糸久八重子

いとひさやえこ



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糸久八重子の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月24日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第3号
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○糸久八重子君 きょう、私は林業労働者の問題に関してお伺いをさせていただきます。  四月十五日に発表されました総理府の森林と生活に関する世論調査では、森林への国民の期待が高まり、政府の積極策を求めております。また、国際的にも地球温暖化問題などから森林の果たす機能が再確認されてお...全文を見る
○糸久八重子君 森林率七割を占める我が国でありますが、人口一人当たりの森林率は世界平均の四分の一にすぎません。そして森林が近年非常に荒廃していると言われておりますが、その原因は何だと林野庁は把握していらっしゃいますか。
○糸久八重子君 労働省にお伺いいたします。  森林面積のうち七割は民有林、そして三割は国有林と伺っております。これら森林に働く労働者の数はどのくらいで、どんな数の推移をしておるのでしょうか。
○糸久八重子君 先ほど林野庁からもお話がございましたけれども、国有林は七百八十九万ヘクタール、そして私有林が千四百六十八万ヘクタール、公有林が二百六十八万ヘクタールで、大体二千五百万ヘクタールの森林があるわけですが、そういう森林を管理するのには林野庁としてどのくらいの労働力を必要...全文を見る
○糸久八重子君 大事な林業の担い手が年々減少していくというのは、大変困ることなんですが、いろいろ労働力の不足とか、それから今担っている人たちが非常に高齢化しているというような話を聞きまして、それが山の荒廃の原因の一つと考えられるわけですけれども、確かに総務庁の労働力調査を見ますと...全文を見る
○糸久八重子君 大変、林野庁としては労働力対策に多彩な対策を持っていらっしゃるようなのですが、林野庁は国有林野事業の赤字経営改善のために、人員や営林署など機構の削減とか、それから事業の縮小など、徹底した軽量経営を目指して全体の合理化を進めてきておるようですね。人員規模だけを見まし...全文を見る
○糸久八重子君 この問題の細かいことは、これは当委員会ではなくて農水委員会の方で御論議があるようですから、申しませんが、いずれにいたしましても、大事な森林を守り育てる労働者を大きく切り捨てるということについては非常に問題があると思います。  そこで、労働省にお伺いしますけれども...全文を見る
○糸久八重子君 先ほど林野庁が、全体で百二十四万くらいの林業労働者がいるだろうということなのですが、雇用保険から考えると四万七千人。そうすると、統計指標にあらわれていない多数の労働者というのはどこでだれが把握をするわけですか。
○糸久八重子君 雇用保険から見ると四万七千人、その四万七千人の人たちが二千五百万ヘクタールの森林を管理するというのは大変なことなんですが、その他パート的な人もいるかもしれない。林業労働者になり手がないというのを先ほど林野庁も言ったわけですけれども、林業労働者になり手がないという理...全文を見る
○糸久八重子君 私が調べたところによりますと、最近の高卒者の林業への就職は二百人だということなんですけれども、こういう状況では産業としてはとても維持できないと思います。  今いろいろなり手のない理由をお話しになりましたけれども、こうも言われているんです。山林労働者というのは三K...全文を見る
○糸久八重子君 先ほどのお話の中で、雇用労働者は大体五万人、そのうち二万人は短期雇用、つまり臨時とか日雇いとかの方たちがそれぞれ一万ぐらいずつじゃないかと思いますけれども、不安定雇用の実態がこれでもう明白であるわけです。  そこで、この林業就労者の四万七千人については雇用区分に...全文を見る
○糸久八重子君 この問題は、また後で大臣の御見解もお伺いしたいと思っておりますが、豊かな森林をつくるために山村の健全な発展がなければならないわけですが、そのために林業に従事する人が安心して働ける行政や制度が必要でございます。  ところが、林業労働者には雇用保険とか、それから労災...全文を見る
○糸久八重子君 先ほど林野庁のお話の中に、林業労働者になり手のない理由は危険が多いとか、それから賃金が安いとかいろいろ理由が挙げられたわけですが、そういう労災保険や雇用保険に加入できないというところもやっぱりなり手のない理由の大きな一つになっているのではないかと思うのですね。そう...全文を見る
○糸久八重子君 口先だけでなくて、実際に適用拡大について努力をしていかない限り日本の森林は守れないと思いますので、どうぞその点よろしくお願いをしたいと思います。  先ほど嫌われる六Kの一つに休暇が少ないとあったわけですけれども、林業労働者には労働基準法によります労働時間とか休憩...全文を見る
○糸久八重子君 労働省にお伺いいたします。  労働者の労働条件に関して法定されている労働基準法、そこからなぜ他の労働者と同じように平等に適用されていないのか、大変不思議に思うわけですが、その辺の見解を労働省としてはどうお持ちですか。
○糸久八重子君 何か具体的にこうしたいという、こうしなければならないという、そういう方策はないのですか。
○糸久八重子君 林業五十年とはいいましても、毎日の管理が大事で、その大事な森林を守り育てていく労働者のために、そういうなり手のないネックは早く労働省としても撤去していく。そのためにいろいろ調査をしていくということなんですが、仕事を早めて、早くこの条項がカットされるように私の方も強...全文を見る
○糸久八重子君 昨年、基準局の担当審議官を長とするプロジェクトチームを設けて、そして予防から社会復帰に至るまでの対策検討に着手しているということのようですが、その検討状況はどうなっておりますか。
○糸久八重子君 保険給付の適正化ということに名前をかりまして、症状固定の判定を安易に行おうとする傾向があるというふうに聞いているわけです。症状固定の判断については主治医の意見を尊重し、慎重を期して対処すべきだと思いますけれども、この点はどうですか。
○糸久八重子君 これは労災保険の改正法案も出ておりますから、そちらの方での論議にもなるだろうと思いますけれども、ここではさわりだけにしておきたいと思います。  本年の四月の十八日に臨時行政改革推進審議会の答申によりますと、国有林野事業に「可及的速やかに収支均衡を回復する。」とい...全文を見る
○糸久八重子君 今までの論議の中で、林業及び山村の活性化のためには林業労働の担い手の確保は非常に不可欠な問題である、そして今の各種の制度、施策だけでは限界もあるように思われます。そのために林業労働者の抜本的な労働条件の改善を目的とした林業労働法、これは我が党がかつてずっと法案を提...全文を見る
○糸久八重子君 重ねて申し上げますけれども、森林は経済効率に合わなくても、国土保全、それから災害防止などを重視して整備していかなければならないと思います。世論調査の結果でも八〇%の人がそうだというふうに回答しておるわけでございます。そして、その大切な森を管理する労働者の確保と、そ...全文を見る
06月01日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
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○糸久八重子君 私は、派遣労働者問題についてお尋ねをしたいと思っております。  労働者派遣法は、一九八九年七月に附則第四項に規定いたしました施行後三年目の見直し時期を迎えたところでございます。その見直しをめぐる諸問題について、きょうはお伺いをしたいところでございます。  この...全文を見る
○糸久八重子君 本当に年々相当な勢いで急成長しているということがよくわかりましたが、適用対象業務十六のうち、事業所数の多いものというのはたくさんの派遣労働者が働いている事業所ということになるわけですが、大体、例えば一般の場合と特定の場合、どういうものが多いのでしょうか。
○糸久八重子君 労働省は、派遣労働者に関する労働条件管理等の状況調査というのを四月の二十七日に発表していらっしゃいますね。本調査の結果をどのように分析していらっしゃいますか。
○糸久八重子君 確かに私が見る限りでも、今おっしゃられたとおり派遣労働者に関する労働条件をめぐってさまざまな問題点が浮き彫りになっております。今おっしゃいましたとおり、特に雇用時の健康診断を実施していないというのが登録型の事業場で四八・二%もある。約半数がそういうことをしていない...全文を見る
○糸久八重子君 重点的な監督指導、例えば通達を強めるとかそういうことですか。重点的な監督指導というのは具体的にはどういうことなんでしょうか。
○糸久八重子君 特に登録型の派遣労働者に多くの問題が生じていることが労働組合のアンケートとか、それから派遣労働者の悩み一一〇番等からうかがわれるのです。派遣先があるときだけ派遣元と雇用関係が生ずる登録型派遣労働者というのは極めて不安定で無権利状況に置かれているという実態が私どもの...全文を見る
○糸久八重子君 やはり登録型の派遣労働者というのは、今の御答弁もちょっとはっきりしなかったんですが、非常に問題があると思うのですね。  もう一つあるんですね。フルタイムで期間の切れ目なく勤務しているから、健康保険や厚生年金や雇用保険にも加入して安定して働きたいと派遣元に申し出た...全文を見る
○糸久八重子君 労働保険とか社会保険の適用要件について、派遣労働者の就業実態に応じたものとなるようにやはり見直していかなければいけないんじゃないかなと思うんですが、一定以上の登録とか就業期間のある派遣労働者に社会保険の適用を義務づけるということは考えられませんか。
○糸久八重子君 こういう問題は理想論だけでなくて、現実に推し進めていかなければいけないのではないかと思います。  現行法四条一項は、派遣適用対象業務を専門性、それから特別の雇用管理の必要のある業務と規定して、十六業種が指定されておりますが、この中にこの二つに該当するかどうか疑問...全文を見る
○糸久八重子君 派遣の原型であります労働者供給事業、これは労働者保護に反する多くの側面を持っていたわけですね。中でも中間搾取であることから禁止をされてきたわけですが、派遣法の中には中間搾取を規制する規定が設けられていないわけです。そのためにコンピューターの職場なのですが、派遣先で...全文を見る
○糸久八重子君 マージン率そのものを法的に規制することは無理としても、いろいろと今おっしゃられたように確かにいろいろな要件で必要があるわけなんですけれども、しかし、派遣労働者への手数料の通知を義務づけすればトラブルの発生はかなりの程度は未然に防げるのじゃないかと思いますし、悪質な...全文を見る
○糸久八重子君 高齢化社会への移行に伴いまして老人介護の問題が非常に深刻化しているわけで、きょうも同僚議員から厚生関係の質問の中でたくさんこの問題が出ました。八七年の春に介護福祉士法が成立をいたしました。そしてその中で介護福祉士は、専門的知識及び技術を持って、身体上または精神上の...全文を見る
○糸久八重子君 制度の見直しを検討した中職審の小委員会ですが、そこでは大きな摩擦もなく定着をしたとして、現時点においては現行制度の法的枠組みを変更すべき状況にないという報告を出しておりますね。この報告を審議会に出して審議会待ちというような対応を恐らく労働省はするんじゃないかと思う...全文を見る
○糸久八重子君 ありがとうございました。
○糸久八重子君 ただいま議題となりました育児休業法案につきまして、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合を代表いたしまして、提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、女性の職場進出は目覚ましく、一九八九年には雇用されて働く女...全文を見る
06月05日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
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○糸久八重子君 それでは、今回の改正案は、基本的には前回の改正で、八八年、そして八九年度二年間の暫定措置とされていた部分を恒久化しようとするものですね。前回改正時の附帯決議に、「制度の長期的安定を図るために必要な措置について、国と地方の役割分担と権限、低所得者への対応等を含め、幅...全文を見る
○糸久八重子君 前回の改正は、老人保健制度とかそれから退職者医療制度の創設によって国保の年齢構成が被用者保険制度より高いことによります高齢者医療費の過重負担を是正するための措置がとられたその後を受けて、医療費の地域差や所得差という残された構造的な不安定要因を克服することによって財...全文を見る
○糸久八重子君 体質改善が図られたかどうか非常に判断が難しいとおっしゃられたわけですが、そういう判断の難しい状況の中で恒久化するということについてはちょっと問題があるんじゃないかと思いますが、いかがですか。
○糸久八重子君 加入者本人が納める世帯当たりの保険料を医療保険制度別に比較しますと、一九七五年には国保が三万九千五百円、政管が四万八千三百円、組合が四万八千三百円ということで、一番国保が低かったわけですね。ところが、一九八〇年度になりますと、これが政管と組合を一気に追い抜いたわけ...全文を見る
○糸久八重子君 三つの保険の中でトップの座を占めてから大体十年近くたっているわけですけれども、そういう異常事態を十年間もほっておいたという、その責任についてはどうなんでございましょうか。
○糸久八重子君 不公平な状況が続く限り、やはり責任は追及されるのではないかと思うのです。そう言うことはどうしてかといいますと、行政責任というのは結果責任でありまして、努力してもなお矛盾を解決できないような責任は厳粛に受けとめるべきだと思うのですが、重ねてお伺いいたします。
○糸久八重子君 この国保の制度別世帯当たり保険料が最低になるということを保険料平準化の行政目標として明確にすべきではないかと思いますが、その辺はいかがですか。
○糸久八重子君 保険基盤安定制度や市町村の医療費安定計画を導入して、国と自治体が一生懸命努力をすれば、他の制度よりも保険料が確実に安くなるのでしょうかね。その辺はいかがでしょうか。
○糸久八重子君 いろいろと努力をなすってきたことはわかりますけれども、それが報いられないということでしょうか。当てにならない行政努力と言っては言い過ぎかもしれませんけれども、そういうことは効果的な税金の使い方ではないんじゃないかなというような感じがするんですね。  国保の保険料...全文を見る
○糸久八重子君 客観的に確かめられる行政のあり方かどうかという点について、もう一つ質問を申し上げたいのですが、それは市町村国保に対する国庫支出金が、私の手元にあります一九八三年から八七年までの数字によれば、二兆二千九百四十六億円から二兆三千三十一億円となっております。この間の医療...全文を見る
○糸久八重子君 私のところには国保の財政調整交付金が交付されない市町村からいろんな訴えが来ているんですね。そこで、交付団体と不交付団体とに分けて国庫負担がどうなったかを過去五年分の推移、そしてその二つのグループそれぞれにおける平均的な保険料の最近の比較はお示し願えますか。
○糸久八重子君 それでは、医療制度の一元化の問題についてお伺いをいたします。  医療保険制度の給付と負担の公平化措置、すなわち一元化については、一九八四年の健康保険法案の審議の際に、厚生省より出されたいわゆる長期ビジョンの中で、昭和六十年代の後半とされたわけですね。その後の国会...全文を見る
○糸久八重子君 後半の、できるだけ早い時期ということから言いますと、昭和に直せば六十五年でございますから、そういう意味ではその時期を一刻でも早く国民の前に明らかにされることを要望したいと思います。  一元化においては、時期もさることながら、最大の問題点は、何といっても一元化の最...全文を見る
○糸久八重子君 給付率の問題については、いろいろ答弁しにくい問題があると思いますけれども、この問題はまた後ほど伺うということにいたしまして、総合的な医療費の適正化対策についてはぜひとも積極的な取り組みをお願いしていきたい、そう思います。  この際、八割か九割かは一応さておきまし...全文を見る
○糸久八重子君 政府の一元化の眼目は、被用者保険本人の九割給付を八割に引き下げて、そしてこの際国保の七割及び被用者家族、これは入院八割そして通院が七割ですけれども、これを八割に引き上げて、その給付を一元化しようとしているのではないかなという感じがするんですね。しかしこれ以上、今ま...全文を見る
○糸久八重子君 それでは次は、高医療費市町村の運営の健全化のための措置についてお伺いをしたいと思います。  前回の改正によって、国保医療費の地域間格差を是正するために、基準給付費の一・一七倍を超える指定市町村は安定化計画を策定じて、それでも一・二倍を超える市町村については、高額...全文を見る
○糸久八重子君 二年前に指定された百四十六市町村のうち幾つぐらいの市町村が実際に負担するということとなって、そしてその額はどのくらいの額に上るのか。そして、市町村の都道府県別の分布状況はおわかりですか。
○糸久八重子君 高額医療費の市町村については、適正化のためのインセンティブを働かせるために地方負担を導入するというのがこの制度の本質であると思うのですけれども、どうも前回の法案審議のときから、地域の実情に応じた適正化対策を進めるのはいいとしても、医療費が高いということについては、...全文を見る
○糸久八重子君 今御説明の中に、例えば高齢化とか入院指向が多いとか、それから病床数の問題とか、いろいろ挙げられましたけれども、以前に地域医療制度の導入というのがありましたね。その辺のところは既に各地域医療制度というのは導入をされているのではないかと思いますが、これを導入したことに...全文を見る
○糸久八重子君 高医療費地域のうち、北海道は入院日数が長いということで非常に高額になる、これは地域的な事情で、例えば冬の寒い間は雪が多いからしばらく入院させなければという長期化の問題というのは理解できるんですけれども、関西圏で非常に高いという理由、この辺はどういうふうに解釈をした...全文を見る
○糸久八重子君 どうしたらこういう高額医療費が適正化できるのでしょうかね。どうでしょうか。
○糸久八重子君 医療費が高いというのは、高齢化の問題とか、それから寒冷地とか過疎とかいう地域的な問題を除けば、医療の出来高払い制度というその支払い方式そのものに矛盾があるのではないかなというふうに感ずるんですね。  そういうことで、どんな軽い病気であっても医療給付の提供の仕方に...全文を見る
○糸久八重子君 それなりの努力をいろいろしていらっしゃることは今お伺いいたしました。  その中で、医療費通知、これは国保の健全な運営をさせるために患者の認識を深めさせるという目的で行っているようですが、この医療費通知の効果というのはどうなんでしょうか。
○糸久八重子君 私も国保の加入者でございますから、この医療費通知が来るわけですね。多くの郵便物にまじって、ダイレクトメールやなんかと一緒にまじって参りまして、しかも二月から三月ぐらい前のことなんですね。だから、そのときに行ったのかどうかというようなことはちょっと忘れてしまう。しょ...全文を見る
○糸久八重子君 安定化の問題の中で、保健施設事業について先ほど御説明がございましたけれども、これは予防面から住民の生活全体にアプローチするのがこの保健施設事業と受けとめてよろしいわけですね。
○糸久八重子君 この事業として各市町村はどんな事業を主として行っておりますか。
○糸久八重子君 最近はり、きゅう、マッサージ事業を保険で見ているという自治体があると聞いているんですが、全国でどのぐらい行っておりますか。これは保健施設事業の中で行っているのでしょうか。その辺はいかがですか。
○糸久八重子君 その問題については、できましたら調査をお願いしておきたいと思います。  それで、自治省の方いらっしゃっておりますので、地方財政措置についてお伺いしますが、今回基盤安定制度等が暫定措置から恒久制度化されることに伴いまして、従来行われていた地方負担の増加額六百九十億...全文を見る
○糸久八重子君 確認いたしますが、今後も引き続き同様の措置が行われるということでよろしゅうございますね。
○糸久八重子君 ありがとうございました。自治省の方、どうぞもう結構です。  次に、事務費の超過負担についてお伺いしたいと思います。従来より国保事務の施行に要する費用の負担について、超過負担の論議がありました。昨年、自治、厚生両省で実態調査を行ったとのことですが、その結果はどうで...全文を見る
○糸久八重子君 この超過負担を三カ年で解消していくとの計画であったと聞いておりますが、その計画と総額は幾らになりますか。
○糸久八重子君 自治省の一九八七年度の国保会計に対する繰入金の状況調べを見てみますと、事務費の補助不足額に充当するためとして約二百六十四億円が計上されております。ラスパイレス指数との問題も指摘されますが、これを一〇〇に直して試算しても、現在の職員数の五分の三の職員の給料にしか対応...全文を見る
○糸久八重子君 国保は現在さまざまな課題を抱えておりますね。高医療費指定市町村の安定化計画とか、それから資格証明書とか、そしてレセプトの点検とか、医療費の適正化等々、そういうものを解消していくためには、市町村も努力をしていると思うんですけれども、さらに国としてバックアップをしてい...全文を見る
○糸久八重子君 ありがとうございました。終わります。
○糸久八重子君 私は、ただいま可決されました国民健康保険法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     国...全文を見る
06月12日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
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○糸久八重子君 私は、戦傷病者戦没者に関係する質問をきょうさせていただきます。  太平洋戦争の戦禍に巻き込まれて戦後海外に残留を余儀なくされた日本人は、中国とかそれから朝鮮半島とかサハリンとかフィリピンとか、いまだに多くの人たちがおられるわけですけれども、特に私はきょうは中国に...全文を見る
○糸久八重子君 当時十三歳以上であった日本人というのは、私も考えますと、ちょうど終戦時その程度の年ですからね、あの年齢で自分の意思で中国に残留したとはとても考えられないわけですよね。ですから、残留孤児と同じような扱いを当然すべきではないかと思いますし、今私の方で申し上げました五つ...全文を見る
○糸久八重子君 次に、永住帰国をされました残留孤児の問題について、この方たちの生活基盤確立のための施策についてお伺いをしたいと思いますが、大蔵省の方いらしていらっしゃいますね。  まず、税制度の改善についてなんですが、既にもう帰国をされて仕事についておられるわけですけれども、そ...全文を見る
○糸久八重子君 もう一つ、これも特に要望があるんですけれども、一生懸命に働いて個人住宅を持ったという人もいるんですよね。ところが、不動産取得税とか固定資産税が高くてとてもやりきれないというような話があるわけですが、その辺のところの減免等についても、大変難しい話なんですか。
○糸久八重子君 ぜひとも法の中で縛られないで温かい御配慮を考えていっていただきたいと思います。  労働省の方お見えになっていらっしゃいますか。  最後に、労働省にお伺いするんですが、企業に対して身体障害者を一定割合雇用するという義務づけがございますね。残留孤児の方たちというの...全文を見る
○糸久八重子君 ちょっと重ねてお伺いしますが、残留孤児を採用した場合には一定の助成金という制度はあるわけですね。
○糸久八重子君 終わります。
○糸久八重子君 私は、ただいま可決されました戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読い...全文を見る
06月14日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
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○糸久八重子君 それではまず、中小企業退職金共済法改正案につきまして、お伺いを申し上げます。  今回の制度改正で、退職金の額については、五・五%の利回りで設計されている基本退職金に金利の変動に応じて決まる付加退職金を合算した額とされておるわけでございます。現在の金利水準が継続し...全文を見る
○糸久八重子君 現行がやはり維持できるかということは、現行はこれよりも物すごく上がるということはちょっと期待はできないのじゃないかと思うんですが、今大臣が運用面で効率的な運用とおっしゃったわけですけれども、その運用面というのは具体的に言うとどういうことなんでございましょうか。
○糸久八重子君 確かに半分が商工債、これは利回り七%ですね、財投は六・七、生保が七・四七、かなり生保の方が高くなっているわけですけれども、そういうまさに効果的な運用をぜひよろしくお願いいたしまして、水準が下回らないように御努力をいただきたい、そのように考えるところでございます。 ...全文を見る
○糸久八重子君 それでは次に、労働者災害補償保険法の改正問題についてお伺いをさせていただきます。  一九八一年から日本政府が承認をいたしました国連決議に基づき国際障害者年が始まりました。その行動計画の決議に次の文章がございます。「国際障害者年は、個人の特質である「身体的・精神的...全文を見る
○糸久八重子君 年金などの現行労災補償法の補償給付は、機能的支障である障害のさらにその一部でしかない今おっしゃいました稼得能力について、これも全額ならばまだしも、その一部をてん補するにすぎないと私は考えます。個人の特質である身体的、精神的不全という一次的な損害を支給理由とする年金...全文を見る
○糸久八重子君 障害等級認定基準の基準には一体何を用いておるのでしょうか。認定基準は、障害の認定であって、その障害に対する補償でなければならないのに、その補償は障害による労働能力喪失に対する損失てん補を目的とするものと決めていらっしゃることがちょっとおかしいと思うのですけれども、...全文を見る
○糸久八重子君 なかなかこの問題についてははっきりとしたお答えがいただけないんですが、時間的な関係もございますので、先に進ませていただきます。  まず、職場の安全衛生の問題についてでございますけれども、日本で使われている化学物質というのは二万三千種あるわけですが、廃棄物の処理法...全文を見る
○糸久八重子君 どうぞよろしくお願い申し上げます。問題点種々あることは私も伺ってはおるわけですけれども、そこを細かくここではとやかくは申し上げませんけれども、よろしくお願い申し上げます。  次に、労災保険財政の問題をお伺いをいたします。  最近、労働省の外郭団体であります労災...全文を見る
○糸久八重子君 労災保険情報センター事業は、本来行政体制の整備によって改善すべき問題ではないかと思うのですね。それを第三者機関によって対応する、そして労災医療への統制介入の強化を何か図るんじゃないかなというようにも考えられるわけですけれども、先ほど私が冒頭申し上げましたとおり、労...全文を見る
○糸久八重子君 人口の高齢化とともに被災労働者の高齢化も進んでおります。昭和六十年時点で六十歳以上の年金受給者は全体の三六%、六万二千八十三人のようですが、これは高齢重度障害者がふえて介護が必要な被災労働者がふえていることを意味していると思います。  介護については、現在年金に...全文を見る
○糸久八重子君 それでは、幾つかお尋ねをいたしましたけれども、大臣に確認をさせていただきたいと思います。  まず第一に、休業補償給付等のスライド制の要件が改善されて賃金上昇水準が一〇%とされましたが、この率を今後さらに引き上げるなど、スライド要件を緩和し、完全自動賃金スライド制...全文を見る
○糸久八重子君 休業補償給付等に年齢階層別の最高限度額が設けられたことによりまして、特に六十五歳以上の高齢者については最高限度額が六十四歳までの一万六千二百二十二円から一万七百四十七円と、一挙に五千四百七十五円も急激に下がっておるわけです。これは大変な影響を与えるものでありまして...全文を見る
○糸久八重子君 労災保険審議会の建議では、重度障害者等に対する介護に係る補償のあり方の問題について引き続き検討を進め、早期に結論を得るよう努めるべき課題とされておりますが、先ほど御答弁もいただきましたけれども、労働省としてはこの問題について、特に大臣ですが、具体的にどのような方向...全文を見る
○糸久八重子君 もう一つ、労災保険審議会の建議では、給付基礎日額の最低保障額を引き上げるということになっておりますが、どのように引き上げるお考えなのか。また、引き続き最低保障額の改善に努めるべきではないかと思いますけれども、この点についてはいかがですか。
○糸久八重子君 労災保険の未手続事業が昭和六十一年末で百四十万ほどあると聞いておりますが、その早急な解消に向けて努力をしていかなければならないと思いますけれども、この点につきましては、いかがでしょうか。
○糸久八重子君 大変ありがとうございました。被災された皆さん、そして遺族の方たちの幸せのために一層労働省御努力をいただくことをお願い申し上げまして、質問を終わります。
○糸久八重子君 私は、ただいま可決されました労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブの各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
06月19日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第9号
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○理事(糸久八重子君) ただいまから社会労働委員会を開会いたします。  原子爆弾被爆者等援護法案を議題といたします。  発議者山本正和君から趣旨説明を聴取いたします。山本正和君。
○理事(糸久八重子君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。     —————————————
○理事(糸久八重子君) 次に、老人福祉法等の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。津島厚生大臣。
○理事(糸久八重子君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○理事(糸久八重子君) 本案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、十二時四十分まで休憩をいたします。    午前十一時五十分休憩      —————・—————    午後零時四十一分開会    〔理事糸久八重子君委員長席に着く〕
○理事(糸久八重子君) ただいまから社会労働委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、老人福祉法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言を願います。
○理事(糸久八重子君) 時間が参りましたので、まとめてください。
○理事(糸久八重子君) 本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後五時四十一分散会
06月21日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第10号
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○糸久八重子君 総理府が発表いたしました高齢期のライフスタイルに関する世論調査によりますと、国民の七四%が年をとっても働きたいと考えております。高齢者の働く場所をつくり、その能力を生かすことは国の活力にとっても、高齢者の人生にとっても大切な施策でございます。このたびの法改正は六十...全文を見る
○糸久八重子君 六十歳定年の努力義務規定を義務規定にしてよい社会的条件というのは成熟しているのではないかと、そう思うのですね。今後の改定を予定している企業を含めますと八割近くが六十歳以上定年制を導入する、そう言っておるわけですね。ですから、六十歳未満定年を禁止する規定を設けてもお...全文を見る
○糸久八重子君 衆議院の修正で、法施行後三年を経過した場合において、施行の状況を勘案し、必要があると認めるときは、新法の規定について検討を加え、その結果必要な措置を講ずる、そういう規定が追加されましたが、この修正は、三年後に六十歳定年が完全に定着していなければ六十歳定年の努力義務...全文を見る
○糸久八重子君 五千人以上規模の大企業では、六十歳定年が一般化しているように見えるんです。しかし、早期退職優遇制度やそれから退職出向等で定年前に退職する人が非常に多いわけです。定年で退職する人が少ないのです。  労働省の高年齢者就業実態調査によりますと、千人以上規模の企業では高...全文を見る
○糸久八重子君 大変きれいごとのように見えるのですけれども、実際には退職をしたくなくても肩たたきでやめざるを得ない状況というのはあるわけですよね。ですから、こうした企業の姿勢というのは六十歳定年の努力義務規定すらも空洞化させているものではないかと思いますし、こういう状況はどこの職...全文を見る
○糸久八重子君 六十歳定年の完全定着の見通しについて、衆議院では平成五年度としておりますが、さらに早めるということはできませんか。
○糸久八重子君 それでは、六十五歳までの再雇用の努力義務の問題についてお伺いをいたします。  今回の法改正の目玉は、六十歳以上六十五歳未満の定年到達者について、六十五歳までの再雇用の努力義務を事業主に課したことにありますけれども、その実効性について幾つかお伺いをいたします。 ...全文を見る
○糸久八重子君 雇用審議会の論議の経過の中で、経営サイドは、六十五歳までの再雇用の法制化は時期尚早だとか、たとえ法制化する場合でも倫理規定にとどめるべきであるとか主張したと聞いております。こうした消極的姿勢の経営者が、果たしてこの努力義務規定を遵守すると考えるのは楽観的過ぎるので...全文を見る
○糸久八重子君 第四条の五の条文の中で非常にあいまいなただし書きがあります。「職業能力の開発及び向上並びに作業施設の改善その他の諸条件の整備を行つてもなおその者の能力に応じた雇用の機会が得られない場合」などは六十五歳までの再雇用に努める義務を負わないと解釈できる条文が含まれており...全文を見る
○糸久八重子君 今、私は幾つかの懸念を申し上げましたけれども、こういう懸念からいって四条の六項、公共職業安定所長の勧告だけでは全く不十分な行政措置ではないかと思うわけです。最小限でも勧告に従わない企業の名前の公表の措置等を取り入れるべきではないかと思いますが、その辺はいかがでしょ...全文を見る
○糸久八重子君 再雇用の場合は賃金、労働条件が極端に悪くなるわけです。勤務延長の場合、賃金が下がる企業の数は大企業で四割から五割、そして再雇用制度では八割以上が賃金が下がってしまうわけです。幾ら六十五歳までの再雇用が進んでも、経済的理由から働くケースが最近非常に多くなってきている...全文を見る
○糸久八重子君 それでは、ちょっと視点を変えまして、お金の問題についてお伺いをいたしましょう。  六十歳前半層の雇用拡大のためには国の助成金の拡大が必要だと思うのです。一九九〇年度のこのための予算は千三十二億円でございます。ところが、その財源の内訳を見ますと、一般会計による支出...全文を見る
○糸久八重子君 どうぞ今後、中小企業への助成の拡充を中心とした一般会計の増額に政府としても努力をいただきたい、そう重ねてお願いを申し上げるところでございます。  次に、先ほど同僚議員も御質問いたしましたが、高齢者の法定雇用率の問題についてお伺いいたします。  五月二十八日に総...全文を見る
○糸久八重子君 報告書によりますと、約二百四十一万人の十八歳以上の身体障害者のうち七十万人は働いているけれども、約八万人は就職を希望しながら企業の側から門戸を閉ざされている。障害者雇用促進法に基づく政令と規則では、常用労働者六十三人以上の企業に、その一・六%以上の身障者を雇用する...全文を見る
○糸久八重子君 次に、失業対策事業についてお伺いをいたします。  失業対策事業に従事している方は、ことしの二月一日現在でおよそ一万五千名、その他の諸事業を合わせると三万名の就労者がいるわけでございますが、この事業は、就業者の生活安定を図るとともに、地域の生活環境整備を通じ地方自...全文を見る
○糸久八重子君 私が言うまでもないことでありますが、失対事業の就労者の実態はひとり暮らしとか、または老夫婦二人暮らしが多いわけでして、年金はほとんど国民年金なんですね。月三万というのがもうほとんどで、就労者が働く以外には生活ができない、そういう実態があるわけです。  六十五歳を...全文を見る
○糸久八重子君 高齢者雇用問題につきましていろいろ申し上げましたけれども、最後に大臣、高齢者雇用問題についての御見解をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
○糸久八重子君 ありがとうございました。終わります。
○糸久八重子君 老人福祉法等の一部を改正する法律案に対しまして、最後の質問者としての立場から、これまでの質疑を踏まえて締めくくりの質問をさせていただきます。  今回、見直しの対象となっております社会福祉は、医療制度や年金制度などの他の社会保障の分野に比べて極めて立ちおくれた分野...全文を見る
○糸久八重子君 次に、福祉の基本は、障害のある人もない人もともに地域や家庭で暮らしていけるような社会をつくるという考え方、すなわちノーマライゼーションの理念に立って行わなければなりません。このような観点から見て、今回の福祉関連法律の改正においてどのような改善が図られたのか。また、...全文を見る
○糸久八重子君 次に、これからの福祉は保健、医療との連携をとり、住民のニーズに総合的にこたえられるシステムの確立が必要であると思います。例えば在宅福祉の推進をとりましても、ホームヘルパー、デイサービス、ショートステイの在宅福祉三本柱と訪問指導、訪問看護、機能訓練などがあり、その連...全文を見る
○糸久八重子君 さらに、保健、福祉サービスについては、利用者の立場に立って常に評価され、必要な改善が図られなければなりません。今回の法改正により、市町村及び都道府県において老人保健、福祉計画が策定されることとなっていますが、このような観点から、計画の策定に当たっては、広く住民の意...全文を見る
○糸久八重子君 次に、特別養護老人ホーム等への入所措置権を都道府県から町村に移譲する件についてお伺いをいたします。  福祉サービスの提供について、その権限を身近な市町村に移すことは地方自治の精神にもかない結構なことであると考えておりますが、問題はこのような改革が無理なく円滑に実...全文を見る
○糸久八重子君 措置権の移譲によりまして、特別養護老人ホームがある市町村とない市町村の格差がますます拡大するのではないかというのが地方自治体や福祉関係者が最も心配しているところでございます。このような持てるところと持たざるところの格差が生じないようにするために、国はどのような措置...全文を見る
○糸久八重子君 措置権移譲後の都道府県の福祉事務所について、町村に対する技術的な支援業務、措置業務を初めとする管内福祉行政に関する広域調整業務や計画策定業務などがありまして、その業務の重要性はますます高まるものと考えます。これらの業務に必要な体制の確保を図るべきと考えますが、いか...全文を見る
○糸久八重子君 後半に言われました地方交付税で配置する際には、職員の配置基準は当然示されるものと、そう解釈してよろしゅうございますね。
○糸久八重子君 身体障害者福祉司については、今回の改正により福祉事務所から身体障害者更生相談所に必置場所が変更されますが、身体障害者福祉司の数は現状どおりとし、その業務にいささかの支障も生じないようにすべきだと思いますが、いかがでしょうか。  また、今回町村に社会福祉主事を置く...全文を見る
○糸久八重子君 大臣、福祉は人なりと言われますが、特に市町村ではヘルパーの確保に困難を来しております。これはヘルパーの賃金、労働条件等が劣悪であることが原因の一つだと思います。ヘルパーの賃金の大幅引き上げを含めたマンパワー対策を確立すべきと考えますが、いかがですか。
○糸久八重子君 市町村における超過負担もマンパワーの確保が進まない原因の一つと考えますので、ヘルパーの手当の増額はもちろんのこと、その活動費の増額や社会保険料等を算定するなど、きめ細かな配慮が必要ではないのでしょうか。
○糸久八重子君 シルバーハウジングは、入居した高齢者が要介護状態となった場合でも住みかえの必要が生じないような計画に改善する必要があるのではないかと考えていますが、どうでしょうか。  また、そのために厚生省、建設省、両省間で協議機関をつくるような取り組みを考えてはいかがかと思い...全文を見る
○糸久八重子君 建設省にお伺いいたしますが、車いすとかつえを頼れば自立できるお年寄りとか障害者にとって暮らしやすい公営・公団住宅のあり方を検討すべきときではないかと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。
○糸久八重子君 寝たきりゼロを目指す以上、理学療法士とか作業療法士といったリハビリテーション専門職や看護婦、保健婦をたくさん養成確保すべきではないかと思います。これについて政府は、質と量の両面から現行の需給計画を見直す必要を認めていらっしゃいますが、それをいつ実施なさいますか。
○糸久八重子君 高齢者の在宅ケアを進めるに当たっては大変保健婦さんの役割が大きいわけですが、保健婦を設置していない市町村が百十七団体もある状況は大変問題だと思います。早急に保健婦が置けるような措置を講じていくべきではないかと思いますが、これについてはいかがですか。
○糸久八重子君 今回の改正で母子家庭及び寡婦に対するヘルパー事業が法定化されましたが、これによって母子家庭にとってどのような支援が可能となるのか。あわせて父子家庭に対するヘルパーの派遣についても法定化されたことであり、高く評価はしますが、父子家庭の実態は一体どうなっておりますでし...全文を見る
○糸久八重子君 今回の法改正には精神薄弱者福祉法も含まれておりますが、関係者の願いは、ノーマライゼーションの理念に即して地域において支援され、その自立が図られていくことだと思いますが、どのように推進していこうとなさっているのか、お考えを明らかにしていただきたいと思います。
○糸久八重子君 身体障害者福祉法の目的規定の中で「生活の安定に寄与する」という文言が削除されましたが、だからといってその趣旨を軽視するものでないことを明らかにしていただきたいと思います。
○糸久八重子君 視聴覚障害者情報提供施設が新たに規定されましたが、点字図書、字幕スーパー入りビデオ等の整備の拡充を図るべきではないのでしょうか。
○糸久八重子君 政府は痴呆性老人にターゲットを絞った対策については立ちおくれの感が否めません。一刻も早い本格的な痴呆性老人対策の推進が必要だと考えますが、政府の御見解をお伺いします。
○糸久八重子君 我が国の出生率が一・五七と西独に次ぐ低位になったことについては、十九日の委員会でも論議をされました。その中で大臣は、女の人が働いていた方がよいというのは問題ではないかとおっしゃいました。また、先ごろある閣僚が、女性の高学歴化で出産率低下と発言したことで物議を醸した...全文を見る
○糸久八重子君 児童の育成対策にとっては、特に保育所は重要であります。今回二十五年ぶりに保育指針が改正されましたが、保育を求める人には応ずるという皆保育の精神に立ち、引き続き保育行政の拡充強化に万全の対策を講ずべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○糸久八重子君 政府は、公共投資十カ年計画の中で、保健、医療、福祉及び関連事業を積極的に位置づけるべきではないかと思いますが、それについていかがでしょうか。また、経企庁としてこの考え方についてはいかがでしょうか、お答えください。
○糸久八重子君 大変膨大な問題がございましたので、大変早口で急いで申し上げましたが、以上、今回の法改正の重要なポイントにつきまして、政府の考え方をただしてまいりましたが、ここで定められる枠組みによって二十一世紀に向けての我が国の福祉制度が運営されるという重要な改正でございます。冒...全文を見る
○糸久八重子君 ありがとうございました。終わります。
○糸久八重子君 私は、ただいま可決されました優生保護法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党、連合参議院、民社党・スポーツ・国民連合、参院クラブの各会派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。 ...全文を見る
06月22日第118回国会 参議院 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 第1号
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○糸久八重子君 それでは、私どもの提出をしております育児休業法案に関しまして若干御説明を申し上げさせていただきます。  この法律案につきましては、お手元にお配りしてございます要綱に沿いまして、やや詳しく御説明申し上げたいと存じます。  なお、この法律案は、昨年十一月に四会派が...全文を見る
06月25日第118回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○委員長(糸久八重子君) 一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様の御推挙によりまして当委員会の委員長に選任されました糸久でございます。  まことに微力ではございますが、委員の皆様方の御協力をいただき、この重責を果たしてまいりたいと存じます。どうぞ格別の御協力を心からお...全文を見る
○委員長(糸久八重子君) 理事の辞任についてお諮りいたします。  青木幹雄君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないものと認め、さよう決定いたします。  次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動及び青木幹雄君が理事を辞任されたことに伴い、現在理事が二名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきま...全文を見る
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に陣内孝雄君及び山口哲夫君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(糸久八重子君) 継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(糸久八重子君) 委員派遣に関する件に ついてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十七分散会
07月31日第118回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
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○委員長(糸久八重子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  議事に先立ち、去る六月二十八日から七月三日にかけて発生いたしました九州地方の豪雨災害により亡くなられました方々に対して、御冥福をお祈りし、謹んで黙祷をささげたいと存じます。  どうぞ御起立を願います...全文を見る
○委員長(糸久八重子君) 黙祷を終わります。御着席を願います。     ─────────────
○委員長(糸久八重子君) 委員の異動について御報告いたします。  去る六月二十七日、佐藤三吾君及び近藤忠孝君が委員を辞任され、その補欠として野別隆俊君及び林紀子君が選任されました。  また、去る二十六日、野別隆俊君が委員を辞任され、その補欠として梶原敬義君が選任されました。 ...全文を見る
○委員長(糸久八重子君) 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査のため、本日の委員会に日本電信電話株式会社常務取締役電話事業サポート本部長寺西昇君を参考人として出席を求めたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議な...全文を見る
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(糸久八重子君) 災害対策樹立に関する調査を議題といたします。  まず、先般行いました委員派遣について、派遣委員の報告を聴取いたします。竹山君。
○委員長(糸久八重子君) 以上で派遣委員の報告は終わりました。  次に、平成二年六月二十八日から七月三日にかけての梅雨前線豪雨による災害について、政府より報告を聴取いたします。鹿島国土庁防災局長。
○委員長(糸久八重子君) 以上で政府からの報告の聴取は終わります。  それでは、これより質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(糸久八重子君) 午前の質疑はこの程度とし、午後一時四十分まで休憩いたします。    午後零時四十八分休憩      ─────・─────    午後一時四十分開会
○委員長(糸久八重子君) ただいまから災害対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、災害対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(糸久八重子君) 本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後三時二十二分散会
10月09日第118回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第2号
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○委員長(糸久八重子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る七月三十一日、梶原敬義君が委員を辞任され、その補欠として野別隆俊君が選任されました。  また、去る八月一日、田渕哲也君が委員を辞任され、その補欠と...全文を見る
○委員長(糸久八重子君) 災害対策樹立に関する調査を議題とし、平成二年九月十一日から二十日にかけての台風十九号の暴風雨及び秋雨前線の豪雨による災害並びに台風二十号による災害について、政府から報告を聴取いたします。鹿島国土庁防災局長。
○委員長(糸久八重子君) 以上で政府からの報告の聴取は終わりました。  それでは、これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(糸久八重子君) 午前の質疑はこの程度とし、午後一時十分まで休憩いたします。    午後零時二十一分休憩      ─────・─────    午後一時十一分開会
○委員長(糸久八重子君) ただいまから災害対策特別委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、災害対策樹立に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(糸久八重子君) 本日の質疑はこの程度とし、これにて散会いたします。    午後二時二十五分散会
10月12日第119回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○委員長(糸久八重子君) それでは、一言ごあいさつを申し上げます。  今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様方の御協力をいただいて、職責を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。     ─────────────
○委員長(糸久八重子君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に陣内孝雄君、竹山裕君、山口哲夫君及び常松克安君を指名いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時三十七分散会
11月01日第119回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
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○糸久八重子君 私は、まず、原爆被爆者対策について、最初に大臣にお伺いをしたいと存じます。  今国会の本院の代表質問で、我が党の浜本議員が被爆者等援護法の速やかな制定について総理の答弁を求めましたところ、総理からは相変わらずの現行二法を中心との答弁があったわけでございまして、大...全文を見る
○糸久八重子君 援護局長にお伺いをいたします。  原爆被爆者対策の、今の大臣のお話にもございましたが、来年度予算の要求の内容はどんなものでございましょうか。主な改善はどんなものがあるか、お示し願いたいと存じます。
○糸久八重子君 来年度の要求の中で、被爆者に対する諸手当の所得制限の大幅な緩和ということでございますけれども、それは大変重要な意味を持つと私は思います。  まず、確認をしておきたいのですけれども、現行の諸手当には所得制限のあるものとないものとがございますね。所得制限のないものと...全文を見る
○糸久八重子君 現在所得制限のあるこの四つの所得制限で受給できない人は対象者の四%ということを聞いておるわけですけれども、これらが、介護手当は一部だけなんですが、撤廃されますと、何と申しましょうか、ほとんどの人が受給できるという状況になるのではないかというふうに考えるわけですけれ...全文を見る
○糸久八重子君 時間が限られておりますから、それでは次の問題に入りたいと思います。  昨年の百十六国会で国民年金法等の改正案の審議の際に問題となりまして、また来年の四月から実施されます学生に対する国民年金の強制適用等についてのお伺いでございます。  国民年金法等改正案に対する...全文を見る
○糸久八重子君 その際、厚生省はどんな配慮を行うかという私の質問に対して、国民年金保険料負担能力調査を実施しているので、その結果を踏まえて適切に対処したいとお答えになりましたが、そしてもう一つ、その際政府は三月末までに集計、解析を行いたい、そう申しておられましたけれども、その後ど...全文を見る
○糸久八重子君 学生に対する国民年金の適用というのは来年の四月施行なんですね。ですから、何か今の事務の進め方ではそれまでに間に合うのかどうか大変心配になってまいります。一体その免除基準というのはいつごろまとまるのでしょうか。主としてこの前の国会の中で問題になったのは、学生の負担能...全文を見る
○糸久八重子君 実は、同居と別居の場合についてかなりこの前の法案審議のときに問題になったんですけれども、一世帯ごとに負担能力の有無を見る従来の免除基準の考え方では、親と別居している学生は収入がないとみなされて保険料は免除されるけれども、同居していれば親が支払うということだったわけ...全文を見る
○糸久八重子君 次は、保険料の納付の問題でございます。親に保険料負担能力があっても、学生が被保険者である以上学生本人が納付義務を負うというわけでありますけれども、現在の社会の実態から見て、円滑に納付が期待できない場合があるのではないかと危惧をいたします。必ずしも悪意でなくても学生...全文を見る
○糸久八重子君 手続の問題なんですけれども、学生の強制適用の事務については保険料納付書の発行等施行の日までに態勢を整えておく必要があるということで、特に大学が集中をしている大都市においては早く対応することが求められておるようであります。担当者も非常にこの問題については頭を痛めてい...全文を見る
○糸久八重子君 新しい制度を実施するにはそれなりの準備期間とかそれから周知徹底の期間というのは必要で、十分にそれの準備期間を置いて対応できるようにしていかなければならないと思います。  そういう状況も今お話があったわけですけれども、一週間ほど前の新聞によりますと、学生自身がほと...全文を見る
○糸久八重子君 この制度の完全実施に向けて一層の御努力をお願いしたいと思います。それをお願いいたしまして私の質問を終わります。  ありがとうございました。
11月01日第119回国会 参議院 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 第1号
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○糸久八重子君 本委員会で審議検討しております育児休業法法制化問題に関連しまして、最近大変不愉快なことがありましたので、私はこの際まず取り上げておきたいと思います。  委員各位御承知のことと思いますけれども、去る十月二十二日に一部のテレビや新聞で、政府、労働省が次期通常国会に育...全文を見る
○糸久八重子君 私は、政府、労働省が法制化が必要という積極的な姿勢に転換することについて反対しているわけではありません。むしろ、遅きに失したとはいえ、歓迎するものでございます。そして、法制化を実現するために与野党間で努力をしているこの国会に対して必要な調査とか資料の提供とか、場合...全文を見る
○糸久八重子君 冒頭申しましたとおり、よく話し合ってよりよいものができればということでこの小委員会が設置をされて、もう一年になります。全国の労働者が、与野党間で早く結論が出され、育児休業制度が法制化される日を今か今かと待ち望んでおるわけです。その具体的な内容についての意見が明らか...全文を見る
○糸久八重子君 それでは、自民党さんがいつまとまるのか、早急にということなんですけれども、まとまった時点で、できれば今国会中の方がよろしいんですが、休会中でも小委員会を開くということはお願いできますか。
○糸久八重子君 終わります。
11月08日第119回国会 参議院 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 第2号
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○糸久八重子君 ただいまお伺いいたしました自民党の育児休業問題等検討小委員会で、育児休業法制化とともに介護休暇とかそれから再雇用制度等についても幅広く検討をお進めになったということについては大変敬意を表したいと思いますけれども、せんだっての小委員会でもお話をいたしましたとおり、き...全文を見る
○糸久八重子君 政府の指導、助成がこの中に入っているということなんですが、それは今やっている育児休業の制度、その普及促進の、その部分が含まれているという意味なんでございますか。――そうですね。
○糸久八重子君 それから、そこの(一)のところに「男女雇用機会均等法等現行法制との関連も考慮しつつ、」と、そうありますね。ここにも「等」とあるんですけれども、まあこれはお伺いしないことといたしまして、現在、男女雇用機会均等法の中の二十八条でしたか二十三条でしたか、そこに普及促進が...全文を見る
○糸久八重子君 それから、次の(二)のところに、「中小零細企業の実態等をふまえつつ、弾力的な措置を検討」と、先ほど前島議員は時間的な猶予措置などを含めてという御説明が一言あったんですけれども、その辺をもう少し御説明願えますか。
○糸久八重子君 ずっと拝見しておりますと、具体的内容に踏み込んでいるのは、大きな一の(二)のところですね。今若干説明もあったわけですが、確認をしておきたいんですけれども、例えばここの(二)の一行目のところに、「両親、特に母親が自分の手で子供を育てたい」という表現ですね。それから二...全文を見る
○糸久八重子君 以上伺ってみますと、内容的にはっきりしていることは、子が一歳になるまでということは書いてございますね。それからただいまお伺いいたしました男女全労働者ということ、それからお話の中に休業給についてはノーワーク・ノーペイだと、これはここの文字には書いてございませんけれど...全文を見る
○糸久八重子君 早川試案にこだわることはないとおっしゃいましたけれども、八二年当時よりも今の方がこの育児休業法案は多くの労働者が望んでいる状況ですよね。ですから、そういう意味から言うとむしろ早川試案よりももっと内容的に充実したものが自民党案として出されるべきはずではないかな、私は...全文を見る
11月09日第119回国会 参議院 災害対策特別委員会 第2号
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○委員長(糸久八重子君) ただいまから災害対策特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  災害対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございま...全文を見る
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(糸久八重子君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十一分散会
11月28日第119回国会 参議院 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 閉会後第1号
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○糸久八重子君 それでは、四会派の提出法案でございますから、筆頭発議者として私の方から答弁をさせていただきたいと思います。  出産後も働き続ける意思がありながらも、乳幼児を育てながら働き続けることが大変大きな負担であるために一たん退職をすることを余儀なくされている労働者が多いの...全文を見る
○糸久八重子君 先ほども申し上げましたけれども、労働者に育児休業の請求権が認められて育児休業ができるようになったとしても、その間得ていた収入がなくなってしまうことであれば生活を維持することが非常に困難になる。預貯金があればそれを取り崩すことも考えられますけれども、大体出産する方と...全文を見る
○糸久八重子君 育児休業手当は継続的な雇用の促進を図るための育児休業の保障を十分なものにする目的で支給されるわけです。継続的な雇用の促進を図って労働者の雇用を維持すること、そのことは事業主の共同連帯の責任であるだけでなくて、育児休業手当の支給によって熟練労働者を確保できるという、...全文を見る
○糸久八重子君 ただいま専業主婦の場合のお話が冒頭出てまいりましたけれども、これらの問題についてはやはり歴代自民党政府が責任を有するいろんな法律の中にも非常に矛盾があるわけですね。例えば専業主婦の問題については年金問題があるわけです。年金の場合には、共働きの場合には両方とも拠出金...全文を見る
○糸久八重子君 この育児休業というのは、労働基準法三十九条に規定されております年次有給休暇とか、それから六十五条に規定されております産前産後休業と同じように、労働者側の事情や発意により一定期間単純に就業しないこと、職場から解放されることでありますから、休業が終了すればもとの職場、...全文を見る
○糸久八重子君 御指摘の点につきましても、提出者といたしましては十分に念頭に置いております。  このために、昨年の十一月に共同法案を提出した際にも、施行期日を一九九一年の四月一日といたしましたし、またことしの四月に再々提出をいたしました際にも、施行期日を一九九二年の四月として、...全文を見る
○糸久八重子君 現在、育児休業制度普及促進を労働省は図っておりますけれども、やはり思うようにこれも進んでおらないという実態がございます。これは努力義務のせいであると私は思います。今ある年次有給休暇、これも労働者の当然の権利として現在受け入れられていない部分がありますね。そして、そ...全文を見る
○糸久八重子君 現行法は、確かに女子教員等の育児休業について定めた法律ではありますけれども、実はこの目的は、さっき清水議員もおっしゃいましたけれども、教員等の職務の特殊性等にかんがみて育児休業に関する制度を設けることによってその継続的な勤務を促進し、これによって究極的には義務教育...全文を見る
○糸久八重子君 論議を伺っておりますと、私たち四党が法案をつくって提出をしておりますのに、自民党さんは議員立法を出すとか政府提案をなさるとかというような言葉が諸所に出てくるわけでございますね。小委員会でやはりこれだけ論議をいたしましたので、土台は四党法案があるわけですから、政府提...全文を見る
12月07日第119回国会 参議院 社会労働委員会育児休業制度検討小委員会 閉会後第2号
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○糸久八重子君 ただいまの自民党さんの御提案なんですが、私どもはこれまで七回にわたってこの小委員会の場で審議を行ってきたということを考えますと、全く白紙で政府に預けるということには反対でございます。  先ほど小委員長が整理をなされました論点について、どういう方向で政府に立案をさ...全文を見る
○糸久八重子君 前島委員の御提案をお伺いいたしましたが、私どもは野党四党、連合参議院で法案を提出している関係から、やはりこの提案についての協議をしたいと思いますので、暫時休憩を求めたいと存じます。
○糸久八重子君 それでは、四党及び連合参議院、それから同調者でございます参院クラブ、それから共産党も同調して話し合いをしたところでございます。  そこで、我々といたしましては、条件をまずつけたいと思うところでございますが、その前に、政府に起案させるということについては、自民党が...全文を見る
12月10日第120回国会 参議院 災害対策特別委員会 第1号
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○委員長(糸久八重子君) それでは、一言ごあいさつを申し上げます。  今回、重ねて委員長の重責を担うことになりましたが、委員の皆様の御協力をいただきまして、その職責を全うしたいと思いますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。     ─────────────
○委員長(糸久八重子君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に陣内孝雄君、竹山裕君、山口哲夫君及び常松克安君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(糸久八重子君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  自然休会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(糸久八重子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十四分散会