翫正敏

いとうまさとし



当選回数回

翫正敏の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月20日第129回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○翫正敏君 翫正敏です。質問いたします。  JR東日本という会社が、鉄道の会社ですが、御案内のとおりですが、最近駅の販売店において出版物を販売させないというようなことで圧力をかけるとか、実際に販売をさせなかったとかという、そういう事案が最近よく報道されておりますけれども、大臣、...全文を見る
○翫正敏君 私がいろいろ週刊誌も読んだり新聞も読んだり、また関係者から事情を聞いたりしていろいろ調べましたことを少し申し上げてみたいと思いますが、直接にこのJR東日本を監督しているのは運輸省でありますので、運輸省の方から事実関係について、私が申し上げるようなことは事実かどうかとい...全文を見る
○翫正敏君 まだ調べてないことですか。質問通告してからま調べてない、こういう理解でいいですか。
○翫正敏君 やがては調べにゃいかぬことになるのではないかと思いますが、調べてないということはこれが本人がおわびの記事を載せたということによって一件落着している問題であるから、こういう理解ですか。それとも、こういう事案というものはそもそも運輸省が、例えば事実であったとしても、そうい...全文を見る
○翫正敏君 じゃ、運輸省はJR東日本会社を監督している役所であるけれども、そういう中で出版物に対する言論弾圧事件があったとしても、そういうことについては当事者間の問題であるから全く指導したりそういうことをしたりするようなことはない、そういうふうにお考えなんですか。
○翫正敏君 じゃ、もうそういう言論弾圧事件とおぼしきものがこれからも起こったとしても、そういうことについて運輸省という立場で何らやらないということなんですか。  キヨスクというところは、これはJR東日本が五一%、鉄道弘済会が四九%出資の会社であって、ここで販売が担当されているわ...全文を見る
○翫正敏君 運輸省がやらなければやる役所はないと思うんですよ。だから、それはやっぱり事実かどうか調べてしっかりと監督指導するということをお願いしたいと思います。  新聞などを見ますと、新聞ではこの週刊文春のことが特に報道されているんですが、「週刊文春VS JR東日本」というよう...全文を見る
○翫正敏君 大臣、直接担当ということでお聞きしているわけではありませんけれども、まあ閣僚ですからこれは憲法遵守、それから先ほど言いました商法の問題とか、それから刑法に関係することになれば所轄の大臣ということになります。憲法問題については所管でないかもしれませんが、いずれにしても閣...全文を見る
○翫正敏君 事実関係について先ほど一応おっしゃった。それから、それについての今後の指導のあり方についても非常に消極的な御発言でありましたけれども、このことが言論弾圧事件として今後さらに発展していくということになった場合、そういう場合にはやはりこの場で私もう一遍、法案の審議の機会が...全文を見る
○翫正敏君 私はもう時間ですから終わりますが、これは本当に、昔ある宗教団体が言論弾圧事件を起こして、私がまだ子供のころだったかもしれませんが、大問題になったことがありますけれども、そういうのと違って、宗教団体というのはそれは公益法人であるかもしれないけれどもやっぱり一私的な存在な...全文を見る
○翫正敏君 終わります。
○翫正敏君 翫正敏です。  最初に、姓名の姓の方のことについてお聞きしたいんです。姓については、辞典に載っている部分についてはいいんですが、辞典に載っていない字の場合は、話し合いをして当人のオーケーがあれば直してもらうということであります。それが嫌な人の場合はコンピューターには...全文を見る
○翫正敏君 先ほどの質問に対する答弁では、従来の法務省の方針ですと、姓名については現在の全人口のうちの一〇%ぐらいに影響する、一千数百万人に影響するように考えられたと。それで、辞典に載っているものはすべてコンピューターに入れるという方向に変わった、こういうことだったんです。  ...全文を見る
○翫正敏君 簡単に言ってください。どのくらいおいでだと思いますか。
○翫正敏君 法務大臣にちょっとお聞きしておきたいんですが、前回、昭和五十一年に戸籍法の第十条が変更になりまして戸籍をとるのが厳しくなったわけでありますけれども、そのときの法案の審議の中では、「戸籍には本籍地、出生地が記載されておる、そういうことから、いまおっしゃるような、そういう...全文を見る
○翫正敏君 外務省の方から来ていただいていると思います。  一九九〇年の国連総会によってコンピューター化された個人情報ファイルの規制のためのガイドラインが決議されたわけでありますが、外務省からいただいたのが英文なものですから、それをちょっと説明してほしいんです。  この内容の...全文を見る
○翫正敏君 いいです。
○翫正敏君 両方ともですか。コメントの方がそうですが、決議の方か、両方とも法的拘束力がないということですか。
○翫正敏君 この五の非差別の原則のところですが、ここに部落差別のことが書かれていないのは、これが極めて日本的なものであるから書かれていないというふうな判断をしているところですけれども、もちろんそういうことがあってはならないという趣旨と読み取れるんです。  性的活動に関するという...全文を見る
○翫正敏君 それで、日本政府はこの国連決議が一九九〇年になされる前に意見を提出していまして、「これらの項目を全ての国に適用されるものとして特定することは適当でない。なぜなら、センシティブなカテゴリーに属する情報は国と個人によって異なるからである。よってこれは、各国の伝統と公的行政...全文を見る
○翫正敏君 それで、法的拘束力は外務省はない、こういうふうにおっしゃっているわけでありますが、ただ国連総会において一九九〇年に決議をされて、個人情報をコンピューター化する場合にはこういうふうにやりなさい、やってくださいというガイドラインとして示されているということは事実であります...全文を見る
○翫正敏君 同姓同名の人がいるから、私の場合で言うと石川県小松市という市まで、市区町村ですね、こういうところまでしか書いていなかったのでは混乱すると言われますけれども、一方住民票というものがあって、現住所がどこにあるのか、そしてそれはだれであるかという住民票もあるわけですから、こ...全文を見る
○翫正敏君 大臣からの答弁でありますけれども、実務の方からちょっとお答え願いたいんです。  もし、コンピューター化をしました、その後に民法が改正になりました、その結果として長男、次男とかと書く必然性もなくなって、男か女かと書くことになりましたというふうになったときに、コンピュー...全文を見る
○翫正敏君 コンピューターに入れてしまったものをそう簡単に直せるというふうには余り私は考えられないんですけれども、なかなか難しいことなんじゃないかと。先ほど、字を新しく入れるのにも一字何千円ですか、つくって入力しなきゃならないというような説明もありましたことから考えましても、一た...全文を見る
○翫正敏君 夫婦別姓が選択制になるとしますと、別姓を選択した場合、本籍の筆頭者名がどちらかの姓になって、それで夫というところが夫の姓になって、妻というところが妻の姓になって、子供のところが選択してどちらかの姓になると、このように考えるのが常識的なことだと思います。そういうふうにな...全文を見る
○翫正敏君 先ほど国連総会での決議のことを申し上げましたけれども、その際に日本政府が各国の伝統というようなものを重視してやるべきであるという意見を出した、それは外務省の責任で出したという説明だったわけですけれども、もちろん法務省と意見を調整してという理解でよろしいですか。
○翫正敏君 そうしますと、法務省の考えとして日本の伝統を重んじてやる、こういう考え方のこの伝統というのは内容としてはどういうことになるんでしょうか。
○翫正敏君 戸籍制度、家制度というふうに言った方がいいかもしれませんが、そういうことは非常に日本独特な伝統であるということがあって、これについて個人情報のコンピューター化についてはこういうふうにやりなさいという国連総会の決議があっても、やっぱり日本としてはそういう伝統を重んじてや...全文を見る
○翫正敏君 いや、法的拘束力がないと外務省が言ったのは本当かどうかよくわからないわけですけれども、要するに国連総会で少なくとも決議されたということは事実だし、その前段に日本が我が国の伝統に基づいて我が国は我が国流にやりたいんだという意見を出したけれども、そういうふうには決議の中に...全文を見る
○翫正敏君 終わります。
○翫正敏君 翫正敏です。  私は、戸籍法及び住民基本台帳法の一部を改正する法律案に対し、反対の立場から討論いたします。  本法案は戸籍のコンピューター化を主な内容としておりますので、現行戸籍の持つ差別性の固定化につながる点を反対理由の第一として申し上げます。  一九九〇年の...全文を見る
06月21日第129回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○翫正敏君 翫正敏です。  財団法人更生保護会というのは各都道府県において活動しているわけですけれども、施設の数が百カ所ぐらいあるというさっきお話がありましたが、一つ一つの施設が一つの財団法人更生保護会というものを形成しているんでしょうか。それとも、各都道府県に財団法人○○、例...全文を見る
○翫正敏君 じゃ、九十九団体あるということは、九十九の財団法人更生保護会があるという、そういうことですね。
○翫正敏君 こういう更生保護の施設ですからいろんな御苦労がそれぞれの施設であるだろうと思うんです。法務省で把握しているところで数カ所ピックアップしていただいてよろしいと思いますが、活動状況とかいろんな施設での御苦労の様子、そういうことを把握している範囲で説明してください。
○翫正敏君 収容者一人当たりの国からの国費というんですか、助成金というんでしょうか、わかりませんが、ちょっとその性格の説明を含めて幾ら出ているのかお話しください。
○翫正敏君 はい、そうです。
○翫正敏君 一人の収容者に対して幾らかということです。
○翫正敏君 それだけの委託費ではなかなか施設を運営していくのは大変でありますから、みんなそれぞれの施設は寄附金を集めるということで運営をしておられると思いますが、この寄附金を集めるということにどのような方々が協力しておられるのか、そんなような寄附金を集めておられる各施設の状況とか...全文を見る
○翫正敏君 地域で保護司をしておられる方はほとんど無報酬に近いことで、少し国からお金は出ると思いますが、しておられるわけでありまして、それになおプラスをしてこういう施設に協力するために寄附金を集めたりするという活動までしておられるわけで、大変苦労しておられるというふうに思うんです...全文を見る
○翫正敏君 近所から迷惑な施設があるということでいろいろ苦情が出たりという実例を聞いていると思いますけれども、そういう場合に、法務省という国の役所の立場でそういう周りの人たちに対して理解を求めるということ、そのような活動をしておいでになりますでしょうか。やっておられれば、どんなよ...全文を見る
○翫正敏君 先ほど百一施設のうち二十六施設が極めて緊急な改善の必要がある施設であるということだったんですが、そういう二十六施設の実情はどうなんでしょう、私が石川県の金沢にあります石川更生保護会の方へ視察に行ってきましたところ、雨漏りしているという実情でありまして、大変緊急に直さに...全文を見る
○翫正敏君 これで終わります。
06月22日第129回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○翫正敏君 翫正敏です。  最高裁判所に対して質問をしますが、ことしの四月六日に裁判官への任官を希望した司法修習生のうちの一人が、PKO法案反対のアピールを修習期間中に出したとかという、そういうことなどが関係があるかないかがはっきりしないわけですけれども、そういうことでとにかく...全文を見る
○翫正敏君 神坂直樹さん本人に対して説明した理由がありますね。それを示してください。
○翫正敏君 私は過日、本人からいろいろ陳述書といいますか、書面をもらって、そして事情を聞いたわけでありますけれども、その事情を聞くと、どうもこれは本人が成績が悪かったなどということは全然なくて、大変司法修習期間の成績はよかったんだけれども、その期間において、例えばさっき言いました...全文を見る
○翫正敏君 総合的に判断するとおっしゃるその総合的な内容を示してください。
○翫正敏君 成績に問題はなかったというふうに理解をしてよろしいですか。いわゆる学業成績ですね、そういうことは問題はなかったと。点数が足らなかったというふうなことはないと。それはよろしいですか。
○翫正敏君 何でも差し控えておればいいというものじゃなくて、明らかにするということが大事なことなんです。  国会の場でちゃんと説明をして、拒否された人も、またそのことはおかしいというふうに、一緒に司法修習を受けた仲間の、勉強を一緒にした人の中からも何人もの人が、あの人だけが任命...全文を見る
○翫正敏君 委員御指摘のとおりでございますじゃなくて、どれくらい出ていますかと質問しているんですから、どういうふうな人たちがどれくらいの量、量的なものを聞いているんですから、ちゃんと答えてください。
○翫正敏君 非常に納得がいかないので、またさらに後で時間がありますときに質問したいと思いますので、用意しておいてほしいんです。  一応、五月二日付で日本弁護士連合会会長土屋公献さんの名前で弁護士連合会が声明を発表しておりますものの重要と思われる部分を読み上げてみたいと思います。...全文を見る
○翫正敏君 湾の方は。
○翫正敏君 いずれの四カ所の場合も朝鮮半島有事を想定しての米軍の調査であるという新聞報道は不正確であるということで、一般的な調査である、そういうふうに認識していると、こう理解してよろしいんですか。
○翫正敏君 日米安保条約の第六条では、極東の平和のために米軍が日本の施設を使うことができるというふうになっておりまして、それを受けて日米の地位協定があって、第二条の四項の(a)と(b)がありますが、(b)においては日本の自衛隊の飛行場を米軍が一時的に一定期間共同使用することができ...全文を見る
○翫正敏君 特に、小松の飛行場につきましては、これが日米共同使用されるようになりました昭和五十七年の時点で小松市長と防衛施設庁との間で協定書が交わされておりまして、訓練にのみ使うのだ、それも年に四回、四週間というのを限度として訓練にのみ使うものである、さらには騒音などを出して住民...全文を見る
○翫正敏君 終わります。
○翫正敏君 翫正敏です。質問いたします。  商法につきましては、今回の改正案の審議に先立ちまして、昭和五十六年の商法改正、つまり商法の第二百九十四条ノ二において、株主の権利行使に関する利益の供与をしてはならないということ。さらに、それを受けて商法の第四百九十七条では、株主の権利...全文を見る
○翫正敏君 いわゆる総会屋対策の実がかなり上がっておるという大臣の御答弁でありました。そのように受けとめていきたいと思います。  ただ、今日の株主総会の実情を見てみますと、例えば決算期から三カ月以内での株主総会というようなことが決められているとはいいましても、それが六月二十九日...全文を見る
○翫正敏君 今度の法改正によって、自社の従業員に株主になってもらうということが推奨されるといいますか、そういうふうになるわけでありますが、この総会対策というようなことに関連して考えてみますと、いわゆる総会屋と言われているようなその道のプロの人にお金を渡して総会を取り仕切ってもらう...全文を見る
○翫正敏君 ちょっと警察の方にも、警察庁の方から来ていただいているので。  最近、この二十一日の新聞に載っていることなんですが、いわゆるプロの総会屋なんでしょうね、小川企業という総会屋の社長の小川薫容疑者が警察に逮捕されたということが報道されております。これはどういう容疑で逮捕...全文を見る
○翫正敏君 この小川企業、または社長の小川薫容疑者個人かははっきりしませんけれども、JR東日本という旧国鉄から民営化された会社、この会社に対して質問状を送りつけていたという、そういうことを私は情報として聞いたんですけれども、それは警察の方で把握していますか。
○翫正敏君 この間、質問の機会がありましたときに、東京スポーツ新聞、この新聞の菊池久氏の政治評論「永田町の熱闘」というのが三回にわたって、取り消し謝罪というような形になったことと、それから週刊文春がJR東日本の駅舎の販売店から拒否されるという事案について取り上げました。  「J...全文を見る
○翫正敏君 じゃ、警察庁の方にお聞きしますが、この鈴木毅氏に事情を聴取したことがあるかどうか、これが一点ですね。それを踏まえて、先ほど言いましたような罪に当たる可能性、そういうことを踏まえた捜査、こんなことが行われているかどうか、これを示してください。
○翫正敏君 鈴木氏の事情聴取は、それも言えないわけね。
○翫正敏君 私は、これだけはっきり名前を出して関係を証言している、また私にも、私が呼び出したところ私の事務所へ来て事情をお話しした鈴木毅氏を警察はぜひ呼んで調べるべきだということを提案したいと思うんです。  なぜかといいますと、この週刊誌の中にも書かれておりますし、同じことを私...全文を見る
○翫正敏君 運輸省、来ていただいていると思います。  前回質問しましたときには、名誉棄損か憲法違反か何とかというようなことで裁判になりそうなことなんだから見守っていきたい こんなことだったんですけれども、やはり商法や刑法に違反して刑罰の可能性もある、そういう事案になってきている...全文を見る
○翫正敏君 運輸省が監督しているJRというのは、もともと国鉄というところが分割・民営化されて株式会社になったわけですけれども、普通の株式会社とは全然違う特別な法律に基づいた会社であって、極めて高い公益性を持っているわけですね。こういう会社が行っている行為、行為という意味は販売を拒...全文を見る
○翫正敏君 大臣には直接関係ないとおっしゃるかもしれませんが、やっぱり事は商法にも関係することでありますし、刑法にも関係することでありますからね。憲法を遵守する義務のある閣僚の一人であるというようなこともございますし、やはり事柄は各テレビ、新聞などこも取り上げられているわけであり...全文を見る
○翫正敏君 ですから、商法の関係でいいますと、従業員に持ち株会をつくって株を持ってもらって総会にも出てもらえるようになるわけですね。そうすると、具体的に前の一列なり二列なりを占拠してそうだそうだというようなことでやるかどうかということはわかりませんよ。それはまた逆に、国会のやじが...全文を見る
○翫正敏君 終わります。
○翫正敏君 翫正敏です。  最高裁にお聞きします。  ことし裁判官の任官を拒否された神坂直樹氏のことについて理由をお聞きしましたが、答えてもらえませんので非常に遺憾であります。  それで、ちなみに戦後、裁判官になろうとして、いわゆる修習もちゃんと受けて、法律上の欠格事由もな...全文を見る
○翫正敏君 法的根拠は何ですか。国会で質問されても答えなくてもよいという法的根拠は何ですか。
○翫正敏君 じゃ、いわゆる成績ではなくて本人の思想信条に基づいて不採用にするということはあり得るわけですね。
○翫正敏君 じゃ、念を押しますが、要するに思想信条とは関係ないという、こういうことなんですね。その理由だけははっきりしているわけですね。
○翫正敏君 本人の陳述によりますと、九三年三月、司法修習生をしておりましたときに教官、我々普通で言えばクラスの先生というのに当たる方ですが、この人がクラス会というものを開いてクラスの同級生の人たちと一緒にいた席でこういうふうに言っているということが本人の陳述で記録にまとめたのを私...全文を見る
○翫正敏君 本人の陳述、最後のところではこんなふうに言っています。  最高裁は、その期待を裏切り、私の不採用を決定したのであり、その怒りと悲しみは言葉には尽くせないものがある。裁判官希望者のこれまでの経歴や修習中の活動を理由として、任官拒否処分を行うことは、「国民に開かれた裁判...全文を見る
○翫正敏君 時間ですから終わります。
○翫正敏君 翫正敏です。  米国やECからの規制緩和の要求がなされてこの法改正がなされたということでありますけれども、欧米と日本とでは弁護士の数が随分違うわけでありまして、それは結局訴訟というもの、裁判というものに対する考え方が国民性として随分違うということだと思うんです。 ...全文を見る
○翫正敏君 アメリカが三百二十人ぐらいに一人で、ECがざっと千人ぐらいに一人で、日本が六千人か七千人ぐらいに一人と随分違うわけですけれども、こういうアメリカなどの弁護士が日本へ出稼ぎに来るというようなことは多分ないとは思いますが、現状は外国の弁護士が日本へ来て仕事ができるわけです...全文を見る
○翫正敏君 私、測量士なんですけれども、測量士と別の士とが同じ事務所をやることはできるんですよね。  そういう場合、結局実際仕事をしてますと、仕事の依頼がありますとその話を聞いてどんな話であったかとメモをつくって、いわゆる依頼者の話を聞いて何か書類を一応つくってというような、そ...全文を見る
○翫正敏君 わかりました。  要するに、扱う法律は基本的に違うということでありますが、共同ないし合同のそういう事務所をつくることによって実務上は実際仕事を始めれば相互乗り入れのような形に仕事がなっていくと、そのことがいわゆる外圧に対して、アメリカならアメリカの方からの規制緩和の...全文を見る
○翫正敏君 わかりました。  終わります。
08月24日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○翫正敏君 大臣に質問いたしますが、私が外務省の方に七月二十九日付で資料要求ということで文書で、米海軍省法務総監事務所が公開したところの事故調査報告書、内容については、一九九一年、平成三年の十月に奈良県の十津川村において林業用のワイヤを米軍機が切断した事故のこの調査報告書について...全文を見る
○翫正敏君 事務当局の方に尋ねますが、どうして見せてもらえないのか、提出してもらえないのか、簡潔にお答えください。
○翫正敏君 アメリカが秘密にしてくれというふうに言ったんですか、だから出せないと、こういうことですか。
○翫正敏君 大臣にもちょっと尋ねておきたいんですが、この報告書に書いてある内容が七月二十五日付の新聞に報道されておるわけなんですけれども、訓練ルートというものを四つ設定していると、こういうことでございますが、これが一応事実であるということは先ほど答弁がありましたですね。四つのルー...全文を見る
○翫正敏君 問題なのか問題でないのかということをよく調べるためにもやっぱりこの事故報告書を国会に提出していただくということが大切だと思いますが、日本語に訳していただいた方がなおありがたいんですが、英文のままでも結構ですけれども、大臣の責任でやはり委員会の方に提出していただくと、こ...全文を見る
○翫正敏君 じゃ、そういうことで大臣の方で検討していただくようによろしくお願いを申し上げます。  米軍が日本の空の上を飛ぶときには、日本の航空法の適用を受けないという形になっておりまして、日本の自衛隊であろうが民間機であろうが百五十メートル以下の高さでは飛んではいけないというふ...全文を見る
○翫正敏君 守らないから事故が起こったり、ロープを切ったり、それから窓ガラスを割ったりとかいうそういう被害が多発しているわけです。そういう事実があるわけですから、そういうことについてやっぱりこの法律を見直すということが必要だと思いますので、大臣、ちょっと一言お願いします。
○翫正敏君 先ほどの答弁のときにも申し入れをするというお答えがありましたので、それを今尋ねようと思ったんですけれども。  その申し入れの具体的な内容ですが、被害が頻発しているということがあるので困る、何とか被害が出ないようによろしくお願いしますというそういう内容の申し入れ、つま...全文を見る
○翫正敏君 もう一点。  被害の問題については、新聞報道によっても、平成三年十月二十九日の奈良県においてのワイヤ切断事故以後だけでも、住宅二軒の窓ガラス破損、住宅五軒の窓ガラス破損、住宅七軒の窓ガラス破損、鶏の被害、牛の被害、さくの破損、住宅の窓ガラスの破損、さくと車両が破損と...全文を見る
○翫正敏君 終わります。
09月01日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○翫正敏君 翫正敏です。  PKO本部の副本部長である五十嵐官房長官にルワンダへのPKOの派遣の問題について質問いたします。  報告書がことしの八月十一日付のと八月三十一日付、きのうと二つ出されております。この内容を私も読みましたが、官房長官としてお読みになって、どの辺のとこ...全文を見る
○翫正敏君 それは聞いてない。それはいいです。
○翫正敏君 きのう出ましたもののまとめのところには、「自衛隊部隊を中核とする国際平和協力隊を派遣し」と、官房長官、こういうふうに書いてあるんですが、カンボジアの場合ですと、自衛隊の部隊が六百人施設隊として出まして、そのほかに平和協力隊ということで警察官が七十五人と自衛官が八人でつ...全文を見る
○翫正敏君 じゃ、要するに、法で言うところの「防衛庁長官は、」何々ということで「自衛隊の部隊等に国際平和協力業務を行わせることができる。」というこの項目によっていると。一方のところでは、防衛庁長官は期間を定めて自衛隊員を平和協力隊に派遣することができるという二つの項目がありますが...全文を見る
○翫正敏君 紛争が停戦合意されているということがこの派遣の条件にもちろんなるわけなんですけれども、このルワンダにおける紛争の当事者というものを特定していただいて、この武力紛争の停止の合意というものがどんな内容でなされているのかということを説明してください。
○翫正敏君 きのう出ました報告書の中には、ルワンダ国内の状況を見詰めつつ、輸送業務等の一環としてキガリ空港、キガリ空港というのはルワンダにあるんじゃないですか、その使用及びルワンダ国内通過について可能性を検討するというふうに書いてありますから、行くという前提でこれは書かれているん...全文を見る
○翫正敏君 ルワンダ国内の方は、一ページ目のところに、旧政府軍兵士が軍事訓練を行っている情報があるとか銃撃戦が行われているのを見たとかというような報告がなされていて、この停戦の合意が完全に守られているという状況では必ずしもないという報告書の内容だと思いますから、現時点ではこの国内...全文を見る
○翫正敏君 じゃ、ルワンダも行けるわけですね、派遣できるわけですね。
○翫正敏君 官房長官、現時点ではいかがですか。
○翫正敏君 そうすると、新聞などの報道では、派遣される人たちが機関銃を持っていくというようなことが、これは新聞の報道ですが、書いてある。そういう可能性があるというようなことが書いてありました。機関銃なんかでありますと、これを見ますと、自衛隊の持っている機関銃は六二式七・六二ミリと...全文を見る
○翫正敏君 官房長官、機関銃を所持していくというような新聞報道がありましたが、現時点でそういうことは考えていないという理解でよろしいでしょうか。
○翫正敏君 しつこいようですが、議員団の調査の結果というようなことを踏まえて、場合によっては機関銃を所持していくような場合もあり得るということをおっしゃったんでしょうか、それともそういうことは考えていないということをおっしゃったんでしょうか。ちょっとそれは大臣にお願いします。
○翫正敏君 もう一点だけですが、私はPKO協力法には反対しましたし、現在でも反対の気持ちでありますけれども、それはともかくとして、この法律の上では、自衛隊の部隊が平和協力業務を行い、また人道活動を部隊として行うこともできる、もちろんそういう法律構成になっておりますが、一方、防衛庁...全文を見る
○翫正敏君 大臣も考えは同じですか、ちょっと大臣の考えもおっしゃってください。  自己完結型と言いますけれども、反論をしますが、自衛官はそれぞれすべてそういう訓練を受けているわけですから、ずっと日常訓練しているわけですから、自衛官を平和協力隊に派遣して平和協力隊というものをつく...全文を見る
○翫正敏君 わかりました。終わります。
09月02日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○翫正敏君 玉沢防衛庁長官に市ケ谷台一号館の保存の件につきまして質問いたします。  まず、現在までの状況を少し御理解いただくために、第百二十八回国会で参議院において請願が採択をされましたその内容をちょっと読み上げておきたいと思います。  防衛庁市ケ谷台一号館の保存に関する請願...全文を見る
○翫正敏君 もっと率直に、請願の内容としてこの建物を保存してほしい、すべきである、歴史的な非常に貴重な建造物であるということを請願をしたり、また意見書として地元の区議会がしたりしている、こういうことについてどのように受けとめておられるかということをお聞きしたがったわけで、計画がど...全文を見る
○翫正敏君 移設、復元というようなミニチュアをつくるようなことでは歴史をそのまま残すということにならないということを申し上げたいわけなんです。  そのことの前に確かめておきたいんですが、檜町の施設を、国有地を売却してお金をつくって、それで今度の計画というものができているわけです...全文を見る
○翫正敏君 中央省庁のほかのところに例がありますかと聞いているんです。
○翫正敏君 あるとおっしゃるんで、そのうち今度出してください、例を。私はないように思うんですけれども、中央省庁がこんなようにして玉突き的に土地を売却して、それで動いてそのお金で建てるというのはないと思いますが、それはいいです。  防衛庁の本庁は、一九六〇年、昭和三十五年に現在の...全文を見る
○翫正敏君 割と意外なお答えでありましたけれども、そういう住民の声じゃなくて、むしろ一般の防衛費の中ではなくて特特会計という特別な予算枠の中でこの防衛施設をつくろうというような、そういう計画に基づいて今度の計画が進められ、そういう中でこの貴重な歴史的遺産である市ケ谷台一号館、地下...全文を見る
○翫正敏君 取り壊しをするなということで裁判にもなっています。こういうことも長官御存じと思いますが、かなり多くの方々が原告になって裁判になっているんですけれども、こういうものも当然やはり判決がどういうふうに出るかということは考慮される、こういうふうに考えてよろしいですか。裁判なん...全文を見る
○翫正敏君 ミニチュアというのは小さいというような意味と理解──そうですね、ちょっとそれは不適切だったかと思いますが、要するにこういうふうに動かしてよく似た建物をつくるというようなことでは歴史的な価値は全くないんだということを言いたいわけであります。  ちょっと言いますが、防衛...全文を見る
○翫正敏君 わかりました。  終わります。
09月16日第130回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○翫正敏君 翫正敏です。(資料を手渡す)  今、村山首相にお渡ししましたのは、韓国の元日本軍慰安婦被害者の方々が書かれた要望書であります。今この委員会の部屋の中にその被害者の代表の方が何人か来ておられまして、今渡したところ、それから、これからそれを読み上げますことを聞いておられ...全文を見る
○翫正敏君 被害者の方々は、民間からの募金によってお金を出すということに非常に反発を感じておられて、そういう主張を要望書の中にも述べておられます。つまり、以前この問題についての政府の立場は、民間業者が勝手に連れて歩いていたというようなことでありました。以前はですね、従来、前はそう...全文を見る
○翫正敏君 基本的なところがやはり違っていると思うんです。つまり、条約によって解決した問題というのは国と国の問題でありますけれども、個人の請求権というものについては残るというのが基本的な考え方です。  そうであってみれば、国民全体がこの問題について反省の気持ちを持たなければなら...全文を見る
○翫正敏君 終わります。
○翫正敏君 翫正敏です。  さきの本委員会におきまして、私は五十嵐官房長官にルワンダ周辺のザイールなどへの自衛隊の派遣について反対する立場から質問いたしました。特に、装甲車や機関銃、自動小銃などで武装した自衛隊の部隊をルワンダ周辺のザイールなど数カ国へ派遣するなどということはと...全文を見る
○翫正敏君 カンボジアへ自衛隊が派遣された前例でいきますと、このときには国連のPKO、つまりUNTACの権限というものが非常に明文化されておりまして、そしてカンボジアの最高国民評議会、SNCが唯一の政府であるということをうたって、そして紛争四派の明示をしながら、   すべての警...全文を見る
○翫正敏君 カンボジアにおきましても人身事故がありましたけれども、今度そういうことがあってはならないんですけれども、武器、特に機関銃、自動小銃を持っていくわけですから事故が絶対起きないということは言えないと思いますが、そういう場合の警察権とか裁判権、そういうものはすべてザイールの...全文を見る
○翫正敏君 じゃ、協定など一切結ばなくても、自衛隊の隊員が車両とか、それから武器とかそういうものによって人身等の事故を現地の人やその他の人に与えるということがあっても、その警察権とかそれから裁判権というものは、すべてそういうものは日本の国に所属すると、こういうことになるんですか。...全文を見る
○翫正敏君 人道援助ということで、今度は国連の活動のもとに国連の要請によって行くということではございませんので、我が国の判断で派遣し、我が国の判断であるときには撤退もするという、こういうぐあいになるわけなんですが、そういうときに、派遣する国との間に単に口上書によって受け入れをしま...全文を見る
○翫正敏君 大臣、例えばザイールですが、ザイールと難民高等弁務官事務所、それから日本国というこういう関係になるとしますと、それぞれでそういう私が先ほどから指摘しておりますような協定によって、いわゆる自衛隊の他国における地位の協定みたいなものですね、性格上そうだと思いますが、そうい...全文を見る
○翫正敏君 日本の場合は他国において武力行使をしないということが、私は自衛隊そのものが憲法違反であると考えておりますが、そのことはともかくとして、政府の憲法の解釈からいいましても、他国において武力行使をしてはならない、これは憲法違反である、こういうことになっていますね。ですから、...全文を見る
○翫正敏君 アメリカ軍やフランス軍と日本の自衛隊は違うということだけ申し上げておきたいと思います。  きょうは主には河野副総理に質問しようと思って準備してきたんですが、もう時間がなくなってきたのでありますが、河野副総理は自民党の総裁をしておられますのでお聞きします。  仄聞す...全文を見る
○翫正敏君 終わります。
11月08日第131回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○翫正敏君 自民党の党員でもあり、それから人権擁護の最高責任者である法務大臣でもあられる前田勲男大臣に、自民党の機関紙の自由新報に掲載されておりました記事の内容に絡んで質問をしたいと思います。  事実関係の部分を読みますので、それについて事前に当局の方に事実関係の確認をお願いし...全文を見る
○翫正敏君 その後のことについても説明してください。  事故の原因については、亡くなった住職の方がスピードの出し過ぎでガードレールに衝突して亡くなったのかどうか。
○翫正敏君 いや、もう大分日がたっているんですから、おおよそどういうことで事故になったかということはわかるんじゃないですか。おおよそでいいですよ。
○翫正敏君 じゃ、その交通事故の直後に、今ほど読みましたような天罰下るという内容のビラが近所やこのお寺の信徒の皆さんにばらまかれたという、そういう事実は警察として把握していますか。
○翫正敏君 そのビラの内容についてはどのように報告を受けていますか。
○翫正敏君 では、今ほど読みました自由新報の九月二十日号の事実関係の記事の内容についてはおおよそ正確である、このように理解してよろしいですか。
○翫正敏君 それで、私は、亡くなった人、死者にも名誉があってそれを棄損することは許されないというふうに考えておりますが、それは後で少し聞くことにいたしまして、まず、いろんな事情聴取の中で、この亡くなっ食お寺の住職さんの家族の方、この家族の方やお寺の有力な責任者といいますか、そうい...全文を見る
○翫正敏君 名誉棄損罪が親告罪であるということはわかっておりますが、要するに、交通事故があった、亡くなられた、その後に天罰下るという、死者を傷つける、むちうつこういう印刷物が信徒の皆さんやその周りに大量にばらまかれたという事実がある。そういうことについて、その亡くなられたお寺の関...全文を見る
○翫正敏君 いや、告訴、相談があればって、告訴があれば調べるのは当たり前のことですけれども、告訴があれば。そうじゃなくて、交通事故で亡くなられたわけですね。そういうことだけでも、どういうふうにしてとかということで家族の人とかに普通されるんじゃないですか、お話を聞かれるんじゃないで...全文を見る
○翫正敏君 これからもそういうことについて聞こうという気はないんですか。例えば、その後にこういう天罰下るというようなビラが大量に近所にばらまかれているということ、これは私は、家族の人が死者に対する名誉の罪ということで告訴すれば、刑法二百二十条の死者の名誉棄損罪に当たるというふうに...全文を見る
○翫正敏君 じゃ、大体事実関係がこういうことなんですけれども、大臣、人権を守る立場の責任者としての法務大臣ということで、こういう事実、交通事故があったことはまことにもちろんお気の毒なことですが、それで亡くなられた方に対して天罰が下るという内容のビラが信者の人やそれからその近所にば...全文を見る
○翫正敏君 この後に、自民党の機関紙自由新報のコメントが書いてあります。ちょっと読みますが、二人の人間の死に対して、こうして書いているだけでもベドが出そうな悪質さである。このビラを受け取った多くの人が、翌日になって新聞で大橋師の死を知ったのである。この素早さは何か、だれがやったの...全文を見る
○翫正敏君 それでは、ちょっと警察当局の方に尋ねておきます。  親告罪なので告訴が必要であるということはわかっておりますが、死者の名誉を棄損したる罪というのは御案内のとおり刑法二百二十条に明記されておるわけでありますから、もしもこの家族の人から告訴があれば、これは私は当然捜査に...全文を見る
○翫正敏君 じゃ、別のことを質問します。  前田法務大臣にお伺いしたいんですが、きのう私、法務省の方に行きまして、そして担当者に面会を求めて陳情したわけでございます。そのときに初めてわかったことですが、外国人登録法に違反している者、そういう人に対しては国会議員の紹介とか同行があ...全文を見る
○翫正敏君 外国人登録法に違反している人というのは、これは外国人ですね、当然ですけれども。そういう理由ですか。
○翫正敏君 おかしいと思うんですね。  要するに、これは具体的には指紋押捺の問題が大体陳情の内容なんですね、外国人登録法の問題、違反しているといいましても。それから、陳情をするこういう内容についても、指紋押捺制度を廃止してほしいと。今は、一昨年法律が変わりましたから、そのことに...全文を見る
○翫正敏君 大臣、きのうのことなんですが、そういうふうにして、違反していない人、している人、こういう人がいわゆる何名か一緒に陳情したい、申し入れをしたいということで私が紹介議員になって法務省の方へ行ったわけです。それについて法務省当局の方でメンバーチェックをした結果、この人とこの...全文を見る
○翫正敏君 そういうのを改めてほしいというふうにお願いをしているわけなんですけれども。  我が国の法律、他の一般的な法律についてさまざまな法律違反しているということはあり得ますね。その方については別に面会しないということはないわけですよ、法務省。他の省庁もそうですけれども、そん...全文を見る
○翫正敏君 一九九二年に外国人登録法が一部改正になりましたが、当局の方からお答えいただいて結構ですけれども、改正の内容を簡単に言えば、定住外国人の場合は指紋押捺をせずとも署名のみで登録を受け付ける、こういうふうになったと、簡単にこういう理解でよろしいですか。
○翫正敏君 それで、その法律が改正になりましたときに国会の方で附帯決議がなされて、そしてこの附帯決議において、「法改正により指紋押なつを必要としなくなった者の指紋原紙については、これを速やかに廃棄すること。また、それらの者の外国人登録原票の指紋部分については、今回の法改正の趣旨を...全文を見る
○翫正敏君 つまり、法務省が保管している指紋原紙については廃棄するが、自治体が保管している原票はそれを集めてマイクロフィルム化するということは、そういう方針だという、そういうことですね。  その場合にその理由として、自治体が持っている原票というものは指紋だけがあるわけではない、...全文を見る
○翫正敏君 大臣、今の局長の答弁を聞いていて、百万人も人がいるから大変だということなんですが、私、単なる思いつきで言うんですけれども、指紋を押してあるところを墨でちょちょっと消せば、あっと言う間に消えるんですね。そういう方法によって他の部分は消えないわけです。他の部分の記載は残る...全文を見る
○翫正敏君 墨で消すという方法がなぜいけないのかということについて二点おっしゃったと思うんです。一つは、事務が煩雑である、百万で大変であるということと、もう一つは、公文書を傷つけることになるという二つの理由を挙げられたんですけれども。  まず、事務が煩雑であるということは、それ...全文を見る
○翫正敏君 マイクロフィルムに撮る前のものを消せばいいんですよ。
○翫正敏君 全然納得できないけれども、時間が来ましたから終わります。