市川一朗

いちかわいちろう



当選回数回

市川一朗の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第140回国会 参議院 建設委員会 第2号
議事録を見る
○市川一朗君 先日の所信表明の際に、建設大臣から、昨年十二月六日に長野県の蒲原沢において発生した土石流災害につきまして、御不幸にして十三名の方が御遺体で発見され、一名の方がなお行方不明であるとの報告がございました。改めて御遺族の方々に慎んでお悔やみを申し上げますとともに、負傷され...全文を見る
○市川一朗君 ああいう災害が再びありますと大変なことですので、これからまた調査審議の結果等も踏まえて、私どももお聞きしていきたいと思います。よろしく頑張ってください。  次に、公共事業について御質問したいと思いますが、最近公共事業につきましていろんな議論がなされておりまして、建...全文を見る
○市川一朗君 私は少しやわらかく言ったんですが、当時の新聞の社説なんかを見ますとかなり厳しいんですよ。これは日経新聞ですからどっちかいうと穏当な方だと思うんですが、「予算編成や配分を通じて党勢の拡大や選挙対策にしようとするのは、」「政権党の半ば常とう手段といえる。だが、選挙区ごと...全文を見る
○市川一朗君 この間補正予算で、衆参両院の予算委員会で亀井建設大臣と各委員とのやりとりがございましたね。私も参議院の予算委員会は直接その場でお聞きしておったんですが、どうもあのやりとりを聞いていまして、何か国会の予算審議というのは金額を主として問題にしてくださいと。その結果何がど...全文を見る
○市川一朗君 国会の場で議員が質問するのは、目の前の議員が質問していますけれどもやはり国民が聞いているわけですからね。その整備水準とか整備プログラムについて国民のコンセンサスを得るような努力というのは政府側もすべきだと思うんですよ。  次に、住都公団の問題をちょっとお聞きします...全文を見る
○市川一朗君 原価でやれば当然安いという時代なら原価主義でもいいんでしょうけれども、そういう時代の変化にやっぱり対応できない部分があったんですね。  ちょっといろいろお聞きしたいんですが、伊藤長官せっかくお出ましてございますので、首都機能移転ですね、東京都選出の伊藤長官だからと...全文を見る
○市川一朗君 土地政策でございますが、このたび新総合土地政策推進要綱というのを定められまして、もう早速亀井建設大臣は、きょうの新聞報道によりますと、具体的な土地の有効利用について取り組まれておるようでございます。国土庁におかれましても総合的な土地政策の推進の責任官庁としてこれから...全文を見る
03月12日第140回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○市川一朗君 ただいま政府から御報告がありました茨城県東海村で起きた事故につきまして、事故の概要等はただいまの御報告である程度は理解できましたが、動燃の立場でいきますと、「もんじゅ」の事故がありまして、その際、安全管理を徹底するということを誓ったばかりでのまた事故でございます。 ...全文を見る
○市川一朗君 私も政治家の一人として、国会議員として、いたずらに国民に不安を醸し出すような質問をしたくはないんですが、やはりこういう事故がたび重なりますと大変危険といいますか、危険性の問題についての国民の不安というのが高まりますので……。  各紙いろいろ取り上げておりますが、そ...全文を見る
○市川一朗君 先ほどの答弁の中でも、動燃がというような話が科学技術庁からありまして、科学技術庁どうなっているんだ、動燃どうなっているんだという不安、直接的にはそうなりますが、しかし国民の立場で見ますと、一体政府はどうなっているんだ、それから日本の国は大丈夫なのかというようなそうい...全文を見る
○市川一朗君 事故は起きてしまったわけですから、反省をするとすれば情報の公開その他、そういった問題についてしっかりとした体制をつくっていただきたい。  それから、こういうのが起きますと、一動燃の問題、科学技術庁の問題というより何か政府全体の危機管理の問題じゃないかなという感じが...全文を見る
○市川一朗君 六三三制の前は、ちょうど六三三制はこれで五十年になるんですが、私も小学校四年生だったので、文部大臣の方がもう少し上ですからもっと詳しくわかっていると思いますが、あの前は小学校を卒業すると中等学校へ行くんです、行かない人は高等小学校へ行く、そうでない人は社会人として就...全文を見る
○市川一朗君 五十年前に導入されたままできょうまでずっと来ているというのはいっぱいあるんですけれども、もう一つ、厳密に言えば少し違うんですが、中央省庁も似たようなものですね。そう言っていいかと思うんです。  現在労働省、建設省、自治省と最後三つ並んでいるでしょう。あれは戦後内務...全文を見る
○市川一朗君 危機管理の責任者としては、大事な問題は慎重に御発言するというのもまた危機管理の一つだと思いますので、慎重な御答弁、どうもありがとうございました。  亀井建設大臣、もともと警察庁出身で今、建設大臣、旧内務省でしょう。それから、建設省と同じ建物で仕事もある程度ダブって...全文を見る
○市川一朗君 私は戦前のような内務省がいいとは思っていませんけれども、小泉厚生大臣、厚生大臣として郵政省の話もいろいろ言っておられます。厚生省と郵政省を一本化するのがいいかどうか、その辺はいろいろ議論があると思いますが、この辺についての国務大臣としての御見解を伺いたいと思います。
○市川一朗君 中央省庁の再編の前に、やはり行政事務のスリム化という問題を今国民が大きく求めていると思いますけれども、その辺で中央省庁再編問題だけでお聞きするというのは行革担当の大臣にはあるいはちょっと物足りない質問かもしれませんが、武藤総務庁長官、いかがでございますか。
○市川一朗君 中央省庁の再編を中心として行政改革に取り組んだのは、戦後では昭和二十六年ころの吉田内閣だったと思うんですね。九月にサンフランシスコ講和条約が締結されて独立国家として出発した際に、あのときは政令諮問委員会というのが設置されて、まず行き過ぎた占領政策の諸法令を再検討した...全文を見る
○市川一朗君 改革は行政改革に限らず必ず痛みを伴うものでありますので、なかなか具体の話になると大変難しい問題がいっぱいあると思いますが、しっかりとした対応をお願いしたいと思います。  次に、財政改革に触れたいと思います。  マーストリヒト条約の財政状態に係る経済収れん条件、そ...全文を見る
○市川一朗君 日本の状況が非常に悪いわけですが、一月二十日の参議院本会議で総理は、八年度末、国、地方を合わせて長期債務四百四十二兆円になるというような御発言もされておられますが、今の数字はこの四百四十二兆円との関係ではどうなりますか。
○市川一朗君 この長期債務の計算の仕方で識者の方からよく隠れ借金という指摘がありまして、私の試算では四百四十二兆円プラス四十三兆円とするなら四百八十五兆円になるんじゃないかという感じもあるんですが、このいろんな計算の中で隠れ借金みたいなものは計算上は入るんでしょうか入ってないんで...全文を見る
○市川一朗君 見方の違いかもしれませんが、実態は発表されている数字よりももっと悪いということにもなるわけであります。  財政事情がこういうふうに悪くなりました。一時赤字国債を発行しないで済むような状況になりましたね。それが平成六年度以降はまた再び赤字国債を発行せざるを得ない状態...全文を見る
○市川一朗君 財政のプロといいますか責任官庁としての大蔵省、わずか三年でこんな最悪の財政状態になったというのは、今の御答弁でもうかがえますけれども、要するに、歳入見積もりに誤算があったのか歳出に問題があったのか、あるいは両方だったのかというようなことで、国民がどうも釈然としないで...全文を見る
○市川一朗君 平成九年度予算というのは今国会で今審議しているわけですが、同時に平成八年度補正予算も提出したわけですね。それで、大蔵大臣、補正は前の年の話だ、財政構造改革元年は平成九年度からだ、だから前の年の話じゃないんだ、平成九年度だよというような論法はどうも誰弁ではないかという...全文を見る
○市川一朗君 経済企画庁長官、平成九年度予算で大幅な国民の負担増が起こる、実質九兆円という計算もあるわけですが、この数年景気の下支え役だった個人消費にとってはこの額が非常に大きいと思うんですよ。増加の二年分ぐらいだと私は思いますけれどもね。  それで、企画庁は年度後半には景気上...全文を見る
○市川一朗君 大蔵大臣、不景気の中で財政再建をやるというのは非常に難しいんじゃないかと思うんですが、行政改革とか財政再建というのは、江戸時代の三大改革を持ち出すまでもなく、いわゆるデフレ政策でもあるわけですよね。  こういう状況の中で、財政構造改革元年と言ったからもう平成九年度...全文を見る
○市川一朗君 経済企画庁長官、大蔵大臣の今御答弁にもありましたけれども、要はこの四月からいろいろ変わるんですよね。消費税が上がる、その他で変わるんですよ、環境が。一たん経済見通しを出して予算を組んだ以上、そこで余りぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ答弁したんじゃ予算を修正しなきゃいけなくな...全文を見る
○市川一朗君 見通し論議はこの辺にいたします。  やはり財政改革をなし遂げるためには、総理は一生懸命やっている、各大臣は一生懸命やっていないというわけじゃないんですが、各大臣も含めて総力を挙げなきゃいけないと思うんです。  例えば平成九年度の予算編成過程で見る限りは、各大臣、...全文を見る
○市川一朗君 私は、介護問題、医療問題は、サビス水準といいますか福祉水準が下がったのではやっぱり問題だと思いますよ。二十一世紀の日本というのはそこを今よりもより上げていかなきゃいけない。しかし、歳出カットだというそれだけの考え方でそういうものを下げていくということじゃいけないと思...全文を見る
○市川一朗君 二十一世紀の政治の一番基本にかかわる問題だと思いますから、大臣一人に苦労させるつもりはありませんが、そういうふうにしっかりお願いします。  それから、二番目は省庁別では文部省なんですね。補助金では三番目のようなんですが、どうなんでしょうか。義務教育負担費が中心にな...全文を見る
○市川一朗君 三番目は建設省ですが、建設省だけじゃないですね、公共事業をやっている省庁はまだありますが、七割は建設省ですから。建設大臣、例えば公共投資重点化枠、自民党の政調会長代理のときもやられたんじゃないかと思いますがね。こういう立場で見てみますとよくわかりませんね。そういった...全文を見る
○市川一朗君 建設大臣、公共事業は不必要だとは言っていないという声が強いんですよ、今の時期にやるべきだということはわかっている。ただ、むだな公共事業は不必要だと、こういう声は非常に強いです。それは建設省だけじゃないですね、関係各省みんな含めての問題なんです。じゃ、むだであるかむだ...全文を見る
○市川一朗君 大蔵省にお尋ねしますが、予算の編成手続で、概算要求を八月三十一日までに出すことになっていますね。あれは今のコンピューターの時代ですと早過ぎるんじゃないですか。もつと時間を各省に与えて、大臣以下いろいろ議論しないと。六月までかかるんですよ、通常国会が。こういう時代です...全文を見る
○市川一朗君 八月三十一日までに出せというのはどうも大蔵省至上主義みたいな感じがするんですが、あれが決まったのは何年ですか、予決令を決めたのは。
○市川一朗君 大体でいいです。
○市川一朗君 そろばんの時代ですよね。我々がタイガー計算器を回したのが昭和三十年代半ばですからね。今はコンピューターですから、二十二年から同じというのもね。そういうことじゃ構造改革にならないと思いますが、まあなかなか難しい問題いろいろあると思いますが。  最後に、三月九日付の一...全文を見る
○市川一朗君 委員長、一般論としては、公正取引委員会が受理したか受理しないかも公表はできないわけですか。
○市川一朗君 建設大臣も三月七日の記者会見でこういう関係について、同じ事実かどうかわかりませんが発言されておられるという報道がありますが、事実関係はいかがでしょうか。
○市川一朗君 建設業界の問題ですから、建設業の監督官庁である建設大臣として、また公共事業の大宗を担っている建設大臣としてこういった問題についてはいろいろと考えている面もあると思いますけれども、もう一度改めてそういう監督官庁という立場で今の問題についての考え方をお聞きして、私の質問...全文を見る
○市川一朗君 終わります。
03月17日第140回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○市川一朗君 平成会の市川一朗でございます。  屋山先生、芳澤先生、お忙しいところどうもありがとうございました。また、大変貴重な御意見をちょうだいしておるわけでございます。  まず、屋山先生にお尋ね申し上げますが、きょうは非常に押さえていただいてわかりやすいお話でございました...全文を見る
○市川一朗君 一応教授に褒められたような心境で、次の御質問をさせていただきます。  したがって、そういった中で、周辺の問題だと思いますけれども、一つは、今の役所機構、中央省庁の再編成、行政改革を考えます場合には、当委員会でもいろいろ議論があるんですが、やはり基本的には行政事務の...全文を見る
○市川一朗君 地方分権の問題と規制緩和、規制撤廃の問題とは非常に密接に関係する部分もあり、また少し違う部分もあると思いますので、規制の件に関してもうちょっとお伺いしてみたいと思います。  きょうのお話は非常にわかりやすかったわけでございます。先生の御主張は新聞等でも拝見しており...全文を見る
○市川一朗君 ありがとうございます。  たしか大型店の場合でも、地元の商店街で意欲のある人は一緒になって大型店の淘汰の中へ入り込んで共存共栄を図っている例もありますし、いろいろやり方を工夫しながらやっていく。  特に、最近の設備投資の業種別の傾向を見ますと、規制緩和が進んでい...全文を見る
○市川一朗君 芳澤先生にお尋ねいたします。  沖縄の基地問題がこういう形で、かわいい女の子の犠牲を一つのきっかけとして出てきたということについては私は大変不幸だったなと思っておる一人でございます。  日本の安全保障をどうするのかということを考えました場合に、現在の日米安保条約...全文を見る
○市川一朗君 余り時間がございませんので、ちょっと端的な質問をさせていただきます。  私も、数多くはないんですが、アジアの代表的な政治家の方々にお会いいたしますと、日本は間違えないでほしいよと。要するに、ソ連が崩壊し、東ドイツがああいうふうになって世界の冷戦構造は変わったという...全文を見る
○市川一朗君 終わります。
03月26日第140回国会 参議院 建設委員会 第6号
議事録を見る
○市川一朗君 平成会の市川一朗でございますが、本法案につきましては三月十九日の本会議におきまして同僚の福本委員ががっちりと質問しておりますので、大体基本的なことにつきましての亀井建設大臣あるいは橋本総理の見解も承っておるところでございますので、私はちょっと、ただいまの岩井先生の質...全文を見る
○市川一朗君 ただいま局長から現行制度は平成七年度に改正した制度であると、そういう御説明でしたですね。  この特別損失制度というのは昭和五十七年の法改正で初めて登場したわけですね。平成七年度にも改正されたと、恐らくそういったようなことの改正だと思いますが、昭和五十七年度と平成七...全文を見る
○市川一朗君 そうしますと、前の補給金というのはいわば金利上昇局面で財投金利が、もう財投金利が上がるというのは長プラも含めて上がるから財投金利も上がると、長プラと言ったので正確に言うと違うなんという話が出てもいけませんから例に挙げたのはおいでおいで、そういうことですね。  今度...全文を見る
○市川一朗君 私が、極めて狭い範囲の金利が安定しているとき以外は上がるも苦しく下がるも苦しいというんじゃないかという言い方に対して、いやそうじゃない、上がり方がひどい場合、下がり方がひどい場合の悩みであって、まあまあの範囲内で動いている限りはきちっと安定しなくても何とかなりますよ...全文を見る
○市川一朗君 今の御説明で、貸付金利と預託金利を同じにするというのは、預託とか貸付という言葉が、だれに何をしたのが預託でだれに何をするのが貸付なのか、ちょっと御説明いただきたいと思います。
○市川一朗君 そうしますと、資金運用部が郵便貯金等から預かった金利と同じ金利で住宅金融公庫に、この場合住宅金融公庫に特定しますが、住宅金融公庫に貸していて、そこには高いとか低いとかという利ざやは一切生じないようになっている、そういう意味ですか。
○市川一朗君 余りぎりぎりやるつもりはもともとはないんですけれども、仕組みがちょっとよくわかりにくいということでもう少しお聞きしたいんです。  そうすると、公庫の場合は、貸して、繰り上げ償還してほしいというとばっと来ますね。それを一般的には、資金運用部に返さないで、資金運用部に...全文を見る
○市川一朗君 そうしますと、この資料は政府側の直接の資料ではありませんからあるいは微妙なところが少し違うかもしれませんが、平成七年度の回収金十二兆一千百七十八億円という数字が私の手元にあるんですよ。数字が少々違ってもいいんです、オーダーで約十二兆円。十二兆円の金が入ってくると、例...全文を見る
○市川一朗君 その前は五兆円ぐらいですからね、これはもうかなりの数字だと思います。  大体仕組みの概略は少しわかりましたけれども、これは局長に直接名指しで申し上げますが、この委員会に配られた法律案関係資料、大臣からここで読み上げていただきました四点の提案理由説明で、要綱もほぼ同...全文を見る
○市川一朗君 早速前向きの答弁で恐れ入りますが、この法律案の関係資料そのものはそうだとしても、もう少しわかりやすい、今私と局長がやりとりした点、それから大蔵省からお答えいただいたようなこと、そこがポイントですから、この法律案の改正の。少しはにじみ出るような、全然わからないですよ。...全文を見る
○市川一朗君 今の住宅金融公庫に対する建設大臣の考え方はよくわかりました。  なかなかいろいろ難しい情勢がこれから展開されると思いますが、今までの日本の住宅政策、大きな柱が三本ぐらいあって、公営住宅制度があって、住都公団、二本というよりこれは直接供給ということで一本と数えるのか...全文を見る
○市川一朗君 私も、この委員会で日本の今の住宅事情、特に東京圏はむしろ悪くなっている部分もありますよと、バブルがありましたからみんなちょっと錯覚していますが、遠高狭という点でいけばやはり昭和五十年代の前半よりも悪くなっているんじゃないかということを再三申し上げ、歴代の住宅局長も大...全文を見る
○市川一朗君 ちょっと失礼な質問だったかと思いますが、その点はお許しいただきまして、しかし住宅問題、非常に地域によって違うということは事実ですね。特に、戦後四百二十万戸の住宅不足から出発した日本の住宅政策の歴史でいえば、本当に地域による問題、違いというのがかなり浮き彫りになってき...全文を見る
○市川一朗君 間もなく二十一世紀を迎えますので、二十一世紀で何か急に変わるわけじゃないと思いますけれども、ただいまの大臣の基本的な考え方でしっかりとした住宅政策が展開されることを切に希望するわけでございます。  時間もそろそろ参っておりますので、最後に、きょうは国土庁お呼びして...全文を見る
06月03日第140回国会 参議院 建設委員会 第13号
議事録を見る
○市川一朗君 平成会の市川でございます。引き続きまして御質問を申し上げたいと思います。  先ほど来話にも出ておりますが、この法案を当初の通常国会提出予定法案にしないでこういう形で追加提案になってきたことは、私ども新聞報道ではある程度拝見しているんでございますが、きょうは亀井建設...全文を見る
○市川一朗君 先ほど、魚住委員の御紹介にもありましたように、「声」の欄でもいろいろ賛否両論といいますか、意見があるようでございますし、私どももこの法案につきましては、この委員会の審議を通じて最終的には判断したいと思っております。そういった中で、実は私自身は昨年の三月二十六日の建設...全文を見る
○市川一朗君 二段、三段のロケットもあり得べしという大臣のお話で基本的に了解しますが、そういう前提でちょっと細かいことを御質問しますが、今回商業地域が外された理由、松谷先生も質問されておりましたが、もう一回改めまして今回の施策の中で商業地域を外した理由をちょっとお答えいただきたい...全文を見る
○市川一朗君 それから、四〇〇%以上にしましたですね。結果は四〇〇%以上といっても四〇〇%しかない地域ですから、四〇〇%のところに限ったということになると思いますが、三〇〇%とか二〇〇%とか、そういったことにする考え方もあり得ると思うんですけれども、そこを四〇〇%に限った理由はど...全文を見る
○市川一朗君 大臣のおっしゃっている匍匐前進の中で、非常に微妙なテーマである日影問題等を、四〇〇%に限れば現実的には余り巻き込まれないで済むという先ほどの住宅局長の答弁とかそういったようなこともあるんでしょうが、先ほど私が申し上げた東京都の都心居住ということの考え方でいくと、何か...全文を見る
○市川一朗君 次に行きます。  先ほど来質問にも出ておりますが、私は今回のような法案が出てきますと、やはり容積率規制とは一体何だというところへどうも行っちゃうんですね。先ほど大臣は、人間の住む、ぬくもりのあるといいますか、言葉はちょっと違ったと思いますが、感性のある町づくりとい...全文を見る
○市川一朗君 都市計画は、やはり大臣が言われるようにそこに住む住民一人一人が納得がいって、そして話し合いの上で町づくりをしていくというのでなければいけないと思います。ただ、明治維新以来、極めて効率的な経済社会の形成に努めてまいりまして、近代化というものを進めてまいった日本で、二十...全文を見る
○市川一朗君 しっかりした御答弁をいただいたように思いますが、要はトータルとしては容積率の総和と公共施設全体とのバランスといいますか、そこが一番基本になるんだろうと思います。そのときに、それをかちっと決めておいて、そしてここは二〇〇%上乗せを認めますとかとやっていきますと、やっぱ...全文を見る
06月05日第140回国会 参議院 建設委員会 第14号
議事録を見る
○市川一朗君 前回に引き続き、御質問申し上げたいと思います。  既に今までの議論の中でもいろいろと議論されておるテーマの一つでございますが、他用途への転用防止の問題でございます。  法案を見ますと、なかなか相変わらず探し出すのが難しい、難解な法案でございますが、建築基準法第五...全文を見る
○市川一朗君 今のお答えにあったようにも思いますが、要するにこれはある程度設計の段階で決まるわけですね、六〇〇%であるかどうかというのは。したがって、現実に住んでいるかどうかということではなくて、建てる前の段階で六〇〇%まで認めるというのは、住宅としての形態というんですかね、そう...全文を見る
○市川一朗君 そうしますと、前回、魚住委員からの質問といいますか発言の中にありましたが、例えばマンションを買ってそこを弁護士事務所として使うという形態があったとする。その場合に、建物の構造は一切変えない、つまり見に行ったらマンションそのもの、住宅そのものであるが、実際は弁護士事務...全文を見る
○市川一朗君 私は、やはりこれだけの四〇〇%が六〇〇%になるという、ボーナスという表現が適切かどうかわかりませんが、優遇措置を受ける。それに対して、それは一定の条件のもとに受けるのにその条件を満たしていない状況が生じますと、一般的に見て、国民の側から見ると非常に不公正であるという...全文を見る
○市川一朗君 きようで最終結論をこの法案については出すつもりでございますので、やや断片的になりますが、問題点を幾つかお聞きしてみたいと思いますが、次は地価問題でございます。  これももう既に前回いろいろ議論が出ておりますが、要するに容積率が四〇〇%から六〇〇%に上がるとこの地域...全文を見る
○市川一朗君 前回もそういう御答弁があったと思うんです。  きょうは建設省にしか質問通告しておりませんでしたが、例えば四〇〇%が六〇〇%になったとした場合、これはちょっとストレート過ぎるかもしれませんが、公示価格等で不動産鑑定価格が出ますね。その場合はどういう計算になるのか。変...全文を見る
○市川一朗君 この制度が理想的に展開することを想定するか、違った形で展開するかもしれないと想定するかいろいろ難しい面がある中の一つが地価問題だと思うんでございますが、亀井大臣、実はもう既に売り惜しみが出ているという情報もあるんです。私はそれは全く確認していませんが、あり得る現象じ...全文を見る
○市川一朗君 この問題は非常に国民の厳しい目と、またある意味で熱い思いも込められていくと思いますので、ひとつ大臣初め行政当局はしっかりした展開をお願いしたいと思いますし、また我々もこういう建設委員会という立場でしっかりとこの問題をフォローしていきたいと思いますので、よろしくお願い...全文を見る
○市川一朗君 きょうこの話は、最前線に並んでおられる政府委員の皆さんよりは特に後ろの方におられる若い諸君にぜひ聞いておいてもらいたいという意味もありますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  それから、やはりこれも中央区を回っていまして、担当の方にいろいろ御質問した中で...全文を見る
○市川一朗君 ぜひそういう方向で、亀井大臣がいる間にひとつりんと進めてください。やっぱりそういう雰囲気の中でどんどんやってもらわないとなかなかこれは難しいテーマですので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、私の質問としては最後の質問になりますが、防災対策です。都心居住...全文を見る
○市川一朗君 本当にいろんな手だてがきちっとされる必要があると思います。今の川の話などは私もなるほどと思って聞いた次第ですが、やはりこれから都心で高層化していく、既に高層化は始まっていますが、日本もついにそこに人が住むようになる。  イメージとしては、フランスのパリのあのシャン...全文を見る
○市川一朗君 私は、ただいま可決されました都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、社会民主党・護憲連合、民主党・新緑風会及び新党さきがけの各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     都市計画法及び建築基...全文を見る