伊藤公介

いとうこうすけ



当選回数回

伊藤公介の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月23日第140回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(伊藤公介君) 次期全総計画の基本的な考え方について、どういう経過になっているかという御質問でございました。  先般、国土審議会の計画部会におきまして、新しい全国総合開発計画に関します計画部会の調査検討報告を取りまとめて公表したところでございます。  この部会報告で...全文を見る
01月27日第140回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○伊藤国務大臣 阪神・淡路の震災から二年が経過をいたしました。私ども政府といたしましては、地元の公共団体、また地元の住民の方々とこれまで密接な連絡を上りながら、さまざまな対策を講じてきたところでございます。  昨年の九月の末には、懸案でありました阪神高速三号神戸線の全線開通を見...全文を見る
○伊藤国務大臣 石井委員は、御自分の選挙区でもありますから、この問題にはひとしお強い関心を持っていろいろお取り組みをいただいてきたことは、私自身も承知をしておりますし、また最近では、幾つかのテレビ討論を通じまして、石井先生とは、今置かれている阪神・淡路の問題、それからまた、災害が...全文を見る
○伊藤国務大臣 生活支援をするか個人補償かという御議論は既に本会議や委員会でも幾たびか受けてまいりました。また、つい先刻だったと思いますが、穀田委員と実は民放のテレビを通じてこのことも御議論をいたしました。  私は、今度の生活支援をするという意味で三党プロジェクトが昨年の十二月...全文を見る
○伊藤国務大臣 雲仙、奥尻の場合には、御案内のとおり、義援金でかなり皆さんの支援ができました。確かにそのとおりでありますが、今度の阪神・淡路の震災は、委員御存じのとおり、大変甚大なものでございました。それだけに私ども、先ほど申し上げましたように、政府としても四回の補正予算、そして...全文を見る
01月28日第140回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○伊藤国務大臣 災害に対して、いずれの災害にも対応できるような国の基金の設立をしたらどうかという先生の御提案でありますけれども、御案内のとおり、災害にはさまざまなケースがあるわけであります。したがって、もともとから基金をつくって対応するということよりは、今ある制度を、さまざまなそ...全文を見る
○伊藤国務大臣 これまでも政府は地元の兵庫県あるいは神戸市または住民の皆さんと常に緊密な連絡をとりながら、被災地の皆さんの生活支援をさまざまな角度から対応してきたところでございます。既に以前にもこの委員会でも御答弁を申し上げてきたところでありますが、四回の補正予算、そして平成七年...全文を見る
○伊藤国務大臣 実はこの住宅建設につきましては、地元の兵庫県また神戸市の知事さんや市長さん、また御関係の皆さんからさまざまな情報を私どももいただきながら、特に地元の自治体の皆様方が、今先生御指摘のように、だれでもが住んでいたところに可能な限り住みたい、そこにはコミュニケーションも...全文を見る
○伊藤国務大臣 この住宅建設につきましては、被災がありました直後から最大の課題として取り組んできたところでございます。  私自身も重ねて現地を訪ねているわけでございますし、また、地元の知事さんや市長さんあるいは御関係の議員の皆様方も私どもの部屋まで来ていただきまして、現地の状況...全文を見る
01月29日第140回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○伊藤国務大臣 中川委員は、三党プロジェクトチームで昨年の十二月に決定をしていただきました生活再建支援金の給付金につきまして、大変そのメンバーとして御努力をいただいてきたわけでございまして、そのことには私も心から感謝を申し上げたいと思います。  したがって、その内容については委...全文を見る
○伊藤国務大臣 中川委員の御指摘は、今マスコミの中でもさまざまなレポートをしていただいているところでございます。  私は、少なくとも国民の皆さんが持っている感情とこの私たちの委員会との間に溝ができないように、今厚生大臣からさまざまな角度からよく検討するというお話がありました。私...全文を見る
01月30日第140回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(伊藤公介君) これまでは、ややそれぞれの省庁の縦割りということでいろいろ御指摘をいただいてまいりました。  例えば、港湾をつくる、高規格幹線との間の道路をどうするかという、運輸省、農林省、建設省それぞれの事業展開をするわけですけれども、その間の調整をどうしていくかと...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 地域振興整備公団は、これまでも地方の都市づくりあるいはニュータウンなどで非常に大きな時代的な役割を果たしてきたと思っています。  そこで、建設大臣のもとで今住都公団の大きな見直し、スリム化を断行する、こういう方向であります。私ども国土庁といたしましては...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 阪神・淡路の復旧から復興につきましては、ただいま総理がお答えになられましたような基本的な考え方にのっとりまして、特に委員からも御指摘をいただきましたように、まずは立ち上がっていくための生活支援をどうするか。これは地元の知事さんや市長さんあるいは住民の方々...全文を見る
01月31日第140回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(伊藤公介君) 阪神・淡路の復旧から復興につきましては、一つは、大変な災害を受けた被災者の方々のまずは生活再建をどうするかという問題点、それからもう一つは雇用をどう確保していくか、そういう観点から、地元の自治体や住民の方々との連絡をとりながら国としても対応してきたところ...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) アメリカのFEMAの場合には、今お話がありましたように、ノースリッジの地震のときに大統領が決断をしてさまざまな支援策をとったわけでありますが、私たちも今度の阪神・淡路の問題については、既に委員御案内のとおりでありましょうけれども、四回の補正予算、そして七...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 公的支援法案につきましては、さまざまな団体また政党からいろいろな提案をされたり、またその準備があることは私自身もよく承知をしております。  これは国会において、議員立法でありますから、立法府としてさまざまな議員立法をすることはあり得ることでございまして...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) FEMAによりますいわゆるノースリッジのアメリカ連邦政府の対応については、私自身が可能な限りの資料を集めていろいろな勉強はさせていただいてまいりました。  しかし、その内容を見ますと、住宅提供、仮設住宅から公的な住宅、そうしたことについてははるかに日本...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 私有財産制度のもとにおきましては、個人のそれぞれの財産は自助努力でやるというのが基本原則でございます、もう言うまでもないことでありますが。その上に立って、委員御指摘のいわゆる災害に遭ったときの立ち上がりの生活支援、それは今まで、先ほどから申し上げてまいり...全文を見る
02月03日第140回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○伊藤国務大臣 災害対策基本法上からいいますと、異常な自然現象によって生じた被害あるいは大規模な事故による被害、これはいずれも災害対策基本法上の災害でございます。  なお、これまでさまざまな災害や事故がありましたが、事故につきましては、それぞれの担当の大臣が中心になって処理をし...全文を見る
02月05日第140回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○伊藤国務大臣 今回のナホトカ号の重油流出事故につきましては、これまでのさまざまな災害、事故の取り扱いと同じように、まず運輸大臣が中心となって災害対策本部が設けられました。その後、官房長官が主宰をいたします関係閣僚会議によりまして、政府は一体となって対応してきたところでございます...全文を見る
○伊藤国務大臣 ただいま御答弁を申し上げましたとおり、これまで数々の災害、事故がありました。事故につきましては、担当のそれぞれの各省の大臣が中心となって、ぞして災害対策本部で対応してまいりました。今回も、これまでの数々の事故に対応してきたと同様の取り組みをしてきたところであります...全文を見る
02月06日第140回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○伊藤国務大臣 新しい土地政策推進要綱につきましては、昨年の十一月の土地政策審議会の答申を受けまして、今、関係各省庁と内容について詰めをいたしまして、極めて近々に正式に発表させていただくことになります。  これは、土地の所有から有効な利用へとぜひ転換を図っていきたいというふうに...全文を見る
○伊藤国務大臣 定期借地権につきましては、かねてかち私ども国土庁としても、さまざまな住宅政策や土地政策の重要な選択肢の一つであるというふうに考えているところであります。  まあ、さまざまな国にさまざまな土地政策がありますけれども、ちょうど私、国土庁の政務次官をさせていただきまし...全文を見る
○伊藤国務大臣 首都機能の移転につきましては、既に、候補地を選定する審議会が昨年からことしにかけて二回開かれました。今月には三回目が開かれますし、さらに、その間に部会も設けられることになりました。  これは、私は東京選出の議員でもありますが、まず快適な生活圏として東京というもの...全文を見る
○伊藤国務大臣 今委員が、先ほどからいろいろ時代の変化、人々の暮らしの変化のお話を伺いまして、工業社会あるいは情報化の時代へ、そうした時代の大きな変化の中で人々のいわゆる生活観というものもきっと変わっていくんだろうというふうに思います。  今、私たちの周辺には高速道路があります...全文を見る
○伊藤国務大臣 先生の御指摘は、大変適切だと思います。  実は、昨年、首都機能移転についてのテレビ討論を私はやらせていただきました。そのときに、テレビを通じて全国の皆さんに、間もなく、私たちはことしの六月、七月ころには全国総合開発計画を発表する準備を今しておりますので、それにつ...全文を見る
02月07日第140回国会 衆議院 建設委員会 第2号
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○伊藤国務大臣 第百四十回国会に当たり、国土庁長官として、国土行政に対する私の所信を申し述べます。  政府は、長年にわたり、高度経済成長とともに深刻化した過疎過密問題等を解消することを目指して国土政策を推進してまいりました。しかしながら、現状では、首都圏における過密集中に起因す...全文を見る
02月07日第140回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○伊藤国務大臣 五全総に当たります全国総合開発計画は、間もなくことしの六月、七月を目途にして、策定の準備が進められております。この中では、今保岡委員からも御指摘をいただきましたように、東京を中心とした大都市と地方とをどうバランスをとっていくか、これは歴代の内閣が取り組まれてきた課...全文を見る
02月10日第140回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○伊藤国務大臣 阪神・淡路の復興につきましては、たびたびこの委員会でも御質疑がございましたが、一つは、立ち上がりの生活支援をしっかりやっていくということだと思います。  それから、総理からも幾たびか委員会でも御答弁がありましたが、やはりこの被災地の皆さんにとっては再び神戸の港が...全文を見る
○伊藤国務大臣 ただいまも申し上げましたとおり、地元の知事さんを初め御関係の皆さんとも連携をいろいろとらせていただいております。現在までにはそうした御要求をいただいておりません。もちろん委員御案内のとおり、生活に特別に困窮されている方々にはこれまでの我が国の諸制度の中で、例えば生...全文を見る
○伊藤国務大臣 実は、御指摘をいただきました二重ローンの問題については、私自身も当初、この長官をお引き受けさせていただきましたときに、最も問題意識を持っていた点でございます。  現地に参りまして、このことは直接私もその実態を伺いました。その後も知事さんからもそのことについてのい...全文を見る
02月13日第140回国会 参議院 建設委員会 第1号
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○国務大臣(伊藤公介君) 国土庁長官の伊藤公介でございます。  第百四十回国会に当たり、国土庁長官として、国土行政に対する私の所信を申し述べさせていただきます。  政府は、長年にわたり、高度経済成長とともに深刻化した過疎・過密問題等を解消することを目指して国土政策を推進してま...全文を見る
02月14日第140回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○伊藤国務大臣 まず、災害対策に関する私の所信を申し述べさせていただきますが、昨今、さまざまな予期しない大きな災害等もございますので、委員各位におきましては、格別の御指導を賜りますようによろしくお願いをいたします。  我が国は、各種災害を受けやすい自然条件にあり、災害から国土並...全文を見る
02月14日第140回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○伊藤国務大臣 このたびのナホトカ号の流出油災害に関しましては、ボランティアとして極めて多くの方々が献身的な御協力と御努力をいただきました。先ほど松浪委員からもお話がございましたように、十四万人とも、あるいは非公式の報告によりますと十九万人を超える方々がボランティアでお支えをいた...全文を見る
02月17日第140回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○伊藤国務大臣 最近の地価動向につきましては、昨年の十月一日からことしの一月一日までの短期の地価動向を見てまいりますと、越智先生のところのような比較的良好な住宅地につきましてはほぼ横ばいの状況になってまいりました。商業地につきましてやや下落をする傾向にはありますけれども、その幅は...全文を見る
○伊藤国務大臣 越智先生の御指摘は大変大事なことでございますし、私たちは、できるだけ勤労者の皆さんが快適な都市生活をするためにも、もう一つ豊かな住環境に住める、そうした施策が大変大事だというふうに思っております。  そこで、買いかえの制度につきましては、税制改正の中でさらにその...全文を見る
02月18日第140回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○伊藤国務大臣 先生もほんの少し前、国土庁の長官として御活躍をいただいたわけでございますが、阪神・淡路のようなかつてない災害を私どもは経験をいたしまして、特にまた災害の多い国でありますだけに、さまざま起きるであろう災害に対してしっかりした備えをすることは大変大事なことだというふう...全文を見る
02月19日第140回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○伊藤国務大臣 過疎と過密をどう解消するかというのは、歴代の内閣の極めて重要なテーマでございました。池田内閣の時代から、地方に産業を持っていこう、それをさらに大規模にしていこう、若者たちが定着をするためには、そこには文化がなければだめだ、いろいろな定住圏構想であるとかあるいは田園...全文を見る
○伊藤国務大臣 過疎と過密を解消していくためにはいろいろな考え方があると思いますが、私たち、私自身は個人的に申し上げると東京にいるわけですから、なぜ東京にみんなが集まるか、いろいろな理由があると思いますが、やはりそこにはさまざまなビジネスチャンスがある。しかし、最近私どもは新しい...全文を見る
○伊藤国務大臣 土屋委員御指摘のとおり、阪神・淡路の大震災では、百四十万人とも言われるボランティアの方々がお支えをいただきました。また、今度のナホトカ重油事故に関しましては、最近の新しいデータですと二十一万を超える方々がボランティアで参加をしていただいた。こうした災害にきめの細か...全文を見る
○伊藤国務大臣 高橋委員は、かつて東京都議会の議長として御活躍をされ、また、東京の置かれております状況をだれよりも熟知されている委員であります。そうした立場から御指摘をいただいているのは当然かと思いますが、私も東京選出の議員でありますので、同じような問題意識を持っているわけでござ...全文を見る
02月20日第140回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○伊藤国務大臣 最近の地価動向は、昨年の十月一日からことしの一月一日までの調査結果などを見ますと、我々がどういうアナウンス効果をすると申し上げるより、実態として良好な住宅地につきましてはほぼ横ばいの状況になってまいりました。商業地については若干のばらつきがありますけれども、商業地...全文を見る
○伊藤国務大臣 各方面から同様の御指摘をいただいているところでありますが、現状は、先ほど申し上げたように地価の価格はかなり安定している、それは調査、実態がそのことを物語っているわけでございまして、私たちは、この状況の中で土地が有効に活用されるさまざまな施策を積極的に展開をしていき...全文を見る
○伊藤国務大臣 地域整備公団がそれぞれの地方でさまざまな要望にこたえて果たしてきた役割は、大変私は大きかったと思っています。今、そうした過去の事業について点検をしてみますと、地域では大変喜ばれているという報告もいただいています。  しかし、そうはいいながら、時代が今非常に大きく...全文を見る
○伊藤国務大臣 地価の動向につきましては、先ほども御議論がありました。基本的には、良好な住宅地につきましてはほぼ安定をしてきた。地価の下落は、これ以上大きな変動はないであろう。商業地につきましては少しばらつきがありますけれども、これも非常に下落傾向が、その幅は極めて狭くなってきた...全文を見る
○伊藤国務大臣 石井委員、いろいろ御配慮いただいて、ありがとうございました。  水資源公団は、御指摘をいただきましたように、治水、利水、いずれも国家にとりましても、また産業にとりましても、欠かすことのできない事業を担当してきたわけでございます。  しかし、大きな時代の変化とさ...全文を見る
○伊藤国務大臣 まずは、仮設住宅に今いらっしゃるわけですから、公共住宅にできる限りスムーズに移られるような、私どもはできるだけの支援をしていきたいというふうに思っておりますし、今事務当局から答弁がありましたように、住宅につきましては地元の現地の知事さん、あるいは市長さん、また住民...全文を見る
○伊藤国務大臣 さまざまな支援が必要だと思いますが、この公的資金の援助につきましては、実は予算委員会等々でも何回か御議論をしてきたところでございますが、いわゆる公的助成、公的支援は現在まで政府も自治体もやってきたわけですね。例えば、国は平成八年度までの補正予算で既に三兆九千六百億...全文を見る
02月21日第140回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○伊藤国務大臣 赤羽委員が地元選出の議員として阪神・淡路の震災以来格別な御協力と献身的な御努力をいただいておりますことは、私自身もよく承知をしておりますし、心から敬意を表したいと思っております。  国は地元の県や市あるいは住民の方々との連携をとりながら、私たちはかつてない大震災...全文を見る
○伊藤国務大臣 災害から復旧をしていく場合には、さまざまなケースが御指摘のようにあると思います。したがって、画一的に切り捨てることがいいかどうかという問題は、問題点として私は重要な指摘だと思います。これは実は住宅金融公庫のお金を借りる場合にも、保証人の問題とか担保であるとか、そう...全文を見る
○伊藤国務大臣 私がそういう答弁をしたかどうか、ちょっと私今記憶が定かでありません。私は一貫して、二重ローンというのは被害を受けた人たちにとっては大変重荷だと当初から思ってまいりましたし、今でもそう思っています。そこで、既にローンを借りている方々に対しまして、その対象者に金利に対...全文を見る
○伊藤国務大臣 私も、今の職務について以来、非常に大事な問題だと思って問題意識を持ってまいりましたので、実態を再度よく確認をさせていただいて、十分地元とも連絡をとっていきたいと思っております。
○伊藤国務大臣 大きな災害に対して、災害の多い日本ですから、常にそうした制度をつくるべきではないかという御意見あるいは提言は、いろいろな角度から今日までございます。また、今お話しのように、各党のいろいろな動きもあることを承知しております。  共済制度や積立基金、いろいろ提言があ...全文を見る
○伊藤国務大臣 ナホトカ号重油流出事故が発生以来、運輸大臣を中心とした災害対策本部あるいは官房長官が主宰いたします関係閣僚会議、その都度総理はその報告を密に受けておりますし、私自身も国土庁の立場から、閣僚会議だけでなしに、官邸とはこの事故につきましては綿密な連絡をとらせていただい...全文を見る
○伊藤国務大臣 私どもは、阪神・淡路以来、さまざまな災害や事故を体験をしてまいりました。その中で、政治の立場で最も大事だと考えておりますのは、何といっても初動体制であります。災害が起きた、事故が起きたとき、まず最初にどう対応できるかということが極めて大事だということを痛感させてい...全文を見る
○伊藤国務大臣 御指摘をいただきました中で、特に災害や事故に対して国際間の協力をどうしていくかということは極めて大切なことであろうというふうに思っております。  また、先ほど申し上げましたように、さまざまな事故、災害については、初動体制はどこに責任があるかということをマニュアル...全文を見る
○伊藤国務大臣 後半の質問については事務局から答弁をさせますが、冒頭御質問がありました共済制度、積立基金制度、これは総理の諮問で防災問題懇談会で、災害が多い日本でありますから、恒久的な基金制度を地方公共団体等で研究する必要があるのではないかという結論を出していただいておりまして、...全文を見る
○伊藤国務大臣 今度のナホトカ号重油流出事故につきましては、これは委員御案内のとおり、事故ということでありまして、運輸大臣が災害対策の本部長となりまして、本部長を中心として、その後、官房長官が主宰をされます関係閣僚会議になったわけですけれども、関係各省庁があらゆる努力をして、政府...全文を見る
○伊藤国務大臣 損害に対する対応については、先生は法律の専門家でもありますが、国際的な条約に基づいてやる範囲内、また船主が責任を持つてもらう部分、また国の立場では、実際には、今御指摘をいただいているように、自治体等現地ではいろいろな負担がかかっているわけでありまして、地方交付金等...全文を見る
○伊藤国務大臣 今度の石油流出事故につきましての補償の問題は、ある意味ではロシアとの法律的なことにもなり得る可能性があるということがあるわけであります。したがって、これからの交渉も当然あるわけでありまして、民間の補償でありましても、かなり国もこれを支援していかなければならないこと...全文を見る
○伊藤国務大臣 阪神、神戸の震災があって以来、地元の自治体と国とは随時連絡をとりながら、また、地元の住民の代表の方からも意見をいただきながら、これまでさまざまな施策を展開してまいりました。  委員は地元でございますので、詳細にわたって既に御承知をいただいているかと思いますけれど...全文を見る
○伊藤国務大臣 阪神、神戸の復旧から復興へ、まずは住宅をどうするか、あるいは医療、保健、子供たちの教育、そうした非常にきめ細かい、まずは生活支援をどうしていくかということが大きな課題でありますし、同時にまた、生業を営んでこられた方々にとっては、やはり事業を展開できるということが大...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員御案内と思いますけれども、事故に関しては、それぞれの担当の大臣、例えば今度のような事故に関しては運輸大臣、航空機の事故も運輸大臣になると思います。それから炭鉱事故になると通産大臣というように、事故に関してはそれぞれの担当の大臣が災害対策本部長になって、関係の各...全文を見る
○伊藤国務大臣 事故や災害を数値的に画一的に判断することがなかなか難しいということがまず前提にございます。  しかし、今申し上げましたように、これまで数々の災害や事故がありましたが、事故については、その担当の大臣が災害の対策本部長になってこれまでも当たってきました。そして、自然...全文を見る
○伊藤国務大臣 先ほどとも少し内容が重複するかと思いますけれども、自然災害の場合に、ある一定の規模こなったときこま、災害対策基本法の法律によって、国土庁が本部長になる非常災害対策本部というものが設けられるわけでございます。それは先ほど申し上げましたように、数値でどうだとか、画一的...全文を見る
○伊藤国務大臣 初動体制が災害でも事故でも大事なことは、痛切に感じているわけであります。  今委員御指摘のように、だれが責任者になってやるかというのが大変大事なことだと思います。これまでの私どもの経験の中からいえば、そしてまた、そうした対応を今日までやってきたわけでありますが、...全文を見る
○伊藤国務大臣 研究してみます。
○伊藤国務大臣 私も技術的なことを必ずしも承知をしておりませんが、委員の大変貴重な御提言でありますので、関係の機関からもよく意見を聞き、また調査をして、そしてそれももちろん国の財政のこともありますけれども、貴重な人々の命や財産を守るためであれば、それが効果があるということになれば...全文を見る
○伊藤国務大臣 望月委員はこの防災関係に、選挙区柄ということもありましょうけれども、格別な強い御関心と深い知識を持っていただいておりますことに、心からまず敬意を表したいと思っております。  実は、私も国土庁長官という仕事をさせていただくことになりまして、非常に責任の重さを感じて...全文を見る
02月21日第140回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○国務大臣(伊藤公介君) 委員とはかつて私が国土庁の政務次官の時期から仕事を一緒にさせていただいて、大変御指導をいただきました。  結論から申し上げれば、首都機能の移転は、少しオーバーになるかもしれませんが、二十世紀から二十一世紀にかけて日本民族の国土行政に対するチャレンジだ、...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 阪神・淡路の震災を私たちは経験をいたしまして、国土庁は、常にさまざまな災害、特に地震につきましては国土庁の三階にはあらゆるコンピューター制御によってデータが直ちに受けられる体制になっております。  きのうの地震につきましては、私のところに十分後に連絡を...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 北海道の大地で心豊かな青春を送られたり、そうした自然の豊かな中でさまざまな情操豊かな青年たちが育っていく。私も実は自分が生まれ育ったところは長野県の海抜千五十メートルという大変過疎の地域であります。一方、私自身が今選挙区としておりますところは、先ほどから...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 琵琶湖の総合開発事業は、昨今は琵琶湖マラソンなどでも大変環境が整備されて、自然を回復し、そして多くの方々に親しんでいただいているところでもございます。  今御指摘をいただきましたように、二十五年の長きにわたって、この法律の二回にわたる延長などの中で、ま...全文を見る
02月21日第140回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○国務大臣(伊藤公介君) 災害対策に対します私の所信を申し述べさせていただきます。  我が国は、各種災害を受けやすい自然条件にあり、災害から国土並びに国民の生命、身体及び財産を保護することは国政の基本であります。  六千名以上の死者・行方不明者を出した平成七年一月の阪神・淡路...全文を見る
02月24日第140回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○伊藤国務大臣 私は、二十一世紀の日本のキーワードは科学技術創造立国と環境先進国日本だ、そういつも申し上げてまいりました。  自然を破壊しないということも大切なことでありますが、もう一つのテーマ、大変いい機会を持たせていただきましたので、私も問題提起として申し上げたいと思います...全文を見る
02月26日第140回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○国務大臣(伊藤公介君) 阪神・淡路の復旧から復興へ、国としても自治体と十分な連携をとりながら支援をしてきているわけでありますが、委員御指摘をいただいておりますように、まず仮設住宅から公的な住宅へスムーズに移ることができる、そうした支援策は何といっても緊急だと思います。  そし...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 事故災害につきましては、さまざまな御指摘をいただいているように事故の原因があるわけでございます。したがって、あくまでも民事で対応するという基本的な立場にございます。加えて、私有財産制度のもとでは、それぞれの責任において処理をするということになろうかと思い...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 今度のナホトカ号重油流出事故は、私たちにとりましても今後も極めてあり得るケースだと思います。  これまで私たちがいろいろな事故災害に遭ってまいりましたけれども、今委員御指摘のようにその経験を超える事故を経験しているわけでありますが、今後を考えますと、さ...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 仮設住宅から恒久住宅に移っていただくという仕事が、阪神・淡路では当面の最大の問題だと思っております。特に、最近も現地の知事さんとも直接お会いして現地の状況も報告をいただいているわけでありますが、何といっても仮設住宅に現在おられる方々が非常に高齢であるとい...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) この災対法は、委員などの御協力もいただいて阪神・淡路の災害を契機にして改正されたわけでございます。その改正の中ではいろいろな御議論があったことも承知いたしております。  阪神・淡路のようなこうした甚大な被害が起きましたときには、総理大臣を本部長として緊...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 委員御指摘をいただきましたように、ボランティアの方々が果たしていただいている役割は大変大きかったと思います。  そしてまた、阪神・淡路大地震のときには百四十万人を超える方々が全国各地域から来てお支えをいただきました。今度のナホトカ号の事故につきましても...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 地元にも非常に明るい、またこの阪神・淡路の復旧・復興については格別の御協力と御関心をお持ちの委員でありますから、私はこの機会に率直に申し上げたいと思います。つまり、この議論を極めて現実的なものにしたいと。  私は、国土庁長官になりましてから、この問題に...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 私は、必ずしも反対をするものではありませんが、数多くの審議会があるということについて個人的な立場で言えば、何もかも審議会にするというやり方は私自身は必ずしもとるものではありません。  これは議員立法もできることでありますから、先生方がむしろ議員立法とし...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) アメリカのカリフォルニア・ノースリッジの地震では、大統領の決断によって今お話のありましたような支援策をやってきたことは承知をしております。  しかし、それはアメリカはアメリカとしての、これは当座の生活、私の判断でいえば生活支援、立ち上がりのための援助と...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 佐藤先輩がちょうど現職の農林大臣でありましたとき、私も同じ政策集団で、私の地元にも実は応援に来ていただいた大先輩であります。先輩からも、かけがえのない肉親を失った悲しみの中からこの災害に対する法律に取り組んだというお話を私自身は直接伺った後輩の一人であり...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 長い答弁をするとしかられますが、数分前に答弁したことですからそんなに基本的に変わるわけではありませんが、それぞれ議員の皆さんからも、また政党からも、またいろいろな団体からも新しい制度を考えるべきではないか、そういう声があることは真摯に受けとめなければなら...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 先ほども申し上げましたとおり、知事会の結論をただ待っているだけではありません。知事会にできるだけその結論を早く出すように私の方からも要請をさせていただいて二月十日、つい先日ですが、全国知事会、土屋埼玉県知事さんと、兵庫県と静岡県知事さんにもおいでをいただ...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) これはもう何度か予算委員会でも御質疑をいただきました。私有財産制度のもとでは自助努力をするというのが基本的な考え方です。そして、個人補償をするということになると、これはもう際限なくなるわけですね。  ですから、先ほど御質問もありましたが、アメリカのノー...全文を見る
02月27日第140回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○伊藤国務大臣 都市工学の専門的な立場からいろいろ御指摘をいただいているわけでありますが、阪神・淡路の大震災を我々は貴重な教訓として、平成七年の七月、中央防災会議の改定によって新しい基本計画に沿って、各省庁が統一をした、特に直下型の大地震あるいは海溝型の巨大地震に対応できるそうし...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員が挙げられました具体的なそういう数字も大切なことだと思います。しかし、今世の中が閉塞状況の中にあるときに、二十世紀から二十一世紀という、世の中が、経済も社会の構造も大転換をしていく、ある意味では私たちの時代の、生きていく人々の考え方が変わっていく。そういう時期...全文を見る
02月28日第140回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○伊藤国務大臣 総合保養地域整備法、通称リゾート法が制定をされてほぼ十年になるわけでございます。委員も御指摘のように、この十年というのは私たちの国の経済あるいは社会の人々の暮らしというものにも非常に大きな変化があったと思います。  当然のことながら、時代が変わったりあるいは経済...全文を見る
○伊藤国務大臣 日本は、国土の三分の二、六七%は森林であります。そして、四万を豊かな海に囲まれているわけであります。私たちは、この大自然をいかに生かして、そしてまた、この大自然といかに人間が共生をして新しい二十一世紀の国土行政を展開するかというのは大変私たちにとっては重要な課題だ...全文を見る
○伊藤国務大臣 砂田委員が格別な思いを込めて、阪神・淡路の復旧から復興、また地域住民の皆さんのさまざまな地域にあります声を、国政の中でいろいろな形で私どもにも届けていただいたり、またこうしてきょうは委員会の中で御発言をいただいておりますことを、しっかりと受けとめさせていただきたい...全文を見る
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○伊藤国務大臣 総理府所管のうち、国土庁の平成九年度予算について、その概要を御説明いたします。  国土庁の一般会計歳出予算は、三千八百三十六億五千二百万円余を予定いたしております。  また、大蔵省所管の産業投資特別会計に計上の日本電信電話株式会社の株式の売払収入の活用による社...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員はこの道のある意味では専門家でもあるわけでありますが、基本的には事故災害についてはその関係の省庁の大臣を災害対策の本部長にして、しかし、その省庁だけでなしに、もちろん国土庁を初めとして関係省庁が連絡をとって、消防、警察あるいは時に自衛隊、こういうものが十分な連...全文を見る
○伊藤国務大臣 危機管理に関しては、阪神・淡路の震災以降、それぞれの関係機関とも非常に新しい時代に対応していただいていると、私自身は判断しています。また、国土庁といたしましても、特に危機管理については、初動体制が非常に大事だ、そして加えて、確かな情報をいかに早く的確に把握をするか...全文を見る
○伊藤国務大臣 先日行われた琵琶湖マラソンも、全国の皆さんが大変楽しまれたすばらしいマラソンでありました。  琵琶湖は、京阪神の約一千四百万人、そうした方々の生活を支える水資源として、また、滋賀県を初めとする京阪神地域のこれまでの発展や繁栄に大変大きく寄与している、いわゆる国民...全文を見る
○伊藤国務大臣 私は、二十一世紀の日本のキーワードは科学技術創造立国と環境先進国日本、そう申し上げてまいりました。  そういう観点からも、日本の人々が親しんできた琵琶湖が、特に先生の御地元であります滋賀県は、今全国の中で埼玉県に次いで人口の伸び率が第二位というそういう県でもござ...全文を見る
○伊藤国務大臣 それぞれの国の防災対策あるいは危機管理についてはさまざま勉強をする必要があると思いますし、先ほど局長からも答弁ありましたように、アメリカのFEMA等についても現地でさまざまなことを学んできたわけであります。  しかし、それぞれの国はそれぞれの国のいろんな体制の違...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員には御地元ということもございまして、阪神・淡路の復旧、復興に関しては格別の御支援、また、さまざまな情報を御提供いただいておりますことも、心から感謝を申し上げたいと思います。  御指摘をいただきましたように、この阪神・淡路は、現在、仮設住宅から恒久住宅にできる...全文を見る
○伊藤国務大臣 署名をいただきましたことは、官房長官に御報告がありましたことも、また、その後御関係者の皆さん、知事を含めて私の長官室にもお見えをいただきまして、その間の経過をよく伺いました。  災害の多い私たちの国ですから、やってくる災害に対して恒久的な制度をつくるという御指摘...全文を見る
○伊藤国務大臣 今少し触れさせていただいたわけでありますけれども、新たな共済制度を創設すべきではないかという御指摘は、一つの考え方ではあると思います。  しかし、先ほども申し上げましたとおり、共済制度を創設するということになりますと、当然強制加入を前提として考えなければその制度...全文を見る
○伊藤国務大臣 阪神・淡路の貴重な経験を生かして、将来に何か、災害の多い日本がそうした仕組みができないかということを私自身も研究してまいりました。  これは自治体と国が協力をし合わなければなかなか難しい問題だと思いますし、先ほど申し上げたように、全国の知事会の土屋知事さんを初め...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員の御指摘をいただいた問題は、一物三価とか一物四価とか、かねてから問題を御指摘いただいてきたところでございまして、公的土地評価の一元化に向けて、私どもも関係省庁もそれぞれの努力をしてきたところでございます。  土地基本法では「公的土地評価について相互の均衡と適...全文を見る
03月06日第140回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(伊藤公介君) 災害対策基本法は自然現象による災害であるとか大規模な事故は災害と規定しております。したがって、今回のナホトカ号の重油流出事故は明らかに災対法に言う災害に当たるわけでございます。  なお、この災対法に当たりますと、特別法によってその災害自身のいろいろな対...全文を見る
03月11日第140回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(伊藤公介君) 昨年の十月一日からことしの一月一日までの地価動向を調べてみますと、優良な住宅地についてはほぼ横ばいの状況になってまいりました。商業地につきましてはやや下落傾向がまだございますけれども、その下落幅は極めて小さくなってまいりました。大都市圏の商業地は入居率が...全文を見る
03月13日第140回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(伊藤公介君) 一つ一つの特殊法人の個別のことについて申し上げることはきょうは差し控えさせていただきたいと思いますが、私自身もかねてからこの特殊法人の退職金等々の問題については大変関心を持ってまいりました。したがって、私自身もそれぞれ特に特徴的なところを個別に調査させて...全文を見る
03月14日第140回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(伊藤公介君) 阪神・淡路の大きな災害を私たちは経験して、やってくる災害に対してどう対応するかということは、今、委員御指摘のように、いろんな形で御提案もいただいたり御意見もいただいてまいりました。  実は、これは総理の諮問機関であります防災問題懇談会で、地方公共団体が...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 法律の解釈では、委員今御指摘のように、いろいろ御議論のあるところです。そして、これはかねてこの法律が成案化されるときにも非常に検討されたと伺っております。  法律をそのまま解釈すれば、私はさまざまな今御指摘いただいたようなことは可能ではあると思います。...全文を見る
03月17日第140回国会 衆議院 建設委員会 第4号
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○伊藤国務大臣 本法律案の御提案に当たり、委員長及び委員各位の払われた御努力こ深く敬意を表するものであります。  政府としては、特殊土壌地帯の現状にかんがみ、本法律案については特に異存はないところであります。この法案が可決をされた暁には、国土庁といたしましては、関係省庁と連携を...全文を見る
○伊藤国務大臣 御案内のとおり、新しい要綱で示した方針は、地価の抑制から有効利用への転換ということを新しい方針として決めさせていただいたわけでございます。  これは、委員御指摘のように、地価税を含めて保有税を、土地を有効利用するときに税制をどう考えるかというのは大変重要な視点だ...全文を見る
○伊藤国務大臣 今申し上げましたように、そのときの土地をめぐる経済状況というものによっていろいろな考え方が変わっていくであろうというふうに思っているわけでありますが、ただ土地を持っている、利用していない土地を持っているという者に保有税がかけられる、地価税がかけられるということにな...全文を見る
○伊藤国務大臣 山本委員、さすがに極めて理論的に御指摘をいただきました。  私は、今御指摘をいただきましたことは、ある一面でまさに正しいと思います。しかし、要はこ の土地の所有をしている人の立場で物を考える場合と、いわゆる業者が新しく土地を購入してそれを有効に利用していく、そ...全文を見る
○伊藤国務大臣 実は、この新土地保有税を導入しよう、その時期に、ちょうど私は国土庁の政務次官をやっておりました。いろいろな役所の皆さんと検討したときに、またいろいろな調査もいたしました。このときに、たしかシンガポールの土地税制であるとか、各国の土地税制も、現地に調査に行ってもまい...全文を見る
03月18日第140回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(伊藤公介君) 工場等制限法の法律については、斎藤委員今強く御指摘をいただきましたように、産業の空洞化あるいはまた大学を含めて高等教育の環境が大変大きく変化をしております。そうした中で、特に首都圏や近畿圏におきましてはこの工場等制限法の内容を緩和すべきだという非常に強い...全文を見る
03月26日第140回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(伊藤公介君) 工場等制限法の見直しをすべきではないかというお尋ねをいただきました。  御指摘をいただきましたように、昨今の我が国の産業の空洞化、あるいは大学や高等教育をめぐります環境の大きな変化、そうした中で、特に首都圏あるいは近畿圏からこの工場等制限法を緩和すべき...全文を見る
03月27日第140回国会 参議院 建設委員会 第7号
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○国務大臣(伊藤公介君) 総理府所管のうち、国土庁の平成九年度予算について、その概要を御説明いたします。  国土庁の一般会計歳出予算は、三千八百三十六億五千二百万円余を予定いたしております。  また、大蔵省所管の産業投資特別会計に計上の日本電信電話株式会社の株式の売払収入の活...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 全国に三千二百三十二市町村があるわけでありますが、それぞれの町や村はできるだけ個性豊かな町づくり、そしてできれば自分たちのふるさとに若い人たちが定着をして住んで将来の期待をかけてくれる、そうした郷土づくりをしていただいているわけであります。  私どもは...全文を見る
04月17日第140回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○伊藤国務大臣 いろいろな角度からの御質問がありましたので、個々の質問についての答弁はそれぞれの担当から答弁をさせたいと思いますが、鹿児島県の北西部の地震災害に関しましては、委員からるる御指摘をいただきましたように多くの被害が出ているわけでございまして、また、現地の皆さんには、私...全文を見る
○伊藤国務大臣 宮路委員には、現地にあって、 被災をされた方々の抱えている切実な問題を適切に御指摘をいただいたと思っておりますし、これまでも災害が起きて以来、現地と私どもとのいろいろな情報提供をしていただいたり、今御指摘いただいたような問題について早くからお取り組みをいただいて...全文を見る
○伊藤国務大臣 東京と大阪は、何といっても日本を代表する国際的な都市であります。御指摘をいただきましたように、東京は、周辺を中心として万々一大きな災害を受けたときに、それにかわり得る機関として立川を中心とした機能を想定をしているわけでございます。  そこで、今御指摘をいただきま...全文を見る
○伊藤国務大臣 二千四百万人の署名を集められて、自然災害に対する国民的保障制度を求める国民会議の要望が示されたことは、私自身もよく承知をいたしております。また、内閣官房長官に代表の方々が会われてこのことを要望され、その一部の方々は私のところにも見えていただきました。  砂田委員...全文を見る
○伊藤国務大臣 災害に遭った海を基本的にもとどおりのきれいな海にしていくということは、大変我々も責任のあることだと思っています。  今御答弁をいただいておりましたように、環境庁を中心として、笹木委員から御指摘をいただいた点につきましても、既に環境庁の職員をアメリカ等に送って、き...全文を見る
○伊藤国務大臣 今度の重油流出事故に関しましては、運輸大臣が本部長として対応していただきました。もちろん、関係閣僚、そして関係省庁、連携をしてやってきたわけでありますが、私も閣僚の一員として、運輸大臣とも十分連絡をとりながら、委員が御指摘をいただきました民間の皆さんが、御商売をや...全文を見る
○伊藤国務大臣 阪神・淡路の震災以降、政府の危機管理体制というものが大変重要なテーマとして御指摘をされてまいりました。当然のことながら、政府もそれに対してあらゆる対応をしてまいりました。なお、さまざまな関係の方々の御指導をいただきながら、緊急な、特に初動体制について、我々はあらゆ...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員も御案内のとおり、十一月までには、私たちは霞が関の大改革案を提案をするわけであります。もちろん、国土庁を含めまして、また、そうした全省庁、新たな組織編成の中で国の危機管理体制をどうするかということは最重要課題になっていくと私は思います。  そういう意味で、そ...全文を見る
○伊藤国務大臣 実際に大きな危機を迎えたときに、国のすべての国民の命と財産を預かる総理大臣の決断というのは極めて重大でありますし、そしてその決断のときには、私は総理になったことがないのでわからないのですけれども、非常に孤独なのではないかと思うのですね、最終的には自分が決断をしなけ...全文を見る
○伊藤国務大臣 自然災害については、九月一日の防災の日を含めていろいろな形で訓練が行われているわけであります。  実は、事故に関しましては、防災基本計画の中の事故災害編として、さまざまな事故、航空、鉄道、海難、道路、火災、炭鉱、昨今いろいろ御指摘をいただいております原子炉、原発...全文を見る
○伊藤国務大臣 災害緊急対策の基金のようなものをつくったらどうかというお話だと思いますが、被災者のきめ細かいいろいろなニーズにこたえてそれぞれの施策を推進するという必要があると思いますが、災害の大きさ、それこそいろいろな災害があるわけでして、それに対してあらかじめ基金を設けておく...全文を見る
○伊藤国務大臣 災害を想定して最初から基金制度ということになると、逆に対応がしにくくなるというふうに私は思っていますので、今さまざまな制度があるわけですから、その制度を適用していく。もちろん被害も、阪神・淡路のような、我々の想像を超えるような災害も当然あり得ることですから、それに...全文を見る
○伊藤国務大臣 今回の原子力事故に関しては、大変残念、まことに遺憾だと思っています。また、その対応について適切でなかったということも極めて残念であります。  災害を担当いたします私の立場からは、防災基本計画の見直しの策定中で、それも間もなく改定をすることになるわけですが、原子力...全文を見る
○伊藤国務大臣 ナホトカ号の重油流出事故がありました直後、私自身も、それに対する対応は人海作戦のような形しかないのかなというのが率直な感想でございまして、実はこのことは、閣議でもそれぞれの閣僚から即発言がありました。  我々は、このナホトカ号重油流出事故等々を経験して、清龍丸一...全文を見る
○伊藤国務大臣 いずれにしても、日本のすべての官僚機構が大胆に新しい時代に向かって制度改革をされる、そういう中で危機管理体制は最も大事な機構であろうというふうに私自身も認識をいたしております。  実は、私たちは国土庁の中でも、そうしたかなり限られた時間の中で危機管理体制というも...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員が先ほどから御指摘いただいているように、例えば横浜市なんかは非常に積極的に進めていただいているわけですね。ですから、それぞれの自治体によってかなり温度差があるわけでして、また、それは特にこういう地震に対する温度差もそれぞれの都道府県で非常に大きいのですね。自治...全文を見る
○伊藤国務大臣 阪神・淡路の震災以降、復旧から復興へ、政府は地元の県、また神戸市などとは定期的に、定期的というよりも定期的以上に連絡をしてまいりまして、また、現地の声やいろいろな要望も伺ってまいりました。  もう委員御承知のとおり、それに対して国は、最終的には四兆円を超えるであ...全文を見る
○伊藤国務大臣 海をもとどおりに戻すということは当然でありますが、今度のナホトカ号重油流出事故などを経験いたしまして、今閣僚会議のもとに置かれておりますそれぞれのプロジェクトチームで、六月前後とも言われているわけでありますけれども、いずれにしても結論が出るわけであります。それを受...全文を見る
○伊藤国務大臣 油濁損害賠償保障法に基づいて、補償問題はこの法律に従って対応しているわけでありますが、そうはいいながら、これは国際的な問題でありますから、政府はもちろん外務省も中心となって対応させていただいているところでございますし、最終的にその損害がさらに補償額を超えていくとい...全文を見る
○伊藤国務大臣 私も、あの事故災害がありました直後、一体その対応が清龍丸だけというような対応でいいのかということを率直に、私自身もこれからの対応をきちっとしなければならないのではないかということを考えた一人でございまして、今後の対応をどうするかということについても、先ほど申し上げ...全文を見る
○伊藤国務大臣 小坂委員御案内のとおり、また委員会でも何回か私も答弁をしてまいりましたとおり、現在、我が国の災害、事故に対する対応というのは、事故災害についてはそれぞれの担当大臣が本部長に立って対応いたしますし、自然災害については、大きな災害になれば国土庁長官が責任者になってやり...全文を見る
05月01日第140回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(伊藤公介君) 東京は言うまでもなく日本の首都であります。したがって、日本のこの代表的な東京をどういう都市づくりをしていくかということは、国家にとっても極めて重要な課題であります。  御案内のとおり、極めて一極集中をしております東京の都市構造というものを、委員が住んで...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 委員も御承知のとおり、社会経済の状況が極めて大きく変化したことは御存じのとおりであります。そうした中で、東京都はこの計画の中で、少し長期的に緩やかにしてきた部分もございます。  例えば、私も最近この臨海部開発を現地で見させていただきました。当初、居住人...全文を見る
05月27日第140回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第2号
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○伊藤国務大臣 国土庁の平成六年度歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成六年度の当初歳出予算額は三千九百五十五億八千五百五十六万円余でありましたが、これに予算補正追加額百二十三億二千七百十四万円、予算補正修正減少額十三億三百五十三万円余、予算移しかえ...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員御指摘のとおり、日本はさまざまな災害が大変多い国であります。そうした災害の多い自然条件の中にありますこの国土、国民の生命、身体あるいは財産を保護することは、国家の基本であります。  したがいまして、国のさまざまな災害に対します対応については、これまでももちろ...全文を見る
○伊藤国務大臣 今回の災害に関しましては、現在、市町村また都道府県、関係省庁において災害復旧に向けた取り組みが行われているところであります。今それぞれ建設、農水などから御答弁をいただきましたように、地元の地方公共団体また関係省庁、十分連絡をとって、地元の対策にはしっかり私どもも取...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員が御指摘をされました基本的な考え方は正しいと私も思います。  今、私たちは、財政構造改革の真つただ中、もうその最終結論を出すという段階に来ています。それは、これからの日本のいわゆる財政ということをどうするか、そしてまたそうした中で、将来にわたって日本の経済、...全文を見る
○伊藤国務大臣 これは、各党間といいますか、今、政府、連立内閣でありますから、そうした意見というものも集約をされますし、また最終結論を出す前の段階で、我々閣僚がきちっと発言をさせていただく、そういう場面も当然あるわけでございまして、私は、今申し上げたような基本的な立場に立って、政...全文を見る
○伊藤国務大臣 砂田委員におかれましては、地元であるということもございまして、終始一貫阪神・淡路の復旧から復興についてしばしば委員会でも御質問いただき、また現地の皆さんが抱えております切実な情報について私どもにも御提供いただいておりますことを、大変感謝を申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○伊藤国務大臣 阪神・淡路の経験を我々は将来にどうしても生かしていかなければならないと思っております。  そうした中で、村山総理のときでございましたけれども、内閣総理大臣が設置をした防災問題懇談会の提言を受けて、今全国知事会で検討をされているところでございます。今、白紙から、何...全文を見る
06月04日第140回国会 衆議院 建設委員会 第15号
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○伊藤国務大臣 委員御指摘のように、財政構造会議の方向が昨日示されて、私たちは将来の子供たちの時代にはもっといい財政事情の国を残したい、我々はこれ以上将来にツケを回すことはしない、そうした決意の中で大胆な財政構造改革に取り組んできたわけでありますし、また、内閣としてその方向を示さ...全文を見る
06月10日第140回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第4号
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○伊藤国務大臣 今回の首都機能移転に対しますいろいろな動きがあったわけでございますが、平成二年の国会決議以来、国会の主導で六年間にわたって検討されてきた問題であります。国土の災害と対応力の強化、あるいは東京の一極集中の是正、さらには東京の生活空間の再整備といった課題に寄与するとい...全文を見る
○伊藤国務大臣 御指摘をいただいた点については、私どもこの国会の議員立法で決めていただいた方針に従って誠実にその環境を整えてまいりたいと思っております。特に、この首都機能の移転につきましては、極めて大きな国家的なプロジェクトにもなり得るわけでありますし、また国民的な合意というもの...全文を見る
○伊藤国務大臣 審議会の進め方については、当然のことでありますが、審議会の平岩会長以下審議会の委員の皆様方によく御了解をいただきながら進めてまいりたいというふうに思っております。  したがいまして、間もなく開かれます審議会の場では、私の方から政府の方針、考え方というものを申し述...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員御指摘をいただきました、この国会等移転は今に生きる人々だけでなくて次の世代の人たちもというお考えはそれなりに理解ができるわけでありますが、実は、財政構造改革も今の人々だけではなしに、もっと健康体である財政の日本というものを次の世代に私たちは渡さなければならない...全文を見る
○伊藤国務大臣 この首都機能移転について現実にどういう、どれだけの費用がかかるか、そのコストの計算についても、かつて試算をしたものはあるわけですけれども、客観情勢が非常に大きく変わりました。バブル経済後、その試算も改めてしていかなければならないと思いますし、かつて十四兆円とも言わ...全文を見る
○伊藤国務大臣 今世界の主要な国々の動きや、毎日のようにどこかの空港に世界の首脳が飛び立って新しい世界の流れができている、金融の自由化を初めとして、あるいは関税のない新しい社会をつくろう、そうした大きな流れを見ますときに、私たちの日本の国も今まさに明治維新以来大きな転換のときに立...全文を見る
○伊藤国務大臣 この国会等移転をやるべきだという理由の一つには、今御指摘をいただいたような新しい仕組みをつくる、規制緩和だとか地方分権というそういう流れをつくるのは、しかし、役所の抵抗があって官僚機構をつくり変えることもなかなか難しいのじゃないか。そういう中で、とにかく国会を移転...全文を見る
○伊藤国務大臣 今回の閣議決定によって、首都機能等の移転については慎重な検討を行うことを提起されたということでありまして、これを踏まえて、財政構造期間の一九九八年から二〇〇三年までは原則として新都市の建設事業に対する財政資金の投入は行わないということにしたわけであります。  従...全文を見る
○伊藤国務大臣 財政構造改革というのが優先だ  ということを私は申し上げてまいりました。また、そういう方向に我々は最大の努力をしていくわけでありますから、その中で、国会等移転は、これは議員立法として国会で決議をしていただいた、共産党さんだけは賛成していただけなかったと思いますが...全文を見る
○伊藤国務大臣 それぞれのいわゆる候補地と言われている地域の皆さんがいろいろな運動をされていることは、私自身も承知をしております。そして、それらの地域からいろいろな、こういうイメージの都市にしたいというような絵も私はいただいております。  自分自身が感じますのは、いたずらに誘致...全文を見る
○伊藤国務大臣 この法律は、繰り返すようでありますが、議員立法で国会で決めていただいた法律ですから、その法律に従って、政府が誠実にそのことが実行されるような環境を整えていくことは私どもの義務だというふうに思っております。  また、民族にそういうエネルギーがあるときに、過去を振り...全文を見る
○伊藤国務大臣 委員御指摘をいただいたことは、大変大事な御指摘であります。  実は、審議会が始まりましたときに、私の方から平岩会長を初め委員の皆様方に、極めて専門的な先生方がお集まりいただいて、それぞれ専門の立場で、首都機能はなぜ必要なのか、もちろん今お話しのような災害の問題を...全文を見る
○伊藤国務大臣 この首都機能移転に対しては、いろいろな考え方の方、またいろいろな考え方の政党、会派もあるわけでございまして、それぞれの主張はそれぞれの考え方があるんだろうというふうに思いますし、私も東京選出でありますから、東京の方々やあるいは東京の議会人の方々のいろいろな発言や考...全文を見る
06月13日第140回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○国務大臣(伊藤公介君) 東海地域は、過去繰り返し大地震が発生をしてきたところでございます。また、現在も地震発生の切迫性が大変懸念をされている地域でもあります。したがいまして、あらかじめできる限りの対策を講じていくことは、今後とも必要であろうというふうに考えております。  しか...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 地震防災緊急事業五カ年計画は、平成七年七月に施行された地震防災対策特別措置法の第二条に基づいて定められた計画でございまして、都道府県知事が、都道府県及び市町村の地域防災計画を踏まえて策定をするものであります。  既に、全都道府県におきまして、平成八年度...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 現在、予知の可能性のあります東海地震につきましては、大規模地震対策特別措置法に基づきまして、地震予知情報が出された場合の防災機関の対応や住民の避難などが定められているところであります。これにつきましては、国土庁や関係省庁、強化地域に指定をされている地方公...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 先ほども御答弁させていただきましたように、かなり予知ができる地震あるいはその地域、そしてまた全く予知の極めて困難な状況、そういうことを想定しながらあらゆるマニュアルに、我々はやってくるこうした地震、災害に対して対応をしていかなければならないと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 今度改正をされました防災基本計画の事故災害対策編は、大規模な事故による被害をいわゆる事故災害ということで、非常によくあるケースを想定して事故災害対策編としたわけでありまして、御指摘をいただいた人工衛星の落下物については、この防災基本計画に独立した独立編と...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 事故災害につきましては、当然事故の原因者が存在をするわけであります。原則として、被害者に対する補償あるいは復旧事業に要する費用を含めまして当該事故原因者が負担をするということが原則であります。  御案内のとおり、御指摘ありました今回のナホトカ号重油流出...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 御指摘をいただきましたように、日本は六七%を超えます森林に囲まれた国土であります。それはまた私たち国民の生活には非常に大きな潤いも与えていただいているわけでございますし、これから日本人のライフサイクルが大きく変わっていく、まさに日本の国土を自然と共生して...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 被災者支援のための新しい制度の構築に関しましては、災害相互支援基金の構想について、実は内閣総理大臣の諮問を受けて防災問題懇談会の中で、「大規模災害による被災者の生活を迅速かつ弾力的に支援するため、全国地方公共団体が毎年度一定の額を拠出して積み立てておき、...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) これは当時の内閣総理大臣の諮問を受けて、その検討結果に基づいて知事会が検討を進めていただいていることでありますから、全国知事会が結論を出されれば、そのことは私は可能な限り尊重をしてまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(伊藤公介君) この基金制度につきましては、現在知事会で検討をされていることでございます。私もその内容についてアウトラインは伺っているところでございますが、それをそのまますべてそのとおりいくのか、あるいはどういう形でそれをさらに現実のものとしていくかということは、知事会...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 防災問題懇談会の出された結論は、全国の地方公共団体が毎年度一定の額を拠出して積み立てておき、そして有事に備えるというようなことを検討する必要があるという結論に今なっているわけでございまして、この懇談会の方向は、地方公共団体が基金というものを創立して、そし...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 法案の内容について私が申し述べる立場にはないと思いますが、私は、自由闊達に時代の要請にこたえて議員の皆さんがさまざまな議員立法をすることは、最近議員立法が比較的ふえてきたように私は思いますので、非常にいいことだと思います。大いにそういうことは進めていただ...全文を見る
07月31日第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○国務大臣(伊藤公介君) これから日本人のライフスタイルもかなり大きく変化をしていくと思います。労働時間の短縮あるいは学校五日制、余暇時間をどう我々が活用していくか、非常に重要なテーマになってきていると思います。  そうした中で、今先生からもるる御指摘をいただきましたが、私たち...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 基幹的ないわゆる高速交通体系は現在なお整備途上にあるというふうに私自身も認識をいたしております。現在では、全国一万四千キロのなお半分弱という状況でありますから、こうした高速交通体系というものも計画的に進めていかなければならないと思いますし、同時にまた、十...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 委員もう既に御案内のとおり、現在行政改革会議において中央省庁の新しい機構改革が検討されているわけでございます。  御評価をいただきましたように、国土庁はこれまで、国土の均衡ある発展あるいは豊かで住みよい地域社会の形成を目指して国土計画あるいは土地政策な...全文を見る
08月29日第140回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(伊藤公介君) まず、浦田委員長初め委員の皆様方が現地に調査に行かれましたことに対しまして、心から感謝を申し上げたいと思います。  平成九年の七月梅雨前線豪雨については、九州地方を中心に大雨をもたらしまして、各地で大変大きな被害が発生をいたしました。特に、七月十日、鹿...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 激甚災害の指定につきましては、政府調査団の団長として現地を訪れました際に、関係省庁に対して、指定の前提となります被害額の査定作業につきましてできるだけ早く行うように強く要請をいたしました。七月十五日の閣議におきましても、災害復旧が速やかに進められますよう...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 政府としては、従来から土砂災害対策を今御指摘のように総合的に推進するために土砂災害対策推進連絡会議というものを設けておりまして、土砂災害の対策推進要綱を定めて、国土保全事業の推進、防災体制の整備など、土砂災害予防対策や災害発生時における応急対策などについ...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 委員の御指摘をいただきましたように、こうした土砂災害等につきましては、当然ハード面とソフト面、総合的に対応することが極めて大事だというふうに思っております。  やりとりがございましたように、ハード面については進行中であります。まだ完璧だと言える状況では...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 今度の中央省庁の再編につきましては、今、官房長から答弁を申し上げましたとおり、まだ細部にわたっての議論が煮詰まっているわけではございません。大枠として、現在の二十二省庁をどういう組み合わせにして新しい時代のニーズにこたえていくかという大きな方向が示された...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 基本的には、総理大臣ももちろんでありますし、関係各大臣が海外出張の場合には、きちっと代理を指名されてあらゆる事態に対応できるという状況で我々は今日まで対応してきたわけでございます。  しかし、昨今、さまざまな緊急事態あるいは国際的なテロ事件等々のいろい...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 私どもは、災害に対して一番大切なことは初動態勢だと。災害が起きたときに、どのようにそれが広がっていくのかということを想定して、直ちにそれに対する対応をすることが極めて大事だというふうに考えておりまして、阪神・淡路のあの震災は私たちに大変な教訓を与えたわけ...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 私は、国土庁長官に就任をさせていただいてから十カ月余り仕事をさせていただきました。本岡委員ともこの問題で何回か質疑もさせていただきました。私は、予算委員会でも答弁を何回かさせていただきましたように、絶望している国民の皆さんに光を与えることは政治や行政の仕...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) 国民の財産と生命を守ることは、私たちにとって最も大事なことだと考えております。  したがって、今日の日本列島のようなさまざまな災害があります国土の中で、今、財政構造会議など国の財政ということが大変大きな視点として論議されているところでありますが、国民の...全文を見る
○国務大臣(伊藤公介君) こうした災害に対しましては、御指摘をいただいたり、先ほどもやりとりがございましたけれども、まずはハード面で危険地域に対します対策をできる限り急ぐことが大事だと思います。  もう一つは、今御指摘をいただきましたように、ソフト面でその情報を公開し、そして適...全文を見る
10月30日第141回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○伊藤(公)委員長代理 ほかの大臣からできんか。
○伊藤(公)委員長代理 すぐ戻りますから、ちょっとほかの大臣に。
○伊藤(公)委員長代理 それでは、始めてください。吉井君。
11月04日第141回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○伊藤(公)委員 おはようございます。  まず、クラスノヤルスクにおきます日ロ首脳会談についてお伺いをさせていただきたいと思います。  大変忙しいスケジュールの中、橋本総理、大変御苦労さまでございました。報道によりますと、エリツィン大統領と川下りをされたり、あるいは釣りを一緒...全文を見る
○伊藤(公)委員 ありがとうございました。今総理からお話をいただきましたように、政治的な成果というものは、これからの日ロ関係あるいはアジア、また国際政治にも新しい一ページを開く、私はそういう歴史的な日ロ会談になったというふうに認識をいたします。  ところで、今お話の中にもござい...全文を見る
○伊藤(公)委員 もう一言、アジア太平洋での日ロ協力についても、APECへのロシアの参加などを提案されたわけでありますが、その考え方についても一言だけ触れていただけませんでしょうか。
○伊藤(公)委員 次に、何といっても私たち日本の国が関心を持っているのは北方領土問題であります。  今回、御報告をいただきましたように、二〇〇〇年までに平和条約を締結するよう努力をすることで両首脳で約束をされたということは、大変画期的なことだと私は思います。我が国はこれまで、我...全文を見る
○伊藤(公)委員 報道を通じて私も見させていただいたわけでありますが、総理と大統領の間でお孫さんの話が出たり、トップレベルの会談の中でそうした親しい家族の話まで出て、大変友好的な関係ができたということは、私たちにとっても大変ありがたいことだというふうに思います。  そうした信頼...全文を見る
○伊藤(公)委員 私たちの日本にとっては、当然、韓半島や中国は隣国であります。しかし、もう一つの隣国でありますロシアという国に対して、私たちは戦後五十年間、これほど身近に、また親しい関係にロシアというものを確認したのほかってなかったことではないかと思います。  先週は米中の会談...全文を見る
○伊藤(公)委員 我が国の安全保障を考える上で、朝鮮半島の情勢は極めて私たちの国と密接な関係にあることは言うまでもありません。しかし、それとともに、対米関係あるいは対中関係をいかにバランスをとっていくかということは、大変大きな課題であると思います。  先ごろ、中国の江沢民国家主...全文を見る
○伊藤(公)委員 私、実はガイドラインについてあと一、二点質問通告をしているわけでありますが、ちょっと時間が経過しまして、経済的な問題、景気対策も少し伺いたいと思いますので、恐縮ですが二、三点はまたいずれ、本会議等のこともございますので、いずれの機会に、ガイドラインの詳細について...全文を見る
○伊藤(公)委員 ガイドラインについて、総理に一言だけ、ちょっと基本的なことでございますので伺っておきたいと思います。  前の国会の外務委員会、これは六月十一日の質疑でありますが、この議事録を私ちょっと読ませていただきました。周辺有事において、米軍が活動している場合に、我が国が...全文を見る
○伊藤(公)委員 ガイドラインの問題、それから北朝鮮の日本人配偶者里帰り問題についても伺いたいと思いましたが、国内問題を限られた時間の中で伺いたいと思いますので、その通告した質問は改めてさせていただきます。  それでは、連休が二日間あったものですから、社会状況、いろいろ変化がご...全文を見る
○伊藤(公)委員 総務庁長官からもお答えをいただきます。
○伊藤(公)委員 今、両大臣のお話を伺いまして、この問題には人一倍強い関心を持たれ、またある意味ではこの行革に対して非常に大きな影響力を持っております小泉厚生大臣から御感想を伺いたいと思います。
○伊藤(公)委員 行政改革は、これからいよいよ、一府十二省という大枠は私はこのまま確実に進んでいくであろうというふうに思います。また、我々もそれを応援していきたいと思います。  問題は、今小泉厚生大臣からもお話がありましたその中身であります。そして、国家公務員百十五万、このスリ...全文を見る
○伊藤(公)委員 ありがとうございました。
12月09日第141回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○伊藤(公)委員 参考人、きょうは大変御苦労さんでございます。既に参議院で参考人はいろいろな質疑をやっておられますので、きょうはさらに少し具体的に、多少失礼を省みず、率直にお伺いをさせていただきたいと思います。  いずれはさまざまな形で真相は明らかになると思いますが、私たちは、...全文を見る
○伊藤(公)委員 それでは、もう一つ具体的に伺いたいと思います。  私、株式のことを必ずしも詳細知っているわけではありませんけれども、いわゆる現先取引、有価証券を担保に資金を借りて、後で利息を乗せた金額を返却する、そして担保証券を取り戻すといういわゆる現先取引などについても、既...全文を見る
○伊藤(公)委員 もう一点、伺っておきたいと思います。  こういう一連の飛ばしのことについて、実は、既に参考人は証券取引等監視委員会の事情聴取を受けているようであります。その中で、いわゆる飛ばしについて、九一年の夏、初夏、都内のホテルにおいて、社長であった、参考人が当時社長であ...全文を見る
○伊藤(公)委員 端的に、その会議に参加した方は何人で、だれだったかだけ明らかにしてください。
○伊藤(公)委員 飛ばしを続けた結果、最後にみずから株式を引き取る。株式取引の損失を引き受ければ、場合によっては損失補てんに当たることになるわけですが、いわゆる簿外債務の引き受けは平成三年の末までに行われておりまして、証取法の改正で損失補てんが禁止されるようになったのは平成四年。...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が限られておりますので、重要なことだけ伺っていきたいと思いますが、海外の現地子会社が、含み損を抱えた外債を実際よりも高値で引き受けさせた際に、現地子会社にそのような資金力がないので、いわゆる山一証券が実質的に資金を提供する形でやってきたというふうに思うんです...全文を見る
○伊藤(公)委員 これだけいわゆる多額の顧客の株式取引に損失などを引き受けて、簿外債務として、言ってみれば隠ぺいするといいますか、そういうことでありますから、当然、取締役会やあるいは実質的に正式な社内の会議で話し合われ、はっきりとした意思決定がされたのであるかどうか。だれが、この...全文を見る
○伊藤(公)委員 いわゆる一般的には山一の簿外債務は二千六百億ではとまらないのではないかというふうにも現在言われています。本当にこれ以上今参考人が知っていることはないのか。つまり、山一が今言われている、巷間言われていること以外に、いわゆる隠しているものはないのか。今後、山一証券の...全文を見る
○伊藤(公)委員 いわゆる飛ばしを繰り返した結果に、引受先がなくても、山一証券で抱え込んでいる限り、株式の含み損として処理しておけばいいことで、どうしてそういう処理ができなかったのか。それは、現物としての株式があるいはなかったからではないかとも私は考えるのです。つまり、架空の売買...全文を見る
○伊藤(公)委員 それでは、参考人は当時その立場にいたので明らかにできると思いますが、九一年当時、帳簿でどのくらいの損失があったのか。そして、その帳簿は実際に保管されていると思いますけれども、もしその帳簿があれば、私はできるだけ早く公にしていただきたいと思います。この九一年当時の...全文を見る
○伊藤(公)委員 その九一年当時の帳簿はあるんですか。あると思うんですか。あると考えられますか。
○伊藤(公)委員 はっきり申し上げれば、裏帳簿です。一連のことをやってこられたわけですから、そのときの帳簿があるはずです。これはもういずれ明らかになりますよ。  ですから、私は、その当時の責任ある立場にいたわけですから、参考人は、これだけ大きな社会的な問題であり、日本の金融業界...全文を見る
○伊藤(公)委員 これは、これから監視委員会でも当然事情聴取されると思いますし、明らかにされていくと思いますが、責任ある立場でその帳簿があるかないかを会社に指示して、可能な限りこれは明らかにしていただきたいと思いますが、その努力をしていただきたいと思いますが、いかがでしょう。
○伊藤(公)委員 この帳簿はぜひ明らかにしていただきたいと思いますので、委員長のもとで、この委員会をもって、正式に、参考人それから山一証券にこの帳簿を出すように指示をしていただきたい。委員長にお願いをいたします。
○伊藤(公)委員 参考人は参議院の質疑において、経営破綻直前に本人名義で保有していた自社株を売却したかということについて、全面的にこれを否定されましたけれども、間違いがないかどうかを確認させていただきたいと思います。  そして、現在もその株は保有をしているのかどうか。また、もし...全文を見る
○伊藤(公)委員 時間が参りましたので、まとめの質問をさせていただきますが、参考人はことしの八月に会長を退任しているわけであります。きょうの冒頭にも、一万人に近い社員の皆さんに対する参考人の考え方が述べられました。  実は、たまたま私、議員会館の秘書が事情があってやめることにな...全文を見る
○伊藤(公)委員 天下の山一のトップリーダーとしてどのような結論を出していくかは、私は、社員の皆さんも、誇りを持って山一に働いていた人たちは注目をしていると思います。  今、私たちがこの日本の株式市場を振り返りますときに、日本の証券業界からさまざまな人たちが、個人株主もいるわけ...全文を見る
○伊藤(公)委員 ありがとうございました。
○伊藤(公)委員長代理 これにて石川君の質疑は終了いたしました。  次に、西川知雄君。