市村浩一郎

いちむらこういちろう

小選挙区(兵庫県第六区)選出
日本維新の会
当選回数4回

市村浩一郎の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○市村委員 民主党の市村でございます。  では、早速ですが、質問を始めさせていただきます。  まず、警察の方に質問があります。  ライブドア事件に関しまして、野口さんという方が沖縄で死を遂げられてしまったということでありまして、その死のあり方についての疑問が予算委員会でも議...全文を見る
○市村委員 普通の自殺というのは、故人の名誉の問題またはプライバシーの問題もありますので、そういう自殺のことをこの場で議論するものではないということは重々承知しながら、しかし、この方というのは非常にライブドア事件の核心中の核心と思われる人物でありましただけに、その死については、国...全文を見る
○市村委員 この件に関してはまた改めて、警察のいろいろな問題があるときに議論させていただきたいと思います。  それで、きょうは、私がずっと取り組んでおります公益法人改革、というよりも非営利法人の制度をきちっと、非営利法人だけじゃない、非営利団体といいますか非営利組織の制度につい...全文を見る
○市村委員 今読んでいただいた部分は、大変私もありがたい、私の年来の主張をおっしゃっていただいたということでありますが、ちょっとここで官房長官と中馬大臣にお聞きしたいんです。  この公益法人、これは官ですか、民ですか。一言ずつお答えいただけますか。この公益法人というのは官でしょ...全文を見る
○市村委員 これは、さきの村上大臣や竹中大臣にもお聞きしております。また改めて聞くのかとおっしゃられるかもしれませんが、なぜ民の公益法人の改革が行政改革の重点八ポイントの中の一つなのか、これ自体が非常に矛盾に満ちたことだというふうに私は思っているんです。それをやはりここで合理的説...全文を見る
○市村委員 先ほどからお答えいただいている部分に関しては、全く、大変私も賛同といいますか、ぜひともその考えでやっていただきたい。  まさに、冒頭でお聞きしたときに官房長官もおっしゃっていただきました。官から民への流れのときの民というと、これはどうしても、小泉内閣の民というのは株...全文を見る
○市村委員 いや、もしそうであれば、今回の公益法人改革の大きな目玉は、一般的な非営利法人制度をつくろうという大きな志があったはずなんです。  ところが、今、中馬大臣からお話があったように、まずは、では民法三十四条法人が財団、社団だけだということであるのならば、そもそも一般的な非...全文を見る
○市村委員 では、関係あると言いますけれども、例えばこれは、WHOの方は、関係があるというふうに私がもし聞いたとしたら、関係あるとおっしゃっていただける団体でしょうか。
○市村委員 一般的には、そういうのは関係ないということだと思いますが、では、日本WHO協会のWHOというこの名称は、このWHOはあのWHOと同じと考えてよろしいでしょうか。このWHOはどうでしょうか。
○市村委員 そういうのはやはり一般的には片思いということでありまして、関係がないわけであります。向こうからすれば、私は関係ありません、ただ一方的に思われているということでありますね。  ところが、先ほどロゴとおっしゃいましたが、何とこの団体が、今は使っていませんけれども、WHO...全文を見る
○市村委員 そうですね。まず、この団体が、実はWHOの承諾も得ずにロゴを使っているだけではなくて、私が聞いたところによりますと、何と、この支部とか会員に対して、自分の会員になったらこのロゴを使っていいよと言って、まあ、この本部じゃないらしいんですけれども、一支部が、うちの会員にな...全文を見る
○市村委員 私も、たまたまある薬局のホームページを見ましたら、やはりロゴを使っていらっしゃいました、今はさすがに削除をされておりますけれども。  では、またもうちょっと聞きます。  まず、今はロゴの不正使用ということがまず一個あるわけでございまして、では、こういうケースはどう...全文を見る
○市村委員 その特増の制度を利用して、例えば、今私たち政治家も、企業・団体献金は禁止されていますが、個人献金の場合は、寄附してもらったら所得から控除できるという制度があります。私が聞いているところでは、この日本WHO協会は、寄附をしていただいたら、五%はいただきますが、九五%はお...全文を見る
○市村委員 今までもこうしたいわゆる税制の控除を悪用して、政治家がそれこそ逮捕され、議員の議席を失った例は多々あります。  まさにこの団体、結局、今調査中ということですけれども、実は倫理委員会というのがこの団体で設けられて、この倫理委員会の報告書に明確にその疑いありということが...全文を見る
○市村委員 今お話があったように、厚生労働省は、実はこのことはもう大分前から把握をし、いろいろと改善命令も出されてきたということでありますが、今日に至って、実はまだ解明されていない事実も多々あるということでありまして、この協会は今現在どうなっていますか。
○市村委員 この協会についての話はまた大変大きな問題だと思いますので、公益法人改革で、恐らく、先ほど防衛施設庁の議論もされておりましたけれども、公益法人ですね、やはりこの公益法人が本当に天下りや食い物にされているということ。  なぜこうなったかということは、先ほどちょっと、これ...全文を見る
○市村委員 理解はしていますけれども、ただ、法律が出てくるとまた議論は別でございますので、徹底的にやらせていただきますが、本当にいいものをつくろうということであります。  それで、最後に厚生労働省さん、実は公益法人といっても、問題があるのはここだけじゃありません。たくさんありま...全文を見る
○市村委員 では、これで質問を終わります。
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○市村分科員 民主党の市村でございます。本日はこうした機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  私の選挙区としているところは大阪、神戸のベッドタウンというところでありまして、去年は列車転覆脱線事故が起きて多くの命が失われたあの地域でございます。  そして、今私がも...全文を見る
○市村分科員 この議論は、今大臣もおっしゃっていただいたように、三十年来の議論があったと思います。いわゆる社会的入院という言い方で議論があったことだと思います。  だからこそ、やはり介護保険が五年以上前に導入された際に、本当はこの社会的入院は解消されるはずだったんですね。ですか...全文を見る
○市村分科員 しかし、水田政府参考人は、当時社会的入院という言葉を使われていますよね。だから、丹羽先生の論文によると、このような療養病床が現在三十八万床に達しているということで、これは明らかに社会的入院を指しているわけであります。社会的入院を指しているということでありまして、だか...全文を見る
○市村分科員 きょうは極めて、大臣、ありがとうございます、御率直にお答えをいただいておる。  やはり、私は、国会の議論というのは、こういう率直な議論じゃないとだめだと思うんです。もごもごしたところでごまかしていると、結局まともな議論ができずに、そのうちに現状が悪化してしまうとい...全文を見る
○市村分科員 もう一度お答えいただけますか。そんな数字じゃありません。
○市村分科員 今の予測値で五百二十万人。平成三十七年に達するとされた五百二十万人には何年で達する予定でございますか。
○市村分科員 私の手元の資料、これは厚生省の資料ですけれども、二〇二五年にこの資料は五百三十万なんですけれども、大体同じようなことです。  実は、五百二十万人というのは、もう数年で達するんです、数年で。ということは、これだけ需要予測を見誤っているんですね。これは極めて違う。平成...全文を見る
○市村分科員 今、要介護認定者は、介護保険がスタートしましてから年々三十万人規模でふえているということでありまして、一人平均して月十五万、これは実はかなり低く見積もっています、もし一人月平均十五万かかるとすると、十五万掛け十二カ月掛ける三十万で、年間五千四百億なんですね。安くてで...全文を見る
○市村分科員 本当に、伸びない、一概に言えないということで済まされる問題なんでしょうか。  私は、もう介護保険はこのままでいくと破綻するだろう、そう思わざるを得ないんです、このままいくと。これだけ需要予測も見誤り、伸びについてもそんな少なく見積もってもと思っているのに、いや、大...全文を見る
○市村分科員 もちろん、示していただきたいと思います。  ただ、本当に介護保険が、介護に限らず年金もそうですけれども、やはり、税金や保険料を払っている国民の立場からすれば、本当にもつんですかというところが非常に一般的な課題なわけです。  私がやはり、有権者の方とか友人とかとい...全文を見る
○市村分科員 まだ決まったわけじゃないんですね。であれば、ぜひとも私はいろいろ議論していただきたいと思います。  厚生労働大臣、特定施設にこれを入れようとしているんですけれども、やはり私は、多分質の高いいろいろな住居環境を大先輩方にこれから提供しなくちゃならない。しかも安い買い...全文を見る
○市村分科員 本当に大分議論したので、またやらせてください。  最後に、厚生労働省が、当時の厚生省が主務官庁として許可をされている「社団法人 日本WHO協会 寄付金等運用規則」、きょうはお手元に資料として配付させていただいておりますが、この三条にある「前条に定める寄付金等のうち...全文を見る
○市村分科員 それで、指定寄附金じゃないとした場合に、こういう細目を持った財団、社団ですか、見たことありますか、聞いたことありますか。こういう運用規則を持ったことを今まで聞いたことありますか。一言、一言でお願いします。
○市村分科員 WHO協会というのは、実は結局、指定寄附金じゃないんです。  当時、特増だったんですが、特増制度を、私からすれば悪用して、結局五%だけ差し引いて九五%戻すというようなことをやってきたんですね、これは。やってきていると私は聞いております。  ですから、厚生労働大臣...全文を見る
○市村分科員 ありがとうございました。
03月29日第164回国会 衆議院 文部科学委員会 第9号
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○市村委員 民主党の市村でございます。  本日、この文部科学委員会での質問の機会を与えていただきまして、まず冒頭、心からの御礼を申し上げます。三十分、質問をさせていただきたいと存じます。  本来であればここで私も教育論、学校論でも一発ぶちたいところでありますけれども、きょうは...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  今お話をいただきましたように、パスポートというものに書かれている生年月日は、一〇〇%それを信じてその人の年齢を示すものではないということの理解で、一言で言えばよろしゅうございますでしょうか。一言だけお願いします。
○市村委員 もう一点、ちょっと言い方をかえますと、パスポートを唯一のよりどころとしてその人の年齢は何歳なんだと言い切ることは、これは一〇〇%言い切れないというふうに言ってもよろしゅうございますでしょうか。
○市村委員 なかなか外務省の立場でも言いづらいこともあると思いますが、この場での私の理解は、先ほどから申し上げているとおり、パスポートを唯一のよりどころとしてその方の年齢をこうだと言い切れるものではないというふうに理解をして、先の議論を進めたい、このように思います。  なぜパス...全文を見る
○市村委員 引き続き調査をお願いしたいと思います。  だから、きょうは残念ながら、そういった意味では、一〇〇%確信を持って同一人物であるということは言い切りません。言い切りませんが、私もこの件について、一年六カ月の調査期間をかけ、実際に現地まで派遣をして、行ってもらって調査をし...全文を見る
○市村委員 それで、前回までは、セネガルのバスケットボール連盟が出したペーパーがパスポートと一致していたということで終わっていたわけですね。ところが、ことしの二月になりまして、私の手元に、外務省を通じて、FIBAという国際機関からの文書が届いたわけでございます。これには八二年と書...全文を見る
○市村委員 法務省さんにお尋ねします。  もしこれが同一人物であるとして、パスポートに記載された年齢と国際機関に届けられているものが違うとなった場合は、どのような対応をされるおつもりでしょうか。
○市村委員 これはバスケットボールの世界だけではないということでありまして、実は、日本ではまだ年齢詐称ということは余り大きな問題としてとらえられていませんけれども、特にヨーロッパあたりでは、年齢詐称というのは大変大きな問題ということになっておりまして、本当に下手をすると、その選手...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  今後のことについて今お話がありましたように、ぜひとも今後はしっかりとこうしたことについても、例えば、実年齢をはかるときに、海外では、確かじゃないらしいですけれども、骨年齢ですね。骨の年齢を、例えば歯とか足の年齢か何かをはかると、割とその人の...全文を見る
○市村委員 最後になりますけれども、やはり教育というのは、教える者とか学んでもらう者がみずからしっかり身を正していかなくちゃならない、そういう者がちゃんとした見解を持たずに、行動もしないのに、おまえだけやれ、あなただけやりなさい、こんなことを言ったらだれも聞かないわけでありまして...全文を見る
04月04日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○市村委員 民主党の市村でございます。  これから一時間五分をいただきまして、公益法人改革につきまして質問をさせていただきます。  私は、公益法人を含む非営利法人のことにつきまして、十六年間、いろいろ研究し、提言し、また行動してまいりました。また、民法三十四条、後ほど法務大臣...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  一つ、中馬大臣だけこれからは民というのはどういう意味でしょうか、お答えいただけますでしょうか。
○市村委員 今、大臣のお言葉の中で官の関与というものについて言及がありましたが、どのような構造で民のものに対して官の関与があったんでしょうか。
○市村委員 大変素直にお認めいただいて、まさに官の指導のもとの公益法人ということだったわけですね。これを今回変えていこうということだと思います。  さて、財務省の方からきょうは谷垣大臣にも来ていただいていますけれども、一方で、もともとこの公益法人改革が出てきたスタートの段階で、...全文を見る
○市村委員 もちろんそれもあったんだと思いますし、あってほしかったと思いますし、あったんでしょう。  ただ、財務省が出している資料だけじゃなくて、私も内閣委員会でこれまで議論を進めてきましたが、まさにこの「新たな非営利法人に関する課税及び寄附金税制についての基本的考え方」概要に...全文を見る
○市村委員 いや、実はなぜ冒頭にこういう質問をしているかと申し上げますと、結局、今回の公益法人の目的というのは何なのかが私は見えなくなってしまっているんです。  そのような新しい社会のシステムを再構築する、民間が担う公共の領域を拡充する、まさに私が十六年間追い求めてきたことがこ...全文を見る
○市村委員 今の委員長のお言葉でありますが、これは極めて重要なことなんです。この公益法人改革の目的は一体何なのかというところが、つまり、法を設立するための、法の目的、法哲学が一体何なのかということが私はわからなくなったから率直にお聞きをしているんです。  それで、ここは行革推進...全文を見る
○市村委員 今の官房長官のお答えは、御自分のお言葉もあり、ちょっと原稿を読まれた部分もあって、何となくわかるようで実はわからない、最後のところで。やはり何で行革なのかというところがですね。  私も何度もこのことについては内閣委員会でも質問していますが、何で民の領域である公益法人...全文を見る
○市村委員 改めてお聞きしますが、もともと民の世界の領域だったものが官の世界の領域に入ってしまったと官房長官はお考えですか。もともと公益法人は、民と皆さんおっしゃいました。では、なぜ官の世界にこの公益法人が入ってしまったのか、なぜ行革なのかについてもう一度その根拠となることをお示...全文を見る
○市村委員 なぜこうなったかということについて私なりに思っていることを申し上げますと、後ほども議論したいと思いますが、今、残念ながら民法三十四条ということを的確におっしゃっていただけなかったので、官房長官の口から民法三十四条なんだというふうにぜひともおっしゃっていただきたかったな...全文を見る
○市村委員 まさに中馬大臣が今おっしゃったことこそが、私も申し上げたいことなんです。ただ、中馬大臣、もう一度この行革推進法の六十六条を読んでください。つまり、この目的、今回の公益法人制度改革の目的を読んでください。「政府及び地方公共団体の事務及び事業をこれらの法律による法人」、い...全文を見る
○市村委員 それでは、官房長官、官房長官もこの六十六条に書かれていることはこれでよろしいという認識でいらっしゃいますか。目的はこれでいいと。また、中馬大臣にもお聞きしたいと思います。
○市村委員 いや、それならば、先ほどから高い志でお話をしていただいていた内容とこの目的は、やはり違うと私はどう考えても思うんですが、いかがでしょうか。違うと思いますよ。  だって、先ほどの、まさに民間の公共をつくろうという、新しい社会システムを構築しようという大きな志と、政府及...全文を見る
○市村委員 これでいいとはっきりおっしゃられても、本当にそう思われますか。  先ほどから大臣や官房長官がおっしゃっている、また谷垣大臣がおっしゃっていることが本当に、この法律の目的は国の政府や地方公共団体の事務及び事業をゆだねるということなんですよ。すなわち、民間の新しい創意工...全文を見る
○市村委員 どうしてもこれを行革でやりたいということのあらわれだというふうに思うんですが、そこのところが私は本当に何であえて行革でいうのか。  というのも、もともと、これは官の世界に行ってしまったこと自体が、それは先ほど申し上げた民法三十四条の問題があって、それ自体が問題なんで...全文を見る
○市村委員 それでは確認させていただきますが、今の政府としては、これまで民法三十四条に基づく公益法人というものは、本来民であるべきだったにもかかわらず官の世界というものに取り込まれたと、そして、それが余りいい意味で活用されていなかったという認識を持って今回の公益法人改革を行うとい...全文を見る
○市村委員 わかりました。確認させていただきました。ありがとうございます。  それでは、まさにそういった思いを持ってやられているということであれば、一番重要なことは実は税制であります。済みません、谷垣大臣。  実は、この税制がこの秋からの議論になるんですね。私は、本来であれば...全文を見る
○市村委員 税が公平であり、簡素であり、中立であるべきだということはよく言われることです。ただ、今は、小泉政権というのはいわゆる規制緩和をうたっています。一つ思い浮かべるのが、あのレーガノミックスという、レーガンさんがアメリカの規制緩和を徹底的に進めました。実は、日本でいう租税特...全文を見る
○市村委員 もう一度、さっき実は明確にお答えいただけなかったので。  では、寄附をしたときの優遇措置を持った団体を圧倒的にふやしていく方向性だけ教えていただきたいんです。そう思っていたのか思っていないのかでは全然違いますので。どうでしょうか。
○市村委員 税については、また別途の機会をこの委員会でとらせていただいて、改めて議論をさせていただきたいと思いますので、またそのときにいろいろと細かい議論をさせてください。  それで、きょうは法務大臣にもいらっしゃっていただいていますが、先ほど民法三十四条の話が出ました。そして...全文を見る
○市村委員 他意がなくても、民法は民法ですので、民法は、やはりすっきりと、それこそ公平、中立であってほしいと私は思います。  では、大臣、非営利法人と公益法人というのは概念的にどういう整理をされていますでしょうか。
○市村委員 今まさに大臣がおっしゃっていただいたように、公益法人は非営利法人の一種なんです。  そこで、その後に「営利事業を営むことを目的とする法人」が出てきますね。まさに営利法人です。営利法人との並びというのは、公益法人ではなくて非営利法人ではないんでしょうか。どうでしょうか...全文を見る
○市村委員 今、これは例示だとおっしゃいました、例示だと。今までの民法にそう書いてあるから例示でこう書いたんだとおっしゃいましたけれども、まさに、先ほどから何度も中馬大臣にも強調していただいているように、明治二十九年に民法ができたときに、本来であれば非営利法人と営利法人というその...全文を見る
○市村委員 ですから、何度も申し上げて申しわけないんですが、要するに、今例示でおっしゃいましたから、民法三十四条と三十五条の関係になるんですけれどもね、その関係が非営利、営利じゃなかったのがそもそも問題なんですから、この際、営利と出すんだったら、非営利事業を営むことを目的とすると...全文を見る
○市村委員 最後のところをちょっと議論させていただきたいんですが、今、非営利の多義性をおっしゃいました。では、営利は多義的じゃないんですか。営利という言葉を使ったときは、法律上は明確に一義的な規定になっているのでしょうか。
○市村委員 こっちは営利はいいと書いているのに、非営利はだめだという理由にならないじゃないですか、それならば。それは多義性をもってして、こっちはこうで、非営利はこうで、営利はこうだというふうにならないじゃないですか。「営利事業を営むことを目的とする」ならば、非営利事業を営むことを...全文を見る
○市村委員 今までの民法に書いてあったからこうだという理由しかないんですね、今お聞きしていても、どう考えても。  だから、民法が非営利、営利じゃなくて公益、営利としているところにもともとの問題の一つがあるんですから、この際、民法三十四条を含めどさっと今改正される、すばらしい改正...全文を見る
○市村委員 本当に、気持ちはわかるとおっしゃっていただいているそのお気持ち、すごくありがたく思っております。  ただ、事は、私の気持ちではなくて、この国の民法をどうするかという大変大きな話でありまして、また改めて、ぜひともこれは一遍検討していただけませんでしょうか。これは極めて...全文を見る
○市村委員 ぜひとも、せっかくNPOという言葉を私が思うように使っていた大臣でありますれば、NPO法人という言葉は使わないで、特定非営利活動法人というふうに使っていただけたら幸いでございます。  最後に、きょうは、また改めてお時間をいただけると思いますが、私としては本当に、やは...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○市村委員 民主党の市村でございます。  昨日に引き続きまして、公益法人改革について質問または議論をさせていただきたいと思います。  まず、官房長官、今回の公益法人改革の意義についてもう少ししっかりと明確にしておくべきかというふうに思いますので、少し議論させていただきたいと存...全文を見る
○市村委員 それでは、官房長官の中でもこの公益法人改革は重要法案の一つと考えているというふうに受けとめてよろしいでしょうか。
○市村委員 昨日も私はここで、例えば行革法六十六条のあの書きぶりにつきまして、あれはいわゆる官僚の皆さんがつくったのか、それとも政治家から今官の世界に入っている皆さんがちゃんと理解をされているのかということでお聞きしましたところ、官房長官は、当然官房長官も含めて内閣がしっかりと見...全文を見る
○市村委員 わかりました。この八文字は極めて重いということを今お言葉をいただきましたので、それを了として、これからまた議論を進めさせていただきたいと存じます。  それで、一応私がいつも内閣委員会でこの議論をするときに使わせていただいている、これが私のフリップでありますけれども、...全文を見る
○市村委員 なぜ、今お二人の大臣がお話をされたようないわゆる法人状況になったのかなんですね。何で、民法三十四条法人じゃなくて、社会福祉法人だ、学校法人だというような、特定非営利活動法人もその一つですけれども、何で特別法の縦割り法人がたくさんできていったのか、ここに実は思いをいたさ...全文を見る
○市村委員 それは、業法という考え方であれば、今の官房長官の説明で私は成り立つと思います。例えば学校業法とか社会福祉業法という観点からの切り口で、その説明は成り立ちます。では、なぜ縦割りになってしまったのかなんですね。これがまさにきのうも議論して、きょうは、法務大臣いらっしゃいま...全文を見る
○市村委員 今の官房長官の御説明になりますと、多分かみ合っていないんです。私は、非営利法人という体系からの説明をしているんであって、だから、学校法人は学校法人なりの目的があり、社会福祉法人は社会福祉法人の目的がある、それは当然なんです。そのことはもう当たり前のことであって、そんな...全文を見る
○市村委員 私、株式会社の学校や株式会社の医療法人を別に否定しているわけじゃございません。それはそれで構いません。ただ一方で、ちゃんとNPOの世界に入るべきものもたくさんありますよということを私は申し上げておるわけであります。  それから、今、中馬大臣おっしゃいましたけれども、...全文を見る
○市村委員 中馬大臣が今の御答弁の前半でおっしゃったことは全く同感なんです、私は全く同感なんです、そういう社会をつくろうと。今まで公益法人をつくろうとしたら、官の世界だったらすぐできたものが、民間がつくろうとしたら、さあ、受理しない、書類が不備だ何だといって受理されずに、もう何年...全文を見る
○市村委員 わかりました。見解の相違ということで、きょうは、では受けとめておきます。  それで、いよいよ、きょうの本題であります税制の議論をさせていただきたいと思います。  先ほど特定非営利活動法人のときに、官房長官の御説明の中で、いや、なぜ認証か、認証でいいのか、認証だった...全文を見る
○市村委員 ですから、私は、何度も申し上げておりますが、公平、中立、簡素という原則は十分認識しているということなんです。ただ、このNPOに関する税制についてだけは、だけでもいいですから、税がつくる社会があるんじゃないか。別に全体的なことを言っているわけじゃないんです。  しかも...全文を見る
○市村委員 あと五分しかないので、せっかく猪口大臣にも竹中大臣にも来ていただいているので、少し御質問したいので、また改めてやらせていただきたいと思います。  今の大臣のお言葉に、私も九八%ぐらいは賛同するところでありますけれども、もう当然です、人があって当然税なんですから、だか...全文を見る
○市村委員 時間が来ましたので、また改めて、最後の竹中大臣の御発言は大変私も刺激を受けましたので、またぜひとも議論したいと思っております。  あと、猪口大臣のこと、本当に私、十時間いただければ全部説明しますが、猪口大臣の説明は一面的な説明であります。私は実はその背景は全部知って...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。引き続き、公益法人改革についての議論をさせていただきたいと存じます。  この時間は法務大臣にも来ていただきましたので、昨日もやらせていただきましたが、民法三十四条改正について、三十三条二項の条文について、改めて議論をさせていただきたいと思います...全文を見る
○市村委員 今わかりやすいということをおっしゃっていただきましたけれども、昨日も申し上げたように、どっちにしてもわかりにくいと私は思います。  それで、今、大きな社会の流れをつくろうとする中で、民法を変えようというせっかくのお気持ちがあるんですから、私はやはり本来あるべき姿に戻...全文を見る
○市村委員 であれば、私、きのうもちょっと申し上げたと思いますが、もう一度提言をいたします。  では、この例示を残すのであれば、この例示を残しながら、学術、技芸、慈善、祭祀、宗教その他の公益を目的とする法人を含む非営利事業を営むことを目的とする法人、営利事業を営むことを目的とす...全文を見る
○市村委員 ですから、今委員長がおっしゃっていただいた、いわゆる理念と立法論から私は申し上げているわけですね。理念がおかしい、立法論がおかしいというのであれば、そう御指摘いただきたい。私が今提言したような書きぶりでは法律として成り立たないというのであればそれを御指摘いただきたいし...全文を見る
○市村委員 いや、だから、どこに取り込んでいらっしゃると。私は、せっかく例示として残すならば、それはそれで別に構いません。私は削除をした方がすっきりすると思いますが、それよりも例示があった方がわかりやすいとおっしゃるのであれば、それはそれで了としますが、ただ、何回も申し上げますが...全文を見る
○市村委員 済みません、官房長官は外交日程があるそうですので、官房長官、最後に、政府を代表する立場で、今のこの民法、私は民法というのは大変重要な法律だと思います。そこの書きぶりは、やはり今回はこれからの新しい日本をつくっていくためにそぐうような書きぶりにすべきだと。私、与党として...全文を見る
○市村委員 今の話については、まさに家をつくる、どういう家を建てるかということではなくて、実は土台づくりなんです。だから私は、きちっとした土台をつくらないと、いい家を建てたって、結局もろとも崩れますよということを言っているわけでありまして、民法は土台だと思いますので、ぜひともまた...全文を見る
○市村委員 いや、大臣、私もそう言われると質問に苦しむわけでありまして、どう質問したらいいのかよくわからなくなります。別に難しいことを言っているつもりは全くありません。だから、別にこのことを全くおかしいと言っているわけじゃありません。  ただ、私はやはり、営利事業を営むことを目...全文を見る
○市村委員 いや、私が了解してそれで済むんなら国会は要らないわけでありまして、では、私が了解したらそれで済むんなら……(発言する者あり)それで済むんですか。それなら国会は要らないじゃないですか。我々は国民のためにこの日本をどうつくるかという議論をしているわけでありますから、私の了...全文を見る
○市村委員 では、委員長にぜひとも私申し上げます。先ほど委員長がおっしゃっていただいたように、まさに国会が決めることだということでありますので、今この議論、理事会等々でまたぜひともこのことを御議論いただいて、やはりこの国のためになる表現に改善できれば改善していただきたいということ...全文を見る
○市村委員 どうもありがとうございました。これで質問を終わります。
04月07日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第7号
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○市村委員 おはようございます。民主党の市村でございます。  二十五分間いただきまして、本日は、市場化テスト法案につきまして議論をさせていただきたいと思います、公益法人ではありません。  それではまず、早速質問を始めさせていただきたいと思います。  この法律なんですが、私の...全文を見る
○市村委員 そうですね。ですから、やはり株式会社のみならず、非営利組織も含んだ民に対して、こうした税金を含む公費の使い方をゆだねていく道もつくっていこう、こういうことだと思います。これ自体、私は決して反対するものではありませんし、ぜひともそういう方向で考えていくべきだと思います。...全文を見る
○市村委員 本当は、細かくこの委員会の日程とかお聞きしようと思ったんですけれども、そこはきょうの議論にしません。  きょうの議論にしたいのは、では、その委員会の人選によって、今、なるべく利害関係者は入れないという話はありましたが、それをどうやって担保、つまり、例えば委員の構成に...全文を見る
○市村委員 最近の記憶に新しいところにおいては、中医協が、人選の偏りがあるんじゃないかということで、いろいろ議論があった上で、バランスをとろうということになったというふうにも記憶しております。大体そういうことにならないようにしておく必要があると私は思いますので、ここは重々、この委...全文を見る
○市村委員 一円入札は極端な例として申し上げたのでありまして、例えば一円でなくても八割ぐらいで入札をして、公益法人であればそれが可能になる可能性はあるんですね。今中馬大臣がおっしゃったこと、いや、そんなことはあり得ないんだと。それは性善説に立てばそのとおりなんです。当然そのような...全文を見る
○市村委員 いろいろ競争入札のこと、今までも国会でもかなりの議論になっていますから、今のところは一般論としてはよくわかっています。  それで、今私が申し上げているのはコスト構造なんですね。すなわち、質の部分と落札価格とかいうのはもちろん明らかにし、かつ、その他のいろいろな情報は...全文を見る
○市村委員 大臣が入ってくると思いますとおっしゃっていただいたので、それを信じたいんですが、ぜひともここは重要です。  特に、民間の事業者が今回公共サービスをやられるということは、何回も申し上げておりますが、税金が入るということ、税金を含む公費がそこの民間事業者に入るということ...全文を見る
○市村委員 行政に対してではなくて、民間事業者です。民間事業者も今回公共サービスをやる可能性があるわけですから、民間事業者に対して私たちが言ったときに、いや、私たちは民間だから、そんなことをあなたたちに申し上げる必要はありませんということになるのか。それとも、これは公共サービスで...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  それで、財務大臣、少しお時間をいただきまして、いろいろ提案をさせていただきたいと思います。  今回のこの法案の中の特例、法令の特例の中で、社会保険庁の関連業務ということで国民年金法等の特例があります。これは結局、年金の未納者というか滞納者...全文を見る
○市村委員 先にお答えいただきましてありがとうございます。今から徴収のこともお聞きしようと思っていたんですが、まさに私は今、徴収もいいのではないかなということを御提案申し上げて、お聞きしたかったんですが、今、公権力にかかわるんだということであります。ただ、これこそまさに、公権力と...全文を見る
○市村委員 外部委託をしているというところで、だから、結局、今国税庁だけじゃなくていろいろなところが外部委託をしていますが、今回の市場化テスト法案というのは、それをもっと積極的に一歩進めて、ではこの部分は民間でもやれるんじゃないか、一応競争させてみよう、それで官民が争って、官が勝...全文を見る
○市村委員 ありがとうございました。
04月14日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○市村委員 民主党の市村でございます。  三十分間、質問させていただきます。きょうは、大きくは四問ほど御質問させていただきたいと存じますが、まず、簡単に終わりそうな件からやっていきたいと思います。  この内閣委員会で、私も、本当に初当選以来もう二年半以上にわたりまして、速度規...全文を見る
○市村委員 三年と言わずになるべく早く検討をいただいて、不合理な速度規制がありますので、いつも申し上げておりますが、やはり納得いく取り締まりや規制というのがなければならないと思いますので、国民の皆さんが納得いく、恐らく、警察という立場を離れれば皆さんも一人の国民でありますから、こ...全文を見る
○市村委員 ちょっと、私が質問したことには実は答えていただいていないわけです。その後に、実は議論を深めた後にそういうことをお聞きしたかったわけですけれども。  警察の方がどなたかを逮捕し身柄を拘束したとした場合、本来ならばどういう手続をとらなくちゃいけないかということをまずお尋...全文を見る
○市村委員 であれば、私が聞いている話では、警察官が犯罪被疑者を逮捕し、引き続き身柄拘束の必要があるとしたときは、四十八時間以内に被疑者の身柄を検察官に送致する手続をとらなければならない、これが本来の姿というふうに聞いておりますが、では、これは本来の姿ではなくて、今おっしゃったこ...全文を見る
○市村委員 ですので、留置場に身柄を拘束することは原則で、結局、ということは、代用監獄については、これは裁判所が決めることだから、特に今、さっき冒頭で御説明されたように、短期間で起訴するか否かを決めなくちゃいけないから、警察としては、これはいい、問題なしと考えているというふうにと...全文を見る
○市村委員 もう法務委員会でこのことは大分議論されていますので、きょうは警察の考え方をお聞きしたいということでございました。  必要だということはまず認識をしましたが、しかし、今、法務委員会でも大分議論されていますけれども、やはり身柄の拘束については、本来であれば全然違うんです...全文を見る
○市村委員 ここに、未決拘禁者の処遇等に関する提言というのがあります。平成十八年二月二日、ことしの二月二日でございますけれども、有識者会議からの提言でございますが、この中にもやはり、「代用刑事施設制度は将来的には廃止すべきとする強い意見もあること」ということも踏まえた上で、「刑事...全文を見る
○市村委員 では、この件についてはこれで終わります。  それで、引き続きまして、実は今、行革の推進特別委員会の方で公益法人改革が議論されています。本来であれば、この内閣委員会で議論されるべき課題だ、法案だと私は思っておりますが、残念ながら行革特に行っているということで、私も行革...全文を見る
○市村委員 いや、大議論をしなくちゃいけないとこれは思います。そういう認識で政府が立たれているということであれば、今回の公益法人改革については大変大きな問題をはらんでいると言わざるを得ません。  なぜならば、もともと非営利事業という言葉が、なじむかなじまないかは議論があるところ...全文を見る
○市村委員 時間になりますので終わりますが、まさに今副大臣が御指摘されたように、民法というのは大変重要な法律ですから、民法にふさわしい品格を持った条文になってほしいという思いでございますので、もう一度御検討いただけたらありがたいと思います。  そのことをお願い申し上げて、ウィニ...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○市村委員 民主党の市村でございます。  きょうは、これから二十分いただきまして議論をさせていただきたいと思います。私の議論は二点でございます。まず一点は、民法改正に対する修正について、一方、一点は、今回の公益法人改革に関する税制についての議論でございます。  まず、きょうは...全文を見る
○市村委員 本当に国会で議論をしていただきたいと、私は本当に心から思っておりますが、なぜか国会に出せないというような状況があるようでございまして、なぜかわかりません。  いずれにしましても、もうちょっと議論を続けます。  わかりやすいということで、今、副大臣おっしゃっていただ...全文を見る
○市村委員 わかりやすさというのもさることながら、私は個人的にはこれは自分たちの方がわかりやすいと思ってはいますが、そこのわかりやすい、わかりにくいという議論は、ここはおくとしまして、前からここでも申し上げておりますけれども、明治二十九年のときの時代と今の時代というのと、時代状況...全文を見る
○市村委員 今官房長官の方から、やはり非営利事業という言葉が法律になじまないというお話がありました。  これまで、非営利という言葉が法律に含まれたことというのは、例の特定非営利活動法人を含め、多分それぐらいかな、もう一個ぐらいあったというようなことも聞いていますが、確かにないか...全文を見る
○市村委員 まさに、どういうふうになってくるかということを重視するという意味で、私は非営利という言葉を入れた方がいいという思いで申し上げております。  政府改正案の中で例示として挙げていらっしゃる中で、「公益を目的とする法人」と「営利事業を営むことを目的とする法人」というふうに...全文を見る
○市村委員 きょうは、中馬大臣、済みません。そもそも行革特でこの公益法人をやること自体、ちょっと私は問題意識を持っていますので、きょうはちょっと中馬大臣にはお聞きできないことは申しわけございません。  では、もう一人、将来の総理大臣候補とされている谷垣さんに、最後にちょっと、五...全文を見る
○市村委員 やはり、明治二十九年来でき上がったこの今の体制というのは、なかなかのものがあります。これを変えていくというのは、もちろんこれで終わりではなくて、これからまた不断の努力が必要になってくると思います。そのときに、今、財務大臣、強い御決意を述べていただいたと私は思いますが、...全文を見る
○市村委員 終わります。
04月21日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
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○市村委員 引き続きまして、民主党の市村でございます。  今の枝野委員の討論がありましたので、一つ具体的にお聞きしたいと思います。  例えば、催眠商法なんですけれども、いろいろなところを転々としながら全国各地で、しかも一つではなくていろいろな地域の、ある団体がその地域地域で催...全文を見る
○市村委員 適格団体の方はまだ聞いておりません。適格団体が複数あるかというのもわかりませんよね、後で議論します、それは。  だから、まずどこで訴えるかということにつきまして、例えば、これは私が今別の観点で手がけているケースですけれども、ある社団法人がありまして、その社団法人の支...全文を見る
○市村委員 だから、営業区域が複数にある場合、業者が違うといったら支部なんですね。でも、大元締めは一つなんですよ。こういう場合はどうなるのかとお聞きしているんです。  だから、一業者で同一事件はもう一回訴えられないと言っていますけれども、大元締めは一つだけれども支部があって、幾...全文を見る
○市村委員 ということは、全国で幾つもの裁判が同時に適格消費者団体は起こせる、全国で同時に起こせるということですか。これは大臣でいいでしょう。これは委員長、大臣にお願いします。
○市村委員 委員長、私、参考人は基本的に質問しないということを前提に呼んでいるんです。だから、これからもそうだったら呼びませんよ。いいですか。内閣府、一切、私、呼びません。いいですね。それを前提に答えてくださいね。
○市村委員 何ですか、委員長、それが前提で呼んでいるんですよ。私は大臣だけと言った、でも呼んでくださいと内閣府が。前提から言っているんですよ、私。それはおかしいですよ。
○市村委員 いや、だから、前提があるんですよ、前提が。
○市村委員 それはちょっと違うんじゃないですか。内閣府、これから一切参考人呼びませんよ、いいですね。ルールが守られないじゃないですか、約束が。
○市村委員 今回、差しとめ請求、だから拡大を防ごうということですね。催眠商法、全国で同じようなことをやっているんです。たまたま幾つかの地点で同じようなケースが出てきたとした場合に、それは申し上げておきますが、もう一回だけ確認しておきます。適格消費者団体は複数の地域で同種のものを訴...全文を見る
○市村委員 そうすると、併合される場所はどこになるんでしょうか。
○市村委員 ということは、先ほどの枝野委員の質問といいますか疑問に戻りますから、では来週までにそのことをきちっと確定させて、またお答えいただきたいと思います。  それでは、きょうの最初の質問に私戻りたいと思いますが、実は、業界団体とかが推奨行為ということを行っているんですね。例...全文を見る
○市村委員 例えば、イギリス、ドイツというのは推奨行為を盛り込んでいるということなんですが、推奨行為をもその対象にできるということを盛り込んでいるということなんですが、なぜ盛り込んでいると思いますか。
○市村委員 ですから、今、委員からもありましたけれども、フランスは盛り込まないのはいいんです、ドイツやイギリスは何で盛り込んだんですかということを私はお聞きしているんです。
○市村委員 いや、ですから、各国それぞれの事情があるのは当然踏まえた上で、だから、ドイツやイギリスでは推奨行為は対象に入っているんですから、なぜ入っているのかということをお聞きしているだけなんです。だから、各国それぞれの事情があるということは当然わかった上でお聞きしているわけです...全文を見る
○市村委員 私はちゃんと事前に話をしていますので、改めて、きちっと調べて、また資料でもください。  それで、あと五分ぐらいですから、もう一点。  実は、私もこの内閣委員会でも大分議論させていただきました、去年の六月には当時の竹中大臣とも議論させていただきましたが、有料老人ホー...全文を見る
○市村委員 済みません、もう一回、今のところを具体的に。何に該当するということをもっと具体的におっしゃっていただけませんか。消費者契約法上、何に該当するかということをもう一度具体的に。
○市村委員 それを具体的にということを私は申し上げているんです、そこは。どういうものを、どういう条項ですか、内容ですかということです。
○市村委員 個別具体的な話と今おっしゃいましたけれども、まさに、これは何を議論しているかというと、個別具体的でないもので、不特定多数の消費者が損害をこうむる場合のための消費者契約法の改正案を今ここで議論しているわけですね。  例えば、老人ホームの一時金の問題というのは、特定のこ...全文を見る
○市村委員 あえて推奨行為ではないということで強調されましたけれども、まさにこれは推奨しているんですね。だから、さっき推奨行為のことを問題にしたんです。  ですから、これから本当に、もう結局、有料老人ホームしかないんです。高齢者の方の介護とか、いわゆる施設介護の場所は有料老人ホ...全文を見る
04月25日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
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○市村委員 民主党の市村でございます。四十分いただきまして質問させていただきます。  まず、私はやはり決算というものが一番重要かなと思っていますので、この決算行政委員会で、初めてでございますが、こういう質問のチャンスをいただきましたことに心から御礼申し上げます。  決算行政委...全文を見る
○市村委員 御決意をいただきまして、ありがとうございます。  今の大臣のお言葉の中でも、今、事故調査委員会の調査報告をまだ待っているところだというお話がありました。マスコミでも報道もされておりますが、今現在どのようなところまで調査が進んでいるのか、副大臣の方から御答弁を賜れれば...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  本日の追悼式でも、御遺族の方、そしておけがをされた方のお母さんの方のお三人から、いろいろな追悼の言葉がありました。その中で私が感じ取ったのは、JR西日本に対する、まだ不満といいますか、やはりJR西日本自身がきちっとした実態調査を行っていない...全文を見る
○市村委員 それで、では、この予備費が多く何に使われているかといいますと、災害復旧費として使われている部分が多いのじゃないかと思います。これは政府参考人で構いませんので、大体、毎年使われている使用額の何%ぐらいが災害復旧費として使われているかというのは、今数字をお持ちですか。大体...全文を見る
○市村委員 災害復旧となると、大体補正予算を組んでそれを使うということでありますが、例えば平成十六年度二百四十三億ということでございます。三千五百億のうちの二百四十三億が大きいか小さいかというのはまた議論があろうかと思いますが。  例えば災害復旧費の予算というのは、これは毎年そ...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  それで、今回の議論は、予備費が過大に計上されているのではないかという観点からの質問であります。今財務大臣がおっしゃったことは、私も基本的考え方は同じでございますが、ただ、それにしても、この予備費の使用残額を考えると、三千五百億という予備費の...全文を見る
○市村委員 いや、本当に適正な課税処理に努めていただきたいと存じます。百万円ほどの収入に対して、それくらい申告してもしようがないといったら、では、私たち国民全部、そう言えば税務署は許してくれるんですかね。そんなようになったなどといったら、もう全員、だれも税金払う気なくなりますよ。...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  それで、実は政治家も同じようなステータスですね。私たち政治家も、個人寄附においてはそうですし、また政党においてはこういった控除ができる仕組みになります。最近はさすがにそういう事例はなくなったと思いますが、以前は、その制度を悪用して、架空の寄...全文を見る
○市村委員 ありがとうございました。終わります。
05月12日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○市村委員 民主党の市村でございます。三十分いただきまして質問をさせていただきます。  まずは、先ほどの川内委員からの質問の中にもありましたけれども、今般、六月一日から、駐車違反の取り締まりのあり方が変わるということでございまして、これにつきましての議論をさせていただきたいと存...全文を見る
○市村委員 今回、民間委託ということですが、民間委託のその民間というものの中身について、少し具体的に教えてください。
○市村委員 再三申し上げておりますが、NPO法人ではなくて特定非営利活動法人でございます。よろしくお願いします。  それで、その他というのが十五あるということなんですが、その他の中身をもう少し詳しく教えてください。
○市村委員 あと、今、公益法人が四つだと言いましたが、その四つについて具体名を教えてください。
○市村委員 それから、七十四法人が受託をするわけですが、この七十四法人が受託をして、例えば新規雇用ということでいえば、何名ぐらいの新規雇用者が生まれると考えていらっしゃるんでしょうか。
○市村委員 今、予算とおっしゃいましたけれども、大体、千六百人に対してどれぐらいの予算措置がされているんでしょうか、二百七十の合計で。
○市村委員 今回の放置違反金、これが入る先はどこでしょうか。具体的に教えてください。
○市村委員 ということは、各県で実はことしの六月一日を目指して予算措置がされているという認識でよろしいわけでありましょうか。
○市村委員 八十億ということでありますけれども、これは、これまでのいわゆる反則金の全国合計について、何%ぐらいを占めると考えてよろしいでしょうか。これまで反則金が全国合計で幾らぐらい入っていたか。今回こうやって、ふえるというか、ふえるのかどうか知りませんが入ってくる、八十億が新た...全文を見る
○市村委員 わからないということですけれども、その八百億のうち、大体、駐車違反の反則金がかなりの部分を占めると考えてよろしいんでしょうか、この八百億というのは。それとも、駐車違反以外のものが結構入っているということで考えてよろしいんでしょうか。
○市村委員 いろいろ細かいことを聞かせていただきましたが、本当はもっと聞きたいんですけれども、細かいことはこれぐらいにしておきます。  そもそも、駐車違反の民間への委託というか受託の目的は何だったんでしょうか。もう一度ここで教えていただけますでしょうか。
○市村委員 今のお話、実は、二年前、二〇〇四年の六月二日に内閣委員会でこの議論をさせていただいているときは、もっと崇高な目的があったというふうに私は理解をしていまして、例えば、町づくりの観点とか、地域の安全に資する観点とか、もう少し、町をどうしていこうかとかそういった観点で、ただ...全文を見る
○市村委員 今、国家公安委員長の方から検討を進めなければならないというお言葉をいただきましたので、それは私は大変重く受けとめたいと思います。  といいますのも、今、国家公安委員長の中にもありましたように、実は反則金の部分は残っているんですね。警察の事務も残っているんです。全部、...全文を見る
○市村委員 それで、その社団法人の元専務理事が九百万弱のお金を勝手に助成先に出したということで、これは私は横領だと思いますけれども、そういう理屈で、今回お金を戻されたようでありますけれども、では、今後、社団法人に限らず、例えばお金を勝手に使った、しかし、後から、理屈づけとしては、...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  それであとは、最後は、これは何回もここで質問しようとしながらできなかったことがありまして、ウィニーについてでございます。  先ほどから、本日のこの委員会でウィニーに関しての質疑が行われておりますけれども、私は特に、愛媛県警で起きた、いわゆ...全文を見る
○市村委員 今の中で実は重要なことがありまして、例えば自分のパソコンを、いわゆるノート型パソコンかラップトップ型かなんですが、警察は支給してくれないから、持っていって使っていた、ここまでは一般的には理解をされることかもしれません。  しかし、今のお話の中でもありましたように、わ...全文を見る
○市村委員 きょうは文化庁からも著作権のことで来ていただいていますが、警察の方は、ウィニーに自動送信可能としただけで逮捕し、かつ、それが裁判も行われ、お二人の方が懲役一年、執行猶予三年の刑を受けておりますけれども、自動送信可能としただけでこれだけの刑を受けるということは、ウィニー...全文を見る
○市村委員 となりますと、今アップロードとおっしゃっていたんですけれども、私、ちょっとウィニーは使ったことありませんが、恐らくこれ、アップロードじゃなくて、ウィニーというのは、ファイル交換ソフトというのは、要するに、それぞれがお持ちのコンピューターのデータを、どなたでもインターネ...全文を見る
○市村委員 きょうは質問を終わります。
05月26日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○市村委員 民主党の市村でございます。  三十分いただきまして、午前中、質問させていただきます。  佐賀県の唐津市で、小学校五年生の家原毅君がひかれて、連れ去られ、放置されるという事件が起きました。この事件について、きょう少し、またこの事件及びこの事件に関連して、私がちょっと...全文を見る
○市村委員 先ほどから申し上げておりますように、そこが非常に私はひっかかるところであります。まだ多分供述は得られていないと思いますが、この逮捕された坂口容疑者でございますけれども、ダンプを運転する前に、もしくはダンプの中で飲酒をしたというようなことが、供述はまだ、そういった話とい...全文を見る
○市村委員 実は、この事件を私が聞いたときに、ぱっと思い出しましたのは、約一年半前に、実は私は、委員会で質問しませんでしたけれども、警察庁の方と議論したことがございます。それは何かといいますと、どうもこの国では、逃げ得、ひき逃げ得があるのではないかということでございます。  そ...全文を見る
○市村委員 ちょっと細かく聞いてまいります。  では、これは、この子を、毅君を現場に放置して、つまりいわゆるひき逃げをした場合はどういう懲役刑に問われる可能性が高い、あるということでしょうか。
○市村委員 今の、五年以下ということですが、いわゆるひき逃げ、いわゆる不救護、不申告の場合も五年以下でしたか。一・五倍の七年六カ月じゃないんですか。
○市村委員 もし、これ、お酒を飲んでいた、酒気帯びをした段階ではねた、そして、その子供なり、はねた方を病院に連れていったといった場合はどうなりますか。
○市村委員 さてここで、今、酒気帯びのことまではお尋ねしました。そして、実は危険運転致死傷罪がございますね。この場合だとどうなりますでしょうか。
○市村委員 先ほど酒気帯びのことをお尋ねしました。この酒気帯びという状態と危険運転の状態というのはどういうふうな定義があるんでしょうか。
○市村委員 まだちょっとわかりにくいんですけれども、よしとすることとします、この議論はそこでこだわることではありませんので。  それで、いまだその状況は、供述は得られないということでありますが、もしこの容疑者が、まさにアルコールを大量に飲んでいて、そして毅君をはねてしまったとい...全文を見る
○市村委員 今、警察の現場の御苦労も法務省さんの方からお話をいただきました。ですけれども、私がここで問題にしているのは、警察が現場で怠慢をしているということではありません。  だから、実は一番問題は、そういうことがもしドライバーの心の中に、ここは逃げた方がいいかなという心があっ...全文を見る
○市村委員 今の国家公安委員長のお言葉は、基本的には本当にありがたいと思いますが、ただ一つだけ、こちらを立てればこちらが立たないという言葉がありました。やはり私たちは国民の立場に立つわけでありまして、どちらかの立場に立ってやるわけじゃありません。だから、国民の立場に立ってやるとい...全文を見る
○市村委員 ありがとうございました。これで質問を終わります。
○市村委員 午前中に引き続き、質問させていただきます。  きょうは、警察庁長官にもお越しいただいていますので、警察庁長官といろいろ十五分議論させていただきたいと思います。  まず、昨今、この内閣委員会でも話題になっておりますが、いわゆる駐車違反の取り締まり強化が六月一日から行...全文を見る
○市村委員 今長官の方からどちらがいいかという話がありましたけれども、私は、基本的に、今回の考え方として、行政制裁金的な考え方をとったことについては賛成をしています。  私は、今ここであえて提言を申し上げますが、やはり警察が刑事罰としてやることではなくて、この駐車違反というのは...全文を見る
○市村委員 今の最後に、整理をしていただけるという話ですので、それをまた期待して、ただ、ぜひとも早い検討をお願いしたいと思います。  スピード違反のことも挙げられましたけれども、私はスピード違反はまた別だと思います。今、私の議論しているのは駐車違反のことでありますから、駐車に関...全文を見る
○市村委員 もう終わりますが、今教育基本法が国会で審議されておりますけれども、やはり今、日本に足りないのは、当たり前のことが当たり前に行われないということ、つまり道理が通らないんです。あと、フェアじゃないんです。ある人にはよくても、ある人には悪いということになります。  ですか...全文を見る
05月31日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○市村委員 民主党の市村でございます。  本日、また三十分いただきまして、議論をさせていただきたいと存じます。  本日、遺失物法案の審議でございますが、まず、私もやはり原点は、拾った人は早く本人に返したい、また、落とした人は、落としたのは悪いんだけれども、なるべく早く返してい...全文を見る
○市村委員 では、確認でございますけれども、基本的に届け出なくても罪にはならないけれども、できるだけ警察署に届けてほしい、これでよろしいですか。
○市村委員 ちょっと一点。  例えば、拾った方が、携帯でもパソコンでもいいんですけれども、警察に届け出る前にその情報を抜き取ってしまったということをだれかがした場合、このことが発覚した場合は、これはどういうことになるかということを教えてください。
○市村委員 今のことは私もわからないからお聞きしているんですけれども、確かに事前通告していませんでした、済みません。  ただ、多分、これは抜き取った場合、自分だけがそれを保っている場合はまず発覚をしにくいですし、また、これについては何かのとがめがあるかというと、ないかもしれない...全文を見る
○市村委員 まず、事前通告は多分していたと思います。ただ、きのう、ちょっと私がこっちにおりませんでしたので、事前の話はできませんでしたが、この話についてはもう数カ月前にかなりやらせていただいておりますので、今の話も、ちょっとその辺のことを含めてまたお答えいただきたいと思うんです。...全文を見る
○市村委員 今おっしゃったように、ある意味でいえば、今回は、応じてくれない会社に対してある種義務を課そうという、一つの規制を課そうという形だと思います。  であれば、事業者の負担ができるだけ軽減できるように、先ほどJRさんの例も出されていましたけれども、新たな負担をかけていくわ...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  今おっしゃっていただいたように、負担というのは、決して金銭的な負担だけ、時間だけじゃないと思います。まさに気苦労というか、つまり、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、携帯会社が親切で、あなた落としていませんかと言ったら、どこからそんなも...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  とにかく、自分が携帯とかパソコンを落としたときのことを考えれば、早く返してほしい。データ、特に私なんか、携帯なんかなくしたら大変ですよね。もう電話できなくなります。電話一本できなくなって、本当に必要な情報が必要な方に届かないということになる...全文を見る
○市村委員 今の話を素直に聞くと、ちゃんとやっているんだからもう必要ないというふうに聞こえるんですけれども、そういう解釈でよろしいですか。
○市村委員 ぜひとも法務省さんときちっと詰めていただきたいと思います。  やはり、今現在はこれは逃げ得を許しているというふうにしか僕は思えません。ひょっとしたら、八時間逃げれば刑が二十年から七年六カ月になる、最高刑でですよ。実質上、多分、五年ぐらいの刑がついて、三年ぐらいなんで...全文を見る
○市村委員 それで、さっきも、これを私がなぜこういうふうなことにまた思い至ったかといいますと、先日も申し上げましたように、佐賀の唐津の事件なんですね。この後、佐賀の唐津の事件で、なぜ容疑者は、一たんひいた毅君、お子さんを車に乗せたのか、これについての供述は得られていますか。
○市村委員 飲酒の疑いはないということではありますけれども、あってもなくても、とにかくひき逃げというのが一番悪いということはこの間申し上げたことでありますので、ぜひとも検討をよろしくお願い申し上げます。  あと、ウィニーについて、愛媛県警の情報流出させた方の処分はどうなったかと...全文を見る
○市村委員 調査を加速してください。そして、厳重に処罰をしていただきたいと思います。  私も流出された情報の一部は見ていますけれども、これはその一部だけでも膨大な量です。しかも、例えばNシステムのNの情報とかも入っていましたので、とんでもないことだと私は思いますので、必ず厳重に...全文を見る
○市村委員 ありがとうございました。終わります。
06月05日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○市村分科員 民主党の市村でございます。  三十分いただきまして質問をさせていただきます。  今、泉委員の方から、大臣が大変すばらしい答弁をされたということでありましたけれども、実は私も、ことしの三月一日ですけれども、予算委員会の分科会、第五分科会だったと思いますけれども、大...全文を見る
○市村分科員 そうですよね。ですから、多分、高優賃も覚えていらっしゃらないと思いますので、しばらく、大臣、事務方の皆さんと議論させていただきますので、よく聞いてください。私は大変怒っておることがありまして、その怒りをぜひとも大臣にも共有していただきたいと思っています。  と申し...全文を見る
○市村分科員 いや、そういう、だから私は、言い逃れするんだったら、もう徹底的にやらなきゃいかぬかなと思いますね。  私は真摯に議論をしているんです、真摯に。真摯に議論をしたら、真摯に答えてくれるべきじゃないですか。それを、真摯に議論をしているのに、そういうはぐらかすようなことを...全文を見る
○市村分科員 また、局長としては御存じないかもしれませんけれども、老健局の有料老人ホーム担当の役人の方というのは四代にわたって実は国土交通省から来られているということ、これは御存じですか。
○市村分科員 決して私、厚生労働省だけの問題だとは思っていません。むしろ国土交通省、きょうは国土交通省からもいらっしゃっていると思いますが、国土交通省にも今の質問をもう一回お聞きしたいんですけれども、なぜ、あのとき、私に高専賃のことを教えてくれなかったんですか。
○市村分科員 ですから、高専賃という概念も今国土交通省でわき上がっているんですよということを、なぜ国土交通省の担当の方は私に伝えなかったんですかね。どう考えても、私とあの議論の流れにおいては、高専賃という言葉が出てこなくちゃおかしいんです、あの議論の流れからすれば。なぜ一言も出て...全文を見る
○市村分科員 いや、だから、今質問したいんですよ。質問したいんだけれども、何で真摯に聞いているものに対して真摯に答えてくれないのかということを私は言っているんです。  大臣、このままだとちょっと見えないと思いますけれども、じゃ、もうちょっと議論させてください、この高専賃について...全文を見る
○市村分科員 磯部局長が、これは共産党の小池委員の質問に対して、結局、私は一時金のことを問題にしてまいりました、一時金に関して、九十日以内の退去について全額返還するような、こうした通知をされるのか、こういう質問に対して、あす付ですがと。つまり三月三十日にお答えになられているんです...全文を見る
○市村分科員 ということは、例えば、この九十日以内の退去については全額返還するということをもし有料老人ホームが守らなかった場合、厚生労働省としては何ができるのでしょうか。
○市村分科員 まさにここが本質なんですよ。  だから、結局、私もずっと厚生労働省さんと有料老人ホームについていろいろ議論をしてきましたけれども、よくよく考えてみると、これからの主流と言われた有料老人ホームについて、実は国でできることというのはそうないということで、それを考えたと...全文を見る
○市村分科員 いろいろ議論がありますけれども、今都道府県が尊重するとおっしゃいました。でも、結局、現場が今混乱しているんです。なぜ混乱しているか。参酌基準、三七%と定めていますよね。  さて、今度の高専賃ですけれども、これは特定施設の中に入るんですか、どうなんですか。
○市村分科員 いや、だから、結局、特定施設について、三七%という厳しい参酌基準を設けながら、高優賃でも私は問題にしていたんですよ、高優賃ですら。バリアフリー化して、まだいわゆる高齢者がお住まいになられるようなことに近いだろうと思われる住宅ならまだしも、今度の高専賃というのは、これ...全文を見る
○市村分科員 そうですね。結局、ある意味でいえば、何でもありになっちゃったんです、これで。  だから、あるアパートに四カ所ぐらい今あいている、もしくは高齢者の方が住んでいる。では、それについて、一定の基準を満たせば、まず高齢者専用賃貸住宅なんですよ。さらに介護のための一定の居住...全文を見る
○市村分科員 では、三七パー対象外ということなんですね、なるほど。  それならば、ある意味でいえば、もう有料老人ホームでやろうという人は多分ほとんどいなくなると思いますね、業界としては。ということは、もうこれは高専賃にだんだんなっていくということなんです。  では、高専賃にこ...全文を見る
○市村分科員 今、前払い家賃とおっしゃいましたか。おっしゃいましたね。  まさに前払い家賃、何でこれは、前払い家賃を徴収する場合は高齢者居住法に基づく保全措置を講じることと、わざわざ特定施設の指定を受けるための要件に書いてあるんですか。磯部局長、お願いします。わざわざ、なぜ前払...全文を見る
○市村分科員 いや、だから、なぜ、高専賃が特定施設の指定を受けるための要件にわざわざこの一文が入っているんですかということをお聞きしているんです。今言葉は入っているということをお答えいただいたんだから、なぜわざわざこの一文が入っているんですかということをお聞きしているんです。
○市村分科員 それはそう、だから私は聞いているんです、わざわざ入っているから。なぜわざわざこの一文が入るんですかということなんですよ。  それで、私が今まで何を問題にしてきたか、局長、御存じですよね。私は、有料老人ホームの一時金の問題を問題にしてきたんです。  これについては...全文を見る
○市村分科員 公取さんとしては、今後、きょうのこの議論を聞いていただいて、すなわち、やっとこさですよ、有料老人ホームがやっとここまで来たんです。これからふえていく需要に対してやはり質のよりよいものを高齢者の方々に提供するような、やっとこさここまで来たのに、ある意味で、業界はもう有...全文を見る
○市村分科員 あと、いろいろちょっと細かい質問をしていきます。  この高専賃は、これは終身利用権設定なんですか、それとも定期借地権設定なんでしょうか。正確にはどっちなんでしょうか。
○市村分科員 あと、きょうは内閣府からも消費者保護の観点から来ていただいています。  まさに消費者契約法もでき、消費者基本法もという流れの中で、やはり、私はなぜこの議論をしているかというと、これから、ちょうどそこに座っていらっしゃる先輩方が、多分これから一番大変な世代の方が関係...全文を見る
○市村分科員 今のお話は、ちゃんと消費者保護の観点から頑張る、やれるんだということですね。それでよろしいですね。  ただ、この前払い家賃というのが、これは非常に微妙なところですね。一時金じゃないんです、前払い家賃。前払い家賃というのは、そもそも戻ってくるということを想定している...全文を見る
○市村分科員 もう一回明確にしておきたいんですが。ということは、前払い家賃というのは戻ることを前提にしているということですね。いわゆる敷金、英語でいうデポジットですが、これでいいですね。
○市村分科員 今、いわゆる高専賃が四千四百戸ぐらい全国にあるらしいんですが、この前払い家賃というのの中にそれこそ、ちょっと私の調査ですからこれが正しいかどうかわかりませんが、百二十万から三百万とか、百四十四万九千円とか、かなり高額な前払い家賃と称するものがあるんですけれども、これ...全文を見る
○市村分科員 いや、でも、一般的になくても、今おっしゃったように三百五十万というのもあるんですよね、現実として。だから、私が恐れているのは、そういう高額な前払い家賃という名の一時金を払わされて、ちゃんとそれなりのサービスを受けられるならいいですよ。ところが、それこそ株式会社ですか...全文を見る
○市村分科員 実は、有料老人ホームですら今裁判を起こして、いわゆる入居者が勝ったことがないんです、裁判で。ほとんど最後は和解するんです。しかも、ほとんど泣き寝入りです。要するに、高齢者の方が、もし自分が七十、八十になってあんな細かい裁判をやらされたらどうしますか。はっきり言って嫌...全文を見る
○市村分科員 終わります。ありがとうございました。
06月09日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○市村委員 民主党の市村でございます。三十分いただきまして、質問をさせていただきます。  まず、この沖縄及び北方問題に関する特別委員会、大変伝統ある委員会、川内委員長のもとでこうした発言の機会を与えていただいたことを心から感謝申し上げます。  まず、沖縄といいますと、大体私た...全文を見る
○市村委員 まさに今の説明の中で、財団法人が管理しているというお話がありました。  私、内閣委員会に所属しながら、またこの間の行革の特別委員会でも議論を大変しているんですが、財団法人もNPOの一種です。ですから、財団法人が運営して管理しているのであれば、やはり同じ仲間であるNP...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  次の話題に移りたいと思います。  私も沖縄に何度か足を運ばせていただいて、大変おいしく泡盛をいただいたことがあります。そのときに、現地の方にお伺いしたときにそうだなと思ったのは、今は泡盛をつくっているいわゆる酒蔵、この場合酒蔵と言うのです...全文を見る
○市村委員 伊丹の問題についてはまた別の機会にやらせていただきたいと思いますが、結局、私が申し上げているのは、伊丹空港の周りに住んでいる人間の利便性のことよりも、大阪に来られる方、つまり関西に来られる方の利便性が大変損なわれているということが特に一番問題だと思います。特に千歳空港...全文を見る
○市村委員 今、米軍の再編、いわゆるトランスフォーメーションが行われている。その中で、米軍のプレゼンスが日本で大変高まろうとしている。こういう状況にあって、やはり我々国民が、一体日米がどういう合意をしているのかということを正しく知る必要があると私は思います。そうしないとどうなるか...全文を見る
○市村委員 これでこの議論は繰り返しません。  それで、結果としてどうなったかということで、昨年の四月一日に、米軍事故対応ガイドラインが日米合同委員会で承認されていました。私は、これを評価したいと思います。ただ、せっかくあれだけ議論していた私にこれをまだ一言も伝えていただかなく...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  そういうことを聞かない私が悪かったんですが、せっかくそうなったらそうなったで、もっとアピールされた方がいいと思います。  それで、いよいよトランスフォーメーションの中で、私としては、今度は座間に米軍の第一司令部が来るということ、しかもこれ...全文を見る
○市村委員 私は、再捜査までは言いませんが、引き続き調査をお願いいたしたいと思います。  最後に、せっかくですから、大臣、済みません。  先ほど、座間基地に米軍の第一司令部が来ることにつきまして、やはり将来ざま見ろと言われないようにしなくちゃいけないと。やはり、日本の独立自尊...全文を見る
○市村委員 終わります。ありがとうございました。
08月29日第164回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○市村委員 民主党の市村でございます。質問させていただきます。  ちょうど今、仲野博子委員の話もありましたので、ちょっとそれに関連しましても話をさせていただきたいと思います。  外務大臣、先ほど、小泉さんとプーチンさんは十二回会ったということでおっしゃられたわけであります。そ...全文を見る
○市村委員 確かにロシア側から通報があった、だから、ロシア側もこれに対して遺憾の意があったのかもしれません。しかしながら、大臣は、いや、信頼感があってもそういうことが起こり得るかもしれないと言うんですけれども、そもそも、いわば警備艇も、あれはなれた方ですから、これだけしけでやって...全文を見る
○市村委員 何もすべてが政府の対応が悪いということではないんですが、私が申し上げているのは、まず、男女関係ないんです。それぐらいの気構えで行かないかぬということなんですね。だから、別に奪還しろと言っているわけじゃないんです。まさに大臣がおっしゃったような粘り強い交渉をして、私は帰...全文を見る
○市村委員 だから、何度も申し上げておりますが、今回の政府の対応を、日本人の一人としても、別にすべてを否定したりとか、けなしたりするつもりはありません。それは当然それなりの対応をとられたということを前提に私も話をしておりますが、やはりその意味で足りなかったんじゃないかということで...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  この間、やはり大臣として政権の中にずっといられた上で沖縄を見てこられたという中で、今、いろいろとお話をお伺いしたんですが、どうでしょうか、今後のこともあるでしょう、まだ二年ぐらい、まだ五年ぐらいでは結果が出ないことも多々あるかもしれません。...全文を見る
○市村委員 実は、今小池大臣がおっしゃっていただいた部分なんですけれども、私もこの間、視察にも行ってきました。また、沖縄の皆さんのいろいろなお声を聞く会も、これまで民主党の沖縄ビジョンの視察団にも参加して、毎年夏に行かせていただいているところでございますけれども、例えば、私、この...全文を見る
○市村委員 まさに今大臣がおっしゃったように、例えば自立型の経済とかオンリーワンを目指そう、それは一つのビジョンだと私は思いますが、結局、沖縄に、沖縄振興開発事業等ということで、この十年間に三兆一千六百七十二億ものお金が投じられている。そのうちIT関連が二百四十七億円ということで...全文を見る
○市村委員 現地の方のお声の中には、いや、関係ないと。だから、北部振興策は北部振興策で、北部のための、いわゆる沖縄の北部をどうするかという問題でやってきたものであって、基地とは関係ないという意見もあれば、今の大臣がおっしゃるような、あるようなないような意見もあるということでありま...全文を見る
○市村委員 ありがとうございました。
10月27日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○市村委員 民主党、市村でございます。  本日は一時間という時間をいただきまして、質問また議論をさせていただきたいと存じます。  きょうは、漆間警察庁長官お見えでいらっしゃいますので、ぜひとも、なかなか日ごろ長官とは議論できませんので、特に長官を中心に議論をさせていただきたい...全文を見る
○市村委員 言ってきたとおっしゃっていますけれども、今初めておっしゃっていただいたので、これは別に悪いことではありません。今おっしゃっていただいたことはありがたいと思いますし、ありがたいというかあるべきだと思いますし、この内閣委員会を通して、また溝手国家公安委員長には、ぜひともこ...全文を見る
○市村委員 今の長官の中で、私の発言に対して、「警察改革の一層の推進」という言葉が入ったということでありましたが、これで今までの会計処理のいろいろな不適切なことについて読めということだったと思いますが、なかなか読めない。なぜならば、沓掛前国家公安委員長は「及び」ということで分けて...全文を見る
○市村委員 では、具体的に、愛媛県警における仙波さんの件をここで議論をいろいろしてきましたけれども、今の長官の発言の中で、うわさとか、過去に自分がこういう経験をしたからということではだめだとおっしゃいました。  うわさを信じてどうのこうのというのはだめだと私は思いますけれども、...全文を見る
○市村委員 溝手国家公安委員長がそれは当然担当だということでありますが、内閣官房、総理を実質上補佐する官房長官として、この警察の問題、これは国民生活という観点からきょうは内閣委員会でも質問させていただいていますから、単に警察の問題だけじゃないんですね。国民の安心、安全を守る部署で...全文を見る
○市村委員 この問題については後ほどまた泉健太委員からもあると思いますし、時間も限られていますので、これについてはここで終わりにします。ただ、引き続き内閣委員会を通じてこの問題はやっていかなくちゃいけないと思っています。  それでは次に、この内閣委員会でも、いわゆる飲酒運転にお...全文を見る
○市村委員 今、警察庁の判断では来年の通常国会ということであったので長官にお聞きしたんですが、長官の方から、国会がそういった意思を示せばいいんだということでありますので、この内閣委員の与党の先輩方、同僚の皆様も含めて、ぜひともまず、民主党が今回これについては法律を用意していますが...全文を見る
○市村委員 長官がおっしゃらないので、私があえて言うことはないかもしれないんですが、実は、警察庁はこの四月から、何か検討委員会なのか検討する会議なのかを設けて、このことについて検討を始めていたということもお聞きしています。ですから、四月からですからもう既に大分時間がたっているとい...全文を見る
○市村委員 では、欠格事由を決めたのは一体だれなんでしょうか。これはもう本当に何かむなしくなりますけれども、結局、自分たちで欠格事由を決めておいて、それにそぐわないからこれでいいんだというので、これで納得できるというのはおかしい話ですね。とても納得できる話じゃないと思います。 ...全文を見る
○市村委員 何といったらいいのか、そもそも、これは警察の皆さんの方が、行政罰的、的という言葉を使われていましたけれども、私が説明を受けたときは、最初は、漆間長官がおっしゃったことだけじゃなくて、そもそもの考え方として、誇られていたのは、行政罰的考え方を入れますということだった。あ...全文を見る
○市村委員 ぜひとも早い、一年、二年とかじゃなくて、なるべく早い検討結果を出していただきたいと思いますが、一点だけ、今設計速度のことをおっしゃいましたけれども、長官はひょっとしたら御存じないかもしれませんが、その設計速度についても、この内閣委員会で議論しました。国土交通省さんにも...全文を見る
○市村委員 ぜひとも、我が国の領土という観点から対応していただきたい、このように思います。  それで、あと残りの十五分をかけてやりたいのは、実は介護殺人のことであります。  きょうは警察庁長官もいらっしゃっています。やはりこれは、殺人事件までに発展してしまうこの家族介護の過酷...全文を見る
○市村委員 今、平成十七年、まあ十八年現在では四百五十万です。けれども、厚生労働省があのときに、介護保険を導入したときに言ったのは、平成三十七年で五百二十万ですよ。もうあと七十万人ですよね。平成三十七年まであと二十年ありますよ。結局、このペースで行くと、もう平成二十年ぐらいには厚...全文を見る
○市村委員 もう時間がないので最後に申し上げますが、今、最後に、地域の皆さんとおっしゃいました。それで、地域包括支援センターができています。これは残念ながら、一部の自治体ではうまくいっているところもありますが、多くは働いていません。  私が最後に申し上げたいのは、介護殺人の問題...全文を見る
○市村委員 終わります。ありがとうございました。
11月08日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○市村委員 民主党、市村でございます。  一時間いただきまして質問しますが、多少短くいたします。  まず、今回のこの法律は道州制特区というものでございますが、道州制の定義を教えてください。
○市村委員 それでは、地方分権推進法というのがありますが、この中で広域自治体についてはどのように取り扱われていますでしょうか。
○市村委員 地方分権推進と道州制の関係は、では、今のお話だと分離して議論すべきものというふうに御解釈をされているんでしょうか。
○市村委員 最初に林副大臣から、道州制の定義の中では広域自治体だという話でありました。今の大臣のお話だと、だから私は将来的に道州制は賛成なんですが、やはり本来であれば道州制の議論というのは、国のあり方を変える大変なことでありますから、もっと熱を帯びて議論をしなくちゃいけない話であ...全文を見る
○市村委員 いろいろ論点が出てきたんです。ちょっと意地悪な質問をさせていただくと、もし広域自治体について道州制のことを考えるのであれば、北海道というのはそれにそぐうんですかね。  今、もう実際に一つの自治体となっている北海道であるところにモデルケースをやろうとしているわけですね...全文を見る
○市村委員 ちょっと意地悪な質問だったとは思っていますが、なぜこれをお聞きしたかといいますと、つまり、広域自治体だということを前提に道州制を定義されているから、私はこれをお聞きしているんです。私は、なぜ連邦制は議論に入らないのか、なぜ道州制の定義の中に連邦制というものもしっかりと...全文を見る
○市村委員 ならば、まさに地方分権の議論なんですよ、これ。道州制の議論じゃないんだと思うんですよ、今のお話をお聞きしていると。  それならば、地方分権推進法で今まで十数年やってきた歴史があるわけですから、この中で、まず地方分権の流れの中で議論をしていく。その中の受け皿として、も...全文を見る
○市村委員 いや、ならば、今回道州制特区と名づけられていますけれども、道州制というのを今ここで使うのは、私はいかがなものかというふうに思います。  もしそうだったら、地方分権の中でそういう議論をしていく。つまり、定義もあいまい、あいまいというか、ある意味でいえば、はっきりと明確...全文を見る
○市村委員 自民党さんでもう連邦制はとらないという御決定をされた上での定義だというふうにお聞きしたんですが、さっきも申し上げましたように、この道州制という議論は、地方分権の一つの受け皿として、やはりもっと熱を帯びて議論すべきことだと私は思うんですね。何かこんな淡々と議論していくこ...全文を見る
○市村委員 だから、いろいろな議論をしていこう、ビジョンを持って議論していこう、それはもう大賛成なんです。特にもっと熱を帯びなくちゃいけません、これからの国の形ですから。  ただ、私は、今回の法律がなぜ道州制特区などという、定義もあいまい、あいまいじゃないけれども、広域自治体と...全文を見る
○市村委員 ですから、私は今の大臣の発言は、お言葉はそれでいいんです。だから、北海道に限ってこれからいろいろな意見を聞いていこう、地方自治の、国が押しつけるんじゃなくて道民の意見を聞いて、それを聞きながら将来を考えていこうというのは、それはいいんですよ。  ただ、なぜこれは道州...全文を見る
○市村委員 ですから、道州制を見据えてやりたい、ビジョンを持ってやりたい、本当にそれはもうぜひともそうしていただきたいんです。いや、そうしなくちゃいけないと思っています。やらにゃいかぬと思います。  それと、さっきから私が申し上げているのは、だから、この法律は決して道州制とうた...全文を見る
○市村委員 ですから、今もちょっとおっしゃったように、やはり権限とか財源の移譲が伴わないような道州制の議論というのはあり得ないと私は思うんですね。さっきの議論だと、権能は増さない、つまり権限ですよね、違いますか。ちょっと私の誤解かもしれません。では、林副大臣、ちょっとお願いします...全文を見る
○市村委員 先ほどの枝野さんとの議論でもありましたように、では何で十九条だけ、道だけというのは、これは本当にそういう議論をし始めるとそうなってくるんですね。でも、私は、まあ、そういうのは枝野さんにちょっと任せて、もっと、やはり道州制という大きな流れなんですよ。  だから、そうい...全文を見る
○市村委員 ここでまた改めて、ちょっと整理させていただきたいのは、今回の安倍総理大臣が言っているいわゆる道州制ビジョンと、地方分権推進法と、この道州制特区法と、この三つの関係をちょっとここで整理していただけませんでしょうか、この三つの関係はどうなっているのか。
○市村委員 報道によりますと、地方分権推進法から道州制検討を削除したということが出ているんですね。何で削除したんでしょうか。
○市村委員 ただ、法案には当初、都道府県の区域を越える広域自治体のあり方についての検討を行うと、まさに冒頭、林副大臣が道州制の定義としておっしゃったようなことをですね、だから、道州制なんですよ。検討を行うと明記された、最初この地方分権推進法には。しかし、これがなくなったということ...全文を見る
○市村委員 だから、外したといっても、もとの明記されていたのがなくなったということなんですよね。なくなったんですよ、広域自治体のあり方についての検討を行うと地方分権改革推進法の中で明記されていたものがなくなったということなんですけれども、なぜわざわざなくさなくちゃいけないんですか...全文を見る
○市村委員 だから、ただ、さっきからの話だと、これはやはりこの国のあり方を考えるものですから、切っても切れないものだと思うんですよ。この今までの地方分権推進の議論とこれからの道州制の議論というのは、切っても切れないものなんですよ。だから、地方分権推進法にこれを残したって別に構わな...全文を見る
○市村委員 大臣の思い入れについては、これは私の質問のときだけじゃなくて、いろいろな機会でそれは思うんです。だから、それはぜひとも熱を帯びて、これはぜひとも道州制をやっていただきたいんですが、今私がお聞きしているのは、やはりこれは法律、ここでは法律の議論をしているわけですから。 ...全文を見る
○市村委員 わかりました。道州制を目指すということだということですね。それとあと、地方分権推進委員会については、推進委員会を内閣府に置くということです。  だから、不可分なんですよ。だから、不可分でなきゃならないものを、では、私がもう一遍お答えいただきたいのは、なぜわざわざ地方...全文を見る
○市村委員 よくわかったというか、私なりに希望的観測で理解をすると、将来は連邦制も含めて道州制を検討するから広域自治体に関しては削った、こういうふうに私は解釈をさせていただきたいと存じますので、道州制というのはそれだけ大きなことなんだということで、担当大臣でいらっしゃいますから、...全文を見る
○市村委員 今まさにおっしゃったこと、ぜひともそれは枝野さんに、調べて、また委員会で御披露いただきたいと思いますが、いろいろ学説もありますので、またそういうのもお調べいただき、まあ、ここであえて申し上げません。  最後の最後に、きょう実は議論したかったのは、なぜ厚生労働省さんに...全文を見る
11月10日第165回国会 衆議院 教育基本法に関する特別委員会 第10号
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○市村委員 民主党、市村でございます。  この特別委員会でこうした質疑の時間を与えていただきまして、本当に感謝を申し上げます。  伊吹大臣におかれましては、さきの通常国会、行革特の委員長をされていまして、私は、非常に公平なさばきをされていたということに感銘を大変覚えておりまし...全文を見る
○市村委員 よく、賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ、こういう話もあります。歴史というものの大切さということも含めておっしゃっているのではないかというふうに思います。  すなわち、今のお話だと、そういった意味での、授業の内容が、これまでもそういうのはあったと思いますけれども、先生...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  午前中、やらせというようなことでいろいろ話がありました。とにかく、こうした教育の議論というのを、今回は教育基本法特別委員会ということでやっておりますけれども、ふだんのたゆまざる議論が必要だ、こう思います。そういった流れの中で国家百年の計を考...全文を見る
○市村委員 まさに、民主党も対案を出しています。多分議論になったと思いますが、もし今の大臣のお言葉を素直にとれば、やはり民主党の、日本国教育基本法ということであえて日本国という言葉をつけたという意味の方が、私は恐らく評価をされていらっしゃるんではないかというふうに思います。  ...全文を見る
○市村委員 ですから、私は、今回この法律ではなくて、こうして今議論が続いているわけですから、例えば、何か一部に、来週通すとかそういう話ではなくて、安倍さんが訪米する前にとかいうことではなくて、やはりこういうものは、本当に国家百年の計にかかわることですから、しっかりとお互いの議論を...全文を見る
○市村委員 未履修の問題を今おっしゃったんですが、この問題は要するにもっと現場のところでいいと私は思っているんですね。  ただ、大切なのは、まさにきょう冒頭で議論させていただいたように、一番肝心なことを教えていないということが重要な問題でありまして、これは、まさに、コモンローと...全文を見る
○市村委員 それはぜひとも筆頭理事間の方でやっていただきたい、こう思います。  私は、今の社会保障費、例えば子供にかけているお金と大先輩方にかけているお金、私が聞いた範囲では一対八十ぐらいだというふうに聞いておりますが、もう少しやはり次代を担う人材を育てていくということにお金は...全文を見る
11月15日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○市村委員 民主党の市村でございます。五分いただきまして、質問をさせていただきます。  本日はこうした機会をいただきまして、本当にありがとうございます。また、意見陳述人の皆様には、貴重な時間をいただきましてありがとうございます。  私は道州制、大変賛成をするものであります。た...全文を見る
12月21日第165回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○市村委員 民主党、市村でございます。  五十分賜りまして、質問させていただきます。  まず冒頭でございますけれども、昨今、和歌山、福島、また宮崎等、知事が談合汚職で逮捕されるというようなことも起きております。その流れとは言いませんが、昨今また、東京都知事、石原都知事に関しま...全文を見る
○市村委員 きょうはこれまでにします。これからこの問題はいろいろな意味でまた波及してくると思いますので、また改めて来年、民主党及び皆さんが議論されることだと思いますので、よろしくお願いいたします。  二点目でございますけれども、実は、昨日、一昨日ですか、JR福知山線、私ども地元...全文を見る
○市村委員 であれば、報道にもありますけれども、今ここで、改めて、正式な調査報告書はいつ提出予定でいらっしゃいますでしょうか。
○市村委員 この事故で亡くなられた方、またおけがされた方々、本当に今でも大変な苦しみの中にいらっしゃる方が多くいらっしゃいます。特に、やはり何があったのかということが一番皆さん知りたいところであります。一体なぜこんなことが起きたのか。そういった意味で、ぜひとも調査報告書、慌ててい...全文を見る
○市村委員 ありがとうございました。  大臣の皆さん、お待たせしました。  この福知山線、宝塚線というのは私のまさに選挙区でありますので、このことは私がしっかりとやらなければならないという使命感もあってのことでございますので、お許しください。  それではきょう、大臣にせっか...全文を見る
○市村委員 今委員長がおっしゃっていただいたように、現行法下で責任を果たす、これはある意味で当たり前のことであります。だから、果たしてきたけれども、やはり法に不備があって、いわゆる逃げ得というような状態が今あるということを私は指摘申し上げているわけであります。  これについて早...全文を見る
○市村委員 今局長がおっしゃっていただいたように、飲酒運転に対する警察の取り組みについては大変私も評価をさせていただいております。不遜でございますけれども、評価させていただいております。また、実際に飲酒運転が減っているということも事実だと思います。  実際に、私が地元で大変親し...全文を見る
○市村委員 委員長、今国家公安委員長からもありましたように、これは国会だと私も実は思います。  ですから、この閉会中審査も、きょうもやっていただいておるわけですけれども、この件についてはやはりきちっとやらないといけない、私はこう思いますので、ぜひともまた理事会等で諮っていただい...全文を見る
○市村委員 はい、ありがとうございます。  では、これにつきましては、今委員長からも御協議いただけるということになりましたので、きょうはこれで終わります。ありがとうございます。  それでは、お二人の大臣、お待たせしました。  実はきょう、お二人の大臣にお出まし賜りましたのは...全文を見る
○市村委員 ありがとうございます。  では、高市大臣、高市大臣が今所管されている中に特定非営利活動法人というのが実はあるんです。多分、大臣になられるまでは余り御認識なかったかもしれませんけれども、この特定非営利活動法人というのはまさにNPOでありますけれども、しかし、NPO全体...全文を見る
○市村委員 高市大臣がおっしゃっていただいた御見解というのは、NPOのことについては別に外れているとは私は全然思っていません、極めて正しい見解だと思います。  ただ、実は、NPO法人という言葉なんですけれども、これは大臣御存じないかもしれませんが、閣議で、NPO法人という言葉は...全文を見る
○市村委員 今高市大臣から御質問もありましたので、実は、このフリップを見ていただくと、この点々なんですね。私は、民のいわゆる私的のものである営利企業と、民の公であるNPOというのは、必ずしも垣根が明確なものであるというふうには思っていないんです。思っていません。  ただ、今高市...全文を見る
○市村委員 済みません、突然に。申しわけございません。  高市大臣、いかがですか。きょうは、実はこれはまた通常国会で改めてじっくりとやらせていただきたいと思っておりますけれども、ぜひとも高市大臣、大変御所管が多いのでこれだけに時間をかけるということは難しいかもしれませんけれども...全文を見る