倉林明子

くらばやしあきこ

選挙区(京都府)選出
日本共産党
当選回数2回

倉林明子の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第201回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  総理の突然の休校要請によりまして、再々話出ておりますけれども、必死で子供の居場所を探す、どうしても確保できないまま月曜日を迎えたと、働く保護者、どれだけ多かったかと思うんですね。何とか確保できた人もある一方で、確保できずに休まざるを得...全文を見る
○倉林明子君 要は、企業負担を軽減して、年休、年次休暇、年次有給休暇とは別に特別に休暇が取れるよという、そういう仕組みだと思うわけです。  これ、早速小学生と中学生の母親からお声が上がりまして、自分の年休使ってくれというふうに会社に言われたというわけです。ああ、本当に、そういう...全文を見る
○倉林明子君 だから、聞いたように、有休、これ、まだ知られていないということももちろんあると思うんだけれども、特別休暇である今回の新たな有休は、取得させないというふうに事業主が判断したら取得できないと、こういう仕組みになっているんです。立て付け、そうでしょう。  だから、こうし...全文を見る
○倉林明子君 制度で引っかかる、一斉休校によって学校で働く非正規の雇用が奪われると、こういう、実際出ているんです。先ほどもちょっと紹介ありました。学校で非正規のシングルマザーが、三月一日から来なくていいよと、この一言で首になっているんですね。たちまち生活困窮という御相談でした。 ...全文を見る
○倉林明子君 いや、一斉休校は政治判断でやったんだと総理言っているわけですよね。責任取ると言っているわけですよ。これ、影響を最小限にとどめて国民の最低限の暮らしを守る。このことによって生じたことについては国が本当に救い切るんだという立場に立たないと駄目だと強く指摘したい。  ほ...全文を見る
○倉林明子君 結局、これ三人分ということで計算すると、午前中八時から預かるというケースも出てきています。これ時給換算したら八百五十円と違いますか。それ、あんまりやと、低過ぎると、引き上げるべきだと。どうです。
○倉林明子君 全体引き上げるべきだと強く指摘したい、求めたい。  で、利用者負担のところもあるんですね。これまでの保護者だけでなく新たな利用者からも、これ、保護者負担求めないということでよろしいですか。
○倉林明子君 新たな利用者に負担を求めるということも発生しておりますので、これ、周知求めるということで、周知を徹底していただきたい、新たな利用者について、確認しておきたいと思います。  私、総理、総理に聞きたいと思うんです。一般論として、感染症拡大防止、このためには国民と自由と...全文を見る
○倉林明子君 そこが本当に大事だと思うんですね。この基本的人権の尊重を本当に大切にしながら、どうやって制限を掛けていくのかということになると思うんです。  そこで、ちょっとたくさん通告していたんですけれども、時間が来てしまいましたので、今日はここで終わらせていただいて、改めてや...全文を見る
03月10日第201回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、両先生、本当にありがとうございます。  そこで、早速質問なんですけれども、先ほども出ていました新型コロナウイルスをめぐる一斉休校の問題なんですね。これ突然始まったということであって、もう既に一週間、大分もういっぱいいっぱいに...全文を見る
○倉林明子君 ありがとうございます。  やっぱり突然の総理の要請ということで、現場にかなりのしわ寄せや影響というのが出ているということがリアルにお話しいただけたかなと思うんです。  三浦公述人もおっしゃいましたけれども、科学的な知見、この私権を制限する場合に、まして子供の私権...全文を見る
○倉林明子君 ありがとうございます。是非、こういう御意見、本当に生かしていきたいなと思います。  時間がなくなっちゃったんですけれども、大日向公述人からも御指摘あったように、やっぱり少子化対策でもそうなんですけれども、男女平等、ジェンダー平等、この取組というのが日本においては大...全文を見る
○倉林明子君 ありがとうございました。
03月16日第201回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  これまでの議論でも、全国一斉休校の出口がなかなか見えないという状況、明らかになってきたかなと思います。  そこで、休業をせざるを得ない保護者に対する所得補償について質問したいと思います。  これ、フリーランスの休業補償、日額四千百...全文を見る
○倉林明子君 いや、この定額が少な過ぎるというのが問題なんですよね。  これ、給付を受けられるフリーランスというのは、業務委託型など限定されているということも問題です。これ、休まざるを得なかった全ての保護者、給付対象と私はすべきだというふうに思います。  次に、この新たな助成...全文を見る
○倉林明子君 そのとおり、日本郵政グループです。日本郵政グループが文書で、三月四日、指示出しているんですね。先ほど来答弁もありましたように、改善する方向を出しているということですけれども、まだ現場には届いておりません。しっかり文書で撤回させるよう指示、指示も、撤回させるように求め...全文を見る
○倉林明子君 いやいや、本当に使えるようにしてほしいから言っているんですよ。  日額八千三百三十円というのは東京の最賃程度なんです。この額超えたら企業の持ち出しになる。企業は負担を嫌って、日本郵政でさえこんな指示出していたということも明らかになったんですね。企業が使わないとして...全文を見る
○倉林明子君 そういう上限設定等がこの制度利用にブレーキ掛かっているということを指摘していますので、しっかり受け止めて再検討を求めたい。思い切った休業補償にやっぱり踏み切っていくという段階になっているということも強く指摘をしたいと思います。  次に、医療機関や介護施設等でマスク...全文を見る
○倉林明子君 病院、診療所だけを合わせてみても、全国で十八万か所ですよね。これ、一事業所当たり、一医療機関当たりでならしてみると、一か所八十三枚、一千五百万枚確保してもなんですよ、全然足らぬのです。一千五百万枚で終わるわけにもいかぬのですよ。  だから、焼け石に水という状況で、...全文を見る
○倉林明子君 もう直ちに必要なところは、本当に感染のリスクにおびえながらやっていると。一刻も早く一括購入で対応を強く求めたい。  それで、最低限の感染対策もままならない中で、厚労省が全国の自治体に求めたのは、感染ピーク時に備えた医療提供体制の整備ということです。先ほど紹介もあり...全文を見る
○倉林明子君 それはそれぞれのピーク時が重なるということはあり得ないでしょうけれども、重ならないという担保もないんですよね。  一体どの程度の、最大限のピーク時の外来の患者数や入院病床数や重症患者数はどれだけになるのか、その数については全体数の把握って必要だと思うんですよ。それ...全文を見る
○倉林明子君 いや、全体の医療提供体制にやっぱり国は責任を持つと、大きな任務があると思うんですね。  東京でこれ試算した数として報道ありましたのは、外来で一日四万五千人、入院で二万人、重症は六百九十人だというんですね。これ、相当な規模になります、全国で足し上げていけば。  そ...全文を見る
○倉林明子君 今ある空床を積算した結果だということだと理解いたしました。  これ、本当に機能させようと思ったら、人工呼吸器、感染症対策を取った個室の対応等が必要になります。個室で確保できているのか。  呼吸器の見通しは三千個という見通し、確保できているんだと総理説明ありました...全文を見る
○倉林明子君 じゃ、今の答弁でいいますと、人工呼吸器はオールジャパンで確保しているということは、それぞれのところにある分を足し上げて三千個あるということで理解、いいのか、これ確認します。  そして、新たに追加的に確保する場合は、人工呼吸器の購入補助ということで第二弾を打ち出され...全文を見る
○倉林明子君 医師、看護師体制はどうですか。
○倉林明子君 それはあんまりやないかと思うんですよね。これ、新しく空いているところを動かそうと思ったら、新たに体制がなかったら動かせませんよ。それはベッドがあったら使えるという話じゃないんですよ。感染症対策して、重症な人たちを治療するということでの確保が求められているわけですよね...全文を見る
○倉林明子君 総理、やっぱりこの体制つくる上で必要な資材、必要な人員体制について国が責任を持って費用補填するんだとはっきり示すべきだと私は思う。どうですか。
○倉林明子君 いや、支援をするというのは分かったので、その中身として、全額やっぱり必要なお金は国が責任持つよと、そういう裏打ちをしてこそ自治体が安心して取り組めるんじゃないでしょうかね。私、余りにもこれ自治体丸投げ、病院丸投げになっているんじゃないかということを強く指摘したいと思...全文を見る
○倉林明子君 私が突合して数えてみました。全部で全国で四十四か所見付けることができました。ここには病院の、病床の再編統合を求めているんですよね。およそ一割です。こういう空床を当てにしながら、一方では再編統合を求める計画も、これ今同時進行しているということじゃないでしょうか。どうで...全文を見る
○倉林明子君 いや、かき集めた空床というのはどういう空床かというのを現実、リアルに私は見た方がいいと思いますよ。  公的・公立病院の中で空床にならざるを得ない事態というのはどういうことかといったら、多くは医師や看護師が確保できないから今空床になっているんですよ。こういう空床を活...全文を見る
○倉林明子君 片っ方では空床を当てにして看護体制の担保もない、医師や看護体制の担保もない。それなのに、こうした、全体としては公立・公的病院を減らせと、ああ、じゃない、再編統合見直せということになっているから矛盾していると言っているんですよ。  この再編統合計画というのは、こうい...全文を見る
○倉林明子君 はい。  人がいなければ、活用できる空床というのはないんです。この公立・公的病院が感染症で果たす役割というのは極めて重要ですよ。だからこそ、再編統合計画については一旦白紙、撤回することを強く求めて、質問を終わります。
03月18日第201回国会 参議院 環境委員会 第3号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  今日は、急な委員変更にもかかわらず、了承いただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。通告後のバッター変更ということでございまして、市田さんから託された質問を今日はさせていただきたいと思います。  水俣問題です。繰り返しこの...全文を見る
○倉林明子君 いまだ未認定の方、原告の方、いらっしゃるということで、私、やっぱりまだ水俣病は終わっていないという現実があるということだと思うんですね。この認識は小泉大臣も同じかと思いますけれども、確認をさせてください。
○倉林明子君 そこで、熊本県は、二〇一五年八月、県内一万九千三百六人のうち対象地域以外に住んでいた該当者が三千七十六人に上る、これ全体の一六%になりますけれども、こう発表をされておりました。しかし、この資料の中には、市町別の内訳は示されましたけれども、合併前の旧町あるいは大字など...全文を見る
○倉林明子君 裁判所提出の上申書の中身でいったら、数字を確認させてもらったんですけど、阿久根市が二十三人、長島町が六十九人、出水市三十七人、伊佐市四人、この百三十三人ではないですか。ちょっと今数字が違ったような気がしたんですが、確認させてください。
○倉林明子君 やっぱりこうした対象地域外で認定者数が出ているということを初めて明らかになって、委員会としても確認できたということなので、更に議論を進めていきたいと思うんです。  これ、水俣湾周辺だけでなく、汚染された魚介類が、水俣そして芦北地域、いわゆる山間部まで流通していた。...全文を見る
○倉林明子君 丁寧に対応していただいたから地域外でもそういう認定がされているんだという御説明です。しかし、おっしゃったように、暴露の証明が必要となります。この暴露の証明というのが容易でないんですね。  なぜか。地域外の申請者は、一九六八年以前に水俣湾周辺の魚介類をたくさん食べて...全文を見る
○倉林明子君 いや、そこを否定しているわけじゃないんですよ。ごく一部で、対象地域以外にも患者さんはいるとこれ認定してきたわけですから、そういう意味で、この事実に対して受け止めを聞いたんですね。重ねては聞きません。  続いて申し上げます。昨年の九月十七日、ノーモア・ミナマタ第二次...全文を見る
○倉林明子君 寄り添った温かい答弁が返ってくる思うたら、残念です。  一三年の最高裁判決、これは感覚障害のみによる水俣病を認めたというものでした。水俣病特措法による救済も、水銀の暴露、そして感覚障害、これあれば救済の対象というふうになっております。県の判断だというんですけれども...全文を見る
○倉林明子君 いや、公式確認から六十四年なんですよ。スピード感を持ってとおっしゃいますけれども、今でさえその研究には見通しさえ示せないというのは、私は、本当に残念を通り越して、いつまでにやる気なんだということを厳しく指摘をしたいと思うんですね。  いまだに、いまだにですよ、最初...全文を見る
○倉林明子君 いや、求めたのは線引きの見直しなんです。ここまではっきりしてきた事実を踏まえれば、認定されない被害者をやっぱりつくっているという線引きにもなっているんです。そこを本当に広く救済する、環境省の原点だと大臣おっしゃいましたけれども、やっぱりこれだけ長期間たっているわけで...全文を見る
○倉林明子君 線引きの見直し、一人残さず救済、その方向へしっかり向かっていただきたい。  終わります。
03月19日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  十六日の予算委員会で私が取り上げた問題、質問見ましたというシングルマザーからメールをいただきました。  新しい職場に勤務して間もないということで、年休がそもそもないと。学校休校で一日、半日と休みを取ってやりくりしているものの、その分は無...全文を見る
○倉林明子君 いや、それは否定していないし、プラスアルファの検討が要るんじゃないかと、救済できない労働者残っているよということです。  政府は補正予算の検討も、大規模な、間髪入れずやるという方針を掲げられたということで伺っていて、詳細についても様々な報道もされておりますけれども...全文を見る
○倉林明子君 それで困っているんですよ。  それで、どのぐらい影響が出ているかということでいいますと、ある医療機関のところでは外来患者そのものが二割減っていると。その減収の分もあるんだけれども、さらに、この管理料が通常のもの取れないということで月額二千五百万円以上の損失が出る見...全文を見る
○倉林明子君 少しやっぱり融資条件の緩和ということはやってもらったんです。ただし、融資、貸付けなんですよね。これ、返済が必要になってくる。当然のことです。まあ据置きもしてもらいますけれども。  ところが、医療機関は通常でさえ過半数は赤字ということで、運転資金そのものを今でも銀行...全文を見る
○倉林明子君 やっぱり、通常やっていることがこのコロナ、新型コロナの発生に伴ってできなくなっていると。電話対応をして通常の治療が担保できるようにしていると。だから、管理料、通常取れていた管理料、これ取れないというのは物すごい大きいので、ここは踏み込んだ検討してほしいと思うし、融資...全文を見る
○倉林明子君 訪問して同様のサービスを同人数、同程度の時間やれば報酬は基本は確保されるという、そういう計算はできると思うんです。ただし、利用者一人当たりに何時間も掛けられるわけもないんですよね。訪問件数を増やすということでいえば、デイで来てもらってサービス提供しているのと訳違うん...全文を見る
○倉林明子君 三月の六日に、全国老人福祉施設協議会、現場のアンケート結果踏まえて要望書も提出し、ということでお聞きしております。休止して経営が厳しくなった場合の支援策ということで要求も出されております。  感染者が発生し、休止に追い込まれる事態、先ほど御紹介あったとおり、発生し...全文を見る
○倉林明子君 急いでね、よう現場の声も聞いて、決断して、支えないといけないと思うんですね。強く求めておきます。  それで、介護サービスが利用できなければ家族等に介護負担がすごく重くのしかかるわけですね。感染リスクが高い高齢者、先ほども少し議論ありましたけれども、感染した場合、退...全文を見る
○倉林明子君 それは、今ある制度みんな活用してくれよと。だけど、この状況なんですよ。新しいフェーズに入って、新たにもうどんな現金給付というか応援ができるかということで、経済も止まっている、全国民にやっぱり影響が出始めている、経済に深刻な影響が出始めている、こういうときに、やっぱり...全文を見る
03月24日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  労基法について伺います。  賃金請求権の消滅時効期間を改正民法に合わせて五年延長と、これを本則で定めながら、当分の間三年という経過措置を附則に盛り込んでおります。これ、民法よりも労働者に不利益な条件を労基法において認めることは労働者保護...全文を見る
○倉林明子君 本則を実施する、本則で定めているわけですから、これを実施していく上で判断する基礎的な材料になるというふうに思うんですね。  実態把握、これからはやっぱりしていく必要があるんだと思うんですよ。これからはって、これまでできていなかったということは問題だと思うけれども、...全文を見る
○倉林明子君 三月十八日の時点では内定取消しが十三社二十一人ということですから、更に拡大傾向にあるということが確認できるかと思うんですね。  これ、内定の段階で雇用契約が成立しているというものであります。取消しというのは通常の解雇と同じという認識ですけれども、これ大臣も同じだと...全文を見る
○倉林明子君 突き詰めて言えば判例によるというんだけれども、一般的には通常の解雇と同様というふうにして対応しているというふうに理解しているんですね。  解雇ということでいいますと、整理解雇の四要件、経営上の必要性、解雇回避の努力、あるいは対象者選定の合理性、労働者や使用者との十...全文を見る
○倉林明子君 お願いベースにとどめず、やっぱり内定取消しというのは解雇と同様で、合理的な理由を欠き、社会通念上相当と認められない場合、無効なんだと、こういう姿勢で強く臨んでいただきたいし、やっぱり新卒者に対して希望が持てるような、絶対雇用を守るよというところで、救済措置も含めて手...全文を見る
○倉林明子君 失礼しました、派遣切り、雇い止めと。雇い止めが増加、幾つか出ているようだということです。  真っ先にそういう雇用調整の調整弁とされるというのがフリーランスだったりこの派遣労働者だったというふうに思うんですね。リーマンのときもそうでした。大問題になりました。収入失え...全文を見る
○倉林明子君 それは二月の報告のときの状況だったと思うんだけれども、今、深刻な状況広がっているのはその後ですよね。そして、三月、今何が起こっているかということが大問題なわけですから、そういう実態は是非しっかりつかんでいただきたいと思うんです。  雇い止めで次の仕事はないと、こう...全文を見る
○倉林明子君 特別相談窓口等も開かれていて、本当にそういう声出てきていますよ。つかんでいないということ問題だと思うので、早急にしっかりつかんでいただきたい。これ、強く要望します。  それで、こんな法律相談来ているんです。どんなことかというと、派遣先の業態が悪化した、休業というこ...全文を見る
○倉林明子君 差別的取扱いについては改正派遣法で禁止されているんじゃないかと思うんですけど、その義務が課せられているのは派遣元だと思うんですよね。今の答弁、ちょっとよく分からなかったんですけど、もう一回説明してください。
○倉林明子君 十分検討していただく事項だということにとどめていては、いつまでも格差なんかなくならないと思うんですね。格差は是正する方向で、そして低い方がやっぱり一〇〇%払っているという派遣先の方に合わせて支払うという、そういう努力を求めるというのが法の趣旨だと思いますので、その点...全文を見る
○倉林明子君 ワンストップの相談窓口必要だというふうに提案したのですから、総務省ともよく相談して、必要に応じてやっぱり設置するという方向で検討してほしいなと思います。  正規、非正規、派遣、フリーランス、多様な働き方進めてきましたよ。しかし、最もこういうときに雇用調整で職失うと...全文を見る
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、労働基準法の一部を改正する法律案に対し、反対討論を行います。  反対の理由は、本法案が賃金請求権を当分の間三年にとどめる経過措置を設けていることです。本則では改正民法に合わせて五年に延長しながら、民法を下回る三年で未払賃金を請...全文を見る
03月26日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  まず、私も、新型コロナ対応ということで、急いで手を打っていただきたいということありますので、幾つか質問したいと思います。  一つは、厚生年金保険料なんですけれども、これ三月十二日に通知を出していただきまして、事業者の保険料の納付猶予及び...全文を見る
○倉林明子君 これ、すごく有り難いことだと思うんです。実際に、担保も含めてかなり踏み込んだ中身になっているんです。大事なことは、これが直ちに困っている事業者のところに届くということだと思うんですね。  そういう意味でいうと、周知徹底に努めたいということですが、分かりやすいチラシ...全文を見る
○倉林明子君 保険料の方はそういうふうにしてもらっているんだけれども、国民年金のね、じゃ、滞納の方についての対応でいうと、ないんですよ。  だから、やっぱり、差し押さえられたら生活困窮に陥るというところで、やっぱり差押え解除できるということを、私、急いで今やった方がいいというふ...全文を見る
○倉林明子君 一般論じゃなくて、今起こっている、全体として新型コロナの影響で不況に陥っているというのは厚生年金加入者だけじゃなくて、国民年金加入しているところで、実際滞納していたところに対して、今取られたらえらいことになるという不安の声なんですよ。それに応える手だてがないというこ...全文を見る
○倉林明子君 こういう時期ですので、本当にしっかり柔軟な対応を求めたいと思うんです。  国民健康保険料、介護、後期高齢者保険料について、これ徴収猶予は通知されたものの、滞納の扱いについては、これ触れられていないという中身になっているんです。これ、差押えで生活困窮を招くというよう...全文を見る
○倉林明子君 こういう時期ですから、本当に慎重に柔軟に対応していただきたい。生活防衛という観点で取り組んでいただきたい。  そこで、国保の傷病手当金の支給ということで、これ、自治体が決めれば国がその財源について全額補填するということになりました。これ、条例に傷病手当の規定がない...全文を見る
○倉林明子君 そういうところこそ本当に応援して拡大できるようにということで、更なる国の支援の拡充ということを求めておきたいと思います。漏れなく救済できる仕掛けというのが要るんだということを強調したいと思います。  雇用保険について伺います。雇用情勢が急激に悪化するという下で、失...全文を見る
○倉林明子君 失業手当のその給付水準の方なんですけれども、これ、どんどん日数が短くなったりとか額そのものも低下してきているという認識なんですが、改めて確認ですが、失業給付金の基本手当日当額、これは平成十年は幾らだったか、そして直近の額はどうなっているか、額で。
○倉林明子君 そうなんですね。二三・五%程度、四十歳から六十歳でしたか、そこ減っているんですよね。法定の給付の下限額というところで見てみますと、四割強も下がっているんですね。  八千三百三十円、これは助成制度をつくるときも出てきた額ですけれども、東京都の最賃程度の額にとどまって...全文を見る
○倉林明子君 そういう議論をしていたのは、コロナの前なんですよね。今、経済状況がこれだけ悪化するだろうということがはっきりしてきた下で、やっぱり生活を支える、そういう水準に引き上げていくということが正面から求められていると思うわけです。  そういう意味でいうと、国庫負担は本則二...全文を見る
○倉林明子君 今後の新型コロナの拡大状況がどんなふうになるのかという見通しは今持てない状況だと思います。確かに、東京で感染爆発が起こったりすれば、失業者、雇用が切られるというふうな状況はどこまで行くのかと予測することは困難だと思うんですけれども、そういう事態も含めて、雇用への影響...全文を見る
○倉林明子君 相当数の雇用調整助成金に係る相談が寄せられているということだと思います。  リーマンのときは、これ全国で五分の四までやったと。北海道でも五分の四だと。与野党問わず、あっ、与党の先生方から十分の九という話も出ておりまして、私ども十分の十と言うてまいりましたけれども、...全文を見る
○倉林明子君 やっぱり、どうやって雇用を維持するかということと指導するということは両方できると思うんですよ。事業を継続する、雇用を守るという観点から、これは本当に検討していただきたいし、対象拡大、つながるようにしていただきたい。  そこで、雇用を継続してこそ終息後の経済再生とい...全文を見る
○倉林明子君 賃金を補償するということでも大きく踏み込んでいただきたい、強く要望して終わります。
03月30日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今日は、お忙しい中、そしてまた新型コロナで大変な対応の中、こうして御出席いただきまして、ありがとうございます。  初めに、七十歳までに就業確保措置をとるということ、就業機会を確保するということで、雇用によらない、以外の措置が盛り込ま...全文を見る
○倉林明子君 ありがとうございます。そういうことも可能である法律だと言えるのかどうか、よく研究したいと思います。  そこで、今日は、新型コロナの影響が非常に雇用や経済にもあらゆるところに及んできているというのが実態かと思うんですね。  そこで、湊元参考人にお聞きしたいと思うん...全文を見る
○倉林明子君 受給要件の撤廃までおっしゃっていたか、申入れの中ではされているかと思うんですけれども、そのぐらいやっぱり思い切ったことをやっていかないと、雇用を守るという中小企業の努力支えられないと思っております。大企業に七五%本当に要るのかというのはちょっと疑問なんですけれども、...全文を見る
○倉林明子君 給付金への期待ということでおっしゃっていただきましたし、損失補填ということで確保していくことも大事だという御指摘かと思います。やっぱり、この感染防止策をしっかり取ってこそ、次の経済再生といいますか次の一歩につながっていくものだと思いますので、その点では、給付金にとど...全文を見る
○倉林明子君 確かに、使用者だけの責任で十割補填はできないという場合は当然あるだろうと、そこはやっぱり国がしっかり支援していくということで、十割給付を支えるという考え方、とても大事だなと思いましたので、参考にさせていただきたいなと思います。  ちょっと時間が来てしまいまして、石...全文を見る
○倉林明子君 やっぱり、働きやすさの選択というか、そういう環境も、高齢者になっても働き続けるためにとても大事な調査だなと思いましたし、そういう意味での選択の幅が広がり、賃金も担保されるというところを進めていくべきだなということを改めて思いました。  それでは最後に、済みません、...全文を見る
○倉林明子君 本当に終わります。ありがとうございました。
03月31日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  これまでの高年齢者雇用安定法によりまして、ほとんどの企業で雇用継続措置がとられるようになりました。ただし、その雇用の中身が問題だというふうに思っております。  人材サービス大手のアデコグループが調査をしておりまして、これによりますと、契...全文を見る
○倉林明子君 今のは六十一歳と比べたという話で御説明ありました。  これ、先ほど紹介したアデコグループの調査見てみますと、賃金は良くても七割程度しか確保できていないと。さらに、いろいろ御相談伺っていますのは、雇用保険にも入れないぎりぎりの賃金という条件を提示されて、合意しなけれ...全文を見る
○倉林明子君 これ、資料一、一枚目御覧いただきたいんですけれども、日本の、ちょっと時期ずれているんですけれども、就業者数の比較ということで、二〇〇七年とこれ二〇一七年を比べたものとなっております。日本は各国と比べて高い上に更に伸びているという特徴がよく見て取れるかというふうに思う...全文を見る
○倉林明子君 マクロ経済スライドというのはなかなか維持されているとは言い難い部分あって、その上でいろいろ年金の制度もいじってきたという経過あると思うんですね。  今おっしゃったのは、数度にわたって明記されてきたのは法に明記されているわけではないと思うんですね。法律に、今回改正案...全文を見る
○倉林明子君 高齢者の方からたくさんの希望があってこういう措置が盛り込まれたということではないと思うんですね。  高齢者の選択肢が増えるか、増えるのかという議論、先ほどもありました。そこで、改めて高齢の労働者の特性について確認をしたいと思います。  個人差はあるものの、労災リ...全文を見る
○倉林明子君 資料の二枚目に今の御説明の分を付けておきました。明らかに、あっ、ちょっと数字、倍数がちょっと違っていますけれども、厚労省の提出資料で作ったものです。男性の方が二・三倍、女性の方は四・九倍ということで、高い高齢化に伴う労災の発生比率というのが見て取れると思うんですね。...全文を見る
○倉林明子君 二十代と六十代が働いている場所がどのぐらい違うのかって、クロスになったデータありませんでしたので、そういう違いが明らかになるようだったら是非教えていただきたいと思いますが、いずれにしましても、高齢者にとっての労災発生率がこれだけ高いということは、一層の配慮義務が環境...全文を見る
○倉林明子君 企業にとって高齢者の就労継続のメリットは人件費を削れることだと、これアデコが取った、これ人事担当から得た回答なんですね。六十五歳以上の就業確保措置の中から最もコストが掛からない、そして効率も良いということになれば、業務委託を選択するという企業が増える可能性って私は極...全文を見る
○倉林明子君 特別加入の問題については、先ほど来も議論ありました。現時点では対象職種等限定されたものであって、これから拡充されるであろう創業支援等措置について該当にならないものが圧倒的だという実態があるので、それはまた先の話だと思うんですね。  今御説明あったように、確かに労災...全文を見る
○倉林明子君 いや、もうたくさん説明いただいたんだけれども、労働組合の労使合意でやることが担保にならないんじゃないかという、昨日の参考人のところでもお話ありました。  そういういろいろ条件を付けながら本当に担保できるのかということについては、労働弁護団で活躍されています棗弁護士...全文を見る
○倉林明子君 現行の高年齢者雇用安定法の実行の中でもやっぱり雇用がしっかり守られていないという声上がっているわけで、その実態からその先に雇用でない働き方まで入れ込むということですから、大変なリスクがあるということは重ねて指摘をしておきたいと思うんですね。  百年現役世代という掛...全文を見る
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  雇用保険法等改正案に反対の討論を行います。  本法案に反対する第一の理由は、新型コロナウイルスの影響拡大に十分備えた内容とはなっていないからです。  増大する雇い止めや休業、倒産や廃業のリスクは日ごとに拡大しています。政府は、雇用...全文を見る
04月03日第201回国会 参議院 議院運営委員会 第11号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。本日はありがとうございます。  今国会で提出されております国家公務員法の基となったのが、二〇一八年に人事院から出された意見の申出というものです。これに関わって質問させていただきたいと思います。  一つは、役職定年制の導入について...全文を見る
○倉林明子君 合理性についての御説明でしたけれども、不利益変更についての指摘もあるし、恣意的な運用の可能性についても懸念が指摘されていることですので、その点も是非、当分の間の措置ということでございますが、今後の検討も含めて求めておきたいというふうに思うわけです。  さらに、二つ...全文を見る
○倉林明子君 次に、検察官の勤務延長について、現行の国家公務員法の解釈を変更した適用と、これ国会でも度々議論になってまいりました。  そもそも、人事院は検察官人事には関与しないと、これが原則であります。解釈変更によりまして、準司法官である検察官の、解釈変更によって、勤務延長の再...全文を見る
○倉林明子君 国会では、人事院給与局長が、つい言い間違えたということで、法解釈に関わる答弁を撤回されています。大きく報道もされました。検察の中からもこれ異例のコメントが出た、こういう報道もございました。政権との関係性に疑念の目が向けられているということの指摘であります。  国民...全文を見る
○倉林明子君 法解釈をめぐって、やっぱり準司法官である検察官の勤務延長の再延長に関わって疑念が生じたと。三権分立に関わる問題だという指摘もありました。この問題での国民に対する丁寧な説明が人事院からもされるべきではないかと、所管するところとして、そういうふうに思ったものですから、改...全文を見る
○倉林明子君 是非詳細も御検証いただいて、人事院としても国民への説明責任を果たされることを検討していただきたいと強く申し上げまして、終わります。
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  先ほど斎藤理事の方からもお話ありましたけれども、私も、本当に今新型コロナウイルスの影響がもう国際的に広がっているという状況でありまして、どこまでこれ、いわゆる底が見えないというような環境になってきているかと思うんですね。工場の...全文を見る
○倉林明子君 弱い立場の下請、中小零細事業者がやっぱりこういうときは一番の被害を被ると、一番真っ先にやられていくというところですので、是非、強い思いを表明していただいたと思いますので、中小企業庁との連携等も強めて対応に当たっていただきたい、強く要望いたします。  先ほどもありま...全文を見る
○倉林明子君 引き続きよろしくお願いしたいと思います。  楽天に限らず、GAFAの話ございました。巨大プラットフォーマーを監視し、公正な取引がされているのかということ、監視、規制の強化というのがこれ喫緊の課題だというふうに認識しております。そうすると、やっぱり海外の企業も含めて...全文を見る
○倉林明子君 大変真摯な御答弁もいただいたというふうに受け止めております。  参考人は、二〇一三年から内閣官房副長官として企画立案、関係省庁との統合調整を担ってこられたというふうに伺っております。公正取引委員会委員長、この任務には、高い独立性そして公平性、これ求められるというの...全文を見る
○倉林明子君 終わります。ありがとうございました。
04月13日第201回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  新型コロナの緊急事態宣言と同時に発表されました緊急経済対策について質問したいと思います。  個人給付では、収入減少の世帯に三十万円給付ということが盛り込まれました。そこで、確認をさせていただきたいんですけれども、次に挙げます一から四のう...全文を見る
○倉林明子君 市町村での予算決定が必要になります。国で補正が成立した後、六月議会になるところもあろうかと思うんですね。そうすると夏頃になるんじゃないかという指摘も起こっておりまして、今々の支援としてこの三十万円の給付金が間に合わないという声が出ております。  そのことを強く申し...全文を見る
○倉林明子君 一人一律で十万円ということが、やっぱり迅速に進めていく上でも、今のコロナに団結して国民が向かっていくという上でも、これ、もらえるところ、もらえないところというような、分断するようなやり方というのは早急にやっぱり見直すべきだということは強く申し上げておきたいと思います...全文を見る
○倉林明子君 テレビの報道でも再々伝えられております個人事業主、廃業に追い込まれるところも本当に増えてきています。一刻も早くこの給付については届けていただきたいと思うし、当座の資金繰りの見通しが立たない、明日の日銭を今日稼いでいるという実態があるんですよね。なので、この点でも強く...全文を見る
○倉林明子君 本当に、休業補償、自粛要請するなら補償とセットでと、こういう声がどんどん広がっています。正面から受け止めて、感染防止拡大、一刻も早く取り組んでいただくように、効を上げるように強く求めて、終わります。
04月16日第201回国会 参議院 議院運営委員会 第14号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  今日の突然の委員会の開催ということで、本当に迅速な補正予算と言い続けてきてここに至っているということについては極めて異例なことであり、猛省を促しておきたいというふうに思います。  その上で、昨日、厚生労働省のクラスター班の西浦教授が、感...全文を見る
○倉林明子君 いや、本当に協力したいと思っていると思うんですね、全国民は感染拡大させたくないと。しかし、食べていけないという現実あるわけですよ。  感染拡大を止める決め手、これは休業補償をしっかりすることだということだと思うんですね。休業の要請、自粛の要請、補償と一体でという声...全文を見る
○倉林明子君 ここに及んでも補償という言葉出てこないんですよね。  地方は、地方交付金、今度の地方創生の臨時交付金使って何とか補償して息つないでもらいたいと、それが先ほどの議論にもあったとおり、使えないのか使えるのか、いまだはっきりしないわけですよね。やっぱり、ここをしっかり自...全文を見る
04月16日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  新型コロナウイルスの感染拡大が本当に広がって、医療機関でも集団感染が相次ぐという事態に本当に危機感を持っております。厳しい現場になっている医療機関で、命を守るため、自らも感染リスクを背負って、使命感で懸命に働いていると。医療従事者、関係者...全文を見る
○倉林明子君 感染に対するおそれや不安ということから、本当に過剰な反応ということにもつながっているんだと思うんです。やっぱり、いろいろ取組もされているということですけれども、医療の萎縮とか働く人のモチベーション、あるいは子供を持つ人たちが離職というようなことにつながると本当に医療...全文を見る
○倉林明子君 類型パターンにしたら防げる段階なのかと、私はちょっとその認識では防げないんじゃないかと思うんですね。  要は、感染者が、感染しているにもかかわらず、感染していることが分からないまま外来とかそれから入院とか、医療機関受診しているんですよね。つまり、現在のPCR検査の...全文を見る
○倉林明子君 システムを変えなければならない、そういう時期に来ているんだと思うんですね。  十二日に開催されました日本内科学会、ここで厚生労働省のクラスター対策班の押谷先生がおっしゃっています。感染者が急増する中で、第二波の流行対応はなぜ破綻しかかっているのかということをおっし...全文を見る
○倉林明子君 やっぱり、今、感染しているかもしれない人が直接外来に行くということで、京都でどんなことが起こっているかというと、熱発者お断りといって張り紙書いたクリニックが出始めているんですよ。そうすると、余計行けるところが決まっちゃって集中が起こる、不安から受診行動が促進される、...全文を見る
○倉林明子君 それで、やっぱりネックになっているのは、二万件まで増やすと言っているんだけれども、一つは、その検査可能数は一万数千でしたか、可能数全体としては確かにキャパ増えているんだけど、一日の検査実施数というのはなかなか伸びない。今徐々に伸びてきているけれども、キャパいっぱいま...全文を見る
○倉林明子君 実際に、東京の救急患者が受入れキャパがなくてもう神奈川まで行っているとか、感染患者ですよ、そういう状況になっているので、極めて私は急がれるというふうに思います。強く、前のめりにこれ進めていただきたいと思うんですね。  それに、ゴールデンウイークが控えているというこ...全文を見る
○倉林明子君 四千五百万枚のマスクもなかなか現場に届き切っているという状況にはまだないですよ。本当に届いてこそ感染対策に万全の体制で臨めるということですから、頑張っていただきたい。強く要望して、終わります。
05月04日第201回国会 参議院 議院運営委員会 第18号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  緊急事態宣言延長、そして一部緩和する根拠について質問したいと思います。  これ、判断の根拠とすべきものは何かと。先ほど来、具体的な数値のことが議論になっておりました。私、やっぱり基本は、感染状況をいかに正確に把握するかと、これを抜きにあ...全文を見る
○倉林明子君 ここでも具体的な数字というのが見えてこないというところが一層国民を不安に追い込んでいると思うんですよ。  確かに、このPCR検査全体は微増傾向にあります。しかし、極めて限定的な検査数になっているというのも事実であります。入院患者が今退院時に行う、これ陰性確認のため...全文を見る
○倉林明子君 ここでも、いつまでするんですかということに答えがないんですよ。そこが本当にあかんと思いますわ。本当に、どこまで、いつまでやっていって感染実態明らかにしていくのかということを本当に本格的にやらないと駄目だと思います。  検査体制、医療機関の損失補填のために、私は、桁...全文を見る
○倉林明子君 正当な補償なくして自粛はできないんですね。そして、感染状況の把握なくして適切な感染防止対策は取れないと強く申し上げて、終わります。
05月11日第201回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  医療機関、そして介護、障害福祉サービスの現場で院内感染、集団感染が相次いで発生すると、これが医療崩壊、介護崩壊の危機を招いているんじゃないかという指摘あります。私もそのとおりだと思います。  そこで、院内感染、集団感染等が発生してい...全文を見る
○倉林明子君 感染者数、あるいは職種別、これ、つかんでいますか。
○倉林明子君 医療や介護のところでの感染状況、こういう状況になっているわけですから、私は厚生労働省としてもつかむべきじゃないかと思いますが、どうでしょうか。
○倉林明子君 これ、パネルを示したいと思うんですけれども、(資料提示)これ、医療・介護従事者の感染者数推移ということで、日経ヘルスケアが都道府県の数あるいは報道等の分を集計して、経時的に調査入れているんですね。  これ見ますと、黄色い棒がそれぞれ三月三十一日時点です。青い棒が五...全文を見る
○倉林明子君 もう速やかな措置をお願いしたいと思います。  コロナ以前から、もうぎりぎりの病床稼働率でぱんぱんに回しているのが現場ですよ。ぎりぎりの体制でこれを維持してきたのが日本の医療提供体制なんですよ。で、ぎりぎりで持ちこたえてきた今のコロナへの対応なんだけれども、ここで手...全文を見る
○倉林明子君 いや、早く手を打たないと、六月、そして七月にボーナス払っているところ、ほとんどだと思うんです。これが出ないなんということになったら、もうぎりぎりで踏ん張っている職員を本当にがっかりさせるどころじゃないと思っているんですね。  今すぐできる対策として、その災害時と違...全文を見る
○倉林明子君 いや、緊急事態でも政府がこのサービスについては継続を要請していると、これが前提としてあるんですね。しかし、そういう状況でサービス確保できていない、影響出ていると、これ重大だと思うんですよ。全国的には無理だっておっしゃったけれども、私は、障害者、高齢者だけじゃなくて、...全文を見る
○倉林明子君 スーパーでも全員なんですよ。本当に介護職のところでみんなで頑張っているんですよ。そのみんなにやっぱり行き渡るような特別手当、危険手当ということを国の責任でやってほしい。必要な物資もない、支援もない。余りにも無責任だというふうに言わざるを得ませんよ。  障害者施設、...全文を見る
○倉林明子君 発生した施設にとどまらず、まだ発生していないところのリスク回避も必要なんですよ。だから、入所者、入院患者、そしてこれから入ってくる人、今の働いている人たち、感染していないということのためにPCR検査もできるように求めておりますので、その点でも拡大を強く求めておきます...全文を見る
○倉林明子君 実際に現場で、やっぱりこれを止めてもらうことが負担の軽減になるという声が上がっているんです。ほかにもいろいろ検討進んでいるところあります。ただし、これに対応する実務ということが必ず現場に生じてまいりますので、その点では、実施、実施の延期だけじゃなくて検討そのものも延...全文を見る
○倉林明子君 いや、もう明らかに減収しています。これからつかむみたいな認識は、本当にちょっと遅い通り越していると思うんですね。直ちに手を打つべき段階に来ております。人生最後のとりでとなるのが介護ですよ。障害のある人を支えることと、自分自身と家族を守ることの間で不安と葛藤にさらされ...全文を見る
05月12日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  私も引き続き、雇調金の問題についてまず伺いたいと思います。  労働局、ハローワーク、ここに本当に相談が殺到して、四時間待ちという事態が生じているという話も伺っております。雇用調整助成金を受け取れるめどが立たないということで緊急事態が延長...全文を見る
○倉林明子君 相談の件数でいいますと二十五万五千を超えるということで、本当に相談が集中しているという実態があると。しかし、そんな中でも一生懸命やっていただいて、現時点では五千五十四件支給に至っていると。まだまだ少ないけれども、飛躍的にやっぱり増やしてきているというところは率直に見...全文を見る
○倉林明子君 いや、本当にこのまま廃業なんていう業者を本当に止めるためにも、もう決定的になってくると思いますので、一層の迅速化を求めておきたいと思います。  先ほど来議論もありましたけれども、日額上限の引上げを総理が指示したと。昨日、予算委員会での議論聞いていますと、イギリス並...全文を見る
○倉林明子君 倍額でほぼイギリス並みだと思います。我々も倍額ということで求めてまいりました。これ、与野党の一致ラインも見えてきておると思いますので、是非踏み込んで、速やかに決定をいただきたいと思います。  法改正だ、二次補正だということ待ちになりますと、本当、遅れてくると更に一...全文を見る
○倉林明子君 連休明け、一気にやっぱり件数増えているという実態もあるので、現場の実態をよく見ながら更なる必要な増員体制については図っていただきたいということは求めておきます。  次に、特別休暇について、先ほども議論ありました。学校休業に伴いまして保護者が有給休暇を取得した場合、...全文を見る
○倉林明子君 それは承知の上で聞いているんですよ。ようよう件数も、支給、これ企業単位のところは人数はもうちょっとあると思うんだけれども、こうやって頑張って適用させてきているわけですよ。だから、妊婦は駄目とかせぬとやね、広く救えるようにすべきだという趣旨で言っているんです。  最...全文を見る
○倉林明子君 終わります。
05月14日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  まず、地方議会も始まっておりまして、とりわけ確認をさせていただきたいということがまず一点、それは国保の傷病手当についてであります。  これ、長年、傷病手当の要求ありましたけど、できていませんでした。今回は特例で、国保でも被用者に...全文を見る
○倉林明子君 自治体にも誤解がないように、QアンドA、通知などで周知徹底していただきたいと。今、予算とか条例とかいじっている最中にもなっておりますので、その点、漏れのないようにしていただきたい。  さらに、今回被用者は対象になったんだけれども、先ほど来議論もありますフリーランス...全文を見る
○倉林明子君 確かに増員されていますし、人員の手当てというのは相次いで行われているんですけれども、もう追っ付かないという状況ですよね。  京都市の実態でも、伺っておりますのは、三、四月は月二百時間にも及ぶような残業時間になっているということと併せて、これもすごいストレスになって...全文を見る
○倉林明子君 法に基づいた業務という流れになっているというところもありまして、やっぱり思い切ってここ手入れないと、今の機能、今の体制、今のやり方ということはもたないようになってきていると。大きく流れ変えるということで、地域任せにせずに、やっぱり国がPCRセンターつくるということで...全文を見る
○倉林明子君 その柔軟な対応ということで自治体の判断がばらばらになっていて、逆に混乱が起こっているという実態もあるんですよ。ここでは認めてくれるけどここでは認めてくれない、これが困るので、やっぱり統一的に対応できるように国がその点ではしっかり対応してほしいという、これ切実な声にな...全文を見る
○倉林明子君 様々な施策総動員して、潰れないようにしてほしいんですよ。  私、こういう障害者福祉施設というのは、障害当事者の自立に向けて保護者や関係者が必死になってつくってきた、これ歴史も経過もあるものですよ。今度のコロナのことで営業ダウンで居場所を奪うなんということは絶対にあ...全文を見る
○倉林明子君 店から消毒薬とかマスクが買えないという状況になってから結構なるんですね。いまだに、そういうふうにしたいという話はずっと前から聞いているんだけれど、届いていなくて困っているという現状なんですね。  都道府県でなぜ届けられないのか、そういう点も解明しながら、物資を国か...全文を見る
05月15日第201回国会 参議院 本会議 第17号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表し、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律案について質問します。  法案に先立ち、検察庁法改正案について質問します。  法案に抗議する声はSNSで日増しに広がり、日弁連、全国三十八の弁護士...全文を見る
05月21日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  今日にも緊急事態宣言の解除の方針が示されるということでありまして、本当に皆さんの、医療現場始め国民の皆さんの協力の下で新規感染者数が減少しているというのは本当に率直に良かったなと思っているんですが、この機にやるべきことは何かといい...全文を見る
○倉林明子君 いや、規模感でいうとまだまだ足りていないし、ウエブのシステムについてもまだまだ十分な機能をしているとちょっと言い難いかなという数字だと思うんです。  第二波がいつ来るかということを考えますと、決して時間的な余裕があるとは思えないんです。今度こそ、こうした物資調達へ...全文を見る
○倉林明子君 確かに内閣府のホームページ上で出てくるんですね、医療提供体制、見える化という形で。ところが、この元データ洗ってみましたら、これ先週末に確認したんですけれど、いつだったかな、最近、直近で確認した分でいいますと、二十床以上の病院四万五百九十一がベースになって、そのうち全...全文を見る
○倉林明子君 いや、要は、そういう規模の企業がこれからどうなっていくのかということですよね。雇用を守り切れるのかと。帝国データバンクが、いつでしたかね、出していました、コロナの影響で倒産が一万件を超え、加えて休廃業二万五千件を見込んでいるんですね。ほかのデータでも、リーマン・ショ...全文を見る
○倉林明子君 労働者にとってみますと、収入の一〇%を超えるというふうな負担になると、やっぱり重い負担だと思うんですね。  同額を負担する中小企業、同様にやっぱり大変な負担になると。直近で、コロナの対応で、先ほどちょっと紹介ありましたけれども、社会保険料の納付、換価の猶予等を特例...全文を見る
○倉林明子君 昨年のペースで見ますと、通常、四月三十日までで比較したって、たった二か月で昨年の半分ぐらいもう行っているんですね。特例ということになったらこれだけ増えているんですよ。やっぱり、どれだけ保険料負担しんどいという企業が増えているかということの裏返しでもあろうかと思うんで...全文を見る
○倉林明子君 いや、やっぱり、今は社会保険料払えなくて、やっぱり廃業考えようかというところだって出ているんですよね。そういうときに、これ低所得の人のところまで拡大するって、タイミングとしては私、最悪だと思っているんですね。それだったら、本当に減免についてもきっちり位置付けて拡大し...全文を見る
○倉林明子君 大変就業率高いのが日本の高齢者の就労状況の特徴かと思います。  新たに対象となった七十歳までの就業等確保措置には、労働関係法令が適用されない業務委託まで含まれていると大変問題にいたしました。これ、一層の高齢者の不安定雇用を拡大することにつながると批判もありました。...全文を見る
○倉林明子君 法案では、受給開始時期を七十歳から七十五歳まで延長すると、こうなるんですが、現行でも議論ありました年金受給の繰下げ受給者の割合というのは一%程度で固定していますよね、ほぼね。それについて増えない要因として局長おっしゃったのは、年金受給開始年齢の引上げ途上にあるという...全文を見る
○倉林明子君 いや、だから、今下げる、今、繰下げ、延長するという根拠は、私、極めて弱いと言わざるを得ないと思うんですよ。  高齢者の雇用環境というのは今一体どうなっているかということをリアルに見る必要があるんじゃないかと思うんです。六十五歳以上の高齢者の就業形態について構成割合...全文を見る
○倉林明子君 これ全世代と比べても、やっぱり正規以外の働き方をしている高齢者というのが高い比率になっているんじゃないかと思うんですね。今、一番真っ先に影響を受けているのは自営業者とかフリーランスのところになっているわけですね。コロナの下で真っ先に解雇、雇い止め、対象になっていると...全文を見る
○倉林明子君 いや、注視とおっしゃったけど、どのぐらいまで行くかという見通し持っているのかと聞いたつもりだったんですけど、どうですか。
○倉林明子君 拡大方向、間違いないんじゃないかと思うんですね。  四月二十七日に大和総研のレポートが出されまして、これ見ますと、最大で、六月までに感染が終息した場合でも、雇用者は九十九万人減少という見通ししています。最悪、年末まで感染拡大が続いた場合という前提ですが、三百一万人...全文を見る
○倉林明子君 今、その状況って本当に大変なことになっているんじゃないかということで議論させていただいたかと思うんです。その一・八四倍に受給が増えるんだということだけ先行して、実際には、先ほども議論あったように、受け取る年金はどの程度になるのかと、情報不足しているんじゃないかという...全文を見る
○倉林明子君 コロナの下で、コロナの後もですよ、働き方というのは変わらざるを得ないということになってきているんだと思うんですね。  高齢者は感染リスクから守られるべき対象でもあるんですね。で、高齢者の就労拡大、これ前提とするということは、私、矛盾するんじゃないかと。この点でも、...全文を見る
○倉林明子君 働き方を変容していくというのは短期スパンの問題だけで済むだろうかと。コロナにとどまらず、どんな感染症がこれから発生してくるのかということはよく分からないわけですよね。それ、やっぱり感染症と共存できると、今のコロナでもかなり長期化するだろうと、この覚悟はしておくべきだ...全文を見る
○倉林明子君 それは、まるでコロナがないときと同じ答弁だと思うんですね。コロナの下で、やっぱり特別にいろんな対策打ってきていますよ。やっぱり年金のところで、だって、やっぱり考える特別な対応というのが、今、年金制度で対応するんやったら、そういうところを対応すべきだという視点で聞いて...全文を見る
○倉林明子君 期待が大きかっただけに、やっぱりがっかり感もすごく国民に与えていると思うんですね。早急な給付決定につながるように本当に頑張っていただきたいと思います。現場の混乱、人手不足の対応ということで確かにあろうとは思うんだけれど、雇用が切れますので、その点は本当に頑張っていた...全文を見る
○倉林明子君 これ五月末に、五月に、これ派遣社員の雇い止め、お知らせするという時期が控えているということで、あのリーマンのときもそうだったんですけれど、派遣切り、ここで契約を切っちゃうということが膨大に出るんじゃないかという懸念の指摘、私もそのとおりだと思っております。本当に、後...全文を見る
05月25日第201回国会 参議院 議院運営委員会 第24号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  第二波、これが一体どの程度の波になるのかというのは現状予測ができないということだと思うんですね。もちろん、希望的には小さな波に抑えたいと、先ほどおっしゃったとおりだけれども、専門家の中でも、大きな、更に大きな波が来るかもしれないと...全文を見る
○倉林明子君 いや、今、第二波に備えて体制を整えて、増えたときに応えられるようにしようということでいいのだろうかと思っているんですね。もちろん、今でも、無症状の方でも診療報酬上で対象になりましたので、手術前のPCR検査等が可能になりました。これはこれで本当に進めていく必要あると思...全文を見る
○倉林明子君 それだけでは足りないという指摘をしております。  抜本的に検査をどうやって増やしていくのかというのは、今、これから早急に取り組んでいかないといけないし、それ、安心の担保をどうやってつくっていくのか、感染拡大防止の観点からも重要なことですので、重ねて求めておきたいと...全文を見る
○倉林明子君 長期化が予想される、はっきり見えてきたのがコロナ禍だと思うんです。コロナ禍で、本当、国民は本当に今塗炭の苦しみです。  命、そして暮らしをしっかり守る、これが政治の責任だと強く申し上げて、終わります。
05月26日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  緊急事態は解除されたというものの、感染のリスクもある中、本当に貴重な時間をいただきましてありがとうございます。御意見聞かせていただきました。  私の方から、まず、こうしたコロナで、見通しという点では今はっきりしたもの持てないわけ...全文を見る
○倉林明子君 年金がマクロ経済スライドの下でやっぱり水準が下がっていく、調整されていくということと併せまして、社会保障の負担の方はやっぱり増えてきていると、給付と負担のバランス見直しということもあって。で、実際に、その受け取れる年金というものに対して、やっぱり生活本当に苦しいとい...全文を見る
○倉林明子君 ありがとうございます。  コロナの影響に戻るんですけれども、働き方も大きく変わっていくんじゃないかと、私も本当にそう思っていまして、特に、とりわけ高齢者の感染リスクが高いということありますので、これまでのように、元気だったら積極的に就労来てもらおうということとは変...全文を見る
○倉林明子君 以上で質問は終わります。  今日はありがとうございました。
○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  まず、年金の給付水準について質問をさせてください。  この水準については、総理も、単身では年金だけじゃ足りないと、これもうお認めになっていると思うんです。それでは、所得代替率五〇%、これは暮らせる水準になっているのか。どうでしょ...全文を見る
○倉林明子君 分かりやすく問いには答えていただけたら有り難いと、希望したいと。結局の話、今の説明でいえば、足りる人もいるかもしらぬけれども、やっぱり足りない人も出てくるということやったと思うんですね。  安定した賃金が、このモデル世帯というのはですね、安定した賃金が四十年間もら...全文を見る
○倉林明子君 単純比較、日本の五〇%というか、目標にしている分と単純比較はできないんだけれども、随分開きがあるんですよね、将来の数字だけど。  今の説明にあったとおり、日本の場合というのは所得代替率の分子はどうなっているかというと、妻の基礎年金も入っているということになっていま...全文を見る
○倉林明子君 いや、こんなときに年金が下がり続けるって、これが国民にどんな不安を与えるかと、だからこそ今できることをしっかり措置すべきだと求めておりますので、御検討いただきたいと思います。  終わります。
○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  さっきの石橋さんの質疑を聞いていまして、私からも東京高検の黒川元検事長の処分の問題について質問したいと思うんです。  これ、退職金が、自己都合分で減額される分はあるというものの、大方六千万円余りが入ると、支払われると。これが訓告...全文を見る
○倉林明子君 いや、それじゃやっぱり国民は納得しないと。先送りしたからって国民は忘れませんよ。やっぱり、検察庁法、これを、人事の介入が可能になると、これ大問題になったわけですよ。これ、やっぱりきっぱり廃案にするということと、定年延長、黒川さんの定年延長を決めた一月三十一日の閣議決...全文を見る
○倉林明子君 今、年金でできることということで考えるべきだと思うんですね。年額百万円未満の年金受給者、女性で六割になります。全体でも四割強ということになっていますね。いろいろやってもらっているんだけれども、更なる取組が必要だと。  で、一番大事だと思っているのは、減る、減り続け...全文を見る
○倉林明子君 全部使えという提案ではございませんので、一部を取り崩して今の緊急時の対応として求めているということです。  その上で、受け取れる年金が年々減らしているという、受け取れる年金が減るという要因に、やっぱり増え続ける負担というものがあります。七十五歳以上の高齢者の医療費...全文を見る
○倉林明子君 社会保障検討会議の話ありました。先送りということです。介護保険の負担増、これも計画されておりますので、その撤回も求めておきたい。  国家公務員の定年延長はこれコロナで状況変わったから提案しない、こう言うんだったら、年金法も撤回した方がいいと強く求めて、終わります。
05月28日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  確定拠出年金について質問したいと思います。  加入要件が先ほどのように緩和されるという改定になるわけですが、コロナの影響ということで、株価がどんと下がってびっくりされた方も多いと思うんです。大体元に戻ったということで取り返せそうだという...全文を見る
○倉林明子君 一番目と二番目については可能性は否定できないということですよね。運営機関ですか、運営会社がきちんと説明することになっているということですけれども。さらに、その規模感から高値づかみっていう影響は少ないんじゃないかということですけれども、これ推進、どんどん広げようと、も...全文を見る
○倉林明子君 運営機関には義務付けているということなんだけれども、やっぱり加入者の選択の権利を保障するという観点からも、きちんとそういう情報を知った上で選択できるようにということが大事だということは強調しておきたいと思います。  企業型の場合、事業所全体での加入と。これを決めま...全文を見る
○倉林明子君 労働者代表の合意という条件が定まっているんだけれども、これ、代表の選任について使用者が主導する場合が少なくないという指摘の声を伺っております。  さらに、加入者要件を厚生年金加入者まで、その過半数という、その、またでできる規定、ない場合にできる規定というのは、更に...全文を見る
○倉林明子君 当事者の方々から大変要望も受けていまして、当事者参加でこういう受給権に関わるところに物を申すという機会をつくってほしいということでの御要望でもあります。受給者の権利ということを保障するということが大事だと思っておりますので、現状、その三分の二という変更に関われると、...全文を見る
○倉林明子君 リスクということでいうと、受給者の方に給付額の減額という、大変リスク大きいものだということは間違いないと思うんですね。  これ、リスクがいろいろ考えられるというところをその運営機関に説明責任を負わせるということで説明あったんだけれども、国として税制優遇もやって進め...全文を見る
○倉林明子君 適切に今より情報開示してもらえるかどうかはよう分からぬ答弁やったなと思って聞いていたんですけれども、国民が心配になっている情報も含めて、やっぱりいち早く出してほしいというところが質問の肝ですので、しっかり受け止めていただければと思います。  その上で、リスクがこう...全文を見る
○倉林明子君 本当に何度も繰り返してきた事案がありました。年金機構は、令和二年度の計画案で、国民の皆様から本当の意味で信頼していただける組織となるためには、機構の業務運営の原点である年金制度を公正かつ適切に運営し、制度を維持発展させ、無年金者、低年金者の発生を防止し、高齢化社会の...全文を見る
○倉林明子君 まだ対応は完了していないということかと思うんですね。  これ、支給漏れが判明した場合、時効の援用は行わないという取決めをして対応していただいたということになっているんです。ところが、妻に一定の帰責性、つまり、妻の側にも責任があったという場合については時効の適用があ...全文を見る
○倉林明子君 そういう丁寧な対応に本当にしてほしいと思っているんです。  その上で、振替給付について、もうこれ正確な給付、完了見えてきていると思うんですよ、もうここまで来たら。きっちり時効の援用は行いませんよということをやっぱり広く徹底して、時効はないので請求してくださいという...全文を見る
○倉林明子君 一点確認したいんだけれども、裁判に訴えたり不服申請ということで手続を取らなければ対象にしないということではない、窓口にしっかり相談してくれたら確認した上で支給すると、こういうことでいいですかね。
○倉林明子君 積極的に支給できるように指導もしていくということで答弁もいただきましたので、しっかり支給漏れをなくしていくんだという姿勢で臨んでいただきたい。  正確な給付は国民の信頼の前提になるものです。減らない年金、安心できる年金制度への転換こそ必要だと最後申し上げて、終わり...全文を見る
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  国民年金法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、公的年金の水準を自動的に削減するマクロ経済スライドの維持を前提とし、受給開始年齢の選択肢を七十五歳までに広げることです。  減り続ける年金で、高齢者は死...全文を見る
05月29日第201回国会 参議院 本会議 第20号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表し、社会福祉法等改正案について質問いたします。  法案の質疑に入る前に、黒川前東京高検検事長の処分について質問します。  内閣が余人をもって代え難いとして、法解釈を変更してまで定年延長させた黒川氏が、あろうこ...全文を見る
06月02日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  この国の社会保障の水準、私、コロナの下で本当に問われているなということを痛感しております。仕事も住宅も失いましてホームレスに新たになったという方々の報道も届いておりますし、声も聞いております。今日明日の食費にも事欠くシングルマザー...全文を見る
○倉林明子君 最近のところの報道で、報道機関が調査した結果というのも出始めております。急増という経過が出てきているんじゃないかと。もちろん凸凹はありますけれども、今後も増えるということがはっきりしてきたのかなというふうに思っているんです。  そこで、五月の二十六日には緊急事態宣...全文を見る
○倉林明子君 ゼロ回答のような答弁を長々とありがとうございました。  ドイツでは、三月二十八日、実は社会保護パッケージ法というのが施行されたんですね。これ、政府は、コロナ危機対策としての社会的接触の制限による経済的影響が原因で誰一人として最低生活以下に陥ることがあってはならない...全文を見る
○倉林明子君 福祉現場では、生活保護のこういう申請、相談というのも大きく増えておりまして、ただでさえケースワーカーというのは不足が常態化しているという中で、非常に今後人手不足深刻化するという声も聞いております。  改めて確認ですけれども、標準世帯数を超えて、もうそういう常態化し...全文を見る
○倉林明子君 予算は三億程度じゃなかったかと思うんですね。さっきも持続化給付金で事務費七百七十六億という話ありましたけれども、こういったところにこそ不足のない予算も充てて、しっかり人員の確保を図っていただきたいというふうに思うわけです。  そもそもの福祉事務所の実態どうかという...全文を見る
○倉林明子君 これ、平均ですると、一定の充足率あるというふうに見えるんだけれども、実は地域格差すごくあって、市町村によっては百九十世帯を超えるというようなところさえあるんですね。これ、一括法の改正で、二〇〇〇年からは法定数が標準数と、目安になったことが人員確保進まないということの...全文を見る
○倉林明子君 いや、自治体の御判断なんやけれども、その交付税措置も含めて、三位一体の改革で地方自治体は職員の定数削減、社会福祉の担い手さえも非常勤とか委託とかに置き換えざるを得ないと。これ、自治体が判断せざるを得ない状況に追い込んできたのは、私は政府がやったことなんだという自覚を...全文を見る
○倉林明子君 制度からこぼれ落ちる人がいるから、それに対して地域で力を合わせて解決していこうねと、そういうふうに対応していくというのがこれの、地域共生社会の実現ということを目指した今度の法改正だという今の説明なのかなと思って聞いていたんですが。  それで、本当にこぼれ落ちる人が...全文を見る
○倉林明子君 これ、主語と述語と目的語ってちゃんと読んでみると、やっぱり地域住民が主語で、それで、共生する地域社会の実現を目指して行わなければならない、これは地域住民に係っているわけですよね。住民の助け合いというのは、私、日常的な信頼関係に基づくものであって、法律で国や自治体から...全文を見る
○倉林明子君 いや、公的責任が極めて後退する危険があるというふうに改めて指摘したいと思うんですよね。  コロナで、この地域共生社会で象徴的に言われていたあの集いの場、事実上もう今できないという状況になっていますよね。この担い手になる人たちというのは主には高齢者ですよね。リスクが...全文を見る
○倉林明子君 だから、社会福祉法人がつくるということになるわけですよね。元々、でも非営利なんですね、社会福祉法人そのものは。原資というのははっきりしているわけですよ。本来事業で公益活動の財源もつくれと、つくれる担保というのが一体どこにあるのかと思うんです。  労働者には、ここに...全文を見る
○倉林明子君 いや、大規模化という、共同化というようなことで、合併等も進められるようにとやってきたけどなかなか進まないという経過でこれ出てきたので、よりそういう懸念というのを持っているんですね。  じゃ、大規模化でスケールメリットが出るのかといったら、今の状況というのはコロナの...全文を見る
○倉林明子君 法案は、やっぱり自己責任、自助、共助ということを強化するということにつながりかねないものだと思います。  こんなときにこんなことやるべきじゃないと申し上げまして、終わります。
○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  今日は本当にこんな時間までお付き合いいただきまして、私、最後のバッターでございますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございます。  最初に、花俣参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、今本当にコロナの影響で...全文を見る
○倉林明子君 リアルに伝わる中身教えていただいて、ありがとうございます。  経営的な側面から、介護事業所の経営的な側面からいうと、お話もあったとおりで、通所系だったり訪問系だったりというところが本当に大きな減収ということで、介護崩壊ということが経営的な側面からも広がるというよう...全文を見る
○倉林明子君 ありがとうございます。  花俣参考人にも同じようなことなんですけれども、やっぱり介護サービスが現状では受けられないというか、利用の抑制もあって、その影響もすごく懸念されると。施設のところでの、家族が面会できないから影響出るというところ辺をリアルに語ってもらったんで...全文を見る
○倉林明子君 余り時間がなくなってきたので、最後、お三方に是非伺いたいと思いますのは、医療も介護もそうなんですけれども、今度のコロナを経験して、給付と負担のバランスだと、持続可能な社会保障が必要だということでずっと行われて、政府によって行われてきたのが、給付を抑制し、そして負担は...全文を見る
○倉林明子君 御三方、本当にありがとうございました。参考に質疑に臨みたいと思います。  終わります。
06月04日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  障害者総合支援法、これに基づきまして地域活動支援センター事業というのがあるわけですが、まず、これについて質問したいと思います。  今回の法案では、重層的支援体制事業ということで一括化される対象となっているのがこの事業でもあるんです。この...全文を見る
○倉林明子君 本当に地域密着で、地域とも本当に強く結び付いた欠かせない活動されていると思うんです。この自立支援給付費の対象になっています、あっ、今の数字いただきましたけれども、障害者の入所施設の数にも匹敵すると思うんですね。さらに、就労移行支援事業で利用者は三万五千人になるんだけ...全文を見る
○倉林明子君 だから、基本的な部分は地方交付税ということになっちゃうので、それでちゃんと事業に付いてくるというものじゃないんですよね。財政状況を反映して大変厳しいということになると。つまり、予算の担保の裏がないんです、実質的に。  地域活動支援センターは、この重層的支援体制事業...全文を見る
○倉林明子君 いや、かみ合わないどころじゃなくて、答え、なかったんじゃないかなと思うんですね。これまでどおり補助金確保できるのかと、手挙げしなかった場合どうなのかという答えでしたか、今。そうなんですか。今の説明で、この事業に補助金がきちんと手を挙げなくても付くというふうには到底ち...全文を見る
○倉林明子君 それは、意欲は分かりました。しかし、法的な担保がないんですよ。だから、本当に市町村に丸投げという批判、私は免れないと思うんです。  次に、公的責任をもっと強化する必要があるという観点からお聞きしたいと思うんです。  これ、二〇一四年九月に千葉県銚子市で親子心中事...全文を見る
○倉林明子君 やっぱり行政が住民の生存権保障に責任を持つ、漏れがないように掘り起こして生活保護などの必要な支援にやっぱりつなげていくということ、物すごく大事だということだと思うんです。  そこで、韓国でも同じ年に母子三人が心中事件起こしています、発生しています。この事件が発覚し...全文を見る
○倉林明子君 前の議論のときに、その相談事業のところ、あるいは支援事業のところも、非正規かあるいは民間ということでの取組が広がってきていると思うんですね。その力を活用するということを否定するものじゃないんです。ただし、韓国で起こっているのは、公務員としてしっかり専門職を安定した雇...全文を見る
○倉林明子君 どのような場合に、要はこっちの一般財団の方でやっているから、原則、規定はあるんだという説明だと思うんだけれども、いろいろうちの部屋でもやり取りしながら勉強していてもよく分からなかったので、改めて確認したいと思うんですね。  これ、どのような場合に、あり得るという説...全文を見る
○倉林明子君 要は明確に妨げる規定がないというのは、小規模の社会福祉法人のところはやっぱり心配の声として出ているんですね。要は、先ほどもお話あったように、合併、譲渡が進まないと。で、これ、この法人つくる、社会福祉連携法人つくることによって合併や譲渡をもっと進める一つの手、糸口にし...全文を見る
○倉林明子君 合格しなくとも介護福祉士になれると、これ容認するというのは、私は国による専門性の否定につながるものだというふうに思うんです。  介護職員の処遇改善加算措置で確かに引上げされました。そういう努力されているということを否定しません。しかし、月額八万円引き上げたというの...全文を見る
○倉林明子君 抜本的な処遇改善ということが必要だということを言いたいんですね。きちんとその処遇改善がなければ、人材の確保も困難だし、定着も困難。私、悪循環になっているところのここにメスを入れる必要があるというふうに思います。そのためにも、専門性をきちんと評価して認めて、ふさわしい...全文を見る
○倉林明子君 私は、生活支援をするヘルパーさんや介護福祉士という、その本当に評価が余りにも低いと、厚労省自身の評価も低いんじゃないかということをすごく問題に思っています。無資格でもできる仕事だという見方がどこかにあるんじゃないかと。  専門家のヘルパーの生活支援というのは、利用...全文を見る
○倉林明子君 今、選択できるサービスの原則が壊れて、利用者が事業者に選択されるような事態になると結城先生指摘しているんですね。そういう目の前に迫っている現状、実態というのを踏まえれば、私、制度の根幹に関わってくるということにもつながるとお話聞いていても思いました。  これ、サー...全文を見る
○倉林明子君 終わります。ありがとうございました。
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  専門家会議の議事録の問題で、先ほど足立理事の方から質問ありました。私、ちょっと確認させていただきたいと思うんです。  この問題は、このコロナということを受けまして、歴史的にもこれ記録に残していくよということで確認されたと思ったんですが、...全文を見る
○倉林明子君 いや、そういう結論をそのガイドラインに沿って出してきたら、いや、やっぱり大事な記録だからきちんと速記録に基づいて残すということを逆に総理は指示するという立場にあるんだということを強く申し上げたいし、正確な議事録として保存する、この責任があなたにはありますよということ...全文を見る
○倉林明子君 あのね、いろいろ支援はしているんだと、支援メニューもあります。しかし、現場の声を聞いてほしいと思うんだけれども、それじゃ医療継続、継続できないという声があるんです。ボーナスだって出せないところがあるんですよ。離職者さえ生まれていくんじゃないか、そういう危機感を総理は...全文を見る
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  先ほども少し触れたんですけれども、京都で保険医協会がアンケートを取りました。四月末から五月初めにかけて取ったやつなんですけれども、医療機関に対して行ったものです。これ、九一%で減収が発生しております。減収幅が三〇%以下で六割です。三〇%か...全文を見る
○倉林明子君 いや、その支援メニューはあって、それ見た上で、これではちょっとやっていけないという声が出ているというのも先ほど紹介していたんですね。  要は、今おっしゃったとおりだと思うんですよ、地域で一体となって医療を提供している。介護でも同様のことを言えると思うんですね。全体...全文を見る
○倉林明子君 余裕のないぎりぎりの提供体制で医療も回してきたし、さらに、介護でもやっぱりぎりぎりの体制で回してきたというのが日本の社会保障の土台になっていたと思うんですね。このままで本当に提供体制が維持できるのかと。六月ボーナスもらえない、離職だみたいな話はどんどん出てきているん...全文を見る
○倉林明子君 いや、現場の実態、いろいろ盛り込んでもらったけれども、現場としては六月、七月、大きな危機を迎えるところが出てくるんじゃないかという危機感持っています。現下はそのつもりはないと、給付と負担のバランスと言っているような場合じゃないとおっしゃるんだけれど、こういうことを経...全文を見る
○倉林明子君 私は、日本共産党を代表し、地域共生社会の実現のための社会福祉法等改正案に反対の討論を行います。  本法案に反対する第一の理由は、その推進の主体に地域住民等を位置付け、住民自身に課題解決を求めていることです。その一方で、国、地方自治体は支援者や住民をつなぐ共助の場の...全文を見る
06月05日第201回国会 参議院 本会議 第22号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表して、地域共生社会の実現のための社会福祉法等改正案に反対の討論を行います。  新型コロナウイルス感染症が拡大し、緊急事態宣言が出される中で、介護、障害、保育など、福祉事業は私たちの社会にとって不可欠の存在である...全文を見る
06月12日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  雇調金のオンライン受付システムについて先ほど質問もありました。私は本当に期待も大きかっただけに、二度のダウンというのはもう残念でなりません。個人情報として銀行口座名までもが閲覧可能な状態になっていたと、これ極めて深刻だというふうに受け止め...全文を見る
○倉林明子君 感染防止ということと迅速な支払ということで、オンライン、やっぱり必要だと思うんですね。だけど、やっぱりしっかりした再開になってほしいとも思っていて、また、早うせい、早うせい言うて同じことがないようにということで、きっちり取り組んでいただきたいということは強く要望して...全文を見る
○倉林明子君 やっぱり、要はそういう休業要請対象外から出たものについてチェックしていくという視点も大事だと思うんだけれども、やっぱり事後、休業の支援金を出した後に違反行為があった場合ということ、想定されると思うんですね。そういう場合はやっぱり労基署とも連携して、こういう違反行為に...全文を見る
○倉林明子君 これ、既にやったところに対しても上乗せできるということになる、それには労使合意必要になるということになります。こういう分も、休業手当が実質引上げということにつながっていきますので、これも情報として、現場のハローワークももちろんですけれども、請求する側、事業所の側にも...全文を見る
○倉林明子君 いや、就労意欲につなげるためにこれ日額抑えているということかなと思って説明聞いていたんですけれども、今、就労意欲があったって求人が本当に減ってきています。これ、更にこうした雇用環境というのは悪化が予測されているというのが実態だと思うんですね。  失業給付の日数の延...全文を見る
○倉林明子君 御紹介あったように、この全国延長給付の要件というのは本当に厳しく設定されております。本当に長期化するこの雇用状況に対応するということでいえば、この要件の緩和にも踏み込んで検討をしていくということは、私は本当早く始めてほしいなというふうに思っています。  雇用も、今...全文を見る
06月16日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  コロナに関連して幾つか確認をさせていただきたいと思います。  一つは国民健康保険です。これは、国保加入者の所得の急激な減少に伴いまして、保険料、税の減免が実施されることになりました。前年の事業収入等の三割以上の減収が要件ということになっ...全文を見る
○倉林明子君 六月末が第一回の納期ということで、今この減免の申請の手続も始まっていまして、現場からいろんな声出ているんですね。申請書類すごい多いとか、相変わらず減免審査、これ厳しくて時間掛かるというような声も既に上がっております。  国が全額財政措置するというものでありますから...全文を見る
○倉林明子君 自治体間でいろんな動きがありまして、私、今の答弁どおりということになりますと、大臣に確認したいんだけれども、これ、要は結果として三割以上の減収に、減っていなかったという場合であっても、減免を遡って取り消すとか、返金を被保険者に求めるとか、そういうことではないと、こう...全文を見る
○倉林明子君 しっかり徹底をお願いしたいというふうに思うわけです。  そこで次、障害福祉の問題、この間、社会福祉法の改正でも議論になりました。  これ、二次補正で障害者総合支援法に基づく障害福祉施設、事業所、これに対する慰労金が予算化されまして、これは大変歓迎されております。...全文を見る
○倉林明子君 余りそこで現場に線引きということが、いかがかと思うんですね。  地域活動支援センターという小規模共同作業所について、公的支援が本当に貧弱だというお話しました。しかし、利用している障害者は選んで来ているわけじゃないんですよね。そこで居場所を確保して、支援しながら生活...全文を見る
○倉林明子君 いや、これ事業所にとっては報酬が上がるように見えるんだけれども、これ利用者にとっては、サービス同じでも利用料負担が上がるということになるんですね。利用限度、上限いっぱいサービス使っている場合とか、特例措置によって上限超えるケースって、これ出てくると思うんです。その際...全文を見る
○倉林明子君 いやいや、そういう状況になっていて理解得られ難いから、コロナのせいで増えた負担分、減収を補うという措置でもあるわけだから、その分というのは国が責任を持つべきじゃないですかと。その上で説明に行ったら利用者にも理解が進むと思いますので、是非、これは十兆円の予備費使うまで...全文を見る
○倉林明子君 それは当然真摯に臨んでいただきたいとは思うわけですけれども、昨年の閣議決定では、より早期に全国加重平均千円を目指すということでしていました。現在、全国加重平均は九百一円ということです。目指している水準三%ということで見てみましても、早期の達成というのはなかなか厳しい...全文を見る
○倉林明子君 再び賃上げに臨めるような環境整備とおっしゃるけど、賃上げができるような直接の支援というのがやっぱりセットでやられる必要があると思うんですね。  今、コロナ禍で、潰さない、中小企業を潰さない、これ本当に第一に取り組む必要があるし、そのための支援としても不十分だと言わ...全文を見る
08月20日第201回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第2号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  まず最初に、介護報酬のデイサービス、ショートステイのみなし上乗せ特例、これ通常国会最後の委員会でも取り上げた問題ではあるんですけれども、これ、利用者が同意すれば使っていない時間まで使ったこととして利用料を請求されるということになるというこ...全文を見る
○倉林明子君 いや、そもそも感染症対策というのは安全なサービス提供の前提だと、利用者の自己負担に帰すべきものではないと思うんですね。利用実態のないサービスの報酬、これ請求を可能にするということになりますと、やっぱり制度の根幹に関わってくる問題にもなると。今回の特例というのは期限の...全文を見る
○倉林明子君 やっぱり、本当にこういうことを固定化されたらどうなるんだということで、非常に制度の根幹問題だという声は真摯に受け止めるべきだと思います。特例については一旦撤回を早期に検討、重ねて求めておきたいと思います。  次に、私の地元でもあります京都の京丹後市で起こっている問...全文を見る
○倉林明子君 今の説明でいいますと、今の説明にあったとおりで、四日、七日、それぞれ情報提供しているんですね。  ところが、八月七日、ここでは軍属の感染が確認されております。十三日には軍人軍属、それぞれ感染も判明しております。つまり、全部把握しているという説明された後、さらに軍人...全文を見る
○倉林明子君 京都府も、情報共有についてはやっぱり不十分なところがあるということを認めているようです。  私、渉外知事会ということで、米軍がある都道府県の知事たちが連続して要望も出されております。それは、やっぱり情報共有しっかりしてほしいということなんですね。情報をしっかり提供...全文を見る
○倉林明子君 統一指針で情報提供にやっぱり後退している部分が出ているということでの撤回を求めました。  京丹後市で起こっている事案というのは、米軍人軍属が震源地となって地域にこれ感染広げているという事案になっているということが深刻だと思っておりますので、周辺住民にまで検査対象を...全文を見る
11月10日第203回国会 参議院 議院運営委員会 第4号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。  学校法人森友学園問題に対する国有地売却の検査、これについて質問したいと思います。  本院予算委員会の要請によりまして、異例の検査が実施されました。いわゆる平成三十年十一月報告の提出となったわけです。この特定事項検査で明らかに...全文を見る
○倉林明子君 これ、当初は存在しないとしてきた記録が出てきたと。国会審議を通じて財務省も認めざるを得なくなった、出さざるを得なくなったと、こういう状況で出てきたんだと思うんですね。  それでは、お聞きしたいと思うんです。これで、公文書、関係資料、森友学園問題に関わってですね、全...全文を見る
○倉林明子君 必要なものは検査したということだけれども、私がお聞きしたのは、これで全部出てきたという認識かどうかということをお聞きしたんですが、いかがですか。
○倉林明子君 私、この問題は、国民の疑念はいまだ払拭されていないと思っております。  自殺されました近畿財務局職員の赤木俊夫さん、残されたファイルがあると、これ当時の上司の音声データで明らかになりました。これ、全ての経緯が分かるというものになっているというのが音声データに残され...全文を見る
○倉林明子君 新たなファイルの存在というのが明らかになったのは最近なんですよね。平成三十年十一月の報告、この時点ではなかったものがまた出てきたという可能性が出ているわけですね。私は、改めてその点で検査の、再検査の必要性を強調しておきたいと思います。  そこで、先ほど来議論もあり...全文を見る
○倉林明子君 私、新憲法の下で、この会計検査院の独立性について、憲法上規定された、会計検査院法第一条によって独立性規定されていると、この意味は大変重いと思っているんですね。  質疑に当たりまして、二〇一〇年に会計検査院百三十年史というものが取りまとめられているということで、それ...全文を見る
○倉林明子君 つまり、権力から独立すると、これが憲法の要請なんだということなんですね。  森友事件というのは、総理大臣の関与、これが大きな焦点となった問題でありました。権力に対するそんたくなどが断じてあってはならないとくぎを刺しておきたい。  終わります。
11月17日第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  先週末、コロナ感染者は連日過去最高ということになりまして、総理の方からも爆発的な感染拡大は絶対に阻止すると強い決意が表明されております。  そこで、改めて、感染拡大という状況ですね、もう深刻な事態だと思っているんですけれども、状況を数字...全文を見る
○倉林明子君 十一月十一日に、専門家から成るアドバイザリーボードが、感染状況の評価について、一部地域では感染拡大のスピード増加していると、感染症の減少要因を、感染症の減少要因を早急に強める必要があるという指摘がありました。このまま放置すれば更に急速な感染拡大に至る可能性がある、本...全文を見る
○倉林明子君 やるのはやっぱり今だと思うんですね。そのことは強く申し上げておきたいと思います。  医療提供体制、ここの確保がぎりぎりの攻防になっているし、北海道が判断したのも医療の医療提供体制、そして施設確保できないという状況からだと思うんですね。  長期化するコロナへの対応...全文を見る
○倉林明子君 いや、これね、この議会終わったら、国会終わったら、年明けになるんですね。ボーナスみんな出さなならぬのは目の前なんですよ。だから、いろいろ調査して検討してとずっと言うてはります。私は、今決断して、減収補填と、ボーナスの心配要りませんと。やっぱり頑張るモチベーションに必...全文を見る
○倉林明子君 そもそも、我が国の感染症医療提供体制がどうだったのかということを確認する必要あるんじゃないかと思うんですね。  平成二十九年に総務省の行政評価ということで勧告も出ましたよね。その上で、今年十月二十一日になりまして、それコロナで大変やったからそれは遅れたのしゃあない...全文を見る
○倉林明子君 感染症法成立から二十年ということですよね。それなのに、いまだ基準を満たされていないということが残っていたわけですね。そこにコロナだったんですよね。  そもそも、今の感染状況の実態を、パンデミックをどうするかというのとはまた別にしても、今の感染状況の実態から見ると、...全文を見る
○倉林明子君 感染症指定医療機関数で五十三ということです。指定医療機関でないところもあったというのが百十九施設で受けたということから分かると思うんですね。  つまり、患者を受け入れてきたこういった公立・公的病院の存在がなかったら、私、地域の医療というのは本当に既に崩壊していたん...全文を見る
○倉林明子君 感謝ありがとうございます。  なんだけど、言いたいのは、これ、再検証リストの評価項目、これ感染症入っていないですよね。そういうことも抜けていたんです。コロナ経験した今だから、検証のたたき台、これ名簿出しているだけやというようなことよくおっしゃるんだけれども、これ、...全文を見る
○倉林明子君 いや、不適切ではないかと言ったんだけど、撤回までは言うてへんかったんですよね。  今の答弁だと、あの名簿はそのままやということでしょうか。
○倉林明子君 いや、感染症、今回こういうことでコロナが起こって、大変公立、公的の役割ということで改めて見えてきたと思うんです。実際に名指しされているところは病床の再編の統合と求められているわけですよ。検討せいということになっているわけですよね。  じゃ、もうその名簿出したときと...全文を見る
○倉林明子君 いや、やっぱり、こういう役割踏まえたら、病床の統合、再編というのは対象からは一旦白紙に戻した検討を厚労省としては求めるべきだ。期限は延ばしているけどね。考え方整理した上でもう一回出しますということは言うてはるわけなので、そういう意味でもこの再検証リストの根拠や考え方...全文を見る
○倉林明子君 再編言うけど、削減したときの支援金になっていますよ、スキームは。これ、一緒です。  今やるべきは、やっぱり再検証の再検証だと言いたいと思うんです。再検証対象指定医療機関というのをやっぱり白紙に戻して、感染症医療提供体制を本当に地域でどうやって再構築していくのかとい...全文を見る
11月19日第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  まず、お配りしております資料の一枚目に注目をしていただきたいと思います。これ、十一月の感染症対策本部に提出されました新宿区歌舞伎町の集中検査の結果というものになっております。棒グラフのところは検査数ですよね。だから、ピークのときで三百件超...全文を見る
○倉林明子君 効果が上げられた新宿の事例を横展開ということですから、これ更に効果ある時期の問題としての検討を進めているということで、大いに進めてほしいと思うわけです。  クラスターの発生したところにとどめず、効果的な時期、いつ入れるかということも含めてですが、発生が予想される、...全文を見る
○倉林明子君 いや、積極的にこういう検査掛けていくと、面で掛けていくと、こういうことを我々もすごく求めてきた経過がありました。五月、当時、私、西村大臣に検査拡充を求める質問をさせていただいたんですけれど、これ、検査の目標を作るというのは患者を増やせということになると当時答弁された...全文を見る
○倉林明子君 新たに実態調査せえとは言いません。報道ベースで私たちもある程度つかめているので、こういうことで取り組んでいただいている自治体ということがあるというのは承知しております。  さらに、これ、九月十五日にこれまでの検査体制の拡充に向けた指針ということが示されまして、医療...全文を見る
○倉林明子君 北海道札幌、特別養護老人ホーム、病院、十一月だけで二十六件のクラスター発生と、こういう報道もあります。青森では飲食店から大規模クラスターに発展と。感染拡大が急速にこれ広がっているというのは改めて言うまでもないと思います。  九月十五日の指針、とても大事な指示出して...全文を見る
○倉林明子君 いや、実際聞いているんですよ、交付金ないんです、使い切っているんです、増額要求出ていますから。今、改めて、改めて交付金出しているから財源あるという状態にないというのははっきりしていると思うんですよ。これから検査増やそうというのに、お金はないと、これ踏み出せないですよ...全文を見る
○倉林明子君 線引きをせずに、やっぱり感染リスクあるということで、その障害者施設、事業所というところも広くやっぱり捉えられるようにしてほしいというふうに強くこれは要請したい。  そして、保育所とか学童、感染リスク低いと言えるのかというのは、明確なエビデンスがあるのかなということ...全文を見る
○倉林明子君 いや、今ピーク入りつつあるという頭で対応していかないと、私はまた後手になるという危険があるから言いたいと思ったんですね。これで検査体制が万全だということに絶対してはならないし、追っかけながら、先取りしながら検査体制が取れるようにしていくのは国の責任なんだということを...全文を見る
11月20日第203回国会 参議院 本会議 第4号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表して、予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律案について質問します。  法案の質疑に入る前に、日本学術会議への任命拒否問題について質問します。  世論調査でも、説明に納得できないという声が五割から六割に達して...全文を見る
11月24日第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  三連休ですよね。医師会の会長が静かな三連休をと本当に切々と訴えられていたのを見ていたんですが、先ほど紹介あったとおり、京都も本当にたくさんの人出で、渡月橋が報道ありましたけど、それ以外のところでも観光バスが走るという状況になりまして、非常...全文を見る
○倉林明子君 もう一つ大事なことを言うてくれへんかったので紹介しますけれども、一週間当たりの新規陽性者数が人口十万人当たり十を超えたところは至急検査に取り組むこと、これ、新しいところですよね。  今説明あったように、検査が速やかに実施されない場合、自費検査、これについても補助の...全文を見る
○倉林明子君 いや、そういうメッセージ、安心して検査できるのよということを言い切っていなかったんですよ、ついこの間まで。ちゃんとそういう周知が、検査せえという通知と併せてはっきり示すべきだと。  で、その自費検査まで含めたというのはすごく踏み込んだと思っているんです。ところが、...全文を見る
○倉林明子君 ちょっとやり取りしていると時間掛かりそうなので。もう本当に検査踏み込まないと駄目なんですよ。行政検査として判断したところについては持分ちょっと見えてきた。ただ、事業所が自主判断でやったと、これについても見ると言っているところがポイントなんですよ。だから、そこをちゃん...全文を見る
○倉林明子君 一九四八年に起こりましたのがジフテリアトキソイドの接種による被害、これ、世界で最大規模のワクチン被害と言われているものです。被害者八百五十四人ということで、乳児、乳児でしたかね、対象が、八十四例の死亡がありました。そして、それ以来、あっ、この一番上のが今紹介したやつ...全文を見る
○倉林明子君 これ、有害事象、大きな障害が残ったり命をなくしたりということを通じて、ワクチンというのは健康な人が受けるものですから、それに対する有効性、安全性、その検証というのがより高く求められるし、情報提供についても議論があったとおりだというふうに思います。  で、基本合意、...全文を見る
○倉林明子君 確保する、来年前半までにということでの根拠というのは、議論聞いていたら乏しくなっているのかなと思って改めて確認したんですね。  少なくとも、ワクチンを確保すること、これと国民に対する接種を開始するかどうか、接種開始できるかどうか、これやっぱり別だと思っているんです...全文を見る
○倉林明子君 全く新しいタイプのワクチンということで、効果、そして持続期間、これらも解明されていない。有効性、そして安全性、証明されたという段階じゃないというのははっきりしていると思うんですね。  アメリカで未承認のまま緊急使用を認めたレムデシビル、これ再々議論もありました。こ...全文を見る
○倉林明子君 いや、レムデシビルがこういう在り方で承認されたということがそもそもどうなのかということは本当に検証必要だというふうに思っているんですけれども。  さらに、ワクチンというのは医薬品よりも高い安全性と有効性が求められると、これ言うまでもないと思うんです。じゃ、今回もフ...全文を見る
○倉林明子君 つまり、今の説明だと特例承認をする可能性もあるということですよね。いや、いやいや、ですよねというふうに受け止めましたので、後で確認してもらえればいいです。  で、どちらにしてもという言い方するんだけれども、安全性の確認の仕方は全く違うんですよね。要は、コロナに対す...全文を見る
○倉林明子君 いや、ちゃんと国民に理解できるような安全性、有効性の担保が取れているんだということ分からないと。私はちょっと、これまでの手続をすっ飛ばすというところが見えてくる手続だと思うんですね、特例承認という、第三相試験やらないということであれば。安全性の担保飛ばしてもいいとい...全文を見る
○倉林明子君 終わります。
11月26日第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○倉林明子君 四人の先生方、本当に第一線でお仕事をお抱えのところ、本当に私たちのためにありがとうございます。日本共産党の倉林でございます。  脇田参考人にまずお聞きしたいと思います。  連日、分科会、アドバイザリーボードとお忙しかったと思うんですけれども、昨日、続いての提言と...全文を見る
○倉林明子君 片山参考人に伺いたいと思います。  研究開発もされているという紹介も見させていただきました。そもそも論で、おさらい的なんですけれども、ワクチンというのは通常どのように開発されていくのかと、一般的にですね、進め方ですね、御紹介ください。
○倉林明子君 ありがとうございます。  ところが、今回、核酸型ワクチン、メッセンジャーRNAというんですか、これ物すごいスピードアップして、そういう早く作れる特徴もあるんだということをお聞きはしているんですね。その核酸型のワクチンの特徴、それから、先ほども少し紹介あったと思うん...全文を見る
○倉林明子君 ありがとうございました。  隈本参考人に伺いたいと思います。  薬害オンブズパースンが十月六日に意見書を出されておりまして、これも読ませていただきました。ここで、細かくやっぱり承認審査の在り方について何点かの指摘、御意見が書かれているんですけれども、二つについて...全文を見る
○倉林明子君 ありがとうございます。  最後になるかと思うんですけれども、坂元参考人、ありがとうございます。私も看護師出身で、京都市会議員だった時期も長かったものですから、現場で医務監として御苦労されているんだろうということを本当に思いました。  平時からこういう接種計画を立...全文を見る
○倉林明子君 重要な大事な御意見、御指摘、本当にありがとうございました。  終わります。
12月01日第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○倉林明子君 お疲れさまです。日本共産党の倉林です。  北海道の状況、医療提供体制が大変なことになっているということで、今日お昼のニュースでも北海道医師会の会長がコメントしているのをちょっと、ちょっとだけ見たんですけれども、病院のクラスターが連続的に起こっていると。札幌、旭川と...全文を見る
○倉林明子君 これが本当に危機的な状況を加速させるという現状になっています。  医療従事者の声を聞いてくださいというハッシュタグを付けて、今そこにたくさん現場の声、集中されています。是非御覧になっていただければと思いますけれども、そうした中で、年内いっぱいは医療従事者の誇りと責...全文を見る
○倉林明子君 ちょっと御理解できないね。  行動規制、行動制限掛けて、その結果が出るのは二週間後ということになるんですね。これ、判断遅れれば遅れるほど、要は減るという展望が持てないんですよ、現場だって。医療が正月、一体どんなことになっているのかと。今回の波の出方というのは高齢者...全文を見る
○倉林明子君 いや、今働いている人が離脱するような事態をいかに止めるかと、それに対してメッセージが大事なんだと。行け言うてるのか、動け言うてるのか、動くなと言うてるのか伝わっていませんから、国民にもね。そこはしっかり受け止めて、決断を改めて求めておきたいと思います。  で、法案...全文を見る
○倉林明子君 答弁が差し控えるということが本当に多くなっていて、国会の機能という点でも非常に懸念しております。  片山先生のお話ですと、最も懸念されている副反応について、今までも人体に接種されたことがないタイプのワクチンであることということで、開発から期間も短いので長期の検証は...全文を見る
○倉林明子君 分からないことがまだまだあるコロナだし、そしてワクチンだということははっきりしていると思うんです。長期間でどうなるかということもよく分かっていないですし、コロナにかかったという方の後から出てくる後遺症というのも今、後遺症問題が今クローズアップされてきています。要は、...全文を見る
○倉林明子君 ちょうど報道が走ったということかもしれませんが、大変心配していますのは、臨床試験の結果が出る前から、来年前半には国民全員分のワクチンを確保するとか年度内接種の話出てくるんですよね。  総理は、G20ですか、地域首脳会議ということで明確にこうおっしゃっているんですね...全文を見る
○倉林明子君 ワクチンの導入というのは、あくまでも科学的な根拠、そしてデータに基づくべきであって、政治目標ありきというようなことは絶対あっちゃならぬよと、そういうことを指摘はしておきたいと思うんですね。  その上で、損失補償契約、再々議論もありました。国会承認を求めないとした理...全文を見る
○倉林明子君 いや、議論もいろいろ見せてもらったんだけれども、損失補償契約というのは要るよねという議論をずっとされてきたんですよね、野党としてもね。  私、今回、損失補償契約の国会承認を入れなかったと、これ最大の理由になっているのは、企業が契約内容の秘密保持、これ契約条件とした...全文を見る
○倉林明子君 それやったら余計分からないと、分からない説明になってくるなと思うんですね。  要はどこまで補償を、要は、損失補償契約ということはどこまで補償するのかという中身で国会の同意を得ると、これお金の話ですからね、国民負担の問題なんですよ。それすっ飛ばしてええという今説明に...全文を見る
○倉林明子君 ワクチン行政の歴史というのは、やっぱり国民がよくその安全性と有効性、そして危険性、これしっかり見極めて選択できるようにしてきた、進んできたという歴史の中には、やっぱりワクチン禍というのがあったんですよ。  だから、信頼できるためには情報の徹底開示、国民の理解促進、...全文を見る
12月03日第203回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  本法案の提出までに本当に長年にわたって御尽力いただきました当事者団体の皆さん、そして超党派議連の皆さんに敬意を表したいと思います。  そこで、今日は法の執行をしていくに当たって幾つか確認をさせていただきたいと思います。  一つ...全文を見る
○倉林明子君 具体的な指針の中身ということなんですけれども、一つ、やっぱり求人に当たって労働契約を明示する必要性があるんじゃないかということが一点。それと、名ばかり理事という問題で、労働者性を認める場合の要件の整理ということも示していくべきではないかというふうに思うんですけど、い...全文を見る
○倉林明子君 特に、確認ですけれども、名ばかり理事の問題については、理事長の指揮命令に従って事業の執行に関わる業務、人事権や予算執行権、これはないという場合については労働者性はこれ認められるという考え方になりますかね。
○倉林明子君 様々な懸念事項もあったし、名ばかり理事の問題というのはやっぱり最後まで論点にもなった問題だというふうに認識しているんですね。そういうところで指針のところの整理というのが非常に重要になってくると思いますので、その点では、衆参の委員会で出された意見も踏まえてしっかり整備...全文を見る
○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  ようやくではありますけれども、雇調金が二月までということで特例延長ということになりました。ほっとされている経営者の方々多いんじゃないかと思います。  それで、コロナの収束が見通せないという現状になっております。懸念されるのがこの...全文を見る
○倉林明子君 いや、雇用情勢ということで見ますと、悪化にちょっと歯止め掛かっていないんじゃないかというふうに思っております。これ中小企業にとどまらず、大企業のところでも早期退職という呼びかけがかなり広がっているという報道も出ておりました。失業者についても三%、三・一%ということで...全文を見る
○倉林明子君 是非本当に頑張って、予算の確保については期待しております。  そこで、失業手当の日額上限ということでも、これ今、一日八千三百七十円余りということで、東京の最賃レベル程度です。この引上げこそ必要だし、期間の延長についても強い要望が寄せられているということは伝えておき...全文を見る
○倉林明子君 運用の見直し、改善等してもらっているということは十分知っているんだけれども、根幹部分でやっぱりなぜ伸びないかというと、それは、休業認めないと、事業主がね、そういう状況あるということで、制度はあるけど使えないということになっているので、本当にそこ突破要るんだということ...全文を見る
○倉林明子君 制度の立て付けが問題で余計ハードル高うなって、必要なときに必要な支援が受けられていないと。さらに、これは学校休業のときだけじゃなくて、それが今も重たい負担になっているということなんですよ。だから、制度の立て付け悪いの分かっていますよ。だから使われていないんですよ。だ...全文を見る
○倉林明子君 いや、これ標準報酬月額の算定のときにタイミングがきっちり、要は報酬が超勤によって上がったということなんです。通常、そのときは上がっていたから低い保険料を払っていたやないかという話やけども、高い報酬月額になったのは、コロナで子供を受け入れなあかんかったからそうなったん...全文を見る
○倉林明子君 引き続きやらせていただきます。
12月10日第203回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  病床の逼迫度について、再々議論もありましたけれども、私も連日寒けがする思いで伺っているところです。  そこで、分科会が示しております指標の一つでもあります最大確保できる病床使用率、これ五〇%超えるということで、ステージのお話もあ...全文を見る
○倉林明子君 人には限りがあると、感染拡大については更に広がる可能性も視野に入れてということだけど、先ほど自衛隊の方からも説明あったけれど、元々自衛隊の病院に張り付いている人たちを剥がすと、こういう作業を伴うようなことしないと、救急に対応できる看護師なんて即配置できないですよ。 ...全文を見る
○倉林明子君 せっかく答弁してもろうたけど、聞いたこと答えていませんよ。大体脆弱な体制やったんちゃうんかと、そう聞いたんですよ。  医療提供体制、これ守るためにも、今、介護、福祉に手厚い支援が要るんですよ。ところが、昨日ですよ、案が出された二〇二一年度の介護報酬改定、見てびっく...全文を見る
○倉林明子君 現場から出ているのは、ICTとかAIとか、確かに導入すれば負担の軽減にはなると。しかし、人の代わりにはならないんですよ、火災が出たとか急変が出たとか、ICTやAIは対応できませんから。一人当たりの職員の負荷が大きくなると。これ、一層人材確保が困難になりますよ。人手不...全文を見る
○倉林明子君 介護報酬をプラス改定して国民負担増を行うべき事情は見出せない、これ財政審に書いてありました。ばっさりやなと思って読ませていただきました。  障害福祉サービス事業所、ここでも、マスク、密避けることは困難で、生活が激変し、不安、ストレスを増している利用者支援、これ高い...全文を見る
○倉林明子君 日額払いということが経営に本当に悪化要因になっているということは率直に受け止めるべきだと思っております。  コロナ禍を教訓としまして、我が国の社会保障をどうやって立て直していくのかというのは私問われていると思うんですね。ところが、このタイミングで出された財政審の建...全文を見る