熊野正士

くまのせいし

比例代表選出
公明党
当選回数1回

熊野正士の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月25日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○熊野正士君 今回、比例区で初当選しました公明党の熊野正士でございます。議員になりまして、厚生労働省の皆様の奮闘を間近で拝見いたしまして、改めて敬意を表するとともに、本日は……(発言する者あり)いえいえ、敬意でございます、本日は質問の機会を与えていただきまして、委員長始め関係各位...全文を見る
○熊野正士君 効果があったとの御答弁、大変にありがとうございます。ただ、このグラフで二十四年から二十六年のデータを見ますと、子宮頸がん、乳がん共に受診率が横ばい状態ということで、がん検診受診率向上に向けた新たな取組も必要というふうに考えます。    〔理事島村大君退席、委員長着...全文を見る
○熊野正士君 がん検診の実態調査についての問題点、二つ挙げたいと思います。  一つは、総務省の調査でも指摘されておりますけれども、がん検診受診率の算定方法が各市町村でばらばらで非常に分かりにくいという点であります。二点目は、職場でのがん検診も行われておりますけれども、その実態が...全文を見る
○熊野正士君 実態調査は施策の効果を判定する上でも非常に重要ですので、どうかよろしくお願いをいたします。  次に、肺がん検診についてお尋ねをいたします。  肺がん検診では、胸部単純写真を撮影しまして、リスクの高い方には喀たん細胞診を加えるというふうにされておりますけれども、こ...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  その上で、今の肺がん検診ではなかなか検出できない早期肺がんがあることも事実でありまして、いかにして早期の肺がんを発見するのかと。近年、被曝量の少ない低線量CTによる肺がん検診が有用という報告がありまして、このCT検診を肺がんに使ってはどう...全文を見る
○熊野正士君 次に、緩和ケアについて質問したいと思います。  緩和ケアは、がん対策基本法、またがん対策推進基本計画において重要な柱の一つに位置付けられております。この緩和ケア医療で重要な役割を果たしているのが、各がん拠点病院を中心に配置されております緩和ケアチームであります。し...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  あと、緩和ケアを進めるためには、緩和ケアチームの充実に加えまして、広く医療従事者に緩和ケアの重要性を理解してもらう必要があろうかと思います。厚労省として、がん医療従事者への研修を実施しているというふうに伺っております。私の知り合いのドクタ...全文を見る
○熊野正士君 緩和ケアは非常に大事だと思いますので、今後とも更なる取組をよろしくお願いをしたいと思います。  あと、次に、介護従事者の方の処遇改善について質問いたします。  私も処遇改善を望む悲痛な声を本当に至る所で伺いました。本年度の補正予算及び来年度予算の概算要求で、来年...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  介護従事者の処遇改善に向けて、大臣からも力強い答弁をいただきました。私たちも処遇改善に向けて全力で応援してまいりたいと、そのように思っております。  次に、最後に認知症についてお尋ねをいたします。  平成二十七年に新オレンジプランが作...全文を見る
○熊野正士君 大変にありがとうございました。  これで私の質問を終わりたいと思います。
11月15日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士でございます。よろしくお願いをいたします。  今回新たに受給資格を得られる六十四万人の方々が年金を受け取るためには、送付された書類を送り返すか、若しくは窓口に出向く必要があるわけですけれども、なかなか書類が作成できないとか、あるいは窓口まで行けない...全文を見る
○熊野正士君 是非とも、市町村の方でも具体的にこういうふうにすればいいんだというふうなことがより分かるように、是非よろしくお願いをしたいと思います。  次の質問ですけれども、国交省では現在、建設業界における社会保険未加入対策に取り組んでいると承知をしております。これは、人材確保...全文を見る
○熊野正士君 この施策はいろんな意味で本当に大事な取組だというふうに思っております。年金制度に限ってみましても、納付率は確実に向上につながりますし、そして何よりも無年金、低年金対策に有効だと考えるわけです。  しかし、現場でも様々なお声を伺うと、企業の側からすると、負担が増える...全文を見る
○熊野正士君 よろしくお願いいたします。  現在、納付率の向上に向けた取組として年金セミナーを開催していると答弁がございました。昨年度で年間三千三百十一件のセミナーが中学校、高校、大学の教育機関で開催をされて、約二十七万人の人が受講したと聞いております。アンケート調査では、年金...全文を見る
○熊野正士君 是非とも、社会科の授業でやるというのももちろん大事だと思うんですけれども、それとはちょっと、ではなくて、もう例えば年金だけの授業とか社会保障だけのカリキュラムと、そういったものを是非強く求めて、質問を終わりたいと思います。
11月21日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士でございます。  本日は貴重な御意見を伺いまして、大変にありがとうございます。  まずは、本当に大変な台風被害に対しまして、被害に遭われた皆様方に心からお見舞いを申し上げますとともに、この復旧復興のために尽力されている皆様方に改めて敬意を表したい...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。輸出をするのであれば、しっかりとしたインフラ整備が必要であるということだと思います。よく分かりました。  続きまして、西原公述人の方にお伺いをさせていただきたいと思います。  先ほど、ちょっと僕も聞き逃したのかもしれないんですが、ビートの今...全文を見る
○熊野正士君 機械が使えないというのは、それはなぜなんでしょうか。
○熊野正士君 よく分かりました。  要は、いわゆるてん菜というかビート、非常に不安定であると。今回、本当に長雨というか、北海道は今まで経験したことのないような雨の中で、そういった被害も起こり得るということを十分対策の中に入れていかなければいけないかなというふうに感じました。あり...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  例えば新規就農の方に対する支援であるとか、あるいは後継者の方で、規模を大きくしたいんだけれども、そういうインフラ整備に対する支援であるとか、そういったところがしっかりできればいいんじゃないかということでよろしいでしょうか。ありがとうござい...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  その辺もっと対策をしっかりやりながらということで、一つの今回TPPで大きなルールができるので、それは一歩前進なのかなというふうには思いますけれども。  あと、御社ではもう既に海外に進出をされていまして、先ほど佐藤委員の方からも、そういう...全文を見る
○熊野正士君 五人というのは、アドバイザーというか。
○熊野正士君 なるほど。じゃ、ちょっとそれ増やすような方向で是非。はい、分かりました。ありがとうございます。  じゃ、最後に、吉川公述人に御質問させていただきたいと思います。  先ほど、乳牛等を例に引かれながら、遺伝的な優位性を高める努力をずっとしてこられたということで、本当...全文を見る
○熊野正士君 よく分かりました。ありがとうございます。  何か聞きましたら、たしか和牛ということを、ここは和牛で、要するにオールジャパンでということで、よく分かりました。  たしか、何か昨日も伺いますと、いわゆる、今どんどん輸出をしていこうということで、結構、一兆円かな、何か...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。
11月22日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○熊野正士君 公明党の熊野でございます。  まず初めに、養子縁組につきまして、この点だけはということで質問をさせていただきたいと思います。  養子縁組のあっせんについてでありますけれども、このあっせんには児童福祉に関する高い専門性と倫理意識が求められます。しかし、現在は第二種...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  次に、がん対策について、先日改正されましたがん対策基本法に関連して幾つか質問させていただきます。  まず、がんと就労についてお尋ねをいたします。  がんの予後は格段に改善をしまして、それに伴ってがん患者さんの就労の機会が増えておりま...全文を見る
○熊野正士君 更なる取組をよろしくお願いしたいと思います。  一方、厚生労働省の調査によりますと、がんと診断された方のうち約四割の方は、治療が始まる前にもう既に仕事を辞めていらっしゃると、そういう実態があります。  私も長らく病院に勤めておりまして、その経験から申しますと、医...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  私は、放射線科の専門医としてGISTという疾患の画像診断の研究に携わっていた経験があります。GISTというのは胃とか小腸などの消化管に発生をする悪性腫瘍でありまして、人口十万人に一人から二人といういわゆる希少がんに相当いたします。CTが...全文を見る
○熊野正士君 是非とも、希少がんというのはなかなか治療が難しいがんもたくさん含まれておりますので、本当に研究が進むようによろしくお願いをしたいと思います。  あと、その希少がんの研究のためにも大事になってくるのががん登録であると思います。がん登録の推進法が平成二十五年に可決をさ...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  あと、今回のがん対策基本法におきまして、予防医学の観点が非常に大事だということで、感染症に対する対策ということも盛り込まれておりますし、また事業者の責任ということもその中で唱えられておりますので、この辺も含めまして、今後しっかりとがん対策...全文を見る
12月02日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第11号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士でございます。  本日は、御多忙のところ三人の参考人の方に御出席をいただき、そして大変貴重な御意見を賜りまして感謝申し上げます。誠にありがとうございます。  それでは、幾つか質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。  た...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  科学的な調査をしっかりと日本でもやるべきだということだというふうに承りました。  次に、今すごくずっと話題、議論されておりましたTPPの医療保険制度への影響ということで、幾つかもう既に質問がされていましたけれども、先ほども川合議員の方...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  ただいま医薬品のことについて意見を頂戴いたしました。  先ほど遠藤参考人の方から薬価算定の仕組みということで本当に詳しく分かりやすく述べていただきました。そこで、遠藤参考人に質問をさせていただきたいわけですけれども、この医薬品について...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  今回のTPP協定でありますけれども、十二か国という多国間での協定であるわけですが、その懸念の多くが米国に対する懸念のようであります。    〔理事福岡資麿君退席、委員長着席〕  それは、一つには米国における医療体制への懸念と思います。...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  これ、恐らく最後の質問になるかなと思いますけれども、今回のTPPの議論の中で、日本の皆保険制度というのはこれ維持しなければいけないということについてはもう与野党を問わず共通の認識だろうというふうに思います。TPPの協定がこの医療保険制度...全文を見る
○熊野正士君 医療提供の体制と、ちょっともう少し、済みません。
○熊野正士君 ありがとうございました。  本当に、今回TPPの議論を通していろんなことが分かってまいりました。先ほどの食の安全ということにつきましても、実は多くの国民の方が、既にホルモンの投与された牛肉が入っていることであるとか、あるいは遺伝子組換えの作物が日本に広く入っている...全文を見る
12月08日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  平成十六年に年金制度の大改革が行われました。当時、急激に進む少子化、高齢化の中で年金制度に対する国民的な不安が非常に高まっておりまして、特に現役世代と言われる若い方々が将来本当に年金がもらえるのか、また、年金の保険料が年々増加しているけれ...全文を見る
○熊野正士君 過去二回の財政検証で指摘をされている大きな課題が、先ほどありました、平成十六年から二十六年の間で賃金が下がって、それに伴って所得代替率が上昇してしまったと。マクロ経済スライドによる調整期間というのが長期化をするというのをよく耳にするわけですけれども、この調整期間が長...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  このマクロ経済スライドですけれども、平成十六年の改革のときに既に組み込まれていたわけですが、マクロ経済スライドが完全に発動されたのは過去に一度きりだということでありまして、このマクロ経済スライドをデフレ下においても発動できるようにするこ...全文を見る
○熊野正士君 今回の法改正では、賃金と物価スライドの適用ルールも変更をされるわけですけれども、この変更について唐突だといった批判もあるわけですけれども、そこで質問をさせていただきたいと思います。  平成十六年以降、五年に一度の財政検証を行いながら、また社会保障制度改革国民会議で...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  今の答弁を伺いますと、今回の賃金に合わせた年金改定ルールの見直しというのは必要性はよく理解できるわけですけれども、ただ、大きな問題は今年金暮らしをされている高齢者の方々の不安でありまして、高齢者の方のお声を伺いますと、どんどんどんどん年金...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  賃金に合わせた年金額の改定というのはこれ平成三十三年からということでございまして、少し先の話ではありますけれども、賃金の低下がもし続けば今の高齢者の年金が目減りをしてしまうということだと思います。  先ほど大臣の方からもお話がございま...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  続いて、今働いている現役世代の方に関しての質問をいたします。  四十年間国民年金をきちんと納付しても、もらえる給付額は月六万五千円でありまして、これだけでは実際の生活は大変であります。先日の質疑でも、高齢単身無職世帯の基礎的消費支出が七...全文を見る
○熊野正士君 また一方で、政府としては、国民年金加入者に対しては国民年金基金であるとかあるいは確定拠出型年金といったいわゆる二階部分への加入も促進するというふうな答弁もございました。しかし、今日、今お配りをさせていただいている資料にありますように、国民年金加入者、一号被保険者です...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  じゃ、最後に、低年金者に対する対策について質問をしたいと思います。  先ほどの資料にもありますように、国民年金加入者の所得が低くて将来低年金になる可能性が高いことが予想されるわけですけれども、低所得の方には年金保険料の納付免除という制...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  じゃ、これで私の質問を終わります。ありがとうございました。
12月13日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  私は、自由民主党及び公明党を代表して、公的年金制度の持続可能性の向上を図るための国民年金法等の一部を改正する法律案に賛成する立場から討論を行います。  平成二十六年財政検証では、日本経済が再生し、高齢者や女性の労働参加が進めば、将来の所...全文を見る
○熊野正士君 今後も国民全員が安心かつ信頼できる公的年金制度の実現に向けて不断の取組を行っていくことが何よりも重要であることを申し上げ、私の賛成討論といたします。