市村浩一郎
いちむらこういちろう
小選挙区(兵庫県第六区)選出
日本維新の会
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月21日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第2号 議事録を見る | ○市村委員 民主党の市村でございます。 これから一時間十五分をいただきまして、質問をさせていただきます。議論をさせていただきます。 まず最初の一時間は、昨日も同意人事がありましたけれども、公益認定等委員会について実のある議論を闘わせたいと思うんです。 しかし、その公益...全文を見る |
○市村委員 実はハーバード大学は、アメリカの、法的ステータスで言えばノンプロフィットオーガナイゼーションです。NPOです、まさに。しかも、官房長官が行かれたケネディ・スクールは、まさに寄附で、先ほどちょっとメモをもらいましたけれども、一九三六年に開設されています。多額の寄附でいわ...全文を見る | ||
○市村委員 なぜ今そういう状況になっているかということの一つの説明として、特に戦後、高度経済成長期にやはり税収が伸びたんです。それは、私たち国民もある種問題を抱えていると思いますが、結局、住民、国民が、当時は公害問題とかいろいろあって、行政に対して、何かしろ、何かしろ、こういうメ...全文を見る | ||
○市村委員 委員会のことは後ほど。まず、そこまでいくまでに重要なことがありますので、議論させていただきたいのです。 すなわち、今おっしゃったように、行革だということもそのとおり、いや、そのとおりというか、それでも言わざるを得ないような状況になっていたということなんですね。つま...全文を見る | ||
○市村委員 今両大臣におっしゃっていただいたことについては、私も評価している部分ではあるんです。 ただ、ちょっと一点申し上げたいのは、これは極めて重要だと思っているんですが、NPOというのは特定非営利活動法人のことを日本で言っていますけれども、僕はこれも一つ大きな問題があると...全文を見る | ||
○市村委員 まさに苦肉の策だとは思いますが、ただ、やはり将来に禍根を残さないように、営利企業に寄附をするということは、これはどうも問題があるだろう、かなり問題があると思いますので、そこはやはり将来に禍根を残さないように、寄附という言葉を使わなくて、もっといろいろ考えたらあると思い...全文を見る | ||
○市村委員 ですから、きょう両大臣とも議論をさせていただいて、思いの方向は別にそう違っているとは思っていないんです。ただ、これをやるときに、やはりしっかり考えておくべきことを考えておかないといけないと私は思っているんですね。 だから、あるものをひな形にしたり参考にするというこ...全文を見る | ||
○市村委員 その設計をされるときに、政府も国税庁でいいんだという、総理大臣がそういう御発言をされているわけでありますから、ぜひとも、特に税が大切なんです。本当は税の議論を一番最初にやらなくちゃいけないんですけれども、もう逆転しちゃっているんですね。 それで、これも大臣にぜひと...全文を見る | ||
○市村委員 そこの公益認定については、ちょっとまだ議論が必要だと思います。 最後に、これは答弁を求めませんが、例えば、毎週三十件をいろいろと検査していく、それで結論を出していくというペースでやらなくちゃいけないということはブリーフィングで受けているわけですけれども、私は、前職...全文を見る | ||
○市村委員 よくわからないところもありまして、ただ、さっきおっしゃっていただいた中で、とにかくもし危険運転致死傷罪に自分がかかると思っている人間がいて、その人が事故を起こして、これはまずいぞ、酒を飲んでしまって運転した、ぱっと気づいたら事故を起こしちゃった、さあどうするか、どうも...全文を見る | ||
○市村委員 もちろん、逃げたら捕まる、逃げても捕まるケースがあると思います。そのことをおっしゃっているんだと思います。だからといって、では逃げないかというと、やはり逃げるんですね。リスクは冒すんです。だから、一〇〇%捕まらないならみんな逃げると思います。逃げても捕まる。だけれども...全文を見る | ||
02月28日 | 第166回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号 議事録を見る | ○市村分科員 民主党の市村でございます。 きょうは三十分いただきまして、冬柴国土交通大臣と、ぜひとも関西の三空港の活性化について議論をさせていただきたいと存じております。 もう大臣御存じのとおり、関西国際空港も二期工事がことしじゅうには終わるだろうということで、供用も始ま...全文を見る |
○市村分科員 わからなくはない。私も冒頭に申し上げましたように、やはり過去のいろいろないきさつがあったことは私も私なりに、いろいろお話を聞かせていただき、また、それは過去のいきさつの中でも、今のこの状態が、理由があるのだということも重々、ある意味ではわかっているつもりなんです。 ...全文を見る | ||
○市村分科員 関空のことは、大臣がおっしゃっていること、よくよくわかります。だから、今かどうかということだと思いますが、私は、伊丹空港のことをやはり今しっかりと考えていくべきだと。だから、一種、二種とかいう話ではなくて、伊丹空港の役割は何なのかということをもう一回見直してもいい。...全文を見る | ||
○市村分科員 どうも短くありがとうございました。 本当に、改めて国際便を飛ばすということは、いろいろなこういうことが、今おっしゃっていただいたようなことがまた発生してくるということでもあります。 冬柴大臣、私も初当選して三年ちょっとですけれども、当選前からこの伊丹空港の問...全文を見る | ||
○市村分科員 本当にありがとうございました。 これで質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
03月09日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第3号 議事録を見る | ○市村委員 市村でございます。 私は、常にいい議論をしたい、こういう思いでこの委員会にも臨んでおるところでありますが、きょうのこの委員会でございますけれども、どうやら、我が党だけじゃないですね、野党の方の希望としては、この委員会は、きょうではなくて、きちっと趣旨説明をいただい...全文を見る |
○市村委員 ですから、私としては、委員長が職権で立てられたというのは正しいんですけれども、野党の方としては、この委員会のあり方についてこれでいいのかという疑問があるということを申し上げておりまして、だから、まずこの委員会のあり方について疑問がありますので、委員長に対して、私として...全文を見る | ||
○市村委員 どうやら、まだ理事間の協議がまとまっていないということだと思いますので、もう一度委員長に申し上げたいのですが、確かに委員長は職権を持っていらっしゃると思いますけれども、やはり少数党の意見をまずは尊重していただきたいということで、この委員会の運営について、委員長に、ぜひ...全文を見る | ||
○市村委員 それでは、引き続きぜひとも正常化に向けて御努力をいただきたいと思いますが、せっかく貴重な機会でありますので、質問をさせていただきたいと存じます。 まず、地域再生法の方でございますけれども、私は、この中にとてもとても不可思議なスキームがあることを事前に説明いただきま...全文を見る | ||
○市村委員 大臣、これ、民間の営利企業、私企業から民間の営利企業、私企業に対して寄附をするという、まずこの営利企業から営利企業への寄附ということすら、普通は投資をするとか出資をするとかいうのが通常の概念ですね。寄附をする、まずこれ自体が極めて僕は珍しいと思います。民間企業から民間...全文を見る | ||
○市村委員 珍しいということとないということは全然違いますが、ある。では、珍しいのなら、どこにあるんでしょうか。珍しいということであれば、どの国がやっていますでしょうか。 | ||
○市村委員 大臣、僕は、これは閣議決定をする前に、こういう制度があるかないかということは当然調べられていると思うんですが、今大臣は御存じないということでありますから、副大臣、いかがですか。 | ||
○市村委員 なぜないのか。大臣、ぜひとも御説明いただけますでしょうか。 | ||
○市村委員 いや、私がここで教えるというよりも、まず、これは法律なんですね。これが法律以前の問題として、いや、実はこういうことを考えているんだけれどもということであったのならいいんですけれども、これはもう法律になって、しかも閣議決定されて、しかも、この正常か不正常かわからないよう...全文を見る | ||
○市村委員 この政策目的、例えば、高齢者の方の雇用、障害者の方の雇用、母子家庭のお母様方を雇用する、私、これに別に反対しているつもりはありません、これを全然だめだと言っているつもりはありません。これはいいんです、政策目的はいいんです。ただ、手段がとんでもない手段だと私は言わざるを...全文を見る | ||
○市村委員 大臣、これは、大臣がまだ大臣になられる前に閣議決定されたんでしょうか。ちょっとそれを教えてください。 | ||
○市村委員 もし前の大臣で渡辺大臣のときじゃなかったら、多少は仕方ないかと思いましたけれども、しかし、大臣が閣議に出て判こを押した法律ですね、これは。ということは、これは責任があるということだと思いますから、そういう思いで私はこれからまた質問を続けます。 大臣がおっしゃること...全文を見る | ||
○市村委員 今大臣がおっしゃったことの目的はいいんです。ただ、普通その場合だったら、例えば、もうかっている企業、お金がある企業からその会社に対して出資してもらって、その出資分を企業が損金算入をもっと、今でも通常できているんでしょうから、その分をまたさらに倍増して、二倍にして、二倍...全文を見る | ||
○市村委員 いや、大臣、例えば私が理解した、ここの皆さんが理解したとしても、常識的に国際的に見たときに、日本はこんな制度を入れている国かということになるわけです。だから、今おっしゃった、例えば格差を固定させない、再チャレンジを支援していく、これは賛成なんですよ。これはやはりやって...全文を見る | ||
○市村委員 苦心とはいっても、やはりとっちゃいけない手段なんですね。幾ら苦心をされても、心を砕かれても、やはりとっちゃいけない手段はとっちゃいけないんですよ。だから、それはやはり大臣、何回も申し上げますけれども、将来、この日本という国が、何という国なんだ、この国はというふうに言わ...全文を見る | ||
○市村委員 大臣、いかに志が高かろうが、いかにチェックが行き届こうが、それ以前の問題なんです、これは。志が高いからやっていいのか、チェックが行き届くからやっていいのかという問題じゃないんです。それ以前の問題なんです。理念として、考え方として、あってはならないんです。 それで、...全文を見る | ||
○市村委員 大臣、お祭りの寄附集めと営利企業が集める寄附というのは全然別物というか、違うと思いますよ。お祭りの主体はNPOです、広い意味で言えばNPOなんですね。NPOに寄附するのはありなんです。だから、民間といっても、民間のNPOに寄附することはたくさんあるわけです、世界じゅう...全文を見る | ||
○市村委員 ですので、これは認める認めないの問題ではないということは、もうわかっていただいていると思います。では、認めたからいいという問題でもないんですね。だれが認めるか、それは別にわかりませんが、だれが認めたからといって、いいという問題じゃないです。これは総理大臣が認めようとだ...全文を見る | ||
○市村委員 ですから、何回も申し上げますが、現状に照らそうが照らすまいが、やはりやってはいけないことはやってはいけないということだと思うんです、これは。これはぜひとももう一度御検討いただきたい、このように思います。やはりこれは将来、何やっていたのかなということになりますので。いや...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございます。 それで、あと五分ほどありますが、本当はほかにも議論したいことがありましたが、ではもう一点だけ。この間接型の方なんですが、これにつきましても、やはり助成先が企業なんですね。 実は、先ほどもちょっと申し上げましたが、これすらも、百歩譲ってこ...全文を見る | ||
○市村委員 間接型の寄附の方は、百歩譲ってあり得るという思いでございます。 大臣、まさにこの間ここで議論させていただきました。大臣は所信表明の中で、立ちはだかる岩盤は大変厚いということをおっしゃったわけですね。私はその言葉を信じております。だから、そういうことをおっしゃった大...全文を見る | ||
03月16日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第5号 議事録を見る | ○市村委員 市村でございます。 四十五分いただきまして、議論、またきょうは確認をさせていただきたいと存じます。と申しますのは、きょうは地域再生法そして構造改革特区法の採決が行われるということでありますので、これまで議論をしてきたことの確認を含めて議論をさせていただきたいと存じ...全文を見る |
○市村委員 それならば、二歳児の受け入れということになぜ限定して言わないで三歳未満という言い方にされるのか、ちょっと教えてください。素朴な疑問です。 | ||
○市村委員 私の場合はもっと素朴で、三歳未満ということは、ではゼロ歳でも一歳でも、幼稚園が受け入れたいということになればこれからは受け入れていいのかということなんですね。もちろんそれは受け入れ体制がしっかりしていないといけませんけれども、幼稚園が、いや、私たちは、いわゆる子育て支...全文を見る | ||
○市村委員 済みません、ちょっと私ののみ込みが悪いのか。ですから、端的に、つまりゼロ歳、一歳は幼稚園ではまだだめということですね。それを確認させてください。よろしいですね。ゼロ歳、一歳はだめということですね。 | ||
○市村委員 やはりちょっとわからなくなったんですが、ということは、特区上は二歳だったから特区を解除することによって二歳以上ですけれども、今のお話だと、今でもゼロ歳児からでも幼稚園によっては相談業務とか子育て支援をやっているという理解でよろしいんでしょうか。済みません、ちょっとそれ...全文を見る | ||
○市村委員 ちょっと済みません、もう一度、林副大臣。今のお話をお聞きすると、ちょっとこんがらがるんですね。もう一遍確認させていただきたいんですが、では、今おっしゃったゼロ歳、一歳の子育て相談とかいうのと今回特区が解除されて二歳以上の場合行われるものとは、何が違ってくるんでしょうか...全文を見る | ||
○市村委員 実は、きのうちょっと文科省の方にもお聞きしたんですが、要するに、今回の二歳児については幼稚園教育じゃないんだ、子育て支援なんだということを聞いたんですね。お伺いしたんです。ということは、これまで幼稚園としてゼロ歳児からに関しても親子相談ということでやってきたことと、今...全文を見る | ||
○市村委員 いや、だから、同じ子育て支援という言葉を使われているわけですね。これを大臣、お聞きになられて、僕は、ちょっと済みません、本当に正直、今のを理解できません。だから、もっと具体的に、今までのものと今回の特区を削除したときに起こる子育て支援と一体何が違うのか。今回は二歳児だ...全文を見る | ||
○市村委員 私は、ここで実はひっかかるとは思ってもいなかったことなんです。要するに、ゼロ歳、一歳は対象じゃないということだけ確認できればよかったわけですけれども、どうもそれがあいまいでありますので。ただ、ちょっとこれに余り時間をかけておきたくありません。実はもっと指摘したいことが...全文を見る | ||
○市村委員 あと一つ、この点について申し上げたいのは、やはり情報提供をしっかりとしていかなければいかぬということだと思うんですね。 今、うちの妻とかまたそのお友達たちの会話とかいろいろ聞いていますと、どこがいいかとか、一生懸命、本当に子供のことを考えて、いろいろ情報収集はして...全文を見る | ||
○市村委員 最後に、これは指摘だけにとどめますが、小宮山委員もおっしゃっていましたけれども、これまで努力されてきた保育園また幼稚園の方はもちろんそうですし、認定こども園の方もそうです、その方たちがフェアな条件の中で情報提供して選んでいただけるというような状況にしていただきたいとい...全文を見る | ||
○市村委員 大臣は天下り規制についても大変頑張られている。本当に、私もマスコミ報道だけの判断でありますけれども、まさに岩盤に風穴をあけようということでやっていらっしゃる大臣として、そういった意味では高く評価をさせていただいております。私のような若輩が大変失礼なことでございますけれ...全文を見る | ||
○市村委員 まさに今の最後の言葉は我が意を得たりという思いでありますので、それをやっていただきたい。 ただ、その前に、私企業から私企業への寄附ということについて、やはりやってはならない。間接型の方でも、これには「等」がついていますから、いわゆる直接型でやろうとしている政策目的...全文を見る | ||
○市村委員 大分これで問題点がまた出てきたんですね。結局、今おっしゃっていただいたように、企業の、いわゆる法人の一般寄附金枠のことも出てきたんですね。これ自体、世界にないんです。今それを質問しようと思ったんですが、もう言っていただきましたのであれですが、ないんですね。 では、...全文を見る | ||
○市村委員 もう一回お聞きします。ということは、やはり本来は法人の一般寄附金枠を使うということですか。それがイエスかノーかだけ、お聞かせください。 | ||
○市村委員 なるほど、つまり一般寄附金枠を使うと。もう一回確認させてください、それでいいんですね。 | ||
○市村委員 大体、いわゆる一般寄附金枠は大変ちゃんとした定義があって、普通の企業だったら年間数万円ですよね、まあ数十万。これは大企業だったら何百万と出せる場合もありますけれども、数十万です。ということは、今回の再チャレンジ支援の、そうしたいわゆる雇用のための資金も、では一企業当た...全文を見る | ||
○市村委員 いや、だから、その枠のことは今申し上げているとおり、さらに小さいわけですから、つまり、数万円とか数十万でそんな雇用のための支援金が出るのかということを私は確認させていただいているんです。今、その枠の別枠でとおっしゃったから。つまり、その程度の寄附額しか考えていないなら...全文を見る | ||
○市村委員 ということは、これはやはり大企業を対象にしているとしか考えられないですね。大企業以上でないと出せませんから。普通、出せませんよ、枠というのは普通数万円ですからね。それを倍にしたって数万円から数十万ですよ。それで、ちょっと待ってください、林副大臣。 もう一回確認しま...全文を見る | ||
○市村委員 もちろん、それは一般枠があるわけですから、当然のごとく使えるわけです。だから結局、もう一回確認させてください。つまり、違うということですね。これは確認なんです、一般寄附金枠とは違うという。 では、林副大臣、お答えください。 | ||
○市村委員 今、副大臣おっしゃっていることはわかっているんです。その上でお聞きしているんですね。 つまり、世界に例のない法人の一般寄附金枠を持っているんです。アメリカは個人の一般寄附金枠なんですね、千ドルまで。だから、アメリカの場合は、それをNPOに皆さんは寄附しているわけで...全文を見る | ||
○市村委員 意気込みは大変いいと思いますが、私の質問は、今回こうした税制を入れられる理由をもう一度教えていただきたいということです。 済みません、では財務省の方からちょっと一言、今回なぜこういう税制が可能なのか。財務省さんはオーケーを出されたわけですから、その理由づけを教えて...全文を見る | ||
○市村委員 また後で確認させていただきます。 では、これから日本の税制上、政策目的がはっきりしていて、かつ、チェックがちゃんと行き届くという前提であれば、今回のような税制はあり得るというふうに、この国はこれから税制上考えていくということでよろしゅうございますか。これだけ確認さ...全文を見る | ||
○市村委員 では、その寄附税制の抜本的見直しのときに、今回のように政策目的がはっきりしている場合、チェックも行き届くということが、僕はチェックが行き届くというのは大変困難なことを自分の経験からも知っていますので、なかなかこれは、私もある基金のプログラムオフィサーをやっていましたか...全文を見る | ||
○市村委員 この間、渡辺大臣も、松原委員に対する答弁の中で、やはり寄附という言葉は使われてなかったんです。無意識かもしれませんけれども、融資という言葉を使われていたんですね、融資という言葉を。寄附のことを松原委員は聞いているのに、融資だというふうに。多分、そっちの方が極めて正しい...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございます。 では、終わります。 | ||
03月22日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第6号 議事録を見る | ○市村委員 市村でございます。一時間賜りまして、質問をさせていただきます。 今回のこの犯罪収益の移転等に関するという法律の目的については大変賛同するところでありますが、やはり今横光委員も議論させていただきましたように、いろいろと詰めておかなくちゃいけないことがたくさんあると思...全文を見る |
○市村委員 諸外国では、いわゆる捜査機関以外、つまり今の日本の現状のような金融庁がやっているケースと、捜査機関がやっているケースというのは、どのような状況になっているんでしょうか。 | ||
○市村委員 今、三十一のうち十七がいわゆる捜査機関と言えるような機関だと。ということは、引き算しますと、十四の国については金融庁、金融機関を統括する官庁もしくは独立機関だというような話だったと思いますが、では、その十四の国におきましては、いわゆる金融関係以外の、例えば今回いろいろ...全文を見る | ||
○市村委員 決して私、今回のことに反対をしている立場で話を聞いているわけじゃない。ただ、総じて、私は一般的に申し上げて、現状を変えるということはそれなりに大きな変革、特にこういうのは大きな変革、改革ですから、やはりちゃんとした理由づけがないといけない、こう思うわけであります。 ...全文を見る | ||
○市村委員 国家公安委員長、最後をもう少し具体的に説明いただきたいんですが、要するに、今回、国家公安委員会はこれまでのあり方とちょっと違ってきて、国家公安委員会としての本来果たすべき、また私たち国民が期待すべき役割をもっと担うという方向性でもこのことは考えているんだということで私...全文を見る | ||
○市村委員 国家公安委員会というと、例えば免許の発行とかこういうのを思い浮かべるわけですけれども、ではそれと比べても、それが比較できる問題じゃないかもしれませんが、極めてこの問題は大きな問題だということでありますし、例えば事務局体制については、何人ぐらいの規模でこれを行っていくの...全文を見る | ||
○市村委員 四十人ということでありますけれども、例えば、これがアメリカの場合というのは何人ぐらいか把握されていますでしょうか。 | ||
○市村委員 確かに、人口、経済規模等、二倍、三倍のアメリカでありますので、単純に比較できませんけれども、この四十というのでは、いかがでしょうか。いつも申し上げているんですが、私は必要なものは必要だということでありまして、何か、最初からなかなか大きくできないから最初はまず小さくねと...全文を見る | ||
○市村委員 もう少し現状認識を伺いたいと思いますが、日本というのは、そういった意味ではマネーロンダリングが盛んな国というふうにとらえられるべき国なんでしょうか。それとも、いや、そうでもないというお考えでしょうか。 | ||
○市村委員 このことは極めて重要だと思っておるんですね。というのも、今まで金融庁は十七名でやってきた。つまり、十七名で日本全体の状況を見てきたわけですね。私は、多分ほとんど無理だな、十七名が一生懸命やられたんだと仮定しても、とてもこれはやり切れるものではないと。一方の方はいかにご...全文を見る | ||
○市村委員 これからということになるのかもしれません。やはりどうも、日本は昔から、スパイ天国だとか、いろいろこういう話もありまして、国際的には、どうもあの国は、情報漏えいとか資金流出とか、いろいろな意味でどうも信用ならないんではないかと一部思われている可能性があると思いますが、こ...全文を見る | ||
○市村委員 それは、そう聞けて私はうれしいと思います。やはり信用というのは一番大切でありまして、信用がなかったら、幾ら口で言ってもそもそも信用がないわけですから、何も理解していただけないということになっていきます。 だから、今回こうして国家公安委員会に移すということにおいて、...全文を見る | ||
○市村委員 今そうやって、そのとおりだとおっしゃっていただいたので、心強く思います。 では、具体的なところにもう少しまた戻って質問させていただきたいんですが、そもそも、このFATFに入るメリットというのはあるんでしょうか。例えば先ほど、いわゆる除名までできるんだということもあ...全文を見る | ||
○市村委員 例えば、今でも三十三カ国だけが入っているわけですから、世界に今百七十か百八十ぐらいの国と地域があるとかいう話でありますけれども、入っていない方が多い。ただ、主要国は入っているようでありますが。 例えば、今現在の非協力国といいますか、FATFに入っていないから非協力...全文を見る | ||
○市村委員 済みません、教えていただきたいんですが、メンバーと準メンバー、正規メンバーと準メンバーはどこがどう違うんでしょうか。 | ||
○市村委員 例えば北朝鮮はFATFのメンバーなんでしょうか。 | ||
○市村委員 となると、例えば、日本は一部に北朝鮮との関係も深いところもあるようでありますけれども、北朝鮮との関係において、日本から資金が逃げるということは考えられるんでしょうか。つまり、こういうのは風穴があると、全部が網羅されているといいんですが網羅されていないと、結局そこに行く...全文を見る | ||
○市村委員 ということは、つまり入っていないイコール非協力国ということになるんですかね、その非協力国であっても、いわゆる道義的にお願いするんでしょうか、いろいろなルートでお願いするんでしょうか、協力は得られている可能性があるという認識でよろしいんでしょうか、今の話は。 | ||
○市村委員 先ほども申し上げましたが、やはりこういうのは一つでも抜け道があるとそこに行くんですね。特に日本は北朝鮮との関係が深い国の一つだろうと思います。外交がどうであれ、実態上はそうとらえざるを得ない、とらえるべき国だろうと思います。ですから、そういうところに、特にこれから具体...全文を見る | ||
○市村委員 今、特に提携国じゃないところについての話をさせていただいたんですが、例えばタックスヘイブンと言われるところがありますよね。犯罪じゃないと思われるけれども租税回避措置で使われているということ、こういうことについてもやはりしっかりとした目を向けるべきだと私は思うんですが、...全文を見る | ||
○市村委員 ということは、今から議論の中で考えていくということになるんでしょうか。 ちょっと済みません、もう一度もっと明確にお願いいたします。 | ||
○市村委員 そうしたことも含めてやはり考えておかないと、こうした犯罪というか、こうしたことに思いをいたす方はなかなかの知恵者でありますので、法律には違反しないけれどもというところをすれすれで行く可能性が高いんですよね。もちろん法律違反もあるでしょうけれども。表向きはそうしておいて...全文を見る | ||
○市村委員 ぜひとも、日本の信頼をかち得る意味でも、ただ、世の中というのは一筋縄でいかないと思うのは、日本はくそまじめに、生まじめにやっても、ほかのところで実はそうじゃなかった、表向きはやっていてもそうじゃないというところもひょっとしたらあるかもしれませんので、現実というのはなか...全文を見る | ||
○市村委員 これで私のところにもかなり弁護士会の皆さんもいらっしゃって、大分議論させていただきました。何で弁護士の皆さんはそもそもこれに反対していたのか、一度また教えていただきたいと思います。それで、実際に今回、弁護士の皆さんは届け出義務から除外されたわけですね。この経過について...全文を見る | ||
○市村委員 弁護士以外の士業者の方たちとの議論もあったとは思うんですが、同じ特定事業者でありながら、弁護士の皆さんだけは義務からは除外された、済みません、義務はほかの士業の方も除外されているんですね、保存義務について弁護士の方だけは除外されたのかな。 ほかの士業の方というのは...全文を見る | ||
○市村委員 恐らく弁護士の皆さんは、弁護士でありますし、また、弁護士会という力強い組織を持っていらっしゃいまして、声を上げることができる力を持っていらっしゃるということであります。もちろん、弁護士の皆さんがおっしゃったことは大変的を射ていると僕は思います。大きな懸念があるというこ...全文を見る | ||
○市村委員 それでは、また弁護士会に戻るんですが、やはり弁護士会の皆さんが提案されたことというのは重要な論点を含んでいると思います。 それで、今回はいわゆる届け出義務からの除外ということになったわけでありますけれども、先ほど横光委員も質問されていましたが、では今後どうするのか...全文を見る | ||
○市村委員 ですので、検討するということは、つまり検討の余地があるということですから、これからまだ義務化については話し合いを続けていくということに素直にとるとなるわけですけれども、いや、だから、別にそれをここで議論をするとかしないとかということがいいとか悪いとかいうことを言ってい...全文を見る | ||
○市村委員 先ほども申し上げましたように、弁護士会さんの指摘というのは、もうよくわかっていらっしゃるとおり、別に時間がたったから変わるということではないと思います。ただ、国際的情勢も踏まえて、全くそれをこれから一切議論をしないということではないということだったと思いますが、しかし...全文を見る | ||
○市村委員 まさに今おっしゃっていただいたように、警察に対する信頼の問題というのもあって、また別件で何かやるんじゃないかという懸念もやはり持たれている部分もあるわけですね。これで立入検査して何かやったらいろいろ出てきて、ほら見ろ、こんなことをやっていたのかといってやられるんじゃな...全文を見る | ||
○市村委員 あと、この届け出義務については罰則がないということをさっきおっしゃいました。 罰則がないということになりますと、義務とはいえ、ここは先ほどもちょっといろいろ申し上げているんですが、情において忍びない場合があった場合、これは情の方を優先して届けない、罰則もないし君と...全文を見る | ||
○市村委員 すなわち、刑罰の対象じゃないけれども行政的手段でこれを解決する方向に向かわせる、こういう話だと思います。 一般的に、日本はそういった意味では司法によらず、これまで行政的に物事を解決してきた国だったと思いますが、しかし今の現状の流れは、そうではなくて、やはり何かあっ...全文を見る | ||
○市村委員 最後に一言だけ。 恐らく、罰則があったらこの問題、もうちょっといろいろ議論が必要だったのかもしれません。ですから、この辺は極めて難しいかもしれませんが、また今後、このことについては議論を続けるべきだと思いますので、そのことを指摘申し上げて、私の質問を終わります。 ...全文を見る | ||
03月28日 | 第166回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○市村委員 民主党の市村でございます。四十分いただきまして、質問させていただきたい、また議論させていただきたいと存じます。 先ほどから議論をお聞きしていますと、新しいものを沖縄においてつくっていこう、また新しい発想が必要だということであったと思います。もちろん、それは大賛成で...全文を見る |
○市村委員 今のお話は、今年度から、最近になって取り組んでいらっしゃることということでありますけれども、政府としては、農林水産省が特にこの産業においてはリーダーシップをとってこられたわけですけれども、これからの長い長い、中長期的な視点においては、沖縄におけるこうしたサトウキビ栽培...全文を見る | ||
○市村委員 議論を少しストップしまして、ちょっと基本的認識をやはり今ここで確認しておきたいと思います。 沖縄県、御存じのように、東西約千キロ、また南北約四百キロにわたる海域に、沖縄本島と五十五の離島、そのうち十五島が無人島であるということであります。先ほども冒頭で申し上げたよ...全文を見る | ||
○市村委員 そういうふうにいろいろと政府としてもお取り組みをいただいているというところであるんですが、そうした今までの政府の意気込み、かけ声と実態とはどうも乖離があるようではないかというふうなことが言われているわけであります。 例えば、この沖縄県サトウキビ等の生産実績というの...全文を見る | ||
○市村委員 今、自然の影響ということも大臣おっしゃられました。もちろん、農作物ですから当然天候に左右されるという性格を持つものということであるのですが、その前に、製糖業における政策支援の実態の中に国内産糖交付金というのがあるわけであります。この交付額というのが、実はここ数年どんど...全文を見る | ||
○市村委員 この平成十二年度というのが一つの転換点になっているのではないかというふうに思うところがありますが、これは農林水産省の方ならもう御存じでしょうが、平成十二年十月、どういう法律が改正されておりますでしょうか。 | ||
○市村委員 そうですね。まさにこの糖価調整法の改正が、もともとはこれは、砂糖の価格安定等に関する法律、糖価安定法というのがあったようでございます、昭和三十九年からの法律、これが改正された、こういうふうに言われておるんですが、実態はこれまでとは全く違った新法ではないかという指摘もあ...全文を見る | ||
○市村委員 では、その糖価安定法と糖価調整法の違いというのをちょっと具体的に御説明いただけませんでしょうか。簡単に。 | ||
○市村委員 そのお金の流れがどのようにどう変わったか、もう少し具体的に御説明いただけませんでしょうか。 | ||
○市村委員 今交付金とおっしゃっていただいていますが、その交付金というのは一体何を主な原資としておりますでしょうか。 | ||
○市村委員 その調整金は一たんどこに入るような仕組みになっておりますでしょうか。 | ||
○市村委員 それがいわゆる、私申し上げましたが、今で言う独立行政法人、こういうことでございます。それはまた別の議論でありますから、きょうここでは議論をしません。 今議論をさせていただきましたように、結局、平成十二年度から、実際、新法と言われるようないわゆる糖価調整法になったと...全文を見る | ||
○市村委員 例えばアメリカは今どうやっていますか。教えてください。 | ||
○市村委員 結局アメリカは、私が聞いたところによりますと、だから、例えばそういう加糖調製品であっても、砂糖部分には課税がされているということなんですね。 日本の制度とどう違うか、私もちょっとわからなくなったので、もう一回説明していただけませんでしょうか。 | ||
○市村委員 ちょっとポイントを戻しますが、結局、砂糖の調整金を取ることによって、ある種、国内産業を守る原資にしてきたということなんですね。 ところが、この加糖調製品が、ある種、抜け道になっているということですね。つまり、調整金を取れないわけですね、この部分においては。最初に加...全文を見る | ||
○市村委員 まさに効率のことについて、しっかり生産農家が取り組むことは当然だろうと思います。何でもかんでも何か保護されればいいというものではないわけです。 私が申し上げたかったのは、要するに、せっかく大切なものとして国内産業を保護していこうというスキーム、政策を農林水産省は持...全文を見る | ||
03月28日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第8号 議事録を見る | ○市村委員 おはようございます。 本日、トップバッターで質問させていただきます民主党の市村でございます。一時間賜っております。 きょう、まず冒頭議論いたしたいのは、公益認定等委員会のことのときに実は高市大臣と議論したかったんですが、ちょうどお体のぐあいが悪くなったというこ...全文を見る |
○市村委員 そうです。まさに民法典に書かれている法人ですから、当然、民であるべきです。ところが、去年の通常国会においては行政改革特別委員会でこれが審議されたわけです。このことについて、なぜ民の組織が行政改革特別委員会で、つまり行革の範囲で議論されるのか、これを私は理解できないから...全文を見る | ||
○市村委員 まだ十分には納得できることではないんです。しかしながら、いわゆる公益法人が、民の組織であるはずのものが官の範疇で動いていた、このことはお三人とも認識され、また、それではいけないという思いの中で、これを変えていくんだということで公益法人改革があったんだという御認識であり...全文を見る | ||
○市村委員 今の大臣のお話にもありました有識者会議なるもの、この話だけじゃなくて、大体何か議論があると必ず政府から出てくる答弁には、有識者会議でもんでいただいていますとか、有識者会議で御議論いただいています、有識者会議で結果が出てきました、こういう話がありますが、一体どのような有...全文を見る | ||
○市村委員 ただ、これは高市大臣も御存じのように、寄附はなかなか集まりません。我々政治資金だって、寄附を求めてもなかなか個人寄附は集まらないという社会現状がある中で、なかなか寄附は集まりません。 林副大臣に御質問したいんですが、アメリカでファンドレージングする場合はどこに行け...全文を見る | ||
○市村委員 まさに的確にお答えいただいたと思います。 結局、日本は、NPOの制度を整えようという気持ちがあるのは間違いないと思います。これは政府もその方向でやってきたというふうに私は認識しておりますし、それは評価をしております。 ただ、いざNPOを設立したときに、やはりN...全文を見る | ||
○市村委員 もちろん、寄附税制は税の方で十分な議論をということだと私も思っています。本当は、税が先に来なくちゃいけない。税というよりも資金源ですね、NPOのための活動資金、事業資金をストック、フローともにどう増大させていくかということが大切な論点だと私は思うんです、本当はこの話は...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございます。 何度も申し上げているんですが、NPO法人じゃなくて特定非営利活動法人ということで、済みません、お願いいたします。 それで、この議論を始めれば幾らでもできるんですが、僕はこの話、きちっとした体系立てた話としてではなくて、ある意味で非常に政...全文を見る | ||
○市村委員 まず、最後の大臣の御認識、全くその辺は、NPOの方もマネジメント、ガバナンス、コンプライアンス、これは当然のことですが、ある意味でいえば制度を悪用する人というものが必ずいてしまうということでありまして、だから、これはもちろんしっかりとやっていかなくちゃいけない。ただ、...全文を見る | ||
○市村委員 まさに、大臣がおっしゃったように、あのチャリティーコミッションみたいなものが一朝一夕にできるはずがないわけですね。 それこそ、御批判を受けておりますがマグナカルタなどというものを私どもの党が言っているようでございますが、まさにそのころからの伝統があってこそ、あのチ...全文を見る | ||
○市村委員 どうもありがとうございました。終わります。 | ||
04月18日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第13号 議事録を見る | ○市村委員 民主党の市村でございます。一時間賜りまして、質問させていただきます。 まず冒頭に、昨日凶弾に倒れられました、長崎市長であられた伊藤一長さんに対しまして、心からのお悔やみを申し上げるとともに、哀悼の意をささげたいと思います。 報道によりますと、何か犯行声明に近い...全文を見る |
○市村委員 そのときに、私は非営利法人という言葉を使っていただいたのを大変うれしく思っておるんですが、非営利法人といいましても、それこそ大変幅広い概念でありますし、幅広いものを含むものでありまして、例えば、特定非営利活動法人で一生懸命地域で頑張っているようなところがあって、退職後...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございます。 この話はまた改めてぜひともさせてください。 きょうは、株式会社日本政策金融公庫法案及び株式会社日本政策金融公庫法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案についての話でございます。 まず、大臣、小泉内閣で、いわゆる郵政民営化というのは...全文を見る | ||
○市村委員 まずは、出口改革であると明確に政府は位置づけられているということだと思います。 では、今回新しくできます日本政策金融公庫は、いかにして資金を調達するということになっているんでしょうか。そのスキームについて教えていただきたいと存じます。 | ||
○市村委員 では、その今おっしゃっていただいたことは、これまでのいわゆる入り口、出口ということでいろいろ問題視されたこととどう違うのか、教えていただけますでしょうか。どこがどう違うのか。 | ||
○市村委員 今お聞きしていますと、要するに私が申し上げたいのは、これはいわゆる入り口改革に対する出口改革だということで明確に位置づけられている、こういうことだったんですが、今の話だとこれまでと資金調達のスキームはそう変わらない、こういうふうに聞こえるんですが、それで私の認識は正し...全文を見る | ||
○市村委員 結局、いわゆる政策金融という形について言えば、財政投融資資金に依存するという体質のあり方については変わらない、こういうことなわけですね。 そうすると、大臣、出口改革と名づけられているということなんですが、何が変わるということで考えればいいんでしょうか。つまり、資金...全文を見る | ||
○市村委員 わかりました。 巨大だったものは、整理してある程度規模を小さくするといいますか、整理することによって政策金融のあり方についてもっと効率化を図っていこう、こういうことだろうというふうに思います。 では、今回、統合がされる。まさに今大臣おっしゃったように、巨大化し...全文を見る | ||
○市村委員 今おっしゃっていただいたこと、これは一般的に、いわゆる統合があった場合のメリットだというふうに思います。 では、ちょっと具体的に教えていただきたいんですが、例えば、今現在職員は八千人いらっしゃるんですかね、これが一体どれだけ削減できるのか。つまり、人を切ると言って...全文を見る | ||
○市村委員 今年度の予算で、支店統合に伴う増改築費や利用者の利便性向上のためということで三十五億円が計上されているということなんですが、この三十五億円は一体具体的に何に使おうという考え方なんでしょうか。 | ||
○市村委員 十八カ所二十四店舗で三十五億というのは、これはいわゆる民間の金融機関が例えば統合を進めるとかいった場合に、まあこれぐらいはかかるなというものなんでしょうか。それとも、結構頑張って三十五億でおさめようとされているんでしょうか。それとも、いや、三十五億もかかるのかと。大体...全文を見る | ||
○市村委員 なるほど。統合メリットについては、今、多少具体的な話もしていただきましたけれども、これからいろいろとやはり考えていかなくちゃならないことがある、こういうことで、今お話のあったようなことが今年度で具体化するということですけれども、これからいろいろと進めていくということの...全文を見る | ||
○市村委員 それから、国民生活金融公庫でありますけれども、これは今どうも多額の累積欠損を抱えていると言われていますが、大体どれぐらい抱えているんでしょうか。 | ||
○市村委員 今、民間のベースでいくと一千六十九億円の債務超過、こういうことなんですが、これは統合した場合にこの債務について、例えば国際協力銀行の国際金融の方については統合されるわけですけれども、こういう多額の余剰金を保有する機関と統合することで見かけ上の財務状況がごまかされないか...全文を見る | ||
○市村委員 今のお話の中で、結局、統合はするけれども勘定区分は分けてあるので、それについては主務大臣がこれまでと同じようにちゃんと責任を持ってやるということになりますと、これはいわゆる縦割りの弊害というのを私たちは考えなくちゃいけないんですが、では、その縦割りについて、これはある...全文を見る | ||
○市村委員 ぜひとも今おっしゃったようなことで、統合メリットを生かしていただきたいなと本当に私も思います。 ただ、そうはいいましても、例えば国民金融公庫、いわゆる国金というものが果たしてきた役割ということについてちょっと議論をしたいんですけれども、では、まずは国民金融公庫が抱...全文を見る | ||
○市村委員 この九・一%という数値は、例えば都市銀行もしくは地銀と比較して大きいんでしょうか、小さいんでしょうか。 | ||
○市村委員 信用組合については、今、大きいということなんですが、国金が果たしてきた役割ということで、中小企業の方々たち、なかなか資金調達を、いわゆる市場でそのまま得るというのは難しいといった場合に、国金の果たしてきた役割というのはかなりあったのではないかなというふうに思うんですね...全文を見る | ||
○市村委員 これはここでこの間からも議論をしていますが、結局、この日本という国は、資金調達のあり方というときに、株式会社でありながらも上場を目指さない株式会社がたくさん、ほとんどであって、いわゆる間接金融の世界、直接金融ではなくて間接金融の世界で特に中小企業はこれまで融資を得てき...全文を見る | ||
○市村委員 今大臣の方から、一つに、民間銀行のいわゆる余剰資金ということもありました。僕は、民間も含めて、この国の金融のあり方というものをこの際一度考えるべきだと思っているんですね。 先ほど申し上げたように、直接金融の世界が、一時期は株式上場とかかなりもてはやされましたけれど...全文を見る | ||
○市村委員 今大臣おっしゃったように、私も、とにかく流動性を高めていくというのは大賛成です、官民問わず。どうも日本という社会は、特にこの数十年、流動性が大変低くなっているんじゃないかなというふうに思います。ですから、流動性の高い社会にして、一遍公務員になられた方も、別に民間でまた...全文を見る | ||
○市村委員 あと、政策金融公庫は株式会社になるわけですから、では、人事採用といいますかいわゆる採用については、もうこれは官民問わず幅広く行われるというふうに考えてよろしいでしょうか。 | ||
○市村委員 今八千人の方がいらっしゃる、これからこれを五年間で五%ということでありますけれども、今大臣が強くおっしゃっていただいたように、官民問わず、ふさわしい人材をその役職につけていくということがやはり一番だろうと思います。 ただ、さっきから一番私が懸念しているのは、そのと...全文を見る | ||
○市村委員 では終わります。ありがとうございました。 | ||
04月23日 | 第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号 議事録を見る | ○市村分科員 民主党の市村でございます。質問させていただきます。 今、こうして冒頭に会計検査院また大臣のいろいろ御発言があったわけでありますけれども、もちろん決算行政委員会、本委員会できちっとこうした細かい議論はされると思いますが、何といいましても大切な税金をお預かりしている...全文を見る |
○市村分科員 大臣、ありがとうございます。 繰り返しになりますが、やはり物の、言葉のイメージというのは大変重要だと思います。 せっかくジェネリックという言葉で今大臣おっしゃったように、CMも打たれておりますし、また日本ジェネリック医薬品学会というのも既にあるわけです。ここ...全文を見る | ||
○市村分科員 ありがとうございます。 それで、大臣、今、ジェネリック医薬品を処方してもらおうと思ったら、処方せんに患者がサインしなくちゃいけないようになっているんですね。実はこれがどうも普及をおくらせている。つまり、そんなサインなんかしなくても、お医者さんが説明して、これは実...全文を見る | ||
○市村分科員 私としては、一つきょう具体的な提案をさせていただきたいなと思っているんですが、大切なのはやはり患者の方の意思確認だと思うんですね。だから、いわゆるジェネリック、済みません、私はあえてジェネリックと言わせていただきますが、ジェネリック医薬品について、まだ認知度が低いと...全文を見る | ||
○市村分科員 ありがとうございます。 私としましては、医薬品業界全体が、やはり日本人に対して医薬品の安定供給を、いいものを安定的に供給していくということを全体としてやっていただきたい、その立場はもちろん持った上で、このジェネリック医薬品についてもということを申し上げておるつも...全文を見る | ||
○市村分科員 大臣もおっしゃられた中で、確かに一番いいのは、素直に考えれば、住みなれた自宅で最期のときを迎える、これが多分多くの方が望むところかもしれません。しかし、現状は、前もこの委員会の場でもほかの委員会の場でも議論しましたけれども、例えば昔の介護期間というのは、本当に数週間...全文を見る | ||
○市村分科員 たくさん議論したいことがあるんですが、もう時間がないので、今の大臣がおっしゃった中で、一時金の保全措置がありました。これは最高五百万までなんです。場合によっては何千万というお金を払って、でも一時金五百万しか返ってこないんですね。これは五百万が最高ですから。しかも、老...全文を見る | ||
○市村分科員 どうもありがとうございました。 | ||
04月25日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第15号 議事録を見る | ○市村委員 民主党の市村でございます。四十五分いただきまして、議論させていただきたいと存じます。 まず、きょうはどういう日かといいますと、四月二十五日、ちょうど二年前にJR福知山線のあの大事故が起きた日であります。地元では宝塚線、こう言っております。きょうは尼崎で追悼慰霊式も...全文を見る |
○市村委員 大変力強いお言葉をいただいたと私は大変うれしく思いますし、これは与党、野党関係なく、日本社会にとって本当に重要なことだと思います。 眼目とするところは何かというと、先ほどから申し上げているように、やはり活動資金なんですね。NPOがNPOで成り立つことはないわけであ...全文を見る | ||
○市村委員 今大臣がおっしゃった部分については、私も、この委員会を通じて再三すばらしいと高く評価をさせていただいております。 なぜ私が税務当局でいいと言っているかというと、別に余りこだわっていません。いわゆる第三者機関と言われるものでも構わないと思っています。その辺、余り重要...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございました。 それでは、きょう本当は最初にやりたかったんですが、警察のことでございます。きょうは国家公安委員長にもお出ましいただいております。ありがとうございます。 まず、銃規制のことについてやりたかったんですが、先ほどもう泉委員の方でかなり議論さ...全文を見る | ||
○市村委員 この件についてはこれで終わります。 きょうは、速度取り締まりについてちょっといろいろ議論をさせていただきたいと思います。 かねがね、私はこの場では、納得いく取り締まりということがなされなければならないということを主張してまいりました。その流れで、スピード規制に...全文を見る | ||
○市村委員 そのオービスそのものについてもちょっと私、前から質問したかったんですけれども、オービスがどこまで信用できるかというのもあるんですね。ちょっときょうの本筋と離れていくのであれなんですが。 結局、機械というものに頼っているということで、もちろん機械に頼らざるを得ないと...全文を見る | ||
○市村委員 最初はよかったんですが、だんだんわからなくなってきましたが、要するに、オービスには誤差があるということを最初におっしゃったんですね。上もあるということを僕は局長がおっしゃったような気がしたんですけれども、それでよろしいですね。 裁判では、マイナスの誤差はあってもプ...全文を見る | ||
○市村委員 済みません、私は頭が悪いのでよくわからない、ちょっとはっきりわからなかったんですが。 いずれにしても、私が一番知りたかったのは、機械はとにかく誤差があるということは局長も今おっしゃったし、プラスの誤差もあるということもおっしゃったので、それは極めて重要なことなので...全文を見る | ||
○市村委員 もう時間になりましたので終わりますが、とにかく今地域にいろいろな問題があります。そのことを、例えば宅配業者の方も含めて、そういう地域の情報を日ごろからいろいろと知る立場にある方がいらっしゃるわけですね。こうした人たちが持っている情報が、そこで終わってしまってはもったい...全文を見る | ||
05月09日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第17号 議事録を見る | ○市村委員 民主党の市村です。質問させていただきます。 まず、ちょっと具体的な質問から入っていくことにします。 この四月から実施される予定の求人開拓事業というものがあると思いますけれども、この求人開拓事業について、実は落札企業が決まらなかったというケースが三件あったという...全文を見る |
○市村委員 今、恐らくこういうことがあったんじゃないかというお話を大臣みずからいただいて、調査中ということなんですが、そもそも、これは今、今年度からやる。大変いろいろな議論があって、これはある種、政府の目玉としてこの市場化テストというのはやっていらっしゃるわけですね。当然、今お話...全文を見る | ||
○市村委員 なぜ最初から民間競争入札というふうにされたんでしょうか。 | ||
○市村委員 では、これはそもそも論に戻らざるを得なくなるんですが、そもそもこの市場化テスト、市場化テストと我々は今呼んでいますけれども、正式名称は、競争の導入による公共サービスの改革に関する法律ですね、この競争とは一体何でしょうか。 | ||
○市村委員 ある意味でいえば、今までも民民競争というのはあったんですよね、公共事業をめぐって。 では、あえてこのいわゆる市場化テスト法なるものをつくったそもそもの政策目的は、何だったんでしょうか。 | ||
○市村委員 今、コストを提出するということで、私もついさっきいただいたばかりなんですね、その詳細な要項を。まだつぶさに精査していませんけれども。 では、私、その予備知識がないと考えても、要するに官、いわゆる行政というものの体系を考えた場合、これは地方自治体といいながら、実際は...全文を見る | ||
○市村委員 今の大臣の御答弁の中に、監理委員会が出てきました。 私は、最近の内閣委員会、内閣府が出すいろいろな法律で、基本的には、いわゆる民のことは民でやるべきだ、これは大賛成なんです。ところが、何か、例えば何とか委員会ですね、この内閣委員会が問題にしている公益認定等委員会と...全文を見る | ||
○市村委員 ちょっとまた戻りまして、求人開拓事業のことについて少し具体的な論議に入りたいんです。 これで今の大臣の御答弁だと、国が結局やるということになるんですね。そもそもこれが事業に選定された理由は、やはり民間がやった方がいいだろうということでやったはずなのに、結局、国に戻...全文を見る | ||
○市村委員 そのときに、大臣、聞いていただいていますので、いわゆるこの求人開拓事業についてはモデルケースがあったということですけれども、では例えば民間業者から、これだけいいことがあったから、ぜひともうちにもやらせてほしい、また、ほかにもそういう声があったからこそ、この事業選定をさ...全文を見る | ||
○市村委員 今の大臣の最後のことを素直に受けとめると、結局、それだけ応札する業者が限られていたということになると私は思うんですね。今の言葉を素直に解釈すると。つまり、新規参入がそこにあったらよかったけれども、結局、これまでモデル事業でおつき合いしてきたところにまた応じてねと言った...全文を見る | ||
○市村委員 何事もそう一朝一夕にいかないということもありますので、それこそプロセスを大切にとっていかなくちゃいけないというのはわかりますが、恐らくこれは大田大臣の私的懇談会でも出されていると思うんですが、やはりスピードが足りないんじゃないかということですね。あと、政治がもっとリー...全文を見る | ||
○市村委員 今まさに大臣におっしゃっていただいたように、結局、諸外国だと官民競争が中心なんですね。日本の場合は、官民競争もある。これは全然違う話であるんですね。だから、やはり競争というものに対するもっとシビアな感覚を私たちは持たなくちゃいけないと思うんですね。 監理委員会の役...全文を見る | ||
○市村委員 それからあと、情報遮断ということをやはりしていかないといけない。官民が競争するときは結局、官に情報が集まっちゃいますね、民間がどういう応札をしたかというのは。それが官に流れてしまったら、自分たちは仲間だから、ちょっとこれはこうなっているよと流れてしまったら、これは全然...全文を見る | ||
○市村委員 禁止するという措置なんですが、具体的にそれは罰則とかあるんでしょうか。 | ||
○市村委員 これも、別に官全体を言うわけでもないんですが、どうもやはりいろいろ、社会保険庁でも情報漏えい、うまく遮断ができなかった。みんなが自由に、だれだれの年金の納付状況、保険料の納付状況はどうだとかと。結局、いろいろ誘惑に駆られる部分があるわけですよね。今までふだん顔を突き合...全文を見る | ||
○市村委員 それから、さっきも出させていただいたんですが、大田大臣の私的諮問機関、ハローワークとILO条約に関する懇談会というのがあるんでしょうか、私的懇談会ですね。ここに、経済財政諮問会議の民間議員提案とILO条約との関係が検討されたということなんですね。それは事実ですね。しか...全文を見る | ||
○市村委員 この中でも、いわゆる民間議員提案についての解釈ということで一と二が、私も資料をいただいていますが、賛成論、反対論、いわゆる包括的民間委託ということ、つまりハローワークそのものを全部民間委託したらどうだという話ですよね。 さっき冒頭で出ました求人開拓事業というのは、...全文を見る | ||
○市村委員 わかりました。 ただ、大臣、私だけかもしれませんけれども、包括的といった場合に、それが自律的だという意味を含んでいるということは、これ、どうなんでしょうか。一般的に皆さん、そういうふうにとられる方というのは、私は少なくとも、包括的といったときには、自律的という言葉...全文を見る | ||
○市村委員 このILO八十八号条約そのものが一九四八年のものだということでありますし、今憲法改正の論議もありますが、やはり時代に合わせていろいろなことを考えていかなくてはいけないということもありますので、日本からこれについて見直しを別に提案してもいいかもしれません。ただ、もちろん...全文を見る | ||
○市村委員 今また、この法律によるととありましたけれども、まさに、さっき大臣が英語でパブリックとおっしゃっていただいたようなこと、これが重要なんです。ここが実は、日本の場合、このパブリックに対する意識が余りにも低いと私は思わざるを得ないんですね。 やはり公というのは、今まさに...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございます。 ですから、まさにそういう考え方、つまり公の方が広いという考え方。これまで、例えば公的サービスとか公的資金の導入というと、その公は必ず政府のこと、まさに官の公のことを言ってきたと思います。そこで議論がとまっていたんです、この国は。 実は、...全文を見る | ||
○市村委員 一つ具体的な例を挙げたいと思います。 実は、駐車違反の標章の取りつけのサービスを民間に委託するということで警察がやっていますが、これもNPOが参加可能です。実際、NPOも応募していることもあるんですが、ある方からお聞きすると、そのところに実際応札しようとしたら、と...全文を見る | ||
05月16日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第19号 議事録を見る | ○市村委員 おはようございます。 きょうはトップバッターで議論させていただける、そういう機会をいただいたことに感謝を申し上げます。 まず冒頭に、渡辺大臣、この数日の報道の中で大臣が極めて積極的に税制について御発言されているということ、しかもその内容が私からすれば極めて賛同...全文を見る |
○市村委員 ぜひ、この議論を改めてさせていただきたいと思います。税額控除ということは、また大変踏み切った御提案だと私は思います。大体、所得控除で話をされるこの世界について、税額控除だ、しかも全額だというふうなことについては、大変思い切った御提言だと私は思います。ぜひともこの件につ...全文を見る | ||
○市村委員 この問題は、学校教育の中にある程度のセミプロ化したような世界が形成されてしまっているんじゃないかということは私、以前から指摘していることがあるんです、この野球だけじゃなくて。 だから、例えばサッカーでクラブチームだったら、クラブチームというのは、そもそもスポンサー...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございます。 本当に今の教育の問題はやはり私たち大人の問題だ、私たち大人が本当にちゃんと襟を正して、子供たちに対して面と向かって言える状況なのかということだと私は思っています。だから、私たちがもう一度みずからを省みるということ、そして姿勢を正して、本当に...全文を見る | ||
○市村委員 社会保険庁さん、この数字について御感想をいただきたいと思います。 | ||
○市村委員 今おっしゃったように、確かに古い数字でもあります。ただ、今ちょうど社会保険庁改革について議論をされているという中で、私は、やはりこれからのことも考えたときに、こうした過去のことについてもきちっと認識をしていただきたい。これを、古いからもう仕方ないなということじゃなくて...全文を見る | ||
○市村委員 一時期いろいろ報道もされた橋梁談合につきましては、落札額が予定価格の大体九七%だったということが問題になって、そして公取さんも刑事告発で詰め寄った。もちろん、高いから刑事告発したということではないということは重々理解した上で、しかしながら、一般的に、こんな数字が並ぶの...全文を見る | ||
05月23日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第21号 議事録を見る | ○市村委員 民主党、市村でございます。 一時間十分という長い時間をいただきまして、これから質問、また議論をさせていただきたいと存じます。 まず、渡辺大臣、この委員会のいろいろな議論を通じて私が今思っておりますことは、恐らく政府案も民主党案も目的とするところはそう変わらない...全文を見る |
○市村委員 大臣、今の大臣の御答弁は、官民人材交流をするんだということ、それは私、すごく賛成なんです。アメリカを見ても、あるときは官僚だったり、弁護士に戻ったり、また民間に勤めたりとかやっているわけですね、回転ドアというふうにも言われていますけれども。だから、やはり日本においても...全文を見る | ||
○市村委員 提案者、今大臣の方から、毎年二千名ずつふえていって、これは大変、簡素な政府を目指すにはそぐわないと。民主党は、早期退職勧奨をやめさせて、定年まで働けるようにすると。特に、政府も、定年延長も考えているということは政府案、政府の指針も出ているぐらい、閣議決定されていますよ...全文を見る | ||
○市村委員 あと、先ほどの議論を聞いておりますと、大臣、例えば、民主党案がもし通ったとすると人件費が結局ふえるではないかとさっき御答弁されていましたが、それはやはりそういう認識でいらっしゃいますでしょうか。 | ||
○市村委員 それで、例えば今、そのまま残ると六百、七百万、新しい人だったら二、三百万ということで、その差が結局負担になるという話でしたが、多分、オーダーとすると何百億のオーダーですよね。 そこで、提案者にお聞きしたいんですが、今、民主党は、調査をしまして、年間において公益法人...全文を見る | ||
○市村委員 先ほど渡辺委員も御議論されていましたが、私もこの場で公益法人のことを非営利法人という絡みで大分議論させていただきました。 結局、莫大なお金が年間にフローで公益法人に行っている。ではこれがすべて無駄かというふうな議論はきょうはしません。しかしながら、多分に、先ほどの...全文を見る | ||
○市村委員 今、林副大臣がおっしゃった点は、政府の方ではかなり数字まで明確にしているということだと思います。 ただ、では、これを野党の民主党に、おまえたちも明確にしろというのは、それは一生懸命やりますけれども、政府はちゃんと身近に膨大なスタッフを抱えていらっしゃるということと...全文を見る | ||
○市村委員 でも、今回、官民人材交流センターというのは、ある意味でハローワークのような役目を果たすわけですよね。情報をとって再就職の支援、あっせんをしていただける。 では、ハローワークではだめで、人材交流センターでいいという理由はどこにあるんでしょうか。 | ||
○市村委員 さっきの大臣の御答弁の中に、結局、公務員の方が最後にしがみつくという御表現がありましたけれども、しかし、六十歳まで、定年まで働くというのは、ある意味では民間でも、本人が希望すれば、ちゃんと頑張っていれば、別に六十歳定年までは行けるわけですよね。では、それをしがみつくと...全文を見る | ||
○市村委員 私の今の質問だけじゃなくて、この議論を通じて、公務員はある種どこか特別だというところがやはりあるように思うんですね。 提案者はどうでしょうか。今の議論を通じて、やはり公務員は特別なんでしょうか、どうでしょうか。民主党の考え方。 | ||
○市村委員 大臣、今の民主党案の提案者の御意見を聞いていかがでございますか。やはり国家公務員は特別でございますでしょうか。大臣、お願いします。 | ||
○市村委員 素朴な疑問なんですが、今の言葉を下世話な言葉で申し上げると、公務員として使い物にならなかった人をどうするかという話だと思うんですね。では、そういう人を民間が、はい、うちで受け入れます、そういう民間というのはどこにあるんでしょうか。 | ||
○市村委員 今の大臣のお言葉だと、まず、予算と権限がある人間は公務員ということになるのかもしれませんが、果たして、今公務員として働いていらっしゃる方が予算と権限を持っているから、みんながそれで尊敬し優秀だと思っているかというと、そうじゃないですね。やはり人間として、常識人であると...全文を見る | ||
○市村委員 そうなりますと、早期退職勧奨のことを議論しなくちゃいけないんですけれども、結局、大臣の頭の中にあるのは、今のお話は、早期退職を勧奨しなくてはならない方を多分想定しておっしゃっているような気がしてなりません。やはりそれがあるから、やめてもらうためには。 しかし、それ...全文を見る | ||
○市村委員 年功序列がいかぬということなんですが、提案者、本当にそうでしょうか。 | ||
○市村委員 大臣、今この議論で、やはり目的は同じだと思います。何とかしよう、国のためによくしよう、政府案も民主党の案も。そのために公務員制度改革が必要だ。そして、大臣がおっしゃるように、別に民主党だって、パッケージといいますか、大きな流れの中でも考えていることだと私は思っています...全文を見る | ||
○市村委員 だから私は、早期退職勧奨のことがいろいろ問題になっていますから、具体的にどのような形で、どうなっているのかということを、具体的な例を挙げていただいてもいいんですけれども、教えていただければということなんですが。 | ||
○市村委員 もう少し具体的にお聞きしますと、具体的に、例えば人事当局は企業とどういう話をして、この人を受け入れてくれ、こういう話になるんでしょうか。どういう基準で、どういうふうに言って、どのようにして企業に、受け入れてくれ、このようにお願いしていくんでしょうか。また、財団法人でも...全文を見る | ||
○市村委員 委員長、できれば、こうしたことも資料をもらえたらもっと、早期退職勧奨のことがこれだけ議論されながら、今お聞きしたように、お聞きしても具体的なところは出てこないんです。やはり具体的に、どのようなあり方が早期退職勧奨なのかについて、できたら、もうちょっと具体的事例を踏まえ...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございます。 それで、大臣、では何で企業は公務員を受け入れるのか。企業が受け入れる理由は何だと思われますか。なぜ企業は公務員の方を受け入れるんでしょうか。 | ||
○市村委員 今大臣が最後におっしゃった、正当に評価されて受け入れられる、これはいいと思いますし、今でも多分そうだと思います。 今でも公務員の方が、きょうもさっき林副大臣が午前中に、あれは林副大臣じゃないですか、財務省から四十人やめたとかおっしゃったのは副大臣ですね。経産省から...全文を見る | ||
○市村委員 あと、これも議論がありましたけれども、すなわち、押しつけ的なあっせんはしないんですけれども、請われた、つまり、この企業がどうしてもこの人を欲しいといった場合は、これはいいんですよね。まず、ちょっとそれを。 | ||
○市村委員 では、今おっしゃった行為規制違反には、例えば、今回の官民人材交流センターは、さっきの議論を聞きますと、すなわち各省庁から集まったスタッフが行う、自分の省庁の方のあっせんはしないということなんですね。でも、身近に見ていれば、どこの企業が受け入れてどこの企業が受け入れなか...全文を見る | ||
○市村委員 本当に抑止されるなら、私はそれでいいと思います。 ただ、今現状でも、いろいろ市井の声を聞けば、やはり役所に行くと冷たくされる場合もあれば、優しく迎えられる人たちもいる。何せ国家予算だけで八十兆円もあると、多分、我々政治家の目が行き届かないところでいろいろなことが行...全文を見る | ||
○市村委員 民主党提案者にお聞きしたいんですけれども、調達であろうが何であろうが、やはりこれは天下りというものを根源的になくすという方策を考えないと、抜け道というのは絶対あるものでありまして、そもそものそういう早期退職勧奨をなくして、定年まで働いていただけると。でも、ある意味では...全文を見る | ||
○市村委員 民主党提案者にもう一点お聞きしますが、私は、この議論を通じて民主党のもう少し説明を要するところは、民間からの受け入れ、民間からいわゆる公務員への受け入れの方について、やはりまだ弱いような印象を持っていますが、これについて、もう少し詳しく御説明ください。 | ||
○市村委員 大臣、最後になりますが、先ほど、民間も官庁のような早期勧奨制度をやっているという御発言がありましたけれども、これについてはちょっと、さっき馬淵さんからもありましたけれども、九九%はそうじゃないわけでありまして、民間もやっているんだから官もやっていいんだぞというようなこ...全文を見る | ||
○市村委員 これについては、また改めてさせてください。 済みません、時間が来ましたので終わります。ありがとうございます。 | ||
06月06日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第26号 議事録を見る | ○市村委員 民主党の市村でございます。四十五分いただきまして、質疑をさせていただきたいと存じます。 私も腰痛を持っておりますので、大臣のつらさはよくわかりますので、御無理なさらないでください。 それで、きょうは大きく分けて二点について質問をさせていただきたいと存じておりま...全文を見る |
○市村委員 当然、いろいろな提案がなされたときに、そのことに賛成の方もいれば反対の方もいると思います。その反対の方が、ひょっとしたら、見えないところで何か行動することはあるかもしれません。ただしかし、だからといって、もう決めつけられて、民主党はどうも労働組合の圧力でそういうことを...全文を見る | ||
○市村委員 わかりました。 そのかもしれないということに関して言えば、いかなることにもかもしれないと言えると思いますので、そのレベルで受けとめておきます。この公務員制度改革だけではなくて、あらゆることについて、だれかがどこかで何か、ひょっとしたら足を引っ張っているかもしれない...全文を見る | ||
○市村委員 わかりました。 本当に大臣は岩盤を打ち破る志でやっていらっしゃるということですから、その言葉を私は信じたいと思いますし、もしそうじゃなかったら、国民は見ていますから、まさに国民の目ということをすごく気にされて大臣も御答弁されていますから、国民は見ているわけでありま...全文を見る | ||
○市村委員 一般的定義というのはそれでいいと思います。ただ、では世の中のための、国民の皆さんの利益を増進するとは一体どういうことかというのは、これもある程度しっかりとした考え方を持っていないとだめだと思うんですね。いいんだから何でもやればいいんだということになってしまってはだめな...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございます。 公益がもし認定できるとして、だれがどうやって認定するかということが確定したとして、私は、それがもし必要だというのならば、必要なのかもしれないと思っております。 この公益認定等委員会は、いわゆる第三者機関が公益を認定すべきだというような議...全文を見る | ||
○市村委員 まさに今、林副大臣がおっしゃっていただいた流れなんです。その流れをどうやって一つの流れにしていくか。 やはり今まで、残念ながら、行革という観点で行われた。実は去年も、行革特別委員会で公益法人改革の議論をされたので、私は、おかしい、この内閣委員会でやるべきだと主張し...全文を見る | ||
○市村委員 やはり、結局絡み合っているんですね。だから、もし未来志向のものが公益認定等委員会ならばいいんですが、でも、やはりこれは行革の観点でできてきたという流れがあるのは厳然たる事実であります。 だから、これまでの過去の清算をする役割というのは役割で、これは一つ必要だ、私は...全文を見る | ||
○市村委員 この議論はまたぜひともさせてください。 本当に、きょうはどうもありがとうございました。もう大臣は結構でございます。林さんもオーケーです。 済みません、両副大臣、お待たせしました。残りの時間をいただきまして、ちょっと別の意味での民法の議論をさせていただきたいと思...全文を見る | ||
○市村委員 今の議論を続けたいんですけれども、せっかく大野副大臣にも来ていただいていますから、ちょっと先に。 まずは、子供が行政サービスを受けられない、これが一番まずいんですね。もちろん戸籍があった方がいいに決まっているわけですけれども、まず一番の問題は、戸籍がないことで受け...全文を見る | ||
○市村委員 大変いろいろ議論したいことはありますが、時間がないので、いずれにしても、子供に何の罪もないわけでありますから、子供たちが戸籍がないというだけの理由で不当な扱いを受けるということだけは避けなければならないということだと思います。 もちろん、親の責任というのはあると思...全文を見る | ||
○市村委員 時間が来ましたので、これで終わりますが、ぜひとも子供のためにはさまざまな御検討を賜りたい、しかも早急に御検討を賜りたいと思いますので、よろしくお願いします。 これで、質問を終わります。 | ||
06月08日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第27号 議事録を見る | ○市村委員 民主党の市村でございます。 一時間賜りまして、またこの質疑をさせていただきますが、私にとりましても、きょうのこの道路交通法改正の質疑というのは、再三この委員会でも早くやるべきだということを言ってまいりましただけに、こうしてこの席に立たせていただくということは大変強...全文を見る |
○市村委員 実は、この話は大変重要だと思っています。というのも、きょうのこの法律については、恐らく参議院は全会一致、衆議院でも、我が党、民主党ももちろん賛成の立場でやっているわけであります。 ただ、ではこれで終わりかというと、終わりじゃないんですね。すなわち、またここで今後さ...全文を見る | ||
○市村委員 牧原委員は弁護士でいらっしゃるそうですけれども、午前中、それこそ牧原委員からは、死刑の適用もあるべきじゃないかというような議論もあったと思いますが、死刑という言葉が私の頭の中になかったので、大変、そうかというふうに、弁護士の方もそういう議論をされるんだなというふうに思...全文を見る | ||
○市村委員 もちろん、故意犯と過失というのは違うというのは先ほど水野副大臣もおっしゃったことだと思いますが、ある意味でいえば、一人の国民感情からして窃盗もこれはもちろん大きな罪でありますが、一カ月から十年の範囲で量刑、刑の範囲が定められているわけでありまして、十年ということであり...全文を見る | ||
○市村委員 これはもう、大臣また副大臣は、個人としては私の思いに恐らく賛同していただいていると思いますので、これ以上は申し上げませんが、ぜひとも、やはり国民感情といいますか、一人の国民の立場といいますか、また、もっと言えば、親の立場、親族の立場というものに立ってこのことについては...全文を見る | ||
○市村委員 かくのごとく自動車というのは、実は、もちろん安全に運転していれば私たちの日常生活にとって大変便利なものであると同時に、まさに凶器になり得るというものでありまして、やはりその操作を間違えると、つまり、包丁も、料理をつくっている場合にはおいしいものをつくる大変便利なもので...全文を見る | ||
○市村委員 わかりました。局長の方でも、もう決めた、変えたんだから、しばらく無理ですということじゃなくて、またぜひとも御検討いただきたいと思います。 それで、私は、大変実は今回の道路交通法改正は評価をすべきだというふうに思っているんです。だからこそ賛成の立場で話もしているんで...全文を見る | ||
○市村委員 この委員会のことがどこまで国民に伝わるかというのはありますけれども、今回の道路交通法改正、やはりひき逃げの重罰化、厳罰化だ、こう思います。 すなわち、これまでは、逃げても逃げなくても変わらなかったわけですね。だから、逃げること、とにかく逃げておけということ、これは...全文を見る | ||
○市村委員 この間、どうも逃げ得があるんじゃないかということが、ある種、テレビ等を通じて広がっておりました。いろいろまた現場のことに詳しい皆さんから聞いても、まず逃げろということが現場では横行していたということ。警察庁の方にこの統計があるかといったら、もちろん、ないとおっしゃるわ...全文を見る | ||
○市村委員 副大臣、この危険運転致死傷罪で、さらにひき逃げが加わると最高刑はどうなりますでしょうか。 | ||
○市村委員 それで、今回十年になったという場合は、それでも同じということでよろしいですか、認識は。 | ||
○市村委員 今副大臣がおっしゃっていただいたように、危険運転致死傷罪でかつ逃げた場合というのは三十年、相手を死亡に至らしめた場合三十年ということになりまして、この道路交通法の場合でいうと最高十五年ということになりまして、やはりこの差というのはまだまだ大きなものがあります。 確...全文を見る | ||
○市村委員 私は、ぜひとも大臣の御決意を警察の現場の皆さんも受けとめてやっていただきたいと思います。 確かに、実は死亡事故については検挙率が九七・四%と高いんです。これはやはり、死亡した、これはちゃんとやらないかぬということで、大変高い検挙率を持っていただいておるということも...全文を見る | ||
○市村委員 もちろん、警察の皆さんの手間がかかるということもあって、なかなかすべてに対してきちっと対応できないというのも僕は本音だと思います。ただ、そこは、警察が実はどこまで努力しているかというのは、被害者とか御遺族の方というのは見ているんですね。だから、そのときに、やはり気持ち...全文を見る | ||
○市村委員 これまで厚生労働省を中心として、アルコール依存症については、るるいろいろな対策をとられてきたと思います。しかしながら、今回、それを恐らく強化するという意味で、内閣府に常習飲酒運転者対策推進会議というのができたということをお聞きしております。 きょうは平沢勝栄副大臣...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございます。 先ほど国家公安委員長もおっしゃっていました、昔の日本の社会というのは、酒を飲むことが、ある種、社会の常識と言っちゃ変ですけれども、ビジネスの常識といいますか、何か、酒を飲めないやつは一人前じゃないみたいな雰囲気もあったかもしれません。 ...全文を見る | ||
○市村委員 副大臣、今の、紙、つまり原本をもとに謄本なり抄本なり欲しいといった場合は、では、お子さんの名前も載った謄本なり抄本が出てくるというふうに受けとめていいんですか。これはどうなんですか。 | ||
○市村委員 わかりました。では、謄本、抄本に名前は載ってくるということですね。なるほど、それならいいんですが。 ただ、大臣、この戸籍法施行規則の中には、できる規定、省略することができる規定でありますから、別に省略しなくてもよかった部分はあるんですね。 だから、亡くなられた...全文を見る | ||
○市村委員 それで、実は今さっき副大臣がおっしゃったように、まだ七割なんですね。あと三割、まだ磁気化されていないんですね。 過渡期という言葉をどうとらえるかなんですが、私は、まだ一〇〇%電子化されていないならば、全体的な意味では過渡期だと思っているんですけれども、この間法務省...全文を見る | ||
○市村委員 また改めてお時間ください。また、道路交通法改正についてはまた来週もお時間いただいておりますので、委員長、またよろしくお願いします。 どうもありがとうございました。終わります。 | ||
06月13日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第28号 議事録を見る | ○市村委員 民主党、市村でございます。 本日は、お三人の参考人の皆様には貴重な時間を賜りまして、心から御礼を申し上げます。十五分と限られた時間でございますが、早速質疑に入らせていただきます。 まず、井上参考人の方にお聞きしたいと思います。 井上参考人、先ほどお話にもあ...全文を見る |
○市村委員 ありがとうございます。 この間、私は、やはり、逃げ得ということがあるという認識で、これまで、三年近く、いろいろと警察庁の皆さんとも議論してまいりました。最初のころは、警察庁の方も、逃げ得は実は少ないというような話だったと私は思います。ところが、今、井上参考人が先ほ...全文を見る | ||
○市村委員 啓発の大切さ、本当に同感でございます。 もう時間も限られていますので、池田参考人に最後にお聞きしたいのは、さっき池田参考人の中で、結局、地域による意識差があるということで、大変それは重要だと思うけれども、自分に降りかかると、都会の方は、四〇%はちょっと難しいな、こ...全文を見る | ||
○市村委員 では、あと一分半あります。最後に、井上参考人、実はさっき、埼玉の事件の例を挙げていただきました。あれは、飲んでもいない、スピード違反も起こしていない、ひき逃げもしていないということで、業務上過失致死罪ということで五年となったわけであります。こういった事例についても、や...全文を見る | ||
○市村委員 以上で終わります。ありがとうございました。 | ||
○市村委員 民主党、市村でございます。 午前中に引き続きまして、午後もお時間をいただきまして質疑をさせていただきます。 国家公安委員長、午前中に松原委員の質問に対しまして、危険運転致死傷罪に対しまして、私の耳では、法の立て方がおかしいという御見解を述べられたというふうに私...全文を見る | ||
○市村委員 国家公安委員長は、何といっても、私たち国民の立場に立って警察を指導監督するんでしょうか、そういう立場だと思います。私は、率直なお話だったと思って、大変うれしくお聞きしておりました。 ですから、国家公安委員長として、ではこの危険運転致死傷罪についてももっと改善する余...全文を見る | ||
○市村委員 この間の委員会でも申し上げましたが、私たちは弁護士ではないので、国会議員であり、立法府でありますから、やはり国民の負託にこたえて必要な措置をとっていく、しかも迅速にとっていくということが求められているわけでありまして、そういった意味では、繰り返しになりますけれども、国...全文を見る | ||
○市村委員 一つには、取り締まりが強化されたこともあって、それが一般国民の中にも浸透して、やはり気をつけようという意識になっているんだろうと思います。 ただ、きょうもいろいろ議論がありましたけれども、こういうのもまた、のど元過ぎると熱さ忘れるという言葉もありますように、忘れて...全文を見る | ||
○市村委員 では日本、以前はたしか、何か〇・何ぼの部分が少しあって、さっき申し上げたように、アメリカの場合だったらコップ一、二杯ぐらいはたしか違法じゃなかったんですよね。だから飲んでいたんですよ。今はどうなっているかお聞きしたかったんですけれども、では、日本の場合をもう一遍確認し...全文を見る | ||
○市村委員 だから、そこなんです。では、その〇・一五にいかない場合は、人によっては体質もありますけれども、いかない場合は今の法では、まだ飲んでいても酒気帯びに達しないということで、まあいいんじゃないかという余地は残っているんですよね、今でも。どうなんですか、それをちょっと確認した...全文を見る | ||
○市村委員 そこでなんですね、だから処罰の対象にならない部分が残っているんですね。恐らく、その部分についてももう少し考えていって、要するに、ではまあコップ一杯、多分日本のあれでも、人による、体調とかアルコール分解の度合いが人によっては大変違うということですから、結局、ある人によっ...全文を見る | ||
○市村委員 規範ということでありますが、本当に規範で皆さんがルールを守るのであれば、本当にそれで幸せな、いい世の中だなと思うんですが、なかなか規範だけでは皆さんは守らないということもあって、こういう状況に、こんな議論になっていると思わざるを得ませんので、そこのところはこれからの議...全文を見る | ||
○市村委員 結局、義務がない場合、では見せたくないというのは、さっき申し上げたように、何か後ろめたいことがあるという場合ももちろんあると思いますが、単に、今初めて会った警察官の方に自分が何者であるかを別に知られる必要もないということもあると思うんですよ。だから、それがある意味では...全文を見る | ||
○市村委員 もう一点だけ。済みません、すぐ終わります。 最後に、今回、パーキングメーターまたはパーキングチケット発給設備を選択して設置することができるとなっていますが、これまではどうだったのかだけ最後にお聞きして、質問を終わりたいと思います。これまでどうだったのか。 | ||
○市村委員 それでは、質問を終わります。 ありがとうございました。 | ||
06月15日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第29号 議事録を見る | ○市村委員 おはようございます。民主党の市村でございます。 きょうは銃器対策ということでございますけれども、ついおととい、警視庁北沢署で起こりましたウィニーによるまた情報流出、これについてちょっと質問させていただきたいと存じます。 以前、愛媛県でウィニーによる情報流出があ...全文を見る |
○市村委員 また長官にお尋ねしますが、減給というのは、いわゆる警察の処罰の中で重い方でしょうか、それとも軽い方でしょうか。 | ||
○市村委員 またあれだけの報道もされ、そしてまた、皆さんがこれでいいのかというような話だったと思います、あのときの流出は。それが減給で終わったということです。 警察の情報というのは、幅広い情報が集まり、本当に個人のプライバシーにかかわる問題がたくさん入っています。それが流出し...全文を見る | ||
○市村委員 長官、二十九万人でしょうか、警察の皆さん、いらっしゃると思いますけれども、確かにたくさんいるからなかなか目が届かない、だからこういうことも起こり得るんだという思いで今の御発言かもしれませんが、しかし、事は警察の話でございます。 例えば、防衛省は国家機密ということで...全文を見る | ||
○市村委員 では、まず、今回の情報流出の流れをちょっといろいろお聞きしたいと思います。 今回は、二十六歳の巡査長の個人用のパソコンに保管されていた情報が漏れたということですけれども、そもそもどのような経過を経て個人用のパソコンに情報が入ったのか、その経緯について、長官からお答...全文を見る | ||
○市村委員 そもそも、この情報というのは、個人用のパソコンに入っていたのか、それとも北沢署が提供したパソコンに入っていたのか、どちらでしょうか。 | ||
○市村委員 そもそも警察では、外づけハードディスクでも何でもいいんですけれども、それを警察署に持ち込んで、そして公務用のパソコンにつないで情報を落としていいという話になっているんでしょうか。長官、お願いします。 | ||
○市村委員 今、長官は、外づけだろうと何か別の媒体だろうと、そもそも公務用のパソコンから情報を引き出すことはだめだと。これは法律でしょうか、それとも内規でしょうか。どっちでしょうか。 | ||
○市村委員 まず、そこから問題なんですね。まず愛媛の件が起きました、あれだけ騒がれました、この内閣委員会でも、本当にとんでもない話だということでかなり議論もしました。そして、今おっしゃった停職三カ月ですよね。減給でも停職三カ月でも、やはり一般的に考えるととんでもない話で、それで停...全文を見る | ||
○市村委員 例えば、社保庁の職員が個人のある特定の方のプライバシーにかかわる情報を自由に見られたということが、それこそ数年前に問題になりました。そういうことから考えると、二、三年前はそういう状況だったという気持ちもあるかもしれません。しかし、そもそも私たちが国及び国の関係機関に求...全文を見る | ||
○市村委員 本当に物理的に情報を落とせないようにする、これはぜひともやっていただきたいと思いますが、そもそも今回の流出した情報というのはどういうものだったのか、具体的に教えていただければと思います。 | ||
○市村委員 ぜひとも、情報が入ったらまた教えていただきたいと存じます。 実は私、前回の愛媛のときのファイルもある方からいただいて見せていただきました。個人の名前が入った情報とか、あと、実はNシステム、警察の方はそもそもNシステムはないと最初おっしゃっていたんですけれども、やは...全文を見る | ||
○市村委員 厳しくお願いします。また停職三カ月というふうなことだったら、私はまだ緩いと思います。もう厳正な対処をしていただきたいと思います。 それでは、高市大臣、済みません、いよいよ銃器対策の話になりますが、今内閣府に銃器対策推進本部が立ち上がっている、平成七年からでございま...全文を見る | ||
○市村委員 今大臣におっしゃっていただいたように、昨今の状況を踏まえて、銃器対策推進本部でなくてもいいですけれども、もっと実効が上がる対策をぜひともとっていただきたいと思います。 それで、国家公安委員長、例えば最近、逮捕につながるような有益な情報を出していただいた方にいわゆる...全文を見る | ||
○市村委員 水曜日でございますけれども、道交法改正案がこの委員会を通過して、きのう成立しました。その中で、いわゆる自動車飲酒運転に関して厳罰化がさらに徹底されたわけでありますけれども、そもそも自動車運転のことについても、いやほかの量刑との関係があって、自動車だけこんな厳罰をしちゃ...全文を見る | ||
○市村委員 本当に、一般市民が被害に巻き込まれるケースがふえてきているということであります。 一つは、国内にあるけん銃ですね。何丁あるかわかりません。一説によると五万丁と言う人もいますが、これはなかなかわからない。まず、その国内にあるけん銃を減らしていく努力も必要ですけれども...全文を見る | ||
○市村委員 高市大臣、本当に銃器対策は大変重要です。今長官がおっしゃったように、関係機関というのは多分警察が大きな役割を担っていると思いますが、例えば海上保安庁、また法務省、いろいろな関係機関があると思います。多分、それだからこそ、内閣府に銃器対策推進本部ができていると思います。...全文を見る | ||
06月20日 | 第166回国会 衆議院 内閣委員会 第30号 議事録を見る | ○市村委員 民主党の市村でございます。 きょうは、NIRA法ということで、私にとってもすごく感慨深い思いで質問させていただくわけであります。なぜかというと、まず一つには、伊藤先生、二十年前に松下政経塾時代に先生の御指導を受けて、二十年後にここで先生とこうして議論ができるという...全文を見る |
○市村委員 今の大臣の、自主性、独立性、まさに大切な観点であります。また、一連の流れ、思いでいくと、NIRAは今まで官のシンクタンクだった、今度は官のシンクタンクから民のシンクタンクに変わるんだ、こういう認識でよろしゅうございますでしょうか、大臣。 | ||
○市村委員 そこで、私は、こうした民のシンクタンクが育つ土壌が、では今、日本にあるのかどうか。ここが実は私がずっとNPOという観点から議論してきていることでありまして、先ほど伊藤理事長からも、ブルッキングス研究所やアメリカン・エンタープライズの例を出していただきましたけれども、ア...全文を見る | ||
○市村委員 大変重い志の部分を、お二人の大臣また理事長からお聞かせいただいてありがとうございます。 繰り返しになりますけれども、私がここでまた少し議論をしたいのは、そういった思いを持ってこれから進んでいくシンクタンクが乗っている基盤というのが、やはり薄いんじゃないかと私は思っ...全文を見る | ||
○市村委員 伊藤先生はNIRAの理事長ということでありますから、もちろんNIRAをしっかりと育てていく、そのためには大田大臣がさっきからおっしゃっているように最高の人材だ、私もこう思うわけでありまして、いわゆる民のシンクタンクになったNIRAの今後の活躍を大変期待するところなんで...全文を見る | ||
○市村委員 ぜひともそうでなければならない、今のいわゆる特増並みのステータスがないとなかなかお金も集まらないだろう、こういうふうに思うわけであります。 もう一遍ちょっと話が戻りますが、NIRAはNIRAでもちろん頑張ってもらわなくちゃいけないんですが、どうしても、その代替政策...全文を見る | ||
○市村委員 今、大田大臣の方のお話の中に、一律にシンクタンクに税制優遇措置を与えていいものかという御発言があったと思います。私はそれはもっと与えていいと思っているんです。ただ、やはりフェアに。だから、あのシンクタンクにはあってもこっちのシンクタンクにないではなくて、フェアに全部与...全文を見る | ||
○市村委員 また、伊藤理事長からアメリカの例も出されたんですが、まさにそれは一律なんですよ。別に、ブルッキングスにはよくてアメリカン・エンタープライズはだめと言っているわけではないわけです。政権交代が起こって、民主党が勝ったから、ブルッキングスだけ税制優遇を与えてアメリカン・エン...全文を見る | ||
○市村委員 そこで、しつこいようですけれども、結局、これはシンクタンクだけれども、こっちはシンクタンクじゃないものが入ってきそうだというのが、実はこれがなかなか難しいんです。何をもってシンクタンクなのかということですね。 そうなると、やはりどうしても恣意性がそこに入ってくるん...全文を見る | ||
○市村委員 まさに今大臣が税制のことをおっしゃっていただきましたが、やはり税制の部分でしっかりと手当てしていかないと難しいんです。 そのときに、日本とアメリカの違いを一つだけ申し上げますと、日本は、いわゆる特増並みのステータスを持ったNPOは千に満ちません。これは伊藤理事長も...全文を見る | ||
○市村委員 ぜひとも僕はこのことをやっていただきたいと思います。 私自身は、そういった民の公のセクターの基盤づくりの法律、非営利法人法を今つくっているんですね。また、あと同時にシンクタンク法案というものも議員立法でつくりたいと思って、実は今つくっています。やはり基盤づくりと、...全文を見る | ||
○市村委員 あと、やはり研究員のあり方が重要だと思います。 アメリカのシンクタンクだけじゃなくてNPOを見ますと、特にシンクタンク系のNPOだと、大体昼間、オフィスには人がいないです。夜中、キーボードをたたいているというのが普通であって、実はアメリカというのは、割と何かみんな...全文を見る | ||
○市村委員 時間がなくなりましたので、これで終わらせていただきます。 本当にありがとうございました。 | ||
10月26日 | 第168回国会 衆議院 内閣委員会 第3号 議事録を見る | ○市村委員 民主党の市村でございます。質問させていただきます。 きょうは多岐にわたって質問しますので、議論というよりも確認ということを中心にやってまいりますので、よろしくお願いいたします。 まず、官房長官、先日、私はこのような体験をいたしました。羽田空港に向かって首都高に...全文を見る |
○市村委員 要するに、総理大臣がふだん移動するときは高速道路はとめていないんです。私は、それはありがたいというか、国民にそんなに迷惑をかけてはいけないという思いだと思いますが、では、なぜあのときもそういうふうな配慮にならなかったかというと、今警察の方がおっしゃったように、要するに...全文を見る | ||
○市村委員 さっき申し上げたように、もし徹底するんだったら反対側車線もとめないと、警備上、何のために警備しているのかということになると思います。特に、目の前で、石油が空だったのかいっぱいだったのかわかりませんけれども、目の前に通っているわけですから、もし総理大臣をねらおうと思った...全文を見る | ||
○市村委員 この国の今の体制というか、あり方というのは、確かに、何か起こったらそれに対処するということでは、そういった意味ではそれなりにきちっとやっているんだと思いますが、先ほどのいわゆる高速道路の要人の通行のあり方にしましても、何となく、何となくというか中途半端だと私は思う。徹...全文を見る | ||
○市村委員 またぜひともこのことを議論させてください。 きょう、いささか便宜的かなというふうにおっしゃっていただいた言葉は、私は、大変素直に、前向きにありがたい言葉だなと。やはり何かおかしいぞとちょっと思う気持ちでも持っていただけているというのはうれしい話なんです。この辺につ...全文を見る | ||
○市村委員 これについても、またぜひとも議論させてください。 僕は、岸田大臣は、きょうのところはやはりまだ官僚の皆さんの説明の中でお考えだなと思いますが、しかし、議論していただけたら、いかに今おっしゃったことが、そうか、現実というのは難しいんだなということは多分御理解いただけ...全文を見る | ||
○市村委員 これもまたぜひとも議論させてください。 それで、きょうは増田大臣がお見えですが、今度、増田大臣の担当で、総務大臣としてじゃなくて内閣府関係の担当大臣の事業として、実は今、前国会で、もちろん目的は限定されていますが、私企業から私企業への寄附に対して税制優遇を与えると...全文を見る | ||
○市村委員 すべからく、きょうの話、最初からの話は、私は、やはりどうも筋が通っていないというのがあると思うんです、この国は。一体どういう国なのか、どういう筋でこの国は動いているのかというのが見えないんですね。NPOのことも本当にそのことの一つなんですけれども。だから、やはり私は、...全文を見る | ||
○市村委員 この国に国家統計局というのがあったかどうか、ちょっと今あれですけれども、やはり統計というのは極めて大切だと思います。政策を評価するには、やはり統計がしっかりとないと評価できないのですね、事後チェックも。これが本当に有効だったのかどうか、あと、財政面でもこれがどれだけ寄...全文を見る | ||
○市村委員 それはそれで、もうそれはわかっているんです。それは当然そうでしょう。 だから、私が申し上げているのは、その上で、利害が相反することを一つの組織がやっているということですよ。結局、駐車場をもうけさせようと思ったら、周りの取り締まりを厳しくすれば駐車場はもうかるように...全文を見る | ||
○市村委員 李下に冠を正さずということだと思います。 次に、その取り締まりのあり方なんですが、本当にちょっと、たまたま生理現象でトイレに行きたいということで、五分以内で帰ってきてみたら、もう取りつけられたということがありました。私も、この委員会で前に、これは法律ができる前の議...全文を見る | ||
○市村委員 もうちょっとやりたいことはたくさんあるんですが、きょう、本当は内閣委員会と直接関係ないんですが法務省さんからも来ていただいていますが、まず一点、戸籍の電子化に伴ういわゆる亡き子のデータがなくなってしまうという件です。これについては、希望者のみでいいですから、それを入れ...全文を見る | ||
○市村委員 またこれも議論させてください。今の御見解はわかりました。 また、無戸籍児、いわゆる三百日規定の関係で無戸籍児がいるということ。一部戸籍がとれるようになったということが前国会のことでございましたけれども、いまだに無戸籍児の方がいるということについても、ぜひとも、これ...全文を見る | ||
○市村委員 今おっしゃったことが全国でしっかりと機能しているということをまた御確認いただきたいと思います。 では最後に、駐車違反の取り締まりですね。最後に御指摘申し上げますが、やはり行政罰に徹底した方がいいと思います。一方では、名乗り出ると罰金を払った上にマイナス二点なんです...全文を見る | ||
11月02日 | 第168回国会 衆議院 内閣委員会 第5号 議事録を見る | ○市村委員 民主党の市村でございます。三十分いただきまして、議論をさせていただきたいと思います。 私のきょう議論したいことをまず冒頭で申し上げますと、今回、銃の取り締まりの重罰化、厳罰化をさらに進めようということであります。ただ、これまでの経緯を見ましても、これだけではやはり...全文を見る |
○市村委員 把握が困難であることは、大体常識的に考えて難しいだろうなと私も思います。ただ、一般国民からしますと、やはり、いつどこでどんな事件に巻き込まれるかということで、不安が増大しているというのが現状じゃないかと私は思うんです、国家公安委員長。 例えば、二月に住吉会傘下の組...全文を見る | ||
○市村委員 また、最近の銃犯罪を見ますと、必ずしも暴力団絡みばかりじゃないということでもあると思います。押収されたけん銃の、暴力団絡みかそうじゃないかというのを見ますと、最近の傾向として半々ぐらいになってきているという傾向なんですね。ということは、暴力団以外の方、これは準組織構成...全文を見る | ||
○市村委員 確かに、実際使っている部分はそうだということであれば、全体的にすぐできるかどうかということも含めて考えれば、今の警察庁の対応というのも、まずは最も危ないところからということであれば理解はできますが、しかしながら一方で、先ほどから私が指摘申し上げているように、必ずしも暴...全文を見る | ||
○市村委員 今から議論しようということをまた先取りした形で言っていただいたような雰囲気もありますが、まさにこれが、けん銃が減っているから押収量も減っているという相関関係だったら、これはいい話なんですね。ところが、先ほどから国家公安委員長もおっしゃるように、どうもけん銃が潜在化して...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございます。 十月十七日付ですから最近の報道の中にも、暴力団関係者に取材をしたところ、確かに最高三千万円の罰金は脅威である、懲役も最低五年は厳しい、配下の者が有罪になれば、生活の面倒等は見るであろうが工面が相当な負担になるということを言いながら、一方で、...全文を見る | ||
○市村委員 これまでは、今回の厳罰化というのが果たして本当にそれだけで効果があるのかどうかということを議論させていただきました。これからは、先ほど冒頭に申し上げましたように、厳罰化と同時に、やはり一方で取り締まり体制の強化ということが私は必要じゃないかということを御指摘申し上げま...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございます。 例えば、銃器対策と薬物対策というのは結構似通っている部分がありまして、今、各部門が連携して、協力して取り組まなくちゃいけないということを国家公安委員長はおっしゃっていただきました。 ですから、例えばそうした、同じように似通ったようなとこ...全文を見る | ||
○市村委員 ぜひとも、内閣挙げて取り組んでいただきたいと存じます。 一方で、最近の傾向としましてどんな傾向かといいますと、かつては警察というのは、ある程度暴力団とも、ある種どこかで内通しながら情報を得てきたという部分もこれはあったんです。ところが、この二年ぐらいの傾向を見ます...全文を見る | ||
○市村委員 お願いします。 そのことに関連しまして、今、実は報奨金制度のようなものを、つまり、銃の情報提供者に十万円前後の謝礼金を払うという制度が来年四月から導入されるという報道がありますが、これは、きのう確認しましたところ事実であるということであります。ただ、十万円前後の金...全文を見る | ||
○市村委員 あと、先ほども申し上げましたが、最近、それこそ、やみの職安とか自殺支援サイトみたいなのもあって、つまり、インターネットで銃の取引がされている可能性もあるわけであります。警察にはサイバーポリスがあります。では、サイバーポリスがどこまでそういうことを今情報をとれているのか...全文を見る | ||
○市村委員 今は、そういった意味で、あらゆるところでいろいろな危険な情報が飛び交うということであります。一方で、私はインターネットを余り厳しく取り締まることには基本的には賛成ではありません。ただ、そういうところで飛び交う情報について、やはりせっかくサイバーポリスを持っていらっしゃ...全文を見る | ||
○市村委員 ありがとうございました。終わります。 | ||
11月07日 | 第168回国会 衆議院 内閣委員会 第6号 議事録を見る | ○市村委員 民主党、市村でございます。三十分いただきまして、NPO、いわゆる非営利法人の制度につきまして、議論させていただきたいと存じます。 前回の内閣委員会の質問の際に、官房長官の方に御質問しましたところ、官房長官の方から、官房長官は自民党の中で税制関係のところで、NPOの...全文を見る |
○市村委員 まさに今官房長官がおっしゃっていただいた、民による公益を増進する、こういうことが大テーマだと思います。したがいまして、今までは、例えば特定非営利活動法人については、ボランティア活動を支える、今官房長官もそうおっしゃっていただきました、そういう認識で多分進んできたのでは...全文を見る | ||
○市村委員 本当に前向きな御発言だと私は思います。その方針に従って、ぜひとも政府内部でそういう議論を深めていただきたい。もちろんこの委員会でもそういう議論をさせていただきたいと思いますが。 今官房長官の方から税制の問題のお話がありました。まさにここが核心部分といいますか、大変...全文を見る | ||
○市村委員 もう一つ質問させていただきたいんですが。 今おっしゃったのは今回の公益法人制度改革に関する税制改革ですよね。今ここで官房長官と議論させていただいたのは特定非営利活動法人のことも含んでいるわけです。では、これについては今回は改正の中の論点にはなっていないということな...全文を見る | ||
○市村委員 ちょうどこの委員会の直前に特定非営利活動法人の議論をさせていただきました。その中で、パブリック・サポート・テストの要件が来年度はきつくなると。 今は特例措置があって五分の一というところが、通則に戻って三分の一だということで、今ですら大変な状況だというところで、さら...全文を見る | ||
○市村委員 極めて、御認識としては、両大臣とも私は理解をしていただいて御発言をされているというふうにとりました。 ただ、今官房長官がおっしゃったように、もう動いていることだから今さら変えられないんじゃないかというところについては、これはやはり、残念ながら、私としては、いや、だ...全文を見る | ||
○市村委員 私は今のお言葉、本当に感無量という思いで聞かせていただきました。 本当に、遠回りなようでこれが早いんです。やはりきちっとした土台をつくるということがないと、その上にどんないい家を建てても、土台が傾いていたら家は傾くんですね。やはり私はしっかりした土台づくりをすると...全文を見る | ||
○市村委員 もちろん、今現在も、岸田大臣がおっしゃったように、そういう独立性を担保しているということは評価をいたしたいと思いますが、ただ、私が申し上げているのは、大臣もおわかりのように、やはり独立性だけの問題じゃないわけです、公益認定等委員会の問題は。だから、やはり、何を担ってい...全文を見る | ||
11月15日 | 第168回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○市村委員 民主党の市村でございます。三十五分いただきまして、議論をさせていただきたいと思います。 ちょうど仲野委員の方からいわゆる空路のことで議論がありましたので、後ほど別の文脈でお聞きしようと思っておりましたが、流れがいいので、空路の問題について少し議論させていただきたい...全文を見る |
○市村委員 実は私は、この九月の二十一から二十四までの間、国後島に行ってまいりました。この日程というのは、前日の方から考えますと、五日間の時間をとらないとこの国後島一島に行けないという状況でありました。 私も大分悩みましたけれども、こういうチャンスはなかなかないことだしという...全文を見る | ||
○市村委員 高村大臣、私は何も定期便の話をしているつもりは全くありません。まさに、さっき大臣がおっしゃったチャーター便なんです。まさに、必要に応じて空路を利用するということを提案させていただいているわけでありまして、定期便を飛ばしてくれと言っているつもりは、議論しているつもりは全...全文を見る | ||
○市村委員 物理的な問題に関しては、実際にロシアは既に飛ばしているわけですね。私はもちろん、北方領土は我が国の領土だという立場で議論させていただいていますので。ただ、メンデレーエフ空港は休眠空港ではなくて実際に使われている空港です。週三便飛ばしています。だから、飛行機さえちゃんと...全文を見る | ||
○市村委員 やはりわからないんですね。 本当にこんなことで時間をかけたくないわけですが、大切なことだからちょっと議論を続けますけれども、もちろん、何事も交渉事がそう簡単にいくだなんということを私は申し上げているつもりはありません。ただ、こちら側から、最初から何で飛行機が従にな...全文を見る | ||
○市村委員 わかりました。では、不法占拠と改めさせていただきます。 では、不法占拠状態があそこまで進んでいるということ。大臣、行かれたことはありますか。島に現実に足を踏み入れたことがありますか。 | ||
○市村委員 ぜひとも行っていただきたいと思います。不法占拠がどれだけ進んでいるか。 私は、それが必要だということであれば日本国の国会議員としてそういう言葉を使いますが、ただ、あそこに行って島民の方々と話をし、島民の方々も日本に来られて本当に日本のことを好きになっていただいてい...全文を見る | ||
○市村委員 大臣、本当に何か、えらい私は不思議な気分に襲われるんです。私は日本国の大臣と議論していますね、今ここで。大臣は、あれは不法占拠だ、私は実効支配という言葉を使ったけれども、不法占拠だとおっしゃっているわけですね。不法占拠地帯に向こうは巨額のお金を投じようとしているのに、...全文を見る | ||
○市村委員 いや、だから、私もまさに根本問題を解決するためにということを申し上げています。根本問題を解決するのに、六十年以上、どうなっていますか、これで解決しているんですか。解決しないまま、向こう側では実効支配、こっち側で言う不法占拠が進んで、実態上、行ってみたら、もうロシア人は...全文を見る | ||
○市村委員 ですから、では、これまで動かなかったものを、さっきおっしゃったような揺らぎない大原則を持ったものとして、今後、どういう戦略を立ててあれだけ不法占拠が進んだ状態を解決していくのか。その戦略の一端でもいいから、こういう方法かなということなんか、道筋を教えていただけますでし...全文を見る | ||
○市村委員 これまでも議論をされてきたけれども動かなかったんですね。 日ロ行動計画ができたのが、三年前だったか去年だったか、済みません、ちょっとあれですけれども、では、それができてからのいわゆる交渉事というのは、大臣の中では、かなり進んできている、こういうふうな御見解でいらっ...全文を見る | ||
○市村委員 日ロ行動計画は〇三年ですね。ですからもう三、四年たってきているという中で、昨今の日ロ関係の進展といいますか、交渉事の進展は、レアメタルを中心として恐らくエネルギー問題がやはり多くあるものだというふうに思っています。だから、ここで関係が深まれば北方四島の問題も話をできる...全文を見る | ||
○市村委員 質問を終わります。 | ||
12月05日 | 第168回国会 衆議院 内閣委員会 第8号 議事録を見る | ○市村委員 民主党、市村でございます。議論をさせていただきたいと思います。 まず冒頭、増田大臣、ちょうど増田大臣が御就任直後に私は増田大臣に対して、今度の再チャレンジ支援税制について、目的は限定されていますが、ある個人から私企業に対して寄附をした場合、それに対して税制優遇を与...全文を見る |
○市村委員 本当に良識を発揮していただいたと私は思いますが、ただ、その前の段階で、実は、私企業から私企業への寄附についてはまだ税制優遇ということになっておるんですね。これはもう制度が施行されているんでしょうか。それで、今現在、実際にそういう寄附の例があったかどうか、もしあったら教...全文を見る | ||
○市村委員 この制度自体、やはりこれもあり得ない、私はこう思っておりまして、NPOであればわかりますけれども、相手方がいわゆる私企業に対して寄附したもの、これに税制優遇を与えるというのは、渡辺大臣きょういらっしゃいますけれども、渡辺大臣と議論した上でこうなっておるんですけれども、...全文を見る | ||
○市村委員 再チャレンジ支援税制にはもう一個ありまして、いわゆる公益法人をかませるやり方があります。あれは私はあると思います。だから、そういうあるべき姿での寄附が促進されることを願っているということでございます。 それで、渡辺大臣、ぜひともきょうは独法の国民生活センターの議論...全文を見る | ||
○市村委員 大臣、ちょっとそもそも論に戻りますが、独立行政法人は、大臣の中では官ですか民ですか、どっちですか。 | ||
○市村委員 まさにそうなんです。非営利法人、NPOなんですね、これ。 実は、以前竹中大臣とここで議論したことがありまして、そのときも、小泉政権の民営化というのに私は決して反対するものではありませんでした。それはいいんです。ただ、小泉政権においては、民営化イコール株式会社という...全文を見る | ||
○市村委員 大臣は話をはぐらかす方じゃないと思っていますので、真っ向勝負の方だと思っていますが、ちょっと大臣、私の今の質問には答えていただいていないんですね。 私は、まさに民営化するときの落としどころとして、着地点としては、株式会社と同時にNPOもある。ところが、NPOの土壌...全文を見る | ||
○市村委員 もちろん、私は前から再三申し上げておりますように、渡辺大臣のこの思い、厚い岩盤を打ち破ろうという思いは極めて応援しているということでございますが、ただ、私が懸念しているのは、結局、渡辺さんみたいな方が大臣としているならいいんですけれども、渡辺さんがずっと大臣を続けてい...全文を見る | ||
○市村委員 総務省、きょうは増田大臣は総務大臣としてここにお見えじゃないんですけれども、結局、総務省がある種こういう政策評価とかをやっていらっしゃいます。かつまた、統計についてもある程度まとめたものを持っているのが総務省なんです。私は、こうした政策評価とかデータの収集、その分析、...全文を見る | ||
○市村委員 本当に、政策科学の発展のためには、やはりデータをしっかり集めておくというのは最低限の条件だと思います。 特にこれから、先ほど大田大臣も何かシンクタンクの議論をうちの佐々木議員とされていましたが、シンクタンクが、例えばこれがNPOとして育ってきた場合、結局、分析して...全文を見る | ||
○市村委員 渡辺大臣、今のこのADR、まさに解決をサポートしていくわけですけれども、これを国民生活センターの機能として法的に位置づけていくということはお考えになっていらっしゃるんでしょうか。 | ||
○市村委員 まず、そもそも国民生活センターが今まさに役割を担っていないんじゃないかというふうな意見もあったということですけれども、それはやはり発想が逆で、私は基本的に極めて民営化論者だと自分では自任しておるんですけれども、しかし、こうした国民の生活に深くかかわることについては、規...全文を見る | ||
○市村委員 今大臣から、先ほどからおっしゃっている統合の案、これは私は賛成です。だから、統合した上で窓口は残してほしい、そういう気持ちであるということに受け取っていただきたいと思います。 だから、国民生活センターのような機能、また、今二つか三つの団体をおっしゃっていただきまし...全文を見る | ||
○市村委員 まさに最後にお聞きしようと思ったことを先に大臣におっしゃっていただいたわけでございますが、本当に私は、チャレンジ支援税制は、これは、申しわけありません、あり得ないと思いましたが、大臣が、独法に対する寄附について税控除を入れよう、これはあり得ると思っています。その前提は...全文を見る |