井上章平

いのうえしょうへい



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井上章平の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月29日第120回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○井上章平君 私は、持ち時間に関係なく三時過ぎには終了いたしたいと思います。したがいまして、いろいろ御答弁を御用意いただいた向きもあるわけでございますが、その辺はひとつ御容赦のほどをお願い申し上げたいと思います。しかし、これだけございますので、できるだけたくさんお伺いして実りある...全文を見る
○井上章平君 その問題に関連いたしますが、次に、湾岸戦争に対して我が国のいろいろな貢献策があったわけでありますが、これについて国際間でどのような評価を受けておるかということであります。  これは外務大臣にお伺いいたしたいわけでありますが、国際的にはいろいろな評価があると聞いてお...全文を見る
○井上章平君 ありがとうございました。  自衛隊の海外派遣についてお伺いいたしたいわけでありますが、これはいろいろ議論はございましたけれども、結局行われなかったわけであります。しかし、そもそも論として、武力行使の目的を持たないで自衛隊を海外に派遣するということはそれ自体憲法上何...全文を見る
○井上章平君 それで、およそ紛争地域で一定の活動、いろいろあると思いますが、それが今まで論議されてきた中で言いますと後方支援であったりあるいは輸送であったり医療活動であり、またこれから議論になると思いますのはPKOへの参加というようなことだろうと思いますが、これらを行うためには、...全文を見る
○井上章平君 それで、総理にお伺いするわけでございますが、今次戦争を見ましても、国民の多くは改めて平和あるいは独立という問題の大切さ、またそれを守ることの難しさを痛感したと思います。ただいま外務大臣からお話がございましたが、特にクウェートと日本をオーバーラップさせて、日米安保条約...全文を見る
○井上章平君 次の問題に移ります。  公共投資十カ年計画についてでありますが、この計画を見ますと、真に豊かさの実感できる社会を目指して住宅、社会資本の整備を図るとあります。特に、生活環境、文化機能を重視するということになっておるわけでありますが、経済企画庁長官にお伺いいたします...全文を見る
○井上章平君 大蔵大臣にお伺いするわけでございますが、平成三年度の予算におきまして公共事業、特に二千億円の別枠をつくって生活関連重点化枠として従来のシェアにとらわれない配分が行われたわけでございますが、これは私も評価するわけでありますが、しかしこれが一年限りでなくて、この四百三十...全文を見る
○井上章平君 この公共投資十カ年計画の中身の議論になるわけでございますが、時間もございませんのではしょらせていただきますが、これは大変意欲的な、四百三十兆円という額もさることながら、二十一世紀を迎えるに当たってやはり後世に受け継がれるような立派な社会資本の整備ということが当然ある...全文を見る
○井上章平君 北海道開発庁長官にお伺いいたしますが、北海道につきましてはこの地域の持つ豊かな国土資源の利用拡大が我が国の復興と発展に欠かすことができないということで、戦後五期にわたって北海道総合開発計画を進めてきたと伺っております。特に新たな日ソ関係の進展ということも考え合わせま...全文を見る
○井上章平君 どうもありがとうございました。  ところで、今度は、第二国土軸構想というのがございます。国土庁長官にお伺いするわけでございますが、時間もありませんので、私の方から申し上げます。  実はこれは南海道と言われておるものでありまして、南九州、四国、それから紀伊半島を貫...全文を見る
○井上章平君 それでは、次の問題に入りたいと思いますが、公共事業の執行についてでございます。  先ほど四百三十兆円公共投資十カ年計画のお話がございましたが、実は、補正予算までも含めまして年度当初に前年を上回る予算が配賦されるというのは、今度の平成三年度が実に昭和五十四年以来久々...全文を見る
○井上章平君 それで、これからの景気の動向にも左右されることであらうかと思いますが、一番条件の悪い建設業でありますから、人手不足というのは今後も恒久的に続くものであろうと考えられます。そういたしますと、これは発注者側においても相当の努力をしなければならない。つまり、従来から雇用の...全文を見る
○井上章平君 そこで、ちょっと先ほどの人手不足問題に戻りますが、その対策として外国人労働者を使ったらどうかというのがかねてからあるわけであります。しかし、これは入管法等で厳しく規制をされておるところでございますが、実は昨今外国企業の参入問題というのがございまして、これは日本の建設...全文を見る
○井上章平君 それでは、もうこの問題で最後にいたしますが、土地、住宅問題、特に土地問題でございますけれども、先般地価公示価格が発表されたわけであります。  もう詳しいお話は省略しますが、この公示価格の算定方式が変わったというようなことも伺っておるわけであります。従来から、これは...全文を見る
○井上章平君 終わります。
05月24日第120回国会 参議院 土地問題等に関する特別委員会 閉会後第1号
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○井上章平君 初めに、この機会を利用いたしましてただいま大変心配されております長崎県の雲仙岳の火山噴火について二、三お尋ねをいたしたいと思います。  新聞等の報ずるところによりますと、雲仙岳の噴火はおさまる気配もなく、昨日は噴出溶岩が火口からふもとの方へ崩落し始めたというような...全文を見る
○井上章平君 二百年前にも噴火がありまして、このときはたしか地震による眉山の大崩壊というのがありました。このために有明海に津波が発生して非常に大きな災害を引き起こしたということが言われております。  それで、お話しございましたが、この噴火に伴う地震発生の状況につきましては、今後...全文を見る
○井上章平君 実はかつての被災地は現在もう住宅地等で大勢の方が居住されておるというのを伺っておるわけでございますので、今後の状況なかなか予知しづらいことではございますが、一層注意が肝要であろうと思っております。  それから、既に大量の火山灰が山ろく等に堆積しておりまして、このた...全文を見る
○井上章平君 ありがとうございました。よろしくお願いします。  それでは、地価問題に入りたいと思います。  さきの予算委員会におきまして、ちょうど地価公示価格が発表された時期でございましたので、その結果を踏まえて昨今の地価の動向についてお伺いをいたしたところでございますが、ま...全文を見る
○井上章平君 今次の地価の急騰という事態を振り返ってみますと、このきっかけはあれは昭和六十年代に入ってからであったと思いますが、東京都心部におけるビル需要の急増、それに伴ってビル用地が高騰したというところから始まったと言われております。しかし、今日までの地価急騰のその直前はどうで...全文を見る
○井上章平君 今回の事態を受けまして、国民の皆様方は地価の動向に対して大変敏感になってきております。地価公示制度以来、地価というものに対する客観的な認識は大変深まったというふうに思いますが、しかし一方では、いろいろな地方公共団体あるいは民間団体でもさまざまな地価情報といいますか、...全文を見る
○井上章平君 それと、地価高騰は日本経済のバブル現象の一つというふうに言われる向きもあるわけでございますが、バブルがはじけたらもとへ戻るというようなことを考えますと、地価が今後どのような水準に収れんしていくのであろうかというような国民の期待といいますかあるわけであります。一方また...全文を見る
○井上章平君 ところで、この地価急騰の最大の被害者は、主にこの急騰をもたらした三大都市圏の一般サラリーマンであると言われております。しかし、考えてみますと、住宅の取得についての要望でありますが、なかなかやはりつかみどころがないといいますか、といいますのは、先ほどちょっとお話し申し...全文を見る
○井上章平君 ちょっと時間が参りましたので、具体的な住宅対策につきましては次に譲りたいと思います。  ここでひとつお伺いしておきたいのは、四百三十兆円の公共投資計画が本年度から動き出したわけでありますが、やはりその成否を決めるのはこれら公共事業の用地の取得にかかってくるわけであ...全文を見る
○井上章平君 用地の先行取得を積極的に進めていくためには、先行取得資金の手当てあるいはとりわけ用地国債制度を積極的に利用する必要があるわけでございますが、この辺十分資金手当てがなされておりますのかどうか、お伺いいたしたいと思います。
○井上章平君 終わります。
09月25日第121回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○井上章平君 私は地球温暖化問題と長良川河口ぜき問題について二、三質問をいたしたいと思います。なお、この問題につきましては、諸先生方から既にお話もございましたので若干重複するところがありますことをお許しいただきたいと思います。  まず最初に、地球温暖化問題でございますが、この問...全文を見る
○井上章平君 ありがとうございました。  地球の温暖化は既に日々進行しておる問題であります。気象庁にお尋ねいたしたいのでございますが、CO2濃度がだんだん高くなって大気温が上がりつつある。それで、さまざまな問題がこれから出てくるということを恐れるわけでありますが、今日の状況をど...全文を見る
○井上章平君 実はけさ、オランダの環境大臣アルダースさんのお話をお聞きしました。国土の四割が海面下にあるという国の大臣でありますから、大変この問題に対する真剣さは格別なものがあったという印象を受けたわけでありますが、しかし我が国を考えてみましても、海面が上昇することによって単に海...全文を見る
○井上章平君 それでは、長良川河口ぜきの問題に移りたいと思います。  この問題につきましては、既に本委員会におきましてもいろいろと取り上げられてまいりました。また、先ほどは同僚委員からも質疑が行われたわけであります。翻ってみますと、河口ぜきそのものにつきましては、これはもう長良...全文を見る
○井上章平君 それで、先ほども長良川河口ぜきの目的について過去にさかのぼっていろいろ議論のあったところであります。つまり、利水目的であるのか治水目的であるのかということがいろんな場面でいろんな表現で表明されておるということが取りざたされたわけでございますが、しかしよく考えてみます...全文を見る
○井上章平君 それで、もともとこの河口ぜきは非常に長い期間調査もし、地元への説明もし、さまざまな経過を経て、大体それはクリアされたから着工されたというふうに私どもは理解しておったわけであります。ところが、着工後いろんな問題が出てきたということであります。  私も昨年のあれは予算...全文を見る
○井上章平君 この追加的調査でありますが、具体的な内容、これも簡単に説明していただきましょうか。
○井上章平君 だから、今のお話を伺いましてもきょうのこのキャンペーンを見ましても、まさに河口ぜきの建設反対、中止をして調査という、中止ということが強く出ておるわけでありますが、これはどうなんでしょうか、今のお話ですと建設は進めながら成果は得られるというふうに私も思うわけであります...全文を見る
○井上章平君 先ほども同僚委員からお話のあったことでありますが、依然として治水上無用ではないか、あるいはこれは治水上危険だというような議論もなされておるわけですね。  私どもの経験からいいますと、河口ぜきというのは大体どの河川でも非常に期待される。むしろなかなか予算の手当てがつ...全文を見る
○井上章平君 この反対キャンペーンを見ましても、やっぱり長良川がたぐいまれな自然景観の保持されておる河川だというふうな評価をいただいておるわけです。これはあなた方河川管理者にとっても大変光栄なことであると思うんです。したがって、これは地域社会のそれだけの輿望を担った配慮を今後とも...全文を見る
○井上章平君 時間も参りましたが、愛知長官、長良川河口ぜきにつきましては確かにいろいろな問題はあります。しかし、私はこのせきは一日も早く完成したいという立場で今いろいろ御質問申し上げたわけでありますが、ひとつどうしても私長官にわかっていただきたいのは、長良川というのはさっきもちょ...全文を見る
10月01日第121回国会 参議院 建設委員会 第2号
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○井上章平君 私は、千葉県の国分川放水トンネル事故、長良川河口ぜき問題、それに雲仙・普賢岳噴火災害の三点につきまして、建設省、国土庁にお伺いいたしたいと思います。同僚委員と若干質問が重複するところがありますことは、お許しいただきたいと思います。  まず、国分川放水トンネルの事故...全文を見る
○井上章平君 次に、この事故の発生の経緯についてでありますが、これは現在恐らく調査中ということでありましょうが、気象条件、出水の概要、あるいは流入防止工の破壊に至る経緯等につきまして、説明できる範囲で結構でございますが、お願いをいたします。
○井上章平君 今回の事故の直接の原因が、ただいま説明のありましたトンネルの入り口に設けられた流入防止工の破壊にあることは明瞭であります。したがって、この施設についての見解を伺いたいわけでありますが、まず、このような工事用の仮締め切りにつきましては、本来はそれほど大きな外力を想定し...全文を見る
○井上章平君 もう一つ、この事故の背景として重要な問題があると私は思うわけであります。  それは、今回の事故が真間川の洪水の溢流によって引き起こされたと言われておるわけでありますが、このような小河川の洪水というものはしばしば極めて局地的な豪雨によって、この真間川も当該トンネルの...全文を見る
○井上章平君 先ほど青木先生からありましたが、アメダスが十七キロメッシュで観測網が整備されている、これでは何平方キロというような小河川では役に立たないのですね。  ただいまお話のありました雨量レーダー、これはたしか三キロメッシュ、したがって九平方キロの範囲内の平均降雨量というも...全文を見る
○井上章平君 ありがとうございました。  次に、このような事故を受けていつも感ずることでございますが、建設工事の安全対策についてであります。  残念ながら、建設産業はいわゆる三K産業の代表とされております。きつい、汚い、そして危険ということであるようでありますが、最も深刻なこ...全文を見る
○井上章平君 次に、こういう問題は単に建設業界に注意を喚起し、あるいは指導通達を流すということだけではなかなか実効が上がらないわけであります。  最も大切なことは、作業現場の有効な安全管理体制についてそれを確実に実行することにあると思います。それは、建設産業が受注産業であること...全文を見る
○井上章平君 建設産業が労働災害の四割強を占めているということは、ここに労働省の建設業安全衛生年鑑というような統計資料がありますが、過去ずっと追ってみましても変わらない現実であります。就労人口の比率が全産業の一〇%弱ということから考えましても、どうも三K産業の最たるものと言わざる...全文を見る
○井上章平君 それでは、次に長良川河口ぜき問題についてお伺いいたしたいと思います。  この長良川河口ぜきにつきましては、計画の段階から見ると実に三十年近い長い経緯があります。さまざまな調査を進め、地元の方々の各般の御理解のもとに、ようやく昭和六十三年に工事着工に至ったと聞いてお...全文を見る
○井上章平君 その治水目的につきましても、河床掘削が不要であるとか、あるいは塩水の遡上があっても被害が起きないというような意見もあるわけであります。しかし、私の知るところでは、この長良川は過去数百年にわたって洪水災害に苦しんだ歴史があり、この治川に住む七十万近い人々にとっては今な...全文を見る
○井上章平君 自然環境の保護につきまして強い要望があるわけでありますが、このような状況を受けまして、環境庁と建設省の間で、昨年十二月の環境庁見解を踏まえまして、環境保全にかかわる追加調査に着手することになったと聞いております。  その経緯、その追加調査の実施状況はどうなっている...全文を見る
○井上章平君 この長良川河口ぜき問題をいろいろ伺っておりますと、どうも河口ぜきというよりは長良川そのものに行き着くわけであります。  過日の長良川河口堰建設に反対する会というのの新聞の意見広告がここにございます。この内容の批判をここで行うつもりはありませんが、これを見ましても、...全文を見る
○井上章平君 それでは次に、雲仙・普賢岳噴火災害について国土庁にお伺いいたしたいと思います。  この様子は、毎日、テレビ等で拝見いたしておるわけでありますけれども、時々刻々変化をいたしているようであります。現在の状況あるいは被災者の避難状況等について、まず簡単に御説明いただきた...全文を見る
○井上章平君 既に長期にわたり災害は継続しておるわけでありますが、雲仙の過去の噴火の歴史から見ましてももう終息に近づくんではないかというような期待もあるわけであります。被災現地の惨状はもとより筆舌に尽くしがたいものでありますが、現状で終息した場合、どのような対策、復旧が可能である...全文を見る
○井上章平君 既に検討を開始しているという御説明でございますが、被災者の多くは突然今までの生活を失って以来既に五カ月に近いわけであります。これからの生活がどうなるのかという思いはひとしおと思われます。将来の展望について、国土庁長官の御見解をお伺いいたしたいと思います。
○井上章平君 ありがとうございました。  最後に、実は台風十九号の接近に伴って大変心配をされたわけでありますが、また今後、水無川の火山灰あるいは溶岩等の堆積の状況から見て土石流災害が大変心配されるところであります。これは、なかなか手がつかないということもありましょうが、今まで何...全文を見る
11月15日第122回国会 参議院 建設委員会 第1号
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○井上章平君 去る十月十四日から三日間にわたり、山本委員長、石原理事、種田理事、山田理事、遠藤委員、青木委員、及川委員、山田委員及び私、井上章平が参加し、三重県及び滋賀県における建設諸事業の実情を調査してまいりましたので、その概要を御報告申し上げます。  三重県においては、昭和...全文を見る
11月25日第122回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○井上章平君 私は自由民主党の井上でございます。  本日は、椎員先生、山本先生、お忙しいところ御出席いただき、心から感謝申し上げます。  私もかつて大学で密度流の計算が卒業論文でございましたので、ただいま先生の御講義を伺っておりまして、あの数式も大変懐かしく拝見したわけでござ...全文を見る
○井上章平君 ありがとうございました。  まだお聞きしたいことがございますが、時間も少のうございますので、山本先生にお伺いをいたしたいわけでございます。  海水面の上昇あるいは地盤沈下、日本の低平地において地下水は大変傷んでおると思います。とりわけ長島町ではもう完全に塩水化し...全文を見る
○井上章平君 自由民主党の井上でございます。  水野先生、中村先生には心から感謝申し上げます。両先生のお話を大変感銘深くお聞きいたしました。  両先生のお話にございましたように、我が国の河川は大変豊富な生物が生息しておる、特に長良川においては特筆すべきものというふうに私も思っ...全文を見る
○井上章平君 ありがとうございました。  終わります。