井上和雄

いのうえかずお



当選回数回

井上和雄の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄でございます。おはようございます。  昨年、何回か大臣に質問させていただきました。その際は、差しかえという形でやらせていただきましたけれども、ことしからは、この国土交通委員会の正式なメンバーとして、ぜひ今後ともよろしくお願いします。また、副大臣...全文を見る
○井上(和)委員 以前は沖縄開発庁というのがあったわけですが、では、当然沖縄開発庁がこれまでやってきたということでよろしいですか。
○井上(和)委員 そうしますと、鈴木宗男議員は、平成九年九月から平成十年七月までの間、橋本内閣の閣僚として北海道・沖縄開発庁長官であったわけです。平成十年に初めてこの組踊劇場のための基本設計の予算八千百万円がついたわけなんですけれども、この設計業務を担当したのはどこの会社か教えて...全文を見る
○井上(和)委員 その高松設計事務所とともに、下請というか協力設計事務所というのがありますよね。そこはどこでしょうか。
○井上(和)委員 その最後におっしゃった総合計画設計室という会社がこの設計の一部を受注しているということです。  実は、この総合計画設計室という会社というのは、鈴木宗男議員と非常に親しい関係にある。鈴木氏に、平成七年以降、毎年十二万円ずつ献金している事実があります。特にこの入札...全文を見る
○井上(和)委員 大臣は特にそういう政治献金のことに関して反省する必要は私はないと思います。本当に御立派にやっていらっしゃると思うんですけれどもね。  とにかく問題は、後援会費というのは正式に収支報告書に計上されているということは確かです。しかし、沖縄開発庁長官としてこういう事...全文を見る
○井上(和)委員 もう一つつけ加えますと、鈴木議員と非常に親しい関係にあると言われているムネムネ会ですか、なんかに所属するような議員の方もやはりこの幾つかの中の会社と非常に親しい関係にあるということもわかっておりますので、そのこともつけ加えておきます。  それでは、本題の方に入...全文を見る
○井上(和)委員 今大臣、僕、すばらしいお言葉をおっしゃったと思っているんですね。特に、心休まると。やはり、今我々の時代に必要なのは、そういう心休まるような都市、まさしく大臣のおっしゃるとおりだと思います。やはりそういう価値観が、私たち非常に忙しい生活を送っている都市住民にとって...全文を見る
○井上(和)委員 今大臣は、東京砂漠にならないようにこの法案は役立つだろうというふうにおっしゃっていたんですが、私はやはり、この使い方、やり方一つで逆に東京砂漠にしてしまう可能性もあるんじゃないかなというふうに思っています。  実は私、東京の下町、総武線の錦糸町駅のそばに住んで...全文を見る
○井上(和)委員 まさしく、その地域に住んでいる方は、やはり自分の地域が個性ある魅力的な町でありたいと思うと思うんですよ。  今ちょっと議論を整理しますと、大臣の住んでいるお宅が、地権者として、そこに何かできるということで大臣はお答えになったと思うんですよね。そうなると、当然自...全文を見る
○井上(和)委員 今こういう質問をさせていただいたのは、やはり物事を考えるときに常に相手の立場に立って考えるということが恐らく必要じゃないかなと思いまして、その町に住んでいる住民が、今回の法案によるような特別地区に指定されて地域が変わっていくということに対して一体どういうふうに関...全文を見る
○井上(和)委員 どうもありがとうございます。  まさしく今局長がおっしゃっているように、今までは日本は木造だけれども、ヨーロッパは石だとおっしゃった、だから日本もこれからは木造から石にする時代ですね。ビルを建てれば、これは大体、今、百年建築なんて言っていますから、百年残るもの...全文を見る
○井上(和)委員 終わります。
03月29日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○井上(和)委員 おはようございます。民主党の井上和雄でございます。  二週間ほど前に大臣に質問させていただきましたけれども、また本日もよろしくお願いいたします。  本日は、一般質疑の方をやらさせていただきたいと思いまして、引き続き、前回と同じように、沖縄の組踊劇場の建設に関...全文を見る
○井上(和)委員 これまでは鈴木議員も、たしか証人喚問か参考人でもおっしゃっていましたけれども、すべて正式に報告してあるんだ、収支報告書で報告してあるから何が悪いんだ、そういうふうにお答えになっていたと思うんですけれども、それもやはり程度問題で、ありとあらゆる受注業者から献金をも...全文を見る
○井上(和)委員 それは、例えば公共事業を受注した後に、急にこれまでの献金額をふやすなというふうなことなんでしょうか。
○井上(和)委員 ぜひ大臣のリーダーシップをもってやっていただきたいと思います。  それでは、もう少し組踊の問題に戻っていきたいのです。  私、先週、沖縄に行ってまいりました。三日間沖縄におりましたけれども、とにかく行くところが多い、つまり調査すべきところが多くて、朝から晩ま...全文を見る
○井上(和)委員 正確に申しますと後援会の事務所でございますけれども、とにかく選挙区外の方もたくさん応援して、そういう議員の方を支えているということだと思うのですけれども、ただ尾身先生の場合は沖縄担当ということでもありますから、その辺はどうなのかなというふうに私は思います。  ...全文を見る
○井上(和)委員 今非常に大切なことを言っていただいたんですね。つまり、これは国土交通省のということで今お伺いいたしましたけれども、公共事業でも、国有地とか公有地がある場合には、まずはそれが優先して考えられるということですね。  実は、この沖縄の組踊劇場の場所の選定においては二...全文を見る
○井上(和)委員 この候補地の選定に関して、有識者の委員会があって、現地視察をしたということを私も聞きましたので、何人かの有識者の方に直接お電話をして、私、話を聞いてみました。  そうしますと、委員の中でもいろいろな意見があったと。特にどこがいいという結論は出なかった。それぞれ...全文を見る
○井上(和)委員 そのときの沖縄開発庁長官はだれですか。
○井上(和)委員 実は、平成九年の十二月二十日に、文化庁と沖縄開発庁が国立組踊劇場の設置場所を浦添市小湾地区に決定したことを発表していますね。  そして、これは平成十一年になるんですが、拓南産業、これは拓南製鉄の関連会社で、先ほど申し上げました古波津さんが代表者になっているんで...全文を見る
○井上(和)委員 今、三万六千平米ということで、土地が広いということをおっしゃいましたけれども、実際に劇場用地としているのは二万四千平米だけなんですよね。そうでしょう。  それで、私、国立劇場の敷地面積、一体どのくらいかと調べてみたんですけれども、国立劇場の本館で敷地が三万一千...全文を見る
○井上(和)委員 となりますと、国が必ずしも坪五十万を出すということにはならないということでよろしいですか。
○井上(和)委員 とにかく、土地が高いというのは私は確かだと思いますので、本当の適正価格というのは幾らかというのを我々もしっかり調査していきたいと思っていますから、皆さんもぜひしっかりとやっていただきたいと思います。  それでは最後に、別の問題にちょっと移りまして、これは平成七...全文を見る
○井上(和)委員 終わります。
04月08日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○井上(和)分科員 民主党の井上和雄でございます。  本日は、遠山文部科学大臣に初めて質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。また、青山副大臣もよろしくお願いいたします。  まず、ちょうど今、四月の入学シーズンでもありますので、入学金についてちょっと御質問した...全文を見る
○井上(和)分科員 月々はかなり、十万円以上の奨学金がもらえるような制度が拡充してきたということで非常にいいと思うんですけれども、先ほど申し上げたように、やはり入るときに百万円以上の金額を用意するというのは、例えば、この不況の中、お父さんが失業したとかリストラに遭っているとか、そ...全文を見る
○井上(和)分科員 つまり、国の今の育英奨学金事業だと、やはりちょっと片手落ちじゃないかなというのが私の印象です。入れば、月々、ある程度の生活費、授業料を賄えるぐらいの貸与がされるんだけれども、入るときに恐らくはやはり百万円以上のお金が用意できなくて大学に進むことを断念するという...全文を見る
○井上(和)分科員 今御答弁ありましたけれども、今いろいろな一部の大学の医学部の問題が出ておりますが、やはりこの私学における医学部のあり方というものを根本的に考えていく時期が来たんじゃないかと私は思います。  その一つとして、今大臣おっしゃったように、やはり私学助成というものを...全文を見る
○井上(和)分科員 済みません、質問は、例えば文部科学省の方針として、国立の建物を建てるときは、国有地あるいは公有地をなるべく利用する方針があるのかどうかということなんですね。ちょっとそこに関してお伺いできますか。  そこのことだけお願いします。
○井上(和)分科員 それでは、大臣にお伺いしたいのですけれども、この組踊劇場建設の候補地の推薦ということに関して、当時の沖縄県知事、大田知事から、平成九年六月二十四日付の文書で、当時の小杉文部大臣に文書が来ておりまして、建設候補地として、浦添市の小湾地区と那覇市の天久新都心地区と...全文を見る
○井上(和)分科員 実は私、先月、沖縄に行ってまいりました。現在組踊劇場が建設中の浦添市の小湾地区というところにも行って、見てまいりました。私は、見て思ったのは、その場所というのは工場地帯であるな、何でこんなところに文化施設をつくるのかなということなんですね。  帰ってまいりま...全文を見る
○井上(和)分科員 では、その拓南製鉄の用地と決定した理由と根拠を示した文書というのはあるのですか。
○井上(和)分科員 では、内部的に、例えば、私は先ほど言及いたしました、沖縄県が候補地の絞り込み状況というように、各項目において評価をしたようなことをやったわけですね。それに関する文書はあるわけですね。
○井上(和)分科員 ぜひそれを見せていただきたいのですが、資料として出していただけますか。
○井上(和)分科員 実は私も、この組踊劇場のあり方に関する調査研究協力者で、現地視察をやった方に、電話で聞いてみたんですけれども、特に協力者の中でどっちがいいというはっきりした結論は出なかったということなんですね、一長一短であると。  それ以外に、環境評価調査、交通アクセス等基...全文を見る
○井上(和)分科員 だから、つまりは三万五千も要らないわけでしょう。二万四千しか使っていないわけでしょう。
○井上(和)分科員 那覇市の方は一万三千九百平米ですが、公共モノレールとかほかの交通手段もあるわけですね。ところが、この小湾地区には何にもないから、その分駐車場が必要だ、その分面積が必要だ、そういうことになっている。そしてまた、買収価格というものが私の調査によると坪五十万円。準工...全文を見る
04月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○井上(和)委員 おはようございます。民主党の井上でございます。  本日もまた、大臣、よろしくお願いいたします。  今、津川委員からお話がありましたように、このマンションの建てかえ問題、非常に大きいし、難しい問題だなというのを、私、本当に今つくづく感じております。急遽この質疑...全文を見る
○井上(和)委員 大臣は非常に頭が鋭いですので、そういうふうにおっしゃいますけれども、お立場上そういうふうにしか言えないということで私は非常に同情いたしますが、やはり、現実にローンを払い続けてきた、苦労して払ってきた人たちがほとんどですよね。そういう人たちの苦しみ、痛みとか悲しみ...全文を見る
○井上(和)委員 大臣、今、最後に同潤会のアパートのことをおっしゃいました。七十年もつ。そうなんですよね。先ほどの津川さんの話もありましたように、躯体がもつものは非常に多いと思うんです。私もいろいろ知人に聞いてみましたら、専門家に聞いても、もう十分そういうことは可能だと。  例...全文を見る
○井上(和)委員 それは、どうしても躯体がもたないということになれば、これはもう建てかえせざるを得ないと思うんですよ。ただ、外壁の補修をするとか、新たに例えばベランダの外側に外壁をつくるということも可能だということを、私、専門家からも聞いておりますので。  ただし、やはり建てか...全文を見る
○井上(和)委員 これは一軒家の場合もそうなんですけれども、リフォームが盛んになってきたというのはやはり最近なんですよね。つまり、どういうことかというと、リフォームの技術が進んできた、安くできるようになった。以前だったら建てかえようと思っていたのに、リフォームで安くこんなにきれい...全文を見る
○井上(和)委員 現在の、最近の供給状況というのに関して教えていただけますか。
○井上(和)委員 二十一万戸、これは今年度でしたっけ。済みません、もう一回。
○井上(和)委員 つまり、二十万戸もできているわけですね。これは本当に大変な数だと思うんです。そして、これがまた何十年後、古くなっちゃったと。だったら、これは大変なことですよね。だから、ぜひその点に関しては、そういう、今抱えているような問題がどんどん拡散していくということのないよ...全文を見る
○井上(和)委員 あと、先ほど言った、例えばマンションの壁を抜く、つまり共有部分を壊すというような場合なんですけれども、これは法的に可能なんでしょうか。
○井上(和)委員 区分所有者の四分の三が賛成でいいわけですから、これはやりやすいとも言えるわけですよね、逆に。だから、先ほども申し上げたように、ぜひリモデリングというものを推進するような政策をとっていただきたいと思います。  それで、この法律の実効性、これもさっき津川さんの質問...全文を見る
○井上(和)委員 五万六千戸ですか、そうしますと、現在四百万戸のマンションストックの中の非常に微々たるものだし、今後十年間、恐らく、三十年以上の築年数がたっているマンションが九十三万戸になるわけですよね、二〇一〇年ぐらいまでには。そうしますと、本当に六%とかその程度の数のマンショ...全文を見る
○井上(和)委員 いずれにしても、異常に数的には少ないことには変わりないというふうに思うんですね。  やはり建てかえの障害は、金を払わなきゃいけないということが一番の大きな障害だと思うんですね。現在、建築後三十年超のマンションでは、六十歳以上の世帯が三六%、五十歳以上が一一%。...全文を見る
○井上(和)委員 月額二万円前後で本当に理想どおりにいけばそれは可能かなという感じもしますね。ただ、本当にそれがそれだけで済むのかどうかというのは、私はちょっとよくわかりません。  これまでのマンションの建てかえというのは、ほとんど等価交換でやっていますよね。やはり現実的に、等...全文を見る
○井上(和)委員 つまり、今、基本的な考え方は、やはり、まちづくりをなるべく大きな区画でやっていこうという考えが普通だと思うんですよね。そうしますと、どうしても、街区全体を整備する、なるべく少しでも区画を大きくしてやっていった方が、当然土地も有効に使えますし、町並みとしてもいいも...全文を見る
○井上(和)委員 やっと意見が一致いたしましたけれども、恐らくは野党も賛成すると思うので、ぜひ大臣に頑張っていただければと思います。  それで、実際の建てかえを行う際、現在の金融の状況の中で、例えば工事の請負業者が非常に資金繰りが厳しいというような現状もあると思うんですね。例え...全文を見る
○井上(和)委員 私も地元で建設業者の方にお会いすることがあるんですよね。例えば、古いマンションがある、利便性のいい駅のすぐそばだったら、これは建てかえればすぐ住む人はいますよねという話をするんですよ。何でやらないんですかと言ったら、やはり銀行が金を貸してくれないからという話が非...全文を見る
○井上(和)委員 まさしくそういったまちづくりをやるには、これはもう都市計画法というか都市計画のコンセプトを本当に根本的に変えて、やはり地方自治体が中心となったまちづくりをできるというふうに法律を変えていかなきゃいけないというふうに思います。だから、そういう意味で、やはり自治体が...全文を見る
○井上(和)委員 どうもありがとうございました。ぜひ、今後もコーポラティブハウスを促進してください。どうも、時間ですので終わりにします。
04月18日第154回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄でございます。  安全保障委員会では初めて質問をさせていただきますので、皆さん、ぜひよろしくお願いします。また、本日は、防衛庁長官また副長官、政務官もお願いしていると思うのですけれども、ぜひよろしくお願いいたします。  本日は、沖縄にあります...全文を見る
○井上(和)委員 長官、そうおっしゃっても、十四年度、八百六十六億円が土地連に流れるわけですよね。毎年八百億円、そういう額ですね。それだけの額が土地連に払われている。(発言する者あり)ここにいる委員の御意見を参考にしますと、そういうふうに言えるのかもしれない。しかし、そこに当然、...全文を見る
○井上(和)委員 つまり、土地連という団体が違法献金をすると、やはりこれは一つの団体の信頼性の問題がありますね。  そこでお伺いしますけれども、では、そういう団体に一年間八百億円以上のお金を賃料として払う、口座に送るということの事実に関してはどう思いますか。
○井上(和)委員 会計検査院、呼んであるんですけれども、会計検査院の意見、どうでしょうか。
○井上(和)委員 数カ月前ですか、青森県の土地供給公社でしたか、職員の方が、十四億円でしたか、ずっと横領していたというような事件もありましたよね。民間の団体に、社団法人に八百億円の額を振り込む。例えば、これは例えばの話になっちゃいますけれども、十億円、二十億円という額が消えちゃう...全文を見る
○井上(和)委員 普通口座ですと、利子があるわけですよね。先ほど私が言った、雑収入として受取利息が千四百万円、決算報告に出ているんですね。会費収入が一億五千万円しかないですから、一千万円も利子が出るわけないですよね。私、この利子はどこから出ているのかなというふうにちょっと考えてい...全文を見る
○井上(和)委員 聞いているのは、利息に関するどういう処理がされるべきなんですか。もともと税金でしょう。
○井上(和)委員 どうもちょっと納得できないのですけれども。  例えば、利子に関して、土地連が地主の方の承諾なしに使っているということになれば、これはどういうふうになりますか。法務省刑事局の局長さん、どうなりますか。
○井上(和)委員 それはあくまでも仮定の話なんですけれども、それはそれでいいです。  もう一つ、土地連から地主会にお金を払って、その地主会からまたさらに地主に払うわけですよね。二段階を踏んでいる。だから、当然これは二段階においても利子とかそういう問題が出てくるのではないかと私は...全文を見る
○井上(和)委員 皆さん恐らくそういうふうにおっしゃるとは思うのですけれども、これはやはり常識というか一般的に考えて、ちょっとおかしいのじゃないかというふうに思いませんか。  別に三万人地主さんがいたところで、土地連として、少なくとも各地主さんから機関委任ということで、防衛施設...全文を見る
○井上(和)委員 そういうことは理解しているんです。私は、地主に直接お金を払うことがなぜできないのかということに関して、非常に不思議に思うのですよね。  長官、最後、もう時間がないので、まとめて、どうですか。御意見ありますか。
○井上(和)委員 では、終わります。どうもありがとうございました。
05月08日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第13号
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○井上(和)委員 民主党の井上です。  本日は一般質問ということでありますので、国土交通省所管のトラック事業者による交通事故に関して、大臣にお伺いいたしたいと思います。  交通事故は、皆さんもよく御存じのように、年間約九千人ぐらいの方が亡くなっているわけです。昨年度は、死者数...全文を見る
○井上(和)委員 この事故は、もう一度申し上げますが、二〇〇〇年の五月に起こった交通事故ですよね。今現在もう二年たっている。やっとヤマト運輸から事故報告が、まあ遺族の方の指摘によって国土交通省からヤマトに聞いて、初めて出てきたということですね。  それで、この車が白ナンバーであ...全文を見る
○井上(和)委員 今の御説明を聞いて私が基本的に思うのは、陸運局、まあ国土交通省も、要するに事業者になめられているんじゃないかと思うんですよ。つまり、死亡事故を起こしたって、報告しないところで大した処分も受けないというか、そういうこれまでの状況があったから、事業者の方もいいかげん...全文を見る
○井上(和)委員 問題は、その監査が本当に厳格に行われるかどうかだと思うんですね。だから、それを本当にきちっとやる。これまでの監査の結果を見ていると、やはりかなりなれ合いの状態があるというのは確かですから、こういった非常に陸運局と事業者とのなれ合い構造というのを断ち切っていかなけ...全文を見る
○井上(和)委員 先日も、洞局長とこの件に関しては議論を随分長くさせていただきましたけれども、少なくとも今の状況は被害者救済という観点から見ると非常に不公平だ、そういう面があると思うので、やはり、新しい枠組みを考える必要があるんじゃないかと私は思っております。  ちょっと法務省...全文を見る
○井上(和)委員 時間がないので、大臣に、最後にちょっとお伺いしたいんですが、私は、日本の交通政策というのはもう大失政だと思っています。つまり、年間百万人以上が死傷しているのに、それを減らすだけの有効的な手も打っていない。  昨年の六月ですか、当委員会で大臣に私同じ交通事故の問...全文を見る
○井上(和)委員 今おっしゃった危険運転致死傷罪に関しては、私どもも遺族の方たちと一緒に我々独自の議員立法をいたしまして、法案の成立に努力してきたわけなんですね。運輸審議会でも、とにかく厳格な処分、厳格な処分という言葉が何回も出ているんですよ。つまり、それはいかに今まで甘かったか...全文を見る
06月05日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第10号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄でございます。  本日は、沖縄に今建設中の組踊劇場という劇場の建設に関して、文科省にお伺いしたいと思います。  この劇場なんですけれども、現在、沖縄の浦添市の小湾地区というところに建設されております。沖縄の伝統芸能である組踊というのがあるとい...全文を見る
○井上(和)委員 実は、私、ことしの二月、沖縄に行きまして、この劇場の場所も見てまいりましたし、建設中の現場に行きまして、中へ入っていろいろ説明を受けたり、視察をしてまいりました。  まず最初、私が行った印象なんですけれども、正直言ってびっくりしました。この国立劇場、本当に格調...全文を見る
○井上(和)委員 この土地は、もともと拓南製鉄が持っていた土地を、文科省と沖縄開発庁でこの拓南製鉄の土地が最も適地だということにお決めになった、そういうことで浦添市と県で購入したという経緯がありますよね。  私が聞いたところによると、本来、浦添市が全部買う予定だったらしいんです...全文を見る
○井上(和)委員 それでは、これはことし、年度末に買ったわけですね。ぜひ調べてください。この購入価格が本当に適切なのか、売買例を見て。ぜひそれをお願いできますか、会計検査院の方に。
○井上(和)委員 それで、皆様のお手元に資料を提出させていただきました。二枚紙でございますが、これは一枚目が、沖縄県から組踊劇場をつくる建設候補地、どこがいいかということで、いろいろ選定して絞り込みをしてきているんですね。そのリストでございます。  実際に決まっているのが三段目...全文を見る
○井上(和)委員 つまり、四十億円の国費を使って、今一億円ぐらいしかまだ使っていない、これから買うわけですよね、今浦添市で持っているものを。最終的に四十億円ぐらいの国費を使って国立劇場の土地を購入する。その判断の基準が要するにこれだけしかないというのは、かなりいいかげんじゃないか...全文を見る
○井上(和)委員 つまり、まるっきり根拠がないということですね。もしきちっとした判断基準として有識者の意見を使うのであれば、だれがどういう意見で、だれがどういう意見だということがきちっと記録されていなければ当然おかしいでしょうね。記録もされていないで、何か印象的に比較的こっちが多...全文を見る
○井上(和)委員 天久地区というのが二万平米で小さいと。二万平米といっても六千坪ですよね。ちなみに国立能楽堂は八千平米ですよ。国立文楽劇場が四千五百平米。だから、それから比べても相当大きいですよね、二万平米。私、二万平米が小さいという理由がよくわからないですね。何か、駐車場が足り...全文を見る
○井上(和)委員 私、ないというのはちょっと考えられないんじゃないかなと思うんですね。なぜかというと、この拓南製鉄の役員に自民党の県会議員の人がいるんですよ。拓南製鉄のオーナーというのは、その県会議員の義理のお父さんなんですよね。だから、政治家にも強いパイプを持っているのは、まあ...全文を見る
○井上(和)委員 いや、それはルールじゃないだろう、ルールとしてはっきりあるかどうかは知らないですけれども、まあ、あればあるのにこしたことはないんですけれどもね。  ただ、常識的に考えて、もう既に買ってある土地があって、それを使えば余計な出費もしなくて済むわけですから、当然だと...全文を見る
○井上(和)委員 それで、とにかく拓南製鉄の土地に決めたというのが、このたった一枚の、これしか私もらえないので、ちょっとそういう稟議書とか関係の資料をぜひ出していただきたいんですけれども、委員長、よろしいですか。
○井上(和)委員 はい、わかりました。  委員長も、ぜひよろしくお願いいたします。  それで、会計検査院、これは一般論になりますけれども、やはりこういう公共用地の、要するに用地の買収というのは非常に大きな問題で、それがきちっとやられるべきことは言うまでもありません。それで、検...全文を見る
○井上(和)委員 それで、先ほどのリストに戻るんですけれども、この「天久新都心地区には、博物館・美術館の文化施設や商業施設等の設置計画がある。」と、これにも書いてあるわけですね。つまりは、近隣に博物館、美術館ができる文化的な地域になるということが予定されている。小湾地区というのは...全文を見る
06月12日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第20号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄でございます。  三十分間、建築基準法の改正に関してお伺いしたいと思いますので、大臣、皆様、よろしくお願いいたします。  実は、きょうの毎日新聞、これは十二時に流されたニュースなんですけれども、インターネットで手に入れました。新築の校舎で全校...全文を見る
○井上(和)委員 ホルムアルデヒドとクロルピリホスですか、要するにシロアリの除去に使う化学物質ですけれども、この二つに関して制限するということですけれども、厚生労働省では十三の化学物質に関して室内濃度の指針値というのを決めているわけで、三沢局長がおっしゃったようなトルエンとか、そ...全文を見る
○井上(和)委員 まさに大臣がおっしゃったように、今回のシックハウス対策、政府として提出しているこの法案というのは本当に不十分なもので、シックハウス症候群の原因のわずか二化学物質だけに関して取り組んでいるんだということですよね。ところが、民間の方では、非常にシックハウス対策という...全文を見る
○井上(和)委員 ただ、局長、僕がお伺いしたのは、このマンションが本当にシックハウス対応になっているか、つまり、化学物質がないマンションかどうかというのは調べる方法はあるわけですよね。どうでしょうか。
○井上(和)委員 この化学物質、少なくとも、厚生労働省が言っている十三の化学物質に関しては、余りたくさんこれを吸い込むと危険だということが、人体に有害であるということが言われているわけですね。今回は二物質だけで、それ以外に関してはもう少し研究が進むまで待ちましょうということが今の...全文を見る
○井上(和)委員 私たち民主党では、参議院におきまして、医師である櫻井充参議院議員を中心として作成した議員立法、シックハウス法案を提出いたしまして、今回審議していただきました。大臣にもいろいろ御答弁いただきましたけれども。  政府の入り口規制、つまり材料で規制するというのも一つ...全文を見る
○井上(和)委員 建材として化学物質がないものを規制して、さらに、それだって換気がなきゃやはりだめですよというんじゃ、何となく国民として、では何のために建材を規制しているのか、本当にそれが有効なのかという疑問を持たざるを得ないんじゃないかと思うのですね。ぜひちょっとその辺を指摘さ...全文を見る
○井上(和)委員 でも、この場合も住民の方が、もうどうしようもないと。つまり、相談も乗ってくれないし、法律的には建築確認をとっているわけですけれども、どうしようもないという状況なんですね。  今回の基準法の改正の思想というのをちょっと私は考えてみたんですけれども、一つは、住民主...全文を見る
○井上(和)委員 それでは、この法律の本当の根本的な精神に戻って、今回の法律の施行をぜひ一年間おくらせていただきたいと思うんですね。そうすれば、町がそれこそ地区計画をちゃんとつくって、自分たちのまちづくりを考える時間がある、そして自治体も準備ができると思うんですね。ぜひそれを大臣...全文を見る
06月14日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
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○井上(和)委員 おはようございます。民主党の井上和雄と申します。参考人の皆さん、よろしくお願いいたします。  まず、村上参考人にシックハウスの法案に関連してお伺いしたいのでございますけれども、先ほど村上参考人から、今回の法案の規制がなぜ入り口規制かというお話がございました。濃...全文を見る
○井上(和)委員 家具を入れると濃度が高まるということを今おっしゃったんですけれども、そうしますと、やはりこれは建材で規制しても同じことじゃないかなというふうに思うんですよね。そうしますと、やはり住宅に住む方が住む状態で濃度をはかるしか最終的な結論、つまりこの家が本当に化学物質に...全文を見る
○井上(和)委員 その換気システムというのはもう現在でも新しい住宅とかマンションには導入されているんでしょうか。
○井上(和)委員 それでは、今回のシックハウスは、化学物質に関しては十分検討はされたと思うんですけれども、シックハウスには、いわゆる微生物汚染によって起こされる、つまりカビとかダニによって起こされるアトピー、そういう問題もあると思うんですね。特に、今お子さんのアトピーというのは非...全文を見る
○井上(和)委員 私も幾つか医学的な文献をこの委員会の前にちょっと読んでみたんですけれども、やはりダニとの相関関係が非常に強いという文献が幾つかございましたし、医学的には、アトピーの原因はダニだということが確立されてきているんじゃないかなというふうに思うんですね。  それで、あ...全文を見る
○井上(和)委員 ありがとうございました。  それでは、児玉参考人と高橋参考人にハートビル法関係に関してお伺いしたいんです。  先ほども宿泊施設のバリアフリー化の問題で倉田委員からも御質問がありましたし、また、一昨日ですか、委員会でも何人かの委員の方が、とにかく宿泊施設のバリ...全文を見る
○井上(和)委員 最後に、松本参考人に一言お伺いしたいのですけれども。  今回の建築基準法の法案にもありますような、いわゆる容積率の緩和の件でございますけれども、総合設計制度に準ずる制度というものができまして、今回容積率が一・五倍まで緩和される。そして、これまでのいわゆる総合設...全文を見る
○井上(和)委員 マンション紛争ですね。要するにマンション、高層建築を建てることによって地域住民との問題が起こるとか、そういうことがふえるんじゃないかというふうにちょっと心配しておるのですが、先生、御意見ございましたら、いかがでしょうか。
○井上(和)委員 どうもありがとうございました。終わります。
06月28日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第23号
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○井上(和)委員 おはようございます。民主党の井上和雄でございます。  本日も、大臣、皆様よろしくお願いいたします。  今回の建築基準法の改正に関して、実は、私のところに何人かのNPOの方が、今回の建築基準法改正は非常に問題がある、そういうことをおっしゃりに参りました。私もそ...全文を見る
○井上(和)委員 七百四十一市区町村でできている。つまり、日本には約三千自治体があるわけですが、そのうちの四分の一ぐらいですかね。  今の現状、面積で何ヘクタールとおっしゃったのですけれども、私はそれがどのくらいかよくわからないのですが、国土交通省として、現在地区計画ができてい...全文を見る
○井上(和)委員 都市計画で用途地域が決められているのが百八十万ヘクタールで、そのうちの五%しか地区計画がないということは、これでは非常に少ないですね。つまり、ほんの一部しか地区計画がつくられていないということですね。確認したいんです。そうですね。
○井上(和)委員 私の選挙区の墨田区というところがあるんですけれども、この墨田区で今地区計画が決められているのは、私が今覚えているところでは恐らく北斎通り周辺ぐらいじゃないかなと思うんですね。だから、本当にまだ二十三区内でも一部じゃないでしょうかね。どうですか、二十三区内の場合は...全文を見る
○井上(和)委員 つまりは、非常に合意形成などに時間がかかって大変な面もあるということですね。  一般的に地区計画ができるのは、どのくらいの時間、つまり、リードタイムがかかるんでしょうか。
○井上(和)委員 つまりは、事務手続だけでも四カ月かかっていますよね。住民たちが、自分たちの町はどういう町にしようか、建物の容積率とか、当然用途地域も決められるわけですよね、そういうことを決めていくというのは大変時間のかかる、逆に、時間をかけなければ、トップダウンで、ではこういう...全文を見る
○井上(和)委員 ということは、こういう地区計画がきちっとできれば、そういうマンション紛争というのは非常に起こらなくなるわけですね。そうですね。
○井上(和)委員 つまりは、地区計画ができれば非常にいいということなんだけれども、今回の法律の改正では、容積率の緩和がされる、法律の施行までの期間は六カ月。先ほども答弁にもありましたように、地区計画をつくるにはどう考えてもやはり最低一年ぐらいはかかるという話ですよね。ということは...全文を見る
○井上(和)委員 私は、ちょっと考え方がおかしいと思うんですよ。つまり、この地域で容積率を緩和しましょう、ではここを指定して容積率を緩和しましょうというんだったら話はわかるんだけれども、容積率を緩和しない地域を市町村が決めましょう、つまり、法律を適用しない地域を決めましょうと。つ...全文を見る
○井上(和)委員 私は、容積率を緩和することが決していけないとか、そういうことを申し上げるつもりはないんですね。ただ、やはり自治体が、まちづくりというものには責任を持って、自分たちが裁量権を持って決めていくということが最も大事だし、先ほど申し上げたように、住環境は絶対悪くなります...全文を見る
○井上(和)委員 つまり、大臣も、まさしく田園調布がやっているように、地区計画があればいいと、問題は起こらないとおっしゃっているわけですね。だから、私は、地区計画をつくらせろということを今この場で申し上げているんですね。  法律の施行が六カ月じゃ、地区計画ができない、間に合わな...全文を見る
○井上(和)委員 だから、一年でできなかったら、それでいいじゃないですか。地区計画ができなければ、この法律を施行して、法律どおりにやればいいわけですよ。あくまでも決定権は自治体、住民にあるということなんじゃないか、それが本当に住民自治じゃないかなと私は思うんですね。だから、本当に...全文を見る
○井上(和)委員 外断熱か内断熱かの話に関しては、ヨーロッパは全部外断熱だと。日本ぐらいが内断熱を使っているということなので、やはりそれは相当研究していく余地があるんじゃないかと思っているんですよね。だから、日本もやはりいろいろな面でグローバルスタンダードというものに今近づいてい...全文を見る
○井上(和)委員 ただいま議題となりました建築基準法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び保守党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  案文はお手元に配付してありますが、その内容につきましては、既に質疑...全文を見る
07月22日第154回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第3号
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○井上(和)分科員 おはようございます。民主党の井上和雄でございます。  委員の皆さんも、本日は月曜日の早朝から本当に御苦労さまでございます。きょうは、分科会ということなので、リラックスした雰囲気の中で、ぜひ大臣にも本音ベースで議論をさせていただきたいと思います。  きょうは...全文を見る
○井上(和)分科員 大臣は開業医をされていたわけじゃないですし、どちらかというと学究的な分野にいらっしゃったんだと思うんですね。そういう意味で、よく御存じじゃないという御答弁、まあそうかなとも思うんですけれども、実は私もいろいろな、周りを見ていまして、そういう裏口入学のケースを実...全文を見る
○井上(和)分科員 大臣は、医科大学の担当じゃない、所管ではないんで、私は本当にお気の毒だと思うんですよ。要するに、文部科学省が担当して医科大学を所管しているわけだけれども、そこの監督がしっかりしていないで、相当ひどい学生が入っているというのはもう周知の事実です。私もいろいろ今回...全文を見る
○井上(和)分科員 大臣、今帝京大学の話が出ましたけれども、例えば私が申し上げた例で、平成十二年、百三十六人受けて六十六人しか合格していない。  例えば、ちょっと私が調べましたら、聖マリアンナ医科大学というのが新設されたわけですね。新設されて、一九七七年に初めて卒業生を出したと...全文を見る
○井上(和)分科員 そうしますと、現在の場合は非常に素質の、レベルの低い人が入って、とにかく進学、うまく進級していって、今大臣がおっしゃったように、そんなに難しくないような医師国家試験を通ってしまえば、これは何回か受けていても、医師免許を取得するということになるわけですね。大臣は...全文を見る
○井上(和)分科員 先ほども申し上げましたように、大臣が直接その後、医学教育を所管していないということ自体も一つちょっと腑に落ちない点も私、あるんですよね。やはり、医師を養成するまでは文部科学省の担当で、出てきた医師が問題を起こしたらそれは厚生労働省の責任ということになってくるわ...全文を見る
○井上(和)分科員 それでは、文部科学省にお伺いしますが、現在、裏口入学の実態というのをどの程度つかんでいますか。
○井上(和)分科員 今回、帝京大学に立入調査をするということですけれども、入試の原簿なんかをちゃんと押さえて調査するつもりはあるんですか。
○井上(和)分科員 これは審議官、入試の原簿を見ないとわからないですよ。見せてもらわないと、要するに、ただ大学側の報告だけ聞いているのでは、本当にわからないですね。ぜひ入試の原簿を見せてもらって、それはもう今回だけじゃなくて、ずっと今までのを見せてもらった方がいいですよ。何か、ほ...全文を見る
○井上(和)分科員 それでは話題を変えまして、今度、医療費の不正請求の問題に関して、大臣にお伺いしたいのです。  これ、金曜日に報道されていたのですけれども、新潟県内の医療法人が、仕入れた薬の一部を医薬品ブローカーに売りさばいて、また治療に使ったように見せかけて、代金など所得約...全文を見る
○井上(和)分科員 大臣、今健康保険料の値上げに関して審議されているわけですけれども、恐らく国民の多くは、とにかくこういった医療費の不正請求などをまずなくしてくれ、節約してくれ、それでどうしてもだめならこれは上げてもしようがない、しかしどうもやるべきことをやっていないんじゃないか...全文を見る
07月24日第154回国会 衆議院 国土交通委員会 第25号
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○井上(和)委員 おはようございます。民主党の井上和雄でございます。  本日は、国土交通省が現在検討しております成田、関空、中部の三つの国際空港の民営化の計画に関して、大臣に御質問したいと思います。  この問題については、ここ数日、幾つかの新聞でも報道されております。マスコミ...全文を見る
○井上(和)委員 まず大臣がおっしゃった、とにかく空港は公共財だから国がしていくのは当然だということに関しては、もうこれは議論の余地がないと思いますね、当然だと思いますね。  関空の場合も中部の場合も、特殊会社ということで始まったというのが当時としては最良だったということも私は...全文を見る
○井上(和)委員 大臣の御答弁を聞いていても、これはもう完全に関空救済策だということをお認めになっているんじゃないかというふうに思うんですよ。  おっしゃるように、もし関空にどうしても二本目の滑走路が必要だということだったら、それは国費でやればいいんじゃないかというふうに思うん...全文を見る
○井上(和)委員 私は、大臣の今の御答弁とは違う考えを持っています。別に、民間がやったからといって、危険になるということは決してないと思いますね。当然、さまざまな分野で民間が国民の生命を守りながら運輸事業に従事しているわけですからね。だから、それは余り説得力がないんじゃないかと思...全文を見る
○井上(和)委員 異常事態が発生したときに駆けつけるために民間航空機の定期便を使っているというんじゃ、僕は本当に大丈夫かなというのが率直な印象ですね。  本当に緊急だったら、まずチャーター便をすぐ飛ばすとか、何かやらなきゃお話にならないし、定期便を利用して行くというのでは、緊急...全文を見る
○井上(和)委員 いずれにしても、定期便を利用していこうという考えは恐らくないと思うので、ちょっと今の件に関して十分検討していただきたいと思います。  私の質問はこれでおしまいにします。
11月12日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○井上(和)委員 おはようございます。民主党の井上和雄でございます。  通常国会では何回か大臣に質問させていただきましたけれども、また今国会でも、ぜひよろしくお願いいたします。  本日は、建物の区分所有等に関する法律及びマンションの建替え円滑化等に関する法律の一部を改正する法...全文を見る
○井上(和)委員 この、マンションを建てかえるか建てかえないかということで私は思うんですけれども、やはり、なるべく建てかえない方がいいと思うんですよ。つまり、直せればあるものを使うというのがやはり二十一世紀の考え方じゃないかなというふうに思うんですね。  そういう意味で、中間試...全文を見る
○井上(和)委員 例えば、こういう決議の場合、一番もめるのは、私が思うに、建てかえコスト、または修繕コストというものが本当に客観性を持ったものなのか、恣意的につくられた数字じゃないのかとか、やはりその辺の客観性というのが一番大事だと思うんですね。何かマンション建てかえに絡んで、そ...全文を見る
○井上(和)委員 その仕組みは、法務省でつくってもらえるんですか。
○井上(和)委員 それでは、もう大臣の出番だと思うので、お伺いしたいんですけれども。  前回の円滑化法の審議のときに、当時、たしか佐藤副大臣だったんですけれども、恐らくこれは国土交通省の考えだと思うんですが、例えば佐藤副大臣がこうおっしゃっているんですね。「建てかえの合意形成に...全文を見る
○井上(和)委員 では大臣、さっきの法務省の、要するに、そういう入札の見積もりが客観的かどうかということを担保するにはやはり制度が必要なんじゃないかということに関して、ちょっと御感想でも何でも結構ですが、いかがでしょう。
○井上(和)委員 両輪が出たんですけれども、まだかなり穴だらけだということを当委員会においても御指摘させていただきたいと思っているんですね。  現実的に、例えば五分の四の賛成を得て建てかえ決議ができるかどうかというのは、かなり難しいのじゃないかなというふうにも私は思っています。...全文を見る
○井上(和)委員 つまり、一般的に考えているマンションの大規模修繕、外壁を直したり屋根を直したり、そういうものに関しては二分の一で決められるということですね。  そこで、国土交通省にお伺いしたいんですが、そういった大規模修繕というのは、つまりは、単純過半数で決議できる大規模修繕...全文を見る
○井上(和)委員 先ほど、建てかえ修繕の見積もりの話が出て、見積もりというのはなかなか客観的なものは難しいんだという話をさせていただきましたけれども、この数字も僕はかなりあいまいだと思います。もちろん、マンションもいろいろな形状があるし、築年数なんかにもよりますけれども、現実には...全文を見る
○井上(和)委員 つまり、恐らく最低だと思うんですよね、百万円以上かかるということですよね。そして、それは修繕積立金では賄えないから別途払わなきゃいかぬということだと思います。では、払えない人はどうするかという問題が当然出てくると思いますね。  例えば、最近、マンションを買って...全文を見る
○井上(和)委員 その後どうなるんですか。詳しく説明してください。
○井上(和)委員 つまり、修繕決議が過半数でされて、百万円ぐらいの場合もあるでしょうが、払えなかったらマンションを競売にかけられてしまうということですね。そういうことですね。もう一回言ってください。
○井上(和)委員 前回の法案、マンションの建替えの円滑化法案のときには、居住安定ということが大分議論されました。議論の中心は、マンションを建てかえする場合に、要するに反対、つまりお金がないので建てかえに参加できない人をどうするか、これは最も大事な問題だと思います。つまり、こういう...全文を見る
○井上(和)委員 私は、実は法律の専門家じゃないものですから法律のことはよくわからないので、もう一回民事局長に御答弁いただきたいんですが、払えない方の場合は、今大臣がおっしゃるように、共用部分だけを競売にかけるということでよろしいんですか。自分の住んでいるところを競売にかけられる...全文を見る
○井上(和)委員 いや、この件に関しては質問通告していないので。別に大臣も、法律の専門家じゃないですから、弁護士じゃないですから。  つまり、そういう問題がある。現実に、今大臣がおっしゃったような、お金を貸すとか、例えば八十歳の人に、お金を貸しますから、百万円貸しますから修繕し...全文を見る
○井上(和)委員 つまり、これは上から見た図なんですけれども、パイプがあって、その一番外側は専有部分なわけですよ。つまり、共用部分を取りかえるのに専有部分を壊さなきゃいけないでしょう。そういう構造になっているわけですね。だから、聞くと、現実にこういう排水管のパイプを交換するのは不...全文を見る
○井上(和)委員 つまりは、強制的に入ることもできるというわけですね。大臣、日本のマンションの構造というのがもうそういうことなんだと、ぜひ御理解していただきたいと思います。  今の件で、これはちょっと手元にお配りしていないので見にくいかもしれませんが、これが排水管で、これは天井...全文を見る
○井上(和)委員 大臣、お言葉なんですが、行政が時代の流れに流されているんじゃ困るんですね。やはり、行政というのは時代を先取りしていかないとだめだと僕は思うんです。  今、こういう問題点がわかっているわけですよ。問題点がわかっていながら同じようなものをつくり続けている。つまりは...全文を見る
○井上(和)委員 私は、やはり、専門家だけじゃなくて、大臣にしっかり考えてもらいたいと思います。なぜなら、大臣は日本の建築行政の最高責任者であるからです。  だから、ぜひ考えていただいて、やはり百年もつ、長くもつものをつくる、そして修繕が容易なものをつくる、常に、スクラップ・ア...全文を見る
○井上(和)委員 SIは、スケルトン・インフィルというのは、これからのやはり中心になると思うんですけれども、こういう構造を国土交通省として推進する気はあるのでしょうか。
○井上(和)委員 時間なので終わらせていただきたいと思いますが、幾つかの問題点を私きょうの質疑の中で指摘させていただきましたので、ぜひ大臣、各問題点を検討していただいて、よりよいマンションができるように、そして快適な居住環境を国民に与えるように、よろしくお願いいたします。  ど...全文を見る
11月15日第155回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○井上(和)委員 民主党の井上和雄です。  火曜日に引き続きまして、本日もまた質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。  この三日間の当委員会での議論を振り返ってみましても、とにかく、マンションをすぐ建てかえるんじゃなくてまずは長くもたせなきゃいけない、そしてまた...全文を見る
○井上(和)委員 つまり、法律上はできるということは、強制執行をやればいいという……(発言する者あり)何ですか、違うんですか。済みません、私、法律の専門家じゃないので。
○井上(和)委員 私はあくまでも法律の議論をしているので、あくまでも架空の話でして、それはあるかもしれない、それはわかりません。  しかし、ただ一つはっきりしたのは、そういうふうに法律を解釈してやればできるんだけれども、やはりそれは、どうしてもほかにとり得べき手段がない場合とい...全文を見る
○井上(和)委員 住宅局長、済みません。  私がお伺いしているのは、交換することに関して、何で……
○井上(和)委員 それはないわけですね、つまりそれに関しては。
○井上(和)委員 とにかく、この委員会でも、長くもつものを、修繕して使えるものをつくりましょうというお話が、ほとんど、英語で言いますとコンセンサスというんですか、そういうものになってきていると思うんですね。  やはりそうなると、当然、維持管理のしやすさ、またこういう配管の交換の...全文を見る
○井上(和)委員 これまではそうだったかもしれないんですけれども、やはりこれからは僕は違うと思うんですね。だから、ちょっと今の御答弁は、僕は大臣らしくないなというふうに思うんですね。  とにかく二十一世紀の日本ですから、やはり経済大国らしい、これは諸外国並みのものをつくるという...全文を見る
○井上(和)委員 次に、建物を長くもたせるための話にちょっと移りたいんですね。  建物を長くもたせるための建築工法に外断熱工法というのがあります。これはもう何回かこの委員会でも出ているんですね。一応、皆さん、特に委員の方なんかにわかりやすいようにパネルをつくってまいりましたけれ...全文を見る
○井上(和)委員 それでは、ぜひ病院建築に関してもこれから研究していかなきゃいけないと思いますよ。特に院内感染とかいろいろな問題が出ていますから。  それで、最後に、もう時間がないので大臣にお伺いしたいんですけれども、私が国土交通省の方と議論をしたときに、また国会答弁を見ても、...全文を見る
○井上(和)委員 私は少しでも景気をよくしたいという思いで、やはり新しい技術を国民に広く宣伝したり、そういうことによって日々新しい需要が生まれるということを申し上げていて、私は決して悪い案じゃないと思っているんで、ぜひ検討していただければと思います。よろしくお願いします。  ど...全文を見る