稲村利幸

いなむらとしゆき



当選回数回

稲村利幸の1987年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第108回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○稲村国務大臣 山口先生にお答え申し上げます。  私は、さきの選挙の際にマル優制度の存続を唱えました。今回の中曽根内閣でのマル優制度廃止につきまして、母子家庭、身体障害者、それに高齢者――高齢者というのは六十五歳以上ですから、山口さんのように若い方も間もなく六十五歳になる。ニュ...全文を見る
03月31日第108回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(稲村利幸君) 判決の内容をこれから詳細に検討いたしまして考えますが、昨日の判決を大変厳しく受けとめております。  当庁の水俣病の判断条件についてもこれが批判されたこと、まことに遺憾であるし残念であると、こう思います。  また、判決内容を詳細に検討し、関係省庁とも協...全文を見る
05月09日第108回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(稲村利幸君) 硫黄酸化物の環境基準決定に至る経緯については、高桑先生の三十九年の論文を初め各方面の方々からの御指摘を踏まえて、昭和四十年に当時厚生省にあった公害審議会に対し環境基準の設定を含む環境施策全般に係る諮問が行われ、四十二年の基本答申、四十三年の環境基準に係る...全文を見る
05月11日第108回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(稲村利幸君) 公害健康被害補償法の指定地域の解除は、中公審における東京都調査を含めて十分科学的検討を経た上の答申に沿うものであり、大気の現状に対応して制度を公正かつ合理的なものとするため必要な措置であると考えております。
○国務大臣(稲村利幸君) 今、保健部長の答弁のとおりですが、地方自治体の意見も大変よく聞いておるつもりでございますので、その意見を踏まえ、中公審が三年にわたって四十数回大変な時間をかけて審議している。鈴木先生は、委員長で大変な経験、学識を持っておられますが、ほかの公害に対する権威...全文を見る
05月13日第108回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(稲村利幸君) 喜屋武先生の御質問、私もちょうどこの正月中ごろ、一月、山原の方を視察してまいりました。  沖縄の自然は、サンゴ礁を初めとするすぐれた自然の景観やノグチゲラ、イリオモテヤマネコなど貴重な野生生物に恵まれております。世界野生生物基金の総裁であるエジンバラ公...全文を見る
05月15日第108回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○稲村国務大臣 第百八回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  環境行政は、国民の健康と生活を公害から守り、豊かな自然環境を保全するとともに、潤いと安らぎのある快適な環境の創造を目指す重...全文を見る
○稲村国務大臣 この判決におきまして、水俣病の発生、拡大に関し国家賠償法に基づく国の責任が認められたことについて、残念に思っております、  患者の方々の救済につきましては、今後とも医学を基礎として救済すべきものは救済する、こういう観点から、引き続き国と県と一体となって現行制度の...全文を見る
○稲村国務大臣 行政としての責任はもちろん感じております。国民の健康を守れず水俣病が発生したことは、これこそ残念であり遺憾でもあります。私としては、水俣病の認定業務の促進等に努める、そういう気持ちでおります。  法律的に言うと、厳密に言うと法律的には国の責任ではない、国に対する...全文を見る
○稲村国務大臣 行政としては、先ほど申し上げましたとおり責任は感じておりますが、この控訴につきましては、環境庁、各関係の通産、農水、厚生と十分協議をしてのことでございますので、御理解をいただきたいと思います。
○稲村国務大臣 大変気の毒な病気でありますので、こうした公害が再び起こらないように未然防止対策に万全を期さなければならないことは、これはもう当然でございます。  また、先ほど申しましたとおり、医学を基礎として救済すべきものは救済する、これはもう決まり切っていることでございますか...全文を見る
○稲村国務大臣 それは気持ちは十分わかりますから、(馬場委員「賛成ですね」と呼ぶ)それはそうですね。
○稲村国務大臣 馬場委員の大変ヒューマニズムに基づいた御意見、私もまことに同感のところがありますが、現在控訴している段階で、今の段階では取り下げるということには残念ながらいきません。  しかし、これはこの問題だけでなく、裁判が、一つの公訴があってから、あるいは申し立てがあってか...全文を見る
○稲村国務大臣 今の先生の御意見、よく承ります。
○稲村国務大臣 今、馬場委員の新聞論調を例に引かれての御意見、ごもっともだと思います、私も行政の責任者という立場で、知事あるいはチッソの社長の意見も引かれましたが、御意見を踏まえて、控訴は控訴として、関係省庁ともう一度その問題についてよく協議してみたいと思います。
○稲村国務大臣 馬場先生のお地元でございますし、お地元のそういう御意見もよく尊重しながら慎重に検討してまいりたいと思います。
○稲村国務大臣 ごもっともだと思いますし、これこそ前向きで検討いたしたいと思います。
○稲村国務大臣 先生の水俣病患者に対しての大変思いやりのある御意見をずっと拝聴いたしておりまして、なるべく先生の御趣旨に沿うべく努力したいと思います。
○稲村国務大臣 遠藤先生の御質問に対して、先ほど馬場委員にもお答えいたしましたとおり、患者の方々の救済については十分意を尽くさなければならない、こういう気持ちで国、県一体となって現行制度の着実な運用に努めていきたいということでございます。それと、この間の判決にっきましては、残念と...全文を見る
○稲村国務大臣 ごもっともと思いますが、一概にそういうふうに割り切れないところに難しさがあるのだと思いまして、それにしても、医学的に見てお困りの患者さんに対して救済しなければならない点は救済をしていくという、今のところこういう方針でございます。
○稲村国務大臣 これまで歴代の長官の中で、三木先生や幾多かの長官も現地に足を運んだ事実はよく承知しておりますし、その経緯についても私なりに文書で目を通させていただいておりますが、この問題がいろいろな意味で複雑で、私がただそこへ行くことによって解決するという簡単なものではありません...全文を見る
○稲村国務大臣 私が所信で述べました重点事項につきましても、厳しい財政事情のもとで、若干ずつですが残念ながら減少をしているものがございます。個々の施策の間で予算の重点的な配分に努めまして所期の目的が達成できたら、そういうふうに考えておりますが、詳細は政府委員から少し補わしていただ...全文を見る
○稲村国務大臣 国際環境協力は、御指摘の当庁予算のほかにJICAを通じてのものがございますが、発展途上国、開発途上国も、こちらからこうやったら要求している国にとってもう少し有効だろうと思うのです。簡単に言えば、道路とか橋とかということを向こうはすぐ言うのですが、出先機関でもう少し...全文を見る
○稲村国務大臣 埋立法とかそういう法ばかり確かにありますからね。大変貴重な御意見として心にとめて、前向きに検討させていただきたいと思います。
○稲村国務大臣 所管は科学技術庁でございますが、先生御指摘のとおり、これは十分留意しなければならないことだと心しております。
○稲村国務大臣 先ほど来申し上げておりますが、先般の判決におきまして、水俣病の発生、拡大に関し、国家賠償法に基づく国の責任が認められました、私どもの主張が通らなかったということにつきまして残念ということ、そういう気持ちではおりますが、患者の方々の救済につきましては今後とも万全を期...全文を見る
○稲村国務大臣 実態をよく把握いたしまして、調べて、関係省庁とこういうことは時間をかけずに適切に対処したいと思います。
05月16日第108回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(稲村利幸君) 先生の御意見ももっともなところだとも思いますが、御案内のとおり中公審が三年余の御審議、先生のような権威者ばかりの御意見の集約で、この際公健法改正と断を下したわけでございますので、御理解がいただけたらと思います。  ただ、大都市の地方公共団体からは、幹線...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) ついこの間、この席で先生の大変高適な御意見を拝聴して、総理も本当に敬服しながら御答弁をなすったとおりでございますが、改めて、第一は、健康に係る行政について、当然医学的判断を基礎として行われるべきだ。第二の疑わしきは救済という点については、公健法は民事責任...全文を見る
05月18日第108回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(稲村利幸君) 環境保全に必要な経費につきましては、毎年政府の環境保全経費として取りまとめ、関係各方面にも説明し、関係省庁との十分な連携のもとに環境行政の総合的な推進を図っているところでございます。  このように環境行政には日ごろ積極的に取り組んでいるところであります...全文を見る
05月19日第108回国会 衆議院 本会議 第18号
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○国務大臣(稲村利幸君) 公害健康被害補償法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  公害健康被害補償制度は、汚染原因者の負担に基づき、著しい大気の汚染等による公害健康被害者について、その迅速かつ公正な保護を図ってきたものであります。  我が国の大気汚...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 沢藤議員にお答え申し上げます。  公害行政の基本姿勢についてでありますが、環境行政は、国民の健康の保護を使命とするものであり、あくまでも国民の立場に立って公正かつ合理的に対処すべきものと認識しております。  次に、今回の改正案と御指摘の国会決議につい...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 斉藤議員にお答えいたします。  公害健康被害補償法の改正についての基本的考え方につきましては、総理から御答弁のあったとおりでございます。  今回の改正につきましては、関係地方公共団体から広範な意見が寄せられ、特に大都市の地方公共団体からは、幹線道路沿...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 岩佐議員にお答え申し上げます。  二酸化窒素環境基準取り消し訴訟における鈴木専門委員長の御発言についてであります。  中公審答申は、医学的事項については、鈴木先生を初めとする医学の専門家により取りまとめられた専門委員会報告を前提とし、かつ、専門委員会...全文を見る
05月21日第108回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○稲村国務大臣 ただいま議題となりました公害防止事業団法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害防止事業団は、昭和四十年に発足して以来、産業集中地域における産業公害を防止するため、工場・事業場の共同利用建物等の建設譲渡業務、産業...全文を見る
○稲村国務大臣 先ほど来、石破議員の大変含蓄のある御質問を拝聴しておりまして、本当に敬意を表します。環境庁としては、今回事業団を活用して新たな公害防止事業に取り組むこととするとともに、公健法の改正により健康被害予防事業の展開を図りたいと考えておるのでございます。  今後の環境行...全文を見る
○稲村国務大臣 お答え申し上げます。  今回の事業団法の改正は、行革審答申を踏まえまして、公害防止事業団事業懇談会の報告をもいただき、本事業団が実施するにふさわしい新業務を選定したものであり、現時点における見直しとしては適切である、こういうふうに考えております。  また、公害...全文を見る
○稲村国務大臣 金子みつ先生の本当に環境行政を御心配していただいてのありがたい御意見を拝聴させていただきまして、まさに三省並列であってはならない、環境庁がしっかり主務で頑張りなさいという御激励を環境庁としては本当にありがたく胸に刻んで、今回の法改正の趣旨が十分に実現されるよう事業...全文を見る
○稲村国務大臣 岩垂先生の羊頭を掲げて狗肉を売るな、まずその御指摘、御忠告を大切にしたいと思いますし、今回の事業団法の改正は、行革審の答申を踏まえつつの公害防止事業団事業懇談会の報告を得て、本事業団が実施するにふさわしい新業務を選定したものでございまして、現時点における見直しとし...全文を見る
○稲村国務大臣 先ほど来、岩垂先生の御意見を拝聴させていただき、まさに教えられるところのみ多くて大臣としても大変考えさせられますが、環境庁の姿勢等がともすると消極的になりはしないかという警鐘を心にしながら、この法案を機に頑張っていきたいな、今こういう気持ちでいっぱいでございます。...全文を見る
○稲村国務大臣 適切な運営、管理、これを心がけ、労使関係に不安のないよう努めてまいりたいと思います。
○稲村国務大臣 東京湾の開発問題につきましては、環境庁としてもこれは重大な関心を持っておりますし、環境の保全が十分図られますよう、今の御指摘を尊重して、頑張りたいと思います。
○稲村国務大臣 今加藤局長の答弁のとおりであります。
○稲村国務大臣 都市、生活型公害というように公害の変化もありますので、これに対応しますのでこういうこともやむを得ないかな、こういうふうに思います。
○稲村国務大臣 この緑地建設事業につきましては、建設省と連携をとりまして総合的、積極的に推進し、基金の助成はぜひとも必要でございますので、何分とも公健法の早期成立をどうしてもお願いしたい、こう思います。
○稲村国務大臣 春田先生の本当に熱意あふれる御意見を拝聴させていただきまして、環境庁といたしましても、今後とも環境行政の一翼を担うこの事業団が、今回の業務見直しによって新規事業を推進することにより、国民の健康の保護と生活環境の改善に一層資することとなるよう努力してまいる所存でござ...全文を見る
○稲村国務大臣 私も昨年秋、知床へ足を運びまして、知床のかけがえのない原生林のとうとさを教えられました。今度の新町長とはそのときにお目にかかったままでございますが、間接的には新聞等を通じていろいろ意見も聞かせていただきました。今後とも機会があればまたお目にかかり、意見等を拝聴いた...全文を見る
○稲村国務大臣 今回の業務見直しによりまして、環境行政の一翼を担うこの事業団が新規事業を推進するに当たりまして、国民の健康の保護と生活環境の改善に一層資することになりますよう努めてまいりたい、こういう決意でございます。
○稲村国務大臣 有害化学物質など廃棄物処理の問題は、今後の環境行政の重要な課題である、先生の御指摘のとおりでございますので、特に厚生省との協議をした上で頑張っていきたい、十分検討していきたい、こう考えております。
○稲村国務大臣 局長の答弁のとおり、適正なやり方でやっていく、こういうふうに思っております。
○稲村国務大臣 環境庁といたしましては、今回、事業団を活用して新たな公害防止事業に取り組むこととするとともに、公健法の改正により健康被害予防事業の展開を図りたいと考えておるところでございます。  今後の環境行政は、国民の健康と生活を公害から守り、豊かな自然環境を保全することはも...全文を見る
○稲村国務大臣 今回の事業団法の改正は行革審答申を踏まえ、公害防止事業団事業懇談会の報告をも得て、本事業団が実施するにふさわしい新業務を選定したものであり、現時点における見直しとしては適切なものと考えております。
○稲村国務大臣 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ―――――――――――――
○稲村国務大臣 ただいま議題となりました絶滅のおそれのある野生動植物の譲渡の規制等に関する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  野生動植物は、国際的規模で商業取引の対象となっており、このような取引が過度にわたる場合には、生息環境の悪化と相まっ...全文を見る
05月22日第108回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○稲村国務大臣 長官の決意ということで今先生からの質問でございますが、過度の国際取引により絶滅のおそれのある野生動植物の保護を図ることは、国際社会の一員として我が国の重要な責務であったわけでございますし、もう本当に責務と感じなければなりません。本法の施行によりまして、国内における...全文を見る
○稲村国務大臣 杉浦委員の御質問ですが、今官房長から経過を報告いたしまして、責任者である私からお答え申し上げますが、国連環境特別委員会は、地球環境保全のために世界が手を携えて直ちに行動を起こすことを強く求めておるものでございます。  私は、我が国の環境保全分野における技術と経験...全文を見る
○稲村国務大臣 今の先生の御意見、本当にそのとおりだと思います。発展途上国の姿勢は、簡単に言えば食糧、道路あるいは学校というように、そういうものにすぐきて、大きな意味で環境を考える余裕というものがまだありませんので、日本も援助の仕方が、JICA等先般来いろいろ問題になっております...全文を見る
○稲村国務大臣 私ども、六、七年前から、先生が御自分でいろいろ御努力をされ、国会で叫ばれていることを承知しておりまして、まずもって深甚なる敬意を表します。  この問題は、自然保護局でも法案作成まで各省庁とのいろいろなすり合わせ等すごいエネルギーをかけて、先生が今言われた、いいこ...全文を見る
○稲村国務大臣 広報活動を一生懸命やりたいのですけれども、少し費用が足らないものですから、そういう点も予算の方で今度頑張って、少し徹底したいなというふうに感じます。先生のお説のとおりであります。
○稲村国務大臣 先生御指摘のとおり、環境庁としてはこれらの対策が推進されて、留保品目が削減される方向でいくことを強く期待しなければならない、こう考えます。
○稲村国務大臣 岩垂先生の御意見を外しながら、前向きに考えていきたいと思います。
○稲村国務大臣 遠藤議員にお答え申し上げます。  野生動植物は、自然のかけがえのない構成要素でありまして、その保護を図ることは環境行政の重要課題であるとまず心しております。  我が国は、経済の面では疑いのない先進国である、これはもうそのとおりでございますが、今先生の肝心な御質...全文を見る
○稲村国務大臣 完全百点満点という採点からいけば、そういうふうに百点とは言えないと思いますが、これをつくる、早くつくらなければならない、そういう点において国民のまあまあという合格点はいただけるのではないかな、こういうふうに思います。
○稲村国務大臣 先ほども岩垂先生からそのような方向で御意見を求められましたが、今局長の方から伺いますと、この会議には各国とも長官及び大臣が出ていない、事務的な外交関係の方でというようなことでございます。
○稲村国務大臣 この一月、私も大変話題になっております山原地区を視察させていただきました。この地区は、他の地域には見られない固有の野生生物が生息しており、いちいろ野生生物に関しての認識を一層深めた次第でございます。
○稲村国務大臣 この与那覇岳の特別鳥獣保護区六百六十二ヘクタールを約三倍の二千百十五ヘクタールに拡大する、こういう方向で今協議して、早くそうしたいなというふうに私も希望しておるわけでございます。
○稲村国務大臣 遠藤先生御指摘の、私自身の先般の視察時の気持ちに変わりはございません。公明党の先生方も現地視察をしていただけるようでございますので、大所高所から先生方の御意見をも聞かせていただいて、私の意見と相まって、さらにいい方向で決着できるようにしたいと思っております。
○稲村国務大臣 滝沢先生の大変広い知識、深い人生経験から今も述べられたとおり適地適材、御指摘のとおりまさに心打たれるものがあります。特にこのワシントン条約の国内法の制定、過度の国際取引による絶滅のおそれのある野生動植物の保護を図ることは、国際社会の一員として我が国の重要な責務でご...全文を見る
○稲村国務大臣 滝沢先生の先ほど来の御指摘のとおり、一生懸命しっかりと頑張ってまいりたいと思います。
○稲村国務大臣 先ほど来申し上げておりますとおり、このワシントン条約の成立した暁には、まずこの意味を国民の間によく知らしめるということ、また野生動植物に対しての理解、モラル、こういうものを徹底させて、日本国が先進国として恥ずかしくない、そういう姿勢を世界じゅうに訴えていきたい、こ...全文を見る
○稲村国務大臣 岩佐先生のおっしゃるとおり、そういう方向でいかなければいけない、早くそういう方向を打ち出したいと思います。
○稲村国務大臣 ただいま御決議をいただきました附帯決議につきまして、その御趣旨を十分尊重いたし、努力してまいる所存でございます。ありがとうございました。     ―――――――――――――
05月23日第108回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○国務大臣(稲村利幸君) 第百八回国会における参議院環境特別委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  環境行政は、国民の健康と生活を公害から守り、豊かな自然環境を保全するとともに、潤いと安らぎのある快適な環境の...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) これは当然環境庁としての事項だと、環境庁としては従でなく主である、こういう認識を持っております。
○国務大臣(稲村利幸君) その前に一言局長に答えていただいて、私からも……。
○国務大臣(稲村利幸君) 丸谷委員の先ほど来の大変環境行政に対する情熱のこもった御意見を拝聴していろいろ教えられるところ多いわけでございますが、環境庁は、御案内のとおり林野庁から比べれば新しい役所で、企画、調整、最近受け身過ぎる、消極的過ぎるという批判等々、それを打ち消すべく一生...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 古賀局長の答弁のとおり林野庁にも、かけがえのない原生林を守るために、生態系という非常に言葉に尽くせぬ大切なものを守るためにさらに重ねてこちらからも要望し、また、先生の御意見を体して環境庁としても頑張りたい、こういうふうに思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 丸谷委員の御意見に心から賛同を私もしておりますし、同感でございますので、頑張りたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 中野委員の大変専門的な御意見を拝聴しておりまして、環境庁としても、PCBの処理は、国民の理解を得つつ環境保全上適切な方法で進めていくことが極めて重大、大切であると考えており、今後とも、関係省庁と十分緊密な連絡をとって誤りのなきよう対処していかなければなら...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 中野委員の今の御指摘を十分踏まえ、環境庁は確かに調整、企画そういうことで受け身であってはならない、私も環境庁長官に就任して以来そういう強い意気込みを持って入ったわけでございますが、今の先生の御趣旨を体してさらに注意をして頑張りたい、こう思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 申し上げるまでもなく近藤先生御指摘のとおり、この知床は自然公園の中でもかけがえのない特に自然性の高い公園でございますので、この国民の自然を大切にしたいという気持ちの高まり、これはもう大切にして、今後とも頑張っていかなきゃならない、こう思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 判決において水俣病の発生拡大に関し国家賠償法に基づく国の責任が認められましたことは、私どもの主張が入れられず、残念であると考えております。この判決につきましては、関係省庁間協議の上福岡高等裁判所に控訴したところであり、同裁判所の判断を待っているところでご...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 水俣病の問題は大変複雑な、またいろんな経緯がある問題でございますので、患者の救済、ヘドロの処理、地域振興、裁判、そうした多くの問題を含んでおりますので、慎重にという気持ちで対処しているところでございます。しかし、患者の救済については環境庁としてはこれまで...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 山田委員御指摘のとおり、近年自然の保護や自然との触れ合いを求める国民のニーズが高まりつつあり、自然環境の保全を図ることはますます重要になってきております。かけがえのない自然を国民共有の財産として後世に伝えるため、今後とも自然環境の保全に積極的に取り組んで...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 山田先生の大変広範囲にわたる環境庁への激励また御忠告を外しまして、特に、私もカナダの森と湖を歩きましてなるほどなという感慨を新たにしましたが、御指摘のとおり頑張りたいと決意を改めていたしました。ありがとうございました。
○国務大臣(稲村利幸君) ただいま議題となりました公害防止事業団法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害防止事業団は、昭和四十年に発足して以来、産業集中地域における産業公害を防止するため、工場・事業場の共同利用建物等の建設譲渡...全文を見る
05月25日第108回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○国務大臣(稲村利幸君) 田渕先生の先ほど来の御質問を聞かせていただきまして、先生の御意見もっともだなと思うところが大変多いと私も受けとめて拝聴いたしました。  この法律ができることによって、まず、我が国の国際社会の一員としての重要な責務を果たすことができる、またこの法案は、ワ...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 国立公害研究所につきましては昭和四十九年の設立以来鋭意その整備に努めてまいりました。その結果、研究の中心となる主要な大型実験施設につきましてはかなり整ってきており、研究活動も本格化し進展しております。本年秋には奥日光に生物フィールド実験施設も完成すること...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 留保品目の削減については関係省庁において各種の対策が今講じられているところだろうと思いますし、私環境庁長官として、これらの対策が推進され、留保品目が削減されることを期待をいたしておるわけです。
○国務大臣(稲村利幸君) 山田委員の御質問である今回の改正は、昨年六月の行革審答申をも踏まえて、公害防止行政の主要課題の移行に適切に対処するため公害防止事業団の業務の見直しを行おうとするものでございます。
○国務大臣(稲村利幸君) 過度の国際取引による絶滅のおそれのある野生動植物の保護を図ることは、国際社会の一員として、今先生御指摘のとおり我が国の重要な責務であると思います。本法の施行により国内における譲渡規制等を行うとともに、保護のために必要な措置を講じ、絶滅のおそれのある野生動...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 事業団は、これまで産業公害規制に対応した助成を行う機関として、大気や水質の環境基準の達成状況に見られるように産業公害対策の推進に多大な貢献をしてきた、こういうふうに考えております。
○国務大臣(稲村利幸君) 行革審の審議の過程で事業団廃止の意見が出た旨の新聞報道がなされましたが、昨年四月の同小委員会報告及び昨年六月の答申では、いずれも事業団の廃止ではなく、公害防止行政の新たな課題に対応するためその業務の見直しを行うべきであるという趣旨となっております。  ...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 環境行政は国民の健康と生活にかかわる極めて幅広い取り組みを必要とする行政であることは申し上げるまでもありませんが、今後ともこのことを深く認識し、環境庁の総合調整機能を発揮しながら環境行政を積極的に推進してまいる所存でございます。今先生御指摘の一元化の問題...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 大変先生の御意見に私も同感いたすものでございますが、事業団職員の内部登用に関しましては、今後とも、事業団に対して人事管理の適正を期するため先生の御意見を尊重して指導してまいりたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 先生の御指摘に共鳴する部分もありますが、地方自治体ともよく協議して、この事業団の仕事をやりがいのあるようにしていきたい、こう思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 沓脱委員の御質問、環境庁へのいい意味の激励と私自身受けとめまして、環境行政の一元化の推進につきましては、総合調整機能を含め、自主的に環境庁がその重要性を踏まえて問題にその都度真剣に取り組んでいかなければならない、こういうふうに考えます。
○国務大臣(稲村利幸君) ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。ありがとうございました。
06月05日第108回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(稲村利幸君) 私も短時間ではございましたが、知床の自然に直接に触れまして、これだけのすばらしい原生林、これはもうインスタントではできっこないんですから、こういうものが自然保護という国民の世論にこたえて守られることができたらすばらしいだろうと、正直そう思いました。そして...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 折がありましたら、私も北海道は時折お邪魔しますので、また見さしていただきたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 知床あるいは沖縄のヤンバル地区、そういうかけがえのない自然また貴重な野生生物に対しての保護、これからも一生懸命努力したいしまたそうあらねばならないと思います。またフロンガス等の地球規模での環境保全、この二月東京で国連環境特別委員会が開かれました際にもその...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 環境庁といたしましても、健康、国民の命にかかわるこの化学物質の対策に対しましては、十分これまで以上に留意して頑張りたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 公有水面の埋め立てにつきましては、自然海岸の減少等が進んでいる現状にかんがみまして、貴重な財産としてその保全に十分意を用いる必要があると考えております。  また、埋め立てを行う必要がある場合には、公有水面埋立法等に基づき、環境保全に十分な配慮が払われる...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) お答え申し上げます。  東京湾は、首都圏における限られた貴重な水面であり、かけがえのない自然環境でございます。したがって、環境庁としても東京湾の開発問題につきましては重大な関心を持っているところでございます。現在出されている構想は、その熟度も千差万別で...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 大変水面を大切にする先生の一連の御意見を拝聴さしていただきまして、政府として公害対策基本法を初めとする諸法令や関連諸施策の適切な運用により総合的に環境保全を図っており、環境保全のための基本法等の制定は現在のところ改めては考えておりません。今後とも豊かな環...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 先生からの、環境行政の基本、国民の健康の保健を使命とするものであり、国民の立場に立って科学的根拠に基づき、公正かつ合理的に対処すべきものと認識いたしております。
○国務大臣(稲村利幸君) 近年の大気の状況は、全般的には改善の傾向を示してきておりますが、都市地域を中心になお改善を要すべき状況にあり、公害対策は引き続き積極的に推進しなければならないと思っております。
○国務大臣(稲村利幸君) 今回の公健法の改正は、昨年十月、中公審の答申を十分踏まえ、つまり三年余にわたり五十数回一生懸命審議をされまして、大気汚染の現状に対応して制度を公正かつ合理的なものにしたい、こういう気持ちでやっているところでございます。
07月16日第109回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○稲村国務大臣 関係地方団体からの意見を拝聴いたしましたが、指定地域の解除につきましては、中公審において現時点における可能な限りの科学的知見を踏まえまして、慎重に御審議いただいた結果に基づくものでありまして、地方公共団体の意見も十分検討した上で、指定地域をすべて解除することは妥当...全文を見る
07月17日第109回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○稲村国務大臣 上田議員の御意見のとおり、気象用観測に限って求められたものですから、自然公園法に基づいて景観上差しさわりない、こういうことで今回は許しました。今後のことにかかわりましては、また改めて十分慎重に協議するつもりでございます。
07月21日第109回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(稲村利幸君) 先生の御意見でございますが、この三年間、公害問題に関して中公審の権威者たちが四十二回、そして小委員会では十一回と大変な時間をかけて審議をされまして、科学的ないわゆる知見に基づいて、この辺で改正をして予防的なものに十分配慮したらいいんではないか、そういう意...全文を見る
07月23日第109回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(稲村利幸君) この世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約につきまして、環境庁としては、その趣旨は望ましい、そういうことで今外務省及び文部省と協議しております。
○国務大臣(稲村利幸君) 先生の今の御意見のとおり、三宅島は傑出した自然景観や天然記念物であるアカコッコなど豊富な野生生物に恵まれており、すぐれた自然環境を持っていると認識しております。
○国務大臣(稲村利幸君) 先生の御指摘のシマフクロウとかそういうことでございますが、鳥獣保護法でシマフクロウなどの捕獲を制限しているのは野生鳥獣の保護繁殖を図ることを目的とするものでございまして、やむを得ない措置だと環境庁では考えております。
07月28日第109回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○稲村国務大臣 今の先生の御質問、この趣旨が徹底していないということで、国と県との差は率直な所感というふうに求められましたので、いわゆる水俣病患者側の、あるいはそれに類する方々の間で理解が、国でもあるということの趣旨が徹底していない点もありますが、今後徹底をさせていくということで...全文を見る
○稲村国務大臣 先生御指摘の認定業務のおくれにつきましては、私どもこの業務の促進につき、国及び県が一体となってよく連絡を取り合って努力してきたつもりでございますが、未処分者が多数存在する事実は正直遺憾に思います。  その理由として、水俣病か否か、判断困難な事例が多くなっているこ...全文を見る
○稲村国務大臣 各関係省庁の責任者の方々が大変苦しい御答弁、察せられ、私としては十分理解できますが、関係閣僚会議の申し合わせがそのとおりになされるように、私もそう願い、またそうしていきたいと環境庁の立場から考えます。
○稲村国務大臣 先生の御意見のとおり、大変訴訟が多発している現状は遺憾であると思います。幾つかの訴訟が提起される中には、行政のあり方について言及した判決も出されていることは承知しておりますが、係争中のものなどもございますので、私自身具体的なコメントは差し控えたい。しかし、先生が、...全文を見る
○稲村国務大臣 原点に立って患者の立場を理解するという今の先生の御意見は、ごもっともだと私も思います。
○稲村国務大臣 五十三年の国会決議を踏まえて、先生の大変御熱心な御意見を聞かされました。  水俣病につきましては、その発生以来、原因の究明及び健康被害の実態を把握するため、その都度必要な住民健康調査が大学、自治体の手により行われてきてはおりますが、環境庁におきまして、水俣病の健...全文を見る
○稲村国務大臣 御指摘のように、この水俣病を公害の原点としてとらえるべきである、そのために総合調査研究機関というものを設けたらどうか、そういう御指摘に対し、先ほど私も答弁申し上げましたとおり、早急にその実現方を進めねばならないな、こう思います。
○稲村国務大臣 先生の水俣病に対しての本当に長い間の御研究、御熱心な取り組みに本当に敬意を表しますし、先生のヒューマニズムにつながるそうした姿勢、御意見、正直深く敬意を表します。  今の先生の構想につきまして、今後水俣病対策の推進の上で十分誠意を持って参考にさせていただきたい、...全文を見る
○稲村国務大臣 今の先生の御意見、十分承りました。
○稲村国務大臣 馬場先生が鯨岡さんや石本元長官等に、ここずっと御熱心にこのことを説かれているのを見さしていただきました。環境庁としては、事務的に文部省とそういう環境大学というものについて話し合いはしているようでございますが、私個人としても、こういう地球規模の環境を考えるとか東京で...全文を見る
○稲村国務大臣 環境問題、特に今先生の熱心に問われる水俣公害に対して、私も先生の熱心さに打たれると同時に、心構えとして病人に対する痛みを理解しなければならない。これからの環境行政の重要な柱として水俣病の取り組みもしなければならない。今の先生の御意見を踏まえて、限られた時間でござい...全文を見る
○稲村国務大臣 水俣病につきましては、三十年たって今なお解決するに至っていないことを遺憾に思います。しかしながら、水俣病問題は複雑かつ経緯のある問題でもございますし、患者の救済、ヘドロ処理、地域振興、裁判等多くの問題を含んでおるものと考えております。今先生御指摘の御意見も十分参考...全文を見る
○稲村国務大臣 私自身不勉強で大変申しわけなく思います。先生の御指摘につきもう一度勉強さしていただきたいと思います。
○稲村国務大臣 先生からの水俣患者の実態をということでございますが、まだ私は熊本や鹿児島や、そうした現地に行って自分で多くの方々と直接話したことはございませんが、こちらに裁判の結果、代表の皆さんがおいでになって御意見を聞かせていただいたことはございます。
○稲村国務大臣 先生の大変見識のある水俣病に関しての御高見を拝聴しておりまして本当に敬意を表します。  この水俣病につきましては、本当に長い間いろいろと政府あるいは県が取り組んでおりながらいまだ解決に至っていないことはまことに遺憾でございます。先生の御意見のように水俣病問題は何...全文を見る
○稲村国務大臣 今からおよそ三十年前、正確には昭和三十一年と記憶しております。
○稲村国務大臣 水俣病はこの間の裁判でああした結果が出されました。水俣病自体、公害の原点であると先ほど来私も諸先生の質問に答えておるとおりでございますが、申すまでもなく大変気の毒な病気でありまして、こうした公害が再び起こらないよう、また起こしてはならない、万全を期さねばならないと...全文を見る
○稲村国務大臣 春田先生の熱心な御意見を拝聴させていただきまして、十分先生の意見を踏まえて頑張りたいと思います。
○稲村国務大臣 先般、水俣病に関して判決をいただいたわけでございますが、水俣病は本当に気の毒な病気である、こうした公害が再び起こらないように私たちは万全を期さねばならないとその判決で改めて感じました。  ただ、水俣病の発生、拡大に関し国家賠償法に基づく国の責任が認められたことに...全文を見る
○稲村国務大臣 ストックホルムの宣言についてはもちろん私も理解できますが、この水俣病に対する行政責任はどうかという先生の問いに対しまして、法律的には国の責任ではないのだ、国に対する損害賠償を求める第三次訴訟は現在福岡高裁で係争中であります。また第二点として、行政としての責任はもち...全文を見る
○稲村国務大臣 先ほど先生にお答えしましたとおり、もちろん行政としての責任は感じております。そういうことで、国民の健康を守れなかった、水俣病が発生したことは遺憾であると私は申したとおりでございます。
○稲村国務大臣 先ほど答弁申しているとおりでございます。水質保全局長から補足をさせます。
○稲村国務大臣 先ほど来と重なる部分もございますが、行政責任を感じているということを繰り返して申し上げましたと同時に、裁判の取り下げということでございますが、環境庁が窓口というようなことで、関連の農水省や厚生省、そういう省庁と十分意見を交換した上で、本件はやはり訴訟問題であるので...全文を見る
○稲村国務大臣 水俣病につきましては、先ほど来先生の御意見を拝聴し、また本当に三十一年余り解決に至っていない、本当に遺憾でございます。しかしながら、この問題は大変複雑な経緯もありますし、患者の救済、ヘドロの処理、地域振興、裁判など多くの問題を含んでおるものでございますので、できる...全文を見る
○稲村国務大臣 水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に対する内閣の意見要旨を申し上げます。  水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案については、政府としては異存はございません。     —————————————
○稲村国務大臣 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
08月18日第109回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○稲村国務大臣 ただいま議題となりました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害健康被害補償制度は、相当範囲にわたる著しい大気の汚染または水質の汚濁の影響により健康が損なわれた人々に対して、その迅速かつ公正な保...全文を見る
○稲村国務大臣 今、岩垂先生の当選以来、環境行政に真剣に本当に情熱を傾けて取り組んでこられて、この時点での公健法改正について私に対しての御質問でございます。  環境行政は、申し上げるまでもなく国民の健康の保護を使命としており、健康に係る行政については当然疫学等の医学的な判断を基...全文を見る
○稲村国務大臣 中公審のメンバーの構成につき、岩垂議員の御意見、十分承らせていただきます。  しかし、今私大気汚染による健康被害についての研究者、患者の認定などに従事している医師等の意見を十分尊重し、公正な結果が生まれるように、私どももそういう配慮をしていかなければならない、こ...全文を見る
○稲村国務大臣 今後の課題として、先生の意見を踏まえて検討いたしたいと思います。
○稲村国務大臣 先生の今本当に真心を込められて訴えられた貴重なとうとい御意見、十分私どもも心にとめて勉強しなければなりませんし、幹線沿道のNOx対策についても至急取り組むようこれは当然指示する。私どもやはりヒューマニズムにのっとってそうした弱い者に対する責任というものも当然考えな...全文を見る
○稲村国務大臣 今の先生の御指摘、御意見を踏まえてそのように努めたいと思います。
○稲村国務大臣 先生の御意見もごもっともだと思いますが、環境行政は申すまでもなく国民の健康の保護を重点、基本に置いておりますことは当然のことでございます。  公健制度は、民事責任を踏まえ、汚染の原因者の負担により健康被害者に対して個別の補償を行うという制度で、制度を公正かつ合理...全文を見る
○稲村国務大臣 私自身公害患者の皆様の御意見を聞いたのは一回でございます、直接には。しかし、中公審の答申を勉強させていただいたり、あるいは企調局の皆さんの御意見を聞き、自分なりに、足らないなりに勉強させていただいている、そういうつもりでございます。
○稲村国務大臣 先生の今の御意見ですが、従来どおり認定患者に対してはこちらの側で責任を持つ、従来の法律にのっとりましてやらせていただく。そして、今後の問題につきましては、先生御承知いただいているとおり個々にではなく地域、あるいはそういうものに対する改良の方向、予防の方向で将来長い...全文を見る
○稲村国務大臣 これはいろいろ先生のような御意見を体して研究しながら、見直しはあり得ると思います。
○稲村国務大臣 先ほども申し上げましたが、先生の御示唆を踏まえてそのときの状況をよく研究し、ケース・バイ・ケースで熱意を持って国民の健康を守る、この基本的な観点から対処しなければならないと思っております。
○稲村国務大臣 仮にそういうふうに同じというようなことが起きた段階で善意を持って再考しなければならない、合理性、公正、公平、こういう基本を踏まえて対処しなければならないと思います。
○稲村国務大臣 ぜんそくでお苦しみの患者の皆様にはまさに御同情申し上げます。今回の改正において、既に認定を受けておられる患者の皆様には従前どおり補償給付の支給を行いその保護に欠けることのないよう配慮してまいる所存でございます。また、健康被害を生じさせないことが環境行政を進める上で...全文を見る
○稲村国務大臣 二酸化窒素、NOxによる大気汚染に対しては自動車からの排出ガス規制の強化、自動車交通の抑制、分散、交通対策の実施、工場、事業場からの排出対策の強化を三本の柱として対策を進めることが必要である、こう考え、これまでこうした考え方に立ってディーゼルトラック等の排出ガス規...全文を見る
08月19日第109回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○国務大臣(稲村利幸君) 環境庁といたしましては従来から、医学的判断に基づきまして救済すべきは救済するというこの基本的な姿勢を保ち水俣病対策に取り組んできております。現行の判断条件は現時点における医学的コンセンサスであると考えております。これを見直す考えはございません。  水俣...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 今部長の答弁のとおり、渡辺委員の熱心な御意見を参考に慎重に検討をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 私も先般来、この水俣病対策を推進する上で患者の皆さんまたその応援団の皆さんの代表と意見を交換させていただきました。機会があれば私もぜひ現地を訪問させていただきたい、こう思います。諸般の情勢を見きわめ、県の方ともよく意見の交換をさせていただきたい、こう思い...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 国としてもこれまで、公害健康被害補償法に基づき医学を基礎として救済すべきは救済するとの観点から水俣病患者の救済に努めてきておりますが、先生の御質問に率直に踏み込んで答えれば、やはり国と県が本当に意思の疎通を図っていく、少しでも患者の立場に理解を深く示す、...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 丸谷先生の御意見をよく承りまして、信頼の持たれる委員会、審議会に、権威というものを持ったそれにしなければならないなと、こう思います。
○国務大臣(稲村利幸君) これはそのとおりしなければいけないと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 先生の御意見を無にしないように前向きで検討、努力いたします。
○国務大臣(稲村利幸君) 私がこの五月に申し述べた基本方針、間違いなくその方向で私なりに情熱を傾け、今後の政治家としても情熱をさらに傾けて頑張りたいという気持ちに間違いございません。現実にワシントン条約の整備等も進めたり国内法も整備させましたし、いろんな意味で野生生物の保護対策を...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 特定区域ということで、私は今この地域についての勉強が足りませんが、私自身、この美しい緑を守る、自然を保護する、こういう強い気持ちは持ち続けていきたいと、またかくあらねばならないと、こういうふうに思っております。
○国務大臣(稲村利幸君) この国立公園内の重要なブナ林については、その保護のために懸命な努力を払わなければならないと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 林野庁の独立採算制のあり方につきましての今小川先生の大変な御見識、私も同感をする部分があります。そして、現に政治家としてそういう意見を持っている方が多くなってきていることも私は肌で最近感じます。日本が先進国として、経済大国だけでなく、本当に心豊かな文明国...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 今部長が答えをいたしましたが、先生の御意見を体して努力をさしていただきたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 私はまだありません。
○国務大臣(稲村利幸君) 我が国の大変すぐれた風光明媚な、先生が先ほどから御指摘のとおりのこの恵まれた条件を内外に広く理解していただいて、観光立国としてのこれからの日本の行くべき道をさらに強く推進できたらと私も思います。
○国務大臣(稲村利幸君) いつも高桑先生から教えられるのみで大変恐れ入りますが、そういう学 術研究に本当に費用を投資してその内容の充実を図れたらと、私も国民の一人として希望しております。
○国務大臣(稲村利幸君) WHOにおきましては、国際的研究協力を推進するために、今先生お触れになった研究施設の規模、研究業績等を評価して、各国の研究施設からすぐれた施設を選んでWHO協力センターを設けておるところでございます。国立水俣病研究センターは六十一年九月にWHOの協力セン...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 水俣病は申し上げるまでもなく本当にお気の毒な病気である。これはもう私自身も強く認識しております。こうした公害が再び起こってはならないし、起こしてはならない、そういう気持ちで万全を期さねばならない、行政としてもそう取り組まねばならないと改めてその裁判の結果...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 法律的には国の責任はない、こういう判断でございますが、国に対する損害賠償を求める第三次訴訟は現在福岡高裁で係争中であります。行政としての責任は感じておると私が申しておりますのは、国民の健康を守れず水俣病が発生したことは遺憾である、水俣病の認定業務の促進に...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) それは先生の御意見のとおり当たり前の姿ではありません。これは大変気の毒な状態で、行政もできる限り早く未処分の患者の認定を進めなければならない、関係県、自治体、省庁と本当に今一生懸命協議中でございますが、先生の長過ぎるという御指摘も十分踏まえて努力をさして...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 水俣病につきましては今なお解決するに至っていないことはまことに遺憾でございます。しかしながら、水俣病問題は複雑かつ経緯のある問題でございまして、多くの問題を含んでおるだけになかなかすっきりいけないという苦しい状態に置かれておりますが、今後とも、関係する県...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) この患者に対しましては、これはもう救済すべきは救済するというこの基本方針を守って頑張りたいし、公害を防止する、健康を大切に守る環境庁の使命に徹していきたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 先生の今の御意見を拝聴して、水俣の患者の皆さんの御苦労を察して、この環境行政を進める上においても一生懸命取り組んでまいりたい、救済すべきは救済するという基本に立って頑張りたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 水俣病患者の方々の経験されている大変な苦しみにつき心から御同情申し上げると同時に、水俣病問題は公害の原点でございますから、環境行政を進める上においても親切に、そして重要なものと受けとめて、関係省庁、県との連絡を密にして私どもも一生懸命頑張っていかなければ...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 関西空港建設事業につきまして、公有水面埋立法に基づき環境庁長官の意見を述べたところでございますが、先生再三にわたって環境保全を強調されつつ御質問されましたが、今後とも十分この点を留意して私どもも立派な空港をつくり上げたい、こう考えております。     ...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
08月21日第109回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○稲村国務大臣 先生の御質問でございますが、環境行政は国民の健康保護を使命とするものであるとまず考え、あくまでも、国民の健康と生活を守る立場から、時代の変化に対応した施策を進めていくことが基本であると考えております。  今回の公健制度の見直しは、現在の大気汚染の状況、その健康へ...全文を見る
○稲村国務大臣 お答え申し上げます。  昨年十月の中公審の答申に際し和達会長が談話を出しておりますが、これは、答申を取りまとめるに当たり、一部の委員から指定解除について反対あるいは時期尚早との意見があったため、これを明記するとともに、総会の総意を受けて今後の環境保健に関する施策...全文を見る
○稲村国務大臣 今回の公健制度の見直しは、現在の大気汚染の状況を踏まえ、先ほども申し上げましたとおり、制度を公正かつ合理的なものとしよう、こう考えたからでございまして、これまでの公害患者に対する個別の補償から、今後は地域の住民を対象として、大気汚染による健康被害を未然に予防するた...全文を見る
○稲村国務大臣 先生御指摘の附帯決議におきましては、総合的な交通公害対策の推進、窒素酸化物等と健康被害との因果関係の究明、さらにはその結果に基づいた地域指定の見直し等貴重な御指摘をいただいております。環境庁としては附帯決議に盛られた事項について諸施策を推進しており、今後とも引き続...全文を見る
○稲村国務大臣 金子先生が国会議員の中で最も国民の健康、福祉を守る立場に立たれて情熱を傾けられていることは私はよく承知し、敬意を表しているところでございまして、今外郭環状道路の問題に触れられまして、この問題は環境への影響が事実大変大きなものがあると思い、道路の建設に当たっては適切...全文を見る
○稲村国務大臣 そういうことで大気の状況、いろいろNOx対策も含めて予防という点を強く打ち出し、具体的には、この指定地域と一メートル違ったところで同じ条件の人でも指定を受けていない、同じ恩恵に浴せないというようなアンバランスのところも考えながら、公正、適正、合理的にこの法を改正し...全文を見る
○稲村国務大臣 春田先生から環境庁の創設の意義、人の健康を守り環境を保全し、より文化的な生活をする、その御指摘のとおり私どもは環境行政にかかわらねばならない、私自身もまさにそう考えております。  そして、公健法の改正時期が今が最適であるかどうかという御質問でございますが、この解...全文を見る
○稲村国務大臣 先生から御指摘をいただきましたが、改めて患者の痛みを理解し、血の通った環境行政の方向で私どもも取り組んでいく、患者の立場を本当に理解していかなければならないし、先生の言われた気持ちはこちらも全く同様でございます。
○稲村国務大臣 春田先生の御質問で、ずばりこの問題を掲げての討議はございませんでしたが、四十三号線沿いの尼崎、西宮等の市長のNOx対策についての要望では一回、一時間余にわたって意見を聞かせていただきました。
○稲村国務大臣 先生の再三にわたる健康を守るという御熱意あふれる御意見をできるだけ体して、環境行政の基本に立って私なりに頑張りたい、環境庁としても一生懸命努めたい、こう申し上げて、御理解いただきたいと思います。
○稲村国務大臣 公健制度の運営に必要な費用につきましては、全国の大気汚染の原因者が共同して費用を負担するという考え方に基づき、負担を広く全国に求めてきておるところでございます。現在、そのようにやっております。今後の運用に当たっては、先生の本当に人生の貴重な体験に基づかれた、真理を...全文を見る
○稲村国務大臣 全く滝沢先生の御指摘のとおり、環境庁が今挙げられた一連の省庁との単なる調整役でなく、もう少し真剣に、前向きに国民の健康を守る、環境保全をするという積極的な姿勢で調整、企画、機関車役、牽引車の役をしていったらすばらしい環境保全ができるのだろう、こう思います。大変な御...全文を見る
○稲村国務大臣 長官という立場と政治家という立場ということで先生の御意見、なるほどなと思って先ほどから感心させられておりますが、彼らの行政の立場、公務員としての今の守秘義務という立場を今理解もできるし、正直今いろいろと考えさせられて、勉強しなければならないなと思っております。
○稲村国務大臣 先生の大変貴重な御意見をよく拝聴させていただきまして、今後の参考にさせていただきたいと心から思います。
○稲村国務大臣 岩佐先生からの中公審は公正には考えられないという御意見はこの前のときも聞き、またきょう強調されておりますが、公害対策に関する学識経験者によって構成されておる、私はそういうふうに信じまして、これまで公害対策に関する基本的または重要な事項を調査、御審議していただいてい...全文を見る
○稲村国務大臣 私は、目黒部長の答弁を聞いておりまして、患者さんと直接接触を持つ医学者も入っておりますので、これで十分御理解いただけると思います。
08月25日第109回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○稲村国務大臣 お答え申し上げます。  今回の公健制度の見直しは、現在の大気汚染の状況を踏まえまして、制度を公正かつ合理的なものとしようとしているものでございます。  また、これまでの公害患者に対する個別の補償から、今後は地域の住民を対象として大気汚染による健康被害を未然に予...全文を見る
○稲村国務大臣 公健制度が昭和三十年代から四十年代の著しい大気汚染の状況を踏まえ、公害患者の迅速かつ公正な保護を図るために創設されたものであることは、先生もう御承知のとおりでございます。公健制度は、民事責任を踏まえ汚染の原因者の負担により健康被害者に対して個別の補償を行うという制...全文を見る
○稲村国務大臣 四日市判決当時のような著しい大気汚染の状況におきましては、いわば疑わしきは救済という考え方も合理性があります。第一種地域に係る公健制度もこのような考え方を基礎として成り立っておるものでございます。しかしながら、現在の大気汚染の状況は、昭和三十、四十年代とは異なり、...全文を見る
○稲村国務大臣 お答え申し上げます。  環境行政は、公害対策基本法の目的にもありますとおり、国民の健康を保護し、生活環境を保全することを目的として行うものでございます。こうした環境の健全な保全があって初めて経済の健全な発展が図られるものと確信をしております。
○稲村国務大臣 お答え申し上げます。  経済を優先して環境保全を後回しにするということではない、あくまで環境保全あって経済の繁栄がある、その基本的なものには変わりない、私はそう思っております。
○稲村国務大臣 私は最初に患者さんの代表の方と時間をかけて会いまして、後、拠出金等々できる限りお願いしたいという意味で懇談をする機会をわずかに持ちました。
○稲村国務大臣 たった一回でございます。
○稲村国務大臣 先生、先ほど来の話にちょっと付言させていただきますが、経団連の代表との癒着とか根回しとかというのは本当にありません。私は先生にそう理解をしてもらいたいと思うのです。  それと、今の先生の御質問にお答え申し上げますが、昨年十月の中公審の答申に際し会長が談話を出して...全文を見る
○稲村国務大臣 先生のお触れになった論調も私も一通り目を通しまして、そういう御指摘があったことも、論調としての御指摘があったことを知っていますが、私どもは中公審の答申を隠れみのに使ったり、そういう気持ちでこの法案の審議をお願いしていることは毛頭ありません。
○稲村国務大臣 的確な百点満点の答弁がなかなかできないところで御理解はいただきたいのですが、やはり中公審での三年にわたっての五十数回の審議を環境庁としては尊重して、東京都における調査も勘案しながら、この公健法の改正を今何とか合理的に日本全体を考えて公正というものを前面に出しながら...全文を見る
○稲村国務大臣 先生の御質問の四十一地域の全面解除は無謀ではないかという御意見、現在の大気汚染の状況下で指定地域の地域指定を維持する合理性について考えますと、段階的な指定地域の解除を行うことは制度の公正と合理的運営を図るという基本に照らして、そこのところを先生お考えいただくと適当...全文を見る
○稲村国務大臣 先生御指摘の専門委員会の指摘の留意事項につきましては、中公審の答申にもありますとおり大変重要なものと受けとめております。特に幹線道路沿道の問題につきましては、環境庁としてもこれを重要課題として今後ともさらに調査研究を行うとともに、幹線道路沿道を含めた大気汚染防止対...全文を見る
○稲村国務大臣 NOxの人体への影響はもちろんある、ですからこれに対して今後真剣に取り組むということを御了解いただきたいと思います。
○稲村国務大臣 先生の大変高い角度、また広い見識でいろいろ御指摘をいただきましたが、先生の御意見を十分尊重しながらも、ぜひ環境庁の今御審議をいただいている方向も御理解いただけたら、こう思います。
○稲村国務大臣 滝沢先生からいろいろな角度でこの公健法を国家国民のためにという御指摘をいただきました。この健康被害を予防するための新たな事業は、今回の法改正の目的である個別の補償から地域を対象とする予防への施策の転換を図るものでありまして、環境庁としてはこの事業を極めて重要と考え...全文を見る
○稲村国務大臣 なるべく的確に答えようと思いまして今いろいろ協議していたところですが、今回の制度の見直しは、現在の大気汚染の状況、そしてその健康への影響を踏まえ、三年にわたって十分御審議をいただいた中公審の答申を尊重し、制度を公正かつ合理的なものとしよう、こういうねらいでございま...全文を見る
○稲村国務大臣 先ほどの滝沢先生への最終答弁と関連をしておると思いますが、公正、合理的というものを前面に出して、個別補償から地域的な予防、これを主眼に取り組もうとしておるわけでございます。
○稲村国務大臣 先ほど来、先生再三御指摘をされております法律的な問題は、環境庁がこの法案を御審議いただくについて間違いはない、こういうふうな自信を持ってお願いをさせていただいております。  もう一つ、科学的知見についての歪曲はこれもない、こういうことで御理解いただきたいと思いま...全文を見る
○稲村国務大臣 先生御指摘の窒素酸化物や浮遊粒子状物質につきましては、大都市地域を中心に環境基準の達成されていない箇所がなお多数残されているのが現状でございます、このため、ディーゼル車を中心とした自動車の排出ガスや工場、事業場等からのばい煙などの発生源対策の強化に加え、輸送の合理...全文を見る
○稲村国務大臣 先生の思いと全く同じ思いで、きのう朝刊を見てびっくりして、早速六十三年度予算の庁議がありまして、事務次官以下の前で今の先生の御意見をそっくり私が申しました。各省庁の先取り競争でなく、地球的規模の環境を守るということは大変結構なことだな、環境問題に対していよいよ通産...全文を見る
○稲村国務大臣 ただいま御決議いただきました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     —————————————
08月31日第109回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(稲村利幸君) 公害健康被害補償法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  公害健康被害補償制度は、汚染原因者の負担に基づき、著しい大気の汚染等による公害健康被害者について、その迅速かつ公正な保護を図ってきたものであります。  我が国の大気汚...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 丸谷議員にお答え申し上げます。  まず、中央公害対策審議会答申は諮問内容の逸脱との御指摘であります。  中公審への諮問事項は、公健法第一種地域のあり方についてであり、この点につき慎重に御審議いただき答申を得たものであり、諮問の逸脱ないし越権という御指...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 高桑議員にお答え申し上げます。  初めに、現在の大気汚染の健康影響についての認識についてであります。  現在の大気汚染はNOx等を中心とするものであり、健康影響についてもなお懸念される状況にあると認識しております。これについては調査研究、大気汚染防止...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 沓脱議員にお答え申し上げます。  まず、中公審の答申は諮問内容の逸脱との御指摘であります。  中公審への諮問事項は、公健法第一種地域のあり方についてであり、この点につき慎重に御審議いただき答申を得たものであり、諮問の逸脱ないし越権という御指摘は当たら...全文を見る
09月02日第109回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○国務大臣(稲村利幸君) ただいま議題となりました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  公害健康被害補償制度は、相当範囲にわたる著しい大気の汚染または水質の汚濁の影響により健康が損なわれた人々に対して、その迅速か...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 小川先生の御質問でございますが、私も国民の健康を守る環境庁長官といたしまして、当然、大都会でのNOx等に関して、これでは早く改善をしなければという気持ちを日ごろ強く抱いておる一人でございます。  しかし、今回の公健制度の見直しの基本的な考えとして、硫黄...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 長官に就任させていただいて以来すぐ、大臣視察として京浜地区のトラック団地等そういう排気ガスの意識的な調査に一度出かけさせていただきました。しかし、三時間もわざわざそのために立っているというようなことはしないで、トラックから出る排気ガス等々の視察には改めて...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) お答え申し上げます。  環境庁としてのまず第一の責務は、今先生の御質問のように著しい大気汚染が生じないようにさらに公害対策を推進し大気汚染の防止に万全を期していかなければならない、そういう今気持ちでこの法改正をお願いをすると同時に、万一かつてのような著...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) かつての四日市のような大気汚染があった場合のことを私は申し上げておるわけでございます。
○国務大臣(稲村利幸君) そう理解さしていただいております。
○国務大臣(稲村利幸君) 総理がお答え申し上げたのは可能性、あり得ることというふうに解釈を私はしております。
○国務大臣(稲村利幸君) この問題は専門的なことですので政府委員から答弁させます。
○国務大臣(稲村利幸君) 先生の今の御質問は、環境庁として十分検討し、それを踏まえて総理が御答弁くださった、こういうふうに理解させていただきます。
○国務大臣(稲村利幸君) 中公審の議事録のことでの先生の御質問でございますが、この中公審への諮問、答申そのものは公表されます。そして答申取りまとめの経過に関する議事録等については中公審の決定を尊重する。中公審では、審議会での自由な討論を確保するという観点から会議は非公開を原則とし...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 高桑先生から私も予算委員会のときに拝聴させていただきました。総理が確かに一つの見識であると言われて、そのときからこの全地域改正でなく中間ステップという言葉がマスコミに載るようになりまして、私もそれなりに目黒部長やその関係者から非常にわかりやすく解説してく...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) ただいま高桑先生から、国民の健康を守る上において、また大気汚染を防ぐ意味から本当に参考になる御意見を拝聴させていただきまして、環境庁として国民の健康保護に万全を期する立場から、国公研を初め大気汚染の健康影響に関する調査研究をさらに積極的に推進するとともに...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 公健法の果たしてきた役割についての御質問でございますが、公健法は我が国の公害対策に多大な貢献をしてきたという認識を持っております。そして公害健康被害者の救済、また、他の諸施策と相まって負荷対象物質であるSOxの減少をもたらした、こういう認識を持っておりま...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 局長から専門的なことを答弁されましたが、私からは、財界の圧力とかそういう言葉がございましたが、財界の圧力のもとに今回の改正が進められるということはこれは決してありません。
○国務大臣(稲村利幸君) 沓脱先生から、財界云々との歴史があってここで改正されるという、注意を私に喚起をすると言われましたが、私どもは、この制度を今より合理的な公正なものにしたいな、この本心から出ているものですので御理解をいただけたらありがたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 沓脱先生から今お地元の大阪での患者のお苦しみについて訴えられましたが、私、どうですかと聞かれて、正直大変お気の毒に思います、本当にお気の毒だなと。一日も早い治癒を祈ります。  しかし今回の改正で、既に認定をされておられる患者の皆様には従来どおり手抜かり...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 先生の御意見どおりで、従前どおり間違いなくやらしていただきます。
○国務大臣(稲村利幸君) 法改正に当たりましても既存の患者に対しては従来どおりやらしていただくと。先生の御心配の点は大丈夫でございます。
○国務大臣(稲村利幸君) 先生から再三御指摘の制度改正ということでございますが、今回の制度の改正は、やはりこの中公審の答申に基づいて制度を公正かつ合理的なものとしよう、こういうことでございますので、私どもの提案理由を改正の方向で御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 今回の公健制度の見直しは、硫黄酸化物の著しい減少など大気汚染の状況の変化や大気汚染と健康影響に関する科学的知見の進展を踏まえ、今後の第一種地域のあり方について中公審において三年にわたり慎重に御審議の上取りまとめられた答申に基づき制度を公正かつ合理的なもの...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 山田先生から、既存認定患者の補償及び保護について十分留意をするようにという改めての御指摘でございます。この改正において指定解除が行われた場合に、既に認定を受けた患者に対しては当然従前どおり補償給付の支給を行い、その保護に欠けることのないよう配慮してまいり...全文を見る
09月09日第109回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
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○国務大臣(稲村利幸君) 中公審の議事録等の提出要望につきましては十分重みのあるものと私は受けとめております。しかしながら環境庁としては、中公審の決定、会長のお考えを尊重し議事録などの取り扱いについて対処していくことが適当であると考えておりますので、この点十分御理解を賜りたいと、...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) お答え申し上げます。  環境行政は国民の健康の保護を使命とするものであり、あくまで、国民の健康と生活を守る立場から時代の変化に対応した施策を進めていくことが基本であると考えております。  今回の公健制度の見直しは、制度をより公正で合理的なものとするた...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) お答え申し上げます。  中公審の委員は公害対策に関する学識経験者により構成されており、中公審はこれまで公正に運営され、また今後とも公正に運営されるものと考えております。御指摘の件につきましては、総理のおっしゃったことと同様私も、いろいろな状況の推移等を...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 今先生の御意見を拝聴しておりまして、自動車公害問題の解決のために、立体交差等の道路構造の改善や低公害車の普及などの事業を総合的に進めていくと同時に、自動車を利用する人たちがこうむる恩恵に対しては当然税をということで、ディーゼル車等の汚染原因者あるいは利用...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 沿道を中心とする大都市の大気汚染等の問題を解決することは、先生大変細かく御指摘されているように大変重要な課題だと私も理解しております。このため、環境庁としては自動車排出ガス規制の強化、交通総量の抑制、交通の流れの分散対策を進めているところでございます。現...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 先ほど私は、この問題ちょっとアバウトだったかと思いますが触れさせていただきましたが、税体系のあり方、税の取り方等についていろいろ議論のあるところでございますが、先生の御指摘を踏まえてよく勉強させたいと思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 山田先生御指摘のとおりでございまして、環境行政は国民の健康の保護を使命とするものであり、あくまで国民の健康と生活を守る立場から時代の変化に対応した施策を進めていくことが基本であると考えております。  今回の制度改正において指定解除が行われた場合において...全文を見る
09月16日第109回国会 参議院 環境特別委員会 第7号
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○国務大臣(稲村利幸君) お答え申し上げます。  この四十一指定地域におきまして、大気汚染であるかどうかということは定かではありませんが、患者は出ると思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 先ほども申し上げましたとおり、大気汚染であるかどうかということはこれは定かではございませんが、公害患者が出るという心配はあります。
○国務大臣(稲村利幸君) 今の田渕先生の御質問ですが、私どもはできる限り地方に負担をかけない方向でやらなければならない、こういう基本的認識に立っております。
○国務大臣(稲村利幸君) この公健法を改正するに当たりまして、私もその点を自分なりに慎重に検討した結果大丈夫だと、こう思います。
○国務大臣(稲村利幸君) 先生御指摘の点につきまして、この健康予防ということは本当に大切なことでございますので、この事業を行うに際しまして、環境庁の指導監督のもとに公害健康被害補償予防協会が実施することになることはこれはもう間違いございません。その際にはあくまで公害による健康被害...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) この改正が早急に過ぎるという御指摘は、田渕先生を含めていろいろ見識のある皆さんから御指摘をいただいておるところでございますが、まあここ三年にわたってせっかく中公審の御意見、いろいろ審議をいただいての答申を受けまして、この際割り切りというか、この辺で個人に...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 高桑先生の御質問というより、まあ大変聞きほれてしまいまして……。  ポイントを幾つか質問通告を読んで勉強してまいりましたが、この健康予防事業というのを私も今聞いておって、指定地域だけ云々というのを準ずるようにとか、なるほどなと思いながら、この指定地域以...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 高桑先生からこれは予算委員会のときも御指摘をいただきまして、総理も大変耳を傾けておられるのを私も承知しております。この基金の中からというのはまあどうかなと思いますが、その十億を減らされた分についてのことは、これは環境庁として何らかの対応をしなければならな...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 現在の大気汚染の状況下では、制度を公正かつ合理的に運営するために四十一の指定地域をすべて解除することがやはり望ましい、この結論を、三年間の審議において中公審の答申をいただいた。これを私どもは尊重しましてこのような法改正をお願いしているところでございまして...全文を見る
09月17日第109回国会 参議院 環境特別委員会 第8号
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○国務大臣(稲村利幸君) これは、質問をされる委員の先生に対しては、国民を代表される選ばれた方の質問に対しては誠意を持って答えなければならないことは当然でございます。
○国務大臣(稲村利幸君) 山田先生にお答え申し上げます。  環境行政は国民の健康の保護を使命とすることは申し上げるまでもございません。環境行政に後退があってはならない、力説されましたとおり私どももその後退があってはならない、そういう決意で臨む姿勢を持っております。また、窒素酸化...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 先生から環境行政の積極的姿勢を今承りまして、まさにそのとおりでございます。東京湾地域の環境保全につきましては、水質や大気の総量規制の推進など各種の施策を実施しているところであり、また開発構想が具体化され、事業が現実に行われるまでには、例えば港湾計画や環境...全文を見る
09月18日第109回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
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○国務大臣(稲村利幸君) 渡辺先生が硫黄酸化物、SOxの減少を言われました。当時この制定のときから比べれば十分の一以下になっていることも事実でございますが、今後公害患者は出ないかという御質問に関しましては、専門委員会報告にあるとおり現状の大気汚染でもぜんそく等に何らかの影響の可能...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 渡辺先生の御質問はこの中公審の審議会でのことに触れられてのことじゃないんですか。
○国務大臣(稲村利幸君) これは私は、突然の御質問ですが、ケース・バイ・ケースで違うと、こう考えます。
○国務大臣(稲村利幸君) 渡辺先生の公害に対する本当に御熱心な御意見を拝聴いたしまして、私も本当に幾点か共鳴する部分がございます。幹線沿道の大気汚染対策、NOx対策、これからはこの公健制度にかかわらず国策として取り組まなければならない、ごもっともだと私も思います。  また今回の...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 広中先生からノルウェーの議員との懇談会でのお話で、御指摘のありましたように環境問題への取り組みはまさに総合的なものでなくてはならないと。今環境庁が総合調整機関の役目をしていますが、実際に牽引車の役になれないということで私もそういう点を強く意識して取り組ん...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 大変な先生の御見識を拝聴させていただきまして、複合大気汚染のわかりやすい目安をつくるべきである、政策の目安のガイドラインをつくるための研究が必要となってくるわけなんだろうと思いますので、今の先生の御指摘を生かせるような方向で環境庁もこれに取り組むよう私か...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 山田先生にお答え申し上げます。  環境行政は国民の健康の保護を使命とするものでございます。今後の環境保健、大気保全施策には、激甚な大気汚染、疾病の多発といった過去の苦い経験は二度と繰り返さないよう心がけねばなりません。また、科学物質など新しい問題につい...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 今山田先生御指摘のとおり、環境に関する国際協力を強化していくことは先進国、開発途上国を問わず地球環境保全の上から極めて重要でございます。環境庁としては、開発途上国との協力の推進、オゾン層条約議定書策定会議への参加など各種の国際協力を実施してきたところでご...全文を見る
○国務大臣(稲村利幸君) 今企調局長の答弁のとおりしっかりやるつもりでございます。
○国務大臣(稲村利幸君) 改正法の実施の諸準備のため関係自治体で民意を反映するような手続をとることは差し支えございません。
○国務大臣(稲村利幸君) 丸谷先生の今の御質問は私に対して再度ですが、今部長が答弁したように大気だけでなく多原因があるというつもりで答弁をさせていただきました。
○国務大臣(稲村利幸君) 最近言われているところのダニとかカビとかでもそういうふうな病気になるという調査を頭に置いて言いました。
○国務大臣(稲村利幸君) 私が言わんとしたそのベストというのは、理想的、完璧とまではいかないがと、こう言おうとしたのでございます。
○国務大臣(稲村利幸君) 公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に対する自由民主党提出の修正案については、政府としてはやむを得ないものと考えます。
○国務大臣(稲村利幸君) そのとおりであります。
○国務大臣(稲村利幸君) ただいま御決議いただきました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。