市川一朗

いちかわいちろう



当選回数回

市川一朗の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第136回国会 参議院 建設委員会 第5号
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○市川一朗君 平成会の市川でございます。  平成会を代表いたしまして御質問申し上げます。  今国会に公営住宅法、公庫法の改正を出されておりますし、さきの臨時国会でも建築物の耐震改修の促進に関する法律を出されまして、住宅行政といいますか、住宅局、建設省はかなり意欲的に取り組んで...全文を見る
○市川一朗君 今お話の中にありましたが、床の厚さをある程度厳しくやるというのは、確かにマンションに住んでいますと、私ども何回も住んでいますが、上の音が聞こえる住宅と聞こえない住宅では大分違いますから、そういったようなところで公庫の、局長の今の答弁ですと、公庫の基準金利で借りられる...全文を見る
○市川一朗君 金融体系の改善が法改正の中心ですけれども、現在の金利水準について、ちょっと私も改めて資料を見てみまして少し疑問を感じましたのでお尋ねしてみたいと思うんです。  大体、公庫の金利というのは、民間住宅ローンが七%から八%ぐらいのころに五%台、財投は六%台、このイメージ...全文を見る
○市川一朗君 中尾建設大臣にお聞きしたいと思いますが、今住宅局長とやりとりしておりましたように、金利水準一つをとりましても、もう一つシャープに公庫融資の金利水準は下げてもいいんじゃないかなという感じを私などは持っておるのでございます。その場合、利子補給金の問題とかという財政上の制...全文を見る
○市川一朗君 それでは、大都市地域における優良宅地開発の促進に関する法律の一部改正案につきましてもちょっと御質問したいと思います。  最近の状況を一言で言うことは非常に難しいのでございますが、わかりやすく言いますと、新規の宅地開発意欲というのは非常に減退している状況だと思うんで...全文を見る
○市川一朗君 今の御答弁のとおり、いろいろ問題がありますね。その点は私もそういうふうに思う次第でございますが、先ほどもちょっと触れましたけれども、住宅事情を調べてみますと、やはり非常に遠いということが特に東京圏では深刻だと思うんです。もう一度あれしてみますと、東京都心三区への通勤...全文を見る
○市川一朗君 今のテーマでもあります都心居住の問題にしても、それから宅地開発にいたしましても、どうも規制がいろいろ多過ぎて事業がしにくいというのをよく聞くわけでございます。いろいろ聞いてみますと、農地転用の問題とか開発許可制度、それから容積率、これは制度だけの問題じゃなくて運用の...全文を見る
○市川一朗君 最後に、大臣にお尋ねしたいと思いますが、テーマになっております宅地開発の担い手になりますディベロッパーの大部分は、大臣も御承知と思いますが、現在不良資産問題をもろに受けておるわけでございまして、この問題の解決なくしては、なかなか優良宅地開発といってもそういう事業に着...全文を見る
○市川一朗君 終わります。
05月23日第136回国会 参議院 建設委員会 第14号
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○市川一朗君 平成会の市川一朗でございます。  本法案につきましては、五月十五日の参議院本会議におきまして平成会の片上議員が質問しておるわけでございますが、その際にも橋本総理に対しまして住宅政策の基本的認識をお伺いしておるのでございますが、担当大臣としての建設大臣の基本的認識を...全文を見る
○市川一朗君 本会議における橋本総理のお答えの中でも、「住宅政策の基本は、国民一人一人がその状況に応じ豊かさを実感できる住生活を営むことができるようにすることだと思います。」という答弁でございまして、ただいまの中尾建設大臣の御答弁も、より具体的に内容も踏まえました御答弁でございま...全文を見る
○市川一朗君 現在の住宅問題の内容につきましてもう少し突っ込んで検討してみたいと思いますが、大都市地域と地方とでは住宅問題の様相がかなり異なるのでございますが、やはり何といっても大きな問題を抱えているのは大都市地域だと思います。  主として大都市地域をイメージいたしまして、特に...全文を見る
○市川一朗君 建てかえの問題につきましては、建てかえた後の家賃の問題とかいろいろ入居者の方々にとりましては非常に難しい問題、心配な問題がいっぱいあります。しかも、実際にそれをおやりになるのは事業主体でございますから、あるときは都府県であり、あるときは市町村ですからやはりいろんなこ...全文を見る
○市川一朗君 ある意味で古くて新しい問題でもありますので、ちょっと角度を変えて御質問したいと思います。  ここにあるのは新聞の折り込み広告の一つですが、これは大蔵省の関東財務局のチラシなんです。裏に物件がありまして、「見つけてください。お気に入りの国有宅地。百三十一物件」。東京...全文を見る
○市川一朗君 私は、関東財務局が売る国有地なんというのは普通の市民に買えるものじゃないとずっと思っていたんですが、「君が大人になる街で。国有宅地。」というんですから、要するにだれでも買ってくださいという意味ですね。それで国有財産当局を責めるつもりは私は全くありませんけれども、議論...全文を見る
○市川一朗君 実際、値段は相当高いですから、例えば杉並区で一宅地八十坪で一億六千万なんというのがあるんですよ。買える人は買えると思いますけれども、どうもこういうときにこのままでいいのかなという感じがしているわけです。  多分これは大蔵省が持っている国有財産ですね。そのほかに旧国...全文を見る
○市川一朗君 実力大臣であります中尾大臣から大変力強い御答弁をいただきまして、常日ごろ私ども、本会議場、左右対称でございますが、橋本総理とちょうど同じ反対側にお座りになっております中尾大臣でございますから、この橋本内閣における総合調整のお力も十分おありの大臣からただいまのような力...全文を見る
○市川一朗君 大変恐縮でございました。  法案の中身の方に入らせていただきます。  今回の公営住宅法、かなりの大改正なんですね。この前審議して可決させていただきました住宅金融公庫法も法案の条文はそれほど長くはないかもしれませんが、考え方としては相当思い切った考え方の変更を図っ...全文を見る
○市川一朗君 橋本総理の答弁でも、良質な賃貸住宅が不足している現状からというそういうトーンでお話があるんですが、私はちょっと違うと思うんです。  規制緩和の問題も今議論されておりますが、とにかく住宅というものの本質からいって民間賃貸住宅、言葉はいいかどうかよくわかりませんが、つ...全文を見る
○市川一朗君 きょうはそれで結構でございますけれども、やはり住宅問題で本会議で質問が出て、大蔵省の税当局が答えるような内容の総理答弁を黙って見過ごしていったんじゃだめだいうふうに、議場で聞いていて思いました。  今回の改正は大変意欲的だと思うんですよ。一種、二種の区別をなくして...全文を見る
○市川一朗君 担当局長がそういうふうに言うわけですから信ずるよりないわけですが、まさかこういう仕組みによって国の政策として一歩も二歩も後退していくというものではないと私も思います。    〔委員長退席、理事石渡清元君着席〕  ただ、運用に絡む問題ですから、ここから先は、特に家...全文を見る
○市川一朗君 二五といいますと、ちょっとよくわからないんですが、やはり収入が低いわけですから、高齢者の方もかなり多いのかもしれませんが、若い単身の世帯もかなり多いんじゃないかなと思います、これはあくまで推測ですけれども。その辺、二五%というのはどうなんでしょう、普通の世帯という意...全文を見る
○市川一朗君 今までは、これは主として税制の世界でよく議論されますが、所得把握の問題でトーゴーサンとかあるいはクロヨンとかいうことで、結果として勤労者といいますか都市サラリーマンが一番割を食うという表現が正しいかどうかわかりませんが、完全に把握される。  したがって、実質の収入...全文を見る
○市川一朗君 これは、大体頭を大都市に置いていろいろ議論してきたわけですが、過疎地の方からいろいろ御要望を聞きますと、今の問題が心配になってくる部分があるんですよ。  ちょっとその前に確認しておきたいんですが、今度の改正法の中で附則十五項を改めましたですね。過疎地で単身者が公営...全文を見る
○市川一朗君 しかし、附則十五項は、過疎地に限っては単身者でも入れるというふうに改正したでしょう。そうですね。
○市川一朗君 それで、ここに新潟県の北魚沼郡のある村長さんからの御要望の資料がありますが、北魚沼郡というと最近コシヒカリで一番おいしいということで、値段も高いですね。私は選挙区は宮城県ですが、ササニシキが負けているところであります。ところがこういうところでも、やっぱり過疎問題は同...全文を見る
○市川一朗君 先ほどの中尾建設大臣の御答弁にありましたし、橋本総理の答弁にもありますように、住宅政策の基本は国民一人一人にとってその豊かさが実感できるようにしてやることだということでございますので、それは大都市は大都市なりの問題がある、同じように過疎地には過疎地なりの問題がある。...全文を見る
○市川一朗君 中尾大臣、この話はもうずっといろいろお聞きになっておられると思います。それから午前中の上野委員も、応能家賃でも考えたらどうだという話がありましたが、実は私も全く同感でございまして、公営住宅制度で応能家賃制度をついに導入したわけですね。これは長い間時間がかかったんです...全文を見る
○市川一朗君 終わります。
06月05日第136回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○市川一朗君 続きまして御質問させていただきたいと思います。  今、北澤委員が御質問なさった件で、長官、非常に大事な部分があると思いますので、私ちょっとフォローさせていただきたいんですが、現在の災害対策の基本的な法体系は、昭和三十六年に災害対策基本法ができて、今話題になった激甚...全文を見る
○市川一朗君 考え方は大体わかりましたけれども、現地に行きますと公園がありますね。その公園の中に仮設住宅が何棟かありますね。その中で、例えば数人の方が二年たっても移れないという場合と大部分の方が移れない場合、大部分の方が移れない場合というのはないんじゃないかと思いますが、そういう...全文を見る
○市川一朗君 どうもきちっとやらないと、言葉は適切でないかもしれませんが、いわゆるスラム化という心配も起こり得ますので、心配しておるわけでございます。  安全上、防火上というのは大体ある程度わかるんですけれども、衛生上というのは俗に言う衛生上というんでしょうけれども、心の衛生み...全文を見る
○市川一朗君 そうしますと、やっぱり現実に見てきた感じでいきますと、多分物理的な耐用年数ということでいきますと、あれくらいのものでしたら耐用年数二年ということはないですね。数年はもつでしょうね。後で厚生省の御見解を聞いた方がいいと思いますが、かなりもっと思うんですよ、物理的には。...全文を見る
○市川一朗君 いろいろ御検討いただければと思う次第でございます。  ところで、仮設住宅に入っている人はもちろんですが、それ以外の方でもいわゆる広い意味での仮住まいをされておる方がいっぱいおられて、その方々が待っておられるのは、先ほど、兵庫の三カ年計画で七万七千戸でしたか、そうい...全文を見る
○市川一朗君 長官、今は住宅の問題で触れさせていただきましたが、それだけじゃございませんで、いろいろ区画整理とかいろんな事業があるわけですけれども、どうもやはり、地元公共団体自体が被害を受けているわけですから、税収減も含めまして体力が非常に弱まっているわけですね、相当苦労している...全文を見る
11月12日第138回国会 参議院 建設委員会 第1号
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○市川一朗君 去る九月十日から十二日までの三日間、鴻池委員長、片上理事、緒方理事、永田委員、福本委員、大渕委員、奥村委員、そして私市川の八名は、阪神・淡路大震災の被災地における復旧・復興状況並びに兵庫県及び香川県における建設諸事業の実情を調査してまいりました。  以下、その概略...全文を見る