一川保夫

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開催日 会議名 発言
02月14日第140回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○一川委員 私は新進党の一川保夫と申しますけれども、実は私、昨年の九月まで石川県の県議会に籍を置いていた人間でございまして、このたびの重油流出事故災害につきましては極めて関心を強く持っているわけでございますけれども、この対策本部長でございます運輸大臣も現地を調査され、また農水大臣...全文を見る
○一川委員 四人の大臣、それぞれ今回の事故の特色なり、また現地の自然的な特性をとらまえた印象だろうというふうに思いますけれども、ぜひそういう現地を見られた気持ちをお忘れにならないで、これからの対応方をよろしくお願いしたいというふうに思っております。  それで、私、ちょっと事務的...全文を見る
○一川委員 今の現状のお話がございましたけれども、今回のこの災害というか事故という中でいろいろなデータの収集、そういったことがいろいろ問われているわけですけれども、今大臣の方から答弁のありました内容というのは、それはそれなりに理解できるわけでございますけれども、各府県における油の...全文を見る
○一川委員 では、今、これからいろいろな面で漁業被害を中心に、それと、各地方自治体でもう既に相当の経費を支出しておるわけでございますけれども、そういった経費、被害という面で、現時点で、これまでの被害想定額といいますか、そういったようなものはどこか把握されているのでしょうか。
○一川委員 これから恐らくそういう補償関係のいろいろな交渉事を控えているわけでございますけれども、この油の流出がいつまで継続するかということに関連することもありますけれども、今、沈没している船体からわき出てきている油もございます。  そういうことを考えますと、いつかの時点で、そ...全文を見る
○一川委員 ぜひそのあたりの指導方をよろしくお願いしたいと思っております。  先ほどちょっと話題に出ましたけれども、今、三国町の沖合で座礁しております船首部分、ほとんど油の抜き取りは終わっている、あとは付着している重油をきれいに洗浄するというのですか、残留油を取り除くということ...全文を見る
○一川委員 今ほどちょっと答弁の中でも触れられましたけれども、船首部分は原因究明の決め手になる、そういう可能性が非常にあるわけでございますけれども、基本的には、船主側でこの船首部分を撤去するというお話でございます。  そういう中にあって、この原因究明の話でございますけれども、ロ...全文を見る
○一川委員 原因究明につきまして、その船首部分、もう今沈没しておるところを引き揚げてどうのこうのというのは大変難しいというお話でございますから、そういう面では原因を究明するその決め手になり得る、そういう材料でもあろうというふうに思いますので、ぜひ、日本側として責任のあるしっかりと...全文を見る
○一川委員 それはもうボリュームがふえた後ですからね。
○一川委員 そういうことを考えますと、今沈没している船に残っている重油の量というのは、ほぼどれくらいかはちょっと、引き算すればそれでいいのかどうかわかりませんけれども、相当の部分が残っていることは間違いないわけです。そういうものの今の調査の経過とか、現状がどういう形で流出している...全文を見る
○一川委員 今現在沈没している部分から出てくる重油、その問題が、先ほども言いましたように、これからの大変重要な課題だろうというふうに思うわけですけれども、今の科学技術を駆使して、ぜひ、その沈没している実態をしっかりとまず把握していただくということが先決だろうというふうに思います。...全文を見る
○一川委員 本日そういうものがスタートをするということなんですけれども、もっと早くできなかったかなという思いもございますけれども、そういう中で、専門的に状況を把握されて、的確な、今後の対応の参考になるようなアドバイスをぜひいただきたいな、そのように思います。  ただしかし、今回...全文を見る
○一川委員 沿岸の地域の府県、関係者の方々が安心できるような対応をぜひお願いを申し上げたい、そのように思っております。  それから、今回の、先ほど被害の話がちょっと出ましたけれども、これは自治大臣にも非常に関係あるのかもしれませんけれども、ちょっと全体のデータは私は持っておりま...全文を見る
○一川委員 ちょっと自治大臣に御見解をお伺いしたいのですけれども、今の時期といいますか、事故が発生してからの今日までの時期というのは、地方公共団体にとっては当然ながら翌年度の予算の編成作業時期で大変な忙しい時期ですね。今現在も、当然そういう面では各地方公共団体は忙しい時期だと思い...全文を見る
○一川委員 先ほどのお話の中にも関連しますけれども、地方公共団体、今回の事故に対する対応で相当の役割を果たしてきたというふうに思います。  それは、地方公共団体としての一つの責務ということでの対応も当然あるかと思いますけれども、私は、自然災害というのじゃなくて、こういう大きな事...全文を見る
○一川委員 ちょっと話題を変えますけれども、環境庁長官にぜひちょっと御見解をお聞かせ願いたいのですけれども、当然、今回の油で汚れた海岸をもとへ戻す、あるいはそれ以上にきれいにしたいというのが皆さん方の気持ちであるわけです。それに対する環境面からのいろいろな調査を当然考えられている...全文を見る
○一川委員 今の段階から、後であの調査をやっておけばよかったということにならないように、タイムリーな調査をぜひお願いをしたい、そのように思っております。  それでは、この海岸線、汚れた海岸をこれから復旧しなきゃならぬわけですけれども、これはまた、きょうちょっと建設省の方、来てい...全文を見る
○一川委員 ぜひ前向きに、そのあたりの御検討をお願いしておきたいと思います。  それから、ちょっと農水大臣、せっかく出席していただきますので、今回の被害で漁業被害、水産関係の被害というのは最も大きいというふうに当然言われておるわけですけれども、今農林水産省としましては、今回のこ...全文を見る
○一川委員 では、この重油問題の最後の締めくくりでございますけれども、現時点でも地域の皆さん方の心配というのは尽きないわけでございますし、先ほど話題に出ましたように、二千五百メーターの深海に沈没している本体のことを思えばなお不安が非常に大きいわけですけれども、そのあたりの対応方は...全文を見る
○一川委員 では、私の方でまたちょっと話題を変えさせていただきまして、空港整備法の改正というのがこのたび、これまた同じ運輸大臣の方から提出されていると思いますけれども、私は、今現在、地方における空港ということが、これまたそれぞれの空港を抱えている地域の方々にとっては大変関心の強い...全文を見る
○一川委員 そういう中にあって、今回のこの法律改正は、お聞きするところによりますと、一部地方負担を導入する。これは、自衛隊側と共用している共用空港、共用飛行場については、これまではそういう地元負担というものはなかったわけでございますけれども、その民航部分についても新たに地方の負担...全文を見る
○一川委員 そういう二本立てになっているということでございますけれども、私、その中の一つのポイントになっております、自衛隊が管理されている、防衛庁が管理されている飛行場を民間航空の方で使っているというその共用飛行場、この扱いの問題というのは、ある面では非常に重要な意味を持っている...全文を見る
○一川委員 今もちょっと御説明がございましたけれども、これまで以上に地方のそういう意向というか声というものを大事にしたい、そういう中でこういう共用飛行場というものを整備促進を図っていくということがあろうかと思いますけれども、当然、今回のそういう新たな地方負担を導入したということに...全文を見る
○一川委員 防衛庁長官にちょっとお尋ねしたいわけですけれども、今回、こういう共用飛行場の整備促進に新たに地元負担を導入をして促進を図ろうということでございますし、当然、共用飛行場もこれまでそれぞれの地方公共団体を中心に熱心な新規路線の誘致なり、そういうことに取り組んできたわけでご...全文を見る
○一川委員 自衛隊の基地を抱えて、なおかつそれを民航として活用している共用飛行場というのは、ある面ではその地域の皆さん方のお気持ちは複雑な面がたくさんあるわけですけれども、しかし、私は、国防上のいろいろな必要性なり、また航空自衛隊の役割等を地域の方々に深く広く認識させるためにも、...全文を見る
○一川委員 以上で終わります。
02月20日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○一川委員 私、新進党の一川保夫でございます。この委員会でもちろん初めての質問でございますが、先ほど冒頭に、自民党の山本委員から農林関係の話題は各政党の中で非常に活発に議論されておるというお話がございましたけれども、我々新進党の中でも、今現在、日本の農業、林業、漁業についていろい...全文を見る
○一川委員 今ほどの答弁を聞いておりましても、現時点での実態把握というのはまだできていないということなんです。  ただ、この重油の流出、これはもともとナホトカ号の損壊、沈没ということに起因するわけですけれども、本当の本体約四分の三に相当する船体部分が二千五百メーターの深海にまだ...全文を見る
○一川委員 この被害が発生した後、これから、当然ながら、こういった責任者が明確な事故についての補償問題等々のいろいろな交渉事が控えておるわけでございます。  これも聞くところによりますと、各漁連を窓口にしたり、あるいは各地方公共団体が窓口になって、そういう関係者との予備交渉に入...全文を見る
○一川委員 かねてから各自治体、団体等の声として、こういう非常にふなれな事態に対してしっかりと交渉するためにも、政府サイドでできるだけ相談的なそういう窓口も含めて一元化を図ってほしいというような要望が非常に強いわけですね。  今ほどのお話によると、基本的には各漁連単位に任せたよ...全文を見る
○一川委員 政府全体の対策本部、運輸大臣のもとで、関係省庁でなされているわけですけれども、冒頭私が言いましたように、今回の事故での被害者というのは漁業者が圧倒的に多いわけでございますし、また、そういう面では最も弱い立場の方々が致命的な被害を受けているということでもございますので、...全文を見る
○一川委員 これまでの対応状況なりこれからの取り組み方の御説明があったと思いますけれども、ただ、私は、今ちょっと答弁された中に、各地方公共団体、各府県がそういう無利子の融資とかそういうものを今用意している、現実にやっているところもあると思います。そういうものに対して、地方公共団体...全文を見る
○一川委員 そうすると、またもとのきれいな海へ戻したいという地域の強い希望が出てきておるわけでございます。当然ながら、漁場についてももとの状態に復元したい、あるいはまたこれをきっかけにさらに従来より以上のすばらしい漁場を造成したい、そういう気持ちがその地域の漁業者の皆さん方の声と...全文を見る
○一川委員 では、最後にちょっと農林水産大臣に、今後の対応も含めてのお考え方を確認しておきたいわけですけれども、大臣の所信表明の中でも今回のこの重油流出事故のことに冒頭触れられております。ただちょっと、この表現を見ておりまして、漁業関係者の不安を極力和らげるというような趣旨のごあ...全文を見る
○一川委員 では、よろしくお願いをしたいと思います。  では、話題を変えさせていただきまして、農政 全般の中で、特に、当面の農林水産省の対応の仕方につきまして基本的な考え方を確認しておきたい、私はそのように思っております。  現時点で、農水省が抱える政策課題というのは非常に...全文を見る
○一川委員 農業基本法を、この際見直しをかけて新たなものをつくってまいりたいというようなことについては私も同感でございます。ただ、今ちょうど今世紀末と重なるわけでございますけれども、今ほどのお話によると、おおむね二年間ぐらい、調査会で国民全体のそういう各界各層のいろいろな意見を吸...全文を見る
○一川委員 各地方における、そういうこれから意欲を持って農業をやろうとする方々なり、また、いろいろ農業にかかわる関係者も、恐らく今回のこの新しい基本法の策定の問題については当然相当関心を持っているわけでございますので、これまでの農業基本法がいろいろな状況変化に十分ついていけなかっ...全文を見る
○一川委員 どうもありがとうございました。終わります。
03月03日第140回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○一川分科員 私は新進党の一川保夫でございます。建設大臣、どうも御苦労さまでございます。  私も午前中少しこの審議を聞かせていただいておりましたけれども、私も道路問題を中心に、現在建設省が取り組んでおられる政策につきまして、地域のいろいろな思いも込めてお考えをただしておきたい、...全文を見る
○一川分科員 私が特にお聞きしたいのは、現在取り組んでおられるバイパス工事、それからある程度区間の長い拡幅工事も含めまして、先ほど私がちょっと申し上げましたように、用地買収、いろいろな補償関係、確かにそういう不確定要素はございますけれども、ある程度建設省としてはいつごろをめどにこ...全文を見る
○一川分科員 今大臣の御答弁の中で、その必要性を厳しく判断するというところがちょっと気になるところでもあるのです。我々地方にいる立場の者からすれば、当然ながら必要性というのは非常に重大だというふうに思っているわけですけれども、全体的な、例えば経済効率的な観点で余り厳しい見方をされ...全文を見る
○一川分科員 今、四トン車が交通不能な区間を入れて全体で三百四十キロぐらいというお話でございますけれども、先ほど言いました四百十六号線というのは、四トン車どころじゃなく人間も通るのに大変だという地域なんです、かつては人間が歩いて行き来していた、そういう地域だとは思いますけれども。...全文を見る
○一川分科員 百六十キロ余りそういう現道なしというところがあるという実態でございますけれども、私は、自分自身の一番かかわりのある路線を見ておりましても、その地域の方々は一日でも早くその道路を行き来できるような状態にしてほしいというのがもう長年の悲願なわけです。  十五年前に国道...全文を見る
○一川分科員 私が問題提起いたしたいのは、先ほど言いましたように、地域の皆さん方の願いを込めて当時国道に指定をしていただいたんだろうというふうに思いますし、恐らくそういうところは全国にあるんだろうと思いますけれども、そういうところについてはやはりしっかりとした基本的な方向づけを、...全文を見る
○一川分科員 ぜひそういう方向で積極的な対応をお願い申し上げたいと思います。  では、今ちょっと国土庁の名前が出ましたけれども、国土庁の担当者は来ていらっしゃいますか。——今回の平成九年度の予算の中で、国土庁の所管されている中に、国土総合開発事業調整費という予算がございます。こ...全文を見る
○一川分科員 そういうことで、過去には各省所管の公共事業のいろいろな調整に携わってこられたということでございますけれども、先ほど建設省にもお聞きしましたけれども、いろいろな面で各省庁所管の事業の連携が非常に大事な時期でございます。今回新たに、相当調整費の予算枠が増加して計上されて...全文を見る
○一川分科員 そういう面では、今回の新たな調整費枠というのはこれまでにない一つの考え方だろうというふうに思いますし、一つの方向づけとしては私も非常に期待するところがあるわけでございますけれども、余りそういった点をやり過ぎると、またある面では各省庁のいろいろな権限との摩擦というもの...全文を見る
03月19日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○一川委員 新進党の一川保夫です。今の矢上委員の問題にもいろいろと関連する質問になりますけれども、できるだけ重複を避けて質問をさせていただきたいと思っております。  まず私は、日本の農業の中で畜産業というものが大変重要な役割を占めているということは私自身も全く同感でございますし...全文を見る
○一川委員 私もこれまでの評価というのはおおよそそういうところにあるのかなという感じはいたしますけれども、農林省関係から出されているいろいろな資料の中でも、なぜこういうふうに家畜にかかわる農家の戸数が減るかということについての分析の中では、関係の農家の方々が非常に高齢化を来してき...全文を見る
○一川委員 私は、先ほども言いましたように、畜産にかかわっている農家というのは基本的には畜産というものを続けたいという気持ちを強く持っている方が非常に多いというふうに思っております。しかし、周辺のいろいろな情勢、農政の全体のいろいろな流れの中で、あるいは先ほど言いましたように環境...全文を見る
○一川委員 先ほどの質問の中にも、中山間地域における対策というのは、一つ発想の転換を図るという中で、政策そのものを大幅に見直す中で、これからの山間地域の農業、林業、そういったこともあわせて、畜産業というものをしっかりとした位置づけの中で強力な施策を推進していただきたいということを...全文を見る
○一川委員 今ほどの御説明では、全体の二二%ぐらいの作付が行われているということなのですけれども、どうも私が前からのいろいろなデータを見ておりますと、何か面積全体そのものが、昔と比べると飼料作物の作付面積が減っているような感じを受けるわけです。  これは、生産調整的な施策が相当...全文を見る
○一川委員 我が国の食糧自給率全体が非常に今低下してきているという傾向の中で、乳製品なり畜産物の自給率というのは割と、全体の自給率から見れば若干まだ高目にあるというふうに私は認識しておりますので、そういう面では、これからも農政全体の中で畜産というものをしっかりとまた位置づけをして...全文を見る
○一川委員 もう時間も来ましたので、最後に大臣にちょっと御所見を伺っておきたいと思いますけれども、畜産にかかわる環境問題というのは、非常に今地域にとっては悩み事になっております。これは当然、実際に畜産を営んでいる農家の方々、特に若い人でこれから本当に本腰を入れてやろうとする人にと...全文を見る
○一川委員 どうもありがとうございました。終わります。
04月09日第140回国会 衆議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第4号
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○一川委員 新進党の一川保夫でございます。  私、昨年の選挙で初めて国会に登場してきた人間でございまして、出身も北陸の石川県ということで、沖縄とは直接関係ない人間ではございますけれども、今日の日本の安全保障にかかわる問題、その中で、今沖縄の県民の方々を中心に、直接関係ある方々が...全文を見る
○一川委員 もう私の持ち時間が参りました。本当に短時間に皆さん方からいろいろな御意見を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  我々も、今までのお話のように、しっかりと政策に一貫性を持たせながら、政治が信頼されるようなそういう環境づくりのために、今回のこの特措法の改正...全文を見る
04月22日第140回国会 衆議院 運輸委員会 第11号
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○一川委員 新進党の一川保夫でございます。このたびの空港整備法の一部改正に関しまして、私の方から幾つか確認をさせていただきたい、そのように思います。  先般の予算委員会におきましても、この法律の改正の問題に関連しまして、概括的に運輸省並びに防衛庁等の見解をお伺いしたことがあるわ...全文を見る
○一川委員 共用飛行場といいますのは、先ほども触れましたように、いろいろな経緯なり悩みを抱えている中での飛行場であるわけでございます。私の地元にも小松空港という共用飛行場がございますし、常日ごろの状況を見ておりましても、騒音の問題あるいは自衛隊の事故等に対する不安感、そういうもの...全文を見る
○一川委員 ぜひ、そういう基本的な考え方で、共用飛行場に対する積極的な対応方をお願いを申し上げたいというふうに思います。  また、こういった共用飛行場の抱えている問題点というのは幾つかあるわけでございます。今、共用空港というのは全国で五カ所だというふうに聞いておりますが、地方空...全文を見る
○一川委員 では、地方空港の話題を出しましたので、ちょっと運輸省の基本的な施策の考え方を確認しておきたいわけですけれども、今、地方空港でも、国際化ということで、大変各地域の皆さん方が力を入れておられます。  先ほど松浪委員の方から御質問がありました、ああいう関西空港なり成田空港...全文を見る
○一川委員 地方空港の国際化というか、国際路線を新規に導入するという面では課題がたくさんあろうかと思いますけれども、それぞれの地域にそういう大変強い要望が現実にあるということも事実でございますし、ぜひ運輸省の方で、そのあたりの御指導方をしっかりとお願いをしたいというふうに思ってお...全文を見る
○一川委員 防衛庁の方はおられますか。では、ちょっとお聞きしたいわけですけれども、共用飛行場の件でございます。当然ながら共用飛行場は自衛隊が管理されておるわけですが、国防施策に支障を及ぼさない、その範疇での民間航空の利用であるわけですので、当然ながら自衛隊としての任務に支障のない...全文を見る
○一川委員 これは、それぞれの共用飛行場を抱えている地方公共団体の基本的な、国内便なり国際便なりに対する将来の中長期的なビジョンというものが、余り具体的なものが、正直言って描かれていない。また、そういうものを描いたとしても、関係省庁の了解を事前に取りつけるということも、非常に難し...全文を見る
○一川委員 防衛庁の方にお願いというか、認識を十分持っていただきたいのは、国の安全保障という一つの大きな施策の一環の中で自衛隊の基地をその地域として受け入れをし、できるだけ国防施策というものを地域の皆さん方にも啓蒙を図りながら、理解の上で共存共栄を図っていくという中で、基地周辺の...全文を見る
○一川委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月08日第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○一川委員 新進党の一川でございますけれども、今回の水協法の改正に伴いまして、水産業を取り巻く今日的な課題について若干御質問をさせていただきたいと思います。  先ほど来の質疑の中でいろいろと話題が出ておりますように、漁業協同組合はもちろん、漁業者にとっても、近年の水産資源の減少...全文を見る
○一川委員 これは今回の白書の中にも、今ほど御説明がありましたように、韓国なり中国のそういう漁船の操業に対して、しっかりと交渉していきたいというような記述がされておりますし、今ほど長官のお話にも、あらゆる機会をとらまえてそういう申し入ればしておるというお話なんですけれども、一番最...全文を見る
○一川委員 ぜひそういう無謀な操業がなされないように、しっかりと監視をしていただいて、また適切な申し入れをお願いしたいというふうに思います。  そこで、大臣にちょっとお伺いしたいんですけれども、今ほどの話題に関連しますけれども、漁業者なり漁協の関係者の皆様方にとつては、例の二百...全文を見る
○一川委員 今大臣の方から御答弁があったわけですけれども、恐らく、昨年いろいろな国会決議なり申し合わせが行われたという背景には、この交渉が相当難航するであろうということを想定してのそういう動きが当然あったんだろうというふうに私は推測するわけです。そういう中で、今ほど御説明のような...全文を見る
○一川委員 では、ちょっと話題を変えさせていただきまして、私は、先ほど海外からの水産物が相当輸入されてきているというお話もちょっとしましたけれども、基本的には、日本国内で漁業者の皆さん方が御苦労されてとられた魚をおいしく消費者に提供するということが、その前提にあるのではないかとい...全文を見る
○一川委員 それとあわせまして、私が非常に気になることは、我々田舎の方に帰りますと、俗に言う魚屋さんがたくさんあります。新鮮な魚を直接消費者に小売している魚屋さん、皆さん方は魚商組合という組合を組織しておりますけれども、そういう方々が最近非常に悩んでおられます。それは、後継者の問...全文を見る
○一川委員 ぜひ日本型食生活というものをしっかり定着させるためにも、こういった魚食の普及についてあらゆる施策を積極的に推進をしていただきたい、そのように思います。  では、ちょっと最後に、運輸省いらっしゃいますか。これは水産に関係しますけれども、先般のロシア船籍ナホトカ号の重油...全文を見る
○一川委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月27日第140回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第2号
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○一川分科員 新進党の一川保夫でございます。  私は、農林水産省に対しまして、今日話題になっておる事柄につきまして、基本的な問題について確認をさせていただきたい、そのように思っております。  最近、マスコミ等を通じて大変にぎわっておりますけれども、政府におかれましては、財政構...全文を見る
○一川分科員 基本的にはそういうお考えだというふうに私も思います。  その中で、平成十二年が最終年になるわけですけれども、このラウンド対策期間中に少なくともこういうレベルまでは持っていきたいというものが、やはりある程度具体的な説明なりそういうものが国民の皆さん方に理解されないと...全文を見る
○一川分科員 各都道府県、市町村も恐らくそうだと思いますけれども、それぞれの地域においては、このウルグアイ・ラウンド対策期間中には少なくともこういう水準まで持ち上げたいというようなことを、国全体の姿はちょっとわかりませんけれども、その地域は地域なりにいろんな工夫を凝らして地域の皆...全文を見る
○一川分科員 具体的なお話でちょっと確認させていただきますけれども、農業関係の皆さん方も含めて地域の方々からよく聞かれる問題で、ウルグアイ・ラウンド対策費は従来の農業予算の別枠かどうかというようなことがよく言われます。そのあたりは、端的に言ってどういうことなんでしょうか。
○一川分科員 これまでそういう考え方で取り扱ってきたということであれば、今現在、先ほど言いましたようないろいろな議論がされておる最中でございますけれども、では、今後具体的な予算手当てのいろいろな手法の問題もあろうかと思いますけれども、このラウンド対策費というものは本来の農林水産省...全文を見る
○一川分科員 そういう期待感が非常に強いわけですから、ぜひ今大臣がお述べになったような趣旨で、当初の国民なり農業者、関係者の皆さん方にお約束したことをしっかりと守っていただきたいというふうに基本的に思っております。  ただ、私は、先ほどもちょっと言いましたように、余り金額のこと...全文を見る
○一川分科員 私は、基本的に、農業を中心にした一次産業というのは、我が国全体の経済活動、産業活動の中では非常に効率の悪い部分であるというふうに認識いたしておりますけれども、効率が悪くとも世の中に必要なものというのはたくさんあるわけでございまして、そういう面では、私は、この農業なり...全文を見る
○一川分科員 この諌早干拓の計画の内容をいろいろお聞きしますと、当初大変大きな構想があったものを、環境等に対する配慮なり当時の農業情勢の変化なり、もろもろの考えをすべて総合勘案されて今日の計画規模になってきたんだろうというふうに思いますが、私は、この干拓事業というのは、今よくムツ...全文を見る
○一川分科員 終わります。どうもありがとうございました。
10月23日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第6号
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○一川委員 新進党の一川保夫でございます。  この法案の審議が始まって割と時間がかかっている割には、どうもこの法律の趣旨なり中身が十分理解できないところが非常に多いわけです。ただはっきりしているのは、量的な縮減目標だけははっきりしておりますけれども、それ以外のことについて、どう...全文を見る
○一川委員 先ほど安倍委員の方からも、この法案の考え方でこれからの財政なり経済が運営された場合に、日本の経済がどういう姿になるかというような御質問もあったと思いますけれども、そういうことに対する明快な答弁もなかったわけです。  仮定を幾つか置いた中での一つの試算というのは当然成...全文を見る
○一川委員 それで、今回のこの法律の中をちょっと見させていただくわけですけれども、農林水産関係の条文の中で、特に担い手に集中して施策を展開すべきだという趣旨のことが集約して書かれております。  担い手の問題は、農政にとって大変大事なことであることは間違いないわけですけれども、特...全文を見る
○一川委員 今御説明がありました施策が動いているということなんですけれども、基本的には、私は、担い手対策というのは、担い手として今頑張っている方々、それから、これから担い手を目指そうとする方々に対して、やはり我が国の農業というものが先行き非常に明るい展望があるということをしっかり...全文を見る
○一川委員 このUR対策というものも、農業に直接かかわる方々は非常に関心を持っている対策でございますし、また一方一国民全体としましても、この対策の行方ということについても当然関心があるわけでございますので、国民全体に十分理解ができるような、そういう施策の推進方をぜひお願いしたい、...全文を見る
○一川委員 今現在ようやっと半分程度だということでございますけれども、そういう面では、これからの漁港整備というものも、相当やはり単年度予算の段階ではめり張りをつけて取り組まなければならない、そういう状況に来ているというふうに思います。  これからの漁港整備の取り組み方針といいま...全文を見る
○一川委員 相当重点的に、また各地域のいろいろな意向を踏まえて、めり張りのきいた事業の推進方をやっていただかないと、なかなか計画期間内にしっかりとした整備が続かないのではないかというような感じがいたしますので、そのあたりのことを十分配慮していただきたい、そのように思います。  ...全文を見る
○一川委員 農水大臣、今の、日中の交渉は、一応暫定的な姿であるが、ある程度目鼻が立っているということなんですけれども、日韓についてはまだ十分見通しが立っていないような印象を受けたわけですね。  このあたり、ある程度何か目標を持って交渉されているというふうに私は思うのですけれども...全文を見る
○一川委員 では、次の話題に移らせていただきます。  公共投資の話題がこの特別委員会でよく議題に出るわけです。これは、財政全体の中で公共投資の占める割合が非常に大きいということも含めて、また、それぞれの地域では、公共事業を中心にしたこういった公共投資に対する非常に大きな期待もあ...全文を見る
○一川委員 この委員会でよく話題になる中で、公共投資の長期計画がいろいろ話題になっております。大蔵大臣に、ちょっと確認の意味でもう一回お尋ねしたいわけですけれども、公共投資を七%マイナスにするということが明記されておるわけですね。この七%という数字がどうやって出てきたかというとこ...全文を見る
○一川委員 それ以上の答弁はなかなか難しいと思いますけれども、私はちょっと、十分理解できないところは、五カ年計画は、今回すべての長期計画は対象になっていませんけれども、五カ年計画を二年間延長すると言っていますね。それを単純に計算しますと、おおむね三割ぐらいが縮減になると思うのです...全文を見る
○一川委員 ちょっと、私は十分理解できないのですけれども、非常に単純な計算をすれば、五カ年計画を二年延長して七カ年計画にすれば、おおむね三割程度は縮減になるわけです。それは、単年度予算でも、三割ぐらいのものが自動的に減ってもその消化はできるということになろうと思うのですけれども、...全文を見る
○一川委員 地方公共団体にとっては、この法律の行く末というものについて大変関心を持っていることは間違いないというふうに私は思います。集中改革期間三カ年間、補助金ベースの話もこの法律に盛られておりますけれども、まあ補助金、制度的な補助金とその他補助金というふうに一応区分けされており...全文を見る
○一川委員 また、地方公共団体の財源として、従来から地方交付税を中心にした制度があるわけですね。これは、地方にとっては一種の固有財源といったような性格を持っておりますし、財政力の弱いそういった市町村においては、もう地方税以上の意味合いを持っているのは地方交付税であったりするわけで...全文を見る
○一川委員 それでは、ちょっと厚生大臣にお伺いしたいと思うのですけれども 今までの地方の財政の中でも社会保障というものが相当大きなウエートを占めているのは現実でございますし、今回のこの委員会の中でも、社会保障制度に関連してのいろいろな質疑があるわけです。厚生大臣の方からは、まずキ...全文を見る
○一川委員 では、厚生大臣にもう一点、せっかくの機会なので一つお尋ねしたいのは、今現在、いろいろな制度見直しの一環として、今郵便貯金関係のことも含めてありますけれども、厚生省の年金の運用の問題ということが、財投のいろいろな制度にもかかわってきますけれども、そういうことについて、今...全文を見る
○一川委員 以上で、質問を終わります。
11月04日第141回国会 衆議院 財政構造改革の推進等に関する特別委員会 第13号
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○一川委員 新進党の一川保夫でございますが、きょうは三人の参考人の皆さん方、常日ごろそれぞれの地方自治体でいろいろと御苦労されておる貴重な体験を述べていただきまして、まことにありがとうございました。  今回のこの法律につきましては、大変国民の関心も強く、それぞれの地方自治体でも...全文を見る
○一川委員 今ほどそれぞれの地域の状況について御説明がありましたけれども、それぞれその地域の特性も当然ございますし、いろいろな面での苦労が多いというふうに認識いたしました。  この法律、このタイミングで出すのは適当かどうかということも含めて、また、この法律の中で各分野についてい...全文を見る
○一川委員 もう余り時間もないので、次に移らせていただきます。  先ほどちょっと触れましたけれども、このたびの法律の中でも、十二の分野だと思いますけれども、重立った分野についていろんな目標、数字を含めて掲げておるわけです。こういうそれぞれの分野におけるいろいろな縮減目標というも...全文を見る
○一川委員 では、最後にちょっと御意見をお聞かせ願いたいのですけれども、先ほど村長さんの方からも、地方ではもう人材が相当育ってきているというようなお話もございました。最近、先ほどの話題のように、地方分権に関する答申も出そろってまいりまして、いよいよ地方分権の時代を本格的に迎えるわ...全文を見る
○一川委員 どうもありがとうございました。
11月27日第141回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○一川委員 新進党の一川保夫でございます。  私の方から、このたびの新たな米政策を中心にしまして、今後の我が国における水田農業なり稲作経営の問題について、特に基本的なところについて大臣にお尋ねしたい、このように思っております。  先ほど大臣の答弁にもございましたけれども、大臣...全文を見る
○一川委員 確かに、米の過剰現象が生じてきた、作況の問題もいろいろとございます。自然を相手にする、そういう産業であるということは大臣も先ほどおっしゃったとおりでございます。  ただ、今大臣の答弁の中で、若干、もう少し掘り下げた答弁をいただきたいのですけれども、近年の米政策に対す...全文を見る
○一川委員 先ほどもちょっと触れましたけれども、今、水田農業について非常に意欲を持って取り組んでいこうとする農家の方々も、徐々にではありますけれども、ふえてきているような感じも私は一部ではしております。ただ、先ほども触れましたように、どうも将来の展望がはっきりと見えてこないという...全文を見る
○一川委員 それではちょっと次のテーマに移らせていただきます。  米の問題が、ウルグアイ・ラウンドの交渉以来 いろいろな面で国民に関心を持たれてきておるわけですけれども、当然ながら、次期の農業交渉も含めたWTOの交渉が二〇〇〇年に予定されておるというふうに聞いております。そう...全文を見る
○一川委員 今の大臣の答弁に対しても非常に我々としては関心の深いところなのです。先般、財政構造改革特別委員会でも大臣にちょっとそのお話をさせていただいたのですけれども、島村大臣が大臣になられたということで、確かに東京都にお住まいの方の大臣でもございますし、そういう面では、今後の農...全文を見る
○一川委員 我が国の農業にとりまして、やはり水田の機能というのは大変重要なものがあるというふうに思います。それは、一つの畦畔という、ああいう区画の中で水を貯留するということも当然あるわけでございますけれども、そういう機能も含めて、水田という農地をやはりしっかりと守るところは守ると...全文を見る
○一川委員 これからの水田農業ということを考えた場合に、やはり先ほどの、次期農業交渉までには、我が国の農業の構造をできるだけ改善しておく、あるいは農業の体質を改善し強化していくということが急がれるわけです。そういう面では、農政のあらゆる施策を構造政策という観点でしっかり評価をし直...全文を見る
○一川委員 確かに、今回の米政策、若干新たな観点で検討をされてこられたという、その成果は見られるとは思いますけれども、これからの将来に向けて本当に安心してといいますか、こういう目標に向かってこれくらいのことをチャレンジしたいというような意欲が出てくるかといったときに、まだ若干その...全文を見る
○一川委員 今UR関連対策も、財政事情が逼迫している折ということで、いろいろな見直しがかかろうとしております。期間を延ばすというお話もございます。しかし、農民の方々に対する一種の約束事でもございますので、先ほど言いましたように、次の農業交渉まで余り時間もないわけでございますし、こ...全文を見る
○一川委員 これからの農業、特に大規模な農家の方々も含めまして、やはり農業生産者の自主的な判断なり努力が生かされるような、そういう農政というのは非常に大切だというふうに思いますので、ひとつよろしくお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
○一川委員 私の方から、先ほどの質問に引き続きまして、今回の米政策大綱の中身等につきまして御確認をさせていただきたい、そのように思っております。若干、通告の中身が細部にわたっていなかったと思いますので、そのあたり、皆さん方の常日ごろの勉強の成果をぜひ聞かせていただきたい、そのよう...全文を見る
○一川委員 大幅にそういった転作等の面積がふえてくる、また今後の水田の営農に対してもいろいろな不安感を抱いているという状況の中でございますので、そういった末端の生産農家の皆さん方に対する説明を、十分理解していただけるように丁寧な対応をぜひお願いしたいというのが私の率直な気持ちでご...全文を見る
○一川委員 もう一つ、ちょっと気になることがございまして、それは、非常に規模の小さい農家の方々で自分で食べる米を主体につくっておられるような飯米農家というようなのは、当然ながら自主流通米の出荷というのが非常に少ないわけでございます。また、逆に大規模な農家は、計画外流通米としていろ...全文を見る
○一川委員 それから、今回、こういった制度は、基本的には農業者の拠出金と政府の助成というものを資金にして対応していくという中身になっておるわけです。例えばこういう農家からの拠出金、これは当然全国的にやるわけですけれども、実際のやり方としまして、基本的にはその正確な水田面積というの...全文を見る
○一川委員 現実問題、拠出金というやり方というのは、非常に農家の方々にとっては関心のあるところでもございますし、余り煩雑なやり方をされてもこれまた大変なことだろうと思いますので、皆さんに十分理解していただけるようなやり方で、ぜひ早目に周知徹底をしていただきたい、そのように思ってお...全文を見る
○一川委員 それからもう一つは、生産調整に協力をして目標の面積をこなした農家の中で、そこで生産された米が自主流通米として出ていく部分と、あるいは計画外流通米として出ていく部分、これまたそういうことが想定されます。自主流通米として出ていったものについては、当然ながら、今回の政策のメ...全文を見る
○一川委員 そのあたりはわかるのですけれども、今回、ちょっと先ほどのお話の中にも、両方の今の拠出金を出す制度につきましてはセットで加入していただくんだというような言い方が一方でございました。加入をすれば当然、本来であればその恩恵にあずかるわけですけれども、実際に計画外流通米として...全文を見る
○一川委員 ちょっと、簡単なことなんですけれども、要するに、十アール当たり三千円だとか、あるいは基準価格の二%とか、そういう拠出金を出した農家の中でも、場合によってはその価格補てん的なものをもらえないというケースもあり得るということなんでしょう、要するに計画外で出した場合には。そ...全文を見る
○一川委員 じゃ、その問題はそういうことで理解させていただきます。.  次に、今回、先ほどちょっと触れましたけれども、十アール当たり三千円とか、あるいはその基準価格の二%を農業者から拠出していただく、それに対して政府の助成を加えて一つの資金を造成していくということになっておるわ...全文を見る
○一川委員 そういう面では、現状で割と生産調整の比率、転作率の低い水田にある程度特化した地域にとっては、ここで言います麦とか大豆とか飼料作物がしっかりと導入できる場合にはそれなりのメリットが出てきますけれども、そういうものを即導入しづらいような地域であれば、従来割と水田をたくさん...全文を見る
○一川委員 今回のこの政策の中で、奨励する転作物等の位置づけで、麦、大豆、飼料作物が入っているわけです。この三つの作物にこだわったような書き方になっているわけですが、こういう作物をつくれるところはいいですけれども、つくれないようなところというのは非常に心配になるわけです。まずその...全文を見る
○一川委員 そういうことだというふうに理解させていただきますけれども、私がこれまで水田で取り入れてこられた転作物の実態をいろいろと見させていただきますと、先般も、ここにいらっしゃる政務次官にもお話をさせていただきました、いろいろな価格の問題で申し入れをさせていただいたときもありま...全文を見る
○一川委員 私もこれで質問を終わらせていただきますけれども、基本的にはこれだけ転作作物を導入する面積がふえてくるということであれば、いろいろな面の条件整備をしっかりと農林水産省各局を挙げてぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。  それとまた、今回のこういった新たな米政...全文を見る