犬塚直史

いぬづかただし



当選回数回

犬塚直史の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月08日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第17号
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○犬塚直史君 条文上はアフガニスタン政府と武装集団等の合意としているわけですが、アフガニスタン政府はカルザイ政権のことを言っております。武装集団に該当するものとしては、具体的にはタリバンを想定しているわけでありますけれども、アフガニスタン国内で武器を用いた不法な抗争を行う武装集団...全文を見る
○犬塚直史君 御質問のアフガニスタン人間の安全保障センターについてですけれども、先ほど来御議論がありますように、日本の人的なこうした国際平和協力活動に対する貢献が余りにも少ないという指摘が長年なされてきております。今回のこのセンターにつきましては、少なくともオールジャパンでこうし...全文を見る
○犬塚直史君 民主党として、どのような分野で人道復興支援を始めとする言わば平和の定着、国づくりを行っていくのかという御下問ですけれども、御承知のように、非常にこれは幅の広い、しかもいろいろなスキルを持った人たちが長期的な視野を持って行わなければいけない。既に日本の国内でもさっき申...全文を見る
○犬塚直史君 おっしゃるとおり、正義と平和という、ある意味ではこういう地域においては同時に成立することが大変難しい、確かにそういった事態であることは間違いないと思います。  しかし、大前提として、テロは許さないという、絶対に許すことができない卑劣な行為であるということは認識とし...全文を見る
01月10日第168回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○犬塚直史君 だれか提出者の中で現地に行ったかどうかという御質問ですけれども、要は現地の状況をよく肌身で分かっておるのか、その上で立法したのかと、そういう意味だと思います。  具体的には、例えば藤田理事が数度にわたってアフガニスタンの調査をされておる、あるいは党として言えば、ア...全文を見る
○犬塚直史君 武器使用基準につきまして、確かに今までの自己又は自己の管理下に入った者を守るための武器使用ということから一歩踏み出して、目的遂行のための武器使用というところまで確かに踏み込んでおります。  その具体的なイメージとしては、例えば人道復興支援活動に必要な食糧その他のも...全文を見る
○犬塚直史君 今、藤田委員御指摘のように、このテロ根絶法案の最も目指すところはアフガニスタンの平和と安定でありますし、最も被害を被っているのはアフガニスタンの市民であるというところは正に御指摘のとおりだと思います。  まず、今のアフガニスタンの現状の認識ですが、日本の一・七倍の...全文を見る
○犬塚直史君 今いろいろと藤田議員が御指摘になったいろいろな問題がある中で、やはり一番考えなければいけないのは、現実にアフガニスタンで暮らしている方々が安心をして生活の心配なく暮らしていけるようになることがテロ根絶の正に根幹の部分だろうと思います。ここのところをきちんと議論しない...全文を見る
○犬塚直史君 先ほど来、民主党の出している法案は何にもやらないということなのか、あるいは一年で何ができるのか、あるいは非現実ではないかと、そういう御指摘をされているわけですけれども、我々に言わせていただければ、給油を続けることでアフガニスタンに平和と安定が訪れると考えることこそが...全文を見る
○犬塚直史君 まず、今おっしゃった自衛隊を、軍事組織をこういう紛争地域に送るということについて山本委員はもうよく御存じだと思うんですけれども、国連の平和活動の長い歴史の中で、やっぱりこの一九九〇年代に十年間に行った国連の平和活動が失敗に失敗を重ねてきたということの大きな原因として...全文を見る
02月13日第169回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○犬塚直史君 今日は、両参考人、どうもありがとうございました。  まず、中村参考人に伺います。  日本が世界で唯一、二つしかないんですけれども、人間の安全保障ということを外交の主要な柱にしておりますね。これは日本とカナダしかやっていないんですけれども、日本人の安全保障ではなく...全文を見る
○犬塚直史君 はい、結構です。
○犬塚直史君 先ほど来、いろいろ非常に幅の広いお話で興味深いんですけれども、でもやっぱり立法府ですので、これをある一定期間のうちに何とかいい方向に実現をしていかなければいけない。例えば一つの例としては、二〇一五年までにミレニアム開発目標というものがあると。先進国がGDPの〇・七%...全文を見る
○犬塚直史君 いや、皆さんの御意見を。
○犬塚直史君 はい、もちろんです。
02月20日第169回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○犬塚直史君 今大変いい、夢を託すというお話をしていただいたんですけれども、私はそれを聞いて今地元のことを思い出したんですが、ある離島のとんでもない疲弊した商店街の中で、やっぱり一店舗だけ物すごい元気が良くて目が輝いている店舗がありまして、それは何かというと、簡単なことで、後継ぎ...全文を見る
02月27日第169回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○犬塚直史君 まず、小田切参考人に伺いたいんですが、ここに出ている小さな資金循環についてですね。  地域を回っていると、信金、信組とかあるいは国金に頼って何か自分のアイデアを実現しているという人はまずいない。結局、最後に頼っているのはサラ金という実態だと思うんですね。もちろんサ...全文を見る
02月28日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
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○犬塚直史君 質疑を始める前に、まず委員長に申し上げます。  今回の質疑に当たりまして、政府参考人としまして海上幕僚監部の幕僚長及び航海長の委員会への出席を求めましたが、今回この参考人招致を受け入れてくれることはできませんでした。  今後、この事実関係がはっきりしないとなかな...全文を見る
○犬塚直史君 まず、防衛大臣に伺います。  我が民主党でも、朝の部門会議という形で、過去六回にわたって朝八時からこの事案について議論を重ねてまいりました。冒頭にも申し上げましたが、なかなか事実関係さえも分からないと。もう以前から大臣がおっしゃっていることがそのまま出ておりまして...全文を見る
○犬塚直史君 はい、大臣ですよ。
○犬塚直史君 海上幕僚監部というのは組織の名前ですけれども、その中のだれが行ったんでしょうか。
○犬塚直史君 ということは、大臣御自身はこの意思決定については関与をしておられなかったということですか。
○犬塚直史君 大臣会見というものは、当日、御存じのように、九時二十分から九時五十五分の間に行われておりました。その中で石破大臣が、どうしてこのようなことが起こったのかということについて正確に把握をするというのが現時点においては私が果たすべき職責だと考えておりますと、こう記者の質問...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、防衛省の方に伺います。  大臣にこのようなことを報告をしないという組織の中というのは一体どうなっているんですか。
○犬塚直史君 防衛省。防衛省に、大臣に報告をしていないというのはどういうことなんですか。
○犬塚直史君 私は、大臣、これだけ大事な、要するに、「あたご」の当該事故の説明責任者を市ケ谷からヘリで迎えに行ってその責任者を搬送している最中であっても、大臣にこれが知らされていないというのは私は大問題だと思うんですけれども、もう一度大臣の認識を伺います。
○犬塚直史君 当日の事故があった朝の九時二十分から九時三十五分の記者会見で大臣自らが、どうしてこのようなことが起こったかということについて正確に把握するのが現時点において私の果たすべき職責だと考えておりますと、そう発言をしているその最中に当該事故の責任者がヘリで搬送されているとい...全文を見る
○犬塚直史君 私は、事前に教えてもらいたかったという程度の話ではなくて、大臣にはそういうことは事前にきちんと報告をする私は責務が組織としてはあると認識をいたします。  それでは、この市ケ谷で行った事情聴取について調書は取られているんでしょうか。
○犬塚直史君 調書でないとしても、事情聴取の内容を書面として取っておられるまあメモでも結構です。  では、このメモ、事情聴取の内容を海上保安庁の方には提出をされたんでしょうか。
○犬塚直史君 御存じのように、海上保安庁は事故の原因を究明して刑事責任を追及する主務官庁でありますが、どうしてこのような非常に重要な一次資料を海保に出さないんでしょうか。
○犬塚直史君 今朝の民主党の部門会議で防衛省の担当の方はそのような発言はされなかったんですが、それはいつごろ出されたんですか。
○犬塚直史君 もう一度確認します。  防衛省で、市ケ谷で担当者を呼んで事情聴取をした、この内容を記録したメモを海上保安庁にはいつ提出をしたんですか。
○犬塚直史君 私が聞いているのは、事情聴取を書面にしたメモを出したのか出していないのか、いつ出したのかということを聞いているんです。
○犬塚直史君 質問通告をして、なぜ直ちにこの調書を海保に提出しないのかということを質問通告をしております。到底受け入れられないんですが、調べるというのはどういう意味ですか。
○犬塚直史君 十九日十五時五十五分に内容を送付したと今おっしゃいましたが、それは事情聴取のメモの紙自体を文書としてファクスあるいは手交によって渡したと、そういう理解でよろしいんですか。
○犬塚直史君 ということは、市ケ谷で事情聴取したそのメモをそのままファクスしたということでよろしいんですね。
○犬塚直史君 それでは、このイージス艦に乗務をしていた航海長及び指にけがをされたという二名の方、米国から帰国の途中であったわけですけれども、この二名の人たちを上陸させるに当たって税関には連絡をしたんでしょうか。
○犬塚直史君 この件について、昭和五十八年三月十五日の自衛艦乗員服務規則という通達がございます。海幕第一〇一一号の第百五条の二、艦長は、その艦が外国から帰着した場合は、必要な検疫を受けさせた後でなければ、乗員を上陸させ、又は物品等を艦外に持ち出させてはならない、こう規定してあるん...全文を見る
○犬塚直史君 その物品の前に書いてあるのを飛ばしちゃ困るんですけど、必要な検疫を受けさせた後でなければ、乗員を上陸させ、又は物品等を艦外に持ち出させてはならないと書いてあるんですよ。もう一度答えてください。
○犬塚直史君 最後まで言ってください。
○犬塚直史君 いいです。  それでは次の質問に移ります。  十九日の十三時四十分、海幕から海保に事後連絡をしているわけですね。ところが、吉川海幕長は二月二十六日の記者会見で事前に海保に断ったとしているんですけれども、この吉川海幕長の発言は、このときは虚偽の発言だったんでしょう...全文を見る
○犬塚直史君 これほど、大臣、大事な連絡、たった一本の電話ではありますが、非常に大事な連絡であります。こういう連絡をするときに、相手の部課名やあるいは氏名をしっかり聞かずに、今おっしゃったような内容の詳細なこのレポートが大臣の手元に上がっているということ自体、私は非常に不自然な感...全文を見る
○犬塚直史君 それを海保は聞いていないと言っているんですよ、御存じのように。海保は聞いていないと、防衛省は言ったと。我々は一体何を基にしてこの事実関係を考えていけばいいのか。  やはり私は、もし実際に午前中に連絡したのであれば、それは別に昨日今日入った、防衛省に入ったアルバイト...全文を見る
○犬塚直史君 いや、経緯は、済みません、経緯は分かっていますので。
○犬塚直史君 はい、知っています。  どうして二分は発表して十二分は発表しなかったかということを聞いているんです。
○犬塚直史君 そこのところで一番疑問なのは、どうして一番初めの二分というのをそのまま発表して、これ聞いたばかりの話ですからね、どうしてその十二分というのを発表するのは二十時間にわたってためらったのかということに非常に疑問を感じます。  次に移ります。  この事故原因の究明が今...全文を見る
○犬塚直史君 今大臣がおっしゃった、決まってはいるんだと、法律や規則では決まっているんだけれども、それが守られていない。何で守られていないのかということが事故原因そのものなんですよ。  つまり、事故当日の十九日、艦艇の安全航行という大臣通達が今おっしゃったように出されたと。しか...全文を見る
○犬塚直史君 失礼ですが、今の大臣の御答弁では、決して私はこの事故に対する抜本解決にはつながっていかないような気がいたします。  まず海上保安庁では、これは刑事責任を最終的に追及するわけですから、その過程においての原因究明になるわけです。海難の方では行政責任を追及する、つまり漁...全文を見る
○犬塚直史君 是非そういった意味で、精神論で終わらずに、一九八八年以来同じことで繰り返し事故が起こっているわけですから、事故は絶対に起こらない、起こしてはいけないという精神論ではなくて、この原因を追求をしていっていただきたいというふうに思います。  もう一つ伺います。この捜索に...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
○犬塚直史君 いいです。
03月24日第169回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○犬塚直史君 政府参考人の皆さん、ちょっとだけ待ってください。  今、質問通告はしておりませんが、浅尾議員の質疑を聞いておりまして一つだけ大変不思議に思ったことがありますので、お帰りになる前にこの点だけお答えいただきたいと思うんですけれども。  脱走兵は地位協定の対象となるの...全文を見る
○犬塚直史君 大臣、ありがとうございました。  非常に単純な疑問なんですけれども、──参考人の方はもうお帰りいただいて結構です。  当然、日本に来られる軍人軍属の方たちが、その軍務を果たすために日米地位協定の下でパスポート等々入管の管理を経ずに公務を行うことができる、これは分...全文を見る
○犬塚直史君 ということは大臣、これは当然ながら米国の軍務の中の話ですけれども、米軍がこの特定の兵士に関しては、もう既に軍務を離れていると。脱走兵として捜査を米軍が開始した、その時点でもしその当該人物が米軍の施設外にいるときは、これは当然不法入国になると思うんですが、いかがでしょ...全文を見る
○犬塚直史君 これはまた後で、これはもうこれでおしまいにしますが、規律の外にいるから脱走兵として捜査が始まるというふうに私は理解しております。  それでは、本題の質問通告をした部分に入らせていただきます。配付資料を御覧になってください。  まず、十九日四時七分。衝突からヘリの...全文を見る
○犬塚直史君 衝突から海幕のオペルームに四時四十分。そして、統合幕僚監部のオペルームに四時四十八分ですね。それと同時に、先ほど来話がありました、政治任用の副大臣は七時五十分。そして政務官は二人、九時十二分と十一時〇五分。そして大臣に対して、この下の九時十分の赤いところなんですけれ...全文を見る
○犬塚直史君 そういう大臣のお気持ちは当然だと思うんですね。ヘリがそういう形で九時四十五分に市ケ谷に到着をした。このヘリがいるということについては、大臣に連絡があったのは十二時少し前なんですね。    〔委員長退席、理事林芳正君着席〕  これは、参議院の外交防衛委員会で大臣自...全文を見る
○犬塚直史君 総理、この件について総理の御意見を伺いたいんですけれども、私は、石破大臣は防衛に関して大変な知見を有しておられますし、大変やる気を持って防衛省改革というものを進めてきたと信じております。しかしながら、この防衛省の中で、海幕でオペレーションルームを立ち上げて、六時十八...全文を見る
○犬塚直史君 いや、総理にお伺いしたかったのは、いろいろなその点検をするというのは結構なんです、いろいろな不備があれば、例えば連絡を早くしろ、それでは中間をすっ飛ばしてすぐに大臣に報告をしろ、こういうことは当然決めればそういうふうになると思うんですね。しかし、肝心なのは、決めたと...全文を見る
○犬塚直史君 私は、こういうときこそ総合力を持った大臣なりあるいは副大臣なりがどんどん意思決定をしていくということがない限りは、私は大きく間違いが今後も発生していくというふうに思うんです。  それでは、この市ケ谷で航海長が来て事情聴取をした際、この内容についてファクスで海保の方...全文を見る
○犬塚直史君 防衛省に伺います。  この事情聴取をした際にメモは取ったんでしょうか。
○犬塚直史君 その場にいた担当者が走り書きをしたものとメモとはどういうふうに違うんでしょうか。
○犬塚直史君 それではこの件は委員長にお願いします。後ほどメモとそれから走り書きの違いを文書にして出していただきたいと思います。
○犬塚直史君 いや、でも大臣、これは大変大事なことなんですよ。要するに、その場で正式にメモを取っていなかったということだと思うんですね。しかし、その場に参加していただれかがノートに走り書きをしていたということですね。そのノートに走り書きをしていたものを基にしてファクスを書いて海保...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、大臣室で大臣が直接聴き取りをする前に、幕僚監部の方でメモを取っていたと、こういうことでよろしいんですか。
○犬塚直史君 それでは、この幕僚監部で取ったメモについても提出を求めます。
○犬塚直史君 総理の今のやり取りを聞いた感想を伺いたいんですけれども、呼んでいることさえ大臣は知らなかった、そしてこの呼んだ事情聴取の際に、これだけ大事な事案のときにきちんと速記を取るようにだれかに指示することもしていない、何月何日にだれがどういう形でメモを取ったということすら記...全文を見る
○犬塚直史君 私は、自衛隊の最高司令官としての総理に聞いているわけであります。密室でと言った意味は、表現としてどういうふうに取られるか知りませんけれども、少なくともその現場の最高責任者である防衛大臣に全く知らせることなしに、こういうことでいろいろなことを作業していると、しかもきち...全文を見る
○犬塚直史君 総理、緊急事態というのはどういう観点で緊急事態かということなんですね。つまり、このときの緊急事態は、一刻も早くこの二人の行方不明になった方を見付け出すこと、これを目的とした緊急事態であって、この事故の原因を内部的に究明するということが緊急事態ではない、事故の原因を内...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、海上保安庁に伺いますが、一般論で結構です。こういう事態があったときに適正なヘリの数は何機ぐらいなんでしょうか。
○犬塚直史君 それでは、海上保安庁が救難ヘリが二機そして固定翼が一機、海上自衛隊の方がヘリが二機ということで、ヘリが四機と固定翼が一機と、空からはこれでやっておったということなんですけれども、これ以上増やさなくてもいいという判断はどういう基準に基づいて行ったんでしょうか。
○犬塚直史君 これは大臣、御提案なんですけれども、こういうときには一体何機ぐらいヘリを飛ばすことが重要であるのか、何機以上になるとやっぱり捜索にかえってマイナスになるんだと、そういうような一つのシミュレーションをつくっておくべきではないかと思うんですけれども、いかがですか。
○犬塚直史君 それでは、次の質問へ移ります。  事故調査の体制についてお話を伺っていきたいと思います。  まず、海上保安庁。海上保安庁の調査を考えるときに、これは犯罪捜査と考えてよろしいんでしょうか。
○犬塚直史君 それでは、海難審判に伺います。  海難審判の方では、海技免許の取消しあるいは業務停止も含めて行政責任を問うという形で調査をしておるんでしょうか。
○犬塚直史君 それでは、防衛省に伺います。  防衛省の事故調査委員会は、あくまでも内部処分、今回七名の処分が出ましたけれども、内部処分を前提として調査をしているんでしょうか。
○犬塚直史君 防衛省の資料でもそのようなことが書いてあるんですね。「艦船事故調査報告書の目的」としまして、「艦船事故の実態を明らかにし、艦船事故の防止に資することを目的とするものであつて、艦船事故に関する隊員の責任を究明することを目的とするものではない。」と、こう書いてあるわけで...全文を見る
○犬塚直史君 この中間報告書を読みますと、八番の「あたご」全体の対応の評価というところで、原因として書いてありますのは、艦全体として周囲の状況等について見張りが適切に行われていなかったということがここに書いてあるんですね。しかし、今私が申し上げたいのは、どうしてこの見張りが適切に...全文を見る
○犬塚直史君 そこで、今日は国交大臣に来ていただいています。  日本では二〇〇一年四月に航空事故調査委員会設置法が改正をされまして、ここで何をやったかというと、調査対象が事故から事故の兆候に広げられているんですね。要するに、事故だけを対象にするんではなくて、その兆候に至るまで調...全文を見る
○犬塚直史君 総理、そこでちょっと総理の御意見を伺いたいんですけど、世界的に見ても、責任追及、つまり犯人捜しと原因を究明すること、要するに再発をさせないという視点から原因究明をしていくこと、これは二つに分けるという大きな流れがあると。そうでないと、やっぱり原因というのは分かってこ...全文を見る
○犬塚直史君 国交大臣、いかがでしょうか。
○犬塚直史君 是非そうした専門機関ができる前に、できたからといってすぐに万全に機能するというわけにもいきませんし、しかも、防衛省の関連については大変に専門知識も要求される場面が出てまいりましょう。是非、総理のリーダーシップを取っていただいて再発防止にすぐに取り組んでいただきたいと...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございます。  それでは、これで質問を終わりにしますが、一つだけ防衛大臣にお願いをしておきたいと思います。  それは、今回の調査を我々もやってみましてつくづく思いましたのは、やっぱり会計制度が余りにも不備ではないかと。財務省が財務諸表を作れるような方向...全文を見る
04月02日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○犬塚直史君 大塚理事に伺います。  オールジャパンで取り組む支援ということを今の御報告の中でおっしゃいました。例えば、自動車整備などプロジェクト単位で支援をしてはどうかという大変私は前向きな御提案だったと思います。そしてまた、今年行われるTICADに向けてどういう取組をするの...全文を見る
04月08日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚直史でございます。  まず、高村外務大臣に伺いたいと思います。  もう御存じのように、今年は日本の外交が世界中から大変注目される年であります。サミットがあり、第四回のアフリカ開発会議があり、そしてまた新JICAが発足するという、まさに今年は大きなチャ...全文を見る
○犬塚直史君 ということは、今大臣がおっしゃっているのは、〇・七%という国際公約は、これは必ず達成したいとは思うが、二〇一五年という期限については今のところコミットはしていないという理解でよろしいですか。
○犬塚直史君 このODAの〇・七%というまさに大変大きな金額を実現するためには国民の理解が不可欠だと思います。大変難しいことですが、もうすぐ衆議院選挙があるかもしれないという時期に、全国で衆議院の候補者がODAの増額を訴えて当選をされるという方はほとんどいないんじゃないか、私は皆...全文を見る
○犬塚直史君 いや、その選挙期間中に言えるような、そういうやっぱり一つの形が私は必要だと思うんですね。  といいますのは、やっぱり非常に遠い、ODAといっても非常に遠く感じていると。一方では、日本の地方は疲弊していく一方であると。という中にあって、例えば、さっき副大臣が最後に一...全文を見る
○犬塚直史君 特に外務省には、財務省ではなくて外務省には、こういう取組にもっと積極的に人間を派遣をして、情報をもっとオブザーバーではなくて収集をしていただいて、こちらからも言うべきことは言うという形で、例えば今度のダカール会議にはしっかりとした人を派遣していただきたいと思うんです...全文を見る
○犬塚直史君 是非、大臣、御検討いただきたいんですけれども、本当にやる気のある、働きやすい立場の人をこういうところに派遣をしていただいて、前向きに、いろんなチャンスがあると思いますので、それをつくっていっていただきたいと思います。  次に、スーダン・ダルフール情勢についてお伺い...全文を見る
○犬塚直史君 もう大臣よく御存じのとおり、大臣のリーダーシップで昨年の十月一日、日本がようやくICCの第百五番目の締約国になったわけであります。  このスーダン状況をどうしてこんなに取り上げるかといいますと、もう釈迦に説法かもしれませんけれども、国境を越えて個人の刑事犯罪を訴追...全文を見る
○犬塚直史君 是非よろしくお願いします。七章下の措置が出てきたときにも是非力強いサポートをしていただきたいと思います。  次に、スリランカの問題について伺います。  御存じのように、国連の強制的・非自発的失踪に関する作業部会によると、二〇〇六年から二〇〇七年にかけての統計で、...全文を見る
○犬塚直史君 今おっしゃったように、国連人権ミッションを我が国がサポートしなかったその理由が、スリランカ政府が自ら大統領下事実調査委員会というものを立ち上げているんだと、この行方を見守りたいという答えだったんです。どうやって見守るかというと、IIGEP、国際有識者グループ、ここに...全文を見る
○犬塚直史君 大臣。そこまで事実の認識としてよろしいですか。
○犬塚直史君 大臣、これはスリランカ政府が独自に調査をしているものに対して、国際有識者グループというものを付けて、公正中立なしっかりした調査をしているかどうかというのを見ていたわけですよね。これがあるから去年は独自の国連ミッションは出さなくていいだろうというのが政府の見解だったわ...全文を見る
○犬塚直史君 スリランカ政府に対して、やっていることが十分でない場合には、やっぱり日本としては関与していかなければいけないということだと思います。  今提案がされている国連の国際監視ミッションは、やっぱり妨害されることなく拘禁施設を訪問して拘禁者の所在を確かめること、紛争の両派...全文を見る
○犬塚直史君 叱咤激励といいますけれども、まさに厳しいところは厳しくやっていただきたいと思います。  次に、フィリピンの政治的殺害についてお尋ねをいたします。  いよいよ四月十二日、あと三日後でありますけれども、フィリピンの人権状況が国連人権理事会、ジュネーブのUPRで取り上...全文を見る
○犬塚直史君 是非よろしくお願いしたいと思います。  そこで、特に御検討いただきたいのは、やっぱり不処罰というものはないのだと。仮に被疑者がフィリピンの国軍のしかも上部の者であったとしても、これはやっぱりきちんと訴追を受けるんだということをしっかりとメッセージとして出していただ...全文を見る
○犬塚直史君 そうした特使の意図を側面からサポートするためにでも全面的に支援することが一方。そして、その一方でやっぱり圧力を掛けると。対話と圧力とよく言われますけれども、その両方が必要であると思います。  例えば、ビルマの軍政幹部及びその家族の氏名、生年月日、住所、これは日本の...全文を見る
○犬塚直史君 それを仮に米国政府から依頼があったとしたら提供できる状態でしょうか。
○犬塚直史君 大臣に申し上げますが、その特使の何とかいい国づくりをしたいということの最大の抵抗勢力はやっぱりミャンマーの国内にいるわけですから、そういう特使の努力に対して圧力を掛けることも一つの選択肢として是非御検討をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○犬塚直史君 まさに友人としての立場でミャンマーと付き合ってきた日本であるからこそ、少しの圧力でレバレッジが大変効くと思いますので、特に個人に対する経済制裁についての御検討をここで改めてお願いをしたいと思います。  次に、二〇一〇年に予定されておりますICCのためのローマ規程見...全文を見る
○犬塚直史君 核兵器の使用を犯罪化するということについてはどのようなお考えでしょうか。
○犬塚直史君 最後におっしゃったように、まさに世界中の国が入ってもらわなきゃいかぬと。しかし、それと同時に、日本から発言すべき規範もあるだろうということだと思います。自民党で、野党自民党がやっていただいたその延長として、もう二〇一〇年ですので、もう始めないと間に合わないタイミング...全文を見る
○犬塚直史君 御存じのように、日本は九二年の軍備登録制度でも主導的な役割を果たしたと。また、昨年は東京で小型武器東京ワークショップというワークショップを開催をして、国際社会に対して非常に発言力のあるこれが一つの分野でありますので、一つの提案でありますが、今年これだけ日本が注目され...全文を見る
○犬塚直史君 次に、防衛大臣に伺います。  在日米軍駐留経費の負担の割合、これが非常に不思議なんですけれども、日本側が発表している外務省が制作した資料によれば、日本が負担しているのが約五割。ところが、アメリカが発表している、国防総省が発表している資料によれば七四・五%。金額とし...全文を見る
○犬塚直史君 時間が参りましたので、終わります。
04月16日第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第5号
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○犬塚直史君 まず、横田参考人にお話を伺いたいと思います。  ODAの増額についてMDG、ミレニアム開発目標のGNI比〇・七%、これを二〇一五年までに達成するということについて、先般、参議院の外交防衛委員会で高村大臣に質問をいたしました。二〇一五年というこの期限目標については、...全文を見る
○犬塚直史君 次に、渡辺参考人に伺います。  官民連携という視点から、それでは援助にかかわる人材をどうやってもっともっと、今、横田参考人、十倍とおっしゃいましたけれども、そういうレベルで十倍、百倍、千倍に広げていくのかという視点で御質問いたしますけれども、例えば有名なアフガニス...全文を見る
○犬塚直史君 もう各参考人の方々はよく御存じだと思いますが、ジェフリー・サックスという方のお書きになった貧困の撲滅、あの本を読みますと、やっぱり同じ貧困でもレベルがある、どうしようもない貧困のところには援助していかなければいけない、一段目のはしごに足が掛かればあとは自助努力で何と...全文を見る
○犬塚直史君 選挙区に戻りまして、こういう人材、まあ名前はいろいろあると思うんですが、人材育成センターでも人間の安全保障センターでも、こういうアイデアの話をしますと、いや、実はそういう仕事だったら私もやってみたいという若い人はたくさんいるわけですね。若い人だけではなくて、まさにリ...全文を見る
04月22日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚です。  本題に入ります前に、TICADⅣについて幾つか質問をさせていただきたいと思います。  お手元の配付資料を御覧になってください。これは、先般、TICADⅣ・NGOネットワークというところが作りました外務省に対する緊急提案の資料ほぼそのものでご...全文を見る
○犬塚直史君 そのようなお答えであるというふうに私も理解しておったんですが、ところが、NGO側からいうと、今おっしゃったいわゆる草案というものもこれは全く知らされておらずに、草案の段階でのやり取りが外務省の都合で全くなされてないというふうに聞き及んでいるんですが、この点はいかがで...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、今回の、これは昨日いただいたんですが、TICADⅣの議事日程というところを見ますと、市民社会セッションというのが公式プログラムに前回とは違って入っていないということなんですが、これはどのような意図なんでしょうか。
○犬塚直史君 もう一つこれ追加でお伺いしますが、五月二十九日の昼食後の四時半から六時、全体会合三の二(五)、市民社会との対話と書いてあるんですが、これはNGO、いわゆる市民社会からの発表があって、その後の対話の時間は全く予定されていないと、いわゆる会場とのやり取りは全く予定されて...全文を見る
○犬塚直史君 最後に大臣に伺いますけれども、私はアフリカに行ったことが一回しかありません。しかも、二年前のスーダンに伺ったんですが、ハルツームに行きまして、在スーダン日本大使館の皆さんの、少ない人数の中で物すごく奮闘しておられる、宅配のピザか何かを食べながら大使自らが本当に一生懸...全文を見る
○犬塚直史君 御存じのように日本のNGOはまだまだ社会的基盤が弱くて、諸外国と比べて活躍できる環境にはないと思うんですが、これだけ関心のある、若い人たちを含めて大変人口が多いわけですから、ここはやっぱりしっかりとフォローアップ等々に参画をさせていただきたいと思います。  それで...全文を見る
○犬塚直史君 暫定的な協定が、例えば一九七八年の負担開始からはもう既に三十年、そして今度は八七年の負担開始からは既に二十一年がたっているわけですね。もう既にこれは暫定というよりも恒常化しているんではないか。    〔委員長退席、理事藤田幸久君着席〕  当初のこの二十年前、三十...全文を見る
○犬塚直史君 それで、もう一枚の資料を見ていただきたいんです。これは、国連緊急平和部隊、UNEPSに係る合衆国連邦議会の動きであります。実は下院に決議案が二度提出されています。これは超党派の決議案で、外交委員会に付託をされて、いずれも未採択に終わっております、二〇〇五年度と二〇〇...全文を見る
○犬塚直史君 経済的な効果については、いかにもアメリカ議会らしく、ここにある程度力点が置かれているのはおっしゃるとおりですが、今大臣が御指摘になったように、国の連合である国際連合の中でどのような意思決定が行われていくのか、どの程度迅速にそれが行うことができるのか、果たして常任理事...全文を見る
○犬塚直史君 こういうことについてまさしく超党派で勉強会を私は重ねるべきだと思っておりますので、そのときはまた是非御意見を賜りたいと思うんですが。  最後におっしゃった人権について、あるいは国際紛争というのは一体何なんだと、一体今はどういう時代なんだということについてのまさに保...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、多国籍軍の武力行使について伺いますが、国連のお墨付きの下に集団安全保障を担っている多国籍軍の武力行使も国権の発動に当たるんでしょうか。
○犬塚直史君 ですから、国連のお墨付きの下に集団安全保障をやるとしても、その都度、今のところ特措法を作らなければいけないよという理解でよろしいんですね。
○犬塚直史君 そこで、国連軍ということについて伺いたいんですが、正規の国連軍、もちろんまだないんですが、正規の国連軍ということであれば、武力行使の主体は国連であって、憲法の禁じる武力行使には当たらないという解釈も可能であるということでよろしいんでしょうか。
○犬塚直史君 六十数年前に予定をしていた国連軍というものが各国の提供する武力に基づいて特別協定を結んでやっていくんだということを今更蒸し返しても、これはもうそういう時代ではありませんので、できないであろうと。しかし、形を変えた国連軍的なものができたら、今のお答えでは憲法の禁じる武...全文を見る
○犬塚直史君 別紙を見ていただきたいと思います。UNEPS、九条との整合性という資料、お手元にあると思います。  これは一昨年の十一月に、憲法九条とUNEPSに関する国立国会図書館の調査報告をいただいております。ここに三点出ているんですが、法制局に伺いますが、一つずつ伺いますが...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、二番目の基地提供について伺います。外国の軍隊が駐留するとしても戦力には該当しないという最高裁の判決があったわけですが、これもこのとおりの解釈でよろしいんでしょうか。
○犬塚直史君 次に、UNEPSが言っております個人参加、部隊参加ではなくて個人の参加、いわゆる国連の職員として一人一人が自由意思に基づいて参加するという形について、これはもう大分古いんですが、昭和二十六年に、国民が義勇兵として外国軍隊、これは国連軍ということになると思いますが、に...全文を見る
○犬塚直史君 先ほど来長々とこういう話をいたしましたが、要は、我が国の憲法の下であっても、UNEPSのような取組に対して我が国が前向きに取り組んでいくというポジションにあるのではないかということを申し上げたかったわけであります。  先ほどの米国議会の中で、一昨年、アルバート・ウ...全文を見る
○犬塚直史君 今、大臣、米議会でもそれほど大きな潮流にはなっていないのではないかと。確かにおっしゃるとおりなんですね。  私もこの件についてワシントンDCに行ってお話をじっくりさせていただきました。アイデアはいいんですよ。こういう早期展開の民軍の部隊が必要だということはみんなそ...全文を見る
○犬塚直史君 まさにこれが今最も現代的な問題の一つであると思いますし、アフガニスタンのお話を聞いても、やっぱり武力を持っている組織がきちんとそこに介在をしてある程度人道支援が安心してできる空間がないことには、これは日本がいかに人間の安全保障と言っても、これは活動する空間さえ持てな...全文を見る
○犬塚直史君 是非議論を続けさせていただきたいと思います。  国権の発動あるいは意思決定の問題、これはまた機会を改めまして、非常に幅広い、深い議論が行われております。これは残り五分で話すようなことではないと思いますので控えますが、一つだけ申し上げたいのは、PKOとUNEPSの最...全文を見る
○犬塚直史君 最後にお願いを申し上げますが、いわゆる思いやり予算、これが当初の円高あるいは経費の、人件費のある程度の負担というようなところから、三十年も四十年もたってもまだまだ同じ枠組みの中で、交渉とは言いつつ、現場の人間は交渉といったって大変だと思いますよ、立法府がこれをこのま...全文を見る
04月25日第169回国会 両院 在日米軍駐留経費負担特別協定両院協議会 第1号
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○犬塚直史君 民主党・新緑風会・国民新・日本の立場から、本協定の承認案件に反対した理由を申し上げます。  私どもの安全保障政策の基軸は、日米同盟、日米安全保障条約にあります。また、米軍基地で雇用されている日本人労働者の雇用の確保も重要な課題として認識しております。しかし、そうし...全文を見る
05月15日第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚です。  まず、日・ブルネイ、日中刑事共助及び日・インドネシアの経済連携、これはいずれも我が会派、賛成でございます。その上で関連する質疑に移らしていただきたいと思います。  まず、本題に入る前に、今大変話題となっておりますミャンマーの現状、我が国とし...全文を見る
○犬塚直史君 はい、そうです。
○犬塚直史君 今おっしゃっていただいた、今日御出席ですが、木村副大臣の、我が国を含む援助要員の受入れが重要と考えているので、是非本国に伝え、御検討いただきたいというようなコメントですとか、あるいは福田総理の出された書簡では、やはり、援助要員の受入れが重要であり、それらの受入れを前...全文を見る
○犬塚直史君 一部こうした支援を認めるというのは結構なんですが、まさに待ったなしのこの状況の中で、もう少し私は表現を強めるべきではないかと思います。  例えば五月十三日の外務省の報道官の会見記録によりますと、相手国によります受入れの準備が整わないという理由が、例えば、来られる要...全文を見る
○犬塚直史君 私は、糾弾ではなくて受け入れさせることが目的であるということは全くそのとおりだと思いますが、しかし、余りにも腰が引けた表現ばかりを繰り返していれば、受け入れる素地があるところももう少し背中を押すことにはならないんではないかという気がしてしようがありません。  と申...全文を見る
○犬塚直史君 クシュネル外務大臣の発言については賛否両論、いろいろ今取りざたをされております。しかし、最も大切なところは、この今起こった大規模な自然災害が現地政府の対応によってこれ明らかに今人的災害に変わろうとしている。こういうときに、ただ相手方のその対応を注意深く見守るというだ...全文を見る
○犬塚直史君 もう一つお伺いしておきたいのは、相手国の政府の受入れの受諾をあくまでも求めていくという、これは大事なことだと思うんですけれども、それと同時に、今現に目の前でこういう状況が発生している、当方としてはこれを解決に向けた取組をする準備が十分にあるというときに、この受入れを...全文を見る
○犬塚直史君 先ほど申し上げましたが、自然災害がまさに人的要因によってこれはまさに人的災害になりつつあるという特異なケースであります。こういうときにあっても、そうした、このミャンマーのサイクロン以前に決められたそうした原則を繰り返すだけという御答弁でよろしいんですか。大臣、どうで...全文を見る
○犬塚直史君 方向性として、こういう新しい概念、主権国家とそして人道的問題を解決する国際社会の努力というものをどういうふうにバランス取っていくのか、おっしゃるように保護する責任という概念を一つ一つのケースに当てはめてどうやって育てていくかということだと思います。  ですから、今...全文を見る
○犬塚直史君 そのようなICCに対する国連安保理からの付託に対して、当該ダルフール政府が、訴追をされている二名の被疑者、一人は人道担当現職大臣、もう一人はジャンジャウィードと言われるいわゆる民兵組織のリーダーと言われております。この二人が共犯として訴追をされているわけですけれども...全文を見る
○犬塚直史君 大臣、この資料に出しておりますように、やっぱりこれは国際社会の威信に懸けてこのケースをやっぱり成功させないといけないと思うんです。やっぱりほかのケースとは明らかに違って、国際社会が一致協力して国連安保理の決定の下にこの被疑者の訴追を成功させなければいけないまさに象徴...全文を見る
○犬塚直史君 いや、ほかの国でこういう話されていないというのは十分承知しております。だからこそ議員連盟でこういう声明を出したわけですので、これに対する意見を聞いておるわけです。もう一度お答えください。
○犬塚直史君 今のお答えを聞いていると、ほかの国がやってないから我が国やらないんだというふうにしか聞こえないんですけれども、少なくとも我が国議会で議員がこういう発言をしていると、これに対するコメントぐらいはしていただけないでしょうか。
○犬塚直史君 国際刑事裁判所に対する協力を阻害していると確定されたスーダン政府閣僚を含むあらゆる個人の資産の凍結と没収を日本政府に対して要求をするという内容です。
○犬塚直史君 こういう言わば過激な意見まで日本の議会では発言があるんだというふうに使っていただければと思います。  もう一つ提案をしておりますのが、こうした個人によるスーダン国内外での活動を監視、追跡するためのICPO、国際刑事警察機構及び国際刑事裁判所とのより緊密な連携の実現...全文を見る
○犬塚直史君 次に、刑事司法における国際協力について伺います。  今ICCの話題が出ておりますが、例えばこうしたICCの被疑者となった外国人が日本国内に滞在する場合、この被疑者の引渡し等、刑事司法における国際協力はどのような形になるんでしょうか。
○犬塚直史君 それでは、この当該外国人被疑者が在日米軍基地に滞在している一般人の場合、いわゆる駆け込みで米軍基地にいた場合はどのような取扱いになるんでしょうか。
○犬塚直史君 それでは、そのような外国人被疑者が米国軍人であってそして在日米軍基地に滞在していた場合はどのような取扱いになるんでしょうか。
○犬塚直史君 それは、地位協定が優先されるというお答えと理解してよろしいんですか。
○犬塚直史君 外務大臣に伺いたいんですけれども、やっぱりICCを本当に機能させるためには、やっぱり米国、中国、ロシアも含めて、いわゆるユニバーサルラティフィケーションといいますか、本当の意味での国際刑事裁判所に育てていかなければいけないということであろうと思います。  そうした...全文を見る
○犬塚直史君 少なくともICCに対する非常に否定的なアメリカの政策は明らかに変わりましたので、今後あらゆる機会を設けて米国に対する働きかけをお願いをして、次の質問に移ります。  日豪租税条約等に定める租税回避行為の防止措置というのがあらゆるところで講じられているんですけれども、...全文を見る
○犬塚直史君 そうしたタックスヘイブンに対する取組の一番最新の国際的な取組の一つとして、開発資金のための連帯税に関するリーディンググループという中のタックスヘイブン関連議題というのがありまして、ここに我が国外務省もオブザーバーとして参加をしております。現在、最近ノルウェーがこのタ...全文を見る
○犬塚直史君 実はこの第四回のセネガルの会議には私の事務所からも一人、オブザーバーではないんですが、全く外部から参加をして議論を聞いてまいったわけですけれども、残念なことに、日本の存在感というのは非常にまだ低いということです。  大臣にお願いしたいんですが、大臣、幾らこういう、...全文を見る
○犬塚直史君 次に、劣化ウラン兵器について質問をいたします。  劣化ウラン兵器は人体に放射線被害をもたらす可能性があると考えますか。
○犬塚直史君 劣化ウラン兵器はそれでは核兵器とは言えないと、こういう立場でしょうか。
○犬塚直史君 今のお答え、大臣、余りにも私は被爆国日本としての外務省の発言とは思えないわけです。  といいますのは、確かに難しい問題であります。原爆が投下される、そしてまさに中性子線、それからガンマ線ですか、初期放射線によってあらゆる被害が高じてしまう。ここまでは確かに普通の戦...全文を見る
○犬塚直史君 是非そこのところを調べていただきたいんですが、白か黒かということではないんです。疫学調査に基づいて、これはベルギーの国会で最近法律ができているんですが、要するに予防原則を適用するに足るぐらいの疫学的な結果が出ていると、つまり白か黒かと言われれば分からないと、グレーで...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、在日米軍基地には劣化ウラン兵器は存在するんでしょうか。
○犬塚直史君 それでは、この劣化ウラン兵器、先ほど核兵器ではないと。まあ狭義に言えば核兵器ではありません、爆発して何とかという話でないですからね。しかし、広義の、内部被曝ということを考えれば、グレーではあるが非常に濃いグレーであるということなんですけれども、この劣化ウラン兵器の日...全文を見る
○犬塚直史君 広島、長崎の被爆者の方たちが六十余年を経た今でも毎日苦しんでおられるという我が国の立場から、今のような答えはとても私は納得できません。やはり、こういう問題であるからこそ、グレーな問題であるからこそ、我が国がもう一歩踏み込んだ国際社会におけるリーダーシップを取っていた...全文を見る
○犬塚直史君 もうすぐ、五月十九日から二十一日の間、NSG総会が開かれるわけであります。ここで我が国がどういう立場を表明するかということを今お願いをしているわけですが、今大臣おっしゃったのは、この米印原子力協定については注意深く検討するという表現をされました。これは全く変わってい...全文を見る
○犬塚直史君 NPTの枠組み自体を揺るがすようなこういう特別な協定に対して懸念をはっきりと表明できないような立場は我が国は取るべきではないと思います。懸念を表明するのであればはっきりと懸念を表明した方が、特にNSGの会議ではしていただきたいと思うんですけれども、最後に大臣の決意を...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
10月17日第170回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○犬塚参議院議員 恒久法についてお尋ねがありましたけれども、御存じのように、民主党案は、油ではなく水だ、こう言っているわけであります。水といいましても、火消しの水もあれば生活の水もあるわけですね。それでは、こういうものをどうやってきちんとした形で恒久法論議の中に入れていくのかとい...全文を見る
○犬塚参議院議員 民主党は、先ほど申し上げたように、油ではなく水だ、本当に我が国がアフガニスタンについて平和活動をするに当たっては油より水だ、こう言っているわけですね。ですから、給油については、当然のことながらこれを中止するということを主張しているわけであります。  ISAFに...全文を見る
○犬塚参議院議員 今、委員よく御案内のとおり、アフガン国内は非常に治安状況が悪く、この特定の地域に限っては抗争停止合意が確実にできるというようなことを断定することはなかなか困難であります。だからこそ、この法案の中では、抗争停止合意を促進するという努力も行うということも入っているわ...全文を見る
○犬塚参議院議員 前国会でお答えを申し上げましたが、確かに、この法案の中で武器使用に関しては踏み込んだ表現をしております。  具体的に申し上げますと、例えば、食料などを保存している倉庫に盗賊や武装集団が入り込んできたときには、これを阻止するための威嚇射撃を行う、あるいは、例えば...全文を見る
○犬塚参議院議員 委員御指摘のとおり、海上補給活動の最大の目的は、紛争地域に隣接をしている海域の平和維持、秩序の維持にあるわけであります。この秩序の維持をこの海域において本当に行うのであればいろいろなやり方はあるわけでありますけれども、この秩序の維持を行う作戦の名前がOEF・MI...全文を見る
○犬塚参議院議員 テロとの闘いというのは、テロとの戦争ではなくて、対テロ戦争ではなくて、テロを根絶するのが闘いであります。民主党が今すぐこの法案でやれと言っているのは、この火消しの部分であります。火消しというのは……(新藤委員「だから、できるのか」と呼ぶ)できるんです。これはやは...全文を見る
○犬塚参議院議員 どうして賛成できないのという御質問ですね。簡単なんですよ。  我々は、給油を行うことによってアフガニスタンが平和になるとは思っていないんですよ。アフガニスタンに必要なのは油ではなくて水だというのが我々の立場なんですよ。ですから、では水をやるためにどういうふうに...全文を見る
○犬塚参議院議員 そのような明らかな安全な地域というものがない。この時期にもない。将来にわたってはどうかと言われれば、それはいろいろな状況によって非常に変化をしていく。そういう非常に難しい状況であるからこそ、今月に入ってもいろいろな報道もなされていますが、ミリタリーソリューション...全文を見る
○犬塚参議院議員 こういう難しい、治安維持に係る状況が月の満ち欠けのように常に変わっていくような状況下で、民軍の連携した活動を今各国、一生懸命やっているところです。我が国がこういう地域に対して一体どのような貢献ができるのかということを今真剣に考えた結果がこの法案なんです。その結果...全文を見る
○犬塚参議院議員 今、大変な事態が進行中だと思います。それは何かというと、タリバン、アルカイダの掃討作戦をやっていた米軍と英軍の司令官クラスが、掃討作戦の相手であるタリバンとの和解ということを今月に入って言い出しているんですよ。  その前段として何があったかというと、二〇〇六年...全文を見る
10月20日第170回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○犬塚参議院議員 反論の機会をありがとうございます。  今のお話、二点申し上げたいんですけれども、まず、目の前のことと少し中長期の話と分けてお話ししたいんです。  まず目の前のことについて。どうして民主党がここまで抗争停止合意にこだわるかということなんです。これは一言で言うと...全文を見る
○犬塚参議院議員 アフガニスタンに住んだ御経験のある委員からのアフガニスタンにおける干ばつとは何かという御質問です。  私は、この水のことについて、ペシャワール会で二十年以上にわたって現地で病院の運営をしてきたこの活動が、結局は農村の復興こそアフガニスタン復興の基礎である、そう...全文を見る
○犬塚参議院議員 今お話しになったような集団安全保障の件ですね。今までの政府の解釈というのは、四十二条に基づいて、特別協定に基づいて行われるような武力行使、いわゆる国連軍というものは、今までできたためしもないしこれからできる可能性もない、であるから、そういうものができるような段階...全文を見る
○犬塚参議院議員 一年以内に抗争停止合意を結ぶことができるかというお尋ねですが、当然我々はそれを前提にして法案を提出しております。  多分、抗争停止合意というのは非常に難しいから、結局民主党は何もやらないということを言っているんだろうということをきのうからずっと言われるんですけ...全文を見る
○犬塚参議院議員 まさに、当面今すぐやらなければいけないのが、抗争停止合意を求めることであります。  抗争停止合意を、一部の地域でもいい、一つや二つの地域でもいい、ここでまず求めること、これを抜きにしていきなり武装集団を送れば、今までの例と同じように、これがそのまま抗争の主体に...全文を見る
○犬塚参議院議員 昨年の十月時点で小沢代表がISAF参加に理解を示しているというのは御案内のとおりであります。  しかし、現実的に、ISAFの指揮命令系統はNATOが持っております。日本の自衛隊は、御存じのようにNATOには加盟をしておりませんので、NATOに加盟をしていない日...全文を見る
○犬塚参議院議員 今、抑止の重要性をおっしゃいました。当然のことながら、抑止があって、そこの上に立って人道的空間があり、そこの中でいろいろな生活の水を提供できるという認識は多分共有させていただいているんだろうと思います。  ただ、ちょっと誤解を受けているのかなと思いますのは、抑...全文を見る
○犬塚参議院議員 今御指摘の部分は、私も何度となく参議院の委員会で質疑をさせていただいた部分であります。  なぜかといいますと、OEF・MIOというこの作戦名なんですね。MIOに限っておっしゃるのであれば確かにそうかもしれない。しかし、MIOというのはあくまでもOEFの下部作戦...全文を見る
○犬塚参議院議員 先ほど来申し上げているように、内戦状態にあるようなアフガニスタンという地域に隣接をしている海域の海上における治安の維持活動をするということについては、だれも反対するものではないと思います。  しかしながら、では、どういう作戦のもとにこれをやるのかということを我...全文を見る
10月23日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第1号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚でございます。  今年の二月、アメリカの二〇〇九年度の予算教書が提出をされて、それによりますと、イラクとアフガニスタンの戦費が八千六百九十一億ドルといいますから、日本円で百円換算で約八十七兆円、まあ日本の国家予算に匹敵するこの予算が既に計上されてしまっ...全文を見る
○犬塚直史君 次に、中曽根外務大臣に伺いますが、今、浜田防衛大臣から車の両輪だという話がありました。衆議院の議論でも、民主党が水だと言えば自民党は油だと言うと、最後は水と油両方が必要だと、そんな議論になったわけであります。私は、この油の部分をどういうふうに、つまり武力の行使という...全文を見る
○犬塚直史君 今の議論はちょっと分かりにくいかもしれないんですが、要は、戦争、武力行使にもルールがあるよという話なんです。その戦争や武力行使をやっている間に、例えば市民に被害を与えてはいけないとか拷問をしていけないとかいうようなルールは、これは戦争中のルールであります。その戦争や...全文を見る
○犬塚直史君 先ほど来指摘をされている無制限の人家の捜索ですとか、あるいは不法な、これはアフガニスタンの国内法だと思うんですが、不法なアフガニスタン市民の拘束ですとか、あるいは以前話題になりましたグアンタナモベイにおける、まあ情報を取るためだと思いますが、拷問等、こういうことがア...全文を見る
○犬塚直史君 いや、私も別に国連憲章がすべてだと言っているわけじゃないんです。しかし、少なくとも、大臣、第一次世界大戦と第二次世界大戦で何千万人もの犠牲を出したその結果として、戦争の違法化というものを定めたと。そのただ二つの例外が自衛権の行使と集団安全保障の措置だということを決め...全文を見る
○犬塚直史君 ということは、今OEF、ISAFがやっていることは武力行使ではないわけですから、日本の自衛隊が行ってやってもいいわけですね。
○犬塚直史君 今のできるかできないかということにまだ答えられていないので、もう一度お願いします。
○犬塚直史君 いや、私がお聞きしているのは、自衛隊は海外において武力行使はしないと、こう決めているわけですよね。武力行使をしない自衛隊であるから行けないわけでありますが、今、現状でアフガニスタンで大臣さっきおっしゃるように行われている行為が武力行使でないとしたら自衛隊は行けること...全文を見る
○犬塚直史君 お答えいただけないので、委員長の方から注意をお願いします。
○犬塚直史君 ちょっと、言葉じりではありませんけれども、現地の事情を承知していないと今おっしゃったんですか。
○犬塚直史君 もう一度質問をいたしますけれども、一番初めの質問は、OEFは武力行使かと言ったんですね。そうしたら、OEFは武力行使ではないと明言をされたわけですね。今行われていることが武力行使でないんであれば自衛隊を送ることは可能ではないですかと、法的にですね、という質問なんです...全文を見る
○犬塚直史君 まず、私は日本国憲法と国際法の間に乖離があるとは一言も申し上げておりませんし、そのようにも全く思っておりません。  その質問ではなくて、今申し上げているのは、私の一番初めの質問はISAFではないんです、OEFは武力行使かと聞いたんです。よろしいですか。そうしたら、...全文を見る
○犬塚直史君 では、もう一度確認します。  OEFがやっているこの活動は武力行使に当たるんでしょうか、当たらないんでしょうか。
○犬塚直史君 そういう、官房長官が、OEFやっていることが武力行使には当たらないと今ここで断言をしますね。そうしますと、今やっていることは警察行為であります。警察行為をどういうふうに我が国がこれを援助していくのかという話であればいろいろなやり方があるはずですね。何も後方で給油をす...全文を見る
○犬塚直史君 ということは、官房長官がおっしゃっているのは、警察行為に協力をすることも武力行使に当たる可能性があると、こうおっしゃっているんですか。
○犬塚直史君 そうすると、確認させていただきますが、国際法上とそして日本国憲法上におけるこの武力の行使、この武力の行使をする際にどういう条件があれば国際法に違反しないで、日本国憲法にも違反をしないで武力行使の決定ができるかということについては、武力行使の正当性については憲法上も国...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、集団的自衛権はさっきお触れになりましたので、それ以外にはないと考えてよろしいですか。
○犬塚直史君 それでは、次の質問に参ります。
○犬塚直史君 先ほど来この件にこだわっておりますのは、政治の意思決定の最も重要な武力の行使をするしないという意思決定に当たって、これは国連憲章が定めているもの、今まで人類の英知を集めて武力行使は違法だということを決めたと。ただ、二つだけ例外があると。この二つの例外にもOEFは該当...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、次の質問に移ります。  先般来、MIOの話に関連をしまして、ソマリア沖のいわゆるPKOの、海賊取締り目的のPKOについていろいろな議論がありました。その際に河村官房長官がされた話の中で大変気になる部分がありましたので、私はここでちょっと一応確認をさせてい...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございます。御趣旨がよく分かりました。  これは大変大事な問題だと思います。我が国のタンカーが被害を受けた、あるいは乗っ取られたと、この海域は我が国の生命線である、シーレーンの防衛だと、だから我が国の武装集団をここに送るんだという議論をしてしまうと、これ...全文を見る
11月05日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚です。  両参考人、本日はありがとうございます。  新JICA、これは絶対に成功させなければいけないという気持ちも多分共有させていただいていると思いますし、我々も全力で応援をする覚悟であります。  今日は、遠いところ、中村参考人、ようこそお越しいた...全文を見る
○犬塚直史君 そうした困難な状況の中、二十五年余にわたって、まさに現地化というよりも土着化して、これは中村先生がおっしゃったことですが、土着化して頑張っている活動に心から敬意を表したいと思います。  その上で、私は最近、現地でヨーロッパのPRTと民軍が一緒になっている活動の実態...全文を見る
○犬塚直史君 私は、日本のかつては良かったイメージ、広島、長崎は有名であった、日露戦争に勝ったというようなイメージがもう今や崩れつつあると。しかし、しかし日本はまだそういう言わば宗教的な確執からは無縁な立場であり得ると。マドラッサの建設を始めとして日本なりの立場というのはあるんじ...全文を見る
○犬塚直史君 今おっしゃった警察の機能についてもう少し伺います。  今警察が、内務省が大変な腐敗を抱えていて、末端のアフガニスタン政府の警察官は麻薬取引に自ら積極的に加担をしているというふうに聞いておりますが、現場から御覧になっていかがでしょうか。
○犬塚直史君 今、日本独自の活動として中立性を持って、しかも現地をよく理解をして、現地の宗教を含めてこれを尊重する立場で支援をするのであれば、現地挙げて応援をしてくれるだろうという心強い御意見をいただきました。  そこで、少しさかのぼりまして、九・一一後のボン合意というものがあ...全文を見る
○犬塚直史君 先ほどおっしゃった、二千万人のパシュトゥン人を抹殺しない限りはこの軍事作戦の成功はあり得ないだろうという趣旨のことを先ほどおっしゃいました。アフガニスタンの南部、東部、そしていわゆるFATAという地域、そしてパキスタンの北部、西部というところ一帯にこのパシュトゥンの...全文を見る
○犬塚直史君 これは今年になってお出しになった「対日感情の動き」という中村参考人のメールの一節なんですが、少し引用さしていただきます。六月になって日本軍、ジャパニーズトゥループ派遣検討の報が伝えられるや身辺に危機を感ずるようになった。日本が兵力を派遣すれば、我がペシャワール会は邦...全文を見る
○犬塚直史君 済みません、JICAの力石参考人、大変失礼しました。最後に伺いますが、この六月の現地調査は、現地のJICAにも調査団は来たんでしょうか。
○犬塚直史君 最後に中村参考人に御意見を伺います。  日本が国家として政府としてこのアフガニスタンに対する支援、どのようなものを現地から期待されますか。
○犬塚直史君 ありがとうございました。  以上です。
11月11日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○犬塚直史君 今日は、田母神参考人に立法府にお越しをいただきました。多分、この質疑は全国の有権者も注意をして見ているでしょうし、田母神参考人が講演をされた東京大学の学生諸君も注意をしているでしょうし、何よりも二十四万の自衛官の皆さんも非常に注目をしている質疑だと思います。  今...全文を見る
○犬塚直史君 防衛大臣は、その思いを共有していただいていると、今そういう答弁をされました。しかし、この一連の報道等々、一般の有権者あるいは自衛官に伝わってくる外から見た印象というものは、非常にあいまいなまま、まあまあまあまあとなだめていると、きちっとした対応をしていないと、そうい...全文を見る
○犬塚直史君 それであるならば、この張本人の田母神参考人に対してどうして懲戒手続に入らなかったのかなというのが、まあ一般的というか、もうごく常識的な感想なわけであります。  そこで、これは防衛省の事務方に伺いますが、田母神前幕僚長に対する懲戒手続には入ったんでしょうか、入ってい...全文を見る
○犬塚直史君 懲戒手続には入っていないというお答えでした。  このときの、一番初めの十月三十一日の経緯を見させていただくと、副長がこの田母神参考人に対して二つのことを聞いているんですね。一つは、辞表を提出してくれないかと、要はごめんなさいと言って辞めてくれないかということですね...全文を見る
○犬塚直史君 それに対する田母神参考人の答えは、辞表は出さない、辞めないと。そして、懲戒処分に入るのなら審理の辞退はしない。つまり、審理という意味は、この決められた、自衛隊法施行規則に決められたこの一連の流れの中の審理というところが場合によっては長く掛かることがある、数か月掛かる...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、防衛大臣にもう一度伺いますが、どうして田母神参考人を懲戒手続の対象としなかったんですか。
○犬塚直史君 そうすると大臣、端的に言うと、時間が掛かるからまずいと、時間が掛かるからこれは早期退職扱いにしたと、今の答弁はそういうふうに聞こえるんですが、よろしいですか。
○犬塚直史君 防衛大臣、その判断が非常に私は軽い、非常に軽い判断だと思うんです。大臣、副大臣、政務官が減給をする。先ほど来言っているように、これは重大問題である。国権の最高機関である立法府に対する挑戦的な行為であるということは、これをほうっておいたらば国の形が崩れるぐらい大変なこ...全文を見る
○犬塚直史君 防衛大臣、今の発言は私は非常に問題だと思うんですよ。  この懲戒手続に入ったときに、審理のときに、国民の目の前で田母神参考人に堂々と自説を述べてもらって、その中で我々国会の審議がどういうことをやっているのかということをきちんとこちらでも言うことができる。もちろん我...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、出だしにもう一度戻りますけれども、一番初めに辞表の提出を求められた。もしそれが駄目であれば懲戒手続に入るからということですね、懲戒手続に入るから、もし入ったときに審理辞退の意思を確認した、副長がですよ。要は、ごめんなさいと言って辞めるか、あるいは審理辞退を...全文を見る
○犬塚直史君 それでは田母神参考人に伺いますが、副長が電話なり訪問なりをして田母神参考人のところに意思確認をしたと。辞職をするか、あるいは懲戒手続の審理辞退の意思表示をしてくれと言ってきた。これについてはどのようにお感じになりました。
○犬塚直史君 私は、田母神参考人の、内容的なお話は別として、自分の書いたものをきっちりと審理してもらいたいという反応は当然だと思います。  この当然の反応に対して、それを受けて懲戒手続に入らなかったことの方が私ははるかに問題だと思うんですけど、大臣、どうですか。
○犬塚直史君 懲戒手続がしり切れとんぼになるというのはどういう意味かをちょっと御説明ください。
○犬塚直史君 防衛大臣、自分の意見を述べることは何か都合が悪いことあるんですか。
○犬塚直史君 私は、それが非常に国民に対して不信感を与えている対応だと思います。  どうして堂々と懲戒手続に入って、今おっしゃっているのは、これは総理も同じようなことを言っているんです。これぶら下がりの記事の内容ですので、これは確認をしなければいけませんが、麻生総理も、定年にな...全文を見る
○犬塚直史君 もう一度伺いますが、時間が掛かることが先ほど都合が悪いとおっしゃいましたけど、どうしてそれは都合が悪いんですか。
○犬塚直史君 では、お辞めをいただく形としてどうして懲戒手続に入らなかったのかということを先ほど来聞いているんです。
○犬塚直史君 先ほど来大臣に伺っているのは、長期化することがどうしてまずいんですかと聞いているんです。
○犬塚直史君 長期化して一月に定年退職を迎えることがどうして問題なんですか。
○犬塚直史君 けつが決まっていて、そこで一月で審理が終わってしまうから、だから懲戒手続に入らないというのは余りにも非合理な決断だと思いますけれども、どう思いますか。
○犬塚直史君 もう一度、政府の見解を伺います。  これは懲戒手続に入るべき事案だったんですか、そうではなかったんですか。
○犬塚直史君 それでは、最後の結論に至らなかった、しかしながら、なるべく事を荒立てないように退職という形に持っていったと、そのようにしか今の答弁では受け止められないんですけれども、何か確とした、懲戒手続には入らないという確とした理由は今の答弁では全く見えてこないんですよ。  そ...全文を見る
○犬塚直史君 なぜ懲戒の手続に入らなかったのかということについて、一つの大きな原因は六千万円と言われる退職金の問題かと思うんですが、そういうことも勘案をして、五十四日と言われておりますが、その期間内で終わる審理を、この五十四日であれば一月の退職のときの前には終わるはずなのに、どう...全文を見る
○犬塚直史君 それでは田母神参考人に伺いますが、もし審理に入ったら御自分のこの政治的な意見をそこで述べるという気持ちがおありになったんですか。
○犬塚直史君 先ほど来、村山談話のお話をされておりますけれども、この件は、村山談話あるいは一国の憲法解釈ということを超えた話であります。  それはなぜかというと、なぜかというと、これは侵略の定義、侵略の定義というのは、まさにこの安全保障にかかわる国会論議の中の中心的な課題であり...全文を見る
○犬塚直史君 今、田母神参考人の御意見はよく分かりました。私は、この内容についてこの場で議論するつもりは全くありません。  今問題にしているのは、こういう田母神参考人の受け止め方ですね、議論をしてもいいだろう。しかも、大きな影響力を持つ言わば行政の長たる人物が、しかも教職にある...全文を見る
○犬塚直史君 最後に、もう一度伺います。  今日は、防衛大臣にこのことだけを私は聞こうと思っていたんです。どうして懲戒処分しないのかということなんです。  一番初めは懲戒処分しようと思っていたんですよ。本人がもしごめんなさいと言って謝って辞めなければ、自分で退職をしなければ懲...全文を見る
○犬塚直史君 これは防衛大臣だけではなくて、麻生大臣も類似のことを述べております。定年になるから、その段階で決着しないと具合が悪いというようなことを述べております。  私は、このような政府の取組は問責に値するということを申し上げて、私の質問を終わります。
12月11日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第9号
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○犬塚直史君 民主党の犬塚です。  ここ随分間が空きまして、質問したい、確認をしたいことが随分たまってまいりました。  まず、田母神前航空幕僚長が書きましたこの文章の中身について少し、まずは外務大臣に確認をさせていただきます。  大東亜戦争は、「日本を戦争に引きずり込むため...全文を見る
○犬塚直史君 もう少し引用をいたしますと、「実はアメリカもコミンテルンに動かされていた。」と。もう一つ引用しますと、「日本はルーズベルトの仕掛けた罠にはまり真珠湾攻撃を決行することになる。」というふうに書いてあるんですね。これは非常に政治的な、つまり現場の人間ではなくて、歴史認識...全文を見る
○犬塚直史君 私の質問は、こういう発言は政治的な発言ではないかという質問なんですが、もう一度お答えください。
○犬塚直史君 政治的な発言であるか政治的な発言でないかは分からないと、こうおっしゃっているんですか。
○犬塚直史君 私が申し上げているのは、自衛隊法六十一条とか国家公務員法百二条に定めている政治的行為の話をしているのではありません。私が申し上げているのは、こういう一連の発言はですよ、自衛隊員のトップにいる者として、現場の事実情報を防衛大臣にしっかりと伝えるというこういう役割ではな...全文を見る
○犬塚直史君 防衛大臣に伺います。  もう一度引用しますが、「タイで、ビルマで、インドで、シンガポールで、インドネシアで、大東亜戦争を戦った日本の評価は高い」と、こう田母神前航空幕僚長は書いているんですが、これは政治的発言だと思われますか。
○犬塚直史君 私は、コメントを差し控えるとおっしゃいましたが、コメントすることがまさに政治の責任者の仕事だと思うんですね。  現場の人間というのは、現場のことを一生懸命もうこればかりやっているわけですから、どうしても視野が狭くなるわけですよね。そこで、何らかの形で思い込みがあっ...全文を見る
○犬塚直史君 田母神前航空幕僚長は、今ちょっと例を挙げたような、非常に一方的かつ偏った、独断に満ちたこの歴史観、田母神前航空幕僚長の表現によれば、日本は良い国だという歴史観を持たないと自衛隊員の士気にかかわるというような発言をされておりますが、防衛大臣はこれを共有されますか。
○犬塚直史君 大臣、私は広い視野というのは大臣が持つのが職責だと思うんですね、現場の人間を束ねるわけですから。その広い視野から総合的な判断をされる大臣が、私は、今回のこの田母神発言がいつまでも尾を引いていることの最大の責任は、防衛大臣がこの田母神前航空幕僚長の懲戒手続に入らなかっ...全文を見る
○犬塚直史君 私の質問は、大臣、期限の問題がなければ懲戒手続に入ったんですかという質問です。
○犬塚直史君 確認をしますが、時間がなかったので懲戒手続に入らなかったとおっしゃったんですね。
○犬塚直史君 ということは、本来であれば懲戒手続に入るべきという認識があったにもかかわらず、時間が掛かるというこの事実の中で、一刻も早くこれを終結させるべきという判断の中で懲戒手続に入らなかった、つまり時間がなかったから懲戒手続をしなかったということですな。
○犬塚直史君 私はそこのところが、時間があるとかないとかという話ではなくて、やっぱり懲戒にするべきものは懲戒にするという堂々とした、何をもって懲戒にするのかという議論をやはり国民の前で堂々と行わなかったためにここまで尾を引いてしまったというふうに理解をしております。  それでは...全文を見る
○犬塚直史君 この基準を適用するに当たっては、これは私、防衛省の方から聞き取り、十一月の二十日にしたんですけれども、この基準を適用するに当たっては「人事院規則一四—七(政治的行為)の運用方針について」と、この解釈を取っているところであるという答えがありましたが、これでよろしいです...全文を見る
○犬塚直史君 そこで、人事院に聞きますけれども、今そのような答えが防衛省からあったわけですが、私が聞いたところでは、人事院は国家公務員一般職について所掌しているのであり、特別職たる防衛省職員の服務規定に係る解釈については関知するものではなく、個別の判断については任命権者、懲戒権者...全文を見る
○犬塚直史君 ということは、ここに言っているように、個別の判断については、今回の田母神言動が政治的行為に当たるかどうかという個別の判断については、懲戒権者、すなわち防衛大臣が行うことになるということになりますが、防衛大臣、そのような理解をしておられますか。
○犬塚直史君 大臣、それは先ほどの質問なんですけれども、その件はもう結構です。  時間がないから懲戒手続に入らなかったというのはもう分かりましたが、時間があれば懲戒手続に入ったとさっきおっしゃいましたから、それでは、懲戒手続に入ったときに、この田母神前航空幕僚長の言動は政治的行...全文を見る
○犬塚直史君 それはどういう理由で政治的行為に該当しないとおっしゃっているんですか。普通はこれ、目的と行為に分けると。目的は、「政治の方向に影響を与える意図で特定の政策を主張し、又はこれに反対すること。」になっているんですよ。今回の言動はまさにこれじゃないですか。大臣、どうですか...全文を見る
○犬塚直史君 質問レク等々で事務方と話しているときは、まさにおっしゃるような答えが返ってくるわけであります。  私は、今回のことは、本当に大臣のリーダーシップを今見せないとどんどん議論が混乱していくという状態になっていると思うんですね。これだけのことを言って、自分のまさに持ち場...全文を見る
○犬塚直史君 大臣、それでは何となくという話になるんですよ。自衛隊法六十一条に定めるところの政治的行為に当たらないと今大臣がはっきりおっしゃったので、政治的行為に当たらないと言うのであれば、田母神論文は別に何も法規には違反していないんですよ。ただ、適切ではないから更迭をされたと、...全文を見る
○犬塚直史君 航空幕僚長の上司たる防衛大臣がそのような指導力しか発揮できない、つまり本当の意味で総合的な判断をするべき防衛大臣が、懲戒手続に入るべきと言いながら、また臭い物にふたをするような議論しかできないということは私は問責に値すると思います。このような懲戒手続に入ることをしな...全文を見る
○犬塚直史君 本人にすれば、これだけ言ったと、しかも教育内容まで影響を与えるような形で常に発言をしてきたと、しかし更迭をされたその理由というのが、さっきちょっとおっしゃった品位だとか、あるいはふさわしくないと、その程度の話であると、そういう理解を今されているんだと思います。  ...全文を見る
○犬塚直史君 外務大臣に伺います。  田母神論文の中でこういう表現もあります。相手国の了承があるものは侵略ではない。更に言うなら、もう一つ引用すると、今も昔も多少の圧力を伴わない条約など存在したことはない。外務大臣、こういう非常に一方的なことを堂々と言っているんですが、外務大臣...全文を見る
○犬塚直史君 侵略の定義という非常に大きな話題について、今日は国際法局長もいらしているようですけれども、そもそも正式な定義がないと。非常に政治的な話であります、今のところですね。  さかのぼれば、国際連盟、一九二〇年、国際連盟の中で侵略戦争の禁止条約が締結された。あるいは、三三...全文を見る
○犬塚直史君 防衛大臣、これは今年の六月の二日から六日の間に行われた、今世界百九十か国近くが参加している締約国会議の中でまさに今行われている議論であります。日本は幸いなことに周囲を海で囲まれておりますが、国境をたくさん接している国がある、まさに紛争の火種がいっぱいある国がたくさん...全文を見る
○犬塚直史君 外務省に伺いますけれども、今読んでいただいたこの中に国連憲章が引用されております。我が国としては、この国連憲章の引用については余り積極的にはこれを評価をしていないと、こう伺って、これは三三一四のことですね、今読んでいただいた三三一四ですね、これについては積極的な評価...全文を見る
○犬塚直史君 軽視も重視もしていないと、引用するのであれば引用する仕方があるだろうと、するかしないかの是非も含めて、これから日本としては検討していくんだと、そういうことでよろしいですか。
○犬塚直史君 是非、日本政府に頑張っていただきたいと思います。今のままですと、侵略の定義は究極的には安保理で決めるということになってしまう。それに対して、やっぱりここでこれだけ多くの国の代表が集まって侵略の定義を決めようとしている、まさに今佳境に入っているところですので、是非建設...全文を見る
○犬塚直史君 まさに、田母神前航空幕僚長が非常に軽い形で書かれたこの侵略の定義の問題について、まさに国際連盟の時代から今に至るまで世界中の国が集まって議論を闘わせていると。日本はこれに、今のままでは国連安保理が決めたものが侵略であるというようなことになってしまうと。安保理の五大国...全文を見る
12月18日第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○犬塚直史君 私は、ただいま可決されました防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会・国民新・日本、自由民主党及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     防衛省の職員の給与等に関する法律の一...全文を見る