市川一朗

いちかわいちろう



当選回数回

市川一朗の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第156回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○市川一朗君 自由民主党の市川一朗でございます。  私は、WTO交渉について御質問したいと思いますが、まず、外務大臣にお尋ねしたいと思います。  今行われておりますWTO交渉につきましては、二月に東京で開催されました非公式のミニ閣僚会議の様子がマスコミでも比較的大きく報道され...全文を見る
○市川一朗君 分かったような分からないような感じでいるわけでございますが、おっしゃっている意味は、私自身は残念ながらよく分かるわけでございます。ただ、何か国民レベルでいうとなかなか分かりにくいということですが、私はこんな説明をしているんですけれどもね。  第二次世界大戦がなぜ起...全文を見る
○市川一朗君 おいでになった農林、各国の農業大臣から特別その点についての御不満を私、聞いているわけではありませんので、農業大臣たちは余り心配してない、不満はなかったのかもしれませんが、それだけ日本国内、デリケートな気持ちでおるときにそういったような状況が起きるということに対する不...全文を見る
○市川一朗君 なかなか厳しい農業交渉を続けておるものでございますから、いろんな一つ一つの挙措動作まで関係者がいろいろ神経を使ってウオッチングしているという状況の一つではないかと思うんですが、農林水産大臣にお尋ねしますが、いわゆる農業交渉ですね、今どのような状況になっているのか。 ...全文を見る
○市川一朗君 大体よく分かったような気もしますが、なかなか難しいなということもまた改めて感じているわけでございます。  二月二十五日から行われました農業委員会特別会合での各国の主張をお聞きしていますと、アメリカ、ケアンズ諸国は、とにかくあの一次案でも野心の水準が低過ぎる、つまり...全文を見る
○市川一朗君 最後の部分、私、全く同感ですね。一次案はそういう問題があると思うんです。  ですから、一次案ではとてももたないと思うんですが、まあしかし、一次案をちょっともう少し掘り下げて、ちょっと米について当てはめて整理してみたいと思うんですが、一次案の中に、九〇%より高い関税...全文を見る
○市川一朗君 認識を共有できたという実感を持ってお伺いいたしました。  外務大臣にお尋ねしたいと思いますが、十年前になりますか、ウルグアイ・ラウンド農業交渉の際、実は輸出補助金問題をめぐりましてアメリカとEUが対立しておりました。  当時、ガットの事務局長だったダンケルさんが...全文を見る
○市川一朗君 これから大変難しい状況が想定されますので、どうぞひとつ外務大臣だけじゃなくて閣僚全員、日本政府挙げて取り組んでいただきたいと思いますし、我々も党側として積極的にバックアップしてまいりたいと思う次第でございます。  今日は、経済産業大臣はグアテマラの大臣とお会いにな...全文を見る
○市川一朗君 どうもありがとうございます。  実は、農業交渉の話ばっかりしておりましたけれども、いわゆる非農産品市場アクセスの世界で鉱工業品やあるいは林産物、水産物を対象とする議論もなされているわけでございまして、私どもから見て日本の森林とか水産資源を守るためには今のような議論...全文を見る
○市川一朗君 どうもありがとうございました。  やっぱり、結局、いろいろ話を詰めていきますと、いずれにしても農業交渉の厳しさというものを痛感するわけでございます。  私は、二十一世紀の世界を考えましたときには、人口の増加という、そして食糧不足という時代も来るんじゃないかという...全文を見る
○市川一朗君 どうぞしっかりよろしくお願いしたいと思います。  今日は外務大臣、経済産業大臣もお呼びいたしまして、ちょっと短な質問で失礼いたしましたけれども、実は私が拝見しておりまして、今回のWTO交渉、特に農業交渉厳しいわけでございますが、それに取り組みます各省の体制、農林水...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○市川一朗君 自由民主党の市川一朗でございます。  この法務委員会におきまして、名古屋刑務所問題に関して集中審議を行いますのはこれで二度目でございまして、昨年十二月十日にも行っているところでございます。この名古屋刑務所問題に関しましては、衆議院の法務委員会でも今国会取り上げられ...全文を見る
○市川一朗君 私も今手元に施行規則百七十七条の条文を置いておるわけでございますが、「在監者死亡シタルトキハ所長ハ其死体ヲ検ス可シ」、「病死ノ場合ニ於テハ監獄ノ医師ハ其病名、病歴、死因及ヒ死亡ノ年月日時ヲ死亡帳ニ記載シ之ニ署名ス可シ」。三項にまたいろいろ書いてあるわけでございますが...全文を見る
○市川一朗君 別途、三月十八日付けで私のところに法務省から提出されております調査事項一覧の中に、死亡帳一覧表というのがございまして、それを見ますと、確かに死亡帳に、保護房の記載ありというところで、丸としたものが、名古屋刑務所、平成十三年、肛門直腸裂創というんですか、急性心不全があ...全文を見る
○市川一朗君 局長、こういう大騒ぎになったからということがちょっとかいま見えるんですけれども、確かに刑務所の過剰収容問題というのは非常に大変な状況で、私どももそれは何とかしなきゃいけないということで応援しようと。十四年度補正予算、十五年度予算編成等でも、この際、与野党問わず、バッ...全文を見る
○市川一朗君 資料要求関係につきましては、一応の経緯について、いきさつ、ある程度分かったように私は思いますけれども、もう一つ、名古屋刑務所を中心としていろんな事件があって、特に昨年来、これはおかしいんじゃないかということで取り上げられておったところが、どうも殺人事件みたいな事件に...全文を見る
○市川一朗君 非常に専門的な答弁なんで分かりにくいんですが、ちょっと私も事前に勉強してきましたので少し理解ができますから、その辺をちょっと追及してみたいと思いますが。  先ほどの施行規則百七十七条の第三項をもう一度読み上げますと、その前に、二項は病死の場合なんですね。だから、死...全文を見る
○市川一朗君 ちょっと泥沼に入ってしまったような感じもするんですが、できるだけ理解したことにして、前向きに理解したいと思いますが。  そうしますと、あれですね、二百六十二名もあったと言われるけれども、そのうちいわゆる俗に言う変死というような分類に入りそうなのは三十一名でしたっけ...全文を見る
○市川一朗君 大臣、先般来、刑務所の過剰収容問題が深刻であると。その中からいろんな問題が出てきているのではないかという指摘もございまして、そして、先ほど来申し上げておりますように、数百名に及ぶ変死者がいるということで私どももちょっとびっくりしたんでございますが、今お聞きしまして、...全文を見る
○市川一朗君 是非、大臣を先頭に努力していただきたいと思うんでございますが、やはり事件が起きないことにこしたことはないんですけれども、問題はもう一つ、起きた場合どうするかということが結局、再発防止につながると。  最近、医療事故が多発しているんですけれども、アメリカがひとつ進ん...全文を見る
○市川一朗君 終わります。
05月29日第156回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○市川一朗君 私も、本法案の基本的な問題について、改めて法案提出者であります法務省を中心に質問をするつもりでありますが、今、佐々木知子先生がかなり専門的な立場も含めましてきめ細かな質問をなさいました。それなりの答弁もあったと評価しておりますが、若干ダブる部分が多いと思いますけれど...全文を見る
○市川一朗君 私は、やはり高度の医療といいますか、専門的な、かつ手厚い医療がなされる。そして、多くのスタッフが用意されて、そして社会復帰調整官という、そういう社会復帰を促進するために地域社会とのコーディネーターになるような方を改めて制度的に設けるというところは、今の答弁をもう一回...全文を見る
○市川一朗君 法務省の立場ではどういう答弁が期待できるか、若干懸念はしておりますが、法案提出者として、今の部分に関係するんですが、やっぱりどうも入院された方、その入院が、この制度ができるとかえって長期化するんじゃないかと。先ほど佐々木知子先生の質問にもございましたね。入院期間とい...全文を見る
○市川一朗君 その前提となる入院するかしないかというところの問題もあるんですね。  それで、この制度で入院の必要性がないと証明するというのは現実問題としてかなり難しいんじゃないかなという、そういう懸念もあるんですね。入院の必要性が否定できないということで、結果として入院というこ...全文を見る
○市川一朗君 入院させる必要があるかどうかということに関して言うと、やはり専門的にはお医者さんの方がかなり知見を持っているわけですね。  先生方の質問の中では、したがって裁判官をかませるのはかえって問題ではないかという指摘すらあるわけでございますが、そうするとあれですか、医者と...全文を見る
○市川一朗君 大体こういう、局長から見れば当たり前じゃないかということを聞いていることになると思いますが、この間の連合審査で公明党の風間議員がお聞きした点と絡むんですが、どうも、三通りあるわけでしょう。対象者がこれは入院してもらって医療を受けた方がいいという場合と、それから、入院...全文を見る
○市川一朗君 法務大臣、私もちょっと質問はたくさん用意しておったんですが、どうも大体私と、余り綿密な打合せしてなかったんですが、佐々木知子先生と問題意識が大分似ておりまして、ほぼ専門的な立場からの詳しい質疑がございましたので、私は余り重複は避けたいと思いますが、ただ、今の刑事局長...全文を見る
○市川一朗君 終わります。
07月11日第156回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○市川一朗君 自由民主党の市川一朗でございますが、今日、参議院予算委員会に小泉総理、久しぶりで御出席いただいているわけでございますが、実は昨年三月二十七日に、私、質問に立ちました。それは、三月二十七日は平成十四年度予算成立の日でございまして、締めくくり質疑でございました。  私...全文を見る
○市川一朗君 昨年、私はやはり追加デフレ対策をやっておくべきだったという意見を持っております。今回の株高に関しましては、いろんな意見がありますが、実体経済の動向と必ずしも一致しない株価の世界的上昇という側面もあるとは言われておりますが、先ほどちょっと御答弁の中でも出てまいりました...全文を見る
○市川一朗君 総理、ちょっと聞いておいていただきたいんですが、私はやっぱりデフレ克服というのがやはり喫緊の課題であることには間違いないと思っているわけです。総理は、前の方の、大分前の御発言ですが、構造改革を進める中で経済が活性化するとデフレも止まるというような、まあ新聞報道でござ...全文を見る
○市川一朗君 野党から声援を受けながら小泉総理を攻めるんでは、ちょっと私もテレビの前で気にしなきゃいけないわけでございますが、しかし私は公共投資の必要性とか財政の出動の必要性についてはやはり総理と若干意見は違います。  ただ、今日申し上げたいのは、多分そういう話になっちゃ面白く...全文を見る
○市川一朗君 大変ありがとうございます。是非、私も取り組みますので、よろしくお願いしたいと思います。  竹中大臣、住宅というのは元々民需ですよね。まあ教授にそんなことを言う必要はないと思いますが。基本的には財政資金を伴わなくてやれるわけですよ、うまくやれば、今のような議論で。そ...全文を見る
○市川一朗君 総理、私、今日あえて、住宅取り上げるのに国土交通大臣お呼びしていないんですよ。もう少し大きく取り上げてほしいという気持ちからです。  それで、私の手元に今、「「住みやすさ」で世界に誇れる国づくり 住宅政策への提言」という経済団体から出されている資料を持っているんで...全文を見る
○市川一朗君 やっと小泉総理と意見がかみ合ったような気がします。どうぞひとつよろしくお願いしたいと思います。  ちょっと話は経済とは飛ぶんでございますが、私、実は、総理が御就任の際の施政方針演説、米百俵に触れまして、あのときは実は私すごく感動したんです。その直前まで文教科学常任...全文を見る
○市川一朗君 終わります。
07月16日第156回国会 参議院 憲法調査会 第9号
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○市川一朗君 今日の三人の先生方のお話の中で、佐々さんが出されました憲法第九十八条の問題には大変私も長年非常に関心を持っているテーマでありまして、これは非常に重要な問題ではないかなというふうに思います。  今、日本の憲法は大いに尊重すべきだという御指摘ございました。もちろんそう...全文を見る
12月03日第158回国会 参議院 憲法調査会 閉会後第1号
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○市川一朗君 本年九月三日から十三日にかけて行われました特定事項調査第五班、憲法調査の概要を御報告いたします。  本班の調査目的は、コスタリカ共和国及びカナダの憲法事情につきその実情を調査し、あわせて、これらの国の政治経済事情等を視察すること、並びに平和主義と安全保障の実情につ...全文を見る
○市川一朗君 まず最初の部分でございますが、同行した委員からもいろいろ感想の中でお話がございましたが、私もコスタリカに関しましては、初めに予期していた以上にコスタリカという国あるいは国民の皆さんが、コスタリカの平和主義とか安全保障の在り方について、コスタリカ方式と言っていいんでし...全文を見る
○市川一朗君 第一点の御質問といいますか、感想を言えということだと思いますが。  いろいろお話も出ておりますように、ちょうどたまたま前の日にブッシュ大統領の演説があったときに行ったものですから、非常に生々しいやり取りをお聞きすることができたように思いました。  私自身が一番印...全文を見る
○市川一朗君 感想とか質問は求められていないんですが、環境の問題について魚住先生がお触れになりましたので一言だけ言っておきたいと思いますが。  ロドリゲス大臣は大変しっかりとした意見を持っておりますが、憲法で環境権を設けるかどうか、私は権利と義務とがあるから難しい問題もいろいろ...全文を見る
○市川一朗君 コスタリカの憲法の問題については先ほど来いろいろお話があったわけでございますが、そのコスタリカの憲法の在り方という意味においては非常によく考えた一つの憲法であると、そういうふうに思いました。  我々日本の憲法についてはどう考えるかということについては、やはり日本人...全文を見る
○市川一朗君 じゃ、まず私が答えて、あとを補っていただきたいんですが、一番目はちょっと私は聞いていないんですが、何かほかの委員さんから話があったらお願いしたいと思います。  それから二番目は、公安警察で何回も確認したんですが、これで守れるという考え方です、基本的には、考え方。だ...全文を見る
○市川一朗君 まず結論から申し上げますが、私は、アメリカ、カナダあるいはコスタリカがあるんだと思いますが、そういう日本人と国連との関係みたいな話を直接は聞きませんでした。あるいはほかの委員さんでそういう感想の方あると思いますが。  ただ、感じましたのは、明石さんみたいな第一世代...全文を見る
○市川一朗君 カナダの制度というのはイギリスの制度を模範にして作ったという点はありまして、いろいろ議論していくと、イギリスがそういう制度を作ったときの考え方はこういう考え方だというところまで行くような議論ですので、いまいちすっきりした部分はありませんが、私ども感じておりましたのは...全文を見る