一川保夫

いちかわやすお



当選回数回

一川保夫の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第1号
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○一川保夫君 ただいまから東日本大震災復興特別委員会を開会いたします。  本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。  これより委員長の選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○一川保夫君 ただいまの愛知君の動議に御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○一川保夫君 御異議ないと認めます。  それでは、委員長に池口修次君を指名いたします。(拍手)     ─────────────    〔池口修次君委員長席に着く〕
03月12日第180回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○一川保夫君 民主党・新緑風会の一川保夫でございます。では、会派を代表いたしまして質問させていただきたいと思います。  まず、昨日の東日本大震災の一周年、その追悼式が厳粛に執り行われましたけれども、私からも、この度のこの災害で犠牲になられた方々に対して心から謹んで哀悼の意を表し...全文を見る
○一川保夫君 今、総理のお話のように、この今の復旧復興に当面重点を置いたそういう政権運営だろうというふうに思いますけれども、私は、先ほどちょっと触れましたけれども、この機会に、民主党が政権を交代するということで国民の選択をいただいたのは平成二十一年でございました。  ちょっと思...全文を見る
○一川保夫君 私も以前、まあ岡田副総理もそうですけれども、このマニフェストの検証ということを一時期手伝っていたことがございました。そのときも相当、約七割ぐらいがもう既に我々がマニフェストとして国民に公約したことに着手しているというような実績もございました。ただ、世の中にちょっと話...全文を見る
○一川保夫君 今お話しのように、復興局に勤める役人の皆さん方の頭の切替えといいますか、その教育的なことをしっかりとまず取り組んでいただくということが大変大事ではないかなというふうに思っております。  それで、先ほどもちょっと触れましたように、ある程度、その地域に住む被災者の皆さ...全文を見る
○一川保夫君 私は、今例示として埋蔵文化財の話をしましたけれども、是非そういう考え方でもって物事が円滑にいくように御努力をお願いしたいなというふうに思っております。  次に、原発事故のことについて、今日も大変話題がたくさんありました。私は、できるだけ政府の方から分かりやすく説明...全文を見る
○一川保夫君 早く国民の皆さん方に分かりやすく、原子力発電所がなぜこういう事故が発生したのかということを説明できるようにしていただきたいなというふうに思っております。  それから、私は、この原子力発電所のこれからの対応の仕方ということで、二、三ちょっと提案をさせていただきますけ...全文を見る
○一川保夫君 それで、もう一点、原発絡みのことでよく話題に出ることで、じゃ、この夏場に向けて我が国のこのエネルギー対策、この電力需給関係は大丈夫かねというお話がございます。これは原子力発電所の再稼働問題と関連するかもしれませんけれども、枝野経産大臣も最近いろんなことを御発言されて...全文を見る
○一川保夫君 この問題につきましても、原子力発電所を抱えている各地方自治体、もう大変悩みの大きい課題でございますので、的確なアドバイス、ガイドライン的なものも含めて政府の指導をお願い申し上げたいと思っております。  さて次に、瓦れき処理の対策でございますけれども、これも今日のや...全文を見る
○一川保夫君 既存のそういう施設を活用させていただくということであれば、当然ながら、さっき言った法制度的なことも含めて、また財政的な支援策も含めて、しっかりと具体的な施策を早急に確立する必要があるのではないかなというふうに私は思っております。  次に、ちょっと話題を変えますけれ...全文を見る
○一川保夫君 私は、今大臣の答弁されたことはそのとおりだと思いますが、私は今回のこの一連の裁判のいろんな報道を見ておりましても、その捜査報告書を意図的に虚偽したとか、あるいはまた再捜査の取調べに不当性、違法性があったとか、あるいはまた組織ぐるみの違法な取調べがあったんではないかと...全文を見る
○一川保夫君 それからもう一つ、一つか二ついろいろ取り上げられる中には、一体改革の消費税の話は具体的に分かると、いつ幾日何%上げるというのは。しかし、社会保障の中身が余り分からないじゃないかということについて、どういう説明をされますか。
○一川保夫君 それと併せてよく議論になることでございますけれども、消費税を上げる前にやるべきことがあるでしょうということです。  これは、今のデフレ対策、経済対策、それから行政改革、政治改革といったようなことの、その具体的なものがしっかりと実行されるということが本当に大丈夫です...全文を見る
○一川保夫君 それから、私は、この社会保障の議論をするときに、自然増が毎年一兆円ぐらい増えてくるんだみたいな議論がよくありますけれども、私はその社会保障の経費をもっと抑制する努力をもっとすべきじゃないかと思うんです。それは、要するに、医療費なり介護費なり、そういったものをもっと抑...全文を見る
○一川保夫君 是非、高齢化社会でございますけれども、高齢者の方々に元気で長生きをしていただくという施策を一方でしっかりと充実しておくということがいろんな面で社会保障費の抑制につながるというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それでは次に、もう時間もありません...全文を見る
○一川保夫君 このTPPに関する議論というのは、私はもっと正確な情報をつかむ中で、国民挙げていろんな議論をした中で最終的な結論を導くということになると思いますけれども、国内の世論というものを政府としてはどの程度、どういうことで掌握されているんですか。その辺り御説明願いたいと思いま...全文を見る
○一川保夫君 では、今、TPPのいろんな事前交渉に入るときによく言われたことなんだけれども、日本は早く情報をつかまないとルールメーキングに参画できないというような言い方があったわけですけれども、そういったことに対する見通しはいかがでしょうか。
○一川保夫君 今被災地をいろいろと回りますと、このTPPに関する話題とか消費税のアップに関するような話題はなかなか出しづらいのは正直なところなんです。  そういった面では、国民の世論というのは相当厳しいものがあるということを御認識していただきたいという中で、やはりこのTPPの問...全文を見る
○一川保夫君 大分皆さん方もお疲れでしょうから、私もこの程度で今回はやめさせていただきますけれども。しかし、参議院の雰囲気を見ていただいたら分かるとおり、大変与野党共に厳しいいろんな御質問が多かったかもしれませんけれども、ただ私は、そういう面では非常に今重要な時代でございますし、...全文を見る
09月05日第180回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○一川保夫君 では、私の方から、公職選挙法の一部を改正する法律案の提案理由説明をさせていただきます。  ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、民主党・新緑風会及び自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会を代表いたしまして、提案の趣旨及び内容を御説明...全文を見る
○一川保夫君 では、私の方から今の質問に対してお答えさせていただきます。  先ほど提案理由説明の中でもお話ししましたけれども、この参議院選挙区選出議員の定数の問題、各選挙区間においていろいろと不均衡が生じてきているということは、平成二十二年の国勢調査の確定値においても人口の較差...全文を見る
○一川保夫君 これまでの最高裁の判決の経過を見た場合に、この前の改正案のときに、五倍を超える状態を五倍を切る状態に改正をしてこの前の最高裁の判決を得たわけですけれども、その中では、先ほど言いましたように、違憲判決という格好にはならなかったけれども、国会で最大限努力してほしいという...全文を見る
○一川保夫君 各会派からのこの選挙制度の改革に対する御意見というのは、割と考え方が離れているような感じはいたしました。  そういう中で、今ほどの御指摘のあったように、被災地域に対する扱いとか、また今日、日本列島、自然災害的なものが方々で発生している時代に入ってきている、過疎化で...全文を見る
○一川保夫君 確かに、今御指摘のように、民主党案としては、選挙区について十県を合区して二増十二減というものを提案させていただき、比例代表でも二十を減ずるという案を提案させていただいてきたのは事実でございますけれども、こういう案についてこの協議会の場で具体的に、私が座長に就任した段...全文を見る
○一川保夫君 先ほど来の経過の中でお話しさせていただきましたように、参議院のこの選挙制度の改革に関する案というのは、各会派のそういう検討会なり協議会の下に置かれた中で、各会派の意見をいろいろとお聞きしながら取りまとめをしていくという一つの流れになっておりましたので、民主党がかねて...全文を見る
○一川保夫君 これは先ほどちょっとお話ししましたけれども、参議院の正副議長並びに各会派の会長クラスの方々に参加していただいている選挙制度に関する検討会という組織と、その下にある選挙制度協議会というのがございます。それは、先般、私たちがこの報告をし、この案をまとめるということの議論...全文を見る
○一川保夫君 そのことについてちょっと答弁させていただきますけれども、私も、本来、その憲法の精神もそうでしょうけれども、日本国土の均衡ある発展ということを考えてみた場合に、この参議院の選挙制度というのは、衆議院と違って、例えば任期が解散なしに六年あると、それを三年ごとに改選という...全文を見る
○一川保夫君 今、御指摘のとおり、私もそういう認識でございます。  各会派のいろんなそういう意見交換の中で、なかなか全体の合意を取り付けるようなものを作り上げるというのは非常に困難であるという状況の中で、今お話しのように、最大公約数的なそういう考え方で、来年の選挙に向けて、そう...全文を見る
○一川保夫君 そういう問題提起も、大変我々もそういう意識を持って取り組んでいきたいとは思っています。  ただ、先ほど溝手さんからお話がありましたように、我々国会議員だけのみならず、やっぱりこういったことに詳しい、憲法に詳しい方とか、いろんなことに詳しい学識経験者的な方に入ってい...全文を見る
○一川保夫君 お答えします。  今、荒木先生がお話しになったように、これまでの裁判、最高裁なり高等裁判所でのいろんな判決にかかわる経過というのはお話しのとおりでございますし、我々もそういう経過を踏まえた中でいろんな問題意識を持って、先ほど来説明しておりますような検討会なり協議会...全文を見る
○一川保夫君 各会派からはいろんな考え方がございました。先ほどちょっと話題にいたしましたけれども、民主党からは、都道府県単位の選挙区制プラス全国比例代表制というベースにしながら、選挙区は十県について合区を行って選挙を行うという二増十二減案というものが出されておりました。それで、併...全文を見る
○一川保夫君 何倍以内が望ましいかという話になりますと非常に難しくなるわけですけれども、先ほどお話ししましたように、当面我々は違憲状態にしたくないという中で、これまでの最高裁の判決等の流れを見たときに、少なくとも五倍以内に較差を持っていきたいという中で、当面の是正策を作らさせてい...全文を見る
○一川保夫君 今御指摘のように、憲法上の問題も含めた議論というのは、私はやはりずっとこれからもしっかりと深めた方がよろしいというふうに思っております。  その一票の較差をどの程度を目指すべきかと、どの程度に抑えるべきかというところは、確かに余りぎりぎりとした議論がなされていない...全文を見る
○一川保夫君 先生お話しのように、広域化に関する議論というのは、さきに十一ブロック制にするという議論の中で併せていろいろあったというふうに思います。  私も、最終的にそれを取りまとめるときに、広域化というような考え方も含めていろいろと議論したらどうかということを提案しようかなと...全文を見る
○一川保夫君 その定数問題をどうするかというのは、これは今日の今の消費税に関するああいう法案の質疑の中でも話題になっていることでございますし、衆議院は衆議院段階でもそういうことが割と中心的に議論されてきたような経過もございます。  私は、この参議院の定数問題は、先ほど来話をして...全文を見る
○一川保夫君 先ほど先生の方から、これからスケジュール的にどういう考え方で進めるかというお話がございました。  これはもう、今、参議院の平田議長の下での各会派の会長さんを入れた、正副議長さんを入れた選挙制度に関する検討会という組織なり、その下での協議会という組織はこれからも存続...全文を見る
○一川保夫君 先生御案内のとおり、国会がだんだん終盤になるにつれて、いろんな問題で混乱を呈してまいりました。そういう中で、我々のこの選挙制度に関する公職選挙法の一部改正案というのは、各会派の認識というのは、どういう事態になろうとも、議員立法によるこの改正案についてはしっかりと成案...全文を見る
○一川保夫君 会派によっては、先生がおっしゃったように定数削減の提案を出している会派もございました。  ただ、先ほど来お話ししていますように、議長の下での検討会なり協議会という、今現在十一会派の中での代表者十五名の皆さん方の議論で進めてきておるわけです。それを、物事をそこで多数...全文を見る
○一川保夫君 私は、今の問題意識を我々十分持っておりますし、先ほど言いましたように、座長として私案を出すというのは、一つの取りまとめ段階に来ておりましたので、全体の御意見の中で最大公約数的にそういう案を出させていただいたと。そこで私は、例えば民主党の案をそこでこだわって主張すると...全文を見る
○一川保夫君 今先生の御指摘のことについては、具体的にその時点でどうなるかということは、はっきりとした数字は今ここでは分かりませんけれども、我々は、少なくとも今の国勢調査結果に基づいてのその人口の状況というものを見ながら、これ五年ごとにそういった調査を経てきておるのが今の国勢調査...全文を見る
○一川保夫君 衆議院の方は、今先生御指摘のとおりのそういうことで議論がされて、法案を提出させていただいております。  私は、参議院では民主党の代表という、一応幹事長ですから代表といえば代表なんですけれども、その検討会、協議会という組織の中の座長役を務めさせていただいたということ...全文を見る
○一川保夫君 そこのところはちょっと理解していただきたいんだけれども、衆議院には、この参議院のように、議長の下での参議院の正副議長と各会派の会長さんを入れたこういった選挙制度に関する検討会という組織は衆議院にはございません。私たちは、参議院のそういう選挙制度をそういう組織の下で、...全文を見る
○一川保夫君 その御指摘は、先ほど来ちょっとそれと似たような質問がありましたけれども、私は、我々がマニフェストとして掲げてきた定数削減の話題というのは、これを忘れてしまったと、もう諦めたということじゃないわけです。それは、先ほど来の附則の中で抜本的な見直しを行うという中には、定数...全文を見る
○一川保夫君 それは、先生もちょっと御存じかもしれませんけれども、この各会派の中には定数削減に反対の会派もございます。ですから、一方的に定数削減というような表現をそこに入れるというのはちょっと書きづらかったということでございます。  ただ、しかし、そういうことについての議論は大...全文を見る
○一川保夫君 今ほど先生御指摘のこれまでの裁判所におけるいろんな判決の経過の中での御指摘でございますけれども、我々も、二十一年九月三十日の最高裁の判決というものは一つの目安として、今回、当面の是正策としては少なくとも五倍を切るような状況にまず持っていくべきだという問題意識はありま...全文を見る
○一川保夫君 我々は、次のいろんな最高裁の判決等でのそういった違憲的な判決が下されないことを願っておるわけでございますけれども、国会の場で、先ほど来言っていますように、いろいろな問題意識を持って各会派がそういう組織の下でいろいろと議論を重ねてきたという経過というものは、私は司法の...全文を見る
○一川保夫君 それはまた、我々、検討会、協議会という場でその判決の内容をしっかりとまた議論をしていく必要があるだろうと。それをどの段階で法律改正を目指すかということは、またそのときのいろんな構成されるメンバーの中で大いに議論をしていただくということになるのではないでしょうか。
○一川保夫君 一番低い球かどうかというのはちょっとあれですけれども、私の問題意識としましては、先ほど来議論されていますように、各会派からいろんな改革案の中で、それを踏まえて各会派のいろんな議論が積み重ねられてきたことは事実でございます。そういうのをいろいろとお聞きしておる中で、当...全文を見る
○一川保夫君 先生の御指摘のように、多様な民意を、できるだけそれを平等に国会の選挙制度の中に反映させるという基本的なその考え方は我々も同感ではございますけれども、ただ一方では、選挙制度だけでその問題をしっかりと確保できるかどうかということになると、片や、先ほど来のように、我が国が...全文を見る
○一川保夫君 そこは、もう先ほど来いろいろ議論の中でもお話ししたと思いますけれども、今回も、各会派のいろんな意見を議論する中で、一つの成案、意見を、考え方を取りまとめていくという中では、そういう先生が期待するようなものにはなっておりませんけれども、しかし、議論の中ではそういう考え...全文を見る
○一川保夫君 今先生が御指摘のように、藤原先生が説明したあの時期の一つの工程表といったようなものがそのとおりしっかりと守られていなかったという面では申し訳ない面もあると思います。ただ、我々はそれなりに各会派いろいろ努力したことは事実でございますし、いろんな案を出し合いながらそこで...全文を見る
○一川保夫君 平山先生の方からは、今回の選挙制度の改革について相当大胆な意見が出ていたと思うんです。ほかの会派にはない大胆さがあったというふうに思っております。そういう面では、そういう大胆な柔軟な考え方を持ちながら抜本的見直しを議論するということは、ある面では非常に重要なことであ...全文を見る
○一川保夫君 私は、先ほど来お話ししていますように、来年の通常選挙に向けて当面の是正策というものをしっかりとこの会期内に成立させたいなということで座長役を務めさせていただきました。そういう中で、各会派からいろんな議論がある中では、私が出した四増四減案というものは、ずばりそういうも...全文を見る
○一川保夫君 この一部改正の法案が成立すれば、やはりこの法律の内容に基づいてしっかりと選挙を執行するということだろうと思うし、その例外的な扱いというのはやはり基本的には難しいんではないかというふうに私は考えております。
○一川保夫君 今先生御指摘のような件につきましては、今回のいろんな議論の場でもそれに近いような話題はございましたし、我々参議院に身を置く人間としましても、やはり参議院の持つ役割というのは衆議院と全くイコールではないというふうに思っております。それは、衆議院の方には総理大臣の不信任...全文を見る
○一川保夫君 そこのところを私がちょっと明確に答え得る知識は十分持っておりませんけれども、ただ、過去のいろんな議論を聞いております限りでは、参議院は地域代表者を選ぶということにはなっていないと思うんです。そういう中で、一方では、過去のいろんな判決等を見れば、衆議院と異なるそういう...全文を見る
○一川保夫君 私も先生と同じ問題意識でございますけれども、やはり単なる参議院は一票の較差是正という観点のみで余り選挙制度を議論し過ぎちゃうとちょっと参議院の在り方というところで存在感をなくしてしまうのではないかという感じはいたしておりますので、そういう面では、やはり幅広い議論を、...全文を見る
11月15日第181回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第2号
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○一川参議院議員 おはようございます。  では、私の方から、公職選挙法の一部を改正する法律案提案理由を説明させていただきます。  ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、民主党・新緑風会・国民新党及び自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会を代表い...全文を見る
○一川参議院議員 今回の参議院選挙制度の見直しの件につきましては、平成十九年の通常選挙に関する平成二十一年最高裁判決を受けて開始されたというふうに承知いたしております。  先ほど趣旨説明でお話ししましたように、二十二年の通常選挙前には、参議院改革協議会において専門委員会を設置し...全文を見る
○一川参議院議員 私たちは、先ほど言いましたように、各会派の幹事長クラスが参加しての協議会で議論を重ねてまいりまして、各会派のいろいろな考え方を持ち寄って意見交換をしてまいりましたけれども、なかなかそれが収束する見通しが立たないという中で徐々に時間が経過し、片や、衆議院の方でも選...全文を見る
○一川参議院議員 私たちは、協議会で議論を重ねている間におきましても、最高裁の判決を控えている中で、恐らく判決の中でも厳しい判決が指摘されるのではないか、ある程度のそういう問題意識は持っておりました。  そういう中で、私たちは、当面違憲状態を回避したいという中で四増四減案をつく...全文を見る
○一川参議院議員 十月十七日の最高裁の判決につきましては、我々も大変重く受けとめさせていただいております。  これは、先ほどもちょっと答弁させていただきましたように、我々がいろいろな選挙制度を検討している途中においても、次に判決がおりるであろう最高裁の判断は相当厳しいものがある...全文を見る
○一川参議院議員 御党は定数問題について大変真剣にいろいろな問題に取り組んでおられるというのは我々も聞いておりますし、こういう中で、我々国会議員の定数というのは、参議院だけで議論する問題でもないと思っております。  衆議院の定数問題と参議院の定数問題は総合的に判断をすべき問題で...全文を見る
○一川参議院議員 参議院の質疑の段階で、そういう御質問がございました。  私も先ほどちょっと答弁で触れましたように、我々も、この選挙制度を議論する中では、最高裁の判決を控えている中で、相当厳しいことが想定されるという問題意識はそれぞれ皆共有していたと思うんです。  そういう中...全文を見る
○一川参議院議員 一票の平等を守るべきだという判決の趣旨というのは、それは我々も全くそういう考え方は理解できるわけでございますが、先ほどのいろいろな答弁の中でもちょっと触れておりますけれども、憲法第四十三条に、皆さん方も御案内のとおり、全国民を代表する選挙された議員によって構成す...全文を見る
11月15日第181回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○委員以外の議員(一川保夫君) 公職選挙法の一部を改正する法律案の提案理由の説明をさせていただきます。  ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、民主党・新緑風会・国民新党及び自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会を代表いたしまして、提案の趣旨及び...全文を見る
○委員以外の議員(一川保夫君) 私たちは、先ほど提案理由説明いたしましたけれども、このいろんな制度を検討する過程において、近いうちに最高裁の判決があるということを想定をしておりました。恐らく相当厳しい、そういう判決文が出るかもしれないという、そういう問題意識の中でいろいろと議論を...全文を見る
○委員以外の議員(一川保夫君) 先ほども触れましたけれども、この今回の十月十七日の最高裁の判決というものは、内容的にも大変厳しいものを含んでいるということを私たちも十分認識いたしております。そういうことの問題意識の中でしっかりと受け止めて、これからの制度改正なり抜本改革に向けてし...全文を見る
○委員以外の議員(一川保夫君) 今ほどの御指摘でございますけれども、私たちというか私自身は、民主党の会派の幹事長としてこの協議会に参画をさせていただき、そして議長の方から座長役を務めろというふうに指名されたわけです。  この協議会でいろんな意見交換を重ねている中で、各会派の皆さ...全文を見る
○委員以外の議員(一川保夫君) 先ほども触れておりますように、私たちは定数削減問題を諦めてしまったということでは決してございません。  例えば、衆議院と参議院、それぞれ国会議員を選ぶという制度ですから、一方で参議院だけが先行して定数問題に決着を付けてしまうというのはやや行き過ぎ...全文を見る
○委員以外の議員(一川保夫君) 先生今御指摘のように、昭和五十八年の最高裁の判決というのがございました。このときは、参議院の選挙制度についてもある程度そういう裁量の幅があるというような趣旨の中で、都道府県別の代表のその意義というものについてもある程度触れられていたような気がいたし...全文を見る
○委員以外の議員(一川保夫君) 西岡案というものについては、我々もこの協議会の場でいろいろと話題になっておったのは事実でございますし、私たちがこれからの抜本改革を目指すという中では、特定の案にこだわっているというような表現はしておりません。  そういう面では、この西岡案も一つの...全文を見る
○委員以外の議員(一川保夫君) 私自身は平田議長から直接今のようなお話は聞いておりませんけれども、ただ、十月十七日の最高裁の判決は大変重要であり、重いものがあるということについては意見交換をさせていただきました。  ですから、今議長の下にあるその検討会並びに選挙制度協議会の下で...全文を見る