伊藤公介

いとうこうすけ



当選回数回

伊藤公介の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第84回国会 衆議院 建設委員会 第1号
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○伊藤(公)委員 今度の住宅公団の家賃の値上げの問題について、私どもは住民の皆さんからも多少お話を伺いながら、昨年の十二月の暮れに百二十万という大変な署名をもって一方的な住宅公団の家賃値上げには断固反対である、こういう現実に入居をされている方々の意思表示を署名をもって実は私は見さ...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は、実際に入居をされている方々が、突然、今回は公団家賃の値上げをするんだ、こういうお話を聞いて恐らくびっくりして、どうしても家賃の値上げは反対だ、しかしその内容は一体どういうものか、なぜゆえに上げなければならないのか、また、七十年間の減価償却だということで、入...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が限られておりますから、私はそれ以上は申し上げませんが、建設大臣の認識と私の認識とはきわめて大きな隔たりがあるということを私の認識として申し上げておきたいと思うのです。  一片のチラシで値上げを通告をするというのでなしに、しかもいまその文書についてはいろい...全文を見る
○伊藤(公)委員 いま私どもは公団家賃の値上げの問題を審議しているわけでございまして、この審議会の中に実際に住宅に住んでいる方々の声が反映されるということが私はとても大事だと思うのです。メンバーの発表がなかったわけでございますけれども、政府機関等々の中にはいろいろな審議会等がござ...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は、公団の高家賃をまず引き下げるためには、先ほどの答弁の中にもございましたけれども、公団住宅というものが中堅勤労者対象の住宅であり、しかもきわめて平均的な方々に活用をしていただいている公団住宅の性格を考えますと、現実に入居をしている方々に対して過大な負担をかけ...全文を見る
○伊藤(公)委員 利子補給をしても、たとえば昭和五十二年度ですと、補正予算で三百五十億円の利子補給がされた。ところが、これは住宅公団の一日十億円の利子補給——借入金の利息ですね、借金を返す一日分にしか当たらない。結局、政府がいろいろな補助をしても、いろいろな赤字の借金をしたその埋...全文を見る
○伊藤(公)委員 数少ない大衆的な人気があると言われる建設大臣の就任されて初めての仕事が、公団にお住まいになっておるきわめて多くの方々の強力な反対の中で家賃の値上げなどということにならないように強力にお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。
02月15日第84回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○伊藤(公)委員 日中平和友好条約についていろいろと御論議がございました。私も、重複するようでございますけれども、一点だけお尋ねをしておきたいと思います。  昨日の佐藤中国大使、それから韓念竜中国外務次官との会談の様子が先ほども論議をされたわけでありますけれども、中国側は、日本...全文を見る
○伊藤(公)委員 園田外務大臣が日中問題に人一倍熱心であるということは私も十分理解ができるわけでありますけれでも、外務大臣の日中問題に取り組む姿勢と福田総理との間にいささか考え方の違いがあるのではないか、あるいは日中関係の交渉に当たってのテンポの違いがあるのではないかということを...全文を見る
○伊藤(公)委員 日中平和友好条約が結ばれて後の日中関係のことを考えますと、いろいろの歴史的な大きな変動が当然起こってくるであろうということを私たちは想像しますし、大変重要な問題でもあり、しかも先ほど申し上げたとおり、多くの国民の理解を求めながら、日中関係というものがこれからどん...全文を見る
○伊藤(公)委員 園田外務大臣は、われわれにできることは何か、こういう問いかけを訪問先の国々でされたということでございますけれども、それぞれの国でどんな要望が現実にあったのか、お話しをいただきたいと思います。
○伊藤(公)委員 外務大臣の見識を伺っているうちに時間がもうオーバーしてしまいました。  理事会で申し上げるべきことですけれども、わずか十五分で、実際には私の方は半分の七分、私がしゃべっている時間は五分ないわけです。こういう委員会では、本当に内容のある質疑は全然できないわけです...全文を見る
03月02日第84回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号
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○伊藤(公)分科員 私は、昨年の予算委員会の分科会で、天皇在位五十周年を記念して指定をされます昭和公園の指定について御質問を申し上げました。その後、昭和公園の指定が内定をしたと伺っているわけでございますけれども、昭和公園の指定の経過、どういう状況になっているかをまずお尋ねを申し上...全文を見る
○伊藤(公)分科員 昭和公園の指定に当たって昨年調査費が六千万円ついていると思いますけれども、その六千万円はどのように活用されているか、詳細がわかりましたら御報告をいただきたいと思います。
○伊藤(公)分科員 たしかに三木内閣の時代だったと思いますけれども、この昭和公園の指定に当たりまして、いま御答弁がありましたように、立川の返還になりました基地跡、それと多摩弾薬庫の跡地約二百ヘクタール、これを二眼レフのような形にして、多摩川をはさんでグリーンベルトでつないで、都内...全文を見る
○伊藤(公)分科員 多摩ニュータウンは、十五年前には多摩市という町はわずか三万に満たない町だった。しかし、それがいま日本でも最大のニュータウン、四十万を超える、周辺集めて五十万都市というて、高層のニュータウンが着々と進められております。この五十万の高層住宅に住んでいるニュータウン...全文を見る
○伊藤(公)分科員 地元の多摩市とか稲城市などニュータウンを抱えた関係市町村からは、多摩弾薬庫の返還を求めていただいて、そして立川とセットで昭和公園の指定をしていただきたいという要望は出ておりませんか。
○伊藤(公)分科員 これは三木内閣の時代にも、何か総理のところまで書面で出したというお話を私、伺っていますけれども、以前にも出ておりませんか。
○伊藤(公)分科員 それでは、改めてお願いを申し上げたいわけでありますけれども、ニュータウンを抱えた各市町村、もちろん市長さんを初め地元の皆さんが、これは新しい単に一つの公園をつくるというだけではなしに、東京をよみがえらせる、まさに東京の一つの大きな核になる昭和公園の指定に当たっ...全文を見る
○伊藤(公)分科員 建設省の公園緑地課にもお尋ねをしたいのですけれども、昭和公園を指定するに当たって、多摩弾薬庫の跡地と立川をセットでやるという計画、これについては恐らくいろいろ計画としてはもう御検討されていると思いますけれども、もし返還計画を進めるということになりましたら、建設...全文を見る
○伊藤(公)分科員 地元と申しますが、東京はもちろん御承知のとおり、二十二区と多摩地域の二十六市五町一村があるわけでございますけれども、人口はまさに多摩地域に非常に逆転をしてきているわけでございます。しかも、多摩地域に関しましては非常に高層の住宅、住まいというものが多い。そうしま...全文を見る
○伊藤(公)分科員 間違いなくこの足の問題は、現状でも大変な問題になっているわけでありますから、将来大きな問題になることは明らかでございます。  そこで、いま東京の交通状況を見ますと、道路にしましても、あるいは鉄道にしても、ほとんどが考え方が東西という形で、いままでいろいろな計...全文を見る
○伊藤(公)分科員 大きな計画を申し上げると何かほど遠いような気がするわけでありますけれども、しかし東京の多摩地域に関しましては、このモノレール連関都市構想というものは関係各市町村の中で具体的に進められることになると思いますし、歴史的な東京の町づくりという意味においては、いずれに...全文を見る
○伊藤(公)分科員 防衛庁長官、せっかくおいででございますから、ぜひ多摩弾薬庫の跡地返還についてひとつ積極的に御検討をいただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○伊藤(公)分科員 質問を終わります。
03月17日第84回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○伊藤(公)委員 オイルショック以後、多くの開発途上国は経済的にきわめて困難な状況の中で先進国にいろいろな無償資金による経済協力の増大を強く要望していると思います。特に、御承知のとおりわが国は黒字国として開発途上国からは強い経済協力の要請があるわけでありますけれども、政府としてこ...全文を見る
○伊藤(公)委員 DACの加盟国十七カ国の経済協力の実績は南北問題に対する主要国の貢献度を示す指標になっていると思いますけれども、わが国の場合、相対的にも、もちろん絶対的にも非常に立ちおくれが目立っていると私は思います。  こうした実情の中で、昭和五十一年の八月に対外経済協力審...全文を見る
○伊藤(公)委員 考え方はよくわかりました。しかしちょうど昨年の暮れに、私ども新自由クラブの訪韓団が、私もそのメンバーの一人として、初めて日本に一番近い韓国を訪れて、政府の高官あるいは民間の方々にいろいろなお話を承ってまいりました。しかし、わが国が援助しているにもかかわらず、民間...全文を見る
○伊藤(公)委員 きょうは、えらい部分的な問題でそう話をしている時間はありませんけれども、開発途上国の経済、社会開発に寄与する上で、わが国の技術協力が果たす役割りは非常に大きいと私は思いますけれども、日本を除いた主要先進諸国に比べると、わが国の果たしている役割りはまだ十分だとは言...全文を見る
○伊藤(公)委員 技術協力の実施に当たって、開発途上国がわが国に強く求めていることは、それぞれの分野におけるわが国の特に非常に高い水準、進んだ技術を効果的に導入をしていきたいということであろうと思います。こうした要請にこたえるため最大の課題は、それだけのわが国の中における国際人の...全文を見る
○伊藤(公)委員 わが国が国際的な人材を育てるという意味において、技術はもちろんでありますけれども、いまお話の中にありました語学教育の問題、私は実はこの場が適切であるかどうかわかりませんけれども、ちょうど外務大臣御出席でありますし、実力大臣でありますから、むしろ政府の新しい方針と...全文を見る
○伊藤(公)委員 特にアジアあるいは石油産油国でない中近東の国々、こうした国々に対して、いま大臣からいろいろお話がございましたけれども、文化センターの設置ももちろん一つの問題であろう、新しい計画であろうと思いますけれども、今日まで工業に対する援助ということに非常に視点が置かれて、...全文を見る
03月22日第84回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○伊藤(公)委員 すでに日中問題につきましてずいぶん質疑が行われてまいりました。しかし、いよいよ日中問題はまさに大詰めに来ているという認識を私もしておりますので、日中問題についてお尋ねを申し上げたいと思います。  実は二十日の参議院の予算委員会で園田外務大臣は、すでに福田総理の...全文を見る
○伊藤(公)委員 先ほどもお話に出ましたけれども、園田外務大臣の訪中ということにつきましてはすでに決断をされているのでしょうか。いかがでしょう。
○伊藤(公)委員 それでは外務大臣にお尋ねをしたいのですけれども、外務大臣の訪中は恐らく実現をすると私は思いますが、外相の訪中は、日中平和友好条約を締結をする、こういうことで訪中をされることになるのでしょうか、あるいは交渉をするのだということの訪中になるのでしょうか。いかがでしょ...全文を見る
○伊藤(公)委員 これからのお話し合いということになろうかと思いますけれども、外務大臣御自身としては、訪中はいつごろが適当だとお考えになっていらっしゃるのでしょうか。
○伊藤(公)委員 覇権問題につきましてはもちろん双方にいろいろな考え方があるわけでございますし、つい先日も四条件が明らかになってまいりました。外務大臣が訪中をするということは、覇権問題について政治決着をするのだということになるのでしょうか。どうなんでしょうか。
○伊藤(公)委員 そうすると、外相が訪中をされて交渉をされる一番大きなテーマは、どういう問題が交渉の問題になるのでしょうか。
○伊藤(公)委員 日中平和友好条約を締結するということに関して、ソ連側がいろいろな注文をつけてきているわけであります。私どもは、日中平和友好条約を締結して、日中関係の新しい時代を早急に築いていくべきだという立場に立ちつつも、対ソ関係ということももちろんわが国の外交にとってはきわめ...全文を見る
○伊藤(公)委員 日中平和友好条約を締結するに当たって、これからの交渉の中で、尖閣列島の問題についてはわが国としては話し合いをするつもりがあるのか、どうなのか。いかがでしょうか。
○伊藤(公)委員 日韓大陸棚協定の際にも大変問題になったわけでありますけれども、尖閣列島を含んで東シナ海の海底開発の問題は、これからわが国にとっても非常に重要な問題だと私は思います。今後わが国の政府としては、この東シナ海の海底開発についてはどのような将来の見通しを持っていらっしゃ...全文を見る
○伊藤(公)委員 これ以上日中問題でいろいろお尋ねしても、いま、はっきりした外相の訪中であるとか、決断の時期等については、恐らく御答弁がむずかしいというふうに私も思います。ただ、中国側の姿勢というものは、ここで非常に明確になってまいりました。また、民間の貿易協定も結ばれた、日本の...全文を見る
03月22日第84回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号
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○伊藤(公)委員 私は、これからの交通安全対策という問題は、単に事故が起きれば歩道橋をつくればいい、あるいはガードレールをふやせばいいという小手先の交通安全対策だけに目を奪われているのではなくて、新しい都市づくり、また新しい都市の中における、特に大都市の中における交通体系というも...全文を見る
○伊藤(公)委員 東京あるいは東京周辺の具体的な町づくりの問題でひとつお尋ねをしたいと思います。  都内でいま四十万を超える、周辺を集めて五十万都市という、いままで武蔵野と言われてきた、武蔵野の面影をわずかばかり残している多摩の地に、その山を切り崩して五十万人近い多摩ニュータウ...全文を見る
○伊藤(公)委員 ちょうどその多摩ニュータウンと隣接をしておりますところに多摩弾薬庫の跡地がございます。この多摩弾薬庫の跡地と立川の基地跡を二眼レフのような形にして昭和公園の指定をしてほしいという要望がずっとありまして、いよいよ天皇在位五十周年を記念して、昭和公園の指定が立川の基...全文を見る
○伊藤(公)委員 昭和公園の指定が内定をしたという状況の中で、昭和公園がつくられ、そしていろいろな施設が当然この立川の基地跡にできるわけでありますけれども、そうしますと、この多摩地域はもちろん、東京の都内の方々の土曜日、日曜日含めて公園までの足の問題が非常に重要な問題だと思うので...全文を見る
○伊藤(公)委員 実は各地域の市町村でも具体的な計画をすでに検討しているわけでございます。昭和公園の問題は急速にこの計画が進められることになると思いますけれども、特に、その内定をしている立川市で、これは東京都でもかつてそういう構想として検討された経過があるわけでありますけれども、...全文を見る
○伊藤(公)委員 これはすでに二月七日の新聞にも出ているわけでありますけれども、「昭和記念公園を立川基地跡に建設する計画が内定し、立川市は、基地跡周辺の交通システムの検討をしはじめたが、この一環として、都が七年前に打ち出していた多摩連環都市を結ぶ”夢のモノレール計画”が、同市の手...全文を見る
○伊藤(公)委員 私はこの委員会の中でもずいぶんモノレール構想を何回も取り上げさせていただいてまいりました。必ずしもモノレールだけが万能だと思っているわけでは決してありませんけれども、やはり公害の問題が非常に深刻な問題だという状況、あるいは都市における土地の買収というものが何をお...全文を見る
○伊藤(公)委員 新交通システムのメリットはどういう点でございますか。
○伊藤(公)委員 せっかく運輸大臣御出席でございますから、夜間人口が非常に急増しております東京の多摩地域の連環都市構想、これは私はまさに歴史に残る仕事だと思うのです。いままでも、かつて歴史の中には、広い道路をつくって、それが後世まで非常にいい例として伝えられているケースもあるわけ...全文を見る
○伊藤(公)委員 大変御丁寧な答弁をありがとうございました。  しかし、一方、東京の新しい都市づくりに勇断をふるってくださるかどうかは後世に運輸大臣の名前が残るかどうかにもかかっておりますから、十分な認識をまだお持ちでないというお話でございますが、地域におきましては具体的な問題...全文を見る
○伊藤(公)委員 福祉バスの設置につきましては、私のお聞きしているところでは、恐らく昭和五十三年度からの三ヵ年計画だったと思いますけれども、全国で百八十八ヵ所、約二十万の人口の都市には福祉バスを設置させるということに関して、車両購入費の援助をする、こういう制度を設けるということが...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が参りましたから質問を終わらせていただきたいと思いますけれども、いまお話を伺いました福祉バスは、これは講習会、研修会、レクリエーションその他各種スポーツ大会への参加を手助けするのが目的だ、そのための足を国と地方自治体が一体となって確保しようという御趣旨で福祉...全文を見る
○伊藤(公)委員 終わります。  ありがとうございました。
03月24日第84回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○伊藤(公)委員 私は、政府が自衛隊の核武装ということが合憲だ、憲法上は核をも持てるのだという統一見解を明らかにされたということは、国民にとっても非常に大きな関心事だと思います。  憲法の解釈には、持てるという解釈をされる方々もいらっしゃるでしょうし、わが国の今日の平和憲法が制...全文を見る
○伊藤(公)委員 防衛論議は改めてやらしていただきたいと思いますが、一国の総理がその国のすべての国民の安全と平和を維持していくというきわめて重要な責任ある立場にいながら、今日の世界の状況の中で核の問題あるいは核保有国の実態というものをよく認識をされていないという総理の御答弁は、最...全文を見る
○伊藤(公)委員 段取り、手順ということでございますが、その総理の言われる段取り、手順というのは、どういう段取り、手順でございますか。たとえば佐藤・韓念竜氏の会談をさらに指示をされたのか、あるいはされるおつもりなのか。その手順、段取りの内容をできる範囲内でお聞かせいただきたいと思...全文を見る
○伊藤(公)委員 佐藤・韓念竜の会談についてはいかがですか。
○伊藤(公)委員 昨日われわれがいろいろお聞きした状況から比べると、きょうの総理のお話を伺っている範囲内では、どうも決断がはっきり出てこない、むしろいささか後退をしたという印象を受けざるを得ません。  この条約交渉の最大の懸案になっている覇権条項について、先日中国側は公明党の訪...全文を見る
○伊藤(公)委員 覇権反対は本来すべての国を対象とすべきだと私は思うのです。しかし条約上、この条約は第三国に対するものではない、こう書きますと、中国側の主張するように、もちろんこれは論理上合わないわけであります。私はむしろ総理に提案をさしていただきたいのでありますけれども、反覇権...全文を見る
○伊藤(公)委員 中国側からは、先ほど申し上げたとおり、すでに覇権条項に関してはっきりした回答が出されてきているわけであります。それでは、この回答が出るまで、わが国は覇権条項に対してどのような字句でこの交渉に当たるお考えで進めてこられたのでしょうか。
○伊藤(公)委員 時期的に大事な時期だということは私もよくわかりますけれども、すでに中国側ははっきりした姿勢を示してきているのです。回答を出してきているわけですから、これだけ多くの国民の監視の中で、わが国の立場というものははっきり総理の口から示す必要があると私は思う。中国の方では...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が参りましたので、終わります。
○伊藤(公)委員 できるだけ重複を避けて四点だけお尋ねしたいと思います。  この条約は一九七〇年に署名をされてそれから七年間経過をしているわけであります。その間にいろいろ十分な検討をしてきたというお話もございましたけれども、他国の例で言いますと、署名をしてから批准、加盟をするま...全文を見る
○伊藤(公)委員 いろいろ本条約を批准するメリットというのを聞いてまいりました。万一この条約を批准、加盟しなかったときのデメリットを具体的にお尋ねをしたいと思います。これが第一点。  それからもう一点は、ストラスブール協定によって定められた国際特許分類と本条約とは、どのような関...全文を見る
○伊藤(公)委員 最後に、最近特許庁では出願審査請求の適正化の指導をされたと伺っているわけでありますけれども、これはいかなる目的で行われたのか、またその結果はどういうことになっているのか、御説明を伺って、質問を終わります。
03月29日第84回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○伊藤(公)委員 私は、先ほど高沢委員が御質問をされていました領土問題について、関連をしてお尋ねを申し上げたいと思います。  わが国の提示をした日ソ平和条約は公表をしないというお話を承りました。千島、南樺太は、連合国がその帰属を決めてくれ、こういう御発言があったかと思いますけれ...全文を見る
○伊藤(公)委員 それでは、今後の問題でありますけれども、日ソ平和条約の中にこの千島、南樺太の帰属を何らかの形で明記をするというお考えでいらっしゃいますか、どうですか。
○伊藤(公)委員 外務大臣、ですからそういうお考えを持っていらっしゃるかのかどうなのか。これは、日本の領土問題の大変重要な問題でありますから、私はこれから日中問題をお尋ねしたいと思っているのでありますけれども、日中の問題は日ソの問題、しかも日ソの問題は領土問題と漁業問題という、き...全文を見る
○伊藤(公)委員 それでは大臣は、この千島、南樺太の帰属に関しては、大臣御自身はどのようにお考えになっていらっしゃるのですか。
○伊藤(公)委員 いままではそういうことはなかったということはよくわかりました。今後、この日ソ平和条約は当然わが国の非常に重要な外交案件になるわけでありますから、その中でこの千島、樺太の帰属をどのようにしていくのかということは当然避けて通れない問題でありますから、これは今後の問題...全文を見る
○伊藤(公)委員 千島、南樺太の帰属に関しましては、これは平和条約第二条で明記されているわけでありますけれども、しかしその帰属に関してはソ連がこれに署名をしていないわけですから、はっきりしていないわけですから、今後日ソの平和条約の中に明記をする御意思があるのか、あるいはそういう意...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が来てしまいますので、日中の問題を関連してお尋ねをしていきたいのでありますが、中国の副主席が来日をするというお話がありました。これに対して外務大臣はどのようなお考えを持っていらっしゃるかという点が一点。  それから、日中平和友好条約の調印は、日本で調印をす...全文を見る
○伊藤(公)委員 日中の平和友好条約は、言うまでもなく日本と中国の問題でありますけれども、同時にそれは、今日、日本と隣国ソ連との問題、非常に重要な問題を抱えていることはもう言うまでもないわけであります。日中平和友好条約を締結することによって、日ソ間に、たとえばいま申し上げた領土問...全文を見る
○伊藤(公)委員 日中平和友好条約締結に当たって、いろいろいま在日のソ連大使館からも、私ども個人的にもいろいろなお話を伺っています。もちろん外務省でもいろんな話をされていると思いますけれども、具体的にたとえば、領土問題あるいは日ソ漁業交渉の問題、覇権の問題、こうした問題について日...全文を見る
○伊藤(公)委員 覇権の問題はどうですか。
○伊藤(公)委員 前回の委員会の中で同僚議員がお尋ねを申し上げました、日米首脳会議の中で日中問題について触れるのかどうなのかという問題、もう日米首脳会議に関しましては具体的なテーマもいろいろ上がってきているかと思いますけれども、どのようなテーマを中心にして、また、その中に日中問題...全文を見る
○伊藤(公)委員 日米首脳会議では、当然これはもう経済の問題は大きなテーマになると私は思います。  そこで、通貨あるいは輸入制限の問題に関してももちろん話題になると思いますけれども、日本の政府としては日米首脳会議を開くに当たって、この輸入制限あるいは通貨の問題に関してはどのよう...全文を見る
○伊藤(公)委員 もしこの通貨の問題、輸出制限の問題ですね、こうした問題が話題になってきたときにどういう立場で、お考えで会議に臨まれるのか。いまのこうしたアメリカのドル防衛の政策の中で、もちろんヨーロッパの国々も動き出している。しかし、わが国は一人一人の国民の努力によってできるだ...全文を見る
○伊藤(公)委員 今度の日中平和友好条約をめぐって、日中、日ソ、日米という関係は非常に重要な問題であり、しかも関連を持っている問題だという気がいたします。特に日米首脳会議の中では、中国の問題、日中の問題が当然話題になるだろうと思いますので、そうした中で日本のこれからの外交のあり方...全文を見る
04月06日第84回国会 衆議院 地方行政委員会 第9号
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○伊藤(公)委員 私は、すでに同僚議員の方々がいろいろと細かな点についてお触れになられましたので、できるだけ重複を避けてお尋ねを申し上げたいと思います。  私は今度のこの成田の事件、この問題は、まず第一点は日本の土地に対する執着といいますか、特有な土地と日本の国民との関係、特に...全文を見る
○伊藤(公)委員 新国際空港が成田に決定をするまでにはいろいろな候補地が挙がっていたことは御承知のとおりでございます。その中で当時稲葉秀三氏が報告書を出しております。羽田空港を国際空港として広げるという提案をしているわけでありますが、昨日からその提案等についても資料提出をお尋ねし...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は先ほど申し上げたとおり、成田に国際空港が決定をしてから十年以上の間に、十分な農民との話し合いが行われなかった、特に責任ある方々が現地に出て、そして現地の声を聞く、あるいは十分な理解を求めるということが非常に必要ではなかったのかという気がするわけでありますけれ...全文を見る
○伊藤(公)委員 先日事務次官が直接お会いになられて、現地の農民の方々が、ようやく会えたという声をわれわれも聞いたわけでありますけれども、やはり直接お会いして、具体的にいろんな話を忌憚なく出し合うということが、こうした住民の運動が起きている場合には非常に大事な問題だというふうに思...全文を見る
○伊藤(公)委員 重複をした質問を避けたいと思いますので、これ以上申し上げようと思いませんけれども、今度の過激派のグループによって管制塔が破壊をされた、そのことによって初めて事務次官が現地の農民と会う。農民の方からすれば、土地を買収されるあるいは放棄をしなければならないという切実...全文を見る
○伊藤(公)委員 警察の警備ということはもちろんでありますけれども、空港公団の警備体制の問題はひとり警察だけにおんぶするというのでなしに、公団としては一体いままでどのような対策をしてきたのか。また、これからはどういう状況で今後の問題には取り組んでいくのか。公団のお考えをお聞かせい...全文を見る
○伊藤(公)委員 今回捕逮された百六十五人ですか、その中で身元が明らかになっている方々六十数名いると聞いておりますけれども、その身分はどのようなものかお伺いいたします。
○伊藤(公)委員 現在公団の職員になっている方方の中で、ままで過激派のグループであるとか、あるいは反対をしていた農家の家族が職員になっているという報告を私はいただいているわけでありますけれども、これはいまは反対をしていないからというお考えもあるいはあろうかと思います。しかし、御承...全文を見る
○伊藤(公)委員 成田空港の長期の警備体制について一点お尋ねをしておきたいと思うのでありますけれども、すでに政府の方でもいろいろな見解が出てまいりました。千葉県警察空港警備隊、これは仮称でありますけれども、千五百人くらいの隊員を募集される。あるいは空港警備隊の費用は国が負担をする...全文を見る
○伊藤(公)委員 新しい法律をつくるということが即解決につながると思っているわけではありませんけれども、しかし今日のゲリラ作戦を展開している過激派グループの行動というものは、非常に緻密でしかも計画的で、しかもそれは日本だけでなくて国際的にまでなってきているという状況でありますので...全文を見る
○伊藤(公)委員 きょうは大臣お急ぎのようでありますから、ちょっと順不同になりますが、一点だけ先にお尋ねをしておきたいと思うのです。  私は今度のこうした成田事件を初め極左暴力あるいは過激派グループの根源を断つ。これはこの間のハイジャック事件のときにも大変論議になったことであり...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は初めからきちっと時間の指定を受けて、そして一時間半という時間をいただいてきょうは質問をさせていただくことになっておったわけですね。大臣に御協力は申し上げましたけれども、大臣は途中で出られてしまう、私が一番肝心なことをお尋ねしたいと思って官房長官来てほしいとい...全文を見る
○伊藤(公)委員 それではいまの東大の医学部の問題についてもう一点だけ文部省の方にお尋ねしておきたいと思います。  この東大の紛争の中で精医連が中心になって……
○伊藤(公)委員 私はこの問題については質問をしますという通告はちゃんとしてありますよ。要求してあります。−私は質問の通告はしておりましたので、あるいは文部省来ていただくようなお願いはしてなかったかもしれませんが、ひとつわかる範囲内でお答えいただきたいと思います。十分でなければ、...全文を見る
○伊藤(公)委員 あと、文部省でないと十分な答弁を聞けない問題でありますので、これは改めてさせていただくとして、航空機の燃料貨車輸送の沿線の警備体制というものが、地元の住民にとってもいま非常に大きな関心事になっておるわけでありますが、この警備についてはどのように考えておられるのか...全文を見る
○伊藤(公)委員 警備の問題の最後に私は触れさせていただきたいのでありますけれども、こうした過激派グループの方たちが命がけで向かってくる、こうした警備に当たってすでに警察官二千六百人の負傷、あるいは死者まで出すという事態になってきたわけでありますが、最近の警察官のいろいろな問題を...全文を見る
○伊藤(公)委員 一方的に警備の問題を追及するだけでなしに、やはり前線で命がけでやっている方々に十分な配慮をしてあげなければいけないと思います。ひとつそうした措置を今後とも十分やっていただきたいということをお願いを申し上げます。  最後に、私は成田と都心を結ぶアクセスの問題につ...全文を見る
○伊藤(公)委員 成田新幹線とあわせて、いま国鉄なんかで開発されているリニアモーターカーというのですか、三百キロ以上で走るという、何かそんな計画もされているというお話でありますが、この成田と都心を結ぶ足として、そんなことも具体的に考えていらっしゃるのか。どうですか。
○伊藤(公)委員 戦後わが国の経済が非常に急速な成長を遂げた一つの大きな要因に、流通過程というものが非常に短いということがよく挙げられてまいりました。たとえば港があって、横浜であるとか神戸だとか、着いたところから工場まで、あるいは現地まで運ぶ時間というものが非常に短いということが...全文を見る
04月07日第84回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○伊藤(公)委員 政治犯罪人についてのいろいろな議論が行われてまいりました。  この政治犯不引き渡しの原則ということの歴史、あるいは原則が生じてきたその理由をまずお尋ねをいたしたいと思います。
○伊藤(公)委員 アメリカでベトナム戦争がありましたときに、ベトナム戦争の兵役を拒否して、アメリカの若い人たちがカナダであるとかあるいは日本に逃げ延びてきたというケースがずいぶんありました。私のところにも、私はそんなことは知らなかったわけでありますけれども、そういうアメリカの若い...全文を見る
○伊藤(公)委員 たとえば、ベトナム戦争のとき兵役を拒否されて日本に滞在をしていた人たちに対して、アメリカの方からその兵役を拒否をして日本に滞在をしていた人たちに対する調査の依頼、そういうことが来ていたという事実はございますか。
○伊藤(公)委員 じゃ、現実に私のところにデニス・ファレルという人が住んでおりまして、これはアメリカの要請を受けて日本の外事一課の方が調査に来られた。逮捕してほしいという要請ではなかったのかもしれませんけれども、来た。これは事実であります。そうすると、これは日本の単独で調査をしに...全文を見る
○伊藤(公)委員 今度この条約が結ばれますと、たとえば、もちろん兵役を拒否して日本に滞在をしているというアメリカの人に対しては、引き渡しを要求されれば今度はするということになるわけですね。
○伊藤(公)委員 政治亡命あるいは政治難民という認定は恐らく非常にむずかしいだろうと私も思いますけれども、日本は亡命を認めていない国でありますから、恐らく日本に亡命を求めてくるという人は非常に少ないと思います。しかし亡命の中継点になる、あるいはそのあっせんをするというケースはこれ...全文を見る
○伊藤(公)委員 じゃ政務次官にお尋ねをしたいのですけれども、そうすると、これは結論的には認めるということですか。あるいは認めないということなんですか、どうですか。
○伊藤(公)委員 これは、そうするとケース・バイ・ケースですね。日本の場合には政治亡命あるいは政治難民、これは入国をそのケースによっては認めるということもあり得るということですね。政務次官、どうですか。
○伊藤(公)委員 そうすると、いま政務次官の御答弁を聞いておりますと、ケースによっては日本は政治亡命を認めるんだ、こういうことですね。
○伊藤(公)委員 政務次官にお尋ねしていますけれども、ケース・バイ・ケースで日本も政治亡命を認めるというケースがあるんだ、こういう御答弁をいただきましたけれども、たとえばどういう場合なら政治亡命として認める、あるいはどういう場合なら政治亡命として認めない、これはやはり非常に大事な...全文を見る
○伊藤(公)委員 人道的な立場から受け入れられる場合もあるんだ。たとえばどういうケースの場合には、亡命を私は言っているわけですけれども、亡命として認めるわけですか。たとえばこういう条件を満たしていれば大体、それはもういろいろケースがあるでしょうけれども、亡命として認めるんだ、こう...全文を見る
○伊藤(公)委員 それでは、もう一度確認をしておきたいんですけれども、ケースによっては日本は政治亡命というものは受け入れるというケースもあるんだ。たとえば人道的な立場とか、その人が非常に迫害を——いろいろ状況が特別な状況であるという場合には政治亡命として日本はケースによっては認め...全文を見る
○伊藤(公)委員 読んでいただいたことはよくわかりました。わかりましたけれども、現政務次官としては、日本はケースによっては政治亡命というものは法的にも受け入れるということもあり得るんだというお考えですか。いかがですか。
○伊藤(公)委員 認めることはあるということはわかりました。そうすると、これは法的にも認めることはあるということですか。
○伊藤(公)委員 政治亡命というケースはあるわけですから、日本の場合に明らかに政治亡命だというケースをこれから法的にも受け入れをするのかどうなのかということは大変大事な問題でありますから、私は重ねてお尋ねをしているわけでありますけれども、言葉の上ではともかく、明らかにその目的が政...全文を見る
○伊藤(公)委員 そうすると、法務大臣がこれを許可することがある。これは政治亡命を目的とした者が入国をすることが法的にも可能であるということになりますか。
○伊藤(公)委員 難民であるとか亡命の受け入れという問題が、最近国際的に非常に重要な問題を抱えてきていると思うから、私はこの問題については重ねてお尋ねをしているわけでありますけれども、たとえば日本へベトナムの難民が大量に上陸をしたというケースもありました。あるいは昨年のミグ25に...全文を見る
○伊藤(公)委員 今度の犯罪人引渡しに関する条約は、わが国はアメリカとだけ締結するということになるわけでありますけれども、アメリカは九十三カ国と締結しているわけであります。     〔奥田委員長代理退席、委員長着席〕  私もその内容はよく理解をしているつもりでありますけれども...全文を見る
○伊藤(公)委員 アメリカはアジアの八カ国とこの条約を結んでいるわけでありますね。韓国、中華民国とは締結していないわけでありますけれども、これはどうしてなんでしょう。
○伊藤(公)委員 これはアメリカ側の意思であろうと思いますから、それ以上お尋ねしてもあれだと思いますけれども、この条約の最後の付表について、一から四十七までずっと列挙されているわけでありますけれども、これに関係する国内法はどのくらいあるのでしょうか。
○伊藤(公)委員 この条約の二十七、二十八はハイジャックの関連条約の内容とほぼ一致しているわけでありますけれども、ハイジャック事件が起きたときに非常に凶悪な犯人を次々と日本から外国に出してしまって、交換条件であったわけですけれども、その後もう一度引き戻すということができないという...全文を見る
○伊藤(公)委員 そうすると、度重なるハイジャック事件の舞台になっているそれぞれの国とも、相手国にそういう意思があれば、わが国はこうした国々とも犯罪人の引渡し条約を結んでいくという意思はお持ちになっていらっしゃるのですか、どうですか。
○伊藤(公)委員 世界にはいろいろな国があるわけでして、もちろん日本と国情も違うし、民族の歴史も違うわけでありますから、そういう歴史的な背景が違う国々とこそこうした条約を結んでいかないと、今後こうしたハイジャック事件のような問題が国際線において頻繁に起こるということが当然予想され...全文を見る
04月12日第84回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○伊藤(公)委員 私は、中川農林大臣が訪ソされましたので、まず、日ソ漁業の問題、それから先ほども御議論になりましたけれども、日中問題について数点お尋ねを申し上げたいと思います。  公海におけるサケ・マス漁業について、日本とアメリカ、カナダの新しい漁業条約の締結交渉が妥結をいたし...全文を見る
○伊藤(公)委員 漁獲量と禁漁区を中心として規制の措置をソ連側が提案をしてきているわけであります。しかしその中に公海上のサケ・マス漁業、これにまで裁判の管轄権を要求をしてきているわけですね。こういうソ連が提案をした条件について、非常に厳しい提案がされているわけでありますけれども、...全文を見る
○伊藤(公)委員 念押しをするようでありますけれども、公海上のサケ・マス漁業の裁判管轄権に関して譲歩をするということはあり得ない、こういう見解でございますか。
○伊藤(公)委員 それから、昨日中川農林大臣が訪ソするに当たって、園田外務大臣といろいろなお話し合いをしているわけですね。今度の農相の訪ソは、漁業交渉ということだけに限っているのか、それとも、この外務大臣と農相との会談の中で、多少でも日中平和友好条約、日中問題についていろいろなお...全文を見る
○伊藤(公)委員 これは交渉でありますから、相手側のあることでございますから、ソ連側から中川農林大臣に日中問題について話が出るということも、これは当然想像できる問題だと思うのです。  そうすると、こういう問題については、農相との会談の中では、中国問題については外務大臣としてはい...全文を見る
○伊藤(公)委員 それでは、福田総理が中川農林大臣にブレジネフ書記長あての親書を託しているわけですね。親書の内容は、漁業問題に関してだけ限定をされているのか、あるいはその親書の中にはそれ以外のことは触れていないのか、親書の内容をひとつ答弁できる範囲内でお答えをいただきたいと思いま...全文を見る
○伊藤(公)委員 日中問題は、当然日ソの関係にも非常に重要な意味を持っているということは周知のところであろうと私は思いますけれども、関連をして日中平和友好条約についてお尋ねを申し上げたいと思うのであります。  党内にいろいろな意見がある。いろいろな意見があって当然でありますけれ...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は、与党の中における意見の調整をしていくということももちろん大事なことであろうと思いますけれども、これは、先ほども申し上げたとおり、政府の責任において、やはり時期を失しないで決断をしなければならないというふうに思うわけであります。  先ほども井上議員がいろい...全文を見る
○伊藤(公)委員 重ねてお尋ねするようでありますけれども、大臣が考えていられる常識的にというのは、どの辺で決断をするということが常識的と考えていられるのか。党内の調整ができなければこれは時間に際限がないというのを常識とするのか。大体政治的にどこが常識だと大臣としてはお考えになって...全文を見る
○伊藤(公)委員 はっきりした時期の問題については、恐らく現在の状況の中では答弁しにくいということももちろんわかるわけでありますが、外務大臣がいろいろ御発言をなさっているのを私どもがお聞きをしている、そういう理解をしている内容と、総理御自身の考え方と、どうも進展ぐあいにずれがある...全文を見る
○伊藤(公)委員 もちろん、総理の意見が総理の意見としてある、外務大臣の意見が、意見は意見としてあって、私は、同じ閣僚の中にいろんな意見が当然あっていいと思うのですね。やはり多くの国民の方々、日本の多くの国民の人たちが、いま決断をすべきだ、こう外務大臣が率直に受けとめ、党内の調整...全文を見る
04月14日第84回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○伊藤(公)委員 私は、世界観光機関憲章の細かなことをお尋ねする前に、いろいろと先ほどからわが国の海外渡航と外国のお客さんが日本に来る数が非常にアンバランスであるというお話がございました。わが国の観光というものの管轄をしている省はどこになるわけでございますか。
○伊藤(公)委員 松下幸之助さんなどという、財界人であると同時にかなり見識を持った方が、将来日本は観光立国としてもっと外国のお客さんに日本に来ていただいて、そして日本でもう少し時間を費やしてもらうということに国土を見直していくべきだというような見識のある意見をまとめられている方も...全文を見る
○伊藤(公)委員 恐らくそのお話は私は事実であろうと思いますし、実態を掌握をしていると思いますけれども、しかし要は現実に二度三度日本の地を踏んでもらっているかどうか、そしてたとえば二度三度四度、来るたびに日本というものに深い認識を持って、さらに日本の国に愛着を持ってもらっているか...全文を見る
○伊藤(公)委員 一度日本に訪れた方々がどのような印象を持っているか、あるいは観光として来た方々がもう一度日本の国を訪れておられるかどうかというような実態調査をしていただきたいと思いますし、いままでのデータの中でそうしたものが出せる面もあると思いますから、そうしたものは後日ぜひ資...全文を見る
○伊藤(公)委員 それから、先ほどちょっと御答弁がありましたけれども、観光政策審議会でございますか、これは恐らくこれからの日本の観光をどうするかというようなことを審議されているところだと思いますけれども、このメンバーはどういうメンバーでございましょう。構成メンバーをお知らせくださ...全文を見る
○伊藤(公)委員 よくいろいろな問題で審議会が設けられておりますけれども、どうも私は、審議会というものが本当に現場の生の声を反映していないという場面がずいぶん多いような気がしますね。いまいろいろとお話を聞きますと、学識経験者、大体学者と役人さんというのは本当に現場の声が届いていな...全文を見る
○伊藤(公)委員 観光の問題で非常に問題になるのは、お客さんの案内をしてくれる方、あるいは外国のお客さんであれば特に通訳の方ですね。こういう方々がどんな働きをしてくれるかということが非常に大きな役割りを果たすと思うのです。われわれも外国にいろいろな機会に行かしていただいても、現地...全文を見る
○伊藤(公)委員 最後に、具体的なあれですけれども第二十二条ですね。事務局長の手続が記されておりますけれども、現在の事務局長はどんな経緯で任命をされたのか、また、これは四年の任期をもって任命されるとあるわけでありますけれども、三選もできるのかどうか。  それから、こうした国際機...全文を見る
○伊藤(公)委員 お約束の時間を超えておりますけれども、ILO条約について一、二点だけお尋ねしておきたいと思います。  まずILOの条約で、特に船舶について非常に関係の深いリベリアあるいはパナマですね、これが現実には加盟を、私はしてないと思いますけれども、これはどういうわけなの...全文を見る
○伊藤(公)委員 最後に、三点まとめてお尋ねを申し上げます。  まず、わが国の船員数ですね、いろいろな船があるわけでありますが、外航船員、内航船員、漁船員、この船員数は現在どのくらいになっているのか。  それから、海運業界の非常な不況、あるいは世界的な漁業規制によって漁業が非...全文を見る
○伊藤(公)委員 外務省の方から中国問題についての説明があるそうでございますから、これで私の質問を終わります。      ————◇—————
04月19日第84回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○伊藤(公)委員 私は、日中平和友好条約が締結をされる非常に大事な時期に、わが国の固有の領土であります尖閣列島を先般来中国漁船が侵犯をしたという事件について、二、三点お尋ねをしていきたいと思います。  今度の中国側の大量漁船の侵犯は、私は、わが国の非常に大事な時期に侵犯をしたと...全文を見る
○伊藤(公)委員 そうしますと、中国側が、今度の領海侵犯はあくまでも偶発的なものであった、こういうこれからの報告がもしあったとすれば、外務大臣としては、今度の事態は偶発的なものであった、こういう前提に立ってこれからの日中平和友好条約は進めていかれる、こういうお立場でございますか。
○伊藤(公)委員 いまの時点でわれわれがこの尖閣列島の問題をいろいろ議論をしますと、半面では、心理的には非常に矛盾をわれわれも抱えているわけでございます。  つまり、日中平和友好条約は一刻も早く双方の合意に基づいて進めるべきだ、作業を進めてほしいという私どもは強い熱意を持ってい...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が来てしまいましたので、最後に一点だけ、日中平和友好条約の今後の進め方について外務大臣のお考えを聞きたいわけでありますが、すでに長い間、総理の決断にかかっている、こういうことで、事態はかなり進展をしてきた、そしてわれわれも、その直前にあった、こう考えていたわ...全文を見る
04月20日第84回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第8号
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○伊藤(公)委員 私はまず、いろいろ資料をいただいたわけでありますが、毎年行われる交通安全週間、ことしも春の交通安全週間が終わったばかりでございます。しかし交通安全週間の期間に非常に交通事故が多い、あるいは死亡者数がかえってふえている。交通安全週間に対して、どうもマンネリ化してい...全文を見る
○伊藤(公)委員 ことしの交通安全週間中に非常に事故が多かった、あるいは悲しい交通事故による死亡者がふえたという原因がどこにあるのか、いろいろ皆さんの間でも検討されたり研究されていると思いますけれども、今後の対策の問題につながってくる問題でありますから、どこに大きな原因があったの...全文を見る
○伊藤(公)委員 外国とわが国の交通事故の実態を比較するということは、道路事情も違いますし、あるいは町づくりも違いますから、なかなか困難だということは言えると思いますけれども、取り締まりとかあるいは道路事情とかいろいろな問題があろうかと思います。たとえばヨーロッパの道路標識と日本...全文を見る
○伊藤(公)委員 補助金を出されて、各都道府県でこれを活用をしていただくわけでありますけれども、実際に交通遺児の高校生で補助金をぜひ欲しいという申請があるだろうと思うのですね。その申請の実態と実際に補助金がこの人たちに与えられた数、その実態は現状ではどういうようになっているのでし...全文を見る
○伊藤(公)委員 全国的ないろいろな調査でありませんけれども、実際に交付を申請をしていても、十分補助金の対象にならないというケースがいろいろあるようでございます。私も、実際にそういう方々の声も聞いたり、直接相談も受けるというケースがあるわけですけれども、ひとつ各地方自治体から上が...全文を見る
○伊藤(公)委員 それでは、その深夜バスの運行状況ですね。東京都内における深夜バスの運行状況の実態をひとつ御報告ください。
○伊藤(公)委員 深夜バスの運行に関しましては、当然バス会社の方のもちろん事情もあろうかと思いますけれども、深夜バスの補助的な役割りを果たすということになるのでしょうか、乗り合いタクシーでございますが、これはタクシーの本来の役割りから言えば、タクシーは貸し切りということになってい...全文を見る
○伊藤(公)委員 制度的には非常にむずかしいだろうと思います。きちっとした乗り合いタクシーというふうになりますと、経営の面では必ずしもプラスにならないということで、なかなか実施できないという状況もあろうかと思いますが、実は都内ではよく見かける相乗りタクシーでございます。乗り合いタ...全文を見る
○伊藤(公)委員 警察はどうですか。
○伊藤(公)委員 乗り合いタクシーの規定がございますね。これはそれぞれのいろいろな国情がありますから、日本は日本なりの方法で能率的な大量輸送、まあタクシーですから大量輸送と言い切れませんけれども、一人よりは多いわけですから、そういう意味の輸送ということをもう少し習慣にしていく必要...全文を見る
○伊藤(公)委員 先ほどちょっと申し上げた深夜バスの運行で、これは恐らく運輸省で掌握をされていると思いますけれども、深夜バスの要求をしているけれども深夜バスがなかなか通してもらえない、そこで自治会が車を買って自主運行をしているというケースが恐らく都内でもあると思いますね。いま掌握...全文を見る
○伊藤(公)委員 これは法的には許されているんですか。それで、もし許されないとすれば、それに対してはいままでどのような処置をされてこられたのですか。どうでしょうか。
○伊藤(公)委員 それでは具体的な問題でお尋ねしますけれども、深夜バスで対応していく方がいいという御答弁がありました。いまの、これは町田市の鶴川ですね。実は私はその鶴川に住んでいるわけであります。非常にまれなケースだと思いますけれども、私も初めてその問題が起きたときからずっと状況...全文を見る
○伊藤(公)委員 それは、深夜バスに対してどのような対応をしてこられたのですか、自主運行のバスではなしに。深夜バスを通せという要求がずっとあったわけですけれども、深夜バスを通してあげるということの対策を立てなければこういう自主運行の問題は解決しないわけですから、そういう地域の要請...全文を見る
○伊藤(公)委員 二十三時三十分ということは十一時半ですね。あそこの終電が着くのは、いまたしか一時五分か一時ちょっと過ぎだと思うのですね。私はこの地域だけのことを申し上げているのではなくて、終電と終バスの間の交通、足の問題をこれから各地域としてもどうしていくかということが非常に重...全文を見る
○伊藤(公)委員 鶴川駅で運行している自主運行のバスは、これは違法ですか、どうですか。
○伊藤(公)委員 いろいろと申し上げてまいりましたけれども、私は、大都市における深夜の足の問題を今後積極的に考えていただきたい。特に、タクシー運行、深夜バスの問題が各地域で、私はいまたまたまお答えの中で鶴川の問題が出てまいりましたので、その問題に触れたわけでありますけれども、そう...全文を見る
04月26日第84回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○伊藤(公)委員 今度の日ソ漁業交渉で農林大臣がソ連で大変御苦労されて、交渉中、日本の新聞は次々とその状況を克明に書き上げておられました。どの新聞を見ましても、きわめて厳しい交渉、押し切られた日ソ漁業交渉、そういったかなり大きな活字が見受けられました。恐らく多くの国民の皆様方も同...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は、六万二千トンが四万二千五百トンになった、あるいは非常に減船をした、そういう数字の上の厳しさももちろん受けとめなければならないと思っているわけでありますけれども、ことしの日ソ漁業交渉はきわめて特徴的な意味があった。今日までわが国は世界に冠たる漁業国としてきた...全文を見る
○伊藤(公)委員 確認の意味でお尋ねしておきたいのでありますが、農林大臣のことしの交渉の印象からすれば、沖取りが来年以降、もっと厳しくというよりはゼロになるなどということはあり得ないという御感想を持って交渉を終わられたのかどうかということが一点。  それから、漁業に関しましては...全文を見る
○伊藤(公)委員 先ほども議論になりましたけれども、四万二千五百トンという制限を受けたわけでありますけれども、その四万二千五百トンというものは、公海上のものも含まれる、あるいはアメリカの二百海里というものももちろん含まれて四万二千五百トンということになっているわけでございます。し...全文を見る
○伊藤(公)委員 年々漁獲量というものが非常に厳しい制限を受けてきているわけでありますが、それに対応するいろいろな施策を講じなければならないということはもとよりでございます。そこで、わが国はサケ・マスの人工ふ化、養殖をしていく漁業分野での協力を提案をしてまいりました。しかし、わが...全文を見る
○伊藤(公)委員 それから、今度の漁業交渉において、ソ連側が日本の漁獲の仕方というものに対してかなり不信を持っていられたのではないかということがいろんな角度から指摘をされているわけでございます。これは今度の交渉の中で魚種別の割り当て数あるいはトン数の制限、尾数制限あるいは監視を非...全文を見る
○伊藤(公)委員 交渉は相互の信頼の上に成り立っていくものでありますから、世界のどこの国との関係であっても、やはり今後国際社会の中で信頼を基礎にして交渉ができるように、ひとつ行政指導もきちっと国内で今後もやっていただきたいということをお願いを申し上げたいと思います。  先ほどか...全文を見る
○伊藤(公)委員 冒頭に申し上げたとおり、ことしの交渉はわが国にとっては非常に転期になる交渉だというふうに受けとめなければならないだろうと思います。そこで、わが国の漁業政策そのものを私は百八十度転換をして、今後どうしていくかという、前向きに具体的ないろいろな対策を立てなければなら...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が参りましたので、日ソの漁業の問題に関しましては一応質問を終わらせていただきますけれども、これは何回も繰り返すようでありますけれども、ことしの漁業交渉を契機にして、新たな、日本の漁業全般を考え直さなければならない非常に歴史的な転換のときだということを、ひとつ...全文を見る
04月26日第84回国会 衆議院 地方行政委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号
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○伊藤(公)委員 私は、道交法の一部改正をする法律案について大事なポイントをお尋ねしていきたいと思いますが、たまたま私、きょうは外務委員会がございまして質問がありましたので、前の方の御質問を一貫して聞くわけにいかなかったという関係もありまして、多少重複している点がありましたら、確...全文を見る
○伊藤(公)委員 同じ、似通ったものをつけてはならないということはよくわかるわけでありますが、しかしかなり類似したものあるいは、私もこの間ちょっと御説明を受けたわけでありますが、似たようなもので犬を引っ張っているケースも現実にあるわけですね。そういうものをきちっと周知徹底をしてい...全文を見る
○伊藤(公)委員 周知徹底するということは非常に大事だと思いますから、たまたま見分けができないということがないようにひとつ十分な御配慮をいただきたいと思います。  それから、自転車の通行に関しましても、いろいろな改正がされたり、いろいろな角度から検討されているわけであります。自...全文を見る
○伊藤(公)委員 それでは、その歩道の中で、現状で自転車道が整備をされているのはどのくらいのパーセントになりますか。
○伊藤(公)委員 いま大都市において、歩道の上に白い線を引いて自転車専用の道路というような形で区分をされているケースを見受けるわけでありますけれども、そのもとになる歩道そのものが整備されていないで、車が走っている車道を歩かなければ通行できないという道路はまだ非常に多いわけでありま...全文を見る
○伊藤(公)委員 具体的にお尋ねしますが、公団に住んでいる方が、いま申し上げたようなこういう条文の中で夜間八時間以上違法駐車した場合、今度の法改正ではどういう処罰を受けますか。
○伊藤(公)委員 いま公団住宅に入っている方々で車を持っている方がいらっしゃいますね。その車を持っている方々の駐車場はどのくらいのパーセントを確保されているか御存じですか。
○伊藤(公)委員 私は細かな数字をいろいろ云々するつもりはありませんけれども、日本住宅公団が、あるいは政府もいろいろな援助をしながら高層住宅をいま次々とつくっていますね。東京の中では多摩ニュータウンあるいは高島平の団地、あるいは千葉ニュータウン、千里ニュータウン、日本の各地域で四...全文を見る
○伊藤(公)委員 それではこれから高層住宅をつくっていく場合に、いまのお話では三〇%、私もいま町田市の山崎団地のこの資料をいただきました。大体これからの団地づくりでは、駐車場は何%というのが適当だとお考えになっていらっしゃるのですか。
○伊藤(公)委員 私は現状認識がちょっとおかしいと思うのですね。現状でも、いまお話を伺った山崎団地でも三百二十台、これは違法駐車しているのですね。三〇%でいいという認識は私はおかしいと思うのです。これは、ここだけではなしに、もっと古い団地に行けば駐車場がもっと少ないという状況を私...全文を見る
○伊藤(公)委員 いまお話しの新たな手を打つということは、具体的にはどういうことでございますか。現状ではできない、何か新たな手を打たなければということは、どういうことですか。
○伊藤(公)委員 きょうはここで公団の問題を余り議論してもいけないかと思いますけれども、せっかくいま、何らかの手を打たなければならないということ、そういうお話があったところですから、私も実は公団の家賃値上げの問題を含めて、非常にいま関心のある問題であるわけで、そういう新たな手を打...全文を見る
○伊藤(公)委員 特に人口が急増しているニュータウンづくり等をしている地域に関しましては、こうした厳しい道路交通法の改正の時期でありますから、ぜひひとつ公団等ともよく十分な連絡をとっていただいて、そして法律で一律にやるということはとてもむずかしいと思いますし、またそのことが必ずし...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が参りましたから終わりたいと思いますが、今度の道交法の一部改正というこうした機会を契機にして、ひとつ快適な運転ができるように、各それぞれの機関で連絡をとっていただきたいと思います。私は特に高層住宅、団地ばかりの町の谷間に住んでおりますから、高層住宅に住んでい...全文を見る
04月28日第84回国会 衆議院 外務委員会 第18号
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○伊藤(公)委員 私は、先ほども質疑がございましたけれども、大韓航空の補償の問題についてこれは大韓航空の問題だけでなしに、こうした事故が起きる可能性がこれからもあるわけでございますので、この犠牲者の補償の問題はいまどのように考えていられるのか、まずお尋ねをしたいと思います。
○伊藤(公)委員 そうしますと、これは、この補償は航空会社が補償するわけですか、あるいは韓国もその補償を国としてするということになるわけですか、どうなんですか。
○伊藤(公)委員 三月の二十五日にラングーンの郊外でビルマ航空機の事故がありました。乗っていた乗客、乗務員全員が死亡したという事故がございました。これには御承知のとおり、日本の外務省それから建設省の派遣をされた日本政府技術協力団の団員の方々がこの飛行機に乗っていたわけでございます...全文を見る
○伊藤(公)委員 今度の大韓航空による死亡事故、これに対しても十分な補償がされるかどうかという問題が残ると思うのですね。こういう時期に、発展途上国で十分な補償をされない場合にその補償をどうするかという問題をひとつぜひ検討していただきたいと思うのです。  いま申し上げたラングーン...全文を見る
○伊藤(公)委員 それでは改めて、こうした海外に公務で出かけた方々に対する補償の問題、その問題が十分補償されないという状況の場合に、どういう形で、残された家族の方々の生活のことまで含めた補償をしていくかということを政府としてもひとつきちっと御検討をいただきたい。また、現状の詳細に...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が参りましたので、終わります。
05月10日第84回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○伊藤(公)委員 私は、今度の福田総理、園田外務大臣のアメリカにおける日米間の会談に触れて質問をしたいと思いますけれども、その前に、実はさきの外務委員会で、海外に駐在をする、あるいは派遣をされる公務中の災害について質問をさせていただきました。三月二十五日にビルマ航空機の事故のため...全文を見る
○伊藤(公)委員 これから開発途上国へこうした形で海外派遣をされる、あるいは駐在をするという方が非常にふえていくだろうと予想されるわけであります。しかもそうしたことがこれからのわが国にとっては非常に大事なことでありますから、有能な、しかも世界とのかけ橋になろうという非常な夢をかけ...全文を見る
○伊藤(公)委員 すでに起こった事故についての十分な補償もしなければならないという問題を抱えているわけでございますので、ぜひ速やかにこの制度の整備を図っていただきたい、お願いを申し上げておきたいと思います。  それから、今度の日米首脳会談の中で、実は先ほど井上議員からも御指摘が...全文を見る
○伊藤(公)委員 明らかにした見解を、後ほどで結構ですから、私もいただきたいと思います。  私は、実は、この三年間に倍増をするという額の問題もさることながら、問題はその中身にある。海外援助の質的な向上といいますか、質的な検討がされなければならないのではないかという気がするわけで...全文を見る
○伊藤(公)委員 追って数字を申し上げたいと思うのですけれども、海外援助をしているそれぞれの国々の例を見ますと、これはいろいろな数字の換算の仕方はあろうかと思いますけれども、日本が借款ではなしに海外に対して経済援助をしてきたその実質的な数字を拾い上げてみますと、ODA全体のグラン...全文を見る
○伊藤(公)委員 ことしの一月からアメリカの若手の国会議員を含めてずいぶん来日をされました。そういうアメリカの議員の方々とのいろいろな話し合いを通していろいろと感じることがあるわけであります。いま鉄鋼、自動車、繊維、カラーテレビ、こうしたものは日本がアメリカに対して攻勢をかけて売...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が経過しましたので私の質問は終わりますけれども、先ほど井上議員と質問が重複をしている昨日の商工委員会で問題になった点については私も質問を留保しておきたいと思います。  これはもう御承知のとおり昭和五十一年度を基準にするということになりますと、十一億五千万ド...全文を見る
05月11日第84回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第11号
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○伊藤(公)委員 実際に業務に携わる方々のお話を直接伺えて大変光栄に思っているわけでございますが、私は、今度の成田の開港に当たって専門的な知識を持っていない、あるいはごく一般の方々がこの成田を利用するのに非常にいろいろな不安を持っていられると思うのですね。しかもそれは専門的な知識...全文を見る
○伊藤(公)委員 黒川議長さん、その点についてはいまのお話で安全性の問題はよろしゅうございますか。
○伊藤(公)委員 もう一点、私は運輸省にお尋ねをさしていただきたいのでございますが、外務省には明日の外務委員会で私はこの問題をお尋ねしたいと思っていますけれども、運輸省としてはどのようなお考えを持っていらっしゃるか。  これは官僚サイドから、特に外務省の職員組合、阿部さんという...全文を見る
○伊藤(公)委員 外務省の職員の発言に対してとやかく言うべきではないというお立場は私はよくわかりますけれども、しかし、成田空港というものを設定して、そして成田開港に向けて政府が全力を挙げてきた、そしてその間に最大の努力をし続けてきたと連合審査以来一貫して言い続けている中で、それは...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が来てしまいましたので、肝心な御質問だけもう一問させていただきたいのであります。  公団にお尋ね申し上げますが、飛行場の施設で作業をしている下請の事業者に対するハイジャック防止、これはハイジャック事件のときに大分問題になった点でありますけれども、そのハイジ...全文を見る
○伊藤(公)委員 お忙しいところありがとうございました。  終わります。
05月12日第84回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○伊藤(公)委員 具体的な条約の内容に入る前に、この条約は成田開港三月ということを予定をされて、成田空港を活用する、利用するということで考えられたと思いますけれども、いかがでしょうか。
○伊藤(公)委員 その成田空港の活用状況を、現状はどのようにとらえて、現状では、成田が開港されるまではもちろん羽田空港ということになると思いますけれども、開港に当たっては、どのような感触を持っておられるか、まずお尋ねをしたいと思います。
○伊藤(公)委員 成田の問題については、私、先方の状況をお尋ねしてから改めてお尋ねしたいと思うのでありますけれども、イラクのそれぞれの空港ですね、これについての安全という観点からは、最近、各空港におけるいろいろな事件が頻繁に起こっているわけでありますけれども、この安全性については...全文を見る
○伊藤(公)委員 現地の専門的な皆様方からいろいろなお話を伺いますと、気象状況ですね、こういうものはまだ非常にいろいろな不安の要素もあるというお話を私ども伺っておりますが、気象状況等についてはいかがでしょうか。
○伊藤(公)委員 成田の問題は、先ほどちょっとお尋ねしましたけれども、実は成田開港に当たって、外務省の、当然政府と一体となって成田開港を推し進めなければならない立場の方々、特に組合の中央執行委員長さんという方が発言をされた記事が載っております。その記事の中に、この成田の開港は、と...全文を見る
○伊藤(公)委員 大変恐縮でございますが、きょう、ちょっと質疑の順序が変わりましたものですから、私、実はそれが正式に載っている資料を持っておるわけでありますが、いま手元に持参をしておりませんので、この一点だけ、具体的な記事が載っているわけでございますし、はっきりした、かなり強烈な...全文を見る
○伊藤(公)委員 きょうは、理事会で特別なお話し合いがされたそうでございますので、もう具体的な質問ができないわけでありますけれども、先ほどの一点についてだけ御質問をさせていただきたいと思います。  実は、こういう記事が載っているわけであります。外務省の職員組合の阿部さん、中央執...全文を見る
○伊藤(公)委員 物の考え方にはいろいろな考え方があるだろうと思いますけれども、しかし、国を挙げて、しかも政府の高官の方々が、当然総力を挙げて協力をしなければならない立場にあるそういう方々がこうした発言をされているという問題については、やはり私どもは大変理解に苦しむわけでございま...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は、組合員であろうと組合員でなかろうと、やはり政府の政策を遂行するそれぞれの役所の方々が十分な意見交換をして、そしてこうした国際的な信用をかけた仕事には当然取り組むべきだと思いますし、その作業自身が直接外務省の管轄でないとしても、この国際空港に関して外務省の関...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は発言を制限しろとかということを申し上げているのではなくて、やはり大ぜいの組合員を抱えた、しかもその組合の頂点にいる方が、この成田空港は利権争いのもとで生まれたものである、あるいは外務省を全く抜きにした空港だ、あるいはメリットなどというものは少しもない、こうい...全文を見る
○伊藤(公)委員 そんな発言はないと私は思うのですね。尖閣列島の問題も竹島の問題もそれは重要でありますけれども、成田開港に当たっては外務省はそれは重要じゃないと言うのはおかしいじゃないですか。年がら年じゅう空港の問題についてというのじゃないわけですから、私はそれはおかしいと思うの...全文を見る
○伊藤(公)委員 成田の空港開港に当たっては、外務省もこの空港に対しては非常に重要な、これからこれが国際的な接点になるわけですから、これからの空港というものをどうしていくか、そして外国から日本を訪れていただく方々にとって快適であるか、配慮は十分できているかということを、外務省を代...全文を見る
06月14日第84回国会 衆議院 外務委員会 第24号
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○伊藤(公)委員 外務委員会の今会期中の質疑は、実質的には最後になるかと思いますので、長い間本委員会で審議されてまいりましたし、また同僚議員を含めて大きな関心を持ちながら私ども審議をさせていただいてまいりました日中平和条約の成り行きに関しまして、昨日参議院の商工委員会で総理みずか...全文を見る
○伊藤(公)委員 実は、昨日新自由クラブの訪中団、中国の翼に参加をされた山口代議士を初め帰国をされて、中国側の持っている、理解をしているこの条約に対するいろいろなお話を私も伺いました。中国側は、考え方はすでに以前からはっきりと示されてまいりました。公明党の訪中団のときにも、四項目...全文を見る
○伊藤(公)委員 先ほど申し上げたとおり、中国は、日中平和友好条約に関する中国政府の四項目の見解ということを明らかにしてきたわけでございます。いま日本側として納得のいく形にこぎつけるまでに残された問題は、一体どういう問題が現実にはあるのでしょうか。
○伊藤(公)委員 日中平和友好条約について、先月の三十一日に佐藤大使と韓念竜外務次官との会談で再交渉の申し入れをわが方からしているわけでございますね。いまはそれに対する中国側の回答待ちということになっているのでしょうか。どうでしょうか。
○伊藤(公)委員 中国側からの回答が多少おくれているわけでございますが、おくれている理由はどの辺にあるのか、あるいは回答があるまでずっと待ち続けるのか、どうなんでしょうか。
○伊藤(公)委員 中国側から、再交渉に応ずるという回答がこちらに到着をし次第、事務レベルの協議から折衝に入るということになるのでしょうか。あるいはそうではなくて、園田外務大臣が中国においでになられるということになるのでしょうか。事務レベルの折衝から始まるという御感触でいらっしゃい...全文を見る
○伊藤(公)委員 事務レベルの折衝を始めるということになりますと、事務折衝の中身は、どういう問題についてまず日本側としては詰めていかれるのでしょうか。
○伊藤(公)委員 それでは、日中平和友好条約に関する中国側の、中国政府の見解というものは、先ほど申し上げたとおり、以前から四項目がすでに提示されているわけでございますけれども、わが国としては、この四項目の中国側の見解に対して異存がおありなんでしょうか。
○伊藤(公)委員 再三本委員会でもいろいろな質疑が行われてきたわけでありますが、中国の、覇権反対という提示をされた見解というものは明らかにされてきたわけであります。今後、この折衝を始めるということになりますと、私どもが考えますと、事務レベルの折衝は、もう外務大臣の訪中によって最後...全文を見る
○伊藤(公)委員 そこで、非常に関心があるのは、外務大臣御自身がいつごろ訪中をなされるかということだと思いますけれども、どうも外務大臣の外交日程を見させていただきますと、ちょうど国会終了後の十七日でございますね、ASEANの拡大外相会議に御出席をされる。七月の中旬にはボンで先進国...全文を見る
○伊藤(公)委員 再三、総理が中東を訪問されるというニュースが出たと思いますと、この中東への訪問は延期だ、こういうことでございますけれども、総理の中東訪問はおありなんでしょうか、どうでしょうか。
○伊藤(公)委員 総理の中東訪問を、どうも政治日程と多少絡んで推察をする方々もあるようでございますけれども、総理の中東訪問は、最近いろいろな角度から出ております。秋に向けての国会の動き、あるいは解散によって国民に信を問うというような活字もずいぶん見受けられるわけでありますが、総理...全文を見る
○伊藤(公)委員 御答弁をいただいたとおりでございまして、私どもも、特にASEANに関していろいろな約束をしてきたこと、あるいはこれからの中東の問題、こうした問題を、私どもの国内の政治情勢で左右をされないように、すでに約束をしてきた対外援助等につきましても、確実にこれが実行をされ...全文を見る
○伊藤(公)委員 このいただいた資料の二枚目「砂糖協定における価格と国際価格の推移」という表を見ますと、七四年から七五年にかけて史上最高値を記録をしているわけでありますけれども、これはどういう原因によるのか、また、価格の鎮静策がとれなかったのか、あるいは糖価安定事業団はこの間には...全文を見る
○伊藤(公)委員 糖価安定事業団の砂糖の輸入あるいは国内価格、国内産糖価との関連あるいは運用についてちょっと御説明をいただきたいのですけれども、国内価格との利ざやの運用についてはどのようになっているのか、御説明をいただきたいと思います。
○伊藤(公)委員 この糖価安定事業団とはもちろんその趣旨の違うことはよくわかりますけれども、畜産振興事業団というのがあるわけですね。この輸入牛肉の国内販売の操作についてちょっと関連をしてお聞きをしたいと思いますので、御説明をいただきたいと思います。
○伊藤(公)委員 いただいた資料を見ますと、この協定の趣旨自身が、開発途上国に対してできるだけわが国は砂糖を買って、開発途上国の経済的な面についても協力をしようということがこの協定の大きな柱になっているわけでございますけれども、この資料で見ますと、わが国の輸入先の国別の輸入数量と...全文を見る
○伊藤(公)委員 在庫の操作をすることによって価格を安定していくということが目的であろうと思いますけれども、いままではプールをしておくのは九十万トンだったわけですね。今度はこれを二百五十万トン。恐らく世界の生産の六分の一くらいになると思いますね。これが二百五十万トンですから、ちょ...全文を見る
○伊藤(公)委員 本協定の趣旨どおり、開発途上国への経済的な援助にも実質的になるように、ぜひ政策の遂行をお願い申し上げたいと思います。  砂糖協定の内容については、お尋ねすることは以上でございますけれども、一点外務大臣に、私、先週の委員会でお尋ねしようと思ったのですけれども、時...全文を見る
○伊藤(公)委員 前回の委員会でも、外務大臣の核に対するいろいろな御答弁を伺いましたし、国連の軍縮特別総会においでになられたいろいろな御報告も伺わせていただいたわけでありますが、要は、私どもは、演説をすると同時に、そうしたわれわれの願いを込めて、日本がアジアの中であるいは世界の中...全文を見る
08月18日第84回国会 衆議院 外務委員会 第25号
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○伊藤(公)委員 同僚の委員の方々、今回日中平和友好条約の調印に関して、園田外務大臣あるいは側面的にその調印までいろいろな御努力をされた外務省当局の皆さん、あるいは多くの今日の状況を長い時間待ち続けてきた、あるいはいまはすでに亡き先輩たち、こうした道を開いていただいた先輩の皆様方...全文を見る
○伊藤(公)委員 大臣から御答弁をいただきましたが、今度の交渉に当たって側面的に大変御苦労されたアジア局長からも、今度の日中の交渉に当たって、今後の中国はどう変わっていくであろうかという認識について、一言だけお尋ねを申し上げておきたいと思います。
○伊藤(公)委員 大きな歴史の流れの中で、しかしその流れを確かに見定めながら確実に前進をしていくことが、わが国にとっては大変大事な問題だと思っているわけでございます。いろいろな努力をしていただいた皆さんのこうした結果については、大きな、これからも末長く歴史に残る作業として評価をさ...全文を見る
○伊藤(公)委員 日中の条約の調印によって今後の米中関係がどのように進展をしていくかということは、非常に注目されるところだと思います。極端な将来の展望をする方は、アメリカの社会を経済的にもあるいは頭脳的にも指導しているのは、ユダヤ系の方々、しかも非常に商才にたけた、経済に対しては...全文を見る
○伊藤(公)委員 わが国の、いかなる国に対しても友好関係を打ち立てていこうという姿勢には私も賛成でありますけれども、冷静に今度の日中の交渉を見詰めてきた多くの国民の中に、他方では、明らかに中国への道を選択した、そして日本自身がどういう考え方と認識をしようとも、少なくともアメリカの...全文を見る
○伊藤(公)委員 最後に、日中の大きな橋がかけられたことは事実でありますけれども、今後いろいろな具体的な問題を中国と定期的に話し合いをしていかなければならないと思うわけでありますが、日中の定期閣僚会議というようなものを今後持たれる用意があるのかどうか。  そしてもう一点、今度の...全文を見る
○伊藤(公)委員 質問を終わりますが、きょうはえらい細かなことを申し上げることもどうかと思いますが、せっかく日本に勉強に来た留学生の人たちが――つい先刻もございました、タイの留学生が、日本で十分な配慮もされないで、栄養失調のような形で亡くなって、外務省にも泣きついたけれども、とう...全文を見る
○伊藤(公)委員 ありがとうございました。
10月13日第85回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○伊藤(公)委員 私ども新自由クラブは、まさに結党以来、日中問題をできるだけ多くの国民の期待にこたえて早急に推進をすべきであるという立場から、中国への翼で多くの若い仲間の皆さんを中国へお送りしたり、一貫して側面から運動を続けてきたわけでございます。私も若い世代の一人として、これか...全文を見る
○伊藤(公)委員 それでは、他国の固有の領土を軍事占領をして自国の領土だと主張することは、これは覇権行為になりますかどうですか。
○伊藤(公)委員 それでは具体的に、わが国の歯舞、色丹、国後、択捉という北方領土問題、これは覇権行為という範囲、定義の中に入りますかどうですか。
○伊藤(公)委員 御答弁の中で、具体的な一つ一つの事例についてでなければこれが覇権であるか、あるいはこれが覇権でないかということはなかなか断言しにくいというお話がありましたから、私いま具体的な問題を申し上げたわけでございまして、こうした具体的な問題について覇権という定義がきちっと...全文を見る
○伊藤(公)委員 そうしますと、この条約の中の二条、四条で定義をしているわけでありますけれども、ある他国が明らかに覇権という行為をしたとき、わが国はそれに対して一体黙っているのか、あるいはきちっとした意思表示をする義務があるのか、どうなんですか。
○伊藤(公)委員 この条約は当然、日中の共同声明を基礎にしてつくったものであると思うわけでありますけれども、今度のこの条約に特に新しい権利義務というものを具体的に設定したものかどうかということをお尋ねしたいと思います。
○伊藤(公)委員 外務大臣にお尋ねをしたいのでありますけれども、中国はかつて中ソ同盟等で日本を敵視する、あるいは日米安保条約というものにも反対をする、こういう立場をとってこられたわけでありますけれども、最近の中国は日米安保条約を認めるあるいは自衛隊の増強をむしろ望んでいるかのよう...全文を見る
○伊藤(公)委員 中国側の鄧小平副首相の発言の中に、覇権を求めないことと自衛力を強化することとは別個のことだ、自衛力は十分備えるべきである、これは矛盾をしない、こう言っているわけでありますが、大臣はこれをどう受けとめられるでしょう。
○伊藤(公)委員 先ほど尖閣列島の問題についてお話がありました。中国が、先ほどの御答弁にありましたが、前回のような事件は二度と発生をさせないことを約束する、こう言われたというわけでありますけれども、一方、尖閣列島の問題で台湾が領有権を主張する以上、中国も同島の放棄を宣言するわけに...全文を見る
○伊藤(公)委員 尖閣列島の問題については先ほど御議論がありましたとおり、法律論もあれば、現実の外交交渉でありますからいろいろな配慮がなされるべきだと思いますけれども、今後日中の共同開発、海底開発等も当然具体的な案件になってくるわけでありますから、この問題は、双方が当たらずさわら...全文を見る
○伊藤(公)委員 もう一度確認をさせていただきたいわけですけれども、将来の問題でありますから当然いろいろな問題が予想されるわけですが、尖閣列島についてはこれはわが国の領土でありますから、今後のこの周辺における開発、わが国の領土に関しては一切日中間に問題は起きない、こういう確信を持...全文を見る
○伊藤(公)委員 今度条約を結ぶことによって、抽象論ではなくて日中を取り巻くアジアの諸国に対する影響は当然少なからずあろうかと思いますけれども、日中関係というものをこれから、わが国が一貫して主張してきたように、あくまでもわが国はいかなる国とも平和外交を展開するという全方位外交に基...全文を見る
○伊藤(公)委員 最後に一点、日中の今後の経済交流についてお尋ねをしたいのであります。  中国側が援助、投資、借款は受けないという三原則を貫いてきたわけでありますけれども、ことしの七月の三井グループ訪中団に対して民間借款なら受け入れてもよい、こういう中国側の返事が伝えられており...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は先ほどの議論の中でもちょっと疑問に思ったわけでありますけれども、中国側が日本の日米安保を認めると同時に、自衛隊の増強ということにも発言が及んでいる。今度は逆に、きょうの御議論の中で外務大臣が中国の軍事力の強化ですね、わが国はこのことに協力はしないけれども、む...全文を見る
○伊藤(公)委員 議論が前後して恐縮ですが、先ほどの覇権の問題でありますけれども、条約局長の御答弁だったかと思いますが、覇権について今度の日中平和友好条約では覇権条項について皆さん非常に細かく神経を使ってこられたわけであります。それぞれの国が覇権の問題についてはそれぞれの認識に基...全文を見る
○伊藤(公)委員 全く日中平和友好条約そのものについての議論ではないわけでありますが、久しく行われずに、今度のこの平和条約の批准によって恩赦をという声も一部では聞かれているわけでありますけれども、今度の日中平和友好条約の批准で恩赦ということは全く考えていないかどうか、お尋ねをいた...全文を見る
○伊藤(公)委員 後日改めてお尋ねを申し上げます。  留学生の問題等についても御質問をいたしたいと思いますが、明日に譲って私の質問を終わります。
10月14日第85回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○伊藤(公)委員 昨日も申したとおり、日中間にはしばらく不幸な時代がありました。しかし、本来日本と中国は一衣帯水の間であり、過去長い伝統的な友好の歴史を持った隣国であります。この中国と平和友好条約を締結することは、両国の子子孫々にわたる友好に向けての新しい時代に入るとともに、今後...全文を見る
○伊藤(公)委員 中国の探鉱開発に国際協力事業団を活用して、官民一体の経済協力体制の方法を用いる、こういう報道がされているわけでありますが、この件について中国側と交渉をしていられるのか、また、中国側はどのような態度をとっていられるのか、お尋ねを申し上げます。
○伊藤(公)委員 条約が調印をされた後、九月に河本通産大臣が訪中をされました。経済問題について閣僚会談を通じて貿易政策や実務上の話し合いが行われております。報道によりますと、日中長期貿易取り決めの五年間の延長と貿易枠の拡大、石油、石炭、電力、アルミニウムなど、資源エネルギーでの日...全文を見る
○伊藤(公)委員 河本通産大臣が訪中前に、中国との貿易拡大に伴って日本は中国の原油を大量に受け入れる能力があって、六十年には五千万トンに輸入量を拡大したい、こう表明をされました。それに基づいて今回の貿易枠の拡大を約束されてきたと思うわけでありますけれども、これに対して石油連盟の石...全文を見る
○伊藤(公)委員 重ねてお尋ねしたいのですが、どうも石田会長の御発言等を見ておりますと、関係の業界と十分な詰めができていずに、中国と具体的な約束をしてきたということも懸念をされるわけでありますが、今後具体的に中国の原油の輸入についてどういう方向で進まれるのか、重ねてお尋ねをいたし...全文を見る
○伊藤(公)委員 中国は、四つの現代化に国家の運命をかけ、対外貿易の拡大に最近とみに積極的に臨んでいるわけでありますけれども、中国はここ二、三年のうちに百億ドルものプラント輸入をする、こう言われているわけでありますが、この中国からの原油の輸入が、政府の意図するほど拡大ができないと...全文を見る
○伊藤(公)委員 通産大臣への質問を終わりますので、どうぞ……。  次に、留学生の問題でお尋ねしたいのでありますが、中国からの教育使節団と、文部、外務、法務、労働四省の留学生問題についての話し合いが七日に外務省で行われましたけれども、中国の申し出に不明の点もあり、十三日に再度話...全文を見る
○伊藤(公)委員 理工系学生の留学生を中国側は年内にも実現を希望しているようでありますけれども、専攻科別の人員及びわが国の受け入れ体制がすでに十分できているかどうか。また、中国は大学学部留学生について予備教育を行ってから送り出す考えでありますけれども、そのための日本語あるいは数学...全文を見る
○伊藤(公)委員 次に対ソ外交についてお尋ねをいたします。  もう本委員会でも繰り返されてまいりましたように、北方領土の返還ということは、今後の日ソ友好関係の上でもわが国にとっては欠かすことのできない問題でありますけれども、北方領土諸島はわが国民が父祖伝来の地として受け継いでき...全文を見る
○伊藤(公)委員 粘り強く折衝をと言いながら、具体的な目標を示さないまま善隣友好条約はだめだ、こういう御主張を本委員会でもずいぶんされてきたわけでありますが、もちろん私どももこの善隣友好条約を見せていただいても、問題はある。国民はこの条約自身を見られれば、いろいろな問題があると当...全文を見る
○伊藤(公)委員 善隣友好条約を足がかりにして、硬直した現状を模索してみる必要があるのではないかというふうに私どもは思うわけでありますけれども、改めてまたこの議論についてはお伺いをさせていただきたいと思います。  最後に、私は外務省の機構について一点だけお尋ねしたいのであります...全文を見る
○伊藤(公)委員 質問を終わります。
10月16日第85回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○伊藤(公)委員 私は、過去六年越しの懸案でありました日中平和友好条約が締結をされたということに率直に賛意を表したいと思います。  しかし、私は、本委員会の中で終始一貫審議に参加をしながら、当初福田総理は、この条約に関してかなり消極的であったと思います。そして、総理がアメリカ訪...全文を見る
○伊藤(公)委員 私に与えられた時間はきわめて限られておりますから、最近の政府・与党内における有事立法をめぐる問題にも触れたいと思ったわけでありますけれども、私は次の一点についてお尋ねを申し上げたいと思います。  サンフランシスコ平和条約で世界の国々と平和条約を結んだときに、わ...全文を見る
○伊藤(公)委員 質問を終わります。
○伊藤(公)委員 私は、日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約の締結について承認を求めるの件に対し、新自由クラブを代表して賛成の討論を行います。  わが新自由クラブは立党以来、日中平和友好条約の早期締結を、機会あるごとに強く政府に要求するとともに、河野代表訪中等によって側面...全文を見る
10月16日第85回国会 衆議院 本会議 第6号
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○伊藤公介君 私は、日本国と中華人民共和国との間の平和友好条約の締結について承認を求めるの件について、新自由クラブを代表して賛成の討論を行います。(拍手)  まず、私は、園田外務大臣が与党内の重圧に耐えながら、条約の締結に向かって全力を傾注されたその勇気と努力に対して、深甚なる...全文を見る
10月20日第85回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○伊藤(公)委員 私は、いま問題になっております公団家賃の改定について重ねて御質問をさしていただきたいと思います。  九月分の改定家賃の不払い者は御存じのとおり入居者の六割、二十一万人の方々が不払い、しかも事態は法廷闘争までという声も聞かれる事態になったわけでございます。本来で...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は、この空き家住宅については早急に具体的な方法を考えて、依然として減らない四万戸の空き家住宅に関しては十分御検討をいただきたいと思うわけでございます。この家賃改定に当たって、こうした空き家が一方においては少しも減少していかない。あるいは御議論がずいぶんありまし...全文を見る
○伊藤(公)委員 今回の家賃改定には、いささかの関係もないという御答弁をいただいたわけでありますが、私は認識を異にしているわけでありますが、それはともかく、将来も、こういうことはいろいろ起こり得ることでありますけれども、こうした空き家によって、あるいは未利用地によって、いろいろ起...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は、公団住宅についてのこうした経営あるいは起こっている事態を考えますと、将来、家賃の改定に当たって何のかかわり合いもないという御答弁を、私はそのまま将来ないであろうというように確信は持てないわけでありますけれども、ぜひ、そういうことのないように今後の経営に当た...全文を見る
○伊藤(公)委員 どうも私は理解できないのですけれども、具体的に御答弁いただきたいのですが、いまの鶴川団地と山崎団地の格差はなぜこうなったのか。あるいは神代団地と鶴川団地、これを見ますと、神代団地の現行家賃は一万三千八百円であります。鶴川団地は、いま申し上げたように二万四千百円。...全文を見る
○伊藤(公)委員 私はどうも理解できないわけです。この問題については後刻改めて具体的なきちっとした説明をいただきたい。  つまり私が申し上げたいことは、いま入居されている個々の方々は、あるところは五千円、あるところは七千円、いままでの家賃の比率から考えていくと、どうもそれが理解...全文を見る
○伊藤(公)委員 総裁に。  いま大臣もそういうお話でございます。入居者の皆さんに十分御理解を求めるという一つのルールづくり、これはどういう形を予定されるか私もわかりませんけれども、全部の団地の方たち全部に集まってもらってやるというわけにはいかない。どういう形でか代表者を選んで...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が来てしまいましたから、質問を終わらざるを得ないわけでありますけれども、まだいろいろお尋ねしたいことがあったわけですが、私は重ねて総裁に、あなたが終始一貫説明をしてきたという姿勢を変えられて、いま圧倒的多数の皆さんが理解ができないとおっしゃっているわけですか...全文を見る
12月20日第86回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○伊藤(公)委員 アメリカの連邦証券取引委員会が、アメリカ最大の航空機メーカー、ダグラス社が一九六九年から現在までに外国の政府高官に対して航空機売り込みに関連をして少なくとも約十六億円以上の不正支払いをしたという、連邦地裁に告発をした内容についてでございますけれども、不正支払いの...全文を見る
○伊藤(公)委員 必要な資料を集める必要があるという御答弁をいただきましたけれども、事と次第によっては将来、ロッキード事件の際には警察関係の者をアメリカに送って調査をした、こういう経過もあるわけでありますが、こうした事態も当然予測をされるわけと思いますけれども、いかがでしょう。
○伊藤(公)委員 ロッキード事件がまだ途中の経過の中で、またこうした事件が国民の前に明らかにされてきたわけでございますので、まさに大平新内閣の政治姿勢を問われる問題でありますので、こうした真相の解明に当たっては手を緩めることなく、全力を挙げて真相の究明をしていただきたいと思います...全文を見る
○伊藤(公)委員 軍用機が含まれているかいないかということはさらに重要な問題でありますので、ぜひ明確にこの真相を明らかにしていただきたいと思います。  きょうは私、特別持ち時間が限られておりますから、最後に一点、いまの時点で確認をしておきたいと思います。  昭和五十三年度のわ...全文を見る
○伊藤(公)委員 私も実はそうあってほしいと思っているわけでありますが、たまたまこのF15もまだダグラス社でございます。こうしたことを考えますと、今後の調査いかんによっては大変大きな問題になる可能性がある。さらにこうしたことにも配慮をしながら真相を究明していただくことをお願いして...全文を見る
12月22日第87回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○伊藤(公)委員 ことしの九月に、本外務委員会で北海道へ北方領土問題の視察に参りました。現地でずいぶんいろいろな強い要望が出されまして、零細漁民のわれわれだけがなぜこんなに長い間苦しまなければならないのか、政府の北方の漁民に対する指導的な役割りをもっと積極的に果たしてほしいという...全文を見る
○伊藤(公)委員 貝殻島周辺の海域におけるコンブ漁については、いろいろきょうも実は御議論がありました。当該地域でのコンブ漁によって、昭和五十年には五億八千六百万円、五十一年には七億四千八百万円の水揚げ高があった。これはもう地元の漁民にとってはまさに死活の問題でありまして、一日も早...全文を見る
○伊藤(公)委員 前任者の中川農林大臣は、大日本水産会を窓口にして協定を結んでほしい、こういう方針できたわけでありますけれども、大臣としては今後どういう態度で臨まれるのでしょうか。
○伊藤(公)委員 関連をして、ソ連はかねてソ連船の燃料補給あるいは船員の休養等のために日本に寄港させてほしい、こういう要望を出されてきたわけでありますけれども、この問題については今後どういう姿勢で臨まれるのでしょうか。
○伊藤(公)委員 いろいろ問題があるということはよくわかるわけでありますけれども、ソ連側のこの要求に対して、やはり弾力的にこちら側も応じていくということが、今後の日ソ間の問題を解決していく上にも大事な問題ではないかというふうに思うわけでございます。あわせて、社会党の訪ソ団が提案を...全文を見る
○伊藤(公)委員 ソ連の二百海里漁業専管水域の実施をされた後、北洋海域を締め出された韓国の大型トロール漁船団が北海道沿岸にわたって禁漁区域あるいは禁漁期間の規制を無視して操業していて、漁民に非常に大きな被害を与えている。これは実はことしの九月、われわれが北海道に行きましたときにも...全文を見る
○伊藤(公)委員 衆後に、今度政府はソ連のブレジネフ書記長の訪日を要請されたわけでありますが、このブレジネフ書記長の訪日ということは、田中総理の訪ソの今度は見返りでこちらで招待するというものであるのか、あるいはもっと積極的に、具体的な議題を掲げて招待するということなのか、現状の中...全文を見る
○伊藤(公)委員 終わります。ありがとうございました。