犬塚直史

いぬづかただし



当選回数回

犬塚直史の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月05日第160回国会 参議院 イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第2号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚でございます。  川口外務大臣にお尋ねを申し上げます。国際刑事裁判所、ICCについての我が国の取組についてでございます。  今までの一連の御答弁の中で、おおむね我が国はICCの設立に向けて一貫してこれを支持し、そして積極的なリーダーシップを発揮されて...全文を見る
○犬塚直史君 今、外務大臣、署名をまだしていないとおっしゃいましたが、残念ながら署名の期日はもう過ぎてしまっておりまして、もう署名をすることはできません。したがって、批准をすることもできないという状況になっているんだと思います。今できるのは加入をするということではないでしょうか。...全文を見る
○犬塚直史君 その鋭意国内法の整備をされているということでございますが、これが諸外国においてどういう取組をされているかということは、リファレンスの五月号の四十三ページに出ておりましたので既にもう御存じだと思いますが、例えばカナダ、イギリス、ドイツ、オランダ、スイス、この先進五か国...全文を見る
○犬塚直史君 条約の加入に当たって、その誠実な遵守が求められるのは日本だけではないと思います。  各国そのように取組をされている中で、それで、署名をして批准をするということがもう既に手後れになった現在、加入をするということですから、いきなり批准をするということだと思うんですが、...全文を見る
○犬塚直史君 このICCの取組ということは、国際社会の協力の中でいかに平和の枠組みを作っていくかという、正に日本が行うことができる次の一歩だということについては皆さん御賛同いただけると思うんです。しかしながら、ローマ規程が採択されてからもう既に六年がたっております。この六年がたっ...全文を見る
○犬塚直史君 私が御質問をしたいのは、整備が諸外国と比べて、どうして日本が六年以上も掛かってカレンダーの整備一つもできない、ほかの国は大体二年から三年で整備ができている、この差はどうしてですかということをお伺いしているんです。
○犬塚直史君 今、ジュネーブの追加議定書のⅠとⅡのことを先ほどからおっしゃっておられるんだと思います。もちろん、それは戦争犯罪に対しては一つの大きな前進であるわけでございます。しかしながら、あと二つの、人道に対する罪あるいはジェノサイドに対する罪についてはまだカレンダーもできてい...全文を見る
○犬塚直史君 余り時間もありませんので、この件についてこれを最後の質問にいたしますが、今、九十国を超えて批准をしていると、百国、百か国に近い状態に批准の数がなっているわけでございます。あらゆる国内法との整備の事情は各国お持ちだと思います。そうした中において日本一国だけが特別な国内...全文を見る
○犬塚直史君 意味がよく分かりませんが、条約が非常に重い意味を持っているというのは日本だけではございません。  もうこの辺で質問の切り口を変えたいと思います。  今年の四月の日本人の邦人人質事件についてお尋ねをいたします。  あの三人の人質の方が捕らえられ、そして日本に戻っ...全文を見る
○犬塚直史君 国境を越えて刑事犯罪の加害者に対する訴追を行うという一つの例として今申し上げたわけですが、これがICCの範疇に入るかどうかはまた大きな議論があると思いますが、もう一つの例としてここで注意を喚起したいのは、北朝鮮による日本人拉致事件でございます。  今年の四月十三日...全文を見る
○犬塚直史君 外務大臣にお尋ねしたかったのは、こうした二国間の、二国間にまたがるこの犯罪行為が、特に北朝鮮におきましてはマスコミの報道がどれだけなされているかという、国民感情の問題も含めまして、非常に難しい解決の道程だというふうに感じておることは間違いないと思うんです。  そう...全文を見る
○犬塚直史君 仮に北朝鮮の協力が得られない、あるいは北朝鮮が批准をしていないという状況におきましても、属人主義、いわゆる被害者が日本人であるということをもって、日本が批准をすればこれを付託することができるというふうに考えておりますが、この件はさておきまして、時間も迫ってまいりまし...全文を見る
○犬塚直史君 現実的な解決として評価をしたといいますか、表現です。
○犬塚直史君 二国間の協定については検討中だというお話でしたけれども、もちろんよく御存じのように、この国際的な枠組みの中でICCを一つのてことして平和の枠組みを作っていこうという中で、もちろんアメリカを中心とする、もう既にこの二国間協定は九十か国超えるというふうに聞いておりますが...全文を見る
○犬塚直史君 この二国間の協定が増えることによってICCの機能が損なわれるとは考えないというそのお考え、表現は別としまして、それは明らかに間違いでございます。そういうお考えでは、決してこれはICCのこの積極的な採択に向けての日本政府の持つ態度とはとても言えない状況だと私は今感じま...全文を見る
○犬塚直史君 人たちにとりまして、このICC、いわゆる国際的な枠組みの中で、暴力の連鎖を繰り返さないために正義というものを作っていくというこの取組に対しては大きな希望を持っている。そして、日本が、もちろん日本外交の主軸は日米でございますが、しかしアメリカも一枚岩ではございません。...全文を見る
12月01日第161回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○犬塚直史君 おはようございます。民主党の犬塚でございます。  先般来、全国の各級、六団体の首長さんあるいは議会の方たちが、皆さんのところにもお越しになっていると思うんですが、今話題になっております三位一体に対する不安感、不信感というものを非常に強く表明をされている。そうした中...全文を見る
○犬塚直史君 この手数料収入が見込める、公社の経営の健全化に一つの柱として結び付くんじゃないか、それは分かります。そして、間接金融の市場を育てていかなきゃいけないんじゃないか、こういう話も分かるんです。  しかし、私はここで非常に不安に思いますのは、今、郵政の民営化という議論が...全文を見る
○犬塚直史君 五年後までのビジョンはお伺いしましたけれども、二十年先というのはやっぱり政治家が考える責任なのかなと思います。  今、お手元の、お配りした資料の表紙の部分をごらんになっていただきたいんですが、今、生田総裁がおっしゃった五百、あるいは五年後に千三百というお話ですと、...全文を見る
○犬塚直史君 大臣おっしゃるとおりだと思うんです。そのおっしゃるとおりという意味は、投信の窓販だけに限って言えば確かにおっしゃるとおりだと思んですよ。しかし、これを郵便の、郵便局のネットワーク全体をいかにして国の、地方の自立を助けるためにいかにしてこれを有効利用するかという発想が...全文を見る
○犬塚直史君 正におっしゃるとおりなんです。時代が変わっているということだと思うんですね。今までは、小口の国債を買う、そして中途解約はしない、何しろお任せでやる。国にこの金が全部集まる、中央でそれを分配して、言わば信頼をしてお任せをして地方のインフラを作ってきたという時代から、そ...全文を見る
○犬塚直史君 お待ちしておってよろしいですか。
○犬塚直史君 これ、総務大臣が、郵貯、簡保の資金、三百五十兆なんなんとする数字、これは幾ら何でも集まり過ぎだという発言が実はあったんですね。確かにこれを見ますと実感としてそれがよく分かるんです。  また長崎の例を引いて大変恐縮なんですけれども、下のこの黄色い線が引いてある一番右...全文を見る
○犬塚直史君 とんでもないです。  確かに、これだけの金が定期性預金として郵便局のネットワークを通じて集まっておるんですね。これ、長崎県の有権者百二十万人だとしますと、一人当たり約二百万円というこの大変な金が集まっているんです。  これ、どういう金かというと、ほとんどが地域の...全文を見る
○犬塚直史君 今のお話聞きますと、安全で確実で効率的という、その投資の考え方だと思うんですね。  さっきのこの表にまた戻りますけど、県内で二兆四千億という金を集めるほどのネットワークがあると。その集まった金を、これどうして、地域を本当に活性化して自立させるために、そのための投資...全文を見る
○犬塚直史君 大臣、だからこそ先ほど来二十年先ということを申し上げておるんですね。このネットワーク、どういうふうに活用するかということは正に国の根幹にかかわる話だと思います。  そうした中で、人の家の冷蔵庫の中身まで分かっている調査能力って今おっしゃいましたけど、そのことについ...全文を見る
○犬塚直史君 担当が違うと、この話は金融庁だと。これはブリーフィングのときにもいろいろ言ったんですけど、結局だれに聞いても地方の将来像というのは考えていないんですね。一体だれに聞いたら、そうしたら生田総裁は、今五年ぐらいのスパンで何とかこの事業を成功させて何とかこれを回していこう...全文を見る
○犬塚直史君 地方分権、地域主権ということについて財政の面から、税制の面から考えていくということは当然必要だと思うんですけれども、私は、一番大事なのはやっぱり人間ではないかと思っております。地方にいる人間、この人たちがいかにしてやる気を出して、そして生涯教育と併せて地域を元気にし...全文を見る
○犬塚直史君 これは私も資料を事前にいただいておりまして、公社の給与規程の中身を見さしていただいたんですが、これはあくまでもやはり民間準拠、百名以上の民間の会社を人事院勧告の中で参考にして、それに基づいて算出をした数字そのままを使っておられるんですね。私はそこのところが一つ大きな...全文を見る
○犬塚直史君 先ほど来、私は時代の潮目が変わったということを申し上げております。この給与体系の人勧に基づくやり方というのは、今までは確かによかったかもしれないんです。新規学卒の一括採用で、みんなが同じ四月一日なら一日に大きな会社に入って、会社の中でぐるぐるぐるぐる回っていろんなト...全文を見る
○犬塚直史君 総裁、私は、単なるその能力給制度を設けるべきだというお話を今日したいんではなくて、私が申し上げたいのは、この郵便局のネットワークというものはあくまでも地域というものに非常に密着しておると。百三十年の伝統の中でこの地域に密着をした一つの形というのがここでひょっとしたら...全文を見る
○犬塚直史君 私が余りにも公社と地域、地域って言うものですから、公社、公社はどうして地域の活性化やんなきゃいけないんだっていう疑問もあるかもしれないんですけど、私、郵便局ネットワークというものが言わば真ん中にあって、で、三つのセクターと有機的に連携を取っているんじゃないかと思うん...全文を見る
○犬塚直史君 委員長、一言だけ。
○犬塚直史君 ありがとうございます。  おっしゃるように、インフレと大増税を国民は非常に……
○犬塚直史君 はい。  恐れているんだと思います。いずれにいたしましても、旅館の建て増しみたいことではなくて、しっかりとビジョンを持って、戦略を持って、窓販と郵政をこう別々にするような話ではなくて、戦略を持ってやっていただきたいと思います。  これで終わります。