稲村利幸

いなむらとしゆき



当選回数回

稲村利幸の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
07月25日第106回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○稲村国務大臣 このたび環境庁長官を拝命いたしました稲村利幸でございます。  環境行政は、公害を防止し、かけがえのない自然を保護し、さらに進んで、快適で潤いのある環境を創造するという責務を負った大変重要な行政であります。  私は、この重大な責務を痛感し、その使命を果たすべく全...全文を見る
09月09日第106回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(稲村利幸君) 環境庁といたしましては、もうこれは先生専門家であられますので、今中央公害対策審議会からの答申を待っている段階ですが、さらに関係各方面からの意見を十分聴取し、その上に答申が出たらこれを尊重していきたい、こういうふうに思っております。
09月11日第107回国会 参議院 環境特別委員会 第1号
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○国務大臣(稲村利幸君) 環境庁長官を拝命いたしました稲村利幸でございます。  環境行政は、公害を防止し、かけがえのない自然を保護し、さらに進んで快適で潤いのある環境を創造するという責務を負った重要な行政であります。私は、この重大な責務を痛感し、その使命を果たすべく全力を尽くす...全文を見る
10月06日第107回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(稲村利幸君) お答えいたします。  自然という貴重な遺産、私どもは原生自然環境保全地域、さらには国定、国立公園、こういう指定をいたしまして、後世に誇りを持って伝えられる遺産として今自然保護に一生懸命努めている。知床問題も問題になっておりますけれども、解決の方向で今話...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) まさに村上議員のお説のとおりで、自然環境の保全活動を推進するために、私も環境庁長官になりまして初めて気づいたんですが、ナショナルトラスト運動、国民環境基金、こういうものが既にもう始動しております。それで六十年度で法人税、所得税についての優遇措置、六十一年...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 首都圏中央連絡道路につきましては現在所要の環境アセスメント手続が行われております。当然ながら公害防止、環境破壊をしないように所要の手続を慎重にやらなきゃならないこととは当然なことだと考えております。
○国務大臣(稲村利幸君) もう一度。高尾山の圏央道の視察ですか。
○国務大臣(稲村利幸君) 当然、許せば行って見る用意はあります。
○国務大臣(稲村利幸君) これは東京都の管理の問題ですから、よく都の方とも相談して私の意思で行きたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 環境庁は自然環境の保護が大前提であることは、もうこれは当然常識のことでございます。  三宅島は、御案内のとおり、富士箱根伊豆国立公園に指定されておりますから、仮に計画が具体化して環境庁に判断を求められるとなれば、国立公園の風致景観の保護及び鳥獣の保護の...全文を見る
10月28日第107回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○稲村国務大臣 今先生がお触れになりましたとおり、三年にわたり中公審において御熱心に審議をされました。専門委員会四十二回、作業小委員会十一回、さらに部会としては四回ということですので、環境庁としては、答申をいただき、当然のことながらこれを十分に尊重しつつ、適切に対処していかなけれ...全文を見る
○稲村国務大臣 小杉委員の御意見のとおりだと私も心しております。道路交通公害につきましては、関係省庁と一体となって取り組むと同時に、みずからも必要に応じて業界との接触を、これはもう当然おっくうがらずにとりたい。また私としても、本問題の重要性をよく理解して、御指摘のとおり努力してい...全文を見る
○稲村国務大臣 先生の御指摘のとおり理解をさせていただきます。
○稲村国務大臣 この国内法の整備について、私も長官に就任して以来、早くこれが整備できたらいいなと本当にそう思っております。今、通産省の答弁を聞いていて、これはぜひ前向きに進めてもらいたい。先生の御意見に全く同感でございます。
○稲村国務大臣 自然回帰の高まり、イギリスのナショナルトラスト運動百年の歴史を参考にしながら日本独自の運動を盛り上げたい、そういうことで今まで、例えば会社の創立十年、二十年、三十年を記念して浄財をということがあっても受け皿がなかった。そこで国民の間に自然を守ろうという声、それと同...全文を見る
○稲村国務大臣 大変短い時間ではございましたが、知床の自然にじかに触れることができました。そして関係者の生の声も私なりに聞いて、それぞれの立場で自然保護のために努力されているということもよくわかりました。環境庁といたしましては三月のことがありますから、私はそれも十分考慮しながら、...全文を見る
○稲村国務大臣 今の局長の答弁と同様、関係省庁と連絡をとり、先生のまさに御努力された調査、それを踏まえての御意見に沿うべく努力したいとは思います。
○稲村国務大臣 岩垂先生、えらいときにという言葉もありますが、大変な問題だという認識は私も持っております。今先生本当にこの問題について勉強されておられることに敬意を表しつつ、今のお話を念頭に十分置いて、中公審の答申を受け、それを尊重しつつ適切にこれから対処していきたいというのが、...全文を見る
○稲村国務大臣 御指摘のとおり、公害から国民の健康、財産を守ることは環境庁に課せられた最も重要な使命であると認識をしております。今後とも全力を挙げて公害防止対策の一層の推進に努力をしてまいる、この決意は変わっておりません。
○稲村国務大臣 答申案についての所見という先生の御質問ですが、答申案は主として指定地域のあり方について検討を行ったものであり、そのほか今後の環境保健に関する施策、大都市地域を中心に一層の大気汚染防止対策の推進が必要であると提言していること。もう一つは、今日の答申案は中公審において...全文を見る
○稲村国務大臣 あさって答申をいただくことになっておりますが、いただきまして、先生の御意見も十分尊重させていただきながら適切に対処していきたい、こう思っております。
○稲村国務大臣 ナショナルトラスト活動につきましては、自然保護の一層の広がりを図る上で極めて重要なものであると考えております。そして、この活動に対する各種の税制上の特例措置、六十年度の所得、法人税、六十一年度の相続税が整備されましたので、今後はその活用を図り、地域レベルのナショナ...全文を見る
○稲村国務大臣 私は、就任に当たって、まさに今滝沢先生の御意見のような心構えで臨み、省職員に対して、今先生がお触れになったようなことを申しました。  環境庁は、環境の保全に関する行政を総合的に推進することを任務とする行政機関として、自然保護の分野においても、関係省庁や地方自治体...全文を見る
○稲村国務大臣 患者の苦しみを理解しているかということでございますが、私自身はそういう病気については経験がありません。そういう点について具体的には私自身経験者じゃありませんが、問題の中公審の見直しについて先生から今御意見を伺いまして、この中公審のメンバーであるお医者さんやその研究...全文を見る
○稲村国務大臣 財界云々、この間の「フォーカス」のことを言われておると思いますが、あの写真をごらんになってもわかるとおり私はおくれて行きましたときに、既にもう私の後援者の、あれは長い私の当選以来の会です。たまたま財界で江戸さんが入っておられましたが、私の父の旧制水戸高等学校時代か...全文を見る
○稲村国務大臣 公健法の見直しに当たっては、制度を合理的かつ公正に運用していくことが大切なことであることは承知しております。いずれにしても、中公審の答申を待って、できる限り国民が納得できる適切な方向で対処したいと考えております。
11月04日第107回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○稲村国務大臣 坂口先生の、先般の水質総量規制の答申のことでございますが、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海、大変水が汚くて、国民からこれを何とかしなければという声が大変強い。そこで、環境庁としては十一月中に水質規制基準の範囲内についての告示の手続をします。そして十二月中に総理大臣が総量削...全文を見る
○稲村国務大臣 現在、事業者である沖縄県が環境アセスメントを実施中と承知しておるわけでございますが、このアセスメントの実施に関しまして学者や専門家が今そのサンゴ礁について調査をして、当然報告が来るわけですが、その段階において埋め立て等に十分慎重に配慮して、そのサンゴ礁がずっと生存...全文を見る
○稲村国務大臣 今沖縄県が調査中でございますので、すぐそれを環境庁が出ていって視察するというのは、今の時点では適当でないと思います。
11月05日第107回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○稲村国務大臣 中公審のメンバーは八十人おりまして、公害対策、公害問題の学識経験者、なかんずく医師あるいはジャーナリストも入っておりますので、公害患者から十分意見を聞ける、またその意見を反映できると確信をしております。
○稲村国務大臣 この小委員会は医学者から成りまして、八十名の中で、公害問題の権威者でございます。そして、今おっしゃる窒素酸化物あるいは浮遊粒子状物質を含めて大気汚染の健康に影響する部分の科学的評価ということで、学識経験者も含めて大方の賛成を得た、この辺で後追い的なものでなく予防的...全文を見る
○稲村国務大臣 この答申は、制度の見直しは、まず大気の汚染の状況を踏まえて御審議いただいたものでありまして、これは関係各方面から御意見を聴取することはごく当たり前の作業で、また意向を打診することも患者を含めてやっていることでございますから、環境庁がいわゆる財界と事前に協議をすると...全文を見る
11月07日第107回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(稲村利幸君) いよいよ最後になりましたので、本当に専門家であられる高桑先生、これは公害研究所の副所長ですから、さっきから見識を拝聴しておりまして、窒素酸化物につきましては、もうこれは今先ほど来の答弁と御質問のとおりで、これに対する対策が急務でありますし、これがこれから...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) この専門委員会での審議を踏まえての答申ですので、先生御指摘の今の三点についても十分これは意を体しておる、こう解釈をしたいのでございます。
11月27日第107回国会 参議院 日本国有鉄道改革に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(稲村利幸君) 鉄道につきましては、騒音、振動の面からは問題が生じている地域も見られ、自動車に比べて一概に低公害の輸送機関とは言えないが、大気汚染の原因となる窒素酸化物等が排出されないこと等から、自動車排出ガスが問題となっている大都市地域などでは公害防止の観点から重要な...全文を見る
12月09日第107回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○稲村国務大臣 小川先生の今の御質問、私は栃木県の出身でございますので、奥鬼怒の全部ではありませんが、一部は行ったことがございます。しかし、長官として改めてこの問題を視察いたしたことはありません。  あとは、自然環境保全ということについては、十分心しているつもりでございます。
○稲村国務大臣 機会があれば、喜んで視察をさせていただきたいと思っております。
○稲村国務大臣 環境庁と林野庁の協議内容については、これはあくまで守っていただくように環境庁としてはお願いをしていくつもりでございます。
○稲村国務大臣 その方向で、ぜひこちらからも強い要請をいたします。
○稲村国務大臣 機会がありましたら、先生の御要望におこたえしたいと思います。
○稲村国務大臣 大変関心の高い先生の御指摘のこの沼に関しまして、とりあえず今渡辺水質保全局長に行っていただきまして、私も機会があれば視察をさせていただきたいと思います。
○稲村国務大臣 小川先生の御指摘は十分理解をさせていただいております。それで今回の場合は、公害防止と自然保護、共通の理念のもとにできるだけ一体にとらえて、定量的な目標を示すことよりも、新しい視点から環境政策の新たな展開の方向づけを行うことに重点を置いておるから構想としたものですが...全文を見る
○稲村国務大臣 私も自分の選挙区から先生と同じ道路を通りましてこちらへ通っておりますので、率直に自分なりに大変時間のかかること、車の増加等を身にしみていることだけは、私も全く同様の気持ちでおります。そういうことで、あの荒川を渡るときの気持ちというものは、私も同じ気持ちでございます...全文を見る
○稲村国務大臣 十月三十日に中公審の答申をいただきまして、私は早い機会に関係団体とと思いまして、拠出をしていただく団体である経済界に、国会のスケジュールを見てちょうどあいているということで約十数分、懇談ということでなく、できる限り変わらず御協力をお願いしたい、そういうことを言った...全文を見る
○稲村国務大臣 小川先生の御意見、御指摘、十分尊重して心します。
○稲村国務大臣 この問題は、もう一度私なりに正確に調査し、把握したいと思います。
○稲村国務大臣 環境行政の基本は、釈迦に説法でございますが、健康を第一に考え、そしてさらに並行して自然環境を保全する、さらには、二十一世紀に向かって潤いのある豊かな心を持てるように、緑を大切にし、水、空気等よりよい方向で私どもも享受できるような努力をしなければならないと心しており...全文を見る
○稲村国務大臣 先生の御意見を尊重して、一生懸命頑張ってまいります。
○稲村国務大臣 先生の御趣旨は御理解できますが、十分研究をさせていただきます。
○稲村国務大臣 よく検討をするようにいたします。
○稲村国務大臣 今局長が答弁されたように、できる限り早くしたいと思います。
○稲村国務大臣 全国法人につきまして、現在、基本財産の確保を図るとともに、発起人や理事等の選考を進めております。今後は民法第三十四条に基づく財団法人の設立許可のための所要の手順を踏んで、できる限り早く法人の設立が実現できるよう努力してまいりますし、私自身も、大臣としてぜひこれを早...全文を見る
○稲村国務大臣 法制化の問題につきましては、ナショナルトラスト活動の進展をよく見きわめながら慎重に検討をしてまいりたい、こういうふうに今大変難しい問題だろうと思います。
12月10日第107回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○国務大臣(稲村利幸君) 昨日環境庁の構想として、幹部会議を開きそれを決定を見ましたが、今先生御指摘のような社説等も私も拝見しまして、絵にかいたもちにしては断じてならない。また、各省庁との調整機関ということで、積極性を欠く嫌いがあるではないかという御指摘をも十分踏まえまして、この...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) これについては先生の御指摘のとおり、私自身余りにも抽象的であるし、今先進国として我が国が世界に問う上において、現状のままでは正直残念な事態であることを認識して、私も長官に就任以来、通産省、特に大臣も委員長も親しい政策研究グループの仲間ですので、個人的にそ...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 今、丸谷先生の御意見、調査期間、方法、そういうものは林野庁、農水省にお任せしておりますが、林野庁も国民の納得のいただける方向でやっていただけると私は確信、信じたいのでございます。
○国務大臣(稲村利幸君) 先生大変重ねて御指摘をされました点につきまして、十分心して私も取り組みたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) せっかくのお申し出でございますので、事務当局に研究をさせて、その方向で努力したいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 加藤局長の答弁の城を少し出たいんですが、この間の先生の予算委員会での一連の、予防医学あるいは環境行政もこれから後追いでなく、予防という積極的な面を打ち出さねばという御指導を心して私も拝聴さしていただきましたが、そういう点で、文部省の今度の予算要求額が若干...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) あのとき私が答弁さしていただいた後、総理も先生の大変すばらしい見識ということで、総理も聞き入って大分魅惑されていたようにも私、総理の顔をよく見てたんですが、思いました。しかし、先生のような専門家に私もお答えするのは大変心苦しいんですが、答申には、その中間...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 私も国民が喜んでいただける方向で解決できたらと願っております。
○国務大臣(稲村利幸君) 公害健康被害補償制度の見直しにつき、今先生からいろいろと御意見を拝聴さしていただきましたが、私も先般、関係者のお話をということで患者の代表の御意見を聞き、自分なりに皆さんの苦しみも聞いたつもりです。  今現地をということでございますが、機会があればそう...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) この中公審の答申は、もう専門家である先生に私が申し上げるまでもありませんが、その権威者、学識経験者が三年間にわたり慎重な私は審議をされたものとかたく信じておりますので、この答申を踏まえて、私なりに再諮問ということは考えられない。
○国務大臣(稲村利幸君) 今近藤先生の御意見を聞き、環境庁としても調べられるものは調べて、よく道路公団初め建設省の方に要望したいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 今、両局長、通産省の担当者の御意見を聞きまして、県と局長の御意見、さらに私なりに調査報告を聞いた上で適切に対処させていただきます。
○国務大臣(稲村利幸君) 先ほど来山田議員の大変国民生活に密着した細かな御質問を拝聴させていただきまして、環境行政のあり方がまず国民の健康、そして生活環境、自然環境を大切にする、ましていよいよ国民の一戸世帯当たりの預貯金が世界にも例を見ない七百何万というようになって、潤いを求める...全文を見る
12月12日第107回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○稲村国務大臣 「環境保全長期構想」は、今後の長期的な環境政策の指針として極めて重要な役割を担うものでありまして、十二月九日、環境庁の「構想」として決定を見ました。今後、人間と環境のかかわりを多角的にとらえて、健全で恵み豊かな環境を二十一世紀の世代へ引き継いでいこうという観点に立...全文を見る
○稲村国務大臣 この「長期構想」の具体化に当たりましては、環境庁みずからが積極的な姿勢で取り組むと同時に、関係省庁、地方公共団体とも連携を深めていく必要があると考えております。また、行政のみならず国民や事業者が果たすべき役割も大変重要であり、各方面の理解と協力が得られるよう努めて...全文を見る
○稲村国務大臣 名古屋新幹線訴訟が和解したことにつきましては、当事者はもとより関係各位の御努力のたまものであり、心から敬意を表する次第でございます。  環境庁としては、これまでにも運輸省に対し、住宅密集地域での音源対策の早急な実施について申し入れるなど、新幹線騒音、振動対策につ...全文を見る
○稲村国務大臣 武村議員の環境問題に関する大変深い御見識にまず敬意を表します。  水と大気と緑に関して、環境は人間の活動を支える基盤であり、よりよい環境を将来の世代に伝えていくことが、地球的規模で考えても大変重要なことであることは私も全く同感でございます。我が国としても、従来か...全文を見る
○稲村国務大臣 国連環境特別委員会の活動は、先ほど来先生繰り返し御見識を御披露されているように、人類の将来にとって大変大事な問題だ、また我が国も国連のこの委員会の提唱国として、また最大の拠出国としてできるだけの支援をしなければならないなと思います。そして、私自身あすノルウェーに赴...全文を見る
○稲村国務大臣 ワシントン条約の国内法の制定につき、今先生が、国際的に見て日本のモラル、先進国としての、経済だけ優先でなくそういう大変大切な点を指摘をされまして、まさに敬意を表さざるを得ません。国民の間にも環境を大切にしようというゆとりを追求する自然な盛り上がりもできてきておる折...全文を見る
○稲村国務大臣 今先生御指摘の点を十分踏まえて事務当局に検討させたいと思います。
○稲村国務大臣 先ほども申し上げましたように、この問題の必要性は、先進国日本としておそいぐらいである。キンクロライオンタマリンにしてもアジアアロワナにしても、入ってきてから返す方の費用、エネルギーを各省庁が考えて、こういうむだな、しかも恥ずかしいことをしないためにも法の制定を急が...全文を見る
○稲村国務大臣 先ほど来古賀局長から御答弁いただいているように、特に絶滅のおそれのあるノグチゲラ、ヤンバルクイナ等山原地区の貴重な野生生物の保護については、私どもも環境庁の立場から、責任官庁から真剣に取り組んでいかなければならない。特に、私も最近長官になってから、なるほどこういう...全文を見る
○稲村国務大臣 先ほど来先生の御意見を十分拝聴させていただき、行政の独立で運輸省に云々は私の立場からは差し控えますが、先生の御意見を体し、事業主体である沖縄県が環境保全に十分配慮し、特に今見せられたアオサンゴ礁の保全に十分な慎重な配慮を払うことを私からも切望いたします。
○稲村国務大臣 金子先生の御質問ですが、この公害健康被害補償制度の見直しの問題について十月三十日の中公審の総会が開催され、答申が取りまとめられました。答申に際し、中公審の会長の談話が申し添えられましたが、これは、答申を取りまとめるに当たり、一部の委員から指定解除について反対あるい...全文を見る
○稲村国務大臣 そのように受けとめております。
○稲村国務大臣 「長期構想」では、環境の資源としての有限性を再認識して、環境のさまざまな恵みをバランスよく持続的に享受していくことが重要であるとしております。  今の先生の御意見に私もまさに同感なんです。これは従来、ともすると開発、利用に当たって経済的価値が優先され、環境の恵み...全文を見る
○稲村国務大臣 先生の大変御熱心な御意見ごもっともだと思いますが、年々自動車もふえておるというような観点もあり、できる限り、まあ局長の苦しい答弁も聞かされておりまして同情しておるわけですが、精力的に早い機会に目的が達成できるように努力いたします。
○稲村国務大臣 春田先生から、予算でもっと頑張るようにというありがたい御意見を伺いました。私どもも、環境庁は後追いでなく予防ということで切りかえていくのですからかくあらねばならない、頑張りたいと思います。
○稲村国務大臣 この知床問題ですが、ただいまのところ、農林水産大臣が今後十分な動物調査を行い、その結果を見て伐採について判断される、こういう決断をされたことに私は大変敬意を表しておるところでございます。したがいまして、動物調査の結果、自然環境の保全に十分配慮をされた結論を出される...全文を見る
○稲村国務大臣 先ほどお答え申し上げましたとおり、現在は農水大臣が大変な見識を示してくだすって、環境保全、動物の生態調査をというふうに約束をしてくだすっておりますので、農水大臣の御努力を信頼しておるのでございます。
○稲村国務大臣 先端技術の進展は人類に多大な恵みをもたらし、公害防止等の分野にも寄与することが期待されておりますが、その反面で、その利用法を誤ると従来と異なる新たな環境の汚染を引き起こす可能性も否定できないと思います。先端技術の環境問題には早期に十分な対応を行い、未然防止の実を挙...全文を見る
○稲村国務大臣 かけがえのない自然は国民共有の財産であって、これを皆さんの良識で守り、子孫に継承をしていくことが大切だと思います。また、自然保護については国民の理解と、先生おっしゃられる各省庁、地域、そうした協力をもとに積極的に取り組んでいきたい、こう思っております。
○稲村国務大臣 滝沢先生の大変高邁な御意見を先ほど来聞かしていただきまして、まさに環境行政は節度と良識、そういう大切なけじめを持ちながら国民が環境、自然、健康を守りながら後世に伝えていく、こういう気持ちが大事だなと思います。
○稲村国務大臣 ひとつメモを見ないで答えますから。  先生御案内のとおり、中公審は公害問題に関しての立派な権威者が三年間にわたって御意見を交わし、本当に真剣に協議をされたことで、私はその答申を尊重せざるを得ない立場でございます。
○稲村国務大臣 この問題は、まさに今先生がお述べになったとおり、明治の森高尾国定公園に指定されておりまして、東京近郊としては自然の状態が良好に保たれている地域であります。また、自然に親しむレクリエーションの場としても重要であると認識しております。  圏央道につきましては、高尾山...全文を見る
○稲村国務大臣 環境庁としての態度は、先ほど加藤企画調整局長から答弁をしたとおりでございます。  また、高尾山を視察したらどうか、こういう御意見ですが、今事業者及び東京都が一生懸命調整をしている段階でございます。また、そういう必要な時期が来れば、私なりに考えてみたいと思います。