それから、ただ有価証券を買うだけでなくて、売り買いで差額をもうける、そういう方もやっておられるのかどうか、そのあたりはい...全文を見る | ||
○一井淳治君 平均的には今おっしゃったわけでございますけれども、これは常識的に考えてみましても恐らく八%とかいうふうな高利回りの国債を相当お持ちではないかというふうに思います。こういったものが二、三年後にはなくなってしまう、同時に低金利時代にも入っていくわけでございます。農協とい...全文を見る | ||
○一井淳治君 資産の中で占める余裕金、積立金の割合が仮に少ないとしても収益は信用部門から上げておる、貸借対照表上は余り大きな額にならなくても、損益計算の場面でいけば信用事業によって農協がもっているということは否定できないわけでございます。 これは、大臣のおひざもとの新潟県農協...全文を見る | ||
○一井淳治君 時間がありませんので。 一つは、農協での身体障害者の雇用がどの程度進んでおるか。これは、法律上雇用が義務づけられておるわけでございますけれども、その点わかりましたら御回答いただきたいと思います。 それからもう一つ、要望でございますけれども、農協の経済基盤を強...全文を見る | ||
05月26日 | 第112回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○一井淳治君 まず、政治資金規制に関連いたしまして自治大臣の方にお尋ねいたしたいと思います。 最近は、一夜にして数千万とか数億円集めるようなパーティーの問題とか、あるいは企業献金を一挙に最高一億円を二億円に上げるような派手な話題が多い。その反面国民からの批判も強いというふうに...全文を見る |
○一井淳治君 各党間で相談し合っておるといつまで日にちがかかるかわからないということがありますし、それから現実にその土俵もなかなかつくれない状況でございます。 この問題は、どの新聞の社説を見ましても、あるいはまじめな議論をすれば必ずやはり個人献金が大事だ、ここに政治の基本があ...全文を見る | ||
○一井淳治君 これは、判決例などを引き出しますと釈迦に説法になってしまうんですけれども、例えば昭和三十三年二月の北海タイムス事件では、「新聞が真実を報道することは、憲法二十一条の認める表現の自由に属し、またそのための取材活動も認められなければならないことはいうまでもない」。ほかに...全文を見る | ||
○一井淳治君 ただいま局長さんの方から御説明がありましたように、最近非常に従来に比べますと法廷内での写真やテレビによる取材が拡大されてきておるということがあるわけでございます。 もう少しさらに古い時代を顧みてみますと、昭和三十年代には非常に緩やかな時代があった。その後裁判所が...全文を見る | ||
○一井淳治君 現在の最高裁判所の矢口長官は、ことしの一月一日の「裁判所時報」の年頭のお話にも出ておりますけれども、開かれた裁判所という方向で御努力いただいているようにお受け取りいたしております。国民の目に見えるように、表現、報道の自由が拡大されていく方向に一層の御配慮といいますか...全文を見る | ||
○一井淳治君 テレビや新聞、報道機関が裁判所に来るのは大体本人とあらかじめ連絡がついている場合が多い、本人の方も出たいという気持ちを強く持っている場合が多いわけで、そういう場合には本人の肖像権とか本人の人権保護ということは余り要らぬのじゃないかという感じがいたします。一層の御検討...全文を見る | ||
○一井淳治君 現実に重度の脊髄損傷の障害をお持ちの方は団体信用生命保険には加入を許していただいていないという現実があるわけでしょう。その点だけで結構なんです。 | ||
○一井淳治君 労働省の方にお尋ねしたいわけでございますが、重度の脊髄損傷の後遺症を労働災害あるいは通勤災害の結果負うようになった方が死亡した場合、ただいま大蔵省の方も表現にはいろいろお気をつけであったわけでございますけれども、結果として重度の脊髄損傷の後遺症をお持ちの方は死亡率が...全文を見る | ||
○一井淳治君 最近の取り扱いですけれども、具体的にはどのようになっておるのでしょうか。 | ||
○一井淳治君 恐らく非常に少ない状態ではないかというふうに思います。重症の後遺症等で半身麻痺とかあるいは全身麻痺の方をずっと見ておられた遺族の人というのはくたびれ果てておるという状況があるわけでございまして、本当に感情的にも死亡された後かわいそうな状況が出てくるわけですけれども、...全文を見る | ||
○一井淳治君 そういう方向で医学的な解明とかいろいろと十分な御調査なりそして制度の前進をしていただくように要望いたして、とりあえず質問の方は終わらせていただきます。 次に、建設業における下請業者の問題についてお尋ねしたいわけでございまして、下請業者の保護という問題は建設行政上...全文を見る | ||
○一井淳治君 下請の保護の問題でございますけれども、業者の数からいったら下請をするような中小の業者が圧倒的に多いんではないかというふうに思います。それで、建設業の体質改善という問題の観点からしてもやはり下請に入るような業者を育成、保護していくということが大事だと思いますので、いろ...全文を見る | ||
○一井淳治君 工事というものは急速に進行いたしまして、なかなか契約書を結ぶことは困難であるという事情も一つはあるんじゃないかと思います。もちろんおっしゃったとおり契約書をきちんと結ぶことか非常に大事であると思いますけれども、やはり下請、元請の関係の問題はみんなわかっておっても避け...全文を見る | ||
○一井淳治君 私がお聞きしている部分は、教えていただけるでしょうかどうでしょうか。今申し上げたように、単価が妥当なものかどうかお尋ねしているわけですけれども、そういったものについての調査する力というものは建設省にはないんでしょうか、どうなんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 そういうふうにシステムがあるんでしたらそういうことを言うていただかないと、黙認する、黙っておるというのでは事は進みませんので、そういう問題が今後起こった場合にはとにかく適切に対処していただくということをお願いしたいと思います。 それから、現在、中央建設業審議会の...全文を見る | ||
○一井淳治君 具体的に下請、元請の協議会をつくるということを聞いておりますけれども、これはどういうふうな進行状況ですか。 | ||
○一井淳治君 そういう中で具体的に下請の問題が出てくるようにしていただかなきゃいけないと思いますけれども、中央だけで持つんでしょうか、それとも各県でつくるんですか。どういうふうなシステムになるんですか。 | ||
○一井淳治君 次に、けさの毎日新聞の記事を見て気がついたわけでございますけれども、昭和三十年の夏、重光元外相が天皇に外交問題を報告した際に、天皇から、「日米協力反共の必要、駐屯軍の撤退は不可なり、」というお達しがあったということが書いてあるわけでございます。 その問題にちょっ...全文を見る | ||
○一井淳治君 政治的な発言は好ましくないということでございますね。 | ||
○一井淳治君 この字句でございますけれども、これが真実あったかどうかという問題は別の問題といたしまして、言葉自体が象徴たる地位にふさわしいのかどうかという点をお尋ねしたいと思います。 ちょうどこの時期でございますけれども、昭和二十六年に日米安全保障条約が結ばれまして、昭和二十...全文を見る | ||
○一井淳治君 ただいまはっきりしたお言葉、回答といいますか、がなかったわけでございますけれども、回答を避けられたということは、やはりこの言葉は象徴たる地位にふさわしくないということだと私は考えざるを得ないわけでございます。 内奏のことでございますけれども、これは慣例として秘密...全文を見る | ||
○一井淳治君 内奏の内容は秘密という取り扱いですから、これはわからないと言われたら仕方ないかもしれませんけれども、このような高度な政治的な内容のやりとり、特に天皇からお話が出るということは非常に好ましくないというふうに思います。今後こういったことは、これは重光元外相の日記が真実で...全文を見る | ||
○一井淳治君 政治的な影響力が及ぶような言葉は慎んでいただくというふうに今の御回答を私はお聞きしたいと思います。特に、八月の二十日といいますと渡米の三日ぐらい前でございましたね。忙しい中、暑い中をわざわざ天皇にごあいさつに行くという形をとっているということは、天皇の影響力というも...全文を見る | ||
07月07日 | 第112回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○一井淳治君 日本の農業は危機とも言うべき激動の時代を進んでいるというふうに思いますけれども、お米の輸入自由化ということは絶対にあってはならないというふうに思いますし、また、食管制度はあくまで堅持されねばならないというふうに思いますが、いかがでございましょうか。結論だけで結構でご...全文を見る |
○一井淳治君 非常に長い御説明であったわけですけれども、これはある程度幅があるかもしれませんが、食管制度を堅持されるというふうにお聞きしていいわけですね。 | ||
○一井淳治君 食管制度は国内の問題でございますから、これはいろいろ困難な事情がありましても乗り切っていけるというふうに思いますが、自由化の問題は、国際的な問題で我が国だけではどうにもならないということがあります。米の輸入自由化は行わないということは政府は繰り返し言うておられるとこ...全文を見る | ||
○一井淳治君 これは外交問題ですから、どういうふうに進めていくかということはなかなか言いにくいということがあるかもしれませんけれども、相当事前にいろいろ打つべき手は打っていただく、最終的な決意というものもはっきり持ってやっていただかなきゃならないというふうに思いますので、重ねて強...全文を見る | ||
○一井淳治君 今回の米価審議の中で政府の方では、稲作については大規模な経営を重視してそちらの方へ持っていこうということが明らかになったというふうに思います。そうして、それのための誘導策をとられるんじゃないかということを感じておるわけでございます。過去の農政を見ますと、農林省とすれ...全文を見る | ||
○一井淳治君 私の方もはっきりした計算をしているわけではないけれども、例えば現在収穫をしている収穫量が仮に倍になれば、今使っている農家の納屋では入らない。そのために納屋を新しくつくらにゃいかぬということがそこで起こってくると思いますし、また農作業というものは一週間なら一週間以内の...全文を見る | ||
○一井淳治君 これまでの法律の条文の解釈をことしから変えるというわけにはいかないと思います。これまでも米の生産数量の全体がどうかというふうなことではなくて、やはり個別農家を中心にして考えていたというふうに思うわけです。 最近、農水省の農業調査によりますと、五十六年から五十九年...全文を見る | ||
10月18日 | 第113回国会 参議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○一井淳治君 そういうことで国会の決議は完全に、厳重に守ってもらわなきゃいけないというふうに思いますけれども、これを今後どのように大臣、これを実現していくのか。特に新ラウンドにおいてどのように対処していかれるのか。その点についてお願いしたいと思います。 |
○一井淳治君 それは当然そうあってしかるべきと思いますけれども、具体的にどのような態度で、どのような方策でいかれるのかということをお尋ねしているわけです。 | ||
○一井淳治君 米の問題を含めてこのニューラウンドでどのように対処されていくのか、もう少し具体的に説明いただけませんでしょうか。 | ||
○一井淳治君 外務政務次官がおられますので、その点について政務次官としての御意見もお聞きしたいと思います。 | ||
○一井淳治君 それでは、外務省の方にはお帰りいただいて結構でございます。御苦労さまでございました。 質問が変わりますけれども、この十日で瀬戸大橋が開通して六カ月目になるわけでございますが、例えば新鮮さが一番大切な野菜などの農産物、四国で言いますと香川県にはイチゴがあり、レタス...全文を見る | ||
○一井淳治君 建設省の方にお尋ねしたいわけでございます。 車について言いますと、最近世間で言われておるところでございますけれども、予想の六割ぐらいしか橋を渡っていない。人の動きの方はかなり見られるけれども、物流の方が予想に比較して非常に少ないということが言われておるわけでござ...全文を見る | ||
○一井淳治君 私どもは、この瀬戸大橋に対して大きな期待を持っておりました。期待といいますのは、四国と本州が一体化して国土の均衡ある発展を図ろう、地域開発を通じまして多極分散型国土の形成を進めていこうという大きな期待を持っておったわけでございます。人の動きはかなりございますけれども...全文を見る | ||
○一井淳治君 料金の改定が容易でないというのは、私どもも十分理解できるわけでございます。恐らく今のままの状態では年に百億単位で赤字が出るということもあるのじゃないかと思います。そういう意味も含めまして、やはり料金問題の実情はどうか。例えば、フェリーとの比較ということを今言われまし...全文を見る | ||
○一井淳治君 関連道路の整備ももちろん必要でございますけれども、関連道路の関係で言えば乗用車も大型トラックも同じでございまして、関連道路を整備したから大型トラックが入りやすくなるだろうということにはならないんじゃないかと思いますので、実情を今後ともよく見ていただきたいというふうに...全文を見る | ||
○一井淳治君 先ほども言われましたように、利用効率をともかく高めることが必要だと思います。そのためには関連道路の整備というのが必要だと思います。特に山陽自道車道を東に延ばして関西の経済圏との交流を進めることとか、岡山、高松、高知等の県庁所在地の大都市を早く結んでいくということが必...全文を見る | ||
○一井淳治君 最大限の努力をお願いしたいというふうに思います。 それから、質問を変えますが、岡山市の新福地内に場外馬券売り場を新設するということで、かなり前から問題が起きております。この九月二十七日には建設予定地で地鎮祭が行われた。その後建設機械を入れて整地作業が進むという状...全文を見る | ||
○一井淳治君 私がお尋ねしたのは建設工事でございますけれども、農水省の方では建設工事が進んでおるというふうに把握しておられるんですか。建設工事は進んでいない、なされていないというふうに現状を把握しておられるんですか。その点はいかがでしょうか。 | ||
○一井淳治君 これは許可申請が出ていないわけですから、果たして許可するかどうかというふうな論議もまた不可能であるというふうに思いますが、ことしの三月一日の衆議院の農水委員会、三月二十二日の参議院の農水委員会におきまして、農水省とすれば場外馬券売り場の新設の許可申請を出し得る状態で...全文を見る | ||
○一井淳治君 大臣も同じ御意見なのでしょうか。 | ||
○一井淳治君 それから次に、漁業災害補償法の関係でお尋ねします。 この十月一日から施行されるようになりました。法律の改正以外にも多くの改善がなされまして、全体の整合性を合わせながら本当に大変な作業だと思いまして、私も御苦労には敬意を表したいと思います。また、私が五月十二日に、...全文を見る | ||
○一井淳治君 そういうふうな弊害が起こらないで、例えば現場の人たちに第三者機関に加わってもらうとかいうふうな何らかの工夫をお願いいたしまして、次の質問に移らさせていただきます。 水稲の生産コストを下げるためには生産費の中で一番割合の大きい農機具費、六十二年度は三一・五%になっ...全文を見る | ||
12月06日 | 第113回国会 参議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○一井淳治君 ウルグアイ・ラウンドの中間レビューで、農林水産大臣もこの後御苦労いただくというふうに聞いておるわけで、私どもも頑張っていただきたいという気持ちでいっぱいでございますけれども、この中間レビューの中で、日本の米の輸入の問題あるいは日本の農業に直接強い影響を及ぼすような問...全文を見る |
○一井淳治君 アメリカその他の外国から、お米の問題について何か具体的な議論として出してくる見通しがあるのかどうか、その辺はいかがでございましょうか。 | ||
○一井淳治君 もし、大臣が米の問題について御発言なさるという場合でございますけれども、米の自由化はしないという国会決議もあることでございますので、整々とか粛々というのではなくて、最後は国の主権を発動してでも日本の米を輸入から守り抜くという強い態度で発言をお願いしたいというふうに思...全文を見る | ||
○一井淳治君 大臣に、この点ひとつ念を押してお尋ねしたいんですけれども、最後は主権の、国には主権がある、この主権を発動してでも日本の米を守るというお考えなのかどうか。私はそういうお考えで大臣おられるというふうに確信しておるんですけれども、そのあたりのことについてお聞きしたいという...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、立木の相続税の問題についてお尋ねをしたいと思います。 農家の方々が所有しておられる農地に対する相続税でございますけれども、こちらの方は遺産の評価を非常に低額に見積もるということが法制上可能となっておりまして、優遇されておるわけでございます。ところが、この立...全文を見る | ||
○一井淳治君 延納にいたしましても、また来年度の税制改革に向けて、二回払う相続税を一回で済ませるといういろんな御配慮があることはわかっておりますけれども、しかし納めるということは変わりないわけで、やはり納める額を大幅に低減していただく、二回目の相続税でなくて一回目の相続税の方を大...全文を見る | ||
○一井淳治君 それからもう一つ、障害者の雇用でございますけれども、御承知のとおり法律上、障害者の雇用の促進等に関する法律によりまして雇用率が法定されておるわけでございます。ことしの五月二十四日のこの委員会でも私お願いをしたわけでございますが、全国の農協の平均的な雇用率が法定の雇用...全文を見る | ||
○一井淳治君 どうも失礼な質問をいたしまして申しわけなかったと思います。引き続きそういうことで御努力をお願いしたいというふうに思います。 それから、場外馬券売り場に関連してお尋ねをさせていただきますが、岡山市の新福で株式会社日隈という会社が、日本中央競馬会の場外馬券売り場を設...全文を見る | ||
○一井淳治君 仮にも、このような不幸なことは考えたくないわけでございますけれども、仮に建築工事が完了してしまって建物の外郭が完成してしまう、そういったことがないことを私は祈っておりますけれども、そういう場合にも馬券売り場の新設の要件が整わない限りは場外馬券売り場の新設は許可されな...全文を見る | ||
○一井淳治君 地元では、日隈の役員さん方が新設の許可がおりなかった場合には、建築中の建物でうどん屋でもするかというふうなことを言うなど、非常に正常を欠く状態になっているわけでございます。競馬会の方に、本当に建築をしないように指導をしているのかということをお尋ねいたしますと、競馬会...全文を見る | ||
○一井淳治君 今後とも、建築の強行ということをとめていただくように御指導をお願いしたいというふうに思います。 次に、質問を変えさせていただきますけれども、今後輸入牛肉が毎年大幅に増加していくという中で、日本人の牛肉の消費がふえていくことが当然予想されます。厚生省の考え方などを...全文を見る | ||
○一井淳治君 農林省と厚生省の立場の違いということもあるかと思いますけれども、農林省とすればややもすると輸入牛肉については消費拡大と、そして国内の牛肉生産業者を守るためにやはり牛肉の消費拡大ということに力が余りにも集中し過ぎる。そうなってはいけないので、もちろんおいしい牛肉を国民...全文を見る | ||
○一井淳治君 いろいろと多様な方面での補助を実施しておられるわけですけれども、この補助の対象につきまして、例えば農業機械につきましては、これは作業専用機械とか家畜ふん尿処理利用機械に限られまして、汎用作業機械は補助されないという原則があるわけでございます。 そういうふうな原則...全文を見る | ||
○一井淳治君 補助制度の流れ、そしてまた汎用機械が当を欠くというこれまでの経過というものは、私どもよくわかるわけでございます。しかし、現在外国の安い肉と死に物狂いの太刀打ちをしなくちゃいけない。今までの既成概念は投げ捨ててしまって、本当に一円でも二円でも安いものを取り入れて必死の...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、繁殖農家の関係でお尋ねするわけですけれども、減少傾向がずっと続いておるわけでございます。 そういう中で保護育成、コスト低下にどのように取り組んでいくのかということをまず質問いたしたいと思います。 特に、繁殖農家の場合には、二、三頭とか四、五頭ぐらいの頭数か...全文を見る | ||
○一井淳治君 次に、保証基準価格の算定方法でございますけれども、これが何といいましてもこの法律の一番基本で重要な点だというふうに思いますが、これをどれくらいの額として定められていくのか。特に、最近までは二十九万二千円というのが全国的な平均であったわけでございますけれども、これでも...全文を見る | ||
○一井淳治君 この法律で最も重要な問題でございますので、私どもは相当の価格が設定されるということを期待しておりますので、十分な検討をお願いしたいというふうに思います。 それから、この保証基準価格がやはりその場その場で決められているのでは、繁殖農家の人たちも、自分のこれから飼お...全文を見る |