一井淳治

いちいじゅんじ



当選回数回

一井淳治の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第123回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○一井淳治君 まず、ウルグアイ・ラウンド農業交渉に関係して質問をさせていただきたいと思います。  第四ラウンドに至らず、第一ラウンドから積極的に米の自給を守るためにいろいろと交渉をなさっていることに対しては感謝を申し上げたいと存じますけれども、いずれにせよ米の自給を守るためには...全文を見る
○一井淳治君 交渉に当たられる中では、とりわけ農林水産大臣はお米の問題の専門でございますし、また他の大臣の中では最も米を守ろうという熱意を私どもは感じているわけでございます。そういったことで米の自給を守るためにどんなことがあってもドンケルの最終合意案は修正させる、修正できない場合...全文を見る
○一井淳治君 相手方が多いことでございますし、また各国の利害が大変ふくそうしているわけでございますから、交渉担当者の方の御苦労については本当に感謝したいと存じますけれども、しかし、国内におる者として見ておりますと、国別表の提出の時期などは少し早過ぎるんじゃないかというふうなことで...全文を見る
○一井淳治君 それで、これは参考までにお尋ねをしたいんですが、現在、国別表、正式に言います七農業保護削減計画表ですか、これを提出しているのは何カ国、世界の何%になるのかということと、もう一つは、ECは極めて不完全な内容しか提出していないということですけれども、どのような内容のもの...全文を見る
○一井淳治君 この国別表すら、米国やECの提出が不完全なものですから、各国ともその内容を見ながら出そうということで、非常に緩慢なような状況でありますけれども、非常に御苦労いただいていることはよくわかるんですけれども、日本の農業を守るために最後まで真剣な、そして成果のある外交交渉を...全文を見る
○一井淳治君 七見の参議院選挙を控えまして、だんだんと自民党あるいは内閣の関係者の方の発言も米を守ろうという方向に固まっているというふうに思うんですけれども、他面、例えば外務省で米の開放に関係するように懇談会が行われていることがすっぱ抜かれたり、いろんなことが出てまいります。しか...全文を見る
○一井淳治君 一回これはしくじったら取り返しのつかないことになるわけでございますから、国益を守るために遠慮なく外交交渉を展開していただきまして、新聞報道などによりますとアメリカの大統領選が終わるまではどうにもならないんじゃなかろうかというふうなことも書かれておるようでございますけ...全文を見る
○一井淳治君 それに対して、新聞社に対してはどのような対応をなさっておられるでしょうか。
○一井淳治君 それで、どうでしょうかね、この問題は私一度質問したんですが、またも同じようなことが起こったんですが、どういうお考えですか。
○一井淳治君 新たな二つの問題があると思います。その記事の問題と今のあなたの態度なんですよ。  前にもあなたに御注意をしておった、この委員会で御注意をした。そのときあなたは、僕の意見を率直に聞いて努力しますとは言わなかったんですよ。今までどおりに対応しますと言ったんですよ。で、...全文を見る
○一井淳治君 それからもう一つ、新聞記事の問題ですけれども、先ほど官房長が見通し記事なんだというふうに言われていましたけれども、この記事自体が見通し記事なんだということで引き下がるようじゃ話にならぬと思うんです。これは「農水省、コメ関税化容認へ」というふうに大きな字で書いてあるわ...全文を見る
○一井淳治君 大臣も言われるとおり、意欲のある人をますます伸ばしていく、地域のリーダーを育てていくというところが大切であるというふうに思います。  一つ私が質問いたしたいのは、いわゆる平均三〇%の減反の問題でございますけれども、例えば大規模志向で若い人が一生懸命頑張っている、そ...全文を見る
○一井淳治君 農業は大変な状況でございますから、熱心な者に積極的に広い面積を耕作してもらうということぐらいは思い切ってやらないともうどうにもならない状況になっているんじゃないかと思いますので、十分な御検討をお願いしたいというふうに思います。  次に、酪農の関係でございますけれど...全文を見る
○一井淳治君 恐らく一〇%関税を下げるということはまた大きな影響が、牛肉に限らずお乳を搾っている農家に対しても影響が出てくると思いますので、十分な対策と観察をお願いしたいというふうに思います。  それから、飲用乳価の決定でございますけれども、本来から言えば四月の年度が始まる前に...全文を見る
○一井淳治君 あと時間がありませんので、要望だけにさせていただきますけれども、一つは、乳価決定に当たって生産費というものが非常に重要な意味を持ちますけれども、生産費調査の結果が乳価決定の段階でしか公表されない。したがって、農民とすれば生産費調査について意見を言うこともできないとい...全文を見る
03月27日第123回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○一井淳治君 まず、松くい虫被害を絶滅ないし根絶できない理由からお尋ねしたいと思います。簡潔にお願いいたします。
○一井淳治君 林野庁の方では、松くい虫を絶滅というか根絶するという考え方を持っていないんじゃないでしょうか。共存するという考えを持っているんじゃないか、そこに根本があるんじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。
○一井淳治君 これは、漏れ聞いたんですけれども、林野庁では、自然の生態系を壊したらいけないので松くい虫の根絶は考えていない、そういう立場のように聞いているんです。これははっきりした答弁を聞いていませんけれども、根絶を考えているのかどうかですね。目標として松くい虫の根絶に置いている...全文を見る
○一井淳治君 いや、それを聞いて安心しましたけれども、これからは林野庁の中の目標を、根絶するんだと、そこにはっきり置いて指導していただけませんか。そうしないと、何といいますか、虫を殺すわけですから、スケジュールだけを予算を使ってこなしているというだけでは虫は死なないわけですね。本...全文を見る
○一井淳治君 今後の見通してございますけれども、これまで相当の予算を投入して、自治体の予算も合計すると恐らく千数百億円になるんじゃないかと思いますけれども、しかし全体的に見ればかえって松くい虫が元気を出しているという状況があるわけです。それからまた、完全にやっつけないで、まだ健全...全文を見る
○一井淳治君 それから、松くい虫に抵抗力のある松の開発や苗木の育成ですけれども、これをもっともっと進めていただきたい。これはそう簡単には進まないとは思いますけれども、もっと進めていただきたいというふうに思いますけれども、そのあたりはいかがでございましょうか。
○一井淳治君 その点をさらに強力に推し進めていただきますよう要望申し上げたいと存じます。  それから、きょうは松がテーマでございますけれども、時折、杉かヒノキかわからないんですけれども、松以外の樹種が枯れておるということも最近見たことがあるわけですけれども、杉やヒノキなどに対す...全文を見る
○一井淳治君 次に、森林組合の合併という課題でございますけれども、地域で非常に重要な役割を果たしております森林組合を育成する、そのためにも合併が必要であるという御方針のようでありますけれども、この五年間を見ますと、たしか三十三の合併しかできてないというふうに聞いておりますけれども...全文を見る
○一井淳治君 予算を拝見させていただきますと、またこれは予算案でございますが、森林組合の助成事業とすれば、三年度の予算ではふるさと森林活性化対策事業というのがありまして、これについては四年度は金額はやや減る。そのかわりに、三年度になかった森林組合合併促進等特別対策事業ということで...全文を見る
○一井淳治君 私は、合併というものは手続的に非常に面倒ですし、森林組合の方々が本当に合併しようという、合併のメリットを考えて、やろうという気持ちを持たないと大儀でやらないと思うんです。  こういうようなメニュー、新しい特別対策事業をおつくりで、これをお進めいただくわけですから、...全文を見る
○一井淳治君 ただいまの御説明によりますと、地元の同意というものが要件として必要だ、そして岡山市のような市の場合は、その同意というのは町内会長の同意である、そういうふうにお伺いしたわけでございますけれども、この岡山市内で最近問題になっております新福地内での場外馬券売り場を推進する...全文を見る
○一井淳治君 この岡山市の場外馬券売り場の問題につきましては、問題点は、町内会というものが一つじゃなくて二つ、自称も含めますと二つの町内会があるというふうな混乱した状況にあることと、それかうまた、推進する方々が、例えば市会議員を買収されるとか、あるいは農水省の指導を聞かないで建築...全文を見る
○一井淳治君 次に、きょう中央競馬会の方に御足労を賜っておりますけれども、参考人に対して質問をさせていただきたいというふうに思います。  岡山の市議会で、去る三月の二十三日に表町商店街連盟などから出されまして、日本中央競馬会の場外馬券売り場を新福地区と表町地区の二カ所に併設する...全文を見る
○一井淳治君 そうしたら、日本中央競馬会は平成二年五月の公文書で、農水省やそれから岡山市長さんその他の関係者に対して馬券売り場の設置を断念するという通告をなさったわけでございます。それで、今回の動きとの関係でございますけれども、そういった公文書が出たことも十分配慮していただき、そ...全文を見る
○一井淳治君 今後、過去のいきさつを考えますと、過去のいろんな状況があったことを考えますと、中央競馬会を引き込もうといろいろな画策もあろうかというふうに心配いたします。そして、これに巻き込まれて地域に混乱を起こすようなことがあると非常に困りますので、そういったことがないようにして...全文を見る
○一井淳治君 どうもきょうはありがとうございました。  次に、林業で働く作業員の方の賃金の問題についてちょっとここでお尋ねをさせていただきたいというふうに思います。  これは、国有林について民間に発注する場合、あるいは監督下にある森林開発公団が民間に発注する場合という限定をし...全文を見る
○一井淳治君 植林の場合についてお尋ねをしたいわけですけれども、植林というのは比較的安全であるということで、割合安全対策を考えない嫌いがあるんじゃなかろうかというふうに思いますけれども、急傾斜の場合には事故が起こる可能性があるわけでございます。これは労働安全衛生規則との関係で、傾...全文を見る
○一井淳治君 そうすると、四十度以上の急傾斜地で植林をする場合には、安全対策をした上で植林をするという御方針とお聞きしていいですね。
○一井淳治君 まあ、作業をしない方が私は利口だと思いますけれども、する場合には事故が起こるんですね。事故が起こったらその森林組合の組合長さんが検察庁へ呼ばれて搾られるわけですね。そして、どうしてロープを張っていなかったと言われるわけです。ところが、そのロープの代金もネットの代金も...全文を見る
04月07日第123回国会 参議院 厚生委員会 第4号
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○一井淳治君 身体障害者を持つ親御さんからよく話を聞きますけれども、自分が死んだ後非常に心配で死に切れない、そういう言葉をよく聞くわけでございます。親の方では、子供たちのために例えばマンションを購入するなどの資産確保をしているわけですけれども、しかしその資産を活用することは、例え...全文を見る
○一井淳治君 私、前もって適切な御答弁をいただこうという趣旨で厚生省にメモを渡しました。そのメモには、相談業務に偏り過ぎておるような嫌いがあっていけないということをわざわざ注意書きしておいたんですけれども、確かに相談業務についてはいろんな御配慮をいただいてかなり充実しておるという...全文を見る
○一井淳治君 この場ですぐに、こうしましょうというお答えを私どもも期待はしてないんですけれども、外国でもいろいろ制度もあることでございますし、日本ではこういう制度が非常に欠けておるということを指摘される声も最近はだんだんと高まってきているように思います。特に、最近精神病院までいろ...全文を見る
○一井淳治君 医薬分業というのはいろいろな課題を含んでおりまして、これを進めることは相当困難な問題であるということはよくわかりますけれども、お医者さん、薬剤師さん双方の大変な御努力がなければ前進しないというふうに思います。特に、医者の方の理解というものが不同欠であるというふうに思...全文を見る
○一井淳治君 文部省の方がお見えだと思いますので、岡山大学医学部附属病院の医薬分業の問題について質問をさせていただきたいと思います。  去年のたしか八月から、私もお願いに参りましたけれども、岡山大学医学部附属病院で医薬分業が始まったと思います。その後、様子を見ておりましたんです...全文を見る
○一井淳治君 私が聞いているところでは、待ち時間についてはかなり情報が違いますね。その点は私の方ももう一遍聞いてみたいと思いますけれども、しかしこの岡大病院の系列といいましょうか、岡大医学部の先生方がずっと多くおられる大学を見ますと、例えば愛媛大学が非常に少ない、それから高知、香...全文を見る
○一井淳治君 今おっしゃいました負担が重くなるということは、確かに負担が重くなるんですね。こういう情報提供をすることが親切かどうかという問題なんですが、医薬分業にすればこういう利点がありますよと、厚生省がお金を払うわけですから、それはそれだけの利点があるんでしょうからね。利点もあ...全文を見る
○一井淳治君 ついでに言いますと、岡大の病院の予算がなくなって薬が買えないというふうになったら処方せんが出されるんですね。近所の薬局は、処方せんが回ってくるものですから薬を買う。ほんのわずか薬を出すためにどえらい量の薬を買わなくちゃいけない。ところが、四月になったら予算が出て、そ...全文を見る
○一井淳治君 今局長さんから御説明いただきましたけれども、そういうふうに、何といいますか、文部省特選型といいますか、そんな立派にカルテを書いておられるお医者さんは多くはいらっしゃらないと思うんですね。  私も最近体験いたしましたが、私は弁護士ですからある医療事故をやりまして、こ...全文を見る
○一井淳治君 このカルテの公開の問題と、もう一つは、医療紛争が起こった場合に患者側は弁護士を頼むことになるんですけれども、弁護士も素人でございまして大変苦労が多いわけで、医師会とかその他専門的な機関が紛争解決機能を果たしていただければ非常にありがたいということで、このカルテの公開...全文を見る
○一井淳治君 人事院の方がお見えだと思いますので、質問をさせていただきますけれども、給与の問題、給与表の問題はこれは人事院が決めていくわけですから、人事院の御配慮をいただかないと前に進まないというふうに思います。  まず第一に、今言ったように、永年国家公務員として勤務しておった...全文を見る
○一井淳治君 それでしたら、これはもう現実化しているわけですから、せっかくマンパワー確保マンパワー確保と言ってもそれが空文に終わるわけですから、八月の人事院勧告までには早急に何らかのいい方法を考えていただきたいというふうに思いますが、いかがでございましょうか。
○一井淳治君 給与は一番大事ですから、とにかく結論的に給与が下がることがないように、いい方法をぜひとも早急に出していただきたいというふうに要望申し上げまして、次の質問に移らせていただきたいと思います。  最近、ハンセン病の療養所の患者さんから聞いたことでございますけれども、これ...全文を見る
○一井淳治君 患者さんが不安を持たれないように、どうか十分な御配慮をお願いしたいと思います。  それからもう一つ、賃金職員の定員化についても要望させていただきたいと思います。  同じライセンスを持って同じ国家公務員として同じ仕事をしておられるわけでございますけれども、一方では...全文を見る
○一井淳治君 それから、ハンセン病の療養中の方からたびたび要望があるわけでございますが、またこれは厚生省の方でも御努力いただいているということを理解いたしておりますけれども、施設整備費、これが今年度の予算案では前年度と同じで、これを増加していただきたい、あるいは医療機械器具の購入...全文を見る
○一井淳治君 次に、精神障害者の方、精神薄弱者の方の共同作業所に関して質問をさせていただきたいと思います。  助成の方法は違いますけれども、精神薄弱者、精神障害者の方の援助を毎年いろいろとふやしていただいているということには感謝いたしておりますけれども、特に私ども共同作業所へ行...全文を見る
○一井淳治君 障害者の方々のために仕事を回してくださるということは、これは御協力をいただかないとなかなかできないことでございまして、よく理解できるんですけれども、一生懸命頑張っても月に数千円、中には一万円札を二枚ぐらいもらえる人もおられるようですが、そんなのは極めて例外だと思いま...全文を見る
○一井淳治君 私が言わなくても、精神薄弱者あるいは精神障害者の方々の雇用が非常におくれているということは十分に御認識と思いますけれども、どうか一層の施策の前進を要望しておきたいというふうに思います。  次に、産業廃棄物の関係について質問をさせていただきますが、木造住宅を増改築し...全文を見る
○一井淳治君 法案ができまして前進していくと思いますけれども、木造住宅の廃材の処理という問題についても忘れないように前進させていただくよう要望しておきたいと存じます。次に、飲用乳の製造日付の問題について質問をさせていただきます。  日付の競争が激しくて、夜間や早朝の操業など異常...全文を見る
○一井淳治君 次に、福祉の施設で、日本は夏暑いですから補助対象経費としてエアコンを加えてほしいということについて質問させていただきたいと思います。  今年度から大変御配慮いただきまして、体温調節機能の低い者が入所する施設、これは相当広範囲でございますけれども、エアコンをつけてい...全文を見る
○一井淳治君 あと時間がありませんので、一点だけ要望させていただきたいと思います。  これは福祉の現場で働いていらっしゃる方々のマンパワーの確保という観点で申し上げるわけでございますけれども、市町村立の、すなわち公立の老人施設で働く職員の給与につきまして、市町村の役場で働く行政...全文を見る
04月16日第123回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○一井淳治君 私は、ただいま可決されました農業改良資金助成法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、参院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     農業改良資金助成...全文を見る
05月14日第123回国会 参議院 農林水産委員会 第10号
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○一井淳治君 私は、ウルグアイ・ラウンド農業交渉の関係の質問から始めさせていただきたいというふうに思います。  我が国の米について、輸入自由化は断固として阻んでいかなきゃならないというわけでございます。また、乳製品やでん粉も守っていかなくちゃならないわけでございますけれども、最...全文を見る
○一井淳治君 これは言わずもがなでございますけれども、六月中に農業交渉がまとまらない場合にはアメリカでは農業に対する輸出補助金を大幅に増額するという、いわゆるガットトリガーが引かれるんじゃなかろうかという状況になりますけれども、そうなる前にアメリカとECとで裏取引をまとめるんじゃ...全文を見る
○一井淳治君 ダンケル事務局長が示された順番を見ますと、第四トラックとして修正交渉の場を設けるということが示されておったわけでございますけれども、これがいつまでたっても開催されないということを残念に思っております。  日本では国別表で、米や乳製品等については包括関税化に対しては...全文を見る
○一井淳治君 お話をお伺いしたわけでございますけれども、アメリカとECの交渉、そしてその成り行きを見ながらじっと動かないダンケルという図式になってきておるわけでございますけれども、どうか包括関税化案の修正が現実にできるような動きを、大臣も場合によっては海外に出ていかれる等の御努力...全文を見る
○一井淳治君 十分な御検討を賜りたいわけでございますけれども、要するに、農業が崩壊寸前の状況にあるということで、よほど思い切った対応をとらないとどうにもならない状況であるということをお考えいただきまして、今までの農政の考え方を真っさらに白地にして新規に考えるというお考えでお取り組...全文を見る
○一井淳治君 依然としてこの員外理事は制限するというのが法の基本原則になっておるわけでございまして、この立法趣旨についてはもうわかり切っておりますのでここでは質問をいたしませんけれども、消極的な側面といいましょうか、員外理事の枠を拡大して起こる弊害というそちらの面も除く努力は必要...全文を見る
○一井淳治君 員外理事としてこういうような人に積極的に入ってもらいましょう、そしてこういった人は少なくとも言外にわかるように、こういった人には入ってもらうとよくないということが理事の構成を考えていく人たちにわかるように御指導を賜りたいと思いますが、その辺までは御指導いただけるんで...全文を見る
○一井淳治君 次に、監査の強化のことについて質問をさせていただきます。  今回の改正で監事は非常に多様な権限や使命を与えられたわけでございますけれども、これまでの監事の実際の姿というのは恐らくは決算書の内容を十分に確認しないまま判を押すというふうな状況がまあ多いんじゃなかろうか...全文を見る
○一井淳治君 中央会の監査の強化についてはどのような対策をお持ちでございましょうか。
○一井淳治君 次に、農協が農地を取得してみずから農業経営できるような法改正をなすべきではなかろうかと思いますが、そのあたりについてはいかがでございましょうか。
○一井淳治君 その担い手対策の問題とあわせて、農協が所有権を取得しないと、例えばその付近一体を果樹園にしようというふうな一つの企画を実現するためには所有権を取得しないと思うとおりの経営ができないということや、それからまた、年間を通して果樹園の仕事、野菜の仕事、花の仕事等の組み合わ...全文を見る
○一井淳治君 最近、農地について、耕作する方がいないために農地の荒廃が進んでいるという状況の中で、当面の対策として耕作者を確保するという一つの目標も持って、市町村公社、まあ農業公社とも呼ばれておりますけれども、市町村公社が各地でだんだんと設立されているという状況にございます。私は...全文を見る
○一井淳治君 時間がありませんので要望だけさせていただきますけれども、県の設立認可を容易にするようにしていただくこと、それから農機具の取得や更新の助成の強化をしていただくこと、年間通じての仕事の確保についていろいろと御指導や援助をいただきたいこと、それから地方自治体の助成について...全文を見る
○一井淳治君 直接的にもう私どもは何とか考えていただきたいという要望を重ねて行う以外にないわけでございますけれども、それ以外に営農指導員の確保とか、資質の向上等に対する積極的な助成とか、あるいは農業改良普及員との関係の緊密化等々のいろいろの御指導を賜りまして、営農指導が円滑に、強...全文を見る
○一井淳治君 それから、もう一つ合併との関係で心配なのは、補助事業というものが関係市町村単位で行われるために、広域合併との関係で連携がうまくいくんだろうかという心配があるわけでございます。その点についても弊害が起こらないように十分な御配慮を賜りたいというふうに思います。  それ...全文を見る
○一井淳治君 あと一点、時間がありませんので要望して終わらせていただきたいと思いますけれども、合併の最大の阻害要因であるのは固定化債権の処理の問題であるというふうに思います。これにつきましては合併推進法人を設置することとされたわけでございますけれども、この基金の拠出について、行政...全文を見る
○一井淳治君 まだ一分あるようですから、お願いしたいと思います。
12月08日第125回国会 参議院 農林水産委員会 第1号
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○一井淳治君 時間が限られておりますので、簡潔な答弁をお願いしたいと思います。  まず、ウルグアイ・ラウンド農業交渉に関してでございますけれども、三度にわたる国会決議を守り、米は自給によるというこれまでの国是をぜひとも農林水産省挙げて守っていくという決意をまずお聞きしたいと思い...全文を見る
○一井淳治君 今の答弁は、私は最初に簡潔に答えてほしいというふうにお願いしたのに、全く要領が外れてしまって質問に答えていないです。  農林水産省は米を守るという決意があるかどうか、イエスかノーか答えてください。
○一井淳治君 日本経済新聞の十二月一日付の記事によりますと、自由化した場合には初年度の米の関税は六〇〇%から七〇〇%になるということを政府筋が初めて明らかにしたということを書いております。また、この七〇〇%ということは、たびたびその数字は使われておるわけでございますけれども、私は...全文を見る
○一井淳治君 そういった中で、例えばアメリカ大使館筋からは三〇〇%以下が妥当なんだというふうな声が出てきておったりいたしまして、これまで何と申しましょうか、米を関税化にして輸入した場合でも日本の米に対しては余り影響はないんだという論議が行われておりますけれども、こういった論議は全...全文を見る
○一井淳治君 かつて牛肉そしてオレンジの自由化が行われましたけれども、これに対してはいろいろな対策がとられますが、例えば牛肉について見ましても酪農家は大変な打撃を受けまして、国内の酪農家の廃業が急速に進むというふうな状況になっていることは共通の認識でございます。そして、牛肉の自由...全文を見る
○一井淳治君 朝日新聞がどのような社是として意見を持つかということは朝日新聞の問題でありますけれども、情報を誤って伝えるということは大問題であるというふうに思います。  先ほど大臣も言われましたように、日本の国内のマスコミがこんな状態のもとで外交交渉を続けるということは非常に苦...全文を見る
○一井淳治君 新聞、テレビ、特に新聞の記事というのが非常に事実に相応していないことが多いということは、結果として非常に多く起こっているわけで、マスコミ交渉というものが非常に難しいということはよくわかるんですが、そこのところを、難しい難しいじゃ済まされませんので、どうか乗り越えて、...全文を見る
○一井淳治君 きょうの農林水産委員会でそういう強い要望があったということを、特に農水大臣がお帰りになりましたらお伝えいただきたいというふうに思います。  それから、きょうの読売新聞を見ますと、きのうの参議院の外務委員会における渡辺外相の発言が載っておりまして、どうもいわゆる柔軟...全文を見る
○一井淳治君 ウルグアイ・ラウンド農業交渉について、私はこの農林水産委員会で、繰り返して大臣にぜひとも外国に行って陣頭に立って交渉してもらいたいという要望を重ねてきまして、きょうお立ちいただいて、非常にありがたく、有効な効果の上がる交渉ができることを心から期待しているわけでござい...全文を見る
○一井淳治君 私は、先日参議院のお許しをいただきまして、国連の会議のために渡米いたしました。そのついでに、わずかな暇を見つけまして、ワシントンで次の農務長官の声のかかっております民主党の下院議員や農務省の局長さん、あるいは農民団体の方などに会ってまいりましたけれども、日本の米の問...全文を見る
○一井淳治君 十一月二十日にアメリカとECとの交渉が成立をしたということで、アメリカとEC双方から合意内容について発表がございました。これについて農水省の方からいただいた資料によりますと、国内支持、輸出補助金、そして市場アクセス、この三分野について合意ができたという発表であったと...全文を見る
○一井淳治君 新聞記事によりましても、例えばミニマムアクセスの三%、五%枠は輸入義務ではなく、その程度の輸入が理論上可能ということで押さえていくんだというふうなことが、これは毎日新聞十一月二十八日のところに載っておりますけれども、いろいろなことが言われております。このEC・アメリ...全文を見る
○一井淳治君 それから、先ほど大臣の御説明によりますと、輸出補助金の数量ベースの削減がある、これはいわゆるドンケル合意案の修正なんだという御説明がございました。それ以外に国内支持の問題、ECの共通農業政策による直接所得補償とバランスをとるという問題がありますけれども、私はこれもダ...全文を見る
○一井淳治君 アメリカ、EC側の言い分というのは、これは修正と見るべきでないという考えのようでございますが、しかし私どもは修正と考える。そして、包括関税化の例外を設けるというのも全く同じように修正である、同列の修正であるというふうに考えるわけでございますけれども、しかしアメリカ、...全文を見る
○一井淳治君 そこの理屈の立て方がなかなかうまい理屈を立てて、そしてアメリカやECを納得させるように努力していただきたいというふうに思います。  それから、十一月二十日のアメリカ・ECの交渉の成立の後、十一月の二十六日に貿易交渉委員会が開催されておるわけでございますけれども、私...全文を見る
○一井淳治君 ところで、十一月三十日付の農林水産省のおつくりいただいた報告書、これは十一月二十六日に行われた貿易交渉委員会の内容についての報告書でございます。これは私が直接もらったものじゃないですから遠慮なく使わせていただきますけれども、そこで我が国の遠藤大使の発言が要約してある...全文を見る
○一井淳治君 強い態度で何としてでも目的を達成する、日本は目的を達成しないとどうにもならぬということをわからせるように発言をお願いしたいというふうに思います。  それから、アメリカ議会のファストトラックの関係についてお尋ねいたしますけれども、農水省の今までの御説明をいただきます...全文を見る
○一井淳治君 今後の交渉でございますけれども、よく新聞にも書かれているところでございますが、政治的な取り決めといいますか、政治的な枠組みをまずつくられてしまって、日本が動きがとれないようにしてしまう、これを私どもは一番恐れるわけでございますけれども、そういったことがないように、他...全文を見る