井上和雄

いのうえかずお



当選回数回

井上和雄の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第151回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄でございます。本日は、KSDの問題に関連して、外国人の研修事業を行っておりますアイム・ジャパンに関してお伺いいたします。  実は、私の選挙区は東京の墨田区でございまして、KSDの本部があるところです。国会から行きますと、京葉道路を抜けまして隅田...全文を見る
○井上(和)委員 そうだと思います。つまり、一公益法人である、財団であるアイム・ジャパンのために、インドネシアの労働省が研修生の学校の卒業証書を預かっておく。そして、もし規則違反があればそれを返しませんよ、つまり、アイム・ジャパンが払った費用を弁済しなければそれは返しませんよとい...全文を見る
○井上(和)委員 もう一度繰り返しますが、「この誓約書は私が認識と責任を持ち、そしていかなる強制もなく作成されたものである。」と書いてあるので、これはやはり強制がないというふうに書いてあるわけですから、契約というふうにはとれないんじゃないかと思うんですね。  ただ、この問題は事...全文を見る
○井上(和)委員 それでは別の形でお伺いしますが、一九九一年から一九九三年ごろ、つまりアイム・ジャパンによってインドネシア研修生の受け入れが始まる時期に、旧労働省からインドネシアに出張したお役人はいらっしゃいますか。これは質問通告してありますから。
○井上(和)委員 それでは別の形でお伺いしますが、在インドネシア日本大使館には旧労働省出身の方は勤務されてきているんでしょうか。
○井上(和)委員 平成五年にはアイム・ジャパンが視察団というのをインドネシアに送っているんですね。大使館に労働省のアタッシェがいれば、KSDと労働省の関係を考えても、当然接触があったというふうに私は推測いたしますし、また、そういった橋渡しがなければ、私が先ほど申し上げたように、K...全文を見る
○井上(和)委員 ぜひ報告書を見せていただきたいと思うんですが、今回、会計に関して幾つか指摘されているわけですね。公益法人会計基準に基づいて会計処理に関する規程を作成せよというふうに勧告している。つまり、現在、または以前は基本的な会計制度がなかったというわけですね。公益法人として...全文を見る
○井上(和)委員 私は、昨年の委員会で、大体アイム・ジャパンが六千人の研修生を持っているということで、年間五十五億のお金がアイムに入っているということを指摘したんです。また、内部情報によりますと、大体研修生四千五百人で収支がとんとんになる。つまり、現在約六千人研修生がいるわけです...全文を見る
○井上(和)委員 専務理事の柳沢さんは、元労働省福島労働基準局長ですよね。つまり、もし不明金とかそういう問題が出てくれば、労働省のOBである柳沢さんの責任になると私は思います。  それで、先ほどの十億余の余剰金というか、使う目的がはっきりしないというお金の件なんですが、済みませ...全文を見る
○井上(和)委員 その辺の認識が私は非常に甘いと思うのですよ。このアイム・ジャパンの問題の根源というのは、要するに、外国人研修生を使ったピンはねをしている、そういう構図だと私は思っているのです。だから、こういった外国人を使ってピンはねをするようなことに関しては、政府は厳しく考えて...全文を見る
○井上(和)委員 私がもう既にいろいろな方とお話をしているし、きのうもNHKのテレビでやっていたのですね。実態はもう本当に単純労働であるということがわかっているわけなんで、今どういう体制で法務省としてこういった問題に対処しているのか、もう一回御答弁いただけますか。
○井上(和)委員 JITCOに関しては、本来はそういう研修を監督するはずなのに、こういう事態になっているわけですね。だから、JITCOにやらせるということでは全然問題は解決しないので、ぜひ局長さん、立入検査を法務省としてもアイム・ジャパンに行っていただきたいのですが、どうでしょう...全文を見る
○井上(和)委員 官僚的な答弁で、私のお願いしているアイム・ジャパンへの立入検査を行っていただけるかどうかということに関しては、はっきり御返事いただけなかったのですが、こういうふうに国民的な関心のある問題ですので、ぜひよろしくお願いします。  最後に、大臣にお伺いしたいのですが...全文を見る
○井上(和)委員 わかりました。  それでは最後にもう一言、外国人労働者問題、研修問題について大臣の御見解をお伺いできますでしょうか。
○井上(和)委員 大臣、ぜひよろしくお願いします。  質問を終わります。
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○井上(和)分科員 民主党の井上和雄でございます。  本日は、十一番目の質問者でございます。大臣、副大臣の皆様、そして政務官の皆様、大変お疲れとは存じますが、何とぞよろしくお願いいたします。  まず初めに、障害児の教育に関してお伺いしたいと思います。  実は私、この一月、私...全文を見る
○井上(和)分科員 自立を促すということで、作業を中心としてやっているという御答弁だったのですけれども、現場の方の話を聞きますと、例えば芸術とか音楽とか絵とか、そういう分野ももっとやった方が子供たちが幸せになるのじゃないかという意見も聞いています。ぜひそういう観点からももう一度こ...全文を見る
○井上(和)分科員 普通一般にももう大学進学率が五〇%になっているわけですよね。だから、高等部を修了した方も、ただ単に就職するしか選択がないという状況じゃなくて、やはり大学部というのを日本にもつくって、少し教育期間を延長する必要があると思うし、現実に、親御さんなんかの話を聞くと、...全文を見る
○井上(和)分科員 私も大学に通っていましたけれども、果たしてどれだけ学校教育法の理念に沿ってやってきたかということを考えますと、決して知的障害の方々の大学をつくるのは無理じゃないと思うので、ぜひぜひそういう声があるということだけでも御理解していただいて、検討していただければと思...全文を見る
○井上(和)分科員 私は、文部省の資料をちょっと拝見いたしまして、参加した子供さんが、参加した後チームワークが非常によくなったというようなことを言っておられるのを見まして、やはりこれは本当に大事だと思うのです。  ただ、行政に頼っていてはなかなか普及しませんし、こういう財政赤字...全文を見る
○井上(和)分科員 私、ぜひ町村大臣に、アメリカのキャンプを実際に見ていただいて、もしお孫さんでもいらっしゃったら送っていただいて、ぜひ視察していただいて、感じて、ぜひ日本でもこういうものを普及させていただきたいと思います。
○井上(和)分科員 ぜひ、大臣のリーダーシップをお願いいたします。  最後に、外国人の子女教育に関してお伺いしたいと思います。  個人的なことで恐縮ですが、実は私の家内は外国人でありまして、母国語がスペイン語なものですから、私の一人娘、まだ四歳ですけれども、家内とはスペイン語...全文を見る
○井上(和)分科員 大臣も手薄だということをおっしゃっているのですけれども、私は、こういう分野こそ、逆に日本はぜひ積極的にやるべきだと思うのですよ。どうしてかというと、やはり日本はどうも社会が内向きだというふうによく言われている国ですから、やはり政治家として、逆に日本はマイノリテ...全文を見る
○井上(和)分科員 例えば、ボランティアの人をうまく活用するとか、学校に入れて使うとか、そういうふうに柔軟にやっていく必要があると思うので、ぜひその辺もよろしくお願いいたします。  最後に大臣に、質問通告をしていないのですが、ちょっとお伺いをしたいのですけれども、私、旧東京教育...全文を見る
○井上(和)分科員 ぜひ、実力者の大臣ですので、よろしくお願いいたします。  どうもありがとうございました。
03月09日第151回国会 衆議院 本会議 第12号
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○井上和雄君 井上和雄です。  民主党・無所属クラブを代表いたしまして、高齢者の居住の安定確保に関する法律案について質問いたします。  まず、我が国の住宅に関して、現状認識についてお伺いします。  我が国は経済大国と称されながらも、国民の住む住宅は、豊かさの中の住宅貧乏とも...全文を見る
03月14日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄でございます。  先週の金曜日の本会議におきましては、今回の法案の一つである高齢者の居住の安定確保に関する法律案について、扇大臣に代表質問をさせていただきました。大臣、先日の御答弁、まことにありがとうございました。まず御礼を申し上げたいと思いま...全文を見る
○井上(和)委員 大臣、どうもありがとうございました。  私、大臣は大変な名門の御出身でいらっしゃいますので、大変御立派な御自宅をお持ちじゃないかなというふうに思っておりました。でも、渋谷で百五十坪の邸宅にお住まいということで、恐らくは誘導居住水準は十分超えられているんじゃない...全文を見る
○井上(和)委員 大臣の人生観とか文化観とか、そういうお話をいただきまして、私も大変勉強になりました。  職員の方の住宅の件に関して、私は、誘導居住水準というのがあるわけですから、これは別に国家公務員だからそれを我慢しろということではなくて、もしつくり直すのでしたら、そういう誘...全文を見る
○井上(和)委員 今の大臣の減税の問題とか贈与税の拡大の話は、やはりこういった住居費の問題に対する対症療法でしかないと思うのです。私は、この問題の根本は、日本の住宅のコストが高過ぎる、建設費が高いということですね。土地の方は大分下がってまいりました。それにしても、まだ住宅は非常に...全文を見る
○井上(和)委員 今住宅局長から年収の二五%ぐらいの支払い、ローンを払っていくということから五倍という数字が出たというお答えがありました。  問題は、年収の二五%ということで、月収ではないのですね。年収というのには、大体日本の勤労者の賃金の構成から考えていけば、ふだんの月収プラ...全文を見る
○井上(和)委員 大臣に申し上げたいのは、私は低コストにしろと言っているわけじゃないのですね。今のコストが余りに高過ぎるからもっと生産性をちゃんと上げるようにして、リーズナブルなコストにできるようにしろということを申し上げているわけなんですね。  私は、日本の住宅がこれだけ貧弱...全文を見る
○井上(和)委員 大臣が今おっしゃいました条件整備ということは確かに必要なんですよ。アメリカでやっているのは、住宅ローンを債券化してそれを投資家に売る、金融機関が投資家に売ることによってそのリスクを広く投資家に負担してもらう。だからこそ、アメリカのモーゲージローンは決して借りにく...全文を見る
○井上(和)委員 今、住宅金融公庫の延滞の状況なんですけれども、平成七年度末では千九百三十七億円あったのが十一年度末で四千百六十三億になっているんですね。倍になっています。財団法人の公庫住宅融資保証協会の代位弁済、貸し倒れになって代位弁済をさせた額というのも、七年度には一千億あっ...全文を見る
○井上(和)委員 信用保証協会の財務内容なんかに関しては、ちょっと質問通告していなかったので、後でぜひ資料を見せていただきたいと思います。  つまり、補給金として四千億、さらに不良債権としても四千億程度生ずる可能性があるということですよね。もう一兆円近くなってくるわけですね。 ...全文を見る
○井上(和)委員 一つの問題点として、当然年収の高い方、例えば千四百万ぐらい年収のある方がつくる家というのは大きいですから、そうなると借りる額も大きい、だから利子補給もふえるということじゃないですか。どうでしょうか。
○井上(和)委員 私の申し上げているのは、やはりこういう財政赤字の時代ですから、税金の使い方を本当によく考えていかなければいけないということなんですね。だから、先ほど申し上げましたように、別に民間だから金利が高いという時代じゃないですから、はっきり言って。このように今のような融資...全文を見る
○井上(和)委員 どっちが効率がいいかということは、もう結論ははっきりしていると思います。民間の方が効率がいいに決まっています。そのことだけは申し上げたいと思います。  それで、時間がなくなってまいりましたので、高齢者の法案に関してお伺いしたいと思いますけれども、まず、高齢者住...全文を見る
○井上(和)委員 今の大臣の高齢者の住宅の考え方に関しては非常にすばらしい御答弁をいただきましてありがとうございます。ぜひそういうふうにしていただきたいんですよね。  そうしますと、今回の高優賃ですか、私、現場の方からの声を聞くと、ぜひグループホームにも対応できないか、やってい...全文を見る
○井上(和)委員 どうもありがとうございました。終わります。
03月16日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄でございます。  本日は法案の審議でございますが、その前に、奈良県でことしに入りましてから県議会を揺るがしている警察の汚職事件に関して、ちょっと警察庁にお伺いしたいと思います。  きょうの新聞、全国紙でも大きく報道されています。二警視を書類送...全文を見る
○井上(和)委員 今のお話にもありましたように、この中野さんという警視、二千八百万円も振り込んでもらっていたわけですね。これは常識で考えれば、よっぽど何か見返りを期待してこういうことをやったというふうにしか考えられないんですけれども、これは何で逮捕できないんですか。
○井上(和)委員 きょうの新聞に、警察刷新会議のメンバーだった中坊公平さんのコメントが出ているんですね。「贈収賄が疑われ、証拠隠滅の恐れもあるのに、なぜ逮捕しないのか。身内に甘いと言われても仕方ない。」そういうことを言っているわけですね。「今回の問題は刷新会議の提言を受けて警察法...全文を見る
○井上(和)委員 実は私は内部の情報をちょっと間接的に入手したんですけれども、それによりますと、この中野警視が、自分がもし逮捕されたらすべてばらすぞということを言っている、だから逮捕できないんだということを言っているんですけれども、どう思いますか。
○井上(和)委員 この中野警視と川口警視以外にも、その他の県警の幹部が関与しているということも新聞で報道されていますよね。実際に署長をやっておられた警視正クラスの方の関与というのも新聞で言われているんですが、警視正というと、これは国家公務員で、当然国家公安委員会の監督下に入るとい...全文を見る
○井上(和)委員 奈良県警が収賄容疑で県警本部を捜索、県警が自分の本部を捜索ということをしたわけですよ。要するに、既に警視正レベルの関与がささやかれているという状態で、県警がみずからの、自分の本部を捜索してちゃんとした結果を出せるんですか。
○井上(和)委員 ちょっと私わからないんですけれども、警視正レベルが関与しているという、まあこれはあくまでも風聞だと思うんですけれども、少なくともそういうことが言われている以上、当然警察庁としても何らかの行動をとるべきなんじゃないですか。それはとってきたんですか。それとも、ただ県...全文を見る
○井上(和)委員 具体的にどういうふうに指導しているのでしょうか、ちょっと御説明いただきたいと思います。
○井上(和)委員 この件に関して国家公安委員会に報告は上がっているんでしょうか。国家公安委員会でどういう決断がされているんでしょうか。
○井上(和)委員 お答えになっていないんですけれども、国家公安委員会がこの件に関して何か決断されているんですか。ただ長官が国家公安委員会に事実を報告されただけなんですか。それでおしまいなんですか。  国家公安委員会というのは、非常にいろいろな面で非難されてきましたよね。要するに...全文を見る
○井上(和)委員 ちょっと私、よくわからないんですよ。結局、警視正クラスの関与が疑われるという余地があるのに、あくまでも県警でまずはやれと。私、今、中沢先生から、特別監察制度というのがあるんだから、それをとにかく警察はやるべきだということをアドバイスいただいたんですが、この件に関...全文を見る
○井上(和)委員 私、大変失礼ですけれども、ちょっと長官の認識が甘いんじゃないですか。地元、奈良県の方では、警察が身内をかばっているということはもう公然のように言われているわけですよ。警察の権威が失墜している状況にあるのに、その最高責任者である警察庁長官の認識というのがちょっと甘...全文を見る
○井上(和)委員 検察としては特にどういうことをやるんでしょうか。捜査をやるんですか。
○井上(和)委員 ぜひ徹底的にやっていただきたいと思うんですね。  今回の問題なんですが、この件が、一説には四十人近い関与者がいるというふうに言われているし、実際に交通違反のもみ消しというのは、新潟なんかでもありましたけれども、やはりこれは現場の警察官クラスから関与していなけれ...全文を見る
○井上(和)委員 国家公安委員会がきちっとした役割をこういった問題に果たしていかなきゃ、それこそまた国民の信頼も失ってしまうわけです。今回の幹部の人事案件というのは、当然国家公安委員会の責任なわけですから、よく事情を調査してからやった方がいいと私は思うんですよ。だから、今回の人事...全文を見る
○井上(和)委員 本日、残念ながら国家公安委員長が御出席ないので、ぜひまた次回の機会に国家公安委員長にいろいろお伺いしたいと思うんです。  今回の問題、佐川急便グループとの癒着の構造があるということなんです。奈良の佐川急便グループにも奈良県警から十何名が天下りしているということ...全文を見る
○井上(和)委員 ただ、各県では、それぞれのところでは会社は独立していても、全体でグループというふうになっているわけですよね。いかがでしょうか。
○井上(和)委員 この件に関してはちょっと調査していただけないようなので、私ども独自に調査させていただくしかないかなというふうに思っています。  最後に、ちょっと法案のことに関してお伺いしたいんですけれども、犯罪被害者の給付金のことに関して、私の持っていたイメージと実際の内容が...全文を見る
○井上(和)委員 もうそろそろ時間がないので質問はこれでやめさせていただきますけれども、私、今国民が本当に治安状況に不安を抱いているということをぜひ長官また幹部の方に御理解いただきたいと思うんです。例えばピッキングとかそういうことはどこでも行われているという状況になっているわけで...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○井上(和)委員 おはようございます。民主党の井上和雄です。休日明けということでお疲れの方も多いようですけれども、頑張って質問させていただきます。  私、昨年の六月の衆議院選挙で初めて当選させていただきました。それ以前から、政治家になったら一つの問題に取り組んでいこうというふう...全文を見る
○井上(和)委員 こういう附帯私訴の制度をつくってもらいたいという要求が出ている背景には、今細川委員もおっしゃったような悪質な交通事故が非常に軽い量刑で済んでいるという現在の実態があって、遺族の方が本当にもうやりきれない気持ちで、それならとにかく民事ででもちゃんと結論を出したい、...全文を見る
○井上(和)委員 今御説明あったように、重過失致死に関しては起訴率がそれほど下がっていない、ほとんど従前と比べて同じであるということは確かだと思いますので、御説明、十分納得はできるんですが、それだったら、どうせ起訴をしないんだったら、例えば軽微な事件に関してはもう行政処分にとどめ...全文を見る
○井上(和)委員 では、同じ問題に関して衆法の提出者の方にお伺いしたいんですけれども、不起訴の場合は普通、検察審査会に訴えたとしても、審査会の方で起訴相当という議決が出ても、検察審査会自体に法的拘束力がありませんから、結局、再度検察が不起訴を決定すればそれでおしまいということにな...全文を見る
○井上(和)委員 残念ながら、今福岡の事件なんかで、やはり司法に対する国民の信頼というのは本当に緩んでいる時代です。政治、行政は以前から余り信用がなくなっていますけれども、ついには司法も今、大きな信頼をなくすようなことが起こっているということで、ぜひこの法案が国民の司法に対する信...全文を見る
○井上(和)委員 どうもありがとうございました。  時間が来ましたので、私の質問を終わらさせていただきます。どうもありがとうございました。
03月28日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○井上(和)委員 おはようございます。民主党の井上和雄です。新人ですけれども、よろしくお願いいたします。  本日は三人の大臣と長勢副大臣にも御出席をお願いいたしました。お忙しい中、先生方、ありがとうございます。  質問通告では、福田官房長官に最後に一問だけ質問させていただくと...全文を見る
○井上(和)委員 ぜひ私は官房長官にお願いしたいんです。官房長官の任期もいつまでかおわかりにならないと思うんですけれども、その前に、ぜひぜひ私はお願いしたいんですけれども、市町村に都道府県を通じて、ぜひ交通安全対策、国として今一生懸命やっているんだから協力してやってくださいと。こ...全文を見る
○井上(和)委員 ぜひよろしくお願いいたします。  それでは次に、麻生経済財政担当大臣にお伺いしたいと思います。  今回の日米会談でいろいろな報道がされております。特に不良債権処理の問題に関しては、大臣自身が積極的に発言をなされているということがよく報道されております。日米会...全文を見る
○井上(和)委員 今お話を伺って、アメリカ側が問題にしているとか、そういう話は私は余り興味がなくて、ただ、要するに、政府として不良債権問題に取り組みますよということをアメリカにはっきりと明言したことは確かですね。
○井上(和)委員 それで、今大臣からも直接償却というお話が出まして、間接償却から直接償却になってくると、当然倒産ということになってくるわけですね。そうなりますと失業率の増大が避けられない。先ほど中沢先生からも失業のことに関してお話がありました。  それで、雇用問題なんですけれど...全文を見る
○井上(和)委員 はっきりした答弁をいただけなかったので、この問題はまた別の機会に追及していきたいと思います。  それでは、伊吹大臣にお伺いいたします。  先日、私は、この委員会で奈良県警の不祥事の問題に関して質問させていただきました。残念ながら国家公安委員長が私の質問の時間...全文を見る
○井上(和)委員 時間がないので、一問だけ最後にお願いいたします。  長勢副大臣にきょう来ていただいているので、私も警察の監察官からいろいろお話を聞いたのですけれども、警察を相手にしたらお話にならないということがわかったので、検察の方、ぜひ、こういう問題が起きたら迅速に取り扱う...全文を見る
○井上(和)委員 終わります。
04月11日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄です。  本日は、道交法関係の法案の審査ということで、私、交通安全対策に関して政府にお伺いしたいと思います。  現在、春の交通安全週間の真っ最中ということでございます。私もけさ、この委員会、朝九時ということでしたから、もう八時ごろ出勤したわけ...全文を見る
○井上(和)委員 どうもありがとうございます。まさしく今、第七次交通安全基本計画というものができたときですから、各自治体においてもこういう計画をつくってもらいたいのですね。  それで、交通安全対策基本法第二十条に、中央交通安全対策会議というのは、所掌事務を遂行するため必要がある...全文を見る
○井上(和)委員 坂井副大臣、交通安全対策基本法の第十四条には、中央交通安全対策会議は、交通安全基本計画を作成し、及びその実施を推進することとあるんですよ。今のお話だと五年間に二回しか会議をやっていないということは、要するに、作成していて、実施を推進する方はどうなっているのでしょ...全文を見る
○井上(和)委員 少なくとも、五年間に二回しか会議がなかったということは、これはやはり政府として怠慢だったと言われてもしようがないと思いますよ、大臣。だから、だれが今度の首相になるかわかりませんが、やはり一年に一回ぐらいは、総理が出られなかったら代理で国家公安委員長でもいいですし...全文を見る
○井上(和)委員 田中長官、それではちょっとお伺いしたいのですが、田中長官も当然警察の署長をやっていらしたこともあると思いますし、県警本部長もやっていらしたと思うのです。署長のときに、どこで署長をやっていらしたか私は存じ上げませんけれども、各自治体で行った交通安全対策会議に出席さ...全文を見る
○井上(和)委員 田中長官のことですから、きっと一生懸命やられていたと思うのですけれども、交通安全対策会議というものが長官の記憶に残っていないということは、それだけまだ存在意義が薄い状態なんじゃないかなと思うのですね。長官みずから今おっしゃったように、交通の問題は警察だけの問題じ...全文を見る
○井上(和)委員 質問は、坂東局長が警察署長のときに、交通安全対策会議というものに出席して首長さんと一緒にやったかどうかということなんです。
○井上(和)委員 こういうことをお伺いしたのは、基本的に、地域の、特に自治体の市長さんとか町長さん、そういう方を動機づけさせて予算をつけてもらうとか教育委員会に働きかけて子供たちの協力を得るとか、そういう地域ぐるみの取り組みは大事だと思うのですね。  そういう意味で、ぜひ、先ほ...全文を見る
○井上(和)委員 先ほど申し上げた東名の事故の場合は、私もテレビで見ていたのですけれども、暴走車がいるということを通報された方がいるのですね。警察もそれによってパトカーを走らせたけれども、結局見つからなかったかどうかしちゃったということで、本来は救えるべき命を、はっきり言って警察...全文を見る
○井上(和)委員 あと、つい最近、週刊誌で、高速道路のパーキングエリアでお酒をたくさん飲んで、そしてまた運転しているということがかなり大きく報道されていたのですけれども、酒酔いの取り締まりはどうでしょうか。
○井上(和)委員 それは、もうこれでやめてしまうんですか。一回だけなんですか。今後とも継続してやっていかれるのでしょうか。  そして、週刊誌によると、取り締まりがあると、それを無線でほかのトラックに知らせて、ほかのトラックはみんな途中の出口でおりてしまうとか、そういうことも報道...全文を見る
○井上(和)委員 では、終わります。
05月18日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄でございます。  まず本日、警察庁にちょっとお伺いしたいのです。  委員各位も御存じかもしれませんが、先月の十一日、四月十一日に、栃木県警宇都宮中央署の大久保巡査部長、五十一歳が、散弾銃を持った男に撃たれ、殉職されたという事件がございました。...全文を見る
○井上(和)委員 私がレクのときに伺った、防弾チョッキが体型に合わなかったんじゃないかという話は聞いていないんですけれども、もしそういう事実があれば、やはりきちっと全員がぴちっと体に合うような、着用できるものを整備すべきであって、そういうことにお金を使わなきゃだめですよ。  そ...全文を見る
○井上(和)委員 旧日本軍では、指揮官は兵隊を死なせに行くのに平気だった、要するに、生命の価値というのを余り考慮しないで多くの方が亡くなったという事実もあるので、私は、本来だったら部下が殉職した場合には上司は当然責任をとられるべきだ、やはり状況判断が悪かったということだと思うので...全文を見る
○井上(和)委員 少なくとも五月の連休中、小泉政権成立以後、外遊する議員に対してせんべつを渡していないということでよろしいですね。この問題に関しては国民の方も大変興味を持っていらっしゃると思うので、今の官房長官の御答弁、どうもありがとうございました。  引き続きまして、交通安全...全文を見る
○井上(和)委員 その件に関しては理解しますが、政治家というのはやはり結果責任です。第六次基本計画中の目標を達成できなかったという事実があるわけですから、ぜひ反省していただきたいというふうに思います。  そして、小泉総理、今大変国民的な人気がありますから、総理がやはり先頭に立っ...全文を見る
○井上(和)委員 私は、この点に関してぜひ大臣のリーダーシップを発揮していただきたいんです。今の答弁は恐らく事務方が書かれたんじゃないかなというような気がするのです。小泉総理は何で人気があるのかといろいろな有権者の方に聞くと、あの人は自分の言葉で話しているんだ、だから人気があるん...全文を見る
○井上(和)委員 抵抗勢力が手ごわいと思いますけれども、ぜひ負けないように頑張ってください。質問を終わります。
05月23日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第13号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄でございます。参考人の皆様方、本日はよろしくお願いいたします。  まず、井手参考人にお伺いいたします。  井手参考人、日ごろ私どもの超党派の議連である交通事故を考える議員の会に御協力いただきまして、まことにありがとうございます。遺族の会の皆様...全文を見る
○井上(和)委員 国会における取り組みということ、確かに私自身も十分じゃないということをこの委員会でも申し上げまして、理事会でもいろいろ検討していただいているところでございますので、何らかの活発な議論が行われるということになると思いますので、御期待ください。  それで、今、交通...全文を見る
○井上(和)委員 法案はまだ当委員会で採決されておりませんので、御了承いただきたいと思います。とにかく、この法律を成立させるように、与党の方にも御協力をお願いしている次第です。  それで、軽微な交通違反が大きな交通事故につながるんだという参考人のお言葉、私もそれは本当に同感です...全文を見る
○井上(和)委員 今回の法改正に伴っててんかん協会としてはどういう決意で臨んでいくのか。特に会員に対する啓蒙はかなり重要になってくると思うのですけれども、それに関して何か今計画されていることがあったらお伺いしたいんですけれども。
○井上(和)委員 次に、最後になりますが、長江参考人とまた井手参考人にちょっとお伺いしたいんです。  先ほど長江参考人が、運転というのは一つのシステムであって、人と車と道路・環境ということがシステムとして、一番低いレベルに連動してシステムが機能するということをおっしゃったんです...全文を見る
○井上(和)委員 本日はどうもありがとうございました。  以上で終わります。
05月25日第151回国会 衆議院 内閣委員会 第14号
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○井上(和)委員 おはようございます。民主党の井上和雄でございます。  本日は、村井国家公安委員長及び警察庁に道交法の一部改正法案に関してお伺いいたしたいと思います。  まず、交通犯罪の厳罰化の必要性というもの、私もいろいろ考えてみまして、判例というのも見てみました。その結論...全文を見る
○井上(和)委員 警察として総合的に検討した結果という御答弁でございました。しかし、委員長、私は思うのですけれども、例えば、狭い道、制限速度三十キロぐらいのところを六十キロ、七十キロで走っていれば、これは人がちょっと出ればはねてしまうのはほとんど当然ですよね。だから、やはりその辺...全文を見る
○井上(和)委員 それでは、その講習というのは一体だれが実施しているのか、講習料は幾らか、お伺いしたいと思います。
○井上(和)委員 今、高齢者の講習の費用が六千三百円ということをお伺いしました。それ以外にも、免許の更新手数料二千二百五十円が必要ですよね。そうすると、免許の更新のときに合計で八千五百五十円必要なのですね。これは私はちょっと高いのではないかと思いますね。今の世の中、価格破壊の時代...全文を見る
○井上(和)委員 坂東局長のようなすぐれた警察官が、どうも私の推理は正しくないとおっしゃるのだったらそうかもしれませんが、しかしながら、私は私なりに、シャーロック・ホームズをよく読んでおりましたから、自信は持っておるのですね。特に、額が、高齢者講習で百億円ぐらい取って、恐らく免許...全文を見る
○井上(和)委員 せっかく講習をやっても、何か異常に不安なような方がいても、あくまでも御本人の判断に任せるというようなことなんですね。そうですね。
○井上(和)委員 先ほどの推理の話に戻りますけれども、恐らく探偵とか捜査官なんというのは、何かちょっと腑に落ちないなということからだんだん解決に導いていかれると思うのですよ。私も、今の局長のお話を聞いてやはり何かちょっと腑に落ちないなというふうに思ったし、この制度の話を詳しく伺っ...全文を見る
○井上(和)委員 私はやはりこのチャレンジテストをやった方がいいと思いますよ。だって、高齢者といったって、これは身体機能が非常に差があります。まして七十歳とか七十歳をちょっと超えたぐらいの方ですと、多くの議員の方だって院で活躍されているわけですよね。だから、自分はぴんぴんだという...全文を見る
○井上(和)委員 ぜひこの点、よくやってください。  どうも本日はありがとうございました。終わります。
06月05日第151回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄と申します。  大臣には以前、高齢者の住宅の法案の際に、本会議と委員会で質問をさせていただきました。その後、扇大臣に質問をさせていただく機会がなかなかありませんでした。本日やっと機会をいただきましたので、法案の話に入る前にちょっとお時間をいただ...全文を見る
○井上(和)委員 大臣の非常に心強い、しっかりとした交通安全の問題に対する取り組みの御決意を伺いまして、私、本当にうれしく思います。どうしてかといいますと、やはりこれまでが余りにも、政治の意思ですか、英語で言うポリティカルウイルと言うんですけれども、そういうのがなかったと思うんで...全文を見る
○井上(和)委員 いやもう、大臣の迫力で、もし次の五年間、第七次基本計画の期間、ずっと大臣をやっていただいたら、死亡者九千人どころじゃなくて、恐らく半減すると私は確信いたしますから、ぜひ頑張ってください。  それでは、法案の方に入らせていただきます。今度は海上交通の方になります...全文を見る
○井上(和)委員 今、泉副大臣の御答弁にありましたように、そういう技術的な問題もあるとは思いますよ。しかし、例えば扇大臣がこれをもうやるんだと迫力を持って言われれば、そういう技術的なものは、これは世界じゅういろいろなところにいろいろなライフジャケットがあると思うし、業者はどこかか...全文を見る
○井上(和)委員 私が聞いた話ですと、水上バイクの場合でも、要するに免許を持った人が一緒に乗っていればいいんだ、水上バイクを運転する人は免許がなくてもいいんだというふうに私は聞いているんですけれども、それじゃやはり事故は起こるんじゃないかなというふうに思うんです。その辺は変えたら...全文を見る
○井上(和)委員 お役人の方々は理論的に考えて、水上バイクの免許もやはり大型船舶と同じように考えられるということで、免許を持っている人が後ろに乗っていればいいという恐らく考えだと思うんですよ。  ただ、水上バイクは、やはり船舶と当然違うわけですよね。だから、やはり実情に合った免...全文を見る
○井上(和)委員 プレジャーボートを非常に振興するのはいいことなんですけれども、どんどんつくって、あとは捨てるところがなくて困っちゃった、不法投棄だらけだという状態が起きては本当に困りますので、よくその辺もしっかりやっていただきたいと思います。  質問を終わります。どうもありが...全文を見る