犬塚直史

いぬづかただし



当選回数回

犬塚直史の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第166回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第1号
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○犬塚直史君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
02月27日第166回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○犬塚直史君 まず、大変基本的なことからお伺いをしたいと思いますが、ミレニアム・ディベロプメント・ゴール、二〇一五年までにGNPの〇・七%を先進諸国が拠出するというゴールが大変今、前面になかなか出てこないような気がするんです。私どもも、この会議室を出まして地元に帰って選挙区でいろ...全文を見る
○犬塚直史君 おっしゃるように、ODAを考えるときに、やっぱりゴールから考えていかなければいけないのかなと、お話を聞いていてそのように思いました。  例えば、最近のジェフリー・サックスという人の本では、二〇二五年までに極度の貧困をすべてなくすことができると、それも非常に具体的な...全文を見る
○犬塚直史君 時間も限られてきましたので、最後に簡単に両参考人が先ほど来おっしゃっておられました統治の正統性ということについて伺いたいと思います。  先週、日本政府があのアフガニスタンのPRT、プロビンシャル・リコンストラクション・チームですか、あれの要請を断ったようであります...全文を見る
03月15日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚直史でございます。  まず、麻生大臣に伺いますが、大臣所信を読ませていただいて、この中にNATOとかEUとかいう言葉が一言も出てなかったんですけれども、これは私は何かちょっと、どうしてなのかなと思いまして、昨日は外務省の人にも聞いたんですが、まあ分量の...全文を見る
○犬塚直史君 おっしゃるように、一昨年はスケッフェルNATO事務総長が来日された、我が国の統幕議長もNATOに訪問しておる、昨年は麻生大臣がNACで政策スピーチをされたと。今年になってアフガニスタンに関する外相会合出席、安倍総理のNACでの政策スピーチというふうに来ていますので、...全文を見る
○犬塚直史君 将来に向けて準備をしていくということだと思うんですけれども、確認として、自衛隊に対するアフガニスタンのPRT参加の要請というのは来たんですか。
○犬塚直史君 それでは、先ほどの軍民混成部隊の準備の方に戻るんですけれども、大変難しい話だと思うんですね。事態が刻々と変化をしておると。軍の機能が必要なときもあれば、翌日はある程度落ち着いてきたと、そしたらまた急に治安が悪くなったというようなことだと思うんですけれども、そういうと...全文を見る
○犬塚直史君 実は、今年の二月の末にドイツ大使館の招聘プログラムで、ミュンヘン市が地方自治体として平和構築活動に取り組んでいる現場の話を聞いてきました。これ、どういう話かというと、日本でいえば県警の警察官を平和構築活動の文民警察の一員として現場に送っているわけなんですね。自治体レ...全文を見る
○犬塚直史君 私、寺子屋構想というのはすばらしい構想だと思うんですね。今日これを持ち出しましたのは、進捗がまだ、進捗、今年からということなんですけれども、御存じのように五年前のこの明石レポートですか、でももう既に、国際平和協力活動に派遣する人員を育成する対策は十分とは言えないと、...全文を見る
○犬塚直史君 それをやる上で私は一つ障害になっているのは、特に外務省、障害になっているのはキャリア制度があると思うんですよ。いいキャリア制度もあるんでしょうけど、あしきキャリア制度というのはやっぱりあると思うんですね。  現場で、特にアジアの諸国で、そういう国々が大変好きである...全文を見る
○犬塚直史君 そこで、簡単な提案なんですけど、私はやっぱり外務省は新規学卒一括採用、要するに学卒の優秀な学生を一括して毎年毎年大量に雇用するということをやめて、やっぱりそういう人たちも必要なんでしょうから、それは、じゃ全体のキャリアの三割ぐらいにしておいて、残りの七割というか、大...全文を見る
○犬塚直史君 最後に、これは、この件に関してはもうこれでおしまいにしますけど、コメントなんですけれども、英語能力、その英語能力が私は全体に低いと思うんですね。特に外務省に限らず、日本の場合は非常に低いと。これがやっぱり国連を始めとする国際機関で日本人が活躍できない一つのネックにな...全文を見る
○犬塚直史君 私はそこのところを伺いたいんですけど、どうしてまず自分のところでやるのかと。つまり、どうして、寺子屋みたいなものと一緒にやれば、やっぱりお互いに、軍事の関係者は法律だとかあるいは災害援助あるいは民間の人との、例えば警察だったら現地に行ってアパートを借りて、民間の人た...全文を見る
○犬塚直史君 ということだと、じゃ内閣官房に伺いますけれども、昨年末から平和構築のための関係省庁連絡会議というのを行っていると聞きますけれども、今後、中央即応集団、この教育の部分と寺子屋というのはどういう関係に育てていくつもりなんでしょうか。
○犬塚直史君 明石レポートから五年もたってまだそういうことをされていると、私は遅いと思うんですね。官房の方で、それが遅いために自衛隊の中で取りあえず中央即応集団の中に教育隊をつくるとか、あるいは寺子屋の部分も別にこうやってやらなきゃいかぬ。やっぱり今までやってきた人たちの衆知を集...全文を見る
○犬塚直史君 私は地元は長崎なんですけれども、御存じのように離島、半島地域が非常に多いところであると。で、地元に戻って若い人たちにこの寺子屋の話なんかをしますと、もう本当に目を輝かせているわけですよ。海外に対して、特に若い人たちは、何とか平和協力活動参加したいというような気持ち、...全文を見る
○犬塚直史君 日米同盟以外でこうした2プラス2を視野に入れての安全保障協力をつくるというのはオーストラリアが初めてですので、私はもう歴史的なことだと思うんですけれども、であるからこそ、ちょっと中身についてもう少し聞きたいんですが、まず事務方で結構なんですけど、日豪共同宣言というの...全文を見る
○犬塚直史君 今のが答えでいいんですか。英語が正本なんですかという質問だったんですけど。
○犬塚直史君 分かりました。英語と日本語、両方正本になるということだと思うんですけれども、ただ、ホームページなんかで出ていますのは、日本語の方は仮訳と付いているんですね。  で、英語の方の協力の分野という見出しの中の二番なんですけど、簡単な話なんですが、ジョイント・エクササイズ...全文を見る
○犬塚直史君 私は、これはもうちょっときちんと出した方がむしろ広がると思うんですね。  というのは、先ほど来お話ありましたが、オーストラリアは特に文民警察の分野で相当の経験を積んでおられると。国連大学にも来ていろんなお話をオーストラリアの方はしていましたけれども、日豪でこれから...全文を見る
○犬塚直史君 次に行きます。  本年の一月十二日、安倍総理がNACで演説をしまして、その内容として、今や日本人は国際的な平和と安定のためなら自衛隊が海外で活動を行うことをためらわないということを宣言をしたわけなんですけれども、まあ当たり前のことを言ったんだなというふうに私は思う...全文を見る
○犬塚直史君 何が言いたいかというと、別に憲法のことを言いたいんじゃないんですね。私が言いたいのは、例えばこれはドイツの大使館の資料なんですけれども、ドイツで世論調査をする、そうすると、欧州共通の、要するにNATOではなくて、NATOは米軍中心ですから、欧州共通の安全保障政策、防...全文を見る
○犬塚直史君 おっしゃるように、いろんな協力の形態をたくさんつくっていくと、決して一本やりではないということは、ひいては我が国の安定と繁栄につながると思いますので、その辺はよろしくお願いしたいと思います。  時間もなくなってまいりましたので、今のお話をやっぱり現実的に物にしてい...全文を見る
○犬塚直史君 それを見ますと、いずれにしてもこれだけ大事な話ですので、本当に何か、ただ単に今までの延長ではなくて、一つの戦略性を持ってやっていきたいという気持ちは多分共有していると思うんですが、ODA特別委員会とこの諮問機関である国際協力に関する有識者会議というのは、どうもうまく...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
03月26日第166回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○犬塚直史君 総理、三月二十二日に原爆症認定訴訟で二十一名の原告勝訴、九名の請求棄却という判決が出たんですね、これ東京地裁ですが。実は今日も、総理、傍聴席に被爆をされた方々が来られております。また、全国で二十六万を超える被爆者あるいは手帳の交付を受けられない被爆経験者という方たち...全文を見る
○犬塚直史君 同情していただくのも大変大事なことだと思うんですけれども、一番言っていただきたかったことは、要するにこの原爆というものの放射線による人体に対する健康被害というものが分かってないということを総理にも是非この機会に御認識をいただきたいと思うんですね。  そこで、まず、...全文を見る
○犬塚直史君 総理、今読んでいただいたのの一番核心の部分がここなんですね。これは、長崎原爆爆発後三十分から一時間のイメージ図なんですね。(資料提示)要は、DS86というのは初期放射線、つまり原爆炸裂後一分間の放射線、初期放射線だけを測定をするような数値なんですね。ところが、ここで...全文を見る
○犬塚直史君 今、厚生労働大臣がお認めになったわけですよ、総理。  そこで、今度はこの次の図なんですけれども、(資料提示)これは原爆放射線の人体影響、一九九二年、比較的新しい報告書がここにあります。これ、実はもう既に質問通告の中で厚生労働省の確認は取っておりますので、信頼に足る...全文を見る
○犬塚直史君 委員長、一言だけ。
○犬塚直史君 総理、これは米国が一九九八年に放射線被曝退役軍人補償法というのを作っているんです。これは立法ですね、アメリカの。日本のこのデータに基づいて作っているんです。その中で何を言っているか。証拠となる記録がない場合であっても、当該疾病は当該退役軍人の義務兵役における職務期間...全文を見る
04月13日第166回国会 参議院 本会議 第16号
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○犬塚直史君 ただいま議題となりましたICC、国際刑事裁判所のためのローマ規程の締結、そしてその関連法案につきまして、民主党・新緑風会を代表して、関係各大臣に質問いたします。  一昨年の三月三十一日、スーダンの状況が国連安保理決議一五九三によってICC、国際刑事裁判所に付託をさ...全文を見る
○犬塚直史君(続) ICCに代表される人間の安全保障に係る国際社会の努力、そして日本の貢献は、決してこれが初めてのものではなく、また最後のものでもないことを強調して、私の質問を終わります。(拍手)    〔国務大臣麻生太郎君登壇、拍手〕
04月16日第166回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚でございます。  決算重視の参議院、そして、私も今所属しているんですが、ODAの特別委員会があるというのは参議院だけでございます。今日はこのODA、特に二〇〇八年に新JICAができるということで、この辺りを中心に今日は質問をさせていただきたいと思います...全文を見る
○犬塚直史君 その辺もこれからの検討課題になっていくのかなと思いますけれども、二〇〇六年の決算の時点でJICAが、千六百七十億の事業規模、常勤の職員が千三百二十七名、本部が十八部三室二事務局、海外機関が五十六事務所、二十二駐在員、十四調整員ということなんですけど、これが二〇〇八年...全文を見る
○犬塚直史君 今日は、天下りのことをこれから、これは通告しているんですが、天下りのことをやらせていただくんですが、やっぱり天下りにしても、日本の社会慣行といいますか、雇用慣行で新規学卒一括採用で入れて、その後面倒見ないよというわけにはいかないですから、やっぱりどこかで受皿にならな...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございます。  もちろん、おっしゃるように、官僚だけではなくて、大きな会社であろうが労働組合であろうが、大きな組織というのはすべてこういう多かれ少なかれ問題はあると認識をしておりますので、少しずつ、特にそういう意欲のある若い人材を支援するということで、是...全文を見る
○犬塚直史君 これは私の手違いです、済みません。  それでは、外務省に伺います。  財務省から先ほど申し上げたような指摘がJICAに対してなされていると認識をしているんですけれども、外務省ではこれは把握されていますか。
○犬塚直史君 通告でお渡しをしているんですけれども、そういう問題点を含めて、JICAから再就職をしている人が在籍する独立行政法人十五社のリストをお渡ししているんですけど、お手元でしょうか。
○犬塚直史君 この十五社の独立行政法人の中身を見ていきますと、小さいものから大きいものまであるんですが、この調べた年、平成、こちらが十七年ですか、のJICAから発注をした、要するに仕事を受けた数が、小さいところでは四件とかあるいは三件とか十四件とか、例えば大きいところでは財団法人...全文を見る
○犬塚直史君 確かにおっしゃったように株式会社も入っております、ごめんなさい。  ちょっとここでお伺いしたいのは、その随意契約と表示されている中身なんですけれども、これは一つ一つ随意契約とはいっても他社との相見積りはきちんと取っているということでよろしいんですか。
○犬塚直史君 ということは、企画の競争はしておると、随意契約といっても必ず何らかの形で競争をしているという認識でよろしいんですね。
○犬塚直史君 そこで、私はこの資料をちょっと細かく見ていて非常に疑問に思ったのは、やっぱり天下りの問題がちょっとこれは、今申し上げたところにはすべてJICAからの再就職者が在籍をしているんですね。  例えば、これ小さな会社なんですけれども出版の会社がありまして、資本金が九千九百...全文を見る
○犬塚直史君 冒頭に申し上げましたけど、新JICAは絶対に成功させなきゃいけないと。そのために、やっぱり優秀な人たちが入ったときに、たとえ関連会社であったとしてもやりがいのある職場にしなきゃいけないと。要するに、上の方に業務について余り知らない人が入って、天下ってきて、自分がどん...全文を見る
○犬塚直史君 その十分にチェックする指標の一つとして、天下りの受皿になっていないかどうかということを是非厳しく監視をしていただきたいと思います。  それで、独法化以降の経費の削減努力について伺いますが、この削減努力によって成果が上がったとされる項目が四つ出ておるんですね。一つず...全文を見る
○犬塚直史君 長期専門家とおっしゃる意味は、海外に長期に出ていけるという意味でおっしゃっていると思うんですけど、それが五百四十三から三百十に減らしたと。その代わり、短期ということは、短期で戻ってくる専門家が千四百から二千百五十七に増えたということを今おっしゃったと思うんですけど、...全文を見る
○犬塚直史君 それは、私はまあ大した経験はないんですが、外務省さんのお世話になって海外に行くたんびに思うのは、現地で短期で使われている人たちがもったいないなと、せっかくやる気があるんだったら、やっぱり長期で雇用する道をもっと開いてあげた方が長期的には経費も削減になるし若い人も集ま...全文を見る
○犬塚直史君 今面白いことをおっしゃったと思うんですけど、職の内容によって、能力によって評価をしたと、学歴、年次で評価をすることをやめたら経費が下がったとおっしゃったんですね、今。
○犬塚直史君 私は、方向性としてはやっぱり逆だと思うんですね。学歴、年次で表に出ていって本当に役に立つ人を育てるのではなくて、やっぱり中途採用でも何でも、能力、経験によって給料が上がっていくと、そういう形での人を増やすと。だから、むしろここは、専門家の給与体系変更したら逆に給与の...全文を見る
○犬塚直史君 分かりました。  それでは、三番目の調査団の派遣経費の削減、これも成果が上がったと説明をされているんですが、内容を教えてください。
○犬塚直史君 全体で一二%の減額を行ったというお話なんですけれども、もう少しそこを内容的に詳しく教えていただけますか。
○犬塚直史君 それでは、四番目のボランティア経費削減の内容、ここでも実績が上がったという報告なんですけれども、この内容を教えてください。
○犬塚直史君 余り細かいことを伺ってもちょっと、JICAの方は今日来られなかったんでお分かりにならないかもしれないんですけれども、私は、特にこのシニアボランティアの方の制度なんかは、これから団塊の世代の人たちが物すごい勢いで退職をされて、まだまだ元気な方がたくさんおられて、しかも...全文を見る
○犬塚直史君 そこのところはJICAだけに押し付けてしまうのではなくて、中途採用でしかも能力のある人たちのトレーニング及び能力を測ることができる、受皿になるようなそういう団体というか、ものが諸外国には御存じのようにたくさんございます。PKOのトレーニングセンターのようなものもたく...全文を見る
○犬塚直史君 それで、一つ不思議だったのは、例えばスーダンのJICAの事務所が閉鎖をされているんですね。あれはどういうことで、これ通告していないんでごめんなさいね、どういうことであれは閉鎖になったんですかね。今、正に必要な場所だと思うんですけれども。
○犬塚直史君 それでは、通告に従ってラオスの造林センターのことについて伺います。    〔委員長退席、理事中島眞人君着席〕  これは、昨年十月二十一日の読売新聞の記事でありますけれども、一九九八年から始めた植林などの技術協力事業の拠点として建設された造林センター、これは約四億...全文を見る
○犬塚直史君 二〇〇八年の新JICAをどうしても成功させていただきたいという視点で、どうも物を造るのは上手ですけれども、人間を送っていって、そこで、人間がそこに行ってですよ、現地で現地の人たちと一緒になって一つのプロジェクトがどんどん広がっていくような、そんな支援をするのがまだま...全文を見る
○犬塚直史君 発想の転換といいますか、麻生大臣がよく言われておるあのインドの地下鉄の例なんかもそうだと思うんですけれども、地下鉄を造ることは確かに目的なんですが、地下鉄を造ることの先にあるのは、やっぱりその勤労のやり方を教えたというお話をよくされていますけれども、やっぱりそういう...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
04月17日第166回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚直史でございます。  私は、地元が長崎県ということがありまして、ボンバルディア社のこの飛行機にはしょっちゅう乗っております。200タイプというやつですね。あれに乗っておりまして、長崎空港から五島、壱岐、対馬に行くにはもうこれに乗らないと駄目だと。乗ると...全文を見る
○犬塚直史君 おっしゃるとおりのことがこの報告書に書いてございます。その中でも、私は注意を喚起したいのは、キャスターモードとなったのは、いわゆる浮揚状態であった、要するに前輪が着いていなかったときにハンドルをプラス・マイナス八度以上動かすとそういうことに、ロックしてしまうというこ...全文を見る
○犬塚直史君 そういう細かい例のもう一つとして、例えば前車輪の軽い接地とさっきのWOWの不作動というところも、非常にこれも面白い部分なんですけれども、つまり、飛行機が後輪から着地をして前輪が着くと。前輪が着いて一秒たったらこの前輪を動かしていいよと、だから真っすぐ行くのに役に立つ...全文を見る
○犬塚直史君 そういうお答えになるとは思うんですけれども、それでは国交省に聞きます。  航空法第一条、ここのところを、もう時間ないので私読みます。航空法第一条の一番頭に書いてある言葉です。この法律は、国際民間航空条約の、これICAOというんですね、ICAOの規定並びに同条約の附...全文を見る
○犬塚直史君 それで、その航空法第一条、そしてその次は事故調査委員会設置法第十五条ですね。ここにも全く同じものが書いてあるんですけれども、第一条、これも私が読みます。事故調査委員会設置法第一条、この法律は、国際民間航空条約の規定並びに同条約の附属書として採択された標準、方式及び手...全文を見る
○犬塚直史君 済みません、十五条でした。  何でこれを読んだかといいますと、今申し上げた正にその設置法及び航空法の言わば根拠になっている国際条約、しかも日本が批准をいたしました第十三附属書、ここに何て書いてあるかといいますと、航空機事故が発生した加盟国は、国内法が容認する限り、...全文を見る
○犬塚直史君 大臣、そういうことなんですけど、やっぱりいろんな問題があると、あるいは問題の兆候があると。機械的なものもあれば管制のこともあれば、あるいは人間のこともあれば組織のこともあれば、フライトマニュアルもあれば、いろんな条件があると。その一つ一つについて問題の兆候が現れたと...全文を見る
○犬塚直史君 いや、大臣、私が申し上げているのは、一義的に警察ではないんじゃないかと言っているんです。一義的には調査委員会が、フライトレコーダーでも何でもまずは調査委員会の手元にあって、警察が必要な場合それを出してあげると。今とは正反対ですよ。そういう形にしない限りは、しかも、そ...全文を見る
○犬塚直史君 是非頑張っていただきたいと思うんですが、しかし二十五分の一の人数と、国土交通省の下にあって、どちらかというと本当に独立した形を担保するためには相当国交省の方々の御理解もいただかなきゃいかぬ。そして、今の仕組み全体として、十分なこの調査を行うためには警察の相当な協力も...全文を見る
04月24日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚でございます。  まず、国際熱帯木材協定について質問いたします。  この協定、当初、熱帯木材の価格と供給の安定を図るために国連の貿易開発会議などで検討されていたんですけれども、九二年の地球サミットを契機にしまして地球環境の問題の視点から取り扱われるよ...全文を見る
○犬塚直史君 今おっしゃったように、違法伐採に対処するための能力強化と、この一文がその去年の二千六協定に盛り込まれたということで、本部機能のある日本がどうやってこれをじゃ本当に実効性あるものにしていくかという正に勝負どころだと思うんですけど、ついては、横浜の本部にあるITTOの職...全文を見る
○犬塚直史君 正に事務局機能ということで、どういう会議をどういう形でどういうテーマでだれを呼んでどこまで持っていくのかということも含めて非常に大きなリーダーシップになると思うんですね。  ところが、ちょっとこのホームページなんかも見てみますと、例えば本協定、協定の本体ですね、こ...全文を見る
○犬塚直史君 この本法案の提出の経緯のところを見ますと、こんなことが書いてあります。本部が横浜に置かれていることから、協定の発効時点で我が国が加盟国になっていない場合、本部移転が取りざたされると。これ素直に読むと、余りにも情けないというか、本部機能というのは事務局機能であって、不...全文を見る
○犬塚直史君 中身の話なんですが、JICA等々が是非やっていただきたいと、それはもう是非お願いをしたいんですが、今度はLDCリストという国単位のリストに基づいて、言わばこの感染症なんというのは国境がないわけですから、国境のないものに対して国単位のリストに基づいてこれを行っていくと...全文を見る
○犬塚直史君 当然、協定ですから国単位で結ぶのはまあ当たり前と言えば当たり前なんですけれども、しかしそれを超えてやらなきゃいけない問題が今たくさん出てきているわけで、このケースでいえば、このLDC以外のケースについては貿易関連知的所有権理事会で決定するという一文が入っておりまして...全文を見る
○犬塚直史君 よくある話なんですけれども、外国で物を作ってもらって例えば日本に輸入をするときに、サンプルは非常にいい物が出てくると。しかし、実際に生産が始まって輸入が始まるともう全然サンプルと違うというようなことがよくある話ですよね。  そこで、質問レクのときにも聞いたんですけ...全文を見る
○犬塚直史君 こういう前向きの協定を締結するわけですから、中身については私はトラブルはもう絶対起こると思います。トラブルが起こったときに、ひとつこれは大臣にお願いなんですが、リーダーシップ取っていただいて、トラブル隠すというよりもそのトラブル一個一個にどうやって前向きに対応して協...全文を見る
○犬塚直史君 大臣のビジネス感覚を発揮されて、是非よろしくお願いしたいと思います。  それでは、今度は防衛省の方に、在日米軍の基地の日本人労働者の雇用条件について今日少しお時間いただいて質疑させていただきます。  昨年の五月一日合意の2プラス2で発表されました米軍再編のロード...全文を見る
○犬塚直史君 資料の方を配ってください。  これだけ大きい米軍再編に伴っては、やっぱりそこで働く日本人の基地従業員の人たちが配置転換、あるいは新しい人が入る、あるいは必要なくなる職種が出てくるというような、非常に大規模な労務の仕事が出てくるということはもう目に見えていると思うん...全文を見る
○犬塚直史君 その辺の、基地従業員の労務条件を決定するときに、日本の法令だからこれはきちんと遵守せいときちんと言っているかどうかということを今日は言いたいんですけどね。  ただ、その前に、今外務省じゃないかとおっしゃったので、その点については、昭和二十七年の国家公務員法第九条二...全文を見る
○犬塚直史君 私が今日申し上げたいのは、これから継続的に組織的に意思決定をしていくときに、やっぱり日本の法令をきちんと守らせるという仕組みにしていかなきゃいけないということを申し上げたいんですけど。  今お配りしたこの資料をちょっと見ていただきたいんですが、この資料の、四角が幾...全文を見る
○犬塚直史君 大臣ね、ということは、要するに、使用者である米軍が雇用者である日本国よりも意思決定、最終決定権を持っているということは、これおかしくないですか。
○犬塚直史君 問題は、その派遣会社の契約が日本国の法令にきちんと規定されていない、日本国の法令を逸脱している場合にどうなのかということなんですよ。  一つ例を申し上げます。平成十七年四月一日施行、改正育児・介護休業法においては、一定の場合、子が一歳六か月に達するまでの間、育児休...全文を見る
○犬塚直史君 第一回目の誕生日ということは、一定の場合、子が何歳に達するまでということになるんですか。
○犬塚直史君 育児・介護休業法には何歳何か月までと書いてあるんですか。
○犬塚直史君 いや、一層の促進はいいんですよ。十七年四月一日に施行された法律が十八年九月のハンドブックに入っていないということは余りにも弱腰というか、日本の法律を守るのは当たり前のことであって、これを今懸命に米軍側と取り組んで協議していってなるべく早くやろうというような話じゃない...全文を見る
○犬塚直史君 今大臣おっしゃったように、施設庁、局長、所長が押印をすると、あるいは協議をするが、最終的に意見不一致の場合は決定権が米側にあるということがMLC、基本労務契約にうたわれているということ自体がおかしいんですよ。つまり、地位協定に従って、雇用主は日本政府であって、使用主...全文を見る
○犬塚直史君 そういうお話になると、やっぱり一番初めに戻るんですけれども、基地従業員というのは国内法令の例外になってしまうのかどうかということがポイントだと思うんですよ。どういう契約が過去に結ばれたとしても、日本国において働いている人たちで、雇用主が日本政府なわけですから、日本の...全文を見る
○犬塚直史君 一つだけ確認をしたいんですけれども、基地従業員は国内法令の例外なんでしょうか。
○犬塚直史君 ひとつ堂々と交渉していただきたいと思います。  労務管理機構に伺います。  米軍基地内に事務所を幾つ持っておられますか。
○犬塚直史君 先ほどの表にもう一回移っていただきたいんですけれども、国である施設庁の縦と米軍である人事課の縦と、この間にあって実際の業務を行う独法の機構ですね、この機構が米軍の基地内、言わば現場に事務所を持っていないわけですね。非常にこれ不安に思うんですけれども、例えば私の地元の...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、佐世保支部ですね、この独法の佐世保支部には何名の人が働いているんですか。
○犬塚直史君 この千六百十八名の人たちが働く地域にあって施設局、つまりこの真ん中のラインには労務の担当者が三名しかいない、ごめんなさい、事務所ですね、一番下には三名しかいないと、上の施設局には二名しかいないと、そして今度はこの機構の支部、ここには十八名しかいない、しかし基地内には...全文を見る
○犬塚直史君 全国で三百六十八名の独法の職員がおられると今おっしゃいましたね。  その中身をちょっと見てみますと、防衛省から五十九名天下りしているんですね。その人たちの内容を見ますと、労務管理ということに経験のある人ばかりではないと、というか本当に例外的なんですね、労務管理に経...全文を見る
○犬塚直史君 天下りという言葉がお気に召さないようでしたらば、私が申し上げたいのは、この総務、人事、労務ということをやるに当たって、本当に能力のある人たちが働きやすい、もちろん全部が全部悪いと言っているんじゃないんですよ、トップの人なんか大変評判がいい方だって聞いているんですが。...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
04月26日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚直史です。  引き続きまして、ICC、国際刑事裁判所についての質疑を行います。  今ちょうどお話があったところですけれども、国内法で、今回の条約ですね、犯罪化の義務がないということで、今議論があったような内容の話になってくるんですが、この三つの重大犯...全文を見る
○犬塚直史君 そこで、私は素朴に疑問に思うんですけれども、今まで歴代の外務大臣に何でICCを早く締結しないんだということを聞くと、必ず同じ答えが返ってきた。それは国内法の整備という話でありました。  その国内法の整備もどこまでやるんだということなんですけれども、日本の場合は、特...全文を見る
○犬塚直史君 国内法の整備を今後検討していくというふうに理解をいたしました。  次に、ローマ規程に定めている上官の責任ですね。これは、上官が、自分の部下が人道に対する罪や戦争犯罪をやっているということを上官が認識をしていて、それを止めることができるような立場にありながらこれを止...全文を見る
○犬塚直史君 もう既に、政府はこれらの重大犯罪に関し、これらの重大犯罪というのは国内法の規定がない、国内法で犯罪化していない重大犯罪に関して、ICC規程と国内法との関係を十分に検討する必要があるともう既に答弁はしているんですね。  今のところ、これらについての検討結果を具体的に...全文を見る
○犬塚直史君 先ほど来の議論でいって、私の質問もそうなんですけれども、一〇〇%あり得ないということはないわけで、たとえ少ない、想定することが難しいようなこういう犯罪においてもやっぱりきちんと整備をしておいた方がいいんではないかと、そういう質問なんですね。  次に移りますけれども...全文を見る
○犬塚直史君 外務大臣に伺います。  御存じのように、ジェノサイド条約締結では、このジェノサイドを国内法で犯罪化するという義務があるわけなんですね。ローマ規程ではその義務がないと。しかし、我が国としてはローマ規程を今回締結しますよということですので、やっぱりこれを機会に、こうい...全文を見る
○犬塚直史君 もちろん今すぐという話ではないんですけれども、これを契機にしてワンランク上といいますか、今までは、先ほどの憲法のお話もありましたけど、あくまでも国内法の範囲というところから、ドイツなんかの例がそうなんですけど、国内ではジェノサイドなんというのは今この時代にほとんどあ...全文を見る
○犬塚直史君 もう一つは、もっと身近に感じる強制失踪、強制失踪防止条約、これはもちろん我が国まだ未締結なんですね。理由としては全く同じで、強制失踪を禁ずる、強制失踪は何だと、そしてこれを処罰するための国内法がまだ整備されていないということなんですね。  やっぱりこれも、このIC...全文を見る
○犬塚直史君 条約を、ジェノサイド条約、強制失踪防止条約と来たんですが、もう一つは、まだ形になっていないんですが、ATTですね。これはもう武器貿易の条約で、まだ条約ではないんですけれども、今年、御存じのように麻生大臣も前向きな発言をされていますし、それから安倍総理もイギリスに行っ...全文を見る
○犬塚直史君 前向きな発言、ありがとうございます。  おっしゃるように、刀狩りもそうですし、アフガニスタン、六万人でしたっけ、DDRの成功。しかも日本が、DDRというのは武官を使ってなんでしょうけれども、軍事の専門家を使ってなんでしょうけれども、丸腰の人間が朝からドラッグやって...全文を見る
○犬塚直史君 着上陸のどういう事態かということにもよると思うんですけれども、仮にこのクラスター爆弾を装備しておっても、着上陸による侵害をじゃ一〇〇%防げるかといったら、これは無理ですよね、完璧というのはないわけですから。やっぱりどこかでバランスを取るというか、このぐらいの手当てと...全文を見る
○犬塚直史君 やはりその積極的な参加が今は言わば夢のように見えるATTにもつながっていく努力になると思いますので、是非それはお願いをしたいと思います。  次に、侵略の定義について、二〇〇九年のICCの締約国会議でこれを討議するという予定になっているんですね。もちろん、我が国は締...全文を見る
○犬塚直史君 侵略の定義って私は大変な大きな前進になると思うんですけれども、侵略というと、一方の国にとってみれば侵略で、他方の国にとってみれば自衛権の行使だというようなことにもなり得ますし、侵略というのは一体何なんだと、だれが決めるんだと、どういう定義なんだということをこういう司...全文を見る
○犬塚直史君 今、参考資料をお配りしたんですけれども、この侵略の定義を再来年、ICCの締約国会議で議論すると。出典をこれ出すまでもないような話だと思うんですけれども、右側が我が国の自衛権発動の三要件、急迫不正の侵害があって、これを防ぐにほかに手段がなく、必要最低限の武力の行使を行...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございました。  今、猪俣さんもおっしゃったように、まずはこういう原則を安保理で採択をすべしと。いわゆるP5の恣意的な運用と見られがちなものではなくて、はっきりしたこういう原則を持って、行くときは行く、行かないときは行かないということがひいては安保理改革...全文を見る
○犬塚直史君 だからこそ新しい枠組みをつくる、しかもこの件に関しては去年を皮切りに最低でも十日間は協議に費やすことになっているわけですね。まだ三回しか行われておりませんので、少なくともあと七回、七回になるのか七日間になるのかよく分かりませんが、そういう場で日本はやっぱりしっかりと...全文を見る
○犬塚直史君 特に核に関しては、日本は本当に六十年前からの疫学的な本当に膨大な資料も持っておるわけですから、こういう議論に今こそ積極的に参加していただきたいということを申し上げて、次の質問に移ります。  次はエーピック、APICですね、特権免除協定、これはもう既に、これについて...全文を見る
○犬塚直史君 現時点で必要性が乏しいという議論は分かるんですけれども、私が聞いているのは、これを締結しないでいいという積極的な理由が今見当たらないわけですから、何でこれ、要するに国連機関であれば当然ICCやなんかには与えられている特権・免除なんですから、それがただ条約でできたため...全文を見る
○犬塚直史君 いや、ですから、その結ぶ必要がないという判断をどうしてされたのかと。将来的に絶対あり得ないというなら分かるんですけれども、あり得るかもしれないと。担保しておいた方がいいだろうと、どちらかといえば。しないよりはした方がいいですよね。じゃ、した方がいいことを何で積極的に...全文を見る
○犬塚直史君 いや、その必要でないという判断の根拠を聞いているわけですから、もう一度お答えください。
○犬塚直史君 余りこればかり長くやるつもりないんですけれども、ただ、今気になることをおっしゃったのは、事務所は置かないと、そういう事態はないと、そう断言されているけれども、断言はできないでしょう。
○犬塚直史君 では、少しでも見通しがあるのであれば、この特権免除協定は、要するにICCに規定してある特権免除規定を補完するものですから、これは前向きに取り組むべきだと思うんですけれども、いかがですか。
○犬塚直史君 日本の権利義務にどういう影響を与えるんですか。その辺、もう少し説明してください。
○犬塚直史君 済みません、税金の免除というのはどういう意味ですか、初めて聞くんですけれども。もう一回説明してください。
○犬塚直史君 そのICCの捜査をする、裁判官だけではなくて、捜査をチームとしてやっていくこの人たちに対して、これが国連の機関であれば与えられるような特権・免除をICCの捜査にかかわる人たちには与えなくていいという積極的な理由はありますか。
○犬塚直史君 ごめんなさいね、まだ分からないんですよ。そういう予断で、予断というか、そういう状況が余り考えられないだろうということは分かるんですけれども、それじゃ何で一応担保しておこうということにならないんですかね。積極的にやるというつもりで今は入らないという意味なんですか、それ...全文を見る
○犬塚直史君 必要性が出るというのはどういう事態を想定しているんですか。
○犬塚直史君 もう一回聞きますね。これでもう最後にします。  これに前向きに取り組むんですか、それとも前向きに取り組まないんですか。
○犬塚直史君 私が聞いているのは、政府としての姿勢を聞いているんですよね。必要性が出てくればというその条件を付けられても、じゃ何が必要性かということはお互いに分からないわけですから、どういう状況が起こるかということは将来は分からないわけですからね。  こういうこと、この特権・免...全文を見る
○犬塚直史君 分かりました。要は、締結している国が少ないから、まあそうははっきりは言ってないんだけれども、それほど必要性がないんではないかというようなお話に聞こえるんですけれども、やっぱりほかの国がやっているから、やってないからというよりも、やっぱり積極的にこういうことには今後い...全文を見る
○犬塚直史君 大臣、これ、もう十一月なんですよね。やっぱり送るからには相当透明性の高い、納得性のあるやり方で本当に有能な裁判官を送らなきゃいけないと思うんですけれども、第一号ですから。十一月ということは、締約国に我が国がなってもう本当にすぐと、もう今すぐ準備しないといけないぐらい...全文を見る
○犬塚直史君 選対本部長に是非頑張っていただきたい。特に、一番最後に選対本部長というか外務大臣が一言、あるいは総理が一言言うとかなり効いたりするということも聞いておりますので、是非それは頑張っていただきたいということと、もう一つ、ついでみたいなんですけど、やっぱりすそ野が狭いと思...全文を見る
○犬塚直史君 是非頑張っていただきたいということと、もう一つは、各省庁の枠から外れた人たちもやっぱり海外でたくさん一生懸命やっている方がいるわけで、特に今回、けつに火が付いたような話ですけど、十一月ということなので、これは一つのやり方の第一回目だと思うんですけれども、もちろん省庁...全文を見る
○犬塚直史君 私は、給料についていつもおっしゃるけど、余り気にすることはないと思うんですよ。奇特で志の高い人がたくさんいるわけですから、むしろ給料が大幅に下がったとしても、いや、おれは絶対これをやりたいんだという人が多分たくさんおられるんじゃないかと思うんですね。JICAなんかも...全文を見る
○犬塚直史君 問題点として考えられるのは、例えば未決勾留に関して代用監獄が使われている点ですとか、被疑者、被告人への取調べ時の可視化、可視化というのは透明性を持って可視で行われているか、あるいは取調べへの弁護人の立会いが保障されていないというような点が指摘されているんですけれども...全文を見る
○犬塚直史君 義務付けられていないということはよく承知しているつもりなんですけれども、そういう言わばとらえ方ではなくて、せっかくこれを締結をするわけですから国内法をもう少し整備を行っていくと、これを機に。あるいは、これを機にローマ規程自体の整備を行っていくということに対してもう少...全文を見る
○犬塚直史君 地位協定を結んでいる国ではそういうことなんですけれども、地位協定を結んでいない国に対しても米国がBIAという形で二国間の協定を、これは百か国以上と結んでおるという事態なんですね。これに対して本会議場で麻生大臣は、日本はこのBIAを結ぶつもりはないとはっきりおっしゃい...全文を見る
○犬塚直史君 時間になりました。  世界の戦争がない状態での秩序づくり、戦争があった後の秩序づくりじゃなくて戦争がないときの秩序づくりに、今我が国が大きな貢献をするチャンスだと思います。  このICCを締結するということについては、この間も言いましたが、ドイツのカウル判事なん...全文を見る
○犬塚直史君 ヤンキースの話。
○犬塚直史君 終わります。
04月27日第166回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚直史でございます。  国の会計は本当に分かりにくいと思うわけであります。  財務省で国の財務諸表作成の取組がなされてきているんですけれども、地方では、特に私の地元なんかでは小さいところ多いんですけれども、なかなかそういう取組が大変であると。また、平成...全文を見る
○犬塚直史君 その規則がいつの規則だか教えてくれますか。
○犬塚直史君 ということは、六十年以上前だということだと思うんですけれども。  考えてみれば、表計算というような非常に便利なソフトが出てきたのが八〇年代の後半ぐらいからようやく出てきて、我々が慣れてくるのにやっぱり十年ぐらい掛かったと思うんですけれども、日進月歩でこういうものが...全文を見る
○犬塚直史君 そういうことで、やっぱり一つには、データベース、コンピューター化していくということが必要なのかなと、もう一つは、今日、後半に少し伺いますけど、会計基準を、公会計基準をもう少し頑張っていただきたいなという二点を今日は質問をさせていただきます。  それで、昨年の十月に...全文を見る
○犬塚直史君 ということは、外務省の方でADAMSというソフトを、システムを使って入力をすると、それに基づいて、その入力した数字に基づいて財務省がこの数字を見るということだと思うんですけれども。  そういうことになると、これ今日たまたま新聞に載ったんですけれども、今日の読売新聞...全文を見る
○犬塚直史君 この各省庁におけるコンピューターシステムというのは、その大本を言うと、十五年七月に電子政府構築計画というものに基づいてできているわけでして、予算としては、例えば十六年度一年間だけで四千七百七十億使っておると。その中で、例えば十七年度までに今申し上げた最適計画を策定し...全文を見る
○犬塚直史君 最適化、最適化ということなんですけれども、例えば総務省の共通システムで、共通システムと言っているんですが、ここで十六年度で二百億円使っているシステムがあるんですけどね。これは何かといいますと、電子メールシステム、電子掲示板システム、電子文書交換システムと、こう書いて...全文を見る
○犬塚直史君 簡単に言うと、でっかいサーバーを総務省で管理をしていると、これをみんなで使ってくださいよと、大体そういう理解で間違いないと思うんですね。  ということは、じゃ、そのでかいサーバーを総務省で管理して二百億を使っていますよと、まあそれはいいとして、じゃ、そこでいろんな...全文を見る
○犬塚直史君 今日は、一つにはここのところを一番申し上げたいんですけど、今のお話だと、言っていることは分かるが、不動産取引とか固定資産税の話になると、やっぱり違う省庁の話だからちょっと難しいよということだと思うんですね。  私は、これ非常にもったいないと思うんです。やっぱりこれ...全文を見る
○犬塚直史君 ちょっとよく分からなかったんですが、私が申し上げたかったのは、例えばさっき私申し上げたアメリカのある州の例を言うと、登記情報システムを使うことによって不動産取引のマーケットが変わったんですよね。ここを見に行けば非常にオープンなもの、しかし非常にアップデートしているも...全文を見る
○犬塚直史君 ちょっと時間食ってしまいましたが、一番私がこれでやっていただきたいなと思うのは、決算報告をもっと早く見たい。関係各位の御努力にはもう心から敬意を表するんですが、それでも平成十七年度決算、つまり昨年の三月に締めた数字を今まだ審議をしているという現状をやっぱりもっと早く...全文を見る
○犬塚直史君 財務大臣、副大臣のリーダーシップをこの分野で、省庁超えて、本当に一般企業並みのタイムリーなものを作っていくというリーダーシップを是非お願いしたいと思うんですね。  もう一つは、公会計制度の取組と今後の見通し及び海外の状況との比較というような状況をちょっと伺いたいん...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、総務省方式について聞きます。  平成十八年五月に新地方公会計制度研究会報告書が出たわけですけれども、国と整合性の取れたこの制度を早急に整備できるようにするための、総務省とそれから地方における取組との連携の在り方、地方は非常に大変だと思うんですけど、今一体...全文を見る
○犬塚直史君 この件については、同僚議員と一緒に東京の取組を見に行ったりしました。そしてまた、九州では大分県の臼杵市の市長さんなんかは非常に頑張ってやっておられるということなんで、これも本当に頑張ってもらいたいと思うんですね。  最後の質問ですが、国際公会計基準、IPSAS、こ...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
05月10日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚でございます。  この法案の審議に先立ちまして、昨年の夏、機会をいただきまして、米太平洋軍のハワイの司令部を訪問する機会をいただきまして、ちょうどリムパックという演習の真っ最中でございまして、相手は大変忙しかったと思うんですが、大変丁寧に御案内をいただ...全文を見る
○犬塚直史君 昨日、質問のブリーフィングをしまして、その中でいろいろなやり取りをして、また夜、家に帰っていろいろ読んでいる中でいろいろ出てくるものですから、遅くなったことは、今後もっと早くするようにいたしますけれども。
○犬塚直史君 はい。  ただ、今おっしゃったその太平洋での持続可能な米軍の前方展開、まあ当たり前だと思うんですね。それではなくて、その後に書いてある、米軍再編を補完する形で自衛隊を再編すると、逆ではなくてですね。米軍再編を、全世界的な米軍再編を補完する形で日本の自衛隊の再編をし...全文を見る
○犬塚直史君 向こうの正直なことを正にラムズフェルドがさっと言ったと思うんですけど。しかし、この米軍再編という中で日本も資金を負担していくんだと、向こうも資金を負担するんだと、だからお互いの再編努力をやりながら一つのものをつくっていくという一つの交渉ですので、これをその四人で発表...全文を見る
○犬塚直史君 正におっしゃるとおりだと思うんです。特に、ここの中で麻生大臣もアフガニスタンとイラクについても言及されていますので、やっぱりああいう形で物すごい金の掛かることになってしまったと、現状ですね。  そうした中で、やっぱり今CIMICとかいって民軍連携、要は軍だけではこ...全文を見る
○犬塚直史君 この原稿をどなたがお書きになるか私もよく知りませんけれども、やっぱりこれは機会あるごとにもっともっと強調していくことが、やっぱり米軍にとっても大変有り難いことだし、日本の交渉力が強まっていくということだと思うんですね。  この四人の文章を見ると、やっぱり基調として...全文を見る
○犬塚直史君 はい、分かりました。  我が党の党首が言っている普通の国というのは、相手の国と全く同一化してしまうということではなくて、おっしゃるように今までの知見なり経験を生かして新しい世界をつくっていくというふうに理解しております。  ということで、この法案の本題の方に入っ...全文を見る
○犬塚直史君 この間からこれを申し上げているのは、やっぱり実際の労務管理を担当している独立行政法人がその基地内にまず事務所を持っていないわけですよね。やっぱり一番身近にいて労務管理や総務のことをやる担当者に会うことでさえも、やっぱり職場から離れて、ゲートを出て外に行かないとそうい...全文を見る
○犬塚直史君 是非よろしくお願いいたします。  イタリアの例なんかを申し上げると、昼、昼寝の時間帯は飛行機飛ばしちゃいかぬというようなことまで、何というんですかね、住民の代弁して、政治の多分力だと思うんですがやっているわけですので、少なくとも国内法令を遵守させるぐらい、ほかの国...全文を見る
○犬塚直史君 スペシャル・パーパス・エンティティーと。要は事業主体であると。株式会社になるのか、特殊法人になるのか、米国法人になるのか、日本法人になるのかも分からないと、そういうときに使う言葉として、SPEと言っておけば、まあそのどれになっても事業主体としていいだろうと。事業主体...全文を見る
○犬塚直史君 ちょっと今のよく分からなかったので、もう一回お願いします。
○犬塚直史君 この点線で囲んである、要するにこの事業主体の手前までが今回の法案の範囲なわけですね。言わば丸投げに近い形で事業主体に事業を出すと。事業主体が一体どういうものになるかというのは今全く決まっていないという状況なわけですね。  まず、お伺いします。  特別措置法の十八...全文を見る
○犬塚直史君 企業会計基準を今でも国際協力銀行がディスクロージャー誌等々でバランスシートを明示をして一生懸命やっておられると。その延長で今度はもっと透明性を高めてディスクロージャーをきちんとしていくんだと、株式会社として頑張っていくんだということだと思うんですけれども、それでは、...全文を見る
○犬塚直史君 この紙の一番上に書いてあるんですけれども、グアムにおける民活事業のイメージなわけですよね。要は、民間の活力を入れると、特に国際協力銀行も株式会社化して透明性高めて事業主体に出資をすると。  民活やるということですから、これは言わば倒産と隣り合わせになって一生懸命仕...全文を見る
○犬塚直史君 そこはよく分かるんですが、ただ国会の審議が、集中してこうして衆知を集めてできる絶好の機会は今しかないわけですから、今の時点で法案の範囲がここまでだよと、あとは外に出しちゃうんだよと、外に出したものについては何も決まってないんだと、あとは法案通ってからだと、これはやっ...全文を見る
○犬塚直史君 法案が通った後に調査すると、それで決めていくんだということなんですけれども、決めるのは一体これはだれが決めるんですかね。
○犬塚直史君 今、日米でも調整しながらやっていくというお話だったんですが、私は違うと思うんですね。日米がこれは利害がこの事業に関しては相反しているわけですよね。  この表を見ていただくと分かると思うんですが、住宅の提供をSPEがする、その見返りとして家賃をもらうと。米側にしてみ...全文を見る
○犬塚直史君 少なくとも、今回の法案のスキームとして民活でやるんだということは決めているわけですよね。その大きな流れを決めたのはいいんですけれども、民活でやるからあとはやれと、法律ではここまで通すからあとはやれということではやっぱりうまくいかないと思いますよ。少なくとも、住宅を提...全文を見る
○犬塚直史君 そのSPEが、じゃ維持管理をして家賃を取るんであるから所有権はSPEが持つべきではないかと、そんなイメージを持っておられるというお答えですけれども、それでは、このSPEが事業主体として少しでも利益を高めていこうということで、この住宅を抵当に入れて現地の金融機関から借...全文を見る
○犬塚直史君 いや、少なくとも、大臣、どうですか、株式会社かあるいはそういう営利目的にしないただ単なる事業主体にするのか、日本の企業にするのか米国の企業にするのかというぐらいは決めてやらないと、示唆も何も、そもそも方向性が、本気で民活やるのかどうかというところに話が行っちゃうわけ...全文を見る
○犬塚直史君 どちらかというとアメリカ国籍の会社ではないかというような趣旨の御説明だったんですが、財務省に伺います。  もしこれが、SPEがアメリカ国籍の会社であったとした場合、例えばSPEが日本の金融機関に対する金利の返済、金利の支払にはどんな課税がされるんでしょうか。
○犬塚直史君 法人税は何%ですか。
○犬塚直史君 固定資産税は何%ですか。
○犬塚直史君 法人税だけでも三五%。要するに、他国の領土の上に他国の軍人が住むためのものを我が国が税金を使って建ててあげると。その上で、そこで家賃をもらうときにやっぱりSPEは三五%の税金を取られて、それを他国の国庫に入れるということになるわけですね。  私は、先ほどからお話を...全文を見る
○犬塚直史君 民活で行くという大きな方向性はもう出しているわけですから民活で行くということなんでしょうけれども、その割には細部が全く決まっていないと。どういう方向性でこれ詰めていくかなというのも、昨日の質問レクの中で余り見えてこないという状況なんですけど。  じゃ例えば、今戸数...全文を見る
○犬塚直史君 この八千三百戸が十年間でどういう感じで減っていくんですか。
○犬塚直史君 今の回答、よく分かりません。  というのは、実際に沖縄の米海兵隊員が八千名グアムに移転するわけですよね。家族九千名移るわけですね。今その人たちは沖縄に住んでいるわけですね。どうですか。
○犬塚直史君 その住んでいる人たちが十年間掛けて今度はグアムに建設をしている住宅に移っていくわけですよね。この計画にどうしてほかの基地の再編全体の計画が関係してくるんですか。
○犬塚直史君 大臣、大きな方向として減ることは間違いないけれども、十年間でどのぐらい減るかというのは分かってないんですよね。どう思われますか。
○犬塚直史君 三月に出るはずだった詳細計画がまだ遅れているということで言いにくいというのは分かるんですけれども、これは私やっぱりはっきりしておかないとまずいと思うのは、日本は米軍再編の八千名の海兵隊のグアム移転にお金を出しているわけで、グアムに別荘を造ってどっちに住んでもいいよと...全文を見る
○犬塚直史君 そういうことにならなければもちろん一番いいわけですが、一応こういうことを決めるときには最悪の事態もきちんと想定してやらなきゃいけないと思うわけです。  特に私は、今回のこの民活事業のイメージについては、一番私は大変なのはこのSPEだと思うんですよ。やっぱり物を建て...全文を見る
○犬塚直史君 もうこれで終わりにしますが、昨日JBICの人といろいろ話をしていまして、大変な投資になるわけですよね。しかも株式会社になると。その大変な出資をする先がどういうものになるかということについてはJBIC自体は法案が通るまで一切発言権はないという、そういう事態になっている...全文を見る
○犬塚直史君 遅過ぎるんではないかという懸念をもう一度表明して、私の質問を終わります。
05月17日第166回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚でございます。  簡素で効率的な政府をつくるということは、正に国民の大きな利益につながるわけですから、これはもう絶対に成功させなくてはいけないと、こう思うわけでありますが、この中身をいろいろと見させていただいて、やっぱり簡素で効率的な政府をつくるのは人...全文を見る
○犬塚直史君 午前中の会議でも、景気が良くなると貸出し残高が減っていくと、景気が悪くなると必然的に政策金融がやっぱり活躍する余地が出てくるというようなお話だったと思うんですけれども。  まず、今の制度の見直しということについて、大臣、不断の見直しとおっしゃっていますけれども、実...全文を見る
○犬塚直史君 もう一つの観点は、頭に株式会社と付いておるわけですね。民業補完ということで、しかも頭に株式会社を付けて効率化を図っていくという趣旨だと思うんですけれども、しかし中を見ると、株式は全額政府の所有で、しかも必要なときは政府出資がある、あるいは無利子の貸付けがある、そして...全文を見る
○犬塚直史君 どうも本当にこれで簡素で効率化、しかもいろんなチャンスが出てくるという組織になっていくのかなと思うわけです。  午前中、渡辺大臣がビジネスマッチングのお話だとか、あるいは米を輸出してすし米として非常に高く売れるとか、あるいは経営コンサルのいろいろなノウハウをこの中...全文を見る
○犬塚直史君 どうも大臣のお答えを聞いていると、箱を一緒にして全員が同じ会社にいればそういうシナジー効果が自然に出てくるような、そんな、甘いといいますか、とてもそんなものじゃないと私は思うわけであります。  縦割りの弊害を打破するということは、もう長年の我が国の課題でありまして...全文を見る
○犬塚直史君 質問通告の七番から十一番までは飛ばします。午前中に大変詳しい財務省の関連の質疑がございました。  ここで一言だけ申し上げておきたいのは、主計局が平成十六年度に作っていただいた国の財務書類、これが大変使い勝手がいいということを一言申し上げておきたいと思います。これだ...全文を見る
○犬塚直史君 大臣、そういうことなんですけど、要は現状がどうなっているのかをしっかりと把握すると、正にそれに尽きるという今のお答えなんですね。  私は、それだけではやっぱり大変もったいないというか、将来の負担が増えていく一方ではないかなという気がするんですよ。その一つのいい例が...全文を見る
○犬塚直史君 現時点でどういう予算請求をしていくかということは決められないというお答えなんですけど、しかし、もう交渉は既に始まっているわけですよね。米軍が出してきた家族住宅の一つのたたき台として、一住宅当たり日本円にして約八千万円という大変高額なものがまずたたき台として持ってこら...全文を見る
○犬塚直史君 課税方針はそれほど難しい話ではないわけでして、法人税三五%で固定資産税が掛からないとか、あるいは外国法人の場合は利子の支払に源泉税が掛かるとか、そんなに難しい話ではない、調べればすぐ分かる話であって。  何を言いたいかといいますと、デューデリジェンスでいろいろ調べ...全文を見る
○犬塚直史君 是非お願いをしたいと思います。  それでは、配付をしました資料を見ていただきます。  まず、行革担当の方に伺います。  人員の削減は何名ぐらい予定されているんでしょうか。
○犬塚直史君 今、人員削減の目標は五年間でお持ちなんですけれども、これ一つ心配なのは、例えば地元に行って、中小零細企業の人たちに対する融資は今でさえもそれほどみんな頼りにしているという感じはないんですね。最終的に頼りになるのはやっぱりサラ金かなと、そんな感じがするぐらい地元は大変...全文を見る
○犬塚直史君 時間がなくなりましたので、最後にします。  四月二十四日の内閣委員会で林大臣が、JBICの起債時にどういう、格付は今までのとおりで、マーケットがリアクションするのかというようなことについては不明であると、よく分からぬというような趣旨の答弁をされましたが、この点は統...全文を見る
○犬塚直史君 JBICの職員の人たちとほかの職員の人たちの給料を比べると、多分JBICの人はかなり高いんではないかと。それで、同じ株式会社になると。そうしたときに、給与の公平性、あるいはJBICの人たちの今まで取っていた給料をもっと伸ばしてあげなきゃいけないと思うんですけれども、...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
05月22日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第12号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚でございます。  いよいよ米軍再編の法案の審議も大詰めに入ってまいりました。私は、前回いろいろと、SPEなんかを中心に、いかにして安く将来性見える形でこういう事業が展開できるのか、あるいは経費節減のためどうしたらいいかという視点で質疑をさせていただいた...全文を見る
○犬塚直史君 そこで、大変大事な、言わば総理の公約を受けるような懇談会ですから大事な懇談会だと思うんですけど、私、官邸のホームページで発表している資料三というのを今ここに持っているんですけど、まずこのタイトルが総理の問題意識というタイトルで、その下に括弧して冒頭発言案と書いてある...全文を見る
○犬塚直史君 総理の指示の下で書いたという割には、この中を見ても集団的自衛権という言葉がただの一度も出てこないんですね。総理があれだけ集団的自衛権と言っていて、その懇談会に冒頭発言に集団的自衛権が一言も出てこないというのはどういうことなんだか、御説明願えますか。
○犬塚直史君 趣旨は分かりますし、内容もその四類型だというのはよく承知しているつもりなんですけれども、非常に簡単な質問なんですが、あれだけ集団的自衛権とおっしゃっていたのに、この冒頭の発言にその言葉が一つも出てこないというのは何か意味があるんですかね。
○犬塚直史君 それでは、この四類型の中でどれが集団的安全保障に当たるのかということを想定して類型にしたのか、教えていただけますか。
○犬塚直史君 四つの中でおっしゃるように後半の二つが国際的な平和協力活動と、前の二つが日米同盟にかかわるというところなので、どちらかというとこちらの方が集団的安全保障ではなくて集団的自衛権に当たるのかなという感じはするんですけれども、そこで、それじゃ、余りこれまだ討議一回しかされ...全文を見る
○犬塚直史君 この弾道ミサイルの防衛のような話を日米同盟の枠の中から一歩も出ないで考えようとするということ自体に私は無理があると思うんですね。そういう枠内で総理がこうして懇談会に検討せよというような状況では、何か心配でしようがないと、一体どうなっていくのかなという気がするわけです...全文を見る
○犬塚直史君 もし、そういう可能性も含めて懇談会の中で議論をするんであれば、これは日米同盟のこの前段の二つの中に入れるべき話ではないということになるんですよ。  というのは、やっぱり同盟関係を結んでいるからこそ、集団的自衛権を発動するに当たって、米国に飛んでいくんだから米国が助...全文を見る
○犬塚直史君 私は、総理が、国民投票法案も通ったと、三年後には憲法改正をできる法的な整備もできたと、そしてそうした中で集団的自衛権ということを総理が一生懸命言っておられると、懇談会まで開いていろいろ検討していくということなので、非常に大きな話を期待していたのでこういう質問をするん...全文を見る
○犬塚直史君 正にそういうあらゆる事態を想定をして、これから新しい事態にどうやって備えていくかということをこの懇談会で話してもらいたいところを、集団的自衛権というまず大きな前提で来てしまって、中身を見ると非常に、特に、じゃもう一度聞きますけど、PKOの武器使用なんていう話は集団的...全文を見る
○犬塚直史君 いろんな議論が出る中で、例えば、今年のゴールデンウイークは私UNDPKOに行って、PKOの人たちが各国から来たときに、交戦規定をどういうふうに、各国交戦規定が違う中で非常に苦労されていると。状況を把握するのにも、なかなか現地の状況分からないという中で国内の議論をどう...全文を見る
○犬塚直史君 大臣、進歩しているとおっしゃいましたけど、私はやっぱり、日本どこへ行っちゃうんだろうなと。その神学論争をしていた時代の資料を私も読みましたけれども、やっぱり右だろうが左だろうが、戦争の体験があって、軍人さんの学校を出て実際に現場で戦った人たちが戻ってきて右と左で大論...全文を見る
○犬塚直史君 集団的自衛権という言葉を使うと、憲章五十一条の集団的自衛権というのが初めて出てきた言葉ですので、その集団的自衛権といった国際法上の集団的自衛権と日本が憲法との関係で問題にしている集団的自衛権はどうも別物のような気がするんですね。  それは例えば、そうしたら、米国の...全文を見る
○犬塚直史君 そこで質問なんですけど、今年、アフガニスタンのPRTに参加するのを打診されたと新聞報道で読んだんですけれども、昨日の質問レクでは、いや言われてないんだというような話だったんで、それは聞きませんけど。  一般論として、今、麻生大臣も2プラス2で言われたように、日本が...全文を見る
○犬塚直史君 特に、これから非常に自由と繁栄の弧ということで、もちろん経済的な、あるいは政治的な、あるいは外交的な話を中心として、場合によっては軍事的、警察的な、あるいは司法的な話も出てくるかもしれない。それは分からないですね、行ってみないと。  そういうときに、日本は一体どこ...全文を見る
○犬塚直史君 質問は、我が国が支持しているのは分かっているんですけど、これを一〇〇%この理由付けで支持するかというのが質問なんです。六七八、六八七、一四四一を根拠としてこれを複合的な安保理決議として一〇〇%支持するかと聞いているんです。
○犬塚直史君 ということは、国連の集団安全保障が機能しなかった、機能しないことはよくあると思うんですよね。機能しなかったときに、米軍がアフガニスタンのときは自衛権の行使で行ったわけですよね。しかし、イラクのときはそうじゃないわけですね、自衛権の行使では行ってない、集団安全保障は機...全文を見る
○犬塚直史君 それで出だしに戻るんですが。ありがとうございました。集団的自衛権の研究をすればするほど、もうこちらを立てればあちらは立たずという話になると思うんですね、それは同盟関係の研究になるわけですから、集団的自衛権の研究というのはですね。これは集団安全保障が本当だったらやるべ...全文を見る
○犬塚直史君 ちょっと今おっしゃる意味がよく分からなかったんですけど、総理が集団的自衛権の研究と言っていて、しかし、その中身としては集団的自衛権ということにとらわれずにもっと広くいろんな研究をしているんですよと、こうおっしゃっているんですか。
○犬塚直史君 済みません、まだよくすっきり分からないんですけど、さっき何か神学論争みたいな話がありましたけど、集団的自衛権というとこういう神学論争的な話になってしまうんですかね。  そういうことではなくて、本当に、神学論争ではなくて、あらゆる事態を想定して我が国の対処するやり方...全文を見る
○犬塚直史君 判決の中でいろいろ経緯があって問題点もあると、反対の意見もあるというのはよく分かりましたけれども、私が言いたかったのは、要するに併走している艦船がいるからとか、あるいはPKOでそこに行ってどこまで武器の使用をしていいかとかいう、そういう話ではなくて、そもそもそこに行...全文を見る
○犬塚直史君 議論の行く末を見たいという、おっしゃるのは正に私もそうなんですけれども、総理が、憲法改正の前夜と言ったらおかしいですけど、あと三年掛けていろんな議論があるんでしょうけれども、こういう時期に総理として就任をして、集団的自衛権の話をするといって、本当にじゃ何を我が国とし...全文を見る
○犬塚直史君 これから我が国が何ができて何ができないのか明確な歯止めを掛けると、そのために広く議論を喚起をして、そして国民の目の前でこれをしっかりと論議をしていくということですので、懇談会の議事録のこの委員会への提出を求めます。  官房、どうですか。議事録の提出を求めます。
○犬塚直史君 どうもありがとうございました。
○犬塚直史君 議事要旨ではなくて議事録を提出をしていただきたいと思いますが、いかがですか。
○犬塚直史君 この懇談会の趣旨からしまして、これは広く議事録を国民の前で我々も参加して議論できるような形にしたいと思いますので、委員長から提出の要請をお願いしたいと思います。
○犬塚直史君 それでは、これで質問を終わります。
05月31日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚でございます。おはようございます。  早速、この防衛省設置法の一部を改正する法案のまずは経緯のところから確認をさせていただきたいんですが、何でこの法案が上がってきたかということなんですけど、昨年の一月三十日に防衛施設庁関係者三人が競売入札妨害容疑で逮捕...全文を見る
○犬塚直史君 ずっとそういう問題があって、一月二十日の逮捕以前からそういう問題意識がずっとあって、その対策の一環として、施設庁廃止をして統合することによって一つは解決を図っていこうということの流れがあって、談合事件が出たのでこれを機にというのだったら理解できるんですけど、いかにも...全文を見る
○犬塚直史君 私がどうしてこういうことを申し上げるかといいますと、要は、施設庁を内部部局に統合したからといって談合問題が解決するわけではないと、これを一つ確認をまずさせていただきたいんですけど、大臣、いかがですか。
○犬塚直史君 統合すると、統合した後の今度は中身の問題だということだということで先に進めたいと思うんですけど。  それでは、この統合の方向性を受けて、防衛施設庁入札談合等再発防止に係る抜本的対策に関する検討会、長いので検討会と言いますけれども、検討会では、見たところ、どうも抜本...全文を見る
○犬塚直史君 今るる御説明いただいた二本の柱、一つが早期退職慣行の見直し、もう一つが再就職の自粛等という、これはレポートをちょうだいしたので私も読ませていただいたんですけれども、正にこういうことが、言わばバンドエイドを張っているようなもので、抜本対策にはなっていないわけですよね。...全文を見る
○犬塚直史君 大臣には質問の趣旨が全く御理解いただけていなかったと思うんですけれども、勧奨退職をやめて定年まであるいは六十歳まで雇うべきだとかいう話をしているんではなくて、これはもう最終的には格差の問題までつながると思うんですけど、パートやアルバイトやあるいは現地採用や、そういう...全文を見る
○犬塚直史君 この問題は後からまた触れてまいりますけれども、私は、現場のことを知っている知っていないということがそのまま命の問題につながってくる防衛省の仕事であるからこそ、現地採用だとかあるいはいろいろな経験を積んだ人たちが新卒で一括で採用されなくてもキャリアパスに乗っていけるよ...全文を見る
○犬塚直史君 特に、新しい組織になりまして防衛監察本部というものが新設をされ、ここに五十名の人員が配置をされていくわけですので、特にこの官製談合の防止とか、あるいは経験のない人たちの役職への再就職といったところについては特に目を光らしてこれからやっていただきたいということをお願い...全文を見る
○犬塚直史君 日本政府が雇用をしていると、雇用主は日本政府であると、使用主が米軍であるということですね。大臣はこの間、派遣の近いようなものではないかという表現でおっしゃいましたけれども、日本の国が雇用をしている人たちであると。仕事の内容は、日米地位協定に基づいて、言わば在日米軍の...全文を見る
○犬塚直史君 今の政府の公務員の定義の中には当てはまらないということは承知をしておるんです……
○犬塚直史君 ええ。ですから、法律に基づく公務員という枠には当てはまらないということは承知をしているんですけれども、しかし、例えば公務員との比較、公務員に近い類似の仕事をしているという中で、例えば公務員が享受をしている共済組合、もちろん入っていないわけですね。しかし、共済組合に類...全文を見る
○犬塚直史君 この国家公務員の共済制度とそして基地従業員が持っている類似あるいは近い制度のどこが同じでどこが違うのかという、この一覧表を提出してくれるように委員長にお願いいたします。
○犬塚直史君 次に、外務省に、駐日米軍の排他的基地管理権について伺います。  これは在日米軍が、基地の中に日本の監督官庁あるいは関係者が自由に立ち入ることができないということに端を発していろいろな問題が起こってきておると。特に、平成十一年、米海軍横須賀基地内で従業員の安全に対す...全文を見る
○犬塚直史君 いや、こういう決着をすると、大臣、結局またモグラたたきになるんですよ。日本の法令遵守にしても、法令遵守するのは当然であると大前提があっても、最終的には一つ一つまたこういう場で大臣にお願いしなければいけないという事態に今なっているわけですね。  例えば、これを諸外国...全文を見る
○犬塚直史君 それでは外務省に伺いますが、今触れましたドイツのボン補足協定は、一九七一年、一九八一年、そして一九九三年と三回改定をしているわけですね。特に、この基地内の立入り権については、立入りに当たっては機密保護の下に置かれている区域、設備及び文書の不可侵性を始め軍事の保全が考...全文を見る
○犬塚直史君 一概にどっちがいいと言えるような問題ではないという外務省の認識というふうに理解しましたが、この件については引き続き当委員会でやらしていただきたいと思います。今日はもう外務省の方、結構です。  次に、防衛監察本部について伺います。  主として会計や契約に関する監査...全文を見る
○犬塚直史君 今指摘のあった財務省主計局の国の財務書類、平成十六年度のやつが手元にあるんですけれども、大変に助かるんです。本当に、今まで全体像がなかなか分からなかったものが本当に一覧性のある形で全部見渡すことができる。少なくとも問題の在りかについてはかなりこれで指摘ができるような...全文を見る
○犬塚直史君 順番はともかく、将来的に是非リーダーシップを持ってやっていただきたい。特に、外部の監査法人や公認会計士などとの交流も深まりますし、透明度が高まることは間違いありませんので、是非やっていただきたいとお願いをしておきます。  次に、自衛隊法二十一条の二の関係、共同の部...全文を見る
○犬塚直史君 昨今、自衛隊の情報流出の話が随分問題になっておりまして、これは解決するということは私はあり得ないと思うんですね。情報を扱っている以上は、やっぱりそういうことは絶対にあるものだという前提に立ってやらない限りはいけないと。じゃ、いかに、どうやって絶対に出てはいけないもの...全文を見る
○犬塚直史君 ということは、この五月二十六日の英米で結ばれたアグリーメントの、特に二国間の米英の関係者が同じコンピューターネットワークを使って様々な情報を共有していくという、こういう英米に類するようなものはあると思うんですけれども、これまでのレベルのものは今ないと考えてよろしいん...全文を見る
○犬塚直史君 この共同声明の資料は昨日お渡ししておりますので、今現在ある日米間のこうした協定とこの米英間の協定の違いを、後で結構ですから、出していただくようにお願いをしておきます。
○犬塚直史君 何でこんなことを言うのかといいますと、やっぱり閉じた世界では絶対に私は、特に情報関係の人材は絶対育たないと。一体、米英間では情報関係で何が起こっているんだと、ほかの国では何が起こっているんだと。むしろそういうところに日本からどんどん出ていったり、あるいは向こうから人...全文を見る
○犬塚直史君 特にイギリスは、EUの装備品が多い中でも、米国との相互運用性には問題がないという形に随分しっかりと持っていっているようであります。やっぱりそういう形で相互運用性は確保しながらも是非交渉できるような窓口を広げるという方向で検討していただきたいというふうに思います。 ...全文を見る
○犬塚直史君 特に、多様な事態、新しい脅威、着上陸という想定ではなくて、本当にゲリラ部隊の少数の部隊、あるいはよく分からないうちに停電になってしまったというようなことが十分起こり得るわけですから、是非こうしたことに対する早急なお取り組みをお願いをしたいと思います。  次に、本法...全文を見る
○犬塚直史君 今、来年から新JICAが始まる。JICAの活動が、今、緒方理事長を始め一生懸命やっておられると思うんですけれども、一つには、早く入れということを言っていると聞いております。早く入れということは、紛争地帯に対してでもなるべく早く入って活動しなければいけない。今年はアフ...全文を見る
○犬塚直史君 そこで、具体的な提案をひとつ申し上げたいんですけれども、やっぱりこの教育隊の中に本当に人間を育てていくと、現地のことをよく知っている人間を育てていくということは一番大事だと思うんです。  今大きなチャンスとしては、実際にアフガニスタンではISAFの下で活動するCI...全文を見る
○犬塚直史君 最後に、官房に一問伺いますけれども。  鳴り物入りで始まりました総理の懇談会、集団的自衛権の研究をするということを何度もおっしゃってできてきたのがこの安全保障の法的基盤に関する研究ということで、議事録ではないんですが、抄訳をいただいたんですが、この中で一つ面白い発...全文を見る
06月05日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚でございます。  今日は民軍連携を中心に質問をしたいと思いまして、資料も用意してまいりました。今、お手元にもその関係、民軍連携の話の資料を今お配りしている最中でございますが。  本題に入る前に、まず、実は今日私もこれをいただいたんですけれども、ニュー...全文を見る
○犬塚直史君 記事について今大臣は御存じないということなので、もう少しこれ御説明をしますけれども、この地域の調査自体が、今までは新イラク戦略、一月に発表された新イラク政策に基づいて今までは軍事目的の破壊等々が目的であった。今度のこの調査、五月に終了した調査は、一体、市民を守るため...全文を見る
○犬塚直史君 今お話しした四百五十七というのはバグダッド地域の話でありまして、そのうちの百四十六しか安全の確保ができていないという調査結果なんですね。  自衛隊が、今空自がやっておりますのは、クウェートからタリル飛行場、そしてイラクのバグダッド北部エルビルの両飛行場というところ...全文を見る
○犬塚直史君 大臣は、空港は大丈夫だと報告を受けていると今おっしゃいましたけど、米軍がバグダッドのうちもう三分の一ぐらいしか安全確認できていないと。どうしてこの安全確認をできているところに空港が入っているというふうに大臣は理解をされるんですか。
○犬塚直史君 いや、大臣、私の質問は、米軍がバグダッドの地域において安全確保をできるとしっかり言える地域は三分の一ぐらいしかないんですよ。四百五十七分の百四十六しかないんです。どうして大臣はバグダッドの空港が百四十六に入るというふうに理解ができるのか、そこを伺っているんです。
○犬塚直史君 いや、大臣、伺っているのは、米軍と連絡を取り合っているとおっしゃっていますから……
○犬塚直史君 自衛隊がですね。
○犬塚直史君 自衛隊と連絡を取り合っている。  どうして米軍が指定した百四十六という安全だと言われる地域の中に空港が入ると大臣は理解できるのかというのを聞いているんです。
○犬塚直史君 大臣、私は、自衛隊がどうやって判断するかという質問しているんじゃなくて、どうしてこの五月に出たレポートの中の百四十六の安全と言われる地域にバグダッドの空港が入っていると大臣が判断できるかということを聞いているんです。
○犬塚直史君 まだ分からないんですけれどもね。是非分かるように御説明いただきたいんですが。自衛隊にとってはもう身の危険があることですから、米軍が五月に出した、しかも国として調べた資料の中に、バグダッド空港が安全かあるいは安全でないかというふうに区分けされているかどうかというのは大...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、この資料を差し上げますので、是非、大臣冒頭に言われたように、本当にこの調査によってバグダッド空港が危ないということがこれできっかけとして分かって、よく追求をしてみたら本当に危ないんだということになったら、是非大臣の権限で撤退をさせていただきたいということを...全文を見る
○犬塚直史君 それじゃ、お昼になりました。
○犬塚直史君 民主党の犬塚です。  特措法の附則二条に、「対応措置を実施する必要がないと認められるに至ったときは、速やかに廃止するものとする。」と書いてあるんですが、撤退の時期について、出口戦略について委員会でも何度も論議されていますが、その答えがいつもイラクの政治情勢、治安情...全文を見る
○犬塚直史君 大変大事なことだと思うんですけど、まあ鶏が先か卵が先かという話になると思うんですけど、今おっしゃった商用機の運航ができるようになるとか、あるいは滞りなく一般の人が道を歩けるようになると、そのためにどうしたらいいかというと、やっぱり軍事的な安全確保というのもあるんでし...全文を見る
○犬塚直史君 選挙によって一応政府が立ち上がって憲法ができたと。何かアメリカ軍も、どうも民間主体の方向の戦略に移してきているような感じがするんですが。  ちょっと外務大臣に伺いたいんですが、いつも麻生大臣が例に引かれているアフガニスタンのDDRですとか、あるいはカンボジアの司法...全文を見る
○犬塚直史君 そこで、一つ不思議なのは、米軍、アメリカの方が一応今年の十一月までにイラク政府が目指している治安責任の権限をイラク政府に移すということを明確に打ち出しているわけですよね。十一月までにやるというともう随分急ぎの話でありまして、本当にそんなことができるのかなと。  こ...全文を見る
○犬塚直史君 いや、大臣、そこが私は大事なことだと思うんですけどね。言わば出口戦略をやるについても、やっぱりみんなと協力してやっていくわけでしょうし、我が国独自の判断もあるだろうし、米国の判断もあるでしょう。  その中で、今伺った感じだと、十一月までという期限については、別に日...全文を見る
○犬塚直史君 特に情報という意味で、先ほど来お話出ているように、軍隊というものは民間の人たちとの接触はしないわけですから、やっぱり一番情報を持っているのはそういう人道復興支援を現場でやっている現場の人かなと。特に、日本の場合は人道復興支援と安全確保を二つを目標にして行っているわけ...全文を見る
○犬塚直史君 外務大臣が昨年の八月に国連大学でブラヒミ元国連事務総長特別顧問を迎えてスピーチをされた。そのときに、平和構築を担う人材を育てるための寺子屋をつくるというようなスピーチをされて、やっぱり情報は人間だと思うんですね。もちろん、現地で買うというのもあるんでしょうけれども、...全文を見る
○犬塚直史君 私はODA委員会にも所属をしておるんですけれども、選挙区に戻ってODAの話なんかは余りできない状況でありますので、やっぱり内政と外交がつながる、こういう、要するに自分の経験が生かされて、たとえシルバーボランティアとかあるいは海外青年協力隊だとかいうものがあっても、や...全文を見る
○犬塚直史君 官房にリーダーシップを取っていただいて、例えば寺子屋の話とか、あるいは自衛隊の中央即応集団の教育隊で今取り組もうという試みが始まっております、やっぱりこの民軍連携の話なんかをやっぱりばらばらに、当初はいいかもしれませんけれども、やっぱり今後、大変大事な話ですので、も...全文を見る
○犬塚直史君 平和構築の努力を自衛隊も含めて我が国が積極的に、しかも自主的にやっていく、出口も自分で決めていくという形を是非お願いしたいと思うんですけれども、一方では、本年一月のアメリカのこのやっぱり同じレポート、この中でキー・オペレーショナル・シフツというので明示をされているん...全文を見る
○犬塚直史君 アメリカ版の対話と圧力というのをやっているんだろうなというふうに思うんですけれども、今年五月の、最近ですね、大使級の四時間にわたる公式協議、米、イランの二国間協議が行われたと。これ、資料もいただいたんですけれども、その翌日にはもう既にイラン系米国人三人をスパイ容疑で...全文を見る
○犬塚直史君 どのぐらいの規模という質問があれかもしれないけれども、自衛隊が行う人道復興支援活動あるいは安全確保活動に米空母の支援は必要でしょうか。
○犬塚直史君 こういういわゆる、逆に考えれば、日本の場合を考えれば、東京湾に空母が二隻入って、空母というのは攻撃用の戦力でありますから、それを浮かべておいて二国間協議をやる、あるいは今後の対話をやっていくというようなやり方は、これは参考人で結構なんですけれども、国連憲章で禁じてい...全文を見る
○犬塚直史君 一方では一生懸命人道復興支援をやりつつ、他方では先ほど大臣がおっしゃった周辺国との対話ということであればいいとしても、対話と圧力と。圧力の方もかなり過激な圧力を掛けている、空母を浮かべているわけですから。そうしたところに我が国が一生懸命人道復興支援をやろうとしている...全文を見る
○犬塚直史君 そこは私も確認しなきゃいけないんですけど、東京湾という例よりも日本海という例の方が良かったかななんて今思ったりしました。  いずれにしても、空母があって、しかも上陸用舟艇まであると。そこで一生懸命訓練をしておると。やっぱり弱い立場、軍事的に弱い立場の国にとってみれ...全文を見る
○犬塚直史君 圧力であると、威嚇かもしれないというところで、それでは結構でございます。  ブッシュ大統領は一月十日の演説で、テレビで自分の演説の後ろに本棚を並べて、ライブラリーというところで全米に中継をした演説で、地域の安定には過激派対策が必要だと、まずイランとシリアから始める...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
06月12日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○犬塚直史君 おはようございます。民主党の犬塚でございます。  今日は、ただいま趣旨説明がありました東アジアのシンガポールとタイ、そして中南米のチリと、この三本のEPAの締結について質問いたします。民主党は基本的に賛成でありますけれども、今日ここに、これほとんどシンガポールの資...全文を見る
○犬塚直史君 今二つのことを言われたんですね。直前の依頼であるから応じられなかった。確かに、この依頼をしたのは昨日でありますので、時間的に間に合わないということだったらまだ分かるんですけれども、その前におっしゃったのは、こういうところには来ないことになっておるということをおっしゃ...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、具体的に昨年の十一月、子どもと武力紛争に関する国連特別代表顧問アラン・ロック氏という方の報告を受けて、この配付資料に出ている④の拉致・強制失踪、これは千人と書いてあるんですけれども、よく分からないんです、約千人と。この国連特別代表の報告によると、この多くが...全文を見る
○犬塚直史君 ということは、ここに大変信頼できる日本人の先生も参加をしておられるIIGEPですか、これの調査に信頼を今しておる状況だということですね。それでよろしいでしょうか。
○犬塚直史君 もう一度確認しますけれども、例えば国連人権高等弁務官のルイーズ・アーバー氏、あるいは先ほど来お話の出ております超法規的殺害に関する国連特別報告者のフィリップ・アルストン氏その他が国際人権監視団の派遣を提案をしておると。こういう国際人権監視団を派遣することによって、例...全文を見る
○犬塚直史君 もう一度最後の質問を繰り返しますが、副大臣の答弁で、取りあえずこのスリランカの人権状況については、スリランカ政府が約束をしている調査の、せっかく自分の国でやっているんだから、この調査結果が出てくるのを待ちたいと。それからもう一つは、国際独立有識者グループ、IIGEP...全文を見る
○犬塚直史君 私はそこのところがよく分からないんです。どうして日本政府はあたかもはれものに触るようにこの調査を、そもそも当事者であるスリランカ政府がやろうとしている調査、まあそれはやらないよりやった方がいいに決まっているんですけれども、独立、中立している機関がしっかりと調査をしな...全文を見る
○犬塚直史君 今の意味がよく分からないんですが、ということは、日本政府としては提案をされている国際人権監視団の派遣を賛成するとおっしゃったんですか。
○犬塚直史君 事態の成り行きというのはどういう意味なんでしょうか。
○犬塚直史君 それでは先ほどの質問に戻ってしまうんです。スリランカ政府だけがやっているのではやっぱりこれは中立性に欠けるから、やっぱりIIGEP、日本人の横田先生が入っているところにもお願いをしておるという話だったじゃないですか。その上で、このIIGEPが国際人権監視団の派遣を代...全文を見る
○犬塚直史君 今年の二月に訪日をしまして、麻生大臣とスリランカ政府のラージャパクサ首席顧問が面談をいたしました。外務省のホームページ、これ載っておるんですけれども、このラージャパクサ首席顧問が何と言っているかというところを読ませていただきますと、貴大臣、これは麻生大臣です、貴大臣...全文を見る
○犬塚直史君 いや、そこのところを今日伺いたかったんですけれども、当該政府が自国民を守る、守るというか、こういう大規模な殺害とか国内難民の発生なんかが去年一年間だけでもこれだけ出ていると、三十万ですからね。そういう中にあって、明石政府代表が先週現地に行ったけれども、少なくとも武装...全文を見る
○犬塚直史君 自由と繁栄の弧というものを本当にこれからやっていく上で、ベストプラクティスの積み重ねということだと思うんですね。おっしゃるように大変難しい問題であると。  明石さんがいるからやったというようなことがあるかもしれないですね。もしそうだとすれば、今回の明石代表による停...全文を見る
○犬塚直史君 一つこの資料を今日お持ちしたのは、以前と比べて良くなりつつあるという状況にはないということがこれで指摘できると思って作ったんですけど。  要は、二〇〇六年の四月から二〇〇七年の三月ですから、本当に直近の一年間で三十万五千人という国内難民が出てきたわけですよね。これ...全文を見る
○犬塚直史君 次に、今度はページをめくっていただいて、フィリピンの人権状況の話をさせていただきます。  これ、フィリピンは二枚あるんです。フィリピンの人権状況、同じ二〇〇一年から二〇〇六年の人道危機の数字なんですね。これ数字が全然違うわけです。一方はNGO、現地のNGOが出して...全文を見る
○犬塚直史君 今大臣おっしゃったことは、確かに国連の報告者も一歩前進だという資料を、レポートを書いているわけですね。その上で更に憂慮すべき事態として、読みます。例えば、フィリピン上院の正義・人権委員会の委員長は、アルストン氏との面談で、殺害は既に処罰されるべき犯罪であるから新規立...全文を見る
○犬塚直史君 少なくとも日本は見ているんだよと、こういうことが改善しない限りは幾ら金を投資したって元のもくあみだと、治安状況が悪くなるようなところにはなかなか出しにくいんだよということをやっぱりしっかりと秋に向けて言っていただきたいと思います。  先日、この当委員会におきまして...全文を見る
○犬塚直史君 フィリピンの場合は大変ひどいことになっておりまして、このレポートで第一の原因にこれが挙げられているんですね、OOBが。中傷、レッテル張り、あるいは連座として様々に表現されたものの左翼陣営の大半の集団は、民主主義の破壊を目指す武装集団の前線組織とみなされたと。このため...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
06月14日第166回国会 参議院 外交防衛委員会 第19号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚直史でございます。  核によるテロリズムの行為の防止に関する国際条約の締結について承認を求めるの件について、まずテロの定義について我が国の見解を伺いたいんですけれども、核によるテロリズムの行為と、タイトルこう書いてあるんですけれども、この第一条から第六...全文を見る
○犬塚直史君 先般批准していただいたICCの国際刑事裁判所のためのローマ規程の規程の見直し会議が二〇〇九年以降に行われるんです。そこでもテロの定義については議論されるということになっておりますので、是非我が国も、個々の事例は別として、大変難しい問題、一方にしてみれば祖国防衛、他方...全文を見る
○犬塚直史君 それは先般聞いたんですけど、我が国の取組として、ローマ規程に核兵器の使用を犯罪として加えるおつもりがあるかどうか、その取組はいかがでしょうか。
○犬塚直史君 要は積極的にやってもらいたいという趣旨なんですけど、今のところ、こういう、個々に定めるんじゃなくて、一般的にこれはやっちゃいかぬよと、国際法上やっちゃいかぬよという、強行規範と言うらしいんですが、これは奴隷取引とか海賊行為とかジェノサイドとかいうものがあって、ここに...全文を見る
○犬塚直史君 それではこの核テロに戻りまして、第四条二項、ここでこのように規定をされております。国際人道法の下で武力紛争における軍隊の活動とされる活動であって、国際人道法によって規律されるものは、この条約によって規律されない、ちょっとややこしいんですが、要は紛争時の国による、ある...全文を見る
○犬塚直史君 これは衆議院の委員会でも議論されているんですけれども、軍隊によるというところをどういうふうに取るかということで我が党の委員が、それでは北朝鮮の工作員による、例えばですよ、核施設に対する攻撃はこれに当てはまるのか当てはまらないのかという質問があったんですが、その点はい...全文を見る
○犬塚直史君 ということは、国が関与した工作員であろうが国が関与していない工作員であろうが、どちらかで裁かれることになるので、ざるはないという理解でよろしいんですか。
○犬塚直史君 次に、核物質防護条約改正との関係について伺います。  我が国が核物質防護条約の改正についても早期締結に向けて作業中と聞いておりますけれども、この改正案に言っている原子力施設に対する妨害破壊行為という犯罪化と、どの部分が重なって、どの部分が重なっていないんでしょうか...全文を見る
○犬塚直史君 改正を予定しているこの防護条約に言う妨害破壊行為と、それから今度の核テロの条約に言うところの破壊する意図を持ってこれを保持するということとは、どういうふうに違うんでしょうか。
○犬塚直史君 済みません、よく分からないからもう一度お願いします。
○犬塚直史君 いや、私の質問は、この行為のどの部分が重なって、どの部分が重ならないのかと聞いているんですよ。もう一度お願いします。
○犬塚直史君 ですから、重なる部分があるというのは分かるんですけれども、どの部分が重なって、重ならない部分はどこですかというのが質問なんですよ。
○犬塚直史君 全く同じもの。  済みません、もう一回お願いします。
○犬塚直史君 同じ行為があるというのは分かるんですけど、同じでない、重ならない部分はどこですかと先ほどから聞いているんですが。
○犬塚直史君 対象施設のことを言っているのではなくて、犯罪化する行為について言っているんですけど、いかがですか。
○犬塚直史君 初めからそれ言ってくださいよ。要するに、持っているだけで犯罪になるということをこの条約で言っているわけですから、そこのところをさっきから聞いているわけなんです。  次に行きます。  民生用の原子力協力に関する米印合意の問題点について質問させていただきます。  ...全文を見る
○犬塚直史君 もちろんそういう前提で、言わばそういう、NPTへもちろん加盟しているし、そういう建前といいますか、それはもちろん壊していないというのは分かるんですけれども、私が質問しているのは、今回の米印合意のこの枠組みを、これを実行していくとすると、NPT第一条に言うところの核兵...全文を見る
○犬塚直史君 その様々なところを今聞いているわけなんですけれども、例えば、一九九五年、再検討会議の文書の決定二というところで、原則と目標、その十二番において、新たな核物質移転は、これは民生用であろうとなかろうとですよ、IAEAによる全面的保障措置を前提としていると、こう書いてある...全文を見る
○犬塚直史君 ですから聞いているわけなんですよね。そういう答弁だということは、以前からそういう答弁なのでそれは分かっているんですけれども、ただ、例えばこのNSGガイドラインについて、我が国の在ウィーン代表部が連絡事務局を務めているんですよね。NSGグループの連絡事務局を務めている...全文を見る
○犬塚直史君 我が国が核軍縮・不拡散あるいは核廃絶へ向けて大変な努力をしているということはみんな知っているわけですよ。しかしながら、政治の外交的なイニシアチブが全く感じられないんですよ、こういうところで。どうしてすべてが出そろうまでコメントを避けるというような外交姿勢なのか、理解...全文を見る
○犬塚直史君 端的に短くお答えいただきたいんですけれども、注意深く検討するという今の日本の立場は、懸念を表明しているということとは違いますね。
○犬塚直史君 ありがとうございました。これは懸念を表明して当たり前の事態だと思います。  今指摘したことに加えて、そもそもさかのぼれば、一九九八年の安保理決議一一七二、印パ非難決議の項目八、これはそもそも、核実験、印パが行ったことに基づいて、この事態を踏まえて採択された安保理決...全文を見る
○犬塚直史君 今のそのパラ八の翻訳というのは、公式な日本政府の見解なんですか。
○犬塚直史君 通告……
○犬塚直史君 ちょっと今発言中ですんで。  通告をしておりますので、仮訳に基づいた議論はしたくないんですけれども、正式に日本はこれをどういうふうに訳しているんでしょうか。
○犬塚直史君 今申し上げた内容で間違いないというのは、このパラ八については核兵器、要するに兵器に限っているという解釈だと理解してよろしいんですか。
○犬塚直史君 何らかというのは民生用も含むという解釈ですね。
○犬塚直史君 外務省、それでいいんですか。
○犬塚直史君 これをどこをどう読むと兵器に限った移転になるのかなというのは全く分かりませんので、これは検討していただきたいんですが、クッド・エニー・ウエー・アシスト・プログラムス・イン・インディアですから。クッド・イン・エニー・ウエー・アシストですよ。これ、どこをどう読んだら核兵...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、外務省に仮訳ではなくて正式な訳を作ることをお願いをします。
○犬塚直史君 いや、これ一番大事なところなんですよ。要は、民生用と言って送ったからいいんだという解釈にするのか、いや民生用と言おうが何と言おうが、それが最終的に核兵器に移転される、どういう形にしても移転される可能性があるというものについてはこれを差し控えるという決議なんですから、...全文を見る
○犬塚直史君 正確に質問をいたしますと、今回の米印の合意は、一九九八年の安保理決議一一七二に違反するものではないでしょうかと、大臣の見解を伺います。──大臣に聞いたんですよ。
○犬塚直史君 大臣、私の質問は、安保理決議に違反するんではないかという質問なんですよ。  というのは、このNSGのガイドラインみたいに紳士協定とか一般的な国際法というのは強制力を持たない場合が多いですから、しかし、この安保理決議というのは加盟国がこれは遵守しなきゃいけないという...全文を見る
○犬塚直史君 注意深く見守るというのが懸念ということに今日言っていただいたんで進歩かとは思うんですけれども、ただ、どうしてそんなにはれものに触るようにするのかと。  例えば、二〇〇七年、今年の検討会議における他国の反応なんかを見てみますと、例えば四月三十日のスイスの一般討論発言...全文を見る
○犬塚直史君 いや、中身はいいです。
○犬塚直史君 その積極的の中身を聞いていますので、答弁は短めにお願いします。  インドへの原子力協力を前提に核兵器開発をストップさせるという意思を明確に出すために、私は以下の提案を日本が行うべきではないかと思います。まず、IAEAの包括的保障措置を受け入れさせること、次に軍事用...全文を見る
○犬塚直史君 核軍縮・不拡散に我が国が積極的に関与しているというふうには、例えばボルトンは思っていないわけですね。二〇〇四年のNPT検討準備会議において、アメリカのボルトン国務副長官が何て言ったかといいますと、存在もしない第六条問題、第六条というのはNPTにおいて核廃絶を究極的に...全文を見る
○犬塚直史君 NPTは、さっき大臣もダブルスタンダードって言われましたけど、持っている国に関しては余りコメントが少ない中で、この六条だけが将来的にやっぱり核廃絶を目指していくんだという大変大事な文脈なんですね。その文脈についてこういう発言があった、解釈はいろいろあるのかもしれませ...全文を見る
○犬塚直史君 いや、私が何言いたいかというと、要するに核廃絶に向けた取組をもっと全面的に出していってはどうかという、そういう話なんです。  例えば米国のGNEP構想、これは不拡散の観点から考えると一歩前進かもしれない。しかし、その前に出されたエルバラダイ構想と言えるのかどうかあ...全文を見る
○犬塚直史君 一言だけ。  キッシンジャーが政治を引退してからそういうことを言うというのは私は非常に、まあそれはそれでありなんでしょうけど、やっぱり現役のときに、影響力があるときに言うべきことは言うべきだと思うんですよ、まあキッシンジャーが言えたかどうか別ですけど。  しかし...全文を見る
○犬塚直史君 午前中に引き続いて質疑をさせていただきます。  このILOの百八十七号については、民主党は賛成であります。また、大変リーダーシップを持って早いタイミングで締結に向けて動いたということで、このILOの百八十七号ではなくてILOの百十一号、いわゆる雇用とか職業について...全文を見る
○犬塚直史君 ということは、ILO百十一号、雇用、職業についての差別待遇に関する条約については、その意図は大いに賛成であるが、今のところ国内法が整備されていないのでまだ締結していないと、そういうことでありますか。
○犬塚直史君 そこが疑問なんですけど、そう大げさに考えなくても、おおむねこっちが正しいということであれば、条約の趣旨に賛同してこれをじゃ実効性のあるものにしていこうという状況であれば、締結とそれから国内法の整備とを同時に行えばいいという話ではないんでしょうか。  つまり、国内法...全文を見る
○犬塚直史君 この条約にある程度関連をしているというのが、二〇〇七年の六月十三日、この参議院本会議で採択をされたばかりでありますワーク・ライフ・バランスの推進に関する決議案、その四で、「企業は、新卒一括採用方式を見直し、」というこの一言が出ておりまして、要は新規学卒に代表されるよ...全文を見る
○犬塚直史君 年齢差別について現行法の努力義務規定を義務規定にした部分がある、しかし細かくは省令で定めると。そしてもう一つは、指針というものを設ける、これ年齢指針と呼ばれているやつだと思いますけれども、この年齢指針に基づいて、基本的には年齢差別はしないが例外を設けていくと。その例...全文を見る
○犬塚直史君 附帯決議は法的拘束力がありませんので、それで省令の中身や指針の中身を聞いているわけです。  その指針の中身で今おっしゃられた十項目のうち、これはまあもちろんしようがないだろうなというのもたくさんあるわけなんですね。しかし、この新卒の一括採用、ここに年齢の枠を認めて...全文を見る
○犬塚直史君 今の質問は公務員の採用試験を年齢不問とすべきではないかという質問なんですけれども、もう一度答えてください。
○犬塚直史君 その取組をこれから年齢指針を必要最低限のものにするという、そういう姿勢であるという先ほどの御答弁だったので、まずは公務員のところからやったらどうかという質問なんですけれども、そのぐらいの答弁しかできないですかね。もう少し踏み込んだ話はできないですか。
○犬塚直史君 それでは、公務員の再就職センター、官民人材センターですか、民主党では天下り人材バンクと言っているんですけれども、これとハローワークの違いはどこにあるんでしょうか。
○犬塚直史君 役所に残ってはいけないと、ある一定の年齢になったら出ていきなさいという考えなんですね。
○犬塚直史君 ちょっと意味がよく分からないので、もう一回同じ質問をします。  この公務員の再就職センター、要するに民主党で言っている公務員の天下りバンクというのとハローワークの違いがどこにあるんでしょうかというのが質問です。
○犬塚直史君 ということは、残ろうとする人たちを追い出すことになるから、追い出した以上は面倒を見てやろうと、そういう出だしのところがハローワークとは違うんだよと、こうおっしゃっているんですか。
○犬塚直史君 再就職をしなきゃいけないという状況に陥るのは別に公務員だけじゃないわけですね。残りたいという人たちを追い出すという事態も、別に民間でもこれはある話でありますよね。じゃ、そういうふうになったときに、ハローワークとこの官民人材センターの違いはどこにあるんだと言われたとき...全文を見る
○犬塚直史君 多くの企業から求人情報を集めて登録された人たちのために親身になって次の再就職先を探すというのは、正にこれはハローワークの仕事そのものなんですよね。それとこの公務員の再就職あっせんは何が違うかと言われても、多分非常に、今のお答え聞いて全く分かんないんですけど。  端...全文を見る
○犬塚直史君 国内法との整合性で一番問題になっているのは何なんですか。
○犬塚直史君 今公務員のことを言いましたけど、別に公務員だけではありませんで、例えば女性が出産をするために職場を離れる、そうすると次に同じ職場の同じキャリアの上にはもう戻れないというような事態があるわけですよね。あるいは、いろいろなところで本当にいい経験を積んでこられた人が次の職...全文を見る
○犬塚直史君 麻生大臣、今までのやり取りを聞かれていて何か御感想ございますでしょうか。
○犬塚直史君 民間の実態、私も職業紹介事業に携わっていますので、いかに日本のこの新規学卒一括採用というのが日本の独自の雇用環境であるのか、本当にこれは特殊なやり方ですので、やっぱりこれをこのままでいいとはだれも思ってないし、民間は変わり始めている、おっしゃるとおり。  パート労...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございます。  そういう意味で、法律で決めてしまって、もう大変な騒ぎになって、受皿もなければ生涯学習の制度もなければ、そもそも中途採用に慣れている会社も大会社では少ないわけですから、それは法律で決めるような話ではすごく難しいと思うんですね。だからこそ、や...全文を見る
○犬塚直史君 実質それが守られてないと。下に行けば行くほど苦しくなっているからこそ、このILOの九十四号条約を締結してくださいという声が大きいわけであります。  例えば、この公契約条例、要するに、何というか、ILOの九十四号の批准に行く前に、地方自治体単位でこれを取り組むべきだ...全文を見る
○犬塚直史君 そこを聞いているんですが、今までの慣行どおり、言わば我が国の伝統的なやり方と、それから市場原理にこれを置いておくと、もう大多数の現場の人たちが大変苦労されているということがあるから、この九十四号を前向きに取り組むべきじゃないかと言っているわけですね。  賃金体系に...全文を見る
○犬塚直史君 総論は分かっているけれども具体的な条約になると一歩も進めないという答えに聞こえるんですけれども、そういう姿勢なんですか。
○犬塚直史君 個々に一番末端の労働者の賃金を決める必要があるからこういう条約がそもそもできているわけですから、このILOの九十四号条約自体の存在意義がないというふうに聞こえてしまうんですが、そういうことを言っているわけじゃないでしょう。
○犬塚直史君 先ほど来申し上げているように、日本の場合は、上に行けば行くほど手厚い条件になって、下に行けば行くほど人数も増えるし条件も厳しくなるという雇用慣行があるので、こういうところにこそこれから前向きに九十四号、検討をお願いをしたいと思います。  CO2の海底下廃棄に係る許...全文を見る
○犬塚直史君 しっかり検査していただくようにお願いして、質問を終わります。
06月20日第166回国会 参議院 本会議 第38号
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○犬塚直史君 民主党・新緑風会の犬塚直史です。  私は、会派を代表して、イラク特措法の延長に反対の立場から討論を行います。  民主党は、自衛隊派遣を直ちに終了させるよう、今般、イラク特措法廃止法案を提出いたしました。  日本政府の対応には全く主体性、積極性が欠けており、結局...全文を見る
09月10日第168回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第1号
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○犬塚直史君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
10月25日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○犬塚直史君 民主党・新緑風会の犬塚直史でございます。おはようございます。  今日は、本題に入ります前に、まずは防衛大臣にお伺いをいたしますが、次期輸送機CXエンジンの購入問題についてであります。  これは、守屋前事務次官が衆議院においては証人喚問をすることになったようであり...全文を見る
○犬塚直史君 いずれにしましても、前事務次官という最高位のポジションにある人が、この調達を行っている商社の責任者と年に数十回にもわたってゴルフの接待を受けていたということがあるわけですから、これは徹底的に国民の前に明らかにしないことには、やっぱりこれは信頼失墜につながりかねないと...全文を見る
○犬塚直史君 そこで、本題に入りまして、外務大臣にお伺いいたします。  武力行使の正当性についてお伺いをしたいと思うんですけれども、今回、我が民主党でイラク特措法の廃止法案を提出をしたわけでありますけれども、このイラクの武力行使に関連をいたしまして、高村外相が前回の外相だったと...全文を見る
○犬塚直史君 私が今問題にしたかったのは、安保理決議の後に取られた我が国の協力行動ではなくて、安保理決議がある前に行われた侵攻について私は質問しているわけであります。  このコソボ空爆にしてもイラクの侵攻にしても、これは自衛権の行使でもなければ、憲章七章下の集団安全保障でもない...全文を見る
○犬塚直史君 累次の国連決議が武力容認、武力の行使を容認する決議ではなかったということは明らかだと思うんですけれども、いずれにしても、人道的に介入をしたときであれ、あるいは国連決議の解釈の問題であれ、我が国がこれを行うときにはやっぱりしっかりとした原則がなければいけない。あるとき...全文を見る
○犬塚直史君 それが答弁書に書いてあったことなんですけれどもね。  最近のISAF、OEF、どちらの軍がやったかちょっと定かではないんですが、ビデオを昨日私は見せていただいたんですが、大変な機関銃の撃ち合いをやって、民家に手りゅう弾を投げ込んで、正にドンパチやっているわけですね...全文を見る
○犬塚直史君 こういう国際法上の論点をいろいろやっていくといろんな解釈もあるし、いろいろな個別の事例に基づいてやらなきゃいけないと思うんですが、そういうことではなく、先ほど来申し上げている別紙の一、提出資料の「集団安全保障発動の六原則」というのを見ていただきたいんですけれども、こ...全文を見る
○犬塚直史君 カナダ政府がPRTにも参加をしておると、カンダハルだと思いますが、そこで大変な住民の反対を受けて、被害も出て、二次被害も出て、そしてカナダ国内においてもカナダ軍は撤退させるべきだという大きな世論の盛り上がりもある。その中でカナダは出して頑張ってやっておるという非常に...全文を見る
○犬塚直史君 我が党の党首は、しっかりとした原理原則を踏まえて、その枠組みの中で我が国がどういうふうに取り組んでいくかについては我が国独自に判断をしていくと、当たり前のことを言っているだけであります。  次に、アフガニスタンにおける外務省、防衛省の取組について質問を進めてまいり...全文を見る
○犬塚直史君 今の外務大臣のおっしゃり方ですと、いわゆるバックパッカーとか観光客とか、あるいは本当にNGOでも初めてに近いような方たちを対象にして、取りあえず危ないから出ていってくださいと言っているように聞こえるんですけれども、実態は全くそうではありませんで、アフガニスタンで本当...全文を見る
○犬塚直史君 ジャパン・プラットフォームを始めとしまして、ODAの使い方も含めて、やっぱり外務省の言うことには逆らいにくいという経済的な状況もあり、また独自に資金集めを行おうと思ってもやっぱりこれは税制上の我が国独自の制約もあり、なかなか厳しい状況にあるということはまず御理解いた...全文を見る
○犬塚直史君 御検討いただきたいと思います。  次に、アフガニスタンのSSRについて伺います。  御存じのように、OEFにしてもISAFにしても、これを成功に導くためには、どうしても多国籍軍がアフガニスタンの領土の上にいる事態からアフガニスタン政府自らの手による治安改革、治安...全文を見る
○犬塚直史君 是非頑張っていただきたいと思うんです。しかしながら、なぜか、この我が国がせっかくあれだけの成功を収めた、評価はいろいろあるかもしれませんが、成功を収めたその成功体験の上にDIAGをオールジャパンで取り組む時期だと思うにもかかわらず、いま一つこれに対する関心というか議...全文を見る
○犬塚直史君 基本的には同じなんですけれども、私は、その一般法の議論の前に民と軍の関係についてもう少し成熟した議論をするべきだと思うんですよ。  つまり、民の活動というものは、人道的空間、いわゆる自らの安全がある程度確保されている空間においてでしかできないわけですよね。そこには...全文を見る
○犬塚直史君 そこで、大臣のリーダーシップにお願いをしたいんですけれども、我が党が部門会議の中で防衛省、外務省の方たちに繰り返しお願いをしてまだできていないことがあるんです。それは何かというと、情報が出せない、あるいは出しにくいということであれば、まず情報公開法に基づけば出すのか...全文を見る
○犬塚直史君 この件については、切り張りして誤ったイメージを与えるようなことについては、引き続き追及をしてまいります。  これで終わります。
11月15日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○犬塚直史君 米津社長、先ほど来、委員長の冒頭の質問に社長が答えられて、社会的責任は痛感をしておられると。しかし、先ほど来のやり取り聞いておりますと、まだ米津社長は管理部長であったりあるいは大阪支店長であるかのような私は答弁を今のところされているように感じるんです。やはりこれだけ...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、社長、早急に調査をしていただいて、この資料提出を委員長あてにお願いいたします。
○犬塚直史君 それでは、このパネルの今度は②のところを見ていただきたいんですけどね、この偽の見積り、水増し請求を行ったというこの証拠の部分なんですけれども、我が党の、民主党の川内議員の追及で最近防衛省から提出された、これは二〇〇二年の二月五日付けのメーカーのこの資料があるんですけ...全文を見る
○犬塚直史君 ということは、山田洋行はこの見積書を偽造していたということですか。
○犬塚直史君 いや、今社長としてどのように認識をされているのか、不明な点があるんだったら、それを調査して当委員会に報告する御意思がおありかどうかを聞いております。
○犬塚直史君 そのような御答弁ではとても私は納得ができません。  米津社長は、本来であれば、我々も日本ミライズの宮崎社長を証人喚問したかったわけでありますけれども、米津社長は現在の山田洋行の責任者ですから、やっぱり国民と同じ視点に立ってこの問題を徹底的に追及、御一緒に追及してい...全文を見る
○犬塚直史君 二〇〇五年の十一月二十七日の山田オーナーの二番目のお嬢さんの結婚式に当時の久間防衛大臣、そして額賀元防衛庁長官が出席をされたと。出席されたこと自体についてはいいも悪いもありません。しかし、そこでお車代として二十万円ずつ、あるいは報道によれば百万円ずつこれを支出をされ...全文を見る
○犬塚直史君 山田洋行からのそのような支出は一切ないと断言されたということでよろしいんですね。
○犬塚直史君 それでは、この件については引き続き調べさせていただきます。  それでは、このパネルの今度は五番のところに戻っていただきたいんですけれども、この偽の見積り、水増し請求というのが発覚をしたと。旧防衛庁も、そしてメーカーもこれについてはとんでもないという事態になったとき...全文を見る
○犬塚直史君 あなた、社長でしょう、今。
○犬塚直史君 当時の山田洋行から守屋事務次官にどのような働き掛けがあって、だれが行ったかということについて早急に調査をして委員長に御報告をお願いします。(発言する者あり)
○犬塚直史君 それでは、最近の話を伺います。  山田洋行の今年の役員日程で、役員の皆さんがグアムに行かれたということなんですけれども、この件については社長は御存じでしょうか。
○犬塚直史君 グアムにはどういう目的で行かれたんでしょうか。
○犬塚直史君 先ほどの質問にちょっと追加して触れさせていただきますが、レンセラー工科大学、ここに山田洋行インターナショナルから入学よろしくお願いをいたしますというお話をされた、そしてこのレンセラー工科大学には山田オーナーが寄附をされていたという今メモが回ってきたんですけれども、こ...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、質問を続けます。  アーミテージ元国防副長官が退職された後に設立したコンサルティングの会社でアーミテージ・アソシエイツという、こういう会社があるんですね。この会社の、この会社と同じ顧客リストにヤマダコーポレーションというのが、これが入っているんですね。 ...全文を見る
○犬塚直史君 アーミテージ・アソシエイツとはコンサルティング契約されていたと。  それでは、時間が参りましたので、これで質問を終了さしていただきます。  ありがとうございました。     ─────────────
○犬塚直史君 守屋証人に伺います。  まず、今回のこの山田洋行、日本ミライズ、守屋証人が深くかかわってこられたこの会社、十一年間で二百回以上ゴルフをともにされたというこの会社の今回の水増し請求にかかわる取引総額、一回の総額で一千億円と言われている。あるいは、守屋証人が深くかかわ...全文を見る
○犬塚直史君 守屋証人、この問題とされている時期に防衛庁長官を経験をされたという政治家はそうたくさんはいないんですよ。石破元長官、久間元長官、額賀元長官、中谷元長官、少なくともこの四名の方は同席を否定されているんですね。はっきりと言わないということでかえってこの方たちに迷惑を掛け...全文を見る
○犬塚直史君 このパネルをもう一度見ていただきたいんですけれども、(資料提示)このパネルの五番のところですね、山田洋行のこの偽の見積書、水増し請求が発覚をした後に山田洋行が守屋元事務次官に接触をしたと。で、十一月十四日、昨日付けの朝日新聞の報道によりますと、このとき元事務次官の守...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、配付資料をごらんになってください。  これは本年七月五日から八日の間、これですね、これは防衛省さんに出してもらった資料です。本年の七月五日から八日の間に、守屋事務次官、そして随行者として防衛政策局長、経理装備局会計課長、防衛政策局防衛計画課長及び長官官房...全文を見る
○犬塚直史君 このときにアーミテージ元国防副長官との懇談をしているんですね。午前中の米津山田洋行社長も、このアーミテージ国防副長官が退職をされた後にコンサルティングの会社を立ち上げて、そちらとはお付き合いはあるということを証言をされているんですけれども、この懇談の内容を教えてくだ...全文を見る
○犬塚直史君 今のお答えだと、午前中の山田洋行の現社長が、アーミテージさんが退職後つくられているコンサルティングの業務の一環としてお付き合いがあるというところと、今の内容と全く相関がないように聞こえるんですけれども、それでよろしいですか。
○犬塚直史君 それでは確認をさせていただきますが、山田洋行あるいは日本ミライズに対して、このアーミテージ元国防副長官を紹介をしたり、あるいは口利きをしたというような今までの事実はありませんか。
○犬塚直史君 先日の参考人質疑で寺岡元海幕防衛課長が給油量の誤りについて守屋防衛局長に相談したと答弁をしています。どのような報告、相談があったんでしょうか。
○犬塚直史君 この防衛課長かあるいは守屋証人のどちらかが違うことを言われているというふうに理解をいたしました。  この給油量の、守屋証人、この取り違えの問題について、今まで証人は何度となく答弁をされてきているわけですね。しかし、最も肝心なところ、私も先般、カナダ大使館で開催をさ...全文を見る
○犬塚直史君 総額がそこまでで、全部よりは少ないんだからそういうことにしてあげようと、そういう説明を我々は受けたわけでありますけれども。  本年十月十九日の衆議院の安保委員会の質疑で我が党の原口議員の質問に答えて、日本が給油している軽油二号、これはNATO規格のF76、よく御存...全文を見る
○犬塚直史君 御存じないんだったら御認識していただきたいんですけれども、このNATO規格のF76というのは民間で調達できる油ではないということを委員会の場で大臣もはっきりと言っているわけなんですね。  これはどこから来ているのかということになると、アメリカの国防総省兵たん局の下...全文を見る
○犬塚直史君 御存じないんだったらばよく御認識いただきたいんですけど、米軍すべての石油資源ですから、すべての燃料はこのDESCから来ている、国防総省の兵たん局。この国防総省の兵たん局のDESCの顧客リストに日本政府が明記されている。さらに、エンデュアリング・フリーダム・ジャパン、...全文を見る
○犬塚直史君 守屋証人、幾ら何でも全自衛隊の、この防衛省の二十万からいる皆さんのトップに立たれて四年も勤務をされた方がDESCを知らないというのは余りにも不自然なんですけど、もう一度お答えください。
○犬塚直史君 それでは、自衛隊がインド洋沖で給油活動をしていると、それは御存じですね、幾ら何でも。で、その──いいです、まだ答えなくて。自衛隊がインド洋沖で給油活動をしているその油は日本から持っていくわけではありませんね。その油は一体どこから持ってくるんですか。
○犬塚直史君 終わります。
11月27日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○犬塚直史君 佐藤委員の御質問、国連のイラクでの活動に対する評価いかんということと、それから特措法の廃止に伴う国連要員輸送の代替措置について中心的に聞かれたものと思われますけれども、その前に一つ、やはり我々、シビリアンコントロール、シビリアンコントロールと言っております。国会が、...全文を見る
○犬塚直史君 まず、小沢代表が言われていることについて誤解があるといけませんので、小沢代表が言われていることは正に我が党の政策マグナカルタに言われていることそのものでありますので、そこの部分をちょっとだけ今読ましていただきます。  国連平和活動への積極参加。国連は二度にわたる大...全文を見る
○犬塚直史君 委員長。
○犬塚直史君 まず、佐藤委員の、与野党を超えて集団安保をいかに実効性のあるものにしていくかという議論をこの国会の場で真摯に行わなければいけないというそのお気持ちは正に共感するものでありますし、この件に関して、我が民主党も決して人後に落ちるものではないということをまずは申し上げてお...全文を見る
○犬塚直史君 浅尾議員がテレビで言ったことについて、私はこれは見ておりませんので、私が答えるのはどうかと思いますが、ただ、先ほど来大変気になることをおっしゃっているのは、逃げる、逃げるとおっしゃっておりますが、全く逃げているということはありません。今回の集団安全保障にかかわる話を...全文を見る
○犬塚直史君 先ほどお答えをいたしましたけれども、民主党のマグナカルタに書いてある、外交政策の基本姿勢及び自衛権の行使、そして国連平和活動への積極参加というものがあるんですけれども、ここに出ている基本的な理念、考え方というものとこの小沢代表が月刊「世界」十一月号で書かれた内容とい...全文を見る
○犬塚直史君 国連の集団安全保障について小沢代表がここで表現をしている内容は、自衛権の行使は、これは我が国に対する急迫不正の侵害があったときに行われると。しかし、国際平和協力活動については、集団安全保障という枠組みの中で、憲章七章下のこの武力行使については、あくまでも国連の要請に...全文を見る
○犬塚直史君 今までの我々の憲法についての考え方、解釈というものを変えるという意図は全くございません。
○犬塚直史君 ひとつこれ整理をさせていただきたいんですけれども、国際平和協力活動というとすぐに、マスコミも含めて、自衛隊を送るのか送らないのか、武力行使をするのかしないのか、武器の使用の基準はどうなのかというところに議論が集中してしまうわけですけれども、国連の内容から見ても、その...全文を見る
○犬塚直史君 ですから、小沢代表がこの月刊誌に書かれた論文の内容は、我が国が今後、積極的かつ主体的に行っていく国際平和協力業務についてのあくまでも基本的な考え方をここに述べたわけでありまして、今回のような個別具体的、しかもまだ提出をされていないテロ特措法の骨子案にかかわる武器使用...全文を見る
○犬塚直史君 もちろんおっしゃるように、緊急的な人道復興支援に対するニーズは決してこれは否定するものではありませんし、これにかかわる国連の累次の安保理決議もあることは事実であります。  しかし、我々がここで今問題にしておりますのは、イラク特措法の最も根幹にかかわる武力行使の正当...全文を見る
○犬塚直史君 日本が問うている、これは日本だけではありませんけれども、国際社会が大変大事にしている武力行使の正当性を問うということは、これは武力行使を行うということを前提にした議論であります。そして、今おっしゃった累次の人道復興支援にかかわる国連決議については、当然のことながら我...全文を見る
○犬塚直史君 先ほどもお答えをしたんですけれども、今行っているこの二機の輸送機によるエルビル—バグダッド間の輸送については、大体一日当たりの飛行回数が〇・五八回程度であると。この活動を我々は肯定的にとらえているんですけれども、しかし、この活動が絶対的に代替不可能かと言われれば、こ...全文を見る
○犬塚直史君 確かに一般の空路とは違いますので、いろいろな特殊な装備とか心構えが必要なことはこれは間違いないと思います。私も、これは場所は違うんですが、スーダンで国連の人道援助機に乗ったことがありまして、そういう意味ではおっしゃることはよく分かるんですけれども、しかし、だからとい...全文を見る
○犬塚直史君 今おっしゃったアナン国連事務総長の要請というのは、これは外務省のホームページ見ると昨年の五月二十二日付けに載っておりまして、「アナン事務総長より、イラクにおける国連の活動について、人や物資の空輸支援の要請があり、」というふうに一行入っているわけですね。  この原文...全文を見る
○犬塚直史君 今委員が御指摘の主観的という表現をされましたけれども、この武力行使の正当性は正に客観的な要件が憲章の中で定められております。まず、自衛権の行使については、この自衛権の行使を行った国がその行使についての報告を国連に行わなければいけないと、これまず一つ。もう一つの武力行...全文を見る
○犬塚直史君 後付けの武力行使容認決議が、例えば仮に明示的に一つの安保理決議でこれが示されていなくても、六七八、六八七、一四四一の合わせ技のような形でこれが容認できるかということについては、我が党も一貫してこれを批判をしてきたところであります。  イラクに対する武力行使は、国連...全文を見る
12月06日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚直史です。  今日は、テロ新法にかかわる質疑ということで質問させていただきますが、まず、本題に入ります前に、今当委員会の委員長から御報告がありました米国のメーカーに対する見積書の真偽をこの委員会から送付をするという件について、特に防衛大臣の御協力をお願...全文を見る
○犬塚直史君 まず、委員会の決定というのは、立法府として国民の税金を使っていくという形でこれをしっかりと監査しなければいけない、使い方をチェックしなければいけないという意図から、石破大臣が今大変なリーダーシップを持ってやっておられるということは重々承知の上で、その上で立法府として...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございます。  それでは本題のテロ新法にかかわる質疑に入らせていただきます。  まず、今日は官房長官のお時間があるようですので、ちょっと順番を入れ替えさせていただいて、給油関係については一番最後にいたしますので、まずはテロ新法に係る武力行使の正当性とい...全文を見る
○犬塚直史君 まず話を簡単な部分からやりたいと思うんですけれども、私、非常にこの間の国民が注視をしている給油の法律に関する議論の中で非常に私は疑問を持つといいますか憤りを感じるというのは、あたかも前方で行われている、要するに、我が国は後方で非戦闘地域で給油の支援をしているわけです...全文を見る
○犬塚直史君 OEF―MIOという作戦名ですね。OEFというのはオペレーション・エンデュアリング・フリーダムという地上作戦の名前ですね。そして、―MIOですから、明らかに今官房長官がおっしゃった、地上で行われている作戦の正当性は抜きにしてもとおっしゃるその認識が私は間違いだと思う...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、そのOEFの正当性をどこに求めておられるのか、御認識を伺いたいと思います。
○犬塚直史君 今の逆に御質問をいただいた点については、国際法、いわゆる国連憲章の中で武力行使が戦争を含む武力行使が違法となったと。これはもう国連憲章の大原則であります。この武力行使の違法性を阻却する事由としては二つしかないと。自衛権の行使と、そして憲章七章下の集団安全保障であると...全文を見る
○犬塚直史君 官房長官、この武力行使の違法化というのは、二回にわたる世界大戦の末に、何千万人という人間が死んで、その上で人類がようやく国際法上でこれを作ることができたという、正に大原則でありまして、この大原則の一つを根拠として始まった武力行使が、それではある時点からそうではなくな...全文を見る
○犬塚直史君 質問に答えていません。  そのような要請がいつどこでどのような形でだれに対して行われたのかという回答を求めます。
○犬塚直史君 もう一回質問いたします。  じゃ、もう一度整理して質問いたしますけれども、今外務大臣がおっしゃったのは、共同声明等においてそのような合意がある、そのような要請があるということを再確認をしたと、そういう答弁をされたんですけれども、私の質問したのは、その要請自体がいつ...全文を見る
○犬塚直史君 少なくとも自衛権の行使であれば、これは国連安保理に正式に報告をしなければいけません。そして、憲章七章下の集団安全保障であれば、これは明示的な安保理の決議がなければいけません。そして、この二つを阻却する、つまりこれに当てはまらない今度は武力行使である、あるいは活動であ...全文を見る
○犬塚直史君 蛇足ならいいよ。
○犬塚直史君 今、正に累次の蛇足的説明がありましたけれども。  私が質問しているのは、トリガーとなった文書は何ですかと言っているんですよ。何となくアフガニスタン政府ができて、政府ができてそこの治安維持活動を助けなきゃいけないからこれはもう自衛権の行使ではないんだ。何となくこれが...全文を見る
○犬塚直史君 文書でやらなくてもいいと、まあそれはそうかもしれません。では、文書でなくてもいいと、Eメールかもしれない、あるいは公式な記録が残る会議での要請かもしれない、あるいは電話で言ったけれども記録がしっかり残っているかもしれない。  私が言っているのは、少なくとも何となく...全文を見る
○犬塚直史君 いや、官房長官、お願いします。
○犬塚直史君 私は、官房長官、防衛大臣も隣でうなずいておられますけれども、政治の一番最も重要な意思決定というのは武力集団を表に出すときだと思うんですね。これはもう本当に一番大事な意思決定ですね。私が今問題にしているのは、そのような意思決定がどのような原則の下に行われていたのか、我...全文を見る
○犬塚直史君 質問通告十一番ですので。外務大臣どうぞ。
○犬塚直史君 外務大臣に伺いますが、OEFと切り離して海上阻止活動はあり得ないと思うんですけれども、いかがですか。
○犬塚直史君 私が申し上げているのは、OEFと切り離して海上阻止活動、OEF―MIOというのが考えられない作戦ですよね。これはOEFの補完的な、補助する、あるいは後ろから支援をする活動でありますね。それを聞いているんですけれども、いかがですか。
○犬塚直史君 要するに、当事者意識を持って、今一番大事なのはアフガニスタンあるいはイラクの平和と安定であります。我が国もできる範囲で懸命な活動を今まで続けてきたわけであります。やっぱりそのすべての目的というのはアフガニスタンとイラクの安定であって、一刻も早く多国籍軍がこのイラクや...全文を見る
○犬塚直史君 大臣のおっしゃっているのは、日本国はOEF―MIOには参加していない、海上阻止活動に参加しているんだと、こういう理解でよろしいんですか。
○犬塚直史君 それであるならば、どうしてこのOEFの、今行われている特に警察権の補完的な活動であれば、警察権を行うのであればこの司法活動ということもしっかりと視野に入れなければいけない、その実態をどうして日本政府は把握していないんですか。
○犬塚直史君 私は、当事者意識といいますか、つまり我が国ができることをすると。以前は当委員会でコストパフォーマンスなんという言葉も飛び出しました。それは何かというと、我が国が艦船を派遣してインド洋沖で比較的安全な給油活動を行うことはコストパフォーマンスは非常にいいだろうというよう...全文を見る
○犬塚直史君 今大臣おっしゃった脅威の認定、そして代替することはできない手段であるか、あるいは必要最低限の武力行使であるか、それはもうまさしくおっしゃるとおり最も大事な原則でありますけれども、今この場で私が問題にしたいのは、権威の正当性と意図の正当性、成功の見通しなんですよ。 ...全文を見る
○犬塚直史君 自衛隊を表に出して活動する際に、やっぱり成功の見通しを持たなければいけない。一番今私もこのように理解しているんですが、アフガニスタン、イラクは六年間の活動の末に泥沼になりつつあるんではないかという大きな懸念を持っています。  それはどうしてか。一つには、例のコラテ...全文を見る
○犬塚直史君 正に法の支配、力の支配ではなくて法の支配をつくっていくために、今日、ICCの主席検事であるオカンポ氏が、スーダンで行われている大変な虐殺行為の責任者として、前内務大臣、現人道担当大臣とそれからミリシアのジャンジャウィードの指導者、両名に対する訴追を行ってきたわけです...全文を見る
12月19日第168回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○犬塚直史君 時間がない中、委員長の御配慮をいただきまして、一点だけ質問させていただきますが、これはもう大変重要な問題で、千二百三十二億円の日本がプレッジをしてこれから支出を決めていく。では、その支出を決める前に一体何をしなければいけないのかという大変重要な問題だと思うんですけれ...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、一点だけ外務省に伺います。  先ほど来、山内理事から少しお話がありました工事の再開について、例えば仮の橋げたを二本入れるとかくい打ちを深くするとかいうことで、工事を再開するかもしれないという私は印象を受けたんですけれども、しかし事故の調査をして原因を解明...全文を見る
12月25日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○犬塚直史君 おはようございます。  加藤参考人に伺います。加藤参考人は三菱重工の航空宇宙事業本部副事業本部長でもいらっしゃいます。今私の手元に三菱重工の二〇〇六年度の事業計画がございます。ここで収益構造の転換というページを今見ているんですけれども、利益率を見ますと、大体三%前...全文を見る
○犬塚直史君 今加藤参考人がおっしゃった商社は言わば売手側の商社のことをおっしゃっている。今山田洋行等が問題になっているのは、買手側の言わば防衛省の商社のことを我々は今おおむね、おおむねといいますか、問題にしておるというところなんですけれどもね。  それでは伺いますが、売手側の...全文を見る
○犬塚直史君 今参考人おっしゃっているのは、買手側の商社と売手側の商社がいるんだよということをおっしゃっているんですか。どうですか。
○犬塚直史君 よく分かりました。メーカーが代理店契約を結んで、その代理店が販売を行っていくというそういう構図ですね。  その際に、今当委員会で調査中のことが一つありまして、昨年度の防衛省の中央調達、四百三十九契約ございます。これに関連している海外のメーカー数が二百三十九社あるん...全文を見る
○犬塚直史君 商社を間に入れるメリット、デメリットあると思います。  そうした中で、いろいろ検討しなければならないんですが、例えば御社の場合、商社を入れる場合、入れない場合があると思うんですが、直接海外のメーカーから買うということはございますか。
○犬塚直史君 ミサイル防衛に関しては、加藤参考人、御専門でいらっしゃると私は拝察いたしますが、日米平和・文化交流協会という団体が御存じのとおりございます。これは貴社の西岡会長も理事を務めておられる団体でありますけれども、この同じ理事の中に、例えばやっぱりミサイル防衛の専門家であり...全文を見る
○犬塚直史君 お伺いをした趣旨といいますのは、今大変な防衛調達に関する国民の血税の使い方が不透明だということで疑義を呼んでいるわけでありまして、参考人は経団連の防衛生産委員会の委員長代理でもいらっしゃいますので、やはりここは、一つの会社あるいは経団連という立場、その会社も業界を代...全文を見る
○犬塚直史君 社団法人日米平和・文化交流協会については発言をお控えになったという理解でよろしいですか。
○犬塚直史君 それでは、この協会に対してコンサルタント料を支払って、言わば商社の役割の一環というような立場としてこの社団法人を使われたことはありますか。
○犬塚直史君 それでは、最後の質問をいたします。  防衛省の方から、間に代理店を通して防衛調達をするようにというようなことを勧められたことはありますか。
○犬塚直史君 終わります。
12月27日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
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○犬塚直史君 今日は二十五分という限られた時間の中で質問通告十五しているんですけれども、できるだけ簡単明瞭に御答弁をお願いをして、そして官房長官も途中で退席されるということですので、なるべくテンポよくやりたいと思いますので、御協力をお願いします。  まず、平成十九年度の補正予算...全文を見る
○犬塚直史君 まず、外務大臣の御認識をここで伺いたいんですけれども、日本が資金を拠出してこういう国際機関を使ってアフガニスタンの復興支援をすると、それは分かるんですけれども、やっぱり余りにも日本人職員の数が私は少ないと思うんです。プレッジをしたものを拠出をすると決めて、そうした言...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございます。  それでは、配りました資料の三番のところを見ていただきたいと思います。これは、武力行使の正当性にかかわる、国際法局がこれは多分お書きになったと思うんですけれども、の見解なんですが、今回のアフガニスタンにおける武器の使用というものは、OEF、...全文を見る
○犬塚直史君 そこで、アメリカの考えているこのOEFのミッションを、資料の六番のところを見ていただきたいんですが、外務省、これは英語の資料ですので、仮訳で結構ですので、日本語で読み上げてください。
○犬塚直史君 これは米軍の司令官による米国の上院軍事委員会におけるステートメントですので、米国の考え方と言ってよろしいかと思うんです。  そこで、この二行目の下線を引いてあるテロリストを殺すこと、これが目的の一つになっていると。テロリストを殺すことは、私は警察行動とは一線を画す...全文を見る
○犬塚直史君 テロリスト、アルカイダの掃討作戦、軍事作戦ですから、殺害、せん滅を目的とするのは当たり前、しかしそれを警察行動の補完の一環とするのは私はいかにも無理がある。アメリカとの意識の共有というのは果たしてどこまでできているんだろうなという疑問を抱かざるを得ません。  配付...全文を見る
○犬塚直史君 これは確かにそのとおりでして、OEFには参加をしていないということははっきりと文書でも書いてあるんですね。しかし、テロとの戦いには参加をしておるという理解だと思うんですね。  もしそうであれば、これは今年の十一月五日付け外務省のホームページで発表されている「テロ対...全文を見る
○犬塚直史君 今まで累次の外務省あるいは防衛省による我々に対する説明資料の中でも、OEF―MIOという形で累次説明をされてきたんですね。こういう今でも載っている外務省のホームページにも、ドイツ大使館のコメントとしてOEFに対する日本の参加に感謝をすると、こう書いてあるんですね。し...全文を見る
○犬塚直史君 今年の九月十九日の例の安保理決議一七七六、いわゆる感謝決議という中でも、OEFコアリションですか、OEFを支援するという、そういう海上阻止活動に対しての感謝が表明されたというふうにも取れるんですけれども、これもやっぱりOEFの直接参加ではなくて、そういうOEFなどの...全文を見る
○犬塚直史君 こういうことをまた蒸し返したのは、要するに言いたいのは、あたかも、有権者の方々を含めて一般の理解は、OEFという作戦があって、その全体の作戦にはっきりと指揮系統も含めていろんな国が参加をしておると、ですからそのチームワークを乱すことは非常に大きな損失になるというよう...全文を見る
○犬塚直史君 アメリカを中心とする二〇〇一年の十月七日に行われたこの武力行使は自衛権の行使として行われたと。それがいつの時点からは分からないけれども、アフガニスタンの政府の要請に基づく治安の維持回復活動に変質をしたと、それがいつの時点か分からない、どの文書に基づいてそうなったのか...全文を見る
○犬塚直史君 ちょっと、端的にお願いします、それじゃ。
○犬塚直史君 この件については、また引き続きやらせていただきます。  間を全部飛ばしまして、これは防衛大臣と外務大臣に、短い時間ですがお伺いいたしますが、日本の武器禁輸政策についてです。  今まで六十年以上にわたって、日本が歯を食いしばって武器は輸出してこなかった。配付資料を...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。