犬塚直史

いぬづかただし



当選回数回

犬塚直史の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第174回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第1号
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○犬塚直史君 どうもありがとうございました。  毛利参考人に伺います。  革新的資金メカニズムについて非常に簡単に触れられたんですけれども、私たちは、特に参議院は今年の七月に選挙、なる人もかなりいるんですけれども、実感として、選挙で例えばODAの増額を訴えて当選するというのは...全文を見る
02月24日第174回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第3号
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○犬塚直史君 一つ視点として、環境適応に係る資金をどうするかという話があると思います。やっぱり環境問題は国境のない問題ですから、国境のない資金徴収といいますか、どうやって資金を集めるかという議論はやっぱりしなければいけないと思います。  そこで、一つ是非参考にしていただきたいと...全文を見る
○犬塚直史君 これは基本的には、この議論をしているグループが約六十か国弱あるんですけれども、この言い出しっぺはフランスになっておりまして、いろんなアイデアがあるんですが、現実に動いている取組では、航空券課税、つまりフランス発着の航空機を利用する人たちには、例えばエコノミークラスで...全文を見る
02月24日第174回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○犬塚直史君 両参考人、今日は本当にありがとうございました。  まさに今、一番最後に瀬谷参考人がおっしゃりかけていた人材育成、どんなに金を出しても、どんなにインフラを造っても、それが現地でどのように使われていくのか、現地の人たちはそれをどのように理解していくのかというところにつ...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございました。  当委員会は参議院だけの委員会なんですね、ODA委員会というのは。そして、実は百六十六国会でこの委員会で初めて中間報告というのを出しました。その中間報告のタイトルが「「援助量」大国から「援助人材」大国へ」と、まさに今お話しになっているどう...全文を見る
○犬塚直史君 この間、私の部屋に青年海外協力隊のOBの会の方が見えまして、今回の事業仕分で随分何か厳しい答えが出たようなんですが、例えば青年海外協力隊に出かけられた方々の三四%の人たちが現職を休職を希望しているにもかかわらず辞めざるを得なかったというような事情があるということなん...全文を見る
○犬塚直史君 木邨参考人に伺います。  先ほどこのいろいろな資料を見せていただいて、この中に、現在のところJICA関係者は三十七名アフガニスタンに滞在中であると、これが五十名、六十名と増えていくという話を伺いましたけれども、いかにも少ないという感じがいたします。それはいろんな事...全文を見る
○犬塚直史君 これ現場の方に聞いた話なんですけれども、この資料の中にあるように、人種的に言うと、一番危ない東とか南はやっぱりパシュトゥンの人が多い、北とか西の方はタジクとかいろいろな人種がおられると。支援が実際に入っていくのはやっぱり北、西の方が中心になっていってしまう、つまり危...全文を見る
○犬塚直史君 JICAの支援の仕方を責めているわけではありませんので。ただ、一人でも犠牲者が出ると物すごいマスコミの集中の報道があってせっかく長年やってきたこのJICAの例えばお米のプロジェクトが頓挫してしまうという、危険と隣り合わせで仕事をされているというのは私なりに理解してい...全文を見る
○犬塚直史君 一つの事例として、例えば今PRTの文民のところに日本人の女性が四人入っておりますけれども、これをPRTの文民のところに日本から、JICAなりあるいはNGOなり、日本の支援を受けて入れるところからどんどん入っていくという議論も聞いたことあるんですが、お二人の御意見を伺...全文を見る
○犬塚直史君 今のお話が先ほど瀬谷参考人のプレゼンの中にあった日本の支援・技術の強みの絞り込み、ほかの諸外国と比べて日本が一体どこに強みを持っているのか。特に、今まではおっしゃったように被害者支援とか生活再建支援に特化をしていて、本当であれば力を発揮できるかもしれない和平・政治プ...全文を見る
○犬塚直史君 瀬谷参考人は、日本が、日本大使館が中心になって北部同盟の六万五千人の、九つあったミサイルやタンクまで持っていたあの北部同盟の武装解除をやった話を聞くと、やっぱり日本大使館の中でも本当に一握りの人たちがほかの大使館の武官なんかの協力を得ながらまさにびっくりするような事...全文を見る
○犬塚直史君 まさにこのネットワークをつくるといいますか、今まで本当に長年やられてこられた、JICAも含めて本当に長年やられてこられたこのノウハウをどっかで蓄積をして、これだけ海外でボランティア活動をやるという、特に女性、最近物すごい多いわけですよね。そういう人たちがもっとどんど...全文を見る
○犬塚直史君 どうもありがとうございました。  今までのODA委員会のいろんな議論の中で一番言われている話の一つが、開かれた国益と言っているんですね。開かれた国益という意味は、いろいろな援助をするけれども、その援助をして、例えばインドの地下鉄を援助したときに地下鉄の入口にこれは...全文を見る
03月16日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○犬塚直史君 おはようございます。両大臣の所信に対する質疑をさせていただきます。  まず、お手元にお配りをしました資料の④というのを見ていただきたいと思います。  まず、外務大臣の所信について質問させていただきますが、今年の夏に向けてODAの見直しをされるということが所信にも...全文を見る
○犬塚直史君 おっしゃるように、まずはODAをしっかり御理解いただくということが第一段、その上で、国際連帯税のような革新的資金メカニズムをしっかり議論していくということだと思います。  ODAについては後ほど触れさせていただきますが、私はやっぱり広くいろいろな国民の各層が外に出...全文を見る
○犬塚直史君 政務官、もしよろしかったらもう結構ですが。
○犬塚直史君 引き続き、同じ質問なんですが、今度は財務省の副大臣に同じ質問をさせていただきます。
○犬塚直史君 ありがとうございました。  外務大臣、ここに今年の、資料④なんですけれども、主要日程の一覧表を付けておきました。二〇一〇年以降の主要関連日程というところで、幾つか書いてございますが、特に下の九月、十一月、十一月以降、十二月上旬と、各種の日本がリーディンググループの...全文を見る
○犬塚直史君 この二点については、先般出されましたICNND、エバンス元オーストラリア外相と川口順子元日本外務大臣が共同議長になって提案をされた報告書にも出ております。つまり、オーストラリアや日本のように米国の核の傘の下にある国であってもこういう声明を発出することは決して矛盾はし...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございます。  これを単に国連総会で核の廃絶の決議をするという抽象的なレベルからもうちょっと具体的なレベルにしていかなければいけない。目の前の話ではないんですが、比較的中期的な話まで持っていかなけりゃいけないと思います。  そうした意味で、非核兵器地帯...全文を見る
○犬塚直史君 鶏が先か卵が先かという話になろうかと思いますが、北朝鮮の核をまず排除すること前提であれば、やっぱりこれ検証可能な形で、あらゆる施設に対して事前の通告なしに、言わば国家主権を超えてIAEAがこれをしっかり検証できるような、今はないそのような仕組みがなければ、とても安心...全文を見る
○犬塚直史君 分かりました。  それではもう一つ、先ほどの非核兵器地帯条約を結んでいって、それが最終的には核兵器禁止条約のようなものに結び付いていくんだろうなというイメージを大臣お話しになりましたけれども、このNWC、核兵器禁止条約については、昨年、潘基文国連事務総長が五つのポ...全文を見る
○犬塚直史君 いきなり条約を作っても全く意味がないと、できることからやっていくという大臣の御意見には一〇〇%同感をいたします。  米ロのことについて余り意見を言っても、当事者ではありませんので、日本ができることと考えますと、今お手元の配付資料の⑤お配りをしておりますけれども、一...全文を見る
○犬塚直史君 よろしくお願いします。  アフガニスタンの質問に移ります。  資料の①、御覧になってください。これはアフガニスタン全土の地図ですが、今現在、アフガニスタン全域二十六か所にPRTが展開をしております。御存じのように、チャグチャランでは日本人の文民四名が参加をして、...全文を見る
○犬塚直史君 危ない非常に危険なところだからなかなか入れない、なかなか入れないから更に危険になる、更に危険になるからまた入れなくなるという状況が今のアフガニスタンの南部や東部だと思います。そういうところには今までもJICAも含めて一生懸命やっておるんですが、今までの方向性として、...全文を見る
○犬塚直史君 最後に防衛大臣に伺います。  普天間移設の件で本当にいろいろな議論がなされておりますけれども、私は、迷惑な基地をどこに持っていくかという視点からどんなに議論をしても、これは絶対に解決することはないだろうと思っております。やっぱり一番今求められているのは、日米同盟を...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
04月08日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
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○犬塚直史君 順番を変えまして、一番最後のNPRの件について岡田大臣にまずお伺いをしたいと思います。  いよいよアメリカが六日にNPRを発表いたしました。この間、日本が新しい政権を発足させて、核兵器に対する岡田大臣のリーダーシップ、特に消極的な核兵器の使い方、そしてまた核に対す...全文を見る
○犬塚直史君 核のない世界を目指すという理想に向けて一歩一歩やっていくという意味では非常に大きな前進であったんだと思います。  それでは、本題の普天間関係、普天間のみならず米軍再編をこれからどういうふうにとらえていくのか、もっと大きく言えば、米軍再編をこのアジアの中で、あるいは...全文を見る
○犬塚直史君 迷惑な基地をどこに持っていこうかという発想では絶対に私は解決はしないと思います。普天間の次はどこなんだというふうに必ずなりますので、そういう発想ではなくて、将来的に日米関係をどういうふうにするのかという議論を今しなければならないんではないかと思います。  そういっ...全文を見る
○犬塚直史君 それがこれからどういうふうに実効的に実現されていくかということだと思うんですけれども、九・一一以降の今までの累次の2プラス2などでの会合の経過、成果物を見ますと、日本側の防衛大綱、今新しいのを作っておるわけですが、の最新版では、やっぱり一つには国際平和協力活動への主...全文を見る
○犬塚直史君 例えば、米海兵隊の例が今手元にあるんですけれども、九〇年からの十年間の間だけで十九の大規模救援活動の実績を海兵隊は持っているわけですね。そのうち、特に九一年の四月、バングラデシュで起こったサイクロン被害では海の天使作戦というのが実施されて、これ海上を拠点にして日米等...全文を見る
○犬塚直史君 訓練という意味では、一番近いのは、御存じのようにパシフィック・パートナーシップというのが行われております。このパシフィック・パートナーシップ、防衛省によりますと、二〇一〇年、NGOの参加者募集についてという広報をされておりまして、NGOなど民間団体とも協力をし、多国...全文を見る
○犬塚直史君 では、副大臣に引き続き伺いますけれども。済みません、通告なしで。  今年の五月二十三から七月十五日の間の二か月間、「おおすみ」型輸送艦一隻を派遣をして、混成医療支援チームが民間セクターの活動を支援すると。これについては、我が国のほかに韓国、カンボジア、タイ、ベトナ...全文を見る
○犬塚直史君 ここで、昨年十一月に鳩山総理が友愛ボートということをおっしゃっておりまして、非常にこの取組に対しては意欲を示されておると。特に、軍事組織も含めて多国間の軍事組織が参加をし、民間も入り、NGOも入り、同じ共同作戦、共同展開を行うということは、私は信頼醸成という意味では...全文を見る
○犬塚直史君 これは、軍事組織の果たす役割、特に大規模自然災害時の初動六十日の間、本当に大きいときは、大規模な支援が必要なところに軍事組織が出ていって、六十日間でほぼ九〇%の人道的なニーズが満たされて、後はNGO、民間、現地政府に引き継いでいくという形が理想であるということが言わ...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
04月14日第174回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第6号
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○犬塚直史君 まず、岡田外務大臣にお伺いいたします。  現在、外務省の中でODAの在り方に関する検討状況、方向性について検討がなされているというふうに聞き及んでおるんですけれども、今お話ありましたように、国民の共感がまだ十分には得られていない。これはどういうPRをしてもなかなか...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございます。  その実態の部分、伝わり方の部分、一番効果的なのはやっぱり身近な人間がそういうことに携わっていると、身近といっても町内に一人ぐらいでもいいんですが、そういう形になれば私どもも地元に帰ってODAの話がもう少ししやすいのかなと、そんな気がいたし...全文を見る
○犬塚直史君 なかなか大臣、難しい問題だと思うんです、広報をきちんとするというのは。  一つありますのは、やっぱりJICAなりあるいは外務省が民間と一緒に、官民が一緒になって連携をして、なかなか民だけでは入りにくいところに官と一緒になって入ることで身近な企業が、例えばですけど、...全文を見る
○犬塚直史君 三月十六日の参議院の外交防衛委員会の質疑で大臣に質問させていただいたときに、政府の中でもまだ一定の方向性がきちんと出せているわけではありませんので、まず政府の中でしっかりこの問題について議論を行う、そのことが必要だと思っておられるというお答えをいただいたんですけれど...全文を見る
○犬塚直史君 福山副大臣に是非、やっぱりこの環境の議論のテーブルというのは、本当に多国間の、しかも発展途上国も先進国もある議論のテーブルの中でやっぱり問題になる資金の問題から、パスポートのない問題、環境問題に対するパスポートのない資金供与という方向性で是非、福山副大臣に環境の面か...全文を見る
○犬塚直史君 是非よろしくお願いします。  当委員会で平成十九年度に、援助量の大国から援助人材大国へと銘打った提言を行いました。  外務大臣に伺いますが、この援助人材の育成につなげるキャリアパス、この形成に当たって、外務省だけではなくてJICA、大学院、教育機関が連携するNG...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございます。  今の人材の登録制度について、緒方理事長に伺います。  今ちょうどその話が出たんですけれども、前回の二月二十四日のこの委員会で、日本紛争予防センター事務局長の瀬谷参考人に来ていただきまして人材登録制度の今後の在り方についていろいろお話を伺...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございます。  私も実は有料職業紹介事業、登録制度を自分でやったことがありまして、相当のデータベースがあって、しかもそのデータベースの中には援助関係だけではなくて、この場合でいえば、例えば総合商社に入っている人や、もう既に国連関係機関や何か、あるいは国際...全文を見る
○犬塚直史君 前向きな御答弁──あっ、どうぞ大臣。
○犬塚直史君 ありがとうございます。  これは質問通告しておりませんので感想だけ聞かせていただければ結構なんですけれども、私は以前、ダルフールの難民キャンプに行ってWFPの人たちが食料を配布しているところを見たことがあります。大変な作業をされているわけですけれども、片や、日本に...全文を見る
○犬塚直史君 さてそこで、外務大臣にもう一度伺いますが、例えばODAの理解を深めるという意味でODAの民間モニター、本年度廃止になりましたけれども、これの復活、それから訪日した途上国の元首に地方を訪問していただいて交流をする、これはTICADⅣのときに実施をいたしましたけれども、...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございます。  緒方理事長に伺います。  今、JICAで官民連携ということを大変一生懸命おやりになって、外務大臣も今そのお話をされましたけれども、しかし、まだまだ援助の現場では、ODA規模の縮小ですとかあるいは案件決定の遅さによって、官民連携を進めるど...全文を見る
○犬塚直史君 ありがとうございました。  最後に、外務大臣に伺います。  今度のハイチの大規模自然災害に際して、一つには、軍とそれから民、人道支援、開発、そして、ああいうまさに緒方理事長が一番よく知っておられる一日で百万単位の難民が出るような事態に際してはやっぱり軍の力が非常...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
04月20日第174回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○犬塚直史君 順番を入れ替えまして、まずは日中食品安全の覚書の方からスタートさせていただきます。  いよいよ五月の末に中国の温家宝首相が来日をされると、そしてこの日中食品安全協力推進に関する覚書というものが締結をされる、調印をされるという運びになっていると聞いておりますけれども...全文を見る
○犬塚直史君 日中の食品関係というと、すぐあの毒ギョーザの問題ですとかいろいろなことが出てくるわけですが、私としましては、日中間のこの貿易というのは非常にこれから大事に育てていただきたいというふうに思っておりまして、今も、中国の艦隊が日本近海を通ると非常に危ないなんというような意...全文を見る
○犬塚直史君 これを是非、一兆円を二〇一三年に何としても達成をしたい、そのための体制づくりということをやっぱり考えていかなきゃいけないんだと思います。  私は、この間、何度か中国に行ってまいりまして、この十年間で五十人、六十人の中小零細企業がいきなり六千人の食品加工会社に伸びた...全文を見る
○犬塚直史君 是非、冷凍魚に関しても、地域間の格差がないように、しかも非常に簡便な形で、何しろやろうとしている業者がやる気をなくさないような枠組みの構築というのを是非急いでいただきたいと思います。  そこで、HACCPという、言わば食品の安全に関することにも適用可能な検査の体制...全文を見る
○犬塚直史君 今、足立政務官がおっしゃったように、HACCPというのは欧米から始まったものでありまして、元々宇宙食の管理のためにできたと聞いております。  内容を見ると、いろいろあるんですが、例えば製造工程のフローチャートを作る、製造工程一覧の現場の検証を行う、危害要因を分析す...全文を見る
○犬塚直史君 ここで非常に参考になるのが、例えば北海道の道産食品独自認証制度というのがあって、これはどういうものかというと、例えばAOCや何かのようにワインやチーズのトップブランドを構築するというのではなくて、大量生産も可能なブランドを形成することを目標として、フランスでいえばA...全文を見る
○犬塚直史君 もうこれで終わりにしますが、食い物ですので、やっぱりおいしくて体にいいものを食べるというのはそうそう数字で割り切れるような話じゃなくて、これは文化ですから、そういう意味で、例えば今度の中国の万博に中小零細の企業が加工品を出品しようという希望はたくさんあるんですが、も...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、外務省に伺います、副大臣に伺います。  いよいよ、ICC、国際刑事裁判所のためのローマ規程が一九九八年に採択をされ二〇〇二年に発効した、その後、今年八年目になりまして規程の見直し会議がようやく行われるということになりました。  まず、これ、政務三役、ど...全文を見る
○犬塚直史君 是非どなたかが行っていただいて、積極的な発言をお願いをしたいと思っておるんですけれども、今度の会議では四つの議題が中心となるというふうに考えられています。まずは棚卸しですよね、七年間、八年間の棚卸し。それから、この規程制度の、ローマ規程の充実、実効性を高めるための国...全文を見る
○犬塚直史君 私は、この点についてはもうちょっと積極的に発言していただきたいなと、会議に参加してそういうふうに思っております。  やっぱり、御存じのように、何が侵略か、何が国際の平和に対する脅威かということを今決めることができるのは国連安保理だけであります。しかし、御存じのよう...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、もう一つの議論ですね、特定武器の使用を戦争犯罪とすること、これに核兵器を含めるかどうかという議論がございます。  今のところ、御存じのように、戦争犯罪となる特定武器というのでリストされているのが、毒物又は毒を施した兵器、窒息性ガス、毒性ガス又はこれに類す...全文を見る
○犬塚直史君 この件については、一九九四年に国際司法裁判所に日本政府が提出をしました陳述書というのがあります。この陳述書によれば、核兵器の使用は、その絶大な破壊力、殺傷力のゆえに、国際法の思想的基盤にある人道主義の精神に合致しないものと考えると、こう言い切りましたと、当時の高村大...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、防衛省に伺います。  鳩山総理が施政方針演説で東アジア共同体について述べられまして、具体的にはこういうふうにおっしゃっています。東アジア共同体の実現に向けての具体策として特に強調したいのは、いのちを守るための協力、そして文化面での協力ですと、そういうふう...全文を見る
○犬塚直史君 それは、「おおすみ」型の船に陸海空自衛隊の医療支援チーム約三十名を乗せて、NGOも乗せていくやに伺っていますが、その辺は進捗状況、いかがでしょう。
○犬塚直史君 私は、余り派手ではありませんが、こういう地道な信頼醸成というのが一番大事だと思うんですね。そういう中で、日米だけではなくてやっぱり多国間で、できれば東アジアの国々がなるべく多く参加できるような形のこうした民軍に係る共同訓練、共同展開というのが一つのキーではないかなと...全文を見る
○犬塚直史君 大災害が起きたとき、初期の六十日間、軍事組織が展開することで九〇%の一番初めの需要というのが賄えることができるというレポートもあるんですけれども、今回NGOも乗ってこられたということで、どういう訓練内容を想定されているんでしょうか。
○犬塚直史君 ということは、言わば民軍の関係をしっかりと緊密にしていくためのまずは訓練を一緒にやるんだよという理解でよろしいでしょうか。
○犬塚直史君 今アフガニスタン等々でまさに民軍関係というのが一番大事、しかも多国間でやっていく民軍関係というのが非常に大事だなという認識があると思います。  そうした中で、今これから東アジアで共同体をつくるという、例えば、それではARFではどのようなものがこの枠組みであるんでし...全文を見る
○犬塚直史君 それでは、MPATというんですか、米太平洋司令部、南アジア各国、国連等が参加しているMPAT、マルチナショナル・プランニング・オーグメンテーション・チームというんですか、こういうところに、既に公開されている資料だけを見ますと、オブザーバーとしてしか参加していないと、...全文を見る
○犬塚直史君 大規模な武力紛争というのは今非常に起こりにくくなっている。その一方では、大規模な自然災害というのはもう頻発しているわけですよね。そういう事態に対して共同で対処していくということがまさに現実の安全保障上の信頼醸成に直結すると私は思うんでありますけれども、にもかかわらず...全文を見る
○犬塚直史君 おっしゃるように、何といっても武装集団が平時に行くわけですので、展開する前のガイドラインというかプリンシプルというか、そういうものをよっぽどしっかりしておかないと後で禍根を残すということになりかねない、だから慎重だったんだよという議論は分かるような気がいたしますが、...全文を見る
○犬塚直史君 そこで、先ほど申し上げたキャンペーンという、軍事訓練だけではなくて、それから一歩踏み込んだ言わば国際的な活動として認知されるような地域的枠組みにこれを昇華させていくべきだと私は思うんですね。  そのためのこの基準ということについて、私は、ここに保護する責任の六原則...全文を見る
○犬塚直史君 終わります。
04月21日第174回国会 参議院 国際・地球温暖化問題に関する調査会 第6号
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○犬塚直史君 本日はありがとうございます。  阿部参考人、黒澤参考人に同じ質問を一つさせていただきます。  いよいよ、今年の五月から六月にかけて、ICC、国際刑事裁判所のローマ規程の見直し会議が行われます。御存じのように、これは国境を越えて許し難い戦争犯罪、人道に対する罪、ジ...全文を見る
○犬塚直史君 私の地元に、離島が多い地元なんですけれども、例えば対馬とか上五島なんというところに、高レベルの核廃棄物の最終処分場を持ってくるという話が過去ありまして、まあ今も続いているんですがね。そうするともう町の中の、小さな町の意見が全く二分されて、大きな議論になるわけですね。...全文を見る
○犬塚直史君 まず、川口委員の国際連帯税に係る御提案といいますか提議に私は大賛成であります。  それから、今ツルネン理事が言われた東アジア共同体、経済的にはもうかなり網の目のように組み込まれているわけですが、安全保障の面ではまだまだ、共同訓練等々行われているようですけれども、ヨ...全文を見る