稲村利幸

いなむらとしゆき



当選回数回

稲村利幸の1977年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月10日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○稲村(利)委員 さきにわが党の志賀さんから、NHKの経営姿勢そしていわゆる政治、社会等を扱う姿勢は厳正であるべきだという大変りっぱな意見が開陳されました。私はそれに関連して幾つか挙げてみたいと思いますが、現在世界の放送は、わが国のNHKだけでなく非常な危機に瀕していると思います...全文を見る
○稲村(利)委員 現行法に立って努力を傾注すると言いますが、いまの現行法で理想を追いかけることは結構ですが、現に不払いがふえているのです。これを正直、経営者としてあなた労働組合の顔ばかり見て、毅然たる態度で経営というものの責任——たとえば中小企業ならもう倒産しているわけですから、...全文を見る
○稲村(利)委員 不在者じゃなく、住民が払う意思がない、こういう家庭が比較的多いわけですが、それに対してどう思いますか。
○稲村(利)委員 努力、努力と言いますが、具体的に本当に経営がイタリアやフランスのようになってからは国民が悲しむと思うのです。私はこの辺で法改正を考える意向はないか、ちょっとその辺を会長いかがでしょう。
○稲村(利)委員 私はNHKの経営がいま正直最大の問題になっておると思いますが、最近NHKの経営陣は組合を気にするということをよく私は耳にいたします。しかし経営というものは、たとえば中小企業の例をとってはあれですが、経営者個人が全責任を持って自分の財産をも担保に入れ、あらゆる親族...全文を見る
○稲村(利)委員 次に番組の編成等に関係のある方に、責任者に伺いたいと思いますが、企画と制作というものの定義をちょっと言ってください。
○稲村(利)委員 その企画と制作というのは、たとえばそれじゃそれに対しての料金ですね、別々に払うんですか、それに対して。お答えをお願いいたします。
○稲村(利)委員 私は堀理事にお伺いしますが、どうもNHKは独自のものをやっているようですが、民放はどういうことをやっているか、御存じですか。
○稲村(利)委員 もう一点。原稿料に対してはNHKはどういうふうに……。
○稲村(利)委員 私はいわゆる専門家ではありませんが、どうもNHKの企画制作という点は、民放の方が合理的で何かまさっているような気が正直しているものですから、その辺のところを検討していただく必要があるという感を私は持っておりますが、もう一つお答えをお願いいたします。
○稲村(利)委員 先般NHKで、これは私非常に関心を持っておりましたが、「白昼堂々」というフィルムをつくりましたが、それについてちょっと会長から答弁をお願いいたします。
○稲村(利)委員 いつつくって、かかった費用はどのくらいですか。
○稲村(利)委員 堀さん、つけ加えてください。
○稲村(利)委員 そのいまの答弁のように、は非常に関心を持った問題ですから、このことをやらないということは放送法の第一条に触れると思いませんか、会長。
○稲村(利)委員 傾聴する姿勢が必要だと言いますが、現地の意見を聞いてと言うけれども、いまNHKは赤字でやっていて、二千数百万という貴重なお金をかけてまだ放送するめども立たない。現地の意見を聞くと言うけれども、いまどの程度の意見を聞いているのですか。
○稲村(利)委員 現地の方の具体的な氏名、人数等々、やっちゃいけないという人たちをちょっと挙げていただきたい。
○稲村(利)委員 そういう非常にむずかしい問題だけに、国民大多数、多くの方に知っていただき、理解を得る必要があると私は思いますが、会長、その辺のところをどう考えますか。一部の人の意見でそれをとめているというのはどういうものか。
○稲村(利)委員 先ほどの氏名や具体的なものについては後で私のところへ知らしていただきたいと思いますが、これは国民が黙っていれば一部のそういう力によってNHKは放映しないとも限らない。私は一刻も早い放映を期待してこの問題は閉じます。  それと、NHKのニュース解説で、先般公共料...全文を見る
○稲村(利)委員 そのままで結構です、時間がありませんので。NHKの料金は公共料金ですか。
○稲村(利)委員 それと、衆議院の総選挙を前にNHKのニュース番組で、共産党の機関紙の赤旗を国民の方に向けて、推測で灰色高官と流して赤旗をこうやってNHKが出したことについて、感想と意見を求めたいと思います。会長、大変迷惑をしているんですから。
○稲村(利)委員 これは意図的と言わざるを得ない。ということは、総選挙を直前に控えて灰色高官として流された人のどのくらいの苦しみをNHKは考えたことがあるかどうか、経営者が余りにも組合におもね過ぎはしないか、その辺のところを私は最初言ったんです。私はもう一度申しますが、放送、NH...全文を見る
○稲村(利)委員 その辺のところをこれから厳正にお願いしたいと同時に、まじめに料金を払って、山間部で見えないところが、私の栃木県ですが、この東京の近場でもいっぱいあるんです。ですから、その辺の難視聴地域の解消も、これは郵政省の力もかりて速やかに解消していただきたい。最後に大臣の御...全文を見る
○稲村(利)委員 終わります。
10月27日第82回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○稲村(利)委員 昨日の逓信委員会の理事会で、テレビ朝日の社長の高野さんにおいでいただいたのですか、モスクワオリンピックの放送権については国民は非常に関心を持っておって、先般の委員会でも、責任者の社長自身から、五月になったならば独占契約の内容も明らかになるということを明らかにして...全文を見る
○稲村(利)委員 報道委員長に一任していると言いますか、民放といえども電波は国民の限られた財産公共のものですから、民放の一社であるテレビ朝日が出し抜いたというか、あのような形になっているのですけれども、あなたは専務理事としての責任ある立場として、これを一刻も早く国民か安心して世界...全文を見る
○稲村(利)委員 テレビ朝日につきましては、昨日の理事会でも、会期延長を予測するのは大変恐縮ですが、一週間なり十日なりとうわさされていますが、そのうわさから推定して、次にできる委員会の審議の日は二日と、三日は休みですから九日、十日となる。この九日、十日には、委員長にこれは強く私は...全文を見る
○稲村(利)委員 私は時間も限られておりますので、オリンピックの問題についてはこの辺でやめさせていただきますが、もう一点橋本さんがおいでのついでにちょっと聞きます。  先般アジア放送連合の総会が開かれたと聞いておりますが、モントリオール方式が崩れて高い放送料を払わなければならな...全文を見る
○稲村(利)委員 この問題は、世界でも残念だとか遺憾であるとかいう言葉か出ていることで重大な問題でございますので、またテレビ朝日の責任者が来たら、その席でもう少し詰めてお伺いをしたいと思います。  実は、テレビ朝日のことばかり言ってちょっと恐縮でございますが、昨日の委員会のこと...全文を見る
○稲村(利)委員 いまの解釈に基づいて、テレビ朝日が、読売新聞によりますと、去る十四日に渋谷公会堂で収録され、三十日に放映の予定であった。きのうまでの段階では、予定として他の新聞その他にも流されているわけです。「題名のない音楽会」で、副題が「教育勅語のすすめ」ということですが、そ...全文を見る
○稲村(利)委員 そこで、民放連の専務理事にお伺いいたしますが、「題名のない音楽会」というのは、きょうの読売新聞に書いてありますとおり、三十九年から十二チャンネルでやっていて、四十一年から十チャンネルでやっている非常に長寿人気番組ですね。この番組をなぜ二十五日に放送中止にしたかと...全文を見る
○稲村(利)委員 社内に、何ですか。
○稲村(利)委員 ここの委員会で質問をすると通告をいたしまして、それで二十五日の夕刻に急遽取りやめになった。読売さんばかり例を引いて申しわけありませんが、この新聞によると、テレビ朝日側は「番組を中止すれば質問をやめるか」ということを言っている。  これは憲法その他放送法から見ま...全文を見る
○稲村(利)委員 いま、自主的に中止をしたとあなたは言われていますが、十四日に制作をして、その間委員会を一回も開いていない。また、中止をするべくその論議も何もされていない。そして突如あした質問があるからやめるということは、これはある圧力によってとか——新日本婦人の会の東京本部から...全文を見る
○稲村(利)委員 それにしても、相当の経費をかけている。これを没にするということは、この経費がむだ遣いということにならざるを得ませんが、私は、民放連と、それからまたきょうは電波の方からもだれか来ていると思いますので、それぞれお答えをいただきたいのですが、私は、経緯をずっともう少し...全文を見る
○稲村(利)委員 あなたにもう一度ちょっとお聞きしますが、教育勅語に関して、これは私の主観というか、私個人の考えですが、これは戦後国会の決議であれしたわけですけれども、私は非常にいい要素もあると思うのですが、親孝行をしよう、夫婦仲よくしようというようなこと等が社会公共に悪い影響を...全文を見る
○稲村(利)委員 ちょっと話題を変えますけれども、青少年に余りいい影響を与えていないなと思うようなもの、たとえば最近はポルノというものが、これはテレビ朝日だけじゃありませんが、各テレビ局で頻繁に耳目をにぎわしておりますが、こういう問題に関して、これもテレビは自主的に判断して、社会...全文を見る
○稲村(利)委員 ポルノというものが最近耳目をにぎわしていて、お母様方はPTAなんかで、先生、あなたは逓信委員会の委員なんだし、そういうことを公の場で発言して控えるようにお願いしてくださいと言う。そういう声が非常に強いわけですよ。だから、そのことに関してどういうふうに考えますかと...全文を見る
○稲村(利)委員 教育勅語についてのテレビ朝日の放映というものは、世論に判断をさせるということもテレビ放映の、いわゆる表現の自由の重要な課題じゃないかと私は思うのです。  私なんかはそのことについて、なるほどいい場面があるなと思って、放送中止となったということで非常に残念に思っ...全文を見る
○稲村(利)委員 では、民放連の専務理事としてはいまのことについてどういうふうな考えを持っていますか。ポルノと教育勅語について、社会に与える影響をどういうふうに考えますか。
○稲村(利)委員 この問題で議論をすることは時間も限られていますので、当事者のテレビ朝日がおいでの節にまた私は詳しく掘り下げて聞くことにいたします。  それから、先ほどの私の発言の中で、まだ会期延長が決まっていないのに先のことを言いましたが、来月の九日、十日と委員会を開くかは理...全文を見る
○稲村(利)委員 私どもが演説をやっていて自分で直接感じたことですけれども、受験期を控えた親御さんたちからの街頭のあれが非常にうるさいという声も聞いているわけなんですが、そういうことでありますので、環境庁としては厳しく道路上の騒音の問題に心していただきたいと思います。
○稲村(利)委員 有線音楽放送業務については、これは実は私の知らない間にある連盟の顧問ということで名前が出ているので、驚いて、早速これは取り消していただきたいということで、その連盟についこの間やったのですが、これは野党の方々はかつて大変立派な質問をしているなと私は思ったのですが、...全文を見る
○稲村(利)委員 大臣の認可制その他届け出等々で、いわゆる無断、無法でやっている施設の取り締まりについて、これは国民が迷惑することですから当然厳しくしなければならないと思いますが、あなたはその対策についてどうお考えですか。
○稲村(利)委員 道路の無許可占用について、建設省としても迷惑されていることと思いますが、その実態をどのように把握しているか、これを簡潔にお願いしたいと思います。  時間の関係上もう一点伺いますが、道路法によると、道路を占用する場合には道路管理者の許可が必要とされており、これに...全文を見る
○稲村(利)委員 いまの山本さんのお答えでいいわけですが、この問題については、たとえば電電公社でも東京電力——私は関東に住んでいるから東京電力ですが、これは大変煩わしい迷惑をしていると思います。最近はこの問題は責任が郵政省一本というような考えがあるので、建設省や警察その他と力を合...全文を見る
○稲村(利)委員 もう一点伺いますが、最近の郵便貯金の増加状況と社会経済環境の変化ですね。景気動向等から見ての郵貯の増加見通しについてもう一度伺いたい。
○稲村(利)委員 非常に重要な公共投資等に役立っているこの郵便貯金が、見通しとしてはまあまあだという、こういう漠然とした解釈でいいのですか。
○稲村(利)委員 私は先ほど委員長に会期延長の問題で取り消しをしましたが、最後に重ねて申し上げますが、モスクワオリンピックの放送契約の内容等を一刻も早く明らかにしなければならぬし、同時に、オリンピックまであともう二年十一カ月足らずですから、テレビ朝日に対しても少し責任を感じてもら...全文を見る
11月16日第82回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○稲村(利)委員 四十分という大変限られた時間ですけれども、私はこの協定書というものを読みましたが、正直、読めば読むほど質問事項が多くなりますので、相前後するかもわかりませんが、ひとつ御了承いただきたいと思います。  衆議院の逓信委員会では、ことしの春、三月十五日に、NHK、民...全文を見る
○稲村(利)委員 いずれにしても、死んだ子の年を数えてもしようかありませんので、早速内容に入ります。  三月十五日以降国民が非常に関心を持っているこのモスクワオリンピックの放送権に関して、一応テレビ朝日かこの放送権について独占契約をされたわけですけれども、その後、日本の放送事業...全文を見る
○稲村(利)委員 民放連の代表の方、結局同じですね。
○稲村(利)委員 そうすると、言うまでもなく話し合いがなされていないということですので、このままでいきますればテレビ朝日が独占的に国内の放送を実施する。いまのところこういう理解でよろしいわけですね。ちょっと答えてください。
○稲村(利)委員 次に、協定書について伺いますが、モスクワオリンピック組織委員会とテレビ朝日との協定書が五月に公表されたが、委員会との契約協定書はこれですべてであるかどうか、簡潔に答えてください。
○稲村(利)委員 そうすると、前回のモントリオール大会で、本契約のほかに技術提供契約のような協定がありましたが、今回はそのようなものはないのか。あったら提示していただきたい。
○稲村(利)委員 第九条の支払いについての規定には記載がありませんか、その内容かわかったらちょっと教えてください。金額が記載されていません。それと、日本にとってふさわしい金額でなければならないなと、これは国益上考えるわけですが、どのくらいの契約であるかを明らかにしていただきたい。
○稲村(利)委員 あるわけですね。
○稲村(利)委員 そうすると、支払い方法についても記載がありませんが、支払いのスケジュールについて追補になっているわけですが、これも内容は明らかにしていただけるのでしょうか。
○稲村(利)委員 前々回のミュンヘンと、そして前回のモントリオールのオリンピックについては、金額、支払い方法か入った契約書が事前に公表されておりますが、今回はなぜ公表できないかということをちょっと……。
○稲村(利)委員 時間の関係で論議はまた後日に設けることにしまして、質問を続けます。  金額は、放送権料、技術料に分けられると思いますが、これは後で示してもらうと同時に、前回及び前々回の大会で、放送権料と技術提携料を合わせておのおの五、六億円の負担でありましたが、それから考える...全文を見る
○稲村(利)委員 それでは、支払いはすでに始まっておりますか。もし始まっているとしたら、いつからどのような方法で始まっているか。
○稲村(利)委員 税金も払っておりますか。
○稲村(利)委員 それでは、大蔵省の橋本企画課長かお見えのようですから、テレビ放送権の支払いに関しての税制上の問題と、それと、これは後でまた聞くのですが、ソ連からフイルムを買い付ける状況等がわかっていたら、その二点についてちょっとお願いいたします。
○稲村(利)委員 ぼくは、協定書の前文を読んで非常に疑義を感ずるのですが、前文に、日ソ両国の相互理解、世界の緊張緩和、平和の維持という文章が入っておりますが、モントリオール大会までずっとこのような表現が入っていたかどうか、そういう例かあったか、今度はNHK側にお聞きしたいと思いま...全文を見る
○稲村(利)委員 いままでの協定書ですか、契約書ですか、それにはそのような表現かないということですが、このような表現が盛り込まれるのは非常に政治的な意図があると考えます。オリンピック大会というのはあくまでスポーツの大会であり、政治的問題に引き込まれないような十分な配慮か必要だろう...全文を見る
○稲村(利)委員 ソ連国内における取材等についてはソ連の法律に従うということはわかりますか、日本での放送実施の際にもソ連の法律、習慣に沿わねばならないということは問題があるのではないか。私どもにはこれは内政干渉に考えられますか、その点が一点と、もう一つ、放送の自由編集権の侵害にな...全文を見る
○稲村(利)委員 小林民放連会長、いまの点はいかがですか。
○稲村(利)委員 オリンピックを営業的に利用しようというような考えは、これは国民の意に沿わないと私は考えますが、さらに問題なのは、このような独占か行われる上に、オリンピックのニュースとしての放送が四十八時間後でなければ許可されないということになっておりますが、NHKのお考えはいか...全文を見る
○稲村(利)委員 前回のオリンピックの放送というのは、三分間のニュースということで、ニュースというのは四十八時間を経なければというのではニュースの価値がなくなってしまう。これは国民にとっては重大なことだろうと思いますので、もう一度その点について伺いたい。
○稲村(利)委員 独占契約はきわめて重大であるし、放送の自由を制限するもので、放送界がこれを黙視するということはニュース報道の自由を放棄するものと思いますが、このニュース報道の自由を制約する結果を招く独占形式を正しいと思いますか。高野社長にお聞きいたします。
○稲村(利)委員 いま、私は、報道の自由を制約する結果を招く独占形式は正しいかどうかということを聞いているのです。
○稲村(利)委員 憲章では絶対に四十八時間後でなければならないということではない、独占を保護するためということであって、この保護から外されてもよろしいと判断すれば問題はないわけですね。ちょっと答えてください。ないですね。
○稲村(利)委員 ニュースの報道が守られれば、独占が正当だと言っているわけではない。  オリンピックの精神にかんがみましてもう一度高野社長にお聞きしますが、独占を思いとどまって共同方式に切りかえるという気はあるかどうか、お尋ねいたします。
○稲村(利)委員 独占的、排他的気持ちは全くないということですが、言うならば、おたくはラジオの放送を持っていない。この辺のところは、これでなるべく最大多数の国民に喜びを提供できるとお考えですか。
○稲村(利)委員 そのしかるべき局というのは、たとえばこれが余りにも常識外の値段だったら結局国民に迷惑が振りかかることですから、いま不況の世の中に放送業界だけは景気がいいようですが、仮に法外な値段で受ける局がないというような場合はどう考えますか。
○稲村(利)委員 ラジオと両方です。
○稲村(利)委員 協定書には、「テレビ朝日に」「独占放送権を委ねる。」と、第二条になっておりますが、この放送権にはテレビとラジオが含まれている。第一条の「定義」にも出ておりますが、ラジオを持っていないテレビが放送権を持つということはどういうことかという疑問を抱かざるを得ないわけで...全文を見る
○稲村(利)委員 遠慮させていただくと言うが、これはなるべく近い機会にまた明らかにしていただきたいと思います。  さらに、四月十九日の参議院逓信委員会で三浦さんは、「委託できない場合には放棄する」という言葉を使われておりますが、「放棄」というのはどういうことですか。
○稲村(利)委員 返還をして、先ほど来のこれはなるべく共同方式をとっていただけることを願うのです。  さらに、ラジオの問題で、きょうここにお見えの伊藤前委員長がソ連を訪問した際、ラーピンテレビ・ラジオ国家委員会議長と会ったが、ラーピン氏いわく、「ラジオの放送権をテレビ朝日から分...全文を見る
○稲村(利)委員 伊藤さん、ちょっとここで答弁してください。——まあいいです。聞くことはできないということですから……。(「別に規則はない」と呼ぶ者あり)では、四十五分までありますので、もし聞けるようだったら、最後に伊藤さんに答えていただく手続をお願いします。  それと、六月の...全文を見る
○稲村(利)委員 そうすると、たとえば病院に入院している方で、自分でイヤホンで静かにオリンピック放送を聞こうという方が大変な数がいる。また、目の見えない不自由な人もオリンピックを楽しむ機会がない。こういうことでは、オリンピックは民族の祭典であるのに国民大多数の楽しみを大変制限する...全文を見る
○稲村(利)委員 困難な問題ではないということですが、たとえば病院へ入院している人たちに果たしてそれが可能でしょうか。妨げにならないでしょうか。自分は体を横たえてイヤホンだけで聞きたいという方に対していかがに感じられますか。
○稲村(利)委員 それでは、いまの言葉を仮に信じて、もし違ったら、これは大変な責任になるわけですね。  それと、アメリカでは、オリンピック放送権の独占の条件として、ソ連の希望する番組の放送を事実上義務づけられたとして、CBS、NBC、ABCの三社が議会で調査されておりますが、テ...全文を見る
○稲村(利)委員 ついこの間、ソ連六十周年記念行事が四時から六時まで、実に二時間にわたって放送されましたが、このような異例の放送をしたのはどのような判断によるものか。社長、答えてください。
○稲村(利)委員 では、三浦さんどうぞ。
○稲村(利)委員 いま三浦さんは、ごく自然で大変常識的だとお答えございますが、二時間にわたって放送をするのはいままでにないことだなと、私どもは正直不思議に思っております。ソ連の軍事的デモンストレーションであるパレードを二時間ぶっ通しで放送したわけですからね。  私はこの間も民放...全文を見る
○稲村(利)委員 編成権の問題は、たとえばソ連の軍事パレードの宣伝はしてもいい、教育勅語の問題を扱う番組は放送しない、二十三年に国会決議があったからということですが、この間、中止されるまでの間に二度教育勅語に関する放映をされているのですが、これをどう考えますか。それと、そのような...全文を見る
○稲村(利)委員 もう一言。  高野社長は最高責任者として、これは見識の問題になるので、このことをもう一度お答え願います。
○稲村(利)委員 議論は大体同じような答弁が返ってきますが、いずれにしても、モスクワオリンピックまであと二年八カ月ですが、それまでに国民が気持ちよく民族の祭典を楽しめるようにすることをまず冒頭に考えてもらいたい。  いずれにしても、電波は限られた国民の財産であるという認識は朝日...全文を見る
○稲村(利)委員 時間もあと二、三分でありますが、NHKの会長も一言。
○稲村(利)委員 大変恐縮ですが、郵政大臣に伺います。  いま私が言ったような国民全体が関心を持つ行事で、もうあと二年八カ月で、四年に一回のものが一年四カ月過ぎているわけですが、まだ正直言って国民が喜んで見られるような状態になっていないわけです。こういうことですので、放送界に対...全文を見る
○稲村(利)委員 大臣の非常に前向きな、国民がまさにそのことを望んでいる答弁を最後にいただいて、私も非常に満足をいたします。  手続、契約書の内容、独占放送による弊害など、非常に重大な問題があるので、独占の弊害除去のために努力をしていただきたい。もうここでこのままやるんだと言わ...全文を見る
○稲村(利)委員 議論をしても際限かありませんが、国民の納得する放送をぜひやっていただきたい。  それと同時に、先ほどの伊藤委員の答弁はいただけるのでしょうか。先生の発言の意思があれば……。
○稲村(利)委員 委員長、いかがでしょうか。
12月09日第83回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○稲村政府委員 このたびはからずも大蔵政務次官を拝命いたしました。  きわめてむずかしい時局でありますことを認識いたしまして、自重自戒し、職責を全うさせていただきたいと思います。  諸先生の御指導を心からお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。(拍手)
12月09日第83回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
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○政府委員(稲村利幸君) 衆議院議員の稲村利幸でございます。  このたび大蔵政務次官を拝名いたしました。  まことにむずかしい時局を認識いたしまして、自重自戒し、職責の遂行に誤りなきよう努めてまいりたいと思います。井上政務次官とともに大臣を助けて一生懸命がんばるつもりでござい...全文を見る