一川保夫

いちかわやすお



当選回数回

一川保夫の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第162回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○一川委員 民主党の一川保夫でございます。  先日の大臣所信表明を中心に、若干、大臣を中心に関連する省庁の考え方を確認したい、そのように思っております。  災害対応でございますから、災害が発生する以前のいろいろな防災ももちろん大事でございますし、発生した後のいろいろな対策がも...全文を見る
○一川委員 我々の体といいますか健康管理も、どこかちょっと都合の悪いところがあればそこへ皆集中するがごとく、同じ自然現象が発生しても、何かこう政策的にうまくいっていない、いろいろな世の中のそういう流れを的確にとらまえた対策がとられていないと、そこへいろいろな被害が集中するというよ...全文を見る
○一川委員 防災担当大臣でなければ経験できない経験というのはたくさんあるわけですから、そういう経験をしっかりと国の施策の中に反映できるようなそういう形での発言を大いにしていただきたいなと、そのようにお願いをする次第でございます。  それから、中越地震のことでちょっと具体的なお話...全文を見る
○一川委員 中越地帯というのは急傾斜地の地帯でもありますし、また、本当に中山間地域の課題の多い地域でもありますし、また一方では、ため池等、そういった農業用水をため込んでいるような施設も当然あろうと思います。そういったことを考えますと、本当に、融雪後のその実態がどういうふうになって...全文を見る
○一川委員 基本的には現行制度の中で早期に実施したいというようなお話だったと思いますけれども、私は、個人的には本当は、例えばこういう集中的に大規模な災害が起こったところについては、今の特区制度じゃありませんけれども、災害特区的な制度をつくってもっと柔軟な対応ができたらいいなという...全文を見る
○一川委員 大臣も割と素直なお話をされたと思いますけれども、私は、本当に今回の新潟中越地震の発生を考えてみますと、何か地震の予知予知だと言われている地域は幸いにして余り地震が発生していなくて、何か余り予知の対象になっていないところで大きな地震が頻繁に起こっているという現象が非常に...全文を見る
03月30日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○一川委員 久しぶりに農林水産委員会で質問をさせていただきます。いろいろな課題はたくさんございますけれども、私は、今回、森林管理の問題と、今回の基本計画に関する、特に地元の農家の皆さん方あるいは農業団体の方々が、それから市町村の皆さん方も、ややわかりづらい、理解できないみたいなと...全文を見る
○一川委員 今大臣のお話の中にも、今のようなペースであれば非常に達成は難しいというような答弁があったと思うんですけれども、そこのところを、もうちょっと具体的に確認したいんです。  今の森林整備にかけているいろいろな予算等のコストがございますけれども、この程度のような森林整備のや...全文を見る
○一川委員 二・六%ぐらいしか達成できないという説明を聞きますと、非常にこれは大変なことだなというふうにも思います。  そこで、財源的なものの手当て、昨年来政府の方でも検討された環境税という構想がございました。それもいろいろな課題、問題等があって実現はなかったわけですけれども、...全文を見る
○一川委員 長官は今、そういう動きを見守っていきたいという御答弁なんですけれども、各都道府県、それぞれの市町村も含めて、森林を健全にしっかりと管理していくということの重要性というのは、最近だんだん地域住民の方々もそういうことに理解を深めて、やはり行政側にそういういろいろな要請があ...全文を見る
○一川委員 昨日もこの委員会のお話の中で、外材の問題とか不法伐採の問題とか、いろいろな問題がございました。しかし、我が国は、戦後に植林をした木が、もうそろそろそれを活用していく時代に突入しているわけですから、それをしっかりと循環的に活用できるような仕組みをつくり上げていく。国産材...全文を見る
○一川委員 私自身も、こういう厳しい環境の中であえてそういうものにチャレンジしようとすることは、やはりその地域の森林管理ということについて一つの自信と誇りを持つという面では非常に重要なことであろうというふうに思いますので、ぜひそういったものを積極的に評価していただきたいな、そのよ...全文を見る
○一川委員 では、次に、今非常に関心が持たれております食料・農業・農村基本計画というものについて幾つかお尋ねをしていきたい、そのように思っております。  島村大臣、初めて農林水産大臣になられたのは平成九年だったというふうに記憶しております。私もこういう世界に入って、まだ日が浅い...全文を見る
○一川委員 これまでの説明の中にも、例えば集落営農なりを含めた担い手の範囲という問題について、秋ごろをめどに具体化していきたいというような答弁がなされたようなことを覚えていますけれども、そういう今後のスケジュールめいたものが地方の段階にはまだ十分伝わっていないんではないかなという...全文を見る
○一川委員 今大臣の御答弁になった認識と、我々民主党としましては、ちょっと認識が違うわけです。  この基本計画の「まえがき」のところにも書いてございますけれども、こういった「生産構造のぜい弱化等危機的な状況が深化してきている。」そういう問題意識を持ってはいるわけですけれども、脆...全文を見る
○一川委員 それぞれの地域によって違うかもしれませんけれども、日本の農業集落、私は北陸の従来の米の単作地帯で生きておる人間ですけれども、やはりこの集落の営農ということを見たときに、必ずしも認定農業者とか中核農家と言われるような大規模な農家がその集落の営農をリードしているかといった...全文を見る
04月14日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○一川委員 民主党の一川保夫でございます。  今回のこの法律案を中心に、基本的なところを確認の意味で、またいろいろな面で農村地域に住んでいる皆さん方なり農家の皆さん方も大きな不安感を抱いている点もたくさんありますので、そういったことについて御質問させていただきたい、そのように思...全文を見る
○一川委員 そこで、要するに、担い手と称するところに農地を集積してまいりたいという一つの方向が出ているわけですけれども、この農地法のいろいろな精神等からしましても、我が国の農政の中で農地の扱いというのはいろいろと変遷をしてきているというふうに私は思います。  昭和四十五年ごろの...全文を見る
○一川委員 今ほどちょっと説明がありましたけれども、基本的にはそういった政策がしっかりと、その政策のねらいどおりになかなか効果が出てこなかったというのが現実だろうと思うんです。  我々は今、日本の、我々地元の集落の現状を見ておりましても、農村地帯の現状を見ておりましても、基本的...全文を見る
○一川委員 これまでのそういう施策のいろいろな実績等を見ましても、今政府が取り組もうとする、担い手への農地の利用集積というこの施策も、ある面では非常に心配になるわけです。  そこで局長に幾つかの点、確かめたいと思います。  こういった担い手、これは、担い手と称するのは、俗に言...全文を見る
○一川委員 今の局長のお考えは私は非常に甘いところがあると思うんですけれども。  これは皆さん方、これから鋭意取り組まれると思いますが、私なりに注文をつけておきたいと思いますが、先ほど言いましたように、やはり農村集落の中というのは、ほとんど規模の小さい兼業農家が圧倒的に数が多い...全文を見る
○一川委員 今はもう既に地方分権の時代に入っておりますけれども、やはりこういった農業、農村の実態というのは地域によってそれぞれ皆特色を持っておりますし、そういった面では、私は、今ほどの集落営農に対してどういう要件をかけるとか、あるいはいろいろな施策の対象範囲をどうするかということ...全文を見る
○一川委員 ぜひそういうところを、もっといろいろな現地を調査しながら、これもやはり地域のそれぞれ特色がございますから、地方での自由裁量を生かす中で、そういうことに対応できるような制度に切りかえていくということが非常に大事ではないかなというふうに思っております。  最後に、今回の...全文を見る
○一川委員 こういった高齢化社会の中で、本当に今、社会保障関係でも相当の財政負担になっているのは現実でございますし、そういうことのないように持っていくのも、農業サイドからもいろいろな面で施策をうまくタイアップしていけば、そういう面にもお互いに施策がかみ合っていけば、これからの新し...全文を見る
06月09日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第11号
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○一川委員 民主党の一川保夫でございます。  私たちがこの審議に参加してからいろいろな議論がこの場でなされておりますけれども、これだけ内閣を挙げて取り組んでおられる法律に対して、国民の皆さん方も、いろいろな疑問点も持っておられますし、不安感も持っておられます。それで、この委員会...全文を見る
○一川委員 国民の皆さん方の関心がある程度強いんだというような判断をされている大臣もいらっしゃいますけれども、連日、テレビ、新聞等でこの郵政民営化のことが記事になっておるわけです。本来であればあり得ないことですけれども、政府・与党が一体的であるべきそういう政策が、要するに何となく...全文を見る
○一川委員 これは谷垣大臣の所管になるかもしれませんけれども、先日の委員会の中でのやりとりにもありましたけれども、その財政投融資改革というものに、これからその健全化に向けて取り組んでいきたいというような趣旨の御答弁をされておりましたけれども、今のこの入り口論、出口論、いろいろとご...全文を見る
○一川委員 この入り口論、出口論的なこういった議論も、当然ながら、これはやるのであれば同時並行的にしなきゃならぬことでございましょうし、また、そのあたりのことが非常に国民にとっても何かわかりづらい分野だというふうに思いますね。そこのところは、やはりその中で、今批判されている特殊法...全文を見る
○一川委員 そこのところの説明を聞いておりましても、非常に理解できないところなんですけれども、要するに、それぞれの地方の今非常に疲弊して苦労されている中小企業の皆さん方とかいろいろな自営業の方々、そういった方々にそういうような資金が円滑に流れていくような仕組みなり制度をしっかりと...全文を見る
○一川委員 伊藤大臣、ちょっと今のを確認するわけですけれども、郵貯銀行がそういった資金をもとにいろいろな融資活動等をやっていくといったときに、では、今既存の地域にあるいろいろな金融機関、たくさんございますけれども、そういった金融機関の方々も何となく不安感を感ずると思いますけれども...全文を見る
○一川委員 そうすると、今いろいろな段階を経てやっていくということなんですけれども、一つのガイドライン的なものを、民業を圧迫しないガイドライン的なものを示しながら指導していくというふうに理解していいわけですか。何のための民営化なんですか、よくわからないですけれども。
○一川委員 今の説明を聞いておりましても、なかなかそういう心配事、不安感というのは払拭できないわけです。民業を圧迫しないというふうなことを一方でおっしゃりながら、別の言い方をすれば、郵貯銀行はしっかりとした民間銀行として頑張っていくんだというふうなこともおっしゃってみたり、それか...全文を見る
○一川委員 ビジネスモデル的なものがしっかりと説明できない段階でのいろいろな説明というのは非常に抽象的で、聞けば聞くほど何となくわからない面がありますが。  そこで、そういう問題に絡んでちょっと気になるのは、先ほどどなたかの説明でちょっとありましたけれども、谷垣大臣ですかね、政...全文を見る
○一川委員 そうすると、もう一度確認いたしますけれども、この政策金融という制度は、当然見直しはかけていくけれども、郵政民営化ということの一つの流れの中では依然として残していくというふうに理解していいわけですか。
○一川委員 総理大臣は、この郵貯資金等については、できるだけいろいろな分野に幅広く資金が回るように持っていきたいというような答弁をされていると思うんですけれども、今ほどのいろいろなお話を聞いておりましても、何かそういう道筋というものがなかなか見えてこない。何となく従来と同じような...全文を見る
○一川委員 今ちょっと限られた時間内でやりとりさせていただきましたけれども、私はやはり、今いろいろな質疑の中で思いますのは、皆さん方がこの郵政民営化という一つの何か理想的なところへ持っていこうとすればするほど、非常に国が関与する部分がでかいわけですよね。  何のために民営化する...全文を見る
07月04日第162回国会 衆議院 郵政民営化に関する特別委員会 第23号
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○一川委員 私は、民主党の一川保夫と申します。  この郵政民営化特別委員会の衆議院の最終段階で皆さん方にお越しをいただいていろいろな御意見を拝聴するというのは、非常に申しわけないという感じもいたします。そういう中にあって、しかし、非常に貴重な御意見でもございますし、我々もいろい...全文を見る
○一川委員 私たちも、今ほどお話のありましたように、なぜこの時期にこれだけ急ぐのかということが非常に理解しがたい点でございますし、また、国民の意見を具体的に表示するいろいろな意見書の提出なり、そういったことを見ましても、圧倒的にそういう意見が多いわけでございます。国会の動きと世論...全文を見る
○一川委員 では、もう一点お伺いしたいわけですけれども、今、民業圧迫をしない程度に移行期間に条件を整えてほしいというお話だと思いますけれども、経営規模を縮小してほしいという意向が示されたと思いますけれども、地銀サイドから見ると、どの程度の規模をある程度目標にして縮小してほしいとい...全文を見る
○一川委員 では次に、石井参考人にお伺いいたしますけれども、今の公社がスタートする折にいろいろな面でかかわってこられたというお話も聞きました。  それで、公社は公社なりの努力でこの二年ぐらい来ておるわけですけれども、片や、最近の我が国の経済社会を取り巻くもろもろの状況の変化なり...全文を見る
○一川委員 では、次に跡田参考人にお聞きしますけれども、私は、先生の御議論はある面では非常にわかりやすいお考えだと思いますけれども、しかし、現実、日本の現状の社会をいろいろと見たときに、非常に難しい問題をたくさん抱えておるわけです。  確かに、民間であらゆることが、今いろいろな...全文を見る
○一川委員 福田参考人に、今回のこの法案の中で、郵便事業株式会社とか窓口ネットワークの株式会社は、経営が思わしくない場合には、地域貢献基金という基金から交付制度というのが検討されていますね。こういうことは、先ほど参考人がおっしゃったような、いろいろな面で公平な競争条件を整えていく...全文を見る
○一川委員 では、石井参考人に、今の、この基金からいろいろなものを援助していくというような、こういう考え方で民営化するということについてはいかがですか。
○一川委員 安田参考人にも一点だけちょっとお聞きしたいんですけれども、先ほど、今もう既に郵政公社の中で民営化的な手法を導入していろいろと皆さん頑張っているけれども、いろいろなマイナス面が目立ってきている。もう既に民営化を試験的にやっているけれども、やや失敗の感があるというような感...全文を見る
○一川委員 以上で終わります。ありがとうございました。