倉林明子
くらばやしあきこ
選挙区(京都府)選出
日本共産党
当選回数2回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月13日 | 第203回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第3号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 十月下旬以降のコロナの感染拡大、全く歯止めが掛からないまま増加の一途をたどり、重症のコロナを受け入れてきた医療機関、これはもはや危険水域を超えているという状況でなかろうかと思います。 看護師の話を是非紹介したいと思うんですね。これ、一...全文を見る |
○倉林明子君 直近の世論調査の結果でも、政府の感染拡大防止策に対して期待できない、七割超えています。一か月後の宣言解除できない、九割弱という答えがありました。国民の理解がなければ、これ協力も得られない。成果も出せないでしょう。 実際に、患者を、重症患者を減らすためにどうしたら...全文を見る | ||
○倉林明子君 感染抑制、患者を減らしていくと、これは本当に成功させないと、医療崩壊、命の危機だと重ねて申し上げたい。 GoTo事業一兆円など、コロナ収束が前提となっている第三次補正予算、抜本的な組替え求めて、終わります。 | ||
01月15日 | 第203回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第4号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 参議院令和三年度予定経費要求案について反対の立場で意見を表明いたします。 一つ、委員長手当、これは国会役員を特別扱いする制度であって、廃止すべきである。 二つ、文書通信交通滞在費については、在京議員に対しても滞在費と称して手当を支...全文を見る |
02月02日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第5号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。 必要な医療が受けられないまま命を失う、こういう人が相次いでいると。医療の逼迫度の具合からしても、緊急事態宣言の延長はやむを得ない判断だと私も思います。 先ほども紹介ありましたけれども、総理は、今回の宣言に当たって、一か月後に必...全文を見る |
○倉林明子君 最大の問題は、やっぱり受入れ、医療の受入れ限界を超えるまで感染拡大をさせてしまったということがあると思うんですね。 確かに、感染者数が減ればこれから重症患者も追いかけるように減っていく傾向になるというのはこれまでの経過でも明らかだと思います。ただ、今、今命が救え...全文を見る | ||
○倉林明子君 今の決意を直ちに現場に届けていただきたいというふうに思います。 医療の逼迫を解消するというためには、感染者数を減らす以外にこれ道ありません。 繰り返し求めてきたPCR検査の拡充、医療機関、高齢者施設、このクラスターをいかに抑えるかという点でも決定的になってき...全文を見る | ||
○倉林明子君 実質的に今できておりませんので、実質的にできるように直ちに頑張っていただきたい。 終わります。 | ||
02月12日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第8号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 病床の逼迫状況、本当に厳しいということです。高齢者施設と医療機関でのクラスター発生をいかに止められるかと、医療機関、保健所の負荷を減らす上でも私は決定的だと繰り返し求めてまいりました。 前回の基本的対処方針の変更で、特定都道府県に対し...全文を見る |
○倉林明子君 策定計画についてはまだだということかもしれませんけれども、既に、先行して二十五の都府県で実施及び計画という段階にあるということをもう聞いております。本当に速やかに取り組めるようにという支援もお願いしたいと。 私、基本的対処方針では、その後も地域の感染状況に応じて...全文を見る | ||
○倉林明子君 今のちょっと別な、集団、地域的な、面的な検査の話だと思うんですけれども、私、クラスター、高齢者施設、重症化を減らしていくためにも、高齢者施設と医療機関、ここまで含めて国が明確に定期的な検査できるような財源措置必要だという観点から聞いておりますので、三月末以降の検査も...全文を見る | ||
○倉林明子君 しっかり検査に取り組めるように、また、これも重ねて公費全額の財政措置を強く求めて、終わります。 | ||
02月26日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第9号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。 先ほど来御説明ありますように、三月というのは、就職とか転勤、進学、人がやっぱり広域で動くという時期でもあるんですね。こういう時期を直前にして、あと一週間なぜ待てないのかと、こういう声が上がっております。 そこで、改めて確認をさ...全文を見る |
○倉林明子君 私権の制限と併せて、人の命が守れるのかというところも大きく問われた第三波になっていたんだということを押さえる必要あると思うんです。 そこで、やっぱり重症者の減少速度がとても鈍くなっているという現状があります。昨年の十一月末の水準にこれとどまっております。そして、...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、抑制に、収束に成功もしているニュージーランドは全件ゲノム解析しているということでありまして、全容をつかめているという実態にはまだないということは確認できるかと思うんですね。早期の探知、そして封じ込め、これ今求められている段階なんだということは指摘したい。 ...全文を見る | ||
○倉林明子君 やっぱりこれからの感染拡大をいかに防ぐかというところで、検査体制を取る、そしてゲノム解析を本当に比率上げていく、全数つかめるような体制に持っていくということが今後の感染拡大を抑える上では本当に大事なことになってきているし、今決してその体制が十分に取れているという事態...全文を見る | ||
03月05日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第10号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 再延長の判断は、医療提供体制の厳しさ、これ踏まえますとやむを得ないと思います。しかし、なぜ二週間なのかというところです。総理は昨日の質疑で、予算委員会の質疑でしたけれども、二週間の時間をいただければ大幅改善できると答弁をされておりました。...全文を見る |
○倉林明子君 専門家組織が感染状況について、夜間の人流にとどまらず、首都圏では感染源やクラスターの発生場所が不明な例が多くなっていると、こういうふうに分析をしていると確認ができるかと思います。 検査の徹底、これ必要だということを繰り返し求めてまいりまして、検査については新しい...全文を見る | ||
○倉林明子君 一番目については、実施状況これからなんですよね。三月十五日に一回目の集約を取るというふうに聞いておりますので、つかめていない。 二番目についてもこれからですよね。こういうことこそ前倒しでやっぱり掛けていくという対象にすべきじゃないかと。感染状況の状況を踏まえれば...全文を見る | ||
○倉林明子君 結果を出せるように、急いだ取組を求めて、終わります。 | ||
03月12日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第12号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。 今日は、人事官候補、川本裕子参考人に質疑をさせていただきたいと思います。 まず最初に、私の方からもジェンダーギャップの問題で、意見表明の中でもありましたけれども、国際的に大変遅れているのが今の日本だという認識は共通している...全文を見る |
○倉林明子君 二〇二五年度末で、政府の目標は八%にとどまっておるんですね。 確かに、期待して鍛える、大事な観点だと思います。しかし、女性が働き続けられない、やっぱり育児や子育ての面でのギャップも大きくありますので、環境整備ということも是非視野に入れていただきたいなと思います。...全文を見る | ||
○倉林明子君 注視するだけでなくて、政府からも中立公正性が求められている、そういう存在であるということは指摘をしておきたいと思います。 そこで、政府が批准しておりますILO八十七号条約、そして九十八号条約についてなんですけれども、ILOからは、度重なる条約違反である旨の勧告が...全文を見る | ||
○倉林明子君 度々勧告を受けているということは頭に置いていただければと思います。 人事院は、政府から独立して中立、そして、国家公務員の身分の任免、服務、賃金、労働時間等、こういう労働条件定めるという役割あるわけですが、勧告について、実態は、給与のマイナス勧告が出されたり、人事...全文を見る | ||
○倉林明子君 以上で終わります。ありがとうございました。 | ||
03月12日 | 第204回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。 二〇〇〇年四月にスタートした介護保険、これ全国どこでも誰でも一割負担で必要なサービスが受けられると。家族介護から社会的介護へ、このスローガンには本当に多くの介護家族が希望を寄せたというスタートでもありました。 あれから間も...全文を見る |
○倉林明子君 現実、リアルに確認していきたいなというふうに思います。 介護疲れ、看病疲れ、これによる殺人事件が起こっております。同様の理由で自殺というのも統計上把握するようになってまいりました。これ過去三年、それぞれ数字で御紹介いただきたい。 | ||
○倉林明子君 やっぱりこういう数としても上がってきていると。介護家族がここまで追い詰められることになっていると。なぜなのかと。それは、確かにサービス量増えました、しかし、こういう追い詰められて殺人だ、自殺だっていうところになっている家族あるんですね。改めて介護保険制度の検証と総括...全文を見る | ||
○倉林明子君 御留意をした上でも、認定を受けて受給権があるのに四人に一人が未利用者という実態を見るべきだと思うんです。保険料を支払っているんですよ、こういう人たちは。で、未利用者の割合というのは増え続けております。何でこんなに利用されないのかということです。 介護保険料につい...全文を見る | ||
○倉林明子君 保険料は発足時から約二倍、さらに今年は改定を控えていますので、二倍超えになることは明らかではないかと思います。 月額一・五万円の年金があれば、これ強制的に天引きされるのが介護保険料であります。そして、滞納処分、ペナルティーの対象というのは、それ以下の無年金や極め...全文を見る | ||
○倉林明子君 利用者負担は、じゃ、どう推移したのかということも確認したい。 これ、所得にかかわらず一割負担でスタートいたしました。現状の負担割合はどうなっているか。二割、そして三割負担の要件、そして認定者数、これどうなっておるでしょうか。 | ||
○倉林明子君 これ、二割、三割になっている人というのは決して高額所得者とは言えない年金の収入に対するものであります。余りにもここ重い負担になっているという指摘をしたい。 さらに、自立という名の下に、二〇一五年に要支援が給付の、介護給付の対象外ということになりました。要支援一、...全文を見る | ||
○倉林明子君 制度開始時から、先ほどあったように、保険あって介護なしとならないかという指摘ありました。実際には、二十年たって、高過ぎる保険料、払いたくても払えない、払ってもいざというときに使えるサービスがないと、こういう事態も拡大していますね。私、やっぱり国家的な詐欺だという声が...全文を見る | ||
○倉林明子君 結局、その影響額というのは利用者の負担増に直結するものですよ。 元々高額介護サービス費の制度というのは、過剰な負担の歯止めだったはずです。三倍の負担ということも起こり得ります。過剰な負担になるというのは明らかだと思います。 そこで確認したい。今、影響額、人数...全文を見る | ||
○倉林明子君 全体に与える影響ということをきちんと示した議論のやり直しということが必要だと私は言いたい。 補足給付の見直しによって負担倍増というケースあるわけです。補足給付の件数、額、制度発足時、そして今直近でどれだけになっていますか。 〔委員長退席、理事滝波宏文君着...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、給付が増えれば保険料が上がると、給付を抑制するために利用料が増え続けると。もはや保険制度として本当に機能不全と言ってもいいんじゃないかと思う。 補足給付は低所得者の負担軽減対策で、本来福祉施策として行うものだと思うんですね。介護保険料に跳ね返るような介護保...全文を見る | ||
○倉林明子君 ここまで膨らんでいるんですよね。重い介護保険加入者全体に負担になるんです。やっぱり検討必要だと。コロナで、支える家族が経済的にも傷んでいるという今現状ですよね。そういうときにこんな負担増を強行するというのは論外だと思う。撤回を強く求めたい。 | ||
○倉林明子君 いや、御理解はできない。 次に、介護現場の人手不足、採用困難、これ制度発足以来、年々悪化の一途をたどっております。とりわけ深刻な登録型ヘルパーについて今日は聞きたい。 給与、労働実態をどう把握していますか。 | ||
○倉林明子君 登録型ヘルパーはつかめていないんです、切り出してはね。なので、ここが本当に一番大変になっているんです。 〔理事滝波宏文君退席、委員長着席〕 介護保険制度導入前から三十年のヘルパー歴を持つ、こういう方の場合どう変化しているか。当時、地方公務員で採用されたと...全文を見る | ||
○倉林明子君 平成十六年八月、訪問看護労働者の法定労働条件の確保についてと、通達を出されております。訪問介護職員は労基法上の労働者に当たる、それから移動時間、待機時間、休業手当についてどう指導しているのか、確認をしてください。 | ||
○倉林明子君 それ平成十六年に出した通達なんですけれども、二〇一九年、これ登録型ホームヘルパーの一日の勤務状況です。これ、移動時間、移動時間、待機時間、当日キャンセルと入れましたけれども、これ基本は労働時間に入れて評価されるべきものですけれども、現状でもここは賃金発生しておりませ...全文を見る | ||
○倉林明子君 この通達出した当初も七割程度だったんですよ、法令違反が。そういう実態は余り変わっていないと。先ほど紹介した事例もそうだけれども、何ぼ通達出したってやね、これ全然改善してへんというのが現状だということを私は言いたいわけです。 そもそも人件費が賄える介護報酬になって...全文を見る | ||
○倉林明子君 そもそも、介護報酬には人件費積算という考え方ありません。介護報酬で現金給付、その中から払うということになっております。 ヘルパーの働き方というのは、この間、大きく変化させられてまいりました。 二〇一二年、介護報酬改定で、それまでは一こま一時間あったんですよ、...全文を見る | ||
○倉林明子君 あのね、今紹介した中身なんですよ。ヘルパーだって専門家として誇り持ってやってきたんですよ。その誇りさえも傷つけるというような実態をしっかり正面から私は厚労大臣として見てほしいと、現場へ行けと言いたい。 そこで、持続可能な制度を掛け声にして、給付は削減だと、負担は...全文を見る | ||
○倉林明子君 加算加算でやってきたことは知っております。しかし、現場の賃金上昇にはつながっておりません。人手不足、深刻です。やっぱり介護崩壊になるんじゃないかと、この危機感をしっかり受け止めていただきたい。抜本的な制度の見直しが必要だと。 終わります。 | ||
03月16日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 三月末に期限を迎えることになっていたコロナ関連の支援策について、今朝ですか、非正規雇用労働者、女性、一人親世帯等への新たな支援ということで、関係大臣会議でしたかね、でパッケージの案が示されたということです。今日、私も質問しようと思っており...全文を見る |
○倉林明子君 一回聞いただけではなかなか分からぬぐらいのちょっと中身だったかなと思うんですけど、基本はその本人申請もできるという仕組みも導入するということ、それは応えてもらった、一歩前進だというふうには見たいと思うんですね。 しかし、これまだ、申請しても、相談窓口もつくっても...全文を見る | ||
○倉林明子君 今の説明だと、引き続きコロナで大変なところについて国保料が減免されるというふうに聞こえるんだけれど、これ、昨年減免、昨年度、いわゆる二〇二〇年度に、二〇年に減免を活用したという人の場合、そこから更に三〇%の減収がないと、次、減免対象にならないということですよね。二年...全文を見る | ||
○倉林明子君 それは減免、全部免除されていて、今度新しく、通常どおり所得に見合いで掛かるということになるんです。これ、継続と言わないんですよね。これ、継続と言わないと私は思う。これ、二年連続して実際のところでコロナの影響を受けて、もう明日にも店閉めようかというような人たちをやっぱ...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、国の全額補助の対象というのが被用者に限られているということになっていることが踏み出せないという、実際には五つのところしか自治体踏み出せなかったということになっていると思うんです。 全国市長会は、対象拡大、対象額の増額、これ要望されております。協同組合日本俳...全文を見る | ||
○倉林明子君 大きいけど、本当に経験したことがないコロナ禍での苦しんでいる状況を踏まえて、やっぱり思い切った検討を私は求めたいと思います。 次、看護師の日雇派遣、これ予算委員会でも衆議院の厚労委員会でも質疑になっていました。これ、社会福祉施設については看護師の派遣が二〇〇三年...全文を見る | ||
○倉林明子君 今の大臣の最後の説明、ニーズがあるという話なんだけれども、そのニーズについて規制改革推進会議で説明していたのは、派遣事業者のニーズですわ。 そこで、ほんまにニーズがあるのかどうかということでいえば、これ厚労省、調査しているんですよね。その社会福祉施設等のニーズが...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ利用したいという回答した事業所もありますけれども、労働時間が短期であるためにチームでの役割を発揮しにくいと、こういう回答も五割から六割と高いんですね。 看護師の回答でも、派遣されている、あるいは派遣に就いていないけれどもという看護師にも調査していて、この回答...全文を見る | ||
○倉林明子君 特養ホームや重度障害者施設ということでいいますと、特養なんか、重症化進んでいると、みとりもやってねということで、どんどん重たくなってきていますよね。医療ニーズは高くなっていると思うわけです。こうした事業所に細切れ、不安定な雇用を持ち込むと。 利用者の安全が、私、...全文を見る | ||
○倉林明子君 日雇派遣の対象というのは、介護、障害福祉施設だけじゃないですよね。医療機関以外の看護師が従事する全ての社会福祉施設ということが対象、拡大される対象範囲になるということだと思うんですね。 本来、私は、事業所の要求であるように、常用雇用、直接雇用ができるような条件整...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、今でも、派遣、三十一日以上の契約を派遣元事業所と契約結べば、そういう福祉施設の方で穴空いたところに来てもらうということだって現実やっていますよ。だから、現実その日雇を導入しなければできないということにはなっていないということを言いたいんですね。 この提案の...全文を見る | ||
○倉林明子君 派遣事業者がへき地に看護師派遣をできたとしても、現実問題として、そういう派遣で定着につながるのかということに非常に疑問を感じます。現実的ではないんじゃないかと思うんですね。 日雇や派遣で代替できるものではないというふうにも思うんですけれども、この点ではもう一回大...全文を見る | ||
○倉林明子君 だからこそ、元々派遣、原則禁止だったんですよ。それが、派遣原則禁止からどんどん条件付きでの解禁、そして元々社会的な大問題になった日雇派遣も拡大傾向になっているんですね。こういう日雇派遣で何とか穴を埋めていかないと今回らないと、そういう実態になっていること自身が問題だ...全文を見る | ||
03月18日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第13号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 新規感染者数が八割減だということで、この点での大幅な改善はあったということなんだけれども、一部やっぱりリバウンドの兆候ということも見られますし、変異株の増加傾向については大きな懸念があるところです。それでもやっぱり解除するということになっ...全文を見る |
○倉林明子君 本当に大規模検査を実施する、この検査戦略と実行体制、どう確立していくのかって、本当大きな課題になっていると思います。 三月末までに実施するとしている高齢者施設での職員に対するPCR検査、これについては、政府は四月―六月で更に一巡ということが示されていますけれども...全文を見る | ||
○倉林明子君 私、重症化リスクの高い高齢者施設にとどまらず、今、高齢者施設だけです、医療機関、福祉施設、さらに、子供にも感染拡大のリスクがあるということで、変異株の問題も指摘されているところです。こういう定期的な検査に、感染者数が減少している今だからこそ、戦略的に取り組むべきだと...全文を見る | ||
○倉林明子君 これは、変異株の問題でも新たな数字は今回対処方針の中に盛り込まれました。PCR検査とゲノム解析で陽性者の四〇%まで引き上げていこうという数値目標が出たというところは私は一歩前進だというふうに思うんだけど、これ四〇%でいいのかということあります。これも、新規陽性者数が...全文を見る | ||
○倉林明子君 とりわけ、やっぱり感染者の多いところでの陽性者数に対するこの変異株を捉えるということを、これ急いでやる、急いでやるべきところでもあるという認識をしっかり持っていただきたい、そこに戦略を持っていただきたいと思います。 緊急事態宣言解除に当たって、政府の検査戦略とい...全文を見る | ||
○倉林明子君 やっぱり専門家が求める水準で今から本当に検査の戦略を大幅に引き上げていくと、これが予兆をつかんで感染拡大の防止の決定打になるんだと強調して、終わります。 | ||
03月22日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 コロナの第四波に備えた病床確保を進めていくということで、医療連携どうつくるのかと、これやっぱり大きな課題だと、これ共有できると思います。療養施設とか在宅療養に対しては地域の診療所、これ更なる協力も欠かせないと。第三波で明らかになった教訓と...全文を見る |
○倉林明子君 開業医も含めた連携協力体制の強化、これ本当にやっぱり阻害している要因何かと。大きなものとして、私、経営問題があると、経営問題。 総理も国会での質疑で、減収は基本的にないという御説明なんだけれども、実態どうかということですね。 これ、大阪の保険医協会さんが地域...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、コロナの終息が今現状では全く見えないということです。現場から上がっている声というのは、これまでの債務もあると、このままでは債務超過が避けられないという声があります。 これ、医療を守るためにも償還免除という仕組みももう検討すべき状況ではないかと。これ、三年、...全文を見る | ||
○倉林明子君 確かに、計算したら合うように見えるんですけれども、実態の現場の声ということでいうと、やっぱりまだ足りないということと、債務超過に対する不安、懸念というのが声として上がっているんです。やっぱり四波に備えた病床確保ということを進めていくためにも、そのコロナの受入れのとこ...全文を見る | ||
○倉林明子君 コロナ派遣村実行委員会という支援に取り組んでおられるところですけれども、現場では相談者が急増していると。リーマン・ショックのときを大きく超えるような相談者が年末もあったと。そして、年明けての支援の取組もされているんですが、年末は家賃が払えず住まいを追い出される人が増...全文を見る | ||
○倉林明子君 QアンドAのところでもこの整理解雇四要件については紹介もしてもらっているということは承知しているんですね。 特に問題だと思っているのは、非正規労働者のところが真っ先に今雇用調整の対象となっていると。統計に表れない失業者、いろんな議論も予算委員会でもありましたけれ...全文を見る | ||
○倉林明子君 このコロナが雇用にも大きな影響を及ぼし始めたときに加藤前厚生労働大臣とも議論しましたけれども、繰り返しやっぱり雇用を守るということで政府の役割発揮すると、こう断固明言されておりました。非常に今も大事な、取組していく上で問われていると思うわけですが。 大臣に聞きた...全文を見る | ||
○倉林明子君 QアンドAも出されているので、そこでも注意喚起もしていただきたいし、解雇、雇い止めということ、三末前に大量に起こるんじゃないかという不安もありますから、是非、大臣メッセージとしても雇用を守るということを改めて強調していただきたいということを強く要請したい。 失業...全文を見る | ||
○倉林明子君 それは全く理解できないので重ねて求めておりますから、そういう実態含めて受け止めていただきたいと思う。失業者のセーフティーネットという機能あるわけですよ。私は、そういうモラルハザード論みたいの、すごく根強くあるんだけれども、コロナ禍の下では現状やっぱり極めて不十分だと...全文を見る | ||
○倉林明子君 国庫負担、しっかり引き上げて対応していただきたい、強く要望して終わります。 | ||
03月30日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 厚労省でも、法案の関係資料の誤りにとどまらず、条文も誤りが発覚したと。これ、立法府軽視と、極めて責任は重大だと指摘をしておきたい。 さらにですよ、さらにです、老健局老健課丸ごとの深夜に至るまでの宴会、言語道断です。もう、この担当してい...全文を見る |
○倉林明子君 税制改正の必要性にも触れられましたので、是非検討していただきたいということは求めておきます。 これ、償還が開始された年に、要は返せるということで認定されたケースの場合ですけれども、収入減少がその年に起こったということになりますと、返済困難となる場合が考えられるん...全文を見る | ||
○倉林明子君 そうなんですね。これ、多額な債務を抱えると。で、償還してもこれ所得に反映するという仕組みなので、とりわけ償還免除ということを通じて生活困窮に陥るというようなことを絶対に避けないといけないと思いますので、指摘をしておきます。 そこで、貸付けは世帯全体ではなくて借受...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、必要な配慮を、実質的にきちんと償還免除を受けられるような配慮を求めておきたいと思います。本来だったら本人のみの所得で貸したんだから、本人のみの所得で判断されるべきだということは指摘をします。 実際、この業務に当たった社協ですよね、ここが本当に多忙な中でも相...全文を見る | ||
○倉林明子君 生活保護法四条二項、保護の要件とは異なるという位置付けだと思いますね。実際に扶養義務者からの金銭的扶養が行われたときに被保護者の収入として認定すると、二項は。 確認したいと思うんですね。扶養の可否は保護の要否判定に影響を及ぼすものではない、いいですね。 | ||
○倉林明子君 つまり、扶養照会は義務じゃないというのは、ここで、保護の要否判定に扶養照会は必要ないと。大臣、どうですか。 | ||
○倉林明子君 だから、扶養の問題というのは保護を適用するかしないかを定める要件の問題じゃないというところをきちんと確認する必要はあると思うんです。要は、要保護者の収入、要は収入、保護の要否は要否でした後に、扶養で果たしてもらえると、金銭的な援助もらえるといったら、収入で処理する問...全文を見る | ||
○倉林明子君 そもそも扶養請求権というのは処分や譲渡ができない権利であって、債権者が代位行使することもできないと、そういうものです。要扶養者が特定の関係ある扶養者に扶養の請求をしたときにこの扶養請求権は初めて発生すると、判例でも明らかだと思うんですね。つまり、扶養を求めるかどうか...全文を見る | ||
○倉林明子君 実際、扶養照会を掛けるということが家族関係壊すというようなことにさえつながっている事例もあるということは知るべきだと思います。 コロナ禍の今だからこそ、申請の権利を行使できるような条件整備が要るということを言いたいんですよ。行使できていないですから、扶養照会があ...全文を見る | ||
○倉林明子君 是非前向きに広げてほしいと。 学校、確かに保健室に置いていて、無料でくれるんだけれど、二枚返しねというような、二枚、一枚借りたら二枚返してねというような実態もあるんですよ。だから、学校の中の予算でやっているので、そういうこと本当に起こっているんです。是非そういう...全文を見る | ||
04月05日 | 第204回国会 参議院 決算委員会 第1号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林明子でございます。 厚労省の老健局老健課、深夜までの大宴会をしていたということで、大変な衝撃を与えました。国民の信頼を裏切るもので、断じて許されるものではないと。官僚が正常な判断ができなくなっていると。こうした背景に、これ国民に自粛を要請する中で...全文を見る |
○倉林明子君 いや、私、影響がなかったとは言えないんじゃないかと思うんですね。 政治家が率先してこれ自粛破り、先にやっていたんですよね。で、官僚にも国民にも、自粛要請してもこれ協力してもらえないと、こうした要因を政治家自らがつくっていると、こういう認識はありませんか。 | ||
○倉林明子君 せっかくこうしたテレビでこの問題を取り上げたんですよね。やっぱり真摯な謝罪ということを国民にも示すということでは、私はそういう機会として発言を期待したいなと思ったんですよね。 国民には自粛を求めながら、自ら破ると。これ、必死でコロナ対応をしている、奮闘しているん...全文を見る | ||
○倉林明子君 総理、政治家としていかがですか。 | ||
○倉林明子君 本当に自粛を要請して、お願いして協力してもらうと。感染予防対策、先ほど総理は奇策がないとおっしゃった。国民に協力してもらうしかないというときですから、だからこそ申し上げておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 この新規感染者数が増加に転ずると、そして第四...全文を見る | ||
○倉林明子君 まん延防止等の重点措置についてはそうなんですよ。一定踏み込んでいただいた。 しかし、関西圏ですけど、私、京都では重点措置対象外で、今その他地域ということになるんですけれども、これ補償がないということで、このままでは廃業するしかないという悲鳴が上がっております。実...全文を見る | ||
○倉林明子君 やっぱり、第三波、緊急事態宣言が解除されたと、さあ、これから何とか希望が見えてくるだろうかというところに今第四波ということで、本当に苦境に陥っているわけですよ。そういう人たちに共にこの苦境を打開しようというメッセージを、事業規模に見合った持続化給付金と、こういう再支...全文を見る | ||
○倉林明子君 補償をしっかりして支えていくということが、これ、コロナの第四波へ向かう上でも物すごくやっぱり大きなメッセージになる、何よりも自粛要請、この効果を上げることにもつながるんだということを強調したい。 次に、医療提供体制の確保、検査についても伺いたいと思います。 ...全文を見る | ||
○倉林明子君 今、数のところで紹介なかったんだけれども、病床数、第三波のときの二倍という、こういう設定でお願いしているという数だということなんですね。うなずいているので確認だと思います。 これ、第三波で私分かったのは、確保しているはずの病床数が現実にはすぐ使えないという実態で...全文を見る | ||
○倉林明子君 今年の高齢者施設、医療機関での集団感染ということで見ていますと、昨年と比べても、高齢者施設で五倍、医療機関で三倍ということで、集団感染やっぱり引き続き多いですよね。 今回の計画策定に当たって、今、数字、昨日まで待っていても数字は、あっ、昨日じゃない、週末の時点で...全文を見る | ||
○倉林明子君 四月で一日五千件と、ゴールデンウイーク後でようやく一万件ですよね。これ、専門家からも、一日一万件では感染源の探知に極めて不十分だと、我々十万件ということを言うてますけれども、専門家からは三十万件ぐらいに引き上げる必要があるんじゃないかという指摘もありました。 対...全文を見る | ||
○倉林明子君 無症状の陽性者をやっぱり保護にしっかりつなげると、これが大事だと。感染拡大を防ぐために、補償の問題もお話ししましたので、実際にそれを恐れて受けないというようなことにつながってはならないので、踏み込んだ検討を求めたいと思います。 変異株の把握についても聞きたい。直...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、今、到達を分かりやすくちょっとしてみたんです。高齢者施設等の社会的検査について、今いただいた数字なのでこれパネルには反映できていませんけれども、まだまだだということは確認できたかと思うんですね。一日当たりのモニタリング検査も、目標から見たら随分とまだ実績は大き...全文を見る | ||
○倉林明子君 第三波では、救える命が救えなかったんですよ。現場では命の選別も迫られたんです。 二度とこんなことを起こしてはならないと最後申し上げて、終わります。 | ||
04月06日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 質問に入る前に、午前中、打越委員そして福島委員から御指摘ありました日雇看護師派遣の解禁の問題です。 打越さく良議員が示されました資料によりますと、まさに実体のない幽霊法人ではないかという疑いが拭い去ることできません。福島議員からも実体...全文を見る |
○倉林明子君 全容解明、しっかり求めていきたいと思います。 次に、老健局の宴会問題です。 これ、二回目の緊急事態宣言発出の一月七日以降で調査を掛けていただきました結果、二件の会食が新たに判明ということです。いずれも五人以上で二時間程度に及ぶということになりました。 そ...全文を見る | ||
○倉林明子君 職業安定局建設・港湾対策室、これ管理職も参加していたと、そして子ども家庭局保育課は課長補佐が参加していると。私、懲罰の軽重の話をするつもりはないんですけれど、組織全体に、そういう意味でいうと、自覚、意識、欠けていた、これ言わざるを得ないと思うんですね。 問題は、...全文を見る | ||
○倉林明子君 やっぱり組織として、国民にやっぱり変わったと思われるような信頼回復の取組が必要だし、それはやっぱり感染拡大をいかに抑えるかと、その本気の取組が国民の信頼回復の一番の道だということを申し上げておきたいと思います。 今日は、最低賃金について質問したいと思っているんで...全文を見る | ||
○倉林明子君 そうなんですね。雇用の維持が最優先ということで、これ見送りということになった経過だと思うんですね。コロナの中で最賃の引上げ、中小企業の事業継続と雇用維持ができなくなると、こういう使用者側の意見というのが採用された結果じゃなかったのかと思うんですね。 二〇一九年、...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、総理も、三月二十二日の経済財政諮問会議で、最低賃金をより早期に全国平均千円とすることを目指すということで、コロナ禍ではあるんだけれども、今年のですよ、三月二十二日にこういう発言をされているということを私は注目して受け止めたんですね。非常に大事だと思うんです。方...全文を見る | ||
○倉林明子君 力強い御答弁ありがとうございます。 三%の引上げでは、決して早期達成と、早期達成ということには私はなかなか難しいと思っているんです。千円を早期に目指すと総理がもう一回掲げ直したと、こういうことを受け止めてほんまに早期でやってほしいということなので、受け止めていた...全文を見る | ||
○倉林明子君 そうなんです。国民経済の健全な発展に寄与することを目的とするということなんだけれども、これ、前提として労働者の生活の安定ということも盛り込まれている規定になっているんですね。 それでは、千円、時給千円、目指すところ千円で一体どういう状況になっているのかということ...全文を見る | ||
○倉林明子君 賃金格差があるから、近傍、要は最高Aランクのところに、静岡から東京に流れ込むみたいな話も以前もあったかと思うんです。要は賃金が低いということが、最低生計費のところでいうたら、必要な額としては地域格差はほとんどないという実態調査もあるわけで、全国どこでも時給千五百円と...全文を見る | ||
○倉林明子君 フランスなんかでもそうだったんですけど、やっぱり期限を切って、アメリカでもそうでした。期限切って支援ということで賃上げの誘導をしてきたという経過あります。それに、全額全部いつまでもという発想だと、いつまでも支援、大規模な支援にも踏み込めないということでもあります。や...全文を見る | ||
04月08日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 朝、報告も受けまして、新たな事案が次々と起こるということで非常に懸念をしております。それは、第三波を超えるようなパンデミックの状況が、更に大きな第四波が来るんじゃないかと、そういうぎりぎりのところに今いると思うんですね。こういう事態に職務...全文を見る |
○倉林明子君 いや、東京の感染状況も日々拡大ということで、後手になったらクラスターが更に広がるということだけは、今やったらえらいことだという危機意識から申し上げております。職場環境も大変密なところもあると。十分な消毒も取れているのかというような理事会での御指摘もありました。そうい...全文を見る | ||
○倉林明子君 本当になかなか進んでいないという状況で、いまだにこの当時の一〇%目標にも至っていないというのが現状だということは共有できると思うんですね。 男性の育休が進まないのはなぜか、議論もありましたけれども、私も、その要因について調査もされているので、その中身を御紹介いた...全文を見る | ||
○倉林明子君 そもそも取れない理由の一番ということで、収入が減ると。これすごく大きくて、そもそも取れない理由ということでいうと、この収入が減って何が困るか、男女の賃金格差があって一層男性は取りにくいと。世帯全体の収入の大幅減ということにつながりますので、それが最大の理由になってい...全文を見る | ||
○倉林明子君 そう今の説明聞いて改めて、かなり高い目標水準が三〇パーだということがよく分かりました。しかし、遅れた、遅れているこういう育休、男性の育休取得率を引き上げていくという意味でいうと、まずは三〇%を二〇二五年まで達成すると、その決意が求められると思う。いかがです。 | ||
○倉林明子君 しっかり頑張っていただきたいと思うんです。 今、最後御紹介あったけれども、議論もあったように、今回の改正でやっぱり最も懸念されているのが、新たな出生時育休中にも就業を可能とすると、確かに取りやすくなるということではあるんだけれども、休業が本当に担保されるのかと、...全文を見る | ||
○倉林明子君 本来、育休ということで、育児に専念するために保障される休暇、そして現状でも、これ育休取得中に就労している男性の方々、五・九%という数字も見ました。 結局、やっぱり育休の形骸化、これが最大の懸念だと思うんですね。これ、どう歯止めを掛けていこうということになります。 | ||
○倉林明子君 そういうところがしっかり守られる、守られていくように、担保されるようにということで取り組んでいただきたいと思うんだけれども、先ほど石橋理事からの指摘もあったとおり、現行の労使関係ですね、多くの企業では、労働者代表の自律性が担保されていないという現状がやっぱりあるし、...全文を見る | ||
○倉林明子君 厳正な対処もして、趣旨の徹底が図られるよう、運用上も頑張っていただきたいと思います。 そもそも、育休中の就労可能と、これは確かに取りやすくなるけれども、原則の例外ということでもあるので、やっぱり就労可能とする運用については見直しを掛けていくということが必要だと、...全文を見る | ||
○倉林明子君 そういう数字いただくと、やっぱりこの規模別でも大きな差が出てきているということは明らかだと思うんです。ちょっと有期、無期のところ、数字聞き取れなかったんですけれども、無期のところで率が高いわけないと思いますので、そういう点で、そこの底をどう上げていくのか、非常に全体...全文を見る | ||
○倉林明子君 有期、無期でいうたら、データはやっぱりないということですかね。これは確認です。 重ねて聞きますけれども、今の支援金、中小企業の支援金でいうと、確かに過去三年の実績、私も聞かせていただきましたところ、確実に利用件数、そして実績額共に伸ばしてきていると。明らかにニー...全文を見る | ||
○倉林明子君 最後、これ育児・介護休業法におけるハラスメント防止措置義務というのは、これ既にあります。ハラスメント防止措置義務。にもかかわらず、育児に積極的な男性に対する嫌がらせ、パタハラ事件と、こういうのも大きな企業でさえ横行しているという実態あります。ここに対して厳正な指導監...全文を見る | ||
○倉林明子君 終わります。 | ||
04月09日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第19号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 日本医労連の直近の調査によりますと、現場ではPPE、感染防護具の不足がいまだに続いていると。何と、N95、このマスクがぼろぼろになるまで再利用だと。本来、使い捨てのものですよね。さらに、手袋、欠かせません。手に入るようになったけれども、値...全文を見る |
○倉林明子君 代わりの補助金ということだけど、実質、本当大幅な縮小になるんですよ。これから四波というときに、これまでもらっていた分が実質打切りというようなことでいいのかということです。慰労金さえありません。これでは現場はもたないと指摘をしたい。感染拡大に立ち向かう現場に十分な防護...全文を見る | ||
○倉林明子君 経営の心配なくコロナ患者が受け入れられるようにしていくと、これは既にお約束もしていただいていることですので、引き続きの十分な、そして急いだ手当てを求めておきたい。 これ、コロナの入院病床確保に加えて、第三波で分かったことで、退院後の受入れ病床をどう確保するか。宿...全文を見る | ||
○倉林明子君 これまでの分では赤字というところが出ておりますので、しっかり踏み込んで減収補填お願いして、終わります。 | ||
04月13日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 今日、理事会で改めて、厚労省の老健局クラスター、恐れていた事態に発展しているなということで、報告受けました。これ、全職員、そして転出した人たち含めて、大島官房長の話では、百八十人のPCRをしてほしいということで要請を出したということでした...全文を見る |
○倉林明子君 やっぱりいかにクラスターを大きくしないかと、それは東委員おっしゃったとおり、理事、あっ、おっしゃったとおりだと思うんですよね。早くやっぱりいかにその無症状の人も含めて拾っていくかと。 これ見ると、四月の五日に感染確認された人でさえ保健所はまだ確認中ということで、...全文を見る | ||
○倉林明子君 うちでも計算してみたんだけれども、やっぱり正規の男性が取得した方が非正規の女性が取得するより減収になるというケースも出てくるんですよね。男女の賃金格差ということで、やっぱり正規雇用の男性の育休取得というのが進みにくいと、これ、やっぱり一つの要因ではないかと指摘したい...全文を見る | ||
○倉林明子君 そうなんですよね。非正規雇用の場合、満額でもぎりぎり生活を支える程度の賃金になっているという状況、少なくないと思うんですね。 非正規同士の、これ夫婦の場合ですね、休業取得の非正規要件緩和ということになりますけれども、八割給付では、八割給付ではこれやっぱり踏み込め...全文を見る | ||
○倉林明子君 非正規労働者が本当に増えているという中でやっぱり育休をどうやって取っていただくのかと。私は、原則的にはやっぱり給与水準を引き上げるということが求められていると思います。これ、目標高いんですよね。二〇二五年までに育休取得率を三〇%達成ですよね。これ、非正規部分の問題を...全文を見る | ||
○倉林明子君 介護している労働者が本当に増加しているという傾向出ています。 ところが、制度はあるんだけれども、制度利用しているという人たちは後退しているんですね。率でもね、率で後退しています。これ、更に詳細見ますと、非正規の利用率って更にやっぱり低いんですね。なぜこんなに介護...全文を見る | ||
○倉林明子君 少し減ったということですけれども、目標は何だったかというと、前政権が掲げたのは介護離職ゼロだったんですね。そこから見ると、本当に今の水準というのは介護離職者を減らせていないというところは共有できると思うんです。これも、前政権がこの介護離職ゼロを達成する年度として掲げ...全文を見る | ||
○倉林明子君 介護離職ゼロを本気で達成するために、ほかのものを使ってもらうため、使ってもらう、環境整備するための期間だということだけれども、介護にやっぱり一定程度専念できるということも含めてこの介護休業の役割というのは大きいと思っているんです。だって、すぐ施設入れたりとかいう環境...全文を見る | ||
○倉林明子君 今日は、参考人の皆さん、ありがとうございます。日本共産党の倉林です。 本法案にはやっぱり改善点があるということで、我々も賛成したいなと思っているんです。 そこで、改めて、この育休も介護休暇もなんですけれども、雇用が守られてこそだというふうに思っておりまして、...全文を見る | ||
○倉林明子君 ありがとうございます。 宮下参考人にお聞きしたいと思うんです。 非正規のところに的絞った非正規マタハラ白書ですか、そういうものもお作りに、発表されているということを聞いたんですけれども、特に、やっぱり妊娠、出産を契機に非正規にならざるを得ないとか、非正規で妊...全文を見る | ||
○倉林明子君 ありがとうございます。 今回も、マタハラと同様に、いわゆるパタハラですよね、が進まないかということの懸念も宮下参考人述べられていたかと思うんですね。なぜそんなふうに思うのかというところですよね、パタハラが増えるんじゃないかというか。 そういう、取りにくくなる...全文を見る | ||
○倉林明子君 ありがとうございます。 根深い問題として、役割、性別固定的な性別役割分担というのがいまだにずっとあるという指摘、それがなかなか休業を取って、育休を取っていく上でも、男性が取りにくいという現状がいまだになかなか改善しないということだと思うんですね。 確かに、今...全文を見る | ||
○倉林明子君 私ももう六十ですので、すごく女は家事やって当たり前という育ち方したんですけれど、これ、調査結果を見ますと、いまだに家事分担でいうと非常に女性に負担が大きいと改めて分かったんですね。 そういう意味で、そういう意味でそういうギャップがすごく出ているところで特に紹介し...全文を見る | ||
○倉林明子君 ありがとうございます。 鈴木参考人にお伺いしたいと思うのも、やっぱりジェンダー平等を企業としても進めていくと、経済界としても進めていくというのが世界的にも今求められている企業のスタンダードといいますか、評価の一つの指標にもなっているというふうに思うんですね。 ...全文を見る | ||
○倉林明子君 政府機関といいますか、官公庁、我々政治分野でも大変このジェンダーのギャップ指数でいうと足を引っ張っている方になっていまして、これを進めていくということで非常に今努力も求められていると思っているんですが、二〇二〇・三〇という一つの目標があったんですが、これやっぱり全然...全文を見る | ||
○倉林明子君 終わります。ありがとうございました。 | ||
04月15日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 内閣に聞きます。あっ、内閣と厚労省にそれぞれ聞きます。 NPO法人日本派遣看護師協会の実体、これ解明するようにということで理事会協議案件にもなっております。 厚労省は、これ、それぞれどこまでつかんだかを御説明いただきたいのと、厚労...全文を見る |
○倉林明子君 規制官庁は厚労省です。そのきっかけつくったのは内閣府です。どっちも知る立場にはないというようなことで、こんなだまされたみたいなことが起こっているんですよ。はっきり調べて報告いただきたい。 解せないのは、その法人に対して回答依頼を出したということです。実体があって...全文を見る | ||
○倉林明子君 厚労省が、まあ全体の報告今ありましたけれども、厚労省が対応不可としたものの、検討すべきということでワーキンググループが判断したと。こういうもので、見てみました、私も、過去の厚労省の、厚労省の、規制改革推進会議、ホットライン出たやつで、どうなったかと。この中身で見ると...全文を見る | ||
○倉林明子君 非公開を確認していても、これだけ問題になっているんですよ。非公開は原則として確認したけれども、こういう要請あるのでということでもう一回諮って、意思形成過程は明確に説明できるように私はすべきだと思う。 改めて、この原則非公開だったけれども、要請受けて諮りたいという...全文を見る | ||
○倉林明子君 それで、これ、ワクチン接種のために接種会場に期限付とはいえ看護師の派遣対象を拡大するという政令改正をするという動きです。これ、今こういう状況なのでやむを得ない事情ということで出てきたと思うんだけれども、根拠不明に解禁された看護師派遣の拡大、日雇派遣の拡大と、こういう...全文を見る | ||
○倉林明子君 そういう男性が育休取る、普通だという意識改革ということの必要性ももちろん大事だと思うんですね。ただ一方で、男性が家事、育児に参加できない要因ということで見てみますと、過労死ライン超えるような長時間労働と、これ本当に大きいんですね。 二〇二〇年過労死白書で見てみま...全文を見る | ||
○倉林明子君 週六十時間といいますと、一日四時間の残業ということで、一か月八十時間、過労死ラインということになるわけですよね。過労死ラインで働いて家事、育児の時間が確保できるとは到底思えないですね。 そこで、一日当たりの男性の家事、育児時間別の割合というのはこれどうなっている...全文を見る | ||
○倉林明子君 正規、非正規にかかわらず、家事労働時間二時間未満というのは圧倒的な男性の場合の家事労働時間になっているということ、確認できると思うんですね。 じゃ、女性の家事労働時間がどうなっているかというと、正規の職員、従業員で見ると四時間から六時間未満というのが三割超え、三...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、ほんまにしっかり頑張ってほしいと思うんですね。 労働時間は一日八時間、週四十時間、これ法定化というか原則ですよね。しかし、労働時間の上限について、上限については元々大臣告示ありますよね、週十五時間、月四十五時間と。この年三百六十時間、こういう単位での上限が...全文を見る | ||
○倉林明子君 理想にいつまでもしておく、しておいちゃ駄目だと思うんです。青天井が過労死ラインになっただけなんですよ。過労死ラインでいいのかということを言いたいと思うんですね。 仕事に八時間を、休息に八時間を、やりたいことに八時間を、これ、スローガンとして世界の労働者が勝ち取っ...全文を見る | ||
○倉林明子君 労働者の保護をきちんとしていくと、そしてILOの一号がいまだに批准できていない国としての自覚、はい、それがなぜできなかったのかというと、変形労働時間制があるというような、八時間労働が担保できない、法的に追い付いていないという部分あるんですね。 やっぱり法律でしっ...全文を見る | ||
04月16日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第21号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 現在の感染状況について、昨日は大阪で千二百人を超えると、全国では四千五百人を超えると。直近一週間の新規感染者数で見ますと、十万人当たり十八人ということになっております。 大臣に確認したいと思います。今、第四波に入っていると、そういう認...全文を見る |
○倉林明子君 なぜ聞いたかといいますと、総理が、大きなうねりにはなっていないと、こういう答弁されているからなんですね。 ところが、専門家はどう指摘しているかと。今度の波は第三波を超える波になる危険があると様々な専門家から指摘がされているところです。これ、本部長がどういう認識を...全文を見る | ||
○倉林明子君 重症化が、今度の変異株の場合、長期化するし、重症化リスクも高い、重症化率も高いということで、重症化病床の使用率が非常に高いという特徴になっています。しかし、それに見合った重症化病床の確保ができていないというのが大阪の現実ですよ。 知事とよく相談してということです...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、あの特措法の審議のときも大きな議論になりました。ベッドの確保をこういう形で、ペナルティー付きで迫るということで本当に進むのかと非常に懸念しております。看護師や医師がいなければ、ベッドはあっても稼働させることはできないんですよ。 そういう意味で、大規模検査、...全文を見る | ||
04月16日 | 第204回国会 参議院 本会議 第16号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 私は、日本共産党を代表して、良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案について、厚生労働大臣に質問します。 新型コロナ感染症は、都市部にとどまらず各地で急激に拡大し、病床の更なる逼...全文を見る |
04月20日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 私からも、老健局、厚労省で大規模になっているクラスターの問題について、やっぱり懸念がこんなことになっちゃったなというのが正直なところなんですね。 これ、四月六日が初発でしたね。その後、自主検査を要請したということで、それの、その自主検...全文を見る |
○倉林明子君 頭ひねっている場合じゃないと思うんですね。直ちに判断してやれるようにしないと、霞が関クラスターなんてなったらどうするんだという思いで質問させていただいております。 厚労省だからこそこの経験を生かして、霞が関だけでやれと言っているんじゃないんですよ、これはどこでも...全文を見る | ||
○倉林明子君 考え方としては、コロナで対応してもらったところに基本的に要請してもらったらということで、全体の医療機関のベースから見ても、相当数、桁違いにこれだけでは届かないという仕組みであることは明らかだと思うんですね。システムは優れていると思うんですよ。こういう形で供給システム...全文を見る | ||
○倉林明子君 この期に及んでもPPEが満足にないという事態が異常なんですよ。そう思わないと駄目だと思う。届くところ、届かないところというのもはっきり見えてきていて、これは物すごく使い勝手がいい交付金だった、これを四波に向けてやっぱり安心して使ってもらえるよというのが十分な財政措置...全文を見る | ||
○倉林明子君 やっぱりね、使命感だけにやっぱり依拠したら駄目だと思うんですね。それは、ワクチン打っていなくたって、PCR検査していなくたって医療従事者は医療現場に臨みますよ。でもね、もう第四波の勢いを前にして、もうさんざん疲弊してきた医療従事者が、またその防護具さえも不十分なまま...全文を見る | ||
○倉林明子君 広く使ってもらえるようにということでの御説明だったかと思います。生理の貧困、可視化されて、やっぱり直ちに届くようにということで取組を急いでいただきたいと思います。 そこで、厚労省とも連携してというお話もございました。前回、ハローワークとか福祉事務所などにも直接配...全文を見る | ||
○倉林明子君 マザーズハローワークは全国で二十一か所しかありません。マザーズコーナーでいいますと百八十三か所あります。福祉事務所は相当規模になります。やっぱり広く身近なところで手にすることができるように、人に言ってもらうというのはなかなかハードル高いので、トイレの個室にきちんと置...全文を見る | ||
○倉林明子君 次に、新型コロナの関係で、住居確保給付金について質問したいと思うんですね。 これ、そもそも住居確保給付金は生活困窮者自立支援制度の一つということで、その目的は生活保護に至る前の段階の自立支援策の強化を図るものであると、これ間違いないですね。イエスかノーかで。 | ||
○倉林明子君 新型コロナの影響で生活保護基準以下に収入が落ち込んでいるにもかかわらず、この住居確保給付金については収入基準を上回って利用できないと、こういう事例が実際に発生しているんですね。何で、このようなことが何で起こるのかと。実態についても把握しているでしょうか。 | ||
○倉林明子君 資産のある人は幅広く使えるということだけど、資産や自動車ない人は収入要件で生活保護以下でも、だと受けられないと、利用できないと、そういう仕組みが本来の趣旨とちょっとずれているんじゃないかと、矛盾しているんじゃないかと思うんです。 制度の趣旨からしても、そもそもこ...全文を見る | ||
○倉林明子君 紹介したように、生活保護基準以下でもこれ使えないというようなことが起こっていて、その矛盾の解消というのは要るんじゃないかという意味で申し上げているんですね。大幅な引上げということは是非検討していただきたい。 ちょっと併せて、これ、令和二年度中に新規申請した人に限...全文を見る | ||
○倉林明子君 それはまれなケースなんですよ、最後言わはったのはね。学生さんがやっぱり住み続けられない、住居を失うと、これ、就業の継続も断念せざるを得ないというようなことあるんです。住居確保給付金、広くやっぱり対象拡充して、追い出されるようなことがないようにと、今家を失うことがない...全文を見る | ||
○倉林明子君 引き続きやらせていただきます。 終わります。 | ||
04月22日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 看護師の日雇派遣という重大な規制緩和に至った、なぜ必要だったのかというところの入口での説明に大変疑義が生じています。これ、終わった後に改めて説明ということになっておりますが、徹底した説明、十分な意思決定過程が分かるような資料を求めておると...全文を見る |
○倉林明子君 去年の八月十八日の事務連絡、そしてQアンドAの改訂ということになっています。 これ、これを見る限りできるという規定ではないのかということなんです。今度の老健局クラスターの場合でもできるんじゃないのかと確認、イエスかノーかだけ。 | ||
○倉林明子君 だから、今の枠組みでもできるという仕組みはあるんです。 重大だと思うのは、これ、検査の判断遅れると大規模になるんですよ、クラスターは。それが霞が関でそういうこと起こればこの国の行政機能が止まりかねないと、そういう問題なんですよ。 つまり、これ、感染者が判明す...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、厚生労働省だけ特別扱いにせいなんという話じゃないんですよ。こういうことが起こったということで、これを広げないと、そのためにいち早く事前の検討必要だということですから、早急に結論を持って、こういうこと二度と起こらないようにすべきだということを申し上げておきたい。...全文を見る | ||
○倉林明子君 二〇年度の大阪、兵庫、京都、これ補助金の内示額はそれぞれ幾らになっているか。そして、申請された単独型の病床数、これ何床か。 | ||
○倉林明子君 そういう数になるんですよね。 医療提供体制が深刻な逼迫状況にある中で病床削減を進めた、これが病床機能再編支援補助金、令和二年度、名前違いますけれども、ほかならないということを指摘したい。コロナの受入れ病床の確保を求めているわけですね、第三波。感染拡大地域の病床ま...全文を見る | ||
○倉林明子君 要は、減らす方にも補助金打って、つくってくれ言うてそこにも大きい補助金打ってと、物すごい矛盾したことやってるん違うかということを言いたいんです。 今年度、百九十五億円です、この補助金、病床削減のための補助金。令和二年度ベースで平均単価で換算しますと、これ一万床規...全文を見る | ||
○倉林明子君 将来について需給のバランス変わっていくから減らしていくんだと。減らしていく、将来に向かってだけど、今やることですか。それは将来に向かってだってこれ減らすということに我々同意できないけれども、今、今病床削減ということでアクセル踏むときですかということですよ。本当やるべ...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、感染拡大防止のためのゾーニングの実施やマンパワーの配置の工夫せいという話ですよね。これ、だから現行の平時の体制の使い方を変えて対応できるようにという話ですよね。そんなことできるのかと思うんですよ、私。 これ、既存の一般病床を活用することが有効であるという知...全文を見る | ||
○倉林明子君 うちの部屋からもその知見って何なのといって求めたら、資料でお渡ししたペーパー出てきたんですね。今の説明なんだと思うんです。 これ、平時の体制ということでいえば、一番左側ですよね、平時、感染症病床プラス一般病床、療養病床ということになります。そして、感染発生初期の...全文を見る | ||
○倉林明子君 そもそも、平時の医療提供体制が余りにも脆弱だったというのが私はコロナで本当はっきり見えてきたと。現場の声ですよ。 大体ですね、九割の病床を埋めないと採算が取れないという診療報酬体制ですよ。ぎりぎりの看護師の配置基準ですよ。これで、このキャパで有事対応なんというこ...全文を見る | ||
○倉林明子君 そもそもの見直しが要るんだと思うんです、パンデミックを経験して。 やっぱり、こういう時期に一緒に病床削減ということを進めるなんていうことはきっぱり考え直した方がいいと、コロナが終わってから新たな医療の在り方考えるべきだと、これは尾身会長の意見でもあるということを...全文を見る | ||
04月27日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。 今日は、参考人の皆さん、コロナ第四波というような状況の下でもこうして出席いただきまして、本当にありがとうございます。法案審議に当たって、是非参考にさせていただきたいと思います。 最初に、先ほども御指摘ありましたけれども、医師は...全文を見る |
○倉林明子君 ありがとうございます。 引き続き、福井参考人に伺いたいと思うんですけれども、公立・公的病院のリストの問題のお話もありました。今回、医療法でその病床再編を消費税財源を使ってやっていくということは法定化されるということになりまして、百九十五億円、今年度も予算というこ...全文を見る | ||
○倉林明子君 ありがとうございます。 猪口参考人に伺いたいと思います。 長期化するコロナの下で、様々な医療機関への財政的な支援ということで取り組まれて大きな財政措置もとられたということなんですけれども、一方、受け入れている、コロナ患者を受け入れているところ、そうでないとこ...全文を見る | ||
○倉林明子君 ありがとうございました。 時間もないんですけれども、最後、中原さんに、やっぱり過労死遺族の運動で実現したのは過労死防止対策推進法だったと思うんですね。今回、医師の働き方改革の原点は過労死をなくしていくということだと思っているんですけれども、最後、思いを是非伝えて...全文を見る | ||
○倉林明子君 終わります。 | ||
05月06日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。 今日は本当にありがとうございます。 まず、稲葉参考人に伺いたいと思います。 ホームレスは属性ではなくて状態である、これコロナ禍が実証したというふうに書かれていまして、なるほどと思って、大事な視点だということを気付かされたん...全文を見る |
○倉林明子君 ありがとうございます。 引き続き稲葉参考人に。 生活保護行政について様々な御提言、御要望されているということで、勉強させてもいただきました。中でも扶養照会について御指摘をいただきまして、一定の改善がされたというふうに受け止めてはいるんですが、その評価と、更な...全文を見る | ||
○倉林明子君 ありがとうございました。 終わります。 | ||
○倉林明子君 ありがとうございます。 忽那参考人に伺いたいと思います。 オリンピックについて先ほど御意見伺いましたので、ワクチンを急いでやるべきだと、異存ないんですが、あしたにも緊急事態宣言の延長かということで、感染拡大が収まるめどがないと。全国的にも広がっているという状...全文を見る | ||
○倉林明子君 言いにくいところ、ありがとうございました。 松本参考人に伺いたいと思います。 HER―SYSの活用について、これ導入時に東京がなかなか遅れているというようなことは報道でもあったんですけれども、やっぱり導入に当たって個人情報の不正利用を防ぐという観点から整理必...全文を見る | ||
○倉林明子君 ありがとうございました。 時間があれなんですけれども、木村参考人に一つお伺いしたいと思います。 先ほど来出ています感染者が出たときの継続ですよね、継続入所、これもう大変なことだと思うんですね。 先ほども、連携法人の医者や看護師には診療報酬上の評価付いたけ...全文を見る | ||
○倉林明子君 終わります。 | ||
05月07日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第25号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 緊急事態宣言の発令後も新規感染者数の増加に歯止めが掛からないという状況です。人流は確かに減りましたけれども、重症者数、そして死亡者数というのが急速に増加ということになってきております。これ、どうすれば新規感染者数が減らせるのか。私は、対策...全文を見る |
○倉林明子君 クラスター大規模化ということを本当に防止するということが感染者数減らしていく上でも欠かせないことだと、これ共有できる認識になってきたと思います。 今お話あったように、専門家会議ですね、厚労省の、そこでも、案という形でしたけれども、これ戦略が示されました。その中で...全文を見る | ||
○倉林明子君 是非前に進めていただきたいと思います。 そして、急いでやらないといけないと思います。ワクチンが決定的になるという話ありましたけれど、それまでには、全国民行き渡るような規模になるまで相当あります。検査と一緒に戦略もっと進めていただきたい。 そして、最後、言いた...全文を見る | ||
05月11日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 まず、コロナです。 全国に感染が広がりまして、過去最悪というような重症者の数という状況になっております。もうこれ、新規感染者をどう抑制していくのかという点で、新たに抗原検査活用の戦略という、抗原検査の活用について戦略を専門家会議の皆さ...全文を見る |
○倉林明子君 いや、八百万回分という数が今後の方向性としては見えてこない数ですよね。取りあえず確保していた分、インフル、同時期に使えるようにということで確保していた分があったということは分かるんだけれども、医療従事者だけで四百八十万人ですよね。医療従事者二回分で終わりです。足りま...全文を見る | ||
○倉林明子君 ちょっとオリンピック開催ありきということで思考停止になっているん違うかと私は思うぐらいです。感染は拡大していると。医療従事者のところでさえワクチンはこれからというところでしょう、二回目で言うたらね。 オリンピックが開催できるような状況なのかと、医療提供体制そうい...全文を見る | ||
○倉林明子君 つまり、当時の担当者は、相談を受けた人は、滝口進氏は利害関係者であるという認識をしていたということだと思うんですよ。そうでなかったら、そんな話しませんよね。 その上で、一般論として私確認したい。 規制改革会議のメンバーが、自らの事業拡大につながる規制緩和、こ...全文を見る | ||
○倉林明子君 結局できるという話ですよね、それやったら。 会議令を見ても運営規則を見ても、利害関係者の除斥などの明確な規定がないんですよ。つまり、できるんです。在任中の提案であっても法的には問題ないということになるわけでしょう。私、それが問題だと言うんですよ。提案者は反社で、...全文を見る | ||
○倉林明子君 答弁は明確に、聞いたことにきちんと答えていただきたいと思います。 重ねて、こういうホットラインというような利害関係者の事業拡大につながるような仕組みというのは見直すべきだということを重ねて申し上げます。 その上で、私、看護師の日雇派遣の解禁という規制緩和は、...全文を見る | ||
○倉林明子君 そもそもの入口のところでこんな利益誘導につながる、つながりかねないと、疑惑が本当に深まったわけですよ。 改めて、この規制緩和がどうだったのかということについては、先ほどもありました、私は議論のし直しが必要だと。少なくても、国会の理解は得られているという私は議論に...全文を見る | ||
○倉林明子君 理解できないと強く申し上げて、終わります。 | ||
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 法案では、医師の健康確保措置ということで新たに位置付けられたということになります。その前提となるのがやっぱり医師の労働時間の正確な管理だと思うんですね。 長時間労働で過労死を生むような実態どのぐらいつかめているのかということで、先ほど...全文を見る | ||
○倉林明子君 もうちょっとゆっくり、数字は聞こえやすく言うてもろうた方が有り難いです。お願いします。 結局、いまだに半数近いところの勤務医が客観的な時間管理ということになっていないという、これ実態だと思うんですね。その上で、時間外労働の申告の状況について、これ時間外労働時間ど...全文を見る | ||
○倉林明子君 これくくって御報告あったんですけれども、残業が月八十時間以下の場合と八十時間以上の場合と分けて統計取っているんです、あっ、調査しているんですね。これ見ますと、残業が月八十時間以下の場合というのは四四・五%なんだけれども、八十時間超える場合、これ五三・三%申告していな...全文を見る | ||
○倉林明子君 明確にこのガイドラインに反するし、実態があれば指導するという対象になるんですよね。ところが、医療現場、勤務医のところでいうと、そういう働き方はかなりあるということが想定される実態調査になっているということは、これ重く受け止める必要があるというふうに思うわけです。 ...全文を見る | ||
○倉林明子君 これも先ほど同様に、残業時間が八十時間以下、そして超える場合で分けて調査されていますけれども、八十時間以下の場合だったら九六・七%、そして八十時間超えの場合八三・五%、医師の面接指導受けていない。まあほとんど受けていないと言っても言い過ぎじゃないような実態があるわけ...全文を見る | ||
○倉林明子君 労働時間が長いという前提の職場と、そんな職場に誰がしたという話もあると思うんですよ。 特に、過酷な長時間労働、これ助長しているのが、先ほどもありましたけど、宿日直の問題ありますよね。調査にはなかったということですけども、全国医師ユニオンなどの勤務医労働実態調査と...全文を見る | ||
○倉林明子君 現状としては、まだまだ広範、広範にそういう実態あるということを指摘させていただいたんですね。その上で、やっぱり医師の長時間労働というのは、医師の過労死リスクを高めるだけじゃないんですよね。医療の安全性も脅かすという重大な問題があります。 これ現場では、絶対的な医...全文を見る | ||
○倉林明子君 推計前提にする九百六十時間というのは過労死ラインだと改めて言いたいと思うんですけれども、そういう労働時間を前提として、推計見込んで二〇二九年度均衡だと。しかし、こうなりますと、もう既に医学部定員過剰という話になってくるんじゃないかと思うんですね。 これ、人口の将...全文を見る | ||
○倉林明子君 コロナでやっぱり見えてきたことがあって、ぎりぎりの医療体制で、それを支えてきたのが医師の長時間労働だということを改めて私たち見せ付けられているなと思うんです。 やっぱり、この新興感染症の医療提供体制どうあるべきかということも含めて、医師の増員抜きに国民の命を守る...全文を見る | ||
05月18日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 午前中の三原副大臣の答弁と説明を聞いておりまして、やっぱり副大臣としての自覚、そしてやっぱり国会軽視だったと、この批判は私、免れないと思うんですね。その上で、午後、足立委員の質問に対してちょっと答弁を改められました。これは、PT優先したと...全文を見る |
○倉林明子君 副大臣として明確に間違っていたという認識を示されたと、これは受け止めたいと思うんですね。しかし、改めて、法案の審議に関わって副大臣がどういう立場にあるのかということについて、今日の質疑も通して示された中身も踏まえて今後対応していきたいというふうに思います。 そこ...全文を見る | ||
○倉林明子君 やっぱりこういうことを防ぐということでも組織として責任持って対応すべきだと、これは重ねて指摘をしておきたいと思います。 それで、今日この機会いただいて質問もしたいと思います。 前回、法案審議、福島委員からの質問だったと思うんですけれども、病床機能再編支援事業...全文を見る | ||
○倉林明子君 大阪だってホームページで公開しておりまして、急性期百四床です。全部計画出させていますから、国は公表する立場にないということだけど、つかんでいる立場にはあるということは指摘をしておきたいと思います。 で、コロナ禍の中で、少なくない急性期病床の削減、高度急性期で六十...全文を見る | ||
○倉林明子君 明確に数は出てくるんですよ。高度急性期、急性期病床で約二十万床、これ過剰と見込むという。過不足で見ないという言い方されたけれども、マイナスにするということが明確に数として出てくるんですよ。マイナスになると、地域医療構想上ね、二〇二五年の数というのは。 つまり、言...全文を見る | ||
○倉林明子君 ようやくそこまで分かるようになったということなんだけれども、具体的に届くというところが、現場レベルでいうと、本当に打つ箇所のところでいうと、そこにいつまで来るのかというのが決まるというのが非常に遅くなっていると、いまだね。そういう部分ありますので、いつまでにどこにど...全文を見る | ||
○倉林明子君 やっぱりどういう規模感の人材が必要になるのかと。 これ、実は川崎市が新型インフル時に想定した集団接種体制、接種の体制のスタッフまで見える化したという唯一と言っていいものがあるんですね。参考人で来ていただいたこともありました、当委員会にですね。この川崎市の想定試算...全文を見る | ||
○倉林明子君 自治体丸投げ、そういう要請して、お願いベースしかできていないんですよね。だから、確保の見通しということが現状で示せない。本当にやれる担保ということで言うたら、打ち手も含めたこれ医療従事者の確保が物すごく困っているわけですから、ここに具体的に、国は七月末と言った以上、...全文を見る | ||
○倉林明子君 確かに少し乗せてもらったと。休日の分のところでいったら大幅に乗せたということかもしれないんだけれども、実際、今、医師や看護師の取り合いが起こっておりまして、派遣事業者のところでいいますと単価が高騰と。自治体で派遣掛けたところでいいますと、日当十万円、医師という数字が...全文を見る | ||
○倉林明子君 終わります。 | ||
05月19日 | 第204回国会 参議院 本会議 第23号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 私は、日本共産党を代表して、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案について質問します。 冒頭、三原副大臣の委員会遅参について一言申し上げます。 昨日の委員会で副大臣は、自らの公務を優先した...全文を見る |
05月20日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 法案では、医師の負担軽減のためにタスクシフトを進め、臨床放射線技師等四職種の業務を拡大するということになっております。 そもそも、医師の負担軽減ということで、タスクシフト先で議論の最初に出てきたのは看護師だったんですよね。そこで、二〇...全文を見る |
○倉林明子君 実施状況まで聞いたんだけど、つかんでいないという理解でいいのかなと思いました。 これ、元々、やっぱり在宅医療の推進のため、タスクシフト、医行為についても拡大していくという狙いがあったことは明らかだったと思うんですね。ところが、二〇二五年、あと四年ですね。ところが...全文を見る | ||
○倉林明子君 その科研事業を使って、私、さっき紹介したんですけれども、ごく一部にそういうものの、医師の時間短縮につながっている事例があるということは否定しませんけれども、全体として医師のタスクシフトというか医師の負担軽減につながっているという評価には私は至らないのではないかと、一...全文を見る | ||
○倉林明子君 さっきの要因について、三番目、余力という話がありましたけれど、私、それ本当に大きいと思うんですね。 こういう特定行為を進めよう、進めるべきだという立場で言ってるんじゃないんですよ。やっぱりこういうことを、特定行為が実施することに対しては、やっぱり当初から医療安全...全文を見る | ||
○倉林明子君 タスクシフト織り込み済みで進めていくんだということなんだけれども、なぜここまで進んでこなかったのかということについて、私、十分な検証と総括すべきだと思うんですよ。進まない理由がやっぱりあったんだということを指摘したいと思うんですね。 今度の法改正では、この看護師...全文を見る | ||
○倉林明子君 前提、保険に加入していれば個人が問われた場合でもということなので、そういう意味でいうと、保険に加入していなければというところの担保はないんですよね。 私、四職種でも、看護師の場合も、余裕のなさの要因というのは、やっぱりぎりぎりの体制でやっているというところ、大き...全文を見る | ||
○倉林明子君 医師、看護師不足ということが自民党の筆頭も本会議で述べておられましたけれども、やっぱりそこ正面に見据えた対策が要るんだということは改めて指摘をしたい。医師も増やさない、看護師も増やさない、それでタスクシフトだけで私は安全を守れるのかということを厳しく指摘したいと思い...全文を見る | ||
○倉林明子君 臨床実習でより侵襲性を伴う医行為の実施、可能になると。これに対して、実施が促進されることにならないかということで、これ医師分科会でも相当議論があったと。デメリットについての指摘部分、御紹介いただきたい。 | ||
○倉林明子君 課題クリアしたということをおっしゃるんだけれども、養成期間の短縮ということになるんじゃないかと思うんですけどね。早く現場へ学生を送り出すということにつながっていくわけで、医療の質への低下の懸念ということを指摘したいと思うんですね。 大臣に聞きたいんだけれども、医...全文を見る | ||
○倉林明子君 そのまんま通告していたと思うんですけれども、医師養成数を、ああ、マスクで聞こえにくかった。医師養成数を抑制するため、よろしいですか。 | ||
○倉林明子君 指導体制もやっぱり決して十分とは言えないという状況も含めて、医療安全担保されないまま医療行為拡大すると、そういうことはあってはならないという指摘をしておきます。 その上で、外来患者の負担拡大という点でも盛り込まれております紹介状なしで外来受診する場合の定額負担、...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、窓口負担が本当に大きいということになるんですよね。これ、対象がどんどん増えているという今の紹介だと思います。窓口負担を更に拡大するということにつながりますから、これはやるべきじゃないということを一つ言いたいと思います。 さらに、医療保険部会の論点整理という...全文を見る | ||
○倉林明子君 まあ検討これからということで、三割負担の部分が減るというようなお話がございました。 私、国の財政を理由として保険給付範囲を削減するということにつながらないのかという指摘出ているわけです。保険免責制の導入になるんじゃないかという指摘ですよね。要は、医療への給付外し...全文を見る | ||
○倉林明子君 免責制を考えていないと明言されました。保険給付の範囲を法的にも担保してきたのをずるずると崩していくというようなことにつながってはならないということは重ねて指摘をしておきたいと思います。 窓口負担の引上げということが、先ほど、九十二病院ぐらいだったと思うんですけれ...全文を見る | ||
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 私は、日本共産党を代表して、良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 本法案に反対する第一の理由は、新型コロナ感染症の拡大による医療の逼迫が全国に広がる、迫る...全文を見る | ||
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 建設アスベストについて伺いたいと思います。 初めての提訴から十三年、十七日の最高裁は国とメーカーの責任を認めると。原告のうち七割の方々はこの判決を聞かずに亡くなっているわけです。同じ病院に通っていた仲間が一人また一人と来なくなる、次に...全文を見る | ||
○倉林明子君 真摯な反省、誠意も示されたものだというふうに私も受け止めさせていただきたいと思うんですね。 そこで、未提訴の方々に対する、未提訴の被害者に対する補償ということで直ちにPT案が、与党のPT案が示されて、原告団と合意したというふうに伺っているわけです。 そこで、...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、未提訴の救済に向けてメーカー責任をどう果たさせるのか、ここが問われどころになってきています。先送りになっているという認識ですよね。 裁判で賠償責任が認められたメーカーというのは、今回でいえば十社程度だったと思うんですね。全ての石綿建材企業、ここが警告義務違...全文を見る | ||
○倉林明子君 先ほども連携という答弁あったんだけど、連携にとどめていいのかと思っているんです。 経産省の要請に対して、メーカーはデータの公開に応じないというような、ちょっと後ろ向きですよね。協力を得られなかったら企業責任を取らせないと、こういうことを許すわけにはいかないと思う...全文を見る | ||
○倉林明子君 原告勝利、勝利の判決の中で、救済されなかったという部分が残りました。それが屋外建設労働者です。屋外だったことをもって賠償対象外とされました。これ、逆転敗訴の部分でもあります。 暴露の実態というのは個々のケースでも私異なっているということ言えると思うんです。屋内で...全文を見る | ||
○倉林明子君 その最高裁の判決踏まえた対応になるんだということなんだけれども、実際にそのアスベストによる健康被害を被ってきているわけですよね。労働、労災の場合ですと救済の道があって、その立証よりも、その屋外、屋内ということを問わないで、その状態でやっぱり認定しているという経過もあ...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、建設業が労災のうち占めるというの大体六割で、それ以外でいうと大体四割ということになろうかと思うんですね、それ以外の職種ということでね。大体千名程度の推移をたどっていると、今後も続くというような見通しになろうかと思います。 それでは、石綿救済法の方で、中皮腫...全文を見る | ||
○倉林明子君 石綿救済法の数で、私、令和三年度の分が出ていましたので見ていたんですけれども、今ちょっと数字大分違いましたので、後でまた確認していただけたらなと思います。基本、この救済法に基づく受付と認定というのは、規模感が労災よりも随分多かったと思っているんですよ。 それで、...全文を見る | ||
○倉林明子君 救済法のところでも給付水準の引上げが必要じゃないかと、そして、労災、公務災害のところでの拡充もしていくことをこの裁判を転機としてやるべきではないかというところについても答弁をいただいておきたい。 | ||
○倉林明子君 日本が石綿の使用を原則禁止としたのは、もう二〇〇六年なんですね。本当に最近なんですよ。これ、大幅に世界から見ると遅れたと。これがやっぱり今の因果関係の立証というところにも大きな障害になったわけです。 やっぱり国の責任を、建設労働者に関してだけれども、断罪されたと...全文を見る | ||
○倉林明子君 もうちょっと前に進めるように、一人残さず救済をと、原告団の願いにも応えていくという方向でより前に進めていただきたい、強く求めまして、終わります。 | ||
05月21日 | 第204回国会 参議院 本会議 第24号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 私は、日本共産党を代表して、良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。 本法案に反対する第一の理由は、新型コロナ感染症の拡大による医療の逼迫が全国に広がる中...全文を見る |
05月25日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 本法案は、全世代対応型の社会保障制度を構築するためということで提案をされております。そこで、やっぱりこの間、全世代型という名の下に高齢者の負担というのは増えてきたと、これ実感ですね。 そこで、まず介護保険です。全国平均で月額六千円超え...全文を見る |
○倉林明子君 僅か十年余りの間にこれだけ次から次へと介護保険制度の見直しをされて、そのたびに高齢者の負担というのは増えているんですよ。 加えて、この後期高齢者医療制度、保険料はどうなっているかということです。二〇〇八年、制度発足時の調定額は一人当たり年額で六万四千円ということ...全文を見る | ||
○倉林明子君 大きい負担がやっぱりこの間、高齢者のところに負担増という格好になっているんですね。元被扶養者の場合ということで見ますと、これ十倍という保険料の額になっている方もあります。明らかにこれ低所得者に対して負担増、応能負担ということから見れば、これ逆行するような手、暫定的な...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、差押えで九倍ですよね、九倍。滞納しているのは年金が年額十八万円未満という方になろうかと思うんですよ。これ、余りにも過酷な対応だと、過酷なことになっているんだということを言いたい。 一方、収入の主なものとなっています年金です。これは、十六年からマクロ経済スラ...全文を見る | ||
○倉林明子君 今、額で御紹介あったけれども、水準ベースで見れば、厚生年金は一三%減るし、国民年金に至っては二〇パー、額も増えませんよ。そういう水準になるんです。実質的には下がり続ける年金制度になっているということで、それが年金改革でしたよ。 で、年金は上がらないと、なのに引か...全文を見る | ||
○倉林明子君 消費税使って病床削減もやるんですけどね。消費税使ってそういう措置をとっているということは理解しております。社会保障のためということで導入したものの使い方としては、病床削減みたいな話と全く違う話だということは、病床削減に使うということと別の話だということは踏まえた議論...全文を見る | ||
○倉林明子君 つまり、医療保険部会では長瀬効果ということだけを示していたと。見ました。ちっちょう下に書いてありました。踏まえた議論をされたという説明にはちょっと無理があるんじゃないかということは指摘したい。結局、その影響額ということでの議論はされていないんですよ。そこが問題だとい...全文を見る | ||
○倉林明子君 その影響額の額の算定にその式を使ったというのは分かっていますよ。じゃなくて、その影響額が出るということは受診回数が減るということですよね。つまり、それが健康に影響が出るかどうかということについての検証どうかと聞いているんですよ。影響、直ちに影響ないと言うからどうなん...全文を見る | ||
○倉林明子君 そこがすごく大事だと思っているんです。実際に必要な医療が、受診抑制効果が生まれるということに伴って出てくるのかこないのかというと、非常に医療保険としての本来果たすべき役割が果たせるのかどうかということにも関わってくるというふうに思うんですね。 で、現場で起こって...全文を見る | ||
○倉林明子君 制度創設時、私も記憶しています。やっぱり何で年齢だけでこうやって保険分けられるんだという指摘は本当に多かったし、高齢者差別だという批判が厚労省の中でも共有されていたということがよく分かりました。 発足当時の話です、導入当時の話です。世界で、年齢によって加入する制...全文を見る | ||
○倉林明子君 世界にも例がないという日本独特の制度なんです。それはこれだけ続けていますから定着しているというふうに厚労省受け止めているかもしれないけれども、この矛盾というのは高齢者のところにとって重い負担になっているということに、高齢者にとっても、また後ほど言いますけれども、負担...全文を見る | ||
○倉林明子君 そうなんですよ。高齢者の医療費が高いということが見える化されるというのがこの後期高齢者医療保険制度の仕組みでもあるんです。それが現役世代の支援金という形でこれもまた見えるんです。この仕組みそのものが私は世代間の分断にもつながっていると、これは私の指摘ですから、聞いて...全文を見る | ||
○倉林明子君 医療というのは支払能力と関係なく必要が生じるという、これ大原則だと思うんですよ。だから、自己負担のところにその負担を増やせば増やすほど、これ平等、要は、支払能力をそこに持ち込むと受けられない人が必ず出てくるということをちゃんと押さえる必要があると思うんです。その支払...全文を見る | ||
○倉林明子君 あのね、コロナで大もうけしているところあるんですよ、大もうけしているところ。超富裕層、こういうところに税負担求めるべきだと、いや、逆に求めてくれという人たちも出てきているぐらい、超富裕層のコロナでも大もうけ、この間もしてきたけれども、コロナでも大もうけというところあ...全文を見る | ||
○倉林明子君 高齢者や現役世代のところだけで負担や給付の押し付け合いするんじゃないと。公費も国民負担だとおっしゃるけれども、求めるべき相手というか、課税をどこからするのかという議論もきっちりしていく必要があるということは申し上げたい。 全世代型社会保障改革というのは高齢者の働...全文を見る | ||
○倉林明子君 七十歳以上でも四百六十万人余りの高齢者がもう既に就労されております。自営業者、家族従事者の比率が高いということはあるんだけれども、実は労働者、今御紹介いただいたように、労働者のうち非正規が八割近いんですね。多様な働き方促進していますからそうなるのは当然なんだけれども...全文を見る | ||
○倉林明子君 確かに、二百万円ですから、それ以下になった人たちにまで二割負担を押し付けるものではないということは重々承知をしております。ただ、高齢者が今、年金以外のところで収入が減るということがいかに生活困窮に陥るかというところをしっかり直視していただきたいと。 要は、その二...全文を見る | ||
05月27日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 二割負担やむなしというような声もありましたので、冒頭、高齢者の暮らしぶりからしたら本当に二割負担はあり得ないと、断固反対だということを申し上げてから質問に入りたいと思います。 まず、コロナの関係でいいますと、七都府県ですか、緊急事態宣...全文を見る |
○倉林明子君 やっぱり、具体的に見えるように、こういうふうに進めていきますという検査の戦略が本当見えてきていないというふうに思うんですね。繰り返し求めてもきましたけれども、今あったようにN501Yと、いわゆる英国株と言われるものですけど、あっという間に広がって、あの大阪の感染拡大...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、五月七日に私、西村大臣と議運でやり取りしたんだけれども、余り答弁的に前に進んでいないと、前に進んでいないというふうに思います。 尾身会長が、英国株に取って代わる可能性があるという、インド株のことを言われました。じゃ、インド株、どのぐらいつかまえられているの...全文を見る | ||
○倉林明子君 なかなか広がらないんですよね、PCR検査でクラスター対策という点でも。やっぱり高齢者施設や医療機関、特に高齢者施設のところそうだと思いますけど、発生したときにどう対応したらいいのか。あるいは、もう閉鎖しなくちゃいけないというようなことになった場合に経営がたちまち破綻...全文を見る | ||
○倉林明子君 世論調査がやっぱり日々出てきていますよ。六割を超えるというような声が中止、延期求めると、これ増えてきていますよ。こういう声にしっかり向き合って応えるべきだということは申し上げておきたいと思います。 次は法案で、国民健康保険法についてお聞きしたいと思います。 ...全文を見る | ||
○倉林明子君 それは自治体の、市町村の自主申告を集計したというものですよね。説明を受けました。 しかし、我々、それラインどこで、どういう世帯で切るかということも含めて条件設定しないと比較できないので、我々は年収四百万で四人家族の場合ということで条件はめて、値上げを全部ずうっと...全文を見る | ||
○倉林明子君 答えていないですよね。尊重すべき判断ではないかということには正面からお答えいただけなかったなと思うんですね。 今度の法案は、こうした都道府県の国保運営方針に市町村の保険料の水準の平準化に関する事項を定めるとともに、財政の均衡を保つために必要な措置をとるようと、こ...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、議論の中でも大きく地方自治体からも反発があって、方針の中でということになった経過もお聞きしております。 私、地方自治、自治体の判断、これ自治権としてやっぱり担保されるべきだし、尊重されるべきだということ。答弁なかったけれども、あくまでも、今回、努力規定にな...全文を見る | ||
○倉林明子君 ようけしゃべっていただいたんだけど、答弁してもうてません。 これ、コロナの下で今、現実、市町村の首長、悩んでいますよ。国からは法定外繰入れやめえと、都道府県からも言われると。しかし、現場の国民、住民の生活実態って一番見えるのが首長なんですよ、議会なんですよ。そう...全文を見る | ||
○倉林明子君 だんだん声が小さくなってきましたけどね。ここはやっぱり法定外の繰入れということについての努力義務規定にとどめたということと、その判断、地方自治体の判断というのはお願いしますということとは別次元で、これは地方自治の自主権、自治権の問題ですから、しっかり受け止めていただ...全文を見る | ||
○倉林明子君 これは与党からも要請があるというだけじゃないんですよ。私も政令市の市長会からも要望を受けていて、やっぱり特例措置いろいろとられました、コロナでね。だけども、コロナの被害やしんどさってもうずっと継続しているわけです。とりわけ、自営業者等も加入しているのが国保ですよ。こ...全文を見る | ||
○倉林明子君 国がつかまえるんじゃないですよ、その実態は。市町村はよく分かるんですよ、近いですから。そういう意味で、何かどんどんどんどんできひんできひんということになっているわけで、これ正面からやっぱり、一番そういう意味でいうと、個人事業主にしてもフリーランスにしても不安定雇用で...全文を見る | ||
○倉林明子君 九十億で半分できるわけやから、百八十億円あったら全部できるんですよね、実は。これは人頭税みたいだということで、この均等割を就学前までなくすということにやっぱり思い切って踏み込むべきだというふうに思います。強く求めたいと思います。 先ほども議論ありました、子育て支...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、二〇一八年から未就学児に対する減額というのは廃止されました。中学、高校まで対象拡大する地方自治体もこれ増加しています。住民にとっては、この子供の医療費の助成制度を拡充してもらうということは非常に子育て支援ということで歓迎されています。 で、減額ではなくて、...全文を見る | ||
○倉林明子君 だんだん本当に答弁が寂しくなってきて、四十二億の、四十二億の減額措置をやめたら、やっぱり地方自治体も子育て支援応援してもらっているとなるんですよ。このぐらい踏み出せぬでどうするんだと。 終わります。 | ||
05月31日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号 議事録を見る | ○倉林明子君 今日は、四人の参考人の皆さん、貴重な御意見、本当にありがとうございます。 日本共産党の倉林でございます。 早速、佐保参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、現役世代の負担が重くなっているというお話です。 やっぱり賃金そのものがこの間本当に横ばいという状...全文を見る |
○倉林明子君 賃上げで私も頑張らないといけないなというふうに改めて思っているんですけれども、この分配率の乖離という状況を踏まえますと、やはり大企業、とりわけ内部留保がたまっているようなところの保険料の負担というのはどう考えるのかと。要は、どう集めるかという点での視点も大事なのでは...全文を見る | ||
○倉林明子君 なかなか最後意見が分かれて、両論併記というような話になったというとこら辺が結果としての難しさというところも表していたんだろうというふうに受け止めております。 そこで、高齢者の暮らしへの影響ということは、本当にしっかり見ていかないといけないというふうに思っているん...全文を見る | ||
○倉林明子君 吉岡参考人に引き続き質問します。 コロナが非常にやっぱり高齢者の生活、あるいは高齢世帯を支えているいわゆる現役世代のところにも大きな影響を与えているというふうに受け止めているんですが、アンケートの中にも幾らか出ているようですが、これが今回高齢者の負担を更に増やす...全文を見る | ||
○倉林明子君 最後に、吉岡参考人にお聞きします。 日本高齢期運動連絡会が、二〇一九年の十二月の時点で、後期高齢者保険料の減免規定が必要だというような具体的な政策提案をされております。貴重な提案だと思いましたので、是非御紹介をいただければと思います。 | ||
○倉林明子君 いろいろ参考にしながら取り組みたいと思います。 広域連合のところについても、独自の保険料減免について触れられております。確かに、規定は持つことできるんですけれども、財源を持たないというのが、独自財源を持たないというのが広域連合の弱点で、実際には踏み出せないという...全文を見る | ||
06月01日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 後期高齢者の二割負担と、これに先行して行われるのが今年八月からの介護保険の補足給付の見直しであります。現場にこれ衝撃と混乱を広げております。 そもそも補足給付の導入について、これいつから、そしてなぜ実施されることになったのか、御説明を...全文を見る |
○倉林明子君 そもそも、負担軽減の前にその食費と居住費を取ることになったと、それで負担軽減措置として導入された経過あるんですね。だから、負担増えたんです、この軽減措置をとられたけれども、実態としては。本当に重い負担だったと思います。 これ、二〇一五年に更に見直しになりまして、...全文を見る | ||
○倉林明子君 この見直しで一体何が起こったかということですよね。預貯金の要件には、金融機関への照会、不正受給に対するペナルティーということも導入されたと。介護事業所が、これ民間ですよね、利用者のたんす預金の申告とか預金通帳のコピーまで提出を求めなければならなくなったと。現場の大混...全文を見る | ||
○倉林明子君 ちょっと待って、それ影響ないという認識ですか。入所継続や収入減少している家族には影響がないと、そういう認識ですか。 | ||
○倉林明子君 それ、全体への影響ということを考える必要があると思うんですよ。 実際に寄せられている声を御紹介したいと思います。コロナで家業が廃業し、サービスの利用中止、こういう実態の声出ています。収入減で支える家族の援助も限界だという声。本人の年金だけでは払えない。それはもち...全文を見る | ||
○倉林明子君 負担能力に応じて負担をと求めるところでしょうかということを本当に考えないと駄目だと思うんですよ。 この年金収入百二十万円だったら負担できるだろうという話ですよね。だけれども、このコロナで、支える家族も、配偶者が在宅でいらっしゃる場合とか、その支えている家族のとこ...全文を見る | ||
○倉林明子君 最近、答弁してもろうているんだけども直接質問に答えていただいていないという答弁が繰り返されているように思います。通告は明確にしておりますので、それに対して正面から答えるべきだと思いますよ。 高齢者の尊厳の問題だということを言いたいんです。これ、その制度が、サービ...全文を見る | ||
○倉林明子君 高齢者の尊厳を本当に大事にするということであれば、介護、医療、ここがしっかり低所得者であっても排除されることなく使えると、ここ整えるのが仕事やと。 終わります。 | ||
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 私からも、まずオリンピックについて。 医療は逼迫し、新たなインド株の拡大懸念、そしてワクチン接種は間に合いそうもないと、こうした事態に及んでもオリンピックを開催するのかというのが国民の大きな疑問になっているんですね。ところが、総理の説...全文を見る | ||
○倉林明子君 総理、この国の今の感染状況を一番つかんで、どこに問題があるのか、その材料を持っているのは専門家会議であり、分科会ですよ。ここの判断を仰ぎなさいと。それに対してイエスかノーか、お答えいただきたい。 | ||
○倉林明子君 ますます今の説明聞いたって、国民納得しないと思うんですよ。 国民の命よりオリンピックが優先することはないと先ほど総理は明言されました。それであるならば、きっぱり中止を決断すべきだと申し上げておきたい。 このコロナ禍で、高齢者にも大きな影響を広げております。足...全文を見る | ||
○倉林明子君 全世代が苦しんでいるときに高齢者狙い撃ちの負担増など断じてやるべきでないと。 現役世代の負担軽減ということで見ると、今回、一人当たり、労働者なら月額三十三円にすぎません。一方、公費負担は千百四十億円のマイナスですよ。公助である国庫負担の引上げこそ踏み出すときでは...全文を見る | ||
○倉林明子君 現実的に負担を求めるところが別にあるということを私は言いたい。アベノミクス以来、超富裕層、富裕層、この層が相当数増えています。二〇一一年度比で世帯は六割、資産で八割増やしているんですよ。ここにこそ負担増を求めるべきだと。 終わります。 | ||
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 法案では、生活保護受給者に対し、マイナンバーカードによる資格確認が原則ということになります。医療保険一般では、オンライン資格確認はこれ任意になっているわけですよね。なぜ医療扶助利用者には原則とするのかと。そういうことで、本会議で医療費扶助...全文を見る | ||
○倉林明子君 要は、利用者である医療扶助を受けている方々から要求、要望があったんですかね。そこ大事だと思うんですけど。 | ||
○倉林明子君 いや、要は、医療扶助利用者だけが原則これになるということで、選べないんですよ。嫌だと言えるのかという議論ありましたけれども、原則これになっていくと。要は、いろんなメリットあると言うんだけれども、マイナンバーカードをこれ促進するということが一番の動機ではないかというふ...全文を見る | ||
○倉林明子君 つまり、原則としているので、一般から見ると随分これ使用率高いという結果が出ていると思うんですね。 これ当時、生活保護受給者にのみ医薬品を選ぶという権利を奪うものだということから、差別だといって私、指摘したんです。そうしたら、加藤厚労大臣は、先発医薬品と有効性、安...全文を見る | ||
○倉林明子君 いやいや、原則同等と言うには余りにも大手のところで市場にも混乱出るほどの影響あったわけですよ。これが同等な安全性やその医療を受ける権利という点で阻害している可能性がなかったと言えるのかと、何かそれ答えてもらいましたっけ。 | ||
○倉林明子君 ジェネリックが未来永劫とか、その安全性や、その安全性を担保するという面で無効だなんて言っているんじゃないですよ。安全性を高めるために、その安全性を高めるようなしっかり監視体制も含めて、それは厚労省の責任で高めていただきたいと。安くて安定した医薬品が供給されるというこ...全文を見る | ||
○倉林明子君 答弁がいただけなかったんですけれども、聞いていることを的確に捉え、そして答弁をいただきたいと思います。後発医薬品を原則使用したということで、こういう利用率に明確に差が出たと、それによって得たかもしれない不利益があったんじゃないかという指摘なんだから、正面から受け止め...全文を見る | ||
○倉林明子君 保護の要件ではないので強制ではないと局長も答弁しました。今、その趣旨の御説明だったと思います。 本人同意が前提とはなっていないんです、でも、これ。要件にはしないんだけれども、本人が同意しない場合は医療券も使えますと、これまでどおりで結構ですと、そういう仕組みにな...全文を見る | ||
○倉林明子君 後で後悔しないように説明ができたらいいということじゃないんですよ。入口の話なんですよ。持ちたくないという選択肢が原則奪われるようなことあってはならないと、そのことを繰り返し申し上げているんです。 やっぱり、本人が同意しない場合、医療券も使えると、こういうことがや...全文を見る | ||
○倉林明子君 御理解できないので、引き続きやらせてもらうということで、今日は終わります。 | ||
06月03日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第33号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 私は、会派を代表し、重要土地利用規制法案の趣旨説明を明日の本会議で聴取することに反対する意見を述べます。 同法案は、米軍、自衛隊基地など重要施設周辺や国境離島等で暮らす住民を調査、監視の対象にし、土地、建物の利用を規制し、処罰をも...全文を見る |
06月03日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 法案は、健診情報の活用促進ということで、四十歳未満の健診情報を、保険者が健診情報の提供を事業者に求めることを可能とすると。オンライン資格確認システムの本格運用に向けた改正ということになっております。本格運用するはずだったのは今年三月で...全文を見る |
○倉林明子君 いわゆる発生はしなかったけれども、起こり得ることとして、他人の個人情報がいわゆる医療機関の端末に表示されると、こういうおそれも指摘されていたわけで、今御説明あったとおりだと思います。これは、極めてセキュリティー上、重大なエラーだと、こう言わざるを得ないと思うんですね...全文を見る | ||
○倉林明子君 その最後の方におっしゃったところなんですよね。ガイドラインも作って、これ、セキュリティー対策、内部ネットのところは手打ってねということになっているんだけれども、先ほど紹介しました日医総研の調査でも、このガイドライン知らない、あるいは使用していないと。結構あるんですよ...全文を見る | ||
○倉林明子君 今おっしゃったのは、あくまでもマイナンバーカードを持っている人に限った話ですよね。だから、持っていなければ、まずその権利は行使できません。さらに、カード持っていたとしても、マイナポータルを開かぬとあきませんので、スマホとかパソコンないと、これ、見ること、アクセスする...全文を見る | ||
○倉林明子君 脆弱さが残ったままだということを野村総研の三月の調査でも出てきているということ、深刻だと思っているんですね。こういう中で、要はセキュリティー対策あるいは安全対策ですね、情報を守るための、そういうところが不十分なままに踏み込むということについては本当に危険があるという...全文を見る | ||
○倉林明子君 総務省の情報通信白書二〇二〇が出ています。 ここでは、企業等が提供するサービスやアプリを利用するときの個人情報の提供にとても不安を感じる、やや不安、これ合わせると七八%になります。プライバシーやデータ保護に関する規制、ルールについて、便利、快適性より安心、安全性...全文を見る | ||
○倉林明子君 情報流出の事案で本当に多いのが、国交省だったりどこだったりという、行政官庁多いんですよね、すごく、流出事案。それも深刻な大量な事案。それは、値打ちのある情報を持っているからですよ。サイバーセキュリティー、サイバー攻撃の対象になりやすいし、受けやすいというのが今の日本...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、よく分かっているなと思ったんですよ、逆に。給付と負担のバランスだと繰り返し説明されてきましたよ。つまり、給付を減らし更に負担は引き上げていくと、これで終わりじゃないんだという宣言されたというふうに聞こえました。 さらに、金融資産、大臣は金融資産の捕捉、これ...全文を見る | ||
○倉林明子君 五月二十一日に財政審の建議が出されました。後期高齢者医療の更なる見直しということで、保有資産の額が多い高齢者に応分の負担をしていただけるよう、資産の保有状況等も勘案した負担の在り方を検討すべきだと。明確です。 方向性は大臣も一致しているという答弁に今聞き取れたん...全文を見る | ||
○倉林明子君 答弁はそうなるかもしれないけれども、政令で決められるというふうにしたということが、二〇二〇年度までにはできる道がつくられたということだと思います。そういう意味で、財政審が示した方向ということは本当に酷な話だということは申し上げます。 さらに、財政審の建議ってこれ...全文を見る | ||
○倉林明子君 やっとほっとする答弁が返ってきましたけれども、これ、高齢者に対する税制上の控除を積み上げた上での現役並み所得ということでも、これぎりぎりで対象となる世帯にとっては物すごく過重な負担になってくるんですね。所得だけで現役世帯との、世代との公平性を図るというようなやり方は...全文を見る | ||
○倉林明子君 びほう策にとどめず審議会では議論してもらうと、それこの間もおっしゃっていました。しかし、厚労省として何を提案していくのかと、その中身というのは、本当にしっかり今示す必要があるんじゃないかと思うんです。 何でってですね、財政審は言いたい放題ですよ、はっきり言って。...全文を見る | ||
○倉林明子君 そもそも今回の負担増が高齢者の暮らしにどれだけの影響を与えるのかと。紹介もしてまいりました。年収二百万円なら年間十二万円の負担は可能だというふうにおっしゃるんですよ。一体、その根拠というのが、幾ら見ても分からない、どこにあるのかということです。 今回の配慮措置と...全文を見る | ||
○倉林明子君 僅かな調査のデータだというような議論もありましたけれども、実態として、入院した際に、一回入院しただけでも十二万円というような額は吹っ飛んでしまう額ですよ。そういうような実態としての検証も踏まえずに負担をしていただけるというのは、余りにも私は無理があるんじゃないかと思...全文を見る | ||
○倉林明子君 もう法案通る前から怨嗟の声が上がっているのがこの法案ですよ。 負担増こそ撤回するべきだと。もうこれで審議終わるなどということは到底納得できないと最後申し上げて、終わります。 | ||
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 私は、日本共産党を代表して、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。 本法案に反対する最大の理由は、七十五歳以上の高齢者へ医療費二割負担を導入することです。 対象と...全文を見る | ||
06月04日 | 第204回国会 参議院 本会議 第28号 議事録を見る | ○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。 初めに、オリンピック開催は、感染爆発を招く大きなリスクがあるとともに、医師、看護師の派遣、特別な病床の確保など、コロナ封じ込め...全文を見る |
06月08日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 報告もありました戦没者遺骨収集事業報告に関わって質問したいと思います。 収容した遺骨が日本人でないということを専門家から指摘されながら長年にわたって放置していたということが明らかになりまして、それ踏まえて収集事業の抜本的な見直しが進め...全文を見る |
○倉林明子君 本当に長期にわたって収集はしてきたけれども御遺族に渡せていないという状況続いていまして、今お話伺っても、DNA鑑定できたものが一万二千余りで、そのうち鑑定できたと、これからの分もありますけれども、千百四十八というところが、違いました、千百、まあいいです、数は後で正し...全文を見る | ||
○倉林明子君 確かに、充実の方向性が打ち出されているということは見直しの中身見ても分かるとおりだと思います。これまでもこの委員会でも指摘ありましたけれども、協力大学で協力している、検査に当たっている方々というのはほとんどボランティアだみたいな議論もありました。そこについても十分な...全文を見る | ||
○倉林明子君 政府がこの新基地建設を進めるという主体になっているという中で、厚労省はこの遺骨の保全のためにどういう立場でここに関わっていくのかという姿勢が私は問われているということを言いたいと思うんですね。 昨年五月に厚労省がまとめられた戦没者遺骨収集事業及び事業実施体制の抜...全文を見る | ||
○倉林明子君 その沖縄の思い、重く受け止めないといけないとさっきも答弁されました。であるならば、やっぱり防衛省にしっかりこの土砂採取をやるなという立場で臨むべきだと重ねて申し上げます。 次、アスベスト給付金について質問します。 最高裁判決で断罪されたメーカー責任をどう果た...全文を見る | ||
○倉林明子君 その経産省が全然頼りなくて、本当にその補償、基金の参加に積極的に参加してくれということでの働きかけになっているとはちょっと受け止め難いんですよ。 前向きに検討すると既に表明していたところもあります。判決受けてその変化もあるだろうと思うんだけれども、一回きちんと基...全文を見る | ||
○倉林明子君 引き続きメーカーは、メーカーの賠償責任は司法で争うと。こういうことを続けさせるのかということなんですよ。命あるうちの賠償をということで、与党のPTの皆さん、そして野党も参加しながら作ってきたこの法案がいよいよ成立なんですよ。こういう重い宿題を原告にさせてはならないと...全文を見る | ||
○倉林明子君 本当にメーカーの責任を果たさせて全面救済につなげていただきたいと、強く求めます。 この点での最後、衆議院の質疑で、屋根工などの職種ではなくて作業の実態を踏まえて適切に対応すると、こういう答弁ありました。機械的に職種だけではなくて、職種だけで対象外としないというこ...全文を見る | ||
○倉林明子君 命ある救済に、一人残らず救済していくと、こういう立場で、本当に誠実な迅速な対応を求めたいと思います。 次、コロナ禍で望まない妊娠の問題が再々議論にもなってまいりました。そこで、今年三月に、人工妊娠中絶に関する、FIGO、国際婦人科連合が声明を発表しております。コ...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、遠隔医療を、議論ありまして、全てに拡大するかどうかというのはこれ慎重な議論必要だと思うんですけれども、これ中絶に関して言いますと、WHOは以前から遠隔医療を推奨しているんですね。これ、性と生殖に関する自己決定権は基本的人権だと、侵害してはならないという観点から...全文を見る | ||
○倉林明子君 安全性が確認できれば入院必須という、ならない可能性もあるんだということが現状だと思います。 これ、ようやく日本でも経口中絶薬が年内にもという申請の動きが伝わってきております。 保険適用の要請に対しても再々議論がありました。大臣は、一般の中絶は保険の趣旨からす...全文を見る | ||
○倉林明子君 公費助成の要望も出ています。保険適用ができないのであればということなんだけれども。 実は、一方で、不妊治療に対してどうかというと、ずっと前のめりに公費助成に加えて保険適用だという段階に入っているんですよね。これ、リプロダクティブヘルス・ライツ、いつ何人子供を産む...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、生命観、倫理観の問題じゃなくて、リプロの話をしているんですよ。 産む選択をした場合の不妊治療には公費助成、保険適用、産まないという選択したところには公費助成も保険適用もないと、これでいいのかということを指摘しております。是非検討が求められると思います。安全...全文を見る | ||
○倉林明子君 望まない妊娠が本当に増えたコロナ禍、やっぱりそういう選択を女性にしっかり保障していく、安全な中絶が安価に、そして早くできるように、急いでいただきたいと思います。 終わります。 | ||
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 我々も議連のメンバーの一員として議論の経過にも、PTには山下議員ということで参加もさせていただいてきました。議連として一致して百五号条約を早期に批准したい、思いは一緒だということであります。その方法に我々賛同できないという我が党の立場も尊...全文を見る | ||
○倉林明子君 百五号は成立から六十四年であります。百十一号は成立から六十三年ということです。いずれも世界の九〇%超える国で批准されております。余りにも遅れているのが日本だと言わなければなりません。 我々も第百五号条約の締結を目指すという点では賛同しているんだということを先ほど...全文を見る | ||
○倉林明子君 重く受け止めていただいてきたと思うんですけど、長年にわたって一歩も進んでいないという現状でございます。 そこで、内閣府に確認したいと思います。 国家公務員の政治的行為、そしてストライキのあおり、唆しに対する罰則について、これ刑事罰を科す理由、そして、刑事罰を...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ衆議院でも質疑ありまして、人事院は、国家公務員法及び人事院規則一四―七に定める政治的行為の禁止又は制限に違反する行為又は事実があったとして通知されたものはないと答弁をしております。法務省は、国家公務員法第百二条一項に違反する罪の起訴件数は把握していないという答弁...全文を見る | ||
○倉林明子君 今回、禁錮刑には強制労働を伴わないということで国公法の見直しになるわけですけれども、今御紹介あったとおり、三段階のうちの二つ目のところに該当するものと思われます。科され得る罰則が罰金又は労働義務を伴わない制裁措置に限定すると。ここで、百五号の批准を目指すという中身に...全文を見る | ||
○倉林明子君 急務であるのは、八十七号、九十八号、これもしっかり実態として実現していくということ、さらに、百五号、百十一号、ここについてもしっかり早期に批准していくということを政府としては責任を持って進めていくべきだということは強く申し上げておきたいと思うんですね。 国家公務...全文を見る | ||
06月10日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 今年四月に、先ほども紹介ありましたけれども、二十年以上前に発症し、再発した慢性B型肝炎の国への賠償請求権をめぐる最高裁判決が確定ということになりました。起算点は再発時と、請求権は消滅していないというもので、満額救済が認められた二人。これ、...全文を見る |
○倉林明子君 先ほど福島委員からも御紹介あったように、そこまで至っていないという方でも、含めれば原告は百十三人になろうかと思います。和解済みの中にも二千人を超える方がいらっしゃるということが明らかでありまして、除斥を理由とした減額規定、これによって正当な救済が受けられない、受けら...全文を見る | ||
○倉林明子君 迅速な協議に入っていただきたいということで求めましたので、重ねて申し上げておきたいと思います。 私、この判決を踏まえるならば、今原告との協議の前の検討段階だというお話なんだけれども、この除斥期間による減額規定、これそのものもやっぱり撤廃へ向けた検討が必要だと思う...全文を見る | ||
○倉林明子君 やっぱり、長く苦しんだ被害者の存在があるわけです。除斥期間がかつてあった、かつてというか今もあるからこういうことで泣く泣く合意に至っていると、和解しているということをしっかり受け止めていただきたいという趣旨から申し上げているんですね。最高裁判決の過去分は知らぬみたい...全文を見る | ||
○倉林明子君 分からへんね。 五月二十一日に大阪地裁は、カルテがないC型肝炎の原告百一人、これ全員の請求を薬剤投与の証拠がないということをもって棄却しております。これ、提訴した原告百六十人余りのうち和解に至ったのはたった十二人なんですよね。 時間が経過するほど投与の立証は...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、提訴にさえ至れないという人たちが増えてきているんですよ。何ぼ呼びかけたって提訴につながりませんから、そこははっきり認識をしていただきたいと思います。 薬害なんですよね。それはC肝、C肝はたくさんほかにもあるから、その区分けをしないといけないということでこん...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、広報では限界やと言っているんですよ。司法では限界だ、司法的な解決、司法的な解決ということでいえばもう限界に来ているということを見据えて、どうやったら救済できるのかと、そういう方法を検討しろと、法整備も含めて検討が必要だと。 終わります。 | ||
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 発達のつまずきや障害のある乳幼児が通います児童発達支援、この報酬改定が今般行われました。これについて質問したいと思います。 〔委員長退席、理事石田昌宏君着席〕 個別サポートⅠ、そして個別サポートⅡということで新設されたんですけ...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、これ始まったばかりなんですけれども、現場からは、もう中止してくれと、こういう声が実は上がってきております。 個別サポート加算のⅠ、この加算を取るためにどういうことが必要になっているかといいますと、調査やるんです。二重、三重にこれが現場に混乱引き起こしている...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、運用の問題じゃないんですよ。調査そのものが、実際給付しよう、受給しようとするときには使っていたものだというんだけど、全然使い方が変わって、これが現場で非常に大きな負担になっているし、子供にとっても親にとってもこれは不適切だという声上がっているんです。始まったば...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ実際に聞いていますと、先ほども紹介あったように、これ虐待のケースにも加算が付くというものなんですね。加算の同意を得なければならないということだから、あなた、虐待しているかもねということを親に確認することになるんですよ、事実上。だから、現場で全然使われていないです...全文を見る | ||
○倉林明子君 もう何度もこれ議論してきていることなんだけれども、日払いということが事業所側にとっては安定的な経営を本当に脅かしていると。安定性がないのは子供のところもそうですよね。障害のあるところほど見通しが立たないという、事業収入の根っこになっているんですよ。私からも重ねてその...全文を見る | ||
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 法案は、労災保険の対象とならない中小企業等が任意で加入できる共済制度に法的安定性を与えるというものだということで、我が党も賛成します。 加入対象者には、個人事業主やフリーランスも含まれるものであって、本来は労働者として労災保険の対象と...全文を見る | ||
○倉林明子君 今紹介ありました昭和六十年、一九八五年に、研究会報告ということに、これによっているということです。 それまで、広い意味での労働者概念がこの研究会によって見直されたというのが実態だと思うんです。工場、事務所以外で働く者などの労働者性が認められなくなる、要は範囲が狭...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、本当にこの間、大きな世界的な動きがありまして、アメリカでも労働長官が、多くの場合、ギグワーカー、まあ日本ではギグエコノミーということで整理されたようですけれども、このギグワーカーは従業員として分類されるべきと、こういう認識を示しておられます。 ILOは、二...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、広く労働者性を認めるものということだと確認できるかと思います。 これ、世界的な流れという観点からも、ILOの勧告という点からも、日本はこの労働者性というところでやっぱり狭くなっているという現状があるんじゃないかという指摘をしたいと思います。そういう点では遅...全文を見る | ||
○倉林明子君 やっぱり今、労働者性ということで大きく見直しされているし、定義もやっぱり広義に拾っていくんだという中で、こういう個人事業主やギグワーカー、個人事業主やフリーランスということで、本来であれば労働者として捕捉されるべき人たちが個人事業主、フリーランスということで保護の対...全文を見る | ||
○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 今回の法案ができたことで、学ぶ権利が奪われている子供たちに学ぶ場が保障される、福祉が行き届くようにしなければと、予算確保の努力がそれぞれ語られましたけれども、我々もそういう努力をしなければならないという思いであります。 これ、医療...全文を見る | ||
○倉林明子君 支援の格差、これが保護者の分断というようなことになってはならないという懸念の声もあるということは紹介をしておきたいと思います。 衆議院では、常時看護師によるケアが必要でなくても、現に保育所、学校に通えている子供たちについて、看護師が今度いない、看護師を置いていく...全文を見る | ||
○倉林明子君 今でも、先ほど御紹介あったとおり、自治体によって対応は本当に格差がございます。実際に、小さな市町村ですと、対象になる子供さんが初めてというような場合も聞いております。そういうときに、今回法が、法案ができたということが促進する側に回らないといけないというふうに思います...全文を見る | ||
○倉林明子君 元々の保育士の人手不足、看護師の人手不足の実態があります。やっぱり本当にそういう意味で保育士、野党としては保育士の賃金引上げというようなことも提案させていただいております。そこのベースのところの引上げということも一緒にやっていくということが大事だと指摘をしまして、終...全文を見る | ||
06月15日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 第37号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 ただいま提出されました動議について、反対の意見表明をさせていただきます。 今回、一致を見ないままにこうして動議が提出されたことは、極めて残念です。 会期末ということで、今、吉川筆頭からもお話あったとおり、あしたの本会議は既に立...全文を見る |
06月16日 | 第204回国会 参議院 本会議 第32号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 会派を代表し、議運委員長水落敏栄君解任決議案に対する賛成討論を行います。 賛成する理由は、参議院の審議を通じ、重大な問題点を持つことがいよいよ明白になった土地利用規制法案であるにもかかわらず、強引に成立させたい政府・与党に加担して...全文を見る |
06月17日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 昨日開催されました厚労省のアドバイザリーボード、ここに提出されました資料によりますと、デルタ変異株のスクリーニングの実施率出ておりました。直近で三八・三%、そして、陽性率は僅か三週間余りで六・二%と、三倍になっているんですね。このデルタ株...全文を見る |
○倉林明子君 聞いているのは、緊急事態の発令をちゅうちょなくやるかどうかを聞いているんじゃないんですよ。そういう事態になってもオリンピックはやるのかやらないのかと、その判断を聞いているんです。 | ||
○倉林明子君 緊急事態宣言が出るような状況になってもやらないとはっきり言えないと。もうそこが本当に問題で、それは国民の命と健康を守るという立場と両立しませんから、今、緊急事態宣言の解除ということでは、やるべきでないと改めて申し上げておきたい。 そこで、リバウンドさせないために...全文を見る | ||
○倉林明子君 私、人ごとじゃないと思うんですよ。 中止を判断した自治体ということで今も紹介ありました。パブリックビューイングでは十四か所ということですから、既に半分のところでやめるという判断になっています。六月十一日に中止を判断しました千葉県、ここに対して田村厚生労働大臣は、...全文を見る | ||
○倉林明子君 やめるように要請したらどうかということに答弁していただけていない。もう一回。 | ||
○倉林明子君 これ、自治体のところで本当に悩んでいると思いますよ。それに対して、適切な判断だと。自治体にだけ頑張れ、自治体にだけ判断を求めるというんじゃなくて、きちんと政府も自治体の状況も聞きながら要請して、中止できるように後押しすべきだと思います。 さらに、小中生、小中学校...全文を見る | ||
○倉林明子君 適切な判断は、適切な結論は、こういう人流を加速するということはきっぱりやめるということだと強く申し上げたい。 何よりも、オリンピックについては、改めて、重ねて中止を強く求めて、終わります。 | ||
07月08日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第1号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。 コロナの感染拡大が、また第五波の入口かというような状況になっておりまして、引き続き休業をやむなくされるという子育て中の方々も増えていくんじゃないかということで、今日は、小学校休業対応助成金及び支援金について質問したいと思います。 ...全文を見る |
○倉林明子君 確かに、事業者が助成金の対象ということなので、どのぐらい使えているのか、実人数での把握ができない仕組みになっているということはよく分かるんですが、予算上の計上したときの根拠でいいますと、人数で見込んでいて、百十五万人助成できると。支援金の方では十二万人。これ、根拠と...全文を見る | ||
○倉林明子君 同じように、似たような仕組みなんだけれども、極めて、これ使っているところが、実績これから出てくると思うんですけど、使えていないんですよ。ほんで、コロナ特例で、今紹介あったけれども、一人五万円が上限で、一事業所十人が限度って、これ、たががはまっているんですね。 実...全文を見る | ||
○倉林明子君 実態は休まぬとあかんような状況は継続しているんですよね。それはもう確かに、一斉に休業を要請した、それも総理が要請したということと意味合い、求めている意味合いは違うけれども、受ける被害、休業しなければならないという状況は変わっていなくて、制度は使えなくなっているという...全文を見る | ||
○倉林明子君 是非検討してほしいと思う。パンデミック対応でその休業の補償という部分が本当にできてこなかったし、いろいろ特例やったけれども、救済できていない人たちたくさんいるということを踏まえて今後の対応をすべきだということです。 最後、三原副大臣にお聞きしたいと思うんですけれ...全文を見る | ||
○倉林明子君 通知の周知徹底ということを私は強く要望したいと思うんですね。日本でも、掻爬等がより安全な吸引法に取って代わったという結果を本当早く出してほしいというふうに思っております。いろんな協力が必要だというふうに思いますけれども、協力いただかないと前へ進まないので、そこはしっ...全文を見る | ||
08月05日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第4号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 コロナの入院対象を重症者に限定し、在宅を基本とする政府方針が突然発表されました。撤回、見直しを求める与野党の声に対し、総理は、昨晩、撤回を否定し、病床を一定程度空けて緊急な人に対応しようということだと、症状が悪化したらすぐに入院できる、こ...全文を見る |
○倉林明子君 極めて、本当に経験したことのない感染拡大が起こっております。そのときに明確な方針転換があったわけですよ。総理は本部長として説明責任をこの場で果たすべきだということを強く求めたいと思います。 私、委員会としても総理に対して本委員会に対する出席要求を検討していただき...全文を見る | ||
○倉林明子君 コロナ対応の病床を増やしても、それを上回って患者は急増しているという状況であります。入院が必要だと医師が判断しても、今、搬送先が見付からない、在宅を余儀なくされていると、これが東京の実態ですよ。 なぜ在宅を基本とすれば病床が一定程度空くのか。これ、総理の説明です...全文を見る | ||
○倉林明子君 いや、もう具体的な根拠の説明にはなっていませんよ。 既に、それに、今日報道で出ていますけれども、八月に入って、今日五日です、既に三十代から五十代、この方が自宅療養中に、東京ですよ、八人在宅死されているんですよ。入れないからですよ。今でも確保できておりません。 ...全文を見る | ||
○倉林明子君 本当、今亡くなっている人がいるんですよ、在宅死で。宿泊療養施設が決定的に不足しているんですよ。そこに踏み出すのに、やっぱりオリンピックの中止の決断が要るんだと強調して、終わります。 | ||
08月05日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第2号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 昨日来、原則在宅の方針転換だというふうに指摘も重ねて出ております方針転換について、私の方からも質問したいと思います。 今日の議論聞いていて改めてよく分かりましたのは、感染拡大が急増している、爆発的に広がっている下でキャパが、受入れキャ...全文を見る |
○倉林明子君 そこが具体的に、じゃ、どうなんだというところ見えていないと、伝わっていないと思いますね。私は見えていないと言いたいと思います。 やっぱり在宅、自宅療養基本ということになった場合、三波、四波で起こったこと指摘しましたけれども、早期発見、早期治療ということでやっぱり...全文を見る | ||
○倉林明子君 今、その数字の上では五〇パーという、超えたところだと思いますけれども、じゃ、余力が今あるのかということを言いたいと思うんですね。 今、東京の現状どうかと。入院の必要な人が入院できていますかという状況は起こっていますね。保健所もパンクしていますよ。救急車も呼んでも...全文を見る | ||
○倉林明子君 これ、一日の検査能力を十分にいまだに活用できてないという実態は言うまでもないかと思うんですね。 これ、検査の整備計画というものをそれぞれの都道府県に積み上げていただいて、五月の時点で確認されています。既に、その検査体制の整備計画によりますと、検査能力は、通常最大...全文を見る | ||
○倉林明子君 それ、一体どのぐらいになっているかというのはまだつかめていないんですよね。実際に配ったけどもどのぐらい使われているか、そしてどのぐらい有効に検査効いているのかというのもつかめていない。私は、そういう点ではやっぱり遅れていると思います、検査戦略は。 モニタリングの...全文を見る | ||
○倉林明子君 文化の問題にせず、やっぱりきちんと検査ができると、徹底してやると。デルタ株の感染拡大能力すごく高いとはっきりしてきたので、早くいかに感染者を見付けて隔離、保護していくかと、これが新規感染者を抑えていくという道だと改めて申し上げて、終わります。 | ||
08月17日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第5号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 感染爆発をどう歯止めを掛けてこれ収束に向かうことができるのかと、これは今、国民が一番知りたいことだと思うんですね。 昨日の総理のぶら下がりも見ておりましたけれども、ワクチンと抗体カクテル療法、こういう説明でした。私、ワクチンは重症化防...全文を見る |
○倉林明子君 ワクチン、カクテルと、これ重症化予防で効くんだということについて異論はありませんよ。しかし、これで大丈夫というようなミスリードになっていないかということを御指摘したいと思うんです。 今やるべきは何か。やっぱり陽性者をいち早く発見する検査の抜本的な拡充、同時に、隔...全文を見る | ||
○倉林明子君 今も御紹介ありましたけれども、最大能力ということでいいますと三十万件、PCRということです。ところが、都道府県の検査体制の整備計画というものを、それ五月の時点で集めているんですね。これによりますと、検査能力、一日当たり、PCR検査だけで見ても、通常最大三十六万件でき...全文を見る | ||
○倉林明子君 新規感染者数が減らないということが医療現場の本当に疲弊につながっていると。ここで減らせるという戦略を見せるということがいかに大事かということを重ねて強調して、終わります。 | ||
08月26日 | 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 閉会後第3号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 私も昨日の総理の記者会見聞いてちょっとびっくりしたのが、先ほどお話もありましたけれども、明かりははっきり見え始めているという発言でした。私、総理には見えているのかもしれないけれど、国民には見えていないと思うんですね。 示すべき明かりと...全文を見る |
○倉林明子君 包括交付金ですか、六千億まだ残っているということですから、それを直ちに使うということで運用は可能かと思いますが。 それで、今度、予備費について動きがあるということで注目しておりましたけれども、この臨時の医療施設関連ということでいうと上積みないんですよね。今回の予...全文を見る | ||
○倉林明子君 議会運営委員会の議論でもさせていただきましたけれども、やっぱり迅速にどうやって、その宿泊療養施設含め決定的に不足していると、それをどうやって確保していくのかという観点からいって、パラリンピックで今使っている選手村、これ活用すべきだという提案しました。収容人数一万八千...全文を見る | ||
○倉林明子君 それは到達点なんですよね。今の現状の説明だったかと思うんです。 子の看護休暇のところでいうたら、これ、制度を持っている事業所というのは本当多いんですね。大企業のところでいうと一〇〇パー近く持っているという状況あって、この制度に上乗せすれば、所得補償付ければ子供を...全文を見る | ||
09月28日 | 第204回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第8号 議事録を見る | ○倉林明子君 日本共産党の倉林です。 過去最大の感染者数となりました第五波、これ、八月一か月間だけでも、自宅などの医療施設以外で亡くなった方が何と全国では二百五十人という数になりました。これは、本当に救える命が救えなかったと、こんな事態は二度とあってはならないと思っているんで...全文を見る |
○倉林明子君 いや、ちょっと、方針撤回されていませんので、その点では、ちょっと今の表現だと選べるような方針になっているということだけど、それはちょっと明らかに誤認があるのではないか。確認した上で、方針の撤回を重ねて求めておきます。 その上で、専門家からも指摘があるように、全て...全文を見る | ||
○倉林明子君 今、十分やってきたと、八十施設あるからと。しかし、この第五波で起こったことは、自宅療養を余儀なくされると、必要な医療に届かないままに命を落とすと、こういうことが出たんですね。医療提供施設に、医療提供、医療の提供に支障が生じたと、これ第五波の現実でしたよ。 これ、...全文を見る | ||
○倉林明子君 やっぱりコロナまで自己責任にしたらあかんと私は強く申し上げたい。やっぱりしっかり科学的知見に基づくコロナ対策の強化が必要なんだと、そういう政権をつくることを目指して頑張ります。 終わります。 |