糸数慶子
いとかずけいこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月15日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第3号 議事録を見る | ○糸数慶子君 私、去る三月三日そして四日に、私の地元におきまして、沖縄県におきまして第二回金融専門家会議が開催されて、私もその前半の三日の会議に参加させていただきました。 この会議は、金融業務特別地区、つまり金融特区の活性化と金融ビジネスの可能性を探ることを目的としておりまし...全文を見る |
○糸数慶子君 ありがとうございました。 昨年の十月、私はこの財政金融委員会で名護市の金融特区について質問いたしました。これ、税制上の優遇措置、つまり金融業務から得られた所得の三五%を法人税の課税所得から控除を受けるために雇用が二十人以上でなければならないという要件が付いており...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今いろいろ条件雇用ということでおっしゃったんですが、金融特区ができたのに何も動かないという状況でしたら、やはりこれ時限立法で、延長が保証されている制度ではありませんので、やはり地元の雇用というのもさることながら、二十人というその縛りがありましてはなかなか参入企業とい...全文を見る | ||
○糸数慶子君 この会議に参加されました日本政府の代表演説を聞かれた日本の女性NGOの方々は、西銘政務官の演説では北京行動綱領の再確認について言及されていないというふうに言われましたが、実際はどうだったのでしょうか。 | ||
○糸数慶子君 私といたしましては、せっかく西銘政務官が参加されたわけですし、その生の声といいましょうか、その現場の状況を是非お伺いしたかったのですけれども、この後、もしよろしければお答えいただきたいと思います。 | ||
○糸数慶子君 ありがとうございました。最初からお答えいただければというふうに思います。はい。 まず、この今のお話の中にもありましたけれども、やはり、一九九九年、平成十一年に男女共同参画基本法が成立いたしましたが、実際日本では、今、少子高齢化問題それから介護問題などでまだまだ女...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ありがとうございました。 是非そうおっしゃっていることを言行一致ということで実行していただきたいと思います。 次に、米軍再編問題について伺います。 沖縄では、昨年の八月の沖縄国際大学の構内でのヘリの墜落以降、急激に普天間基地の閉鎖を含む基地の負担削減の機...全文を見る | ||
○糸数慶子君 二月十九日、今お話がありましたいわゆる2プラス2では日米共同声明が発表されて、共通の戦略目標が策定され、米軍再編の具体的な問題は今後数か月以内に決定されると言われています。共同声明の中の日本の安全保障及び防衛協力の強化の中では、沖縄に関するSACO最終報告の着実な実...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今お話を伺いますと、何ら具体的に決まってはいないということで、実は私、去る十月の臨時国会が開会されましたときにも質問主意書、この沖縄の基地問題に関して提出をいたしましたけれども、そのときにもこういう在日米軍の再編に関しまして、今、具体的に米国政府は、世界戦略の中のあ...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 終わります。 | ||
03月18日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第4号 議事録を見る | ○糸数慶子君 私、日米合同委員会の環境分科委員会の活動についてお伺いいたします。 まず、せんだって、質問主意書を提出いたしました。これは在日米軍から排出される廃棄物の処理及び環境調査にかかわる質問主意書なんですが、その答弁書の中で、合衆国軍隊に係る環境問題が生じた場合には環境...全文を見る |
○糸数慶子君 今、委員会の、年四回ほど開催されているということなんですが、それでは、米軍の環境問題を適切に処理する組織として期待されている日米合同委員会に対してですが、それについて沖縄県当局は、二〇〇三年の九月の一日に、鉛汚染問題に関連して、沖縄本島中部の具志川市に所在しておりま...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今お答えございましたが、実はこの地域におきましては、実際に地元の方々がこの海域から例えばモズクを採取したり魚を取ったりということで、具体的に県民の食卓に上っている食材が取られております。ですから、鉛の汚染などを考えていきますと、早急にここは調査する必要性があるという...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今の御答弁ですと、例えば軍事訓練などから出る薬きょうなど、そういうものをきちんと管理する、調査するということはその中には入っていないのでしょうか。 | ||
○糸数慶子君 繰り返しになりますけれども、先ほども申し上げましたように、例えばそういう米軍の演習などで実際に出ております海岸に、キャンプ・コートニーなどに、海の方にあるこの薬きょうなど、実際にその鉛汚染があるのではないかというその住民の不安もあるわけで、具体的にそういう、今紹介さ...全文を見る | ||
○糸数慶子君 なぜ繰り返しこういうことをお伺いしているかといいますと、今適切に処理されているというふうなことをおっしゃっていらっしゃいますが、実際、今沖縄県では第三セクターによる廃棄物の処理センターを設置するということで、平成十六年度以内にこの基本構想を策定するということで調査を...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今お答えがございますけれども、実際には米軍から排出される廃棄物ですね、地元のその業者と契約を取って廃棄物を出していますけれども、実は三年ほど前から現場調査をしておりまして、調査に行きましたら、明らかに医療系のごみであるというものが普通の産業廃棄物と一緒くたになった状...全文を見る | ||
○糸数慶子君 次に、このごみの減量のために、地方自治体ではきちんとそのごみ処理が有料化されています。例えば、ごみ袋を購入したり、あるいは大型廃棄物の処理費用、その費用などは排出する側が負担していくという状況ですが、米軍の基地から出てくる一般ごみの処理費用、これ日本国内と同様に個人...全文を見る | ||
○糸数慶子君 それでは、一九七三年に日米合同委員会の合意で「環境に関する協力について」という合意文書が出ました。これ二〇〇三年の一月二十三日に日米地位協定室より公表されましたが、この合意の趣旨についてどのようなものであるかをお伺いいたします。 | ||
○糸数慶子君 今、具体的に調査して基地内に立入りができるというこの合意文書ですよね。 私、今手元の方に持っておりますけれども、これは実は、環境問題に対する意識が高まりつつあることを踏まえて、日本国政府と米国政府の共同責任を認識し、地位協定により提供された施設・区域を米軍が使用...全文を見る | ||
○糸数慶子君 はい。 申出があったわけですが、実際にこれが調査されずに返還されました。返還された後に、この環境調査の必要性があるということで、今、政府の対応においては、実際に合意文書に違反しているのではないかと思いますが、その件についてお伺いいたします。 | ||
○糸数慶子君 時間もありませんが、一言言わせていただきます。 実際には法律上では今の地位協定の中でしっかり合意されているということですが、やっぱりその土地を使った米軍にとって本当に使い捨て、後はもうどうなってもいいという状況で、使用後に発見されたという、返還後に発見されたとい...全文を見る | ||
○糸数慶子君 私、名護市辺野古沖でのボーリング調査について伺います。 名護市辺野古沖の海上基地建設に向けたボーリング調査ですが、現在、名護市辺野古沖のその海域では那覇防衛施設局の作業船や海上保安庁の船、ヘリ基地反対の市民や住民のボートや漁船、それからグリーンピースの船など、合...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今、その作業時間をしっかり守っているから別にジュゴンには影響がないというふうな答弁に聞こえましたけれども、実際にはその海域にジュゴンが生息をしておりますし、ジュゴンのはみ跡なども出ているところから、やはりこれはかなりジュゴンの生息には影響があると思うわけです。 ...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今、防衛施設局と環境省の立場、大変違うわけで、指導したとおりに実際に行っていないという現実ではないかというふうに思います。 昨年の十二月の二十七日にボーリング調査に反対する市民やそれから近海海域の漁業者らが、沖縄県内六十八人の方々が、この自然環境が破壊されている...全文を見る | ||
○糸数慶子君 実は、去年の十二月の八日ですが、琉球朝日放送は、「足場で傷ついたサンゴ」と題して、ボーリング調査のために設置された船がサンゴを破壊している様子を海中撮影で生々しく報道しておりました。これは、スパット台船といいまして、この足場を二メートル四方の鉄板で支えられ、それが生...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今、環境に配慮してサンゴ破壊をせずに調査をするというふうにおっしゃいますけれども、それが本当に可能かどうか、とても現場でのサンゴの破壊状況を見ると疑問でございます。 環境省は、沖縄本島周辺のジュゴンの保護に向けて生息環境の広域調査を実施し、ジュゴンは、名護市辺野...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今の調査結果にもありましたけれども、大体ジュゴンの目視された数が現在のところ五ないし七頭というふうに言われております。 このジュゴンについてなんですが、実は今年の三月の二日、サンフランシスコのアメリカ連邦中央裁判所は米国の文化財保護法の域外適用について米国の国防...全文を見る | ||
○糸数慶子君 裁判そのものはこれからも続いていくわけですが、米国の文化財保護法の域外適用についてはどう考えているか、お伺いいたします。 | ||
○糸数慶子君 今回のこのボーリング調査は、護岸構造検討のための現地技術調査で、四項目の調査のうちに、既に二〇〇三年の四月に地形調査、同五月に気象調査が実施されておりまして、今回は残りの地質調査と海象調査のためのボーリング調査が実施されています。自然保護団体が二〇〇二年から実施した...全文を見る | ||
○糸数慶子君 防衛施設局は、沖縄県が施設局に対して求めた調査実施の際の環境配慮事項において、ジュゴン、藻場、サンゴへの影響を回避、軽減するとしています。しかしながら、環境影響評価書は事業内容についての記述が十分でなく、調査・予測・評価手法が論理的に関連していないなど、方法書の核心...全文を見る | ||
○糸数慶子君 辺野古のサンゴ礁においては、二〇〇三年に日本初の記録となる貝が七種類発見され、改めて辺野古海域の貝類の多様性が明らかになりました。 また、二〇〇四年には自然保護団体により、ボーリング調査地点ナンバー一から十一周辺においてジュゴンのはみ跡が確認されています。那覇防...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今、防衛施設庁と、それと環境省との調査の結果の食い違い。先ほど指摘いたしましたように、実際に防衛施設庁からの出された調査書の中には貝類の、新しい貝類の想起などもありませんでした。それから、先ほど申し上げましたジュゴンのことに関しましても、やはりはみ跡に対する見解も食...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今回のその勧告に従って日本政府は直ちに辺野古海域におけるボーリング調査を中止し、ボーリング調査と、それからゼロオプションの検討を環境アセスメントに含めるべきであるというふうに思います。先ほど紹介いたしましたジュゴンやノグチゲラ、ヤンバルクイナの保護区の設定とそれから...全文を見る | ||
○糸数慶子君 この2プラス2でも、やはり普天間基地のその移設先として名護市辺野古以外も検討しているというその状況が発表されておりますし、やはりこれは、今、普天間の代替施設につきましては、現在のこの辺野古辺りでの調査費、平成十五年度で十六億円、平成十六年度で十九億円の調査費が付き、...全文を見る | ||
03月22日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第5号 議事録を見る | ○糸数慶子君 お伺いいたします。 しょうちゅうに対する課税強化問題について、まずお伺いしたいと思います。 これは、沖縄県内の泡盛製造業者に対して、沖縄振興特別措置法の減免分、平成十九年の五月十四日までに酒税が二〇%軽減に加えて、租税特別措置法に基づく全国の中小零細業者に対...全文を見る |
○糸数慶子君 今、沖縄県の酒造連合組合の調べによりますと、二〇〇四年の泡盛のその製造量、これ四十四度ベースなんですが、二万六千百十八キロリットルで、前年に比べますと二〇・三%増と過去最高の伸びを示しています。総出荷量が二万八千七百四十八キロリットルで、これ前年対比で一二・九%伸び...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今、大臣、御答弁ございましたが、しかし内閣府の「改革と展望」の参考試算、財務省の後年度影響試算はそれぞれその性格が異なっているように思うわけですが、消費税の引上げについては、国民の無用の混乱を招かないようにするためにも、やはり政府試算の策定に当たっては内閣府と財務省...全文を見る | ||
○糸数慶子君 次に、橋本内閣時代の財政構造改革法は、新規国債の発行の縮減や歳出分野ごとの上限制などを定めて財政再建を目指してきましたが、御存じのように、九兆円にも上る国民負担増による景気の失速、同時に起こってきた金融危機などによって凍結されてしまいました。 現在、国と地方を合...全文を見る | ||
○糸数慶子君 次に、潜在的国民負担のその負担率についてお伺いしたいと思います。 租税が二一・五%、社会保障が一四・四%、二〇〇五年度の国民負担率三五・九%、財政赤字の対国民所得比の八・九%を加え、潜在的国民負担率は四四・八%となっていますが、政府はこれを高齢化のピークのときで...全文を見る | ||
○糸数慶子君 厚生労働省の推計によりますと、二〇二五年度にこの潜在的国民負担率は五六%まで上昇するとされています。財務省はこれを五〇%以下に抑制するために年金や医療や介護など社会保障の給付を二割削減すると、その必要があると機械的に試算をしていますが、谷垣大臣は潜在的国民負担率五〇...全文を見る | ||
○糸数慶子君 次に、定率減税の縮減問題についてお伺いいたします。 恒久的減税である定率減税を縮減し、国民に大幅な負担増を求める際には、まず政府自身が徹底した行財政改革を行うとともに、今後の少子高齢社会で必要となる財源と我が国の将来ビジョンを国民に明らかにすることが必要と考えま...全文を見る | ||
○糸数慶子君 平成十七年度の与党税制改革大綱では、「今後の景気動向を注視し、必要があれば、政府・与党の決断により、その見直しを含め、その時々の経済状況に機動的・弾力的に対応する。」としています。この与党の大綱の趣旨からすれば、景気が失速すれば縮減や廃止時期を見直せる弾力条項をその...全文を見る | ||
○糸数慶子君 定率減税が個人所得課税の抜本改革までの過渡的な税制改正であるというのであれば、十八年度税制改正で予定している所得税の個人住民税への三兆円規模の税源移譲に伴う税制改正の全体像をできるだけ具体的に明らかにすべきであると考えます。 つまり、住民税を一〇%フラット化する...全文を見る | ||
○糸数慶子君 最後に、環境税の導入問題についてお伺いいたします。 地球温暖化防止のための京都議定書の発効に向けて、環境税の導入の是非が議論になっています。環境省は、我が国、国際公約いたしました温室効果ガスの削減目標、すなわち二〇〇八年から二〇一二年の温室効果ガスの総排出量を一...全文を見る | ||
○糸数慶子君 既存のエネルギー税制との関係では小泉総理も道路特定財源の一般財源化の検討について言及されていますが、なかなか進んでいない状況です。財務省としても是非、環境省と経済産業省の調整、見守るのではなくて、主体的に取り組んでいただくことを要望いたしまして、質問を終わりたいと思...全文を見る | ||
○糸数慶子君 無所属の糸数と申します。今日は井堀、飯塚両参考人、お忙しい中、ありがとうございます。 まず、井堀参考人にお伺いいたします。 定率減税を廃止しても税負担増はわずかで、マクロ経済に大きな悪影響を与えることはないとして、財政再建のために定率減税の廃止が不可欠だとい...全文を見る | ||
○糸数慶子君 飯塚参考人に伺います。 十七年度の政府の税調答申ですが、今回の定率減税の取扱いについて、現在の経済状況は平成十一年度当時と比べて著しく好転している、かかる状況の下、定率減税を継続しておくことは必要性は著しく減少したと表現しています。この著しさを強調していらっしゃ...全文を見る | ||
○糸数慶子君 谷垣財務大臣は、定率減税の縮減それから廃止の後に、早ければ十九年度から消費税の引上げを行いたい意向のようでありますが、両参考人は経済状況がどのようになれば消費税の引上げを行い得るその環境が整うという、そういう見解を持っていらっしゃるのか、お伺いいたします。 | ||
○糸数慶子君 はい。 ありがとうございました。 今回の定率減税の縮減、廃止、あるいは中低所得者に対する問題、特に子育てで頑張っている家庭の方々から考えていきますと、やはり消費税の引上げに関しても、国民としては、私、反対の立場ということで質問させていただきました。 あり...全文を見る | ||
03月28日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第6号 議事録を見る | ○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。 私は、これまで所得税法改正、公債特例法、二法案については質問してまいりましたが、今日までこの問題点はもう尽きましております。既にあらかた議論されましたので、今回は総理も御出席でございますので、お許しをいただいて沖縄問題を質問させていただき...全文を見る |
○糸数慶子君 是非ごらんいただきたいと思います。 小泉総理は三月十七日の予算委員会で米軍普天間飛行場の返還問題について、米国の話を聞くと同時に日本の考え方を打ち出すべきだと外務省、防衛庁に強く指示したと答弁されていらっしゃいます。総理はまた、SACOの着実な進展は大切だが困難...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今総理もいみじくもおっしゃられたわけですが、沖縄は戦後ずっと米軍の基地のその負担をしております。昨年八月の十三日に普天間基地所属の米軍大型ヘリが隣接する沖縄国際大学の構内に墜落し、住民を恐怖に陥れました。九月十二日には、ヘリ墜落に抗議して三万人の宜野湾市民、沖縄県民...全文を見る | ||
○糸数慶子君 はい。 普天間のその飛行場の代替施設をこの名護市の辺野古沖という、まあSACO合意の中にもございましたけれども、実際には米国に参りまして私が訴えたところ、多くのシンクタンクの方も政府要人も、やはりこの見直し案についての示唆もございました。2プラス2でもそのように...全文を見る | ||
03月29日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第7号 議事録を見る | ○糸数慶子君 無所属の糸数です。 お伺いいたします。 関税定率法に関連して、まず税関の職員配置についてお伺いいたします。 全国に九つの税関が配置されていますが、このうち沖縄地区税関は平成十六年度の定員ベースでは百九十八人が配置されています。税関職員の平成十七年度の定員...全文を見る |
○糸数慶子君 今おっしゃっていただきましたが、麻薬や覚せい剤など社会悪物品あるいは鉄砲や爆発物などテロ行為に利用されるおそれのある物品など、国民生活の安全に重大な悪影響を及ぼす違法な輸出入、これを水際で阻止するため、やはり税関業務はますます複雑かつ高度になっていると思います。特に...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今御説明ございましたが、賃貸工場、その二十一棟が建設された中で、入居企業が現在八社と少なく、企業誘致について再検討をするという、そういうこともおっしゃっていらっしゃいますが、御存じのとおり、この事業がスタートいたしまして、一九九九年度からスタートした事業の中で最も低...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ありがとうございました。通告はいたしておりませんでしたが、なぜその関連でこの件をお伺いしたかといいますと、今五年間で六十三億円が投入されて埋立てされたこの地域でも実際に入居企業というのが賃貸工場を造ってもなかなか進出しないという横に、また新たなこういう、沖縄市の要望...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今大臣もおっしゃってくださいましたが、沖縄県とこの中南米諸国とのきずなは、沖縄県系の日系人の数がブラジルで十四万人、それからペルーで六万人、アルゼンチンで二万人おられるなど、極めて強いものがあります。かつてアジアの中継貿易地として栄えた沖縄でこのIDB総会が開かれる...全文を見る | ||
04月07日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第9号 議事録を見る | ○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、この三月に沖縄で開かれました第二回沖縄金融専門家会議について総裁にお伺いいたしたいと思います。 昨年もこの委員会で福井総裁にお伺いいたしましたが、総裁には今年もテレビでこの会議に参加していただきま...全文を見る |
○糸数慶子君 ありがとうございました。 IDB会議は世界四十六か国から参加ございますので、是非お待ちをしたいと思います。 今総裁がおっしゃいましたように、この新しい取組が成果を上げつつある中で、沖縄の実態的な経済、金融面を見ていきますと、まだまだ十分でない部分があります。...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ありがとうございました。 次に、総裁が先日の当委員会の説明の最後に触れられましたが、平成十七年度から五年間の中期経営戦略を見ましても、地域に根差した中央銀行サービスの充実という戦略が示されています。この中では、地域に根差したサービスの提供という観点も重視しながら...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ありがとうございました。 地域のそのコミュニティーの一員ということでありますならば、大澤現支店長も前内田支店長も大変沖縄には貢献をしていらっしゃいますし、例えば沖縄の文化面での、三味線を弾いて歌を歌われたり、あるいはまた、もちろんそれが直接日銀のお仕事だとは思っ...全文を見る | ||
○糸数慶子君 この問題に関しましては調査が不十分であったのではないかと思います。過去にも同様のその事件があったにもかかわらず、それにふたをしたのではないかとの指摘もあります。また、その処分の軽さについて、刑事告発を含めて対応すべきであったとの声も聞かれます。 真に国民に信頼さ...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ありがとうございました。 ほかにもまだ通告をいたしておりますが、時間の関係もございますので、また次のチャンスにお伺いをしたいと思います。 以上で終わります。 | ||
04月19日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第10号 議事録を見る | ○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。 私は、第四十六回IDB沖縄総会について谷垣大臣にお伺いをいたします。 四月の六日から九日の総会前のセミナーに始まって、十日から十二日に第四十六回IDB沖縄総会が開かれまして、内外から約六千名の方が参加いたしました。大変成功に終わったと...全文を見る |
○糸数慶子君 ありがとうございました。 ただいまの大臣のお話にもございましたけれども、このIDB総会による経済効果三十五億円と言われておりますが、私といたしましては、やはりこの金額の大きさもさることながら、沖縄県におきましても国際会議のそのノウハウを蓄積したと、そういう意味で...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今大臣のお答えの中にもありましたが、沖縄振興開発金融公庫は、復帰の年、昭和四十七年の五月の十五日に設立されまして、沖縄のその政策金融を一元化、総合的に行うことになっております。 今、沖縄のその産業開発を促進して、長期の資金を供給して、一般金融機関が行う金融及び民...全文を見る | ||
○糸数慶子君 この問題につきましては、三月十五日の外交防衛委員会で大田議員が外務省にも質問されております。今の答弁と同じように、その事実はないということでありましたが、しかし、このキャンプ・キンザーは二百七十四ヘクタールという広大な敷地で、米海兵隊の各種倉庫が多数あり、軍需物資の...全文を見る | ||
○糸数慶子君 次に、ボーリング調査について、これ辺野古の海上基地建設に対するこの調査費についてお伺いいたします。 この辺野古の海上基地建設に反対して、那覇防衛施設局のボーリング調査に対して抗議行動した座込みの行動はちょうど今日で一年目を迎えました。在沖米軍基地の再編協議が進め...全文を見る | ||
○糸数慶子君 防衛庁は、本当に防衛施設庁、沖縄の現状を全く理解していらっしゃらないと思います。沖縄の稲嶺知事もそれからその政策ブレーンも一緒に、今辺野古の断念をにおわせる発言をいろいろなところでいたしております。 国の財政状況がそういう現在厳しさを増す中で、現在二十七億円とい...全文を見る | ||
04月21日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第11号 議事録を見る | ○糸数慶子君 無所属の糸数です。質問いたします。 これまでの質疑にありましたように、今回の保険業法の改正では、根拠法のない共済、いわゆる無認可共済の規制と、それから契約者保護ルールの導入が大きな目的になっています。 そこでお伺いいたしますが、マルチ商法の是非について、先ほ...全文を見る |
○糸数慶子君 それに関連してお尋ねいたしますが、マルチ商法を行っている事業者は保険業者として免許取得、登録ができるのでしょうか。 | ||
○糸数慶子君 次に、悪徳業者対策についてお伺いしたいと思います。 実態把握がなかなか難しいのは分かりますが、逆に言えば無認可共済の一部が法の網の目をくぐってやみで活動を続けることも考えられます。監督官庁の目の届かないところで悪質な無認可共済がはびこり、消費者トラブルを招く、こ...全文を見る | ||
○糸数慶子君 それに関連してですが、今回、少額短期保険業者を登録制にすることになりますが、逆にその登録業者であることを売りにして消費者の安心を得るような悪徳業者を助長することにならないか、金融庁の御見解をお伺いいたします。 | ||
○糸数慶子君 二年間のその経過措置の中で無認可共済が例外を除いてなくなるというだけでは誠に無責任ではないかというふうに思います。 今おっしゃったように、金融庁は、先ほどもありましたが、改革プログラムの中で金融トラブルの相談室の充実を挙げられておりますが、その相談室を活用したり...全文を見る | ||
○糸数慶子君 本来、契約者の保護ルールは横断的であるはずですが、制度共済は保険業法の枠外ということでほっておいていいのでしょうか。 金融庁は、政府として横断的、統一的な契約者保護の仕組みをつくるというそのつもりはないでしょうか、お伺いいたします。 | ||
○糸数慶子君 次に、米軍普天間飛行場の移設問題についてお伺いをいたします。 四月十九日の沖縄、地元の新聞報道によりますと、米軍普天間飛行場の移設問題で、防衛庁の首脳は、十八日までに、必ず動かし、そして沖縄に返還させると、そのように述べております。米軍再編で日本の政府内に浮上す...全文を見る | ||
○糸数慶子君 普天間飛行場の閉鎖、返還という問題は既に既定路線であり、地元で、私も週末に参加いたしましたが、地元の琉球放送の討論番組の中で、米軍再編を問う普天間基地返還の行方の中でも、当事者であります宜野湾市の伊波市長がこの普天間の跡地利用についても具体的に語っていらっしゃいまし...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今報告をいただきましたが、沖縄県民の八割以上がこの辺野古の海に新たな基地建設することは反対しております。今の答弁の中で環境に配慮してというふうにおっしゃっていますが、既にもうこの足場を設置する状態の中でサンゴが破壊されているという実態もあります。また、国際的にも知ら...全文を見る | ||
○糸数慶子君 はい。 このキャンプ桑江跡地で、今年の二月に戦時中の米軍のものと見られる約一万発以上の銃弾とロケット弾四発、そして三月には三百発の銃弾が見付かっています。そして、近くの土壌からは油臭がされているという状況ですが、環境浄化及び原状回復が行われたと判断して北谷町役場...全文を見る | ||
○糸数慶子君 引渡しした後に環境調査や原状回復を行うことからくる時間と経費の無駄を省き、住民の安全を確かなものにするために、引渡し前に環境調査、環境浄化作業を完全なものにする必要があると思います。今後ともこういうことがないように、是非とも、地位協定の改定の問題まで含めて、返還前に...全文を見る | ||
05月12日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第12号 議事録を見る | ○糸数慶子君 糸数です。よろしくお願いいたします。 まず、銀行、証券、保険の一体化についてお伺いいたします。 ペイオフ全面解禁の背景には、バブル崩壊後の我が国の経済に重くのし掛かっていた不良債権の処理が進んできたことがあります。数年前に八%を超えていた不良債権比率は半減し...全文を見る |
○糸数慶子君 次に、銀行、証券、保険といった金融商品を一つの窓口でできるようになると、当然心配されますのが抱き合わせ販売ですが、自由競争ゆえに起こる可能性のある不当あるいは不正な業務や販売などの防止についてはどのように考えていらっしゃるのでしょうか。 | ||
○糸数慶子君 次に、中小企業地域金融の円滑化に向けた取組についてお伺いいたします。 中小企業それから地域金融の円滑化に向けたその取組については、リレーションシップバンキングの機能強化のためのアクションプログラムを踏まえ、都道府県ごとに地域金融円滑化会議を行い、さらに該当する県...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今、いろいろ御説明ございましたけれども、沖縄におきましても、この沖縄、OKINAWA型産業振興プロジェクト、この推進ネットワークが平成十四年の四月に発足をしております。現在、百五十社そして二大学が参加しておりまして、情報、健康、環境、そして加工交易の分野で沖縄経済を...全文を見る | ||
○糸数慶子君 産業クラスターサポート会議は年一回のペースで、その実態を見ますとクラスター関係予算の説明に終わっているような感がいたしますが、もう少しその効果的な活用を考える必要があるのではないかというふうに感じます。 次に、あしぎんFGの更生手続についてお伺いいたします。 ...全文を見る | ||
○糸数慶子君 管財人は、これ元々その更生会社で株主に配当するという例はない、資産超過の更生事業という点で特殊、このような例はこれが最初で最後だろうと、こう述べていらっしゃいますが、今回がこの特殊なケースであることは理解できます。しかしながら、金融庁は今、優先株の配当利回りによって...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今御説明いただきましたけれども、実はこのボーリング調査に関してなんですが、那覇防衛施設局は四月二十六日から夜間作業に入っております。この夜間作業は安全面において重要な問題があり、さらに沖縄県が三月の三十一日に提出いたしました調査期間更新同意によりますと、これは環境配...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今、那覇防衛施設局の判断ということなんですが、実は、この那覇防衛施設局のその夜間作業に関しましては、作業船の中に無灯火の船もあることを施設局は認めております。これは無灯火というのは明らかに法令違反でありまして、この違法な作業を犯してまで夜間作業を進めるのか。今の環境...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今伺いましたら、先ほど、この予算が二十七億付いていて、その中で環境に関するその予算が二十五億、それから、先ほど伺いましたら、ボーリング調査に関しましては今年度の予算を使っているわけではないということでありましたけれども、実際、このボーリング調査を進めていること自体が...全文を見る | ||
06月09日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第14号 議事録を見る | ○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 本日は、お忙しい中、参考人として、三名の皆様には本当にありがとうございます。これから、まず名義株の問題、監査人の関与の在り方と株券ペーパーレス化の関係につきまして、藤沼参考人に最初にお伺いいたします。 東証と...全文を見る |
○糸数慶子君 ありがとうございました。 続きまして、名義株の問題という点で、小田急と日本テレビの株の取扱いの差異について鶴島参考人にお伺いをいたします。 小田急のこの名義株をめぐっては、東証は小田急株を監理ポストに入れておらずに、昨年秋の日本テレビなどと比較してもその取扱...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今とても丁寧に経過を御説明いただきましたので、私の持ち時間がもうなくなってまいりまして、斉藤参考人には大変申し訳ございませんけれども、二問ほど質問は準備しておりましたけれども、また次の機会に質問させていただきたいと思います。 以上で終わります。ありがとうございま...全文を見る | ||
06月09日 | 第162回国会 参議院 法務委員会、財政金融委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。ふだんは財政金融委員会に所属をいたしております。 先ほどからハイレベルな議論が展開されておりますが、私は今日はごく基本的なことで御質疑をさせていただきたいと思います。 まず、ガバナンスの強化についてなんですが、コーポレートガバナンスのチ...全文を見る |
○糸数慶子君 現在、証券取引法やそれから証券取引所規制によりまして、このガバナンスに関する情報開示が上場会社に義務付けられています。しかし、その後もその不祥事や虚偽の情報開示が相次いでおりまして、ガバナンスや情報開示に対する投資家の信頼は非常に低くなっていると言わざるを得ません。...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ありがとうございます。 次に、株主によるガバナンスの在り方についてお伺いいたします。 コーポレートガバナンスの強化に関しては株主による経営者の監視も重要となります。株主総会は株主が経営者の能力や施策を判断する重要な機会でありますが、総会の開催日が集中し出席が...全文を見る | ||
○糸数慶子君 時間もありませんので、幾つか通告しておりましたけれども、最後に要望をして、終わりたいと思います。 執行役員のこれ責任の明確化についてでありますけれど、執行役員の責任の明確化についてですが、これは株式会社において執行役員の肩書を持つ人が増えていますけれど、日本経済...全文を見る | ||
06月16日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第15号 議事録を見る | ○糸数慶子君 無所属の糸数です。よろしくお願いいたします。 今回の証取法の改正の中で、特に私は最初に差止め命令の積極的な活用についてお伺いしたいと思います。 今回の改正で、継続開示義務違反に対して課徴金制度が導入されることになり、刑事告発まで至らないような不正行為について...全文を見る |
○糸数慶子君 まず、課徴金という新たな制度が創設されますが、これですべて解決するかというと、疑問が残ります。新たな制度だけでなく、既存の制度をもっと積極的に活用していくことが必要であるというふうに考えますが、証取法の百九十二条に、投資家保護のためなどに緊急に必要な場合、行政が申し...全文を見る | ||
○糸数慶子君 積極的に利用されていない理由として、例えばその申立てをする者が実際にその市場監視を行っている者ではないことから機動的な対応が取りづらいこと、またどのような場合に申立てを行うかといったその基準が不明確であることなどがあると思われます。 こうしたことから、その申立て...全文を見る | ||
○糸数慶子君 一昨年の金融審議会の第一期の部会において、この差止め命令については、アメリカにおけるその制度を参考にして、行政の判断だけでこの不公正取引の差止め、是正を命じることができる制度を創出してはという議論があったと承知しております。結局はこの議論は煮詰まらないままに今日まで...全文を見る | ||
○糸数慶子君 この問題を担当した四人の教師のうちの一人が高等学校の修学旅行で実際に沖縄に来て、実際にその戦場を追体験した方のお一人だというふうに聞いております。こういう表現に対して、学校側では本当に問題だと指摘する人もいたと言われておりますが、全体的な文章の中では削るまでには至ら...全文を見る | ||
06月28日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第16号 議事録を見る | ○糸数慶子君 糸数慶子です。お願いいたします。 まず、金融担当大臣にお伺いいたします。 ローン担保証券、つまりCLOのこの発行構想についてお伺いいたします。 金融改革プログラムの中には、「活力ある金融システムの創造」の中に、ITの戦略的活用などにおける金融機関の競争力...全文を見る |
○糸数慶子君 このCLOは、民間金融機関において新たなその金融の取組といたしまして取り入れられつつあるわけですが、このCLOに関する行政の取組としては、沖縄の金融特区におけるその取組のほかにも、例えば東京都の債券市場構想やそれから中小企業金融公庫によるこの広域CLOの発行などもあ...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ありがとうございました。 次に、今沖縄で大変大きな問題になっております都市型戦闘訓練施設についてお伺いをしたいと思います。 これは地元の新聞でも昨日そして今日も大きく報道されておりますけれども、この都市型戦闘訓練施設について今月の二十四日に、在沖米軍四軍調整...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ただいまのそのお話を伺いましたら、これは通告が六月の二十四日にされたわけですね、張り出しといいますか。 普通は、そういう訓練に関しては何日前でしょうか。 | ||
○糸数慶子君 今伺いましたように、通常なら一週間前、しかし今回は二十四日に通告をして二十七日ということで、実際には昨日は訓練は行われてないわけなんですが、やはり沖縄本島の北部の金武町にある米軍のキャンプ・ハンセンの中のこのレンジ4に建設された都市型戦闘訓練施設は極めて危険な施設で...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今いろいろと安全に配慮をしているというふうにおっしゃいましたけれども、実は欧米諸国を見ましても、まずこういう都市型の戦闘訓練施設が住宅地から三百メートルしか離れてないという地点にあるということはないんですね。そういう例はありません。今、住民の安全に配慮するというふう...全文を見る | ||
○糸数慶子君 では、防衛施設庁にお伺いいたします。 那覇防衛施設局によりますと、レンジ16への新たな代替訓練施設の建設に向けて既に地形等の調査に入っているということでございますが、この施設建設に向けて、全体的な工期、規模、予算などを明らかにしていただきたいと思います。 | ||
○糸数慶子君 はい。 国の財政が大変な厳しい状況にあり、国民は歳出を見直せという声もあるわけですが、そういう中で改めてまた米軍の訓練施設を日本政府の思いやり予算で造っていくということは、私は大変疑問に思います。 なぜかといいますと、六月二十三日の慰霊の日には小泉総理が直接...全文を見る | ||
08月02日 | 第162回国会 参議院 財政金融委員会 第17号 議事録を見る | ○糸数慶子君 無所属の糸数です。よろしくお願いいたします。 まず、郵政民営化関連六法案について一言触れさせていただきます。 七月の十三日の参議院の本会議以来、この財政金融委員会からも十名の方が委員になられて、郵政特別委員会で鋭意質疑が続けられておりますが、委員の皆様には本...全文を見る |
○糸数慶子君 続きまして、提案者の方にもお伺いしたいと思います。 被害届が受理されない場合又はその紛失届を提出した場合、被害補償がなされるのかどうか、お伺いいたします。 | ||
○糸数慶子君 次に伺います。 この法律案では、金融機関が被害を受けた預貯金者に情報提供などの協力を求めるに当たっては、当該預貯金者の年齢、それから心身の状態などに配慮すべき旨の条項が定められておりますが、当該預貯金者の過失又は重過失などの判断に際しては、高齢者やあるいは認知が...全文を見る | ||
○糸数慶子君 この法律案の中には損害の補てんを行う期限などに関する定めがありませんが、多額の預貯金が引き出された場合には、即被害者の生活に支障を生ずることも考えられます。ですから、その損害の補償は迅速に行われる必要がありますが、この点は、具体的にその届出から補償を受けるまでどの程...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ありがとうございました。終わります。 | ||
10月20日 | 第163回国会 参議院 財政金融委員会 第2号 議事録を見る | ○糸数慶子君 無所属の糸数慶子です。よろしくお願いいたします。 まず、谷垣大臣にお伺いいたしますが、去る十月の十五日、そして十六日に、北京におきまして二十か国財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されました。ここでは原油高の問題が討論されましたが、そこで発表されました共同声明のその...全文を見る |
○糸数慶子君 ありがとうございました。 次に、在日米軍の再編問題についてお伺いいたします。 実は、明日、十月二十一日は十年前の九五年一〇・二一県民総決起大会から十年目を迎える日になっております。沖縄県民にとって、やはり何といいましても、今、在日米軍再編に関するその最大な関...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今、日本の国の平和と安全のためにということで、沖縄の方の基地を戦後六十年ずっと日本は置いてきたわけですが、ところが今、沖縄の県民の世論調査、今年の八月になされましたけれども、特に沖縄の今問題になっております普天間飛行場を閉鎖するための辺野古移設、これ、先ほど私申し上...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今、明確なお答えをいただけませんでしたが、しかしいろんな報道やあらゆる動きを通して伝えられていることは、辺野古沖の縮小案とそれからキャンプ・シュワブの陸上案との折衷案とされているキャンプ・シュワブの沿岸部案というのも浮上しておりますが、ジュゴンが生息する辺野古海域へ...全文を見る | ||
○糸数慶子君 昨日の党首討論で、小泉首相は民主党前原代表に対して、この基地問題、十年近くたっても、特に普天間の基地問題、先ほどSACO合意に基づいてとおっしゃっておりましたが、動かないというその現状に対しまして、移設問題は、その責任はすべて私にあるというふうに総理は決着を図る決意...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今、米側からの説明があったということですが、先ほど私も申し上げましたように、このレンジ4の取扱いについてでございますが、これ、日本政府の予算でレンジ16に近接する既存のレンジに代替施設が完成すれば、当然のようにレンジ4の施設は日本政府に返還されると考えられますが、日...全文を見る | ||
○糸数慶子君 先ほど御答弁の中に基地の安定的使用ということをおっしゃって、地元とも話合いをされているということですが、実際にはこの問題に関しましては、地元の伊芸区民を中心として、一年以上も長い時間を掛けて地元の方々は命に本当にかかわりのある状況で訓練が行われる、例えば住民地域に近...全文を見る | ||
○糸数慶子君 最後の質問になりますが、よろしくお願いいたします。無所属の糸数慶子です。 まず、ここに来て日銀も政府も足並みをそろえて、景気は踊り場を脱した、回復しているとしております。マスコミも日銀の量的緩和政策の解除がいつかといったような論調が中心になっていますが、景気の回...全文を見る | ||
○糸数慶子君 次に、量的緩和政策の解除の実施時期については三つの要件を満たすことがその条件であると示されていますが、新聞報道などを見ましても、量的緩和政策の解除の方法についてはいろいろな論調が見られます。 例えば、水野審議委員は、九月十五日に同友クラブにおいて講演されて、量的...全文を見る | ||
○糸数慶子君 次に、十月十六日付けの日経新聞のコラムにこういうのがありました。「量的緩和 出口の哲学」というタイトルですが、日銀が振りかざしているのは物価論だがインフレ論ではない、むしろ金利機能を殺してしまうなどの副作用を強調して解除を正当化しようとしている、問題となるのはこうし...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ありがとうございました。 次に、今年四月のペイオフ全面解禁は、我が国の金融システムの変化のその象徴という意味で大変大きなものだったと思います。政府、金融庁もこれに合わせて金融政策プログラムを提示いたしましたし、また日銀においても中期経営戦略、業務運営方針を策定し...全文を見る | ||
○糸数慶子君 次に、データの捏造と、それから具体的な再発防止策についてお伺いしたいと思います。 最近、国勢調査をめぐって偽調査員が現れたりして問題になっておりますが、日銀が委託実施している生活意識に関するアンケート調査についても、そのデータが捏造されたということが見付かりまし...全文を見る | ||
○糸数慶子君 やはり、金融経済運営の基礎となる統計データでございます。数字に間違いがあるというのは、そういう政策の信頼性が損なわれることにもなりかねません。今後、是非とも慎重に危機管理をしていただくように要望いたしまして、終わりたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
10月25日 | 第163回国会 参議院 財政金融委員会 第3号 議事録を見る | ○糸数慶子君 無所属の糸数です。よろしくお願いいたします。 今回のこの銀行法改正の中で、銀行代理店制度の見直しについて様々な論点がございますが、私は地域金融及び利用者の視点から御質問させていただきます。 まず、地域金融の視点から参ります。 今回のこの銀行代理店制度の見...全文を見る |
○糸数慶子君 実際問題として、沖縄県内には五百四十五店という店舗網がありますが、民間金融機関の合理化の流れの中で、十年前に比べまして一割減少しているというのが実態であります。代理店が県内に増えるということであれば、代理店が増えた分その店舗数は減ってしまうことになるのではないかとい...全文を見る | ||
○糸数慶子君 次に、利用者の視点からお伺いしたいと思います。 今回の法案は、販売チャンネルを多様化し、顧客利便の向上を図るために、銀行代理店制度を見直して、銀行代理店の担い手を拡大することに主眼があるとされますが、そもそもこの銀行代理店はこれまでの銀行の店舗戦略の中でどのよう...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今回のこの改正については、新聞紙上では例えばスーパーやコンビニなどの銀行代理店への参入をも認めるものとして話題になっていますが、代理店の参入には、本人確認やリスク商品の説明責任に加えて、カウンターの設置など相当な設備が要求されることになります。特にコンビニなど、カウ...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今回の改正によって、一つの代理店が銀行、証券、保険の三つの代理店を兼ねることも可能になりましたが、この結果、様々な金融商品を顧客のニーズに応じて提供することで利用者の利便性が向上する一方、投資信託や変額保険など様々なリスク商品を代理店が提供することが可能となることで...全文を見る | ||
○糸数慶子君 次に、まず地方の視点から幾つかお伺いしたいと思います。 大手銀行と地域金融機関との間で大きな体力差がある中で、銀行代理店を一気に一般事業会社にまで解禁することは、地方銀行の中でも懸念があると言われています。従来から規制緩和を要望してきた地方銀行も、銀行が代理店を...全文を見る | ||
○糸数慶子君 新聞報道によりますと、銀行代理店制度の見直しによって、大手銀行は、全国展開する流通業者や自動車販売会社、ドラッグチェーンなどと提携して金融商品の販路を一気に拡大する計画があるとされています。この結果、これまで地域金融機関の顧客であった小口取引先に大手銀行の代理店が参...全文を見る | ||
○糸数慶子君 伊藤金融担当大臣は、その新しい銀行代理店制度によって地域金融機関の業績が悪化するとは必ずしも考えていないと繰り返し答弁していらっしゃいますが、小口取引先の獲得競争の激化によって地域金融機関の業績悪化は免れないと懸念する声も強いわけですが、業績が悪化しないとする根拠は...全文を見る | ||
○糸数慶子君 伊藤大臣のその御答弁、先ほどから新しい銀行代理店制度によって新しい販売チャンネルとそれから新規顧客層への掘り起こしに可能性があるというふうにおっしゃっていらっしゃいます。また、信用金庫は今回の改正で他の銀行の代理店になることが認められて、新しい商品、サービスの提供が...全文を見る | ||
○糸数慶子君 最後に、沖縄の地域金融機関とそれから代理店制度の関連について再度御確認をしたいと思います。 沖縄県内融資の約三割を沖縄開発金融公庫が、そして約六割を地銀やそれから信金、農協などが担っております。地域金融機関に大きく依存した金融構造になっておりますが、こうした中で...全文を見る | ||
○糸数慶子君 終わります。 | ||
10月27日 | 第163回国会 参議院 財政金融委員会 第4号 議事録を見る | ○糸数慶子君 私は、政府系金融機関の統廃合についてまずお伺いしたいと思います。 小泉首相は、ポスト郵政民営化の最重要課題の一つに政府系金融機関の統廃合を挙げています。この問題では、統廃合後に残す金融機関の数が最大の焦点のようですが、政府側は、一つにできるなら一つがいいとの小泉...全文を見る |
○糸数慶子君 ありがとうございました。 県民の中でのこの沖縄振興開発公庫の存続を求める声というのも大変強いわけですし、そういうことを是非御検討に入れていただくことを強く要望いたします。 次に、アスベストの健康被害について伺いますが、来年の通常国会にもアスベストの被害救済の...全文を見る | ||
○糸数慶子君 ありがとうございました。 横須賀基地では、今お話しありましたように米軍船舶の中のボイラー室、それからエンジンルームの補修でアスベストに被曝されたという方が多いということですね。 沖縄でも、米軍基地で働いた後に二〇〇一年に肺がんで亡くなられた元基地従業員の男性...全文を見る | ||
○糸数慶子君 是非よろしくお願いいたします。 次に、在日米軍の再編についてお伺いいたします。 在日米軍の再編協議は、今新たな基地を沖縄に押し付ける結果として、昨日から今朝にかけましてかなり多くの新聞、マスコミでも報道がされています。小泉首相を始めとする政府側の沖縄のその過...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今私は、この沖縄の基地負担を軽減するために沖縄以外のどこの自治体と事前に交渉をしたのかということを伺いましたが、それについてお答えいただきたいと思います。 | ||
○糸数慶子君 どうして詳細を差し控えていかなければいけないということをこの段階になっておっしゃるのでしょうか。 私は、先ほどから申し上げておりますように、実はこの沖縄のこの普天間基地のこの移設問題に関しましては、実際にはそのSACO合意、これは九五年の沖縄県内でのあの少女の忌...全文を見る | ||
○糸数慶子君 今、説明責任を果たすべきだと自らおっしゃりながら、説明責任を果たしていないというふうに思います。 沖縄の県民が、ただいま発表されておりますこの沿岸案に関しても、もちろん県知事を含めて名護市長も賛成をしているという状況にはないというふうに思います。今回のその日米合...全文を見る |