倉林明子

くらばやしあきこ

選挙区(京都府)選出
日本共産党
当選回数2回

倉林明子の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月07日第207回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第1号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  総理は今月五日に、厳しい水際対策で時間を稼いでいる間に国内感染の増加に備えるための準備ができたというふうに述べておられるんですね。ところが、水際対策では米軍という大穴が四か月放置されていたという実態が明らかになりました。これ、感染の急拡大...全文を見る
○倉林明子君 これ、追加接種の状況の終了の見通しということで今示せていないという状況にあろうかと思うんですね。対象からいいますと、極めて到達は低いという認識持つべきだと思います。  さらに、全国の診療所ってこれ十万か所あるんですよ。薬局は六万か所あります。登録は現状では一割にも...全文を見る
○倉林明子君 今のオミクロン株による急拡大の状況というのは、これまでの新型コロナとは別の疾患だというぐらい危機感が物すごい広がっています。全国的にも広がることは確実と見て手を打つと、これ必要なんですよ。もちろんそのオペレーションには人が要ると、おっしゃるとおりですよ。それを整えて...全文を見る
○倉林明子君 終わります。
01月14日第207回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第2号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  日本共産党は本院予算要求に反対する、その理由を申し述べます。  一つ、委員長手当については、国会役員を特別扱いするものであり、廃止すべきである。  二つ、文書通信交通滞在費の在京議員に対する滞在費分の支給、合理的な根拠がなく見直すべき...全文を見る
01月25日第208回国会 参議院 議院運営委員会 第5号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  急激な感染拡大に全国で検査難民と言えるような状況、これ出てきています。そこで、都市部で検査キットが不足しているということありますし、地方では無料検査受けられるところさえないというところも、京都でもあります。  これ、今ある、四百六十万在...全文を見る
○倉林明子君 政府は第五波を踏まえた取組の全体像というのを昨年十一月示されていますけれども、そこには検査戦略というのが示されてないんですよ。  今度こそ、私、今三十八万件の活用ができてないということ自身は大変問題だと思っているんですね、今度こそ政府の責任で、このいつでも誰でも無...全文を見る
○倉林明子君 そうなんですよね。自宅療養が基本という方針、あとオミクロン株では軽症者が多いということを踏まえた対応というのは、オミクロン株の方は後付けだと思うんですけど、十一月時点ではそこまではっきりしていなかったと思うんです。ただ、管理をしていく、隔離を、保護を確実に進めていく...全文を見る
02月03日第208回国会 参議院 議院運営委員会 第6号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  今大臣は、検査キットは必要なところには回っているんだと。ちょっと認識を改める必要があるんじゃないかと言いたいと思います。  国内の重症者数が八百八十六人と昨日現在報道ありました。高齢化率もすごく上がっていますよね、一気に。医療機関で...全文を見る
○倉林明子君 最先端の、検査ができますという医療機関に届いてないんですよ。それ知らないというようなことでは、教えてくれと言うようじゃ、それはちょっと、間に合ってないという話だと思います。  今週の抗原検査キットというのは、確認したところ、四百九十万回分確保したといいます。これ、...全文を見る
○倉林明子君 能力の増強は当然なんですよ。それをどんなテンポで、どういう目標を持って、どこ目指して増やしていくのかと、いつまでにと、そこが要るということを私は強調したいと思うんです。  アメリカはキット十億回分を無料配布です。一日のPCR検査、日本は三十八万に対し、韓国は七十五...全文を見る
02月18日第208回国会 参議院 議院運営委員会 第9号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  昨日、総理が記者会見をされました。しかし、その中身について私はちょっと驚いたというのが率直な感想です。  それは、一つに病床の確保。重症病床は十分に余裕があり、必要な医療を提供していると、この発言なんですよね。これ、コロナ病床の確保...全文を見る
○倉林明子君 いや、国民の命を守ることが要諦の第一に挙げられているんです。コロナで亡くなる人を助けるということ、これ本当に大きな課題なんだけれど、これによって一般医療で更に命をなくすようなことに広がっていると、全体として国民の命を守る医療提供体制になっていないんだと、こういう認識...全文を見る
○倉林明子君 今、明日、子供に食べさせるものも、食料尽きていると、そういう状況がコロナの感染者で自主隔離しなければならないという下で起こっているわけで、一日を争う自宅療養者の不安に応える課題だという認識で取り組んでいただきたいということです。  総理は、要諦の第三に挙げられたの...全文を見る
○倉林明子君 もう医療機関にさえキット枯渇するというのが現状なんですよ。社会経済活動を回していこうと思ったら、どのぐらいの規模でもっと増やさなければならないのかと、その戦略がないのが問題だと申し上げて、終わります。
03月04日第208回国会 参議院 議院運営委員会 第11号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。今日はありがとうございます。  まずは、女性の人事官候補ということで歓迎したいなと思っております。川本総裁に続いて、三人のうち二人が女性を占めると。これだけ女性比率が高い職場はないんじゃないかというふうに思っております。  一つ、日...全文を見る
○倉林明子君 男性上司の意識改革ということが非常に重要な課題だと私も思っております。  その上で、女性が働き続ける環境をどうつくっていくのかと。キャリア評価の問題もありますけれども、環境整備ということでいいまして、効果的な対策、どういうふうにお考えでしょうか。
○倉林明子君 女性の働きやすさをどう改善していくかと、テレワークの紹介がありました。確かにそういう側面あるんです。通勤時間の短縮って大きいと思うんです。  一方で、内閣府がコロナの影響調査というのを掛けていまして、これ、テレワークによって女性が働きやすくなる可能性の一方で、家事...全文を見る
○倉林明子君 人事院は、中央人事についての準司法的権限ということも併せ持って、公務員の中立公正、公平を確保する役割を担っているというものだと思います。国会でも様々な議論がありましたけれども、政府から独立し、中立の立場で職務の遂行、これを強く求めておきたいと思います。  働き方改...全文を見る
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  私も、今日、朝入りましたニュースに本当に胸を痛む思いで、原発が戦争の攻撃の対象にまさかなる、まさかする国があるとは思わなかったんですけれども、実際に起こりました。その細かいことはまだよく分かっていないこともありますので断定的なことは避けた...全文を見る
○倉林明子君 今明確なお答えありませんでしたけれども、満たしていないけれどいついつまでにという想定の下で稼働している原発があるという理解でよろしいようですね。
○倉林明子君 私は、福島の原発事故を経験した日本だからこそ二度と原発事故を起こしてはならない、これが規制委員の誓いでもあると思うんですよ。その場合、安全基準を設定しながら満たさないままで動いている原発があるという事実、同時に、今回、想定していないような戦争での標的にされるリスクに...全文を見る
○倉林明子君 安全対策をしっかり取っていくというお話は当然なんだけれども、改めて、事故から十一年が間もなく来ようとしています。高いお金をどんどん積んで原発をもう一回動かそうということよりも、何よりもやっぱり再び事故を起こさないためには、新たな原発造らないと、新たな再稼働、安全抜き...全文を見る
○倉林明子君 学校に直接チラシが配られて、処理水は安全であるというものが配られたことに対して、やっぱり福島始め多くの地元、多くの自治体から反発、教育委員会からですね、反発の声が上がったんですね。  私ね、やっぱりそういう科学的に事実に基づいてもそうだと言えることであっても、信頼...全文を見る
03月07日第208回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  長引くコロナが、働く女性、そして母親、大きな影響を与えております。総理が掲げられた新しい資本主義、分配戦略の一つが子ども・子育て支援の推進ということになっております。私、この喫緊の課題として求められているのがコロナ禍の休業補償だと申し上げ...全文を見る
○倉林明子君 支給実績、今紹介ありました直近の令和三年八月一日からの分で見ますと、一万二千行かない支給実績となっております。これ、感染状況から見ても少ないと思うんですね。  事業主が有給の特別休暇制度をつくってくれないと、こういう苦情が殺到しまして、厚労省、相談窓口を設置してい...全文を見る
○倉林明子君 今、数として御説明いただきました。問題は、これパネル見ていただきたいんですけれども、これ、有給の特別休暇制度導入、企業への働きかけ件数と、今御説明あったところなんですが、問題は赤線引いています④のところなんですね。  働きかけた企業のうち九百八十九件、何と八割です...全文を見る
○倉林明子君 少しずつそうやって対象を広げるようにということで取り組んでもらっているのはよう知っております。その上で、これ、個人が申請できる休業支援金というのもつくってもらいました。ところが、これ、申請は、厚労省から数字やっといただきましたけれども、申請が六百八十三件、何と決定僅...全文を見る
○倉林明子君 これQアンドAにちゃんと書いてあるんですけれども、使えるということは知られていないと思うんです。実際に看護休暇というのは育休法で法定化されているので、労働者の権利として保障されているんですよ。これ、制度つくっていなくても申請すれば使えると。で、ここには、労働、企業側...全文を見る
○倉林明子君 それで使えない現状があるということを再々申し上げてきたんですよ。  だから、総理、分配の戦略の一つで子育て支援というのが新しい資本主義のところに書いてありましたよ。今、本当にこういうところで、お母さんたち安心して休めるよと、シングルマザーの応援にもなるんですよ。本...全文を見る
○倉林明子君 シングルマザーはね、働けなくなったら直ちに収入がなくなるんですよ。御飯も食べさせてあげられないと。そこに届く支援になるんですよ。それは重ねて、いや、重層的にいろいろやってもらうのは結構ですけど、ここの支援の拡充を踏み出していただきたいということですので、重ねて求めて...全文を見る
○倉林明子君 まあ丁寧に説明してもらうんだけれども、下がり得るんですね。それはなぜかというと、公定基準、あっ、公定価格、つまり、配置基準どおりに配置できて、配置で回るような現場ないんですよ。よう御存じやと思います。  それで、これは保育研究所所長の村山祐一さんが試算したものなん...全文を見る
○倉林明子君 いやいや、現場の話、私もよう聞いています。そういうところで、福祉、介護現場では既に処遇改善の加算を受けているところだけ対象なんですよ、これ。加算を受けていない介護、事業所で一万件あります。障害福祉では二万件あるんですよ。ここはもう除外です、賃上げの対象から更に。で、...全文を見る
○倉林明子君 公的価格として決められると、これがケア労働者の賃金なんですよ。それで踏み出されたと。決定的に上がらなかった要因というのは、社会保障費を抑制してきたと、こういう結果なんですよ。  で、さらにです、さらに、ケア労働者は、ケア労働は、女性が家庭で担う無償労働の延長という...全文を見る
○倉林明子君 パネルをお願いします。  総理は昨年九月の総裁選挙で、看護師などケア労働者の処遇改善を掲げておられました。四本柱の一つです。総裁選の公約、この中身を端的に御説明ください。
○倉林明子君 本当にやってほしい。  昨年十二月に補正予算で示された中身はどうか。看護師一%、介護職、保育士は三%。今年度予算では、看護師についても十月から三%賃上げの提案、こういうことになりました。しかし、実態はさっき紹介したとおり、一%という賃上げになるのかどうかという実態...全文を見る
○倉林明子君 何だか今の答弁聞いていると、いつになるのかよく分からないなと思いましたよ。  総理は昨年十二月の記者会見で、分配政策の重要な柱は、柱の一つは企業による賃上げですとおっしゃいました。さらに、介護、保育、幼児教育などの現場で働く方の給与を来年二月から恒久的に三%に引き...全文を見る
03月08日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  まず冒頭、昨日、旧優生保護法裁判で最高裁への上告という判断をされました。本当に、この長年にわたって国による差別に苦しんできた、高齢になった被害者たちを救済できずにいるという状況ですよ。上告はやっぱり断念すべきだった。取下げを今からでも考え...全文を見る
○倉林明子君 極めて遺憾ということだけでいいのかということを思っているんですね。  これ、資料でお付けしました一枚目、二枚目、これが公取で、公取が事件の概要をまとめたポンチ絵になっているんです。先ほど理事長、年金機構の理事長はその要請内容について説明ありましたけれども、年金機構...全文を見る
○倉林明子君 いや、求めているのは、しっかり調査が要るんじゃないかと。その趣旨はですよ、これ、年金機構で談合というのは初めての事案じゃないんですよ。二〇一〇年には官製談合事件、逮捕者、職員が逮捕という事案も起こりました。そして、一九九〇年代、これは同様の談合事件が発覚しております...全文を見る
○倉林明子君 年金機構理事長につきましてはここまでで質問終わりますので、よろしく。
○倉林明子君 それでは、次はコロナの対策についてです。  昨年十一月に、次の感染拡大に向けた安心確保のための取組の全体像が今の内閣で示されました。これ、三枚目に資料を入れさせていただいております。ここでは、感染力が二倍になっても病床は確保できるとの見通しが示されました。そして事...全文を見る
○倉林明子君 いや、今、緊急搬送困難とか、退院できずに、軽症、そして中等症の医療提供体制逼迫という状況は、大臣の所信表明にもあったんですよ。何でそうなっているのかと聞いているんですよ。対策として頑張っていることについてまで否定する気はないんだけれども、この全体像をやっぱりどう評価...全文を見る
○倉林明子君 コロナ病床をこれ確保するために全国でどういうことが起こったかというと、やっぱり一般病床を減らして、スタッフもコロナ対応、これ回らざるを得ないということで、そっちが受入れ力が弱ったんですよね。改めてこれ、日本の医療提供体制、脆弱さを示したと私は思っているんです。  ...全文を見る
○倉林明子君 これ、同様の傾向が第六波、全国でも見られているということだと思います。これ、保健所との連絡が取れた頃には既にクラスターが発生していると。こういう事案が後を絶たない、これが第六波の大きな特徴だと思います。  三月二日のアドバイザリーボードでは、オミクロン株による感染...全文を見る
○倉林明子君 保健所のキャパがいっぱいいっぱいで追い付かないような状況になっているので見直しを掛けざるを得ないと。これは、現状からいえば、濃厚接触者の疫学対象者を限定していくとか、そういう方向での見直しというのは避けられないとは思うんだけれども、私、本当に必要なのは、要は、感染拡...全文を見る
○倉林明子君 ようやくPCRが最大で四十万件まで行くという状況なんだけれども、実際の数、実施できていると、実施できているという数でいうと十二万件なんですよね。四十万分の十二万しか機能していないんですよ。抗原検査キットもこれ二百万回分と、定性検査キットでね、二百万回分になったという...全文を見る
○倉林明子君 いや、届いていませんからね。供給で見通しが立ったということと現場で必要なところにどのぐらい届いているかということは別な話なんですよ。現在届いていないと、そういう危機感持った取組が要ると思うんですね。クラスター対策としても、検査戦略、重要な局面ですよ。  全国の高齢...全文を見る
○倉林明子君 抗原検査、一週間に一回でいいのがオミクロン株対応でしょうか。世代間時間といって、本当に短いという特徴がはっきりしてきているのに、それを、検査の回数はそのままなんですよ。それでクラスターがばんばん起きているわけじゃないですか。ここをはっきり積み上げて出さないと駄目だと...全文を見る
○倉林明子君 現場で今起こっていることはどういうことなのかと、どういうことを届けないといけないのかと、そこを見たら全体像では足らぬということははっきりしておりますので、見直しを強く求めて、今日は終わります。
03月16日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  旧優生保護法の訴訟について私からも質問します。  さきの大阪高裁に続きまして、東京高裁の判決が出ました。被害者の人権を強く侵害し、偏見や差別を浸透させ、旧法改正後も被害に関する情報を入手できる制度の整備を怠ったという断罪をしております。...全文を見る
○倉林明子君 最大限の努力じゃないというのが裁判の判決の結果なんですよね。  東京高裁は賠償額一千五百万円ということで、これも大阪高裁を上回りました。被害者が、不妊手術、国の不法行為だとこれ認識できたのは、二〇一九年四月の救済法の施行と首相らの謝罪があったからだと踏み込んだ判断...全文を見る
○倉林明子君 これ推計対象者で見てみますと、これ一割にも及んでいないという状況ありますし、年々申請者というのがもう減少傾向、顕著に出ております。高齢化している被害者の救済ということはもう待ったなしだと、救済法の抜本的な見直しが求められているんだということを強く申し上げたい。  ...全文を見る
○倉林明子君 周知をしていただくと、事務連絡の発出についても触れていただいたかと思います。ただ、字ばっかりやったら見てもらえへんのです。分かりやすいチラシ、ぱっと見てこういう制度使えるものあるんだと、それが伝わるような周知徹底でも努力していただきたい。本当に急を要する事態になって...全文を見る
○倉林明子君 継続はいいんですけどね、三%未満だったら全額の国庫、国費負担にならないという見直し掛けているんですよね。これ地方自治体の要望にも応えるものでないということを強く申し上げたい。  その上で、令和三年度の実績見込みが述べられました。令和二年度四十万件だったのに、令和三...全文を見る
○倉林明子君 いや、局長から説明もらって、それではあかんと言うて聞いているんですから、そこに正面から、大臣、やっぱり答えてほしいなと。制度の概要の説明聞いているんじゃないんですよ。  それで、国保の後期高齢者医療制度の傷病手当、これについても伺いたい。  財政支援、六月末まで...全文を見る
○倉林明子君 コロナの感染状況の見通しは見えません。しかし、この国保や後期高齢者医療制度を運営していく上では、傷病手当の見通し、やっぱり持ちたいですよ、保険者はね。ここに対して、やっぱりコロナ禍収束するまではやるよということで応えるべきだというふうに強く申し上げたい。  さらに...全文を見る
○倉林明子君 いや、見直し難しいということで一歩も進んでないんですね、ここね。傷病手当ということで、一歩コロナで踏み出したんだけれども、そこ止まりになっているんです。  やっぱり国保で加入せざるを得ないという、国保にしか入れないという方々の休業補償に踏み出したというのは、感染拡...全文を見る
○倉林明子君 アクセルになるんじゃないですかと、そこに答えなかったと思いますけど。(発言する者あり)
○倉林明子君 いや、ならないという声が、あっちの方から答弁聞こえてきましたけれども、それならそれで、やっぱりきっちりリスクコミュニケーションというものが要ると思うんですね。  やっぱり、昨年の三月の前倒しの解除の後に感染拡大起こしているんですよ。リバウンドの危険も指摘されている...全文を見る
03月17日第208回国会 参議院 議院運営委員会 第13号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  昨日の記者会見で総理は、出口ははっきり見えてきたとおっしゃったんですね。私はよう見えません。  そこでお聞きしたいのは、こう言明された科学的な根拠っていうのは一体何なのかということです。簡潔に御説明ください。
○倉林明子君 いや、これ解除をできたというのは、あくまでもやっぱり基準を下げたからなんだということを申し上げたいんですね。これ、第五波を上回るような新規感染者数というのは続いているわけですよ。  そこで、一昨日に厚労省のアドバイザリーボードが開かれております。感染状況の評価はど...全文を見る
○倉林明子君 そうなんですよね。解除後、これ増加に転じているところが既に五県出ているんですね。  今回解除となります大阪、一般救急患者の搬送困難事案件数、これ直近のデータ示されていますけれども、百九十九件という、第五波のピークのこれ二倍の水準なんですね。大阪にとどまらず、一般救...全文を見る
○倉林明子君 一つ答えていないんですよ。三・五億回分、これいつからできるようになるのかということ、後で、(発言する者あり)いいです、はい。  そこで、これ、今数字答えていただきましたけれども、能力は一定数確保したという数字が示されました。しかし、実施件数のところは、これ本当に伸...全文を見る
03月18日第208回国会 参議院 本会議 第8号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  私は、日本共産党を代表し、雇用保険法等の一部を改正する法律案について厚生労働大臣に質問します。  長引くコロナ禍で非正規雇用を中心に多くの労働者が影響を受けています。雇用調整助成金の拡充や休業支援金の創設などによって、雇用保険の対象...全文を見る
03月24日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  質問に入ります前に、旧優生保護法の東京高裁、これ上告期限が迫っております。我々も、各党からも、上告するなという声明、談話等が出されているところです。本当に、繰り返し申し上げてまいりましたけれども、重ねて申し上げたい。上告はすべきでないと申...全文を見る
○倉林明子君 いや、明らかに、この時点で通報していたら、調査が入って、早く談合が発覚できたんですよ、結果論ですけどね。  だから、問題は、その通報しないとした判断がどうだったのかということを問うているわけです。  二回目のヒアリング、一回、二回とヒアリングをやっているんですね...全文を見る
○倉林明子君 公取は、一九九二年の年次報告書で、トッパン・ムーア株式会社ほか三名による社会保険庁発注支払通知書等貼付用シールの入札談合事件について取り上げて、勧告を受けながら談合を繰り返し行っていたということで告発を行っています。そして、二〇一〇年、年金記録を照合する業務委託に関...全文を見る
○倉林明子君 この二〇一〇年のときに、要は社会保険庁時代の同僚同士で情報を共有するという構図があって談合になっていたと、こういう大きなことが分かったのは、これ第三者検証会議でやっぱり徹底して調査したんですね、このとき。ここで分かったというふうに、記録を見る限りそうだと思うんですよ...全文を見る
○倉林明子君 東京新聞の三月二十日付けです。失業給付の特集になっております。これ、A3紙、広げていただきますと、右側に、最新のデータを基に日本の受給者が僅か受給率二割と、十年ほどその状況で推移していて、給付率はG7で最低レベルだという告発なんですね。  そもそも受給要件に満たな...全文を見る
○倉林明子君 新しいところでも、これだけの失業保険の対象にならないという方々が多数存在しているんですよね。私、失業してもセーフティーネットは機能しないと、こういう事態というのがコロナ禍で本当浮き彫りになったと思うわけです。  本会議で私、大臣に質問しました。多くの労働者がセーフ...全文を見る
○倉林明子君 こぼれ落ちている人たちがいるんだというところを、私は、正面から、大臣、見て、この雇用保険、失業給付の在り方についても考えるときだと思うからこそ質問をさせていただいたんですね。深刻な事態に追い込まれていると、コロナによってですね、非正規、短時間の非正規、シフト、こうい...全文を見る
○倉林明子君 減少じゃなくて、何でかと聞いたんですね。(発言する者あり)あっ、結構です。  雇用保険の対象とならない女性労働者が多くいると、こういう人たちが直ちに生活困窮になっているんですよ。大臣は、二十時間未満が対象外としている理由ということでお述べになっているんですね、雇用...全文を見る
○倉林明子君 共働きでも、妻が働かないと生計費は賄えないと、こういう実態あるんですよ。二十時間だから生計維持者でないという説明なんだけれども、妻が失業、こうなると、直ちに生計維持に影響が出ているんですよ。シングルマザー、単身女性、まさに主たる生計者ですよ。  でも、二十時間未満...全文を見る
○倉林明子君 つまり、要は、日額を高くしておくとなかなか就職しないということで、日額の引下げが十五年改正あったわけだけれども、実際経過してみると大差ないという結果が出たんですね。再就職時期が遅れると、日額高いと、こういう根拠は乏しいという調査結果なんですね。もちろん、雇用環境の変...全文を見る
○倉林明子君 いやいや、コロナ禍で浮き彫りになったんですよ、失業給付の脆弱性が。これを、その目的にふさわしく機能させなあかんと、そういうときにやることは何かといったら、国庫負担、これを実質的には本則をこれ四十分の一にする、こんなことしたら逆行になると、充実の、申し上げて終わります...全文を見る
03月25日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林でございます。  今日は、四人の参考人の皆さんから貴重なお時間使って貴重な御意見いただきまして、本当に今後の議論の参考にさせていただきたいと思います。  まず、原田参考人に是非御紹介いただきたいなと思っていますのが、労働黒書、シフト労働の黒書とい...全文を見る
○倉林明子君 ありがとうございます。  村上参考人に是非伺いたいなと思っているんですけれども、今回コロナで女性不況という言葉が生まれました。先ほどの原田参考人のお話の中でも、シフトで働いていてシフト切られたといって御相談に来られる方、圧倒的に女性が多いと。そういう非正規、シフト...全文を見る
○倉林明子君 家計補助的という位置付けですよね、女性のパート労働自身が。実態では、もうそういう実態ではないよというのが今のコロナ禍でもはっきり見えてきたかなと思うんですね。  最後、原田参考人に、そういうリアルな御相談の中身なども、たくさんお受けだろうと思いますので、御紹介いた...全文を見る
○倉林明子君 皆さんに質問できなくて申し訳ありませんでした。  参考にさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
03月29日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  前回の質疑で、コロナ禍を踏まえた雇用保険ですね、充実こそ必要だと求めたわけですけれども、残念ながら一歩も前に出ない答弁が多かったなと思っているわけです。  改めて、岸田総理が最初に行われた二百五回国会のときの所信表明、振り返りたいと思う...全文を見る
○倉林明子君 あのね、第四の柱の中で、そういう多様な働き方の後に、大切なのは、どんな働き方をしてもセーフティーネットが確保されることだと、こう明言されているんですね。私、考え方として大事だと思いました。  ところが、前回の議論で明らかなように、週二十時間未満の労働者は六百五十万...全文を見る
○倉林明子君 多様な救い方があるとおっしゃるんだけれども、こぼれ落ちている人がいっぱいいると。それがコロナ禍でこれ顕在化したということだと思うんですね。  参考人質疑で原田参考人から、シフト制を理由にして休業手当が支払われない、使用者の意に沿わない労働者に対する制裁としてのシフ...全文を見る
○倉林明子君 留意事項を作っていただいたということは、一歩前進だとは思うんです。ただし、大切なのは、どんな働き方をしてもセーフティーネットが確保されることだという総理の発言があるわけですよね、新しい資本主義で大事なところだと。だから、まずは、そういう意味で、どんな弊害が起こってい...全文を見る
○倉林明子君 ところが、現場でどんなことになっているかっていうたら、実態は、フルタイムなのに雇用保険未加入者、未加入というのは少なくないんです。で、是正指導がされずに雇用保険の穴になっていると。シフト制ということを雇用の契約時に確認していたら、もうそれで雇用保険入らないという状況...全文を見る
○倉林明子君 いや、さっきも聞いた答弁を繰り返しありがとうございます。  あのね、そういう留意事項ということで義務付けないので、実際それ、メリットがある働き方って、双方にっておっしゃるけど、コロナではっきりしたのは労働者の側に非常なデメリットがあるということなんですよ。一方的に...全文を見る
○倉林明子君 その今紹介あった職業安定法等ですね、その法律ができている基となっているのは憲法があると、憲法で規定された、二十七条で規定された国民の勤労権を保障すると、そういう役割があるから、これ無償の原則ということがはっきり位置付けられているということだと思うんですね。求人事業者...全文を見る
○倉林明子君 令和三年度は、職員数が一万百四十八人に対し、非常勤職員数は二万二千四百三十九人かと思います。これ、ハローワークで働いている職員全体の三人に二人はこれ非常勤という形になっているんですね。  今紹介あったように、大体一万五千人ぐらいは通常ベースとして必要な体制、ずっと...全文を見る
○倉林明子君 いや、ハローワークの質を守ろうと思ったら、経験、キャリアを積んだ非常勤職員を三年で切るというようなことは逆行になるんですよ。質を確保しようと思ったら、こういう公募制について、人事院のせいにせんと、大臣はやっぱりどう考えていくのかということですよね。職業安定所を質を担...全文を見る
○倉林明子君 意を同じくしていただいてありがとうございます。  その意を前に進めようと思ったら、やっぱり厚生労働大臣として、こういう働き方は改革していく必要があると、前に向けて取り組んでいただきたいと。働き方改革って幾ら叫んでも足下でこういう働き方をやらせているということについ...全文を見る
○倉林明子君 公務員として、全体としてということですけれども、こういう非常勤職員、国だけなんです、無期転換ルールが対象にならないと。そういうことが現場での矛盾、キャリアの蓄積にも邪魔しているんですよ。  私は、そういう、一般にはもっと厳しいルールを課しながら、足下では公務員対象...全文を見る
○倉林明子君 いや、現場では、ハローワークもそうなんですけれども、相談業務というのはやっぱりその人の人生に関わって、やっぱり、ありがとうというような、就職できたよとか、つながって生活再建できたよとか、本当にやりがいを持って働いている非常勤の人ってすごく多いんですよ。だから、低賃金...全文を見る
○倉林明子君 やる気はあっても首切られると、こういう現状があるんだと。女性が活躍できる職場ということで最賃に張り付くような仕事のさせ方していたら、男女の賃金格差は埋まりません。  終わります。
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  私は、日本共産党を代表して、雇用保険法等の一部を改正する法律案に対し、反対の討論を行います。  反対の第一の理由は、求職者給付の国庫負担を実質的に四分の一から四十分の一に引き下げるものであるからです。  四分の一が適用されるのは、失業...全文を見る
04月04日第208回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  まず、自民党京都府連の寄附金問題について伺いたいと思います。  文芸春秋のオンラインがずっと公表している文書って連続的に出てきているんですけれども、その一つについて確認をしたいと思います。  平成二十四年十二月十九日、府連幹事長、...全文を見る
○倉林明子君 あのね、そこを聞いたんじゃないんですよ、承認したのかと。いや、寄附、交付していいかと、支給していいかということについて承認を求めている文書があったから、そこの存否を聞いたんですよ。  で、京都府連などのこれ収支報告によりますと、五十万円が四十八人の府議、市議に合計...全文を見る
○倉林明子君 これは同様に、寄附した衆議院の候補者だった三人が配付の事実を認めて、選挙のための金と取材に答えていると。受け取った地方議員の複数から選挙の金という声も上がってきております。  これね、公職選挙法違反ではないかと疑惑が掛けられているんですよ。正面から答えるべきじゃな...全文を見る
○倉林明子君 あのね、私、二之湯大臣とは京都市会議員当時からずっと一緒に仕事もさせていただいていて、京都の自民党がこういうことをやっていたということで疑い掛けられていると、告発もされているという状況で、やっぱり、そうじゃない、それならば、この金の流れについてはきちっと説明責任を果...全文を見る
○倉林明子君 次に、痴漢対策について質問をいたします。  四月一日からの一か月間は、若年層の性暴力被害予防月間ということになっております。これ、昨年から始まったこの取組について、この期間を位置付けた理由、その趣旨について簡潔に御説明をいただきたい。
○倉林明子君 頭の方には、性犯罪、性暴力は被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為であることから決して許されるものではないという認識を示した後で、こういう取組やっているんだという、今御紹介あったとおりかと思います。  この四月というのは、今御紹介もあったとおり、進学、就職等に伴いまし...全文を見る
○倉林明子君 性暴力全般という中で、その中に痴漢も位置付けて、受けたかどうかということは聞き取ってもらったようです。しかし、それだけでは被害の深刻さ、その被害を受けた苦痛という実態ですよね、どんな対策が要るのかというところがなかなか見えてこないんじゃないかと思うんです。  そこ...全文を見る
○倉林明子君 確かにおっしゃるとおり、社会が変わらないとなかなか女性車両、女性専用車両が増えないということあるんだけれども、やっぱり痴漢は犯罪だというときに、女性専用車両有効という声にやっぱり応えて、国がやっぱり女性専用車両を増やしていくという旗を振ってほしいから申し上げましたの...全文を見る
○倉林明子君 もう被害の状況というのは、体が密着、お尻触られた、性器押し付けられた、これ突出して多いんです。でも、性器を触られた、こんな被害が二百三十一人もあったんですよ。盗撮百六十四人。これ、深刻な被害が起きているという認識を持っていただきたい。  その被害を相談しても、忘れ...全文を見る
○倉林明子君 これ、痴漢の取締りというのは根拠が都道府県の迷惑防止条例ということでとどまっていて、取締りや統計というのは統一していません。罰則も軽いです。加害者は性犯罪再発防止プログラム受講できない、こんな問題も指摘されております。国としてもこういう見直しが求められているのではな...全文を見る
○倉林明子君 やっぱり総理も、痴漢は性犯罪で決して許されないという立場、明確なんですよ。やっぱり統一的に国としても性犯罪への対応ということが取れるような検討、見直しというのは求めておきたいと思います。  終わります。
04月07日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  コロナ、クラスター対策について伺いたいと思うんですね。  第六波では、陽性者、濃厚接触となった障害のある人、あるいは介護の必要な高齢者が療養という名の下で施設や在宅に留め置かれる事態、これ広範に広がりました。クラスターは第五波のピーク時...全文を見る
○倉林明子君 隔離、保護がもう本当にできないと、その障害の状況からしてね、そういう状況が今度の六波ですごく出た、こういう実態なんですよ。隔離、保護、必要な医療、ここにつなげてこそ高齢者や障害者の命守れるんだということを改めて言いたい。  入院が必要な人が速やかに入院できる体制を...全文を見る
○倉林明子君 いや、事務連絡出して回るようやったら、とうに回っていると思うんですよ。本当に、第六波の新規感染者の急増に伴ったその施設療養というのは、本当に惨状だったということを言いたいと思うんですね。大阪では、第六波、施設で五十七人が亡くなっているんですよ。施設に留め置くことが前...全文を見る
○倉林明子君 いや、先ほどちょっとおっしゃったけれども、ショートステイの上限額って一事業所で十四万六千円ですよ、その継続、サービス継続支援事業ね。グループホームであっても、一事業所最高限度額が三十三万五千円ですよ。検査キットさえ自分のところで買うたって、もう全然足りないわけですよ...全文を見る
○倉林明子君 やっぱり全然足りないという現場の声をつかんで対応してほしいということです。全然足りていないという声に応えるべきだということです。  障害……(発言する者あり)予算いっぱいあんねんから出したらどうやと自民党席から声が上がりましたので、議事録に残しておきたい。  そ...全文を見る
○倉林明子君 今回は職員も感染広がったということで、物すごい人手がない中で支えたんですよ。あのね、一日二十時間前後の支援を続けたと、こういう人もいるんですよ。みとりの覚悟まで家族がしないといかぬと。ぎりぎりですよ。職員、本当命懸けで利用者守ってくれたと施設の役員が泣いていましたよ...全文を見る
○倉林明子君 いやいや、それでできひんさかいにこれ聞いているわけですよね。予算委員会と余りちょっと変わらない答弁だったなと思うんです。  問題は、処遇改善の補助金の基礎になる、計算の基礎になる月々のその報酬額ですよね。実績、そこが今傷んでいるさかいに、コロナ以前のところにしたら...全文を見る
○倉林明子君 検査の、検査の数について今求めたと、自治体に求めたという話だけども、現段階で最大能力PCRは四十万件あるけど、直近二十万件しかできていません。定性キットを二百万回分の確保ということを言ってきたけども、実施二万件なんですよ、これ、一日使われているのは。だから、それをど...全文を見る
04月12日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  まず、今後採択に付されます両法案について、意見を表明しておきたいと思います。  まず、障害者情報アクセシビリティー推進法についての意見を表明します。  本法案の制定により、障害のある人の情報取得、利用、意思疎通が実質的に保障されること...全文を見る
○倉林明子君 確かに少しずつ改善の手は打ってきていただいていると。  しかし、この処遇改善を困難にしている大きな要因に、令和二年度から導入されました会計年度任用職員の問題があるんですね。これ全国婦人相談員連絡協議会のアンケートによりますと、一年ごとの更新、で、三年から五年更新し...全文を見る
○倉林明子君 いや、無期雇用に転換すべきじゃないかと、そこ答えていないんですけれども、いかがでしょう。
○倉林明子君 婦人相談員は、女性相談支援員ということで位置付けも明確になります。専門的技術によって必要な援助を行うという位置付けがされました。  これ、専門職としてスキルをスキルアップしていかないといけないという位置付けになったんですよ。雇い止めが今やったら、今のままだったら、...全文を見る
○倉林明子君 前進させる上で、やっぱり目標を持つべきだと。市区にとって何が負担になっているかというと、二分の一持たぬなんという財政負担なんですよ。そこを取っ払ってあげて、やっぱり広げると、広げていきたいんだということですから、ここの解消、財政措置をしっかりするということを指摘して...全文を見る
○倉林明子君 法務省の管轄だから答えられないということですけれども、議論の経過でも、やっぱり五条の廃止ということも必要だと、こういう検討会の議論もあったんですよね。そういう意味でいうと、今回、やっぱり新法制定を急がないといけないということで、五条については先送り、結論先送りという...全文を見る
○倉林明子君 終わります。
04月15日第208回国会 参議院 議院運営委員会 第23号
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○倉林明子君 私は、日本共産党を代表して、国会法及び国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部改正案に対し意見表明を行います。  その月の議員の在職日数がたとえ一日であっても一か月分の文通費を支給することは国民の理解を得られないものであり、日割り支給とする法改正には賛成で...全文を見る
04月21日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  今日は、学童保育の問題について質問したいと思います。  コロナ禍の第一波、二〇二〇年の学校の臨時休業、これ突然宣言されましたけれども、急遽午前中からの児童の受入れに対応してきた、これ学童保育でもありました。子供に感染が拡大した第五波、第...全文を見る
○倉林明子君 学童の支援の単位ということでいいますと、子供の集団規模というのは、省令によりおおむね四十人以下ということとされているんです。しかし、全国学童連絡協議会が調査しておりまして、二〇二一年、これ四十人を超えるという学童は約四割もあるんですね。で、狭い施設ということで、大規...全文を見る
○倉林明子君 そういう参酌基準ということで、四割が四十人という基準を超えたような状況になっていると。これ、大規模学童の危険というのは感染リスクだけじゃないんですね。京都では、教室サイズの部屋に百名ほどの児童がぎゅうぎゅう詰め、遊ぶおもちゃも取り合いになっていると、こういうような学...全文を見る
○倉林明子君 これ、省令基準が策定された当初で見ますと、指導員の資格と複数配置という基準というのは、最初は従うべき基準ということだったんですよ。常勤職員の、これによって常勤職員の複数配置というのが実現する、初めて実現したというようなところも生まれまして、現場では学童保育の質の底上...全文を見る
○倉林明子君 何とかしのげてよかったというところを、厚労大臣は、何というのかな、肯定的に受け止めていていいのかと思うんですよ。  大体、その守るべき、従うべき基準としたのは何でかといったら、それはやっぱり学童保育のその質を担保するということのために定められた基準だったわけですよ...全文を見る
○倉林明子君 だから、専門性が要るということなんですよ。必要な研修や必要な条件付けて、資格ということも規定して、これ運営指針定めているんですね。当然です。子供の最善の利益を守り、安全、安心を守り、そういう子供のケアに当たるという点では求められる資格になっていると思うんです。ところ...全文を見る
○倉林明子君 せっかくつくっているんだけれども、使っているところは二割強という程度にとどまっているんですね。これ、利用する自治体としないという自治体によって、支援員の年収格差という課題も広がってきているんです。  これ、近年、学童保育の運営主体にも変化が起こってきています。学童...全文を見る
○倉林明子君 いや、直ちに影響していないという認識は、その調査も踏まえて、よく実態見ておっしゃっていただきたいなと思うんですね。  何でかというと、これ指定管理者制度の導入とか民間委託というのを、現場で、市町村で増えてきているということが影響しているんですよ、これ民間企業増えて...全文を見る
○倉林明子君 いや、実態、こういうこと起こっているから、よう見て運営指針が実行できるようにすべきだということで申し上げているんです。よく調査もされるということですから、そういう実態をつかんでいただきたい。  公営でも、会計年度任用職員、これ、この間も取り上げましたけれども、雇用...全文を見る
○倉林明子君 もうしっかり、誇りを持って働いている、そういうやる気を支えるような予算と基準の見直しということを重ねて求めて、終わります。
04月26日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  本会議で、薬害に対する認識を総理に伺いました。答弁は、薬害の発生を防止することは政府の重要な任務の一つであり、命の尊さを心に刻み、高い倫理観を持って医薬品の品質、有効性及び安全性の確保に最大限の努力をしてまいりますというものでした。これは...全文を見る
○倉林明子君 取組は知っているんですけれども、その救済が進んでいるという認識を持っているのかどうかと、そこを聞きたかったんですよ。  進んでいないと思うんですよ。一万人推定される中で、大分たっていますよね、これ特措法作ってから。二千五百人という状況です、和解は。これ、もう裁判が...全文を見る
○倉林明子君 いや、行政として一律救済、この法の執行で限界が来ているというところを私は見ないと救済できないという事実を申し上げているんですね。  薬害によって奪われた健康というのは取り戻せないと。だからこそ、与えた被害の救済は国にあるわけで、一律救済、これ実現していくということ...全文を見る
○倉林明子君 私、この再生医療品等という薬剤の特徴からしてやむを得ないというところあると思うんですね、件数がそうそうないと。そうかいなという部分もありますけれども、立て付けとしての考え方は理解できるんですよ。ただし、これは本当に特別な薬剤に限られているものだということです。  ...全文を見る
○倉林明子君 これ、国立国際医療研究センターのCOVID―19レジストリー研究結果と比較してみるとどうかというと、すごく差が出てきているんですね。致死率が十倍高い、あるいは死亡退院率は三倍以上だということになるわけですね。  つまり、この比較結果見ると、コロナに、新型インフルに...全文を見る
○倉林明子君 アビガンでも、やっぱり薬が欲しいという国民の声にやっぱり応えるということで、こういう観察研究ですか、ということで使用が先行したということありましたよね。これ、やっぱり科学的知見に基づいてきちんと裏付けしていくと、有効性、安全性を裏付けしていくと、こういうことが最優先...全文を見る
○倉林明子君 あり得るということだと思うんです。  有効性のデータというのは承認時では不十分というデータの収集ですよね。その不十分ということで承認されると。これ、新たな緊急承認でもあると思うんですね。  これまでただしてきましたように、これまでの早期承認制度、その後の経過、長...全文を見る
○倉林明子君 安全性の確認のありようを聞いているんじゃないんですよ。第二相の後半までということでいうと、どこかでも答弁されていると思うんですけれども、要は、長期間使用における副反応や副作用というのはここでは分からないんですね。まれに起こる重篤な副反応、副作用も、この時点では分から...全文を見る
○倉林明子君 だから、承認時に担保される安全性の限界のことを言っているんですよ。もうおっしゃっていることはよく分かりますよ。だから、承認後の、承認後にもきちんと三相試験やって、その安全、有効性の、有効性を証明するというところにとどまらず、その後出てくる安全性についてもそこで分かっ...全文を見る
○倉林明子君 議論の問題じゃなくて、事実の問題で言っているんですよ。  第二相後半の試験で、通常は原則第三相までやるんですよ。それを省略して、要は早うせんなんからですよ、早うせんなんから、そこまでの確認できた安全性でいくんですよ。大臣ね、そこは事実の問題として、第三相試験までや...全文を見る
○倉林明子君 ちょっと今日は余り時間もなくなってきているんですけれども、私、これ政府による恣意的判断、これが作用するというようなことはできるだけ排除しなきゃならないと思うんですよ。もうそれはエビデンスに基づいた承認と、これが法的にもやっぱりきちっと担保される必要があるというふうに...全文を見る
○倉林明子君 要は、緊急事態のどういうときにこの発動要件が成立するのかということがそのときにならないと分からないというだけじゃなくて、政府が総合的に判断しますということになると、政府判断なんですよ。国民が納得する判断が必ずイコールになるかといったら、そうとは限らない場合も想定され...全文を見る
04月28日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  緊急承認についてです。  これ、可能となる要件、代替性のところですけれども、当該医薬品等の使用以外に適当な方法がないことと、こういう規定で、答弁では、具体的な適用対象をガイドラインで示すと、こういうこと説明されているんだけれども、例えば...全文を見る
○倉林明子君 つまり、あり得るということだと思うんですね。  そこで、大事だなって、午後一番の古川委員からの指摘もありましたけれども、取消しを速やかにどうするかと、ここ大事になってくると思うんです。有効性が確認できない場合は速やかに承認を取り消す仕組みだということなんだけれども...全文を見る
○倉林明子君 有効性がないということがきちんと確認できるまでの間は使われ続けるんですよね、逆に、そういうことになるんですよ、立て付けが。それが速やかな取消しと言えるのかというふうに思って聞いているんですね。  再生医療品等とは異なって、接種の努力義務課すということになるのがやっ...全文を見る
○倉林明子君 いや、さっきと変わらぬと思うんですけれども。  改めて確認します。大臣、パンデミックが終了すると、こうなったら第三相試験というのはできなくなるわけですよね。こういう場合、やっぱり速やかな、取り消すという場合にちゃんと入れると、いかがです。
○倉林明子君 ワクチンで三相ができないという状況になった場合、やっぱり選択肢として速やかに、速やかに取り消すんだというところで対応考えておくべきだということは重ねて強調しておきたいと思います。  リアルワールドデータもあるということをおっしゃるんだけれども、承認後の第三相試験に...全文を見る
○倉林明子君 ワクチンはないというのはそうだと思うんですけれども、一部、一般的に言われたと思うんですね、これ、一部のデータは既に薬事承認に活用していると。じゃ、何なのかと私も照会掛けたんですよ、厚生労働省に。出てきたのは、大腸がんに対する臨床研究での活用実績だと。一件だけでしたよ...全文を見る
○倉林明子君 要は、ここのリアルワールドデータというのが評価や検証をしっかりできる根拠となり得るのかというところがやっぱり問われるわけで、そこのエビデンスを上げていくために、アメリカ等でのクレンジング費用というのが掛かっているという話なんです。だから、今あるものをそのまま使うとい...全文を見る
○倉林明子君 予防接種というのは法に基づいて行われると、重要な予防的措置ということで、そのリスクに対してやっぱり特別な配慮、これ必要だからこそ設けている制度であると思うわけですね。  コロナ前のこの救済の実績について確認をしておきたいと思うんです。  申請件数、認定数、否認数...全文を見る
○倉林明子君 だから、申請されて認定されたもの、認定された、認定率は五五パーと、あっ、違うわ、間違えた、済みません、認定したもののうちで予防接種に起因することが否定できないという方が五割を超えてあるということなので、一定の配慮がやっぱりされて救済されているということになっていると...全文を見る
○倉林明子君 それ、七件が保留ということですけれども、それ以外については、認定は継続、審査は継続中ということですか。
○倉林明子君 ちょっと副作用や亡くなる方も多いということで、体制どうなのかなとちょっと心配になりますけれども、やっぱり救済の審査にも入れていないという段階は非常に問題あると思うわけで、ここ、体制の強化もして迅速な救済につなげていくということが極めて重要だということは申し上げたい。...全文を見る
○倉林明子君 決して十分じゃないんじゃないかと思うんですよ。  副反応のところで、お医者さんは副反応だということで申請しても、これほとんど因果関係なし、因果関係が評価できないと、情報不足で評価できないということではじかれちゃっているわけですよね。その先に救済があるんだということ...全文を見る
○倉林明子君 それでも、死亡された人がこれだけあっても救済の入口にも立てていないという方がこれだけあると。そして、新型コロナワクチンや新型コロナを経験して、今、三回目の接種がなかなか進まないと。四回目も広げてやっていくということありますよ。死んでも救済されないというような、立て付...全文を見る
○倉林明子君 当然なんだけれども、それが現状、新型コロナで亡くなった方々に対しては救済が現状でも届いていないわけですよ。これ、速やかに救済されるような手だてが要るということでの指摘ですので、しっかり受け止めていただきたいと思います。  そこで、死亡、重篤な有害な反応について、こ...全文を見る
○倉林明子君 やっぱり亡くなった人たちに速やかに応えられるような結果が出せる体制を私つくっておかないと、ワクチン行政を進める上でやっぱりバランス悪いよと言いたいと思うんです。順番、順番で回ってきてへんみたいなことで、大分たっているわけですよ。本当に迅速な対応ができるような改善、強...全文を見る
○倉林明子君 診断していただければ、労災にもつながるし傷病手当も出るんだけれども、手引きも作ってもらったということだけれども、現場でその診断がもらえないということから次の補償につながらないということ、たくさん出ているんです。  研究も令和二年からやっているということで、今御説明...全文を見る
○倉林明子君 努力は、予算を積んで成果を出していただきたい。  以上で終わります。
05月10日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  今日は、四人の参考人の皆さん、貴重な御意見本当にありがとうございます。  まず、私の方から、花井参考人と森参考人にお伺いしたいと思うんです。  今回のパンデミック等を経験して、やっぱり迅速に薬が使えるようにするという仕組みが要る、これ...全文を見る
○倉林明子君 ありがとうございます。  緊急承認ワクチンによる健康被害の問題でも、救済制度についていろいろと御指摘もあったかと思うんです。今回の緊急承認でワクチンで救済するという場合、現状の新型コロナワクチンの健康被害の救済制度の実態があるわけですね、今。  課題の御指摘もあ...全文を見る
○倉林明子君 ありがとうございます。  最後、森参考人にお伺いしたいと思うんですけれども、緊急承認における市販後の安全性の確認及び有効性の検証、これは当然必要なんですけれども、今回の緊急承認における取組は、通常承認と比較した場合、どういう取組が具体的に追加的に必要だということを...全文を見る
○倉林明子君 ちょっと時間残りましたので、同じ問いかけを花井参考人にしたいと思いますけれども、もう一回繰り返した方がいいですか。大丈夫ですか。済みません。
○倉林明子君 同感です。  終わります。
05月12日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  二〇二一年の十月に、先ほども紹介ありましたけれども、サイバー攻撃がされた徳島県の病院で、コンピューターウイルスのランサムウエアですね、感染して電子カルテが使用不能となったと。重大なこれ医療機能の停止を招いた事案でした。  近年、こうした...全文を見る
○倉林明子君 件数はどうですかと、被害状況はどうですかと、具体的な中身で聞いているんですけど。
○倉林明子君 被害状況の詳細について、病院特定しようという意図で聞いているんじゃないんですよ。サイバー攻撃の実態として、どの程度やっぱり病院のところに影響出ているのかということは共有する情報として必要だと思いますよ。  これ、警察庁はランサムウエア被害を報告しています。これによ...全文を見る
○倉林明子君 今、加算の措置をしているんだと、四百床以上で研修等に対して要件付けての加算と。  これ、被害は規模に応じて起こっているんじゃないんですよね。この徳島の病院だって、二百床あったかな、四百床には行かない病院のところでも、何でうちが攻撃されたのか分からないというような規...全文を見る
○倉林明子君 なかなかこれ厳しいんですよね、到達ね。もう全体で動かしていこうと思ったら、二〇二三年三月というのはもう目の前だと言ってもいいぐらいだと思うんですね。  人口に対するマイナンバーカードの利用登録というのは一五%にとどまっているし、医療機関、薬局というのは運用を開始で...全文を見る
○倉林明子君 いや、そういう努力しているのは否定しないんですけれども、それでも進んでいない理由を私は聞いたんですよ。  もう一回、いかがですか。
○倉林明子君 それは何で進まへんかということの説明には今なっていないですよね。  私、なぜ進まないのかという背景しっかり見ていかないと、幾らそういうことで周知進めたからといって、これ来年の三月までにみんなできるようになるかといったら、そうじゃないと思うんですよ。  NTTのデ...全文を見る
○倉林明子君 いや、国民感情にかみ合っていないと思うんですよ。いろいろやっているとおっしゃるけど、ばんばん報道では病院がサイバー攻撃に遭うて情報が流出しているんじゃないかと、そういう不安はもうどんどん高まっているわけですね。そういうときにどうやってやっぱり個人情報は守られるのかと...全文を見る
○倉林明子君 いや、EUと遜色ないというのは、ちょっと実態から見ても違うんじゃないかと私は思うんですね。  個人のプライバシーが守られるというこれ人権としての権利保障が要るんだと、その場合、特に、やっぱり提供しない、取り消す、これ自己コントロール権を国民は持っていると、これとっ...全文を見る
○倉林明子君 本人の、確認ですけど、本人のコントロール権は、それ情報共有から外すということでも可能になっていますかと。取り消すと、一旦は同意したけれども、後からやっぱり取り消したいと、これ可能ですか。
○倉林明子君 だから、一旦同意したら、やっぱりやめたいといってもそこにはコントロール権は及ばない、共有されるんですよ、やっぱりその支払基金のところに。支払基金や国保中央会というのが電子処方箋の管理業務を担うということになって、患者の処方、調剤情報、これ薬剤情報が集積される。これ、...全文を見る
○倉林明子君 現状でもちろん高いレベルでのセキュリティー対策を講じるって当然なんだと思うんですけれども、これは情報収集、そしてセンシティブ情報、機微な情報が集積されているところに対してやっぱりサイバー攻撃、サイバーテロの狙い、対象になり得ると。そして、サイバーテロはもう日々進化、...全文を見る
○倉林明子君 今、自治体のところで、勧奨のお知らせというのが行って、生活保護受給者のところに行っていて、そこに原則ということで、傍線引いてお勧めしますという文書なんだけれども、勧奨文書が届いていて、これが持たないといけないのかというようなプレッシャーになっているというような声が上...全文を見る
○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  総理は本会議で、薬害の発生を防止することは政府の重要な任務の一つであり、命の尊さを心に刻み、高い倫理観を持って医薬品の品質、有効性及び安全性の確保に最大限の努力をしてまいりますと、こう答弁されました。  緊急承認について議論ずっとしてき...全文を見る
○倉林明子君 薬害団体の当事者でもあり、審議会のメンバーでもある花井さんがやっぱりこういう評価しているということ、本当に指摘は重く受け止める必要あると思っているんです。やっぱり早く認めんなんということから、早い水準で安全性の評価をしていかなあかんということになるということは、これ...全文を見る
○倉林明子君 何も生きてないと言うつもりはなくて、死亡者について、それについての安全対策につながっているという状況にないというところ、なかなか深刻だというふうに思っていまして、そういう意味でも、今おっしゃいましたけれども、市販後の安全性評価、これできる体制をしっかり強化していくと...全文を見る
○倉林明子君 今、新型コロナワクチンの死亡例で、申請した人百九名、いまだにその審査さえもできていない、こういう現状では駄目でしょうということを申し上げているんですね。やっぱり速やかに、本当に死亡された方が、完全に、因果関係が完全に否定できないという場合は救済する仕組みをしっかり整...全文を見る
05月17日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林です。  今日報告ありました遺骨収集について、DNA鑑定の実施の状況、御報告ありました。私、十八柱を御遺族にお渡しできたということは非常に、僅かな一歩ではありますけれども、前に進んだということを受け止めたいと思いました。さらに、身寄りの手掛かり情報...全文を見る
○倉林明子君 コロナによる生活困窮支援対策というのが様々打たれてまいりました。それ活用し切って後がないという切実な声が多く寄せられるようになってきているんですね。家賃、公共料金、税、社会保険料等、これ滞納に加えて借金もあるという実態が増えてきているんですよ。  来年一月から、実...全文を見る
○倉林明子君 いろいろこれまでになく要件も緩く見て返済免除が適用できるようにしてもらっているということはよく知っているんですけれども、もう出てきた数字というのが、状況でいうと、五千人が既に自己破産、債務整理ということになっているという状況は深刻だと思うんですね。返済の要否の通知と...全文を見る
○倉林明子君 いや、物価高がひどいことになって、生活困窮の認識についても示されました。子供に主食、魚、肉、十分食べさせてあげられないというこの現状ですよ。  これまでに累次改善してきたということで答えてもらったんだけど、今々食べさせてあげられないような状況について、五万では足ら...全文を見る
○倉林明子君 届いてこそ気持ちも共有できると思いますので、本当、今々の物価高の先が見えない物価、どこで止まるかというのが見えないような状況で食料品や生活必需品のところが逼迫してきていますので、とりわけ具体的な補正を、補正だけでは足らないという現状も踏まえた緊急な対策が求められてい...全文を見る
○倉林明子君 年金だけでは暮らせないという、そういう高齢者が多いからなんですよ。いろんな理由もあるだろうけれども、食べれないから稼ぐしかないと、こういう実態あるわけです。そこに食料品、生活必需品が高騰するということになりました。そういう最中の四月に、何と年金の引下げが実施されたわ...全文を見る
○倉林明子君 八十歳の女性が兄弟で暮らしていると。ずっと働き続けてきたというところが、もういよいよ体壊した、仕事できなくなっちゃったというお話も聞かせていただいたんですけど、働き続けないと暮らせないと。こういう年金制度でいいのかということも正面から問われているし、今暮らせない高齢...全文を見る
○倉林明子君 今は、かつてない急激な物価上昇が生活保護世帯も含めて深刻な困窮事態を急速に悪化させているんですよ。それに見合った手だてが要るということを私は強調したい。こんなときに、今、生活保護の地域区分の見直しということで進んでおりますけれども、実質的な保護費の引下げにつながるよ...全文を見る
05月24日第208回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○倉林明子君 日本共産党の倉林明子です。  児童相談所で、虐待対応件数というのは二〇二〇年度で二十万件を超えたと。先ほど来御指摘のように、もう増加の一途という状況です。  一方、市区町村での虐待事例対応というのも、余り表面には出てきませんけれども、ございまして、それを資料の一...全文を見る
○倉林明子君 そういう役割分担、重点の置き方の違いはあるし、権限も違うんだけれども、実態としては、市区町村で受けている相談の中身ということでいうと児相と変わらぬという状況、相談にも応じているという実態あるわけですよね。私、虐待対応ということでいいますと、この市区町村の役割って極め...全文を見る
○倉林明子君 そうだと思うんですね。  高度な専門性が、こういうふうに虐待への相談対応って一層比重が増している中で役割すごく大きくなっているんですね。体制整備というの、追い付いてないんじゃないかということを具体的に指摘したいんです。  二〇一六年の法改正で、市区町村に設置の努...全文を見る
○倉林明子君 つまり、七割近い自治体で未設置の状況になっているんです。だから、極めて深刻だと思うんですよ。  これ、支援拠点における職員配置というのがどうなっているかということで、これ二枚目に、最低配置人数ということで、人口規模別の配置、最低配置人数ということで決めている数はあ...全文を見る
○倉林明子君 虐待対応専門員ということで見ますと、これ人口が五・六万人未満の自治体には配置しなくていいということになっているし、中規模、大規模は、全国で見たら、自治体数では、中規模のところ、八〇・四パーってこれ設置率高いんだけれども、自治体数で見ると一割にすぎないんです。九割の自...全文を見る
○倉林明子君 市区町村が拠点整備をするということになったら、地方交付税二名分も基本付くようになったということですけれども、くるめた中での、先ほど説明もあったけれども、その一部の位置付けなんですね。つまり、市区町村が本気で拠点整備すると、心理や虐待の対応専門員もきちんと置こうという...全文を見る
○倉林明子君 市町村が大変だから、それに配慮して努力義務で設置進んでいないというようなことになっているんだと思うんですよ。  一方、これ児相には、児童相談所にはですよ、やっぱりこの虐待問題の解決に向けて、人員配置目標もこれ予算も前倒しにするということも含めて取られてきたんです。...全文を見る
○倉林明子君 冒頭紹介したように、児童相談所に寄せられるその虐待対応件数と市町村の窓口で取り扱っている虐待対応件数というのは、本当に肩並べるぐらい増えてきているんですよ。そこで解決できる、解決していこうと思ったら、専門職の配置ということに国が予算付けるよということ要るんですという...全文を見る
○倉林明子君 現状の最低配置人数、先ほどお示ししましたけども、子ども家庭支援員というのは最低配置数のうち一名、心理担当支援員、虐待対応専門員、非常勤でも可、この専従職員配置数ということにはなってないんですね。多くの相談員は地方自治体で雇用の不安定さが問題になっている会計年度任用職...全文を見る
○倉林明子君 小規模の話だけしているんじゃないんですよね。大きいところでも、この資料のとおり、非常勤、兼務オーケーになっているんですよ。兼務とか会計年度任用職員、非正規、無資格と、これでいいっていうような現状追認が柔軟な対応では困るわけですよ。そこを指摘しているということを受け止...全文を見る
○倉林明子君 やっぱり、人的配置、専門性を高めるということは、子供の権利保障の土台にもなるんですよ。最低基準というのを通知にとどめない、処遇もしっかりしてこそ定着も図れると。そういう定着、専門性を評価した上で定着、蓄積の、経験を蓄積していくということが対応スキルを上げていくと、虐...全文を見る
○倉林明子君 子供の居場所支援についてはこれは無料ですよね、モデルでやった場合について、モデルじゃない、設定として考えているのは無料だったと思うんです。利用者負担というのは支援を受ける際のハードルにやっぱりなるということを指摘したいと思うんです。  先ほど紹介あったように、二番...全文を見る
○倉林明子君 そこ大事なところで、問題は、支援が必要なのに自覚がないと、自分は必要だと思えない人もいるし、家庭への介入ということでいうと拒む、そういうところこそやっぱり支援必要な場合もあるわけですよね。そういう利用料金の負担が発生することで利用を更に遠ざけるということになると、必...全文を見る
○倉林明子君 利用者負担のハードルを下げると、非課税はゼロにと、これで是非検討していただきたい。  終わります。