乾晴美

いぬいはるみ



当選回数回

乾晴美の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第126回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○乾晴美君 よろしくお願いいたします。  私もこの間、皆さんと一緒に釧路沖地震の視察に参加させていただきました。私は、昭和二十一年の十二月二十一日、南海地震のときはちょうど十一歳でございまして、この日をよく覚えております。それはしり取りのような日だなと思っていたからです。そのと...全文を見る
○乾晴美君 死亡したもう一人のお方はガス中毒であられたということなんです。ガスにつきましては、同僚議員もたくさん質問なさいましたので私は省きたいと思いますけれども、この北海道の東部は特定観測地域になっておったというように思うわけです。そういう特定地域であったにもかかわらず、今説明...全文を見る
○乾晴美君 その特定観測地域に指定するということは、これはほかのところでもたくさんやっているんだろうと思うんです。特定観測地域は八地域、それから観測強化地域は二地域あるというようなことで、また国立大学だとか海上保安庁だとか国土地理院などでもいろんな観測がなされているというにもかか...全文を見る
○乾晴美君 体制というのは、何人ぐらいがどのように常時どんな中身でやっているかということなんですが。
○乾晴美君 私も参加させていただきまして、もう地震というのは非常に偉大な方なんだな、人間の想像以上の力が出るなというように思いました。現実に壊れている道路とかを見せていただきましたけれども、このように突然にこんな災害に遣われたときの、物品の破損もさることながら非常に精神的なショッ...全文を見る
○乾晴美君 同僚議員の質問で、社会福祉施設についていろんな破損が起こった場合には国庫補助も考えられるんだというようなことなんですが、では病院とか医療施設の災害はどうなるのでしょうか。そして、防災設置はどうなっているかというようなことを聞かせていただきたいと思います。
○乾晴美君 よくわかりましたが、とにかく老人がひとりで生活している、そこでああいう災害が起こったときの精神状態がはかり知れないなと、そういうときに何か近所の人でも連絡網をうまくして、この人はこの人が見てあげてくださいねというような、いわゆる温かいそういった連絡網があったらもっとよ...全文を見る
○乾晴美君 とにかくその情報伝達というのが市町村から来たり、それから近所から来るんでなくて、ほとんどの方がテレビをごらんになって知ったということのようですので、もしテレビをそのとき見ていなかったりいろいろなさったり、また電気が切れてだめだったりというようなときのことも考えて、早急...全文を見る
○乾晴美君 災害に対するそういった対応、対策というのはこれからもますます研究されていくだろうと思うわけですけれども、現行のこの制度、予算で十分対応できるのだろうかというように思うわけです。  防災対策の重点をどこに置くのか、今後の防災対策に対する国土庁長官の決意のほどをお伺いし...全文を見る
02月23日第126回国会 参議院 文教委員会 第2号
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○乾晴美君 大変お疲れのところ、もう私で最後でございますので頑張っていただきたいというように思います。  私、つい先ごろ、クリントン政権の副大統領のゴアさんが書かれました「地球の掟」という本を読ませていただきました。それは、衆議院議員の非常に環境に詳しいと言われております小杉隆...全文を見る
○乾晴美君 文部省としては、心身ともに健やかな子供が育つように、そういう家庭を目指してということですが、午前中から同僚議員もたくさん、上山議員そして山下議員も登校拒否といいましょうか不登校の人たちのことを随分述べられておりましたけれども、私も心身ともに健康な子供を育成するというこ...全文を見る
○乾晴美君 もうでき上がっているのかと思っていたんですが、これからだということなので早急につくっていただいて、また中身も教えていただきたいなというように思います。  それでは、ヘルスカウンセリングというのを今度なさるということだと思うんですが、指導者養成講座を全国に三カ所、また...全文を見る
○乾晴美君 そういうことでヘルスカウンセリングもやっていただこうかということになりましたら養護教諭に対して非常に重要視していただけるというか、そういう認識についてはうれしいのですけれども、養護教諭には養護教諭としてのまた別な仕事もあるわけでして、勤務が厳しくなるのではないかなとい...全文を見る
○乾晴美君 ありがとうございます。不勉強でしてよくわかりませんでしたが、安心いたしました。ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。  午前中、業者テストの問題なんかもありまして、今学校ではいろんな問題点があるなということで、私も業者テストについて聞かせていただきたいと思っていた...全文を見る
○乾晴美君 ということで進路指導の方にもいろいろ力を入れてくださるということなんで、そういう中から今回また新たに総合学科を考える学校になってきたんだろうと思うんです。九年前からそういった総合学科を先取りして、先ほどちょっと大臣もおっしゃったかと思いますけれども、埼玉県には実験校が...全文を見る
○乾晴美君 総合学科についてもう一問だけですが、生徒が急減期を迎えるわけですね、これから高等学校というのは。そういうところで、総合学科の実施は既設高校の編制がえのような形で対応されるのか高校新設を実施されるのか、そこら辺をちょっと聞かせていただきたいと思います。
○乾晴美君 高等学校の人数が減っていくということもさることながら、今後大学も随分減っていくのではないかというように思うわけです。第二次ベビーブームの波が大学に押し寄せた九〇年から三年間、十八歳人口は二百万人を超えておった。ピーク時の九二年には二百五万人に達したと言われております。...全文を見る
○乾晴美君 大学もそういうように廃校になっていくという中で、これからの本来の大学のあり方だとかまた必要性について見直す時期に来ているだろうなというように思います。  ただいま伺いました中で大体わかりましたので、ちょっと問題を変えて一言だけ違う問題でお願いしたいと思うんです。 ...全文を見る
03月11日第126回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○乾晴美君 私は、きょう消費税についてお伺いしたいと思うわけです。  かつて、平成元年十二月に政府・自民党は、翌年の平成二年二月に行われるであろう衆議院の選挙を前にして消費税の見直し案を決定したと思うんです。これは、言うなれば総選挙に向けて国民に外する公約であったというように思...全文を見る
○乾晴美君 その住宅だとか出産とか埋葬費にはかからないというようになったのも、世間の一般の人たちの非常な世論に負けてそういうふうになっているのだと思うんですけれども、この食料品につきましては非課税にしますということは公約だったというように思うわけですよ。  それで、その協議会の...全文を見る
○乾晴美君 この非課税にするという問題は、これは与野党間で調整がつかなかっただけということなんです。だから、やらなくていいということじゃないわけなんです。きょうまでずっとほっておったということは、政府にやる気がないからなんですよ。私はやっぱり公約したとおり食料品の非課税化はやって...全文を見る
○乾晴美君 それでは、私は消費の動向をちょっと総務庁に伺いたいというように思います。  家計調査では、食料、住宅、家具・家事用品など主要品目の消費動向はどうなっていますでしょうか。
○乾晴美君 今回の景気低迷は、先ほどのお答えでは複合的な不況だと。ですから、どれを一つと言えぬのだ、一つとっては言えないということなんですが、やっぱり今のお話を聞きますと非常に消費が落ちているということも言えると思うんです。  私が調べたものにつきましても、自動車とか家電なんか...全文を見る
○乾晴美君 私もそうだろうと思うんですね。こうした不況の中で、やはり家族でお食事をなさる家庭がふえてきた。だからおしょうゆもたくさん売れる、おみそを買うのでも小さいのより大きいのを買う、こういうことになっておるんだと思うんです。  ですからこそ、食料品の非課税ということにすれば...全文を見る
○乾晴美君 御教示いただいてありがとうございます。  けれども、その税の仕組みが非常にややこしい、大変なんですよと。簡易課税もありますし何もありますしと言ったって、この消費税はもともと欠陥消費税だと皆さん言っているんですよ。ですから、そんなややこしいんだったら、食料品だけかけな...全文を見る
○乾晴美君 景気が低迷していて景気浮揚をやりたいと、失業者も出ていると、村上労働大臣も何とかしてやりたいと、こう言っているわけですよ。低迷しているということは、やっぱり消費も少ない、物を余り買ってない、売れてないから不景気になっているという要因もあると思うんですよ、複合不況と言っ...全文を見る
○乾晴美君 それはどう思おうと勝手でございますけれども、消費税をこれだけ御議論いただいてと言うんですけれども、参議院の私たちは消費税をあの平成元年の十二月十一日に廃止しているんですよ。それを強行に持ってきたというのは自民党じゃないですか。それを、今になってそんな議論は成り立たない...全文を見る
○乾晴美君 そういうように絶対に廃止ということがだめであるんだったら、ゼロがだめなら、それじゃ消費税を三%から一・五%に半分にするということも考えられるわけですよ。半分はいかがですか。先ほどの七百万円の家庭だったらそれこそ六万から七万の減税になるんですが、いかがでしょうか。
○乾晴美君 半分がそんな簡単なものでないと言いましたけれども、初め食料品を非課税にすると言ったときは、小売段階では非課税、しかし生産とか卸のところでは軽減税率として一・五%にするという案も出てきておったじゃありませんか。お忘れになりましたでしょうか。私はやっぱり一年間ぐらいやめて...全文を見る
○乾晴美君 やっぱりこういう不景気なときこそ賃金を上げていくということで頑張ってもらいたいと思うんですよね。  例えば今、徳島県でも零細企業が非常に困っているわけなんですけれども、それはどうしてなったかというと、やっぱりあのバブルのときに物すごい土地を、しかも大都会の中で土地を...全文を見る
○乾晴美君 このバブルをつくったのも大企業なら、そのときに一番得したのも大企業だったわけです。そういうのがはじけたからといって、結局、損をしたり、いつもだめな目というか、分の悪いあれを引き受けるのはいわゆる中小企業であり弱者であるということを申し上げて、私の質問を終わりたいと思い...全文を見る
03月24日第126回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○乾晴美君 私は、先般カンボジアに行ってまいりました。もちろん、タケオにもカンポットにも行ってきました。日本の自衛隊の方々も道路の修復だとか架橋とかということに非常に暑い中頑張っていらして、カンボジアの人々からも高く評価されるということでございました。しかし、本当にカンボジアの中...全文を見る
○乾晴美君 カンボジアに参りますときに、いきなりカンボジアに入れませんで、タイのバンコクからプノンペンに入らせていただきました。そのときに空から見ましたら、カンボジアとタイというのはほとんど気候は同じだろうと思うわけなんですけれども、タイの国の方は青々とした大地が広がっているわけ...全文を見る
○乾晴美君 外務大臣のおっしゃるとおりだと思います。  タイに移民なされていた方というか難民ですね、その方がカンボジアに帰られたということなんですけれども、この方々はもう十数年にわたって働くことから離れていたわけなんですね。ですから、プノンペンに帰っておいでても非常に生活が苦し...全文を見る
○乾晴美君 ぜひによろしくお願いしたいと思います。橋をつけたりということも苦しいことでしょうけれども、もっと大切なものを忘れているなというように感じたわけでございます。  また、カンボジアではポル・ポト派のあの大虐殺で指導者が多く失われているということでございました。ですから、...全文を見る
○乾晴美君 外務省からも文部省の方からもお答えいただきたかったんですけれども、総理がお答えいただきましたので次に進ませていただきたいと思います。  やはり、国際貢献というのはPKOだけでないなというように思ったわけでございます。それで、何としても、先ほど外務大臣もおっしゃいまし...全文を見る
03月25日第126回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○乾晴美君 私は、藤田公述人にお願いしたいと思います。  住宅のことなんですけれども、地価が安定しているので持てるようになったのではないか、六五%ぐらいの人は持っているというような先ほどのお話でしたけれども、年間の賃金の五年分ぐらいで持てるというのが目標なんですが、三年分ぐらい...全文を見る
○乾晴美君 そうだろうと私も思いますが、住宅の問題なんですけれども、住宅は大企業では社宅というのがありましてそこへ入れていただけるわけなんですけれども、中小企業の人はその社宅もないところで働いている方が大方なんですね。ところが、大企業で働いている方も、六十歳定年としますと平均寿命...全文を見る
○乾晴美君 それでは、また地価の問題に返ってくるんですけれども、今、景気が浮揚しないから地価の下落をとめようというようなそういう動きもあるように聞いているわけなんですが、もう私は絶対に生活重視の点からこの地価を上げようとする考え方には反対したいなというように思うんですが、いかがで...全文を見る
○乾晴美君 ありがとうございます。
03月26日第126回国会 参議院 文教委員会 第3号
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○乾晴美君 先ほど森暢子議員の方からもおっしゃいましたけれども、子供の権利条約の中で子供の権利というのをやっぱり大人の権利というか人権という、その意識がどれだけあるかということによっても理解度といいましょうか、わかるというような御意見があったと思います。  私は、きょうは人権と...全文を見る
○乾晴美君 そういう立派なことを聞かせていただいても、おやと思うような事件があったわけですね。  それは、新教育課程について品川区の教育委員会が九〇年の十月に開きました講演会で、文部省の初等中等教育局の遠藤友麗という教科調査官が差別発言をなさったそうです。そのことをただしました...全文を見る
○乾晴美君 私は、この前の質問のときに、「地球の掟」の副大統領のゴアの話をさせていただきましたが、この後ろの方に「機能障害家族」という言葉が出てくるわけです。  ちょっと時間ありませんので、それはどんなことを言っているかということは申し上げられませんけれども、この「機能障害家族...全文を見る
○乾晴美君 家庭の中の会話にまでは入れないというようなお答えなんですけれども、日本人はよく本音と建前ということを言うと思うんですね。そのときに、本音で語っているのが家庭の中のちゃぶ台の前の会話だろうと思うんです。その本音の中でずしんと人間愛というか人にやられて嫌なことは自分もやら...全文を見る
○乾晴美君 学校以外でも社会ででも、私今民主改革連合の人権局長をさせていただいておりますけれども、当選させていただいて、昨年は十八波というくらいで、第二期十八波というわけで、一期から来ておったんだろうと思うんですが、十八回にわたって全国の方々が何としてもこの同和の問題を考えてほし...全文を見る
○乾晴美君 憲法にうたわれております基本的人権が守られますように、なお一層の努力をお願いして終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月29日第126回国会 参議院 文教委員会 第4号
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○乾晴美君 私は、先ほどの農業、工業、それから水産高校などの職業高校についてのネーミングをどうするかということを聞かせていただきまして、もう非常に悲しい論議だったと思います。それは、事もあろうにこの文教委員会の中で、名前を変えたらいいというようなそんな話がなされたということを農業...全文を見る
○乾晴美君 話が出ましたのでついでに、農、工、水寺の高校の学級を四十人から三十五人にどうしてしなかったかという午前中の上山議員の質問は、私も大変同感なんです。  これは、普通科高校が四十五人クラスだったにもかかわらず、そういった職業高校を四十人で五人減らしたというのはいろんな意...全文を見る
○乾晴美君 やはり、学級を四十人にしていくということは学校の生徒が減ってくるということを勘案してこういうふうになってきたんだろうなというように思えて仕方がないわけですね。学級は三十五人がいいのか三十人がいいのか、また二十人がいいのか四十人がいいのかといったような、本当にあるべき姿...全文を見る
○乾晴美君 私は議員になる前に、この前も申し上げましたけれども、県立城北高等学校というところでお世話になっておりました。ここは一クラス四十五人で三十六クラスです。ですから、千六百二十人いらっしゃるわけです。基準がございまして、先ほどお教えいただきましたように千二百人であれば七十四...全文を見る
○乾晴美君 今回の改正で養護教諭が三十クラス以上のところにはお二人ずつということになったそうなんですけれども、現在三十クラス以上の高校というのは全国でどれくらいあるんでしょうか。
○乾晴美君 八百三十九人にするわけではないわけですか。八百三十二校のうちで養護教諭はじゃ何人になるわけでしょうか。
○乾晴美君 そうしたら、養護教諭は三クラス以上あるところには必ずお一人ずつということなんですが、それでは無配置校というのもあるわけですよね。その現状がどうなっているか、またそれを将来どのように解消されようという方策なんでしょうか。
○乾晴美君 よくわかりました。  養護教諭につきましては一律三十クラスにお二人というのではなくて、私は現場でよく見てまいりまして、やはり千名を超すとお二人というのが理想ではないかと思うんです。それでも一人が五百人の方を見なきゃなりませんのでね、そういうことにはなりませんでしょう...全文を見る
○乾晴美君 この前二月二十三日のときにもこの養護教諭というのがどれだけ大変なのかということを私申し上げたと思うんですが、そういうことでなかなかこの養護教諭をふやすということが難しいのであれば、やっぱり精神面の問題も非常に不登校の子だとか保健室登校の人には大きいと思いますので、スク...全文を見る
○乾晴美君 こういう法律を決めるときは多分そうだろうと思うんですが、配置基準というのがありまして、何でも基準で決めてやっていこうということなんですけれども、やっぱり一律にクラスを四十人として区切っていくというような現行制度はちょっと再検討していただいて、例えば小学校一年生と中学校...全文を見る
○乾晴美君 幼稚園の定数は何人になっていますでしょうか。
○乾晴美君 これもやっぱり設置基準というような形で、「努めること」などというのではなくてきちっと三十五というふうにしていただきたいと思うんです。幼稚園の四十名というのは明治四十年ごろに決められた数字だというように伺わせていただいておりまして、時代がこれだけ変わり、そして高等学校も...全文を見る
○乾晴美君 ここでやっぱり司書教諭の資格保有者を採っていただきたいというように思うわけなんです。先生方の中には、下手に資格を取ると教壇から外されるんでないかとか、また反対にたくさん余分な仕事をさせられるのではないかといったような、資格を取ることによってデメリットになっていくという...全文を見る
○乾晴美君 時間が参りましたので終わりますけれども、今までのお答えの中で随分と積み残して、今後検討していかなきゃならないということが出たと思います。  それで、新しいこの改善計画実施に当たってこれからの大臣の決意のほどを伺わせていただいて、私の質問を終わらせていただきます。
03月31日第126回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○乾晴美君 私は、民主改革連合を代表し、ただいま議題となりました平成五年度予算三案に反対の討論を行います。  まず、先般の政治腐敗の問題につき一言申し上げます。  今回の金丸前自民党副総裁及び生原元秘書の所得税法違反事件は、ロッキード、リクルート、そして佐川事件に引き続き、政...全文を見る
04月02日第126回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○乾晴美君 民主改革連合の乾でございます。  三時から大変お疲れでございます。  私、久しぶりに胸のすくような御高説を拝聴いたしまして、非常に胸の高鳴る思いをいたしております。私たち民主改革連合は、もと連合参議院と申しておりましたけれども、先生の御指摘のように、八九年のあの消...全文を見る
○乾晴美君 私もきっとそうだろうなというように思うわけなんです。この九二年の七月の選挙でございますけれども、私たちにあれだけたくさんいただいた票が、民主改革連合はゼロだったという非常に悲しい思いをしたわけなんですが、でも全般的に選挙の投票率が五〇・七〇というようなことでございまし...全文を見る
○乾晴美君 私、クリントンさんの選挙の前に、十月三日から九日、アメリカの方へ行かせていただきました。そのときに、選挙の方法が随分日本と違うなというふうに思いました。  それは、日本は投票所の入場券を家の方に一枚ずつ送ってくるわけなんですけれども、どうもアメリカはそうじゃなくて、...全文を見る
○乾晴美君 今、これだけ金権腐敗の政治が行われているというようなことで、企業、団体の献金というのをもう廃止しようじゃないかというその一方で、今度、選挙費用の公営化といいましょうか、そういうのはどうだろうかというような話も出てきているんですが、きょうの朝日新聞の「声」というところを...全文を見る
○乾晴美君 どうもありがとうございました。
04月16日第126回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
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○乾晴美君 きょうは林野をめぐる現状についてお伺いしたいと思います。  まず、現在どれくらいの人が林業に従事しているのでしょうか、最近の十年間での動向もあわせ てお教えいただきたいと思います。
○乾晴美君 その中で新規学卒の就業者は、ここ数年どれくらいの数になりますでしょうか。
○乾晴美君 それでは五十歳以上の就業者の占める割合はどれぐらいでしょう。
○乾晴美君 私の地元の徳島県でも非常に林業の担い手というのは減少しているわけでございます。  その結果、森林が非常に荒れまして山火事が懸念されるというような状況もあるわけでして、災害の発生する前にこういった災害予防対策というのが行われなければならないというふうに思うわけなんです...全文を見る
○乾晴美君 それでは次に、我が国の林野の火災についてちょっと調べさせていただきますと、平成三年は出火件数が二千五百三十五件ということで、前年度の平成二年の二千八百五十八件よりは件数は減っているんです。しかし、その焼損面積といいましょうか、そういった面積が二千七百三十九ヘクタールと...全文を見る
○乾晴美君 平成五年度の予算を見せていただきましたら、こういった林野の火災対策として林野火災予防対策事業費というのが六千九百三十九万六千円ということで、防火林道の整備事業費が十億四千六百万円、それから防火森林の整備事業費が四千三百五十万円というように計上されているわけなんですが、...全文を見る
○乾晴美君 さらに、林業就業者が減少しているわけなんで、もうこれは何としても強力な担い手確保対策というのが要るのではないかと思うんです。  先ほど教えていただいた中で、地域の住民の方々の応援も頼むんだというんですけれども、消防団員だとか女子労働力を投入しても適正なそういった森林...全文を見る
○乾晴美君 昨日の毎日新聞の夕刊に、「ほっぷステップ」というのがあるんです。そこに私がきょう質問させていただきたいなと思うことが載っておりまして、やっぱり「今、日本の林業が危ない。」、そういうことを言っても、これは「酸性雨や乱伐採のせいではない。」、いわゆる「森林作業員といわれる...全文を見る
○乾晴美君 森林は環境保全というような非常に多面的な機能を持っていると思います。今は森林の大切さというのが地球規模で語られたり、中でも地球サミットができるぐらい大きく取り上げられている問題だろうというように思うわけですね。そういうことにスポットが当たっているにもかかわらず、一方で...全文を見る
○乾晴美君 林野庁、ありがとうございました。  私は、日本は火山国でございますので、雲仙・普賢岳の方の質問もさせていただきたいと思います。  長官もおっしゃっていますように、こんなに異例の長期化だったと、こんなに長くかかると思わなかったということで、政府は先ほどからおっしゃっ...全文を見る
○乾晴美君 やっぱり、その警戒区域の設定権というのを国が持つともっと皆さん助かるのではないかというように思うわけです。問題点はあるかと思いますけれども、今回のようにまた長期にわたるというようなことになりましたら、損失補償ぐらいは国の責任でできるようになったらいいのになというように...全文を見る
○乾晴美君 ありがとうございました。  終わります。
05月28日第126回国会 参議院 本会議 第20号
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○乾晴美君 私は、民主改革連合を代表し、ただいま議題となりました児童の権利条約について総理並びに関係大臣に質問をいたします。  この条約ま世界の子供たちのマグナカルタと位置づけられるものであり、一九八九年に国連で採択される以前から内外で高い関心を呼んできました。国際的には、二度...全文を見る
06月02日第126回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○乾晴美君 お願いいたします。  私は、まず地震対策についてお伺いしたいと思います。先ほどから同僚議員も静岡県の伊豆半島沖での地震のことを随分お尋ねでございますけれども、私もそのことについてお尋ねしてみたいと思います。  東京大学の地震研究所の溝上教授のお話なんですけれども、...全文を見る
○乾晴美君 日本は地震国と言われるくらい非常に多発する国なんですけれども、そのことに対して例えば体験学習できるという施設ができたそうなんです。これはパンフレットとか映画など視覚に訴えるものではなくて、日ごろから体を使って災害を実体験できるというようなところができたそうなんです。立...全文を見る
○乾晴美君 ありがとうございました。  それでは、次に気象庁の方にお伺いしたいんですけれども、地震計だとか地殻のひずみ計だとか傾斜計など、いわゆる東海地震予知のための常時観測点というのが気象庁が七十二カ所ぐらい、それから大学その他の研究機関が六十一カ所で、計百三十三カ所あるとい...全文を見る
○乾晴美君 伊豆半島沖での群発地震もそうですけれども、五月十七日にはまた沖縄県の西表島で震度五の地震があったということで、今非常に地震に対する関心も高まっているわけなんですけれども、火山国である我が国の地震対策はこれで十分なのだろうかということで、防災再点検が必要だと思います。そ...全文を見る
○乾晴美君 次に建設省の方にお願いしたいと思います。  特別養護老人ホームや病院などのいわゆる災害弱者施設ということに対して、現状では不十分であるのでもっと厳しい基準が必要だというように東京消防庁の火災予防審議会が提言をなさったそうなんですが、特にその提言の中で、避難に時間のか...全文を見る
○乾晴美君 ありがとうございました。  それでは続きまして、雲仙・普賢岳の質問に移らせていただきたいと思います。  先般行われました五月二十日の雲仙・普賢岳の被害の視察に参加できませんでまことに申しわけございませんでした。この前には余り被害がなかった中尾川地区の方にも被害が及...全文を見る
○乾晴美君 それじゃ、中尾川の方は大変なことで、中へ入ることができない、ですから除去できないということでございますね。中尾川流域には治山ダムというのはありましたですね。それは今回の土石流でどれぐらい機能したのでしょうか。
○乾晴美君 ここの地図を見せていただきましたり、写真を見せていただきますと、中尾川流域の火砕流とか土石流の危険性というのがずっと下の方の島原市の方まで及んでいかないかなというように非常に恐れるわけなんですけれども、その対策はどのようにお考えなんでしょうか。
○乾晴美君 特に中尾川流域というのは火砕流だとかまた土石流の危険性というのが非常にあるということなんですけれども、リモコンブルといいましょうか、リモコンでブルドーザーを動かすことができるというような、人間が入らなくてもリモコンでブルドーザーだけ入っていってとれるんじゃないかという...全文を見る
○乾晴美君 それでは、水無川の方のことについて聞かせていただきたいと思うんですが、今回の土石流については、遊砂地一号基、二号基、三号基というようにあったと思うんですけれども、それがうまく機能しなかったのではないかというような見方もあるようでございます。確かに三号遊砂地では十七万立...全文を見る
○乾晴美君 時間が来たようなので、一言だけ。  進学率を非常に心配いたしておりましたのですが、前年度より多い進学率だったみたいで、受験生のことを心配しておりましたが、安堵いたしました。どうもありがとうございました。
06月08日第126回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○乾晴美君 よろしくお願いいたします。  私、まずPKOについてお伺いしてみたいと思うわけです。  総理は、カンボジアのPKOの活動で、武装解除が実現しなかったこと、そして日本人要員が危険で劣悪な条件下に置かれていた、その上、派遣目的を超えた業務を担わされていたということ、そ...全文を見る
○乾晴美君 ここに五月三十一日の日経新聞の署名入りの記事を持ってまいりましたのですけれども、この中で、政治部次長さん、自分の名前もちゃんと書いてあるわけですが、今回のPKOの問題は「法律が前提とした「虚構」というか、もう少しどぎつく表現すれば、「うそ」が白日のもとにさらけだされた...全文を見る
○乾晴美君 お二人から御答弁いただきましたけれども、これは非常に口先だけのように国民には響くんではないかというように思います。  それは、日本独自の判断で業務の中断とか撤収ができるとか、日本に指揮権があるから国連の指図を受けないとか言って、そして法案を成立させておきながら、文民...全文を見る
○乾晴美君 初め想定していたより余分なことができたということはこのPKO活動の開始の前の事前調査というのが欠陥であったんでないかということで、反省してもらわなければならないと思うわけです。  それは、カンボジアへの派遣に先立って、昨年七月の二日から七日にかけて有馬調査団というの...全文を見る
○乾晴美君 昨年の六月十三日にパリ協定に基づく武装解除が始まったということなんですけれども、そのときにポル・ポト派はこの時点で拒否しているわけですね。そして、有馬調査団は、フン・セン・プノンペン政権の首相、元首相のソン・サン議長と会談しただけだということですね。最も危険なポル・ポ...全文を見る
○乾晴美君 私はどうも、この報告書は肝心なカンボジア情勢の調査を怠って、PKO派遣の地ならしの役割を果たすということを意図していたのではないかというように思うぐらいでございます。もしそうだとすれば、本当に使命感に燃えた前途有為な青年を失ったり負傷させてしまったりしたということの原...全文を見る
○乾晴美君 もう時間が来てしまったんですけれども、税収のことについて一言お尋ねしてみたいと思います。  本日一斉に各社が取り上げておりますけれども、平成四年度の税収が政府見込みを大幅に下回って三兆円の不足というような見通したということで新聞に載っておりますけれども、こんな二年続...全文を見る
○乾晴美君 時間ですけれども、一つお願いします。  平成五年度の税収に穴があくという確率が非常に高かったのに、三十年ぶりの異例の補正をやりながらこういった税収の減額補正をしなかったということで、どういうように思っているかということと、三年連続で間違いましたなんていうことは言いま...全文を見る
○乾晴美君 終わります。
○乾晴美君 私は、民主改革連合を代表し、ただいま議題となりました平成五年度補正予算三案に対し、反対の討論を行います。  まず初めに指摘しなければならないことは、当初予算を提出した常会中に補正予算を提出することが極めて異例のことであるということであります。これは、政府が景気判断を...全文を見る
08月25日第127回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○乾説明員 このたび科学技術の政務次官ということで就任させていただきました。皆様方に大変お世話になることになると思いますが、よろしくお願い申し上げたいと思います。  ただいま大臣からごあいさつがございましたように、我が国にとりましても、この科学技術というのは本当に極めて重大な課...全文を見る
08月26日第127回国会 参議院 科学技術特別委員会 第2号
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○説明員(乾晴美君) このたび科学技術政務次官ということで就任させていただきました乾晴美でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。  ただいま大臣からもごあいさつがございましたように、我が国にとりまして科学技術の振興が本当に重要な課題だというように私も感じております。特に...全文を見る
11月30日第128回国会 参議院 議院運営委員会 第8号
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○政府委員(乾晴美君) 原子力安全委員会委員佐藤一男、内藤奎爾及び宮永一郎の三君は十二月二十四日任期満了となりますが、佐藤一男、内藤奎爾の両君を再任し、宮永一郎君の後任として住田健二君を任命いたしたいので、原子力委員会及び原子力安全委員会設置法第二十二条において準用する同法第五条...全文を見る