熊野正士

くまのせいし

比例代表選出
公明党
当選回数1回

熊野正士の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第193回国会 参議院 本会議 第8号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  私は、自民・公明を代表し、ただいま議題となりました平成二十九年度地方財政計画、地方税法改正案、地方交付税法等改正案について、関係大臣に質問いたします。  まず、質問に先立ち、一言申し上げます。  この三月十一日で東日本大震災から丸六年...全文を見る
03月13日第193回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  予算委員会での質問の機会を与えていただき、関係者の皆様に感謝申し上げます。医師としての経験を踏まえ、質問させていただきますので、どうかよろしくお願いをいたします。  まず、介護従事者の処遇改善について質問いたします。(資料提示)  公...全文を見る
○熊野正士君 どうぞよろしくお願いをいたします。  あと、介護の分野でよく耳にするのが事務手続が煩雑だというものです。提出すべき書類が多過ぎて本来の業務に支障が出ております。  昨年六月に閣議決定をされましたニッポン一億総活躍プランの中で、行政が求める帳票等の文書量の半減など...全文を見る
○熊野正士君 何とぞ実効性のある取組、よろしくお願いをいたします。  次に、認知症施策についてお尋ねいたします。  認知症には、早期診断、早期対応が非常に重要です。しかし、実際には、家族が異変に気付いても本人がなかなか病院に行ってくれないとか、近所の独居老人の方の様子がおかし...全文を見る
○熊野正士君 よろしくお願いします。  警察庁によりますと、認知症やその疑いのある行方不明者の数は平成二十七年で一万二千人を超え、その数は年々増加をしております。今後、認知症の方の見守り体制の充実強化が必要不可欠であります。  奈良県の広陵町では、写真のように靴の爪先とかかと...全文を見る
○熊野正士君 認知症施策は大きな課題であります。国を挙げての取組を何とぞよろしくお願いをいたします。  次に、がん対策についてお尋ねいたします。  がん対策の大きな柱の一つに緩和ケアがあります。緩和ケアで大切なことは、このパネルにありますように、がんと診断された早期からという...全文を見る
○熊野正士君 力強い答弁、ありがとうございました。  本日は、介護従事者の処遇改善、認知症施策、がん対策としての緩和ケアについて質問をいたしました。  時間が参りましたので、質問を終えます。ありがとうございました。
03月22日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  本日は、質問の機会をいただきましてありがとうございます。  まず、緩和ケアについて質問いたします。  私も医師として今でも医療相談を受けますが、感じることは、医師と患者さんとのコミュニケーション不足ということです。例えば、がんの告知、...全文を見る
○熊野正士君 この適切な伝え方というのは、今答弁の中にありましたけれども、がんと診断された早期からの緩和ケア医療にとって重要な役割の一つであるというふうに思います。  患者さんに病気のことを適切に伝えるにはどうしたらいいのかと。がんの告知は通常は診療科で行われるわけですけれども...全文を見る
○熊野正士君 是非とも連携強化に向けた取組を更に進めていただければなというふうに思います。  次に、肝炎対策について御質問させていただきたいと思います。  がん対策加速化プランの中で肝炎対策が柱の一つとなっております。昨年改正されましたがん対策基本法の第六条にも、がんの原因と...全文を見る
○熊野正士君 私は放射線科の専門医で、肝臓がんの早期発見のための画像診断に携わってまいりました。肝がんは肝硬変の方に発生しますので、慢性肝炎、肝硬変の方は定期的に肝がんのチェックをしなければいけないということで、肝がんの早期発見にはやっぱり画像診断が大事でして、超音波検査であった...全文を見る
○熊野正士君 次に、てんかん医療について質問をいたします。  てんかんの患者さんは全国で約百万人と言われておりまして、決してまれな疾患ではありません。小児だけではなくて、成人してから発症するケースもあるようです。適切な治療を受ければ、多くの患者さんはてんかん発作が抑えられて、日...全文を見る
○熊野正士君 今いろいろと成果を御紹介していただきまして、ありがとうございました。  てんかん拠点病院の大きな成果の一つは、今お話しいただいたことの中にもありましたけれども、地域のネットワークがしっかり機能することで適切な治療が実施されるようになったということだろうと思います。...全文を見る
○熊野正士君 本当に前向きな答弁、ありがとうございます。  続きまして、東日本大震災から丸六年が経過をいたしまして、今月の三月三十一日には浪江町、それから川俣町、飯舘村で、四月一日には富岡町で、それぞれ避難指示が解除されます。  私は先月二十日に南相馬市を訪問いたしました。南...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  是非とも、本当に原発の周辺の地域の方々のためにも国を挙げて応援していただけたらなというふうに思います。  最後の質問になりますけれども、かかりつけ薬局のことについてお尋ねをしたいというふうに思います。  厚生労働省では医薬分業という...全文を見る
○熊野正士君 これで質問を終わります。ありがとうございました。
04月06日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  医師として臨床研究に携わった経験も踏まえ質問させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いをいたします。  まず、臨床研究の透明性の確保についてお伺いいたします。  今回の法案では、製薬会社から資金提供を受けるなどの研究を実施...全文を見る
○熊野正士君 ということは、既に製薬協とかでは契約を結んでいることが多いということですので、ほとんどが契約されているケースが多いんじゃないかということだと思いますが、さらに、本法案では、先ほども御答弁の中にありましたが、製薬企業から医療機関に提供された資金についてその公表が義務付...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  人を対象とした臨床研究に関しては倫理指針というものが厚労省の方で定められておりまして、研究者はこの倫理指針にのっとって研究を進めていくわけですけれども、今回の契約の締結や公表ということに関しては恐らく倫理指針の中でもはっきりとは言及がされ...全文を見る
○熊野正士君 だから、公表に関しては、アメリカではもう法規制があって、ヨーロッパは自主規制で、今回、日本では法規制できちっとやるということの理解でよろしいかと思います。  今回の法案の中には、モニタリングであるとか、それから利益相反の管理というものを、実施基準の遵守や記録の保存...全文を見る
○熊野正士君 このモニタリングであるとか利益相反の管理というものを誰が行っていくのかということも大事な点かなというふうに思います。一つの施設で研究グループがやるとき、同じグループの中でやるとか、いろんなパターンがあると思うんですけれども、一般的には直接研究に関与していない人が行う...全文を見る
○熊野正士君 お話の後半は何か違反があったときの対応が主だったと思うんですけれども、実際にモニタリングとかそれから利益相反の管理ということについて、だから、その辺の縛りというか、その辺は余り明確じゃないんでしょうか。
○熊野正士君 分かりました。だから、実施計画の中できちっとこういうふうにやりますよというふうに書いてもらって、それが本当に正しいというか、いいかどうかということをいわゆる倫理委員会で審査をするということですかね。  これまでの臨床研究において、データの改ざんであったりとか個人情...全文を見る
○熊野正士君 今回の法整備で、先ほども答弁の中にありましたけれども、厚労大臣の調査権限が明確となっておりまして、帳簿や書類の提出を求めたり、厚生労働省の職員の方が立入検査を行うことが明記されているわけですけれども、これまでの不適正事案の教訓も踏まえてどのような調査が行われるのか、...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  研究者の大半は真面目に研究をしているわけでして、ごく一部の心ない研究者のせいで臨床研究全体の国民からの信頼性が損なわれるということは本当に遺憾なことだというふうに思います。先ほど答弁にあった、調査に基づいて指導や措置が講じられるということ...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  続いて、各医療機関には倫理委員会というのがあって、そこで臨床研究について審査が行われています。既存の倫理委員会というのが全国に約千六百ぐらいあるということです。これまでの厚労省の見解からすると、既存の倫理委員会ではこの不正防止の歯止めにな...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  先ほども申しましたけれども、大半の研究者は真面目に適正に研究をしているわけでして、そういった真面目な研究者に対して負担を強いるようなことがあってはならないのかなというふうにも思います。  通常、大体倫理委員会というのは一月に一回ぐらい例...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  私は放射線科が専門なんですけれども、学会でよく言われるのが、今日も午前中に足立先生の方から、論文の数が減っているとかお話がございまして、そういったのは指摘されています。  臨床研究では医師が主導でやるわけですけれども、医者が忙し過ぎて、...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  ちょっと二番目に質問しようと思っていたことも答えていただいたので、いわゆる臨床研究というか、本当、どっちかというと、この基礎研究と臨床研究とあって、基礎の方は、例えばノーベル賞受賞であったりとか、何となく分かりやすいというか国民的にもあれ...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  しっかりとやっぱり推進すべきは推進していかなければいけないかなというふうに思いまして、やっぱり国民の信頼を得るということが大事だというふうに一番最初にありまして、実際に研究に協力していただくのは患者さんであって、同意もきちっと取っていかな...全文を見る
04月17日第193回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  昨日で熊本地震本震からちょうど一年となりました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、復興支援に全力を尽くすことをまずお誓い申し上げます。  私は、先日、岩手県の大船渡市を訪れ、高台に集団移設された住宅を視察いたしました。...全文を見る
○熊野正士君 津波によって病院のカルテがもう全て流されて、患者さんの情報が失われるという事態も発生をいたしました。  災害発生時の患者情報の確保と活用は大事な課題で、また、災害時のみならず、日常的な健康管理や地域包括ケアシステムの側面からも医療情報の共有化が大切であります。必要...全文を見る
○熊野正士君 非常に大事な事業だと思いますので、是非力を入れて推進をしていただいたらというふうに思います。  次に、デジタル化の推進事業について伺いたいと思います。  公明党もずっと訴えていることの一つに、被災地の風化といったことに対する闘いというか、あるというふうに思います...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  次に、高台移転という話をさせていただきましたので、その高台移転に関連して質問させていただきたいというふうに思います。  跡地利用ということなんですが、先ほど私、大船渡市に伺ったという話させていただいたんですが、大船渡市では跡地をどう利用...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  次に、通学路対策について質問いたしたいと思います。  先ほど礒崎先生の方からも質問があったんですけれども、平成二十四年に登下校中の児童の列に自動車が突っ込んで何人もの尊い命が奪われました。こうした事態を受けて、国交省、警察庁、文科省が連...全文を見る
○熊野正士君 次に、警察による対策について質問したいと思います。  先ほどの対策必要箇所七万四千か所のうち、警察による対策箇所というのが約二万か所というふうに伺っております。  警察庁の調査によれば、小学生の通学等における死傷者数は減少傾向にはあるようですけれども、この通学路...全文を見る
○熊野正士君 この通学路安全対策としては、通学路交通安全プログラムというものを策定をしましょうということで、全国の全市町村でこれを策定しようということで、お聞きしましたら、ほぼ全市町村でこれが策定をされているというふうに伺っておりまして、通学路交通安全プログラムというものを作成を...全文を見る
○熊野正士君 是非よろしくお願いいたします。  では、私の質問はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。
04月25日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  まず、措置入院について伺います。  四月十三日の参考人質疑で辻本参考人から提出された資料、措置入院者のフォローアップ研究に、退院前にカンファレンスができた方とできなかった方で退院後の治療継続や福祉サービスの利用に差があるかどうかという検...全文を見る
○熊野正士君 今回の法改正で、退院後支援計画書の作成に当たっては、患者さん一人一人、個別の支援協議会を開催することになっています。この個別協議会の参加対象ですが、厚労省の説明では、本人、家族、都道府県、政令市の職員、入院先病院、保健所設置自治体の職員、市町村職員、退院後の医療機関...全文を見る
○熊野正士君 次に、退院後の支援計画の支援期間について質問をさせていただきたいと思います。  滋賀県の調査では、退院後の六か月の時点でその方が医療・福祉サービスをどれだけ利用しているかというふうなことを調べているんですけれども、調査された十七人中、六か月後の時点で治療を継続して...全文を見る
○熊野正士君 今回の退院後の支援計画に対して、本人が納得しないのに強制的に運用されるんじゃないかと、こういった懸念があります。本来、強制力で治療の継続はできないと思うんですけれども、信頼感があって初めて継続が可能だというふうに思いますが、本法案は、退院後の支援計画の作成を都道府県...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  次に、精神科の救急医療体制について質問をさせていただきます。  精神科の救急医療体制の強化のために、精神科救急医療体制整備事業が実施されております。実施主体は都道府県あるいは政令都市となっておりまして、二十四時間三百六十五日対応できる体...全文を見る
○熊野正士君 この精神科の救急医療体制はすごく大事だと思うんですけれども、精神保健福祉等の国庫補助金について、平成二十六年度までは申請額に対して一〇〇%の交付額だったんだけれども、平成二十七年度は七八・四%の交付額になって、事業の円滑かつ継続的実施に支障が出ていると。  補助金...全文を見る
○熊野正士君 よろしくお願いをいたします。  平成十六年九月に精神保健医療福祉の改革ビジョンが策定されまして、入院医療中心から地域生活中心という理念が明確になっています。  厚労省の資料に、医療保護入院の入院期間別の患者数のデータがあります。平成二十六年を見ますと、一年以上入...全文を見る
○熊野正士君 自治体のアンケートによれば、家族などの依頼により保健所において診療支援計画を作成して家庭訪問を検討した者のうち、約四割が受診勧奨に、約三割が実際の受診に結び付いているという結果が出ております。専門家によるこうしたいわゆる家庭訪問の重要性は認識をされていまして、既に予...全文を見る
○熊野正士君 よろしくお願いします。  アウトリーチに関して報告書にこのようにありまして、保健的アウトリーチを行うに当たっては、家族支援をより積極的に行えるよう、支援内容について検討すべきであるというふうにございまして、家族支援が大事だという指摘でありますけれども、この家族支援...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  次に、児童思春期の精神疾患について質問させていただきたいと思います。  この児童思春期精神疾患というのは、十八歳未満に発症した精神疾患というふうに聞いておりますけれども、年齢分布とかどうなっているのか、あるいは小学生で発病するようなケー...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  いわゆるその児童思春期の精神疾患で、発達障害とかもかなり相当数いるということであるんですけれども、実は、気分障害であるとかあるいは統合失調症のいわゆる中学生とか高校生も相当数いるというのを聞いて、ちょっと私もびっくりしたというか、そんなた...全文を見る
○熊野正士君 次に、精神障害者の方々の自立支援、そして精神障害の有無や程度にかかわらず誰もが安心して自分らしく暮らすことができるような地域づくりを進める必要があると思いますけれども、そのために移動の自由というのも大事な要素かなと思います。なかなか外に出ることができない障害者の方も...全文を見る
○熊野正士君 現在、身体障害者の方とそれから知的障害者の方には適用されている民間交通運賃半額制度なんですけれども、精神障害者の方はこれ除外されていることが多いというふうに聞いております。国土交通省が鉄道やバスの事業者に一生懸命働きかけて精神障害者割引の適用拡大が徐々に広がっている...全文を見る
○熊野正士君 是非、非常に要望が強うございますので、やっぱり精神障害者の方だけちょっと差別されているんじゃないかという声もたくさんございますので、何とぞよろしくお願いをいたします。  これで私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月10日第193回国会 参議院 議院運営委員会 第21号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。自民、公明を代表し、質問させていただきます。よろしくお願いをいたします。  福島第一原発の事故により国民的な不安が一気に高まり、全ての原子炉で運転が停止いたしました。原発の再稼働については、安全性を第一義として原子力規制委員会における世界最高...全文を見る
○熊野正士君 原子力規制委員会としては、組織内外としっかりとコミュニケーションを取るということが極めて重要であると思います。特に、原発が立地する地域の方々とのコミュニケーションが必要不可欠だというふうに思います。  規制委員会では現場主義を掲げているとも承知をしております。委員...全文を見る
○熊野正士君 よろしくお願いいたします。  三条委員会として独立した強力な権限を有する規制委員会であるだけに、職権の濫用であるとか恣意的な、場当たり的な行政は厳に避けなければならないというふうに思っておりまして、規制内容について新たな規制が追加されるということはもちろんあると思...全文を見る
○熊野正士君 是非ともよろしくお願いをいたしたいと思います。  最後の質問になりますけれども、原子力規制委員会の業務の中に原子力災害対策特別措置法に基づいて原子力災害対策指針の策定ということがあります。原子力災害に対する指針は既に策定はされているわけですけれども、これで十分とい...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  これで質問を終えたいと思います。
05月23日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○熊野正士君 本日は、四人の参考人の皆様に貴重な御意見を賜りまして、心から感謝を申し上げたいと思います。  時間も限られておりますので、皆様全員に質問できないかもしれませんが、その点はちょっと御容赦をいただければと思います。  まず、岩村参考人にお尋ねをしたいと思います。 ...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  岩村参考人はいわゆる療養病床の在り方等に関する特別部会の方でも委員として入っていらっしゃいます。ちょっと今日のお話の中にはなかったんですが、ほかの参考人の方からもいわゆる介護医療院のお話がございまして、その辺の、今回、介護医療院というふう...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  続いて、岩名参考人の方にちょっとお尋ねをしたいと思うんですけれども、先ほどもやっぱり保険者機能の強化ということに関してお話がございました。その中で、ただ単に大量のデータを提供するだけでは駄目だと。何のためにやるのかとかバックグラウンド、背...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  そして、お話の中で、いわゆる介護とかを受けられる側からすると、ばらばらのサービスというものをまとめることがすごく安心感も生むし大事なんだという御指摘がございましたけれども、ここも何か具体的な事例とかがあれば、ちょっと時間なくて申し訳ないん...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  話し合ってということと、あと行政の枠に入れないということが大事だということかなと思うんですが、また、資料をいただいて、その中で、やっぱり行政側が、例えば共生社会とかそういうサービスのこととかでも、何かお願いするということではなくて、自発性...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  じゃ、ちょっと最後、もう一問だけ、岩名参考人に。  介護人材のことでちょっとお尋ねをしたくて、いただいた資料の中で、いわゆるロールシフトというふうな単語でお示しいただいていましたけど、この辺をちょっと教えていただいてよろしいでしょうか。
○熊野正士君 ありがとうございました。  これで質問を終わらせていただきます。
○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  自立支援それから介護予防に向けた取組は非常に重要でありますけれども、これまでの審議会等における議論を通して、本法案では、自立支援、介護予防のためには保険者機能の強化が明記されております。  この保険者機能の強化がなぜ自立支援、介護予防に...全文を見る
○熊野正士君 市町村に頑張っていただいて保険者機能を強化するということですけれども、ただただ強化強化と言っても、強化のためにはノウハウも要りますし、人材も必要になってまいります。  国としての支援の在り方というか、財政措置も含めて、御答弁をお願いいたします。
○熊野正士君 あと、先ほど、今ありましたけれども、都道府県の支援ということですが、何か国の支援が余りよく分からなかったんですけど、もうちょっと国の支援をお話ししていただいてよろしいでしょうか。
○熊野正士君 あと、財政的な何かそういう支援はないんでしょうか。
○熊野正士君 あと、都道府県が各市町村に対して行う支援についてお示しください。
○熊野正士君 あと、厚生労働大臣に対して調査及び分析に必要な情報の提供を市町村に義務付けています。各市町村はそれぞれ調査、分析をするということですので、データを各市町村が持っていまして、その情報を提供するということだと思いますが、ここでお願いしたいのは、既にデータがあるわけですか...全文を見る
○熊野正士君 よろしくお願いいたします。  次に、介護医療院についてお尋ねをいたします。  例えば、この詳細については今後検討ということで、人員配置とか広さとかですね、また大きく二つのタイプの介護医療院を検討しているとも聞いておりますけれども、具体的にどういった事柄を検討して...全文を見る
○熊野正士君 あと、私の認識では、老健施設とかとの大きな違いというのは、介護医療院ではついの住みかとしての役割があるということで、その際、問題になってくるのがみとりということかなと思いまして、このみとりということに関しての厚労省のお考えを是非お聞かせ願えればと思います。
○熊野正士君 次に、利用者負担について質問いたします。  今回、一般区分の方の自己負担月額が四万四千四百円になると聞いておりますが、年間の上限額を設定して負担軽減の配慮がなされています。これは評価できるんですが、ただ、この上限額の据置きには三年の期限が付いておりまして、三年たて...全文を見る
○熊野正士君 よろしくお願いします。  次に、今回、社会福祉法も改正されます。社会福祉法について質問したいと思います。  この社会福祉法には地域福祉計画のことが示されております。この地域福祉計画とは一体何を記載するのか、また計画の意義について教えていただければと思います。
○熊野正士君 ありがとうございます。  今回の社会福祉法の改正では第四条第二項が新設されておりまして、地域住民が地域生活課題の解決を図るように特に留意するというふうにございます。まさに、塩崎大臣が訴えておられる地域我が事・丸ごと共生社会の実現に向けた条文だと感じているわけですけ...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  次に、高齢期を迎えた障害のある人が長く利用した生活介護や居宅介護などを引き続き利用できるような仕組みとして、共生型サービスを創設することが示されています。これによって、その人に合った支援体制づくりができると期待の声が寄せられています。 ...全文を見る
○熊野正士君 二点目ですけれども、一定の期間、障害福祉サービスを利用しているなどの条件を満たしている場合に利用者負担の軽減が図られるとされていますけれども、その対象者がどうなるのか。知的発達障害のある人の場合、例えば一般就労から就労A、就労B、生活介護というように活動場所が移行し...全文を見る
○熊野正士君 現在の障害者総合支援法に基づく障害支援区分の調査項目と、それから介護保険法に基づく要介護設定の調査項目は異なっています。特に、知的障害と発達障害のある方は要介護が軽く設定され、介護保険へ移行した途端、今までよりもサービスが受けられなくなるのではないかといった不安の声...全文を見る
○熊野正士君 前回の法改正で、要支援一の方に対して自立支援、介護予防のために新総合事業への移行が示され、本年四月から完全実施されたと伺っています。いろいろ現場の声をお聞きしますと、順調に進んでいると答えていられる自治体は余り多くなくて、皆さん悩みながら模索しているのが実態のように...全文を見る
○熊野正士君 是非よろしくお願いをいたします。  次に、介護予防について、介護予防が必要なことはもう誰もが切実に感じているところですけれども、実際にどういったことが介護予防に効果があるのでしょうか。運動がいいということで、各地で高齢者の方を対象にした体操教室のようなものを開催し...全文を見る
○熊野正士君 いろいろ研究をしてということでございましたけれども、今のこの委員会でもエビデンスが大事だと、エビデンスに基づいた政策決定が必要だと意見が出ておりまして、厚労科研というのがあって、これは政策決定をするためにやっている研究だと思うんですけれども、ちょっと今お聞きしても、...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  じゃ、これで質問を終わります。     ─────────────
05月24日第193回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第6号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  重複する質問かなりございましたので、一部省きながら質問させていただきたいと思います。  まず、消費者裁判手続特例法による二段階目の手続について質問いたします。  先ほどちょっとあったんですけれども、一人でも多くの消費者の方の被害回復を...全文を見る
○熊野正士君 次の質問に移ります。  特定適格消費者団体から仮差押えの申請があったときに、約一週間以内に立担保がなければ仮差押えの発令ができないこともあるというふうに聞いております。そうしますと、立担保のための国民生活センターとの迅速な対応が必要であろうというふうに思いますが、...全文を見る
○熊野正士君 しっかりとした連携をよろしくお願いしたいと思います。  次に、特定適格消費者団体がその権限を濫用して事業者の事業活動に不当な影響を及ぼさないようにするための方策が講じられております。その中に、訴訟の対象となる事案を、相当多数の消費者に生じた財産的被害に関するものに...全文を見る
○熊野正士君 確かに、濫訴を防止すると、そういうことは大事で、措置を講ずる必要はあると思いますけれども、こうした措置を講ずることで特定適格消費者団体が被害回復訴訟を起こすときに萎縮するおそれはないのかといった懸念もございますが、その辺はいかがでしょうか。
○熊野正士君 分かりました。  次に、この法案と関連して、悪質な事業者について質問をしたいと思います。  今回の法整備は、特に悪質な事業者から被害回復のためであるというふうに承知をしておりますけれども、その被害回復の前に、実際の被害を未然に防ぐことも極めて重要だというふうに思...全文を見る
○熊野正士君 今説明していただきました詐欺的な悪質事業者と、それから善良な事業者が過って被害を発生させてしまった場合では、同じ被害でも大きく違うと思います。善良な事業者の場合は自主的な被害回復の対応が期待できますけれども、詐欺的な悪質事業者ではそのようなことを期待することができま...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  次の質問ですが、消費者白書に消費者被害・トラブル額の推計が記載されておりまして、それによりますと、平成二十七年が六兆一千億円、平成二十六年で六兆七千億円、二十五年が六兆円と物すごい被害金額でありまして、このうち高齢者の被害金額が約四〇%と...全文を見る
○熊野正士君 平成二十五年からは先駆的プログラムを導入しているというふうにも聞いております。先駆的なテーマを国から提案して、地方公共団体が現場での実証実験を行うというもので、平成二十八年度を見てみると、見守り等の活動を行う地域ネットワークを構築するモデル的な事業というふうにありま...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  今説明していただいた先駆的プログラムで、各テーマを出して各自治体に知恵を出してもらって実証実験を行うというものですけれども、今後、高齢者はますます増えていきます。そして、高齢者を食い物にする悪質な事業者もどんどん巧妙になっていると聞いてい...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  次に、消費生活相談員のことについて質問したいと思います。  近年、消費者問題が多様化、複雑化しておりまして、相談体制の質の向上が大きな課題となっております。相談体制の質の向上に消費生活相談員の配置が必要不可欠だと思いますが、現在の消費生...全文を見る
○熊野正士君 次に、消費生活相談員の待遇について伺います。  一番の問題は、この方々は常勤職員が僅かに二・七%しかいないということで、報酬体系も日払いが三八・四%となっています。一時間当たりの平均報酬単価が千五百二十円と。昨年からは国家資格として法的にも位置付けを明確にしている...全文を見る
○熊野正士君 何とぞよろしくお願いをいたします。  最後の質問をさせていただきたいと思います。  何度も今出てきましたけど、PIO―NETですが、データベースとして登録をしていて非常に大事なデータだと思います。本当に今話題のAIとかを導入して犯罪防止に役立ててほしいなと思うわ...全文を見る
○熊野正士君 終わります。ありがとうございました。
05月30日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  本日は、まず受動喫煙について質問をしたいと思います。  受動喫煙の健康被害については国民的な関心も非常に今高まっておりまして、また国内外の論文などでも数多く発表されております受動喫煙の健康被害、特に若年者、未成年者、未成年の方への影響が...全文を見る
○熊野正士君 この受動喫煙を防止するにはどうしたらいいかということですけれども、WHOは、建物の中で禁煙するのが何より必要だというふうに提言というか、推奨をしているわけです。建物の中での禁煙がどこまで法規制が進んでいるかということをWHOとしては基準としているわけですけれども、こ...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  今の答弁もお聞きしまして、私自身も医者という立場から、受動喫煙、この防止の法整備はもう必ずやらないといけないと、そのように訴えさせていただきまして、次の質問に移りたいと思います。  ギャンブル依存症について伺いたいと思います。  AM...全文を見る
○熊野正士君 昨年の十二月に厚労省に依存症対策本部というのが設置されました。これは、アルコール、薬物、ギャンブルの各依存症対策を総合的に行うというふうに承知をしております。この取組の現状について答弁をお願いいたします。
○熊野正士君 あと、今年度の依存症対策予算は前年度に比べると約五倍になって増額をされておりまして、これは専門医や相談員の配置といった人材の確保に充てられるというふうになっております。この人材確保の目標などについて厚労省の見解を求めたいと思います。
○熊野正士君 是非ともよろしくお願いをいたします。  最後に、アルコール依存症とかギャンブル依存症というのは自助グループとかの役割が非常に大きいとされていまして、本年度の予算でも、自助グループなど民間団体への支援のための予算措置が講じられておりまして、都道府県ごとに事業を行うと...全文を見る
○熊野正士君 終わります。ありがとうございました。
06月01日第193回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  今回の改正により検体の品質、精度管理についてきちっと法整備を行っていくということになるわけですが、そもそもこの検体の品質管理、精度管理とは一体どういうことなのか、そして、なぜ品質管理や精度管理が大切なのか、国民に分かりやすく是非説明してい...全文を見る
○熊野正士君 分かりやすくお答えいただきまして、大変にありがとうございました。  品質及び精度管理を担保する今回の法改正の必要性は理解できるんですけれども、実際に品質管理、精度管理を行うとすれば各医療機関に負担が発生するんじゃないか、過度の負担になるんじゃないかという、そういっ...全文を見る
○熊野正士君 今回、ゲノム医療タスクフォースからの指摘が法改正につながっていると承知をしております。このゲノム医療タスクフォースでは、どういったことが議論をされ、どういったことが指摘されたのかについて分かりやすくお教え願えればと思います。
○熊野正士君 今回、法改正の目的の一つが、今答弁ありました、今後の日本におけるゲノム医療の発展を見越して我が国としての基盤づくりということだと思いますけれども、それに関連して幾つか質問をさせていただきたいと思います。  まず、遺伝子検査についてであります。現在、既に多くの医療機...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  今、肺がんを例に分かりやすく説明をしていただきまして、保険適用になっているものが五十以上あるということでしたけれども、今後ゲノム医療が間違いなく進歩していくというふうに思います。遺伝子検査といったことも国民にとってより身近なものになってい...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  ゲノム医療ががんや先ほどありました難病で苦しむ方々にとっての希望の光となるように、国を挙げて更に強力に推進していただくようにお願いをしたいと思います。  今回の法改正ですけれども、将来のゲノム医療の進展などを考えたときに、日本の医療基盤...全文を見る
○熊野正士君 次に、医療安全の問題について質問いたします。  特定機能病院における医療事故が相次ぎました。社会保障審議会医療分科会から調査結果が厚生労働大臣宛てに報告をされているわけですけれども、今回の事故調査の結果報告から明らかになった問題点について簡潔に、できればポイントを...全文を見る
○熊野正士君 特定機能病院の承認要件について伺います。  実は、この承認要件については、昨年、平成二十八年六月十日に改正されていて、医療安全管理責任者の配置であるとか、専従の医師、薬剤師、看護師の医療安全管理部門への配置とか、監査委員会による外部監査等の項目を加えるといった見直...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  それぞれの特定機能病院が医療安全確保のために今一生懸命努力していくということが最も大切なわけですけれども、国としてそれをどのように支援をし、監督していくかということで、例えば国の監督という意味でいうと、既にこの特定機能病院には立入検査と...全文を見る
○熊野正士君 今回は先ほど答弁いただきましたように、ガバナンス強化などが法改正に盛り込まれているわけですけれども、社会保障審議会医療分科会で行われた議論などを見てみますと、好事例として、オーダリングシステムにあらかじめ医薬品情報というのを入力をして、適応外とか禁忌に該当する処方が...全文を見る
○熊野正士君 是非ともよろしくお願いをしたいと思います。  次の質問に移りたいと思います。  今回、広告規制が行われるわけですけれども、そのきっかけとなったのが、平成二十七年に消費者委員会から出された美容医療サービスに係るホームページ及び事前説明・同意に関する建議というふうに...全文を見る
○熊野正士君 今回の法改正では美容医療サービスの消費者被害をきっかけにしているけれども、今回の広告規制に関してはですね、医療全体に対しての規制であるというふうに理解をしております。  今、先ほどありましたがんの免疫療法であるとか歯科のインプラントであるとかレーシックとかありまし...全文を見る
○熊野正士君 今回、ウエブサイトのパトロールを受託業者が行うというふうにされておりまして、ここも、だから、美容医療サービスだけではなくて、がん治療に関する広告など医療全般にわたって受託事業者がしっかり監視できる体制をつくっていただければと思いますけれども、いかがでしょうか。
○熊野正士君 消費者委員会からの建議の中に、建議事項三として苦情相談情報の活用というふうにあって、具体的には、医療安全支援センターの相談窓口が活用されるように消費者に周知することというふうにあります。建議の中では、厚労省において、PIO―NETや医療安全支援センターの活用が十分で...全文を見る
○熊野正士君 ちょっと時間があれですので、少し質問を飛ばさせていただきたいと思います。  持分なしの医療法人への移行なんですけれども、いろいろ議論がありましたけれども、確認ですけれども、なかなか前回の改正では進まなかったと。今回また改正をするということなんですけれども、今回の法...全文を見る
○熊野正士君 次の質問に移りたいと思います。  医療機関を開設する者に対する監督規定の整備について質問したいと思います。  これまで医療法人には監督規定が明確でしたけれども、それ以外の団体が医療機関を開設しても監督規定が明確でなく、今回の法改正で整備したということですけれども...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  次の質問に移りたいと思います。  今回助産師さんの説明義務ということで法改正されるわけですけれども、まず助産所について、現状について教えていただければと思います。
○熊野正士君 分娩を扱う助産所の数は減少傾向にあると、助産所での出産数というのは先ほど約六千九百というふうに説明をいただきました。数としては百万人弱が日本で出生しているわけですので、そのうちの六千九百人ということだと思います。  自宅で出産している方も千四百二十六名いらっしゃっ...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  今回の法改正でいただいたいろいろな参考資料があったんですけれども、その参考資料の中に妊産婦さんの死亡率というか死亡数の推移のグラフがありまして、今回、この法改正の契機になったのが妊産婦さんが亡くなられたということですけれども、このグラフを...全文を見る
○熊野正士君 是非とも、そういった連携を含めた医療体制の強化に今後ますます力を入れていただきたいというふうにお願いをいたします。  ちょっと、最後、残った時間をいただきまして、がん対策のことを少しだけお聞きさせていただきたいと思います。実は、第三期のがん対策基本推進計画というの...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  次なんですけれども、もう一点なんですが、がんと就労に関して、今回の推進計画の大きな柱とも伺っております。実は、がん対策推進企業アクションというのがあって、これは元々企業とかでがん検診の受診率を上げるということが目...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  これ、最後の質問にさせていただきたいと思います。がんと感染症ということですけれども、肝がんであれば肝炎ウイルス、胃がんであればピロリ菌といったことで、感染症ががんの原因になっていると。その感染症を予防したり、あるいは治療をすることでがんの...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。以上で終わります。
12月05日第195回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。  まず、今年五月に成立しました次世代医療基盤法について質問したいと思います。  この法案が成立しまして、大量の医療情報を匿名化することでビッグデータとして研究しやすい環境が整備されると思います。そうした大規模研究を通して患者さんに最適な医...全文を見る
○熊野正士君 是非よろしくお願いします。  二つ目ですけれども、二つ目は利活用を促進するための施策でありまして、利活用については基本方針を策定して閣議決定で明確化するとありますけれども、匿名化によってせっかくビッグデータを利用する基盤ができるわけですけれども、データを利用しやす...全文を見る
○熊野正士君 次に、匿名加工事業者の認定基準について伺いたいと思います。  高いセキュリティー管理など、要件について厳格にすべきであると思いますけれども、一方で、余り厳しくし過ぎると参入できないのではないかといった、あるいはコストが掛かり過ぎるのではないかといった声も聞かれてお...全文を見る
○熊野正士君 法案の第五条に、「国民の理解を深めるよう必要な措置を講ずるものとする。」とあります。医療情報を提供してくださるのは国民の皆様でございますので、医療情報を匿名化し、個人情報保護を徹底しているということをまず国民の皆様に御理解していただいた上で、医療データの活用が患者さ...全文を見る
○熊野正士君 是非、国民に広く知っていただけるように、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、健康・医療戦略について。  平成二十六年に健康・医療推進法が成立しまして、それに基づいて、同じく二十六年に健康・医療戦略が閣議決定をされました。この健康・医療戦略の基本方針には二...全文を見る
○熊野正士君 今、基礎から実用まで切れ目のない研究というふうに御説明がございました。こうした研究を医療分野で行うためにAMEDが設置をされまして、今、AMEDで幾つも革新的な医薬品や医療機器の研究開発が実施をされております。  その研究の中に、がんの診断で、血液検査で十一種類の...全文を見る
○熊野正士君 確かに、今御説明ございました例えば膵がんとか、非常に早期発見が難しいと言われているがんでございますので、是非とも強力に推し進めていただければなというふうに思います。  また、今、診断のお話でしたけれども、治療について、がんの治療法ということでBNCTというのが注目...全文を見る
○熊野正士君 是非よろしくお願いしたいと思います。  次に、健康・医療戦略の項目の中に、健康・医療分野における資金供給のための環境整備というふうにあって、官民ファンドの活用が述べられております。企業規模の違いから、医薬品、医療機器の研究開発費、これ日米格差が広がっていると、こう...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  次に、公文書管理について質問させていただきたいと思います。  公文書管理については、森友学園への国有地売却について会計検査院から報告書が提出され、問題とされた値引きのプロセスを示す書類が破棄されていて会計経理の妥当性について検証を十分に...全文を見る
○熊野正士君 次に、加計学園の獣医学部新設に関してのこの公文書管理の課題はどこにあるのでしょうか。
○熊野正士君 ありがとうございます。  今、今回、防衛省の日報問題、また加計学園獣医学部新設に関する公文書、行政文書の管理の課題と対応策ということについて御答弁していただいたわけですけれども、そのガイドライン、公文書管理に関するガイドラインということに関して言うと、私自身思うの...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  次に、地方創生についてお伺いしたいと思います。  日本は人口減少社会に突入をして、著しい少子高齢化の中で、東京一極集中にもなかなか歯止めが掛からない状況で、地方創生のための施策はいろいろと実施はされているものの、まだまだ効果が目に見え...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。  次に、稼げるまちづくりについて伺いたいと思います。  大臣の所信の中で、稼げるまちづくりというふうにございました。地域再生のポイントは稼げるまちづくりであるといった議論もございまして、内閣府が掲げるこの稼げるまちづくりについて御説明を...全文を見る
○熊野正士君 地方創生に関して、地方大学への支援について伺いたいと思います。  梶山大臣は、先日の所信で、きらりと光る地方大学づくりと、進めてまいりますと述べておられます。先ほど岡田委員の方からもいろいろと質問ございましたけれども、このきらりと光る地方大学、とてもいいキャッチフ...全文を見る
○熊野正士君 確かに地方の大学に行くと、一生懸命頑張っているんだけれども、なかなか予算的にも厳しいというふうなところもございますので、是非そういった地方大学に支援していただけますように、よろしくお願いをしたいと思います。  最後に、ギャンブル依存症について質問をさせていただきた...全文を見る
○熊野正士君 今報告にありましたように、ギャンブル依存症の中でパチンコの占める割合が極めて高いというふうなことかなと思いますけれども、そうした意味ではパチンコによる依存症対策が最も優先されるべきと思われますけれども、この具体的な対策についてお聞きしたいと思います。
○熊野正士君 一応、出玉規制を根拠を持ってやっているということでよろしいでしょうか。これ、パチンコ業界が自主的にやっているということでよろしいんでしょうか、出玉規制。
○熊野正士君 ありがとうございました。  ギャンブル依存症でパチンコの占める割合は非常に高いということでございますので、先ほどおっしゃっていただいた出玉規制だけではなくて、いろいろな相談体制の確立であるとか、そういったこともしっかりと力を入れていただいて、どうか実効性のある対策...全文を見る
12月07日第195回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○熊野正士君 公明党の熊野正士です。よろしくお願いします。  本年八月八日に人事院から、国家公務員の給与に関する報告及び勧告、公務員人事管理に関する報告がなされております。先月、十一月三十日の本委員会において、人事院の一宮総裁の方からその概要説明がございました。その中で、給与制...全文を見る
○熊野正士君 今御説明いただきました給与制度の総合的見直しについてですけれども、概要説明では、本年四月から本府省業務調整手当の引上げを行うとともに、平成三十年度においても同手当の引上げを行うこととしました、あわせて、若年層を中心に、平成二十七年一月一日に抑制された昇給の回復を行う...全文を見る
○熊野正士君 次に、公務員の人事管理に関する報告について質問させていただきたいと思います。  一宮総裁は、国家公務員の人材確保が引き続き厳しい状況にある中、積極的に人材確保策を展開するとともに、働き方改革により、魅力ある公務職場を実現する必要がありますと、そのようにおっしゃって...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。今、様々な観点から、人材確保の取組について御説明をいただきました。ありがとうございます。  人材確保のためには、答弁の中にもありましたけれども、働き方改革が重要な要因であるというふうに感じたところであります。ここで、具体的なことについて御質問...全文を見る
○熊野正士君 今の答弁ですと、就労継続あるいは復職を支援する制度そのものは整っているんじゃないかということですけれども、なかなか周知されていない、あるいは十分に活用できていない、そういった実態があるのではないかと推察されます。  そうであるならば、がん患者への支援制度についても...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  次に、がん検診について質問いたします。  日本のがん検診の受診率は欧米に比べて非常に低いということが問題になっておりまして、受診率向上が課題であります。  ここで、国家公務員の皆さん方のがん検診の受診率は一体どれぐらいになっているのか...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございます。  だから、がん検診を受けているのがいわゆる大体人間ドックも足し算すると七、八割ぐらいというふうなことになるのかなと思います。更に受診率向上に向けた取組をお願いしたいと思います。  次に、テレワークについて質問させていただきたいと思います。...全文を見る
○熊野正士君 次に、国家公務員の高齢期雇用について伺いたいと思います。  人事院からは、高齢期雇用について当面の措置として義務的再任用により対応していますが、公務能率の低下が危惧されるなどの課題も指摘されており、定年の引上げに向けて、平成二十三年の意見の申出以降の諸状況の変化も...全文を見る
○熊野正士君 分かりました。高齢期雇用について、定年制もしっかり考えていくという御答弁であったというふうに思います。  各府庁あるいは部署によって状況は異なるというふうに伺っております。現実に、高齢の方の再任用によって業務の円滑な実施につながっているケースも増えてきているという...全文を見る
○熊野正士君 ありがとうございました。終わります。