井上美代

いのうえみよ



当選回数回

井上美代の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第1号
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○井上美代君 貴重な時間をありがとうございます。  私、国連の重要性ということを感じておりますけれども、特に国連憲章をきちんと持って、そしてまだまだ機能が十分に発揮されているということは、お二人の参考人の先生方のお話を伺っても十分ではないとは思いますけれども、今後さらに国連が強...全文を見る
○井上美代君 ありがとうございました。
02月15日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、質問に入る前に申し上げたいことがあります。それは、この審議がいよいよ始まりましたけれども、自自公の与党三党が、定年退職後の我々の生活がかかっている、その支柱ともなる大事な年金法案を審議するこの委員会を一方的に日程を決めら...全文を見る
○井上美代君 今明らかになりましたように、ひとり暮らしの女性で一千三百万円、そしてまた一千四百万円のカットがされるということを言われました。驚くような数字であります。これはまだ国民は知らされていないというふうに思います。老後の生活設計は全くこのカットで狂わされてしまうというふうに...全文を見る
○井上美代君 今、大蔵政務次官から答弁がありましたけれども、私は、よく年金財政の安定化などというふうに言っておられますけれども、それだけでは先ほどから言いましたものが改善されるというふうには思っておりません。これだけの問題があるのに、急いでこれを法改正しようというふうに考えておら...全文を見る
○井上美代君 私は、先ほどもちょっと出ましたけれども、公務員の再雇用制度についてお聞きをしたいというふうに思うんです。  再雇用制度が出ておりますけれども、これは今言われました、そもそもは六十五歳になるまで三年ごとに一歳ずつ再雇用の年齢を上げていくというふうに言っておられるんで...全文を見る
○井上美代君 今出ました十三万六千人を削減するということです。  公務員は多いかということですね。多くはないということを私はここで押さえておきたいと思います。  日本は諸外国と比べて公務員の数が大変少なくなっているということが言えると思います。人口一千人当たりの公務員数は三十...全文を見る
○井上美代君 今、両政務次官から御答弁いただきましたけれども、私は現状はそう甘いものではないというふうに思っています。これがもっと失業者がふえていないときでしたらですが、失業者はどんどんふえているんです。それを救出するような方法というのは手を打っておられないでしょう。だから、そう...全文を見る
02月21日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○井上美代君 共産党の井上美代でございます。  私は、このたびいろいろと読ませていただいたり勉強させていただきました。そして、きょう四十五分のお話を伺いながら大変勉強になりましたことを、まずお礼申し上げたいというふうに思います。  その中で小和田さんが言っておられることで、日...全文を見る
○井上美代君 ありがとうございました。
02月22日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第4号
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○井上美代君 共産党の井上美代でございます。  今回の予算案で、児童手当法の改正と、そしてもう一つ年少扶養控除特例の廃止というのが盛り込まれております。私は、この点につきまして質問をさせていただきます。  まず、大蔵政務次官、お忙しいところおいでくださいましたけれども、少し確...全文を見る
○井上美代君 年少扶養控除というのは、十六歳未満の子供のいる世帯において、三十八万円の扶養控除を四十八万円に引き上げたというのが今年度のことだったんですけれども、今度の予算案ではまた三十八万円に下げたというのがあるわけなんです。そして、今言われましたように、年少の扶養控除について...全文を見る
○井上美代君 もう一つお聞きしたいんですけれども、年少扶養控除特例の廃止によって、ゼロ歳から十六歳未満の児童のうち、税制面から見て増税対象とされる児童数というのは一体何人になるのかということです。そして、納税者の数は一体どのぐらいになるのかというのを教えてください。
○井上美代君 今、一千九百万人ということで、増税対象児童というのは二千万人ですから、その中で一千九百万人ということになれば、これだけ増税がかかってくるということです。一方で、児童手当が新たに支給される子供たちがいるんです。それは三歳から六歳未満までに年齢が延びておりますので三百万...全文を見る
○井上美代君 そうなりますと、この一千六百万人というのが児童手当も支給されない上に増税だけがかかってくる、そういう子供ですね。私は、税金の控除の問題と児童手当の問題をあわせますときに、とても児童手当の拡充というふうには言えないと思います。  私ども日本共産党は、繰り返し児童手当...全文を見る
○井上美代君 ゼロ歳から十六歳未満の子供を対象に増税していらっしゃるわけですけれども、児童手当はゼロ歳から六歳までしか出されないということです。だから、十六歳までの子供たちに増税を押しつけながら、一方では、延ばしたとはいえ六歳までしか児童手当を出さないという、ここのところも私は納...全文を見る
○井上美代君 今、所得制限の問題でお聞きしているわけなんですけれども、自営業の場合には所得制限は二百八十四万円、この金額自身についても実態を本当に反映しているんだろうかという疑問は持っているんですけれども、それはきょうは別ですので。  厚生省の資料では、六百七十万円の収入額まで...全文を見る
○井上美代君 時間もどんどんなくなっていくんですけれども、自営業の方たちというのは本当に今長引く不況の中で大変な暮らしをしておられる。だから、今、大臣は所得形態が異なるのでというお話だったんですけれども、なかなか所得を比べるということは大変なことだというふうに思うんです。その実態...全文を見る
○井上美代君 私は、今、児童手当制度については世界八十六カ国で制度化されているんですけれども、国民総生産と比較をいたしまして、日本は例えば〇・〇三%なんですが、フランスの九十二分の一、デンマークの三十二分の一というように非常に日本の水準が低いというふうに思うんですね。だから、これ...全文を見る
○井上美代君 時間になっておりますので、最後に私は、やはり増税をして児童手当を強化していくということは、その経過措置で今後やられる中ではやらないでほしいということを最後にお願いして、質問を終わります。
02月23日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○井上美代君 田所参考人と伊勢参考人には、いろいろと参考文献も読ませていただいたり、きょうのお話を伺いましていろいろ勉強させていただいておりました。ありがとうございます。  特に、やはり日常的にはお聞きできない、そういう中身であったというふうに思うんです。  予算や機構そして...全文を見る
○井上美代君 ありがとうございました。
02月29日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第6号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  参考人の皆様方、貴重な御意見ありがとうございます。私の持っている時間が二十分しかありませんので皆様に御意見をお聞きすることができないのですが、私は今、たくさんの署名だとか請願だとか、それからファクスでも送ってきたりはがきもいただいたり...全文を見る
○井上美代君 あと私は二問質問をしたいんです。  それで、連合の方に御質問したいのは、私自身もいろいろと質問もさせていただいているんですけれども、まだまだはっきりしない部分がありますし、問題点も相当あるんじゃないかというふうに思っているわけなんです。皆様方がどこに審議をすべき課...全文を見る
○井上美代君 今、私は五十五歳定年というのが、外国の場合には女性と男性の間に五年ぐらいの差を置きながら支給をしているというふうに聞いているんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○井上美代君 以上で終わります。  ありがとうございました。
03月01日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○井上美代君 貴重な時間をありがとうございます。  参考人の先生、本当にどうもありがとうございます。貴重な御意見で、勉強させていただいております。また、いつも調査室が非常に立派な資料を出してくださるものですから、このたびについても勉強させていただいて、感謝しております。  私...全文を見る
○井上美代君 最後に北京会議を一言。その教訓が何であったかというのをお聞きしたいんです。
○井上美代君 ありがとうございました。
03月07日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  年金財政の支え手をふやす問題と基礎年金の政策改定の問題について質問をさせていただきます。三十分しか時間がありませんので、途中になるかもしれませんけれども、まず最初に私は年金の支え手の問題について質問いたします。  年金財政に...全文を見る
○井上美代君 今、四兆円ということですけれども、やはり働きたい人が声を上げているんですから、この四兆円というのは女性が働くことができるようになれば入ってくるというお金なんです。そういう意味で非常に重要なお金であるというふうに思います。  女性と男性の賃金格差というのは非常にあり...全文を見る
○井上美代君 今、政府参考人からお話がありましたけれども、余りプラスにならないということは女性が長生きすることを歓迎しないかのような言葉に聞こえてまいりましたが、長生きということはうれしいことですから。そういう意味で、このような考え方について、今、政府参考人は女性の就労率について...全文を見る
○井上美代君 今、大臣が御答弁くださいましたけれども、私は、女性の年金計算について、やはり女性が働くということが非常に重要な重みを持っていると、年金財政とのかかわりで。そのことはお認めになりますでしょうか。
○井上美代君 私は、同じ考えであるならば、このことは、仕事が欲しいという女性たちも大変ふえていて、力も意欲もある女性たちが大変ふえているわけで、そういう点でももう本当にすぐにでもしてほしいというふうに思っておりますので、その希望を述べながら、それに関連して次の質問をしていきたいと...全文を見る
○井上美代君 今やってほしいんですけれども。
○井上美代君 今のカラーの折れ線グラフなんですけれども、二〇二五年のところがありますね。ここの日本のところを見ますけれども、今二〇〇〇年ですから二十五年先なんですけれども、ここで見ますとM字型になっているんです。M字型というのは、これは子供を育てるというので一度家に戻ってまた出て...全文を見る
○井上美代君 労働省の統計でやったというふうに言っておられますけれども、このことにつきましては、やはり女性が今二十一世紀に向けまして大いに働きもしたい、そして家庭も両立させていきたい、しかしながら自分の能力を生かそうとすればなかなかということで非常に悩みが深い、そういう時期ですね...全文を見る
○井上美代君 ぜひこの観点で二十一世紀を目指す立場で努力が要る、そのためには女性のこうした雇用と年金財政の問題などについても私はもっと深く四つに組んでやっていただかないと切り開けないと思うんです。今、男性も苦悩しているかもしれませんけれども、女性は本当に苦悩しているんです。だから...全文を見る
○井上美代君 私、まず訂正をしますが、四十年保険料を納めた人でも毎月六万七千円というふうに訂正をさせていただきます。  今、政府参考人がお答えくださいましたけれども、政策改定をやらなかったときがどうなるかということですけれども、やらなかったときとやったときを比較しますと、年間で...全文を見る
03月09日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第8号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、最初に大臣に御質問したいと思います。  年金というのは老後の所得保障が目的だと思います。その給付水準は高齢者の生活を大きく左右しています。年金の政策を考えるに当たっては、高齢者の生活実態を十分に踏まえる必要があると考え...全文を見る
○井上美代君 私は、この間の委員会で、最後の一問で基礎年金の問題を取り上げて質問させていただきました。そのときに取り上げましたのは、今回の制度改正では厚生年金の報酬比例部分について六十五歳以降に賃金スライドが事実上廃止されるということ、そして基礎年金についても同じように政策改定が...全文を見る
○井上美代君 今、基礎部分になるところが衣食住その他あるわけですけれども、そこを言われました。  年金額が非常に低いということは、一つには大きな理由としてここのところがあるのではないかというふうに思います。やはり、私たちが生活するには、食べて寝るだけというわけにはいかないと思う...全文を見る
○井上美代君 今言われましたとおりに、計算の仕方が変わってきているんですね。そこははっきりしているんです。そして、現実にはそれが少なくなってきている、だから生活が大変なところにさらに大変になるという内容があるわけです。  いずれにしても、今説明されたのが理由なんだとは思いますが...全文を見る
○井上美代君 今、大臣もお答えになりましたように、単身と夫婦二人という場合では違ってくるんですけれども、昨年出された厚生省の年金白書のところには、高齢者の無職の夫婦のみの世帯の基礎的な消費支出が一カ月当たり十二万一千四百八円、これを二で割って一人当たりにすると六万七百円だ、だから...全文を見る
○井上美代君 私は、計算の方法を変えられているというところに納得がいかないでいるわけです。  そもそもが六十五歳以上の単身・無業者の基礎的な消費支出、これで計算すれば五千円も少なくなくて済むわけでしょう。それは大変なことです、基礎年金をわずかしかもらっていない人たちにとってこの...全文を見る
○井上美代君 減額率については、ドイツで一一%です。そして、アメリカでは二〇%、日本では二八%というふうになっております。今、大臣は速やかに検討していきたいということを言われましたけれども、速やかということはいつごろを考えておられるか、ぜひ御答弁ください。
○井上美代君 今、法案と引きかえのようなお言葉だったように思いましたけれども、ちょっと違うんじゃないでしょうか。  私はやはりこの減額率については、生活が大変で早くもらいたいという人たちが非常に私の周りにも多くいらっしゃいますので、急いでこれは検討して減額率を少なくしてほしいと...全文を見る
○井上美代君 質問を終わります。
03月15日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第10号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、きょうは保育所の問題をちょっと最初に質問させていただいて、その後、児童扶養手当の問題について質問させていただきます。  新エンゼルプランが出ているんですけれども、少子化対策として女性たちが求めるものというのは、何といっ...全文を見る
○井上美代君 今この数字が出てまいりましたけれども、四歳児以上は幼稚園にも行っているんです。それも入れれば七割以上の子供が保育所や幼稚園に行っていることになります。低年齢児においても目標を大幅に引き上げていくということが必要だと思うんです、低年齢児がおくれておりますので。  六...全文を見る
○井上美代君 私はついこの間の質問でも申し上げたんですけれども、女性たちの潜在有業者数というのは政府が考えておられるよりも数字で出ているのが非常に高いんです。それはこの間も申し上げたとおりです。特に二十歳から三十歳代の子育て期間中の女性たちがこの間お配りしましたあの資料で八五%前...全文を見る
○井上美代君 今御答弁くださいましたように、六万以上の子供たちがこれで母子家庭の児童扶養手当の支給を停止されました。そしてその予算は年間で二百億削減をしたということです。私は女性ですので、これだけ聞いただけでも本当に怒りがわいてくるような、そんな思いです。母子家庭は非常にやっぱり...全文を見る
○井上美代君 母子家庭を支援するのが不公平だということがこのたびの改正の要因になったということはちょっと納得いきませんけれども、時間をそうたくさんはきょういただいておりませんので、先へ行きます。  もう一つ問題があるんです。それは扶養義務者という、いわゆる親や兄弟と同居している...全文を見る
○井上美代君 やはり今都道府県のところでは混乱をしておりまして、家の玄関が別であるとか炊事場が別だとかいって非常に厳しい県があるんです。結局、玄関が二つになっていないから受けられないというようなのも出てきているわけです。今アパートなどの形式を見ましたときには、玄関はやっぱり一つで...全文を見る
○井上美代君 今、大臣から、私が申し上げたのでいいようですので、そこを確認させていただきまして次に進みたいと思います。  私は、時間を気にしながらですが、もう質問したいのがいっぱいあるものですから時間が足りないんです。  それで、何しろ、今回のがたっと落ちたというんでしょうか...全文を見る
○井上美代君 私は、今事情を言われたんですけれども、非常に厳しい母子家庭ですので、今十一件ありますのをもう一回見直して検討してもらって、そして工夫はいろいろあると思うんです。先ほど私は、私が思いついているのは、そこへ行って集めて、そしてそこでもう一遍に片づいていくわけですから、そ...全文を見る
○井上美代君 ありがとうございます。
03月21日第147回国会 参議院 国民福祉委員会公聴会 第1号
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○井上美代君 きょうは公述人の皆様方、いろいろと御意見をいただきましてありがとうございます。座って質問させていただきます。  たくさんのまだ問題点がありまして、いろいろ御質問したいのですけれども、時間を持っておりませんで、皆様方に御質問ができないことを申しわけないと思っておりま...全文を見る
○井上美代君 先ほどから女性の年金の問題も出されているんですけれども、やはり私も質問をさせていただきながら、女性の年金が半分だということについては、これは本当に改善されなければいけないというふうに思いますし、またパートが非常にふえてきたりアルバイトがふえたりして、不安定雇用が女性...全文を見る
○井上美代君 私は、もう一つこの委員会でもさらに審議していかなきゃいけない問題として、積立金の問題があると思うんです。この問題については衆議院ではかなり審議がされておりましたけれども、あの衆議院の論議を受けた問題がこの参議院で解明されていかなければいけないというふうに思っているん...全文を見る
○井上美代君 公文さんに聞きたいです。
○井上美代君 女性の問題で、特に私は質問の中でも出しているんですけれども、就労希望者というのが八百万人もいて、その人たちが就職できないと。そして、この人たちの仕事が本当にあるならば保険料というのが支え手としてやっていけるんだということを申し上げたんです。やはり今回は出ておりません...全文を見る
○井上美代君 質問を終わります。  ありがとうございました。
03月22日第147回国会 参議院 本会議 第8号
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○井上美代君 私は、日本共産党を代表し、国民年金法等三法案と共済四法案への反対討論を行います。  公的年金は、国民の老後の所得、将来の生活の基盤をなすものであり、国民の生存権に深くかかわり、徹底した審議が不可欠のものです。しかし、きのう国民福祉委員会において、自民、自由、公明の...全文を見る
03月30日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第13号
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○井上美代君 私は、ただいま審議をされております戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案に賛成をいたします。そして質問をいたします。  私は、今なお戦争の重荷を背負って頑張っている被爆者と、そして戦没者御遺族の方々を思い、介護保険制度における被爆者への助成問題と、そして...全文を見る
○井上美代君 被爆者援護法に基づいてずっと予算も組まれているわけなんですけれども、福祉事業への国の補助金というのは二〇〇〇年度予算で二十九億五千八百万円となっております。そしてまた、介護保険の導入に当たっては二億四千万を計上し、ホームヘルパーやデイサービス、ショートステイなどの利...全文を見る
○井上美代君 今お答えいただきましたようなことで広島、長崎についてはやられております。  問題は、被爆者への利用料の負担の軽減措置が広島と長崎の被爆者だけに限られているということです。全国に被爆者はおります。長崎と広島はたくさんおりますけれども、他県にも被爆者はおります。医療系...全文を見る
○井上美代君 今、県からの要望があればこたえるというお話でした。被爆者援護法は、三十八条、三十九条がありまして、これに基づいて福祉事業がやられているわけなんですけれども、これまで広島、長崎に限って実施してきたこととの関連がやはり私はあるというふうに思います。  これまで厚生省は...全文を見る
○井上美代君 このお金については、これから予算が組まれるというふうに思うんですけれども、検討するというところまではお聞きしているんですけれども、それがいつ、どのように検討され予算が組まれていくのだろうかということをお聞きしたいのです。
○井上美代君 三重県とか、ほかの県からもいろいろ国の方に意見書が上がったり要望が行ったりということがあるというふうに思いますが、十三年といいますと来年になるわけです。それで、介護保険というのはもうあさってから始まります。要望している自治体も既にあるんです。  私は、三重県のいろ...全文を見る
○井上美代君 自治体の要望があればやるというところははっきりしたと、そして要綱にも県の名前を入れるというところははっきりしたというふうに思います。  それで、問題は要望が既に去年のうちに出ているんです。例えば、三重県は去年だったと思います、去年のうちに出ているわけなんです。だか...全文を見る
○井上美代君 間に合っていないということですね。  私は、大臣にお尋ねしたいというふうに思います。  まず、十三年度にはきっとやってくださるんだというふうに思っておりますが、それと、そして十二年度、十三年を待たずして私はやってほしいと。この計算もちょっとしてみたんですけれども...全文を見る
○井上美代君 私は、予算が確定していることもよく存じ上げた上で、今、大臣に御答弁を願ったわけなんです。  それは、こういう問題については、九四年の衆議院の厚生委員会もそうですけれども、ここで、この福祉事業の法制化の趣旨を踏まえて一層の推進を図るという附帯決議もついているわけです...全文を見る
○井上美代君 確定した予算を動かすことはできません。それは私も承知しております。その上で、ぜひこれから、まだ二〇〇〇年度は来年の三月までありますし、いろんな予算もあります。だから、ぜひ御検討を願いたいということで、私、時間がありますのでまだ先の方へ行きたいというふうに思います。 ...全文を見る
○井上美代君 今、蓋然性の問題を言われたんですけれども、やはり遺骨と遺族というのはまだ結びついていないのであって、どうして結びつけるかというところが重要なんだというふうに思うんです。  厚生省は、予算の問題ともう一つ、遺骨と遺族が結びつく可能性についてこの現地の実態が地図と違っ...全文を見る
○井上美代君 早急に検討するということですので、ぜひ検討願いたいと思います。  DNA鑑定については、厚生省が初めて実施されたのは去年なんです。去年、御遺骨を持ち帰ってくださったんです。しかしながら、そのずっと前からDNA鑑定はあるんです。だから、そんなに今やられている、初めて...全文を見る
04月20日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第16号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  私は、日英社会保障協定実施特例法案の質問から入りたいと思います。  この法案は、相手国に一時的に派遣されるサラリーマンや自営業者が年金保険料の二重払いを義務づけられ、多くの場合、一方の保険料は掛け捨てになっている実態を解消するための...全文を見る
○井上美代君 今御答弁くださいましたけれども、やはりこの通算協定というのは非常に重要だというふうに思います。将来ということで約束はできているようですけれども、とりあえずは二重加入の防止のみということでやられたのだと思うんですけれども、何としてもこの通算協定をできるだけ早く実現して...全文を見る
○井上美代君 サービスの途切れがないということは、それはもう本当に大変な命がかかっているようなサービスがいっぱいありますので大変ですけれども、やはり私は、さらに細かいいろんな問題、矛盾が起きておりますので、そこを直視しながら対応してほしいというふうに思います。  それで、その一...全文を見る
○井上美代君 今言われましたいわゆるホームヘルプやデイサービスの分を利用者の希望に応じてショートステイに振りかえられるという措置、この振りかえられるということは非常に前進だったというふうに思っております。しかしながら、ここで問題があるわけですね。それは、この振りかえ部分については...全文を見る
○井上美代君 これは一割の負担だけでも実際には非常に大変なんですね。サービスを削らなきゃいけないという現状があるわけで、一時的にせよ全額を負担するということは、例えばショートステイの一日当たりの介護費用というのは要支援の場合で九千五百円余り、要介護五になりますと一万二千円弱です。...全文を見る
○井上美代君 それでは、市町村でやる分については国としては構わないということでよろしいですね。
○井上美代君 この償還払いについては、やはり医療保険のように救済を大いにしていかないと、低所得者というのはこれだけのショートステイの使用料はとても払えないというふうに思いますので、私は償還払いはどうしても国の責任でやってほしいというふうに思っているわけです。  先ほど御答弁の中...全文を見る
○井上美代君 それでは、もう時間になって、まだあと何秒かありますね。  この制度は国がやろうというのでやられているわけですから、償還払いを自治体に任せるというのでは無責任だと思うんです。だから、そういう意味でぜひ私はこれを実現させてほしいというふうに思いますが、もう一度大臣の御...全文を見る
○井上美代君 よろしくお願いいたします。  それでは終わります。
04月21日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
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○井上美代君 貴重な時間をいただきまして、大変うれしいです。  きょう、参考人、三人おいでくださいましたけれども、本当に貴重なお話をありがとうございます。  私は、日本共産党の井上美代でございます。  先生方のいろんな資料もいただきながら、調査室からもたくさん資料をいただき...全文を見る
04月27日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第17号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、まず最初に、今も小宮山議員が触れられましたけれども、まず妊娠、出産というのは本来やはり女性の体の中に起こることであるというふうに思います。だから、女性の自己決定権が保障されるのは当然であるというふうに思います。  日本...全文を見る
○井上美代君 ぜひ積極的に、しかも先になりませんように実施をお願いしたいと思います。  次に、二月一日に参議院の本会議におきまして、与党の代表から母体保護法について、中絶の理由として経済的理由を削除する旨の発言がありました。刑法の堕胎罪があり、これは廃止しかないと私は思っており...全文を見る
○井上美代君 ぜひ国民の間で討論も深め、歴史が逆行しないようにしていかなければいけないというふうに思います。  次に、働く労働者の女性の問題をお聞きしたいと思います。もちろん厚生省の立場で御答弁願いたいんですけれども。  九七年に労働基準法の女子保護規定の撤廃が行われました。...全文を見る
○井上美代君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、母体保護法の三十九条ですけれども、ここに受胎調節指導のために必要な医薬品の条文があります。厚生大臣が指定する者が受胎調節に必要な医薬品を販売することになっております。それで、アメリカにおくれること四十年、こういうふうに...全文を見る
○井上美代君 法律上はできないということは承知しておりまして、それをやはり女性がもっとピルが使えて主体的に避妊ができるように、そういう意味でぜひ検討をお願いしたいというふうに思うわけなんです。ぜひ今後、法律がありますけれども、その方向で厚生省としても検討していただきたいというふう...全文を見る
○井上美代君 はい、短くやります。  最近、NHKで性に関する実態調査についての放送がありました。皆さんも見られたかというふうに思いますけれども、いろんな意味で男女の性意識の格差が非常に大きいということが明らかです。そういう点で、この性意識の違い、妊娠、出産のステージにおいて女...全文を見る
○井上美代君 終わります。
05月09日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第18号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  児童手当を拡充するという今回の改正で与党三党がいろいろ話し合われて、これは先ほどからも出ておりますように成果としてアピールをしているところもあります。  私は、問題はやはり先ほどから出ている財源の問題だというふうに思うんです...全文を見る
○井上美代君 今御答弁くださいましたけれども、私は、一方で増税になる人を置きながら、一方で児童手当をやったよということだけでは済まないというところに大臣にしっかりと着目をしていただきたいんです。  今、大臣はお答えになりましたけれども、その説明で母親の方たちが納得するというふう...全文を見る
○井上美代君 与党の当事者である公明党の坂口政審会長が、これは三月十一日号の公明新聞ですけれども、「負担が増えることになり、その点では不十分な結果であり、ご迷惑をおかけすることになりました。」ということを言っておられるんです。だから、そういう点でも私は今回の増税というのが非常に国...全文を見る
○井上美代君 反論権はあるでしょうけれども、まず言ってください。
○井上美代君 どのぐらいが高額所得者なのか、まず答えてくださいよ。
○井上美代君 今、大臣が質問されましたけれども、日本共産党は、大臣が基本的なことを言っておられますけれども、児童手当というのはすべての子供に行き渡るということが重要だというふうに思っています。扶養控除につきましては行き渡らない人もいるわけです、所得の関係で。低所得者すべてに行き渡...全文を見る
○井上美代君 そういう非課税世帯でも手当がない部分というのがはっきりしてきたというふうに思います。  私は、さらに今度は家庭の中を見たいと思うんですが、子供が二人いる場合、二人とも三歳から就学前でサラリーマンと公務員の扶養義務者の収入が六百万円程度の場合、これは年で十二万円の児...全文を見る
○井上美代君 増税になるのは高額所得者だけではないということははっきりしているんです。低所得者に重点化したという大臣のお言葉についても私は正確ではないというふうに思うわけなんです。自営業や厚生年金に加入できないでいるサラリーマンの場合を考えましても、所得二百四十六万円以上の人も増...全文を見る
○井上美代君 この年少扶養控除特例を復活させることはないというふうに考えてよろしいですか。
○井上美代君 いろいろ御質問させていただきましたけれども、もう時間が参りました。  年少扶養控除特例を廃止するならやはり児童手当の支給年齢を時差なく緊急に拡充していくことが重要だというふうに思います。そういう点で早急にやっていただかないと、今増税されていることは国民は容赦しませ...全文を見る
05月11日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第19号
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○井上美代君 一昨日に引き続きまして質問をさせていただきます。    〔理事山崎正昭君退席、委員長着席〕  私は、まず大臣に御質問させていただきますが、先日、静岡で三十五歳の母親が六歳の子供をせっかん死させたという報道がありました。非常に大きなショックを受けておりますが、離婚...全文を見る
○井上美代君 今の社会状況からすれば、大臣が言われたことは早急に必要だと思うんです。次の犠牲者が出るということは十分あり得るわけで、そういう意味でも身近なところでそういうものがあるんだということも知らせていかなきゃいけませんし、いつでも迎え入れられるところをつくっておくということ...全文を見る
○井上美代君 御答弁いただきましたけれども、話し合いでやっていくというのをもう一息確約してもらわないと。しかも、私は今の大臣の御答弁を聞いていて思うのですが、六歳未満までにしたということをぐっと前に押し出されますけれども、それは一千六百万の子供たちの子育て増税で埋めるわけでしょう...全文を見る
○井上美代君 今御答弁いただいて、大臣のお気持ちはわかりますけれども、やはり十六歳未満まで増税にするということで来ておりますので、やはりそこのところをきちんとやっていくということなしに増税は認められないというふうに思うんですよ。だから、十六歳未満までの児童手当の支給の方向を出して...全文を見る
○井上美代君 大臣に認識していただきたいのは、扶養控除と児童手当の関係、一方を増税して、それで三百万人に児童手当。一千九百万人を増税して、そして三百万人のところに充てるという、子供たち一人一人がこのことを知ったら子供たち同士でけんかになる、そういうやり方をしているところに問題があ...全文を見る
○井上美代君 私は、国保料や就学援助はその時点で評価されるのに、なぜ児童手当はできないかと。しかも、今日の長引く不況の中ではその矛盾というのが本当に露骨に見えてきているんです。だから、そういう意味でこうした問題についてもきちんと検討していかなければいけないんじゃないか、どうしてい...全文を見る
○井上美代君 生活の現状の厳しさを思い、私はこうした問題について検討をしてほしいと思っています。  また生活の大変なところにいきますけれども、児童手当の所得制限が今二重にやられておりますね。これは衆議院でも質問が出ておりましたし、はっきりしているわけです。この説明では、自営業者...全文を見る
○井上美代君 今御答弁がありましたけれども、非被用者の中には厚生年金に加入していない人も含まれるというのが今の答弁です。したがって、前年の所得で判断されるので、失業者でも前年所得があれば支給されないということです。これは、本当に低所得者が今ふえている、失業者がふえている、厚生年金...全文を見る
○井上美代君 やはりここの中に失業者や自営業への転身、こういう者が入っているということは確かだと思います。厚生省からいただきました資料には、リストラによる失業者、会社勤めをやめ自営業を始めた者、会社の倒産による失業などというのが明記してありますので、そういう人たちが入るということ...全文を見る
○井上美代君 ということで、今質問したことによりまして、いかにリストラの中で苦しくなった人たちが受けられないかということがはっきりしてきていると思います。  二重の所得制限があるために、収入は減ったのに児童手当がもらえなくなるというケースが生まれてきているということ、これはおか...全文を見る
○井上美代君 目的との関係は。
○井上美代君 児童手当の目的というのが立派に据わっておりますので、これにきちんとふさわしくやっていかなきゃいけない。私は、低所得者と一口で言いますけれども、それがどんなぐあいに深刻なのかというのを一つ一つ家計簿から順々に、そして倒れた例を挙げながら言っているんです。そして、そうい...全文を見る
○井上美代君 今計算が出ましたように、二百二十億ということです。お金がない、お金がないということなんですけれども、少子化を乗り越えようと言っているわけですから、私は二百二十億というのは、先ほど大臣が言われましたいわゆる子育て支援基金に入れる四百億というのがあるわけなんです。これを...全文を見る
○井上美代君 サラリーマンなどの場合、特例給付が出ているわけなんですけれども、年収六百七十万円というのは、先日も紹介させていただいたように非常にお金がかかっている。住宅ローンもあるし、マンションにいていろんなお金の支払いも月々十七万ぐらいあるということを例で話しましたけれども、今...全文を見る
○井上美代君 次に、国庫負担の問題について御質問したいと思います。  年少扶養控除の特例廃止による増税分を除いて、国が新たに児童手当支給について前年度よりもふやした額は幾らになるのかをまずお聞きしたいと思います。そして、二〇〇〇年度の予算でいうとそれは幾らになるのか、増税分を除...全文を見る
○井上美代君 今年度について国庫負担というのはふえているのでしょうか、どうなんでしょうか、そこのところは。
○井上美代君 四百億というのは先ほどから大臣が言っておられるんですけれども、四百億がどういうふうにして出てくるのかについて参考人に、時間がもうたくさんありませんので、お答え願いたいのです。
○井上美代君 国庫負担についてはふやしていないということでいいですね。
○井上美代君 私は、子育て支援基金のことで大臣がずっと答弁されておりますけれども、この四百億円をどのように使っているのか具体的な事業についてお聞きしたいのです。子育て支援基金についてです。よろしくお願いします。
○井上美代君 この四百億というのは、言ってみれば今年度増税で余ったお金になるわけですね。それを今子育て支援基金に入れるということを言っておられるわけなんです。そして、その事業は、今、大臣は小中学生に充てていくと言っておられるんですけれども、小中学生というのは一千六百万人増税になっ...全文を見る
○井上美代君 ということで、それは四百億というふうに言われておりますけれども、四億円ということですね。だから、非常に私たちが細かく見ていかないとわからない内容がこの中に入っているということです。  次に、現在八十六カ国で児童手当制度がやられているわけですけれども、外国の例を挙げ...全文を見る
○井上美代君 今、労働者の問題も非常に変わってきておりまして、そういう点でもぜひ細かく見ながら、分析しながら御検討を願いたいと思います。  私は、この一千六百万人の増税の問題についてこだわるわけなんですけれども、今回の拡充というのは余りにも過小だというふうに思っているんです。少...全文を見る
○井上美代君 四百億の問題を大臣はとても誇らしげにおっしゃるんですけれども、私は、四百億というのがどんなお金かということをやっぱりきちんと皆さんのところで押さえておかなきゃいけないんじゃないかというふうに思うんです。これは増税によって得た金、そしてそれを三百万という六歳未満までの...全文を見る
05月12日第147回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第7号
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○井上美代君 私は、国連とNGOの役割に限って発言をいたします。  ことし四月三日に出されましたアナン国連事務総長の報告「われら人民 二十一世紀の国連の役割」の中で、国家間の戦争の頻度は低下したものの、過去十年間には内戦によって五百万人以上が命を失い、その数倍の人々がふるさとを...全文を見る
05月12日第147回国会 参議院 本会議 第23号
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○井上美代君 私は、日本共産党を代表して、社会福祉事業法等の一部を改正する法律案について質問いたします。  昨日、私が会った母親は、自分が元気なうちに知的障害と自閉症の重複障害を持った二十七歳のこの子が安心して暮らせる社会をつくってほしいと必死で訴えられました。  すべての障...全文を見る
05月16日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第20号
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○井上美代君 今、参考人のお話を伺いながら、皆様方の陳述の中で児童手当がどうあるべきなのか、その方向というのも改めて深く考えさせられているところです。同時に、やはり問題点もかなりはっきりと指摘をしていただいているというふうに思います。  私は、政府の今回出しております法案につい...全文を見る
○井上美代君 ありがとうございました。  次に、大沢参考人にお聞きしたいんですが、先ほど民主党の方からも質問がありましたけれども、児童手当については二つの所得制限というのがあって、自営業などの非被用者の場合には四百三十二万円というのが所得制限になっているわけですが、厚生年金に加...全文を見る
○井上美代君 ありがとうございました。  それでは、大塩参考人に次に質問をしたいと思います。  私は、日本の児童手当が創設されてからの変遷についてなんですけれども、支給年齢はむしろ義務教育終了前というのが創設のときにあったと思いますし、その途中のところでも十六歳未満までの支給...全文を見る
○井上美代君 このたび三歳未満を六歳未満ということで就学前までやっているということですけれども、長い歴史から見れば決して前進したというふうに対象範囲からしても言えないのではないかと思いますが、その点はいかがでしょうか。
○井上美代君 ありがとうございました。  そうしたら、時間はまだありますけれども最後になるかと思うんですが、私は今、大塩参考人が言われました国庫負担の問題というのは非常にやはり重要な中身ではないかというふうに思っているわけなんです。  特に、見ますと、最高になったのは一九八〇...全文を見る
○井上美代君 ありがとうございました。終わります。
05月18日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第21号
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○井上美代君 私は、日本共産党を代表して、児童手当法の一部を改正する法律案について反対の討論を行います。  国会審議を通して、厚生大臣が、今なお与党の中で十分な集約ができていないと答弁したように、内容においても経過においても全く道理がなく、継ぎはぎだらけであることが明確になりま...全文を見る
05月19日第147回国会 参議院 本会議 第26号
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○井上美代君 私は、日本共産党を代表して、児童手当法の一部を改正する法律案について反対の討論を行います。  私どもに電話をかけてきた母親は、息子の勤める運送会社が経営難で厚生年金を一方的に国民年金に切りかえられた、息子の所得は二百万円台、この四月に孫が生まれたばかりなのに児童手...全文を見る
05月26日第147回国会 参議院 国民福祉委員会 第24号
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○井上美代君 私は、日本共産党と、そしてまた、けさも随分来ているんですが、たくさんの問題点をまだあいまいなままにして、慎重審議、徹底した審議を求めるという要請書がたくさん入っております、こうした方々を代表いたしまして、社会福祉事業法等の一部改正案について反対の討論をいたします。 ...全文を見る
11月06日第150回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○井上美代君 私も、国連の常任理事国入りのことでお聞きしたいというふうに思います。  日本共産党の井上美代でございます。  これまでも、この調査会で日本の常任理事国入りについての発言もありました。今春の参考人として出席されました小和田前国連大使は、常任理事国入りには賛成すると...全文を見る
11月09日第150回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  きょうは、DNA鑑定それから保育、ホームヘルパーなど、幾つかの問題で御質問をさせていただきます。  まず最初に、DNA鑑定ですけれども、厚生省は戦没者のDNA鑑定について来年度の概算要求で一千三百万円を要求しておられます。こ...全文を見る
○井上美代君 検討会議をつくるということですけれども、遺族の方々は昨年、この厚生省のDNA鑑定を行いたいという話を信頼して遺骨収集に参加しておられるんです。だから、大きな期待を持っておられます。  今、大臣が言われましたように、厚生省は倫理とかプライバシーの問題ということを言っ...全文を見る
○井上美代君 概算要求が出されたということを聞いたときに、私はこのDNA鑑定の概算要求が出されたと思って非常に喜んだんですが、これからさらに検討を続けるということを聞いて、これでは間に合わないというふうに思いますので、ぜひ頑張って早くこれをやってくださるようにお願いをして、私はこ...全文を見る
○井上美代君 今言われたことなんですけれども、八月四日付で通知書を厚生省が出されております、事務連絡で。その延長保育促進事業について補助金の大幅な減額がされているわけなんです。二〇〇〇年度に新しく実施する保育所の場合、六カ月分や三カ月分に減額するという、そういう通知書であります。...全文を見る
○井上美代君 延長保育についていろいろ考えていただくということは、今後の問題としても非常に重要だと思っております。そして、このたびは見込み違いをしていたということを言われたんですけれども、その周知が進んだから言われるんですけれども、やはり要求が強いんですね。そういう今の保育状況を...全文を見る
○井上美代君 そもそもが私、先ほど申し上げましたんですけれども、これは四月から出るというふうに自治体も現場も思っているんですね。それが見込み違いでこういうふうになってきているということは、これは現場は知らないことでしょう。自治体も知らないことです。しかし、新規が六百ぐらいだろうと...全文を見る
○井上美代君 私が言っているのは、厚生省の立場はそういうことですけれども、現場は求めてもおりますし、そしてまた最初から出るように要綱は出ているわけですから、やはり現場と自治体に混乱をもたらしたというふうに思います。そういう混乱について責任をどのように感じておられるんでしょうか。
○井上美代君 私は、このように自治体や現場に混乱をもたらしながらそういうふうに言い続けられるということについて疑問を持ちます。保育所に延長してほしいというのは、待機児童が非常に多いということでもはっきりしているわけです。そして、その待機児童は減っていないんです。そのことを思うとき...全文を見る
○井上美代君 この十三年度というのは大幅に伸ばしてそれにこたえたいということでしょうか。
○井上美代君 ここで私は大臣にお尋ねをしたいのですけれども、このような混乱が起きたということにつきましては今質問をしている中で理解していただいたと思いますが、現場は混乱しております。そして、これは例えば福島ですけれども、地元の新聞も「国の延長保育補助金減額 十九市町村補てんに苦慮...全文を見る
○井上美代君 十三年度の要求にしましても、厚生省はそういう事態になったということを歓迎するようなことを今言われたんですけれども、そもそもそういう見込み違いをしたのは、現場また自治体の、そして女性たちの願いをつかんでいなかったということでしょう。そこに問題があるんです。  だから...全文を見る
○井上美代君 時間もありませんので、私は今後またこの問題については取り上げもしていきたいというふうに思っておりますけれども、やはりやむを得ないというような問題ではないんです。だから、そこのところを大臣にぜひ認識していただきながら、女性労働者がもっと働きやすくなるように、そして待機...全文を見る
○井上美代君 私は、今、ヘルパーさんの現状を若干話したんですけれども、大変な中身だということをもう少し私は訴えさせていただきたいと思います。  これは、介護クラフトユニオンの調査では、ヘルパーさんが介護に行くときに利用者宅から利用者宅へ移動する移動時間が無給という人が五九・一%...全文を見る
○井上美代君 今の御答弁で、何か介護報酬の点では一定のものを出しているということを言われているんですけれども、その一定のものについて出しているということは自治体なり事業所のところはわかっておりませんよね。その辺はどうなんですか。
○井上美代君 今のような厚生省の御答弁ですけれども、私はこの点、労働省がどういうふうに考えておられるのかお聞きしたいと思います。いかがでしょうか。
○井上美代君 私は、移動時間や打ち合わせ、そして報告書作成時間は、その雇用形態がどうであっても労働時間として時給賃金をきちんと支払っていかなければいけないということだと思うんですね。  東京労連が十月の初めに行った介護労働者の一一〇番相談があるんですけれども、そこに寄せられたA...全文を見る
○井上美代君 現場ではやはり今労働省が言われましたようなことではなかなか判断が難しいんですね。だから、やはりそういうものをはっきりさせていくというのには私はルールが必要であるというふうに思うわけなんです。ルールをつくらなければこれはなかなか大変だというふうに思っておりますけれども...全文を見る
○井上美代君 今出てきている福祉労働者についての介護労働者についてはどのように考えておられますか。
○井上美代君 私は、さまざまな雇用形態が今広がってきている中で、労働法学会の中でも言われておりますけれども、事業所外の労働について、それが使用者の指揮命令を受けていることをできるだけ実態に即して広くとらえるべきであるという見解が発表されているんですね。こういう主張があるということ...全文を見る
○井上美代君 そういうことでありましたら、支出の中に交通費というのが出ているかどうかということが関係してくるんでしょうか。
○井上美代君 厚生省は平成十一年の三月時点での営利事業所の平均で単価を出したということなんですが、平成十一年に株式会社が出した募集広告を見ることができるんですけれども、四件中二件が交通費全額支給と、こういうふうに明記をしているんですね。ほかの二件についても出さないということではな...全文を見る
○井上美代君 私は、かなり大変な中で働いている介護労働者の問題をもう一つ出していきたいというふうに思います。それは低賃金の上に、言ってみれば交通費まで負担できないと、本当にヘルパーさんは今悲鳴を上げているわけなんですね。そして、ボランティア精神に任せるようなこのようなやり方は、私...全文を見る
○井上美代君 もう時間になっておりますけれども、最後に私は、こういう実態が次々に出てきているんですけれども、調査が必要だというふうに思いますので、聞き取り調査も含めて早急に労働省の方でも行ってくださることをお願い申し上げて、私の質問を終わります。
11月15日第150回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○井上美代君 私、日本共産党の井上美代でございます。先生方の本当に熱気あるお話を聞きながら、深く考えさせられております。  私は、質問を緒方議員と分担をいたしましたので、特にユネスコ問題についてお聞きしたいと思います。  幾つか質問があるんですけれども、一つは今、岡島参考人が...全文を見る
11月21日第150回国会 参議院 国民福祉委員会 第5号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代でございます。  私は、今参考人の皆さん方からお話を伺いまして、いろいろ深く考えさせていただいております。私も時間の関係で、篠崎参考人に質問をしたいというふうに思います。  私は、低所得者、女性も含みますけれども、特に女性の場合には長生きをし...全文を見る
○井上美代君 ありがとうございました。  終わります。
11月28日第150回国会 参議院 国民福祉委員会 第6号
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○井上美代君 日本共産党の井上美代です。  私は、まず今回の健康保険法の改正が高齢者、とりわけ所得の低い高齢者に及ぼす影響について質問をしたいと思います。私はかなりたくさんの質問を持っておりまして、申しわけありませんけれども、できるだけ答弁は手短にお願いできればうれしいというふ...全文を見る
○井上美代君 国民に理解をしてもらえると思っているということで、今、上限を三千円、五千円置いたことなども言われましたけれども、その認識というものは国民の本当に困っている人のところからはとても距離のあるものだということを私は申し上げたいんです。  高齢者世帯の四割が年二百万円以下...全文を見る
○井上美代君 私は、きょうは低所得者の問題、そこへ集中して質問をしております。  次いで、政府が高齢者について全体としてどう見ているのかということで、政府の高齢者像について質問をいたします。  それが最も鮮明にあらわれている例として、ちょっと見ただけではわからないのですが、厚...全文を見る
○井上美代君 資産があるというふうに言われるんですけれども、私が今ここで問題にしているのは資産もない人です。資産もなくて生活も大変な人、それをきょうは問題にしているわけです。その人たちを放置してこの法律を改正していっていいかどうかということを私は聞いているわけなんです。  大臣...全文を見る
○井上美代君 低所得者の高齢者ほど公的年金に依存が高いというのが今の御答弁ではっきりしたと思います。  国民生活基礎調査でも、総所得に占める割合が一〇〇%という人たちが五八%いるということを今答弁いただきました。この割合というのは年々着実に高まっていくということが考えられます。...全文を見る
○井上美代君 この基礎年金の年金額を決める際の基準というのは、現在は高齢者夫婦となっていますけれども、従来はひとり暮らしの無職の高齢者を基準としておりました。この基準を変更したために基礎年金の伸びは抑えられ、事実上の給付カットとなってしまっているのであります。  皆さんのお手元...全文を見る
○井上美代君 ねらっているなどということは私は言っていないんです。結局、結果としてそのようなことになっているということを細かく申し上げているんです。  大臣が対策をとるということを今言われたんですけれども、私は具体的にどういう対策をするのかということをはっきり言ってほしいという...全文を見る
○井上美代君 何しろ三万五千円とか年金が本当に低い人がいるということ、ここに対策をきちんと据えてほしいということを私はお願いいたしまして、次に移っていきます。  次は医療法の改正部分に移りますけれども、夜勤実態についてお聞きをしたいというふうに思います。  九二年の看護婦確保...全文を見る
○井上美代君 八日以内は七三・〇六%だと思いますが、それでいいですね。  国立のところは今御答弁がありましたように六一・二三%と低いというナショナルセンターの数字もいただいていましたけれども、私は国立横浜病院の産婦人科の状況を聞きました。八日以内は十七人中二人。これはもうほんの...全文を見る
○井上美代君 私自身も現場の実態を見てきておりまして、現場の実態を改善していかなければいけないというふうに思っておりますので質問をさせていただいております。大臣が言うように、いろいろ総合的に考えながらやっておられるというのはわかっておりますけれども、看護婦さんの実態というのは大変...全文を見る
○井上美代君 療養病床と一般病床とに分かれたんですけれども、療養病床について知りたくて、先日、私は都内の療養型病床群の病棟を調査に行きました。  ここでは、三年前に八億円をかけて両側が居室になっている廊下を拡張して病棟を広げて療養型へと転換をしたところの病院だったんです。転換の...全文を見る
○井上美代君 私は、現場の声をやはり大臣や政務次官にぜひ聞いてほしいというふうに思います。  時間がありませんので、精神科特例の廃止の問題について質問をいたします。  今回の医療法改正案では精神科の特例については何の改善も盛り込まれておりません。昭和三十三年、一九五八年の事務...全文を見る
○井上美代君 私は厚生大臣にお願いをしているんですけれども、なかなか立ち上がっていただけないんです。あともう少ししか時間が、十七分までありますけれども、ぜひ立ち上がってほしい、そして大臣の御見解を聞かせていただきたいというふうに思います。  精神科と一般の格差をなくしていくとい...全文を見る
○井上美代君 これに対するやろうという情熱は私も大臣も同じだということを確認することができましたので、ぜひ積極的に頑張ってほしいというふうに思います。  精神科の診療報酬についてお聞きしたいんです。  入院基本料は、看護料、入院環境料、それから入院時の医学管理料が含まれている...全文を見る
○井上美代君 今回の医療法改正案は、結局このような精神医療についての格差をそのまま固定化させ、そして療養病床をつくるということで看護婦配置を後退させるものであるというふうに私は思っているんです。到底私は認めることができませんし、この委員会としても実態調査をしたり、参考人や専門家の...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
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○井上美代君 私は、日本共産党を代表し、健康保険法等の一部改正案及び医療法等の一部改正案について反対討論を行います。  健康保険法についての反対理由の第一は、高齢者の医療費の自己負担を定額制から一割の定率制に変更することで、総額一千四百六十億円、平均で今までの一・五倍の患者負担...全文を見る