糸山英太郎

いとやまえいたろう



当選回数回

糸山英太郎の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第80回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
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○糸山英太郎君 私の持ち時間は二十分ですが、ただいま理事から。パーティーの都合上五分間早めるようにといま言われましたので、協力してあげたいんですが、大臣あるいは各局長の答弁が遅ければパーティーに問に合いませんから、どうぞしっかり簡単に、簡潔に明瞭にお答えをいただきたいと思います。...全文を見る
○糸山英太郎君 大臣は辞任する気持ちもないでしょうし、私の責任ですから一生懸命やりますと言っていますが、余り納得できませんが、時間の関係で次に入ります。  私は、自民党議員でありながら、最初は一兆円減税に対して同感でありました。しかし、景気を高めるために、公共事業に最重点を置く...全文を見る
○糸山英太郎君 余りおどかしてもびっくりしちゃうでしまうからこの辺で少しやわらげますが、大蔵大臣が所信表明でも強調された対外経済協力の問題です。五十二年度の政府ベース予算は、五十一年度に比べて約二二%増の総計約五千四百八十五億円が計上されています。確かに公共事業費並みの高い伸び率...全文を見る
○糸山英太郎君 次いきましょう、時間がないですから。  経済協力予算といえば、海外経済協力基金の中の民間借款資金や国際協力事業団の民間インフラ関係施設などへの触資資金がかなり余っているということではありませんか。基金も事業団も本年度の予算づくりのとき、その対策に頭を痛めていたと...全文を見る
○糸山英太郎君 だめだよ。答弁になっていないよ、いまの。幾らあるのかと聞いているんですよ、未消化分が。きのうのうちに言ってある、ちゃんと。
○糸山英太郎君 おかしいですね。大蔵省のいま言われた答えと、私が持っているデータとでは、ちょっとこれは数字が合いません。四十九年度は未消化分が、これは海外協力基金ですが、五百億円あることになっています。昭和五十年度に関しては未消化金が七百六十六億円、それから累積規模、国際協力事業...全文を見る
○糸山英太郎君 だめだ、だめだ、こんなことじゃもう全然だめだ。大臣の答弁は、相手国がどうのこうのなんて言っていますけれども、こんなようなことじゃだめですよ。いまや日本の見識と信頼の問題です。金がどうしてこれだけ未消化金があるか、私はこれを読み上げますけれども、いまの問題に関して私...全文を見る
○糸山英太郎君 先生なんて言わなくてもいい。
○糸山英太郎君 いまの答弁も満足しません。外務省がどうのこうのなんて聞いているんじゃなくて、外務省に持っていけば大蔵省がだらしがないと言っているし、やっぱしそこでお互いにこう外務省がいいとか大蔵省が悪いなんていうことじゃなくて、大臣、これを前向きに取り組んで坊大蔵大臣のときにはそ...全文を見る
○糸山英太郎君 まあ時間がないから余りしつこく突っ込みませんが、いま開発途上国の債務累積が世界の大きな問題となっています。政府はこの債務累積国に対するわが国の経済協力問題に関して、基本的にどのような考え方を持っているのでしょうか。また、わが国の外部資産の現状はどういうポジションに...全文を見る
○糸山英太郎君 時間がないからこの問題は留保します。パーティーに皆さんおくれるとかわいそうですから、このまま留保させていただきます。
03月22日第80回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
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○糸山英太郎君 一言それじゃ申し上げます。  ただいまの大蔵省側の訂正答弁は一応了解しますが、この機会に一言はっきりと申し上げたいことがあります。前回、指摘しましたように、少ない予算の中で、未消化分がこれだけあるということは、エコノミスト誌の報道でもわかるように、世界的な大きな...全文を見る
04月06日第80回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○糸山英太郎君 農林大臣の時間がないので、先に日ソ漁業交渉の問題を始めます。  けさのニュースで伝えておりましたが、日ソ漁業交渉で園田特使が大変苦戦をされているようです。その点でお尋ねしますが、米ソ両国が三月一日から二百海里専管水域を実施したことから、わが国では二百海里時代来る...全文を見る
○糸山英太郎君 外務大臣、お願いします。
○糸山英太郎君 農林大臣は確かにおくれていたことを認めましたけれども、外務大臣はちっとも認めないので、今後こういうことのないように、つまり、日本の外交交渉は立ちおくれが多く、まして今度の相手は力の外交で迫るソ連です。わが国に切り札がない限りソ連に一方的に押しまくられることが十分予...全文を見る
○糸山英太郎君 園田特使の派遣は、二国間の高度な政治的解決として日本は選んだわけですが、最後の手段と私は思います。まさか、いま農林大臣がはっきりセパレートして考えていくと言いましたけれども、北方領土返還要求をやめるとか、あるいは日中平和友好条約をめぐる問題などが出てくることはぼく...全文を見る
○糸山英太郎君 ないと思いますと言われては困るのですけれども、絶対そういうことしませんというぐらいのはっきりとした答弁をいただきたいのですが、外務大臣は、ただいま衆議院の外務委員会をやっていらっしゃるそうですから、この問題については午後にじっくりやりますから、どうぞ退席してくださ...全文を見る
○糸山英太郎君 そういう答弁ですと、どうですか、大臣、腹の中は何かあるのですか、何か。ずばり言って、何か考えて、切り札というものを持っているのですか。ちょっと簡単に言ってください。
○糸山英太郎君 鈴木農林大臣は二回目の訪ソを予定されております。早ければあすの十一時の出発と伺っておりますが、一体何日間ぐらい滞在するのですか。そして、何日かかってもいいじゃないですか、この際。それだけの決意を持っているならば、じっくりと、ソ連に行って本当に魂をかけて、これは重大...全文を見る
○糸山英太郎君 あすの出発は、すでに訪ソされた園田特使の努力が実ったということなんでしょうか。つまり、園田特使から何か電話とかあるいは何か連絡を受けて、それで立つんですか。
○糸山英太郎君 二百海里問題から、次に領海問題に入ります。  三月二十九日に閣議決定して今国会に提出された領海法案は、提出理由の中で、「沿岸漁業の保護等を図るため、」としています。ここに出ております。原稿がありますけれども、この「等」とはどんな意味なのですか、同法案のまとめ役と...全文を見る
○糸山英太郎君 時間がないので午前中はあと一問で終わりますが、領海法案によって、わが国の領海が十二海里に拡張されれば沿岸漁民が三海里時代よりも保護されることは、よくわかります。しかし、領海の拡張はわが国の主権の拡張でもありますから、漁民の保護と同時に、わが国の安全保障の面に重要な...全文を見る
○糸山英太郎君 防衛予算は、大蔵省原案の内示のときにすでに大枠が決められてしまっています。このことは、防衛庁にしてみれば、いわゆる圧力団体までが押しかける中で復活折衝が行われるほかの省庁の動きをただ指をくわえて見詰めるだけと、そういう現状です。一体このような慣例はいつのころからな...全文を見る
○糸山英太郎君 基盤的防衛力構想の初年度である五十二年度の防衛予算案は、総額一兆六千九百六億円で、これはイギリスのミリタリー・バランス・レポートによりますと、世界のランクはナンバーナイン、九番目です。五十一年度に比べて伸び率は一一・八%、五十一年度の一三・九%、五十年度の二一・四...全文を見る
○糸山英太郎君 基盤的防衛力構想は、四次防までの計画のように、何年間を目標とするといった計画目標はあるのでしょうか。二月十七日の衆議院予算委員会で、長官は大体四年ぐらいと答えられたようですが、そうなのでしょうか。また日米首脳会議後のいまでもそのようにお考えであるか。
○糸山英太郎君 いま答弁伺いましたけれども、私はいまのような防備予算のあり方に関して大きな疑問を持っております。三原長官は、いま四年ぐらいがどうのこうのとおっしゃられましたが、何年で計画を達成するかという防衛構想のプログラムも打ち出さない前から、国内の財政財政、あるいは経済的な考...全文を見る
○糸山英太郎君 そういうような答弁ならば、納得できませんので、別の角度からお尋ねします。  各地の災害復旧に自衛隊が大活躍していることは国民の間で高く評価され、自衛隊支持の大きな理由にもなっております。自衛隊法八十三条には自衛隊の災害派遣が明記されていますから、これは重要な任務...全文を見る
○糸山英太郎君 災害出動で使われる経費としては、人件費などを刑として、車両やヘリコプターなどのオイル代ぐらいですから、金額の面もパーセンテージも低いと思いますが、それでも防衛予算の中から使われることについて変わりはないです。貴重です。過去五年間の総額にするとどのくらいの額になって...全文を見る
○糸山英太郎君 海空の自衛隊定員を千八百七人ふやすという、つまりいわゆる防衛二法ですが、今国会にまた提出されました。同法案は過去二回流されてきましたが、五十二年度の予算案の中には、すでにこの定員増を見込んで六十五億円が組み込まれています。もしこの法案が——もちろん、重要法案の一つ...全文を見る
○糸山英太郎君 大蔵大臣、どこへ行ってしまったのか、金は。
○糸山英太郎君 私は、少ない予算であればあるほど、有効に完璧に使われなくてはならない、これは痛感します。五十二年度の予算案総額をお年寄りから赤ちゃんまで一億一千万の日本人の数で単純に割り算しますと、一人当たり約一万五千百七十三円になります。もちろん、わが国の防衛力が他国に脅威を与...全文を見る
○糸山英太郎君 大蔵大臣、予算を通したい通したい——わかります。しかし、この予算委員会が終わった後でいいですから、大蔵大臣どうですか、ひとつ福田さんに言ってくださいよ。きょう総理、ぼくは出席要求をしたんですけれど、ちょっと出ていただけなかったんで残念なんですが、どうですか、今回の...全文を見る
○糸山英太郎君 もうこれはだめだ。これは何回言ってもだめだから、これはもうお二人じゃあきらめました。ほかでもってぼくはやりますよ、これは。ほかの関連かなんかでもって総理に食い下がりますけれども、では外務大臣、今度こちらの方へどうぞ。外務大臣、これから徹底的にいきましょう。  問...全文を見る
○糸山英太郎君 いまの外務大臣の答弁は、外務省の役人さん皆さんから聞いてみてもずいぶん反対もありました。しかし、内閣としてどうだこうだと言われてしまって、弱腰の答弁ではこれは非常に困るし、同じ参議院から出した外務大臣ですから、何とか協力して差し上げたいと思いますけれども、これから...全文を見る
○糸山英太郎君 答弁になっていない。防衛庁長官、大臣。反対で当然ですよ。
○糸山英太郎君 法案によれば、当分の間、宗谷、津軽などの五つの特定海域に係る領海は三海里のままとなっています。当分の間とは海洋法会議の結論が出るまでと私は理解していますが、よろしいでしょうか。五月末からニューヨークで開かれる第六会期の見通しを外務大臣はどう予測されておりますか。
○糸山英太郎君 まあいろいろと言いわけありますけれども、もう少しじゃ突っ込んでみましょう。  核兵器のトランシットも核の持ち込みになると政府は今国会においても答弁しております。私に言わせれば非現実的でありナンセンスな問題だと思います。なぜトランシットまでをそう解釈したければなら...全文を見る
○糸山英太郎君 大体考えていた答弁だ。しようがない。  私の持っているデータによりますと、昭和四十六年から五十年までの五年間に対馬、津軽、宗谷、三海峡においてはアメリカよりもソ連の軍艦通航の方がずっと多い現状です。二月七日付の朝日新聞朝刊が、昨年の例では約十対一の比率でソ連がア...全文を見る
○糸山英太郎君 わからないということでしょう。
○糸山英太郎君 日米安保条約によってアメリカは、日本の領海に入る軍艦は核を積んでいない、積んでいるときは事前協議の対象となるということを明言しておりますが、わが国政府はアメリカの言うことを信じていると再三再四繰り返してきました。しかし、相手国がソ連の場合には、現実的に何もわかりま...全文を見る
○糸山英太郎君 その場その場の便宜主義じゃだめですよ。それで逃げ腰じゃだめだ。もっとはっきり言おう。  私は、わが国の領海はオール十二海里にするべきだという意見です。領海とは領土と同様に国家の主権が及ぶ領域であり、領土と違う唯一の点は国際交通の必要上から外国船舶の無害通航権が認...全文を見る
○糸山英太郎君 むだじゃないよ。とんでもないよ、この問題は。
○糸山英太郎君 御理解をいただかない。絶対、徹底的に反対します、これは。  領海が拡張された後の海上における警備、哨戒を務める海上保安庁の態勢が万全であるとおっしゃるのならば、具体的なデータを示していただきたい。また、増強をしなければならない点があるのならば、この際はっきりと、...全文を見る
○糸山英太郎君 そんな程度じゃ足りないんですから、どうかひとつ五十三年度以降はもっと大幅にお願いしたいと思います。これは保安庁にかわりましてお願いします。  これは保安庁に伺いたい。仮に、もしわが国の領海を侵犯した外国船が、海上保安庁の警告を無視してなおも侵犯し続けた場合、現実...全文を見る
○糸山英太郎君 ではもう少ししつこく言いましょう。他国の艦艇がわが領海に入った場合、たとえば例をとればミグ25事件のようなことでも結構です、海上保安庁はどう対応するのでしょうか。まさかいまのような答弁だと、ちょっとパスポートを拝見しますなんと言って行くんじゃないかなあとぼくは考え...全文を見る
○糸山英太郎君 じゃ、もう一つ例を挙げてみましょう。  朝鮮半島でもし異変が起きた場合、これは起きちゃ困るんですが、異変といっても地震とか火災、そういう事件があります。いわゆる難民が多数救助を求めてわが国に近づいたとき、救ってあげるのでしょうか、救ってあげないのでしょうか。当然...全文を見る
○糸山英太郎君 海上保安庁も防衛庁もいまのような答弁ではだめですね。もう少し、そういう緊急事態のことを予測したことをもっと真剣に詰めていただきたい。これはまたこの次の委員会か何かでぼくは伺いますから、それまでにはっきりと答弁を勉強しておいてもらいたい。こんなことじゃだめだ、納得で...全文を見る
○糸山英太郎君 まあいいでしょう。
○糸山英太郎君 大臣だよ、大臣。アメリカ局長じゃない、大臣。アメリカに行ってきたばかりじゃないか。
○糸山英太郎君 国会の場ではすべての点において言えないこともあるでしょうが、また一番大切なことは、防衛に関する国民の理解をより高め、国民の認識をより深めるためにどうすることが一番ベターかという政治です。そうでないと国民の納得もコンセンサスも得られません。はっきりさせるべきことはは...全文を見る
○糸山英太郎君 在韓アメリカ地上軍の撤退は、長期的に見た場合、極東アメリカ軍の配備と戦略が陸上兵力抜き、海空兵力による抑止力中心になる可能性が大きいと考えています。日米安保体制下にあるわが国の防衛の上にもかなりの影響を及ぼすことになると私は考えますが、防衛庁はこの点をどうお考えで...全文を見る
○糸山英太郎君 長官だめですよ、そういうことを言っているようじゃ。おたくの配下にいる丸山防衛事務次官は、昨年十一月八日、日本記者クラブのスピーチの中で、朝鮮半島に平和維持のメカニズムが確立されないうちに在韓米軍の撤退があれば、わが国の防衛計画の大綱は見直しをしなければならないだろ...全文を見る
○糸山英太郎君 まあ与党ですから、余り詰めてもしようがないから、この辺にしておきますけれども、(「やれ、やれ」と呼ぶ者あり)社会党に入れてくれればやるんですけれどもね。まあそれは社会党がやってください。  在韓アメリカ地上軍の撤退が進むにつれて、アメリカが日本に対し海上の警備、...全文を見る
○糸山英太郎君 いつ。
○糸山英太郎君 夏ごろと答えたっていいじゃないの。  外務大臣にではお聞きします。大臣は、米ソ関係の基調に関してどのように分析され認識されておりますか。  たとえばカーター大統領の人権外交に対して、ソ連は大反発をしています。そうした中でバンス国務長官のモスクワ訪問やSALTI...全文を見る
○糸山英太郎君 基盤的防衛力構想では、警戒監視能力の充実と強化を打ち出しています。防空面では、その柱となるのがバッジシステムと私は認識していますが、現在このシステムは完全と言えるでしょうか、同システムは十一年前の昭和四十一年ごろ完成したものと聞いています。つまり、古く旧式になって...全文を見る
○糸山英太郎君 専守防衛というわが国独特の防衛のあり方を考えるとき、ウサギの耳にも似た早期の情報キャッチシステムがぜひ必要です。その意味から、これまでの防衛計画は、優先順位とその内容に関して反省すべき点はありませんか、いわゆる中途半端に終わっている点はないでしょうか、中途半端は役...全文を見る
○糸山英太郎君 時間も来ましたから申し上げますけれど、長官は満足しているとおっしゃるでしょうけれども、私から見て、どうしても日本の防衛庁というのはだらしがないし、意気地がないし、弱腰であるということを私は強く言いたい。ですから、これからますます私はそういうことを厳しい目で見ていき...全文を見る
04月13日第80回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○糸山英太郎君 三原長官に改めて申し上げておきます。  せんだってのたしか六日だと思いますが、当委員会で一般質問の最後に私がお尋ねした趣旨は、自衛隊の中途半端論ではなくて、予算の方がむしろ中途半端的であり、せめてGNPの一%程度という考え方に立ってその年の経済情勢に見合った上下...全文を見る
○糸山英太郎君 ただいまの長官の御答弁は、上下の波があってもいい、一歩努力をしようと、してくださるというように私は受け取りましたので、この質問は了解いたしました。  次に参ります。非核三原則の矛盾点をただした先日の私の質問に対して、外務大臣の御答弁はまことに期待薄で残念でした。...全文を見る
○糸山英太郎君 外務大臣、核兵器のない世界を悲願とする青年の一人として、核の持ち込みはできればないにこしたことはないと考えます。しかし、力の支配する国際政治への対応として、わが国の安全のためにアメリカと安保条約を結び、アメリカの核抑止力に戦略防衛をゆだねている以上、トランシットさ...全文を見る
○糸山英太郎君 外務大臣ね、非常に苦しそうな言いわけをしているので大臣にだけは申し上げません。どうか外務省の方、官房長以下皆さん、非核三原則、非核三原則という苦しい答弁をするんじゃなくて、今後ますます国民にコンセンサスを取りつけることが必要だと思うし、国民に説得することが一番必要...全文を見る
○糸山英太郎君 それぞれの実弾及び予備弾の数、そして実弾一発当たりの単価はどのくらいについておりますか。
○糸山英太郎君 ホークは陸上自衛隊が担当しているようなので、航空自衛隊のレーダーサイトとの連携はどのようになっているのでしょうか。そして陸上自衛隊がホークを担当しているメリットは一体何であるか。
○糸山英太郎君 スクランブルは通常F104またはF4ファントムが二機編隊で行われていると聞きますが、目標が一機でもあるいは複数でも同じ状態なんでしょうか、同じようにするんですか。
○糸山英太郎君 防衛庁は五月二十七日から二十七日間、早期警戒機、AEWシステムの導入基礎調査のために調査団をアメリカにたしか派遣するそうですが、具体的な対象機とか調査内容はどういうことでしょうか。また、この警戒機を二十機一年間飛ばすと百億円はかかると伝えられているようですが、AE...全文を見る
○糸山英太郎君 時間がないので国防会議の問題に移りたいと思いますが、久保さんお見えになっておりますね。  国防会議のレギュラーメンバーをふやすということで、四十七年十月九日、当時の田中内閣は、総理を初め副総理、外務、大蔵、防衛庁、経企庁の六閣僚に通産と科学技術庁、官房長官、国家...全文を見る
○糸山英太郎君 国防会議は防衛庁設置法六十二条の規定によって内閣に所属していますが、防衛庁は総理府の外局ですし、どうもちぐはぐな感じです。シビリアンコントロールが政治上非常に重要な問題の一つであることからしても、設置法から外して、たとえば現行の国防会議の構成等に関する法律と一本化...全文を見る
○糸山英太郎君 私は、ただ単純にメンバーをふやしたりあるいは法律を修正するとか、そういうことが国防会議の充実に結びつく、そういうことは思っておりませんが、しかし、いろいろな角度から十分検討の結果これがベターであるという結論が出たときは、どうかスピーディーに実行すべきだと考えます。...全文を見る
○糸山英太郎君 国防会議は防衛問題だけがテーマではないと私も考えます。食糧、資源エネルギー、情報あるいは啓蒙などといったわが国の安全保障にかかわるいろいろな問題を幅広く取り上げるのが本来のあり方と思います。防衛問題はその中の一テーマにすぎません。国防会議というよりも安全保障会議と...全文を見る
○糸山英太郎君 時間がございませんから、最後に一言申し上げます。  わが国の安全保障を考えるとき、政治的、戦略的な発想が弱いと私は思います。アメリカでは学者が政府に申し入れ、政府も柔軟に取り入れ、政策となるケースが多い実情です。ブレジンスキー氏やキッシンジャー氏に代表されるよう...全文を見る
10月27日第82回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
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○糸山英太郎君 社会保険診療報酬課税の特例に関して、大蔵大臣に幾つかの点をお尋ねしたいと思います。  私が与党議員の立場でこれまでタブー視されてきた感じのこの問題を取り上げる真意は、わが国税制の長期的ビジョンに立ったやむにやまれぬ心境ということなんです。どうか私の真意を御理解願...全文を見る
○糸山英太郎君 まあ、もうからないと言えないということですから、ぼくは、もうかると思うというように理解しますけど、大臣は、十月二十一日の閣議で、「五十三年度予算の編成に苦慮している。予算を健全化するためには、増税を図らねばならない。そうなると、不公平税制の親玉とも言える医師優遇税...全文を見る
○糸山英太郎君 確認の意味でお聞きします。  大臣は、医師優遇税制のかねてからの廃止論者と私は聞いて伺っております。今度の予算委員会での、私も委員会のメンバーですから御答弁をずっと聞いてきましたけど、二月二十二日の参議院予算委員会で公明党の塩出委員の質問に対する御答弁の中で、「...全文を見る
○糸山英太郎君 昭和五十年度の税制改正答申には次のように具体的な改正案が盛り込まれております。その要旨は、大臣も御承知のとおり、報酬の多少によって控除率を四段階に分け、一千五百万円以下は七二%、一千五百万円から三千万円以下は六二%、三千万円から五千万円以下は五七%、五千万円以上は...全文を見る
○糸山英太郎君 この一、二、三、四と分けていますけど、五千万円以上五二%に近いと言いましたけれども、大体これは後の質問にくっついてくるんでね、どの辺が多いのか少ないんだとか、きょうの新聞と関係があるんだ。
○糸山英太郎君 ここでもって資料を要求したいんですが、ちょっとお願いしておきます。つまり、一千五百万円以下の七二%、一千五百万円から三千万円以下は六二%という段階を四段階に分けましたけれど、これいい案だと思うんですが、この四段階に該当する医師がどのぐらいいるのか、一、二、三、四種...全文を見る
○糸山英太郎君 理事会——まあ結構です。  渡辺厚生大臣が、きのう経団連会館で開かれた社会保険指導者講習会で、年収二千万円から三千万円以内は現行で、それ以上の年収の医師は法人としての性格を明確にし、合理的な改善を図るなどの新しい具体的提案をされたニュースがけさの新聞に載っており...全文を見る
○糸山英太郎君 大臣、大臣の信念ですからね、これね。自民党の中にも大分大臣を応援している人いるんですからね。これは渡辺厚生大臣も本心は何言いたいかわからないけど、やっぱり医師会という大きな力のところとの交渉ですからそれはむずかしいと思います。でも渡辺厚生大臣だんだんと後退をしてい...全文を見る
○糸山英太郎君 私は、大臣こう思うのです。いま国民の大多数が抱いている素朴な感想は、医師はもうかっているのではないか、そのくせそんなにも税制の上で優遇されていていいのか、全く不公平というべき税制ではないかということ。つまり医師だけをなぜ特別扱いにするのかであり、改正に絶対反対とい...全文を見る
○糸山英太郎君 大臣、これ、もしなければ資料は差し上げましょうか。坊秀男さんて出ていますよ。名前も赤線引っ張ってありますから、よろしければ、もう忘れたなんていうことでは済まない、これは幾ら二十三年前でも。差し上げますよ。これは自分がやったことだから。ですから御自分がやったことです...全文を見る
○糸山英太郎君 いまの大臣の御答弁に正直言って私は失望しました。早い時期に早い時期に、できるだけ早い時期に、これ聞き飽きましたけれども、国民の多くもきっと失望しているでしょうし、また失望したでしょう。私は自分の政治信念、つまり政治信条の上からもこの問題に真剣に取り組む決意を持って...全文を見る
○糸山英太郎君 議会制民主主義とおっしゃいましたけれども、国民のほとんどはそれを望んでいると思いますし、与野党の中でも、私もずいぶん聞いてまいりました。自民党の中にもおります、不公正税制を直さなければいかぬと、私みたいのもいますよ。これは十人や二十人じゃないんですから。大臣、これ...全文を見る
○糸山英太郎君 非常にいい御答弁いただけたと思いますので、私は次の質問に移ります。  実は、私のところに最近届いた一通の手紙があります。長い手紙なので時間がちょっとこぼれることも——まあこれはこぼれないでしょう、答弁簡単だったので。差出人の心情を少しでもおくみ取り願えれば幸いで...全文を見る
○糸山英太郎君 最後。いま何か部長から懇切丁寧に御答弁ありましたけど、この告知義務違反、一体年間どのくらいあるのか。  それから最後ですから言います。「生命保険ウソの部分」、こういう本がベストセラーで出ているんです、非常に売れているんです、こういうのは。これはもしかしたら大蔵省...全文を見る