稲見哲男

いなみてつお



当選回数回

稲見哲男の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○稲見委員 民主党の稲見哲男でございます。  外国人の人権について、直近の具体の事例を少し引用しながら発言をさせていただきたいと思います。  この一月に、国連難民高等弁務官、UNHCRが認定をしましたいわゆるマンデート難民について、本国に強制送還されるということがございました...全文を見る
02月17日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第3号
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○稲見委員 民主党・無所属クラブの稲見哲男でございます。  地方自治について発言をさせていただきます。  自治体には二つの側面があると思います。一つは、国法の実施、執行という側面、それからもう一方では、住民に密着をした事業について、国法の基本的な方向性に基づきながら、地方自治...全文を見る
02月22日第162回国会 衆議院 本会議 第7号
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○稲見哲男君 民主党・無所属クラブの稲見哲男でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、議題となりました国の補助金等の整理及び合理化等に伴う農業近代化資金助成法等の一部改正案及び地方分権改革について質問いたします。(拍手)  平成七年七月に地方分権推進委員会が発足...全文を見る
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○稲見分科員 民主党の稲見哲男でございます。大臣、初めまして。よろしくお願いします。  難民認定についてお尋ねをいたします。  一月の十八日に、国連難民高等弁務官事務所、UNHCRが難民として認定をしましたトルコ国籍のクルド人父子二人が本国に退去強制される、こういうことが起こ...全文を見る
○稲見分科員 逢沢副大臣から差し控えるということだったんですが、私は、いろいろなところにお聞きをしても、やはり先進国で、しかも条約締結国で独自にUNHCRがマンデート難民を認定しているケースはない、こういうふうにお聞きをしているわけです。  あるとするならば、なぜ個別に回答でき...全文を見る
○稲見分科員 何か打ち合わせが悪くて、次の質問に対する答えをもらったような気がするんですが。  ここに難民認定基準ハンドブックというのがあるわけですが、この位置づけなんですけれども、「日本語版への序」というところに「本書(通称「ハンドブック」)は一九五一年に採択された「難民条約...全文を見る
○稲見分科員 次の質問に移ります。後ほどちょっとまたコメントさせていただきます。  昨日、日本における出身国別難民申請者数と認定者数の資料を求めて、いただきました。難民条約締結以降、申請者数は三千五百四十四人、認定者は三百十三人、こういうふうなことであります。二十三日に松野議員...全文を見る
○稲見分科員 トルコの方だけではなしに、先ほど申し上げたように、問題は国際的な難民認定基準に日本が到達をしていない、こういうことにやはり尽きるわけです。法務省の人権感覚の欠如といいますか、厳し過ぎる難民認定といいますか、あるいはUNHCRとの認定に対する基準の認識の違い、こういう...全文を見る
○稲見分科員 十分に協議をしていただきたいと思うのです。そのために、今回退去強制された方の点について、やはり認識の違いというのを少し明らかにしたいと思うわけです。  二十三日の松野議員の質問で、いわゆる後発難民という位置づけについて御質問をしておりますが、この点について、改めて...全文を見る
○稲見分科員 当該のケースは、九六年に二度目の来日をされております。そして、難民申請をして、九八年に不認定、二〇〇〇年に異議申し立ても却下をされて東京地裁に提訴、こういうふうな経過がございます。  そのときに、これまでも法務省の説明では、トルコで実際に来日前に迫害を受けたという...全文を見る
○稲見分科員 時間が参りましたので、次にバトンタッチをしたいと思います。  最後に申し上げますけれども、マンデート難民で日本は国益を損なって恥をかいているんじゃないかというふうに言いましたが、今回の問題は、情報開示をした、そしてマンデート難民になった、そのマンデート難民を退去強...全文を見る
02月25日第162回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○稲見分科員 民主党の稲見哲男でございます。大臣、初めまして。よろしくお願いします。  まず感想を少し申し上げたいんですが、きょうも大臣の後ろにたくさんのお役人がおいででございます。きのう夕刻にいわゆる質問取りというのがあったわけですが、内閣府、経済産業省、文部科学省、私の部屋...全文を見る
○稲見分科員 では、質問を始めさせていただきます。  まず、核燃料サイクル、いわゆる再処理の問題につきまして、中間取りまとめでシナリオ一の全量再処理、こういうふうにされているわけですが、必ずしもそういうふうになっていないのではないか、むしろ部分再処理というふうなことで言えるので...全文を見る
○稲見分科員 コメントは最後に大臣に申し上げるとして、質問を続けたいと思います。  次に、東海村の再処理工場についてでありますが、歴史としては、試験開始から二十八年が経過をして、三年間事故で停止をしておりますけれども、百二十トンの処理能力にもかかわらず、本格稼働をした昭和五十六...全文を見る
○稲見分科員 おっしゃっていただいたように、いただいた資料によると、五年間の平均が二一・八%の稼働率、こういうふうになるわけです。RアンドDを中心に運用しているといっても、余りにも稼働率が低過ぎるんではないかという感じがいたしております。さらに、今お聞きをしましたように、百二十ト...全文を見る
○稲見分科員 この中間貯蔵施設についてはいずれにしてもつくっていかなければならないということであるわけですし、再処理の優位性というものをそのことだけで言うのは無理じゃないかなという気はしております。  それから、直接処分の技術的知見については、やはりこれまで全く蓄積されてこなか...全文を見る
○稲見分科員 前段の設計ミスの問題は、おっしゃっているようなレベルでなくて、地元の方では大変な批判が出ているということだけお伝えをしておきたいと思います。東京では余り新聞に載っておりませんが、現地の東奥日報であるとかあるいはデーリー東北であるとか、毎日新聞であるとかを見ますと、M...全文を見る
○稲見分科員 時間が参りましたので、最後に、委員長の御了解をいただければ、大臣に一言だけお聞きしたいと思います。
○稲見分科員 そうですか。では終わりますが、きょう、再処理について幾つか質問をさせていただきました。きょうは質問しませんでしたけれども、プルトニウムの利用の問題とか、「もんじゅ」の、いつから本当に動くのかというようなこと、それから、バックエンドコストの直接処分の問題についても、火...全文を見る
○稲見分科員 どうもありがとうございました。終わります。
03月03日第162回国会 衆議院 総務委員会 第7号
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○稲見委員 四十五分、質問時間をいただきました。そもそも論から始めようと思ったんですが、安住、松野両理事からも同様の発言がありましたし、どうも、そこから始めますと、また全く質問と無関係なやじを受けそうなので、通告しております分、二問ほど割愛をいたします。  ただ、感想としては、...全文を見る
○稲見委員 私も税の実務をやっていたことがあるんですが、例えば、基礎控除を一万円上げるというときも、初年度、七千五百円上がるというようなことをよく経験したんですよ。四月からの実施だから四分の三を上げて、つまりは、三月までの国会で税法改正をして四月から実施をする、したがって七千五百...全文を見る
○稲見委員 なぜそのことを改めて聞いたかというと、先ほどの、二分の一実施が平成十八年六月だということもあるんですが、十五日の本会議とか二十八日の予算委員会なんかでずっと聞いておりますと、確かに景気の問題もおっしゃるんですよ。しかし、必ずそこへついてくるのは、所得税から個人住民税へ...全文を見る
○稲見委員 今申し上げたのは、単なる私の頭の中での妄想ではないんですよ。税源移譲に当たって、先ほど御説明もありましたけれども、所得税、個人住民税の税率ブラケットもありますよね、そこにどれだけの人がいるか。そういうふうになってくると、定率減税という不確定要素を含めて、住民税のふえた...全文を見る
○稲見委員 これは前提がありまして、一〇%のフラット税率を、都道府県三、市町村七、こういうふうに分けてみた想定ですから、それは二対八になるのかどうなるのか、その辺も前提条件としては決まっていない。ただ、三と七にした場合に、こういう数値想定になるんじゃないかというふうに思います。 ...全文を見る
○稲見委員 麻生大臣、これは人口割りとおっしゃいましたけれども、そうじゃなくて、調定、現在の調定からそれを移していけばどうなるかということなので、むしろフラット化をしてやったときに、人口割りどおりなのか、あるいはもう少し偏在率が少なくなっていくのかという問題が、これは制度設計の中...全文を見る
○稲見委員 すべて十九年というところがキーワードになるんですよね。例えば、本年度、補助金改革をしていく。そして、交付税、税源移譲、当面は所得譲与税ということですが、平成十七、十八年度の補助負担金廃止に伴っては、地方団体の安定的な財政運営に必要な地方交付税、地方税などの一般財源の総...全文を見る
○稲見委員 平成十九年、二〇〇七年というのは、私どものだんだん任期が迫ってくるということでありまして、恐らくそれまでには総選挙ということであれば、地方分権改革二期改革は民主党の手でさせていただく、こういうことで、きょうは質問を終わらせていただきたいと思います。
04月25日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○稲見分科員 民主党・無所属クラブの稲見哲男でございます。  この二月の二十五日でしたか、予算委員会の分科会で核燃料サイクルのさまざまな問題について御質問させていただきました。きょうは、高レベル放射性廃棄物、いわゆるガラス固化体に絞りまして何点かお聞きをしたいと思っております。...全文を見る
○稲見分科員 では、六ケ所のガラス固化施設が東海村からの技術移転がされているということでありますので、それぞれのことについて具体的にお聞きをしたいと思います。  まず、六ケ所村のそのガラス固化施設溶融炉、この建設並びに試験の進捗状況がどうなっているのか、この点についてお聞きをし...全文を見る
○稲見分科員 そうしますと、次に、前回の御質問のときに、六ケ所村での再処理、年間八百トンということでございますと、高レベル廃棄物が約五%、四十トン程度発生をする、これは千本のガラス固化体という形になるというふうにお聞きをしたと思っております。  まず、その固化体になる前の廃液と...全文を見る
○稲見分科員 六百八十立米の内容なんですが、高レベル廃液貯槽並びに高レベル廃液一時貯槽、こういうふうに分かれていると思います。高レベル廃液貯槽が六基、それから一時貯槽が四基、こういうふうなことでありますが、それぞれの規模といいますか、こういうものがわかりましたらお教えいただきたい...全文を見る
○稲見分科員 六基と四基ですよね。二基ずつといいますと、そのあとはどういうふうなレベルですか。
○稲見分科員 では、六百八十立米というふうにお聞きをしましたが、高レベル廃液ということからいいますと、百二十立米掛ける二で二百四十、それから、一時のところで二十五立米掛ける二で五十、二百九十、それに共用という形で百二十立米のものを一基とおっしゃいましたから、高レベル廃液という形で...全文を見る
○稲見分科員 そうしますと、一度東海の方に少し戻りたいと思います。  前回も申し上げたんですが、平成七年から十年間だけ運転しているというふうなことでございましたが、それでも百五十本余りの生産というのは少ないんではないか、こういうふうに御指摘をしました。  いろいろ調べてみます...全文を見る
○稲見分科員 三月末の廃液のところはちょっと聞き取れなかったんですが、一月末から三月末まで新たに三十一体できたということでしたが、残っている廃液は四百十六から四百十二に変わっただけですか。三立米……(森口政府参考人「四……」と呼ぶ)
○稲見分科員 四立米減ったということですか。
○稲見分科員 その点はわかりました。理解できました。  それで、今、火災の問題もあったということですが、もう一つの九百五十日ぐらいとまっていたというのは、まずこの溶融炉自身が、平成十四年の三月に主電源冷却空気流路の閉塞事象ということで、まさに一号炉としては、これではだめだ、使え...全文を見る
○稲見分科員 ウラン試験をする必要はないという理由がちょっとよくわからないんですけれども、先ほどから申し上げているように、東海でもやはり最初は模擬液を使った固化の試験から始まって、しからば今度は本当に、例えば劣化ウランであっても、どれだけの放射線量があるものが何度でどういうふうに...全文を見る
○稲見分科員 先ほど申し上げたあの「評価結果(中間評価)に対する措置」のところでも、今後の五カ年計画では、K施設へ技術移転する時期との関連でK施設の試運転開始との整合が重要になる、どういうふうな形でこれは技術移転を間に合わせていくのかというふうな指摘もあるんですよね。  今、ウ...全文を見る
○稲見分科員 二、三納得いかないんですが、時間も押していますので、次の質問に行きます。  ガラス固化体の安全性についてなんですが、ガラス固化体としては、今、六ケ所にはコジェマから戻ってきている固化体が一つある、東海は東海でつくった百五十本、今百八十本ですか、を保存している、これ...全文を見る
○稲見分科員 これを聞いて非常にびっくりしたんですけれども、ガラス固化体は非常に高レベルの放射性廃棄物なので、三十年から五十年、それも根拠というのは余りはっきりしないんですが、まず中間貯蔵しなければならない、それから地層処分をしていく、こういうふうなことは、そのステンレスに入った...全文を見る
○稲見分科員 事業所外廃棄確認申請書というようなものもあります。つまり、こういう仕様といいますか、熱量がどれだけ、放射線がどれだけ入った何キロの分がこういうふうにここに貯蔵したいというようなやつはありますけれども、今の御答弁でも、固化体そのものの安全性というのが担保されていないあ...全文を見る
○稲見分科員 時間が参りましたので、終わります。  高レベル放射性廃棄物、ガラス固化体については、さらに私も勉強して、またいろいろ教えてもらいながら、国民の皆さんが安心できるようなそういう説明をこれからもお願いしたいと思います。終わります。  ありがとうございました。
04月25日第162回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○稲見分科員 民主党・無所属クラブの稲見哲男でございます。きょうは、中国残留孤児の問題と難民の問題で御質問をさせていただきます。  この問題につきましては、昨年の三月の二日に、予算委員会の分科会で私が、そして、ことし二月の二十五日に、同じく予算委員会の分科会で同僚の藤田一枝代議...全文を見る
○稲見分科員 今、大臣の方からも、判決の趣旨を踏まえて、こういうふうなことでございました。少し引用をしたいと思います。  日本国自身の過去の施策にその遠因があることが留意されなければならない。当時の国策だった開拓民大量入植計画、日本の引き揚げ政策が奏功しなかったこと、終戦後三十...全文を見る
○稲見分科員 では、今、御答弁いただきましたことを前提に、具体的にお聞きをいたします。  現在、裁判係争中あるいは裁判にまで至っていないけれども違反審査中の同様のケースは、どれだけあるのか。件数、家族数、人数、こういうことでお答えいただければと思います。
○稲見分科員 今、裁判中のものが二件だけというふうにおっしゃいましたが、これは継子ということでありましたけれども、養子で裁判中のものはなかったですか。
○稲見分科員 違反審査中の部分が定かでない、こういうことなわけですが、これは、対応を大臣がおっしゃっているような形で変更するということであれば、各入管、各現場に周知をする必要もあるというふうに思いますし、後日でも結構ですから、まず、その違反審査中の事案、分母を明確にして、その上で...全文を見る
○稲見分科員 同じことを、大使館、総領事館、たくさんありますので、外務省、きょうは来ていただいておりますよね、外務省、いかがでしょうか。
○稲見分科員 よろしくお願いします。  それで次に、残念ながら、裁判があって、そういう中で、例えば子供が勉強をしているので何とか留学生のビザだけいただけないか、そのかわり親としては帰ります、こういうふうなことで、退去強制令書あるいは自主的に帰国をされた方なんかも現実におられます...全文を見る
○稲見分科員 ぜひ、今非常に不安定な形で生活をしておられる方につきましては、できるだけ早急に、今法務省の方でお答えいただいたような在留特別許可について御検討いただきたい、こういうふうに思っております。  加えて、この問題を抜本的に解決することを考える場合、先ほど述べた判決理由を...全文を見る
○稲見分科員 定住者告示の改正についても言及をいただきまして、ありがとうございます。  ただ、これは六歳というふうに切りますと、現実問題として、例えば、成年になって、年老いていく日本人残留孤児についてお世話をしながら、そういう中で生活をともにし、養子縁組をしたという方も、現実に...全文を見る
○稲見分科員 UNHCRといろいろ協議中ということで数字が出せないということであれば仕方ないわけですが、であれば、特にこの一、第三国定住先のあっせんの部分と、二の在留特別許可、この方々については、三で言っている「個別の事情」であるとか「当分の間」であるとかという条件をつけずに、ぜ...全文を見る
○稲見分科員 法務大臣、一般的なということを前提にしておっしゃいましたけれども、私は、マンデート難民というのは日本の国益を非常に損なっている、こういうふうに前から申し上げています。日本が国際的に到達をしている難民認定基準に至っていないがゆえに、UNHCRが庇護の必要性のある人ある...全文を見る
○稲見分科員 外務省に来ていただいていますが、しかしながら、裁判で逆転をする可能性があるという場合を含めて、では、外務省として生活支援を判決確定まで続ける、こういうふうな変更は可能でしょうか。
○稲見分科員 時間が参りましたので終了しますが、やはり紋切り型で、いや、それは、就労はできません、当たり前ですということですが、実際に難民認定を求めてきておられる方ですから、やはり、裁判で決着がつき、本人も了解、納得をするというところまで生活支援を続けていただくか、あるいは就労の...全文を見る
04月27日第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○稲見委員 民主党の稲見哲男でございます。  きょうは、基本計画の変更といいますか派遣期間の延長問題、これが主たる議論だと思いますが、同僚議員からの質問もありましたので、私は、イラクへの復興援助のあり方について御質問をさせていただきたいというふうに思っております。  まず、冒...全文を見る
○稲見委員 二国間直接支援の七・八二億ドルについて、細かくは今御答弁がございませんでした。  私の方で、これは二〇〇四年の七月現在決まっているという分の整理をしたものがございます。それでは、大体、その段階で六億二千百万ドル分が決定をしているということであります。先ほど少し申し上...全文を見る
○稲見委員 そうしますと、すべての二国間支援の分がどうかということは私自身も資料で検証できておりませんけれども、手元にある資料でいいますと、この二国間援助についてはほとんどが従来の経過によってあるいは新しい競争入札によって日本企業が受注をしている、こういうふうなことになるのではな...全文を見る
○稲見委員 まさに日本企業が全部受注しているわけですね、二国間の支援については。ということは、イラク戦争を支持したということは、復興時にその受注を念頭に置いて、まさに建物を壊していくという破壊を支持したのではないか、こういうふうに私は考えております。
○稲見委員 私が申し上げているのは、いわゆるODA、とりわけ無償援助は際限なくあるわけじゃありません。そのうちイラクの復興支援という形で五十億ドル、さらには追加の分の四億ドルが決められてきているというふうなことで、今外相から、無償援助についてはアンタイドにはしていないんだというふ...全文を見る
○稲見委員 そうしますと、全くイラク国内にはJICAの調査団は入らなかった、こういう理解でよろしいんでしょうか。  また、その後の補充的な調査もあったのであれば、そういう実施をされた中で、自衛隊はどういう役割を果たしたのか、そのこともお答えいただきたいと思います。
○稲見委員 では、次の質問に移りたいと思います。  これは、これまでの無償支援、それからこれからの有償支援にもかかわると思いますが、支援は、書簡交換をして、締結後に今度は実施設計というようなものを行って、それから実施をしていく、こういうふうなことになろうかと思っております。しか...全文を見る
○稲見委員 中立の調達専門機関ということについて、私十分案内がございませんので、政府との関連も含めて性格をもう少し詳しくお教えください。
○稲見委員 それでは、その機関を通じての調達であるとか支払い、こういうものは、今後の有償資金援助についてもその機関を通じて行われるということなんでしょうか。
○稲見委員 それでは、もう一つお聞きをしますが、先ほど、緊急無償支援についてはほとんどが日本企業だったというふうに申し上げました。そのとおりだということでありました。これから行われる有償資金援助については、入札なども含めて、どのように考えておられるのか、この点をお聞きしたいと思い...全文を見る
○稲見委員 ちょっと時間が経過をしましたので、質問を変えたいと思います。  外務大臣にお聞きをしますが、イラク民主的国民潮流という団体のアブドルアミール・リカービさんを御存じでしょうか。
○稲見委員 平成十五年の十二月三日に、前日に来日されて、翌三日に小泉首相と会見をされているわけですが、例えばマスコミ等の報道を含めて、そのことは御存じでしょうか。
○稲見委員 実は、この点で九項目ほど御質問を用意しておりました。時間が経過をしていることもありますが、ここで私が問いたかったのは、この〇三年十二月三日というのは、政府が自衛隊派遣を決めようとしている、国会で審議をする議論の直前でございます。そういうところで、リカービさんはその後、...全文を見る
06月09日第162回国会 衆議院 総務委員会 第18号
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○稲見委員 稲見哲男でございます。  先ほど五十嵐委員からもありましたが、古巣ですのでリラックスをしていただいて、きょうはお役人にも答弁を求めておりませんので、大臣、よろしくお願いしたいと思います。  この行政手続法の一部改正ですが、私も自治体におりましたのでいい法案だなとい...全文を見る
○稲見委員 総務大臣だけにこのことを求めるというのはどうかなというふうには思いますけれども、先ほど申し上げたように、行政改革会議の最終報告では、やはり重要政策とか法制定そのものについてパブコメを実施すべきだ、こういうふうなことになっているわけですから、では、行政手続法でもこれを規...全文を見る
○稲見委員 自治体の場合は、こういう手続に限らず、条例の制定などで、あるいは基本計画の策定などでパブリックコメントを広く実施しているという状況が既にあるわけですから、その点、総務省としてのリーダーシップをぜひ発揮いただきたい、こういうふうに思っております。  それじゃ、この行政...全文を見る
○稲見委員 杞憂に終わればいいわけですし、当然ながら、それは市政の、市民の状況があるわけですから、行政手続法あるいは行政手続条例に逆に今度は限定して、こっち側を外していきます、そういうことはないとは思います、ないとは思いますが、むしろ、そうであれば、これは自治事務ですから、総務省...全文を見る
○稲見委員 そうしましたら、行政手続法の一部改正は少しこの辺でおきまして、経済財政諮問会議、郵政民営化とともに、麻生大臣、御苦労もされていると思いますが、総人件費の削減の問題で少し御質問をしたいというふうに思っております。  昨年の十二月に、五年間で公務員定数を一〇%削減する、...全文を見る
○稲見委員 それでは、総人件費の削減にかかわって、これは定数が片方あります。もう一方では、一人一人の公務員の単価の問題があります。  給与の削減については、民間委員や財務省から、人事院の官民比較のやり方を改めるべきとか、地場の民間賃金と比較すべきという意見が出されております。六...全文を見る
○稲見委員 むしろ今、市政の状態も、周りの環境も非常に厳しい、そして国の財政も非常に厳しい。ここは、公務員制度、国家公務員、地方公務員、どうあるべきかということも含めて、全体の中で、例えば緊急避難でこういうふうにしてもらえぬかというようなことを直接政府と公務員労働組合の間でしない...全文を見る
○稲見委員 時間が参りましたので、終わります。  総務大臣の姿勢は是としますが、特に、経済財政諮問会議として、労働界の代表の意見も答申を決めるまでにやはり一度は聞くべきじゃないかというふうに思いますので、その点は、ぜひそういう主張といいますか御意見を経済財政諮問会議の中でも反映...全文を見る
06月10日第162回国会 衆議院 法務委員会 第22号
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○稲見委員 民主党の稲見哲男でございます。  出入国管理及び難民認定法の一部改正について御質問いたします。  まず、午前中もありましたが、人身売買の被害者と認定されたときの在留許可の問題であります。既に参議院の審議で、「手続上も、事実上収容をしない形で手続を進める」、こういう...全文を見る
○稲見委員 今回の改正の中で、上陸拒否事由からの除外というのが、この被害者の場合、第五条第一項七号で規定をされていると思うんですね。そういうことでいいますと、なぜ退去強制手続を前提にしなければならないのか、この根拠は何かということをぜひお答えいただきたいと思います。
○稲見委員 これは国際的にも、議定書ができた上で、こういう希望する場合は在留資格を与えるということから出発していると思うんですね。そうすると、今局長が言われたようにしゃくし定規に、オーバーステイになっている、あるいは不法入国をしているから、それは違反審査のところから出発しなければ...全文を見る
○稲見委員 そうでしょう。そういうことは運転免許証なんかでもあるわけですよ。  この場合、私が申し上げたいのは、被害者の方、それはパスポートも取り上げられて、どこかに強制的に住まわされているということが前提ですよね。そうすると、そこから逃げてきた、そして被害者として申し立てを行...全文を見る
○稲見委員 この場ですぐ例外規定をつくるということにならないかもしれませんが、問題は、国際的な要請も受けて、とりわけ被害者については保護をしよう、そしてその場合、本人が希望するのならば日本に住めるようにしようということから出発しているわけで、法務省のように、その人がその段階でオー...全文を見る
○稲見委員 ちょっと参議院のときの答えと違って、少し追加がされているんですが、別の観点でお聞きします。  現行法において、入国審査の段階で入国を拒否して本国へ送還する場合、これは多くあると思うんですね、そういうときは、戻っていくときの航空運賃はだれが負担をしているのか。  あ...全文を見る
○稲見委員 それでは、今回の改正で、確認義務と罰則規定との関係で、民間運送業者にミスがあって入国した者、これを本国に送還する場合、これは、今出された中でどれに当たっていくんでしょうか。
○稲見委員 ちょっとよくわからないんですが、現行法でも、日本内に入らない場合は航空会社と先ほどおっしゃった。今度は、法が改正され、確認義務もある、罰則規定もある、しかし、その場合は三通り、国費と自費と航空会社、そのどれでもありだ、そういうことでいいんですか。
○稲見委員 つまらぬことを聞いたのは、今でも航空会社の負担で帰しているということがあり、改めて航空会社の確認義務が生じるということになれば、その分についてはすべて航空会社になるんじゃないかというふうな疑問を持ったんですよ。事実、質問取りのときにはそういうふうなお話でした。したがっ...全文を見る
○稲見委員 私も何度も外国へ行っていますが、出国審査があった後というのは、もうチケットだけを持って搭乗口に行っているんですよね。そこで改めて旅券を航空会社の係員が見るということは現実的にはないと思います。しかしながら、ちょっと次の時間がありませんので、その点はまた置いておきたいと...全文を見る
○稲見委員 九割という非常に高い率のようですが、インドシナ難民の現在の扱いも含めますと、つまり出国時にこの確認申請がありますと、難民の方がとどめられてこちらに来れない。現在の扱いも、それからあと一割と言われている真正な旅券を持っていない方、これはきっちりやれば難民として真正に日本...全文を見る
○稲見委員 もう少し時間があればいいんですが、押していますので、あと、これまでも南野大臣と議論を続けてまいりました外国入国管理当局への情報提供、とりわけ難民の申請者にかかわってのことについて最後にお聞きをしたいと思っております。  これは以前にも申し上げたんですが、UNHCRは...全文を見る
○稲見委員 時間が参りましたので終わりますが、三者協議、マンデートされたというところに基準の違いがあるわけですから、マンデートされている方全員の待遇の問題も今進められておると思いますが、この基準の違いについてぜひ三者で合意をするように、そして、そのことをもって、難民認定申請者の個...全文を見る