井上章平

いのうえしょうへい



当選回数回

井上章平の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月19日第126回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○井上章平君 自由民主党の井上章平であります。  実は、関係大臣の方々、質問通告をいたしましてからおよそ十日たってしまいまして、その間に世の中の方が大きく変わったということもありまして、質問の要旨までも一部変わっておるということがあります。その辺は御容赦いただきまして、臨機応変...全文を見る
○井上章平君 次に、景気対策についてでありますが、景気の動向につきましては既に今日まで各委員からお尋ねがあり、経企庁長官、そして総理へ御見解も伺ってまいったところであります。  長い好景気の後、バブル経済の崩壊とともに急速な不況がやってきました。初めは水膨れ経済がしぼむ過程の避...全文を見る
○井上章平君 総合経済対策といいますと、かつて円高不況のときに、昭和六十一年、六十二年でございましたか、両年度にわたって政府は経済対策を打ち出したわけでありますが、そのときの実績が思い出されるわけであります。このときは総理は大蔵大臣として尽力されたのでありますが、特に六十二年度の...全文を見る
○井上章平君 ありがとうございました。  次に、当面の景気対策の柱となっております公共事業の執行についてお伺いいたします。  これは経企庁からも概略のお話がございました。関係各省庁にそれぞれお伺いすべきだと思いますが、時間の制約もありますので、建設省所管事業について建設省にお...全文を見る
○井上章平君 ところで、公共事業を実施するのは言うまでもなく建設業でありますが、民間工事の極端な冷え込みが続く中で、その施行能力には何の問題もないと言われております。むしろ問題なのは、急増する事務量を抱え込んだ発注機関の能力ということが言われておるわけでありますが、この点について...全文を見る
○井上章平君 続けて建設大臣にお伺いいたしたいわけでありますが、中小企業への発注の確保、特に政府及び関係機関の対応についてであります。  これにつきましては、先日も上田委員より、全体について、中小企業の仕事の確保についての御指摘があったところでありますが、特に政府及び公団等の関...全文を見る
○井上章平君 次に、土地住宅問題についてお伺いをいたします。  まず、地価の動向についてでありますが、近く地価公示価格が公表されるというふうに伺っております、まだこれについてはお示しいただけないようでありますが、特にお伺いいたしたいのは、バブルの中で急騰した地価がその崩壊ととも...全文を見る
○井上章平君 建設省の住宅局長でよろしいんですが、お伺いいたしたいのは、今、国土庁長官のお話のありました生活大国づくりの課題として年収の五倍で住宅取得ということが大きな目標になっております。これ、なかなかまだそこに到達していない。一つは地価が下がり切っていないということを今お話を...全文を見る
○井上章平君 住宅建設というのは大変すそ野の広い産業を網羅いたしますので、景気対策上からも大変重要なことであります。  そこで、この不況の中でありますが、住宅が着工戸数で床面積も含めまして大変健闘しているというようなことが言われております。今後の見通しとしてどうかということをお...全文を見る
○井上章平君 まだ住宅問題でありますが、これは住宅行政の取り組み方についてお伺いしておきたいのでありますけれども、多くの人にとって住宅はまさに一生の大事業と言われておりますが、どうも良質の資産として次の世代にまで受け継がれるようなものがつくられておるかどうかということであります。...全文を見る
○井上章平君 次は文教問題につきまして二、三お伺いをいたしたいわけであります。  まず一つは、これは過日、井上委員また山本委員からもるるお話のあったことでありますが、大学等の国立学校の文教施設の整備についてであります。これにつきましては、既に文部大臣それから総理からも大変御理解...全文を見る
○井上章平君 国際貢献の話が出ましたが、もう一点お伺いいたしたいのは留学生の受け入れについてであります。  我が国の国際社会に対する貢献の一つに海外からの留学生の受け入れが当然あるわけでありますが、特にアジア近隣諸国からの近年急激な留学生の増加という現象があると聞いております。...全文を見る
○井上章平君 御理解あるお言葉ありがとうございました。  それでは次に、環境問題について二、三お尋ねいたしたいわけでありますが、まず環境基本法の制定について、過日閣議を経て国会に提出されたわけであります。環境庁の御努力を歩といたしますが、人類の生存さえ脅かしかねない環境問題の重...全文を見る
○井上章平君 次に、具体的な環境対策について二、三お伺いいたしたいわけであります。  特に、河川はそれ自身が環境を構成している代表的な公共物でありますが、河川そのものはその機能上いろいろな河川工事が行われるわけでありまして、そのために環境との調整が大きな問題となる場合があります...全文を見る
○井上章平君 ありがとうございました。  あと二、三、河川と環境という問題についてお伺いいたします。  環境庁にお伺いしたいんですが、河川水質は一時期非常に悪くなったというふうな言われ方をしたわけでありますが、近年は非常に改善されてきたというふうに聞いております。現状、また今...全文を見る
○井上章平君 河川の環境を考える場合に、もう一つ重要な問題は魚の問題であります。一  河川がコンクリートの護岸に変わって、こぶな釣りしかの川も魚がめっきりいなくなったというようなことをよく聞くわけであります。本当に魚は減ったのかということでありますが、これもどうもいろいろの資料...全文を見る
○井上章平君 サケ・マスはわかりませんか。
○井上章平君 これは漁獲高でありますからそこにどれだけ魚がすんでおるかということを必ずしも意味しないとは思いますが、しかし、大体パラレルになっておるんじゃないかと推定いたします。昭和四十年代と現在、つまり二十五年間にアユは二倍、サケ・マスは大体三倍ぐらいにふえておるということであ...全文を見る
○井上章平君 次はリゾート開発について、これは国土庁長官にお伺いいたしたいわけであります。  総合保養地域整備法、これは施行いたしましてもう五年になるわけであります。数多くのプロジェクトが地方の期待を担って発見したわけでありますが、今日いろいろ調べてみますと、この不況によりまし...全文を見る
○井上章平君 ありがとうございました。  引き続き、また国土庁長官で申しわけないのでありますが、災害対策についてお伺いいたしたいわけであります。  それは、申すまでもなく、雲仙・普賢岳の噴火災害の現況についての御見解を伺いたいわけであります。  この噴火は、もう既に二年が経...全文を見る
04月22日第126回国会 参議院 建設委員会 第7号
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○井上章平君 このたびの問題は、特定の政治家に対し建設業界から多額の政治献金がなされたということで、それがこの世を驚かせ、また建設業界に対して厳しい国民の批判が寄せられているということであろうかと思うわけであります。これに対応して過日、日建連、日建連といいますのは御承知のように建...全文を見る
○井上章平君 先ほども同僚委員から質疑がありましたが、いわゆる使途不明金について国税庁にお伺いいたしたいわけであります。  この政治献金の多くがいわゆるやみ献金であって、使途不明金として処理されているというふうに私ども新聞報道等で伺っておるところでありますが、この使途不明金とい...全文を見る
○井上章平君 この使途不明金、先ほどもお話がございましたように、年度によって違いますが、建設業が全体の七〇%近くを占めているということであります。あと三〇%はどういう産業分野でありましょうか。  それともう一つお伺いいたしたいのは、五百六十億円、六十三億円等々お話があったわけで...全文を見る
○井上章平君 この使途不明金につきましていろいろと世上誤解する向きもあるわけであります。過日も私どもの中で議論したのでありますが、他の産業の方々からこういうものは私ども到底税務当局から認めてくれないんだと、なぜ建設業だけこのような形で税務上処理することが許されるというのかまかり通...全文を見る
○井上章平君 今度の事件に関連しまして、使途不明金に対する世の批判が非常に強いわけであります。しかも、この建設業に多く発生しているということも紛れのない事実といたしますと、これについて建設業の指導監督の立場にある建設省はどのような見解をお持ちか、先ほど伺ったところでありますが、重...全文を見る
○井上章平君 今回、はしなくもいわゆる政治献金の原資として使途不明金が上がってきたという経緯もありますので、極めてこの使途不明金に対して国民の批判は強いわけであります。昨日の新聞にたまたま出ておりますが、使途不明金を法律で禁止せよ、あるいはもう一切認めない、もし出した場合はその額...全文を見る
○井上章平君 そういうお答えだろうと思いますが、しかし、現実にいろいろ私今度は業者側のお話を伺ってみますと、直轄工事でも使途不明金とせざるを得ないような支出は実はあるんだというような話も伺っておるわけであります。  建設工事というのは七割までが民間工事と言われておるわけでありま...全文を見る
○井上章平君 今度の事件に関連いたしまして財界のいろんな方が建設業に対してかなり厳しい批判をされておるわけでありますが、しかし、建設業というものの本質について掘り下げてどれだけ理解されておるのかということについては私ども大変疑問に思うわけであります。  今、片務性ということが言...全文を見る
○井上章平君 簡単に考えましても、例えば暴力団関係の業者あるいはしばしば問題を起こすような不良業者等々が指名競争入札ですと確実に排除されます。しかし、一般競争入札でありますと、いろいろな制限をつけるわけでありますけれども、しかし百ほど並べてもそれにひっかからない、クリアしてしまう...全文を見る
○井上章平君 もともと、最も利益に敏感なはずの民間会社が、みずからの建造物を施工するに当たって、やはり一般競争入札はもとより、指名競争入札もとらないというのが大体一般なんです。これはいろいろ聞いてみまして、そのとおりでありました。  その理由は、まさにその人にとってかけがえのな...全文を見る
○井上章平君 私も長い経験に照らして申し上げますと、談合問題がこれほど繰り返し繰り返し行われますと、これは一般競争入札にしたらどれほど役所は葉かというような気もするわけであります。  しかし、現実問題として、やはり品質の確保ということを考えますと、次の指名に関係があるからこそ高...全文を見る
○井上章平君 この指名競争入札制のやはり一番重要な点は、指名基準がどのようにつくられ、どのように運用されているかということが極めて重要になるわけであります。  これにつきましては、透明性、公正性ということでいろいろお考えのようでありますが、いろいろ私も伺っております。公平を重視...全文を見る
○井上章平君 先ほどもちょっと説明がありましたが、より透明性、競争性の確保ということで新たな入札方式の導入を考えるということで先日いただきました資料にもあるわけであります。    〔委員長退席、理事種田誠君着席〕  このうち技術情報募集型についてはもう既に施行をして直轄工事の...全文を見る
○井上章平君 余り時間がありませんので若干はしょりますが、建設産業というのは俗に八十兆円、五十二万社産業と言われております。しかし、五十二万社といってもそのほとんどは中小企業であります。建設業が地域に根差した地場産業と言われるゆえんもここにあるわけでありますが、しかし一方には先ほ...全文を見る
○井上章平君 これが最後の質問になりますが、先日建設省からいただいた資料の中に全国建設業協会の決議というのがあります。私これを一読しまして、非常に不思議な決議だなという感じがしたわけであります。この全国建設業協会というのは、皆さん御承知だと思いますが、各都道府県ごとに建設業協会と...全文を見る
○井上章平君 終わります。
08月26日第127回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○委員長(井上章平君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  議事に入るに先立ちまして、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび本委員会の委員長に選任されました井上章平でございます。  現下の国際情勢や我が国の立場等を考えますと、本委員会の責務はまことに重大でありま...全文を見る
○委員長(井上章平君) 次に、委員の異動について御報告いたします。  去る六月二十三日、北修二君、椎名素夫君が委員を辞任され、その補欠として北澤俊美君、野間赳君が選任されました。一また、七月四日、山岡賢次君が議員を退職され、七月二十二日、笠原潤一君が委員に選任されました。  ...全文を見る
○委員長(井上章平君) 次に、理事の辞任についてお諮りいたします。  北村哲男君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(井上章平君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の辞任及び山岡賢次君の退職並びに委員の異動に伴い、現在理事が四名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、...全文を見る
○委員長(井上章平君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に成瀬守重君、野沢太三君、清水澄子君、中村鋭一君を指名いたします。     —————————————
○委員長(井上章平君) 次に、国政調査及び継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、従来どおり国際情勢等に関する調査を行うこととし、今期国会閉会中も継続して調査を行うため、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。  ...全文を見る
○委員長(井上章平君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(井上章平君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     —————————————
○委員長(井上章平君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(井上章平君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時五分散会
10月19日第128回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○委員長(井上章平君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る九月十六日、田村秀昭君が委員を辞任され、その補欠として永野茂門君が選任されました。  また、去る九月二十一日、堂本暁子君が委員を辞任され、その補欠として松前...全文を見る
○委員長(井上章平君) 国政調査に関する件についてお諮りいたします。  本委員会は、今期国会におきましても、国際情勢等に関する調査を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(井上章平君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  速記をとめてください。    〔速記中止〕
○委員長(井上章平君) 速記を起こしてください。     ―――――――――――――
○委員長(井上章平君) この際、羽田外務大臣及び東外務政務次官から発言を求められておりますので、順次これを許します。羽田外務大臣。
○委員長(井上章平君) 次に、東外務政務次官。
○委員長(井上章平君) 次に、国際情勢等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(井上章平君) ちょっと速記をとめて。    〔速記中止〕
○委員長(井上章平君) 速記を起こして。
○委員長(井上章平君) 午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開することとし、休憩いたします。    午後零時十八分休憩      ――――◇―――――    午後一時二分開会
○委員長(井上章平君) ただいまから外務委員会を再開いたします。  休憩前に引き続き、国際情勢等に関する調査を議題とし、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(井上章平君) 本日の調査はこの程度にとどめ、本日はこれにて散会いたします。    午後三時三十八分散会      ――――◇―――――
11月04日第128回国会 参議院 外務委員会 第2号
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○委員長(井上章平君) ただいまから外務委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  本日、松前達郎君が委員を辞任され、その補欠として菅野壽君が選任されました。     ―――――――――――――
○委員長(井上章平君) みなみまぐろの保存のための条約の締結について承認を求めるの件、航空業務に関する日本国とネパール王国との間の協定の締結について承認を求めるの件、日本国と中華人民共和国との間の航空運送協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、以上三件を一括して議題と...全文を見る
○委員長(井上章平君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。  これより三件の質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(井上章平君) 他に御発言もなければ、三件の質疑は終局したものと認めます。  それでは、これより三件の討論に入ります。――別に御意見もないようでありますので、これより直ちに採決に入ります。  まず、みなみまぐろの保存のための条約の締結について承認を求めるの件の採決を行...全文を見る
○委員長(井上章平君) 全会一致と認めます。よって、本件は全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。  次に、航空業務に関する日本国とネパール王国との間の協定の締結について承認を求めるの件の採決を行います。  本件を承認することに賛成の方の挙手を願います。    〔...全文を見る
○委員長(井上章平君) 全会一致と認めます。よって、本件は全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。  次に、日本国と中華人民共和国との間の航空運送協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件の採決を行います。  本件を承認することに賛成の方の挙手を願います。 ...全文を見る
○委員長(井上章平君) 全会一致と認めます。よって、本件は全会一致をもって承認すべきものと決定いたしました。  なお、三件の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(井上章平君) 御異議ないと認め、そう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後三時五分散会
11月05日第128回国会 参議院 本会議 第5号
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○井上章平君 ただいま議題となりました条約三件につきまして、外務委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。  まず、みなみまぐろ保存条約は、ミナミマグロの保存及び最適利用を適当な管理を通じて確保することを目的として、保存委員会の設置、ミナミマグロの保存、管理等に係る措...全文を見る