伊藤公介

いとうこうすけ



当選回数回

伊藤公介の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月24日第96回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第2号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 働き手を失ったりあるいは家族を失って悲しみに暮れている二十四家族御遺族の皆さんに心から哀悼の意を表し、重軽傷の皆さんの一日も早い回復を私も祈りつつ、あわせて、世界の日航として一日も早くその威信と信頼を回復することを限りなく願いつつ、同僚議員の質問も幾つかございま...全文を見る
○伊藤(公)委員 結論的なことだけ伺いたいのですが、この病歴を報告をすべきであったとお考えですか、いかがですか。
○伊藤(公)委員 私は医師の立場を伺っているのではなくて、すべての責任ある立場の社長さんとして、今度一連の指摘をされている片桐機長の病歴、そういうものの報告が必要であったかどうかということを、最高責任者としてぜひお答えをいただきたいと思うのです。
○伊藤(公)委員 それでは、監督官庁の運輸省はいかがでしょうか。
○伊藤(公)委員 専門的なことだというお話ですけれども、航空身体検査証明申請書ですね、これには三十二種類の病名が明記されております。今度の片桐機長の症状は心身症という非常に精神的な病名を指摘されているわけですが、今後はむしろこれに心身症も加えるべきではないかというふうに思いますけ...全文を見る
○伊藤(公)委員 日航に伺いたいのですけれども、パイロットの精神的な重圧が非常に強いというのはあたりまえのことでありますけれども、日航のそうした。パイロットの方たちに対する健康管理が一体いまの体制で十分だとお考えになっているのかどうか。二千人の乗務員のうち六百人が機長だということ...全文を見る
○伊藤(公)委員 運輸省に伺いたいのですけれども、普通の場合は、常識的に考えれば今度のケースは非常にいい例だったと思いますが、パイロットを実際に資格を失わしめる、もう飛行機に乗せないという判断を社内ですることは、もう決定的なものがあれば別ですけれども、非常にむずかしいだろうと思う...全文を見る
○伊藤(公)委員 今度の事故が起きて、実は日航の社内で健康診断のカルテの再チェックをされて、十二人の病歴が昨日の運輸委員会で明らかになりました。病歴があるのに報告をしていなかった。言ってみれば二重帳簿ではないかという非難の声も上がっています。こういう体制で一体きちっとしたチェック...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は、今度のこの片桐機長の病歴を考えますと、これは明らかにきちっと報告をすべきであったし、報告をして、監督官庁の中でもきちっとこういうものをチェックする必要があったと思うのですよ。これは、今後原因究明をしていかなければ最終的なことはわからないということは当然です...全文を見る
○伊藤(公)委員 この問題は非常に重要な問題ですから、ぜひ早急に——大事な人命を預かってきょうも飛行機は飛んでいるわけですよ。こういうことをチェックしないで、医者に聞かなければわからないと言うが、いつ結論を出すのですか。こんなことはちゃんと報告させたらいいじゃないですか。危ないと...全文を見る
○伊藤(公)委員 大臣の御答弁ですけれども、監督官庁というものは、日航が大丈夫だからと言うから役所もいいという考え方は、僕はおかしいと思うのですよ。日航は日航の会社の中でのチェックでしかないのですから、そういうチェックの体制だけで十分であるかどうかということを私は申し上げているの...全文を見る
○伊藤(公)委員 日航を信頼してきたら事故が起きたんじゃないですか。そうでしょう。日航の報告を信頼してきたら現実に事故が起きているのですよ。だから、私は、日航だけにこの管理を任せておいていいのか、やはり監督官庁としてきちっとチェックのできる制度をつくるべきではないかということを申...全文を見る
○伊藤(公)委員 これ以上申し上げませんけれども、ぜひ役所としてもちゃんと監督をしているという立場で、二度とこういうことが起きないように速やかに処理をしていただきたいと思います。  それから、今度の一連の事故の経過を伺っておりまして、幾つかの不審点が明らかにされていたにもかかわ...全文を見る
○伊藤(公)委員 もう一度申し上げます。  たとえば機長、副操縦士、航空機関士、パーサー、スチュワーデスがいらっしゃいますね、そういう方たちが相互にチェックをする場合に、どういう形でチェックをするのですか。そして、これは危険だという判断は最終的にはだれが責任を持っておやりになる...全文を見る
○伊藤(公)委員 十二人のチェックをされたと言いますけれども、いまの再チェック、精密検査をされておる中には機長の人もいらっしゃるのですか。
○伊藤(公)委員 それから、先ほどの問題にちょっと関連するのですけれども、たとえば機長に今度のような異常、事実異常が指摘されているわけですけれども、異常だ、しかし、副操縦士なりがどうもおかしい、こう思ってもなかなか、相手は上司ですから、よほどのことでなければ報告もできないし、余り...全文を見る
○伊藤(公)委員 それが正直なところだと私は思うのです。これは、お話を伺うと、アメリカにもそういう制度があったわけですね。アメリカでも社内申告制度というものがあった。しかし、ほとんど申告なんかないわけですよ。そこでアメリカでは、社内申告制度をやめて、NASAにそういう機関を設けて...全文を見る
○伊藤(公)委員 先ほど同僚議員からも御指摘があった問題ですけれども、航空法施行規則百五十八条によりますと、機長は九十日間に三回の離着陸をしなければならない、こういうことになっておるわけでありますが、片桐機長の場合には、その経過の中にこの規則に当てはまらない時期があった。しかも、...全文を見る
○伊藤(公)委員 そのとおりですね。先ほど申し上げた航空法百五十八条違反をすれば、本人と会社には五万円の罰金が科せられるわけでしょう。そして片桐機長は技能証明が取り消されるはずですね。そして一年以内の業務停止になる。こういう規定じゃないのですか。
○伊藤(公)委員 これは重大な問題ですよ。本人は資格がない、そういう人が乗っていたんでしょう。規則に合わない、乗れない人が乗っていたということですから、重大ですよね。運輸省、これはどうするんですか。
○伊藤(公)委員 時間が参りましたので、私の質問を終わらせていただきますけれども、私は、限りなく世界の日航が早く信頼を回復してほしい、そして問題点はもう具体的に指摘をされてきたのですから、速やかにそれらの問題の処置をしていただきたい。これは日航にもお願いしたいし、運輸省にも強くお...全文を見る
03月19日第96回国会 衆議院 外務委員会 第2号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 さまざまな重要な課題を掲げた外相の訪米、ぜひ所期目的を達成して、お帰りをいただきたいと思います。  いろいろな御議論がございました。具体的な問題を一、二点だけ伺いたいと思います。  その前に、毎日書き立てられている、あるいはアメリカ公聴会のテレビの放映を見ら...全文を見る
○伊藤(公)委員 アメリカのマンスフィールド大使が十八日に自民党の三役と会談をされて、日本側が六月のサミットまでに、この表現で言えば劇的な措置をとるように、期限つきの対応を迫っているわけであります。これについては、政府としてはサミットまでにどういう結論を出すのか。また、訪米に当た...全文を見る
○伊藤(公)委員 大臣にもう一点だけ伺いたいと思いますが、一月の中旬にアメリカの国務省が行った台湾への武器輸出が非常にいま中国に強い反発をされて米中関係が憂慮されているわけでありますが、この点については訪米に当たって何らかのサゼスチョンをされるおつもりがあるのかどうか。  きょ...全文を見る
○伊藤(公)委員 以上で終わります。      ————◇—————
03月31日第96回国会 衆議院 外務委員会 第4号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 いろいろと御議論を伺ってまいりました。櫻内外務大臣が訪米をされて後帰国されて初めての外務委員会でございまして、アメリカを訪問中に外務大臣がどんなことを話をされ、日本を代表する外務大臣として何を特に主張されたのか、私がきょう御議論を伺った中ではどうもよくわからない...全文を見る
○伊藤(公)委員 外務大臣が訪米をされて、抱えている当面の重要な課題は明確になっているわけでありますが、そうした合意をされてお帰りになられた。にもかかわらず、きょうの夕刊を見ますと、依然としてアメリカの上院では日本車の締め出し法案が続けて提出をされておりますし、あるいはアメリカの...全文を見る
○伊藤(公)委員 限られた時間でございますので、次の点について伺います。  日本からソ連に民需用の名目で輸出をされた八万トンの浮きドックが、ウラジオストクでソ連太平洋艦隊の空母ミンスクの補修に使われていることが指摘をされております。御存じだと思いますが、、これは日本の武器輸出三...全文を見る
○伊藤(公)委員 汎用品の議論は国会でもしばしばあったところでございます。二十七日行われた日米防衛首脳協議の席上で、ワインバーガー・アメリカ国防長官は、日本政府は、対ソ貿易を通じて直接にソ連の軍事力増強をもたらさないように、安全保障との整合性を十分留意すべきだとの異例の申し入れを...全文を見る
○伊藤(公)委員 通産省に伺えば、恐らくいまのような答えになるだろうと私は思うのです。しかし、明らかにワインバーガー国防長官がはっきりこう指摘をしておるわけですね。ソ連に対する浮きドック輸出を認めながら、安保体制を結ぶアメリカに対する軍事技術の輸出は、武器輸出三原則などで厳しい制...全文を見る
○伊藤(公)委員 大臣のお答えのとおりなんです。軍事目的で輸出をすることはできないわけでありますが、民需用の目的で輸出をされたものが明らかに軍需用に使われていたのではないか、そういうことをやってもらっては困る、安保体制の状況からいっても整合性がないじゃないかとアメリカ側から言われ...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が参りましたので終わります。
05月27日第96回国会 衆議院 外務委員会 第16号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 実は昨日来私ども、総理が国連に御出発をするに当たりまして、いろいろ世界観も違いますし、また今日の核に対する対応も非常に違う、そういう政党の皆さんがいろいろな知恵を集めて日本の国会で総意で決議案をつくろう、そういう努力を委員長を中心にしてやってまいりました。実は決...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は、核に対して日本が国際的な世論に訴えるということは大変大事なことだと思いますが、核の問題を含めて日本自身がどういう姿勢で臨んでいくかということを外国の人たちは見ているわけですから、自分たちは武器は輸出する、武器の技術も提供する、そして国連に来れば反核の演説を...全文を見る
○伊藤(公)委員 これだけ大事な問題ですから、総理御自身が自分の方針としてはどういう考え方を持っていて、そして関係の各省庁に検討してくれ、こういうことだと私は思うのですよ。小林議員のお話ではないですけれども、総理みずからの哲学とか日本のそうした大事な、基本的な問題に対する考え方と...全文を見る
○伊藤(公)委員 細かい議論はまた改めてさせていただきたいと思いますが、せっかく総理に御出席いただきましたので、最後にもう一問質問して終わります。  核をなくすという作業は、われわれはこういう議論をしながらも現実的に非常にむずかしい問題だということを承知をしながら、忍耐強くわれ...全文を見る
○伊藤(公)委員 どうもありがとうございました。      ————◇—————
06月02日第96回国会 衆議院 外務委員会 第17号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 冒頭に外務大臣にお尋ねをいたしたいと思いますが、いま本委員会にかかっておりますいわゆる軍縮三条約は、内容については私どもも賛成すべき内容でございます。しかし、お話を漏れ伺うところによりますと、総理が国連演説の中で、この三条約を日本の国会で通して、ある意味ではまく...全文を見る
○伊藤(公)委員 総理の国連演説でどういう形でこの三条約がまくら言葉になるのかわかりませんが、この三条約の内容は、すでに同僚議員からもそれぞれのお立場から御指摘がありましたとおり、そんなに何も新しい内容ではありません。むしろ国連軍縮会議を前にしていまさらという感を私は持っておるわ...全文を見る
○伊藤(公)委員 第二回の国連軍縮会議に向けて広島、長崎の大会が持たれたり、昨日は中道四党における国連軍縮会議に臨む団員を送る大会が日比谷公会堂でも持たれました。そういう中で、この広島、長崎の被爆者の方たちの声も、会場の皆さんに改めて広島、長崎の悲惨さを非常に切々と訴えられていた...全文を見る
○伊藤(公)委員 米ソに対して明確に核を持つなということを日本が言えない、そういう日本の立場がとれないという状況では国際舞台でなかなか説得力を持たないと私は思います。いずれにしても私どもは、そうした姿勢で今後も日本の政府が、国際社会の中でも日本が、そうした非核武装の地域が少しでも...全文を見る
○伊藤(公)委員 米軍がベトナム戦争で約十万トンにも上る枯れ葉剤をベトナムに空中から散布して、関東全域の面積にも及ぶそうした非常に広い面積、南ベトナムの二割と言われる国土を死の森にした、こう言われているわけでありますが、当時、アメリカでは家庭用の小袋を除いて枯れ葉剤が市場から姿を...全文を見る
○伊藤(公)委員 事実関係はよくお調べをいただいて御報告をいただきたいと思いますが、この枯れ葉剤は当時ずいぶん報道もされました。空から密林が真っ白になるほどまくわけですね。そして当然その下にいる人たちは全部これを吸って体内へ入れてしまうわけですから、そのことが原因になって続々とい...全文を見る
○伊藤(公)委員 枯れ葉剤が軍事的な目的で使われるというときには、日本は輸出ができるのですか。するのですかしないのですか。
○伊藤(公)委員 時間をオーバーいたしましたので条約についての質問を終わりますが、いずれにいたしましても、第一回の国連軍縮会議で園田外相の演説がそれぞれの立場を越えて非常に評価をされました。マンモスはきばによって滅びるという外相の演説はその後も多くの方々に引用されてまいりましたが...全文を見る
07月02日第96回国会 衆議院 外務委員会 第20号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 限られた時間ですので、まず一、二問だけ。  先ほども御質問がありましたけれども、日朝の民間漁業協定、六月の三十日で切れたわけでありますが、昨年の夏に来日をした玄団長の発言内容が政治的なものであるということを理由にして、この団長の入国ができないという事態になって...全文を見る
○伊藤(公)委員 そうすると、玄団長の受け入れもあり得るわけですか。民間の努力を積み重ねてきたわけですから、政府はいま答弁いただいたとおりそれに協力していただければいいわけですから、玄団長の入国というものも許可になる、こういうように受けとめてよろしいのでしょうか。
○伊藤(公)委員 まあ当面の問題もございますけれども、南北のいろいろな微妙なところで不本意ながら北をだんだん遠ざけるという作業だけは、そういう結果にならないように十分御配慮いただきたいというふうに思います。  それから、次の問題ですけれども、いま国民の皆さんに非常に大きな関心を...全文を見る
○伊藤(公)委員 現地の領事館は関係者から事情聴取をしたという経緯があるのですか。
○伊藤(公)委員 日本側の逮捕された、そして保釈金を積んで出られた、こういう関係者を呼ばれて聞かれているのか。それから、アメリカ側の方からその事情を聞いているのか。どの程度向こうで事情聴取をされているのか、わかる範囲内で。
○伊藤(公)委員 これからその経緯を見ないとわかりませんけれども、日米の犯罪人引き渡し条約との関連で、召喚状にいたしましても二十二日までにという期限があるわけですから、引き渡しをするかどうかという問題が起こり得るわけでありますが、その要請が現在までに来ているかどうか、まず聞きたい...全文を見る
○伊藤(公)委員 法務省は、当然将来のいろいろなことに備えていろいろな準備をされていると思いますが、外交ルートを通じて今回の大陪審の評決内容を正確に掌握する必要があると思っております。どの程度掌握をしているのでしょうか、すでにその詳細な内容を入手しておりますか。
○伊藤(公)委員 ついでに伺いたいのですが、今度盗品移送共謀罪ということになっているわけですが、この日米犯罪人条約の中には四十でしたか、幾つか列記しておりますね。日本で言うとどこにこれは当てはまるのですか、どういう罪ということに。
○伊藤(公)委員 私は、今度のこの事件は企業と企業との問題であるという考え方だけでなしに、今度のアメリカのおとり捜査の一連のやり方を見ておりますと、アメリカの基幹産業というものを守ろう、あるいは日本の進出にストップをかけよう、そういう見えない力を無視することはできないというふうに...全文を見る
○伊藤(公)委員 終わります。
07月30日第96回国会 衆議院 外務委員会 第23号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 私は、先ごろわが党の田川代表と二度目の公式の訪韓をいたしました。  かつて日本の総理大臣でありました伊藤博文公が現地で暗殺をされた。これは日本で言えば日本の総理を暗殺をした犯人でありますが、しかし韓国に参りますと、犯人の安重根の記念館がございまして、その中には...全文を見る
○伊藤(公)委員 そうすると、この場での表現は大臣は進出の方が適当だ、こういう御意見でございますか。進出という言葉が日本の戦争を表現する言葉として適当であるかどうか、大臣は進出の方がいい、こういうお考えなんでしょうか。
○伊藤(公)委員 具体的には中国への日本のやってきた事実については進出が適当であるのか侵略が適当だとお考えなのかという具体的なことでお聞きをしておるわけです。
○伊藤(公)委員 教科書は来年出る教科書なんですね。それをどう評価するかは後世の歴史家にゆだねることはいいと思いますが、政府として教科書に進出とするのがいいのか侵略とするのがいいのか、それとももっとほかの言葉を探すのが適当であるのか、それは大臣いま答えられることで、いまどう対処す...全文を見る
○伊藤(公)委員 私は、日本の教育というものが外国によって左右されるべきものではないという認識は私も持っているのです。しかし、外交問題になって、しかもこの問題は、中国の新聞に大虐殺の歴史的な写真が改めて載ったり、日本の領事館や大使館に投石があったり、韓国や中国の市民感情の中にも非...全文を見る
○伊藤(公)委員 昨日、中国の公使に実情を御説明をされて、しかし新聞紙上で伺いますと、納得できない、非常に強いこういうお話が載っているわけであります。文部大臣は昨日の集中審議の中で、できるだけ文部大臣や総理が訪中前にこの問題は解決します、こういう答弁をいたしておりますが、昨日の説...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が参りましたので終わりますけれども、最後に、先ほどからも御議論がありましたが、これを修正をしていくという考えがあるのかどうなのか。昨日のいろいろな議論の中にも、教科書は印刷する段階までかなり進んでいて、もう来年の教科書には間に合わないというようなお話もあった...全文を見る
○伊藤(公)委員 その後、来年以後はどうなんですか。来年出る教科書はない。その後はどうなんですか。一切ないのですか。改めるという考え方は全くないのですか。
08月05日第96回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第6号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 警視庁がまとめられましたことしの上半期の交通事故発生状況等を伺ってまいりますと、死者の数はことしは九千人を超えるということが心配をされているわけであります。特に、同僚議員の御質問にもございましたけれども、最近のオートバイやミニバイクあるいは二輪車の死傷者の数が非...全文を見る
○伊藤(公)委員 私の基本的な考え方を申し上げますと、メーカーに、スピードの出ない、それほどかっこうよくないものをつくれなんということは、言ってもなかなかできることではないと思うのですね。しかし、問題をひとつ整理して、少なくとも事故を減らしていくということに手を打たなければいけな...全文を見る
○伊藤(公)委員 将来の方向としていろいろお考えをいただくということはよくわかりますけれども、実地の試験がなくて、これだけスピードの出るミニバイクに実際乗れる、そういう免許を与えるわけですからね。そういういまの制度で対応ができるとお考えなんですか。それとも、免許を与えるときにはや...全文を見る
○伊藤(公)委員 いろいろな省庁にかかわる問題でもありますので、早急にひとつ各省庁で調整をして、この問題に対応していただきたいというふうに思います。  実は私、この問題に非常に強い関心を持ったのは、ことしに入って、具体的に私の個人的なことを申し上げれば、高校生の両親から相談があ...全文を見る
○伊藤(公)委員 もう少しお聞きしたいことがありましたけれども、私の持ち時間が終わりで、同僚委員の方々に御迷惑をかけますので終わりますが、ひとつ子供たちにとりましても大変大事な問題でございますので、教育の問題を含めて、車社会から逃げるのではなくて、やはり時代に即応した法制化、ある...全文を見る
08月09日第96回国会 衆議院 外務委員会 第24号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 いま手元に届いた夕刊を見ますと、教科書問題でアメリカでも非常に大きな反響を呼んでいるという記事が大きく載っております。これはCBS放送の日曜の特集版で「歴史を書き換える日本」と題するものでありまして、歴史の教科書が文部省の指示で改変をされて、中国と韓国から激しい...全文を見る
○伊藤(公)委員 同じ答弁を伺いました。私はそういう認識をするということはとても大事だと思いますけれども、その認識がどういう認識であるかということが非常に大事だと思うのですね。ですから、櫻内外務大臣は、日本の有力な政府を支える大臣として、また政治家として、侵略戦争ということは、こ...全文を見る
○伊藤(公)委員 じゃ大臣は、自分のお子さんやお孫さんにあの戦争はこういう戦争だったよ、これは言葉で言わなければならないですね。教科書には日中戦争は日本の「侵略」、こう書くのが大臣のお孫さんに教えるのにいいのか、あるいはいやあれは「進攻」「進出」そういう形の方がいい、大臣はどっち...全文を見る
○伊藤(公)委員 きょうはもう大臣はそれ以上の答弁をしないということを決めていらっしゃるようだから大臣に伺いませんけれども、文部省に伺っておきたいのですが、国会審議などを通じて、手続上は教科書を会社側から訂正の申請が出た場合には正誤訂正をするという方法がある、こういうことを答弁さ...全文を見る
○伊藤(公)委員 会社側かあるいは著者から今度のこういう一連の問題が起きて訂正をしてほしい、こういう要請が出ておりますか、どうですか。
○伊藤(公)委員 もしそういう要請が出てきた場合にはどうでしょうか。それも今度のこの件はなじまない、こういうことなんですか。
○伊藤(公)委員 文部省にもう一つ伺っておきたいのですけれども、これは文部省がたしか自民党に内部資料として説明された中に韓国における報道の状況というのがございまして、韓国においては昭和五十年ころから日本の教科書についての関心が非常に強くて、時折新聞などにも報道されていた、今回の件...全文を見る
○伊藤(公)委員 こういう説明資料を見ますと、すでに韓国からもそういう批判が寄せられていたということを文部省は認識をしている。この資料によればそういうことですから、どうも今度大きな、中国であるとか外交問題になってきて初めてこういう問題に対応する、そういう姿勢がむしろ問題だと私は思...全文を見る
○伊藤(公)委員 外務大臣に最後に伺いたいのですけれども、来年以降、外務大臣として日本の教科書を改訂する必要がある、これは来年になるのか来年以降になるのか、いまの中国や韓国あるいはその他の国々からの日本の教科書問題に対するいろいろな反響の中で外務大臣はいまどう考えているかを伺って...全文を見る
○伊藤(公)委員 外務大臣のお立場はわかりますけれども、問題は外交問題になっているわけでありますので、今後外務大臣としての適切な御判断をお願いをして、質問を終わります。
08月20日第96回国会 衆議院 外務委員会 第25号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 長期延長国会の恐らく最後の御質問になると思います。長い国会、大臣を初め日本の外交、またきょうは当面の教科書問題で神経をすり減らしていられる文部省の皆さんにも私は率直に敬意を表しつつ、しかし、問題はいま非常に大事なところに差しかかっておりますので、限られた時間の中...全文を見る
○伊藤(公)委員 余談になりますけれども、外務大臣に御意見として伺いたいのでありますが、非常に素朴な疑問として、今度の一連のこの問題が起こってから、最近でありますけれども、社会科の教科書を執筆された学者の人たちが集まって、この問題について、手直しをすべきだ、そういう申請をするとい...全文を見る
○伊藤(公)委員 しかし、いずれにしても、この問題にできるだけ早く終止符を打たなければならないわけであります。  そこで、いま解決に向けていろいろな話し合いが進められているように伺いますが、当面は検定制度の枠内で指導書の手直しで対応する、こういう考え方が示されておりますけれども...全文を見る
○伊藤(公)委員 それじゃ、御感想として伺いたいのですが、指導書の手直しというようなことは考えられますか、どうですか。
○伊藤(公)委員 言いにくそうですけれども、外務大臣に、現在の段階で言えることと言えないことがあると思いますけれども、すでに中国には局長さんがおいでになられたわけでありますが、いまの対応としていま申し上げたような、すぐに改訂をしなくても次の段階で改訂をするということだけの約束がで...全文を見る
○伊藤(公)委員 先ほどの問題にちょっと関連するのですけれども、文部省に伺っておきたいと思いますが、教科書の執筆者が、手直しを文部省に要請する、もしそれが認められない場合には、正誤訂正の方法で復活を申請をするということを決定したという記事が載っておるわけであります。これは当然出版...全文を見る
○伊藤(公)委員 確認をしておきたいと思うのですけれども、この正誤訂正という方法には、かつて原子力発電所だとかあるいは公害企業者の名前の問題とか、そういうケースも過去にあったわけでありますが、この「現行教科書制度の概要」の「正誤訂正」の中に、「その他学習を進める上に支障となる記載...全文を見る
○伊藤(公)委員 じゃ、今度のこの問題は、いわゆる正誤訂正にいたしましても、そういう形では執筆者、出版社の申請が改めてあっても、いまのこの問題については一切文部省としてはそういう対応はしない、こういうことですね。
○伊藤(公)委員 それでは、外務大臣に伺いたいのですけれども、中国の副首相が解決策として、日本側が中国側に歴史の事実を正しく書き直すということを提起してもらえばいいんだ、つまり、記述の修正を日本政府が約束をするということで問題の解決ができるだろう、こういう発表をしているわけであり...全文を見る
○伊藤(公)委員 大臣に、改訂の方法が明示をされれば、即改訂をしなくても問題の収拾に当たれる、そういう認識で大臣はいま文部省とのそういうお話し合いをされているのか、やはり直ちに改正しないとなかなか対応ができないんじゃないか、こういう認識に立たれているのか、大臣の御見解を伺いたいと...全文を見る
○伊藤(公)委員 外務大臣の重ねての、日中共同声明や日韓の共同コミュニケの精神を貫く、そういうようなかたい意思は、私どももよく理解をしているつもりでございますし、また、今度のこうした問題を契機にして、日本の圧倒的多くの国民もそういう認識でいるということをぜひ隣国にも深く理解をして...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が参りましたので終わりたいと思いますけれども、韓国側は非公式に特使派遣について打診があったと、こういうことでありますから、外務大臣がおいでになられるのか、あるいは事務次官クラスの方が行かれるのか、いずれにしても閣僚クラスの方が、私は、むしろこういう問題を契機...全文を見る
12月16日第97回国会 衆議院 外務委員会 第2号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 三協定について若干の質問をしたいと思いますが、いろいろな質疑がございました。関係者の皆さんがきわめて厳しい条件下でいろいろな御苦労をされたことに対しましては敬意を表したいと思います。  まず、日米漁業協定についてでありますが、ただいまもいろいろな協定交渉の背景...全文を見る
○伊藤(公)委員 そういう状況は私どもも再三言うようにわかっているわけでありますが、この新しい協定の中で、第六条でアメリカの漁業振興への義務づけというのが新しく加えられたわけであります。アメリカは日本の協力、貢献ということを要求してきているわけであります。しかし日本側からすれば、...全文を見る
○伊藤(公)委員 それから第六条の協力義務というのがあるのですね。協力義務というのは一体具体的にはどういうことを指すのか。アメリカの非常に強い要請であるスケトウの洋上買い付けあるいは最近新聞紙上にも載りましたけれども、対日輸出の窓口の一本化なんということも一体これからそれに該当す...全文を見る
○伊藤(公)委員 日本の漁業をこれからもしっかり守っていただく意味で、どうぞひとつ強い姿勢で、しかもいままでのいろんな経過を踏まえてしっかり交渉を今後も続けていただきたいと思います。  限られた時間でありますので、一点、日ソの協定について伺いたいと思うのであります。  昨年の...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が参りましたので、最後に、日ソの漁業交渉というのは、毎年ソ連のいろんな強い主張に後退、後退、譲ってきたという経過で、これは各委員も御指摘のとおりなんです。こういう形で毎年一年ごとの漁業交渉というのは、双方にとって余りいいことではない、長期のきちっとした漁業協...全文を見る
○伊藤(公)委員 どうもありがとうございました。
12月18日第97回国会 衆議院 外務委員会 第3号
議事録を見る
○伊藤(公)委員 各議員からいろいろな質疑が行われまして、最近の日米関係が非常にむずかしくなっているということは私も同感でありますが、むずかしくなっているだけでなくて、日米関係はいまや異常な関係になっているというふうに言わざるを得ないのです。御指摘のありましたとおり、最近他国の防...全文を見る
○伊藤(公)委員 限られた時間ですので一言だけ伺っておきたいのですが、三省庁にその指示をしている、これは予算委員会でも質問があったようですけれども、見通しとして、総理、外務大臣訪米までには結論は出ない、こういう見通しでよろしいですか、それともそれまでに出そう、こういうことなのでし...全文を見る
○伊藤(公)委員 できるだけ早い結論をということでありますから、訪米前に結論が出て、その結論を持っていかれるのじゃないかというような感じをどうも私は受けたわけでありますが、そうすると、ちょっと原則的なことをもう一問だけ伺っておかなければならないわけであります。  かつて昭和四十...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が来ましたので、いろいろ御予定があるようですから終わりますが、関係各省庁に指示をする。しかし、役人さんに任せる――日本の国を守るとか、いままでの歴代の内閣とは違ったことをいままさにやるかもしれないという非常に大事な部分ですから、皆さんからいろいろな話を聞くの...全文を見る