一川保夫
いちかわやすお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
---|---|---|
04月22日 | 第183回国会 参議院 予算委員会 第9号 議事録を見る | ○一川保夫君 おはようございます。民主党・新緑風会の一川保夫でございます。 いよいよこの参議院におきまして、二十五年度予算の審議が本格的に始まるという冒頭の質問でございますので、これから民主党・新緑風会を代表して数名の方の質問をさせていただきますけれども、私の方からまず質問を...全文を見る |
○一川保夫君 これは、さっきちょっと私が冒頭言いましたように、人口のこれからの動きというのは、私はあらゆる政策はそれを念頭に入れた上で考えていただきたいということを先ほども言いましたけれども、特に厚生労働大臣、社会保障関係をつかさどる大臣としましては、こういった人口あるいは年齢構...全文を見る | ||
○一川保夫君 私も、我々国会議員は全てこういう状況というものはある程度頭に入れながら対応すべきだと思いますけれども、我が国のこれまで人口減少期のこういった経験というのは私は過去なかったような気がするんですけれども、総理大臣、こういった認識はいかがですか。我が国は人口減少期に、これ...全文を見る | ||
○一川保夫君 私は、やはり我が国は、これまで人口が減少していくという中でのそういう経験はしていないと思うんです。そういう中にあって、もう既に我々は減少期に入っており、なおかつ内容的には超少子高齢化の状況を抱えているわけですね。 そういう中で、先ほど厚生労働大臣もちょっと触れた...全文を見る | ||
○一川保夫君 今大臣、もうそういう問題意識を持っておられるという面ではしっかりと取り組んでいただきたいわけですけれども、私も、人口がだんだん減ってくるという中で、なおかつ日本列島は元々限られた狭い国土でございますから、そういう面では、人材をしっかりと育成していくという観点でも、こ...全文を見る | ||
○一川保夫君 最後に、総理大臣にこの人口動態の予測を受けてちょっと見解をお尋ねするわけですけれども、総理は常に強い日本をつくるといったようなことを、強い経済をつくるというようなことは常におっしゃっております。 そういう中で、自由民主党の皆さん方も日本強靱化計画的なものを今バッ...全文を見る | ||
○一川保夫君 今こちらに資料を出しておりますけれども、こういったように、東北地方を中心に大変人口が減少するというような予測があります。また、一方では、大都市圏を中心に二〇四〇年時代に入っていきますと、極端に高齢化率が高くなってくるという現象につながってくるわけですね。そういう面で...全文を見る | ||
○一川保夫君 ちょっと外務大臣に確認するわけでございますけれども、今、特に軍事的な挑発を繰り返している北朝鮮に対する外交政策としてはどういう基本的な姿勢で臨んでいるのか、そこをお聞かせください。 | ||
○一川保夫君 防衛大臣にちょっとその辺りも含めて確認するわけですけれども、防衛省の対応として、北朝鮮に対するいろんな動きに対する対応も含めて、最近、中国のいろんな動きも活発化してきておりますけれども、そういうことに対する基本的な今対応状況といったものを防衛大臣からお聞かせ願いたい...全文を見る | ||
○一川保夫君 外交防衛関係、時間を掛けるといろんなことがありますからこの程度にしておきますけれども、我が国のこういう周辺がいろんな面で軍事活動が活発化してきているという中にあって、国民の不安をやはり解消させるという面の冷静な対応というのが非常に重要ではないかと思いますし、また、そ...全文を見る | ||
○一川保夫君 じゃ、日銀の総裁来ていただいていると思いますが、今、麻生大臣の方からも報告がありましたけれども、総裁としてはどういう印象を持たれたか、お聞かせください。 | ||
○一川保夫君 このG20の国際会合の中ではそういう印象を持たれたということなんですけれども、じゃ、一般の国民の皆さん方はそういう実体経済というものに向けての生活上の実感としては何もないわけです。 そこで、これは日銀の総裁にちょっと確認するわけだけれども、この二%のインフレ目標...全文を見る | ||
○一川保夫君 その辺りの言い回しは非常に国民に説得力のないところだと思いますけれども、物価安定に向けて二%の目標を掲げてそういう日銀サイドの政策を動かせば、国民の生活が豊かになる、あるいは楽になる、そういうようなことに、説明するときに非常に説明しづらいわけですね。今、現実、地方の...全文を見る | ||
○一川保夫君 こういった中小企業の皆さん方、経営者の方々も含めての考え方というのは、一種の期待感というのはそれは皆さんあると思うんですね。しかし、現実は、実体経済の中ではそういう現象というのが全然まだ感じられないと。私の地元の人たちの意見を聞いても、むしろさっき言ったように経営を...全文を見る | ||
○一川保夫君 大臣が今おっしゃった九七・六%、もう既に契約、着工しているというのは、それは間違いないんですか。 | ||
○一川保夫君 要するに、契約して、全て繰り越しているということだろうと思うんですね。ですから、実際現場で物事がどの程度進んでいて、もう既にいろんな関係者に対する支払的なものがどの程度行っているかということは、そこはまだ全然分からないわけですね。 そこで、その問題も議論すればま...全文を見る | ||
○一川保夫君 これは大変難しい課題だと思いますけれども、早く原因を究明する中でその対策をしなきゃならぬわけですけれども、是非そこは精力的に取り組んでいただきたいというふうに思っております。 そこで、これ総理大臣に基本的なスタンスをお聞きするわけだけれども、我々は今回の福島第一...全文を見る | ||
○一川保夫君 では、総理は、最終的に原発をゼロにする社会を目指すか目指さないかという点ではいかがですか。 | ||
○一川保夫君 ベストミックスを目指すとか極力というような言い方でごまかしておられますけれども、私は、この原子力発電所という施策を推進してきたのは、自由民主党の時代にやってきたわけですよ。 今回ああいう大事故を起こして、多くの人がまだ苦しんでいるわけです。こういうときに、私は、...全文を見る | ||
○一川保夫君 それは、再生可能エネルギーとかそういった中で低廉なものを目指すというのは、それはあっていいと思うんですけれども、原子力発電所というものは、従来、低廉だとかあるいは安全神話という中で推進してきたわけですよ。ですから、総理は原子力発電所をまずゼロにする社会を目指すのか目...全文を見る | ||
○一川保夫君 それは私から見ると無責任な答弁だと思いますね。 やはり、国民をこれだけ厳しい極限の、特に福島県の皆さん方が御苦労されている最中ですよ。そういう中にあって、私は、ゼロを目指すか目指さないかという基本的なスタンスそのものが、それは目指さないというようなことをにじませ...全文を見る | ||
○一川保夫君 私は、日本国憲法というのは、それなりに日本という国づくりのためにしっかりとしたそういう対応を、来たと思いますけれども、総理大臣はこの日本国憲法、憲法という規範はほかの法律と違って、どちらかといいますと国家権力を抑制的に監視していくのが日本国憲法だというふうに思います...全文を見る | ||
○一川保夫君 私は、総理のその国会議員の三分の一をちょっと超える程度の人たちが反対すればできないのはおかしいというような考え方は、私は間違っていると思います。国会議員というのは、少なくとも国民を代表する人たちが国会議員です。それなりの見識を持った考え方を皆さん、私は持っていると思...全文を見る | ||
○一川保夫君 私は、総理大臣が所信表明のときに、述べられたときの表明した中に、御自身は前に途中で総理大臣をお辞めになったことを一つの教訓にして、政治的な挫折というものを一つの教訓にする中で、過去の反省をしながら丁寧な対話を心掛けていきたいというような所信表明をされております。そう...全文を見る | ||
○一川保夫君 私は立法府の責任としては基本的にスタンスはおかしいと思いますけれども、これだけ司法サイドの方から厳しい判決が出た中で、やはりそのときの状況を見ながらいろんな対応をしていくのが本来のこの立法府の責任じゃないかというふうに思います。 確かに、今の一票の格差の問題とい...全文を見る | ||
○一川保夫君 大体時間が来ましたから終わりますけれども、やっぱり自然災害、特に地震に対する対応というのは近年特に関心が深まってきておるわけでございますけれども、先ほど言いましたように、阪神・淡路大震災以降の地震をとらまえてみましても、もうほとんど予知されていない、そういう地震が全...全文を見る | ||
04月25日 | 第183回国会 参議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○一川保夫君 民主党・新緑風会の一川保夫でございます。 それでは、今ほどのこの法律に対する質疑を中心に質問をさせていただきたいと、そのように思います。 この法律、ちょっと長ったらしくてややこしい法律ですけれども、ただ、この法律を制定するに至った一つの経過の中で、平成十一年...全文を見る |
○一川保夫君 そういう経過の中で、今日まである程度時間を要してきたということでございました。 この対象国五か国から、法律上は、一応免除の要請があった場合には免除しましょうという、一応第二条はそういう書き方をされておりますけれども、まあ今の経過の説明から想像するには当然免除の要...全文を見る | ||
○一川保夫君 それから、昭和四十五年ごろから、今までの法律に基づいて政府米を十四か国ぐらいに約四百七十万トン輸出してきたということが言われておりますけれども、その中に、今話題の北朝鮮という国が含まれておるわけです。この北朝鮮に対しては、平成七年に三十五万トン輸出されたというふうに...全文を見る | ||
○一川保夫君 この北朝鮮の話題は、まあいろんな面でいろんな話題になりそうな今国になりつつあるわけですけれども、私は、この食糧問題というのは、北朝鮮の国民にとって今どういう状況にあるかというのは正確には全然分かりませんけれども、いろんな報道等によりますと、相当食糧事情に困っているの...全文を見る | ||
○一川保夫君 このモンゴルという国、この前、安倍総理も訪問されましたけれども、私もかつてちょっと行ったことがありますが、このモンゴルと北朝鮮というのは、農業部門だとかスポーツの分野だったですかね、何かそういう分野で割と交流があるんだという話は、当時もその国で聞いたことがありますけ...全文を見る | ||
○一川保夫君 この米の話題というのは、これから我が国国内においてもいろいろとこの米の問題については検討しなければならないいろいろな時代に突入してきているかもしれませんけれども、この法律に関しては我々もしっかりと早く処理した方がいいなという感じすらするわけでございますので、この問題...全文を見る | ||
○一川保夫君 私もこういった週末を中心に地元回りしていますと、少なくとも直接農業にかかわっている人はもちろん、今大臣もちょっと言われましたような、大変心配というか、怒りに近いような、そういう声が非常に聞こえてまいります。 特に、農業団体である農協という組織にとっては一つの死活...全文を見る | ||
○一川保夫君 私は、こういった今交渉に入ったこと自体は非常に遺憾に思っておる国民は多いと。国民というか、特に農村地域の中では圧倒的に多いわけですけれども、そういう方々からすると、これからの交渉を冷静に見ているということになろうと思うし、今まで政治家を信頼して期待してきたけれども、...全文を見る | ||
○一川保夫君 これまで、過去我が国の農政も、言葉の言い方は多少は違ったと思いますけれども、今大臣が目指しているような農業政策とか、大規模化、効率化を図ったような農業政策的なことの言い方は何回もあったわけでございますし、今の農地の集積にかかわるようなそういう施策も相当いろんなことで...全文を見る | ||
○一川保夫君 特に森林地帯が外国資本等によって買収される面積が割と多かったということで注目されておるわけですけれども、ただ、こういった各府省のいろんな所管している法律に基づくこういった情報で、一つの課題としてまだ残されているというふうに聞いていますのは、固定資産課税台帳の納税者情...全文を見る | ||
○一川保夫君 そういったような課題が一つ残されているということでもあります。 今お話しのように、外国資本等の我が国の土地取得という問題は、近年いろんな軍事行動が活発化してきているとか、あるいは尖閣諸島にまつわるような話題、竹島にまつわるような話題ということを考えれば、私は、や...全文を見る | ||
○一川保夫君 はい。 最後になりますけれども、これは農林大臣にお願いをしておきますけれども、昭和三十九年に木材の自由化というのがありました。その後の、当時木材に対する国内需要が非常に高かったということもあって、余り国内対策ということは取っておりませんでした。その結果、今日、我...全文を見る | ||
05月23日 | 第183回国会 参議院 農林水産委員会 第8号 議事録を見る | ○一川保夫君 民主党・新緑風会の一川でございます。 今回、法律一部改正の、俗に言う間伐特別措置法の一部改正に関する法律案に関して質問をさせていただきたいと思っております。 農林水産大臣、この二十五年度予算の説明された五月九日ですかね、そのときにも、戦後に造成された約一千万...全文を見る |
○一川保夫君 基本的なお考えは理解いたしましたけれども、国産材のこういった利活用の問題というのは、当然、今のお話のように、需要の喚起という面はある面では物すごく重要なことでございますし、一方では、それに対応しての供給体制をしっかりと整えていくということも非常に重要なことでございま...全文を見る | ||
○一川保夫君 今の御答弁は、間伐に対するトータルとしてのそういう現場での対応の数字というのはほぼそういうものだと思いますし、それはそれで理解できますけれども、この制度そのものを活用しての間伐のそういう対応というのは、私は非常にまだばらつきがあったというふうに思います。それは間伐に...全文を見る | ||
○一川保夫君 いろいろと幅広くいろんなことに今チャレンジしようとしているということは理解できましたけれども、基本的にはこの木材価格というものが余り低迷するような、そういうことがいろいろと報道されたり何かした場合に、先ほど言いましたように、森林所有者等にとっては非常に先行きが何とな...全文を見る | ||
○一川保夫君 それから、先ほど副大臣の答弁の中に、いろんなこれから国産材を利活用するという一つの中に、木質バイオマスの利用の促進のような話題が一つありました。私もこのことはある面では非常に重要な問題だというふうに思いますので、間伐材でも利用されないまま放置されているケースというの...全文を見る | ||
○一川保夫君 今の木質バイオマスに対するいろんな支援策というのは非常に重要になってくるというふうに私も思いますので、積極的な対応をお願いするわけでございますが、それと併せまして、やはりこういう木質のバイオマスにかかわるような作業にかかわる、そういう森林関係者の所得につながる対応を...全文を見る | ||
○一川保夫君 我が国のこれからの森林、林業の分野でのいろんな人材対策ということは非常に重要な課題であるということは以前から言われているわけでございますけれども、今大臣がお話されましたことのほかに、今回、大臣の予算の説明の中にも林業の就業前の青年に対する給付金の創設等についても考え...全文を見る | ||
○一川保夫君 次に、これは大臣にお聞きしたらいいと思いますけれども、森林組合という組織がございます。私もこういった地元の組合の役員の一員を務めさせていただいておりますけれども、この森林組合という組織は今日のこの時代しっかりともう一回見直しを掛けて、こういった組織を私はうまく利活用...全文を見る | ||
○一川保夫君 是非、そういう基本的な方針で臨んでいただきたいというふうに思っております。 そこで、最後、最後というか、私の方で国有林野の事業についてちょっと大臣に確認しておきたいわけでございますけれども、先般、衆議院の農水委員会でもこの話題が出たというふうに聞いております。 ...全文を見る | ||
○一川保夫君 今回、一般会計の方に移行したという一つの中には、やはりこれから国有林野事業に携わってきた皆さん方のいろんな経験を生かしながら、民有林等への指導なり支援、そういったことも含めて一体的な管理というのは非常に重要な時代でございますので、是非そういったことについて大臣の方か...全文を見る | ||
○一川保夫君 今日、今のTPPの話題等が飛び交っている時期でもございますし、ある面では山村地域、農村地域はこれからの将来に向けて大変不安感が漂っております。 そういう中で、特に山村地域は先ほど来の議論のように高齢化が激しいと。いろんな面で条件不利地域でございますので、そういう...全文を見る |